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宿命と中庸

前回の東洋系占星術の続き

この2つは算命学理論の基本ともいうべきものだそうです。
     ↓
宿命
中庸


もちろん算命学だけでなく、古代中国思想の根本にあるものなのかもしれません。

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★宿命

人は宿命のもとに生まれてくる。
「宿命を知って宿命どうりの生き方をするように」


と言われるようですが・・

これはスピリチュアリズムで言うところの、

「人は今世に生まれてきた学びのテーマとお役目がある。」

というのと、ちょっと似てる気がする。


ただ「宿命」と言われると・・じゃあ、宿命を決めたのは誰なん?という疑問が湧いてくる・・。

それは天? 「神」というべきものなのか?

そこらへんが明確にはされていないし、自然とそうなっているものだ!と言われてもピンとはこない(笑)



スピリチュアリズムでは、「本人が生まれる前にすべてを自分で決めて生まれてくる」と言われていますね。
生まれ落ちる境遇も、性別も、父母でさえも。


インディペンデントをモットーとする私としては・・こちらの方がずっと心地良く・・
たとえ神様だろうとなんだろうと、勝手に決められるのはごめんだ!と思ってしまいます。。。

「宿命」という言葉がすでにもう、縛りつけられてる気がして気に食わない!というのが本音でしょうか(笑)



ある算命学の先生のサイトで、たまたま朝青龍(大相撲力士)の人生鑑定をアップしていたのをみつけました。
参考までに、そちらを要約すると
     ↓

朝青龍は、もともと力士になるような宿命ではなかった(そういった星を持っていなかった)

まさに宿命を軽視してやり過ぎるとどうなるか?という実例です。


力士に必要な戦いの星(車騎星、牽牛星)が皆無なので、スポーツに向いてない人

その代わりあるのが、知恵の星・・頭を使った仕事、学者にでもなった方がいいような宿命


これは本人の宿命でなく回ってくる運気が格闘技世界に押し上げてしまっただけ。

宿命に無理を強いた結果、彼はどーんと人生をこけちゃった!


大切な人生なので宿命通り、無理なく普通に生きるのが一番なのです。




なるほどねえ~。
おっしゃる通りなのかもしれませんし、この鑑定は大当たりなのかもしれません・・が、

鑑定よりも、この先生と「生き方」に対する考え方の違いのようなものを感じてしまい、私には違和感がありました。


まず、●学者の星だとか戦いの星だとかという、そういったベタな分類の仕方に疑問を感じてしまうんですよね。

スポーツは肉体派、学者は頭脳派・・みたいな。

実際、肉体能力や闘争心が他者より劣っている選手でも、緻密な瞬時の計算能力、霊感力のようなものでカバーしていて、優れた選手になっている方もいますからね~。

*マイケル・ジョーダンはボールの落ちる位置を常に冷静に計算できたんだといわれているし、若乃花(お兄ちゃんと呼ばれてた人)は、体は小さかったけど対戦相手の次の動きが手に取るように見えていたとか。

格闘技といえども、必ずしも「闘争心」のみが必須条件とは思えないんですよね~。


進路を決めるにしても、そのとき自分の心を一番熱くする方向へ行く方が、私にはナチュラルな生き方の気がします。
たとえ、宿命とか持って生まれた星がどうであれ・・ね。

むしろ、「あなたの宿命は違います! そうゆう星のもとに生まれていないんですから。」と言われて、
「ああ、そうすか!」と、やりたい事を捨てて、サクッと方向転換してしまう方が、

あれれ~、それって自分の魂への冒涜じゃないのかい?と思えてしまう。



朝青龍さんは、たしか引退に追い込まれちゃったんでしたね?
でも・・それは「こけちゃった!」ということなんだろうか?

その時点をピンポイントでみれば、本人にとっては失敗だっただろうし、不幸のどん底。

ところが、失敗や不幸な出来事こそが、大きな学びになって、次のステップで大輪の花開く、なーんてことも多々ありますからね~。

「人生には一切の無駄はない」
「次のステップに続くための布石」

私はこうゆう考え方の方が好き!
まあ、好き嫌いというよりも、実際に、失敗や逆境を乗り越えた人の方が「本物」を掴んでいるようにみえます。



なので、これは私が思っていることに過ぎないのですが、

●失敗しようがなんだろうが、今自分が一番好きなことをするべし。
魂が高揚することに比べたら星だとか宿命論だとか・・なんぼのもんじゃい!と思ってます。



そうは言っても・・誰でも不幸のどん底にいるときは辛いもの。

そのときこそ、占い師さんや霊能者さんのアドバイスを受けて、次のステップの手がかりを見出せることができたならば、それは最高ですね~♪
どんなときにでも、希望、光明を見出だせることって、ほーんと有難いものです。

あなたにはもともと持ってない星だったんだから・・とか、だからコケちゃったんですよ~なんて言われたら、実も蓋もないよなあ。 私だったらもっと落ち込むか・・怒り出す


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★中庸について

「宿命通り無理なく普通に生きるのが一番」という考え方が「中庸」だとすると・・
私の解釈とは違うんだなあ~って思ったわけです。


常に100あるうちの真ん中の50をとるようにして、決して無理はせず、人より頭を出さない生き方・・

これこそが「中庸の美徳」と言われることもあるんですが・・

これだと、「中途半端」や「日和見主義」になっちゃうような気がするんですよね~(笑)


こちらの記事をみつけたんですが、
「中庸」の意味とは?「中庸の徳」や孔子の教えも例文で解説!

私の思う「中庸」は、むしろ、こちらの考え方に近い気がします。


論語の中からも引用されていて、

「中庸の徳たる其れ到れるかな。 民鮮きこと久し」

「不足もなく余分のところもなくバランスよく行動することは、人徳としては最高のもの」という意味。

「中」というのは、偏らないということで、決して大小や上下の中間を取りさえすればよいという意味ではない。
「中庸」は、かたよるな!という意味。
「極端に多すぎることは少なすぎることと同じくらいによくない」という考え方。




中庸って、行動を言っているのではなくて、精神や考え方を言ってるんじゃないかなって思う。

たとえ、大志を抱いて思い切った行動を起こそうとも、精神は一方だけに偏るな!
冷静によく見て、よく聞き、そのバランスを持て!

と言われているような気がします。

さらに言えば、常にニュートラルな部分を持つこと、「無の境地」にも近いかな?
喜怒哀楽があっても、常にニュートラルに戻せるような部分、それがバランス感覚を持つことになんだと思っています。


「怒ってはいけない!」と言う方もいるのですが・・それも違う!と思っています。

怒るときは怒る!


心の底は怒り心頭なのに、表面だけ、いい人(人徳のある人)であろうとがんばって、
ニコニコしていたとすれば、それはもっとバランスを欠いてることだと思うんですよね。

そーんなの、なーんにもならない! 自分にも周囲には悪い気をまき散らすだけって気がします。

なので、怒るときは大いに怒るべし!

ただし・・・

ここで、「ただし」がつくのだけど・・自分の感情の捨て場にしちゃダメ~。

怒るときこそ、心の底に冷静さと計算が必要じゃないかなって思うんです。

●たとえば、嫌な人、嫌な会社・団体などから、決別する手段として怒る。

●はっきり怒った態度を示すことで、自分の意思を相手に明確にわからせるため。

●自分の怒った態度で相手に反省を促すため



などなど。 まあ、状況によって色々あるでしょうが・・

つまるところは、ストラテジー(Strategy)として怒るのだ(笑)


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自分の感情の「怒り」だけで爆発しちゃえば、そりゃあ、中庸を欠くことになっちゃう。
また、優柔不断や事なかれ主義になっちゃうのも、中庸を欠くことになっちゃう。

私には、そのように思えてなりません。

いったん中庸を欠きだすと、そうゆうのって癖みたいになっちゃって、どんどん狭くしちゃうものです。

どんどん、どんどん中庸を欠くことになっていって、そのうち、小さな壁の中の景色しか見えなくなってしまうんじゃないかなかあ。

・・・・・・・・・・・・

私たち社会の中には「支配する側」と「支配される側」というのがあって、

支配される側ってのは、
   ↓
教育機関の中で、生徒の立場だったり
企業の中で従業員だったり
国家における、一般大衆だったり、

そういった「支配される側」の人たちは、「意見も批判もしないこと」と教育されることが多いように思う。


いまだに生徒が師匠に、鋭い質問や、痛い質問でもするものならば・・生意気と言われたり、

師を敬う気持ちがない!と言われちゃったり、することも多いみたいです。

本来支配する側もされる側もないわけで、単なる立場の違いだけで、み~んなが同じライン上にいるはずなのにね~。
それを民主主義っていうんじゃないっけ?

歴史の中で、儒教もまた、都合よく「支配する方法」として使われちゃってたのかもしれませんね~。

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それでも、儒教精神バリバリの武士社会でさえ、「諫言する」ことも行われてきたわけです。

アホ殿を注意勧告したり、意見したりと。

そりゃあ、儒教の教えが、上の者を敬うことであったとしても、何事も「お家存続のため」なんですもん。

アホ殿がアホなことばかりやってたら、お家なんて、真っ先に潰れちゃいますもん。

で、ちっとはマシな城主様は、はっと気がついて部下の諫言を聞き入れて心を入れ替えたんだろうし、
最後までアホ殿は、無礼打ちしちゃう。 アホなYesマンばかりが残り、賢い部下たちはトンズラで・・お家は傾くってのはよくある話。

まあ、今も昔もあまり変わってないのかもしれませんね。


ちなみに、日本語では、

(上司にたいしては)諫言する
(同僚、部下にたいしては)忠告する

違う言葉があるってのが、いかにも日本文化なんだな~って(笑)
はやい話、どっちもアドバイスするってことなのにね~。




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さて、ここで、算命学に話を戻します。

私たちは、エレメントともいうべき、いくつかの星(気)を持って生まれついているようです。

ところが、誰でも、何らかの不足があったり、なにかが多すぎたり少なすぎたりと、偏よりがあるようなんです。


ようするに、なんらかのアンバランスの部分を生まれながらに持っている、ということかもしれません。


それを自分で人生の中で気がつき、少しづつ改良し変化していこうとすることで、バランスを身につけていくんじゃないのかなあ。


その変化の度合いは、もちろん人によって違うはずです。

早くに気がつき、せっせと自分を変えていこうとした人と、なーんもしなかった人とでは、どんどん違ってくるはず(笑)



以前、私の友人が幼なじみと結婚することになって、彼との相性を観てもらうというので同行させてもらったことがあります。

占い師さんは、まず、このように言ってました。

「正直に申し上げますが、あなたの結婚相手は、穏やかでマイホームパパのような方が向いていると思いますよ。
こちらの方は、親分気質の方だし、出世して社長を目指すような方ですからね~、結婚生活はご苦労されるかもしれません。」


友人は、きょとーんとして

「へ? 彼は平凡なマイホームパパを目指してる人ですよ。
脱サラして手に職つけて、家でチマチマと食ってくだけの仕事したいって言うような人ですけど・・!
あと、ボランティアをしたいんですって。 性格も、いつものーんびりしててアクセクしない人ですよ!」


占い師さん、とってもマジメな良い人だったようで、

「あれえ? ボランティア? それはおかしいなあ。」と、誕生日を確認したり、本に目を通したりして考え込んでしまいました。


私は、彼女から聞いて知っていたのですが、彼女の婚約者は、ある経験をしてから考え方を180度変えたんだそうです。 

もともとは、占い師さんの言うとおり、子供の頃から野望ギラギラの人で、性格も短気で頑固で怒りっぽかったそうですが、
自分で自分の性格も変えていったんだとか。

そしたら、やりたい事も将来の夢もまったく違ってきたし、幸せ感ですら、すっかり変わってしまったんだそうです。


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このように、人って何かに大きく気づき、変えなきゃ!と真剣に思えば、いくらでも変われるんだなあ~って思ったもんです。


持って生まれた星はそのままでしょうが、いくらでも、自分で思ったとおりに変われる。

それが、足りないものを補い、バランス良く気の流れも良くなるってことなんだろうな~って思うんですよね~。



同時に、占い師さんも、相手の「魂の気づきの成長過程」が感知できなければ、ダメなんだよな~って思ったもんです。

それは、どんな占術の本を紐解いても書かれいないし、書きようがないことでしょうし。

やはり、霊感(直観や経験からくる何かでもいいんですが・・)、そういったものが無いと人を見ることはできないと思います。
(そんなわけで、占い師さんも霊感が必要と、前回のブログで述べたわけです)


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持って生まれたものは誰にでもあるのだけど、それをどのように変えていくかは本人の「気づき」次第。


そうやって変わっていけるからこそ、人生って面白いなあって思う。

私たちは、そのようにして、どんどん魂のステップアップさせて「自分を変えていくため」に生まれてきているのかもしれないですね。



まあ、結局のところ、どのように生きるかなんて人それぞれ。

そのように生まれついたんだから、なーんも変えなくなっていいじゃん!という考え方も、アリだと思います。

もちろん、どっちが良いか悪いかなーんてこともありません。

「限定されたこの社会の枠に沿って難なく無事に生きていく」を目指すも・・・それもまた、あなた次第。

むしろ波風はたたず、大怪我することもないかもしれません。


でも、その反面、日々の喜びも感動も少なくなるのもたしか、だとは思います。

どちらを選ぶかは、その人しだい。



ただ、私としては・・特に若い方々には、

星なんかくそくらえ! 宿命なんかクソくらえ!

今、この瞬間一番やりたいこと、ワクワクすることをやる!

失敗してボロボロになっても、いいじゃん! それこそ大きな学び! 次へのステッ~プ。


といった意気込みで進んでいって頂きたいなあ、と願ってる次第です。



なぜって・・

そうやって、生きてきた人たちの方が、、

中庸(ニュートラル感覚・バランス)を身に着けてるような気がするんですよね~。

中庸っていうのは、挫折も苦難も乗り越えて「優しいほど強くなれた」人だけが行きつけるところなのかもしれませんね。


そしてなにより、そんな生き方をした方が、

心の底から「人生って素敵!♪」って思えることだけは確かだと思います。

占い、とくに東洋系占星術について考える

海外に住んでると「日本人てXXXXなんだってね?」と聞かれることが多い。

そんで、今回聞かれたのは・・

「日本人って占い好きなんだってね?」


ああ、たしかに~。
そう言われれればそうかもしれない!!

日本人は占い好きかもしれない。

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もちろん、こちらの現地アメリカ人たちも、たまにはアストロジー話題もすることだってあるし好きな人は好きだ。

それでも、日本ほど多種多様な占いに溢れてることはない!

ひと昔前は血液型占いにはじまって・・動物占いやら東洋占星術(四柱推命、易、手相やら)もアストロジーも、インド占星術、マヤ占星術もあるし・・占いどころか、今ではさまざまな霊能者たちもひっぱりだこらしい!!

なんだってこんなに占いだらけなんだ!って今更ながらびっくりする(笑)


こちらでは、ひとことで占い師・霊能者といっても・・ざっくり、大きく2つに分かれているみたいで・・

ミーディアム・・・亡くなった人からのメッセージを聞く人

フォーチュンテラー・・・未来を見てくれる人

ざっくりと分けると、一般的には、この2種類くらいしかない。



もうひとつ思ったんだけど・・日本人は怪談話(幽霊話)も好きらしい。

動画でもいっぱいアップされてるし・・

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こんなにも怪談や幽霊の出てくるお話が好きなのか~。


ちなみに、こちらの人に「なんか怖い話な~い?」と聞いたところで、日本のような怪談話が出てくる方が稀。(笑)

怖い話といえば、スティーブン・キング系か、凶悪殺人鬼の実話だったりすることの方が多いのだ。

「怖い話」という概念が、そもそも違っているらしい(笑)

私にはこのオジサンの顔の方がずっと怖いけど・・
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アメリカにだって、「金縛りに合って体が動かず、そこで霊と遭遇」という話は何度も聞いたことがあるから、たぶん、こういった現象はどこでも起こるんだと思うのだ。

だけど、ここで・・日本人とアメリカ人のここが違う!という発見をさせてもらったことがある。

★日本人の場合: 恐怖でいっぱいになって言葉も出ない! せいぜい、知ってるお経を唱える!というパターンが多かった。

★アメリカ人の場合: 怒り出す!! 
なんで体が動かないんだよ~! オマエは誰じゃい! なんだってこんなことするんじゃい!と、怒鳴りまくるそうだ。。。

「え? 怖くないの~?」と聞くと、

「もちろん怖いよ! だけど、同時に、理不尽な!という怒りも爆発するだろ!」・・・と、言われた。
うん、確かにそうだ!!


国民性によるリアクションの違いもあるし、怪談好き、占い好きというのもまた国民性によるものなのかもしれない。

怪談好きは、心の底で、非日常に触れたがっているのだろうか?

占いや霊能者に頼るのは、カウンセリングを必要としている人が多いからなのか?


あ、そういえば・・日本では病院にはすぐ行くけど、カウンセラーオフィスに行くのは、まだまだ少ないような気がする。

だから、占いか霊能者に頼るのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

占いの話題になると、「どの占いが当たると思う?」とか、「本物の霊能者って誰?」とか、聞かれることがよくあるんだけど・・

まず、ジャンルなんて、どれでもいいんじゃね?と思ってしまう。


ただね~、正直なとこ、私は東洋系の占いには、ちと引っかかるものを感じてしまうことがある。
(もちろん、東洋占星術がダメで西洋占星術がいいってレベルの話じゃない)


なぜなら、東洋系の占星術には、必ず、「先祖」「家系」というものがベースにあることが多いような気がするからだ。


そこらへんは、まさに「日本仏教」とも同じコンセプトなのかもしれない。

少し前に、お墓の話をブログ記事にしたけど・・
   ↓
メモリアルデーに思うこと(まだメモリアルデーではないのだが・・)死体になるとしたら?


お墓詣りも、お盆も、日本独特なもので、もちろん、アメリカにはないし、また、もともとの仏教思想から来たものではないということだった。 それは日本独自の仏教に過ぎない。

こうゆう感覚がまさに日本的
    ↓
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*仏教といっても、時代や地域によっても、ものすごーく色々な宗派の違いがあるので・・ここでは、原始インドの仏教、つまりオシャカ様の仏教から言うと・・


お墓はどーでもいいし、死者のためにお経を読んで弔ってあげることもどーでもいい・・ってことになる。



どーでもいいは言い過ぎだろ? と思われるかもしれないけど(笑)

実際に、古代インドでは、死者は焼いてガンジス川に流しちゃったくらいだから。(焼かない場合もあるけどね)

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遺骨を残すという習慣はなかったのだ。 


なぜなら、肉体は地上かぎりの入れ物であり、魂は輪廻転生するという考え方から来ているから。
(仏教の場合49日が生まれ変わりスパンになるらしい。)



ここらへんの考え方は、スピリチュアリズムとよーく似てるとこだね
 ↓

スピリチュアリズムでは、死後の肉体は朽ち果て土に帰っていくのが自然の摂理であり、1つの魂は類魂の一部となり、輪廻転生して生まれ変わるという。





そして、さらに、お坊さん(僧侶)は、「道を説き生きている人を救う」ことがメインの役割だったそうだ。
(お寺を持ち檀家を持って、死者を弔うためのお仕事ではなかったということだね。)

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それが中国と朝鮮を経て日本に入ってくると、お釈迦様の仏教も「日本仏教」に変わって定着してしまう。



中国や台湾・朝鮮・華僑社会には、祖霊信仰が根強く残っている地域だ。

祖霊信仰というのは、既に死んだ祖先が、生きている者の生活に影響を与える、または与えることができる、という先祖崇拝の信仰




これは、もともと中国地域に残るシャーマニズム的祖霊信仰をベースにして、儒教に統合されていったという。

儒教は、家族理論と政治理論をドッキングさせて儒教体系が出来あがり、さらに朱子学(宋学)に発展していった。
先祖、家を大切に守り、血縁が続き子孫が繁栄することが絶対的に必要とする考え方。

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https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/post-7781.php


その儒教精神が日本にも輸入されて、日本仏教にもなっていったようだ。

日本仏教はまた、一般的日本人の精神世界にも大きな影響を及ぼしたのだろう。


それは、同時に東洋系の占いもかなり大きな影響を及ぼしたようだ。

つまり、東洋占星術は儒教的精神をベースに作られた占い書ということになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も若い頃に、東洋占星術の先生に鑑定をお願いしたことがあった。

そのとき、「家系のはみ出し運」だとか、
「誅殺(あれ? 中殺だったか・・)されてるから普通の結婚に向かない」とかって言われたことを思い出した。

家系のはみ出し? 家系なんて考えたことも無い私には意味がわからなかった。
中殺を誅殺って思ってたくらいだし・・


結婚にしても、フツウとかフツウじゃない結婚て何なんだ? 意味わからん!と思ったものだ。



でも、今思えば東洋占星術というのは儒教精神をベースをもとに作られていたんだよな~ということに至ったおかげで、ようやく納得できる気がした。



でも・・これじゃあ、占い師自身がすでに作られた既成概念を基に鑑定してるってことになってしまう。。。

おそらく、占い書(教科書)自体が儒教的ニュアンスをベースに作られたものであり、それをもとに、忠実に鑑定した結果だったのだろう。


儒教的精神、家や家系をベースにしているからこそ・・

結婚における女性の役割は、「子をなして家を守る」という定義づけになっちゃうわけだし、それこそが正当なあり方になってしまうわけなのだろう。

そこから、フツウの結婚、フツウじゃない結婚という認識さえ出てきてしまう。

また、家や家族から離れて違った道を歩んでしまえば、「家系からのはみ出し運」ってことになってしまうんのだろう。




でも、すべての人が儒教精神を持ってるわけではないのだよね~。
多種多様、人によって個々に違うのだ。

そこらへんが、どうにも・・古代東洋系占星術に苦手意識を持ってしまう私なのだ。



もちろん、そこは占い師さんの力量にもよるところは大きいんだけど・・

私の場合
 ↓
●結婚が家のためなんて思ってもみなかったし、子供を作るということも考えたことがない。

●家系なんて考えたこともない。

●血の繋がりが大切とも思ったことがない。
(父母を大切に思う気持ちと血の繋がりは私にとっては無関係)

●先祖を大切にするという意識がない。
(←日本人感覚からすると、これってすごい罰当たりなのかもしれないけど・・)

そもそも、先祖って言っても・・知っているのは両親とせいぜい、祖父母くらいまでで、それ以前はまーーたく知らない人なのだ。
その人が歴史に名を刻む人であっても犯罪者だったとしても、私にとってはどーでもいいことであって、
私にとっては、知らない祖先よりも、現生の人とのつながりの方が大切に思えてしまうのだ。


これじゃあ、儒教精神をベースに占ってるだけ(つまり、教科書どおりってことだね~)の占い師さんとは、話が通じるわけもない。(笑)

既成概念で話を進めてくる人と、まったく既成概念を持ってない人だったとしたら、話が噛み合うはずもないからね~。


しかし、占い師さんによってはジャンルに関係ないところで、鋭い霊感を使って即座に私の意識を見抜く方もいて、そういった方からは的確なアドバイスを頂ける。
(あ、霊感といっても幽霊や前世が見えるってことじゃなくって、優れた直観、インスピレーションといったものも多分に含む)


つまり、どのジャンルであろうとも、占い師さんが霊感ゼロで書物のみに頼ってる人であれば、私には観て頂く価値はないと思うのだ。


テキストはしょせんテキストで、人を相手に万人に当てはまるわけがない!
当然だけど、データ入力をしたコンピュータで占い結果がでるはずもない!


と思っている。


あ、もちろん、祖霊信仰や儒教を否定してるわけじゃないよ!

日本にいた頃は、両親と連れ立ってお墓参りにも行ったし語り継がれる先祖の話も興味深く耳を傾けたものだ。

それはそれで楽しかったし興味深かったなあ~♪

ただし、私の場合はご先祖様を敬う気持ちではなくて、歴史上の人物のお墓詣りをするような気持ちだった気がする。
(信長さんとか秀吉さんとかの人生に思いを馳せる気持ちと同じだったような・・)




たぶん、私のように思っている人だって、日本にも存在してるんじゃないのかなあ?

ひょっとしたら、それって少数派なのかもしれないけど・・たとえ少数派であってもそれに対応できなければ占い師さんではない!
日本人限定(とくに儒教精神にもとずく日本人気質の人限定)の、占いしか出来ないことになっちゃうもん(笑)


本来、占い師さんや霊能者さんであるならば、露ほどの既成概念であってさえ、それに囚われてはいけないのだと思う。

ほんの少しでも既成概念や先入観があれば、相手の事は決して見えてこない。

それが大家とか先生言われるような人になればなるほど、「傲慢」という既成概念に囚われてしまうことが多いのかもしれない。



私が儒教精神と言われるものに反発を感じるとしたら、

年長者を敬えってことかな(笑)

長く生きてきたんだから当然だし、それこそが礼節だと言われている点。


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冗談じゃないよ~。

実年齢なんて関係なく、年上でも年下でも有名無名でも、尊敬する人は尊敬するし、しない人はしない!

私にとってはこれしかないのだ・・子供の頃から、なぜか、そう思っていた。



いきなり紀元前に話が飛ぶけど・・
ソクラテスは大先生と言われるようになってからも、若い人たちから大変人気があったという。

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いつも、誰に対してもフレンドリーだったし、若者たちからも気安く声をかけられ対等に話し合ったという。

なぜ、若者に人気があったかといえば、それは彼らの話にも、よく耳を傾けるからだったという。
「聞く」じゃなくって、「訊く」という姿勢だったのかもしれない。

若者の何気なく言った言葉を面白がり、一緒に考えたりするうちに、自分でも斬新なアイデアや深い思考が引き出されたというし、また若者たちにとっても、どんどん思考を重ねて大きな学びになっていったという。



私は、人と人の関係は、これに尽きるような気がする。

師と弟子の立場であっても、
もちろん、占い師さん・霊能者さんと相談者の立場であってさえも、

同じレベル上に立って、「訊くこと」を忘れてしまった人は「本物」じゃないし、「本物にはなれない」と思うのだ。

さらに、一所懸命勉強したり、がむしゃらに働いて立身出世をしたとしても、それが「本物」とは限らない。

そうゆう人に限って霊感ゼロ(感性ゼロ)だったりすることも多い気がする(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シャカ仏教では輪廻転生を説きながら霊魂の存在は否定しているとか、占いを禁じたという説もあるんだけど・・

私は、お釈迦様が一般人に対する配慮として、否定したのではなく「あえて言及しなかっった」のだろうし、
占いや呪術を用いて他力本願になることを避けたかったんじゃないかな~と思っている。


仏教の考えかたとは
「自分の生きる世界はすべて自分の心が生みだしたもの」

我々が行う心と口と体の行いは、目には見えない業力(ごうりき)という力になって、
心の奥底の阿頼耶識(あらやしき)という蔵のようなところに収まる

その業力をおさめた阿頼耶識が世界を作っている。



つまりは、個々の精神修行に反するものとならないように・・という配慮から出たものなんじゃないかな~と思っている。


なので、他力本願に依存したりすることのない、意識レベルの上がっている現代人だったら、大いに占いを利用することも決して悪いことじゃないと思う。



それでも・・私が絶対信じないのは、先祖の因縁だとか、お墓の作り方が悪いとかって話だなあ(笑)

「先祖霊は浄化の果てに氏神となって子孫を守る」というような死生観とか、

先祖の罪が子孫に及ぶという「因果観」

そこから先祖の罪を子孫が償うことによって先祖の悪因縁が切れ、先祖は救われ子孫の不幸も消滅するという考え方もキライだ。

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遺伝子が子孫に受け継いでも、それは肉体という入れ物のためだけであって霊魂は受け継いでないぞ!・・と私は声を大にして言いたい(笑)

だから、先祖の因縁だとか祟りなんてことは絶対にあり得ない!と言いたいところだけど・・・

ところが、そうとも言えないのだ!

とくに日本の場合は!



ご先祖様も、私のような考え方をする人だったら、子孫だけを見守ることもないだろうし祟ることもないだろう。
(そもそも、子孫だけってあまりにも狭すぎないかい!もっと人類すべてに目を向けろよ!)


ところが、もしも儒教精神ベースをバリバリに持ってる人で、そう信じ込んだままの人が亡くなった場合、

死んだときの強い意識が霊魂となってさ迷う・・とうのは私の実感なので、

さ迷ってる人次第によっては、「あり得る」ことにもなる。

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たとえば、とあるXX家の人から不当な扱いを受けて惨殺された場合、「XX家を今後7代までも祟ってやる」と強く念じて死んだ人のケースでは、実際に起こりえるかもしれないのだ。


あーあ、たとえ父親であっても息子とは霊魂はまったくの別物なのに・・やってられんよな~と思う。

それでも信じる力というものは、良くも悪くも大きなパワーに変換されちゃうものでもある。



あれ?・・ってことは、私も「信じない」とは言えないことになっちゃう(笑)

あり得る話だとは思う。

でも、じょーだんじゃないよ!

もしも、私の先祖の悪行が原因で、私を呪い殺そうとやってくる幽霊がいたとしたら、
理不尽なこと、この上もない!怒り爆発 

そりゃ、もう戦うのみ!

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もしも殺されたとしても、今度は私も霊になって、そいつとは最後まで戦いぬいてやる!

私も、恐怖よりも怒りが先になっちゃうタイプかもしれない。。。


血の繋がった人でも血の繋がらない人であっても、そこに差異があるはずもない。

大切な両親を思う気持ちと大切な友人を思う気持ちも同様に「大切であること」に変わりはない。


私は、そこに優先順位をつけてしまうような宗教も、人も、幽霊も・・・好きになれない。

どうか、理不尽な幽霊さんにも霊感ゼロの占い師さんにも、そこんとこは、わかって頂きたいなあと思う。

フィジカルにフォーカスする占い師さん

2019年が明けて間もないというのに、

「私、今年から天中殺なんだ~。 
だから転職も引っ越しも出来ない。 現状維持のままおとなしく過ごさなきゃならないんだ。」


と言ってる人がいる。


天誅殺?  あ、違った・・・天中殺か 😥
いまだに、そんなこと言ってる人っているんだ~!



そばにいたアメリカ人が、ん?って顔したんで・・

「TENCHU SATSU 日本のアストロジーなんだけど、天の加護が無い時期なんで新しいことに着手しない方がいいって言われてる時期のことだよ。」

と彼にまで説明していた。


「ほんとうはね、今の仕事は私の宿命には合ってないってのに~。」


転職したいのに、占いが気になって転職できないってことらしい。 天中殺だから?
(いっそのこと、天誅殺の方がいいかも!)


天中殺
宿命


両方とも嫌な言葉だ!
つい、ケリを入れたくなる(笑)

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ひと昔前だったけど、天中殺や大殺界などという言葉が流行ったことがあった。
(天中殺も大殺界も同じ意味だろう。)

不運な事が起こる=凶とされている。


そのため、一般的な占いの世界では、

天中殺中は、

結婚しても別れる、新しい事業を始めても失敗する・・
旅行もダメ、転居もダメ・・

なるべくじっとしてやり過ごす時期、と言われるそうだ。



そもそも、天中殺や大殺界は、

四柱推命で言われていた「空亡」という時期を、

日本で生まれた高尾算命術や六星占術などが、「天中殺」や「大殺界」などといった悪い運勢周期として、
世に広めてしまったことから始まってる。

注: 四柱推命では、空亡を凶と意味づけしてるわけではない。
ただ単に「空に戻る」ということ。





私にはまるで、

「人々の恐怖を煽ってXXXする」・・怪しげな宗教のような気さえして、いつ聞いても嫌な言葉に聞こえてしまう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誰にだって一生の間には「不運な時期」が訪れることだろう。

人生すべてが順風満帆の人など、滅多にいないだろう。



ずいぶん昔だったけど、占い師さんから、

「この世は十干十二支でできている。 12干12支ではないため天空が2つ欠けることになる。
だから誰でも12年のうちの2年間は天中殺が訪れることになっている。

それは干支において天が味方しない時。
だからこそ、新しいことをしないで、現状維持でじっとしてすごす方が良い。」


という説明を聞いたことがあった。


ふーん、そうゆうもんなんかな~と、当時の私は思ったものだ。
(←わりと素直に受け止めたんだけど・・やっぱり疑問は残ったままだった)


しかし、今では、
これは根本的なことがまったく違う!と思っている。



そう! 私には私なりに見えてきたものがある。



まず、我々が忘れていけないことは、

人はフィジカルとソウルで成り立っているということだろう。



肉体と魂、 現実主義とスピリチュアル、 顕在意識と潜在意識、または肉体とエーテル体やアストラル体など・・

言葉もいろいろ使われてるし分類の仕方もさまざまだけど

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手っ取り早く、シンプルに言えば、肉体(フィジカル)と魂(ソウル)の2重構造が人間だ。

3次元部分と多次元部分って言ってもいいかも。



ところが、多くの人々は、この世に生を受けて現実を生きるうちに、自分のソウルの存在を忘れ去ってしまう。

人は現実を知覚するのに、ただ、目と、耳と、鼻と、口といった感覚&脳だけで知覚し判断するようになってしまうのだ。
(3次元部分でしか知覚しなくなっちゃうってこと)


そして、あたかも現実こそが、実存だし、「正しい」と思いこんでいくことになる。


現実?

そんなものは・・人の意識が作り上げたものに過ぎないのに。


これはもう、2015年6月の記事だったけど・・
    ↓
「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」ことを、オーストラリアの量子学研究チームが実験で確認
Quantum Experiment Confirms Reality Doesn't Exist Until Measured



すでにここまで研究は進んでいるというのに、なぜか、人々の意識は変わらない。 変われない。

長年の固定観点は、なかなか捨てられないのかもしれない。



現実というのは、別の言い方をすれば・・ただのイリュージョンだ(笑)

しかし、魂の存在を忘れて、フィジカルな自分だけで生きてる人々は、

イリュージョンの現実に一喜一憂してしまう。


なんとかこの現実に即して生きよう! 
この世でラクに幸せにと!


そうやって悪戦苦闘するのだ。


フィジカルな存在は、少しでも悪いことを避けようと占い師にお伺いをたてたりする。

で、占い師も、悪いことを避けるためのアドバイスをすることになる。

それって・・ただの「現生利益にフォーカスしてる」だけじゃないかな?


こりゃあ、どっちもどっち。

フィジカルなものしか見てないってことになる。



十干十二支があって気の流れがどうとか言ってるのに・・

なんで根本的なことが欠落しちゃうんだろ!って思ってしまう私(笑)



ソウルの存在を忘れている!



人に悪い出来事が起こるのは「ソウルからのメッセージ」である場合が多い・・と私は思っている。
(悪い出来事だけでなく、病気もまた有難いメッセージだと思っている。 何かに気がつけよ~と。)


それは、

フィジカルな思念にばかりフォーカスして生きている人々へ

自分の生まれてきた意味すら忘れてしまってる人々へ


魂の存在を思い出してくださいね~!
魂とコンタクトとれるようにしてください~。
生まれてきたお役目を思い出してくださいね~!




というメッセージではないだろうか?




実際のところ、ふだんからソウルの声に耳を傾け、フィジカルな自分と折り合いがついて生きてる人には、

天中殺時期だろうがなんだろうが、あまり大きなハプニングは起こらない。


もしも、ハプニングが起きるとすれば・・

それは、ソウルの部分が「思い出させようとしてくれてる」有難いメッセージと受け取るべきだろう。


あなたのソウルからあなたのフィジカルへ。

どっちもあなた自身なのにね~(笑)




なのに、悪いことを避けるために、なるべくじっとしてろ!なーんてアドバイスするってことは、

アドバイスしてる人もまた、フィジカル部分でしか生きていない人ということになる。




人は何のために生まれてきたのか?
とか
人は何のために生きるのか?
とか



そういった問いを投げかけて、普遍的な答えを求めようとする人たちもいるみたいだけど・・

なーんでそんなことするんかな~? と思う(笑)



どうして普遍性を求める?

それは自分自身が一番よく知ってるはずなのだ。



そう、自分のソウルがプログラミングして、肉体を纏って生まれてきたんだから。(←と思ってる)


つまり、宿命なんてない!ということだ。



あるのは、 

生まれてきた目的=お役目


それも自分自身で決めたものだ。

偉い神様がいて、「あんたの次のミッションはこれ!」と与えられたものではない!(←と私は思ってる)




なのに~、人はすぐに天だとか神だとかを引き合いに出しちゃって、

天命や宿命には「従わなければならない!」と思い込んじゃったりする。



命令を下す神も、宿命を定めた神も・・そんなものはどこにも存在していない。

いや、神がいるとしたら、それは自分のソウルの中に個々に宿っているはずだ。(おそらくソウルと一体化して)



なので、私は「宿命」という言葉が好きになれない。


「本当はXXXを望んでたのに宿命だから仕方ない!」という大きな誤解を作り出すことにもなるし、

ネガティブな思いを引き起こす言葉でもあるからだ。


フィジカルな自分は

美しい容姿で生まれたかった

裕福な両親のもとに生まれたかった

日本じゃなくて英国貴族に生まれたかった


なーんて望みを抱いたりするものだけど、

これは宿命なのだから変えられない、諦めるしかない!
と断念させられるような・・

そんな、ネガティブなニュアンスを含んでしまうからだ。



私たちは欲望や夢ですら、イリュージョンの現実に影響されてしまってることが多い。

「フィジカルな自分で見てる夢」に過ぎないこともある。


ソウルの自分はぜーんぜん別のところにあったりするのに。




早い話・・・

両方とも自分自身なのに、ソウルの自分とフィジカルの自分がコンタクトとれなくなってしまってることに問題がある。


しかも、フィジカルさんだけが全面に出ちゃって、ソウルさんの存在すら忘れちゃってるってことが多いのだ。



そこで、

本来の占い師さんのお仕事は、

ソウルのメッセージがわからない人に、意味を伝えてあげること

ソウルとの日頃からのコンタクト方法を教えてあげること


に尽きると思う。



私たちのほとんどは、成長していくとともにソウルの記憶が薄れてしまうことが多いのも事実。

(そりゃそうだ! 現実というイリュージョンを嫌ってほど見せられるわけだから)


それでも、

そこにも、ちゃーんと意味があるように思う。

現生でフィジカルな中にソウルを統合して調和して生きること

そこにこそ意味があるのだろう。




そんなわけで、

私には、天中殺よりも、「空亡」という言葉の方がしっくりくる。

空(くう)に戻るという意味の方が。

空(くう)は、般若心経でもいっぱい使われてる「空」(くう)という意味だと思ってる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あなたたちにも紹介するわよ。 
私の占いの先生、すごく当たるんだから!」


と言われたけど・・


私も、そのアメリカ人も・・返す言葉が思いつかない。


そこで、二人で顔を見合わせてこのポーズをした。

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アメリカは便利だ。

言葉で返すより、ジェスチャーで返すことだってできるんだから。

シンシアとハワードの相性鑑定

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この領域図に表れた二つの三角形が二人の関係を象徴するものです。見たままの関係。
見える姿は、仲良く並んではいるものの一緒に暮らすものではないです。

結婚して一緒に暮らすような二人は三角形が交わっていて、共通の領域が必要です。運勢や他の変化余地で重なることはあっても、最終的にはこの形が二人の関係のありようです。
仲良く一緒に暮らす夫婦という印象や愛が生まれて一緒になりましたは、この形からは想像しにくいです。
Sexless夫婦とか家庭内別居とか、週末婚、通い婚など、特殊なケースならあり得ます。

他の変化余地という意味では、ハワードさんがシンシアさんに恋をして、簡単に相思相愛にならないケースでは、それをなんとかしようと、ハワードさんの中に、変化が起こります。
相手を引き付けたいという願望が自然に自分の宿命を変えます。

44・41・59という並びが、32・41・11となります。自分と陰陽の気を作って、和合したい願望を達成しようというものです。


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これが見事に一致しました。先ほどとは別人のように、二人は重なり合って、一致しています。
ただ、これは、ハワードさんが思い続けることが前提の虚の姿です。
この状態になって初めて、シンシアさんと一体になりたいという気持ちが高まります。
ここでもし、シンシアさんがこれを受け入れて、二人が夫婦になると、実は、ハワードさんは安心して変化がなくなり、もとの宿命に戻ります。

すると、二人の関係は最初の図のように離れてしまい、このケースでは結婚数年で離婚するようなこともあります。
ただ、子供がうまれたら、子がカスガイにはなるでしょうが、夫婦の距離は埋められません。
ただ、別れるとなった時に、ハワードさんにまだシンシアさんを思う愛情が残っていると、この変化作用が起こって、この図に変身して、シンシアさんを求めるようになるでしょう。

その意味では、この二人に関しては、ハワードさんがどれだけシンシアさんを思っていられるか、また、マンネリのような関係にならないか、ということが一つの条件になります。
ハワードさん次第。


次に必要なのが「縁」です。最初の図の中央の四角の中が縁の様子です。
ハワードさんの本体44(一番左の数字が自分自身を表す)がシンシアさんの本体38を激剋する形です。
これは数字の大きいほうが小さいほうの面倒を見る、干渉する、強い愛情を傾ける、などの意味があります。

夫婦の場合は、面倒を見るという意味が強くなります。出会いにおいては、ハワードさんがシンシアさんが気になって、関心を持つところから始まります。そして、干渉する。口説くという意味でもいいです。

シンシアさんが困っている時には、助けが来たような感覚になるでしょう。これは、一種の前世因縁のようなものが背景にあると考えられています。前世の恩または借りを今生で返す形です。特に左の番号同士の影響が最も強く、ここには、なんらかの因縁を感じます。

ただ、領域図が離れていることをこの縁が埋めることは難しく、結婚ではなく、距離のある関係においての恩返し、または、奉仕をする、という形になるだろうと想像します。

羅状大半会というのは、危機で発動する、引力です。
二人の関係が離れそうになった時や、争いがあった時等、この場合は、ハワードさんが気持ちを切り替えたり、別人になって、よりを戻そうとする作用です。

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これは、性格とか考え方などを全く考慮しない、お互いを構成している気の一致度です。
一致度が高いほど、一緒にいて自然に一体感が生まれます。
一致度は見事です。特にシンシアさんは100%。
未という共通現実縁があって、午未の一体感、午戌の盛り上がり感もあって、気の相性はかなり良いほうに入ります。

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実際には、相性の決め手になるのは、宿命事情です。

シンシアさんは、偏夫(和合性のない夫・違和感のある夫)が外にいます。月支(家系の中)にも丁夫はいますが、これは母の母として、母系の血を濃く受けています。正父が目の前にいて、これは精神的な影響です。

母がどの支にもいて、偏りのある母、過保護または、ややエキセントリックな母の影響が強いです。外の偏夫1つの意味するところは、平凡な結婚はないということと、仕事を優先すると、夫が消える可能性があるということです。

ただ、時代が時代なので、女性の活躍の余地があるかどうかですが、基本的には自分が思い込んだことはなんとしても行動に移して、様々な方法で答えを出して行く人です。

ただ、出た答えに執着することはなく、むしろ、思い通りに行動することにこそ意味があるのでしょう。
結果に対する拘泥は、行動に対するこだわりから比べるとずっと少なく、結果の中に安住せずに、次々とやりたいことをやっていくことになります。

これだけでも、結婚には向いていないと言えます。安定した家庭を作ることもできないでしょう。気持も安定には向かないはずです。家庭をまとめる能力もあるとは思えません。子供が直下にいるのですが、父の母の可能性もあって、なんともいえません。

子供ができたとしても、子供と夫が両立しにくい意味(納音関係)もあって、やはり結婚は難しいかもしれません。


ハワードさんも、精神的には妻を思う気持ちは非常に強いのですが、現実に結婚となると、家庭に妻がおさまっている姿はありません。一番上の図で、自分と妻の間に母が入っているので、母の影響が大きいです。母が気に入る人と結婚する可能性もあります。
ただ、シンシアさんよりは結婚願望は強くなり、また、子供が生活環境にいるので、子供が欲しくて結婚はあるかもしれません。


こうやってお互いの宿命を見て行くと、若い時に勢いで結婚して、すぐに別れて、もう一度、とそれを繰り返す可能性はあります。
ハワードさんに引き合う引力があるので。

ただ、かなりの確率で若い時の結婚は難しいでしょう。先ほどの44と38の関係は、ハワードさんが面倒見るという意味はあるのですが、みられる側のシンシアさんの稼働力は徐々に落ちて行きます。
シンシアさんが専業主婦に向いた宿命ならそれでも、気楽にやれますが、どうみてもそれはないので(好きな仕事に生きる宿命)、結婚は難しいと判定されます。

考えられるのは、別居婚のような特殊な形ですが、それだと、ハワードさんは耐えられないでしょうから。。。。。縁も因縁もあって、相性はいいとは思うのですが、一緒に長い間暮らすことは無理、というのが結論になります。

算命学 青龍館より

元占い師との出会い

外出中のこと、車で信号待ちをしているときのことだった。
ネコがバック・ウインドウにへばりついて外を見ながら、みゃおう!と低く鳴いた。

これはもちろん、ウチのネコではない。 クリントンさんのネコ、ソックス君だそうだ。
    ↓
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こっちは知らない人のネコだけど、まあ、ネコというものは・・こんなカンジで車に乗ったりするものだ。
    ↓
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さて、今回は別にネコの話ではないので、話を先に進めることにする。



後続車の何が面白いんだろう?と思って、ルームミラーで後ろの車をみた。

すると・・

ん? あの女性・・どこかで会ったことがある・・。

と思ったのだが、どこで会ったのか誰なのか?
まったく思い出せない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その夜のことだ。
突然、思い出した。

後続車を運転してた女性のこと。

当時、私は週末だけ、フード・デモンストレーターのバイトをしていた。
そのときに、やはり、バイトとして来ていた女性が彼女だったのだ。


私たちは、ランチブレイクのときに一緒になり、世間話をはじめた。


彼女は、元占い師だったという。

彼女との会話を思い出すままに書いてみることにする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼女は「元占い師」

かつては日本に住んでいたこともあり、祖母は香港出身で彼女はクオーターということになる。


今は占い師を辞めて、週末だけフード・デモンストレーターの仕事についているそうだ。


占い師という職業は不安定だろうからなあ・・・・儲からなかったんで辞めちゃったんかね?な~んて、下世話な想像をめぐらす。

どうやらそれを読まれてたようだ。


「いえいえ、ビジネスとしては大成功だったのよ(笑) たっぷり貯金があるから数年は働かなくても大丈夫なくらいに。」 と、彼女は笑って言う。



「わあ。それはすごい!」

きっと彼女の占いの評判はすごく良かったのだろう。 人々からの信用度も大きかったんだろう。


「なんの占いをやってたの?」

「主にはアストロロジー(西洋占星術)。 一番精度が高いと思うし私自身が一番好きだからかな。
だけど、四柱推命、算命学、紫微斗数、易断、宿曜術それに、諸葛孔明が使ったという奇門遁もやってたわよ。」

「Woo! そんな広範囲に鑑定できる占い師さんなんて聞いたことがない! いったいどうやって学んだの?」


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「小学校の頃に、ソロモンの鍵、グリモアール、ゴェティアなどに夢中になっててね~。(←まさに、オカルト路線?)
その延長線上に占いがあっただけ。
それに、天体望遠鏡で星をみるのが好きだったしね。
15歳のときに、私の師匠に巡り合って、その人から、ほとんどを学んだのよ。」



彼女の師匠は、さまざまな東洋占星術からアストロロジーもマスターしてる人だったという。

「とにかく、彼女はすごい人だったなあ。」

「だった・・」という過去形で、どこか遠いところを見るような表情をする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから私は、占いについての質問をガンガンしまくった(笑)



●西洋の占星術と東洋の占星術の大きな違いはどこにあるの?


彼女の説明はこちら
     ↓
両方とも、誕生日をもとにしてるけどね、コンセプトはまったくの別もの。

★東洋の占いの基礎は、ご存知のとおり、木火土金水の五行の気の流れ、それがどう関わって、どう循環するかってことがベースになってる。

占いに限らず、東洋では医学や暦などについても、同じコンセプトがベースになっていて、暦道なんてものもある。
のちに歴道は日本に伝り陰陽寮にも取り入れられた。


★アストロロジー(西洋占星術)は、実際の天体、星の運行をベースにするわけで、天文学と密接に関わるもの。
天体が地球に及ぼす効果を研究し予言を行おうとしたもので、天の動き、地球、そして人間も、マクロコスモスとミクロコスモスの照応という考えがベースになっている。


ちなみに、アストロロジーというのは、雑誌などに載ってる星占いとは、まったく別物なので注意。

具体的に言えば・・

ホロスコープの起点となるのは、第1室の支配星座のわけだけど・・

それは、実際にその人が生まれた瞬間に東の地平線にあった星座のこと。

これを、アセンダント(上昇宮)と言って、その人の本質を読み解くキーになる。



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「となると・・・私は1/20~2/18の間に生まれなので、単純にみずがめ座だと思っていたけど・・
アセンダントを調べると、ふたご座・・なーんてことだって、ありえるわけだね?」



「そのとおり。 だから生まれた場所や時間も考慮するのは必須なわけよ。

東洋占星術でも、星という言葉は使ったりしてるけど・・でもそれは実際に天空にある星じゃないのに対して、西洋占星術は実際の天体を調べることから始まってる。

また医学からみると、東洋でも、西洋でも人体に影響すると考えられていてね・・そこらへんは通ずるところがあるかもね。

人体と十二宮の照応関係を示した挿絵(フランス、14C ペリー公によって作られた本の挿絵)
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もちろん、どっちが優れてるとかダメだとかってことじゃなくって、

ベースとなるコンセプトが違うところからスタートしてるってだけ。


それでいて共通点もあるから面白いんだけどね。  
時間と空間の概念なんか・・違ってるようで、実は同じものを意味してるのかもしれないよね~。」

・・・と、彼女は言った。

時間と空間の概念?
めんどくさそうなんで、ここでは突っ込んだ質問はやめとくことにした(笑)



★占いビジネスで成功するポイントは?(←成功者に聞く)

「それは簡単! 

お客さんの評判がよくなれば、ほっといても雑誌に取り上げられたり、マスコミにも取材されるようになるし、
そのうち、企業のトップが定期的な顧客になったりすれば、ますます有名になって、雑誌の占いコーナーを書いて~!とか、本を出版して~!な~んて依頼がどんどん舞い込むようになるものよ。」



現在、占いビジネスは大きく分けて2つだという。

1. 鑑定をする

2. 書籍(テキストなど)の販売、スクール経営


*これに付け加えて、雑誌の占いコーナーなどの原稿を書くなんてのもあららしい。



たぶん、こうゆうもののことだろう。
   ↓
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どちらかというと、この2番目をやりたがる人が多いとか。

書籍等の販売・・つまり、本を出したり、テキストを作って販売、
さらに通信講座や学校を経営したりとか・・・そっちを好む人の方が多いそうだ。


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なぜなら・・彼女に言わせると

直接、個人客の鑑定をすれば、クレームもあるだろうし、ストレスがある割には大してお金にはならない。(笑)

本やテキスト出版、通信講座(または学校運営)でもやれば、定期的に収入が得られてるのが一番利幅が良い。

さらに、

先生ともなれば・・偉そうに、先生風を吹かせることもできる(笑)から、そっちの方がストレスを感じることも少ないんだとか。



●占い師の目的ってなんだろう?

「まあ、人さまざまでしょうけど・・ほとんどがビジネス目的だと思う。
つまり、それで儲けて生計をたてていきたいと思ってる人たちが多いと思う。

中には、本当に悩める人々を助けたい!って人もいるけど・・・それは少数派でしょうね。

”人々を救うことこそ私の使命です!”なんて言葉ですら、セールストークってこともあるからね。



でもね・・・と、彼女は続ける。


「だからといって、決してビジネス目的が悪いってわけじゃない!

プロフェッショナルな仕事して、顧客を満足させて、たっぷりお金を取ることは立派なことだと思うよ
。」




●では、占い師としてダメ!って思うタイプは?


「何かの執着が強い占い師は、必ず判断を誤るんで要注意だね。」


執着が強い占い師?


これもさまざまだけど・・

●良い評判を取りたいために、人の評判を気にしすぎたり

●当てなきゃ!と、そこにばかり強くフォーカスしたり

●自分の鑑定(または自分の流派)への思い込みが強すぎたり・・・


性格的には、

●高慢、傲慢になってしまう占い師も多いという。




「お願いします!なんて言われ続けて、人の人生を観てプライベートな部分も見たり、生徒を持ったりしてるうちに、
占い師って結構、高慢になってしまう人も多いみたいね。


そりゃあ、見かけは穏やかな態度をしてる人は多いわよ。 客商売だから・・

でも、内に高慢さを持っている占い師は、必ず本質からは遠ざかってしまってる!」




●見かけは穏やかなのに、高慢な心を持つ占い師って、どうやって見分けられるの?


「まず、ありがちなのは・・

当たり障りのないことを言って、言葉で巧みに逃げるタイプか・・・

または、

理づめに走って、理論的に正しいと説明しようとしたり、無理なこじつけをしてでも結論を出そうとするようなタイプかな。
いっぱしの理論物理学者きどりなのかね(笑)


でも、こうゆうタイプは、ちょっと話せば、すぐわかるわよ。

ものすごく視野が狭い人が多いし、自分のジャンルの占い以外は何も知らないって人も多いから。


いずれにしても・・・

心の中に高慢さを持ってる人というのはね、

何かの執着(人に良く思われなきゃ! なんとしても稼がなきゃ! 人から尊敬されなきゃ!など)を持ってる人であって、


執着を持つ人というのはね・・弱い人だからよ。




そもそも占い師になる人って、弱い人が多い気がするなあ。

また、そこに集まる人も弱い人が多いけどね。(笑)




私はふと、彼女がなぜ、大儲けできたのか、わかった気がした。


彼女は、たぶん・・経済的にも、精神的にも縛られるものが何もない。

心はいつも自由。

彼女にはまったく執着心というものを感じない。


だからこそ、さまざまなジャンルの占いまで学べたんだろうし・・
それがまた、楽しかったんだろう。

なんてったって・・ソロモンやゲーティアの延長上なんだもんなあ(笑)


皮肉なものだ。
おカネなんて別にどーでもいい、 人の評判なんてどーでもいい・・・って思ってる人の方が、カネも評判も集まってしまうんだから。。。




●最初は、師匠についてテキストを使って学んだの?


「占いのテキスト~? 
そんなものは不要!
不要どころか、マイナスになるかもしれないよ。」


強い口調で却下!


「たしかに、学校もあるし、テキストブックみたいな本は山ほどある。
今では、古典ものから現代ものまでね・・



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「だけど、私が学んだ方法は、

師匠が一対一で、口頭で教えてくれただけ

おもに、実際に顧客に会って実践の中で、1つ1つ学ぶ方法だった。


ところが、

数年たったとき、師匠がいくつか、テキスト本を持ってきたことがあった。

え? これからは、このテキストを使って学びなさいってこと?っと思ったら・・


師匠が言うんだよ。

このテキストブックを書いた著者を分析してみなさい!って。

著者の誕生日がわかる人もいるし、わからない人もいる。

わかるときは、まず占星術から試すことはできるけど・・・それだけじゃ完全に不十分。

そのほか、

なぜ、この著者はこういった理論を書いてるのか?

それは、何から、どのように影響を受けたのか?

文中の言葉使いから、この著者はどのような性格で、どのような心境だったかまで・・
この著者の人生、すべてを鑑定してみなさい!って。




これは、すごかったね。


のちになって、私はこんなことにも気がついたよ。

師匠は決して、この本に書かれていることが正しいか間違ってるか?  と聞かれたことがない。

いつも師匠が言ってたのは・・

著者はどのような心境で書いたのか?
  だったなあ、と。



そのうち、漢文で書いてあるものやら古語、 英語、イタリア語文献まで持ってくるんだから!

もう毎日、右脳も左脳もフル活動してた日々だったなあ。
でも、とっても面白かったし、かなり勉強になったと思う。

あの鬼師匠のおかげで、私は5か国語もわかるようになったしね~(笑)」



絶句・・・

本をそのような読み方をする人は稀だろう。

ましてや、テキストブック(教科書)ともなれば、ただ、一所懸命覚えようとするのが一般人の常だ。


だからこそ、

彼女の師匠は、あえてテキストを、このような形で使ったのだろう。


言葉の一面性だけに縛られてしまったら、占い師は失格なのだ。

ふと、そんなことに気づかされる。



●東洋占星術は紀元前までさかのぼり、老荘思想にも通じるもので、西洋のものより人生哲学までもが含まれる・・って言われるよね?


「は?  別にそれは東洋占星術に限った話じゃないよ。 西洋占星術だって哲学者は多くかかわってるからね~。


アストロロジーは、紀元前から口伝で受け継がれてきたものが多いかな・・とくにロマに伝わるものなんかはね。


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あとは天文学者によって研究されたものかな。 
昔は、天文学者というのは占星術師も兼ねていて、同時に哲学者も兼ねてた人が多いんだよ。

この人なんか有名だもんね↓
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東洋占星術の特徴をあげるなら・・

もともとは王侯貴族に伝わったもので、それぞれの家系ごとに受け継がれていることが多いんだよ。

その一部が、江戸時代になって日本に入ってきて、桜田虎門って人が翻訳したってのが、日本で、四柱推命の基礎となったって言われてるね。

算命学に至っては、高尾義政って人によって戦後に出来上がったもの。」



● え? ちょっと待ってくださいな~。
算命学は中国3000年の昔から伝わるもので、老荘思想の流れを組むものって聞いてたけど?


彼女に、もろ、こんなポーズをされた。。。
   ↓
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「あのね~、それこそセールストークの1つで、ただのキャッチコピーだと思った方がいいよ。」


古代中国3000年の歴史があるのが算命学だとか・・
“道教”の“神仙思想”が土台となって形成されたものだとか、
高尾義政さんが、宗家12代目だか13代目を受け継いだとかって・

・・ヤツね。。。


どの占いだって歴史は古くて、紀元前にまで遡れるわけだし、
道教とか、神仙思想とかって言葉を出されると、

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それだけで・・

はは~!

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となって、すごいものなんだ!って、思っちゃう人が多いんだよね~。
そこが、狙いなんだろうけど。

でもね、

道教というのは、ものすごーくアバウトなものというか・・おおらかというか・・

もともとは、民間信仰であって、地方の迷信とか、さまざまなものがミックスしたようなものだったわけよ。

道教の神様なんて、100柱くらいあるらしいし・・。



そこに、非常に精神性が高い、仏教ってものが、中国に入ってきたわけ。

やばっ! これじゃ、道教は仏教に負けちゃうかも!

そこで慌てて、大昔の大物だった、老子と荘子を担ぎあげちゃったわけ。

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おまけに、これでもか!って具合に、神仙思想まで取り入れちゃったわけ。

神仙思想って知ってる?
修行して不老長寿になって、空を飛んだり色々な術を使いたい!ってヤツ。


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さらに陰陽五行説、易、呪術、卜占に讖緯説など、なんでもかんでも取り入れちゃって・・

さー!これでどーだ! 仏教よりすごいだろ!ってパワーアップされてったのが道教ってわけ。・

道教! スーパーパワーアーーーップ!!
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数で勝負?って・・ちと、違う気もするんだけど・・


仏教の目的が人々の救済にあるなら、道教は自分だけの救済=現生利益だったんだよ。
もともとはね・・・(笑)

まあ、それはそれで面白いし、いかにも中国大陸的つーか、微笑ましくて好きな部分もあるけどね(笑)

とにかく調べてみれば、すぐわかることよ。」



その後、もちろん・・私は調べ見た。
たしかに~。

若き日の空海さんでさえ、三教指帰(さんごうしいき)の中で、道教はちょっとね~。。。と却下したものだった。

以前、ここのブログ記事にもアップしたことがあった。
   ↓
空海とシュタイナーの関連性



「それとね、算命というのは、そもそも・・中国で「占い全般」を指す言葉。 (厳密にいうと誕生日占い全般を指す)
suàn mìng カタカナで書くと、スゥァン ミィンに近い発音かなあ。

だから現在の算命学に限らず、もちろん、 四柱推命だってスゥァン ミィンのわけ!

しかも・・その家系によって、スゥァン ミィンはいっぱいある。


その中の一人、呉仁和さんという人が、文化大革命で命からがら長崎に逃げてきて、高尾義政さんに教えて、そんで、高尾さんに13代目宗家を継がせた、それが算命学になった・・・と言われてる(笑)


本当に呉仁和が12代目だったのか、彼の家系のスゥァン ミィンが12代も脈々と続いていたかは、はっきりしたことはわからない。

それよりなにより、
中国は文化大革命で、ほとんどの古書を焼き捨てたし、学者や貴族の家柄の人々をことごとく殺しまくったわけだからねえ。

何も残ってないんだよ。


老子や荘子、孔子なんて貴重な古い書物さえ、中国にはなくなってしまい・・
日本に入ってきたものか、または香港や台湾に多少残ってるらしい。
占い書は門外不出だったから、もっと少ないだろうね。 まったく残ってないかもしれない。


命からがら逃げてきた呉仁和さん、すべてを失い他国で惨めにも生きなきゃならない。
そこで知り合った、まだ少年の高尾義政さん、

そこに、イマジネーションが沸いてこない?

私が販促のためにキャッチコピーを作るんだったら、こういった側面にポイントを置くけどね~。ベタな水戸黄門手法は使わないね。


なので、中国で四柱推命学、算命学といっても、中国国内ではなんのことやら、誰もわからない!

両方とも、日本で体系化されたものだからね。」



なーるほど。
納得!

そこで・・究極の質問だけど・・

●占いは、どこまで読める(当たる)ものなの?


「せいぜい青写真だろうね。
当たるか当たらないか?って質問なら、100%当たることなんかありえない!ってのが答えよ。」


うーむ。 占い師さんが、それを豪語するって・・


「たとえば、同じ土地で生まれてまったく同じ生年月日の人、それでも違ってくるでしょ?

もっといい例で、一卵性双子、 彼らは同じ両親から生まれて同じ環境で育ってる。
それなのに、全然違うことがあるよね?

そこに答えがあるんじゃないのかな?」
・・と、彼女は笑った。


たしかに、

ホロスコープを作れば、双子ならばまったく一緒のものが出来上がる。

しかも、同じ家、同じ両親に育てられてるのになぜだろう?・・・と、私は思う。

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「まずね・・双子は生まれて、名前を付けられるよね。
その名前は違うし、名前の音(韻)で受ける気(エネルギー)はそれぞれ違う。

兄弟姉妹として、どっちかが兄とか姉と呼ばれれば、お互いに役割意識に違いが出るかも
しれない。

学校に行っても、まったく同じクラス、まったく同じ友人ができるかというと・・そうではないはず。

そうやって違いはどんどん生まれてくる。


その途中で、彼ら自身が何を感じて、どのようにし思考して、どのように精神性が変化していくか?
そこが重要ポイントなんだよ。

そんなものは、占いとは全く関係ない、個人の在り方なんだよ。



「それじゃあ、簡単な例をあげてみよう。


ある双子の基本性格がうお座だったとする。

うお座の星座とは、こんなカンジ↓
pisces (1)


うお座のべーシックな要素は、「自分との境界線」「見えない曖昧さ」
これがキーワードになっている。

それを膨らませていくと・・・こんな可能性が生まれてくる。(これもあくまでも「例えば」の例に過ぎないけど)

●プラス面として
想像力、同情、包容力、自己犠牲、夢、神秘、幻想、奉仕、芸術、霊感など。

●マイナス面として
曖昧、依存、中毒、現実逃避、混沌、怠惰、非現実的、無秩序、欺瞞、詐欺など。




物事には何でも両面があるし、誰もが両方の要素を持っている。

その人が前向きな気分のときはプラス面を選び、状態が悪い時はマイナス面を選んでしまう傾向がある。

人の心なんていつでも一定ではない。 それが交互に現れることだってあるだろう。


二人のホロスコープは全く同じ。

二人の源は同じ。

なのに・・・

その肉体に宿る魂の成熟度、成長具合によって、現生(人生)において表現されるものが異なってしまうんだよ。


これは占いでは、到底わかりえない世界なんだよ。

また、本来占いが立ち入ることでもないし・・やろうと思っても到底できないんだよ。

だって、彼ら自身が作っていくものだから。

唯一、占い師ができることは、 
どんな要素を持ってるか教えてあげて、それをネガティブに使わないように、アドバイスすることくらいだね。



ものすごーっく納得した@@


●あ? でも待っってよ・・
たしか、双子を鑑定する方法っていうのを聞いたことがあるけど、あれって何?



「ああ、双子はもともとは1つのものであって陰陽に分かれたものだとか・・なんて説もあったね。

先に生まれた子を長子(陽干)、二番目に生まれた子を二子(陰干)とかってね。

双子の宿命理論というものまであるよ。・・だれが作ったんだか(笑)

これね↓」


その1: 宿命中の異常干支を探す
その2: 異常干支が陽干支か陰干支かを判断。
その3: 異常干支が宿命に無い人は、母親の宿命に2柱以上の異常干支がある。
その4: 母親に異常干支が無い場合、父親に2柱以上の異常干支がある。
その5: 本人にも母親にも父親にも異常干支が無い場合、両親が異常干支の後天運で結婚。



具体的なことは専門的過ぎて私にはよくわからないんだけど・・

なにがなんでも、異常干支を見つけ出すぞ! おう!
双子は異常干支でなきゃ、ならないんだ!


って、考えに囚われてるとしか思えない・・・。


なんだそりゃ?

だから何?


って思ってしまった。。。


「そう、まさに ”だから何?” だよね。

でも・・こんなことを真剣に調べてる占い師だっているし、実際に、あるテキストには書いてあるらしいからね~。

異常干支が関与して双子が生まれたという・・理論上をきれいにまとめたいって意思がアリアリだよね。
まさに・・だから何?だけど・・(笑)

双子どころか・・十二子まで判定する理論があるって話だし・・」



十二子~?

呆れてしまう・・。


「ようするに、
もう一回、まとめると・・

ホロスコープはその人の持つ可能性(要素)を表しているだけなんだよ。

実際にその可能性が実現するかどうかは、その人自身にかかっているってこと。
魂の成長度合いに!

感じ方が違えば、考え方(思考)も違ってくるだろうし、考え方が違えば行動が変わってくる。

行動が変われば、運命は変わるってこと
だよ。」



●宿命どうりに生きるっていうのを聞いたことがあったけど、
それじゃ、宿命どうりなんてありえないよね?



「宿命どおりって言葉じたいが不適切だもの。

占いでわかるのは、持って生まれた要素とバイオリズム。

ここらへんで不安定になりやすい時期だとか・・ってのがわかれば、
よーし! 気を引き締めてネガティブマインドに陥らないようにしよう!って考え方を促すことにもなるでしょ!」





「占いをかじったことがあるって人の中には、困った思い込みをしちゃう人も多いんだよ。

みずがめ座を持つ人でね、”ワシは頑固でいんだ! これはみずがめ座の特質なんだから!
なぜ、それを変えなきゃならんのだ!”って言ってる、勘違い野郎がいたなあ(笑)」



あははは・・・と、彼女は笑った。

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ん?
やば!
私、みずがめ座のはず。。。



すると・・またも彼女は、私の心の動揺を読んだように言った。


「大丈夫よ。
あなたは素直な頑固者だから。 
自然体で生きる頑固者だね。」


私の生年月日すら教えてもいないのに・・彼女は言い切った!


素直な頑固・・相反する言葉なのに・・

それが、すとーんと胸の奥に落ちていく気がした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが、彼女との出会いだった。


たぶんお互いに自己紹介して、彼女の名前は聞いたはずなのに・・
名前が思い出せない。

顔だって忘れてしまっていた。


だけど・・その日の会話だけは、事細かに覚えている。

もう、二度と会うこともない気がするけど、

彼女の爽やかさだけはインプットされたままだ。
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Author:gingetsu2010
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