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男と犬の霊

前回のブログの「ソウルフォン」の話から、ちょいと思い出したことがある。

それは私がまだ日本にいた頃、当時30代だった同僚から聞いた話だ。

彼は17歳の年、アメリカ北東部のどこかの地域に(地名は忘れた)、ホームステイした経験がある。
そのときの話だそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホームスティー先は、中年のご夫婦二人暮らしの家だった。

典型的なアメリカの家・・2階建てで、玄関、ポーチにバックヤードに、地下室に屋根裏部屋がある家で、
夫婦二人だけで住むにしては、たしかに大きすぎる家だ。

アメリカ東海岸によくあるビクトリアスタイルの家
     ↓
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このご夫婦は3年前に息子さんを交通事故で亡くし、その後に、海外からの留学生を受け入れることを始めたのだという。


日本人留学生だった彼の名は、ケンジだったかケンイチだったか忘れちゃったけど、アメリカ留学中はKenと呼ばれていたそうだ。


Ken君によれば、ホストファミリーのお父さんとお母さんは、アメリカ人とは思えないような物静かな夫婦で、しかもとても親切な人たちだった。

まだ英語に慣れてない彼に、わかりやすくゆっくり話してくれたり、学校には車で送ってくれたりと・・
こういった気配りをいつも忘れないご夫婦だったそうだ。

そのせいか、Kenもわりとすぐに海外生活に慣れていったし、快適に過ごすことができたという。


或る日のこと
それは風の強い夜だった。

強風が吹き荒れる音が気になってしまって、夜中近くまで寝つけなかった。


ようやくウトウトと眠りに落ちていった頃だった。

いきなり恐怖と寒さでぶるっとなって目が覚めた。 

自分は悪夢でも見ていたんだろうか?

目が覚めても、ひどく嫌な気分でいっぱいだった。

恐怖と寒け
(怖いんだか寒いんだか、それとも両方だったのか? 
それに、何が怖いのかもわからないのだが・・とにかく怖かった!とKen君は語っていた。)


と、そのとき、窓ガラスの外に何か不気味な気配を感じた。


泥棒か? 銃を持ってるかもしれない、殺されるかもしれない、

即座に起き上がって逃げようとしたのだが、

体が動かない。
起き上がることはおろか、指先を動かすことも出来ない。
声も出せない!


もう、パニック状態。


そこに、何かが確実に、すでに部屋の中に侵入してきている気配。
なのに・・暗闇で何も見えない。



そいつは、Kenの寝ているベッドに近づいてくる。

心臓がドクドクと波打つ音。

Kenのベッドの真上にきたとき、ついに姿がみえた。


2メートルはあるかと思える大男、くぼんだ黒い穴のような目、笑っているかのような口の形
そこからのぞく牙、そして恐ろしい鉤爪を振り上げている姿。

恐怖はマックスになり、大声で叫んだ!
(しかし、実際には声が出ないのだが・・)

僕は殺される!
ものすごく無残な殺され方をする!



「お願い! 助けて! 誰か、誰か! お願い助けて!」

ただ、ひたすら叫び続けていたという。
声の出ない大声で。



そのとき、一筋の矢のような光が怪物めがけて飛んできた。

(実は、これは後で考えると・・・ということらしい。 そのときは夢中でわからなかったそうだが、
あとで思うと、そのとき、光の矢を見た気がする・・・そうだ。)

こんな矢のイメージだったのか・・。
   ↓
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気がつくと、いつのまにか、その怪物の首筋に犬が食らいついていた。

い、イヌ~?

怪物は唸り声をあげながら、鋭い鉤爪で犬を引き裂こうとしている。

犬は体を左右に振って鉤爪をかわしながら、それでも食らいついた首筋を、決して離そうとしない。


次に若い男が、怪物の後ろから飛び蹴りをくらわした。
(そもそも・・この男が、どこから現れたのかわからないのだが・・。)


若い男は、怪物に凄まじい早さで拳を撃ち込み回し蹴りを入れている。

つ、強い!!

犬に首筋を抑え込まれ、若い男の空手技?らしきものの連打を受けて、ついに怪物は倒れた。


すると、若い男は、
「Sheba, We did it!」と、犬にいった。

犬は怪物から離れ、若い男のそばにぴったりと寄り添っている。

今度は、「Good girl!」と言って、男は犬の頭をなぜた。

犬はじっと若いご主人の顔を満足そうに見あげている。

犬はジャーマンシェパードに似ているが、大きさは中型犬程度で、色は白っぽい毛並みに黒が混じっていて目はブルーだったそうだ。

その男は、どこにでもいるようなアメリカ人らしい容貌・・ジーンズの上に白っぽいTシャツに黒っぽいジャケットを着ていた。



とにかく、この男と犬が自分を助けてくれたんだ・・・とKenは理解した。

若い男はにっこりと笑い、Kenを見ながら、右手をグーで握り親指だけをたてるジェスチャーをした。

こうゆうヤツ(やったね!というような、アメリカ人がよくやるジャスチャーだ。)
 ↓
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笑顔になると、意外にも子供っぽさが残る顔。

そして、とても薄くて澄んだ茶色の眼の色をしてるなあ・・・と、Kenは思った。

そこからは何も覚えていない。

気がついたときは、朝だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日になると、昨夜の出来事は夢のように思えた。

痕跡は何も残っていないのだから、夢としか思えないのだ。


「その話、夢か現実かわからないけど・・すぐに、誰かに話さなかったの?」・・と、私が聞いたところ、

Kenは、誰にも話さなかったという。

「当時は自分の英語力に自信がなかったし、それに、・・・そんなヘンな夢の話なんかしてヘンなヤツと思われるのは嫌だ!と思ったからね~。
僕は、まだまだ世間体を気にする日本人の若者だったから。」
(笑)



それからまた数日が過ぎて、

Ken君はホストファミリーと仲良しになり、いろいろな話をするようになった。


すでに他界してしまってる、彼らの息子アレックスの話も聞いた。

3年前、アレックスは学校の帰りに、酔っ払い運転で暴走してきたトラックにひかれて死んだという。
アレックスは自転車で走っていたのだが、トラックは自転車もろとも押しつぶしたそうだ。

即死だった。


彼の愛犬だけが、そばにいて必死で顔をなめまわしアレックスを目覚めさせようとしていたという。

「あの犬は、息子にすごくなついていてね、毎日学校の送り迎えをしてたのよ。
アレックスの学校が終わる時間になると、必ず迎えに行ったものよ。
あの日もそうだった。」

「それから犬はどうなったんですか?」

「アレックスが死んだあと、何も食べなくなってしまっってね、すっかりやせ細ってしまって・・・。 
それから、いつのまにか姿を消してしまったの。 それっきり。」
・・とお母さんがいった。

「探したんだけど、みつからなかったんだよ。
おそらく、森に入って餓死してしまったか、他の野生動物に殺されたか・・だろう。」
・・とお父さんがいった。


しばしの沈黙のうち、お母さんが言った。

「息子の写真をみせてあげるわ。 あなた、まだ見たことなかったでしょ?
こっちのベッドルームにいらっしゃい。」



夫婦のベッドルームで見た写真、

それは、まさしく、あの夢の中の若い男と犬の写真だったのだ。


「アレックスは何歳だったんですか?」

「17歳よ。」


今の僕と同じ年だったんだ~・・と、Kenは思った。


「この犬、なんて名前ですか?」

「この子は、シバ(Sheba)って言うの。 アレックスは東洋の国が大好きでね、シバの女王からとった名前だったんだと思う。」


夢に現れた男は、犬に、「Sheba, We did it!」と言っていた。
シバ、俺たち、やったぞ!と。

そして、Good Girlと、いい子だ、よくやったな!と犬をねぎらってたのだ。


「アレックスは、空手を習ってたのよ。 ほーんとアジアの国が大好きだった。。。」

「それもあって、私たちも東洋人の留学生を迎えるようになったのかもしれないなあ。」


ああ・・・やっぱり。


アレックスと彼の愛犬、シバは、今でもこの家をいつも見守ってるんだろうか?

いつも近くにいるんだろうか?

そして、両親が迎えてくれた留学生の僕も、守ってくれたんだろうか?


Kenはそんなことを考えた。


しかし、
このときも・・「あの夢の話」はしなかったそうだ。

なぜだかわからないが・・。(←本人がそう言ってた)


・・・・・・・・・・・・・・・

それからのち、Ken君が日本に帰国した。


帰国した後に、彼の夢の中に、アレックスとシバが現れたという。



夢の中でアレックスとKenは、玄関先のポーチで話している。

このとき、アレックスが話したこと
   ↓

「僕が死んだときは大変だったんだよ。
両親の姿を・・もう見ていられなかったんだ。
あの子はどんなに痛かっただろう? どんなに辛かったんだろう?って、僕を思っては、いつも泣いていた。


でも僕は、実際にはぜーんぜん痛みも恐怖も感じなかったんだ。
たぶん、あっという間の出来事で、痛みや恐怖を感じる前に死んじゃったんだと思うんだ。

でね、
僕は死んじゃったけど、すごく今元気だよ。 だから心配しないで、泣かないで!って言ってるのに、彼らには見えないんだよ。

そばにいるのに、相手には見えない、伝わらない!ってもどかしさ、わかるかい?

こりゃもう、僕にとっても最悪だったよ。 すっごいストレスだった。。。

僕の両親、今はだいぶ落ち着いてきたけれど、それでも、今でさえ彼らの心の哀しみは、完全に消えてないんだ。
未だに僕の写真を見て、泣いたり落ち込むことがあるからね。

それでね、キミから、ウチの両親に伝えてくれないか?

僕は元気だし、今でもシバと一緒だよって。

たった17年しか生きられなかったけど、それでも僕はすごく満足してるって。

だからお父さんとお母さんも、もう悔んだり哀しむのは止めて欲しいんだ。
これからは自分たちの人生を、うんと楽しんでステキな事に使って欲しいって。

父さん、母さん、愛してるよ!って。」





Kenはすぐに、ホストファミリーのお父さんとお母さんに手紙を書いた。

今まで起こったことのすべてを!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ううむ。

この話を聞いたとき、幽霊さんの立場も大変なものかもなあ、と思った。

自分は元気なのに(元気な幽霊?って表現・・なんだかヘンな気もしなくはないけど・・笑)

両親が、自分のことで、ものすごく悲しんでいるし苦しんでいるとしたら?

元気なことを伝えて早く彼らにも安心して元気になって欲しいと思ってるのに、相手には全然自分が見えないし聞こえないとしたら?

それをただ黙って見てなきゃならないとしたら?



そりゃ~、アレックスじゃないけど、超・ストレスだろうなあ!




ただし、幽霊さんにもまた色々なタイプがいるということも忘れちゃいけないとは思う。

たとえ、アレックスと同じように交通事故で亡くなったとしても・・

●事故の瞬間の恐怖や痛みが忘れられない人

●なんで自分が死ななきゃならなかったんだよ!と運命を恨む人(自分をひき殺した運転手を強く恨んだりするかもしれない)

●死んだことを何が何でも受け止めたくない人

●僕はここにいるんだよ~!わかってよ~!そばにいてよ~!とただ子供のように生者につきまとう人。


その人によって・・いや、その個々の霊体によって、さまざまだろう。

アレックスのように、自分の運命を受け入れ、むしろ生きている自分の両親のことを心配できる人の方が稀なのかもしれない。


うーーん、だけど一方で、
アレックスのような幽霊さんだったら、嘆き悲しむ両親をほうって旅立つことはできないだろう。

そうやって生者は死者を縛ってしまうこともあるんだろうなあ・・・と。


そもそも、死者と生者で、ちゃんとコミュニケーションが取れればいいんだよ!!

自分ではコミュニケーションをとる能力がない!
だから、・専門家である霊能者(サイキック)に、お願いしたりするんだろうけど・・。

ほらね~、だから、やっぱり、ソウルフォン(霊魂との電話)だって、必要になるんだよ?
・・・と、言われるかもしれないけど(笑)(←前回のブログ記事の話から)

私としては・・
それは、NOだ!



あるサイキックの人たちによれば・・

どんな人でも、霊魂とコンタクトできる能力を持っているそうだ。
「とくに自分の身内や愛する人であれば、ほとんどの場合コンタクト可能」・・なのだそうだ。

また、身近な人の場合、死者の方でもコンタクトをとることを望んでいることも多いため、双方が望めばさらにコンタクトが取りやすくなるんだという。


ただし生者が「心を曇らせてしまっている場合」は、コンタクトは取れなくなってしまうそうだ。

たぶん、問題はそこだろう(笑)

心を曇らせているということ・・深い悲しみ、怒りなどの強い感情を抱いていたり疑心暗鬼になっていたり・・そういったケース。




こういったケースでは、いくら霊体側でコンタクトを取ろうとしても、まったく通じなくなってしまそうだ。
シャットアウトされてしまったようのものだろうから。

こうなると、「夢の中にさえ現れることができなくなっちゃう」んだそうだ。(←ある幽霊さん談)

*生者の夢の中に現れてコンタクトをとるのは割りとラクな方法なんだとか・・


ということは・・

無な状態(ニュートラルな心境)が好ましい。

また、相手に伝えようとするときに必要なのは「集中力」だそうだ。

とくに霊体となってからは「集中力」がものを言う世界だそうだ。(←またも、幽霊さん談)

集中力さえあれば、生きている人とコンタクトもとりやすくなるんだとか。


うーーむ。

集中力、詳細なイメージを思い浮かべる能力などを、生きてるうちから身につけておいた方がいいのかもしれない(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Ken君は、自分でも言ってたけど・・

ぜーんぜん、スピリチュアル世界に興味は無いし霊感も無いそうだ。

金縛りって言葉すら、知らなかったんだって。

それでも今でも、強く印象に残ってるのは、アレックスの眼の色だという。

薄い透明感のあるブラウンの瞳。

たぶん、こんなヤツ
   ↓
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「こういう眼の色をね、アメリカでは、アーモンドって言うんだぜ!」・・とKen君。

「おいおい! それを言うなら、ヘーゼルだよ! ヘーゼルナッツ色の・・」

「え? うっそ~。」

「ウソじゃないよ! 日本語ではハシバミ色って言うらしいけどね。」



こいつは・・いったい・・アメリカでちゃんと勉強してきたんだろうか?

そもそも・・なんで、こんなヤツに、アレックスはコンタクトをとったんだろ?

・・と、私は思った。

生霊・サイキックアタック

「最近ずーっと妹の体調が悪いんだよ。 
ドクターにはどこにも異常はないって言われるんだけど、頭痛、疲労感、うつ状態でずっと悩んでるの。
これって、サイキック・アタックかなあ。」
・・・・オフィスの同僚が言っていた。

サイキック・アタック?

これを日本語でいえば・・生霊のことじゃなかったか?



この同僚は、香港系アメリカ人で妹と一緒に住んでいる。

妹さんは何をやってるの?と聞けば、ダンサーだとか。

それも、かなり成功を収めていて、今では名の知れたダンサーらしい。

なーるほど~、それなら生霊ってのもアリかもなあ・・な~んて、ふと思う。



生霊は実に厄介なものだなどと・・よく言われてることが多い。

たしかに、どの霊能者さんも口を揃えて言う。

「死んでる人だったら、説得して了解の上、あの世へ旅立ってもらうこともできるけど、
生霊ってのは、生きてる人だし、しかも本人の自覚がないことが多いから難しいんだよ。

たとえ、運よく除霊できたとしても、すぐにまた憑いてしまうし、実に厄介なのだよ。」
と。


しつっこく、ある特定の人のことばかりを思い続ければ、その念は生霊となりやすい。


生霊=ネガティブな念なのだ。


ほとんどが恨み、妬み、怒り・・といったネガティブな想念。


そんなネガティブマインドを持ってしまう人、それを相手に飛ばしちゃう人ばかりが悪いわけではない。

ネガティブな念を持たれてしまう人だって、なんらかの問題があったのだ。

・・・・というのが、通常、よく言われててることでもある。

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そりゃそうだろう。

人の心を傷つければ、怒りや恨みを買うのは必定。

ネガティブな念を飛ばす方も悪ければ、それを植えつけてしまった本人だって悪いってことになる。

どっちもどっち。

人にネガティブパワーをぶつければ、自分にもネガティブパワーは戻ってくるということだ。(まさに、ブーメラン現象

それを昔の人は、「悪いことをすれば罰が当たる」なんて言ってた気がする。

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特に相手が、念力パワーの強い持ち主だったりすると、それが生霊(サイキック・アタック)となってしまうことがある。



じゃあ、念力パワーが弱ければ安心か?

NO!


たとえ念力パワーが弱かったとしても、それが数集まれば、そりゃまた大きなものになる。

しょっちゅうネガティブパワーをダダ漏れにしてる人や、人に嫌な気持ちを与えてしまいがちな人は要注意だ。




ところが、それだけではない。

とくに有名人の場合などは、会ったこともない人から、ネガティブな念をぶつけられることだって頻繁にあるのだ。


メディアで見ただけなくせに・・

あいつ、実力ないくせに成功しやがって!
くそ! 俺より金持ちだ!
美人の恋人を持ってるじゃないか!


と、妬んだり・・

なんだか態度がでかくて感じ悪い!
きっと、嫌なヤツに決まってる!


とか・・現実を知らずに妄想だけを膨らませて、相手を嫌悪したり、攻撃的になったりする人だっているのだ。

とくに最近は、こういった傾向が強いような気さえする。
(バッシングってのも似たようなものだろうね。)



それなら、人気者でみんなに好かれる人なら大丈夫かというと・・これもまた危なかったりする。

実際に、熱烈ファンにストーカーされた事件なんて山ほどある。


リアル・ストーカーも厄介だけど、生霊ストーカーとなると、もっと厄介だ!


「え? そのくらい芸能人なら仕方ないじゃん! 人気がある証拠じゃない。
それに、恋焦がれて生霊ストーカーになっちゃう人って、カワ(・∀・)イイ!! それだけ好かれてるってことよ~。」


なーんて、能天気なことを言ってる人たちもいたけど・・

とんでもないこった!




人によって症状は違うけど、頭痛、不眠症、神経症、体の痛みなど、肉体的にも影響を及ぼすし、ひどくなると仕事の継続だって難しくなったりするのだ。(←これが、生霊型ストーカー)


それで・・・

病院にいけば原因不明といわれることもあるだろうし・・

自分で、それが生霊ストーカーのせいだ!とわかったところで、警察にかけこむわけにもいかない。
(当然だけど・・警察が動いてくれるのは、リアル・ストーカーのみ。)

こうなりゃ、最後の頼みは、霊能者だ!

でも・・前述したとおり、「生霊は難しいんだよね~!」で終わっちゃうことも多い。。。(笑)



結局、腹をくくって自分自身でなんとかするっきゃない!ってことになる。



ストーカーは、決して侮れないものだから、くれぐれもご用心を!

妬み、嫉み、怒りなどをぶつけてくる人たちと同種のものと思うべし。

愛するゆえにストーカーになる・・なんてのは真っ赤な大嘘!

ストーカー心理の根本にあるのは、「自分だけのものにしたい!」というエゴ丸出し。

マジで愛する人の幸せを願う気持ちがあれば、ストーカーなんてなるわけないんだし・・(笑)


どうか、それをお忘れなく!

生霊ストーカーは、とくに厄介なものだと聞く。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

生霊といえば、有名な話を思い出す。

源氏物語に出てくる、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の話は有名だ。

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http://masuo-san.com/?page_id=2230

六条御息所は東宮に入内してた人だ。

夫である東宮が死去しなければ皇后の地位だって得られた人でもあり、
美貌の持ち主で、教養は高く、風流を解し才能も品位も身分も・・すべて非の打ちどころのない人だった。

それを源氏が熱心に口説きまくって、ようやく落とした女性。

六条御息所はなにごとも一途に思い詰める性格だったのだろう。
高い教養も、一途に努力したからこそ身に着けたのだろうし、たぶん恋も同様、惚れたら一途。


そこに、よくある話。
男の夜離れ(よがれ)

ご存じのように、当時は一夫一婦制ではない。 男が通ってきて女がOKすれば結婚てことになり、通ってこなくなれば離婚。
愛があれば続くし、無くなりゃ離婚・・実に単純明快な時代




なんで来ない? 恋しい源氏は何をやっとるんだ?


すると・・彼は、夕顔なんて女に夢中になってる。

なんで・・よりによってあんな女?

知性も教養も身分も、すべてが劣る卑しい女じゃないか?



そこで、六条さん、(六条御息所って長いから勝手に省略して呼ぶことにする)


源氏ってヤツは、まあ、それだけの男の器だったってことよ! しょせん私の相手ではなかったわね~!
クールダウンしてしまえば、ハッピーエンディングだったのだが・・


そうはいかないものだ。


六条さん、単なるジェラシーにとどまらず、今まで生きてきた人生のすべてさえ、全否定されてしまったような心境だったかもしれない。

それじゃあ、救われない!

そして・・六条さんは本人も知らぬまに、夕顔をとりころしてしまう。



話はそれだけに留まらない。

六条さんが、気分転換でもしようと、新斎院の御禊の日(つまり・・簡単にいえばたぶん、祭り見物に出かけた日)

葵の上一行と彼女の従者同志が車の場所をめぐって争う事件が起きてしまった。


葵の上というのは、ご存じ源氏の正室。

争いの原因は家来の場所取り

「ウチの葵上様の方が身分が高いんだから、ここの場所はウチラのものだ。」

「いや、こっちはウチが先に取った場所だろーが!」


なーんて、しょーもないことで家来同士が喧嘩したのだ。


その結果、

人は集まってくるし、御息所の牛車の一部が破損してしまうしで・・六条さんは人々の嘲笑を受けてしまう。

「六条御息所って、今じゃすっかり源氏の君にも夜離れだってね。」

「あーあ、今じゃすっかり落ちぶれちゃったね」


とかなんとか。



世間とは口さがないもの。

矜持の高い人には、なおさらショックだったことだろう。



その後、葵の上には物の怪(もののけ)がとり憑き、彼女はずっと苦しめられることになる。

どんなに祈祷を行っても、なかなか離れないのだ。


とうとう葵の上は、出産とともに亡き人になってしまう。



ある日、六条さんは、自分の衣が護摩に用いる芥子の香がするのに気づき、

そのとき初めて、自分が怨霊(生霊)となって葵の上にとり憑いていたことを知る。


彼女は執念深くて嫉妬に狂うような女性ではない。 感情型、直情型でもない。
才能ある高貴な女性で知性も理性も備えた人だ。 


それが、足が遠退いてしまった源氏を恨めしく思うあまり、源氏が愛する女を嫉妬に狂って殺してしまったというのか?

自分の中には、なんと執念深くて醜い本性が潜んでいたんだろう・・・と、打ちのめされる。

彼女の理性は、自分自身をも許さないのだ。

ボロボロ状態。



なんとまあ、実にアンビバレントな性格なんだろう。



さらに、自分の生霊のせいで葵上を死に至らしめたことを、源氏にまで知られてしまったのだった。

がーーん。。。

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人は、どんなに良識を持ち理性を持っていたとしても、無理やり閉じ込められた執念はいつか収まりきらなくなる。

それを閉じ込めようとすればするほど・・肉体を離れ勝手に暴れてしまう。



そこらへんが源氏物語の心理描写のうまいとこだろう。
六条さんに対しても、決してベタな描き方をしていない。

*もっとも、後世に伝わったものは、ただの執念深くて怖い女・嫌な女としてだけ描れちゃってることも多いみたいだけど。




いい子になって我慢してないで、
思いっきり、グーで一発、源氏の顔を殴ってやればよかったんだ

現代に生きる私は、ついそう思ってしまう(笑)



しかしながら、この時代は摂関政治まっただなか。

六条さんの父親は大臣であり、娘が皇后の地位につくことを強く願っていたはずだ。

父親もまた東宮の死去で実現しなかったことの恨みを、高貴な娘を無視し続けた源氏への恨みと変わり・・その正妻にも向けられたとしても不思議ではない。

摂関政治の世では、勝者となるか敗者となるかの熾烈な争いなのだ。 
敗者の念は必然的に勝者へ向けられる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


生霊とは実に厄介なものだ。 つくづく。。。


源氏物語、六条御息所の話をみても・・

必ずしも、執念深くて嫉妬深い逆恨み野郎だけが持つ感情ではないということだ。

どんなに清らかで優しい心を持つ人であってさえ、心の闇は併せ持つわけで、 誰でもある日突然、生霊になってしまう可能性はあるのかもしれない。


それを、どうやってプロテクトすりゃいいんだ?


とくに、感が鈍ってしまった現代人は、生霊の存在さえ気がつかず、自分が生霊になってることさえ気がつかないことが多いかもしれない。



生霊というと、かなり重たく、特別なものに思えてしまいそうだけど・・・

イライラ怒ってばかりいる人のそばにいると、自分まで毒気に当てられて頭痛がしてきたり・・
愚痴や悪口ばかり聞かされてると、ひどく疲れたり重い気分になってしまったり・・



それもまた、英語でいえばサイキックアタックであり、ちょっと軽めの生霊ともいえる。



人の魂は生きているうちにでも肉体を抜け出すことができる
悪い気も良い気も、外部に垂れ流すことができる



現代人は、こういったことを信じていない人も多い。

そんなこと言うものなら、スピリチュアルだとか、オカルト趣味と言われて、特殊扱いされてしまうこともあるだろう。


しかし、

少なくとも・・平安時代に生きる日本人は信じていた。

決してマイノリティーではなく、それこそが一般常識とされていた時代だった。



なので、「魂が抜ける」という単語まであったのだ。


物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる

『後拾遺集』の中の 和泉式部の歌

「あくがる」・・・本来の意味は、人の体から魂が離れることを言ったそうだ。
そこから派生して、上の空になる、ふらふらさ迷い歩く、なんて意味もあるらしい。




この歌に簡単な現代語訳をつけるならば・・・

あなたのことを想っていると、沢を飛び交っている蛍の火も、自分の身から離れ、さまよい出た魂ではないかと見えますよ

*注: この時代、蛍などの昆虫や鳥に、人の魂が乗りやすい(乗せやすい)と考えられていた。

蛍なんかとくに・・

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もしも、生霊やらサイキックアタックを信じるなら人ならば、ちゃんと対処法も心得て置く必要はあるかも。


★当然ながら、自分から人の恨みや妬みなんかを買わないようにすること


だからといって、びくびく相手の顔色を伺って、言いたいことも言えないようになってしまっては・・
これまた、予備軍を作り出してしまうかもしれない。


そして、

★相手のパワーより強くなること


そうなりゃ無敵だ(笑)


強い人というのは、オーラがでっかく美しく光り輝いてるとか。

そんな人のオーラには亀裂やほころびが無いんで、どんなサイキックアタックも入り込めずに、はじかれてしまうんだそうだ。

オーラが見えない私にはわからないんだけど・・見える人にはそのように見えるらしい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

生霊からプロテクトする方法は、検索すれば簡単にいくつかヒットする。
興味があれば各自お調べを。


あ、英語版もあったので、参考までにURLを下に貼り付けておきます。

ちょっと日本のサイトとは違ってる部分もあったので・・。
    ↓
Symptoms of A Psychic Attack and How To Protect Yourself

これによると、生霊(サイキック・アタック)の影響を受けてしまった場合の症状は、ほぼ同じ。

肉体的にも精神的にもダメージを与える。

プロテクト方法で、日本のサイトとちょっと違う点は・・

★クリスタルを使う 

★スマッジング(昔からあった、ネイティブアメリカンの浄化方法)

★自分の祈りの言葉を唱える



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いずれにしても、心を落ちつけて自分自身の中のネガティブなものを外に押し出すこと、そのイメージをより強くできることが基本のようだ。


死んでる人より生きてる人の方が怖い!ってのは・・こうゆうことかな、って思ったりする(笑)
怖いというより、数倍も厄介なことが多いのだ。。
生身の人ゆえに。

*最近、妙にサイキックアタックが増えてる気がする。。。

サイキック老人の幽霊話を思い出す

よく言われることだけど・・霊感の強い人から見れば、我々の生活圏の中で幽霊は至るところにいるという。

私のような霊感が無い者は、「なーんとなくあそこらへんが暗い(黒っぽい)感じがするなあ。」

とか、「ゾクゾクするような違和感がする」とか。 「こっち側がヤバイ!気がする」とか・・

せいぜいそんなものだが・・・

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もっと感度が高い人から見れば、黒っぽい人影が見えたりするようだし・・


もっともっと感度が高くなれば、はっきり姿が見えたり、コミュニケーションもとれるようだ。


久しぶりに、ずっと昔に、あるサイキックの老人と話をしたことを思い出していた。

こんな会話を思い出した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「幽霊といっても、実にいろいろなんだよ。

半分消えかかってるような薄くみえる人、くっきりはっきり生身の人と変わらないのもいるし、

または、血みどろの姿とか、吐き気がするほど、スプラッターな姿のものもいれば・・ものすごーく若くて美しいのもいる。」


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https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/randy-ghosts-prowl-welsh-roads-5001208

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「それって、若くて美しいままで死んだから?」



「そうとばかりは言えない。 シワシワの高齢で死んでも20代の美しい姿で現れる人もいるからね~。」



「なるほど、自分自身に一番インプットされてる姿が像となって現れるってわけだね~。

本人の強い意識、念の力が映像を作る。つまり、見せたい姿で現れることができるってことなんだ~。」



「面白いことに、日本のオールドファッションタイプは、足が無いのが多いんだよ。

昔は幽霊には足が無い!って言われてたからね、それを信じたまま死んじゃった人は幽霊になっても足がないんだよ。

そのうえ、幽霊とは、うらめしや~と言って手を前にだらんとしてる姿だという認識の人が、自分が幽霊になると、まさにその姿で現れたりする。」

「それって、まさに常識と既成概念に縛られてるってことになるね~。 幽霊になってさえもか・・」


私は、なんだか複雑な気分になった。

「そうさ。 だけど、既成概念の無い西欧諸国の人々は、幽霊=足が無いなんて思ってないから、当然、自分が幽霊になっても足がある、 手もだらんとしてない(笑)」

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https://mag.japaaan.com/archives/70847


「生きてたときに信じてたことがそのまま・・なんだね~。」


「そりゃあ、生きてたときの状態の延長で幽霊になってるわけだからね~。
死んだからって、すぐに変われるものじゃない。

たとえば、幽霊なんだがら、壁からだって窓からだって侵入できるのに、ちゃんとドアから入ってくる方が多かったりする(笑)」



「そりゃまた、律儀なタイプだね。」


「人は死んでも生前の常識や性癖は抜けないんだろうね。

もっと面白いのはね、足だけとか・・手だけとか・・体の一部しか見えないのもいるよ。」

こんなカンジらしい
  ↓
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「そうゆう幽霊さんとはコンタクトが取れるの? 足だけでも。」

「足だけでも残像意識が少し残ってる場合もあるけど・・ほとんど無理だね。足だけじゃ本来、話せないだろうし・・。
もっとも例外があって、足とか手だけにものすごい怨念を込めてるのもいるから、一概には言えないんだけどね~。

ただ、一般的に言って、そうゆうパーツだけになって薄くみえる幽霊は、そのうち消滅していくんだと思うよ。

どのみち幽霊だって、時が経てばいつかは現世からは消滅しちゃうものだからね。」


いつかは消滅する。。。

しかし、何世紀も経たものだっている。


「中には、何世紀も前からいる幽霊だっているんでしょ?

戦国武将の幽霊だとか、16世紀の甲冑を着た幽霊だとか・・聞いたことがあるよ。」



「うん、僕は日本で戦国武将らしき幽霊も見たし、スコットランドで甲冑を着た騎士も見たことがあったなあ。」


「こんなのは?」

  ↓
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「こりゃ、十字軍時代の幽霊かい? さすがに、ここまで古いのは見たことがないね。
もっと古い、弥生時代だとか縄文時代の幽霊も見たことも聞いたこともないよ。」

「それは、さすがに古すぎて、消滅しちゃうってことなんだろうか?」

「たぶんね・・・。

それと、もうひとつ、死生観が違うのかもしれない。
たとえば、古代エジプトで有名な、オシリス神話(信仰)があるね、死後は復活し再生し、冥界の王オシリスの国であるイアルの野へ往くか、または、「アメミト」という怪物に心臓が食べられて、消滅してしまうか・・2つに1つなんだよ。

また、日本では、イザナミとイザナギの神話に出てきたように、現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)に分けてられている。

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http://www.ranhaku.com/web04/c4/4_01izanami_izanagi.html

あの世は、黄泉(よみ)の国ともいうけど、葦原中国(あしはらのなかつくに)をはさんで、この世の日本国とは地続きで繋がっている、もう一つの世界と信じられていたんだよ。
そこは生者の住む国の隣でありながら、生者と死者は完全に分かれていて、死とは、その移動のことを意味したんだと思う。

つまり、生者の世界に霊の存在になってさ迷うなーんて、そんな発想自体を持ってなかったんだと思うな。
イザナギは、妻であるイザナミを黄泉へ迎えにいったけど、葦原中国へ彼女を連れ出すことが出来なかったわけだしね。

そう考えていた人が多いってことは、断然、幽霊になってさ迷う人は少なかったんだと思うよ。」


そうか・・。

肉体が亡くなったら、「別の世に行くもの」と思っていたら、この世でさ迷うはずもない。
意識とは、「思い込み」の力でもあるんだから・・ 

「幽霊ならば、足が無くて手を前に出して手首を折った姿をするもの」という思い込みが強ければ、まさにそうなってしまうことと同じだ。


「それじゃあ、そんじょそこらにいる幽霊は放っておいても問題ないの?
そのうち、消滅していくものなんだよね?」

「ほとんどの幽霊は問題ないし、ほうっておけばそのうち消滅するさ。
ただし、古ければ古いほど、なんらかの念の力が強いことは確かだね。
だから、消えずに姿を保っていられるわけだし。

でも、念が強いから悪霊とは限らない。 
そこの土地を守る意識が強いあまり、住み着いて、そのうち守護神のようになってしまうものだっているし、または、逆に怨念を取り込んで、巨大な悪霊化するものだっているから。

「何かのきっかけで、守り神にもなったり悪霊にもなったりする・・。
まるで、人と同じだ~。」

「あたりまえだよ。 幽霊はもともとが人なんだから。」
だから、地縛霊がいる場所には、マメに供養をしたり、供養塔を建てたりすることで、なるべく早めに納得して消えてもらうようにするわけだよ。」



「それなら、影の薄い浮遊霊なら、ほとんど問題はないんだろうか?」

「これがまた・・そうとは言い切れない!
浮遊霊は、文字通り、浮遊している幽霊で、一番数が多いんだ。

我々からみて、取るに足らないような薄い霊で、消滅してしまうだろうと思われるヤツが突然、巨大化することだってある。
以前、そんな瞬間を見たことがあるよ。」


ちょっと・・想像してぞっとした。

「周囲を取り込んで、または・・取り込まれて、あっという間に大きくなってしまう、まさに、膨張したように見えたんだ。」

「何に取り込まれるの?」

「それはさまざまだよ。 生きてる人間の悪感情だったり、 自分よりも念の力が強い死霊だったり、または、自然霊の場合もあるけどね。 
とにかく、たった1つの小さな石のような塊が、集団化することで巨大な岩のような大きさにまで膨張してしまう。
そうなると、もう、手がつけられないね。


サイキックの老人は続ける。

「幽霊話とは関係ないように思えるかもしれないけど・・人間の歴史には、大虐殺の歴史が世界中にあるだろう?
中世の暗黒時代南米におけるインディオの虐殺、もっと近年だったら、ナチスのユダヤ虐殺、
70年代ならば、中国の文化大革命ポルポト政権の大虐殺
これなんか、キミだって生まれてた時代だろう?

歴史の本によると、「クーデターにより大量虐殺が行われた」なんて、ひとことで終わってることが多いけど、実際は、クーデターだとか戦争なんてレベルじゃない。

ドMの残忍極まりない殺人鬼の大量発生だったんだから。

カンボジアでは、ポル・ポト政権、つまり、クメール・ルージュ の忌まわしい歴史を封印しないように、キリングフィールドがあちこちに残されてるって話だけど、
トゥールスレン収容所チュンエク大量虐殺センターに行くと、キリングツリーという大木があって、その大木に、主に乳幼児を逆さにして打ちつけて殺したんだそうだよ。

「なんで?」

「生き残った血縁者は、恨みを持っていずれ体制の敵になる可能性があるから、禍根の根を絶つってヤツだったそうだ。
また、わざわざ銃を使うと、弾がもったいないから、叩きつけて殺したそうだ。
その木には、常に血と脳みそがへばりついていて・・」

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このとき、私は、クッキーを食べながら聞いていたのだが・・だんだん食欲減退の上、気持ちが悪くなってきた。


「わかったから、その話は、そこらへんで・・」と、ついにネをあげた。


「いやいや、それだけじゃないんだ! 多くの青少年を洗脳して、殺人部隊に仕立て上げたり・・

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まだ、終わらないんかよ~。

「農村部まで密告制度を作ったんだそうだ。 つまり、農民が農民を密告する制度、
密告者が少ないと、今度は自分がスパイ容疑で疑われて殺されるから、村中で片っ端から気に入らないヤツをお互いに密告しまくったという。

もちろん、密告されたものは悲惨な拷問の上、殺害されて、穴に放り込まれる、、それがほぼ毎日。
でも、自分が殺されるから仕方ない!と村人は毎日罪のない人をチクるってわけだ。」



よーっく、わかった!わかった! クーラン・ルージュに限らず ジェノサイドの実態は・・・ちゃんと知ってます!
で、それが、幽霊の話と、どう結びつくわけ?」


つまり・・・ひとつの黒い塊だったのが、膨れ上がって大きな塊になっていく幽霊の膨張と、まったく同じに見えるんだよ。

人間の恐怖や残虐の思念の塊もまた、まったく同じに見えるんだ。


当時のカンボジアにも、巨大な黒い塊が国土を覆っていたそうだ。 これは、私の師匠の霊視だったけど。

また、現在でも、多くの地域に、そういった黒い塊が見えているんだよ。 
いつ、大きくなって国土を覆いつくすかもしれないような塊がね、いっぱい散らばって見えるんだよ。」


寒気がした。

寒気がしながら、私は次の言葉を探した。

「んー、それは、つまり・・クーラン・ルージュに話を戻せば・・・最初はポル・ポトにでも悪霊がとりついて、そんな事態を引き起こしたということなのかな?」


「いや、一人の人間に悪霊が憑いたところで、大したことじゃない。
一番怖いのは・・・」


彼は、数秒沈黙した。・・・嫌な沈黙だ。


一番怖いのは・・その1つの黒い塊に周囲がどんどん同化していってしまうことだよ。
まるで、それはパンデミックの波に飲み込まれるように。


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伝染? 集団感染、そんな言葉が浮かんだ。


「たしかに、最初は1つの悪霊がトップに憑いたのかもしれない。 
でも、ひょっとしたら、その霊は、人間の持つ怨念や排他的な・・・エスニック・クレンジングの意識なんかを食って、霊が巨大化したのかもしれないし、また、エサを与えたのは、それが本人かその周囲の人だったのかもわからないし・・
霊が先か人が先かなんて、もう、わからないんだよ。」


わからないし、それはもう、どっちでもいいことに思えた。


黒い塊は、なにかのきっかけでエサとなるものを吸収して、巨大化する。

巨大化すれば、周囲の人も霊もさらに、どんどん吸収して、さらに膨張して、ますます雪だるま式に膨れ上がっていくのだろう。


「どんどん大きくなっていく塊が、あるポイントを超えてしまったら、もう、誰にもどうにもできなくなるんだよ。
テイクオフした飛行機がV1を超えたら、戻れないように。」


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どんどん大きくなる!

黒い塊が、どんどん大きくなる!

周囲の人も霊も巻き込んで・・それは、自然霊や動物霊さえも巻き込んでしまうのだろう。


そりゃもう、手がつけられんわ!

自分だけが巻き込まれないなんてありえないのだ。


日本は平和な国?
そんなことを言ってみたところで、太平洋戦争中の記録を見れば・・
非国民と呼ばれて殺されたり半死半生の目にあった人もいたわけだし、密告によるアカ狩りだってあったわけだし。

何より、敗戦が濃くなった状況下で、それを承知の上で10代の若者に特攻を命じた事こそ、マトモに考えれば、犯罪レベルだ。

つまり、マトモじゃない。 
みんなが集団で同じ方向を向いたまま狂ってたのだ。

・・・・・・・・・・・・

「黒い塊の膨張を防ぐには、どうすりゃいいと思う?」

私は聞いてみた。


「生きてる人間の一人ひとりが意識を変えていくしかないと思うね。
アメリカも日本も、憲法には「自由の権利」をうたってるけど、本当の自由を望む人にならない限り無理だろうなあ。」

「本当の自由って?」



「僕は、先月まで骨折で左手が使えなかったんだ。
そのとき、右手がカバーして左の分まで働かなきゃならなかったんだ。

だけど、使えない左手に腹をたてたりしないし、差別や偏見だって持たない。
ぜんぜん、左手は使いものにならないお荷物だってのにさ。

唯一、望んでたことは、1日も早く右手同様に左手が自由に使えるようになりますように!ってことだ。
そのためには、右手でできる限りカバーしようと思ったよ。

たぶん、人との関係も、そうなものなんじゃないかなって思うんだよね。

アフリカ難民で餓死する子供の話を聞いたり、震災で家を失った人を見れば、可哀そう!と思ったり、罪悪感を感じてしまうことだってあるだろう・・・。 僕は昔はそうだったなあ。
自分には温かい家があって、家でのんびり、チョコレートケーキなんて食べてるような自分が、なんだか醜いものに感じて罪悪感に陥ったりしたもんだ。

でも、それは大きな間違いだって気がついた。

他人のことも、自分の右手と左手のように思えなければ、自由なんてない気がする。
他人にも自由がなければ、自分だって、本当は自由じゃないんだよ。」


そうだった・・・。

現在の我々の自由というものは、必ず、何かの誰かの、犠牲の上に成り立っているものだ。

豊かな国で、ファーストフードが溢れ、ファーストファッションもいくらでも買える日々、お気に入りの iPhoneだって買い替える。

それを、どこで誰がどのように作っているのかは、ほとんど知らない人の方が多い。


また、さらに貧困な国を救うということは、またさらに別の犠牲となる国を増やすことでしかないのだ。
それが現状になってしまっている。


世の中には必ずどこかに、常に不自由な生活を強いられ、虐待に近い生活を強いられている人も多い。
また、そんな人たちが増えてきているようにも思えてならない。


それこそが、浮遊霊の大量生産にもつながってきているんじゃないだろうか?

悪霊予備軍、悪霊の根となるような小さな、哀れな浮遊霊たち。



「不自由な生活で底辺で生きている人か、または、自分のこと以外何も考えられず、無意識でいる人たち。

こいった人たちが増えれば増えるほど、どんどん黒い塊は膨張していくんだよ。
だから、少しでも人々の意識を変えてくしかないんだと思うよ。

一人の力なんて、たかがしてれるけど、いくつか集まれば大きなパワーになるものだよ。

数の力はたしかにすごいんだよ。 幽霊を見ていると、それが実によくわかるんだ。

集まった意識は、良ければどんどん良くなり、悪ければどんどん悪くなる。
どっちの方向へも大きなパワーとなって動いていくものなんだよ。」


・・・・・・・・・・・・・・

「私は・・少なくとも、私がどんな死に方をしようとも、決して現生をさ迷う幽霊なんかにはなりたくないな。
それだけは、信念として持っていることにしたい。」・・・と、私が言うと、

「じゃ、死んだら、まず何をするの?」と、聞かれた。



「そうだなあ。。。 死んだら肉体がなくて自由なんだし、念の力でどんな姿にもなれるんだったら・・

まずは、ハヤブサに姿を変えて大空を飛び回って、最速のプロングホーンになって草原を駆けまわって・・

プロングホーンというのは、これ↓ 短距離だったらチーターだけど、長距離を走るんだったら最速なんだそうだ。
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えーと、最後はフェニックスに変身して、宇宙へ飛び立って地球を眺めてから、次のことを考えてみる。」

フェニックスというより・・火の鳥かも↓
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「そりゃあ、すごい! そーんなに変身するなら、相当、念の力がいるぞ。
生前から、修行を積んでなきゃ無理なんだぞ。」


いったい、どんな修行を積めばいいのかは教えてくれなかった。
たぶん、彼だって知らないんだろう(笑)


それにしても・・

昔は幽霊話とか、オカルト、超常現象に漠然とした興味を持っていた私だったが、

この頃を境にして、現実社会も大切なことを学んだ気がする。


世界はすべてが繋がっているということを。

幽霊も、オカルトも、超常現象も・・・こういったことを学んでいくということは、社会にも世界にも目を向けなければならなくなっていく。

本当に、世界はすべて繋がっているんだと思う。

人も霊も、動物も、自然も、世界も、宇宙も。

どうやって除霊する?

さて、前回のブログ、
もしもあなたが霊能者だったとしたら?アンタッチャブルに立ち向かう?からの続き。


きょうは、

どうやって、霊能者さんたちは除霊するのか?

そこらへんのことを見ていきたいと思う。


ただし・・除霊なので、霊障のある人から霊を取り除くだけ。
または自分自身に寄って来たときの対処法。


前回にも言ったように、これは霊が納得して成仏していってくれるわけではないから、一時的な措置に過ぎないんだけどね~。

それでも、無理やりにでも、引っ剥がさなきゃならないときもある。(←引っ剥がすなんて言葉は、霊に失礼だけど・・)


さて前回、カトリックのエクソシストの話をしたわけだけど・・

カトリックで言われている悪魔の所業とは

①人の心にとりつき精神の病にしてしまう
②人の肉体にとりつき攻撃する
③人の全身全霊につき体の全てをコントロールする
④家や物につくラップ現象



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悪魔がとりつくと、こういったことが起こるといわれる。

悪魔というと、上のタロットカードにもあるような1つの人格と想像しがちだけど・・これは、キリスト教圏での古典的な悪魔のイメージに過ぎない。


赤い目で牙があって、とにかく獣染みていて、人間の獣性を思いっきり打ち出してるもの・・これらの悪魔は、よく、こんなイメージで描かれる。

未だに信心深い田舎の人たちなどは、黒または赤なんて色も不気味に思えるし、ヤギ角や爪、コウモリの羽などをみても、ぎえっ~と、なるそうだ。


もっとも、日本人にとっては、ピンと来ない話だけどね~。

なんで、ヤギの角が怖いん? なんで蝙蝠さんが悪者なん?
動物も人間も生まれ変わると信じていた日本人にとっては、動物も同じ命を持つものという意識の方が強かったのだ。


これは、初期キリスト教社会で、異教徒の神をイメージするように作られたもの、という説ある。


それをいまだに刷り込み状態でひきづってしまってる西洋人は、「悪魔」というひとつの人格をイメージしてしまう人も多いらしい。

しかし、そうではない!


幽霊・悪霊・悪魔・・・これは、全部、肉体を持たない意識体
それも、ネガティブな意識体となっているもの




こちらは、日本人のビジュアル化した幽霊(かなり古典的な幽霊像だけどね~。)

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どこの国のネガティブな意識体でも、共通して、こうゆうことをしようとするのは一緒だ。
     ↓
①人の心にとりつき精神の病にしてしまう
②人の肉体にとりつき攻撃する
③人の全身全霊につき体の全てをコントロールする
④家や物につくラップ現象


そこで、じゃーんと、霊能者さんの出番となる。

もちろん、霊能者さんといっても、カトリックのエクソシスト、仏教のお坊さん、神主さん、ヒーラーなど、呼び方はさまざま。
(ここでは、全部まとめて霊能者と呼ぶことにする)



さて、その前に、幽霊となって出てくるためにも、いくつかの条件があるそうだ。

いくら怨みや悲しみの中で死んだとしても、誰もが幽霊になって出現したり、人に祟ったりできるとは限らない。



ずっと前に、森久美子さんがある番組で、興味深い話をしたことがあった。

友達が亡くなって幽霊となって現れたとき、その友達から、「幽霊になるための条件」を教えてもらったそうだ。

それによれば・・下記のものが必要とのこと。

①霊本人の集中力
②静電気
③受け手
④磁場
⑤蛍光灯や太陽光ではない小さな光




これは以前、アメリカ人のサイキックから聞いていた話とかなり共通する内容だった。
    ↓
「ゴーストとして、ちゃ~んと像を結んで、私たち見えるようにするには、霊の方にパワーがなけりゃダメみたいだよ。
とにかく、強い念とか集中力は必須条件だね。

私たちには、いろいろな霊が見えるけど、中には半透明のものだとか、顔しかないヤツだとか足がないのとか、いろいろなんだよ。
ところが、生身の人間と変わらないように、くっきりはっきりしてるのもいる。 
それは、かなりパワーが強いタイプだろうね。

私たちサイキックが、どうしてそれが見えてしまうのかは、よくわからないんけど・・ある学者に言わせると右脳を使ってビジュアル化して見るそうだよ。 
しかも、他にも色々あって、周波数が合わなきゃ見えないし、土地の磁場も関係する場合があるって話だけどね。」



しかし、そう考えると・・

生きている人に影響を及ぼす霊というのは、相当に強いパワー(念の力とか、集中力など)を持ってるってことになる。


それに対抗しなきゃならない霊能者さんは、もっと強いパワーを持たなきゃならないということだ。

目に見えない意識体同士の戦い。
パワー対パワーの戦い


こちらは、ハリーポッターの戦いのイメージからだけど・・
     ↓
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ある霊能者さんから、「術式を使って除霊するとか」、「術式を使って身を守るとか」

そんな言葉を聞くことがあるんだけど・・・


術式というと、大層なものに聞こえるけど、「自分のパワーをさらにあげてくれるもの」なんだそうだ。

そこのところは霊能者さんによって違う。


●カトリック神父ならば、
    ↓
聖水、十字架、紫のストーラ(神父様の首から垂らす布)、そして聖書の言葉(または祈祷文)

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という色は、日本でも昔、病気になった人が頭に巻いたハチマキにも使われていた色

病鉢巻(やまいはちまき)
病鉢巻は抗炎症・解毒・解熱の薬効があるといわれるムラサキの根で染められています。また、紫色は高貴な色で悪いものを寄せ付けない色と考えらていた。 病鉢巻は薬草と「おまじない」的な効果を狙ったもの



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https://blogs.yahoo.co.jp/tanaka42tamaki52/34711586.html

聖水というのは、もちろん、ただの水ではない。
ルルドの泉のような特別の水を汲んできて使ったり、または、十字架を一晩水につけたり祈祷を唱えたりした水だとか・・・色々な方法があるらしいけど。



●仏教(密教系)によるもの

護摩焚き 
バラモン教の宗教儀礼、ゾロアスター教とも共通する同根の文化じゃないかともいわれている。

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調伏法(ちょうぶくほう)
怨敵(おんてき)・悪魔などを調伏する修法。不動・降三世(ごうざんぜ)・軍荼利(ぐんだり)・金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王など忿怒(ふんぬ)の相を表すものを本尊として修する。調法。



●神道系のもの

いわずとしれた、陰陽道なんかは、こちらに入るわけで・・

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返し矢を射るとか、 鳴弦の儀とか、矢を使うもの
護符や呪文を使うもの



これは、九字護身法だけど・・・
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九字切りは、神道だけじゃなくて、仏教系、修験道、道教なんかでも使われていたかな?



●修験道、山岳信仰など

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もちろん、彼らは山の聖なる力をつけるために修行するわけだ。



まだまだ、さまざまなものがあると思うし、また、仏教、神道、修験道、道教だとか・・はっきり区別のできない部分もある。



では海外の悪霊払いの術式で、どんなのがあるかというと・・・(もちろん、カトリック以外の方法で。)

これまた、あまりにも多すぎて、わけわからん。


こういったものは、長年、カトリック教会から、魔法を使う者だとかウイッチクラフトとか言われて、弾圧されてきてしまったので、ちゃんと体系づけられて残っていないそうだ。


その中で、比較的知られているのがこれかな?

●ロマに由来するもの

ロマ、つまり・・ジプシーから伝わる悪霊払いのまじないなどがあるし、彼らは、水晶を使ったり、天然石を使ったり、
精霊を呼び出したり・・

ただし、ロマとひとことで言っても、彼らの起源は、北アフリカとか、北インドとか・・あまりにも多すぎて民族もわからない場合も多い。
ようするに、ヨーロッパ諸国を放浪する人々をこう、総称してたらしい。



そこで、海外の霊能者さんたちの中には、

水晶をはじめとする天然石を使ったり、フランキンセンスなどの香油、お香を使うものなど、さまざま。

あ、魔法陣を使う人もいたっけ。

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いずれにしても、道具にしろ、呪文だろうが、お経だろうが・・なんでもいいのだ。

自分のパワーをアップしてくれるものを使うだけ。


自分のイメージ力をどれだけアップできるかにかかっているのだから。




例えば、レイキはアメリカでは、なかなか知名度があって、気功と似ているヒーリング方法のひとつとして知られている。


レイキとは、臼井甕男(1865年 - 1926年)が始めた臼井霊気療法(臼井靈氣療法)(霊気)が海外で独自に発展・簡略化したもの。「霊気」は臼井甕男(うすい みかお)によって約100年前に日本で誕生し、臼井の弟子・林忠次郎(1879年 - 1940年)から日系アメリカ人ハワヨ・タカタ(1900年 - 1980年)に伝えられ、タカタによってアメリカに伝わり、彼女とその弟子によって「レイキ」として普及した。




両方とも目に見えないエネルギーを使って、患者をヒーリングしてあげるんだけど・・・これはどうも、霊能者さんのしていることと似ているような気もするのだ。


気功の場合は、自分の気を呼吸や動作によって強めていって、それを患者さんの体に、どれだけのエネルギーが必要なのか、どれだけの強さか、また流れや速度、時間までも読み取って、施すそうだ。


レイキの場合は、自分がアンテナとなって、宇宙に遍在するレイキエネルギーを集めて使うという。


霊能者さんの場合は、宇宙に偏在するエネルギーを、自分の出自の宗教や天然石などのグッズから、繋がりやすくしたりして得ているのかも?・・・と思ったのだ。

もちろん、気功のように自分の中のエネルギーを高めて使う場合もあるだろう。


どちらにしても、悪霊に退散するように念じたり、パワーを当てて追い出すイメージをするという。
(もちろん、ここらへんのイメージは人によって違うらしいけど。)


霊が意識体ならば、霊能者さんのパワーも意識体。

より集中力があって、力強い方が勝ることになる。




何を使おうが・・・基本は使う人の意思力にかかっているということだ。

もちろん、霊能者さんの中には、なんの宗教も持たずツールも何も使わないって人もいる。

または、「強いガーディアンエンジェル(守護霊)がついていてくれるから平気なんだ!」などと言ってた人もいた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たちも、こんな経験はないだろうか?

人の悪口ばかりを毒づいてる人の近くにいただけで、気分が悪くなったり、実際に頭痛がしてきたり。。。

病院にお見舞いにいっただけで、ひどく疲れたり。。。

ネガティブな意識は周囲にも影響を及ぼすそうだ。


もしも、たまたま・・自分にも似たようなネガティブな念があった場合は、それらを引き寄せ、

ますます、自分もどす黒い気持ちに落ちてしまったりすることが多いという。


そんなとき、

あれれ? なーんかヤバイかも!と感じたとき、

深~く深呼吸して、悪いものをすべて吐き出すつもりで息をゆっくりと吐き出す

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それだけでも、実際に吐き出せているそうだ。



目に見えないイメージだけなのに、「実際にそれが起こっていることがほとんど」だという。



霊能者さんも、そうでない人も、

霊障から守るのも除霊するのも、精神的な強さにかかっている、ということだ。

恐怖やネガティブさに負けず、どれだけ自分自身を持ち続けられるか。





「霊に憑かれる人というのは、優しい人って聞いたことがあるよ。
優しいから霊がよってきやすいんだって。」

昔、私はあるサイキックに、こんなことを聞いたことがあった。


「優しい人ってのは、一番厄介なダメ人間を意味するときもあるんだよ。
霊能者は、お客さんが霊障にあってるとき、オマエがダメ人間だから霊が憑いたんだ!とはお客に言えないから・・
だから、優しいからね~って、曖昧に言うことが多いのさ。」(笑)

「え? そーなん?」

「じゃ、優しい人ってどうゆう意味だと思ってるの?」


「相手にシンパシーを感じられる人」

「気の毒な人に同情して、自分の心も悲しくなったり傷ついたりする人だね・・・それでどーするの?
そこから、相手を救うために何か行動するとか活動するとか・・するのかな?」

「うーーむ、それだけで終わる人も多いかも。」

「そうゆうのは、ネガティブが伝染しただけに過ぎない、ただの厄介者というんだよ。
そんなんだったら、むしろ何物も寄せ付けないような鈍感な方がマシだよ。

優しさというのは強さを伴わなきゃ、むしろ悪いものでしかない気がするよ。」



そのときはじめて、優しさには2種類あると気がついた。


子供を守るためならメチャメチャ強くなれる・・母のような優しさ

同情して泣くだけの優しさ




霊は、一緒に泣いてくれて同情してくれそうな人に憑きやすいという。

すると、ネガティブさがダブルになってしまうのかも。
それこそが、霊の企みか?


そうやって悪も霊も蔓延るものかもしれない(笑)


霊に憑かれやすいのは、霊感がある人が多いというのも、確かなことらしいけど・・・

同時に、優しい(弱い)人=ダメ人間 が多いらしいのだ。


誰でも、精神力を強くしなきゃいけないようだ。

「強さこそが優しさ」・・まさに、霊能者さんに教えてもらった言葉だった。

もしもあなたが霊能者だったとしたら?アンタッチャブルに立ち向かう?

Newsweek(アメリカ版)に、カトリック教会、悪霊の急激な増加によりエクソシストの必要性
司教からの警告
というのが載っていたのを目にした。

CATHOLIC CHURCH NEEDS MORE EXORCISTS DUE TO URGENT INCREASE IN DEMONIC ACTIVITY, PRIEST WARNS

これは今にはじまったことではなく、数年前から、エクソシスト急募をしているようだ。

ずっと前の日本語記事でも載ってたくらいだから。
    ↓
エクソシストの不足が深刻化し、ヴァチカンが養成講座を開講

カトリック教会ではエクソシスト(悪魔祓い師)の養成が不足している ー アイルランドの神父の主張


自ら進んでエクソシストを志すなんて・・いまどき、そんな神父さんは稀だろう。


エクソシストというのは、悪霊払いをしてくれる人
手っ取り早く言えば・・日本語で言うところの「霊能者」のことだ。

ただし、カトリックの人たちやヴァチカンからみれば、一般の「異教徒」の霊能者や、シャーマン、ヒーラーなどとは、一緒にはされたくないわけで・・

「ヴァチカン認定の」「正規のもの」でなければならないのだ。

●ウチは金儲けに走る偽霊能者じゃないので・・(基本無料)

●聖水、十字架、紫のストーラ(神父様の首から垂らす布)、そして聖書の言葉を使う




こちらは、ビンチェンツォ・タラボレッリ神父・・ちゃーんと手にしてますね~。
      ↓
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http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-37689107



昨今のカトリックは、アフリカや中南米では今だに根強いものがあるようだけど・・先進国では信者の数も神父の数も減少しつつあるという。

その一方で、エクソシストを望む声は増加しているとか。



日本ではどうなんだろう?

もちろん、エクソシストという概念じゃなくって「霊能者」になるわけだけど・・需要は増えているんだろうか?


非科学的、反スピリチュアル主義を唱える人も多い反面、占い・霊視に頼ろうとする人も激増しているという話も聞いたことがある。

事実、TV番組でも、その手のものは多く、「心霊や占いは常に需要があって手っ取り早く視聴率を稼げる」ことができる、なーんて言ってるTV関係者も多いとか。

●TV番組としては、多くの「怖いもの見たさ」を望む人々を満足させるための企画かもしれないし・・

●個人的に霊能者を頼るのは、自分で決断できない依存型タイプが増えているせいかもしれない。


同時に、

●実際に悪霊(現生にさまよう霊で人に悪影響を及ぼすものたち)となっていく人も、増加しているのかもしれない。
無念の死や恨みや憎しみを持って死んでいく人も多そうだし・・


結局、そういった諸々のことからも、霊能者の需要は増えているのかもしれない。


しかし、どんなに需要があったところで、本物の霊能者(つまり、それなりのパワーを持った霊能者って意味で・・)は、稀な存在だろうし、いくら素質を持っている人がいたところで、「成り手」が少ないのも確かなことだろう。



私の知人は、かなりサイキック能力を持つ人が多いのだが、それでも霊能者を職業にしたいという人は稀だ。


むしろ、一般人には「私は霊感なんてありませんよ~!」という顔をしている人たちばかりだし、
霊にも「私はなーんも見えないフツーの人ですよ~!」という顔をしている人たちばかりだ。




そんな友人の一人に言わせると・・・

「霊能者の職業につくのは、世間からドロップアウトしちゃて他に職業が持てなくなった、どーしようもないヤツか、
天からのお告げを受けちゃって、仕方なく始めた人か・・そのどっちかだね。
ほとんどが、そんな人たちだよ。」


なのだそうだ。。。

おいおい! そこまで言うか~! と思わなくもないけど・・

私は「霊能者100人に聞きました!」のアンケート調査をしたことはないので、そこらへんのことは、よくわからない。


とにかく、これでもか~!っていうくらい、精神力を要求されるきつーい仕事だということは、よーく耳にしているし・・・たしかに、そうだろうな~とは思っている。

だから、成り手も少ないってことになるのだろう。


前回のブログ記事、琉球スピリチュアル_マブイについての中でも触れたことと重複してしまうけど・・


霊能力者の必須条件は、

◆強靭な精神力

まずは、これに尽きる。

「精神力」なんて、実に曖昧なワードだけど・・

具体的に言えば、いかなる恐怖にも打ち勝つ力、意志力、集中力などなど、多くのものが含まれる。

さらに、常識や偏見があれば、判断を間違えることにもなるので、そこも超越しなければならないことも多い。

霊の世界に現代の常識や社会通念なんかは通じないわけだしね~。



精神力=総合的人間力
で、メチャメチャ強くなければならない。

もちろん、体力も必要
(精神力と体力は切っても切れない関係だそうだから。)




ずいぶん昔だけど、私が日本に住んでいた頃、ある霊能者さんと知り合いになり、その人から聞いた話がある。

その人は、もちろん、日本人で女性霊能者さんだった。


どんないきさつだったのか細かい事は忘れてしまったけど・・その霊能者さんは、ある日メチャメチャ強力な霊と接触してしまったそうだ。

とにかく、念が強い!強力なパワーを持ってる、危険人物(←正確にいえば、すでに肉体のある人じゃないけどね・・)


彼女がその霊と会話を試みると、

そいつは、「私はなにがなんでもアイツを、できるだけ苦しめて殺すつもりだ!」と言ってのけたという。


「そんな~、人に苦しめるとか、まして殺すなんていけないことよ!」と、彼女は説得を試みる。

すると、その霊は生前の自分に起きた身の上話を、長々と語りはじめたそうだ。

ある人物に、何十年もの間さんざん苦しめられ、誰にも助けてもらえず、挙句の果てには、自分も子供たちも殺された。

しかも、その人物には法の力も及ばず、巨万の富を築いて、今でものうのうと幸せに暮らしているという。

あんまりじゃないか!
なにがなんでも復讐してやる。
うんと苦しめてじわじわ殺してやる!


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その姿は、不気味な黒目を持つ、こーんなカンジの人だったらしい。


彼女(その霊能者)は、すっかり言葉を失ってしまったという。

霊の身の上話があまりにも凄惨で恐ろしく、同時にあまりにも悲しかったそうだ。


「そうゆう人(霊)に、恨んではいけないとか復讐はいけない!なんて、キレイごとに思えてしまって、私は何も言えなくなってしまった。

だからといって、怨み、復讐は悪いことだし・・まして、人を殺すなんて・・とんでもないこと!
それは、わかってるんだけど、私にはその霊に掛ける言葉がなくなってしまって・・せめて、相手を殺すのは止めて欲しいとお願いしました。」



これを聞いたとき、

え? それでも霊能者かい!

それじゃあ、霊能者というよりも、霊感が強いってだけの女の子だよな~。

と、大変失礼ながら思ってしまったのだ。
女の子といっても・・40代の人だったけどね~(笑)


こうゆう人が、霊能者を続けるのは、むしろ危険じゃないだろうか。



おそらく、この心優しい霊能者さんは、霊を説得して「怨みは憎しみから離れること、殺人計画をストップしてもらうこと」を望んでいたようだが、

あまりにも悲惨な身の上にショックを受けてしまい、言葉を失ってしまったという。

しかし、どんな残虐シーンを見聞きしても、常に冷静に受け止めなきゃならないのが霊能者なのだ。


また、言葉を失ってしまった、もうひとつの理由は、

「怨みや憎しみ、殺人は悪いこと」というのを、世間の常識的範疇で理解しているだけに過ぎない、のだろう。

それは、本当には理解していないということだ。

それじゃあ、地獄の体験をしてしまった霊たちに、かける言葉さえもないはずだ。 説得は出来ない。

優しいだけで霊能者は務まらない。


どっちかというと、
外柔内剛タイプが望ましいそうだ。


たとえば、女性霊能者ならば、見かけも口調も優しい人なんだけど
    ↓
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中身は「海千山千のつわもの」、「剛の者」、実際に戦っても強い!・・でなければ務まらないのだ。
   ↓
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もちろん、年齢は関係ないんだけど、多くの壮絶な体験をしていなければ、なかなか、その領域には至れないものかもしれない。

若くして、すでにそういった条件を備え持っている人は、生まれ変わりの回数も多く、過去性での多くの体験を積んでる・・ともいわれている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このケースをもう一度考えてみよう。

依頼主は、極悪非道な男の権力者=殺人者なのだろう。

そして霊となっているのは、被害者であり強い恨みと憎しみを持つ者




こうゆうケースの場合、熟練の霊能者さんたちだったら、どうするんだろう?

と、私は彼らに尋ねたことがある。

    
<<以下、そのときの会話>>

私は霊能者Aと霊能者B、二人に聞いてみた。

霊能者A:
「ああ、そうゆうケース、よくある話しさ。
だいたいね、大実業家だとか大物政治家なんてやつらは、裏でこんなことやってきた奴らは多いんだよ。
そんなヤツ、俺はほうっておくね。
だって、怨みを買って殺されたとしても、そりゃ自業自得だからね!

だから、依頼されても絶対受けないよ。
上手にお断りしちゃうな。」



霊能者B:
「僕の場合は、まず、霊と依頼主の間に入ってお互いを説得することを試みるね。

たとえば・・霊には、こんなふうに説得を試みるんだ。

「いつまでも恨みを持ってさ迷っていてもキミだってつらいだけだろう?
(←実際に霊、本人もそれを感じている場合)
あの男は、今では深く反省して、キミと殺された子供たちのために生涯、償って生きると言っているんだよ。
供えて欲しいものはあるかい?」

とやさしく語り掛ける。

そして、依頼主には、
「あなたの現在の不運と病気は、死んだxxxさんが怒っているせいです。
今までも行いを悔いて深く反省して、生涯、彼らの魂を祀ってあげてください。
さもないと、あなたの命までなくなりかねません。 (←ちょっと脅し・・でも事実)

と、説得するね~。」



私: 
「霊と依頼主の間に入って、ネゴシエーターになるわけか・・・。それで、お互いが納得するわけ?」


霊能者B:「うーん・・・うまくいくときもあるけど、ダメな時もあったな~。」

私: 「ダメな時っていうのは?」

霊能者B:
「ある霊なんか・・『ほんとうに悔いているならば、全財産を世界中に寄付しろ、そして、自分の罪を世間に公表して警察に自首しろ!、それならオマエを許してやる!』って言ってきたんだ。

それを依頼主に伝えたら、ブチ切れた。

『そんなことできるわけないだろ! 誰がそこまでするもんか!』って。

おまけに、今度は俺に向かって・・『そもそも、そんなことのために、高いカネを払ってお前のような霊能者を雇ったんじゃないぞ!
さっさと、その霊を俺の周りから追い出してしまえばいいんだ!』って怒鳴られた。

すると、霊の方も、もっと怒り出して・・俺の邪魔するならオマエも殺してやる!って言いだした。

で、仕方ないから、まず、術式を使って自分の身を守ることにしたけどね~。」



ダメじゃん!


すると、霊能者Aが霊能者Bに向かってこんなことを言った。

霊能者A:
「ばっかだな~、オマエは!
そもそも、依頼主から依頼を受けた時点で、そいつが過去にどんなことをしてきたヤツかくらい、すぐに見なきゃいけないんだよ!
そうすりゃ、そんな甘っちょろい説得に応じるやつかどうかだって見抜けただろ!

それが見抜けなかったのなら、半人前だ!
霊能者なんてやめた方がいいよ!」



霊能者B:
「うん、そーなんだよ~。
これ、俺の若いときの失敗談・・ちゃーんと生きてる依頼者の方を、真っ先に見なかったんだよね~。」



霊能者A:
「へたすりゃ、オマエまで殺されるぞ!
なんせ、依頼者の真っ黒な過去を知っちゃったんだから!」



霊能者B:
「実際やばかったんだ。 自殺にみせかけて俺を殺そうとしたり、破産に追い込もうとしたり・・・色々仕掛けてきたな。
それに、霊の方にまで逆キレされちゃって、俺にまで害を及ぼそうとしてきた。

そいつらから身を守るのに、かなりエネルギーを使っちまったよ。 あはは。。。
まあ、その経験があって、俺も霊能者として成長できたんだけどね~。」



霊能者A:
「まず、依頼を受けた時点で依頼主を見なけりゃいけないんだよ。
それと、霊の方だって、たしかに被害者だし悲惨な目にはあってるだろうけど・・彼の方にも、ある種の問題が含まれてることもあるのさ。

そこまで見極めてなけりゃ、上手に説得なんかできるわけないよ。
それには、両方の過去生まで遡ってみないとわからないことだってあるんだ。

説得するということは、そういったすべてを理解した上で、その人の弱みと泣き所を上手に使って訴えることなんだよ。」


私:
「ん? 弱みと泣き所を利用するわけ?」


霊能者A:
「そういうと言葉は悪いけど・・別の言い方をすれば、弱みと泣き所というのはね、
心の琴線に触れる愛の部分に訴えるってことだよ。」


言葉が急にキレイに輝いた。



霊能者B:
「ところが、生きてる人間でも死んでる霊でも、なかには、ぜーんぜん聞く耳を持たないヤツもいるんだよね。

何がなんでも殺してやる!に固執しちゃって、どんどん巨大化する霊もいるし、自首するくらいなら、全財産を失うくらいなら、死んだ方がマシ!ってヤツもいるんだよ。

そうなると手に負えない。 だから、僕も関わらないことにしたんだ~。」


私:
「おいおい、じゃあ、A君と一緒じゃん!」


霊能者B:
「そうゆうことになるねえ~(笑)、若いときは、僕も甘ちゃんのとこがあって、話せば誰でもきっとわかってくれる・・なーんて思ってたところもあったんだ。
でも、今は、わからずやは放っておくことにしてる。
霊も人間も!」



霊能者A:
「ところが・・俺の知ってる霊能者で、実業家や大物政治家ばかりを顧客に持ってる人もいるよ。
だからさ、依頼主は生霊も死霊もつけていて真っ黒なヤツも多いらしい。

でも、彼は決して彼らからの依頼を断らないんだ。」


注:彼らには悪意や病気といったネガティブなものは黒っぽくみえるらしい。


私: 「え? なんで・・? それって、やばくない?」


霊能者A:
「その場限りのお祓いをするだけだけに徹してるみたいだ。
ようするに、一時的に悪霊を封じ込めるか退散させるだけって方法をとるんだ。

だから、すぐにまた元に戻って憑いてしまうか、追い出された霊は他に行って似たような誰かを祟ることになるんだけどね。」



私: 「それじゃあ、根本的解決にはならないだろうに~。」


霊能者A:
「ぜーんぜん、ならないよ。 でも彼は構わないらしい。
依頼者は、自分の過去をとやかく言われたくないわけだし、黙って払ってくれることだけを望んでるわけだし・・一時しのぎでもいいのさ。
それでいて、その霊能者にはたんまりお金が入るから。」


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霊能者B:
「あ、知ってる!  Cってヤツだろ。 あの人はかなりの術者で力もあるからね~。
それを使って、ただ力まかせに払いまくってる。 祓い屋だね。

だけど・・そうやって無理やり払われた霊はますますネガティブパワーを取り込んでどんどん大きくなってしまうし・・そのうち、きっとCにだって払えなくなってしまう日が来るのも目に見えているのになあ。」



霊能者A:
「いや、アイツだったら、その見極めもちゃんとできてるだろうよ。
その前にしっかり稼いで引退しちゃうつもりだろう。」



ほお! 色々なタイプがいるわけだね~。


霊能者Cは、二人の話を聞く限りでは、なかなかしたたかなヤツのようで好感は持てないけど、こうゆう人も必要なのかもしれない。

そもそも、お祓いビジネスで得た金を何かに使う目的があるのかもしれないし・・
いくら極悪人といえど、見殺しにすることなく結果的に救っていることにもなるわけだし・・・

それが、どうゆう結果をもたらすのかは私にはわからない以上、ジャッジすることはできない。

また、ジャッジする必要もない。

人それぞれなのだ。


私: 
「さっき、ちらっと・・被害者であっても、その人の前世がかかわってる場合がある、みたいな事を言ってたよね?
相手を説得するには、前世まで探った上でなければ・・みたいなこと。」


霊能者A:
「たとえば・・現生では、マジメに生きてる小市民だったとしても、過去生で多くの人を殺してきた殺人者だったケースもあるよ。
過去生で、自分が殺した相手に、現生でお互いが生まれ変わっていて、今度は殺した相手に自分が殺されるってこともね。」


私:
「それは、過去の恨みが消えずに生まれ変わって復讐したってことなんだろうか?」


霊能者A:
「そうゆう単純なことじゃないよ。 バタフライイフェクトのように、いろいろなものが絡み合ってきて、結果として何かが起こるって考えた方がいいね。」

私: 
「ふーん・・・わかったようなわからないような・・
それにしても、過去生まで見るのは大変だろうなあ。」



霊能者B:
「過去生をみるのは、大変だよ!
まず、世界の歴史に精通してなきゃならないし、その時代の風潮、考え方までも掴んでなきゃ見れるもんじゃないよ。


霊能者A;
「僕らは確かに映像が見えるんだけど・・見えるだけなんだよ。
誰も解説してくれないからね~。」


なるほど~!

過去生を専門に見るって人は、相当、世界の歴史にも精通してる人じゃなきゃ務まらないってことらしい。

霊能者B:
「いや、歴史だけじゃないよ! さまざまなビジョンが見えることがあるけど、その解釈が出来なきゃ、どうしようもないからね。」


お! 今、私が心の中で思ったことを読んだのか?


私:
「ところで、霊能者やっていて、一番嬉しいことか、やりがいを感じることって、どうゆうとき?」


ちょっと月並みな質問をしてみた。


霊能者A:
「霊からも、依頼者からも感謝されることだね。」


霊能者B:
「これで思い残すことなく別の次元に行くことができます、ありがとうございましたって言って消えていく霊をみるとき。
そして依頼者からは、とってもすがすがしい気持ちになれました。
新しい自分になれた気がします、ありがとう!なーんて言われたときだね。
自分の気持ちが、ほっこりするんだ。」




さて、まとめてみよう。

●どんなに残酷なシーンや悲惨なシーンをみても、冷静でなければならない

●依頼主と霊の両方の人物、ときには過去生までも見極めなければならない

●過去生をみるには、世界の歴史も把握してなければならない

●説得するには、相手の心の奥底に残っている泣き所(愛の部分)に訴える・・・つまり、それが見出せなければ説得は出来ない。

●説得不可能と思われるものには手を出さない。

●一時的に無理やり除霊する、(祓い屋に徹する場合もある)


一応、こんなところだ。



他にも、私は知人のサイキック連中から、いろいろ聞かされたことがある。

例えば・・多くの不審死や自殺と言われてるものが、ほとんどの場合、他殺だったとか。


元鑑識官だった人が、こんなことを言ってたけど、

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霊能者には、はっきり見えていることが多いようだ。

どんな人が、どのように自殺に見せかけて殺したか、そして、黒幕は誰だったのかまでも・・・。


彼らは、TVニュースを見ただけで・・いきなり、その映像が脳裏に飛び込んでしまうことが多々あるそうだ。

だから、彼らは通常、自分の能力をオフ状態にしておくという。

オンとオフの切り替えスイッチがあって、サイキック能力を使いたいときだけ、オンにするそうだ。

「いつでもオン状態だったら、オチオチ外も歩けないじゃないか~!
人の心の声が聞こえてきたり、嫌な映像が見えてしまったりするんだぞ!

オン・オフの切り替えは、基本中の基本だよ。
それが出来ないのは、霊感が強いタダの人で、しょちゅう体調を壊すだけさ。」



さらに、こんな話も聞いたことがある。

これは・・あるTV番組だったけど、ある霊能者がTVスタッフたちと一緒に、霊の目撃証言が多い廃墟ロケに行ったそうだ。

そこには、確かに女性の霊がいて、その霊能者に語ったという。

「私は自殺したことになってますが、殺されたんです!
殺した相手とは不倫関係にあり、彼が別れ話を言い出し、私が、それなら私たちの関係を公表すると言ったんで、私は殺されたんです。
その相手は、XXXで、今、ここから数キロ先のXXXという学校の校長をしています。」



もちろん、その番組はここまでで、The Endとなった。


今さら、自殺で片付いてしまった事件が再調査されるわけがない。
それ以前に、霊の証言を取り上げてくれるわけがない(笑)
人権問題になるので、霊のあげた名前は公表できるわけがない。




これは、アンタッチャブルな世界なのだから。



もちろん、アメリカだって同様。

アメリカには、サイキック捜査官という存在がある(もちろん、表向きには存在しないことになってる)なーんて、ブログ記事を以前にアップしたことがあったけど・・↓
FBIサイキック捜査官と心霊考古学の話


すべての事件の真相解明が許されるわけではない。

「していいもの」と、「あえて無視しなきゃいけないもの」がある、という。

FBIに所属している以上、自分の正義感や倫理観よりも、FBIや国家の意向に従うことが優先されるってことだ。


こうやって、優れた霊能者ほど、社会的な枠の中で、しがらみやら悩みも多くなるかもしれない。
真実と正義感とアンタッチャブルの狭間で。

それもまた、自分で乗り越えていかなきゃならない試練なのだろうけど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アンタッチャブルといえば・・アル・カポネだった(笑)

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この人は、ご存じのとおり、かつてのアメリカでは有名な、マフィアの大親分だ。

たかが、マフィアの親分と侮ってはいけない。

彼の権力の前では、警察も裁判所もひれ伏していたような状態だったんだから。

シカゴ警察も裁判所も市長も、そっくり買収してたというから、ケタはずれだ。

どれだけ人を殺したかも・・たぶん自分でも数えきれないし覚えてないだろう。

それでも、彼は絶対捕まらない。
捕まるわけがない!


ところが、

最終的には、財務省の酒類取締局の捜査官、エりオット・ネスが、カポネを脱税容疑で逮捕したんだったけどね~。


本当は数えきれない殺人容疑や密売があったのに、脱税容疑くらいしか、付け入るところがなかったのだ。


Eliot Ness

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山ほどの酒の密売やら、殺人もわかってるくせに、誰もアル・カポネには手が出せなかったのだ。

「アル・カポネには逆らってはいけない」・・これが当時の常識だったそうだから。


映画にもなってくるらいだから、ご存じの方も多いだろうけど・・

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脱税容疑であげるだけでも、大変なことだったはずだ。
まさに、彼らもまた命がけだった。



脱税で逮捕されたあたりから、カポネの人生には陰りが見えてきた。
特別待遇の刑務所から、ついには、アルカトラズに移されたという。
    

アルカトラズ刑務所は、別名、ザ・ロック、監獄島とも呼ばれていて、極悪人が収監されていたところだ。
もちろん、彼らの人権なんて認められない、悲惨な場所だったと聞く。
     ↓
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たしか、1960年代には廃止になったそうだけど、今でも霊現象が多いと言われる場所でもある。


アル・カポネはムショの中で病気になり、病院に移された後、刑期を短縮されて釈放、ロサンゼルスの自宅に戻ったそうだが・・

このあたりから、メチャメチャ、霊能者を呼んでいたという。


残虐に人を殺しまくってきたんだから、そりゃあ、霊も多く憑きまくったことだろう。
霊だけではない、生きている人の怨念や妬みの、怨嗟の渦だったかもしれない。


彼の最期は、脳卒中と肺炎だったというが、梅毒やら、精神錯乱やら、彼の晩年はズタズタだったようだ。

晩年といっても、たしか亡くなったのはまだ、40代だったはず。



まさに、カポネは霊たちによって、「じわじわと苦しめながら殺されたのかもしれない。」

彼に呼ばれていた霊能者たちは、おそらく、Cタイプの人だったんだろうか?(←一時的に霊を払うしかしない霊能者)

たぶん・・それくらいしか出来なかった?


まさに、これも・・アンタッチャブルな世界だ。

もしも、あなたが霊能者だったとしたら、どうする?



ん?

私だったら、極力、スイッチをオフにしておくことにする。

これじゃあ、私の友人たちと同じだ~(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

**霊能者の話、次回へ続く
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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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