リクルートスーツで見る世相

日本では、大学を卒業して就職のために面接に行くときには、リクルートスーツというのを着なきゃいけないんだってね?

・・・・と現地のアメリカ人に聞かれた。

「うん、そーだよ。みんなだいたい同じようなデザインの、紺か黒かグレーのスーツだよ。」

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「わっ!これじゃ、みんな同じに見えちゃうね!なんで、個性を主張しなきゃならない面接なのに、みんな同じような服を着て、同じような髪型をするの?」

うーーん、たしかに。。。

面接は、能力や個性をアピールする場だもんね。なのに、みんなが同じ形にするってのは・・たしかに矛盾だなあ。

「たぶん、日本の企業に求められるものは、まず協調性なんだよ。協調性の中で個性をアピールするってことかな?」

「企業の中で協調性が必要なのは、アメリカだって同じだよ。だけど、協調性と全員が同じ服を着るってのは、まったく別物だよ。協調性は服とは関係ないと思うよ。それは、ただのセンスが無さと没個性の表れじゃないか?」


おっしゃるとおり

リクルートスーツの宣伝を見ても、「派手さを避けて目立たないスーツ」つまり、没個性的というのがテーマのようだ。

つまり、就職を志すときから、人々は、没個性の道へ仲間入りするということらしい。
没個性のまま働くということは、ロボットになるような気がするのだが・・。

もっとも、アメリカだって、日本のようなリクルートスーツはないけど・・・業界においては、やはり地味目なスーツ着用が常識とされてるところもある。

たとえば、弁護士さんとか・・。

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この映画は、Legally Blondeというタイトルで、それなりにヒットした法廷もの。

日本では、キューティーブロンドというタイトルになってたと思う。
この業界では、ほとんどが黒のスーツ。

そこに、鮮やかなピンクの服のかわいい系の弁護士さんが法廷で鮮やかに、戦い勝訴するってドラマ。

彼女の小物すべてが、かわいいピンクで統一されていて、リポート用紙もボールペンまでかわいいピンクだったのが印象的だった

そういった型破りで、正義を貫く弁護士さんというのが、この映画の見どころでもあったと思う。


・・・・・・・・・・・・・・・



そういえば、半沢直樹ってドラマ、すごい視聴率だったんですってね。

私は、ぜんぜん知らなかったんだけど、日本人の近所のおばさんが、

「私、あのドラマが見たいばっかりに、わざわざテレビジャパンに加入して見てたんよ。」

なーんて、言うもんだから、私も先日、ダウンロードして全部をいっきに見ました。


うん、確かに面白い!つーか、銀行やその業界の内部がよくわかる。

私の父は、ある大手の証券マンだったんで、よく銀行や証券会社の業界話をしてたことを思い出したっけ。

なので、私としては・・あーー、やっぱりね~!というカンジだったんだけど・・・

見どころは、大銀行の組織の中で、利益のみを追求し、黒も白と言わざるを得ないような理不尽な世界の中で、半沢直樹だけが堂々と立ち向かうってところでしょうね。

こうゆうドラマが、それほどまで視聴率があるってことは、きっと、半沢直樹に共感する人々が多いからなんでしょう。



また、4-5年前だったと思うけど、Changeってドラマがあったのご存知ですか?

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木村拓哉が内閣総理大臣の役を演じるんだけど、それもまた、ドロドロとした政界を舞台に、胸がすくようなことをやってくれちゃうわけですよ~。

そんな総理大臣がいてくれたら・・って思うようなドラマでしたね~。

・・・・・・・・・・・・・

たぶん、アメリカでも日本でも、どこの国でも、大きな権力に巻かれなきゃ生きていけないってのは、同じなんだと思うんですよ。

最初は、政治家だって、銀行マンだって、大きな夢を持ち、なんとか世の中の役に立ちたい!なーんて、キラキラとした目をして、就職した人だって多いんじゃないかなあ。

ところが、そこで、何年かたつうちに、


あらら、このままじゃ潰される。。。キレイごとだけじゃ生きていけないんだ!って気がつき、自分もいつしか、汚いオヤジ化していく。(笑)


勝ち組と呼ばれるようになればなるほど、いつのまにかドロドロとしたものを身につけるような大人になっていくんじゃないでしょーかね。

むしろ、左遷させられて、第一線から外されちゃった人の方がよっぽどまっとうな生き方ができるのかもしれませんよ。

・・・・・・・・

いずれにしても、就職する前からリクルートスーツに身を包み、企業受けを狙うつーのは、すでに、ドロドロ世界に取り込まれていく第一歩みたいな気がしちゃうんですよね~。


ちなみに、リクルートスーツってのは、1970年代後半からの傾向なんだそうです。
学生運動が吹き荒れていた時代の、その後ってことだそうです。

それ以前は就職の面接も、学生服で行くのが普通だったとか。


ちなみに、私は、日本にいた当時から、リクルートスーツを着て面接に行った経験がないんで、よくわかりません。



あ、そういえば、つい最近、私も就活して面接に行ったばっかりだったなあ。

そこは、ロサンゼルスの日系企業だったんだけど・・他の面接に来ているらしい日本人を見ると、やっぱり、リクルートスーツのような服を着てたなあ。

そこの会社は、すべて日本人だけの会社だったんで・・きっと、中途採用の面接でも、正統派リクルートスーツを着なきゃいけなかったんですかね~??

なんか私、浮いてたような。。。

ちなみに私の服装は、ワインレッドのコットンジャケット、中にバイオレットのタンクトップに黒のプリーツスカート、黒の網タイツにワインレッドのパンプス、バッグはやはりワイン系のブリーフケース型・・・アクセサリーはシルバーのイヤリングに大玉の天然石のブレスで勝負!って格好だったな。。。

うーーん・・・たしかに、目立ってたかも。

自分なりには、キャリアウーマンぽくきまったぜい!きょうは、完璧と思ったんだけどなあ。


結果は不採用!!(←当然だろう!)


そっか~、今までも書類選考では通るのに、なぜか面接で落ちる。しかも、バリバリの日系企業では、100パーセント撃沈。

そっか~!原因は、ひょっとして服装もあるかな?(←今頃、気がつくってどーなんよ!!)


いやあ、リクルートスーツの話題をふられたおかげで、今、はじめて気がついたかも。


そっか~、じゃあ、これからはリクルートスーツを!・・・・とは、やっぱり思わないな。

私は、私だから。

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