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結婚制度って?

たまーに、恋愛問題とか結婚の相談を受けることがあるんだけど・・いつも、やれやれ!と思ってしまう。

それが中高生とか、ティーンエージャーくらいの恋愛ならば、突き進め~!のスタンスで後押しできちゃうんだけど・・・


大人になってからの恋愛問題ほど厄介なものはない!

①片思いのうちは、なんとか両想いのラブラブになりたい!と悩み、

②いちおう両想いラブラブになれば、相手の思いを知りたい!とか
いつも一緒にいたい⇒結婚 を考えて悩み、

③結婚すれば、浮気されない? 
どうすれば、良い結婚生活が送れる?と悩む



なんで悩んでばっかなんだ~?


①と②の場合は、恋してる状態
恋は一種の病気・・・これは私自身の若い頃の体験からも症状はよくわかるし、さらに、脳のメカニズムを知れば、もっと客観的に理解できることだ。

もう・・・こんなことを言ってる私ほど、恋愛相談に向かない人はいないと思ってしまう・・・。

③は、ブレイクダウンすることへの恐れ=現状維持を望むからなのか?


恋してしまえばいつも一緒にいたい! じゃあ、結婚だ~!というのは、ま、お決まりのコース。
ついでに、結婚という法を使って相手を縛ることも出来るし~(ついでに、自分も縛られちゃうんだけどね~)


ところで、私には一夫一婦制の結婚というのは、良いのか悪いのかはわからない。
個人的には、どっちでもいいことのように思える。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キリスト教が作り上げた「社会通念上の模範」というものがある。

一度だけの恋愛と結婚。(セックスは誓った一人の人とだけってニュアンスが含まれてる)
一度愛したら最後まで、愛は一人の人への永遠の約束であり責任・義務
とうぜん、お互いを所有することになる。
それも、永遠を、誓わされる。




日本もまた明治になって西欧諸国に準じ、これを法として導入した。

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ところが・・いくら誓わされようがなんだろうが、人なんて日々変化していくものだ。

一晩寝て起きれば多くの細胞は死に新しい細胞が生まれてくるように、心も精神も変化し続けるのだ。

ということは、
二人が結婚式で誓ったときの心境と、まったく同じでありえるわけがない!!

いくら教義や法で縛ろうが、出来ないことだってある!ってのは・・おそらく誰でも心の底で知っている。


だから、昔から浮気だとか売春ってものがあるわけだしね~。

昔は、浮気や売春は違法じゃなかったんで(とくに男の場合)、堂々と出来たけど、今では、これも・・コソコソとしなきゃならない社会になってるね~。

まあ、昔の人の方が、結婚後も「結婚」に縛られる感覚は少なかったように思う。
好きな人は堂々と愛人に出来たわけだし、日本だって合法の売春宿だってあったんだもんね~。



ところが、昔の人の中にも、・・やたら「結婚」にこだわった人もいる。

ヘンリー8世(Henry VIII, 1491年6月28日 - 1547年1月28日)イングランド王だ!

かなり若い頃(なんだかひ弱で陰険そうな顔?)
  ↓
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イングランド王ヘンリー7世の次男で、本来は王位を継げない立場だった人だ。 そう、お兄ちゃんがいたからね~。

実際お兄ちゃんのアーサーは、将来を期待されていた存在、なんてたって、アーサー王伝説のアーサーから名前をもらった人。(アーサー王を現実にしよう!という強い思いが込められてたらしい)

お兄ちゃんのアーサーはこっち。
    ↓
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その奥さんが、スペインから迎えられたキャサリン・オブ・アラゴン

ところが、若い二人が結婚して(たしか二人とも14-5歳?だったはず)、アーサーは数週間で亡くなってしまう。
(陰謀の匂いがプンプン)


ところが、イギリス側は莫大な持参金付きで嫁にもらった、キャサリン・オブ・アラゴンをスペインに返すわけにはいかないし~と
困ったあげく、次男に再度嫁がせちゃったそうだ。

それがヘンリー8世(次男)というわけ。

ところが、この人、かなりの女好き!
とまあ、表向きには「世継ぎとなる男子を強く望んでいたから」という理由があるのだろうけど・・


まずは、王妃のキャサリン・オブ・アラゴンの侍女に手をつける。 それがメアリー・ブーリン

次に手をつけようとしたのが、その妹だか姉の、アン・ブーリン(エリザベス1世の母として有名な人)

ところが、アン・ブーリン、「私、愛人はイヤ!結婚してくれなきゃ!」と言ったそうだ。

そこから歴史が大きく変わっていく・・・


まず、ヘンリー8世、王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの結婚は、もともと無効のものだったのだ!とローマ教会に言い出した。

この時代、ローマカトリックの支配下だったから、王族といえども離婚は認められないからね~!


え? でも、ちょっと待てよ!
たしかヘンリーが結婚するときは、兄貴の嫁だった人を・・あれこれと理屈をつけて(たぶん、カネも積んで)ローマ教会を説得した上で、正式な妻、正式な結婚と認めてもらったはず。

それを今さら覆すとですか~!!

それも、侍女との結婚を認めさせたいがために~!


さすがにローマ教会も・・今度ばかりは、おたくの都合ばかりを認めるわけにはいかない!と突っぱねた。

ぬわんだと~!
それじゃあ、宗教改革だ~!
とヘンリー8世は言い出す始末。

おいおい!

宗教改革ってのは、もともとはドイツで、ルターが宗教改革をはじめてたんだよ。

ところが、ヘンリー8世は、ルターの教説は認められない!と言って弾圧側に回っていたのだ。
そう、ローマ教会側。 そんで、ローマ教会からは「信仰の擁護者」の称号まで与えられてたはず。 

それが今度は、いきなり・・宗教改革側かい?

高邁な思想もポリシーもあったもんじゃないなあ。。。

まあ、そんなふうにして生まれてきたのが、ローマ・カトリックに反旗を翻しちゃったイギリス国教会やら、プロテスタントになっていくわけだ。

それだけローマカトリック教会も翳りがみえてきた時代だったともいえるけどね~。



さて、そこまでしてヘンリー8世はアン・ブーリンと結婚したんだけど、今度は、またも侍女のジェーン・シーモアに心移りしちゃう。

すると、アン王妃は姦通罪と反逆罪だったかの罪で、ロンドン塔で処刑される。 そう、首チョーンってわけ。

もっともこれは、ヘンリー8世が独裁者だったというわけでなく、取り巻きの貴族たちの思惑がメチャメチャ働いていたわけで・・
王なんて周囲に踊らされるものでもある。



侍女のジェーン・シーモアは、王妃となって1年後、待望の男の子を出産。
すると、最初の王妃のキャサリン・オブ・アラゴンの娘、メアリーと、2番目の王妃、アン・ブーリンの娘、エリザベスを庶子に落として追放しちゃう。(王位継承権をはく奪するため)

この後、メアリーとエリザベスの王位をかけた熾烈な争いに発展していくことになるのだが・・。


ところが、ジェーン・シーモアは産後の肥立ちが悪かったとかで、あっけなく死亡。

ヘンリー8世は、その後次々に王妃を迎えることになる。

アン・オブ・クレーヴズ、キャサリン・ハワード、キャサリン・パーといった具合に。

邪魔になった王妃は、またも反逆罪か姦通罪で首チョンになるという筋書きで。


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結局ヘンリー8世には、6人の王妃(本妻)がいたわけだけど、愛人や認知してない子供に関しては数は不明だとか。


さて、その後、ヘンリー8世はどうなったかというと・・

晩年は落馬の傷が痛んで、おまけにデブだったこともあって、あっちこっちの体のパーツが悪くなってたらしく・・・痛みだらけだったという。

死後は遺言どおり、3番目の妻の子、待望の男の子だったエドワードが9歳で即位する。
ところが、生まれながらに虚弱体質、先天性梅毒だったとか?

で、あっけなく病死。

当然エドワードには子供もいないし・・王位継承権をはく奪されてたはずの、メアリーかエリザベスっきゃいない!ってことになる。

その後も、カトリックかプロテスタントかとか、有力貴族たちやら諸外国の思惑を巻き込んで、ドロドロと王位継承権をめぐる争いになってくわけなんだけど、負ければすぐに、首チョンになっちゃう世の中。

罪なんて、あとからいくらでもこしらえることができる!

結局、エリザベスが勝って、メアリーが首チョンになった。(確かお決まりの反逆罪だったかで・・)

エリザベス一世・・このファッションセンス、いつ見ても凄過ぎ!
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これが英国史のひとつの時代。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

王族といえど、結婚離婚もままならなかったり、逆にローマカトリックに手を回せば簡単に出来ちゃったり・・

王妃の座についたところで、反対派の中を上手に泳ぎ切らなきゃ、すぐに首チョンだし・・

あーあ~。

そもそも結婚ってなんだ? 


今も昔も、それだけのものでしかない気がする。


初めからたった一人の生涯の伴侶を求めよう!と思い混むことじたいが、どっか違うんじゃね?・・・と私は思ってしまう。

さらに、それこそが正しい人の道!と思うことは、もっと違うような気がしてしまう。



恋愛感情だけでは結婚生活はなりたたない!・・・多くの人がいうとおり、たしかにその通り。

恋愛は病と一緒で、いずれは冷めてしまう(治癒してしまう)から。


じゃあ、愛ならば?

愛は病じゃないから・・冷めるとか治癒するとかってことじゃない。 たしかに・・これもそのとおり。


ところが、お互いに愛するゆえに別々の道を歩むことだってある。(まあ、別離とか離婚とかってことになるわけだけどね)


そして・・形として一緒にいれば愛し合ってるってことにならないのは世の道理。
(外に向かってだけは夫婦円満、おしどり夫婦をアピールしてる夫婦もいるわけだし・・)

そんなことは誰でも知ってる。


では、どうすれば・・本当に愛し合っていてずーっと添い遂げられるんだろ?

Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.
(愛というのはお互いに見つめ合うことではなくて、一緒に同じ方向を見ることだ。)


と言ったのは、サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)

Antoine de Saint-Exupéry


飛行機乗りで、作家、あの「夜間飛行」だとか「星の王子様」で有名な人の言葉だ。
最後は、どこだったかで飛行機が墜落して消息不明になっちゃった人。


私は「星の王子様」を読んでも、子供の時も大人になって読んでも、ちーっとも感動しなかったし、別に好きな作家ではないのだけど・・

それでも、この言葉だけは、的をついてる気がする。


結婚を決意するときは、お互いが同じ方向を向いてるかどうかで決まると思う。
はじめから、どっか方向が違うな~! と感じたのであれば、まずムリだろう。


だけど、同じ方向を向いている限り、
一時的に仲違いしようが口論しようが何事だって解決できる。

そうやって二人でお互いに影響し合い成長しながら、気がついたら、いつのまにか、ずーーと二人で生活しちゃってる。

そんなものじゃないかと(笑)


なーんて言うと・・

今度はこんなことを聞かれたりする。
「今、同じ方向を向いてると感じるんだけど、この相手と結婚してうまくいきますよね?」

そんなこと知るか~!(笑)


どう作っていくかは、これからの二人の日々にかかってるんだもん。
自分次第、相手次第。


そんなの、神様だってわからないよ!
だって、自分で作ることなのに~なんで人に聞く?
レールに引かれた運命があると思ってるのかなあ?


結局のところ、先のことなんてわからない! 
誰にもなーんの保証もない!



だから、不安になるなら、そんな結婚は、初めからやめた方がいいのかもしれない(笑)

だから、先が楽しみ!と思えた人と結婚すればいいんんじゃないかな。


私たちは、中世の英国王室に生まれたわけじゃあるまいし~、殺されることはないし、いつでも次のステップに進める!


また事実、

お互いの先のことが楽しみ~♪と思える二人ほど、気がつけば、いつのまにか長ーい結婚生活を続けてるような気がする。

それが「同じ方向を向いてる」ってことかもしれない・・と思う。

老後2000万円問題とか・・いっぱいあるけど。

「老後2000万円問題」というニュースをみて、ふと思ったこと。


おそらく多くの人たちが不安を掻き立てられられて、この問題が炎上しちゃったのでしょうか。

今の日本は、不安を掻き立てるような問題がいっぱいですね。


格差問題・・低所得者の増大(貧乏・借金)
うつ病、癌、痴呆症
不登校・いじめ
無差別殺人


などなど。


でも・・これって歴史の中でみると、こーんなことは昔から山ほどあったと思うんですよ。

しかも、昔の方がずーーと多かったんじゃないかなあ?


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https://edo-g.com/blog/2016/01/population.html


最も政権が安定していたと言われる江戸時代、世界最大の100万都市と言われた江戸でさえ、

貧乏長屋で医者にも診てもらえず死んでしまう人々も多く、家さえない人や、非人と呼ばれた人たちもいたわけだし、

地方にいけば、めったに「米の飯」は口にはできず、飢饉や一揆も起こってたし、

階級社会では当然のごとくイジメはあり、

徹底警備されていたはずの江戸の街でさえ、盗賊、辻斬りも横行していたわけです。


ダークな面に目を向ければ、そりゃもうキリがない。


ところが、いつの時代にも、年配の見識者たちからは、

どうして、こんな世の中になってしまったんだろう?
昔はよかったのに~。

というつぶやきを聞かされるもんです。

もちろん日本だけじゃなく各国至るところで、いつの時代でも・・古代ローマやギリシャでも・・
みーんな思うことは同じだったんでしょう。

人の心の中のノスタルジーが言わせてしまうものかもしれませんねえ。

まさに、「過ぎにし方恋しきもの」(←清少納言の枕草子)的な・・

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日本はとても平和な国だと思うんですよ~。

だって、

シリアや南米から、難民となって他国へ逃げていく人やら、

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現地の爆撃で死んでいく人、
劣悪な環境で伝染病と餓死と戦っている人たち

不法移民だと言われて拒否されようが、彼らにとっては生きるか死ぬかの瀬戸際なんだし!

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そこから考えれば、日本は平和な国。

問題の発端がどこにあるかと追及したり文句を言えるということが、十分平和な状態といえるかもしれません。



なーんとなく・・日本における問題の多くは、

必要以上に、

事件は現場で起きているのではなく、

政治家さんやお役人の企画書や記者の原稿の中のような・・
(笑)


そんな気がしちゃうわけです。


つまり、

「影響力を与えられる立場の人々(政治家、役人、評論家さんたち)などが問題を掘り起こして、

マスコミの人たちが、キャッチーな記事に仕立てて発表する。」

といった、戦略上で煽り立てられている。


そんな気がしちゃうことが多いんですよね~。


もちろん問題がでっち上げだとかウソということではないし、
解決すべき問題は解決しなければならないはずです。


ただ、責任追及や批判に、ヒートアップするよりも、

何があっても、地に足をつけて動じることなく生きていくという意識を強く持たなきゃいけない時期にきてる、

そんな気がしてます。


いざ、日本がボロボロになってしまうようなときがきたら、それこそ昔のように(笑)、戦後の日本のように、
皆で強く生きればいいわけです。 


こんな作品を思い出してしまった↓
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この作品の言葉を借りれば・・

汚染させた土地でも芽を出す「麦」のごとく強く

ゲンは元気のゲンじゃい~!

といった精神性の方が、大切なものに感じます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が、アメリカ在住の「移民」の立場だからかなあ(笑)
日本人ともアメリカ人とも言い難く、年金も健康保険さえも適用されていないような立場の人間なので・・


どっかで、いつも

明日は明日の風が吹く
宵越しの金は持たない
(←持てないに近いのだが・・)

というのが、生き方の信条のようになってしまっているからかもしれません。


日本人の方には、「そんなんで不安にならないの? 老後の心配は?」と聞かれるんですが、

不安や心配よりも、

日々の感謝の方が多いです(笑)

クリスチャンじゃないけど、まさにこんな気分で
     ↓
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きょうも美味しくゴハンが食べられた!
きょうも車が元気な走りをみせてくれた!
きょうも健康、ニャンコと遊べた!

もしも自分が大統領だったら?(フランス人拉致事件から)

少し前に、テロリストによってフランス人観光客が拘束され人質になるという事件があった。

5/1に、アフリカ、ベナンの国立公園でサファリパークの観光をしていた2人のフランス人(46歳と51歳)がテロリストに誘拐され監禁されるという事件が起きた。

ベナンのパンジャリ国立公園は、西アフリカ最大規模で手付かずの生態系が残っているといわれる場所。
   ↓
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https://www.afpbb.com/articles/-/3159408?cx_part=search

そこで、現地ガイドは真っ先にその場で殺されてしまったらしい。
テロリストは、現地人から身代金は取れないとふんだのだろう。

そこで、ブキナファソに移された彼らを奪還するため、フランス軍の特殊部隊が派遣され、銃撃戦ののち、見事人質を奪還した。
5/10のことだ。
フランス人二人のほか、アメリカ人一人と韓国人一人の計4人を救出した。

ところが、そのときの銃撃戦で、特殊部隊の若きエリート2人が殉職してしまった。

ベナンの北は、危険地域と言われ政府から旅行を控えるように勧告されている地域だった。



さて、このニュースが日本で代々的に報道されたかどうかは知らない。

たぶん、日本では他国のこんなニュースはあまり関心がないのだろうし、たいして報道されなかったのかもしれない。


仏軍、ブルキナファソで人質4人救出 兵士2人死亡


でも、もしも・・これが日本人が人質になったとしたら、どうなったんだろう?と、ふと思った。


そういえば・・もう4年くらい前?だったかなあ?
日本人がISILに人質になった事件があったことを思い出す。

ブログやネット上が炎上状態になって、

「危険地域に自分で行ったんだから身代金なんか払う必要はない!」
「そんなの自己責任だ。身代金は自分で出せばいいだろ!」

という声ばかりで、家族に対するバッシングまで起こったことを思い出した。


えーー?
それより人質の救出方法を模索する方が先だろーが!
と、私は思っていたのだが。



おそらく、これが今日本で起こったとしても

「危険な場所に自分が勝手にいったんだからほっとけ!金なんか払う必要はない。」ってことになっちゃうんだろうなあ。

その上、彼らの家族まで、お前の息子が迷惑をかけたんだ! 謝罪しろ!とかって迫られるんだろうなあ。


さらに一般人だけでなく、日本の政府陣も・・同じ方向で!と喜んでいっちゃいそうな気がする。

なんてたって世論がそうなんだから、まことに遺憾ながら仕方ないんですよ~て(笑)


嫌だなあ。

日本てみんな一色になっちゃうんだ!

それがまるで「正論のように思い込んで」しまうという心理が・・不気味だ。



さて、フランスではどうなんだろう?

たまたまフランス在住の方のブログをみつけた。
竹内節子さんという方のブログで、やはりこの記事をアップしていた。
   ↓
日本とフランス -- 血を流す覚悟とは何か?

そこから抜粋すると・・

外務大臣のコメントはこういうものだったそうだ。
    ↓

「今回の事件では何よりもまず、国の義務というものがある。それはフランス人の安全を守ることで、それがたとえ外国で極限条件にある場所にいる場合でも、危機にあるフランス人を守り救うことである。それが今回なされたことだ」



そして、フランスの報道は、
   ↓

実際は、その救出作戦で助けられたのは韓国人女性とアメリカ人女性も入れた4人だったので、「数」的には、2対2ではなかったのだけれど、フランスでの報道は一貫して「2人のフランス人を救った2人の英雄」という括り方だった。




この方のブログの中でも、

もしもこれが日本だったら、無事に救出されたとしても、
「旅行者の2人はいたたまれないというか、激しく非難されるのではないか、ということだ。旅行者の家族も喜ぶより先に肩身が狭いのではないかと思った。」



と書かれていたけど・・やっぱりそう思うよなあ~。



フランスにだって、個人的にはさまざまな意見を持つ人がいるだろう。

「こんなお気楽観光客の命なんかどーなってもよかったんだ! それより優秀な若い兵士2人の損失の方が悔やまれる」と思う人だって多いかもしれない。



それでも政府の一貫したポリシーとして、

「なにがあっても、たとえ最高のエリートを犠牲にしても”危機にあるフランス人を救う”のだ!

という国家の価値観を堂々と表明しちゃうところが、すごい!


この決断が果たして正しいかどうかはわからない。
人それぞれの考えかた、国それぞれの考え方もあるだろう。


それでも、国家に「何があってもフランス人を守る、見捨てない」と堂々と宣言され、そして事実、犠牲を払ってまでも救助したとなれば、

市民の国家における信頼度も増すし、そんな国家のためだったら命を捨ててもよい!と思う志願兵だって現れることだろう。

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http://en.rfi.fr/france/20170827-young-soldier-operation-sentinelle-commits-suicide


一方、いざとなったら「自己責任の名のもとに」 救助しようともせず、

こーんなことを言ったって・・
   ↓
>>>「明治維新のとき、日本人は、今のような生ぬるい議論をしていたのではなかったはずです。
多くの人が殺されて、切り合って、議論をして、血を流して、自分の命を犠牲にして、日本国が列強諸国に飲み込まれないために戦ったのです。
そして、日本国を守り通した。
その発想が、今こそ必要なのです」
<<<(櫻井さんが理事長を務めるシンクタンク「国家基本問題研究所」2018年1月の例会での櫻井よしこさんの発言)


はああ?としか思えない。
**そもそも、アンタ、ちゃんと歴史を理解してるの? それって維新の志士たちにも失礼じゃんか?(←失礼ながら、私はそのように思ってしまいました。。。)


日本にいると、当然のように1つの色に染められていってしまうのだろうか?

それこそが正論と思ってしまうんだろうか?

私には、それが・・どうにも不気味な不快感になる。

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「欧米ってのは好戦的なんだよなあ。 とくにフランスはフランス革命を起こしたような国だし、アイツらは日本人のような和の心を持ってないんだよ。」という声を聴くことも多いし、実際に、そういった認識の人も多いのかもしれない。


でも・・・私には、今の日本の方が和の心なんて微塵も無くて好戦的な人種のように思えてしまうのだ。


「同じ色に染まって目立たずカモフラージュしながら、誰かを集団バッシングするのを喜びとする」
やだなああ@@@ そんな国民性に成り下がってしまってるとしたら。



さて、

もしもこのような人質事件が起こったとき、そして、もしも、あなたがすべての権限を持つ大統領だったとしたら、
いったいどんな決断を下す?


●命を助けるために犯人の言いなりに身代金を払う

●今回のフランス政府のように、人質奪回のために特殊部隊を送り込む

●「何があってもテロには屈しない」をスローガンに人質を見殺しにするもやむなし



この中で一番ラクで、なーんも傷まない方法は3番目だ。お金も優秀な特殊部隊の戦力も失わないからね(笑)

ちなみに、「テロリストとは交渉しない」という考え方はアメリカから来てるのだけど・・安倍晋三首相が2015年に日本で起きた人質事件のときに、おそらく彼はアメリカをまねて身代金を拒否するために「テロには屈しない」という言葉を使ったのだろうといわれている。


なーるほど、日本政府っていつもアメリカのまねっこなんだね~(笑)


ただし、「身代金を支払えばテロリストへの資金提供にもなり、味をしめて次の人質事件を誘発することにもなりかねない。」
これも事実だと思うし、これも考慮に入れなきゃならないことだ。



さて、みなさんが一国の大統領だったとしたら、どうしますか?

アメリカのマネでもなく誰かさんのの右に倣えでもなく・・みなさん自身の考えを聞きたいなあって思う。


ついでに、

「テロに屈しない」という意味、「自己責任とは?」
それも併せて考えて答えを出して欲しいなあって思う。



もう、小さな日本の国の中だけで善悪論を振り回し、人のことをバッシングしてるようなときではないと思うのだ。

一人ひとりが「自分が国を動かす気持ち」で、「さまざまな問題を考えなきゃならないとき」なんじゃないかな。

日本人は騙されやすい?(老人の場合)

日本人は騙されやすい民族なんだって?と、聞かれた。

嫌なこと言うなあ・・とも思ったんだけど、「そうなのかも」とも思う。

こちらは新聞・雑誌などメディアにおける信頼度だそうだ。
     ↓
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「日本には、オレオレ詐欺というのがあるんですってね。
なんで、そんなものに騙されるのか理解できないなあ。」


私にだって理解できない!

アメリカ人には、もっと理解できないだろう(笑)

そもそも、アメリカでは、即座に現金を引き出すとしたら、1日の引き出し額で200ドルが上限。(それしか引き出せないのだ。)

相手銀行に振り込むんだって新規の場合は簡単にはできない。

また、一般人の支払い方法は、現金や銀行振り込みよりも、カードかチェックを使う人がほとんどだ。

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さらにお金そのものを持ってない人が多い(笑)
ある程度のまとまったお金がある人は、銀行にそのまま置かず、株式などに入れてしまうことがほとんど。


こういった状況の違いの上に、考え方の違いもある。

我が子に対してもお金の問題はドライ。
一般家庭では、大学の学費ですら、自分で稼いで行くのが当たり前!というのが根本にある。

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すでに社会人となった息子が、「仕事でトラブってしまった! すぐにお金送って?」と電話してきても、
「そりゃあ、えらいこっちゃ!」と、即対応してくれる親の方が少ないだろう。

まあ、こんな理由から、日本と比べれば被害件数はずっと少ないだろう。



ところが、アメリカでも・・日本の「オレオレ詐欺」をヒントに、似たような詐欺事件が増えたそうだ。

孫を装っておじいちゃん、おばあちゃんに電話する詐欺。
(息子や娘には厳しくても、孫には、ついつい甘くなっちゃうというのは、アメリカ人も同じらしい。)

まず、孫の行動をSNSなどで事前に調べておいて、

「今、メキシコ旅行の最中なんだけど、スリ被害にあって持ち金全部盗まれてしまった、
ビザの発行にXXXドルかかるの! すぐに助けて!」と電話で話すという手口。

それも、巧妙に、あえて聞き取りにくいような小さな声で話たりするそうだ。

いつもと声が違うと言われたときには、口の周りに怪我をしてるとか、電話が聞き取りにくいとか・・言い訳もするし、
最後には、「この件、パパとママには黙ってて!」ともお願いするとか。


Grandparent Scam

開口一番に、“It's me, grandpa!” (僕だよ! おじいちゃん!)と呼びかけるところなんて、

まさに、オレオレ詐欺だね~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

老人を対象にしたものだけではなく、詐欺らしきものは日常の中にも、いっぱいある。

怪しいメールや電話が来たり(主にはメインバンクから来たり、ソーシャルセキュリティーオフィスの名前だったり)・・すぐにXXドル振り込まないと大変なことになるぞ!という手口が多い気がする。


数年前、私はLINEにヘンなメッセージをもらったことがある。

「お願いがあるんだけど、すぐにコンビニに行ってビットコインを買ってきてくれない?」
LINEに登録してる知人から届いたメッセージだった。

まさに、こんなカンジだった。
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友人のLINEアカウントが乗っ取られたので、乗っ取り犯と遊んでみました。


なにより、コンビニってのが、いかにも日本的発想で、アメリカではありえんだろ!(笑)
しかも、時刻は夜の8時半を過ぎてる!

どう考えてもおかしいだろ!

「コンビニって何? それに今夜の9時だけど?」
とメッセージを返した。

その後、まったく返信はなかった。
おそらく、私もその知人も日本在住だと思っていたのだろう(笑)

その数日後、また別の友人から、
「どうやらLINEのアカウントが乗っ取られてるみたいだから、すぐに変えた方がいいよ!」というメッセージをもらった。

ひええ! やっぱりそうか~と納得。

LINEもSNSもアカウントを乗っ取ることなんて超簡単というのは聞いていたが・・(←自称ハッカーからの情報)

おそらく私の名前も使われていたことだろう。

この程度の詐欺未遂は、どこでも山ほどあるはず。(←嫌な世の中だねえ。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、なんだって日本ではいまだにオレオレ詐欺が後を絶たたないんだろう?

私の記憶が正しければ、オレオレ詐欺被害の話って、ざっと10年前から聞いてる気がする。

こんなポスターだっていっぱいあるらしいし・・

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街角にはこんな旗もたってるんだとか。
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なのに、なんだっていまだに騙される人がいるんだ?

・・・・・・・・・・・・・・

私の母(86歳)に聞いてみた。

「ねえ、オレオレ詐欺の電話ってかかってきたことある?」

「あるある♪ 私のところへは、たったの一度しかないけどね~。」
(なんだか面白がってるんかい!この人は!)

「それがね~、面白かったのよ!
私、ヒマだったし・・面白いから何を話すんだろうと思って、ずっと聞いてたんだけどね・・」
と、母は楽しそうに続ける。

「まず、俺だけど!って電話してきて、オフクロ、大変なことになっちゃったんだ!って言うわけよ~。
実は、会社の大事な小切手だったかを電車の中に置き忘れちゃってXXXXとかって話だったわね~。」

「それで、すぐにオレオレ詐欺って気がついたの?」


「最初は一瞬、ほんとに▲▽(息子の名前)かとも思ったんだけど・・電話の声が聞きづらかったしね~。
でも、よく聞いてみると、ヘンな訛りが少しだけあるのに気がついたの(笑)

で、最後に・・アンタ誰なの? アンタの言葉には少し訛りがあるわね。
ウチの息子は訛ってないわよ! 

といったとたん、電話が切れちゃったの。」
(笑)


「それにしても、手口はよくあるパターンだったんだね~。
必ず、俺だけど・・って言うんだね。 僕とも私とも言わず「俺」のわけね~。、で、母親のことはをオフクロって呼ぶわけね~。」

「まったくよね~。
実際、▲▽も今じゃ、自分のこと俺って言うし・・私のことはオフクロって呼ぶもんね~。」


「昔のように、僕って言って、ママって呼べばいいのにね~。」


「それじゃあ、恥ずかしいし世間体が悪いんじゃないの! だから世間一般に合わせて、俺で、オフクロって呼ぶようにしちゃったんじゃないのかねえ。」


「やだねえ~、なんでも世間一般ってのは。。 だから、そんな詐欺に付け込まれやすくなるんだよ。
僕が嫌なら、ワシとか吾輩にして、母上様とかオフクロ様と呼べばいいんじゃね?」


「あら、それいいわね~♪ 私ね、お母さまって響きも好きよ~。」
(←おいおい!)

話が完全にずれてる。。。



「でも、なんだって今だに騙される年寄りが多いんだろう?
いくら聞きづらいといっても、家族の声や喋り方を忘れるわけないと思うんだけど~。」

「まったくよね~!そんなものに騙されるなんてバカよ!!
だけどね・・・ちょっとだけ、私にもわかった気がするの。」


「ん?」

「騙される人は、きっと寂しい年寄りなのよ。どこからも電話さえかかってこない、誰も訪ねてきてくれない。
自分が忘れ去られたような不安があるんじゃないかしら。

そんなとき、俺だけど・・って電話がかかってきて、助けて!とお願いされただけで、なんとかしなきゃって思っちゃうんじゃないの。
ちょっと落ち着いて考えれば、ヘンなことはいっぱいあるはずなのに・・それすらも見えなくなっちゃうんじゃないのかねえ。」



この母の言葉、なんとなく納得力を感じる。



心理学分野にも、「正常性バイアス」という言葉があったと思う。

人は、自分がそうであって欲しいと思う方へ偏った考え方をもってしまうという心理だ。
また、一度思い込んでしまうと(思い込みたいって気持ちで思い込んじゃう)、ますます、それが正しいものだと示す情報を、無意識に集めてしまうという心理も働く。

それを、「確証バイアス」と呼ぶそうだ。

確証バイアス・・仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。





こんなことは老人だけに起きることではない。

若い人だって同様に起きるのだ。

●だ~い好きな恋人や子供が犯罪に手を染めてるとき、どこかでヘン?だと思っても、正常性バイアスと確証バイアスが働いて、決して犯罪者だとは認識しない。


●列車事故で明らかに異臭の漂うガスが充満してきているというのに、
「みなさん!大丈夫です!」という社内アナウンスが流れる、そして多くの人が動かないとなると、
ここにいて大丈夫という心理が働いてしまう。

その結果、多くの犠牲者を出してしまったという症例も聞いたことがある。



つまり、正常な判断が出来なくなってしまうということだ。

その理由は、おそらく母が言ったように、「寂しいから」といったような精神状態に起因している気がする。


決して幸せを感じていない状態、むしろ不幸を感じている精神状態のときは、人は正常な判断が出来にくくなるんじゃなかろうか?


大好きな恋人や子供が一緒にいても、どこかで不安を感じているような状態。
嫌われたくないとか、自分から去っていってしまうんじゃないかとかの不安だったり悲しみだったり。

また、事故などの状況では恐怖心が先にたってしまうと、正常な判断が出来なくなる。

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きっと私は大丈夫と思い込もうとするだろうし、それを正当化してくれるようなアナウンスが流れたり、他の人も動かないとなれば、
ほらね!大丈夫なのよ!と、ますます正当化する事柄ばかりを集めてしまうのだ。

「ガスが充満してきている」という事柄は、どうなっちゃうんじゃい?
たぶん・・無視!


そこで、世間では「私は大丈夫と思ってる人ほど危ない!」な~んて言われたりすることも多いんだけど・・それはちょっと違う気がする。

「どんなどきでも冷静に正常な判断が出来ないときは危ない」ということだと思うのだ。

もっと言い換えれば、日頃から「ネガティブな気持ちで生活している人は危ない」ということになる。



オレオレ詐欺もまた、「それだけ幸せではない老人が増えてきている」いう現れではないだろうか?

なによりも楽しく生活することなのだ。

こんなふうにでも・・
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または、こんなふうにでも。
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楽しんだもの勝ちなのだ~(笑)


本来、老人というのは、たしかに体力は若い者には負けるだけど・・
亀の巧より年の巧なんて言われたり、

さらに、老馬の智なんて言葉もある。

老馬の智とは、経験の豊富な者は判断を誤らないこと。
年老いた馬はとても利口で、道もよく知っているから迷うことがないことから。
斉の管仲が道に迷ったときに「老馬の智は役に立つ」と言い、老馬の後についていくと、行くべき道が見つかったという『韓非子』にある話に基づく。
故事ことわざ辞典より



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多くの経験を積んできた老人の方が、過去の記憶データがいっぱいに詰まっているので、とっさの判断に間違うことがないと言われていたようだ。

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つまり、多くの事柄を客観的に見て、多くの経験に基づいて的確な判断がくだせるようになるということらしい。

若いモンはそうはいかない(笑) ついつい感情が迸ってしまったり、1つの事だけにフォーカスし過ぎて判断が鈍ってしまうことの方が多い。


なのに、最近の日本では、老人の悪いニュースばかりを聞かされる気がする。

相変わらずオレオレ詐欺に騙される老人たち
ブレーキとアクセルを間違えて事故を起こしてしまう老人ドライバーなどなど。



どんなに年をとっても、体にしみついた事柄は、むしろ間違えない。
武道においては、年をとっても熟練者はメッチャ強いそうだ。(経験と勘で相手の先の動きを読めてしまうそうなのだ。)

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https://matome.naver.jp/odai/2146446788481063201/2146452676024759603
*永倉新八さんは実在の人物ですよ~。


それすら出来なくなったんだとしたら、本来なら一番自分で自覚しているはず。
 「己を知ること」こそ、老人が若者より優れている点かもしれない。



なぜ、日本ではこんなにも困った老人が増えてしまっているのか?

その答えはおのずから見えてくる。

原因は「心が病んでる」から。

心の病が蓄積したままどんどん年寄りになっていっただけなのに、それを「年のせい」にしてしまう人が多いように思う。


まずは、原因は年齢だけにあるのではない!ということを、若い人も老人たちも気づくべきだと思うのだ。

そうでない限り、今の若い人たちもまた、近い将来には、「厄介者の老人」になっていくような気がしてならないのだ。


物語の中の老人たちは、いつもカッコいい。

これは、ドーラばあさんの言葉、「40秒でしたくしな。 夜が明けちまうよ!」(天空の城ラピュタから)

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まさに、亀の甲より年の功だからこそ、さらっと言える言葉。

そんなん、アニメや物語の中だけでの話だよ~!と思ってはいけない(笑)

これは決して物語の中の話ではなく・・かつては、こういった老人たちが多くいたのも事実だと思っている。


だからこそ、亀の甲より年の功老馬の智なんて言葉もあったんだろうし・・

老人が騙される?なんて、とんでもない!

年の巧で老獪さを身に着けた老人が野望に走ったときほど、恐ろしいものはないのだ!
  ↓
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http://www.trophy-seikatsu.com/wp/blog/hyousyoukougaku/tokugawa-ieyasu.html

とかなんとか言いながら、しっかり天下を取っちゃったジジイもいたことだし・・・(笑)


それもすべて、若い頃からの「経験の蓄積」と「どんな状況下でも冷静さを失わない」という精神力

それのみだと思っている。

どうか天下人の野望は持たずに、日々人生をエンジョイして欲しいと思っている。

そうなれば、オレオレ詐欺なんぞに、騙される老人なんていなくなると思うのだ。

ノートルダム修復のための寄付

ノートルダム大聖堂が火事のニュースは、先週みていたのだけど・・
こちらのニュースは、先ほど目にしたばかり。
    ↓
Several of the world's richest French billionaires donate more than $500 million to rebuild Notre Dame

何人もの世界有数のビリオネラーたちが、ノートルダム大聖堂を再建するために$500ミリオン以上も寄付。

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500ミリオンダラーっていくらだと思います?

本日4/22日現在のレートで、559億965万6円ですよ!

しかも、このニュース記事の日づけを見ると先週だし~、つまり火事にあってすぐ!ってことだ。
それなのに、もう、即決でこんな寄付をする人たちがいるとは・・・。


ざっと本文を訳すとこんな内容です。
    ↓

フランスで最も裕福なファミリーたちは、月曜日の壊滅的な火事の後、ノートルダム大聖堂を再建するために100万ドル単位のものを確約した。

これまでのところ、4人のメジャーなファミリーからの合計は、すでに$500ミリオンを超えている。


世界のリッチマンの一人、Bernard Arnaultは、ノートルダム大聖堂の再建のために2億ユーロ(笑い約251億6,356万円)を寄付した。
Arnaultと彼のファミリーは、彼らの会社のTwitterアカウントを通して寄付を発表している。

Arnault は、70の世界的ブランドを傘下に持つ大企業、LVMHのトップであり、ルイヴィトン、セフォラ、マークジェイコブスなどのブランドも含むところだ。
Arnaultと彼の家族は、9000億ドル(本日のレートで、約10兆659億8,814万4,503円)以上の純資産を誇り、フォーブスの長者番付によれば世界で4番目のリッチマンでもある。

このフランス人ファミリー及び、彼のパリに拠点を置くカンパニーは、火曜日に起こったノートルダム大聖堂のイコニック・カセドラル部分が焼け落ちたのに対して、修復のための寄付を発表した。
「Arnault一家及びLVMHカンパニーは、国家的悲劇に対し一致団結し、この素晴らしきフランスの象徴であり世界遺産を 再建するためには助力を惜しみません」

<途中省略>

また、こちらも有名なフランスの億万長者、François-Henri Pinaultも募金プロセスに参加した。
彼の会社のTwitterアカウントで、彼と彼の父親は、
「パリの街の宝玉ともいうべき世界遺産、ノートルダム大聖堂を一刻も早く再建するための資金を提供致します。」と発表した。

Pinaultは、グッチとサンローランで知られた高級ブランドのグループであるKeringのトップだ。
彼はメキシコ系アメリカ人女優、サルマ・ハエックと結婚している。
彼は妻のインスタ上に、燃える大聖堂の写真を掲載し、次のように記している。
「多くの人々同様に、美しきノートルダムが炎に包まれたことに、私は深いショックと悲しみに打ちひしがれています。 私はパリを愛しています。」

フォーブスの長者番付けによれば、ピノー家の純資産は351億ドルにのぼる。(約3兆9,261億7,449万6,644円だよ~)
フランス人ジャーナリストによれば、彼のファミリーは、1億ユーロを寄付するそうだ。(約126億円)


もう一つの大きな寄付で、化粧品会社のロレアル、Bettencourt Meyers家とロレアルグループが1億ユーロを寄付するとツイートした。

世界で最も裕福な女性であるFrancoise Bettencourt Meyersは、L'Orealの創設者の孫娘だ。
彼女のファミリーは依然として会社の大部分を所有しており、フランスで科学と芸術の進歩を目的とした慈善団体も運営している。

燃料、天然ガス、低炭素電力など、それぞれの分野のフランスの会社でも寄付が集まり、こちらはトータルで100ミリオンユーロの寄付が集まっている。(本日のレートで、約125億8,653万2,410円だよ。)
「宝玉のごとき建築物を再建するために」フランスの遺産財団La Fondation du patrimoineに寄付をしている。

今や大聖堂の尖塔の改修されつつある。 680万ドルの改装工事が行われている。



どう思います?

さすがフランスの大金持ちってすごいなあ。
心からノートルダム大聖堂を愛しる信者なんだろうなあ。 
即座に寄付をするなんて、立派だよなあ!


・・・って思いましたか?


私は、なんだか、そんなふうに思えないんですよね~。

似たようなニュース記事はいくつかあったんだけど、いずれも読んでいるうちに、体をぞわぞわと虫が這うような気分になってくる。


そもそも、これって、真相究明に至っていないヘンな事件だし・・


実は、その前からも、いくつもマリア像が壊されたり、教会が火災にあったりする事件が、あちらこちらで起こっていたんですよね。
そうそう、少し前に、サンシュルピス(ダ・ヴィンチコードで有名になったとこ)が放火?とかって事件もあったはず。

もちろん、フランスに限ったことではなく、あちこちでカトリック教会が被害にあってるらしい・・。

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いったいなんなんでしょう?


しかもいずれも原因がわからなかったり、犯人が捕まってないみたいだし、組織ぐるみじゃなきゃ出来ないような大掛かりな破壊がされてるのに、そもそも、詳しい報道がされてない気がする。


とーーーても、胡散臭い匂いがプンプン!



そこに今度のノートルダムの火災

とはいっても、それほど壊滅的なものでもなかったようだ。 塔の尖塔部分の像のようなところが焼け落ちたとか。


しかも、その日は、マクロン大統領の演説が予定されてたそうです。(黄色いベスト運動の改革案提示だったとか)

ところが、急遽延期されたので、

マクロンの演説をわざと延期するために政府が仕組んだんじゃないか?とか、
極右連中は難民テロリストの仕業だとか、色々とささやかれたそうです。



まあ、それはいいんだけど・・

あまりにも急に、リッチピープルたちから、目の玉が飛び出そうな寄付が続々と集まってるのにはびっくり。


そりゃあ資産が10兆600億とかって人だったら、ぽーんと10億くらいの寄付したところで、

えーーと、10億 ÷ 10兆 = 0.0001 だから~、

年収5百万のサラリーマンが、500円寄付するようなもんか~。


チャリンと募金箱へ
   ↓
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彼ら(世界の大富豪)にとっては、せいぜい500円なんだよなあ! (笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黄色いベスト運動をみても、ガソリン代にも困る人たちが大勢いるというのに・・

世界のお金持ちたちよ!
もっと他のことにお金を使えないもんかね!
・・と私は思ってしまう。


それだけのお金を権力をお持ちなら、

経済を復興させて、国民すべてが安心して暮らせるようなキャンペーンの方が先じゃね?と思ってしまう。


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そりゃあ、ノートルダムは素晴らしいよ。

歴史的建造物であり、世界遺産、美しいゴシック芸術そのものだと思う。


でも・・・別の見方をすれば、

11世紀から12世紀にかけての、教会勢力が強かった時代に作られた、超ゴージャスな建築物なのだ。
教会権力・権威の象徴、教会に支配されていた時代の産物ともいえる。

ノートルダム (Notre-Dame ) は、Our Ladyという意味、つまりは、聖母マリアのこと。


聖母マリアは、ゴージャスな建築物に鎮座することをお望みなのだろうか?

黄色いベスト運動を解決するよりも貧困層の問題よりも、まっさきにノートルダムを修理してね~と言うんだろうか?

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多額な寄付をしたところで、それは税金控除だし~

しかも、数千万人というキリスト教信者から尊敬と支持を集めることが出来る。

しかも、たかだが500円程度の寄付金で!(笑)


何事もビジネスに結びつけることが悪いとは思わないけど・・

これでは、ますます貧困層からの怒りを買い暴動は激しくなるばかり。
格差が開くばかり。


私はなんだか、そんなことを考えてしまった。


同時に・・

庶民とか貧乏人の方が、多少の無理してでも、せいいっぱいの寄付をしちゃうものなんだよな~と、つくづく思ったりもした。
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スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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