戦国時代に思いを馳せる

先日、外出先で、ある友人にばったり出会った。彼女は、長身の超美形の青年を連れていた。。。


「あ、これ、うちの息子のカゲトラね。よろしく」

と、紹介された。

「カゲトラ? ひょっとして上杉謙信からとったの?」
上杉謙信は、もとの名前は長尾景虎だったはず。

「うん、そうらしいね。」・・と、ママと息子の二人が声をそろえて答える。

すごい名前だなあ。。。

彼女は、フィリッピン人とスペイン人のハーフで、ご主人は日本人だったらしい。(だった・・というのは、遠い昔に離婚してるそうだ。)

元日本人の元ダンナさんは、新潟出身だったかで、カゲトラくんも、そこで誕生したとかで・・・なーるほどねえ。


ところで、その美形のKagetoraくんは、かなりのアニメ&ゲームおたくのようで・・・つい、戦国バサラの話と人気アニメの話などをしてしまった。。。

・・・・・・・・・・・

そんなことで、きょうは、いきなり戦国武将について、ふと、思いを馳せる日となった。

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有名な戦国武将ってのは、たしかに、大物だったことだろう。

じゃあ、「戦国武将・大物」の条件とは?
Kagetoraくんは、こんな事を言っていた。

●戦上手で強いこと。
●優秀な家来を持っていて、家来に尊敬される存在であること
●領地が潤うように、しっかり収めている事。


上杉さん、武田さん、織田さん、豊臣さん、徳川さん・・有名どころの人たちは、みんな、この3つを確かに持ってる。

本人が強いだけじゃなく、知略に長けていて兵法に通じていて、しかもマニュアルどうりの兵法だけじゃなく、臨機応変、相手の裏をかく奇抜なこともやっちゃう。時に常識はずれ(笑)なこともする。・・・もちろん、これは、優秀なブレーンである部下、軍師によるところも大きいのかもしれないが。

ということは・・・それほどまでに超優秀な部下が、「おやかた様のためなら、命をかけまする!」と心底思ってなきゃできないことでもある。

優秀な部下ほど、ぞんざいに扱われたり、疑念をもたれたり、信用されなくなった時点で・・・さっさと寝返るか、他のもっと優秀なおやかた様のところに行っちゃうのが、戦国時代。

そんな優秀な人材に尊敬されるってことは、ある種のカリスマ性も秘めていたことだろう。


また、家来に限らず、領民からも尊敬されなきゃならない。
高い税金を搾り取ってばかりで、無能な領主だと・・一揆をおこされる時代でもある。

食えなくなり、追い詰められた農民パワーってのは、決して侮れないからねーー。

意外に、外敵よりも、内から崩れるってこともよくあるパターン。

そんなわけで、優秀な領主は、治水、灌漑工事、農地整備やら、商売をする上での独占禁止法やら、ありとあらゆることをやって、領民の生活も潤うように配慮してる。

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実際に、戦(いくさ)をはじめるとき、どんなふうにはじめたんだろうか?

(現代語、タメ口で書きますが・・・↓)


「上杉んとこと、川中島の戦い、やろうと思ってるんだけどさあ、ちょっと見積もりだしてよ。」

「えーとですねえ、現在のとこ、ウチの使えるお金は50万石を下回ってるわけで、兵3万を動かすとですね~、それが1ヶ月間に○○石の消費、せめて、2ヶ月以内で決着をつけてもらえないとね~。」

まず、優秀なアカウンティング?(勘定方(かんじょうがた)?経理部長?に相談からはじまったはず。

「そりゃ、お金足りないかも・・。じゃ、一時的に領民から税金アップするってのは?」

「それは絶対ムリ!今年は洪水もあって飢饉なんですからね!おまけに、治水工事のお金も削れませんからね!一揆になっちゃいますよ!」・・・と工事部長。

「じゃ、北条さんとこから、兵を借りるしかないか?」

「それには、交換条件によっぽどいい条件出さないとだし~、それに、うちの忍びの報告では、最近は織田さんとこや上杉さんとも仲良くしはじめてる様子だし、むしろ、やばいんじゃないの!」・・・・と外交担当。

「そっか~。もう一度、忍びに確認とって・・あとは、戦略でなんとかするっきゃないかもな。よし、資金○○石、1ヶ月で決着をつけるには、どう攻める?」


なーんて、軍議をしたんじゃないでしょうかね。
それも、それぞれの担当者(家来)が、みな優秀で、がんがん意見を出し、それをまとめて最終決断を下すのが、おやかた様。

優秀な家来を、適材適所に採用するのも、おやかた様の力量というわけだ。

・・・・・・・・・・

武田信玄さんは、「甲陽軍鑑」 「甲州法度之次第」(こうしゅうはっとしだい)という書物を残している。
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この中には、人の使い方、大将の条件なども、詳しく書いてあるのが興味深い。

●だれからも好かれる人は、一番信用できない。部下としても使えない。
99パーセントの人が、いい人ね~って褒める人は、ダメな人なんだそうだ。
せいぜい、50パーセントに好きって言われて、あとの半分から嫌われるタイプが良しとされる。

つまり、超個性的なタイプってことね!!

なぜなら、誰からも好かれる人は人の顔色を見る傾向あり、または、自分自身を持ってないタイプなんだそうだ。
だから、コロコロ変わったり、信用できないし、また、能力も無いってことらしい。

●人を使うのではなく、その能力を使え
自分の好きなタイプばかりを集めて、似たようなタイプの家来ばっかり持とうとするのは、領主失格なのだそうだ。
つまり、個性的なタイプで、ある分野に能力がある人で、それが、たとえ自分の苦手な人であっても適材適所に採用するってことらしい。

ふーーむ。

まだまだ、読んでみると、実に色々のことが書かれてあって、十分現代にも通用することばかり。


・・・・・・・・・・・・・

有名どころの、戦国武将は、本人たちもまた、強烈な個性の持ち主だったようだ。

そして、集まってる家来たちも個性派ぞろい!

それに、出自、身分なんかを気にせず、どんどん優秀な個性派を採用して重要なポジションにつけるってのは、どの有名武将にも共通してるみたい。

たとえば、

武田さんとこの、山本勘助(やまもとかんすけ)さんは、地元外の人で、しかも今川さんとこの人だったし、高坂弾正(こうさかだんじょう)さんは、豪農出身で武士じゃなかったはず。なのに、幹部だもんね~。

織田さんなんかは、もっとすごい!農民出身の秀吉さんどころか、外国人、しかも黒人の弥助(やすけ)を家来にしちゃって、しかも、ゆくゆくは、城主に取り立てるつもりだったらしい。(本能寺の変で一緒に死んじゃったけどね~)
出自どころか、人種も気にしない。むしろ、古臭い格式に縛られるのが嫌いだったフシがある。
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豊臣さんは、なかでも一番、優秀な家来を集める天才だったかも~。
軍師の竹中半兵衛(たけなかはんべえ)黒田官兵衛(くろだかんべえ)さんなんか有名だし・・。
こんな大物をいったいどうして・・と思ったけど、「三顧の礼」をとって、軍師になって頂いたそうだよ。
威張ってるだけじゃ、優秀な人材は確保できないってことね~。
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さらに、幼い頃から育てた優秀な子供を家臣にとりたててる。
石田光成(いしだみつなり)さんは、その代表格だよね。

秀吉さんは、農民出だし、名家の家柄じゃないから古くからの家臣がいない・・ってハンディがあったけど、その分、奥方のねねさんが、超切れ者だったからね~。
時勢を見る目や、管理能力は、ずば抜けてたし・・奥方から、すでに優秀なブレーンだったからなあ。

あ、それと・・上杉さんとこは、直江 兼続(なおえ かねつぐ)って有名な家老がいたね。
しかも、上杉謙信さんは、戦国武将にしては、完全にスピリチュアルにいっちゃってた人。
領地を奪って大きくする気も、天下人の野望もない。
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ただ、義のためにのみ戦った人。
でも・・領地が増えなきゃ、命がけで戦った家来たちの恩賞は、どうしてたんだろうか?
よくもまあ、部下から不平不満が持ち上がらなかったもんだ・・と、思うけど。

やっぱ、それを上回るカリスマ性の人だったんだろうね。
なんてたって、毘沙門天の化身とか軍神と言われてた人だから、真っ先に戦場を駆け抜ける姿は、きっと神々しいまでに強く美しく、家来を魅了するものがあったのかも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように、それぞれ、素晴らしい方々が脇を固めていて、
それで、有名な戦国武将になったんだろうけど、もちろん、彼らは、聖人君主ってわけじゃない。
「ばっかじゃないの~」という事もかなりやってる。

素晴らしい才能、カリスマ性にあふれているけど、同時に愚かさや弱さの欠点も持ってるし、
やっぱり人間なんだなあ・・と思う部分もある。

それでも、少なくとも、ありのままに、生きてたんじゃないかな。

もし、彼らが、現代社会に生まれ変わったら、せっかくの能力も埋もれたままだっただろう。
こんな優秀な人材も集まらなかっただろう。 

いや、優秀な人材ですら、埋もれたままだろうなあ・・。


ひょとしたら、能力を秘めた彼らは、現代では、うつ病患者になってたかも。
うつ病患者には、多くの秘めた能力や才能を持った人が多く、現代社会に適応できない人が多いって話だ。

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現代と、常に生死が身近にあったような戦国時代を比較しても、しかたないけどね~。

でもね、ほとんどの人が、「みんなに好かれるいい人」になろうとする現代社会よりも、彼らは、もっと自然に、生き生きと駆け抜けていったんじゃないかな~。

今よりは、うーーと短い寿命だったはずなのに。(人生50年といわれた時代)

半分の人に嫌われても、残り半分の人には支持され、彼らとともに、いつしか大きく世間を動かしていく力となっていく。

不可能を可能に変えてしまう力。
非常識を明日の常識に変えてしまう力。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、人から、こんな質問されたこと、ありませんか?

私も、昔から、よ~く質問されました。。。

「あなたの理想の男性像(女性像)を教えて? どういうタイプが好き?」

いやなんだよな~。こうゆう・・くだらない質問。。。

そのたびに、答えるのだが・・・・。

「不可能なことを可能に変えちゃうような常識はずれの人!」

「???ヘンな人が好きなんだね~」

はい! 現代じゃ、ヘンな人でしかありません!

しかし、いまだ、現れない!

現代社会じゃ、無理なのかなあ

タイムスリップすれば、会えるんだろうか?

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

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