ファーガソン事件についてのメールから思うこと

11月25日の日付で、日本領事館から私の個人メールにこんなのが入りました。
(去年、用事があって日本領事館に行ったついでに、いちおう私の名前も登録してきたせいですかね。)
          ↓

邦人の皆様へ

報道によりますと,現在,South Los Angeles, Figueroa Streetなどにおいて,ファーガソンの判決(黒人少年射殺事件)に端を発する,大規模なデモが発生しております。現時点では大きな被害は確認されておりませんが,今後の動向について,報道等に注意の上,外出時等には細心の注意をお願いいたします。




ファーガソン事件は、あまりいい気分の話じゃないんで、スルーするつもりだったんだけど・・・また、なーんとなく考えてしまった。


あれから3ヶ月以上たってるのに、またアメリカのあっちこっちでデモ(一部暴動)が起こってるんだよね~。

「ああ、やだやだ!92年のロサンゼルス暴動を思い出すよ。 あのときは戒厳令が敷かれる騒ぎに発展してひどいもんだったよ。」・・・と、92年当時に、すでにアメリカに住んでたホセはぼやいていた。



まず、この古い事件の、ロサンゼルス暴動をざっくり説明すると、発端は2つの事件から↓

その1:ロドニー・キングさんという黒人が(仮釈放中だったらしい)、スピード違反で逃げた後、白人警官につかまり、複数の警官たちに暴行を加えられ大怪我を追った事件。
それを、たまたま近隣住民が持っていたビデオカメラでこの様子を撮影していて、この映像が全米で報道されたために、黒人たちの激しい憤りを招いた。

その2:ロドニー・キング事件の13日後、サウスセントラル地区で、韓国人店主(49歳の女)が、黒人の15歳の少女、ラターシャ・ハーリンズが、ジュースを万引きをしたとして揉みあいになり、彼女が店を出て行く後ろから銃で頭を撃ちぬいた事件。
これも、店のビデオカメラが撮影していて、少女は万引きをしてなかったことが判明。

この二つの事件の判決結果が、ロドニー・キングさんの方の裁判は、あえて白人陪審員ばかりの白人地区で行われ、白人警察官たちが無罪になってしまったこと、
また、韓国人の女店主も、判決は5年間の保護観察処分、およびボランティア活動400時間、罰金500ドルという殺人罪としては異例に軽いもので済んでしまった。

そこから、多くの黒人たちの暴動がはじまっちゃったというわけでした。

ご興味のある方はWikiでもご覧ください↓
ロサンゼルス暴動


それはもう、手をつけられないくらいのもので、全く関係無い白人運転手が信号待ちをしてたら、引きずり出されて半殺しにされてしまったり、多くの建物を破壊、略奪などなど。

一方、当時のロサンゼルス市警も汚職やらなんやらと色々問題をかかえていたようで、当然人種差別も渦巻いてたようだけどね~。

そのときの、ロサンゼルス市警は、なすすべもなく、特に白人警官は怖がって逃げていたそうです。
暴動鎮圧に向かったのは、同じ黒人警官が向かわされ、同時に、軍の介入があったそうです。


これは、ホセから聞いた話だけど・・・

「ウチの会社にいた退役軍人のパイロットのじいちゃん、あの当時に、飛びながら、暴動を起してるヤツラを、空からどんどん射殺しろ!って命令が出たんだそーだよ。 あのじいさん、また戦地に戻れた気分で、すごく、わくわくして楽しかったって言ってたよ。」

うーーん、もう、戦争状態、そうすると、何でもアリなんだね~。


まだ、そんな大掛かりの暴動が起きる前に、用事があってホセが外出したときのこと、
こわおもての黒人たちに囲まれたそうです。

「オマエは、東洋系にも見えるが韓国系か?」

「いや、僕は日本生まれの日本育ちだ。」

「そうか!なら、行っていいぞ! 危ないからすぐ家に帰れよ!」


何事もなく帰してもらえたそうだけど、もし、韓国系と言ってたら・・・どーなってたのか?



もともと、サウスセントラル地区というのは、貧しい黒人が住んでいたところでした。
まあ、今でも、リカーショップと車の修理屋が多い、こんなカンジの地域ですが・・↓

scentral.jpg

そこに大量の韓国人系が入り込んできます。(なんてったって、そこはビンボー人には住みやすい安い地域ですからね~。)
そもそもベトナム戦争のあとに、米政府が多くの韓国人にグリーンカードを発行したために韓国人が急に増えたとか。

しだいに韓国人の勢力は強くなり、彼らはブラック系を排除し、そこに韓国マフィアの組織も生まれたそうです。

そこの韓国系の人々はブラック連中を見下し排除し、かわりに安い賃金で使える南米系移民を多く雇い入れたんだそうです。

そんなわけで、今はメキシカン系も多く住んでますけどね~。


とにかくブラック連中にとっては、なんでずーっと住んでたところを追い出されなきゃならないんだよ!
なんで、あいつらに占領されちゃうんだよ!・
・・って、ことだったんでしょうね。

とにかくこの地域では、ブラック系と韓国系は、めちゃめちゃ仲が悪い!ってわけです。

そういった背景があったところに、あの2つの事件がたて続けに起こった!、ということだったんですね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、今回の、ミズーリ州、ファーガソンの事件。

fargason.jpg


黒人が60パーセント以上も住む地域で、丸腰だった18歳のマイケル・ブラウンを白人警官が射殺、しかも警官は不起訴処分となった。それは、明らかに人種差別だ!ということで、デモや暴動が起きているわけだけど・・。

なんだかなあ・・・私は、1992年のロサンゼルス暴動とは、また違った何かが、そのウラにあるような気がしてしまう。


真実はわからない。 

本当に、丸腰で両手をあげていたマイケル・ブラウンさんに何発も発砲したのか、それとも、彼が襲ってきたため、やむをえないことだったのか・・。

色々な情報が錯綜してるし、そのうちKKK(Ku Klux Klan)が出てきたり、匿名のハッカー集団として知られるAnonymousが、KKKのツイッターアカウントを乗っ取ったとか、どんどんエスカレートしてきてる。

なんなんだ? この事件て?


まず、なによりも、ファーガソンのような小さな町で、デモを鎮圧させるために、警察がこんな重装備でいきなりやってくるのには、驚いてしまった!
demof.jpg

こんな小さな町ですら、警察は軍事化しちゃってるんですかね?まるでこれじゃあ、中東戦線に送られる兵士そのものですもん。

もちろん、ロサンゼルス暴動の記憶から、群集を暴徒化させないようにの配慮といえばそれまでなんだけど、これじゃあ、よけい人々の感情を逆なでするようなもんだろうと思うし、なによりも、こんな装備が即座に用意できる、または、すでに持ってる?ってことが、なんだか、不気味な気がしたもんです!


ひょっとしたら、この事件は、あえて仕組まれた事件?
あえて、民衆を煽って暴動を起させようとでもしてる?


なーんてことも、ちらっと想像してみたりもする。。。

でも、結局、真相はわからない。

しかし、暴動によって多くの建物が破壊されたり、証言をした人が報復のため殺されたり、また多くの逮捕者を出し、そして軍隊化した警察が鎮圧してることは事実なんですよね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たしかに、アメリカの歴史の中で、白人たちに不当な差別を受けて殺されていった黒人たちは多い。

そのせいか、ほんの小さな事ですら、白人の人種差別だ!と、置き換えてしまう黒人たちがいることも確かだ。
まあ、被害妄想みたいなものなのか、あえてそう、言い張るのかは人それぞれでしょうけど・・。


ずーーと以前、私がアメリカに来る前に、日本にあるアメリカ大使館でグリーンカード申請をしていたときのこと。

ある黒人男性が、俺を黒人だと思って人種差別をしてる!と、大声で、白人の係官に怒鳴っているのを目撃したことがある。

しかし、なーんとなく聞いていると、どうやら、その黒人男性の書類に不備があったようす。
提出しなければならない重要書類を1枚、自分が持ってくるのを忘れたために、本日は受理できないって言われたようなのだ。

それが、どーして人種問題に発展するんだよ!



かと思えば、相変わらず、白人以外は受け付けないという人もいるしね~。

まあ、そんなことを言えば、日本だって、朝鮮人や中国人を差別してた人もいたわけだし・・まあ、結局はその人間性の問題か~ってことになるんだと思うけど。。。



今回のファーガソン事件は、こういった人々をどんどん煽っておいて、なんだか無理やり軍事力で鎮圧するような、嫌なものも感じるんだよね。

デモや暴動に参加する人々すべてが、必ずしも、マイケルさんが射殺されたことに対して、正義の戦士として戦ってるってことじゃないと思うしね~(笑)

たぶん、長年積み重なってきた不満が単純に爆発したって人だって多いような気がします。

貧富の差はますます激しくなり、
2012年度のフードクーポン(生活保護の一環)の利用者は1億人以上で民間企業で働いている米国人を上回るというデータもあるくらいですから。

2014年は、もっともっと増えてるはず。

そういった諸々のことが爆発してるんじゃないだろうか?


それにしても、ますます、マイナスエネルギーが充満してきてるみたいで、う~んざりだ!!

。。。。。。。。。。。。。。

怒りのエネルギー

まったく怒ることを忘れて、ぶつぶつ小声で文句を言いながらも隷属してしまうってのも、かなりのネガティブエネルギーだと思うけど・・・、

一方、感情的に爆発する怒りのエネルギーってのは、きっと、どんな暴挙も正当化してしまい、そこに同じようなマイナスの群集心理が働いて、集まり膨れて、よけいエスカレートしてしまうんですかね?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ずっと前、小さな子どもとペットの躾け方について、ある人が言っていたのを思い出しました。

「子どももペットの躾けも同じなんだけど、絶対、感情的に怒ってはいけないよ。
怒ったフリは必要だけど、必ず冷静でなければいけない!

怒ったフリをするのはね、未熟な相手に、自分の感情を訴え理解と改善を促すためのものなんだから。
愛と相互理解を促すためなんだよ。怒ったフリはそのための手段さ。」


怒りってのは、しょせん、その程度のものでいいはず。

まあ、そうは言っても、相変わらず未熟者の私は、ときには、イライラしたときのはけ口を、ホセにぶつけたりっもしちゃいますけどね~。

でも、そんな私でも、年々肝に銘じて、少しづつ少しづつ、愚かな行為は減ってきてます。

そろそろ、暴力に訴える時代は終わりにしてもいいんじゃないかい?

これって、最後の膿だしになるといいんですけどね・・。
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アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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