中国漁船の領海侵入事件から中国人気質を考えてみる

最近また、中国漁船の領海侵入というニュースを続けて聞いた。

まずアルゼンチン領海で起こった事。

アルゼンチンの巡視船に発見されると停船命令に従わずに体当たりしてきたぞうだ。
そこで、アルゼンチンの沿岸警備隊は警告の上で発砲、漁船は沈没。
もちろん、檻組員は救助して連行したそうだ。

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次はインドネシア領海に侵入して、やっぱり、同じようなことが起こった。

インドネシアの巡視船は船員8人を拘束し捜査のため漁船を曳航したところ、 
曳航中に、中国海警局の監視船がやってきて、1隻が体当たりしもう1隻が中国漁船を奪い取るという事件が起きたそうだ。

中国側の監視船はインドネシアに比べて3倍近く大きかったため、監視船は船員を拘束した状態でインドネシアに帰港することになったそうだ。

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たしかに、これはデカイ↑


その後、インドネシアの外務大臣は中国政府に対して厳重抗議。

ところが、中国政府の主張は、漁船には非がないから乗組員をすぐに釈放しろ!だそうだ。。。

領海侵入しといて体当たりしといいて、非が無いって言いきってしまう中国って・・・凄い!
アルゼンチンのときも、インドネシアのときも。


日本ではあまり報道されてないような気もするけど、おそらく日本にも侵入してることだろう。

こんな記事があるくらいだから。
    ↓
中国漁船団が北太平洋で根こそぎ「爆漁」 1500トン級大型船が新型巻き網でやりたい放題 マサバ資源量に懸念


そういえば、2010年に、尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件があったことを思い出した。

尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件



このときは海上保安庁の人がこのビデオをリークしたことで大問題になってしまって、なぜ日本政府はこの事実を隠したのだ!という政府への非難と、いや、政府の職員でありながら国家秘密を漏洩させるなんて大犯罪だ!と個人批判の2種類の声があがっていた。

まあ、ここで領海問題や日本の政治や外交、隠蔽について述べるつもりはないけど・・

ただ、私たちの目には触れないようされているだけで、さまざまなことが起こっている、という認識だけは必要だと思うのだ。


それと、私は中国という国、中国人について、また、ふと考えさせられてしまう。

この事件に関して言えば、

Aさん家のじゃがいも畑に侵入して、じゃがいもごっそり盗んでる最中にAさんにみつかってしまう。
Aさんは当然、「オマエ、何しとるんや! それはうちのジャガイモだ!」と、怒鳴る。

すると、いきなりAさんに飛びかかり、ビンタの一発を食らわしてトンズラする。

運悪く捕まってしまったら、今度は泥棒の親分格が出てきて、Aさんにパンチを食らわせてトンズラする。



なんか、こんなカンジ(笑)


そもそも、

土地は天から与えられたもの。誰のものでもない。
海も天から与えられたももの。 境界線なんてない。


私は、これは正しいと思っている。
これこそは、まさにユートピア世界を作りだす基本的精神だろう。
だけど・・・もしもそれに少しでも利己主義的なものが含まれてしまえば成り立たないものだ。

自分の利益しか考えずに、弱者を痛めつけてでも奪っていくものが現れたとしたら大混乱を引き起こし、争いに発展してしまう。

そのためにあるのが、法というものだと思っている。
(つまり世の中、利己主義で生きている人が多いということだね~。だから法が必要ってことだね。)


ところが、こういった報道を見る限りでは、今の中国は、世界の海は俺のもの!と言って荒らしまわる海賊みたいな気がしてくる(笑)

まるで、世界に向けて宣戦布告してるかのようだ。


今、中国で何が起こっているのかはしらない。
中国政府にどんな思惑があるのかはしらない。


だけど、そもそも中国人てどんな国民性を持ってたんだっけ?

もちろん、どの民族でも個人によって違うはずだけど、全体的な気質というのは、やっぱりあるとは思う。

●中国人は世界中どこにでもいる。
世界中散らばってるのはユダヤ人と中国人だけど、とくに中国は、昔から、「三把刀」(さんぱとう)という言葉があって、三つの刃物のことを指したそうだ。
中国語では、サン・バ・ダオに近い発音をするそうだけどね。

1.髪を切るためのハサミ
2.包丁
3.布を切るハサミ


世界各国に散らばって知らない土地であっても、床屋・料理人・仕立屋として生計をたてるための三種の神器とも呼べそうな道具。

手先が器用な中国人は、こうやって知らない土地でも生き抜いてきたんだね。
そのチャレンジ精神は、たしかに素晴らしい!

もっとも中国といっても、実は60近い民族があるようで、一番数が多いのは漢民族で全体の90パーセントを占めるんだとか。
あとの1パーセントに少数民族がひしめき合ってるような状態だという。

おそらく現在、「中国人は・・」と言うときは、漢民族のことだろう。

私は中国に旅行したことも住んだことも無いので、唯一知っている中国人と言えば、ほとんどが、日本やアメリカに在住していて、同じオフィスで働いていた仕事仲間しか知らない。


他に身近で聞いた話では、こんなのがある。

これは、かなり古い話で、太平洋戦争中に中国の農村に派遣された日本兵だった人の話から。

ヨシオさんというおじいちゃんの中国滞在中の話だ。

ある中国の農村に駐留していた頃、ヨシオさんは片言の中国語を覚えて地元農民と会話が出来るようになっていた。
覚えたての中国語で会話するのが唯一の楽しみで、自由時間はいつも外に出かけては、中国人をつかまえては話をしたそうだ。

そんなある日、目を真っ赤に腫らしている農民の子供をみつけた。
親に「目をどうしたのか?」と聞くと、「目の病気らしいんだが、医者もいないし薬もないから仕方ないんだ。」と言う。

ヨシオさんも、どうしたらいいのかわからないが・・せめて毎日、きれいな水を汲んで来て、目を1日に三度くらいは洗ってあげたらいいんじゃないか?と提案してみた。

そこで、実際にヨシオさんが手本をみせて子供の目を洗ってあげたそうだ。

すると、3日で子供の目が治ってしまった!

両親は感激して、家にあったイモをたくさん持ってヨシオさんにお礼を言いに来たそうだ。

その後、今度はお父さんが腹痛で寝込んだ時もヨシオさんのところにやってきた。

ヨシオさんは、軍から支給されていた胃薬をわけてあげたそうだ。
すると、またすぐに、お父さんも治ってしまった。

またまた、感激した村人は、たくさんのイモや饅頭を持ってお礼にきたそうだ。

それを見ていた兵隊仲間が、これは商売になる!と考えた!
彼もまた、少々中国語が話せるヤツだった。

兵隊たちは、常に食料不足でお腹をすかせている。

そこで、その男は、さっそく農村に出かけていき、自分の薬を取りだして、
「この薬1つとイモ10本と交換しないか!」と持ちかけたそうだ。

すると、

「いや、薬1つとイモ3本だな。」 

「3本ってことはないだろう。じゃあ、7本でどうだ?」

そこから、延々と交渉が始まる。


最終的にその交渉がどこで手打ちとなったかは、ヨシオさんも知らないそうだが、彼はこんなことを言っていた。

「彼ら中国人というのは、非常に素直で恩義には厚い人たちだったよ。
嬉しい時は大声で笑い悲しい時は大声で泣く。 とっても感激しやすいんだ。

こちらが無償でした親切には、ちゃんと充分過ぎるくらいの恩義を持って返してくれる。

だけど、ひとたび、それがビジネスとなると、たちまち、したたかなビジネスマンに変貌するんだ。
そこが面白いところだった。」


これが何十年も前にヨシオさんが見た、中国の中部の農村の姿だった。

●利に聡い

ってことか(笑)


7年ほど前だけど、私がNY州に居たころ、ESLクラスに通っていたときに一人の中国人の女性が私に親しくしてきた事があった。

彼女は北京出身で、アメリカ人男性と結婚して、まだこちらに来て3カ月だという。
たぶん、私と境遇が似ていたことと、そのクラスには他にはアジア人が私一人だけだったから、仲良くしようと思ったのかもしれない。

あるとき、私に必死に何かを話しかけるんだけど、それが、どうもよくわからない。
彼女の英語は、文法はめちゃくちゃだし発音もひどすぎて聞き取れないのだ(笑)

それで、なんとか漢字を交えた筆談で、言っていることが理解できたのだが・・・それはこんなことだった。

「あなたも結婚して、こっちにきて3か月でしょ?
アメリカ人の夫はちゃんと、あなたのこと保険に入れてる?
遺産相続とか、全部あなたが財産を貰えるような手続きをしてもらってる?
私んとこ、どうやら、まだなのよね~。」


夫とラブラブで結婚したといっていた彼女から、この発言はびっくりだった。
しかも彼女は北京の良家の出で、弁護士事務所で働いていたという。

うーーん。

愛のあかしは金次第か。

それが良いか悪いかはわからないし、またここで、討論すべきことでもないだろう。

しかし、彼女がそう思っているということは、中国人にとっては、これは常識なのかもしれない。

もっとも私は、他の中国人を知らないのでよくはわからない。

利に聡い。

愛は金で計れるもの。


そうすると、私なんか一度も深く愛されたことがないってことになるよなあ。。。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国という国は文化大革命から大きく変わり、精神世界よりも物質世界に重点を置くようになってと聞く。

これは、私の過去記事、

中国人と日本人と論語

この中で、昔おじいさんに、こっそり論語を教えてもらっていた中国人の男性が日本に留学し本屋さんに行くと、たくさんの古代中国の論語コーナーがあったことに驚いたというエピソードを載せたことがあった。

中国では論語は禁止され、みつかるだけでも処罰されたそうだ。そのため、最新の注意を払っておじいさんは孫に教えていたという話だった。

ちょっと、部分的にこれをまた抜粋する。
  ↓

毛沢東の文化大革命(1966年から1977年まで続いた)以来、そういった中国の古い書物もすべて焼き払われ、それを読むことも禁じられたのだそうだ。

ある中国人の方の記事を読んだところ、

その人は小学校のとき、お祖父さんから変わった教育を受けたのだそうだ。
一枚の便せんにいくつかの短い文言を書いて、ノートに何百回も書き写せと言う。
それらは「君子和而不同(君子は和して同ぜず)」などと、明らかに現代語とは違った言葉で意味もわからなかったそうだ。

ただ何百回も書かされて、そのうち覚えてしまったが、それは絶対外では口外してはいけないし紙をすぐに燃やされて持ち歩くことも禁じられた。

子どもの頃は不思議に思っていたが、大学生になって文化大革命の意味を知るとともに、それがわかった。
なぜ、そんな危険を冒してまで、祖父は自分に論語を教えようとしたのか。



<以下、本人の文からの抜粋>
日本に来たばかりの頃、神戸の大きな書店で「中国古典」と表示されている一角を見つけた。それは目を見張るほどの光景だった。

「論語」「孟子」「荀子」「墨子」「韓非子」「史記」「春秋左史伝」
などのタイトルの本が、いかにも気品高くずらりと並んでいるのである。
論語に関する本だけでも書棚数段を占めている。
遠い昔の時代に、わが祖国に生まれた孔子様の思想と心は、数千年の時間と数千キロの距離を超えて、
この異国の地に生きていたのだ。まさに驚きと感激の発見であった。

<中略>

それは驚嘆と感激の連続であった。日本の研究者たちは、これほどの深さで論語を理解していたのか。
論語の言葉一つ一つが、様々な角度からその意味を深く掘り下げられて、平易にして心打たれる表現で解説されていた。

しかも、それらの先生方の論語を語る言葉の一つ一つには、孔子という聖人に対する心からの敬愛と、論語の精神に対する全身全霊の傾倒の念が込められていた。

言ってみれば、わが孔子とわが論語は、まさにこの異国の日本の地において、最大の理解者と敬愛者を得た感じであった。

特に、本場の中国において、孔子と論語が、まるでゴミ屑のように一掃されてしまった、「文化大革命」の時代を体験した私には、この対比はあまりにも強烈なものであった。

<中略>

こうして論語を再発見して、改めて日本での生活を省みると、孔子や論語が学問の世界だけでなく、日常生活にも生きていることに気がついた。

たとえば、孔子の思想の中核をなす「仁」と「如」。「仁」とは「人を愛すること」、「如」とは「まごころによる他人への思いやり」。
この二つをあわせれば、それはそのまま日本でいう「やさしい心」になるのではないか。

ところが現代の中国語には、この「やさしい」という日本語にそのままぴったりと当てはまる表現がないことに気がついた。


<中略>

孔子様のいう「礼譲の国」とは、ほかならぬこの日本であると、心の底から感激したのである。

特に、文化大革命以来の、紅衛兵流の荒々しさと「無礼講」が社会的流儀となった中国から来た私にとって、これはあまりに美しく、あまりに優雅に見えた。

孔子の教えは、古代中国で生まれたが、そこでは根付かなかった。
随の時代に導入された科挙制度によって、儒学の知識は官僚になるための国家試験の対象とされ、言わば出世栄達の道具と化した。
さらに毛沢東の文化大革命によって、儒教を含めた中国の伝統思想と文化は根こそぎにされた。

そして、今の中国の大地で生きているわが中国国民こそ、論語の心や儒教の考え方からは、もっとも縁の遠い国民精神の持ち主であると、多くの中国人自身が認めざるを得ない厳然たる現実なのである。

少なくとも、私自身からみれば、世界にも希に見る、最悪の拝金主義にひたすら走りながら、古の伝統とは断絶した精神的貧困の中で、薄っぺらな「愛国主義」に踊らされている、現在のわが中国国民の姿は、まさに目を覆いたくなるような醜いものである。



この中国人の方は自分の国、中国を、

世界にも希に見る、最悪の拝金主義にひたすら走りながら、古の伝統とは断絶した精神的貧困の中で、薄っぺらな「愛国主義」に踊らされている

といっている。

ヨシオおじいちゃんが、日本兵として中国の農村の人と関わった話は、文化大革命前だった。

もう、恩義に厚い中国人精神は薄れてしまってるんだろうか?


それでも、少数派であっても、こういった文を書いてくれた中国人だっていると思うと、ほっとする。

それは、彼にこっそり論語を教えてくれたおじいちゃんの精神が、そこに生きているということかもしれない。

そう思うと・・つくづく、教育は大切だと思う。

精神的貧困者をつくらないための教育が!

偉大な国、中国は、いったい今どこに向け航海しているんだろう?
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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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