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日本の育児事情から日本の社会事情へ

育児ノイローゼになった経験があるという女性の方から、

「アメリカの育児法って日本と違うんですか?どうゆうところが違うんですか?」というメールを頂いた。

おいおい! 私は育児の経験は日本でもアメリカでもないんだってば~。
それに、これは育児専門ブログじゃないんだけどな~
 

と苦笑。


でも、よく考えてみたら・・これって育児だけの問題じゃないかも!

今の日本の社会に蔓延る、根本的な問題が潜んでいるような気がしてきて、

こういった質問を頂いたことは、むしろ、ありがたいことのように思えてきた。



そこで、育児に関する私の知る限りの回答をしたいと思う。


●母親が入院中、父親はベビーベッドを設置したり子供部屋をかわいく飾りつけて待っているそうだ。

新生児を家に連れて帰ってきた日から子供部屋は別室。

夜寝る前に、たーーっぷり飲めるだけのミルクを与えて、子供部屋のベビーベッドで寝かしつける。
寝かしつけた後は、いくら泣こうがわめこうが、放置プレー(笑)

*放置とはいっても・・急病で泣いているときは、もちろんすぐに対応
寂しいよ~!とか、もっとミルクくれ~と甘えて泣いてる場合は完全放置

おいおい!どうやって、その違いがわかるんだ?・・と私は思ったのだが、
お母さんたちに言わせれば「そんなのは、泣き方ですぐわかる」そーだ。

放置はしとくものの、カメラを取り付けて赤ちゃんの様子は24時間体制で監視できるようにしてある家も多いらしい。
カメラの無い家は何回か、そーーと様子を伺いに行くらしい。

注意事項: ベビーベッドの中には、ぬいぐるみやおもちゃなどは置かない。 
倒れて赤ちゃんの口をふさいでしまう原因になりかねないので。

SafeNight Sleep on Cribs 344px


これは私の同僚から聞いた話。

夜中に何時間もギャン泣きしてたので、これは絶対病気だ!と思って、あわてて熱を測ったけど平熱。
翌日念のため、病院で診てもらっても問題なし。

やるなあ! さすがウチの息子♪ 長時間泣き叫ぶとは・・ガッツがあるなあ! 

でも、大人だって負けないぞ!と、それからは大泣きしても完全無視に徹したそうだ。
超うるさいときは、夫婦そろって耳栓して読書したり、ヘッドフォンで音楽聴いたり映画みたりしていたとか。
すると、2-3日後には一切夜泣きはしなくなった。(もちろん、モニター画面で常に子供部屋の監視はしている)

「赤ちゃんというのは大人が思ってる以上に賢い。(たとえ新生児であってさえも)
特に賢い子は泣けばすぐ来てくれることをあっという間に学習してしまうため、自分で解決できることさえしなくなり、親にやらせようとする。
その結果、発育が遅れることにも繋がり、赤ちゃんの心身の健康のためにはマイナスになる。

泣いてるから可哀そう!と思うのは大人の感情に過ぎない、感情だけでは子供を幸せに出来ないよ。」

・・と、ドクターからアドバイスされたそうだ。

泣いていても放置したら、2-3日後には夜泣きせず、すやすやと眠るようになった・・ということは、

こんなことで泣いても来てくれない・・ということを学んだということだ。

たしかに赤ちゃんには高い学習能力があることの証明だろう。


ここで、私は1つ疑問に思った。

「新生児みたいな赤ちゃんが、何か自分で解決するなんてことできるんかい?」と。

すると、できることはいっぱいあるそーなのだ。
たとえば、眠りたいのに眠れないというストレスがある場合、なんとか解消しようと、手をグーパーしたりすることを覚える。
    ↓
赤ちゃんがグーパーすることは、それなりの体力も消耗することになり、精神的に落ち着く効果もある。
泣くことで体力を消耗し、グーパーで精神的に落ち着き、熟睡することを学ぶ。
    ↓
さらに、グーパーで手の力、筋力がつくことにもつながる。
     ↓
その結果、ハイハイをするのも早くできるようになる。 
ハイハイできるようになると赤ちゃんの世界が広がって、楽しくなるそうだ。(親は目が離せないだろーけど)
(そういわれてみれば・・グーしか出来なかったらハイハイはきついだろ~な~。)

この子、ハイハイがめっちゃ速くね? しかもパワフル~。
     ↓



逆に眠りたいのに眠れないとき、親がいつもダッコしてしまうと、ダッコしないと眠らなくなってしまう。
自分で何も学べず、依存心だけが増長していくことになる。
  ↓
親から安心をもらっただけの眠りは、浅い眠りとなり、またすぐ目を覚ます。
  ↓
するとまた、すぐ起きて泣いてダッコを要求する・・親も眠れず、赤ちゃんも熟睡できていない・・という悪循環になることが多い。



赤ちゃんの泣く原因は、メシくれ! オムツ替えろ!や病気のときだけじゃなかったんだね~。
たまには、思いっきりしばらく泣かせてあげることも必要らしい。


また、アメリカの場合、赤ちゃん&幼児は、遅くても夜7時か8時ころには寝かしつける。
そして朝6時までは放置

ところが日本では、
けっこう遅い時間まで赤ちゃん&幼児が親と一緒に起きてたりすることも多いみたいだ。

また、赤ちゃんがちょっとでも泣くと、ダッコしたりあやしたりして、泣き止ませようとする方が一般的と聞く。

おそらく・・
そういった日本人から見れば、「泣いているのに放置する」ことは、非人情で虐待と思われることもあるかもしれない。

さらに、その裏に潜む、日本の社会的状況の問題もあるらしいのだ。

赤ちゃんをずーーと泣かせていると近所から苦情になる・・と聞いたことがある。
だから親は、近所に迷惑をかけないように、クレームされないように!と、なんとか泣き止まらせようとするという。

これにはびっくり! ・・と同時に、ちょっと嫌~な気分になる。


日本てそんな国なん?

少なくとも赤ちゃんの泣き声で苦情というのは、こちらでは聞いたことがない。
(あ、そういえば・・最近では幼稚園のそばは園児の声が煩いとか、祭囃子の音楽が煩いとかの苦情もあるとか・・信じられんわい!)


赤ちゃんは泣くのが仕事、という認識があって、みんな結構おおらかなのだ。
ワンコが吠えていても・おおらかだし~。


それどころか、赤ちゃんや小さな子供には、みんな優しい。
道行く人も、家にやってくるプランバー(配管修理工)たちでさえ、必ず笑顔で声をかける。

なんだか・・昔の日本の風景みたいなものが、アメリカにはいまだに残ってる気がする。

project-play-kids-on-street.jpg

私の同僚、日本人のシングルマザーがアパートで一人で赤ちゃんの子育てをしていたとき、

アパート中の人たちが率先して子供の面倒をみてくれたそうだ。
「独身なんだから、たまにはデートしたり、ショッピングでも楽しんでおいで!」と。

こうやって何人もの見知らぬ人が、手を差し伸べてくれたので一人の子育でも辛いことは何もなかったという。

夫婦二人の家でも、ベビーシッターに頼んで、きょうは二人で外食というのもよくある話。


日本の常識からすると、
大人が自分たちの楽しむ時間を持ち、夜は子供を放置かい?と思われるかもしれないが、
その分、昼間は子供をたっぷりと可愛がる。

スキンシップはいっぱいするし始終話しかけてる。
アイ・ラブ・ユーも始終言ってる。

親が子供を遊ばせるというより、親の方が子供に戻っちゃって、思いっきり一緒に遊んでるようにも見える。
とにかく大声でよく話し、よく笑う。
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babycar.jpg

子供にちっとも興味がなかった私でさえ、アメリカにきて初めて、赤ちゃんのいる生活って楽しいんだな~って思うようになったくらいだ。


実際に彼らはいつも言う。
「ベビーがいるってすごく楽しいよ~。 あっという間に大きくなっちゃうから、それまでうんと楽しまなきゃ!」という人たちが多い。

「初めての育児で不安になることはないの?」と聞くと、

「ないよ! だってわからないことは誰かに聞けばいいでしょ。 ドクターでも近所のベテランおばちゃんでもいいし~。
なんで不安になったりするの?」


と逆に聞かれてしまった。。。

日本では「初めての育児は不安」という人が多いような気がする。
そこで、様々な声を集めてみると・・

「うちの子、xxか月なのに、まだハイハイができない。」

「まだオムツがとれない。 幼稚園にいくようになってオムツがとれなかったどうしよう?」

「平均ではもう立ったり歩いたりもできる頃なのに、まだ出来ない。」

「離乳食の作り方は、これで間違ってないんだろうか?」
などなど。

 

あまりにも心配事がありすぎて・びーーくり。


こちらのパパやママたち、
そんなことは、ぜーんぜん気にしない。

オムツがとれなかろうが幼稚園に行ってまでしてオムツしてようが・・そのうち、取れるっしょ!

離乳食を手作りしなくたって、最近はいいものいっぱいあるわよ~!


と言って勧めてもらったのがコレ
    ↓
beech-nut-organic-1024x339 (1)

私に勧められてもなあ。。。


どうも日本には、料理・手作り神話があるらしくって・・(笑)
「赤ちゃんや子供には、なるべく手作りを食べさせなきゃいけない」と言われるとか。

たしかに、手作りはオリジナリティー溢れるものだし・・そりゃあいいよ~!

でも、遺伝子組み換え野菜やら市販の出汁を加えて作ってるとしたら、手作りの良さはない気がするのは・・私だけ?

それよりなにより・・疲れてるのに無理して作ってもらって美味しい?
料理は楽しんで真心込めて作らないと、味に大きく影響する(←これ、ほんとの話)

あ、そうそう・・1つだけ、こんなアメリカ人たちでも、かなり気にしてることがあった!
赤ちゃんの頭の形を、やたら気にするのだ。

ひと昔前までは新生児のうちに頭の形をよくするように、うつぶせで寝かせる方が多かったとか。 
ところが、これはSIDS(乳幼児突然死症候群)の原因に繋がるとして、今ではやめるように指導されてるとか。

そこで今では、しょっちゅう向きを変えたりドーナツ枕みたいなのを使ったり、ヘッドギアなるものを使って形を矯正したりしている人が多い。
帽子もよくかぶせてる。 被り物好きなん?
head1.jpg

61tUYnWjHaL.jpgなんで、こんなに気にするのかは不明。





日本の専業主婦ともなれば、
赤ちゃんと四六時中一緒にいて、ちょっとでも泣けばダッコしてあやして、その上、すべての家事を一人でやって、
家族のための食事までぜーんぶ手作りして、赤ちゃんのものも別に手作りして、夜中も授乳と夜泣きで眠れない日が続くとしたら・・・そりゃあ、ノイローゼになるのも当然じゃないかなあ。

しかし、日本ではみんなやってるんだから、当たり前なのだそーだ。

そうゆうのが辛いというのは、甘えとみなされる。

それが出来ない人は、親失格なんだって・・・。


やれやれ。


メールを頂いた「育児ノイローゼ」になってしまったという女性は、
どんなに辛くても、良い母になろうと、すべてを完璧にやろうと頑張っていたという。

ご主人は残業で忙しく、そんな夫に家事や子育てを頼むのは申し訳ないし・・私は家にいるんだから、すべてやるべきだ!と思って
いたそうだ。

疲れて弱音をはきそうになったり、泣き出しそうになったときは、あまりに自分が情けなくて自分で自分を責めていたという。



つらいのを我慢しながら育児をすることは・・果たして子供のためなんだろうか?

赤ちゃんや幼児は、まだ半分はあちらの世界の人。
大人以上に、ものすごく鋭い感性を持っている人たち。

母親が辛い気持ちを隠そうとしても、それは荒々しい波動となって子供に伝わり、子供はわけのわからない不安を抱えることになり、さらに泣くことが多くなる・・・という説もある。(←私はこの説は正しいと思っている)

そうなると、ますます母親は眠れない、イライラを隠そうとする、また子供にそれが伝わり・・・
の悪循環になっている場合もあるかもしれない。


どんな時期であろうとも・・私は、やっぱり、いつでも楽しい!が先行してなきゃダメなんじゃね?と思ってしまう。

それには、

他人に何を言われようと、ぜーんぜん気にしない!
子供の発育が世間一般より遅れようが気にしない。(人と比較するなってこと!)
日本だから日本の常識に従うんじゃなくって、あくまでも主役は自分、自分中心に世界を回す!!つもりで・・(笑)

赤ちゃんの夜泣きでクレームしてくるような心無い人間は、訴えてやるわい!(笑)
そんなヤツに負けてどーする?
母は強しだもんね~。



と私は思うのだが、いかがだろうか?


アメリカでは、親による子供の虐待事件は、日本よりずっと少ないように思う。
また、育児ノイローゼなんて言葉は聞いたことがない。

しかし、幼児誘拐がなぜか、ひどく多い。

なので、カリフォルニア州の法律では、子供(たぶん12歳までだったか?)は、絶対一人にしてはいけないことになっている。
たった5分でも子供を一人にすると、すぐに通報されてポリスが飛んでくる ⇒ 手が後ろに回ることになる。


ついでに、新生児期を脱した赤ちゃん&幼児について、もう少し知ってることを話すと・・、

●日本と大きな違いは、幼児の反抗期が無い・・ということかもしれない。
日本では、2-3歳になると、反抗期(イヤイヤ期)というものがあると聞いている。

なぜ、アメリカではないのか?
小さいときから、すべて子供に決めさせるスタンスをとっているからではないか?とも言われてる。

まだ1歳の赤ちゃんに、きょうは、どっちの服が着たい? どっちが好き?
きょうは、どっちのおもちゃで遊ぶ?・・・となんでもかんでも聞いて選ばせるんだとか。

1歳って? たぶん意味わかってないだろーが、それでもかまわず聞くそーだ。

日本では、もちろん子供の為に良かれと思ってすることなのだろうけど、すべて親が決めてしまう傾向が強いようだ。
そこに、原因があるのではないか?と言われている。


●幼児のしつけ方
このおもちゃ買ってくれなきゃ嫌だ~!と店先で大暴れして泣き叫んでいる子ってみたことありませんか?

omochaya_4kan.jpg
https://hokenb.net/manga/jidanda

日本の両親は、こうゆうとき、どのように対処しているのだろう?
なだめたり、怒ったりするんだろうか? それとも、人目を気にして恥ずかしいから・・買ってあげちゃう?

こうゆうとき、アメリカの親は、「タイムアウト」という方法を取る。
その場で決してなだめたり、怒ったりしない(もちろん、手をあげることは絶対ない・・・手をあげることはアメリカでは躾けとはみなされない、それは虐待になる。)

しばらく子供部屋に閉じ込め、ひとりっきりにさせて、落ち着いて考えさせる時間を与える。
子供が落ち着いたら、ゆっくり話し合うという方法をとる。


けっこう、ゆる~く、自分たちも楽しみながら子育てしてるくせに、こういったところは結構徹底してやってる気がする。


そんな子供たちも成長して中学生になって・・

お父さんが帰宅すると、
「ダディー、おかえりなさい!」と平気で抱きついたりする。

それが男の子であってもだ(笑)
日本では、信じられない・・キモイ話に聞こえるかもしれないが、別にこちらでは、それほど特別のことではない。
ああ、仲がいいんだな~とみられるだけ。

日本では、中学生ともなれば親とは満足に口もきかない子が多いと聞くのだが・・どうなんだろう?
とくに男の子は父親とは話さなくなることが多いとか?

・・・・・・・・・・・・・・・

さて、いかがだろうか?

日本式子育てがいいのか、アメリカ式がいいのか私にはわからない。
それぞれ一長一短あるのかもしれない。

アメリカどころか、世界の子育てを参考にすれば、もっともっと色々出てくることだろう。

つまり、常識なんて・・本当はどこにもないのだ。

最近のアメリカ人たちは・・

「日本では、赤ちゃんと添い寝するんですってね? それ、いいかも~♪
新生児のうちくらい、親がもっとベタベタに一緒にいても、いいかもしれないわね~。
うちでも試してみようかしら~♪」


なーんて実に軽いノリでなんでも試す。

ここはアメリカなんだからアメリカ式。 
よその国のことなんかしったことか!なーんて、狭い了見は持ち合わせてないとみえる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回、私はもっとも不得意分野「育児の話」をアップしてしまったけど・・

これは育児に限らず、最近の日本人の思考回路に、広く当てはまってしまうものなのかもしれない。


もうちょっとゆとりをもって、ゆるーーーく。

マジメすぎちゃう人は、「世間の目なんて完全無視で我が道を行く」くらいの気持ちでもいいのかもしれない。

すべての人はみな個々に違うわけで、平均値に合わせようとすることくらい、ナンセンスなことはないのだ!

とにかく、両極端すぎちゃう気がする。 最近の日本の方々は。


育児は、大人が最も大きく成長できるチャンスのようにも思えてくる。
ひょっとしたら、大人のために天が与えてくれた学びの時期・・なのかもしれない(笑)
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スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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