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伝書鳩を使った教育から学問を考える

前回のブログ記事、鳩の話の中で、友人のお嬢ちゃんの通う幼稚園では、「伝書鳩を使った教育が廃止になる」危機について書いたのだけれど、具体的に今、伝書鳩を使ってどんな教育をしてるんだろう?と思っていたところ、こんなメールを貰った。

鳩のこと

六歳組になると鳩を飼育します。
鳩は繁殖の時期になると、卵をたくさん産みます。
まず卵が産まれたら、孵化する迄のお世話。
孵化したら体重を測り、お世話する都度計測し
足輪もつけます。

名前は水青点々、や赤白点々、など色や模様で区別させます。
鳩は親鳥小鳥合わせ20羽ほどの鳩が、生活しています。

子供が大きくなってくると、親鳥と一緒に飛行訓練を始めます。
友の家に向かって、東西南北の方角から飛ばします。
初めは5キロ
次は10キロ
徐々に距離を伸ばします。
そして山や海などの遠方に鳩飛ばし遠足に行き
友の家に帰ってくる時間を測ります。
子供が飛ばす人、友の家で帰りを待つ人に分かれたり
母が友の家で待ち、時間を測ったりもします。
その時は母も鳩のお世話をします。

鳩は自宅から飛ばしたりもします。

その時期、子供も自宅から公共交通機関を使い
友の家まで行き
その時間と距離を測ったりもします。
(余談 南阿蘇からは、三時間かかりました〜それはドラマがありました😂)

それらの経験をもとに
俯瞰で見た街を想像して、鳩の辿る道を想像して
自分がたどった足跡ももとに
一年かけて、大きな立体地図を作成したり
鳩の絵、造形など色々な制作もします。

音楽も、鳩の歌を毎年作ります。
その年の子達で作る鳩のうたです。
歌詞をつけ、先生がメロディをつけます。
運動会で流れる鳩飛ばしの時のBGMは、これ。

鳩が病気や怪我をすれば
子供達が指導者と、鳩の飼育もされている獣医さんに診せにいき
一緒に話をきき、その後も薬をあげたりします。

鳥の中でもごく珍しい帰巣本能を持つ鳩と
一年過ごすことで
様々な経験をします。
鳩の孵化までのやりとり
飛ばして、中には帰ってこなかった鳩
病気になる鳩
縄張り争いで怪我をしてしまう鳩
etc...

自然界の厳しさを体験して
困難に向かう時
鳩が、子供がどうするか、感じるか
毎年数え切れないドラマを目の当たりにします。

六歳はこのさまざまな経験をやってのけるのです。
それはそれはとても貴重な経験です。



いやあ、凄くないですか! これって!

ここに「学ぶこと」の原点をみた!って気がした。


鳩に限らず・・だけど、「生き物や自然と接することは良いことだ」という人がいる。


それは・・

生き物とのふれあいで
「命の大切さを学ぶから」
「情操教育になる」
「動物愛護になる」


という理由から。


だけどね~、生き物とのふれあいってひとことで言っても・・問題はその中身、どのように触れ合うか?なのだ!

ただ生き物と接すればいいという単純なものじゃない。

もし、そんなことでいいならば、せっかく飼ったペットを捨てたり、虐待してしまう人なんていないはずだ。



ところがなぜ、そんな人たちが存在するのか? 

彼らは表面的なものしか見てないからだ。

誰だって、こんな可愛い動物たちをみれば・・きゃあ!可愛いと感じるはず。(よっぽど偏屈な動物嫌いでない限りは・・)
   ↓
CUTEPET.jpg

ところが、病気になって目やにだらけで、体中の毛が抜けて醜くなってしまったり、捨てられてボロボロになってる子や年寄りのヨボヨボの子をみたりすると・・

うわ! 気持ち悪っ! 汚い!って思う。

また病気にならないまでも、飼ってる子が懐いてくれず、吠えたり噛みついたり部屋を汚してばかりだと・・持て余すことになる。
ちっとも可愛くない! 迷惑な存在としか思わなくなる。 で、捨てちゃえ!ってことになったりする。

つまりは・・・

自分の都合だけしか考えてない!
相手に対して表面しかみてない!


ということなのだ。


特に、小さな子供というものは基本的にそうゆうもの(笑)

可愛いもの、キレイなものに対しては、きゃあ!可愛い!となるけれど・・
汚いもの、醜いもの、怖いものに対しては、拒否反応を示す。

なぜって・・子供は粗野な感情で生きてる(感情が未発達)から、そりゃあ、当然なのだ。

ところが、大人になっても、感情が熟成することなく「未発達のまま」の人がいる・・・それが社会問題にも発展しちゃうことになるんだけどね~(笑)


こんなアンケートをみつけた。
   ↓
petquestinear.jpg
https://dentsu-ho.com/articles/2747


これが決して悪いことだとは思わないけれど・・・少なくともペットを飼う理由は、全~部、自分中心においた視点でしかみてないってことだ。

やれやれ😥

もしも、ペットを飼った後ですら、こんな視点でしか見ることが出来ないのであれば・・・そりゃ、自分に都合悪くなれば捨てちゃう人だっていることだろう。



ようするに・・・

可愛い一面だけを見て接したところで、そんなものは、なーんの学びにも成長にもならない。

ただ可愛い!という心地良い感情で自分を気持ちよくさせるだけに過ぎない。
自己満足を与えるだけに過ぎない。

そんなことからは、何の学びも生まれてこないだろう。


私は、生き物と触れ合うということは、「相手を知ること」
少しでも相手を知ろうと日々努力することでしかない。
と思っている。

61tOemXi1BL.jpg


そこで、前述の「伝書鳩と子供がどのように接するのか」を読んだとき、この中にはあらゆる学びが入っているなあと感心してしまったのだ。

卵を孵化させる手伝い、生まれた鳩を分類し日々記録を取り、飛行訓練ともなれば、距離を測ったり地図を作製したりすることで、算数、地理、サイエンスと、あらゆる学問の基礎が不随してくる。

病気の子を病院に連れて行くことで、生物学や医学的な基礎まで吸収できるかもしれない。

さらに絵を描いたり、歌を作ったり・・音楽や美術も(笑)


数字が好きな子は、鳩の飛行距離に注目するかもしれないし、体の仕組みに興味があれば生態学や生物学にのめりこむかもしれない。 感受性の強い子は、詩を作ったり絵にすることに没頭するかもしれない。

このように、どんな子供でも、自分の好きな分野や得意分野で能力を開花させられる可能性が大なのだ。

queious george


しかも子供は自分が興味を持ったことに対しては凄まじい吸収力がある。

お仕着せの教科書で仕方なく勉強させられる学びと、自らの興味で学ぶこととは雲泥の差がある。

いったん興味を持って自主的に学びはじめると、6歳の子でも中学生レベルの学びをマスターしてしまったりするのはよくあること。




生き物との触れあいというと、ついつい、「命の大切さを学ぶ」「情操教育」「動物愛護」なんて思われがちだけど・・逆にそんなことを思っているだけでは、むしろ道を逸れてしまう気がするのだ。

まずは「相手を知ること」


知っていく過程の中で、自然に「命の大切さを学ぶ」「情操教育」「動物愛護」を心の底で感じるようになっていくものだと思う。

そもそも、そんなことは学ぶことではなく、実感すること、感じることなのだ。

81yOe_UvUPL.jpg


さらに言えば・・

それがどんな分野であっても「正しく道を極めていった人」は、例外なく、みんな「命の神秘や大切さ」を身を持って知っている。
あえて声にする必要もないほど、「命の大切さ」「情操教育」「動物愛護」なんて息をするくらい当たり前のことなのだ(笑)


ここで「正しく」というのがキーワードになるのだけれど・・(笑)


いちおう説明すると・・
良い成績を取るためだったり、地位や名声をゲットするための学問は「正しい」学問にはならない。

「正しい」というのは、そういった邪念を捨てたところで、シンプルに知りたい!という心の欲求のことだ。

そして・・小さな子供ほど、そのシンプルな欲求を持っていることを忘れてはいけないと思う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

pressrel-IMOWhiteHouse-672.jpg


そういえば、この友人がこんなことを言っていた。

以前に、ここの卒業生が、数学オリンピックで2位の成績を収めたんだけれど、どうやって数学を勉強したらそんなになれるの?と聞いたとこと、「伝書鳩の教育で多角的思考を学ぶことができたと思う。」と言ったそうな。

まあ、学校の授業や受験勉強の視点だけでは、どんなに成績優秀だったとしても、こんなタイトルは絶対に取れないだろう。



本当に「学ぶ」という意味、そして「子供の教育」ということを考えたとき、 まずは、大人が従来の考え方を見直してみる必要があるのかもしれない。
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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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