ところが、現代ではすでに、サイエンス分野では、これも常識的になってきているようだ。
こちらは、今年2017年の2月の記事で、ハーバード・カー教授(Bernard J. Carr)が言ってることだ。
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Paranormal phenomena exists in ANOTHER dimension that 'our consciousness connects with'
この人
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バーバード・カー教授(Bernard J. Carr)というのは、ロンドンの大学、Queen Mary University of London (QMUL)に籍をおく方で、
数学と天文学分野の教授。
Bernard J. Carr is a Professor BIOGRAPHY
こちらのWikiでも紹介されてる。
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Wikiより Bernard Carr
宇宙の起源や初期宇宙、ダークマター、一般相対性理論、ブラックホール、人間原理学などを主に研究されてきた方らしい。
ちなみに人間原理というのは、ちょっと聞きなれない言葉だけど、さっくり」言うと、こういったことを研究する分野らしい。
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人間原理(Anthropic principle)とは、物理学、特に宇宙論において、宇宙の構造の理由を人間の存在に求める考え方。
「宇宙が人間に適しているのは、そうでなければ人間は宇宙を観測し得ないから」という論理を用いる。・・Wikiより引用
ざっくりとだが・・彼の言葉を要約すると、こんなことだ。
●次元の存在はヒエラルキー構造になって存在している。
1次元、2次元、3次元、そう私たちの存在する世界は、3次元だね~。
アインシュタインさんは、それに時間を加えて4次元。
ところが、現在の物理学では11次元までもが提唱された。
そう、超ひも理論、とか M理論という・・あれのことだね。
名前くらいは私も知っている(笑)
いちおう、簡単な説明を下記にコピペしておくことにする。
★超ひも理論・・・物質の基本的単位を、大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく、1次元の拡がりをもつ弦であると考える弦理論に、超対称性という考えを加え、拡張したもの。 超ひも理論、スーパーストリング理論とも呼ばれる。
★M理論(Mりろん)・・・現在知られている5つの超弦理論を統合するとされる、11次元(空間次元が10個、時間次元が1個)の仮説理論である。 尚、この理論には弦は存在せず、2次元の膜(メンブレーン)や5次元の膜が構成要素であると考えられている。
ん? なにが簡単な説明だよ!!(←ほとんどわかってない私)
ま、ここでは物理理論を説明するつもりはないんで、さらっと読み飛ばしちゃってください。
つーか、私自身がわかってないのに説明もなにもないのだが・・・。
そもそも、こういった研究は素粒子研究の第一人者、シカゴ大学の南部陽一郎教授などによって研究されてきたことだったなあ。
たしか、南部教授のことは以前のブログ記事でも紹介していたはず。
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フォトンの作りだす世界を量子論とスピリチュアルで眺める
人の意識とボーアから始まった量子論
そうそう、・・すべては、理論物理学の量子論からはじまっていたんだった・・。
それまで物質と心(意識)はまったくの別物として対照的に扱われてきたものが、ここで同じ土俵にあがったようなもの(笑)
実に画期的だった。

ところが、このカー教授によると、
「それぞれの次元はヒエラルキー構造をしていて、私たちが認識できる次元はいまだに最下層に過ぎない。
これまで物理学が提唱してきた11次元なども、精神とかかわるより高い次元から見ればまだまだ下層次元に過ぎない。」
今や、物理学分野では、従来の超ひも理論を包含する“M理論”が登場して11次元になったんだったね。(←唯一、私が理解してること)
ところが・・・もっともっと高次元があるという。
11次元なんて、まだまだ下の方で、私たちが住んでる世界は最下層。。。
そこで、カー教授はさらに、こんなことを言っている。
●超能力などを研究する、超心理学(parapsychology)は、ますます成果をあげてきているけど、いまだに、主流派と言われる科学から真剣に受け止められていない。
「そして、主流派物理学のパラダイムでは意識の問題を未来永劫解決することは不可能だろう。
これらの問題を解決するためには、2つの特徴を持つ新パラダイムに移行する必要がある。」

これをもっと簡単に言ってしまえば・・
今までの時代のような、ものの味方や考え方を変えていかなければ、永久に超心理学は解明できないってことだ。
科学者たちの世界もまた、我々一般社会と同様で、従来の考え方にしがみつく人も多いってことだね(笑)
それじゃあ、どうすりゃいいのか?
そこで、カー教授は、2つの新しいパラダイムに移行することを提唱している。
●その1: 物質世界に意識(心・精神)を組み込むこと。
「意識抜きに“統一理論”の構築を夢見る主流派科学者たちもいるわけだし、おそらく彼らは猛反対するだろうけど、物質世界だけで解明しようとしたところで、意識や超能力の問題を解決することは不可能だ」と彼は言っている。

●その2: 高次元の現実構造を含むこと
「幽体離脱、臨死体験、超能力、幽霊現象は、物理的空間とは違う「共有スペース」を持っていると予想される。
共有された宇宙の一部として認識していく必要がある。」
彼はこれを、普遍的=宇宙的構造(universal structure)と呼んでるようだ。
「これは我々の異なる経験を結び付ける高次元の情報空間であり、一面において物質的でありながら、精神だけがアクセスできる非物質的な領域も含んでいる。」
ふーーむ。
なるほどなあ・・・
でも・・・こういったことは今にはじまったことではない!
すでに19世紀の時点で、心理学者のユングが、超心理学、深層心理、シンクロニシティーなんてことを唱えてたわけだし・・。

当然、サイキックたちもまた、その能力を高次元の何かから得ているわけだったよね。
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つい最近、英国版スピリチュアルから、ふと思うことの記事の中で、気功とレイキなどの、気の正体ってなんだろう? ってことになって、
あるヒーラーの言葉を引用したんだけど、大いに関係ありそうなんで、もう一度、ここで引用してみる(笑)
それは宇宙の気? それとも守護霊や神のような存在から得ている気?
「私にもその正体ははっきりとはわからないんだ。これからの研究課題だろうね~。
ある霊能者さんは自分の高次の守護霊様から得ている気を使ってるって人もいるし、自分の信じる仏や神から得てるって人もいるし、植物、花のパワーから得てるって人もいるし・・実にさまざまなんだよ。
私の場合はね、どうやら・・地球外生命体のパワーを得てるような・・・」
結局、サイキックと呼ばれる人たちだって、自分自身の力で何かが見えたり聞こえたりするわけでもないし、また、超能力が発揮できるわけでもないらしいのだ。
彼らもまた、それを何かから得ている(おそらく高次元の何か?)ということだった。(もっとも、それとアクセスできるってことは彼らの能力ではあるけどね・・)
さて、そうなると、
カー教授のいうように、これからは、人の意識と高次元の意識を考慮していかない限り、何も先には進めないだろう。
「このパラダイムを用いれば、物理学分野だけでなく、心と体の関係においてよく知られた哲学的問題も、心身問題も、さらに、時間の本質を解明することも可能です。
もちろん、幽霊のような超常現象を解釈するための存在論的枠組みさえ提供できる。」
と、彼は言っている。
ところで、物理学者たちが、いったいどうやって、11次元にまでたどり着いたかというと、
強弱それぞれの核力、電磁気力、弦、2次元の膜、ブラックホール、さらに、もっと摩訶不思議な重力を統一的に記述されたものだとか・・・まあ、そういったものも考慮して、ようやく、今、11次元ということらしい。
うーーーん・・・さっぱりわからん(笑)
と、とにかく・・
M理論が登場したときは、物理学者たちは、そりゃ、もう興奮状態だったそうだ。
いやあ・・一般社会の、働いてTVを見て寝るだけの一般人とはずいぶんかけ離れた世界だなあ。
また、サイキック連中ともかけ離れた世界だろう。
どちらかというと、サイキック連中は、科学的アプローチで証明してみようという人は少ないようだし、なんだか自分でもわかんないけど、感じてしまうんだよね~、って人が多いようだから(笑)
ところが、
物理学者の野望は、たった1つの理論で森羅万象を説明することだそうだ。
そして、それは・・・もちろん、見事な数式で。
おー、これはこれで、素晴らしい!!
そういえば・・・
宗教においても、キリストさん、釈迦さん、日蓮さん、空海さん・・などなど、偉大な人は多かったけど、それを継承する人たちは、みーんな3次元の頭で理解しようとして、それぞれの宗教(宗派)やらドグマを作ってしまったわけだったよね~。
これもまた、カー博士の提唱する、2つのパラダイムに移行しなければ、真実は見えてこない・・ということじゃなかったのかなあ。
うーーん、なんか自分なりに繋がった気がする。。。

さらに、カー教授だけではないのだ。
米「タイム」誌でおなじみの、再生医療の専門家ロバート・ランザ博士、米ヴァージニア大学医学部精神科のジム・タッカー博士なども、
意識こそ現実を構成する最も基本的な要素であると主張しているようだ。
世界はもう、ここまで来たんだよなあ~
そう思うと、なんだか嬉しくなる!!
だって、少し前までは、
物質 ←→ 心(精神)
現実 ←→ 精神世界(夢)
肉体 ←→ 心
科学 ←→ スピリチュアル
と考えられていたわけだから。
それが、科学(理論物理学)分野から二極化がなくなってきている。。。
まさしく画期的なこと!
それも、科学者たちが提唱しだしたということは、とっても大きいだろう。
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個人レベルのポジティブな意識、ネガティブな意識が、個人の人生を作る。
さらに、多くの人々の意識が世界を、そして宇宙も作る。
それならば、私たちの現状は、私たち自身の意識が作りだしたものに過ぎないわけで、
また、いくらでも作り替えられるということだ♪
ところが、唯一それを邪魔するものは・・・古いパラダイム、ということだね。(笑)

古いパラダイムにしがみつく学者たちというのは、結局、我々の身近にもいる人たち・・何も変えたくない人々、現状維持をしたがる一般人とも同じだろう。
何かが変ってしまうのが、怖いからだ。
それでも、かつて古いパラダイムだった天動説が新しい地動説に変わっていったように、
いつか必ず、すべての人々が、物質と共に人の意識と高次元の意識の存在を理解するときが近いと思う。
見えないものは存在しない・・なーんて思い込んでいる時代ではないってことだ。
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愛、信頼、真心といったポジティブな心、感謝する心、笑顔、言葉に宿る言霊・・・こんなことはスピリチュアルでは言われ続けてきたことだ。
しかし、そんな見えないものの必要性よりも、目に見えるものを優先しようとしてきたのが現状の世界。
でも、私は思うのだが・・
本当は、誰もが心の奥底では、目に見えない世界の存在だって知っているのではないだろうか?
知ってるけど、古いパラダイムにしがみついて見ようとしない。
なんらかの理由をつけては後回しにしちゃてるだけ、なんじゃないかな?
まさに15世紀に、地動説には目を塞ぎ力づくでも天動説を主張し続けた旧体制派がいたように。(笑)

おそらく、最後にそれをぶち破ってくれるのは、こういった科学者たちの力かもしれない。
頑なに拒絶し耳を塞いでしまう人たちには、宗教家やサイキックでは太刀打ちできないだろうから。
だからこそ、たった一つの理論で森羅万象を解明しようとする科学者たちに、ぜひ先駆者になって欲しいものだ(笑)
一人の意識から、多くの人を動かすこともできるし、
現状維持の頑な怖がり屋たちというものは、常に大多数の方へと傾くものだからね(笑)
とっても楽しみ~
人々の意識(認識)が変ったとき、どんな世界が来るのか・・♪