FC2ブログ

アンバー(琥珀)は樹木

琥珀玉の108数珠ネックレスを入手した。

genuine-amber-mala1-1.jpg


初めて手にとってみたとき、

なんだこりゃ~!


と、その、あまりの軽さにびっくりしてしまった。

8mm玉が108個もあるってのに、実に軽い。

しかも質感はまったく石とは別物で、


プラスチックみたいだ!と思った。

いやいや、でも、琥珀ではないよ~。
本物の琥珀で、「バルティック・アンバー」と呼ばれるヤツ。


しかし、よく考えてみれば、その通りなのだ!!

琥珀は石じゃないんだから!


鉱物じゃなくって、琥珀はプラスチックなのだ!


プラスチックというと、ついつい、合成樹脂を思い浮かべてしまうが・・

厳密にいえば、

プラスチックとは熱や圧力を加えることにより成形加工のできる、高分子物質のこと。




つまり合成樹脂だけじゃなくって、天然樹脂もプラスチックであることには変わりない
って、ことになる。



バルティック・アンバーという名前のとおり、

バルト海は世界有数の琥珀の産地で、バルト海沿岸の町には琥珀博物館やら、琥珀専門店がたくさんあるそうだ。

ポーランドやリトアニアは特に有名な産地らしい。

baltic sea




こちらは、ニュールンベルク博物館、Bernstein Museum
     ↓
1643e5b22399378a77a392e00ae3de53.jpg
Bernstein-Museum in Nürnberg

この写真にある、でっかい木は、ドイツ最大の琥珀で重さが12,41キロだとか。



琥珀は、もともとは樹木の天然樹脂だ。

それも・・気が遠くなるような大昔の・・・
新中生代(約2億5000万 - 約6500万年前)あたり


木の表面に傷がつくと樹液が分泌される。

とろーりとろーりと。

メープルシロップや、松脂、漆、フランキンセンス(乳香)、ミルラ(没薬)なども同様。



それが固まり、長~い年月をかけて化石となる。

何千万、何億年の長い年月を経て鉱物並みの硬さを得るようになる。

*鉱物並みといったって、そこはやっぱ樹液だから、比重もモース硬度もめっちゃ低いけどね~。


英語でアンバー(Amber)

ドイツ語は、バーンシュタイン(Bernstein)



まさに、この博物館の名前と同じ。

その意味は、「燃える石」だそうで、 琥珀が可燃性であるところからこう呼ばれるようになったんだろう。

五行じゃないけど・・樹は火に弱しだ。


いわゆる琥珀色と呼ばれる飴色が多いけど、他にも、赤、青、グレー、透明、多色のマーブル状のものなどがあり、希少種は珍重される。

これは、ブルー・アンバー
hqdefault.jpg


こっちは、メキシコ産のレッド・アンバー
RHB_8672.jpg
http://www.towercrystals.com/amber/chiapas/index.html


バルト海沿岸以外の産地では、レバノン、ドミニカ共和国、メキシコ、中国など、さまざま。 山から産出するものもある。
樹脂の化石なんだから、おそらく、どこで獲れても不思議はないだろう。


太古の昔に、とろーり、とろーりやってるうちに、うっかりモノの虫が入っちゃったり、葉っぱが入っちゃったり・・

CricketFossil03.jpg
http://fossil-collection.com/2011/03/19/cricket-fossil-insect-inclusion-in-baltic-amber/


うっかりモノの虫が入って、そのまま固まっちゃったものを「虫入り琥珀」・・・希少価値のせいか、虫入りは高いのだ。

他に葉っぱや花の入り込んだものもあるし、4000万年前の水が入った琥珀だってある。

水は蒸発することもなく、今でも、琥珀のタイムカプセルの中でゆらゆらと揺れ動いている。




太古の昔ともなれば・・今では絶滅種だってあるだろうし・・

こうなるともう、宝石というより、見事に保存された太古の昆虫標本、植物標本であり、学術的研究材料としても価値が高いものだろう。

そのうち、ジェラシックパークの映画じゃないけど・・琥珀の中に入り込んだ虫や動物からDNAを取り出して、現代に再現できるが日がくるかもしれない(笑)




天然樹脂といえば、以前にも、ミルラとフランキンセンスについてのブログ記事をアップしたこともあったけど・・
    ↓
そしてまた植物、どこにでもある植物かも。


おそらく、我々の生活に幅広く密着した、さまざまな利用法があることだろう。

事実、琥珀もまた、

塗料にもなり、漢方にもなる優れもの。とされている。

南北朝時代の『名医別録』によれば、
琥珀の効能は「一に去驚定神、二に活血散淤、三に利尿通淋」(精神を安定させ、滞る血液を流し、排尿障害を改善するとの意)と著されている。

琥珀_Wkiより抜粋




日本でも昔は、「南部藩における貴重な財源になっていた」という記述がある。

薫陸香(くんのこ)と呼んで、 お香、線香、塗料、医薬品などにも多くを用いたという。

こちらのサイトによれば、
   ↓
よくわかる「古生物、恐竜、化石」塾

琥珀の日本の産地は岩手県久慈市や千葉県銚子市が有名で、これら2県の琥珀は白亜紀の地層から見つかるそうだ。



なんとなく・・これは私が思うことなのだが・・

土地には土地神様がいるように、その土地固有の植物があるように思う。

それによって、我々生物は、深~い恩恵を受けてきたんじゃないだろうか?



日本は・・麻
   ↓
576012_402207153169133_290706278_n-640x430.jpg
https://asafuku.net/?p=565


アメリカは・・・とうもろこし

28593466576_76d01cf2ab_b.jpg
*ただし、トウモロコシは南西部から南アメリカにかけてだけどね~。 アメリカは広いからね~。

ご存じのとおり、日本では戦後、麻の栽培は禁止されたし・・

アメリカのとうもろこしは今でも産出量は莫大・・だけど、GMOトウモロコシになりつつある現状。

たぶん、 土地神様じゃなかった・・土地植物様?が消えていった頃から、衰退が始まったんじゃなかろうか?


バルト海沿岸の「土地植物」が何かは、よくわからんが・・

たぶん、パインツリーやシダー、あたりじゃないかなあ。


実際のとこ、バルティック・アンバーを分析すると、パインツリーやらシダーが多いという。


1056255780tree.jpg

これもまた優れものだ。
香料、スパイス、アロマオイルもあるし、酒になったり、薬になったり・・もちろん、建築材料でもある。


いずれにしても、土地植物は、たくましく、放っておいてもボーボーに生えるものであり、
利用価値がいっぱいあるものでもあり、神からの贈り物・・かもしれない。

神聖の宿るもの・・土地植物様かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここらでもう一度、琥珀(アンバー)の話に戻そう。

私は個人的に、琥珀なんて・・まーーたく興味が無かったし、ましてや・・虫入りなんて、あんなキモイものいらんわ!と思ってた。
いくらジュラ紀の虫だろうが、虫は虫だ!


しかし、

ヨーロッパではその昔、王族や高貴な身分の人しか身につけられなかったという貴重品であり、愛好家も多い。

黄金以上に高価なものとされていたフシもある。



有名どころは、なんといっても、ピョートル大帝の「アンバー・ルーム」だろう。

AmberRoom.jpg
Amber Room: Priceless Russian treasure stolen by Nazis 'discovered by German researchers'

なんだこりゃ!

秀吉さんの金の茶室をビッグにしたようなものかい?

もともとは、プロイセン王のための琥珀の間だったそうだ。


ベースになってる壁は琥珀細工、そこに金や宝石も使い、国中から集めた琥珀職人や彫刻家に作らせたそうだ。

そこに、1716年、ロシアのピョートル大帝がここを訪問。
   ↓
peter_der-grosse_1838.jpg


「いやあ、すんばらしい! 欲しい! 欲しい! 欲しい!
 と、ピョートル大帝は絶賛。


で、フリードリヒ・ウイルヘルム一世さんが、
     ↓
Friedrich_Wilhelm_I_1713.jpg

「そこまで気に入って頂けたなら、ぜひ進呈させて頂きます。」(←太っ腹~)

こうしてアンバー・ルームは解体されて、ロシアへ運ばれ、サンクト・ペテルブルクのエカテリーナ宮殿内に置かれることとなった。

ピョートル大帝は、琥珀をさらに大量に使って部屋を拡張。
アンバー・ルームは、さらにビッグになったそうだ。


ところが、この話には続きがある。

ここからがミステリー(笑)


さらに200年ほど時が流れて・・

1941年、第二次世界大戦中

ロシアへ侵攻したナチスの軍勢は、このアンバールームを持ち去ってしまう。

ナチスが各国の美術品収集をしてたのは有名だからね・・(←略奪ともいえるけど)

200年余りの時を超えて、再びプロイセンに戻ったアンバー・ルームは、ケーニヒスベルク城の中にしつらえ直された。

Königsberg Castle
    ↓
Königsberg_Castle_courtyard


ところが、1945年頃、この城から忽然と消えてしまう。

ナチスの敗戦間際のことだ。

●戦争の爆撃で破壊されたという説

●敗北を目前にしたナチスが、ソ連軍に攻め入られる前に部屋を解体して、多くの美術品類とともに、列車に乗せてヨーロッパ山中の秘密のトンネル内へ運び込んだという説
いわゆる、「財宝列車」が存在し、隠されているトンネルもあるはず・・という説。


「ナチス・ゴールド・トレイン」は、いつしかヨーロッパの伝説になっていったのだ。

しかし、伝説にとどまらず、実際に秘密のトンネルというのは実在しているそうだ。

日本では、「徳川の埋蔵金探し」だとか、「豊臣家の遺産探し」、な~んて話もあったけど・・これよりも、信ぴょう性があるようで・・
ヨーロッパでは「ナチス・ゴールドトレイン」探しに、今でも真剣に取り組んでる人もいるらしい。



一方、ロシアは失われたアンバー・ルームを再建。

オリジナルの設計図、昔の写真などを駆使して20年以上もかけて再建したそうだ。

2003年、エカテリーナ宮殿の中に正確なレプリカを完成させ、
完成式典にはロシアの大統領、ドイツ首相が共に出席したそうだ。

つまり、今あるロシアのアンバー・ルームは、レプリカってわけ(笑)

一般公開もされてるそうだから、きっと私たちも、エカテリーナ宮殿を訪れれば見学できるだろう。


これが、アンバーにまつわる最大のミステリー話だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、

アンバー(琥珀)って、どんな効果があるの?と聞かれないうちに、言っておくことにする。

いちおう、天然石(パワーストーン)のサイトを持ってるわけだし・・・(笑)

ところが、

正直なとこ、わからないのだ!

なんせ、私は、琥珀を持つのが初めてなんだから! 
子供の頃に、ブローチを貰った記憶があるにはあるのが・・とにかく、琥珀なんて好きじゃなかったから身に着けた記憶もない。

それに、そもそも・・私はあまり高価な天然石類には手を出さないので知らないことも多いのだ。

おカネが無いってのは大きな理由のひとつだけど・・とにかく、高価なものほど偽物が多いのだ。

それも、専門家に鑑定してもらっても、なかなか判別が難しいものが多い昨今。

amber-earrings-top.jpg

高価な「虫入りアンバー」には、練り琥珀に、そこらの虫を入れて売り出してるものさえあるとか・・・。
つまり・・ジュラ紀の虫じゃなくて、現代の虫ね!(笑)

*練り琥珀とは粉末にした粗悪品の琥珀に、接着剤などを混ぜて成型した「半人工石」のこと。


そんなわけで、私は琥珀は・・まったくといいほど知らないのだ。

で、サイト上にあった、「天然石意味事典」からの情報を引用することにする。(←そんなんで、いいんか!)


アンバー(琥珀)のヒーリング効果

★エネルギーの活性化、★精神の安定、★生の喜びを高める、★自己肯定、★ストレスで弱っている人の癒し
★不快症状の軽減、★円滑な人間関係、★緊張緩和、★あがり症に、★金運、★本番、勝負に強くなる
★余計な力みを抜く



英語サイトでも、Amber Spiritual Meaningで検索しても、だいたい似たようなものだった。

そもそも樹木だからね~。

いっぱい効用がありそうだ。

いっぱいあるということは、持ち主がフォーカスするものによって、いかようにもなるということだ。

本来、天然石のスピリチュアルな意味・効用は、そうゆうものだと思っている。



さて、これから私が身を持って経験してみるつもりだ。

なんせ、最近の私は琥珀が好きになったのだから。


理由は単純だ!
   ↓

最高級のメイプルシロップを貰った →なんて美しい琥珀色なんだ! → 舐めてみる → 超旨い!
 → ブランデー、ウイスキー、メイプルシロップ・・最高級のものは美しい琥珀色してるなあ → 琥珀も樹液だったなあ
→ 琥珀もいいかも!!



そう思ったら好きになった。

参考
https://www.healing-crystals-for-you.com/amber-stone.html

アンバー(琥珀)天然石 意味事典

https://sputniknews.com/europe/201503051019079267/

A Brief History of the Amber Room

How to tell Real Amber vs Fake Amber Jewelry and Everything In Between



ルドルフ・ヴァレンチノと天然石の話

呪われた宝石、ホープダイヤモンドは有名だけど、アメリカに、呪われた指輪があることをご存じだろうか?


きょうはそれを紹介してみようと思う。

それは、ルドルフ・ヴァレンチノの指輪

誰、それ?

という方も多いかもしれない(笑)

 この人
  ↓
81ob9D2UAeL.jpg

Rudolph Valentino、本名:Rodolfo Alfonso Raffaello Piero Filiberto Guglielmi di Valentina d'Antoguolla)フルネームはやたら長い。
(1895年5月6日 - 1926年8月23日)
サイレント映画時代のハリウッドで一世を風靡した俳優

ホモセクシュアルだったという噂もある人だ。


イタリア出身で父はイタリア人で母はフランス人だったそうだ。
若くして父を失い希望する軍隊にも入れなかったことから、フランスに渡りダンサーをしていた時期がある。
1913年、18歳のときにアメリカ、ニューヨークに渡り、主にタクシーダンサーをしながら生計を立てていた。

移民はみんな苦労した時代だったのだ。

タクシーダンサーというのは、まあ、日本風にいえば水商売(笑)
ダンスホールで、ダンスのお相手をするお仕事だが、チケット制で時間が決められていて、客はそのチケットを買わなければならないというシステムになっていたそうだ。

チケットさえ買えば、誰でも何度でもダンスのお相手をしてもらえるので、まるでタクシーみたい!ということで、タクシーダンサーを呼ばれたとか。



当然ながら、男も女も美形でダンス上手であることが条件だったことだろう。
彼もまた、アルゼンチンタンゴの名手とまで呼ばれてたそうだ。


ところが、ある事件をきっかけに彼は、1917年、西海岸のハリウッドに移ることになる。

ルドルフのダンス・パートナーと不倫関係にあった男性がその妻に撃たれるというような事件だったみたいで・・・まあ、夜の世界にはありがちな事件かも。


当時のハリウッドといえば新しい街、そしてサイレント映画まっさかり。

彼もまた、ダンスの腕を買われてサイレント映画に出演することになり・・

そのうち、脚本家や有名女優に引き立てられて出世街道を歩むことになる。
そして、あっと言うまに多くの女性ファンを掴んでしまう。

超・ビッグなスターになってしまった。


当時のアメリカ女性は、エキゾチックな雰囲気がある美形男性にメロメロ傾向だったみたいだ。
(今でもその傾向はあるみたい・・ただし東洋人は問題外、早川雪舟さんだけは例外だったけど。)

イタリア人とフランス人のラテンの血を受け継ぎ、黒い髪に切れ長の目、ミステリアスな雰囲気、しかもアルゼンチンタンゴの名手とくれば・・

88dddc1c3107dae0a585500b45944d58.jpg


そりゃ~、ご婦人方はたまりませんね~。

役どころも、アラブの族長(シーク)、スペインの闘牛士、ロシア貴族などといった、エキゾチシズム満載のものが多かったようだ。


もっともこの時代の主流の映画は、前回のブログにも書いたようにメロドラマ系が多い。


こんなアラブ人いるわけないだろうに~と思ってしまうのだが・・・ストーリ設定によると、
実は砂漠で拾われたスコットランドの伯爵の血を引く人物だったのだ!ってことになってる(笑)


当時の白人優位主義が見え見え。

まあ、そうゆう時代だったわけだからね~。


1920年、ビッグなスターになった彼が、ある日、サンフランシスコのジュエリー・ショップに立ち寄る。
(正確には・・ジュエリーショップ、質屋、骨董屋だったか、さまざまに書かれているのでよくわからないのだが・・。)

そこで、彼は、ある指輪に目が釘ぎづけになってしまった。

Valentino_Ring.jpg
(実際にこの指輪だったかどうかも不明なのだが・・)

どうしても欲しい!

ところが、店主が言う。

「あの・・実は、これは呪われた指輪というジンクスがあるのですが、よろしいでしょうか?」

なかなか親切な店主だ(笑)


でも、気に入っちゃったし、もう手放せない!!

当然ながら、彼は即購入。

1922年、The Young Rajah(ヤングラジャー)という映画は大コケ。
その後彼は2年間、映画から遠ざかることになる。


今までこんなことはなかったのに~。
ひょっとしたら・・あの指輪のジンクスのせいか?


そう思った彼は、しばらく指輪をはずしていたという。


ところが、

The Son of the Sheik(日本名:熱砂の舞)という映画の中で、彼はこの指輪を小道具として使いたいと提案したそうだ。
(画像を検索してみたけど・・どのシーンで使われたのか? どの指輪だったか不明)


1926年に、その映画のプレミアのとき、彼はその指輪をつけて出席。

そして・・ニューヨークのホテル・アンバサダーにて、彼は突然倒れてしまったのだ。

最初は虫垂炎と診断され大事に至るものではなかったらしいが、潰瘍? がん性腹膜炎? 
(よくはわからない・・。)
とにかく感染症を引き起こし、結果的に他界してしまった。


1926年、8月23日 31歳だった。


彼の死を知ったファンは、ものすごいことになった。

彼の葬儀会場の外には10万人が集まり、二人の女性ファンは病院前で自殺を図るし、ロンドンやパリでも後追い自殺者があったという。

ニューヨークで死去した彼はハリウッドに移送され、今なお、ハリウッド・フォーエバー墓地で眠っている。

彼の死後、毎年命日になると、黒いドレスに身を包んだ美女が1本の赤いバラを持ってセメタリーに現れたという。
実は、これは話題性を狙ったパフォーマンスだったと言われてるけど、その後も、それをマネた女性が毎年現れたそうだ。

いやはや、これほどの人気人物だったってことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、呪いの指輪の話はここからだ。


まず、その指輪の行方を追ってみると、

最初に彼の遺品の指輪を受け継いだのは、彼の当時の恋人だったポーラ・ネグリ(Pola Nergi)

この人も有名な女優さんだ。
    ↓
225px-Pola_publicilty_portrait_5.jpg

指輪を受け継いだあと、急に重病に陥ったという。
しかし、彼女は運よく生還し、それを後の恋人、ラス・コロンボ(Russ Colombo)に譲ったのだ。

シンガーで俳優、しかもバレンチノによく似ているといわれた人
   ↓
RussColumbo-001.jpg

ところが、その数日後、彼は友人の一人の撃ち殺されてしまう。
なんともミステリアスな事件で、故意に起こした殺人ではなく不幸な事故だっとか?
(真相は不明)

次に指輪は、コロンボのベストフレンドだった、ジョー・カシーノ(Joe Casino)に譲られた。

彼はジンクスを気にしたせいか指輪を絶対に触ろうとせずに、ガラスケースに入れて保管していたそうだが・・
最終的には、バレンチノ博物館に譲ろうとして触れたところ、その1週間以内にトラックにはねられて死亡。


やれやれ、なんとまあ不幸な人だ!

次は、

Casinoの兄弟、デル(Del)
彼は、ジンクスなんて全~然気にしないタイプで、実際リングをつけていたし、またバレンチノのコレクターに貸したりもしていたそうだ。

「やっぱりなあ・・呪いはただの気味の悪い偶然が重なっただけだったのだろう」・・・と人々が思うようになった頃のことだった。

デルの家に泥棒が入った。
ジェームズ・ウィリス(James Willis)という男が、まさに、その指輪を盗んでいるとき、警官が飛び込んできて威嚇射撃をした。

しかし、なんとも運悪くその弾丸が彼に命中、射殺されてしまった。


指輪はその後、さまざまな人の手に渡った。


そして、その後のこと
ルドルフ・ヴァレンチノの伝記映画が作られることになった。

彼とよく似た、元スケート選手だったという、ジャック・ダン(Jack Dunn)が主演を獲得するためにスクリーンテストに向かった。
そのとき、彼はヴァレンチノの服を着こんで、例の指輪もつけて臨んだのだが・・その10日後、急に病死。

実に珍しい病気で、ツラレミア(tularemia)という血液疾患だそうだ。
日本語で調べたところ、野兎病(やとびょう)と言うらしい。
   ↓
野兎病

ジャックは、ハンティングが趣味だったようで何度も、野兎を素手で触っていたので感染したのではないか、といわれている。
まだ、21歳の若さだった。


その後、指輪は ロサンゼルス銀行の貸金庫(Los Angeles bank vault)に保管された。
(これは、現在のBank of Americaのことだろうか?)


その1年後、銀行に強盗が入り約20万ドルを盗んで逃走したのだが、強盗団は警察の捜査網にかかってあっけなく逮捕。
終身刑を宣告された強盗が、「もしも、あの金庫に金以外に何が入っていたか知っていたら、他の銀行を襲っただろう。」
と言い残したという話がある。


さて、そこの貸金庫は、2回襲われ、火事が1回、キャッシャーのストライキが1回あったそうだが、今でも、あの指輪は保管されているのだろうか?

それとも、別のどこかに?

・・・・・・・・・・・・・・

以上が指輪にまつわる話なのだが、むろんこれだけじゃない。

ルドルフ・ヴァレンチノの幽霊が出現する話も多く残されていて、

多くの南カリフォルニアのホテル
the Musso and Frank Grillのトイレだとか・・・
DeLongpre Parkの怪事件だとか・・・

もっとも、ロサンゼルスの古いホテルやビバリーヒルズあたりではさまざまな幽霊証言が多く存在する。
マリリン・モンローの幽霊がよく出現するホテルというのもあるし~。
珍しい話ではないのだ。



当然ながら、彼の豪邸Falcon Lairでは、風もないのにドアが開くとか足音を聞いたり・・人影を見たりするのが頻繁に起こったそうだ。

Blog_Hollywood_Valentino_house.jpg

ところが、彼の愛犬のケイバー(Kabar)はそれが当然のようにふるまい、まるで彼が今でも生きているかのように振舞っていたとか。
(彼は愛犬家で常に何匹も犬を飼っていたそうだ。)

valentino_kabar.jpg

ケイバー(Kabar)の死後、ペットセメタリーに埋葬されたのだが、なんとケイパーの幽霊話までもある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最初に言ったように、呪われた宝石というのは世界中によくある話なのだ。

得に有名なホープダイヤモンド
    ↓

ホープダイヤモンドは、ヒンドゥー教の寺院の女神像の目にはめられていた宝石で、それが盗まれ、あまりにも美しい希少なブルーダイヤモンドだったために、フランスの王家に渡り、崩壊後イギリスに渡った、何世紀にも渡るような、実にいわくつきなシロモノだ。



おそらく金額をつけられないほどの高価な品でもある。
しかも、巨大なブルーダイヤモンドに紫外線が当たると赤い光を発するという、実に希少なもの。

当然、多くの人々を魅了したことだろう。


いわくつきの石というのは、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ・・といった高価な石がほとんどなのだ。


ところが、ルドルフ・ヴァレンチノの指輪の石は、どうみたって宝石ではない。
ただの天然石!


上の写真をみたところ、(もっともあの写真が確実に本物かどうかも定かではないけど・・)、なんとなく、タイガーアイのような・・
それも、きれいなシャトヤンシーの入ったもののようで、銀細工の部分を見るとなかなか見事だ。
    ↓
シャトヤンシーとは


おそらく、これを見る限りでは、当時のインディアン・ジュエリーのようだ。


しかし、宝石ででもないわけで、当時のインディアン・ジュエリーとならば今ほど高価な値がつくものでもなかったはずだ。
まして・・ターコイズではなかったわけだし~。


どうみたって、超リッチな人物が手に入れたがるようなシロモノではないのだ。
おそらく、現代の我々でも買えそうな値段だったかもしれない。

なのに・・なぜ、彼はそこまで惹かれたのか?


かなりな思い入れがあったのは確かだろう。

悪いジンクスがあるシロモノと聞いてたにもかかわらず、そして実際に映画が大コケしてしまったあとでさえ、
今度は、映画の小道具としてまで使いたがったわけから。

たぶん、並大抵の思い入れではない。



その後、彼の指輪を受け継いだ人々も多くの不幸に見舞われる。
(もちろん、ただの不幸な偶然が重なっただけって見方もあるので、そこは人それぞれ。)

そして、不幸に見舞われても無事だった人もいれば(ポーラ・ネグリは重病に陥っても助かっている)、たった一人だけ、なんともなかった人もいた(Casinoの兄弟、デルは身に着けてもなんともなかった)。
だけど、デルの家に入った泥棒は不幸にも射殺されてしまったんだった。


悪いもの(呪われたもの)を入手してしまうときには、通常、二つ考えられている。
    ↓

◆禍々しいものに引き寄せられてしまった。
◆運勢が下降線になっているとき、それに同調して禍々しいものを引き寄せてしまう。




だいたいにおいて、いわくつきの品物を持つとあまり良い結果にはならないものだが・・
もちろん、そんなものはモノともしない平気な人だっているってことだ。


そうゆう人は、自分の気の方が禍々しい気よりも、はるかにパワーが強いのかもしれないなあ(笑)


怖がってガラスケースに入れて保存するなんてのは、すでに負けてる気がする(笑)
だったら、はじめから入手しない方がいいんじゃないかなあ。。。


手作りのものはすべてにおいて作った人の気が入る・・・と私は思っている。
長年にわたって持ち主が変われば、多くの持ち主の気も込められていくことだろう。

それは良いものを引き寄せることもあるだろうし逆もあるはず。


俗にいわれることだが・・

お買い物をするときは、自分が最高に気分が良い状態で出かけること。

特に質屋や骨とう品店でのお買い物ならば、なおさらだと思う。


・・・・・・・・・・・・・・

一世を風靡した大スター、ルドルフ・ヴァレンチノ
この指輪のエピソードが、なんだか私には印象的なのだ。


参考
The Life, Death, Afterlife, and Curse of Rudolph Valentino

Haunts of the Sheik Spirited Remnants of Valentino

Rudolph Valentino

ラリマーとラブラドライトのブレスレットから

ラリマーという石は、日本では人気のある石だとか。

実は3か月ほど前だったか、ブレスレットの依頼があって、ラリマーを入れたブレスを作ったことがあった。
その方からの事後報告のメールをみて・・ちょっとびっくり!

このブレスがすごく働いてくれたのが実感できた。
結果的に10年付きあってきた彼と別れた!


・・ということだった。

え? 別れたって?

別に、彼と別れさせて欲しい!という願いを込めたブレスレットではなかった。


この依頼人は女性で、相手の方をとっても愛しているし、すでに10年もお付き合いをしているらしい。
もちろん、このまま長く一生つき合っていきたいと思っている。

ただ、たまに・・ふと疑問に思うことがあるという。

私たちは本当にこのままでいいのだろうか?
ひょっとしたら、お互いに別の道へ進む時期がきているのではないだろうか?
それとも二人でいながら、別の道を目指すべきなのか?

自分が生まれてきた本来の使命、役割を教えて欲しい。
それに従って行きたいと思っているから。



というのが、ブレスレット製作にあたっての依頼だった。

そこで、私が考えたのは、ラリマーラブラドライトを中心としたブレス。
それに、クンツァイトを加えたものだった。

ちょっと画像が良くないんだけど・・こんな2連のブレス
      ↓
brace.jpg

なぜ、ラリマーとラブラドライトなのか?

ここで、天然石のスピリチュアル的な働きをみてみると、
注: これらの石の働きはすべて、古代の文献や言い伝えから来ているものが多い

ラリマー
有名なヒーリングストーンでもあり、愛と平和を司る石、そして浄化の石、とされているのは周知の事実。
もちろん、その通りなんだけど・・ここで私が注目したパワーは、それよりも、”変化” を司る石。

●自分で目標をみつけられる
●新しい環境にジャンプできる
●好奇心を刺激し、創造性やインスピレーションを高める

●潜在意識下でのネガティブ意識を排除して愛と理解へ導く。
ここでの愛は、必ずしも個人間というだけではなく、人種、環境などを超えたもっと大きな人類愛も含む。



ラブラドライト
一般的に言われているのは、創造力を必要とするアーティスト向きの石

●霊的能力のアップ
●想像性、直観力、洞察力のアップ
●潜在意識、魂レベルに働きかけて進むべき道を示す

抑圧されたもの、内在するネガティブエネルギーをクリーンにしてくれるという働きもある。



そこで、ラブラドライトを引き金にして本来の魂レベルに働きかけてラリマーによってその方向へ自然に導く、という石の構成を考えたのだった。
しかも、ラリマーもラブラドライトも持ち主を癒し霊的防御という働きもあるので、持ち主にストレスをかけることはないだろうし、

クンツァイトは持ち主とぴったり合う石でもあり、他の石とも相性がいいので、持ち主と石を繋ぐクッションとして使ってみた。

kunzaite.jpeg

クンツァイト・・愛を司る石とされている。
他にも愛の石として有名なのはローズクォーツなどがあるが、クンツァイトの場合は、他者への慈愛という意味合いが強い。
まるで観音様のように、人々に愛を伝える石。



さらに、相手の方にも、ラリマーとラブラドライトを用いた同じコンセプトのブレスレットを作った。

お互いに別れていったということは、天然石のパワーが見事に働いたということだろうか?

それはもう、持ち主が実感すること以外は図りようもない。



この方が言うには、

たしかに別れは寂しいけど、それでも自分の道を歩んでいけるということはとっても良かったと思っています。
彼もまた、同様に感じていると思います。


ということだった。


好きな人と一緒にいれば、なかなか心情的にも、離れて暮らすこと、別の道に行くことなどは難しいだろう。
また長年二人で培ってきた安堵感を超えてステップアップするには、大きな勇気もいることだし不安もつきまとう。

だからこそ、なかなか決心がつかない・・ということもある。

石にはそれをバックアップしてくれるパワーがあるということだろうか?

ふーーむ。

今さらながら思ってしまう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


石は大昔から、人々に神聖なパワーがあると信じられ、多くの場面で使われてきている。
旅の安全や身を守る石としたり、神に豊作や豊穣を祈る際に使用したり、神との交信や、病気の回復や療養のための石であったり・・さまざまな石が使われてきた。


聖書など古典文献にも登場するし、古代エジプト、古代中国、古代イスラム諸国でもパワーストーンは何らかのかたちで聖なるものとされてきた。

da3f313f65fc647877b49b82cf438451.jpg


先日のブログ記事でもアップしたけど・・ツタンカーメン王のスカラベの飾りがリビアングラスだったように。
   ↓
黄金虫らしき虫を発見して古代エジプトの神を調べてもまだ決心がつかない

リビアングラスには、復活・新生、神通力、魂の旅へいざなう、というような意味があるそうだから、聖なるスカラベに使われたのも、ちゃんとした意味があり、思いが込められていたことだろう。

もちろん日本でも神聖なものとして、古代より、翡翠、水晶、瑠璃などは特に使用されていた。

とくに、王族や貴族たち、時の権力者たちは、高品質なものを磨き上げて宝石として用いてきたわけだし、それを権威の象徴としても使ってきた。

しかし、王族・貴族だけではなく、どうやら一般庶民も使っていたようなのだ。
身を守るお守りとしたり、呪いのときに使ったり、またある時は、石を粉にして薬として使ったり。

もちろん、それは自分の地域で入手できる石に限られていたことだろう。
たとえば、ネイティブアメリカンたちが、ターコイズを多く使用したのは、彼らがその産出地に住んでいたからだし、そしてターコイズが大きなパワーを秘めた石だったからに他ならないだろう。

Medicine_Wheel.jpg

...........................................................

面白いことに、いつ頃からか日本では天然石ブームになり、「パワーストーン」なんて言葉まで生まれてしまった(笑)
1990年後半?ごろだったのかなあ?

それまでは、天然石と言えば宝石、それ以外は、宝石になれない価値の低い石で、せいぜい、半貴石なんて呼ばれていたようなものだったのに。


「スピリチュアル世界」なんてのがブームになってくると、
ヒーリング、フラワーエッセンス、霊感アロマ、オーガニック自然食なんて言葉も耳にするようになったたし、

今まで価値がなく見向きもされなかった石でさえ、「天使や神のメッセージを受け取れる石」なんてキャッチフレーズで売れるようになったとか(笑)

んなわけないだろ!
石を持っただけで、天使や神のメッセージが受け取れるくらいなら、そりゃ、みーんな霊能力者だ!
(笑)


そのうち、高品質という言葉を多く目にするようになった。
特に日本人は品質にこだわるといわれているからね~。

グレードをつけて、Aグレード、Bグレードなんて具合に。
日本のパワーストーンサイトでは、Aを5個もつけた、AAAAAグレードとか、SA(スペシャルのAって意味だと思う。)なんてグレードまでつけている商品も多い。

消費者がそこまでグレードにこだわるせいなのか、それとも、販売者がグレードにこだわらせて買わせようとする意図があるのか、そこはわからない。

不純物が混じっていない石、透明度、色合いなどが、グレードの基準になるのはよーくわかるけど・・そもそも天然石ってのは、長い年月をかけて出来上がったものだし、自然の中から掘り出されるものなんだから、不純物が混じってる方が当たり前。

魚の白身部分だけを食べて、皮や頭や尻尾部分を捨てるのと同じって気がしてくる。

それでいいのか?


また、グレードにこだわる余り、今度は多くの偽物も出回るようになる。

とくに、希少価値が高くて値段の張る石には偽物オンパレードだ。
そのうえ人気があるとなれば・・もっともっと、偽モノ石が出回ることになる。

パワーストーンでいえば・・特に、ターコイズ、ラピスラズリ、ラリマーなどかなあ。


ちなみに、ラリマーの原石は、こんなものだ
   ↓
larimar6a.jpg

原産地ドミニカで、海のように淡いブルーでうっすらとした白い波を思わせるようなもので、しかも不純物が無く透明度のある原石が最高なんだけど・そんなのをみつけるのは至難の業。
もともど産出量が少ない上に枯渇してきているし、最高品質のラリマーは全体の3~5パーセント程度しか採れないという。

10㎜玉一粒でさえ、ン万円もすることになるだろう。

もちろん、お金に糸目をつけないコレクターならば、そういった逸品を探し求めるのも悪くない。
だけど、一般庶民ならば・・また、石のパワーを目的とするならば・・なんでそこまで高品質にこだわるんだろう?

と、私は思ってしまう。


私が入手する石は高品質にはこだわらない。(実際、私がこだわれるような立場でもないし、そもそも宝石商ではないからね~)

そのため、私が入手したラリマーは黒や茶の部分も混じっているしブルーよりも白っぽいものさえある。

おそらく、日本のパワーストーンショップでは、BとかCグレードの粗悪品とされるのかも(笑)


しかし、私自身は本物・天然物でさえあれば・・パワーは変わりないと思っているし、また、そういったものの方にこそ、まさに自然な風合いの愛着を感じてしまう。 つまり、そっちの方が好きなのだ(笑)


結局のところ、それぞれの人が何に価値を見出すか!ってことなのだろう。


価格というものは基本的に需要と供給バランスで出来上がっているわけで、

◆有名人が身に着けていたことで価値があがった石(ラリマーも・・そうらしい。)

◆あるヒーラーが素晴らしいといったことで価値が跳ね上がってしまった石(アゼツライトとかシャーマナイトとか)

なーんてものある。

アゼツライトなんて、もともとは濁った水晶の仲間で、ぜーんぜん価値なんてなかったのに~(笑)
そもそもアゼツライトなんて命名すら、なかったはず。。。


そもそも、パワーストーンというのは、その人が一番必要とするときに必然的にやってきてバックアップするものかもしれない。
ふと、最近は、そんなことを思うことも多い。

たとえば、恋人と別れたという私の依頼人のケースにしても、

●もともとは、彼女の心の中にくすぶっていたこと(恐らく、彼の心の中にも・・)
●なぜか私に依頼がきた
●私が考えた石の構成
●たまたま、その石のすべて私が入手できたこと(いつも、すべての石が入手できるとは限らない)
●彼女の潜在意識をくみ取って石が働いたこと


といった一連の偶然は、もともとは彼女の無意識のパワーが呼び寄せたことかもしれない・・なーんて、これはいかにもスピリチュアル的思考かもしれないけどね。

なんとなく、今までの経験上、

依頼人が第六感(霊感?)がより働く人で、真摯に物事を願っている場合(利己的望みが強い場合はあまり働かない)は、より石も働くという傾向があるように思う。


つまりは、依頼人が無意識ですべてを選び取った結果なんじゃないだろうか?

石の選択も、また、私に頼んだことさえも・・、そして私がその石を選んだこともさえも。



パワーストーンに何かを願うならば、また、その働きを最大限に活用したいと思うならば、心をまっさらにして真摯に願うこと。

たぶん、これだけなのかもしれない。
古代の人々のように。


ついでに、もうひとつ、注意事項をあげるとするならば・・

すべてのパワーストーンが味方だと思ってはいけない!

とくに、石とか人形(人型のもの)には、念が籠りやすいという。


たとえば、パワーストーンの場合でいえば、ネックレスやブレスレットなどは、人の手で作られたものだ。
その人の念が籠ってしまうことは多々ある。

それが、心底から持ち主の幸せを考えて製作してくれたとは限らないわけだからね~。

あ~やってられないよ!また、こんなものを作るために残業かよ~!と、ブーたれて作ったかもしれないし、昨夜、親子喧嘩をしてイラついていた時かもしれないし~。



私自身は、絶対に自分がネガティブな気分のときは作らないことにしている。
もちろん、病気のとき、体調がすぐれないときも。

誰かの依頼で作るにしても、申し訳ないけど・・もしも、私の状態が悪ければ良くなるまで待ってもらう。
悪い気を入れた作品なんて、ぜーーったい嫌だからね~。

そして作るときは、気に入った作品を楽しくウキウキと作る。
もちろん、出来上がったものは念入りに浄化して、直接自分の手で触らないようにする。

たとえ、良い気であっても、自分の念が入ったものは嫌なのだ。


なので、よくあるけど・・「こちらのパワーストーンは気入れでお届けします!」なんてのは、私にとってはもってのほか!

いくら、人格者のヒーラーの気であっても、また、いくら幸せを願う気であったとしても・・私は、どうも・・そういったものは苦手だ。

本来、気は持ち主の気でなければならない、と私は思っているから。


とにかく、
パワーストーンに限らず悪い気の入ったモノにはご用心あれ!


とくに最近のように、あっちここっちでパワーストーンが溢れている昨今、見分け方は、最終的には自分の感しかないんけど・・


私の場合は間違っても、「天使や神のメッセージを受け取れる石」なんてキャッチフレーズを使ってる店からは買わないし、有名ヒーラーやら、スピリチュアルワークショップなどのご推薦の店も避ける(笑)
(営業妨害をする気はないし・・これはあくまでも私の所感)

あまり宣伝していない店で、天然石を仕入れて販売してるだけのシンプルな店か、数珠ならば、フツーの仏具屋で買うかな。



パワーストーンというものは、まさに、諸刃の剣みたいなところがあって、良いことだけではない!と思うのだ。
よろしくない念が入ったものを身に着けるくらいなら、なーんにも持たない方が絶対いいはず。


それを見分ける自信がないならば、むしろ持たない方がいいのかも(笑)

自然の中で美味しいものを食べて楽しく暮らしていれば・・そんなものは、日常的には不要な気さえする(←おいおい!)

自分に明るいパワーが充電していれば、願い事も自ずから叶うものだし魔もよせつけない!



そうはいっても・・私は、パワーストーンは大好きだし、ヒーラーも、ヒーリング、フラワーエッセンス、アロマ、オーガニック自然食も好きだ。

天然石はとくに、神秘に満ちていることも確かだからね。

ラブラドライトなんて石は、グレー一色でつまらない石なのに、光に当たるとさまざまな色も見せる。
ブルー、イエロー、オレンジ、ピンクなど、まるで蝶の羽のような色合い見えることもある。

詩人のエマーソンがこんなことを言ったことでも有名だけど、

"A man is like a bit of Labrador Spar, which has no luster as you turn it in your hand until you come to a particular angle, then it shows deep and beautiful colors."
人間は、ラブラドル・スパーのかけらのようだ。手にとってひっくり返しても何の輝きもないのに、ある角度に傾けるや、たちまち深く美しい彩りをみせる


たしかに、石は不思議だ。

fe0627533289f7e3fbdfad24189722ec.jpg




だからこそ、自分でも作るし人の依頼も受けてるわけだからね~。

でも、パワーストーンブームは、どうも好きにはなれない。

それは、人々の悲しいあがきに見えるからだろうか?

パワーストーンのグレードといにしえのメディスンマン

「私、チェリークォーツを天然石だとばっかり思って買ったんだけど、あれってガラス玉だったんだよね。
ピンク色できれいだったし安かったから、つい・・・。 
チェリークォーツとかストロベリークォーツなんて、いかにもかわいらしい名前に騙されちゃいけないってことだね。」


と、若い女性がため息をついた。

確かにチェリークォーツはガラス(笑)

それを天然石コーナーに、ガラス玉という表示もしないで並べておくのは、ちょっと問題アリかもなあ。
と、私的には思う。

ただ同じ可愛いネーミングだけど、ストロベリークォーツってのは、れっきとした天然石なのだ。

ストロベリークォーツとは
1960年にメキシコで発見され主に宝飾品の市場で取引された。
後にいくつかの鉱山が発見され、一般市場へも流通するようになったものの主産地であったカザフスタンの鉱山が閉山したことにより、その希少性と価値が一気に高まった石。
標高4000メートル以上の山地で採掘され希少価値が高い。



ようするに、石英(クォーツ)の中に、イチゴ色のインクルージョン(内含物)が入ったもので、
細か~い針鉄鉱(ゲーサイトインクルージョン)が入れば、ほんのり赤く色づいた、まさにイチゴっぽいものになり、
鱗鉄鉱(レビドクロサイトインクルージョン)、が入れば、キラキラとした輝きをみせるものとなる。 

もちろん、人気があるものは、イチゴっぽいインクルージョンが入った方。

strawberry-quartz-gem-273472a.jpg

当然、お値段もかなり高い!
小さなペンダントトップだけだとしても、そこそこのグレードならば、4~5万はするかも。



そして、ガラスで作られたチェリークォーツはこちら
       ↓
cherry.jpg

ガラス玉なのに、いかにも!ってカンジで少し黒っぽいインクルージョンを入れたりしてるし、おまけに、これ、タンブルまで作られてるじゃないか!

**タンブルというのは、石をカットはせずに磨いただけの状態のものをいう。

これじゃあ、お客様が天然石と間違えて買ってくれるのをお待ちしてますよ~、とも言わんばかり。。。

で、いったい、どういったスピリチュアル的効果があるんだろう? と思ってサイトを調べてみると・・・

Cherry Quartz brings new hope, acts as an anti-depressant, relief from anxiety, sexual problems related to tension, & helps develop vision for the bigger picture. Cherry quartz is an energy stone and a powerful healing stone. The healing properties of Cherry quartz are used to aid respiratory difficulties, regeneration of cells, flow of energy throughout the body. It is an excellent balancing stone for a sad or weak heart. This stone is clear to cherry red in colour.

希望、不安からの解消、セクシャルな問題を回避、将来への大きなビジョンを促す。
チェリーストーンはとてもパワフルな石であり、ヒーリング効果があり、呼吸困難にも役立ち、全身の細胞を活性化をさせ、弱ったハートには素晴らしいバランスを与えてくれる。



おい! ガラスで作られたんだろ~が?


ついでに、日本のいくつかのサイトを調べてみると、

探究、幸福、愛の目ざめ、潜在能力を引き出す
甘酸っぱい桜色がキレイな人工ストーンです。
ネガティブな感情を取り払い、心を軽くしてくれるとされています。
希望に向かうエネルギーをもたらす「幸福の石」ともいわれており、恋愛ストーンとしても効果的で、失恋の悲しみを乗り越えて、新しい恋を呼び込むパワーを持つとされています。

幸せを呼ぶピンクのストーン。
キレイな人工ストーン(ガラスビーズ)です。
ネガティブな感情を取り払い心と体を軽くするとされています。
そのかわいいピンク色はアクセサリなどによく使われています。

原産国:人工石
硬度:7.0



まだ、ちゃんと・・人工石と書かれているんで良心的かもしれない。

だけど、

「探究、幸福、愛の目ざめ、潜在能力を引き出す」
「ネガティブな感情を取り払い心を軽くしてくれるとされています」

って・・・いったい、誰が言いだしたのか?
そもそも、どうやって調べた?
色つきガラスだろ?


たしかに、人工物だからって馬鹿にしちゃいけないのはわかる。
それに、色の効果というものは決して侮れないものだ。

でもなあ、これでいいんか~?
・・と、私は思ってしまう。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近はすっかり天然石(パワーストーン)ブームも定着してるようで、こういった天然石が持つスピリチュアル的な意味はもとより、石のグレードなどを気にする方も増えたように思う。

こっちの石は、「最高級AAAAAグレードだから、高いんだ!」
「あ、こっちは、AAとAが二つしかついてないから、あまりよくないんだな!」


・・という具合に。

うーーん

しかし、このグレードというのは、あくまでも・・そこのお店、独自のものであって、すべての天然石従事者が納得して決定されたものではない!ということは念頭に置いた方がいいかもしれない。
言い換えれば、「当店の基準では・・・」ということなのだ。

例外として、ダイヤモンドの品質についてだけは、徹底的に調べてグレードを決められる。
当然、それは世界共通の基準にもとづいてグレードが決められるということだ。

一方、天然石を鑑別に出した場合、
その石は天然ものか、本物を加工したものか、どういった加工をされてるのかを詳しく調べただけの結果なのだ。

なので、グレードはあまり意味がない・・・と私は思う。
そもそも、グレードによって石のパワーは変わらないから。。。

ようは、見た目だけの問題・・・ということだ。


しかし、現状では、それによって値段が大きく違う!というのが現状だ。

その理由は、

●グレードによるもの(それぞれのお店や業者さんのグレードってことだけどね。)

グレードの判断基準は、

インクルージョン(内包物)
輝き


色は濃ければ濃いほどいいとされるし、インクルージョンがなるべく含まれて無いもの、そして輝きや艶があるもの。
これは、色のついた宝石のグレードとも共通するものだ。




●希少価値があるもの


●産地によるもの


●流通機関によるもの
現地で掘り出されてから店頭に並ぶまでいくつか流通してくるのだが、中間業者が多くなればなるほど最終的には高くなる。


そういったことで適正価格というものが決まる。

たとえば、ローズクォーツ

rosequarts_incl.jpg

そもそもローズクォーツはよく採れるせいか、それほど高いものじゃあない。
この写真の左のは、白いインクルージョンが入ってる。
ブラジル産が多いかな。

こちらはマダガスカル産、しかも、光に透かすとスターとかキャッツアイと呼ばれるものが浮かびあがる。
    ↓
starroze.jpg

こうなると、同じ大きさのローズクォーツといえども、めっちゃ高くなる。

色が濃くて色ムラがなくて、マダガスカル産で、スターが浮かび上がる、業者が最高グレードと言う、みんなが欲しがる・・・ということで、お値段も何十倍・・なんてこともありえてしまうのだ。

ローズクォーツはローズクォーツであって、ブラジル産はマダガスカル産よりもパワーが落ちるなんてことはあり得ないのにねえ。



そこで、もしも、本物を少しでも安く買いたいと思うならば、
自分で現地に行って掘り出して加工して輸出許可等をとって日本に持ってくればいいってことになるが、それは、それで、かなり難しい。

そもそも、本物かどうかなんて・・・専門家が目で見ただけでも判断がつかないものが多い昨今。

結局、信じられる店から買うしかないってことだ。
また、お店側は信じられる業者から買うことになるし、業者は信じられる加工所等から買うってことになる。

そう考えると、天然石ってのは、実に曖昧なものだし、また、曖昧なものだけに人々の信頼をベースにしているものかもしれない。
(ダイヤモンド以外の宝石も同様だけどね~。)

おまけに、パワーストーンともなれば、みんな、スピリチュアル的な意味を含めて購入するわけだ。



そこで、私は思うのだが・・・

パワーストーンとするならば、とくにグレードは気にしなくていいんじゃないかな。
宝石ならば、一般的な価値観や見た目重視で購入するのも充分アリだと思うが、パワーストーンのパワーにあやかりたいと思うならば、それは違うと思う。



お店側の「まさに最高品質」なんてキャッチフレーズで購入するより、
自分が「これはキレイだ。これが欲しい!と思ったものを買う方が、ずーーとスピリチュアル的な効果を発揮する。

そもそも、見た目の美しさ、艶なんてものは、それぞれの主観的なものに過ぎない。

たとえば、ターコイズ。

日本で好まれるターコイズは、ほとんどインクルージョンがない真っ青なものが好まれる。

gsr-12-trc-ct1.jpg
楽天から画像を拝借↑

しかし、アメリカで好まれるものは、ブルーにマトリックスと呼ばれる網目模様や黒や茶といった模様が入ったものが好まれる。

そこらへんのことは、以前こちらの記事にも写真を載せている↓

旅の記録、そしてターコイズのこと

812538-292_grande.jpg
↑ これはインディアンジュエリーで使われているナチュラルなターコイズだが、こういった模様が気持ち悪いと思うか、かえって味があると思うか、それは人によるところだ。

模様も、黒、グレー、茶、薄茶、金色ぽいものまで、さまざまあるし、形もそれぞれ、ターコイズの地色も薄いブルーからグリーンがかったもの、または、白っぽいものが入ってるものまである。

あくまで、ターコイズを例にとったけど、他の天然石もほぼ同様。
天然ならば、インクルージョンが入っていて当たり前。
色もさまざま。

入ってないもので色合いが濃い一色の方がマレなのだ。
だからこそ、高くもなるんだけどね~(笑)

なので、高品質という言葉よりも、自分がそれが気に行ったかどうか・・が大事なことだと思う。


ちなみに私は、つい最近、phosphosiderite フォスフォシデライトという10mm玉のビーズをみつけて購入したところだ。


それが、これ↓
phos.jpg

藤色にブラウンの混ざり合った石で、なーんとなく惹かれたのだ。

しかし、価値が高いフォスフォシデライトは、こっちの方。(それにしてもフォスフォシデライトって、舌をかみそうな名前なんだよなあ。)
     ↓
phosphosiderite.jpg

うん、お見事!
きれいに藤色一色でそろっていて、文句のつけようがない!

当然ながら、私が買った方が、ぜーんっぜん安い。
けど・・・もしも、同じ値段にしてあげるよ!と言われても、私は茶色の混ざった方を買うだろう。

きれいにそろった藤色の方はなーんとなく、キレイ過ぎて生きてるカンジがしないっていうか、個性がないつーか、面白味がないっつーか・・・
自分の石って気がしないのだ。 ただ単一的なものを感じてしまうのだ。

私がそう思った以上、私にはキレイな方の石は、パワーストーンとしては働いてくれないだろう。

パワーストーンならば、まずそれに魅力を感じなければ「価値ある存在」にはならない。

もしも、宝石ならば、「グレードの高い、高額なものを身につけることに価値がある」という考え方も成り立つでしょうけど・・。
それも考え方しだいかもしれないけどね~。


さらに、パワーストーンは、持ち主が「願いや思い」を込めて、はじめてパワーを発揮するものだ。

なーんとなく、最近、多くの人たちがパワーストーンのグレードにこだわり過ぎてるんじゃないかあ。

宝石じゃあるまいし・・グレードにこだわれば、どんどんパワーストーンの値段が跳ね上がるだけなんだけどなあ。
ただでさえ、天然物は枯渇してきてるっていうのに~。


とくに、日本人がこだわるのが品質。
だからこそ、グレードという言葉に惑わされてしまうのかもしれない。

工場製品であれば、品質にこだわることはとっても素晴らしいことなんだけど・・パワーストーンはまったくの別物。


そして、ついでに・・もうひとつ、注意事項をあげるならば、高価な天然物の石の名前くらいは、ざっくりでも知っておいた方がいいかも。
もちろん、例にあげたローズクォーツのように、同じ種類であっても、雲泥の差がつく場合はあるんだけどね。

私が思いつくやつだと・・・

モルダバイト、リビアングラス、モリオン、チャロアイト、スギライト、ストロベリークォーツ、ルチル入り水晶(きれいに入ってるもの)
ヒスイ、ターコイズ、シトリン、ラリマー、ラピスラズリ・・

などなど。 

シトリンとかモリオンってよく見かけるヤツは、まず、ほとんど天然そのものではないことが多い(笑)
まったくの偽物ってわけじゃないけど・・水晶に照射して色を発色させたりして、人の手で加工されてることが多いのだ。

とくに、モリオン(真っ黒で光を通さなくなった水晶)なんて、一生かかっても、天然物にめぐり会えるかどうか・・ってシロモノだ。

なのに、

天然物だけを扱ってます!と書いてあるようなお店やオンラインショップで、そういったものが1万円くらいで売ってたりする(笑)

つい最近も、オンラインショップだったけど・・ターコイズの12mビーズを使ったブレスレットが、AAAAグレードとなっていて・・1万円ちょっとの値段で売られてた。

ありえない!(笑)

おそらく、天然物といっても、ハウライトという天然石に色をつけたものか、屑となったターコイズを集めて成形されたものだろう。

こうゆうのって、法には触れないというだけのことで、私には良心的なビジネスには思えないのだ。

なので、購入する一般の人たちも、できれば・・その天然石が、どの程度の希少価値があるものかどうか程度は知っておいた方がいいかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、次に、天然石の効果についていえば、結局、それは信じるか信じないかなのだ。

いにしえからそう言われてます。 古い文献にそう書かれてます。ということが、ほとんどだから。

しかし、私は個人的に、それは決して侮ってはいけないこと・・だと思っている。
(例のチェリークォーツは別だけど・・・絶対、いにしえであるはずないし。)

古代エジプトでもメソポタミアでも中国でも・・呪い、死後の世界、魔術などが当然のように信じられていた時代だ。

当時の医者というのは、まじない師でもあり薬草師でもあった。

一般的には、現代でもメディスンマンという名前で呼ばれている人たちのことだ。

それぞれの部族には、必ずといっていいほどメディスンマンがいたわけで、霊能者であり、魔術師、薬草師といったところだろう。

彼らは薬草の他、天然石に宿るパワーを使ったり、また薬として用いてたという事実がある。
ラピスラズリなどは、薬として砕いて粉状にして飲んだりしたそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば・・これはメディスンマンに関する、わりと最近の話だが・・アメリカのナバホ族の話がある。

1993年に、アメリカのナバホ族の居留地で、原因不明の病気で人々が呼吸困難となり、次々と病院に運び込まれた。
または、その場で急死してしまった人もいたそうだ。


病院でも原因がわからず、ついに、CDC(疾病対策予防センター)に持ち込まれることになったのだが、それでもまだウイルスの正体がつかめない。
CDCといえば、映画のアウトブレイクにも出てきたような、世界でも最高機関のはずだ・・。

そこで、ナバホ自治区では、ナバホ族のメディスンマンに原因解明と対策をお願いしたそうだ。

navajo-medicine-men-sand-painting.jpg


すると、メディスンマンの答えは、

「気候が大きく変動した後は、必ず悪い病気がはやる。
寒い冬が暖冬だったり、暑い日が寒かったりするのが長く続いた翌年は注意が必要なのだ。
今回は、ネズミがもたらす病気なので、ネズミに注意をしろ。」


その後、ようやくCDCでも、原因をつきとめた。

ウイルスはハンタウイルスという名で、自然宿主はげっ歯目、戸外に生息するネズミによって媒介されたものだった。
それが、エルニーニョの影響で餌が大量に増えたため、ネズミも大量に増えてしまい、戸外で生息していたものが家屋の中にも入り込み人に感染したのだった。

ハンタウイルス Wikiより


まさに、メディスンマンの見立てどおり!

なぜ、メディスンマンが知ったのか、しかも最先端のテクノロジーと頭脳集団の集まりであるCDCよりも先に。

メディスンマンたちを、ただの迷信とバカにしていたドクターたちも、これには驚いたそうだ。

彼らは、優れたサイキックだったのか、それとも代々、先代のメディスンマンたちから受け継がれたものかはわからない。


しかし、いにしえの知恵というのも決してバカにできないということだ。
場合によっては、自然科学よりも的確だったりすることもある。

天然石の効用というのも、そういったいにしえの文献から伝わってきたものが多い。

もちろん、天然石だけでなく、アロマセラピーなどの香りも、薬草学や、風水なども同類といえるかもしれない。
風水学とは、水・風・食についての学問だそうだよ。(食について書かれてるとは知らなかったが・・。)


そもそもパワーストーンを持つということは・・科学では解明できないものを持つということだ。

ならば、やっぱり・・グレードや人気商品などに惑わされることなく、自分の直感を信じることじゃないろうか。

そして、好き!と感じるものが一番だと思うのだ。

そうでなければ、きっと・・パワーストーンは何のパワーも発揮しない気がする。

参考資料↓
Nabajo life way

魔除け厄除け防御の石を持つこと

天然石のブレスレットなんかを作っていて最近、つくづく思うことがある。

天然石、つまり、スピリチュアル的にいえばパワーストーンのことであり、念願成就のためのパワーストーンなんてのを自分のサイトにも書いてるわけだし、せっせと人に合わせてイメージして、その人の願いごとに合わせて作ってるわけなんだけど・・・

tigereye.jpg


本当に、願いごとなんて叶うもんかね?

おいおい!
今さら、そんなことを言い出してどーするんだ!


いやいや、これは決して天然石のパワーを疑ってるって話じゃなくって・・、問題は願いをかなえるためには何が肝心なのか!ってことなのだ。

まず一番大事なこと、そして一番最初にしなければならないことは、ネガティブなものを消すことじゃないだろうか?
ネガティブなものがある以上、願いごとなんて叶うわけはないのだ。


今さらながら、あらためてそんなことを思ってしまう。

たとえば、充実した仕事をしたい、生きがいをみつけたい、恋愛を成就させたい、金持ちになりたい・・なーんて、望みがあったとする。
その望みをかなえるためには、結局自分自身で何かに気づき、何かを変えようとしない限り成就しないものだ。

他力本願で願いが成就するなんてことはありえない。(←きっぱり断言できるもんね!)
いや、厳密にいえば無いことも無いのだが・・霊に繰られてたりするときはあり得ない話でもないのだが、そりゃまた別の話になるので、この場では触れないことにする。


人間てのは不思議なもんで・・よく神頼みをする。

hatumoude.jpg


受験に合格できますように!(←そんなの祈ってどーする。。。合格したけりゃ勉強すりゃいいだけだろ。)

良縁に恵まれますように!(←自分を磨いて自分で探せよ!)

家内安全、家族が仲良く暮らせますように!(←自分たち家族で話し合えよ!)

どれもこれも、みーんな自分の都合のいいことばっかりで、もしも、私が神様だったら、

いいかげんにしろ!
そんなもん、自分でなんとかしろ!


と、怒鳴りつけたくなるだろうなあ(笑) 

まあ、これって昔からの習慣みたいなもんで、一般人にとって神社仏閣というところは、なぜかこういった神頼みの場所という意識が強いようだ。

そのせいか、スピリチュアルを信じパワーストーン愛好家の人々でさえ、いまだにこういった意識でパワーストーンを買い求める人も多いらしい。

しかし、現状は・・・自分が願いを持った瞬間から、新たに何かに気づき、新たな道を歩もうとしない限り、ほとんど何も変わらないものだ。と、私は思うのだ。。。

そして、そのために一番大事なことは、まず、ネガティブを取り去ること。


怒り、嫉妬、不安、悩み癖、悲しみ、恐れ、ストレス、疲れ・・・これ、ぜーんぶ自分の中に生まれるネガティブなこと。

また、外部からも同様なネガティブな念を受けることだってある。
(自分の中にネガティブなものを持ってると外部からも受けやすくなる傾向があるらしいのだ。)

外部というのは、生きてる人間から怒り、嫉妬などを受けることもあるだろうし、死んでる人から(つまり幽霊たち)の霊障だってあるかもしれない。

これ、ぜーーんぶネガティブなこと。

このネガティブなことがいっぱいある状態では、希望へと導く石を持とうが、愛をはぐくむ石を持とうが、ちゃんと作動してくれないだろう。

これじゃあ、消化不良を起こしてる人が、いっぱい牛肉を食べてムキムキの筋肉をつけようとしてるのと一緒のことだ。
(なんか、ヘンな例えだけど・・。)

まずは、体も心も健康な状態、ニュートラルな状態に持っていくことが第一にするべきことなんだと思う。

と、すると・・・

パワーストーンの基本は、厄除け・厄祓い・魔除け・邪気除けなどなど、呼び方は色々だけど、
よーするに邪気を寄せ付けず、不運や災難から身を守るのが、一番の基本じゃないだろうか。


つまり、内外からのネガティブパワーを遠ざける、シャットアウトする、または、ネガティブパワーを封じ込めてしまう石ということだ。

本来のパワーストーンは、厄除けだったりお守りとして持つということからはじまっているようだ。

さらに、もっと古来からのパワーストーンを挙げるならば、数珠にいきつく。

41Omspx-i-L.jpg

数珠は、108つの煩悩から108個の珠で作られたものが基本だ。
もちろん、最近では宗派にもよって略式の珠数が少ないものが用いられるようにもなっているらしいが。

で、煩悩とは?
ひとことで言ってしまうと・・身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き(汚れ)を言うのだそうだ。

うん、まさに、ネガティブな念のことだね。
珠数を擦ることは、百八の煩悩をすり砕く意味があったのだそうだ。

そこで、今でも108つの数珠を使っている宗派というと、

曹洞宗・臨済宗
両方とも禅宗で、禅宗ではお念仏やお題目を唱えず、自己と向かい合う座禅を重んじている。
他の宗派のような作法や規定は存在しないかわりに、ただ、ひたする座禅をする。

zenmeditation.jpg


英語で、座禅は、zazen meditationと呼ばれ、ちゃーんとZEN寺もあります。
まさに無の境地を作り出すことで、ニュートラルな状態に持っていくことだね。

そして、密教系の宗派

天台宗

中国の天台大師を高祖とし、日本の伝教大師最澄を宗祖。
人はもちろん、動物、草や木でさえも成仏出来る、
「一切皆成(いっさいかいじょう)」を教えとする宗派。



真言宗

平安時代初期の僧、空海(弘法大師)を宗祖とする。
万物は大日如来を根本母体とし人もその例外ではない。
法神仏である大日如来と共に修行を積む事により、生身のままで仏となれる(即身成仏) と説く。



いずれにしても、まずは無の境地を作り、自分で何かを悟り(つまり気づき)を得ようとする人に、はじめて数珠を持つ意味が生まれるということだろう。


もちろん、どんな宗教にも属さない一般人だったとしても・・パワーストーンを有効に生かしたいと思うならば、

やはり、ネガティブを少しでも排除し、ニュートラルな精神状態に持っていき、さらに、自分をみつめることからはじめなければならない・・ということだ。


とくに現代人に一番必要なものは、

まずは、リラックスすること
ストレスを取り除くこと(魔除け・邪気除けも含めて)

それが一番必要な気がするのだ。

mala_lapis.jpg


必需品かもしれない。。。


そこから考えると、じゃあ、どんな天然石がいいのか?って話になるんだけど・・・

それは、もちろん、その人の状況、状態によっても違うので一概には言えないんだけど、一般的に魔除け、邪気除けといわれる石を挙ると、こんなものがある。

モリオン(黒水晶)
morion.jpg
名前のとおり、水晶の光を通さない真っ黒なヤツ。
邪気払いには、最強の石とされてるんだけど、ほとんど市場には出回らない幻の水晶なんて呼ばれるくらい希少な石なんで、よくわからないのだ。
ときどき、天然石モリオンなんて書かれて売られてるものもあるけど、一般的に手の届くような金額のものはほとんどが水晶に照射処理して黒くしたものだと思った方が無難。
とにかく、邪気払いもパワーはものすごく非常に癖が強いので、他のパワーストーンと組み合わせても他の石のエネルギーを吸い取られてしまうので、モリオンは単体で扱うべきものとも言われてるようだ。 癖が強いということは、もちろん合わない人も多い。
また、邪気払いといっても、石によってそれぞれ違い、中にはやさしく包み込んで浄化する石もあれば、近くきたものをシャットアウトしてガードする石もあるのだが、モリオンの場合は圧倒的な武力で鎮圧するような、まさに戦士のイメージのようだ。
いずれにしても、私は持ったことがないので、わからないんだけどね~。



スモーキークォーツ
smokey.jpg
これも水晶だけど、煙水晶とも呼ばれるグレーっぽい石。
特に破邪のパワーが強いと言われ、古代ローマやケルト民族の間では、悪魔祓いや厄除けのお守りとしてスモーキークォーツを使ったらしい。
また、大地と繋がるパワーを持つとされていて、不安定な心のバランスをとることにより、精神力を強めてネガティブな感情を緩和させる働きもある。



オブシディアン
golden.jpg
これはゴールデンオブシディアン↑

これは、火山活動により生成された天然ガラスで、大昔から矢じりにされたり、特にアステカでは、部族と共存していたようで、粉にして傷薬にも用いられていたとか。
もちろん、魔除け効果も強く、これも癖の強い石。 人の第6感に働きかけ人の想念を増幅する働きもあるようだ。
こっちはレインボーオブシディアン↓
rainbowob.jpg




スギライト
sugilite.jpg
紫っぽい石だけど、薄い色から濃い色まであり、黒っぽいものもある。
癒しの石、ヒーリングストーンとして有名だけど、とくに黒っぽいものは、強力に外部からのマイナスエネルギーを包み込んで浄化するようだ。



マラカイト
malakite.jpg
深いグリーンが落ち着きを感じさせてくれる癒しの石、安眠の石でありながら、悪い気を跳ね返すパワーも強い。
悪い人間を遠ざけ、悪い気を阻止してくれるパワーもあり。
とくに、うじうじと悩みがちな人には最適かも。



天眼石(ボツワナアゲート)
botuwana.jpg
アゲートというのは縞模様の石で特に目のように見える部分で、邪気を払うと伝えられている。
他にも、タイガーアイやキャッツアイ、ホークスアイなど、「眼」がつくパワーストーンは同様に魔除けの効果があるとされている。
「眼」には悪い気を跳ね返す力があり、同時に真実を見つめる洞察力に働きかけるのだそうだ。


シャーマナイト
syama.jpg
ネイティブアメリカンのある部族によって、邪気を払う石として使われてきた石。 とっても地味な石だが、他の石とは違った特徴を持っている。 持ち主の中に宿るダークな部分に自ら入り込み、浄化して消滅させる働きがある。
本来の石は、持ち主の意思・意識に同調して働き出すものなのに対し、ジャーマナイトは自身の意思を持っているかもような働きをするようだ。
これもまた癖を持つ石のひとつでもある。



ラピスラズリ
lapisbeads.jpg
深いブルーの色合いで、人気のある石であり、直感力や判断力、創造力など、内側のパワーや才能を開花させるとされる石であり、またお守りの石としてもパワーを発揮する、かなりオールマイティーな石。
しかしながら、なかなか癖の強い石で、合う、合わないもはっきり分かれる。
ときに、ラピスラズリは試練を与える石ともいわれて、あえてネガティブな出来事を運んできたりもするようだ。 
それをポジティブに乗り越えたものだけが持ち主としての加護を与えられるのかもしれない。



ラブラドライト
labra.jpg
グレーの地味な色合いの中にラブラドレッセンスの美しい輝きを見せる石。宇宙と繋ぐ石であり、創造力に働きかけるとしても有名だが、あらゆる邪気を優しく吸収して消滅させるという見事な働きもしてくれる。


いやあ~、まだまだいっぱいあるなあ。

その他にも、オニキス、ブラックスピネル、ブラックルチル、シルバールチル、ターコイズ、ガーネット、ダイヤモンドだってそうだし・・ああ、忘れちゃいけないのが、最大の浄化の石、クリスタルもあった。

それに、石だけじゃなくって、沈香、伽羅なんて香木も強力な魔除けになるし、黒檀、サンダルウッドもそうだった。。。
実際、数珠にはこういった香木が使われてることも多い。

まあ、ざっと魔除け石を見ると、黒系のものと癖がある石が多いことがわかる。

その中で、あまり癖がなく誰にでも合いそうなのは、マラカイト、天眼石などのアゲート系、それとラブラドライトってとこだろうか。

癖がある・・というのは、身に付けていると馴染まない感覚があったり違和感、頭痛、手のしびれを感じるなんてこともあるようだ。
ようするに持ち主の方向性と石のパワーが噛み合ってないってことなんだと思う。

パワーがそれほど強い石でないならば、多少合わなくたって違和感は感じないんだろうけどね~。
しかし、強いパワーの石、癖のある石というのは、持ち主と同調したときは大きなパワーを発揮してくれることも確かだ。


私は個人的には、癖のある石の方が好きで、なんだか暴れ馬に乗ってる気がしてくる(笑)

暴れ馬というのは得てして名馬が多いものだが、調教してもなかなか一筋縄ではいかないことが多いそうだ。
しかし、人と馬が一体となれたとき、それは素晴らしい走りを見せてくれるのだそうだ。(←おい!馬と一緒かよ!)

同じ魔除け、お守りの石と言われても、1つ1つのパワーの性質はそれぞれに違うし、持ち主によってもそれぞれ違うことだろう。

しかし、まずはネガティブを払いニュートラルな状態を呼び込み、一体となって素晴らしい走りを見せて欲しい。
あ、そうじゃないだろーが?


Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"