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天災や異常なことに慣れてしまう

ここ数日、ずっとどんよりした曇りの日が続き、朝晩は少し寒いのでずっと長袖を着てます。

そういえば今年の夏も、暑かったと感じる日は、ほんの2-3日しかありませんでした。

もっとも私の住む地域(南ロサンゼルス)では、「猛暑」というのは、まず、ないですね。

それなりに暑い日でも夕方になれば、涼しい風が入るのでエアコンのお世話になることもない。 つーか、持ってないし~。

ここらへんの家では、エアコンを入れてる家の方が少ないです。


先々週だったか、じっとしていても汗ばんできょうは猛暑だ~!という日があったのですが、気温は30度にもなってませんでした・・・。

それでも、うだるような暑さになれていない我々は、すっごい暑さだったよね~。 死ぬかと思った~などと言い合ってました。

日本の皆さんからすれば、け!と鼻で笑われちゃうようなことなんでしょうね~(笑)


日本に住む母に話すと、「あら、30度いかなければ、とても涼しい日よ。 こちらは毎日35度なんて当たり前なのよ! エアコンをつけない日なんてないわよ。」と言ってました。

そうか~。 そんなにも違うのか~。


こちらの夏は、郊外の海沿いか山沿いのカフェで、自然の風に当たりながら、ブランチするのも楽しいものです。
エアコンはもちろん不要。

Untitled_HDR29.jpg

たぶん、10月になれば紅葉もみられることだろうし。
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https://www.theinfatuation.com/los-angeles/guides/best-restaurants-with-views-la


ところが、こんな悠長なことは言ってられなくなりました。

問題は山火事!

毎年夏になると山火事が起きるので、もう慣れっこになってしまってるんですが・・それでも、今年の山火事はなかなか大きかったそうで、私の地域にも灰が降ってきました。

朝、車に乗ろうとしたら、車に白いものがチラチラと一面についている!
あ! 山火事が起こっている地域から風に乗って飛んできた灰だ!とすぐに気づきましたが・・・。

こんな遠くにも灰は飛んでくるんだなあ・・・とびっくりです。

これじゃあ、イエローストーンが噴火なんてことになったら・・とんでもないことになるんだろうなあ・・なんてヘンな想像までしちゃい、ました。


おまけにその日の太陽がすっごくヘンな色なんですよ。

まさに、こんな色でした。
   ↓
Pine-Gulch-Fire-.jpg
https://denver.cbslocal.com/2020/08/12/pine-gulch-fire-air-quality-grand-junction-evacuations/

1日中、どんより覆われた曇り空の中に怪しくピンク・オレンジのような太陽。

思わず、じーーと直視しちゃいました。・・・その日の太陽は、直視できる程度の輝きしかなく、まるで太陽というより怪しい月のようでした。

この現象は、シダーウッド(松の一種)が燃えて大量の煙がロッキー山脈に沈んだとき、こういった太陽を作り出してしまったのだそうです。

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たぶん、このどんよりとした曇りの日も、山火事が原因で起こった気象現象なんでしょうね~。



さて、今回の山火事の原因は、このように言われてます。

まずは、主に72時間で11,000回もの雷が発したことにある。

雷ならば、次に雨が降りそうなものだけど・・雷の後、必ずしも雨が降るわけではない。

たとえ、降雨があったとしても、あまりに高い位置から雨粒が降ってくる場合は、高温低湿の環境では、地面に到達する前に蒸発してしまって・・雨が降らないことになる。

つまり、こうして生じた雷の火花を消せるだけの雨が降らなかったことが原因。
https://wired.jp/2020/09/02/california-wildfires-can-create-terrifying-weather/




本来、カリフォルニアの山火事は、昔からあった風物詩のようなものでもあり、それほど驚くようなことではないのですが・・ここまで年々大規模な火災に発展してしまうということは、ちょっと異常過ぎるのです。


山火事は一概に悪いわけではなく、むしろ、こちらの生態系にとっては良いものでもあったそうです。


カリフォルニアの生態系の多くは、そもそも火災によく適応しているそうで、在来種の植物や樹木の中には、火災によって新たな成長が促されるものもあるようです。

たとえば、チャパラル(低木のもの)と呼ばれるもの

こうゆうヤツ
 ↓
Arizona-interior-chaparral-after-survivable-space-treatment-showing-small-groupings-of.png

これの燃焼サイクルは30年から100年と言われてます。

つまり、30年から100年の間に火災によって燃えることによって、木々の成長に役立っているってことのようです。



また、ボンデローサマツはたったの数年ごとのサイクルだそうです。
   ↓
ponderosa__.jpg

こんなでっかい、松ぼっくりを作るヤツですね~。
   ↓
ponderosa pine2

カリフォルニアの山の植物は、ちゃんと火災ですら考慮にいれて、自然のシステムの中で生きてるというわけです。



ところが、これほど異常なまでに山火事が発生してしまえば、成長どころか絶滅になっちゃいます。

もちろん、動植物だけでなく人家にも火は及び大変な被害を出しているのため、消防士たちは懸命に消火活動を行っているのですが・・

はっきり言って、お手上げ状態のようです。


広大な山火事には、風向きを読んで消火剤を撒くわけですが、その方向がまったく読めない、コントロール不能になってしまってるようです。

「炎は風向の変化に応じてめちゃくちゃな方向に動きまわるし、奇妙な動きをしている。」 と消防隊員たちが報告していました。


さらに、いったん山火事が起きると・・どうなるか?

火事の周りには気圧の低い地帯が生じる。この空白を埋めるために周りから空気が吹き込んでくると、さらに火災による風が生まれる。・・・(もう、この時点で、風向きは複雑化してしまい、予測不能)

さらに、山火事によって煙が広がると上昇気流が強くなり、粒子が大気中の高い所に運ばれていく。
そうやって上昇した粒子は凝縮核の役割を果たし、水の分子を吸い寄せて厚い雲をつくる。 → これが積乱雲を作り出してしまう。

ところが火事で作られた積乱雲には、十分な厚さがあるため、雷が起きやすくなる。
これを、「火災積乱雲」と呼ぶそうです。




火災積乱雲が、雨を伴わない雷を起こすことで、ますます、悪い相乗効果となり、ここまでひどい山火事が起こってしまってる・・と学者さんたちが言っていました。


ひと昔前の山火事は、ここまでの大規模なものではなかったし、それによって、むしろ植物の成長を促すことに繋がり、山火事ですら、自然の恵みという側面もあったというのに・・・。

なぜ、こんな狂いが生じてしまってるのだろうか?

ひとことで片づけるならば、「異常気象」ってことなんだろう、と思います。



異常気象は、もう数年前から世界各地で起こっています。

現在は、中国の大洪水イナゴ襲来などが話題になってますが・・

中国の洪水は、天災ではなく人災ということは、すでに知られてますからね~。

img_047f23da6d53047fb8466be38c306521199510.jpg


やたらとダム建設を繰り返してしまい、しかも付近の湖を埋め立ててしまったり、木々を伐採してしまったり・・した結果ですから。

自然に人口的に手を入れることは決して悪いことではありません。

洪水を繰り返す河川を工事して、付近の住民が安心して住めるようにすることは大切な事業ですもんね~。


ところが、無作為に人間の都合だけで工事してしまうと、結果的にもっとひどい大災害を産むことになります。

それには、自然の摂理を良く知り、人間と自然の生態系の妥協点をみつけて、どちらも活かすような工事しないと・・ってことかと思いますね。

そういった知識もノウハウも無い以上、むしろ、なんもしない方がずっとマシかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

地球のどこかで起こっている天災(または人災)は、私たちには関係無い!とは言えないのが・・これまた怖いところ。

大規模な火災、洪水などは、新たな気象状況を作り出し、世界中に影響を与えることになるからです。

あんな遠くで起こった山火事の灰が飛んできたり、空をグレーに染めて太陽の色さえ変えてしまうのをみるだけで・・ひしひしと感じるものです。


日本の夏も、以前はそこまで猛暑なんかなかったと思うんですが・・。

毎日35度以上、40度どころか50度に近くなるところだってあるって???・・私からみれば異常です。

Japanese summer is worse than summer in Death Valley
death-valley1.jpg

こちらの記事によれば、日本の夏はデス・バレーよりも最悪!だって(笑)
*デス・バレーというのは、まさに「死の谷」・・暑さで乾燥し尽くされてすべての生き物が死滅してしまうと言われている砂漠地帯です。

それに・・ゲリラ豪雨なんてのも聞いたことなかったです。。。



「慣れ」って凄いもの(怖いもの?)ですね~。

日本の人たちは、夏の35度なんて当たり前? 30度以下なら涼しく感じるって?

ロサンゼルスに住む我々は、山火事なんて毎年当たり前、今回はちょっくら規模が大きかっただけ?

こんなふうにしか思わなくなっちゃうんですから・・・。


ひょっとしたら、異常を異常とも思わなくなる感覚こそが怖いものなのかもしれませんね。

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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

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