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個人主義か集団主義か_レストラン事情でみる

皆さんは、飲食店で働くウェイターやウェイトレスさんに注目したことはありますか?
(注釈:ルックスじゃなくって職業として)


私は日本に住んでいた頃はあまり気にしたことがなかった。


これは、こちら(南カリフォルニア)で働くウェイトレスさんから聞いた話。

このウェイトレスさんは40代半ばくらいの日本人女性なのだ。


「私、渡米してきたばっかりの頃は英語が得意じゃなかったから、日系のレストランで日本人ばかりの中で働いてたのよ。
当時は、毎日10時間から12時間も働いてたわね~。それでも生活が苦しかったし疲れがとれない日々だった。

そのうち、英会話力をアップさせて、アメリカのレストランに変わったら、断然生活が向上していったの。

日本社会はウエイトレスのチップさえ全員で分けなけりゃいけなかったけど、アメリカは完全に個人のものでしょ。
私は、そういったアメリカの個人主義の方があってるのよね~。」



この彼女、現在はどんな生活をしているか?というと

もちろん、ウェイトレスをやってます。

収入は月平均5000ドルくらい。
しかも、勤務時間は1日せいぜい5時間程度で、半月くらいしか働かないのだ。


うわお! ウエイトレスさんてそんなに高給取りになれるんだ~!とびっくりしたものだ。



アメリカではウエイター・ウエイトレスさんは最低時給しかもらえない。
(最低時給: 2018年カリフォルニア州では、従業員25人までの店では$10.50で、それ以上は$11.00)

つまり、全部お客さんからいただくチップで大半を稼いでしまう。



ここで、アメリカのレストラン事情をご存じない方のために、簡単にお伝えしておこう。

レストランで飲食した場合、お客はチップとして通常15%~20%を払う。

ただし、これはあくまでも一般的目安なので、チップはお客の気持ち次第でいくらでも変わる。


レストランで働く職種は

★マネージャー・・お店全体を管理する人
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★レセプショニスト・・お客様の予約・受付、席へのご案内など(ただし小さなお店では置いてないこともある)
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★キッチン・シェフ、または、そのアシスタント(厨房で働く人)
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★ウエイター・ウエイトレス(給仕係)・・担当テーブルが決まっている。
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★バスボーイ(お客さんの飲食後の食器をさげてくる人)
[TGI Fridays] Busboys


★食器洗い&お掃除専門の人(南カリフォルニアでは英語の通じないメキシカンが担当してることが多い)
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この中でお客さんからチップを貰えるのは、基本的にウエイター・ウエイトレスのみ



一方、日系飲食業界では、ちと違うことが多い。

残念ながら、悪い評判を耳にすることも実に多いのだ。


それは、


●とにかく薄給(ウエイター・ウエイトレスはチップで稼ぐために最低賃金だけど、シェフも最低賃金で働かせる店もあるとか?)

●オーナーが公私混同(解雇も胸三寸で決められるし、独断的・横暴なんだとか)

●自分の仕事以外のことまでやらされる(ウェイター・ウエイトレスが食器を下げたり洗ったりなーんて・・)

●せっかく稼いだチップも全員で分けられてしまう。(もちろん、これはウエイター・ウエイトレスからのクレーム)




こうゆうことを聞いたとき、

え? オーナーが横暴なマネをするなら訴えればすむことだろ~が!と、私は思ったのだが・・

日本から来たばかりの人たちは、英語が得意でない場合も多いので、なかなか訴訟を起こすことも出来ない。

すぐにでも生活資金が必要なため首にされたら困る!という事情がある。

さらに、違法ビザで働いてる人の場合、最低賃金を下回る時給で働かされることになる。
(そもそも雇用するのが間違いなんだけど、店側は安い賃金で働かせられるから平気で雇ってしまうんだとか。 やれやれ。)


その結果、従業員はオーナーの顔色を伺いつつ横暴にも耐え抜き、オーナーはますます専制君主のようになっていくらしいのだ。


そうゆう店は、とにかく、人の移り変わりが激しい!

料理もイマイチな味のとこばかり。(そりゃあ、プロフェショナルなシェフだったら働かないだろうし~)


それでいて日本食は料金が安いわけでもないので、私はめったに日系レストランには行かない(笑)

同じ日系レストランでも、ハリウッドあたりの高級店ともなればまた別のはなしだけどね~。



以前、こういったオーナーから、こんな事を聞いた。

「アメリカの店ってのは、自分でもらったチップは全部自分のものにしてしまう。
うちの店ではそういったアメリカ人の個人主義ってのは嫌いなんだよ。 日本人なら、みんなで分け合うべきだ!」



ん? それじゃあ、儲けはみんなで分け合ってるんかい? ほとんどがオーナーさんの懐では?

で、最低賃金で働くウエイター・ウエイトレスのチップだけ分け合うってのは、ちと違うだろ!・・・と私はツッコミを入れたくなる。。。




おっしゃる通り、これはレストラン業界に限らずアメリカは個人主義の国。 日本は集団主義の国ともいえる。

こんな図があるくらいだ。
  ↓
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http://ibunkakukan.blog.jp/individualism.html


そこで、先ほどの高給取りのウエイトレスになった女性の話を聞くと、なかなか大変な努力をしているのだ。
(そんなの当たり前のことよ!と言われてしまったけど。)

●すべての料理や飲み物を覚えるだけでなく、料理やその材料の知識も、さらに自分の舌でも学んでいる。
ワインのテイスティングも出来るそうだ。
すべて自腹を切って勉強したという。

●お客さんの要望、状況を判断して、シェフに様々な個別指示を出すこともある。

●お客さんの空気を読んで話術でハッピーにするように心がける




ウェイター・ウェイトレスというのは、料理を運ぶだけの仕事ではないらしい。

さらに、一番お客さんと身近に接するだけ、さまざまなことをマネージャーやオーナーに提案することができる立場でもある。

料理のメニュー、インテリア、料金などに至るまで・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、私もアメリカのレストランで特別サービス?を受けた経験がある。


レストランがかなり混んでいたせいか、なかなか次の料理がこないことがあった。

私、超不機嫌(←お腹がペコペコだったもんで・・)、たぶん、怒った顔をしてたんだと思う。

ようやく料理が終わると・・ウェイトレスがやってきて、
「さあ、デザートは何にする?」と聞かれる。

「いえ、もうお腹いっぱいだから結構!」

「これは私のおごりよ!きょうは混んでて待たせちゃったおわび!
レディーはね、デザートは別腹って言うでしょ?」
と、ウインクされた。


それだけで、私はにっこにこ。 

もちろん、デザートを平らげてしまい、帰りには過分なほどのチップを置いてしまった(笑)

やれやれ~、ちゃーんと私の不機嫌な顔をみられてたってことだ。
しかも心の中を読まれてたらしい。(超恥ずかしい~)

さすがプロだよな~と思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウェイターが良くなかったという例もある。


友人と二人でステーキを頼んだのだが、私たちは、ミディアムレアを指定した。

これがミディアムレアだと思うのだが・・
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にもかかわらず、ナイフを入れると、だーーと血が流れ出る。

おいおい!これって、限りなく生に近いレアだよ!と、もう一度焼いてもらうようにウェイターを呼ぶ。


しばし待って・・・
今度やってきたのは、ナイフを入れると、ピンクの部分がまるで無いステーキ。

こうゆうヤツ
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おいおい! これじゃ限りなくウェルダンだよ。

友人が、ウェルダン(Well done)じゃなくてbadly(悪く)doneだ!とジョークを飛ばす。


またもウェイターを呼んで、お皿を変えてもらう。


三度目にやってきたのは、ミディアムだった。

正確にいうと、これはミディアムレアではない。


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シェフの技量不足なのか、ウェイターがいい加減なのか?


「きっと、ここの店の常識ではミディアムレアも、ミディアムなんじゃね?」

「いや、ミディアムレアって言葉を知らないのかも。 もう面倒だから妥協すっか!」

「これならまあ、食べられなくはないし・・これ以上待つのはうんざりだもんね。」



こうやって「妥協ステーキ」を二人で黙々と食べているところに、フロアマネージャーの女性がやってきた。


ブロンドの髪を束ねて黒っぽいスーツを着た女性だ。(すぐにマネージャーとわかる!)


「ステーキーのお皿を3度も取り換えさせたそうですが、何か不都合がありましたか?」と聞かれた。

私たちは、はいはい。実は・・これこれしかじかで・・と全部話した。


「それは、とんでもないことです。大変申し訳ありません。
少々お待ちいただければ、今度はミディアムレアをお持ちします。」


「いえいえ、このミディアムなら、まあ食べられるからいいですよ! それにもう、半分以上食べちゃってるし・・これ以上待ちたくないし~」


「それでは、せめてものお詫びに、お二人が本日食べたステーキは無料にさせて頂きます。」



さ、さすがはマネージャーだ!


ここのレストランのウェイター&シェフはダメダメらしいが、マネージャーさんは全テーブルにしっかり目を光らせてる人だったらしい。


でもチップは10%程度しか置かなかった、「それでも多いくらいだぜ!」と友人に言われた!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そのほか、ウエイター・ウェイトレスには様々なことをお願いできるのがアメリカのいいとこだ。


「私、付け合わせのグリーンビーンズもニンジンも嫌いなの。 他のものと変えてくれる?」


「あらあら、まるでウチの息子そっくり(笑) それじゃあ、ブロッコリーかズッキーニは好き?」



などと、軽口をたたきながらも、出来る限りのことを彼らの一存でサービスしてくれるものだ。



私がいつもお願いすることは、ソースやドレッシングは横に添えて持ってきてね!ということだろう。


ほとんどのファミリークラスのレストランでは、ソースやドレッシングをかけ過ぎていることが多いのだ。


これなんか、ブラックベリーソースだけど・・完全にソースのかけすぎ。
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だけど、一流店にいけば絶妙のソース・バランス(野暮な注文をする必要はないのだ。)
     ↓
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まあ、こんなところがアメリカのレストランの面白いところともいえる。


とにかく店によって違う。 実にピンキリ!

たとえB級グルメの店であっても良い店は限りなく良いし、悪い店は限りなく悪いという傾向は強い。



ところが、日系レストランにいくと、ほとんどが、どこも同じ。

ウエイター・ウエイトレスは敬語で話すけど(もちろん日本語)、特別なことはしてくれず料理を運ぶだけって傾向が強い。


アメリカの場合、気軽なレストランだと完全にタメ口のとこだって多い。

(それを失礼と感じるかフレンドリーと感じるか?)




こういったところが、先ほどの集団主義か個人主義かの違いとなって現れるのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・


アメリカに来たばかりの頃、ベテランウエイター・ウエイトレスに、こんな質問をしたことがあった。

かなり突っ込んだ質問だったと思う(笑)


私:「日本人の接客業はほとんど敬語で話す傾向があるんだけど、アメリカではほとんどの場合フレンドリーに話すことが多いの?」


ウェイター:「それは相手によるね。 カップルで来て二人きりで話したい人、また仕事関係で深刻な話をしにくる人もいるし、常に敬語で話されることに慣れてる人もいれば、また逆のタイプの人もいる。
一人で退屈してる人、寂しげな人もいるしね。

だから相手をみて、空気を読んで対応するだけだよ。
結局、お客様に気持ち良く、しかもハッピーになって帰ってもらうことが我々の仕事なんだよ。」




チップについても質問した。

私:「多額なチップをもらって、全部自分の懐に入れても構わないの?」

ウェイター:「そりゃ、当然!  だけど実際には、それは人による。
僕は、バスボーイにも、いつも僕の席を素早く片付けてくれてありがとう!って一部を渡したりもするし、シェフに無理なお願いをしたときなんかは、ありがとう!お客がすごく喜んでいっぱいくれたから、お裾分け!って渡すよ。

だってさあ、その方がみんな嬉しいし、モチベーションだって上がるじゃない?
それに、それぞれの持ち場の協力があって働けるんだよ。

お客が満足して、ありがとう!ってたくさんのチップを貰い、僕もありがとう!ってチームのみんなに渡したくなっちゃうもんさ。
みんな、持ちつ持たれつ! だから、僕はこの仕事が好きなんだ。」



あらら・・

個人主義のアメリカ人から、「みんなの協力」とか、「チーム」とか、「持ちつ持たれつ」なんて言葉を聞けるとは・・

当時の私は思ってもみなかったことだった。



ここで、ふと、先ほどの日本人オーナーの言葉を思い出す。


「自分でもらったチップだから全部自分のものというアメリカ人、アメリカの個人主義は嫌いだ

と言ってた、日本人オーナー。


これって・・・

個人主義とエゴイズムを一緒くたにしちゃってるんじゃないかな?



さらに言えば

「誰だって儲かったものは独り占めしちゃうに決まってる。それが人間ってヤツだ!」という認識しか出来ない人ともいえる。


おいおい!自分がそうだからってすべての人がそうじゃないんだぜ・・と私はまたもツッコミたくなる。



ここで一番の問題は、

強制的に「チップは皆で分け合うこと」という法を作ってしまうことにある。

「分け合う精神」を法にしたり、システム化してしまうことは、根本的に違うんじゃないかな?



そんなことをしたところで、形だけみんな仲良しが出来上がっても、心の中は不満だらけってことになりかねない。


形だけ整えば、それでいいんかい!




本当にプロフェッショナルな人は、上の図にあったような、集団主義も個人主義も関係ないようにみえる。

たとえ、最終目的が自己実現にあったとしても、それが調和と総意なくてしては実現しないことを彼らは知ってるし・・

エゴイストでいては、自分のスキルさえ磨けないことだって知っているのだ。



むしろ、初めから「集団主義を敷いてしまう体制」の方が、エゴイスティックな人間を作り上げてしまうのではないだろうか?


形だけはみんな一緒、みんなで仲良く。

出る釘は打たれるから、あまり意見は言わないようにして。

でも心の底では、人のことなんか構うもんか!というどす黒さを隠し持ってたりする。



それじゃあ、お店も良くならないし本当のチームワークなんかあるわけもない。

人を幸せにする以前に、働く人すべてが不幸ってもんだろう。



だからか~。

こういった日系レストランは人の入れ替わりが激しくそして店もすぐ潰れる。

で、また、すぐに新しい店が出来て潰れるの繰り返し。 エンドレスなのだ。



まあ、どんな事情があろうとも、そんなレストランで働くのは止めた方がいいんじゃね?と、私は思う。


オーナーの顔色を窺って、安~い時給で10時間も12時間も働かされて毎日疲れきってるとしたら・・

それは、自分をすり減らしていくだけだろう。

ますます自らの運を下降させてくようなものだ。



仕事とは?

それは大好きなものであり、プライドを持って働けるもの
こそが仕事だと思っている。


昔々、好きなことをするのは仕事じゃない。それは遊びか趣味だ・・と豪語する人がいたけど、今ではそんな言葉はクソだと思ってしまう私だ。



まさに、あの転職したウェイトレスさんのように、

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「私はこの仕事が大好きなの。 
ときには、英国の古きバトラーのように振る舞い、時にはお母さんやお姉ちゃんのように振る舞い、ときには友達のように振る舞える仕事って他にないでしょ。
 
学ぶことは多いし毎日が新鮮そのもの!
人を幸せにする仕事って最高よ!」


彼女から、いつもキラキラする「大好きオーラ」がこぼれてくる。


彼らはこのように、好きな仕事にプライドを持って働いているのだ。


このようにして、

プロフェッショナルなウエイター・ウエイトレスがいる店はますます繁盛し、そして彼らには、ますますチップがいっぱい入ってくることになる。

持ちつ持たれつの相乗効果



ところが、

残念ながら、日系のレストランのウェイター・ウエイトレス、シェフまでも、自分の職業をあまり人には言いたくないんだそーです。
(人から低くみられる職種なんだとか・・)


・・・・・・・・・

こういったことから、同じ職業を持っていたとしても、人の人生は大きく変わっていってしまうのかもしれませんね。


さて、ブラック企業で働く方々、そんなとこ、さっさと蹴とばして辞めて、より良いステップを踏み出していただければと思います。

そうゆう人には、必ず追い風が吹いてくるもんです。



個人主義、大いに結構!

私はむしろ、人は個人主義から出発して集団主義の良いところを取り入れていくような気がしています。

先ほども言ったように、最初っから「頭ごなしの集団主義」なんてウソだと思ってます。




あ!そうそう・・

だからといって待遇のいい高級レストランにいきなり変わるってのは、なかなか難しいらしい。

いくら高スキルを持っていたとしても・・なかなか空きが出ませんから。

半月で5千ドルも稼げて楽しく働ける店、そんなところでは、人はほとんど辞めたりしないそうです。


そりゃそうだ~!(笑)

血圧のガイドラインというもの

この間、すごく気持ちの悪い話を聞いた。
といっても・・オカルト話ではないのだが、私にとっては、なんとも気持ちの悪い話だった。


それは、
40代の一人暮らしの女性の話なのだけど・・彼女の収入源は「治験」なのだという。

治験とは、新薬を開発、商品化する最終段階で、実際に人に投与してチェックする・・言葉は悪いけど、人体実験のようなものともいえる。

たしかに、わざわざ日本語で書かれた、このような広告をLAでも目にすることがあった。
    ↓
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彼女は、しょっちゅう応募して、治験で生活費を稼ぎ出してるのだという。

もちろん、一定期間は病院に入院しなければならないが、彼女曰く、

「病院にはいなきゃならないけど、アクセク働くこともないし好きなことやってのんびり過ごせるから、病院生活もちっとも退屈しないし、かなり快適よ。
そのうえ、具合悪いところもタダで治療してもらえるし、さらに、たっぷりおカネが貰えるのよ。」


このお嬢さんは・・(40代でお嬢さんでもないけど、まるでお嬢さんのようなルックスをしてたので・・。)、ブランドの服を着て、真新しい小ベンツに乗ってる。


月の半分くらいは入院生活を楽しんで、後の半分は好きな買い物をして遊んで暮らせるんだという。

収入は?と聞くと、入院期間などにもよるらしいが月に3000ドル~5000ドルにもなるのだという。


ほんとかよ~と見てみると・・日本語で書かれた募集サイトまであった。
    ↓
現在募集中の治験


「ちなみに、つい最近やったのは、どうゆう新薬なの?」と聞いてみた。

「よく知らないけど・・たしか、血圧だか血液に関する薬だとか言ってたかな?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、アメリカでは血圧のガイドラインがまた下げられたらしい。

今まで 140/90 だったのが、「 130/ 80」になったそうだ。
この新しいガイドラインによって、「要治療」とされる人々が急増するんだろうなあ。

ざっと「アメリカの高血圧症は 3000万人増える」計算になるとか。


その結果、 降圧剤の投薬による治療を始めなければならない人たちも急増で、

Win-Winかあ(笑)


以前に、ゼロヘッジというアメリカの記事を読んでいて、

「これによって高血圧も治療されるかもしれないが、製薬会社の株価も治療されると思われる」って書いてあって・・大笑いしてしまったことを思い出す。
https://www.zerohedge.com/news/2017-11-14/30-million-americans-were-just-diagnosed-high-blood-pressure-heres-why


実は、私はアメリカのことは、さほど心配していない。

私の周囲でも、それほど降圧剤に頼りっきりの人はいないし、老人でも全く服用していない人も多いように思う。
それには、アメリカ事情は日本と違って、誰でも簡単に病院にいける状況でもなく、健康保険の無い人たちも益々増えている・・そんな状況もあるからだ。


それよりも日本!

なんだか・・ほとんどの老人が薬漬けになってる気がする昨今。

もちろん、降圧剤だけじゃないけど・・。


それでも日本における降圧剤の売れ行きは、世界に誇れる!ダントツなんだとか。
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とくに、2000年あたりからウナギ登り(笑)
   ↓
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http://yoshiokajimusho.net/ketuatuseiron1/ketuatuseiron2/


日本高血圧学会というのがあって、そこが高血圧の基準値を定めてるらしい。

基準値が2000年に、それまでの160から140に引き下げられたのが、このウナギ登りの結果になったのだろうとみられている。



そして、今度は130かあ~。
日本では・・すでに130にしてたんだっけ?

メディアなどでは「血圧を下げる健康食品」がさかんに宣伝されることだろう。


ちょっとみただけでも、

こんなんとか・・
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こんなんとか・・
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こうやって、血圧のガイドラインが変わるだけで、さまざまな株価にも影響することになるのだろう。



私は以前ずいぶん降圧剤についても調べたことがあったのだが、

降圧剤は色々あるのだけど、今でも主流のひとつは「カルシウム拮抗剤」というタイプ。

体のすべての細胞の「カルシウムが通る穴」を閉じることで、血圧を抑えてしまうのだ。
その結果、免疫細胞の機能が弱まるという研究結果もある。


最近では、降圧剤として ACE (アンジオテンシン変換酵素)阻害剤」というものも使われるらしい。

長くなるので、この説明は省くけど、
「 ACEを服用している患者は、肺ガン発症率が最大 31パーセント増加した」というデータもある。



まあ、「なにかを無理やり抑えれば、そこが抑えられたところで、別の部分にひずみは生まれる」というわけだろう。


健康診断なので、高血圧と判断されてしまえば、
ああ、高血圧だから病気なのだ! 高血圧は悪いのだ!・・・と、多くの人たちは思い込んでしまう。

しかし、自立神経が「今このくらいの血の流れがなければいけない」と判断して働いてくれた結果なのだ。

なぜ?の原因を詳細に探らずして、たとえ、どの薬を使ったとしても物理的作用で押さえ込むことかいいわけはない!
と、私は思っている。

たしかに、降圧剤を飲み続けてくれれば血圧は下がるだろうし、心筋梗塞や高血圧性心臓病などは減るだろう。

しかし,

逆に、必要な血圧をむやみに下げたら何が起こるか。

そしてそれが長期になればなるほど・・

脳に血が行かなくなり、脳梗塞と認知症が増えることになる・・なんてことは素人でも想像できる。

そして日本の社会は実際にそうなっているのではないだろうか?



もっとも、医療従事者でもない者があまり厳密なことは言えないわけだし・・
また、人によって、高血圧の原因も症状もさまざまなので・・

どうすべきか?なんてことを私に言えるわけがない。

もちろん、決して薬を飲んではいけない!とも思ってはいない。


ただ、

薬を何年にもわたって飲み続けなければいけない!ということ、

またそうすることに不安さえ感じないような人々に、この状況に、ひどく・・私が違和感を感じてしまうだけだ。


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1980年代の話だが・・私はまだ日本にいて、東京の高円寺というところに長年住んでいたことがある。

その街に、「大木医院」という、ものすごくレトロな町医者があって、先生は大木先生ひとり。

建物は古い日本の家、かなり老朽化してる家、使い古した木の机、先生も高齢、器具も、何もかもがレトロな医院だった。


私が風邪をひいたといえば、聴診器を当てたり、喉をのぞいたりされて、(←診察もレトロそのもの)

「よし! これなら2日ばかり、お粥と梅干を食べなさい! それで治ります。」

で、終わり・・。

「え? 先生、お、お薬は? 注射は?」と聞けば・・

「注射も薬も、これなら必要なし! お粥と梅干を薬と思いなさい!」

ええええ!! そんな~。
私、お粥も梅干しも大嫌いだったもんで・・(笑)

料金は初診料だけ!(まあ、これじゃあ、診察料なんて取れないんでしょうが・・)


あるとき、高血圧の年配の男性が診察室に入っていき、私は隣の待合室で聴いてたことがあった。
(先生、声がデカいから全部聞こえてしまう・・)

「うん、たしかに・・ちょっと血圧が高めだね~。これは、少しは下げた方がいいね。」

で、はじまり・・

「朝何時に起きる? 朝起きてまず何をする?
朝食は何を食べた? 昼は? 夜は?」


ものすごーーく細かく患者さんの生活すべてを聞き出そうとするのだ。

これには、びっくりした。

挙句の果てに、

「よし! それでは1週間、ノートに朝起きてから寝るまでやったことをすべて書き出してきて。
食事内容も全部だよ。 それと・・飲んだお酒の量も、もしお菓子を1つでもつまみ食いしたら、それも全部書き出すんだよ。」


こんなこと言う医者は始めてだった。

こんな医者は今では、さぞ嫌われることだろう。

患者はプライバシーの侵害と思うかもしれない。

そんなことを聞きただすよりも、症状を見てデータを見て、さっさと薬を出せばいいだろ!・・と思うかもしれない。

まして、昔ながらの古臭い診察に、古臭い先生のわけだし・・・



間違っても若い女の子は、ぜったい行かないようなところ(笑)

しかし、なぜか・・80年代トレンディードラマのような恰好をしながら・・当時の若い私はよく通った。


そして、よく他人の診察を盗み聞ぎする機会に恵まれたものだ。(嫌でも聴こえちゃうんだから!)


大木先生は、高血圧症の患者には薬を出していたが・・

はじめの2週間程度しか出さず、その後は徹底した食事療法と生活改善を施していた。

おそらく、現在の多くの医者たちだったら、(おそらく当時であっても・・)

「塩分控えてね。」 とか、「少しは運動するようにね。 散歩とか体操してください。」

くらいしか言わないだろう。


が、大木先生は違った。

患者の好みを聞いた上で、さまざまな食品、料理法まで指示したし、運動にしても、その患者に必要な運動まで考えだしたりしていたのだ。

「お米の1キロの袋を二つ、こうゆうふうに足につけてね、それで屈伸させてごらん。
これを1日、2回、 10回づつ、お風呂に8時に入るんだったら、7時半頃にやるといいよ。」


実際に、患者の前で運動方法をやってみせたりもしていた。


大木先生が、よく患者に言っていたことは・・

「まず第一は食事だ。 食事によって体は作られている、だから、いくらでも体は変わる。」


私が一番感心してしまったのは、常に患者一人ひとりに合った方法を考えている・・ということだった。
決して、データでもマニュアルでもなく・・。


そんな先生を、実際、時代遅れの老いぼれ医者なーんて悪口を言う人もいたし、若かった私も・・そうかもなあ?と思うこともあったのだけど・・

●なんせ、薬をあまり出さない。

●とにかく、一人一人にかける時間が長い(生活すべてを聞き出してりゃ、そりゃあ長くなるだろーが)


いったい、どうやって医者として生計をたてていたのかも不思議なくらいだった。


頭は真っ白だったし、60代後半か70代?だったかもしれないけど・・

しかし、彼にはいつも鋭い目の光があった。

老いぼれどころか・・誰よりも、若さみなぎる光があったのだ。

私は、なぜかそんな先生が好きだったんだと思う。

だから、病院といえば・・いつも大木先生のところへ通ったものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分はシロウトなんだから、病気はすべて医者にまかせておけばいい!と、いまだに思っている人たちも多いだろう。

しかし・・今は時代が違うのだ(笑)


病気についても、自分で考えて選択しなければ、いけない時代だと思っている。


なぜなら、現代の医者たちは、こういった傾向にあるから。

これは・・以前、こちらのブログにも書いたことなんだけど・・
マドモワゼル・パラディーと医療の話がシンクロしたような日


もういちど抜粋すると・・

●正常値主義

とにかく、検診、検査、そしてデータがすべてという傾向が強い昨今。
その結果、「平均をはずれていること=病気」とされて、すぐに、早期発見となって、治療が開始されてしまう。


●専門分化主義

昔は内科、外科程度にしか分けられていなかったはずだけど・・
今では、呼吸器科、内分泌科、消化器内科、循環器内科などと、臓器別の診療科が進んでしまってる。

自分の専門には詳しいけど、専門外のことにはノータッチという傾向が強い。
「では、そちらで診察してください」と、回されることになる。

本来、体はすべてが関連しているのだが・・それを総合的視野で見てくれる人がいないということになる。

その結果、

●標準化によるマニュアル治療法を行う。




こうゆう時代が、こういった教育をして、こういった医者たちを送り出したといえるだろう。

もちろん、私は・・だから医者が悪いなんて思わない。
もちろん、製薬会社が悪いとも思わない。

だれだって、サバイバルするのに必死な時代なのだから!

だからこそ、自分の体は自分で考えなきゃいけないと思うのだ。

総合的に考えられるのは、自分だけなのだ。

大木先生は、もういない!





日頃の生活すべてを考えて・・すべて口にしている食品を考えて・・

いったい、どんな成分が入っていて、それが、どう自分の体に働くのか?

この薬は、どんな成分で、どう働くものなのか?




私は、治療においても・・「言われるがまま」より、自分で考えたことを中心に選択していった方が、

仮にそれで自分の人生を縮める結果になったとしても、納得できる人生かなと思っている。

絶対的な信頼と依存は違う・・とも思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

血圧のことだけでも、色々な記事を読んだり、データなどを見ていると・・さまざまだ。

アメリカでは130にし・・おそらく、日本も右にならえの状態だろう。



しかし、アメリカの新しいガイドラインについて、ヨーロッパの医学界からは、かなり批判を受けている。

さまざまな研究結果をあげて大反対してるし、むしろ、これで患者を多く作り出すことになるだろう・・とまで言っている教授もいる。

もちろん、世界中のガイドラインを調べると個々に違う。


あるドイツの教授は、今回のガイドラインの変更により、さらに、うつ病患者まで作り出すことになるとも言っていた。
  ↓
ラベリング効果というものらしい。
人は、「あなたは病気だ」と公式に分類されると、精神的健康に影響を受けるてしまうことが多いそうだ。


それを考えると・・やはり、日本の方が心配だ。

ほとんどの人が健康保険を持ち、気軽に病院にいける日本なのだから。

1961年(昭和36年)には、日本国民全てが「公的医療保険」に加入する国民皆保険体制が整えられた。



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なつかしいJIN -仁・・本当にこの頃に健康保険制度の草案ができたのかどうかは知らないけど・・


アメリカなんか問題にならないほど・・素晴らしい制度だったのに、なぜか、これがあだとなってしまった昨今。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は個人的に、まあ・・血圧なんて昔のままでいいんじゃね?と思っている。

つまり、「年齢+90」あたりで・・
それすらも、厳密には考えていない。

血圧はちょっとしたことでも変化するものだから。

それよりも・・

「口に入れるもので、体はそのように作られていく」といった大木先生の言葉は、いまだに耳に残っている。



<<参考までに>>

本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用よりPRESIDENT Online

血圧正論

こちらは、私の血圧に関する過去ブログ
   ↓
高血圧の母にDon't take anything for granted.と言いたくなって中村天風さんへ

「病と体と心」そしてガーディアンエンジェル

ソウルフォン(霊魂と会話できる電話)だって~

ちょっとヘンな記事をみつけた。

Soul phone(霊魂と話す電話)の開発中


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こちらで、開発中とのことで・・
    ↓
the SoulPone Foundation

この4つの段階で開発しているのだそうだ。

1. ソウルスイッチ(霊魂スイッチ)を使って霊にYesかNoで答えてもらう。

2. ソウル・キーボードまたは、ソウル・テキストを作る。
これはパソコンのキーボードを使って死者(霊魂)が伝える内容を文字にするため。

3. ソウル・ボイス(霊魂の声)の作成。 この世を去った愛する家族の霊とも話せるようになる・・というもの。

4. ソウル・ビデオの作成。 フェースブックやスカイプなどと同様に霊魂と画面上で対面して会話するため。

これで完成となるらしい。


やれやれ😥


突っ込みどころはいっぱいある。。。

霊魂がいる階層が限定できてるのか?

すべての霊魂が幽界にいる? 4次元? もっと上?

別次元にいる霊魂?または、グループソウルとして統合されちゃってる場合はどーなる?
などなど。




ところが、

ソウルフォンができれば、亡くなった愛する人の姿を見たり話しもできるようになる~♪と喜ぶ人もいるらしい。

だいぶ前に、「亡くなったペットのDNAでクローンを誕生させてもらった話」を、こちらにアップしたことがあったけど・・
こういった心情の人には嬉しい話なのかもしれない。
    ↓
サルの手の怖い話から現実のクローン化社会へ



しかし・・一方で、それが開発してしまったら、やばいんじゃないの!・・って意見もある。

“SoulPhone”— If You Thought The Ouija Board Was Bad! Wait Until You See This…


ウイジャボードよりも最悪って言ってるけど・・これは、一番最初の段階の、「ソウルスイッチ(霊魂スイッチ)を使って霊にYesかNoで答えてもらう」ということを捉えてのことだろう。

ウイジャボードというのは、日本でいうところの「こっくりさん」のことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もともとは、西洋にあったテーブル・ターニングが起源で、

そこに、ウィジャボード(Ouija board)という、文字盤を置いて行う「交霊術」のことだ。

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さらに、プランシェット(planchette)と呼ばれるものの上に手を乗せる。

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日本では、10円玉がその代わりになってたのだろう。


見事、いかにも日本的なウィジャボードとプランシェットの出来上がりだ!
    ↓
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ところが、すでに・・ウイジャボードは交霊術ではない!

・・ということは証明されてしまっている。
      ↓

自己暗示や潜在意識により、不覚筋動(意識しないで起こる筋肉の動き)が起こる。

つまり、答えを知ってるから無意識に動かしてしまっているということ。




たとえば、もしも、小学生の行うこっくりさんで、こうゆう質問をしたとしたら・・

「コックリさん、コックリさん、円周率の30桁まで教えてください」とか、

「コックリさん、コックリさん、窒素が固体化するときの温度を教えてください」


10円玉はぐるぐる回ってしまって答えが出ないか、または、静止したまま・・なのだそうだ。



それでもしも、即座に、しかも正解が出たとしたら・・
よっぽど優秀な小学生が参加していたか、よっぽど優秀な霊魂が降りてきてくれて、しかもとっても親切な霊魂だったということかもしれない(笑)

<参考>
How Ouija boards really work_Science Nordic

Ouija Board Experiment Shows How Ghostly Messages Are Written by the Brain




ところが、

ウイジャボード(または、こっくりさん)が交霊術ではないにしても、奇妙な事件が起きているのも確かなようだ。

海外でも、いくつも・・こんな事件があるし
   ↓
【降霊術】西洋版こっくりさんで少女に霊が乗り移った?!【驚きの動画】


降霊術に使用するウィジャボードで遊んでいた若者たちが悪魔に取りつかれて除霊されるという騒ぎに(ペルー)

もちろん、日本でもこういった事例はいくつもあったようだ。



「魔に魅入られる」という言葉があるように・・

ビクビク怖がっていたり、不安や恐れなどから、自分自身をしっかり保っていられなくなっているときは・・

実際にそこらを浮遊してる霊を呼び込んでしまうというケースも起きやすい。

もちろん原因は、心理的なものが引き起こしているのかもしれないのだが・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そういったことから考えると・・
ソウルフォンという電話は、ウイジャボードよりも最悪になる可能性があるかもしれない。



電話回線には霊は入りやすい!

私自身、これは何度も経験がある(笑)


ずっと前に、私はひどいうつ病だった頃があって、同時に「ひどい霊障」もあったようだ。

うつ病だから、毎日がどーんよりした気分のわけで、早く死にたい!消えてしまいたい!願望がいつもあるのだ。(←うつ病の典型的なヤツ)


それでも、ごくたま~に気分が良いときもあって、

そんなときに友人からの電話で、楽しい気分になることがある。



すると、必ずと言っていいほど電話にノイズが入りだすのだ。

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がーがーがーががっ がががが

ひどく聞きずらくなってしまい、結局電話を切ることになる。
(場所を変えて電話をかけなおしても、やはりノイズが消えない。)

そんなとき、友人から言われた。

「あなたの住んでる場所、電波障害かなんかあるんじゃない?
あなたのところに電話するときだけ、聞こえなくなるのよ!」
と。


そして、またあるとき・・今度は別の友人と話し中に、突然、ぷちぷちと会話が途切れがちになってきた。

ああ~、まただ~!
始まったぞ。 

「ごめん、電話にノイズが入りだしたみたい。 最近、頻繁にこういった状態になるんだよ~。
たぶんね、私に霊がついてて邪魔してるんだと思う。
とんでもないヤツだよ! 私たちの楽しい会話をやっかんでるんかもね~。」

と、私は、この友人にこんなこと言った。

なぜなら、彼女は「霊感のかなり強い人」だということを知ってたので、驚かないだろう!と思ったから。


ところが・・しばし沈黙ののち、彼女が小さな声で言った。

「まずいよ! ひどく怒ってる。。。」

「誰が? どんなヤツ?」
と私。

「男の人・・かなり大きな・・
あ、まずいよ! ほんと、怒ってる。。。私、悪いけど・・もう、電話切るね!」


結局彼女に電話を切られてしまった。

そして、その後、彼女は二度と私に電話をしなくなった。


最初のうち、私はまたも落ち込んで、ますます鬱々とした。

私は誰とも楽しい会話なんてできないのだろう・・とか、私なんか必要無い人間だから消えてしまった方がいいとか(←いかにも、うつ病患者らしい)


しかし、ふと思ったのだ!

ちょっと待てよ! 
私に憑いて邪魔する男は何なんだ?
見逃すわけにはいかん!



その夜、部屋を暗くしていくつもの蝋燭をともした。

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その中で目を閉じて気配をうかがうと、いくつものぞわぞわする気配が闇に潜んでいるのを感じた。

そこで闇に向かって怒鳴ったのだ。

「私に憑いて勝手なことをするのは許せん。
これは私の肉体だ! 勝手に入り込んで乗っ取り行為は泥棒だ! フェアじゃないだろ!
ここにいたいならいてもいい! 私に憑きたいヤツは入れ!
ただし、おとなしくして私のすることを見ていろ!」


とかなんとか・・。

「それに意義あるやつは、今、ここに出てきて尋常に勝負しろ!」


敵陣に一人で乗り込んだ武芸者の気分!
   ↓
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肉を切らして骨を断つ

なぜか、こんな言葉まで浮かんだくらいだ。(←アニメの見過ぎ?映画の見過ぎか?)



結局、何も起こらず、その夜は珍しく私は熟睡した。(←うつ病で、ほとんど眠れない毎日だった)


それから、私はだんだん、徐々にではあったけど、うつ病も霊障も治っていった。



そんな経験からか、電話に入り込んだ霊はよーくわかるようになった。

たまに、人に電話したとき、ノイズが入り込み、ぶちっと切れたことがあるのだが・・・

あ、相手方の方にいるな~!
この人に憑いてるなあ~。

なーんてことが、わかるようになったのだ。


たしかに、霊の意識は電子の流れに入り込みやすく、影響を及ぼしやすいみたいだ。



ずいぶん前のブログ記事だけど、こんなこともあった。
    ↓
ケイタイ電話の怪事件

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういったことを考えれば、

ソウルスイッチ(霊魂スイッチ)を使って霊にYesかNoで答えてもらうなんて程度のことなら、簡単にできそうな気もするが・・


問題は、それが誰?ってことだ。

こちらから指定した、特定の人(死者)に間違いなくコンタクトができて、間違いなくその人からの返事が聞けるのかどうか?ってことだ。


そこら中にいるのは、流浪の死者(←ダークタワーに出てきた言葉)だらけだろう。

*死んだことに気がついてないか、死んだことを拒み続けてる人たちのこと

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きっと、そういった彼らなら喜んでひょいひょいとソウルフォンに入ってきてくれるかもしれないが(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、果たして・・

本当に話したい人、死んでしまった愛する人と話せるんだろうか?



ここで、私の個人的な感想を言わせてもらうなら、

死んでしまった愛する人と、自由に話がしたい、姿がみたい!と、ずっと思い続けることこそが、諸悪の根源って気がしてしまうのだ。


愛するものを亡くすことは、ものすごく辛い!
しかも、死が突然の出来事だったならば・・ショックはさらに大きい。

最初は深い悲しみと嘆きしかないだろう。

だけど、人はそういった感情を徐々にどんなに努力してでも、乗り越えていかなきゃならないんじゃないだろうか?



いつまでも・・愛する人と、自由に話がしたい、姿がみたい!というのは相手に対する依存心に過ぎないのではないだろうか?

それは、本当に死んだ相手のことを思ってのことだろうか?



あるサイキックカウンセラーの人が、

「あまりに死者に対する悲しみがいつまでも強いと、死者は成仏できない。
いつまでも、幽界に留まってしまうことになる」


といっていたのを思い出す。


さみしい、辛い、悲しい、一緒にいて欲しい・・そういった感情ばかりで泣き暮らしていれば、死んだ相手は心配のあまり成仏できず、同様な辛い悲しい思いで、その場に縛りつけてしまうのだという。

死者は、あの世と言われる霊界にも浄土にも行けず、虹の橋にも行けない。

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それは死んだ相手のことまでも不幸に引きづりこんでしまうのではないだろうか?

そして、いつまでも悲しみに沈んだままでいることは、身勝手な自己憐憫に過ぎないのかもしれない。


生きて出会えたこと、いっぱい貰った幸せに感謝して、ありがとう!と送り出してあげることが、相手のためでもあり自分のためでもある気がする。


たとえどんなに別れがつらくても・・

辛さや寂しさのすべてを、感謝でいっぱいの思い出に変えることこそが、相手を成仏させてあげること(見送ってあげること)のような気がするのだ。

・・・・・・・・・・・・・

そう考えると、ソウルフォンはどうなんだろ?

ひょっとしたら・・ウイジャボードよりも最悪になる可能性もあるのかもしれない。



人の悲しみにつけ込むようなツールになる?


悲嘆や苦痛には、魔が入り込みやすいわけだし・・

そうなると、使用者が別の目的で操られてしまうとも限らないし~。
そっちの方が怖かったりして。


いや、そっちの方が目的だったりして・・。


<<参考>>
How real is the SoulPhone?

ネコの食事に抗生物質など・・諸々の問題

飼い猫になんとか、マトモなものを食べてもらおうと思って、いろいろと試している。

我が家のネコは、数種類の決まったドライフードのトリート(おやつみたいなもの)しか食べない。

こんなものだ。↓
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添加物まみれだし、こんなものを主食にしてて体にいいわけが無い!

鳥、牛、ターキー、ツナなどを、できるだけ新鮮なものを、それぞれ料理法を変えてみたり・・
挙句の果てには、食器を変えたり盛り付け方法も変えたり・・・それでも、ダメなのだ。

もちろん、いろいろやれば、喜んでくれる!

飛んできて、いっぱい匂いだけ嗅いでくれる。(←匂いフェチ)

でもね・・・
そうじゃないんだってば~!



ヤツは、もともと食べることにはほとんど興味を示さない。

食に興味が無いなんて・・信じられん!

人生における大半を損失してるようなものじゃないか
・・と、私は思ってしまう。



あ!そうか~!
どんなに新鮮な肉であっても、マトモな肉じゃないから食べないのかも!

現代における肉とは・・抗生物質&成長促進剤を使って育てられた家畜の肉のことを言う。

つまり、不自然に、人間の都合によって飼育された肉のことだ。



そうだったのか~💡

そこで、オーガニックビーフを買ってきた。

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アメリカは、日本と比べれば牛肉はめちゃめちゃ安い。
それでも、オーガニックビーフは、それなりの値段はするのだが・・(これも飼い主からの愛を込めて~♪)



ほれ! これならどーだ!!

一生懸命匂いを嗅いでいた。
「こりゃ、新しい匂いだにゃ! ふんふん、こうゆう匂いもあったのか・・」
とでも言わんばかりに。


そして、満足して去っていった。。。

おい! そーじゃないだろ!!



@そこで、またも考えた!@

そもそも、オーガニックの肉とは、どうゆうものだっけ?


Organic vs. Natural (オーガニック と ナチュラル)

オーガニックとナチュラルは、それまで混同されて使われていたことが多かったが、
USDA(アメリカ農務省)では、ナチュラルビーフとは、添加物を含まない最小限の加工牛肉と定義している。

ナチュラルビーフの生産者は抗生物質や成長促進ホルモンを使用しないことを選択するかもしれないが、USDAは第三者による検証システムはない。

フィードロットによる牛肉は、USDAによってナチュラルの表示ができる。
(フィードロットというのは柵で囲った施設のことを言う。 放牧とは別。)

USDAは、人工矯味矯臭剤(?)、着色料、防腐剤またはその他の人工成分を含まない場合、新鮮な肉を「ナチュラル」と記載することができる。

粉砕された肉などの最小限に加工された製品も「ナチュラル」とみなされる。
グルタミン酸ナトリウム又はその塩、のような添加剤を含有しない限り、ナチュラル製品として販売することができる。

こちらが原文↓
With the arrival of the organic label, many assumed that the terms “organic” and “natural” were interchangeable, failing to understand the strict regulations required to raise certified organic beef.
The USDA defines “natural” beef as minimally-processed beef without additives.
Natural beef producers may choose not to use antibiotics or growth-promoting hormones, but there is no third-party verification system required by the USDA.
Beef from feedlots can be labeled natural, according to the USDA’s definition.

The U.S. Department of Agriculture allows any fresh meat to be described as "natural" if it includes no artificial flavoring, coloring, preservative or any other artificial ingredient. Minimally processed products, such as ground meat, also count as "natural."
To be marketed as "natural," the product can not contain any additives, such as monosodium glutamate or salt






私の訳が正確かどうかは自信はないのだが・・たぶん、おおまかなところは、


いちおうの基準はあるけど、生産者の判断に任せる、とくに、USDAでは厳しい認定はしてないよ~、ってことらしい。

なんだそりゃ! 

もっともアメリカ人は、当局のことなんかはあまり当てにしてない。
ナチュラル表示が嘘くさければ、直接企業へクレームをつけるだろうし、場合によっては非買運動まで発展してしまうのがアメリカかもしれない。




そういえば・・
Grass-Fed Beef (草を食べて育った牛)というのも、最近よく目にすることが多くなった。(とはいっても、オーガニック専門マーケットでないと置いてないことも多い)

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草を食べて育った牛と穀物を食べて育った牛

オーガニック市場へのアプローチとして、生産者の最も一般的な飼育方法には2種類ある。 "牧草飼料"と "穀物飼料"。
「牧草飼育」プログラムでは、牛は屠殺時まで認定されたオーガニックの牧草を食べ続けている。

USDAでは、現在、「牧草飼料」という用語を定義するためのガイドラインを策定しており、少なくとも95%の牧草飼料とする予定。
牧草を与えた牛は、穀物を与えた牛よりも痩せやすい傾向があり、穀物を与えた牛は、脂肪の割合が高くなる。

穀物はプログラムの完全性を高めるために、オーガニックの認証をされている必要がある。


Grass-fed vs Grain-fed beef原文
As organic cattle approach market weight, there are two feeding methods that producers most commonly use to deliver beef products to their customers: “grass-fed” and “grain-fed”. In the “grass-fed” program, the cattle continue to eat certified organic grass right up to the time of slaughter. The USDA is currently developing guidelines to define the term “grass-fed”, and it is expected to call for an all-grass diet of at least 95%. Strictly grass-fed cattle tend to be leaner than grain-fed. Grain-feeding produces cattle with a higher percentage of fat. All grains must be certified organic to ensure the integrity of the program.




これまた、なんだこりゃ!

すべては業者さん次第であって、ナチュラルと書かれていても、必ずしも自然に、このような環境で育った牛とは限らないということにもなる。

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ずっと前に、食肉業界の人から聞いたことがあるのだが、

実際に、まったく自然のままで、一切の抗生物質も成長ホルモンも使わずに、牛たちを放牧して何年もかけて立派な牛に育てている業者さんもいるそうだ。

しかも、放牧地の草もまた、有機農法で栽培された草だという。(間違ってもM社の農薬なんて使ってないってことらしい)


そういった肉は一般市場には出回らない。

一部の高級レストランでのみに売られているという。

理由はもちろん・・超高すぎて一般市場では売れないからだろう。



抗生物質と成長促進剤は、食肉業界にとっては実にありがたいものとものとなっている。

病気で死ぬ家畜は減るし、早く成長してくれるおかげで回転がよくなる→売上アップ


抗生物質と成長促進剤投与の費用がかかるだろう・・だって?
そんなものは屁でもない。

病気にかかった場合の家畜の診察費を考えれば、大量の抗生物質まみれにしておく方が大幅コスト削減になる。

それに、多少劣悪な環境でも抗生物質さえ与えておけば病気で死ぬこともない。

なによりも、肥育ホルモンを投与した牛の成長スピードの早さは驚異的。

病気になるより前に、さっさと出荷できる大きさに成長してくれる。


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昔はキツイ労働ばかりで儲けが出なかった業者にとっては天国!



いやいや、業者ばかりじゃない!
大量生産のおかげで、肉は安く入手できるようになって消費者も大助かりだ。

ミートラバーにとっては大助かり
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両方で、Win-Winってわけだ。


現状に逆らって、まったく自然のままで、有機牧草で育てた牛ともなれば、
そりゃ~目の玉が飛び出るほどお高くなるだろうことも想像がつく。

それが、たとえ、どんなに美味しかったとしても・・!


美味しい牛肉には、得も言われぬ芳香があるという。 
その牛が好んで食べていた牧草の香り。 太陽の恵みを受けて育った牧草の香り。


いやいや、食べたことが無ければ、美味しいものなんてわかるはずもなく欲しいとも思わないものだ。

安いが一番! で、柔らかくて肉の味さえすればいい!
それだけで十分!



ところが、そこにも・・問題はあるのだ。

成長促進剤と抗生物質の問題

以前にも、 こちらのブログ記事、
サーモンの話

この記事の中でも、養殖サーモンのお腹にブスリとワクチンを打ってたのを思い出す。



<<抗生物質について>>

人間の病気治療という点からも、抗生物質はかなり社会問題にもなってきているようで、そんな報道も多く目につくようになった。
(日本ではあまり報道されてないらしいけど・・)



たとえば、こちら (英文記事ばっかりだけど・・)
   ↓
「抗生物質の過剰使用、アジアにおける爆弾炸裂はすでに時間の問題となっている」
Antibiotic overuse is a ticking time bomb for Asia

こちらはサイエンスの記事で、

「中国における抗生物質の危機」
Antibiotics crisis in China


「抗生物質濫用により、中国の豚肉産業は薬物耐性菌の温床になる」
ANTIBIOTICS ABUSE MAKES CHINA'S PORK INDUSTRY A HOTBED FOR DRUG-RESISTANT BUGS

とくに中国では抗生物質の使用はハンパじゃないらしい。 (人にも家畜にも)


これらの記事の特に気になった部分だけを書き出してみる。


●筋肉の成長を促進して脂肪を燃焼させる、ステロイド系であるクレンブテロール(人間が消費すると吐き気やめまいの原因となるもの)を含む豚肉を食べた後、数百人が病気になった

●抗生物質は、病気の予防と撲滅のための直接的な手段となり、今では一般的な方法となっている。
中国では小規模な地域に住む多くの豚が病原体に感染する可能性が高く、また病原体が移動する可能性もあるため、集中的な動物養殖システムの生産性を維持するためには、抗生物質の使用はかかせない。

●浙江大学の感染症専門医でありAMR監視の専門家であるシャオ・ヨンホン教授は、
「抗菌剤耐性(AMR)は、人間と動物の両方で中国で非常に深刻な問題である」と語った。

シャオ氏は、2007年に中国で生産された23万トンの抗生物質のうち、半分以上が動物に、残りは人間に向けて使われ、
2010年には、抗生物質が中国の医薬品販売の約25%を占めていると語っている。

●この数字はさらに、おそるべき勢いで上昇し続けている。






抗生物質は細菌キラーであり、抗菌薬でもある。

私も日本にいた頃は、抗生物質にはかなりお世話になったこともあり、有難いものでもあった。

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抗生物質を飲んだだけで、あっという間に熱が下がり、痛みの症状も消えた。
それまで何日も苦しんでたのが、まるでウソみたいだった。

いやあ、実にありがたいものだ!・・・そう思ったものだ。



しかし、ここで問題がある。

抗生物質は一定期間飲み続けて完全に菌を死滅させないと、菌はさらに強くなって復活してしまい、今度は薬が効かなくなることがある。



そのため、お医者さんには、
「よくなったと思っても、最後までお薬は飲んでくださいね。」と言われたものだ。



菌のパワーはすごい。

攻撃されればされるほど、さらにパワーアップして復活を果たし、逆襲される。

それが、耐性菌という、ここ数年以来、研究者の頭を悩ます問題になっている。



MRSAという菌・・これは、耐性遺伝子を持っていて、従来の抗生物質が効かないことが多く、その為、治療が思うようにできず、

最終的には患者の抵抗力だけが頼りとなる・・なんとも心もとない話だ。


ところが、抵抗力が落ちている患者さんの場合は、あっという間に、重症化してしまい、敗血症、髄膜炎、心内膜炎、骨髄炎など、さまざまな病気を併発して死亡する事も多い。


たしか、ほんのちょっとした病気で入院した患者さんが・・・
運悪く、院内感染によって、数週間のうちに死亡するなんてニュースを聞いたこともあった。(これも、ずいぶん前だったけど)



そこで、

これは、去年だったかおととしの話だったか・・

MRSAに効く薬(抗生物質)が開発されたそうだ。


そして・・さらに、今年の話・・

またも、それが耐性菌となって効かなくなってしまったという


こちらは、今年2018年のニュース記事だが、こんなものもあった。
    ↓
中国では治療できない淋病が増えている (英語版)
Untreatable gonorrhea is on the rise in China


梅毒とか淋病だとか、昔は怖い病気で亡くなる方も多かったと聞くが、今では簡単に薬で治療できると聞いていたはずなのに。

これもまた、淋菌がパワーアップして耐性菌になってしまったからだ。

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この記事の最後の方に、このようなことが書かれていた。
   ↓

安全で効果的な薬を開発する能力よりも、菌の方が我々の先を早く走っていくようにみえる。

"新薬が開発されなければ、次のチャプターはなんなのだ? 
そこには、解決されるものは何もない。

It’s almost like the bug is running faster than our ability to develop safe and effective drugs,” Allen says. “What is the next chapter if no new drugs are developed? And it’s really not clear.”




そんなイタチごっこをしていたって、

常に、菌の方に1歩リードを譲ったまま、なーんも解決は出来ていない。

それって・・
何か根本的に間違ってるんじゃないの!・・と、素人目に思えてしまう。


そもそも、

抗生物質は、はたして人体に害を与える菌だけを選んで殺しているんだろうか?
決して、人体に必要な菌までもを殺していない!と断言できるんだろうか?


もしも、良い菌までも殺しているとしたら・・ますます抵抗力を弱めることになるんじゃなかろうか?


そんな素朴な疑問さえ生まれてくる。



さらに、新薬 Vs. 耐性菌 の問題だけではないようだ。


もう一つの問題は、今や、抗生物質が地球全土に溢れて抗生物質汚染になりつつあるらしい。

抗生物質を服用した人から排泄されるものからも、または、大量の家畜から排泄されるもの、
さらに、その家畜を食べた人々から排泄されるものからも・・・


それは、海にも土壌にも影響を与えてしまっているらしい。


ようするに、毒をまき散らしているようなものか~。




少し前に、In Deepのサイトに、このような記事がアップされていた。
    ↓
抗生物質を使わずに耐性菌MRSAを排除する方法がアメリカ化学会で発表される。そこで使うのは「光と酸素」。そして…人類は抗生物質とお別れができるのか


光と酸素?



これで、近い将来、イタチごっこから抜け出せるかもしれない。


この方は、

「人類史上最大の《公害》は抗生物質」

「人間の腸内の細菌構成が崩壊した」 その「崩壊」を作り出した最大の要因が、抗生物質




とまで言い切っていたけど・・私も同感。


最大の公害は抗生物質とマイクロプラスチック


抗生物質濫用によって薬物耐性菌の温床になる
その結果、人間(ペットも含めて)の抵抗力(自然治癒力)を弱めてしまう。 それもまた抗生物質が原因


そんな気がしてならない。



ぜひぜひ、光と酸素という、新しい角度から治療薬が出来ることに注目していきたいものだ。


ただし・・

家畜への大量摂取の現状が変わらなければ・・

また、中国のような、人にも家畜にも、大量使用し続けている国がある限り
(決して中国だけが問題ってわけじゃないはず。 たまたま記事が目についただけなのだが・・)

現状を救うことは難しいだろう。

地球規模で全体を変えていかない限り!


・・・・・・・・・・・・・・・・
あれれ??

そのまえに、私は、飼い猫を変える必要があったのだ。

ニャンコセンセ~!

頼むよ~!

もうちょっと食べることに興味を持ってくれ~!



ん?

ひょっとしたら、コイツはネコではないのかもしれない。

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地球上の添加物や防腐剤を食べて消費するために使わされた、宇宙生物かもしれん。

だから、ジャンクフードしか食べないわけ??

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なんだか・・私にはわからなくなってきた。

白でも黒でもないグレーな人物

昨日の記事で、

最近の大河ドラマと孫子の兵法

をアップしたのだけど、

きょうは、ちょっとそれに関連した続き、ともいうべきものになりそうだ。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

優れた天下人、または、将軍、経営者・・・えっと、まあ、それはなんでもいいんだけど、

とにかく・・トップに立つ人は、どんな特徴を持ってるんだろう?


「トップに立つ人」
といっても、

成り上がりで、自力でトップに上り詰める場合と、

すでに、トップの位置が出来上がっていて、それを受け継ぐ場合とでは違う。


ここでは、「成り上がりでトップを目指す場合」の話と限定して置こう。


昨日のブログにアップしたとおり、

孫子のいうところの、『五危(ごき)』に陥らない人


「正直で公正さを持ち、民思いで、必死に頑張る」・・・これは、まさに立派な大将の器だけど、 これだけに固執してもダメ!

さらに言い換えると、

常に冷静沈着で、1つのことだけにとらわれずバランス感覚を持って、広く浅く総合的な判断能力

ん? ちょっと月並みな表現で申し訳ないけど・・


もっと言い換えると、

グレーな部分を持ってる人
ということかもしれない。


かなり昔の大河ドラマ「毛利元就」を見ていたとき、あ! これだ~!と思ったことがある。

内藤興盛さんが言うセリフで、

「元就様は、白でも黒でもなく、灰色なのだ。
それに比べて、隆元様は白、真っ白な方なのだ。」



隆元様というのは、毛利元就の長男、つまり、毛利家を相続する跡取り息子

内藤興盛というのは、隆元さんの妻の父、隆元さんから見れば、義理の父上にあたる人

これは、父が娘に言うシーンで、

「オマエの夫は、色で言えば真っ白な人だから、そこんとこを理解して、オマエが支えてやらなにゃいかんよ~。」
みたいなことを言ったんだと思う。(←私の記憶が正しければ・・だけど)


きのうのブログでも、ちょっとだけ書いたけど・・

毛利元就さんは、まさに、「兵は詭道なり」を実践したような人で、知略によって敵方を滅ぼしていった人。
時には、かなり汚い手も使った人だ。 

それを、長男の隆元さんは、なかなか受け入れられなかった。

「いくら、敵を滅ぼすためとは言え、それって卑怯なやり方じゃないか!」・・と父に反感を覚える。

常に、武将として、「清く正しく、まっすぐに!」が、モットーな人。

それを、「真っ白な人」と表現したのだろう。

**あくまでも実際のところはわからない。 これは、大河ドラマの中のお話だから・・(笑)

こちらが、ドラマの中の隆元さん
     ↓
979015140takamoto.jpg

真っ白な人は、誰にも好感を持たれる。

だけど、天下取りなんてできる器ではない。

「清く正しく真っすぐに」にだけ、戦ってれば、いずれは負ける。

相手も、同様な「真っ白な人」ばかりとは、限らないからだ。

「黒やグレーの人」と戦うときは、それなりに、こちらも、ときにはグレーにならなきゃならない時もある。


たぶん、それが・・孫子の言わんとしたことだろうし、

たぶん、それが・・トップに成りあがる人の条件なんだろうなあ、と思ったわけだ。



ただし、グレーの要素は初代に求められるものであって、2代目、3代目ともなれば、「真っ白」の方がいい場合もあるだろう。

領土を受け継き守っていけばいいわけなんだから、良き家臣に恵まれてさえいれば、自分は白いままでもやっていける。

いや、むしろ・・白い方が2代目には相応しいのかもしれない。



ところが、

成り上がりからトップに躍り出ようとするならば、グレーの部分を持ってなきゃ無理。


その、グレーの部分ゆえに、後世の人には「極悪非道の人物」として伝わることもある。

または、マ逆に、「公明正大な立派な大人物」として伝わることもある。



ところが、どっちも一緒!(笑)

グレーが、後世の人には、白に映ってみえたか、黒に見えたかの違いだけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フランス王のフィリップ4世は、まさに極悪非道、血も涙もない冷血漢ってイメージで語られる人だ。

フィリップ4世(Philippe IV le Bel)(1268 - 1314年)
フランス王の在位:1285 - 1314年)
Philippe IV

この人が、なんだって、後世に「血も涙もない冷血漢」とされてるのか?

時は、日本でいえば平安時代末期、平家の世から鎌倉時代へ移行していく時代。

フランスも大荒れに荒れてる時代だった。


フィリップ4世の別名は、「淡麗王」

なぜか、ヨーロッパの王には「二つ名」がつきもの。 賢明王だとか、太陽王だとか、獅子王だとか・・
この人は、淡麗王 (Philippe IV le Bel

肖像画でもわかるとおり、イケメンだったから。

顔はイケメンでも、心は醜悪・・・目的のためには手段を選ばない、冷血漢、と言われてる。


なぜなら、

ローマ教皇をモノともせず、免税特権のある聖職者に対して課税し、
挙句の果てに、ローマ教皇を憤死させてしまい、
テンプル騎士団に、罪をでっちあげて火あぶり、解体のうえ、財産没収。

それも、ぜーんぶ、「お金」のためだったから。



というのが理由。



まず、フィリップ4世の出自と状況説明から。

フリップ4世は、もともと王になれるはずのない立場、兄が亡くなったことで王大子となり、カペー朝の跡取りとなった。

カペー朝の跡取りといっても・・・王家といったところで、フランス全土を支配してたわけじゃない。

フランスは、複数の諸侯が支配していた寄せ集めの封建国家。

彼の王領は、パリを中心とするイル・ド・フランスに限られていて、小さな国に過ぎない。
諸侯の中には、もっと、有力な名家があって、たとえば、アキテーヌ公爵家なんて、他の公爵家や伯爵家も従えてた大侯爵家だった。

この赤で囲ったところが領土
    ↓
france_map.png
https://ameblo.jp/rokudenashichan/entry-10823962379.html

つまりは、「小国」であり、「名ばかり王朝」、彼もまた「名ばかり王」

それが、あれよあれよという間に、他国にさきんじて、ヨーロッパの一等国にのしあがることになる。


なぜ、そんなことができたのか?

そりゃあ、フィリップ4世は優れたリーダーだったから。

しかも、彼の政治改革には実績がともなっていた。

彼の目指したものは、他国にさきんじた、絶対王政を確立すること。


もうちょっと具体的に言うと・・

従来の貴族による封建体制から、官僚による中央集権体制へのパラダイムシフトさせること。

そのためには、王が任命した官僚を取り立てて、諸侯(貴族)の力を削ぎ落とすこと。





しかし・・出る杭は打たれるの例えどおり・・

ヘタをすりゃ、こっちが寝首をかかれる(歴史上よくある話)


というわけで、フィリップ4世は、阿修羅・魔王のごとく、ときには、「問答無用の冷血漢」となり戦った。

だからこそ、結果的にフランスは近代国家へと突き進むことができた、ともいえる。

しかし、同時に、悪辣非道、冷血漢の汚名も着ることになった。

ということらしい。



簡単に彼のやった事を説明すると・・

●ローマ教皇をモノともせず、免税特権のある聖職者に対して課税したこと。

これをやってのけるのは、実際には大変なことなのだ・・・。

当時の「教皇」というのは、神に近い存在。


まあ、日本で言うところの・・

征夷大将軍となっても、天皇には頭があがらない・・天皇宣下がなけりゃ、どーにもならん! 逆賊とされるのが怖い!
または、上皇となっても・・延暦寺の強訴が怖い!


というように、宗教的・神の存在だけは、なかなか手が出せないタブーだった。


なので、教皇はじめ、聖職者ともなれば、そりゃもう、特権階級!
税金だって納めなくてもいい!ってわけだから。


その教皇傘下にいる、テンプル騎士団も、あつーく「神」の名のもとに守られた存在。
アンタッチャブル!ってわけ。


フィリップ4世にとっては、目の上のたんこぶ(他の諸侯にとっても同じだっただろうけど・・)



当時のヨーロッパの最大の問題は、十字軍の遠征にあった。

ご存じのとおり・・

エルサレムはユダヤ教徒・キリスト教徒の聖地。 ところが、7世紀以降、イスラム勢力に占領されていた。(イスラムの言い分はちゃんとあるんだけど・・とりあえず、ここではヨーロッパ側の見方で通すことにする)

そこで、西ヨーロッパのキリスト教国は「エルサレム奪還」のため、
多国籍軍を編成し、エルサレムに送り込むことになった。
それが「十字軍」


遠路4000kmもの遠征が、事実、何回にもわけて派遣されたのだ。


無事、エルサレムは奪還したのはいいけど・・多くの十字軍兵士が帰還してしまえば、そこがまた再占領される恐れは十分ある。
そこで、守備隊を置く必要に迫られたのだ。
(ちなみに、エルサレムを奪還しただけで、イスラム教国家にはさしてダメージを与えてるわけじゃない。)


守備隊といっても・・聖地を守るんだから、騎士であり、また信仰の厚い聖職者でもあるものが望ましい。
そこで、「宗教騎士団」が創設されることになる。

いくつもの騎士団、ヨハネ騎士団、テンプル騎士団、テュートン騎士団なんてのがあって、テンプル騎士団はそのうちのひとつ。
1119年のことだった。



さて、ここで、十字軍の遠征の実態についてだけど・・


目的は、聖なる地、「エルサレム奪還」のためだったはずなのに、

年代記「フランク人の事績」によれば、
       ↓

1099年7月15日に、城内に突入、凄惨な殺戮が行われた。
犠牲になったのはイスラム教徒だけではない。
ユダヤ教徒も東方正教徒も・・・エルサレムの住民が皆殺しにされたのである。

「殺戮はすさまじく、わが軍の兵士たちは足首まで血につかって歩いた」


住民はもとより、ユダヤ教徒、キリスト教の東方正教徒まで皆殺しかい!!

いったい、何考えてんだよ~!


たぶん、なーんにも考えてない。
ただ、殺しまくっただけ!

4000キロも旅をして、ただ・・見境いなく殺しまくって帰ってきただけ。。。

928481369.jpg

神聖な巡礼の旅であり、エルサレム奪回の目的と信じて参加した兵士たちにとっては、たまったものじゃない。

しかも、見知らぬ異郷の土地を4000キロも旅していけば、イスラム教徒や山賊の襲撃や略奪もある。
現金を持ち歩くことは危険極まりもないし、第一、重くってかなわない!
かといって、家に残していけば、留守中に全財産は消えてるかもしれない!


そこに目をつけたのが、テンプル騎士団だった。

巡礼者が本国でお金を預け入れて、行き先で払い戻す。

預金通帳のようなものもあっただろう。これなら現金を持ち歩く必要はない。

まさに、現代の銀行業のルーツがここにある。(テンプル騎士団は、ビジネスの天才だったのかも。)

この銀行業で、テンプル騎士団は莫大な資金を集めた。

さらに、集めた資金で、資産運用もはかる。

ヨーロッパ各地に広大な土地を購入し、教会や城砦を築き、ブドウ畑や農園をつくり、ワインや農産物を販売に乗り出す。



結果、テンプル騎士団は、

カネを稼ぎ、領地を拡大し、しかも戦う軍隊も持ってる団体になった。

その莫大な資金をもとでに、ヨーロッパ諸国の王に貸付け、利息でも大儲け。

敬虔な修道会、つーより、こりゃあもう、立派な複合ビジネスに近いような・・

立派な「世俗」にまみれた、ビジネスマンって気がしちゃうのは、私だけ?



さらに、テンプル騎士団はローマ教皇直属の組織でもある。

「ローマ教皇」という、大権威がバックについてるとなれば・・黙っていても、西ヨーロッパの王侯貴族から寄進が集まってしまう。

儲かってしまって・・笑いが止まらない状態。

Molay-2.jpg

一方、フランスは巨額の財政赤字に苦しんでいた。


十字軍遠征なんてやってりゃ、どこだって金欠になる。(孫子だったら、呆れてモノも言えないはず。)

フランス王室は、止む無く、それをテンプル騎士団から借金でまかなっていたものの・・どうにもならない!
借金は問題解決にはならず、問題の先送り。

いわば自転車操業で、負債は膨らむばかり。



フランス王は絶対王政を目指していた。

強力な中央集権国家を作るためには、官僚機構と常備軍が欠かせない。

それにも、カネがかかる。

現状維持で、なーんも目指さない領主だったら、なんとかやれたのかもしれないけど・・、彼は違う!



ここで思いついたこと!

●ローマ教皇をモノともせず、免税特権のある聖職者に対して課税しちゃおう!

ようやく・・ここに話が戻る(笑)



もちろん、そんなことを言い出したって、はい!そうですか~!と、聖職者たちやローマ教皇が素直に納得してくれるわけがない。


フィリップ4世は、上手にその機会をうかがい、民意を図り、最善のタイミングでやってのけたのだ。

そこらへんの具体的なことは、省略するが、もちろん、さまざまな事件は起こったわけで、

1303年9月の「アナーニ事件」なんてのは、その最たるもの。
      ↓

ローマ教皇ボニファテイウス8世は激怒して、フィリップ4世を破門にしてしまう。

まあ、フツウの神経の持ち主だったら、

この時代、教皇に破門を言い渡されてしまったら、
ひええ! 私が悪うございました! なんとか・・ご勘弁を!ってことになるのが必定。

ところが、フィリップ4世、神をも恐れぬ驚くべき手段にでたのだ。

部下に命じて、教皇が滞在している避暑地アナーニを急襲し退位を迫った。

駆けつけてきた教皇軍が、ボニファテイウス8世を救出したものの、あまりにもショックを受けた教皇は、脳溢血で死んだ?
憤死?ともいわれている。





そりゃそうだ!

今まで、教皇の思い通りにならないような、王はいなかったんだから。
教皇として、こーんな惨めな屈辱を受けたのは、はじめてだろうから。

ここで、ちょっと調べてみると・・ボニファテイウス8世という教皇、こちらも、聖職者というよりも、なかなか世俗にまみれた人のようだったみたいだ・・・。

Knightfall4.jpg
https://entertainment.unitymedia.de/ritterserie-knightfall/knightfall4/


まあ、どっちもどっちかも・・。


結果的に、フィリップ4世に軍配が上がった。

次の教皇は、傀儡の教皇、フランス人のクレメンス5世を擁立した。

クレメンス5世Бальтазар-Косса-2


これで、ますます、フィリップ4世、仕事がやりやすくなってきた。



さて、次は、いよいよ

●テンプル騎士団の解体だ!

だんだん、テンプル騎士団の評判が悪くなってきた頃を見計らって・・・

そりゃそうだ! テンプル騎士団だけ大儲けしてる状態だもん・・自然と反感を持つ者も増えていく。


十字軍の失敗を機に、フィリップ4世は、なんと、テンプル騎士団を告発したのだ。


それも・・・あろうことか、異端の罪で。


これまた、従来の常識では、到底、ありえない!ことだ。

テンプル騎士団は、教皇直属であり、「異端」を取り締まる側なのだ。

それが、異端扱いされてしまうなんて・・。


実に思い切った、意表をつく手腕だ!


結果的に、テンプル騎士団は、「異端審問(異端を裁く宗教裁判)」にかけられ、全員有罪。

逮捕された団員は、拷問で自白を強要されたようだし、かなりアクドイ手を使ってる。


しかし、傀儡教皇クレメンス5世は、テンプル騎士団の解散を許可
傀儡だからね~。



フィリップ4世は、フランス王の勅命を発して・・・全員有罪、うち数十人を火あぶりに!


おいおい!

借りたカネを返したくないばかりに、相手を抹殺かい!
抹殺して、なお、余りあるカネをゲットかい!

借りた金は、返そうよ~!(←善人、小市民の発言)


1314年、テンプル騎士団の総長、ジャック・ド・モレー (Jacques de Molay)は、パリ・シテ島の刑場で生きたまま火刑にされた。

亡くなる直前、モレーは、
フィリップ4世とローマ教皇クレメンス5世を呪う言葉を吐いたことは有名な話・・として語り継がれている。

そりゃそうだ・・
王(フィリップ4世)は陰謀の張本人だったし、教皇(クレメンス5世)は家臣を見捨てた裏切り者だったんだから。


ACM_Jacques_de_Molay_2.png

そのせいか、どうかはわからないけど・・

同年1314年、1ヶ月後にクレメンス5世はこの世を去り、フィリップ4世は脳梗塞で倒れ、11月に死んだ。

ジャック・ド・モレーの預言は的中し呪いは成就したとされ・・

ここから、テンプル騎士団&ジャック・モレーの都市伝説がはじまった。

まあ、いろいろあるんだけど・・それは、また後ほどということで。


・・・・・・・・・・・・・

以前、この話を知ったとき、私は、まっさきに、織田信長を思い描いた。

aduchimomoyamajidai_01.jpg


フィリップ4世と織田信長・・似てない?

顔じゃなくって、性格的なものが・・
あ、顔も両方とも、イケメンとして有名だけど。


●リアリスト
大業を成す人の、絶対条件かもしれない。
目的を見据えて、現実を直視して進むのみ。
社会通念や常識には捕らわれないたくましさ。

まさに、二人のも神をも恐れぬ大胆不敵な所業をしてるわけだから。


●実力主義

出自や身分に捕らわれず、「能力と実績」あるのみ。 実に合理的!
信長しかり。
フィリップ4世が官僚に登用したのは、市民階級や下級貴族だった。
ローマ法に精通した「レジスト(法律家)」とよばれる専門家集団を集めたという。


●明確なビジョン + 判断力、決断力、行動力

織田信長は「天下布武」
フィリップ4世は「絶対王政」

孫子の述べるごとく、目的に向かって、冷静で幅広い判断力、それに伴う決断力と行動力を持っている。


●出自は良くない。

信長さんも、小国・尾張の出身、同族間でもまとまらず争い事を抱えてたわけだし、今川と比べれば・・ちっぽけな吹けば飛ぶような国だった。
フィリップ4世も同様。

出自があまり良くない方が、下層階級と接触が持てるわけだし、彼らの心情も理解できるという利点に繋がるかもしれない。

信長さんは、うつけと呼ばれてた若い頃、農民たちに交じって戦争ごっこをやってたことなどで、実施訓練を兼ねて人心を掴み、良き人材発掘にも繋がったのではないか、ともいわれている。

・・・・・・・・・・

一般庶民というものは・・

神の前には恐れをなしてしまったり、勅命と言われれば、それだけで逆らえなくなってしまったり・・
感情に溺れて冷静さを失ってしまったり、血気にはやってバカな突撃をしちゃったり・・
人に臆病者と後ろ指をさされたくないため、無茶な行動に走ったり・・


そんなものだ。

白か黒かだけでも生きられてしまうのが、庶民なのだ。

なにがなんでも、犯罪は犯さない、許せない・・真っ白な人

または、自分の欲望のためだったら、全体を考えずになんでもしてのける、黒になるか・・

グレーでいることは、なかなか難しい。

そこが、トップに立つ人と、一般庶民の違いなのだろう。



グレーでいるということは、両面を持っていたり、もっと、さまざまな面を持つということでもある。

信長さんの逸話

信長さんは、神仏を恐れず、比叡山を焼き討ちしてしまったり、残虐な仕打ちを数多く語られる人物だけど、

一方で、足軽身分だった、鳥居強右衛門が、自分の命を犠牲にして長篠城を落城の危機から救ったことに深く感動して、自ら指揮して立派な墓を建立させたとか・・

また、

体に障害のある男が、街道沿いで乞食として暮らしていたのを度々みかけて哀れに思い、、村民を呼び集め、木綿二十反を与えて、「この者に小屋を建てて、この者が飢えないように毎年麦や米を施してくれれば、自分はとても嬉しい」と村人に要請した。 その場にいた人々は皆、涙した。



なんて、話も伝わっている。


悪魔か天使か、どっちなんだ?
たぶん、両方。


秀吉の妻、ねねに対しても・・秀吉がねねを軽んじた扱いをすれば、長い手紙をねねに送って元気づけてやり、何かあれば、ワシが間に入ってやる!みたいなことまで言う。




一家臣の妻に対してまで、ここまで細やかな気遣い?

あちこちに気を遣うような繊細さ、豪胆さ、残虐性と人情味、
ハイテンパーかと思えば、忍耐強さもあるし・・
とにかく、人物像をひとことでは言えない。



フィリップ4世の人物像の、細かなところまではわからない。

寡黙な人だったとも言われるけど、テンプル騎士団の罪を告訴するときの論理性は見事だし・・
敬虔なキリスト教信者だったと言われる反面、神をも恐れないリアリスト。



これまた、ひとことでは語れない人物らしい。



将来トップに立つ人には、幼少の頃から、帝王学なる教育を施す。
これは、どこの国でも同様だ。

王家や伝統ある家系・家柄などの特別な地位の跡継ぎに対する、幼少時から家督を継承するまでの特別教育ってわけで、
おそらく、家によって個々に違うだろう。


それでも、基本理念は、孫子の説いた
常に冷静沈着で、1つのことだけにとらわれずバランス感覚を持って、広く浅く総合的な判断能力

にありそうだ。

それが、リーダーシップ論、マネージメント論に通ずるものとなる。




そういえば・・たしか、算命学は古代中学の帝王学に由来するものだとか・・そんな話を聞いたことがある。


だから、我々一般人に、帝王学なんか必要ない!


なーんて意見もある。


そりゃあ、1つのことだけにフォーカスして他はどーでもいい!って生き方をしたい人には、たしかに不要だ。

白か黒だけで、生きたい人には不要だし、グレーなんて知ったこっちゃない!
それでも、生きていけるんだから。


でもね・・
ただ、言えることは・・

グレーに目をふさいでしまえば、当然、白か黒かしか見えなくなってしまう。

見えなければ、権力者がグレーであることも気がつかずに、コロっと騙されるだけ。




ましてや、民主主義という時代ならば・・

本来は、すべての人が、それぞれ、「一国の王」でいるべきなんじゃないだろうか?
つまり、王の心持ちってこと。



王の心持ちでいれば、「自分の利益だけ」を主張するわけにはいかなくなるはずだし・・

全体の流れを考えなきゃならなくなる。

国全体に視野を広げて、国を富ませる方法を考えなきゃならなくなる。


その視線でみれば、トップの色合いも、よーーくわかるようになるだろう。




だからといって、すべての人々がトップを目指せ!、なーんてことじゃない。

白でも黒でも、グレーでも・・
好きな色を選ぶのは、いつだって自分自身だ。

何色を選ぼうが、それは自由。


それでも、トップに立つ人のグレーな色を感じる目だけは、持つ必要はあると思うのだ。


その目を通してみなければ・・

フィリップ4世のやったことも、教皇のことも、また、テンプル騎士団のことも・・
何も見えてこない気がする。

もちろん、信長さんに対しても・・。
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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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