現代とフリードリヒ2世の時代考察

シリアへの軍事行動を断念しきれず、また、軍事行動に踏み出そうとしていたオバマさん・・・のニュース記事をみながら、

あーーーあ~

アメリカって、ベトナム戦争から湾岸戦争、イラク、アフガン戦争などの軍事介入をずっと続けてきたわけだし・・。

おまけに、2003年イラク攻撃なんかは、「大量破壊兵器所有が確認された」って大義名分??で、軍事行動開始の理由にしちゃったわけだけど・・その証拠となった、通信傍受の記録や衛星写真情報が全て偽物だったわけでしょ!

そーんなこと、今は、みーんな知ってるのにね~。

まだ、懲りないんかよ!!

それとも・・そこまで、追い詰められてるんかよ!アメリカ~!


・・・・・・・・・・・・

なーんて、思ってたとき、友達から、「フリードリヒ2世って知ってる?」ってメールをもらった。

ああ、たしか、プロイセン王っていたよなあ?
あ、そうそう・・フリードリヒ大王~・・・なーんて、世界史の乏しい知識で思い出そうとしたとたん・・大きな勘違いをしてしまった私。

ぜーんぜん違う人でした。。。

このフリードリヒ2世は、神聖ローマ帝国の皇帝
時代はもっと昔々の12世紀、獅子王リチャードともかぶる、バリバリの十字軍に沸いてた頃の話だったのだ。。。

Kingdom_of_Sicily_1154_jp.png



何をした人かというと、敵方のイスラムと一適の血を流さずに、平和条約を結んじゃった人

で、その結果、ローマ教皇方からにらまれて、破門されちゃった皇帝
死んで何世紀もたった今でも、破門のまま・・・なんですって~!


まったく~、だから、バチカンは嫌いだっつーの!
(以前にも、こんな内容の話を書いてますが↓昔っから、権威をかさにきて、相変わらずドロドロの世界ってカンジですねえ)
バチカンのローマ法王のお話

Picture-122.png

この当時の時代背景を考えると、そりゃもう、ローマ法王が世界を牛耳ってるともいえる時代、
恐怖の魔女裁判やら、異端審問やらで、彼らに睨まれたら最後、完全抹殺されてしまった恐怖政治の時代でした。。。

純粋な科学者だろうが、国王だろうが・・ローマ法王が、「そりゃダメー!」「太陽が地球の周りをまわっとるんじゃ!」と言われれば、はい!おっしゃるとおり!と言わないかぎり、火あぶりにされちゃった怖~い時代。

その時代に、ローマカトリック教会を破門されるということは、ものすごーーい事だったはず。

しかも、西欧諸国に生まれたものにとっては、自分のアイデンティティーまで喪失してしまうような大変な出来事だったはず。

なのに・・なんで~??

なんで、イスラムと平和条約を結ぶなんて・・こんな思い切ったことしちゃったの??


詳しくは、こんな動画サイトを送ってもらったんで、こちらでも見てください↓

「NHK スペシャル 文明の道/エルサレム」
http://v.youku.com/v_show/id_XNDA4NzI4MzQ0.html


・・・・・・・・・・・・・・・・

ざっと、この内容をかいつまんでいうと、ようするに、フリードリヒ2世さんは、もともとはシチリア出身のシチリア王だった人。

当時のシチリアという国は、非常に国際色豊かだったようで、ノルマン人王朝(オートヴィル朝)イスラム文化、ビザンティン文化、ラテン文化が融合していて、独特の文化を生み出していた土地柄だったらしい。

当然、フリードリヒさんも、その中で成長し、バレルモの市民階級の人々とも親しくしていたこともあったようで、ラテン語・ギリシア語・アラビア語などの6つの言語を習得してたんだそうだ。

すごい!

FedreicoII.jpg


・・つまり、バリバリの国際人、完全無欠のコスモポリタンの感性を持って成長したんだろうね。

王宮でも、アラビア人たちを重く用いてたようだし・・人種差別やら偏見ってものがほとんどなかった環境だったらしいのだ。

こんな時代にも、そういった環境もあったんだね~。


フリードリヒさんは、また、自然科学が大好きだったようで、
物事に対して「あるがままに見よ」という言葉も残している。

(真の科学者には、人種差別やら戦争をはじめたがる人なんていないからね~。
似非科学者はいっぱいいるけど・・。)


まあ、そんな人だったようだから、おそらく、十字軍なんかのために、遠征してイスラムの人々を皆殺しにするなんて・・やりたくなかったんだろうよ~。(←私の想像に過ぎませんが。。。)

・・・・・・・・・・・・・・

十字軍ってのは、ご存知のとおり、200年にもわたる、おぞましい歴史の一部のことね。
聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍・・ってことになってるけど、老若男女を片っ端から殺しまくって、略奪、レイプ・・何でもありだったみたい。

戦争をはじめるときの大義名分ってのは、大昔から変わらないんだよね~。。。

十字軍については、ここに詳しく書いてあるのを発見↓
http://hexagon.inri.client.jp/floorA6F_ha/a6fha100.html


おまけに、一般庶民を十字軍に借り出すのに、「聖なる戦いに参加することで、すべての罪を許される。天国に行ける」みたいなプロパガンダを出して庶民を煽ったようだ。

愚かな庶民は、すっかりそれを信じて十字軍に参加し、神の名の元に残虐に殺しまくったってわけだ・・・。

なんだか、ここらへんも、近代、現代も似たようなもんだなあ・・と思ってしまうのは、私だけか???


(無知な庶民を、新聞やらマスコミを利用して丸め込んで、第一次大戦、第二次大戦に持ち込んだアメリカ、リメンバー○○ってスローガンが好きな国
以前に自分でこんなの書いてたのを思い出しました↓
http://silvermoon2010.blog27.fc2.com/blog-entry-77.html

とにかく、現代とも、ちーーとも変わってないような、嫌な状況です!

そこに、不幸にもフリードリヒさんは、巻き込まれていくんですね~。

シチリア王として終わってれば、まだ、平和で幸せだったかもしれないのに・・ローマ皇帝にまで押し上げられちゃうフリードリヒさん。

まるで、地方支店の支店長でいたかったのに、本社に戻されて社長に就任させられちゃうようなもんでしょーか?


そうすると、待ってましたとばかりに、ローマ教皇方から、十字軍を指揮して討伐に行け!の命令が下る。

そんなアホなことできっか! ぜったい、イヤだもんね~!!・・と言えない管理職の悲しさ。。。みたいなもん?

そりゃ、彼も悩んだことでしょう。


そんな中で彼は、敵方である、アイユーブ朝の第5代スルタン(相手方の王様のこと)に親書を送ってみる・・なーんてことをしちゃうんですね~

その王様が、アル・カーミルという人。
この人、優れた猛将であり、しかも知略にも長けた大人物でもあったらしい。

手紙の内容は、流暢なアラビア語の直筆で、政治的なことには触れずに、自然科学の話ばかりだったそうだ。

はじめは、びっくりしただろうアル・カーミルさんも・・だんだん親交を深めていき、アル・カーミルさんは、彼に天体望遠鏡まで贈ったそうですよ。

当時、最先端の科学技術として「レンズ」が脚光を浴びてたという時代を考えると、これって大変なプレゼントのはず。

そして・・最終的には、二人とも戦争を好まず、平和条約を結ぶことになる。

この条約の内容を調べてみると、これがまた、「休戦しましょーね!」なーんて、決して単純なものじゃなく、お互いの利害についても実によく考えられた、かなり素晴らしい内容になってるのだ!


お二人とも、政治家としても、かなり優秀だったみたいですね~。

・・・・・・・・・・・・

ところが、この時代!

こんな平和条約なんて結ぶなんて、とーんでもないこと!



アル・カーミルさんもフリードリヒさんも、国民からは、逆賊者扱いされることになる!

異教徒であり、残虐の限りを尽くしてきた人間と手を結ぶなんつーことは、絶対に理解される行為じゃないんだよね・・・。


でも、二人とも、これをやっちゃうところがすごい!としか言いようが無い~

今後の人生が、周囲の理解を得られず、ものすごーく苦難な道のりになろうとも、命の危険にさらされようとも・・。

今の時代だって、そりゃ、なかなか出来るもんじゃありませんよ~。


まさに、勇気あるもの!
悪く言えば、無謀なものたち!


でも・・私として、やっぱ、好きですね!
こうゆう人たち。

スピリチュアルな生き方そのものじゃないですか~

そして、なんか、こんな時代ですら、こんな人たちがいたことに、ほっとする~。


Wikiによると、こんなことが書かれてました↓

19世紀、フリードリヒ2世の遺体が学術調査を受けたとき、棺の中の彼はイスラム風の衣装を身にまとい、シャツの袖にはアラビア語で「友よ、寛大なる者よ、誠実なる者よ、知恵に富める者よ、勝利者よ」というカーミルに向けられたと思われる言葉が刺繍されていたことが記録に残っている。




友情、いや、類魂?

人って、どんなに遠く離れていても、心通じる仲間、真の理解者がいるとなれば、まっすぐに進んで行けるのかもしれない。

ふと、そんな事を思ってみた。。。

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日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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