古い殺人事件と水晶玉の謎

ちょっと古い話なんですが、アメリカのアトランタで起こった事件の話から。

       ↓

1958年、アメリカのアトランタで、Jane Coats(ジェーン・コーツ)という夫人が行方不明になった。
彼女の夫の話によると、2000ドルを引き出して、そのまま家出してしまったということだった。
(この当時の2000ドルだから、かなりの額になるはず・・。)

しかし、ジェーンの妹のストゥアーズは、家出という話がどうしても信じられなかった。

何行方不明の前日には、お互いに電話で話をしていて、ジェーンは、自分の子供たちに贈るクリスマスプレゼントについて、嬉しそうにして話していたからだ。

それが翌日に、突然、金を持って家出なんて、どうしても考えられなかった。

そして、夫は、妻が家出したのに、少しも動揺している様子がない。

もちろん、警察も、たかが行方不明者なんかを、熱心に捜してはくれない。

ストゥアーズは、姉の写真を持って新聞社へ行ったり、近隣の人々に訪ねて回った。
なんとか、姉を探したかったのだ。・・しかし、何の手がかりもつかめない。


ある日、そんなストゥアーズのもとに伯母がやってきた。

伯母は、超能力者である、Josephine Pittman(ジョゼフィン・ピットマン夫人)に頼んでみてたどうだろうか、というのだ。

ジョゼフィン・ピットマン夫人は、なくなった物や行方不明者を透視によって探すことが出来るという、有名な超能力者だった。

さっそくストゥアーズはピットマン夫人を尋ねることにした。

家の中から出てきたのは、髪をぼさぼさにした青白い顔の老夫人・・なんと、それがピットマン夫人だった。

ストゥアーズは、すぐに事の一部始終をピットマン夫人に話してみた。

一通り話を聞き終えるとピットマン夫人はじっと水晶玉を覗き込んだ。

彼女の透視は水晶玉を使うらしい。この中に求めるものが見えてくるのだそうだ。


しばらくしてピットマン夫人は口を開いた。

「お気の毒ですが、コーツ夫人はすでに亡くなっています。死因はヒモによる絞殺・・誰かに殺されたようです。
彼女の自宅からそう遠くない、浅い場所に埋められています。それは道路の脇で・・近くでは橋の建設工事を行っているのが見えます。」


その残酷なことばに、ストゥアーズは、驚きと落胆で打ちのめされた。

しかし、ピットマン夫人はそのまま話を続ける。

「ピンと耳が立った、鼻のとがった動物が彼女の居場所を教えてくれるでしょう。それから他に見えるものは・・・近くに水の溜まっている場所が見えます。ですが、それは湖や川ではありません。別の何かです。

それと木立が・・・木の繁った光景が見えます。そして、コーツ夫人は、パジャマ姿のままベッドカバーで包まれています。」


ストゥアーズはこれら全てを書き留め、この言葉を元にまた調査をやり直すことにした。

もちろん警察にもこのことを伝えた。しかし、警察は相手にもしてくれない。

「占い師のいうことなんかで、捜査を混乱させないで頂きたい。」

「そのような軽率な言葉は慎んでもらいたい。」と、逆に注意を受けてしまった。


だが、ピットマン夫人は、毅然と反論した。

「私は事実を言ったまでです。」

「では、あなたの言う通りだなら、死体はいつ見つかるのかね?」と警察が聞く。

「3月半ば頃でしょう。」と、はっきりと返事を返す。


そして年が明け、1959年3月17日のこと。

デ・カルブ郡の北の方で高速道路の工事が再開された。冬の間は工事が中断されていたのだ。

作業員の一人が休憩していると、2匹のネズミが橋の近くに現れた。

作業員は何気なくネズミを見ていたが、ネズミはしばらくちょろちょろして、すぐに逃げていった。

ふと、その作業員が、ネズミのいたところに目をやると、何か地面から突き出ている。

近寄ってみると、それは人間の手だった。

びっくりして作業員はすぐに周りの人に知らせ、掘り起こしてみた。

出てきたのは、やはり死体!

顔は腐乱して見分けがつかなないものの、死体はパジャマ姿で、チェックの柄のベッドカバーで覆われていた。
青いガウンの切れ端も発見された。

そして解剖の結果、ヒモで絞殺された女性であることが判明する。
さらに、死体の発見された場所からは、結婚指輪も出てきた。

浅い水たまり、木立・・全てピットマン夫人の言った通りだった。

この死体は、行方不明となっていたジェーン・コーツ夫人のものである可能性が極めて高い。

しかし、夫は全面否定した。

そこで、コーツ夫人の妹であるストゥアーズは、発見された結婚指輪はコーツ夫人のものであると断言した。

さらに、一緒に出てきた青いガウンは、ストゥアーズがコーツ夫人にプレゼントしたものだったのだ。

全面否定をしていた夫には、愛人がいることも発覚し、この時点で全てを自供し、彼は、終身刑を受けることとなった。



この時代だから、まだ、FBIにいるような、サイキック捜査官なんていなかっただろうし、超能力で事件を解決できる・・なーんてことは、ほとんどの人が信じてなかったことでしょう。



さて、私が、ここで、面白いな!と思ったのは、水晶球。

そして水晶球といえば、昔からジプシー占いですね~。


ジプシー、とくに、ヨーロッパにいるジプシーは、European Romaniといわれ、俗に、ロマと呼ばれてたようなんだけど、どうやら、1500年前のインド北西部に、その起源があるらしい。

そこから、彼らの放浪生活がはじまり、欧米では、長年に渡って嫌われ者の一族だったわけだけど、彼らは、独自の文化を持っていた。

フラメンコのようなジプシーダンス、水晶占い、タロット占い、音楽・・・など、独自のものを受け継いできている。

gypsy.jpg

ジプシーの水晶占いってのは、こーんなカンジだろうか?

昔から、物語やマンガや映画や、色々なシーンでお目にかかってきたような気がしますね~。



そのせいか私は、水晶球ってのは、占い師さんの単なるグッズで、それも、占い師さんのイメージ作りの道具・・ってくらいにしか思ってなかったんですよね、昔は。。。


ところが、たしかに、水晶球には、写るそうですよ。


それも、本物の水晶じゃない、ただのガラス球でも、見える!って話です


超能力なんて持ってない、フツーの人でも、心を落ち着けて、じっと目を凝らしていると見えてくるものがあるんだそうです。

私は、試してないんですけどね・・・なんか、躊躇してしまうつーっか



では、なぜ、見えるものがあるのか?

これを深層心理学的に説明すると、その人自身の潜在意識が投影されている、または、他人の潜在意識を読むことができる。と、いうことになる。


ここで、ふと「ユングの元型」というのを思い出すんだけど・・・

多くの民族に共通して「グレートマザー(偉大なる母)」の像であったり、「老賢者」の像というものが在るという。

世界各地の神話には似たようなものがあり、なぜ、そういった神話が似ているのかという話は、昔から議論されていたことであり、

●元々が一つ、一元の文化から枝分れして世界各地に伝播したという説。

●一元で伝播したのではなく、民族の歴史、ヒトの歴史は古今東西に限らず、何処も似たり寄ったりになるので、自ずと似た神話が生まれたのであるという説。


多くは、この二つに分かれて、議論されてきたらしい。


これを、調べ歩いた有名なユダヤ系の神話学者が、クロード・レヴィ=ストロースという人で、

ユングの元型をヒントにして、神話や古伝を考察し世界中を歩き回ったそうです。

アメリカ先住民や、日本にまで来て、神話を調べ歩いたとか。

「その構造が似ているか否か?」という構造主義を打ち出したんだそうです。

とくに、高千穂の天孫降臨神話には感激し、高千穂という地にも魅せられてしまったんだそうです。

uzume_unkai169_1280.jpg

たしかに、高千穂という場所・・・なんとも美しい!
(行った事ないんですが・・。)



ところで、クロード・レヴィ=ストロースの、元型を基にして神話解釈を展開したものを、さらに構造主義的な解釈をしていくと、神武天皇も実在した可能性が出てきてしまうんですよね。

あ、もちろん、意図的に作り上げられてしまった皇室系図なんてものとは、まったく別物の話ですけどね。


もちろん、ユングの元型という考え方は、当然ながら、科学的証明なんかは、とうていできない領域。

なのに、今では、定説として定着している理論のようです。



えーーと、そこで・・話をもとに戻しますね、水晶球!

水晶球を覗くと見えるもの。


ひょとしたら、それは、鏡をみつめて見えるものにも共通するのかもしれないですね。

日本の古代史では、鏡は、見えないものを見せてしまう道具でもあったわけです。


しかしまた一方で、現代の脳科学でいえば、脳が何かしらの像を水晶や鏡に見つけてしまう現象であって、簡単に説明がつくものなのかもしれません。


いやいや、やっぱり・・潜在意識から考えると、そこに見えるものは、自分の潜在意識ではない、他人の潜在意識を見ているのかもしれない。

しかも、ちょっと優れたサイキック能力のある人なら、もっと鮮明に意識の断片を拾えるのかもしれない。

そうすると、この、ジョゼフィン・ピットマン夫人が、なぜ見ることが出来たのか?って説明がつきそうな気もしてきます。

もちろん、自分の潜在意識を追い出し、純粋に見たいものを見ようとするのには、なんらかの技術が必要なのかもしれませんが・・。


そして、さらに・・それが、ガラス球でなく本物の水晶を使ったとしたら、もっと違うような気もしてくるんですよね。



パワーストーンと呼ばれる天然石は、たしかに、それぞれのパワーを秘めてるものだと思いますが・・・、私が、どうしても、いまだに理解できない石が水晶

一番、身近なパワーストーンでありながら、一番未知なるものって気がします。


ただ、水晶についてわかってることは・・他の石が持っているパワーを無に帰してしまうパワーを持ってるってことくらいかな?

だからこそ、浄化に使ったりするんでしょうけど・・。

まさに、って、言葉がぴったり。


それでいて、クリスタルスカルのように、地球の歴史が記憶されてるとかって話もあるし・・・そこらへんの真偽は、私にはわかりませんが。


とにかく、水晶を握ると、ひんやり冷たい感触があります。

石によっては、握ると熱く感じるものも多いのに、水晶は冷たい・・また、それは、他の天然石とも違う冷たさなんです。


さて、そんな冷ややかな、透明な水晶球をじっと覗いてみると・・・いったい何か見えるんだろうか?

コメントの投稿

非公開コメント

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"