どうやって除霊する?

さて、前回のブログ、
もしもあなたが霊能者だったとしたら?アンタッチャブルに立ち向かう?からの続き。


きょうは、

どうやって、霊能者さんたちは除霊するのか?

そこらへんのことを見ていきたいと思う。


ただし・・除霊なので、霊障のある人から霊を取り除くだけ。
または自分自身に寄って来たときの対処法。


前回にも言ったように、これは霊が納得して成仏していってくれるわけではないから、一時的な措置に過ぎないんだけどね~。

それでも、無理やりにでも、引っ剥がさなきゃならないときもある。(←引っ剥がすなんて言葉は、霊に失礼だけど・・)


さて前回、カトリックのエクソシストの話をしたわけだけど・・

カトリックで言われている悪魔の所業とは

①人の心にとりつき精神の病にしてしまう
②人の肉体にとりつき攻撃する
③人の全身全霊につき体の全てをコントロールする
④家や物につくラップ現象



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悪魔がとりつくと、こういったことが起こるといわれる。

悪魔というと、上のタロットカードにもあるような1つの人格と想像しがちだけど・・これは、キリスト教圏での古典的な悪魔のイメージに過ぎない。


赤い目で牙があって、とにかく獣染みていて、人間の獣性を思いっきり打ち出してるもの・・これらの悪魔は、よく、こんなイメージで描かれる。

未だに信心深い田舎の人たちなどは、黒または赤なんて色も不気味に思えるし、ヤギ角や爪、コウモリの羽などをみても、ぎえっ~と、なるそうだ。


もっとも、日本人にとっては、ピンと来ない話だけどね~。

なんで、ヤギの角が怖いん? なんで蝙蝠さんが悪者なん?
動物も人間も生まれ変わると信じていた日本人にとっては、動物も同じ命を持つものという意識の方が強かったのだ。


これは、初期キリスト教社会で、異教徒の神をイメージするように作られたもの、という説ある。


それをいまだに刷り込み状態でひきづってしまってる西洋人は、「悪魔」というひとつの人格をイメージしてしまう人も多いらしい。

しかし、そうではない!


幽霊・悪霊・悪魔・・・これは、全部、肉体を持たない意識体
それも、ネガティブな意識体となっているもの




こちらは、日本人のビジュアル化した幽霊(かなり古典的な幽霊像だけどね~。)

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どこの国のネガティブな意識体でも、共通して、こうゆうことをしようとするのは一緒だ。
     ↓
①人の心にとりつき精神の病にしてしまう
②人の肉体にとりつき攻撃する
③人の全身全霊につき体の全てをコントロールする
④家や物につくラップ現象


そこで、じゃーんと、霊能者さんの出番となる。

もちろん、霊能者さんといっても、カトリックのエクソシスト、仏教のお坊さん、神主さん、ヒーラーなど、呼び方はさまざま。
(ここでは、全部まとめて霊能者と呼ぶことにする)



さて、その前に、幽霊となって出てくるためにも、いくつかの条件があるそうだ。

いくら怨みや悲しみの中で死んだとしても、誰もが幽霊になって出現したり、人に祟ったりできるとは限らない。



ずっと前に、森久美子さんがある番組で、興味深い話をしたことがあった。

友達が亡くなって幽霊となって現れたとき、その友達から、「幽霊になるための条件」を教えてもらったそうだ。

それによれば・・下記のものが必要とのこと。

①霊本人の集中力
②静電気
③受け手
④磁場
⑤蛍光灯や太陽光ではない小さな光




これは以前、アメリカ人のサイキックから聞いていた話とかなり共通する内容だった。
    ↓
「ゴーストとして、ちゃ~んと像を結んで、私たち見えるようにするには、霊の方にパワーがなけりゃダメみたいだよ。
とにかく、強い念とか集中力は必須条件だね。

私たちには、いろいろな霊が見えるけど、中には半透明のものだとか、顔しかないヤツだとか足がないのとか、いろいろなんだよ。
ところが、生身の人間と変わらないように、くっきりはっきりしてるのもいる。 
それは、かなりパワーが強いタイプだろうね。

私たちサイキックが、どうしてそれが見えてしまうのかは、よくわからないんけど・・ある学者に言わせると右脳を使ってビジュアル化して見るそうだよ。 
しかも、他にも色々あって、周波数が合わなきゃ見えないし、土地の磁場も関係する場合があるって話だけどね。」



しかし、そう考えると・・

生きている人に影響を及ぼす霊というのは、相当に強いパワー(念の力とか、集中力など)を持ってるってことになる。


それに対抗しなきゃならない霊能者さんは、もっと強いパワーを持たなきゃならないということだ。

目に見えない意識体同士の戦い。
パワー対パワーの戦い


こちらは、ハリーポッターの戦いのイメージからだけど・・
     ↓
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ある霊能者さんから、「術式を使って除霊するとか」、「術式を使って身を守るとか」

そんな言葉を聞くことがあるんだけど・・・


術式というと、大層なものに聞こえるけど、「自分のパワーをさらにあげてくれるもの」なんだそうだ。

そこのところは霊能者さんによって違う。


●カトリック神父ならば、
    ↓
聖水、十字架、紫のストーラ(神父様の首から垂らす布)、そして聖書の言葉(または祈祷文)

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という色は、日本でも昔、病気になった人が頭に巻いたハチマキにも使われていた色

病鉢巻(やまいはちまき)
病鉢巻は抗炎症・解毒・解熱の薬効があるといわれるムラサキの根で染められています。また、紫色は高貴な色で悪いものを寄せ付けない色と考えらていた。 病鉢巻は薬草と「おまじない」的な効果を狙ったもの



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https://blogs.yahoo.co.jp/tanaka42tamaki52/34711586.html

聖水というのは、もちろん、ただの水ではない。
ルルドの泉のような特別の水を汲んできて使ったり、または、十字架を一晩水につけたり祈祷を唱えたりした水だとか・・・色々な方法があるらしいけど。



●仏教(密教系)によるもの

護摩焚き 
バラモン教の宗教儀礼、ゾロアスター教とも共通する同根の文化じゃないかともいわれている。

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調伏法(ちょうぶくほう)
怨敵(おんてき)・悪魔などを調伏する修法。不動・降三世(ごうざんぜ)・軍荼利(ぐんだり)・金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王など忿怒(ふんぬ)の相を表すものを本尊として修する。調法。



●神道系のもの

いわずとしれた、陰陽道なんかは、こちらに入るわけで・・

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返し矢を射るとか、 鳴弦の儀とか、矢を使うもの
護符や呪文を使うもの



これは、九字護身法だけど・・・
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九字切りは、神道だけじゃなくて、仏教系、修験道、道教なんかでも使われていたかな?



●修験道、山岳信仰など

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もちろん、彼らは山の聖なる力をつけるために修行するわけだ。



まだまだ、さまざまなものがあると思うし、また、仏教、神道、修験道、道教だとか・・はっきり区別のできない部分もある。



では海外の悪霊払いの術式で、どんなのがあるかというと・・・(もちろん、カトリック以外の方法で。)

これまた、あまりにも多すぎて、わけわからん。


こういったものは、長年、カトリック教会から、魔法を使う者だとかウイッチクラフトとか言われて、弾圧されてきてしまったので、ちゃんと体系づけられて残っていないそうだ。


その中で、比較的知られているのがこれかな?

●ロマに由来するもの

ロマ、つまり・・ジプシーから伝わる悪霊払いのまじないなどがあるし、彼らは、水晶を使ったり、天然石を使ったり、
精霊を呼び出したり・・

ただし、ロマとひとことで言っても、彼らの起源は、北アフリカとか、北インドとか・・あまりにも多すぎて民族もわからない場合も多い。
ようするに、ヨーロッパ諸国を放浪する人々をこう、総称してたらしい。



そこで、海外の霊能者さんたちの中には、

水晶をはじめとする天然石を使ったり、フランキンセンスなどの香油、お香を使うものなど、さまざま。

あ、魔法陣を使う人もいたっけ。

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いずれにしても、道具にしろ、呪文だろうが、お経だろうが・・なんでもいいのだ。

自分のパワーをアップしてくれるものを使うだけ。


自分のイメージ力をどれだけアップできるかにかかっているのだから。




例えば、レイキはアメリカでは、なかなか知名度があって、気功と似ているヒーリング方法のひとつとして知られている。


レイキとは、臼井甕男(1865年 - 1926年)が始めた臼井霊気療法(臼井靈氣療法)(霊気)が海外で独自に発展・簡略化したもの。「霊気」は臼井甕男(うすい みかお)によって約100年前に日本で誕生し、臼井の弟子・林忠次郎(1879年 - 1940年)から日系アメリカ人ハワヨ・タカタ(1900年 - 1980年)に伝えられ、タカタによってアメリカに伝わり、彼女とその弟子によって「レイキ」として普及した。




両方とも目に見えないエネルギーを使って、患者をヒーリングしてあげるんだけど・・・これはどうも、霊能者さんのしていることと似ているような気もするのだ。


気功の場合は、自分の気を呼吸や動作によって強めていって、それを患者さんの体に、どれだけのエネルギーが必要なのか、どれだけの強さか、また流れや速度、時間までも読み取って、施すそうだ。


レイキの場合は、自分がアンテナとなって、宇宙に遍在するレイキエネルギーを集めて使うという。


霊能者さんの場合は、宇宙に偏在するエネルギーを、自分の出自の宗教や天然石などのグッズから、繋がりやすくしたりして得ているのかも?・・・と思ったのだ。

もちろん、気功のように自分の中のエネルギーを高めて使う場合もあるだろう。


どちらにしても、悪霊に退散するように念じたり、パワーを当てて追い出すイメージをするという。
(もちろん、ここらへんのイメージは人によって違うらしいけど。)


霊が意識体ならば、霊能者さんのパワーも意識体。

より集中力があって、力強い方が勝ることになる。




何を使おうが・・・基本は使う人の意思力にかかっているということだ。

もちろん、霊能者さんの中には、なんの宗教も持たずツールも何も使わないって人もいる。

または、「強いガーディアンエンジェル(守護霊)がついていてくれるから平気なんだ!」などと言ってた人もいた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たちも、こんな経験はないだろうか?

人の悪口ばかりを毒づいてる人の近くにいただけで、気分が悪くなったり、実際に頭痛がしてきたり。。。

病院にお見舞いにいっただけで、ひどく疲れたり。。。

ネガティブな意識は周囲にも影響を及ぼすそうだ。


もしも、たまたま・・自分にも似たようなネガティブな念があった場合は、それらを引き寄せ、

ますます、自分もどす黒い気持ちに落ちてしまったりすることが多いという。


そんなとき、

あれれ? なーんかヤバイかも!と感じたとき、

深~く深呼吸して、悪いものをすべて吐き出すつもりで息をゆっくりと吐き出す

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それだけでも、実際に吐き出せているそうだ。



目に見えないイメージだけなのに、「実際にそれが起こっていることがほとんど」だという。



霊能者さんも、そうでない人も、

霊障から守るのも除霊するのも、精神的な強さにかかっている、ということだ。

恐怖やネガティブさに負けず、どれだけ自分自身を持ち続けられるか。





「霊に憑かれる人というのは、優しい人って聞いたことがあるよ。
優しいから霊がよってきやすいんだって。」

昔、私はあるサイキックに、こんなことを聞いたことがあった。


「優しい人ってのは、一番厄介なダメ人間を意味するときもあるんだよ。
霊能者は、お客さんが霊障にあってるとき、オマエがダメ人間だから霊が憑いたんだ!とはお客に言えないから・・
だから、優しいからね~って、曖昧に言うことが多いのさ。」(笑)

「え? そーなん?」

「じゃ、優しい人ってどうゆう意味だと思ってるの?」


「相手にシンパシーを感じられる人」

「気の毒な人に同情して、自分の心も悲しくなったり傷ついたりする人だね・・・それでどーするの?
そこから、相手を救うために何か行動するとか活動するとか・・するのかな?」

「うーーむ、それだけで終わる人も多いかも。」

「そうゆうのは、ネガティブが伝染しただけに過ぎない、ただの厄介者というんだよ。
そんなんだったら、むしろ何物も寄せ付けないような鈍感な方がマシだよ。

優しさというのは強さを伴わなきゃ、むしろ悪いものでしかない気がするよ。」



そのときはじめて、優しさには2種類あると気がついた。


子供を守るためならメチャメチャ強くなれる・・母のような優しさ

同情して泣くだけの優しさ




霊は、一緒に泣いてくれて同情してくれそうな人に憑きやすいという。

すると、ネガティブさがダブルになってしまうのかも。
それこそが、霊の企みか?


そうやって悪も霊も蔓延るものかもしれない(笑)


霊に憑かれやすいのは、霊感がある人が多いというのも、確かなことらしいけど・・・

同時に、優しい(弱い)人=ダメ人間 が多いらしいのだ。


誰でも、精神力を強くしなきゃいけないようだ。

「強さこそが優しさ」・・まさに、霊能者さんに教えてもらった言葉だった。

もしもあなたが霊能者だったとしたら?アンタッチャブルに立ち向かう?

Newsweek(アメリカ版)に、カトリック教会、悪霊の急激な増加によりエクソシストの必要性
司教からの警告
というのが載っていたのを目にした。

CATHOLIC CHURCH NEEDS MORE EXORCISTS DUE TO URGENT INCREASE IN DEMONIC ACTIVITY, PRIEST WARNS

これは今にはじまったことではなく、数年前から、エクソシスト急募をしているようだ。

ずっと前の日本語記事でも載ってたくらいだから。
    ↓
エクソシストの不足が深刻化し、ヴァチカンが養成講座を開講

カトリック教会ではエクソシスト(悪魔祓い師)の養成が不足している ー アイルランドの神父の主張


自ら進んでエクソシストを志すなんて・・いまどき、そんな神父さんは稀だろう。


エクソシストというのは、悪霊払いをしてくれる人
手っ取り早く言えば・・日本語で言うところの「霊能者」のことだ。

ただし、カトリックの人たちやヴァチカンからみれば、一般の「異教徒」の霊能者や、シャーマン、ヒーラーなどとは、一緒にはされたくないわけで・・

「ヴァチカン認定の」「正規のもの」でなければならないのだ。

●ウチは金儲けに走る偽霊能者じゃないので・・(基本無料)

●聖水、十字架、紫のストーラ(神父様の首から垂らす布)、そして聖書の言葉を使う




こちらは、ビンチェンツォ・タラボレッリ神父・・ちゃーんと手にしてますね~。
      ↓
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http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-37689107



昨今のカトリックは、アフリカや中南米では今だに根強いものがあるようだけど・・先進国では信者の数も神父の数も減少しつつあるという。

その一方で、エクソシストを望む声は増加しているとか。



日本ではどうなんだろう?

もちろん、エクソシストという概念じゃなくって「霊能者」になるわけだけど・・需要は増えているんだろうか?


非科学的、反スピリチュアル主義を唱える人も多い反面、占い・霊視に頼ろうとする人も激増しているという話も聞いたことがある。

事実、TV番組でも、その手のものは多く、「心霊や占いは常に需要があって手っ取り早く視聴率を稼げる」ことができる、なーんて言ってるTV関係者も多いとか。

●TV番組としては、多くの「怖いもの見たさ」を望む人々を満足させるための企画かもしれないし・・

●個人的に霊能者を頼るのは、自分で決断できない依存型タイプが増えているせいかもしれない。


同時に、

●実際に悪霊(現生にさまよう霊で人に悪影響を及ぼすものたち)となっていく人も、増加しているのかもしれない。
無念の死や恨みや憎しみを持って死んでいく人も多そうだし・・


結局、そういった諸々のことからも、霊能者の需要は増えているのかもしれない。


しかし、どんなに需要があったところで、本物の霊能者(つまり、それなりのパワーを持った霊能者って意味で・・)は、稀な存在だろうし、いくら素質を持っている人がいたところで、「成り手」が少ないのも確かなことだろう。



私の知人は、かなりサイキック能力を持つ人が多いのだが、それでも霊能者を職業にしたいという人は稀だ。


むしろ、一般人には「私は霊感なんてありませんよ~!」という顔をしている人たちばかりだし、
霊にも「私はなーんも見えないフツーの人ですよ~!」という顔をしている人たちばかりだ。




そんな友人の一人に言わせると・・・

「霊能者の職業につくのは、世間からドロップアウトしちゃて他に職業が持てなくなった、どーしようもないヤツか、
天からのお告げを受けちゃって、仕方なく始めた人か・・そのどっちかだね。
ほとんどが、そんな人たちだよ。」


なのだそうだ。。。

おいおい! そこまで言うか~! と思わなくもないけど・・

私は「霊能者100人に聞きました!」のアンケート調査をしたことはないので、そこらへんのことは、よくわからない。


とにかく、これでもか~!っていうくらい、精神力を要求されるきつーい仕事だということは、よーく耳にしているし・・・たしかに、そうだろうな~とは思っている。

だから、成り手も少ないってことになるのだろう。


前回のブログ記事、琉球スピリチュアル_マブイについての中でも触れたことと重複してしまうけど・・


霊能力者の必須条件は、

◆強靭な精神力

まずは、これに尽きる。

「精神力」なんて、実に曖昧なワードだけど・・

具体的に言えば、いかなる恐怖にも打ち勝つ力、意志力、集中力などなど、多くのものが含まれる。

さらに、常識や偏見があれば、判断を間違えることにもなるので、そこも超越しなければならないことも多い。

霊の世界に現代の常識や社会通念なんかは通じないわけだしね~。



精神力=総合的人間力
で、メチャメチャ強くなければならない。

もちろん、体力も必要
(精神力と体力は切っても切れない関係だそうだから。)




ずいぶん昔だけど、私が日本に住んでいた頃、ある霊能者さんと知り合いになり、その人から聞いた話がある。

その人は、もちろん、日本人で女性霊能者さんだった。


どんないきさつだったのか細かい事は忘れてしまったけど・・その霊能者さんは、ある日メチャメチャ強力な霊と接触してしまったそうだ。

とにかく、念が強い!強力なパワーを持ってる、危険人物(←正確にいえば、すでに肉体のある人じゃないけどね・・)


彼女がその霊と会話を試みると、

そいつは、「私はなにがなんでもアイツを、できるだけ苦しめて殺すつもりだ!」と言ってのけたという。


「そんな~、人に苦しめるとか、まして殺すなんていけないことよ!」と、彼女は説得を試みる。

すると、その霊は生前の自分に起きた身の上話を、長々と語りはじめたそうだ。

ある人物に、何十年もの間さんざん苦しめられ、誰にも助けてもらえず、挙句の果てには、自分も子供たちも殺された。

しかも、その人物には法の力も及ばず、巨万の富を築いて、今でものうのうと幸せに暮らしているという。

あんまりじゃないか!
なにがなんでも復讐してやる。
うんと苦しめてじわじわ殺してやる!


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その姿は、不気味な黒目を持つ、こーんなカンジの人だったらしい。


彼女(その霊能者)は、すっかり言葉を失ってしまったという。

霊の身の上話があまりにも凄惨で恐ろしく、同時にあまりにも悲しかったそうだ。


「そうゆう人(霊)に、恨んではいけないとか復讐はいけない!なんて、キレイごとに思えてしまって、私は何も言えなくなってしまった。

だからといって、怨み、復讐は悪いことだし・・まして、人を殺すなんて・・とんでもないこと!
それは、わかってるんだけど、私にはその霊に掛ける言葉がなくなってしまって・・せめて、相手を殺すのは止めて欲しいとお願いしました。」



これを聞いたとき、

え? それでも霊能者かい!

それじゃあ、霊能者というよりも、霊感が強いってだけの女の子だよな~。

と、大変失礼ながら思ってしまったのだ。
女の子といっても・・40代の人だったけどね~(笑)


こうゆう人が、霊能者を続けるのは、むしろ危険じゃないだろうか。



おそらく、この心優しい霊能者さんは、霊を説得して「怨みは憎しみから離れること、殺人計画をストップしてもらうこと」を望んでいたようだが、

あまりにも悲惨な身の上にショックを受けてしまい、言葉を失ってしまったという。

しかし、どんな残虐シーンを見聞きしても、常に冷静に受け止めなきゃならないのが霊能者なのだ。


また、言葉を失ってしまった、もうひとつの理由は、

「怨みや憎しみ、殺人は悪いこと」というのを、世間の常識的範疇で理解しているだけに過ぎない、のだろう。

それは、本当には理解していないということだ。

それじゃあ、地獄の体験をしてしまった霊たちに、かける言葉さえもないはずだ。 説得は出来ない。

優しいだけで霊能者は務まらない。


どっちかというと、
外柔内剛タイプが望ましいそうだ。


たとえば、女性霊能者ならば、見かけも口調も優しい人なんだけど
    ↓
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中身は「海千山千のつわもの」、「剛の者」、実際に戦っても強い!・・でなければ務まらないのだ。
   ↓
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もちろん、年齢は関係ないんだけど、多くの壮絶な体験をしていなければ、なかなか、その領域には至れないものかもしれない。

若くして、すでにそういった条件を備え持っている人は、生まれ変わりの回数も多く、過去性での多くの体験を積んでる・・ともいわれている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このケースをもう一度考えてみよう。

依頼主は、極悪非道な男の権力者=殺人者なのだろう。

そして霊となっているのは、被害者であり強い恨みと憎しみを持つ者




こうゆうケースの場合、熟練の霊能者さんたちだったら、どうするんだろう?

と、私は彼らに尋ねたことがある。

    
<<以下、そのときの会話>>

私は霊能者Aと霊能者B、二人に聞いてみた。

霊能者A:
「ああ、そうゆうケース、よくある話しさ。
だいたいね、大実業家だとか大物政治家なんてやつらは、裏でこんなことやってきた奴らは多いんだよ。
そんなヤツ、俺はほうっておくね。
だって、怨みを買って殺されたとしても、そりゃ自業自得だからね!

だから、依頼されても絶対受けないよ。
上手にお断りしちゃうな。」



霊能者B:
「僕の場合は、まず、霊と依頼主の間に入ってお互いを説得することを試みるね。

たとえば・・霊には、こんなふうに説得を試みるんだ。

「いつまでも恨みを持ってさ迷っていてもキミだってつらいだけだろう?
(←実際に霊、本人もそれを感じている場合)
あの男は、今では深く反省して、キミと殺された子供たちのために生涯、償って生きると言っているんだよ。
供えて欲しいものはあるかい?」

とやさしく語り掛ける。

そして、依頼主には、
「あなたの現在の不運と病気は、死んだxxxさんが怒っているせいです。
今までも行いを悔いて深く反省して、生涯、彼らの魂を祀ってあげてください。
さもないと、あなたの命までなくなりかねません。 (←ちょっと脅し・・でも事実)

と、説得するね~。」



私: 
「霊と依頼主の間に入って、ネゴシエーターになるわけか・・・。それで、お互いが納得するわけ?」


霊能者B:「うーん・・・うまくいくときもあるけど、ダメな時もあったな~。」

私: 「ダメな時っていうのは?」

霊能者B:
「ある霊なんか・・『ほんとうに悔いているならば、全財産を世界中に寄付しろ、そして、自分の罪を世間に公表して警察に自首しろ!、それならオマエを許してやる!』って言ってきたんだ。

それを依頼主に伝えたら、ブチ切れた。

『そんなことできるわけないだろ! 誰がそこまでするもんか!』って。

おまけに、今度は俺に向かって・・『そもそも、そんなことのために、高いカネを払ってお前のような霊能者を雇ったんじゃないぞ!
さっさと、その霊を俺の周りから追い出してしまえばいいんだ!』って怒鳴られた。

すると、霊の方も、もっと怒り出して・・俺の邪魔するならオマエも殺してやる!って言いだした。

で、仕方ないから、まず、術式を使って自分の身を守ることにしたけどね~。」



ダメじゃん!


すると、霊能者Aが霊能者Bに向かってこんなことを言った。

霊能者A:
「ばっかだな~、オマエは!
そもそも、依頼主から依頼を受けた時点で、そいつが過去にどんなことをしてきたヤツかくらい、すぐに見なきゃいけないんだよ!
そうすりゃ、そんな甘っちょろい説得に応じるやつかどうかだって見抜けただろ!

それが見抜けなかったのなら、半人前だ!
霊能者なんてやめた方がいいよ!」



霊能者B:
「うん、そーなんだよ~。
これ、俺の若いときの失敗談・・ちゃーんと生きてる依頼者の方を、真っ先に見なかったんだよね~。」



霊能者A:
「へたすりゃ、オマエまで殺されるぞ!
なんせ、依頼者の真っ黒な過去を知っちゃったんだから!」



霊能者B:
「実際やばかったんだ。 自殺にみせかけて俺を殺そうとしたり、破産に追い込もうとしたり・・・色々仕掛けてきたな。
それに、霊の方にまで逆キレされちゃって、俺にまで害を及ぼそうとしてきた。

そいつらから身を守るのに、かなりエネルギーを使っちまったよ。 あはは。。。
まあ、その経験があって、俺も霊能者として成長できたんだけどね~。」



霊能者A:
「まず、依頼を受けた時点で依頼主を見なけりゃいけないんだよ。
それと、霊の方だって、たしかに被害者だし悲惨な目にはあってるだろうけど・・彼の方にも、ある種の問題が含まれてることもあるのさ。

そこまで見極めてなけりゃ、上手に説得なんかできるわけないよ。
それには、両方の過去生まで遡ってみないとわからないことだってあるんだ。

説得するということは、そういったすべてを理解した上で、その人の弱みと泣き所を上手に使って訴えることなんだよ。」


私:
「ん? 弱みと泣き所を利用するわけ?」


霊能者A:
「そういうと言葉は悪いけど・・別の言い方をすれば、弱みと泣き所というのはね、
心の琴線に触れる愛の部分に訴えるってことだよ。」


言葉が急にキレイに輝いた。



霊能者B:
「ところが、生きてる人間でも死んでる霊でも、なかには、ぜーんぜん聞く耳を持たないヤツもいるんだよね。

何がなんでも殺してやる!に固執しちゃって、どんどん巨大化する霊もいるし、自首するくらいなら、全財産を失うくらいなら、死んだ方がマシ!ってヤツもいるんだよ。

そうなると手に負えない。 だから、僕も関わらないことにしたんだ~。」


私:
「おいおい、じゃあ、A君と一緒じゃん!」


霊能者B:
「そうゆうことになるねえ~(笑)、若いときは、僕も甘ちゃんのとこがあって、話せば誰でもきっとわかってくれる・・なーんて思ってたところもあったんだ。
でも、今は、わからずやは放っておくことにしてる。
霊も人間も!」



霊能者A:
「ところが・・俺の知ってる霊能者で、実業家や大物政治家ばかりを顧客に持ってる人もいるよ。
だからさ、依頼主は生霊も死霊もつけていて真っ黒なヤツも多いらしい。

でも、彼は決して彼らからの依頼を断らないんだ。」


注:彼らには悪意や病気といったネガティブなものは黒っぽくみえるらしい。


私: 「え? なんで・・? それって、やばくない?」


霊能者A:
「その場限りのお祓いをするだけだけに徹してるみたいだ。
ようするに、一時的に悪霊を封じ込めるか退散させるだけって方法をとるんだ。

だから、すぐにまた元に戻って憑いてしまうか、追い出された霊は他に行って似たような誰かを祟ることになるんだけどね。」



私: 「それじゃあ、根本的解決にはならないだろうに~。」


霊能者A:
「ぜーんぜん、ならないよ。 でも彼は構わないらしい。
依頼者は、自分の過去をとやかく言われたくないわけだし、黙って払ってくれることだけを望んでるわけだし・・一時しのぎでもいいのさ。
それでいて、その霊能者にはたんまりお金が入るから。」


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霊能者B:
「あ、知ってる!  Cってヤツだろ。 あの人はかなりの術者で力もあるからね~。
それを使って、ただ力まかせに払いまくってる。 祓い屋だね。

だけど・・そうやって無理やり払われた霊はますますネガティブパワーを取り込んでどんどん大きくなってしまうし・・そのうち、きっとCにだって払えなくなってしまう日が来るのも目に見えているのになあ。」



霊能者A:
「いや、アイツだったら、その見極めもちゃんとできてるだろうよ。
その前にしっかり稼いで引退しちゃうつもりだろう。」



ほお! 色々なタイプがいるわけだね~。


霊能者Cは、二人の話を聞く限りでは、なかなかしたたかなヤツのようで好感は持てないけど、こうゆう人も必要なのかもしれない。

そもそも、お祓いビジネスで得た金を何かに使う目的があるのかもしれないし・・
いくら極悪人といえど、見殺しにすることなく結果的に救っていることにもなるわけだし・・・

それが、どうゆう結果をもたらすのかは私にはわからない以上、ジャッジすることはできない。

また、ジャッジする必要もない。

人それぞれなのだ。


私: 
「さっき、ちらっと・・被害者であっても、その人の前世がかかわってる場合がある、みたいな事を言ってたよね?
相手を説得するには、前世まで探った上でなければ・・みたいなこと。」


霊能者A:
「たとえば・・現生では、マジメに生きてる小市民だったとしても、過去生で多くの人を殺してきた殺人者だったケースもあるよ。
過去生で、自分が殺した相手に、現生でお互いが生まれ変わっていて、今度は殺した相手に自分が殺されるってこともね。」


私:
「それは、過去の恨みが消えずに生まれ変わって復讐したってことなんだろうか?」


霊能者A:
「そうゆう単純なことじゃないよ。 バタフライイフェクトのように、いろいろなものが絡み合ってきて、結果として何かが起こるって考えた方がいいね。」

私: 
「ふーん・・・わかったようなわからないような・・
それにしても、過去生まで見るのは大変だろうなあ。」



霊能者B:
「過去生をみるのは、大変だよ!
まず、世界の歴史に精通してなきゃならないし、その時代の風潮、考え方までも掴んでなきゃ見れるもんじゃないよ。


霊能者A;
「僕らは確かに映像が見えるんだけど・・見えるだけなんだよ。
誰も解説してくれないからね~。」


なるほど~!

過去生を専門に見るって人は、相当、世界の歴史にも精通してる人じゃなきゃ務まらないってことらしい。

霊能者B:
「いや、歴史だけじゃないよ! さまざまなビジョンが見えることがあるけど、その解釈が出来なきゃ、どうしようもないからね。」


お! 今、私が心の中で思ったことを読んだのか?


私:
「ところで、霊能者やっていて、一番嬉しいことか、やりがいを感じることって、どうゆうとき?」


ちょっと月並みな質問をしてみた。


霊能者A:
「霊からも、依頼者からも感謝されることだね。」


霊能者B:
「これで思い残すことなく別の次元に行くことができます、ありがとうございましたって言って消えていく霊をみるとき。
そして依頼者からは、とってもすがすがしい気持ちになれました。
新しい自分になれた気がします、ありがとう!なーんて言われたときだね。
自分の気持ちが、ほっこりするんだ。」




さて、まとめてみよう。

●どんなに残酷なシーンや悲惨なシーンをみても、冷静でなければならない

●依頼主と霊の両方の人物、ときには過去生までも見極めなければならない

●過去生をみるには、世界の歴史も把握してなければならない

●説得するには、相手の心の奥底に残っている泣き所(愛の部分)に訴える・・・つまり、それが見出せなければ説得は出来ない。

●説得不可能と思われるものには手を出さない。

●一時的に無理やり除霊する、(祓い屋に徹する場合もある)


一応、こんなところだ。



他にも、私は知人のサイキック連中から、いろいろ聞かされたことがある。

例えば・・多くの不審死や自殺と言われてるものが、ほとんどの場合、他殺だったとか。


元鑑識官だった人が、こんなことを言ってたけど、

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霊能者には、はっきり見えていることが多いようだ。

どんな人が、どのように自殺に見せかけて殺したか、そして、黒幕は誰だったのかまでも・・・。


彼らは、TVニュースを見ただけで・・いきなり、その映像が脳裏に飛び込んでしまうことが多々あるそうだ。

だから、彼らは通常、自分の能力をオフ状態にしておくという。

オンとオフの切り替えスイッチがあって、サイキック能力を使いたいときだけ、オンにするそうだ。

「いつでもオン状態だったら、オチオチ外も歩けないじゃないか~!
人の心の声が聞こえてきたり、嫌な映像が見えてしまったりするんだぞ!

オン・オフの切り替えは、基本中の基本だよ。
それが出来ないのは、霊感が強いタダの人で、しょちゅう体調を壊すだけさ。」



さらに、こんな話も聞いたことがある。

これは・・あるTV番組だったけど、ある霊能者がTVスタッフたちと一緒に、霊の目撃証言が多い廃墟ロケに行ったそうだ。

そこには、確かに女性の霊がいて、その霊能者に語ったという。

「私は自殺したことになってますが、殺されたんです!
殺した相手とは不倫関係にあり、彼が別れ話を言い出し、私が、それなら私たちの関係を公表すると言ったんで、私は殺されたんです。
その相手は、XXXで、今、ここから数キロ先のXXXという学校の校長をしています。」



もちろん、その番組はここまでで、The Endとなった。


今さら、自殺で片付いてしまった事件が再調査されるわけがない。
それ以前に、霊の証言を取り上げてくれるわけがない(笑)
人権問題になるので、霊のあげた名前は公表できるわけがない。




これは、アンタッチャブルな世界なのだから。



もちろん、アメリカだって同様。

アメリカには、サイキック捜査官という存在がある(もちろん、表向きには存在しないことになってる)なーんて、ブログ記事を以前にアップしたことがあったけど・・↓
FBIサイキック捜査官と心霊考古学の話


すべての事件の真相解明が許されるわけではない。

「していいもの」と、「あえて無視しなきゃいけないもの」がある、という。

FBIに所属している以上、自分の正義感や倫理観よりも、FBIや国家の意向に従うことが優先されるってことだ。


こうやって、優れた霊能者ほど、社会的な枠の中で、しがらみやら悩みも多くなるかもしれない。
真実と正義感とアンタッチャブルの狭間で。

それもまた、自分で乗り越えていかなきゃならない試練なのだろうけど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アンタッチャブルといえば・・アル・カポネだった(笑)

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この人は、ご存じのとおり、かつてのアメリカでは有名な、マフィアの大親分だ。

たかが、マフィアの親分と侮ってはいけない。

彼の権力の前では、警察も裁判所もひれ伏していたような状態だったんだから。

シカゴ警察も裁判所も市長も、そっくり買収してたというから、ケタはずれだ。

どれだけ人を殺したかも・・たぶん自分でも数えきれないし覚えてないだろう。

それでも、彼は絶対捕まらない。
捕まるわけがない!


ところが、

最終的には、財務省の酒類取締局の捜査官、エりオット・ネスが、カポネを脱税容疑で逮捕したんだったけどね~。


本当は数えきれない殺人容疑や密売があったのに、脱税容疑くらいしか、付け入るところがなかったのだ。


Eliot Ness

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山ほどの酒の密売やら、殺人もわかってるくせに、誰もアル・カポネには手が出せなかったのだ。

「アル・カポネには逆らってはいけない」・・これが当時の常識だったそうだから。


映画にもなってくるらいだから、ご存じの方も多いだろうけど・・

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脱税容疑であげるだけでも、大変なことだったはずだ。
まさに、彼らもまた命がけだった。



脱税で逮捕されたあたりから、カポネの人生には陰りが見えてきた。
特別待遇の刑務所から、ついには、アルカトラズに移されたという。
    

アルカトラズ刑務所は、別名、ザ・ロック、監獄島とも呼ばれていて、極悪人が収監されていたところだ。
もちろん、彼らの人権なんて認められない、悲惨な場所だったと聞く。
     ↓
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たしか、1960年代には廃止になったそうだけど、今でも霊現象が多いと言われる場所でもある。


アル・カポネはムショの中で病気になり、病院に移された後、刑期を短縮されて釈放、ロサンゼルスの自宅に戻ったそうだが・・

このあたりから、メチャメチャ、霊能者を呼んでいたという。


残虐に人を殺しまくってきたんだから、そりゃあ、霊も多く憑きまくったことだろう。
霊だけではない、生きている人の怨念や妬みの、怨嗟の渦だったかもしれない。


彼の最期は、脳卒中と肺炎だったというが、梅毒やら、精神錯乱やら、彼の晩年はズタズタだったようだ。

晩年といっても、たしか亡くなったのはまだ、40代だったはず。



まさに、カポネは霊たちによって、「じわじわと苦しめながら殺されたのかもしれない。」

彼に呼ばれていた霊能者たちは、おそらく、Cタイプの人だったんだろうか?(←一時的に霊を払うしかしない霊能者)

たぶん・・それくらいしか出来なかった?


まさに、これも・・アンタッチャブルな世界だ。

もしも、あなたが霊能者だったとしたら、どうする?



ん?

私だったら、極力、スイッチをオフにしておくことにする。

これじゃあ、私の友人たちと同じだ~(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

**霊能者の話、次回へ続く

琉球スピリチュアル_マブイについて

たまたまYoutubeの沖縄の番組をみつけた。

沖縄発UST番組、不思議世界をテーマに歴史、文化、エピソードなどを紹介する番組らしい。

「琉球あやかし堂」という。


興味のある方はどうぞ
     ↓
琉球あやかし堂 第参夜その2 沖縄 怪談

琉球あやかし堂 第参夜その3 沖縄 怪談



私が見たのは、金城保さんという神人(かみんちゅ)との対談の回だった。

神人(かみんちゅ)というのは、本土の人が言うところの「霊能者」のことなのだが、

完全に、神人(かみんちゅ)= 本土の霊能者 と同じ・・・って、わけでもないらしい。



この番組、沖縄の番組だけあって・・方言?やら、沖縄の専門用語?らしきもので語られてる部分があって、

私には、イマイチわからない言葉があったので、それを、いちいち調べながら見るはめになってしまった。

しかし、そこから琉球の文化、彼らに根付く精神性なども知ることも出来たので、かえって面白かったのだ。


そこで今回は、沖縄(琉球)スピリチュアルについて、書いてみようと思う。

・・・・・・・・・・・・・・

沖縄の霊能者といえば「ユタ」というくらい、最近では本土の人たちにもよーく知られるようになった。

しかし、実際にはユタだけじゃない。
 
この金城さんのように、神人(かみんちゅ)と呼ばれる人やノロと呼ばれる人もいる。


全部、似たようなもので・・霊能者を指す言葉なんだろうか?


私の沖縄に関する知識は実に少ない。

ずっと前に仲間由紀恵さん主演のテンペストってドラマを見たのがきっかけに、そのときはじめて琉球王国というものに興味を持って、ちょこっと調べてみた程度だ(笑)



琉球という国は、完全なる祭政一致を敷いていた国だったようだ。


男が政治を行い、女が神からの声を聴く・・という完全分業制をとっていた国だ。

本土で言えば、まるで卑弥呼の時代や・・せいぜい、陰陽寮を置いていた平安朝あたりに該当するのかもしれない。

しかし、それが、明治になって王国が廃止するまで続いてたってことは、・・・やっぱり本土の感覚よりスピリチュアルはもっと身近なものなのかもしれない。


琉球人は、女性は全て巫女的、または神的素質を生得的に、また本質的に持つものと信じていたようだ。

そこで、

琉球王府の尚真王は聞得大君(きこえおおきみ)をトップとする神職組織を作り上げたという。



こちらは、ドラマのテンペストからの聞得大君
      ↓
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聞得大君というのは、王の姉妹から選ばれた者で・・つまり、兄妹による政教二重主権がおこなわれていた。



聞得大君の下にいるのが、祝女(ノロ)と呼ばれる女神官たちだ。

平安時代の陰陽寮みたいなものだったんだろうか・・(ただし、全部女性のポジションだけど。)

彼女たちは、公的祭祀や共同体の祈願行事の司祭に携わっていたという。

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まあ、こんなカンジで祭事を行っていたのだろう。

沖縄は旧正月に始まって、清明祭、旧盆などをはじめ、神行事がかなり多いらしい。

こんなに頻繁にあり、しかもいまだに神行事が残っているのは、日本全国といえども今では沖縄だけらしい。



つまり、ノロは聞得大君を頂点とした官僚的神官組織に組み込まれていて、彼女たちは国家公務員ということになる。

しかも、ノロは世襲制だったという。


神人(かみんちゅ)というのは、ノロを含め、神の声を聞ける人の総称。
当然、男も含めて・・ってことになる。


一方、ユタというのは、民間におけるフリーの霊媒師たちを指した言葉だそうだ。


やはり女性が圧倒的に多かったようだが・・彼女たちの場合は、必ずしも世襲制ではない。


ある日突然、神から選ばれるという。・・・ほとんど眠れない日々が続き、神の声が聞こえてくるという。

別の言い方をすると・・幻聴幻影に悩まされてろくろく寝ることもできずに、体力の限界すれすれの状態に陥り山野をさまよったり・・そりゃもう、つらい、つらい時期を過ごすらしい。


それを「神がかり」とよび・・カム(ン)カカリヤー(神がかりする人)と呼ぶらしいけど・・絶対に拒否出来ない神の試練なんだそうだ。

かなり、過酷なものだという。

その時期を経て、最終的に、こりゃもう! ユタとして生きていくしかないと自分で覚悟を決めてユタの道を歩んでいくようになるようだ。


本来のユタのお仕事は民間霊媒師であり、俗に言われる、シャーマンに近い気もする。


ただし海外のシャーマンが薬草知識が豊富で医者を兼ねていることが多かったのと違って、ユタは薬草は扱わないという。 
むしろ、地域住民のカウンセラー的役割が強いようだ。


具体的にいうと・・紛失物を探す 人間関係の問題を解決する 土地や財産の問題を 故人・本人から意見を聞く ご先祖様の注意&勧告 ご指導を仰ぐ など。

そういった仕事が多かったそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが、従来のユタ、カミンチュ、ノロの違い。


ただし、琉球国においては、ユタというのは蔑視的なニュアンスを含んだ呼び方だったそうで・・未だに、ユタと呼ばれるのを好まない人もいるらしい。(この対談に出てくる金城さんも、かみんちゅという名称を使ってるようだ。)


しかし、現在は、名称による違いも、お仕事内容も、そこらへんのことは、かなりあいまいになってきているようで・・

本人がどの名称を好んで使うか? 何を得意とするか?それによるところが大きいという。

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さて、この対談の内容を簡単に箇条書きにしていってみよう。
(ここでは、ユタ・ノロ・カミンチュをまとめて、一般的に知られている、ユタと呼ぶことにする)


●ユタによって得意分野は違う

失せ物探しを得意とする人、過去生、過去の因縁を得意とする人、逆に未来を見るのを得意とする人、判じ物が得意、土地の浄化、病の見極めなどなど・・・中には宇宙をみる?人もいるとか・・。


これはユタに限らず、世界中すべての霊能者(サイキック)にもいえることだと思う。

残像意識から過去の出来事を探るサイコメトリーだったり、ガーディアンエンジェルにコンタクトするのが得意な人もいたり、オーラから病気を知るのが得意な人もいたり・・得意分野はそれぞれ。

彼らは、自分の得意分野から探って、核心へ近づく方法をとるようだ。


●一番大事なことは「精神力」

まさに、これこそ世界中すべての霊能力者に共通することだ。


とにかく強靭な精神面がないとやってられないのだ!


心の度量が広く、何者にも動じないような強さがなければ、こんな仕事は出来ない。

以前のブログ記事で、イギリスにスピリチュアル留学して、最初に恐怖に打ち勝つ訓練をした人の話をアップしたしたことがあったけど・・まさに、これも同じことだと思う。
サイキック(霊能者)の心得と一般人の心得


●幽霊の存在は意識体
ユタは意識をビジュアル化して見る能力を使っているだけ。


●『マブイを落とした』

これは、まさに沖縄らしい表現。

番組中にマブイって出てきたんだけど・・

マブイってなんやねん?

すぐにぐぐってみると、

マブイとは、
魂。霊魂。生きている人の魂をいう。死者の霊はタマシーという。 地域によってマブイは3、5、7つもあるという。
心理的ショックを受け茫然自失の状態に陥ることがある。これをマブイが落ちた、抜けたという。
抜けた後に悪霊が入り込み、破滅に向かわせるということで、早めにマブイグミ(魂込み)を行う。
沖縄大百科より




沖縄では魂が生命の源と考えられています。
事故や病気などは、マブイが離れたから・もしくはそれによりマブイが離れた(落とした)と言われ、マブイを取り戻す儀式を行ったりします。
沖縄方言集より



こんなブログを参考にしてみるとわかりやすい。

沖縄の常識

シーサーイズマモリガミ

なーるほど。

沖縄地方では、一般人でさえ「マブイを落とした」って表現はかなり頻繁に使われてるらしいのだ。

本土と違って、かなりスピリチュアルな感覚が未だに残ってる土地柄なのかもしれない(笑)


金城さんによると、怖がってどきどきしているとき、焦ってるときなども・・すでにマブイを落としている状態なんだとか。


彼特有の比喩で、棒磁石と蹉跌の話がわかりやすいかもしれない。

棒磁石が自分、そこに蹉跌がいっぱいついている。
ところが、ショックなことがあったり、恐れ、怒りなどでも、蹉跌は落ちてしまう。

蹉跌は意識体、棒磁石を自分の肉体だとすると、砂鉄をくっつけておく力は意志力だ。




マブイは通常ならば自然に戻ってくるが、あまりにも大きなショックなどが起こると、なかなか戻らないことが起こる。

そこで、ユタに、マブイを戻してもらう手助けをお願いすることになるという。


ここからがちょっと面白い。

沖縄地方でよく聞かれることらしいが・・

「どこでマブイを落としてきたの?」だそうだ(笑)

意識体というのは観念上のものに過ぎないと考えてしまいがちだけど・・

こうなると、まるで実体化した物質のようにも聞こえてくる。

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まるで・・・財布を落として、あわてて探しに行くみたいな・・・(笑)


例えば、交通事故に合って強いショックのあまり、その事故現場にマブイを落としてきてしまった場合は、そこに拾いにいくこともあるそうだ。

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子供はよくマブイを落とすけど・・ほとんどの場合、こうやって母親が呼び戻すことができるので、さほど問題はないそうだが・・
大人は、ちと厄介だったりするらしい。(←まあ、なーんとなく想像できるね。)

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具体的な方法は、ユタによって違うらしいが・・

「マブヤーマブヤーウーティキミソーリ」「魂よ、魂よ、私を追ってきてください」と言いながら、本人愛用の持ち物などを使って呼ぶ方法などが、わりと一般的なんだとか。


本人の持ち物に、その人のマブイは付着しやすいという。
つまり親和性があるからなんだろうね。


とにかく、
大切なことは、マブイを呼び戻して、「100%を自分自身の状態に戻すこと」


これを聞いたとき、本当にその場所に落ちてるもんかいな?(財布じゃあるまいし・・・)と・・私はちょっと半信半疑だったんだけど・・・

よーく考えて見ると、事故現場によくいる「地縛霊」

これなんかまさに死んだ人の最後の念(意識)がそこに落ちてるってことなんじゃないかな?と、思いついたのだ。


金城さんによると、
死んだばかりの人はとても念が強いことが多いという。


その場で肉体がなくなると、マブイが、まずぱっと舞い上がって散って、それから、その場に落ちて、そこに付着するそうだ。

以前、私のサイキックな友達がよく言ってたんだけど・・

「絶対に落ちてる石は拾うな! 石は怖いことが多いんだ~。人の念が憑いてることが多いからね」

と言ってたことを思い出した。

なーるほど・・そうゆうことだったんだな~、とあらためて思う。



マブイがなくなってる状態が長く続くと、だんだん、ヤバイものが入り込んできたりして、ますます良くない状態になってしまうという。


一方、マブイは落としてすぐ呼べば素直に戻ってきてくれるらしいが、時間が立つと勝手に歩き回るようになって落とした場所から居なくなり、最悪な場合、自我を持った妖怪化すこともあるとのことだ。


そうなると、まず自分では戻せないだろう。

ユタにお願いするしかなくなるだろうけど・・・そうなっちゃうと、かなりの力量のあるユタじゃないと大変かもしれない。。。


そこまでいかないうちに、

自分のマブイを拾ってきて(呼び寄せて)、ちゃーんと元の場所に入れる、
それを、マブイグミ「魂込め」というそうだ。 グミとは込めるって意味だとか。


基本的なユタの仕事は、拝み(鎮魂)とマブイグミ(マブイを本人の体に戻す)、その儀式を司るのが基本中の基本だという。



さらに、マブイの話なんだけど・・

自分自身の精神力を鍛えることによって、なかなか落ちなくなるようだ。

辛かったり、怖かったり、嫌な事があって、すぐに、マブイが落ちてしまっていても・・多くの経験を積んで、そこから学んでいくことによって、マブイは簡単には落ちなくなるという。

棒磁石についている蹉跌が落ちなくなっていく。(←金城さんの表現を借りると・・)

最初は100個ある蹉跌のうち、99個落ちてたのが、だんだん98個、97個、そのうち、50個、40個と落ちる量が少なくなっていくという。

それが、精神を鍛えるってことなんだろうなあ。



●怖い幽霊と怖くない幽霊

金城さんに言わせると・・

恨めしい顔や怒った顔で現れる幽霊は怖くない
しかし、笑ってる幽霊はマジ怖い!


だそーだ。

恨めしい顔や怒った顔ということは、相手に聞いてほしい!なんとかして欲しい!
助けて欲しい!という思いがある。つまり、それは向上心でもある。


ところが笑ってる幽霊は、自分が救われたいわけでもなく、向上したいわけでもない。

自分が死んでることはよーく知っているのに、別次元に行く気もサラサラない。
ただ単に人に災いを起こすのが楽しくて現世にとどまっているというタイプらしい。

しかも、自殺者の霊などネガティブ霊をどんどん呼び込んで、巨大化し妖怪化しているようなものさえいるらしいのだ。

これは、めちゃめちゃ怖いらしい。

霊能力者さんが怖いと言うことは・・「彼らでも手に余ることがある」ということだろう。


いくら説得を試みたところで聞く耳を持たないだろうし、人に災いをもたらすことが最高の楽しみで巨大化してるとしたら・・
手に負えないってことかもしれない。

もっとも・・生きてる人でも憑依されまくって巨大化して、これに近い状態の人もいるようだけど・・


ただし、彼らはほとんどの場合、決まったエリアにいるので、こちらから踏み込まない限りは大丈夫だという。

例えば、岬だとか自殺者の多い場所などにあえて行かないこと・・・だそうだ。

霊能者さんにお願いすれば、いつでも救ってもらえるとは思わない方がいいと思う。


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ここからは、我々が日常心掛けることについての話になる。


●おどおど、びくびくするのは、すでに魂(マブイ)を落としている状態
100パーセントのエネルギで堂々としてるのが、通常の状態



びくびくしていると・・自分自身で悪いことを呼んでしまうことにもなる。


まず人生、平穏無事というのはありえない・・・と思うべし。


上がり調子が下がり調子か。

何事もなく過ぎることを望むことは、すでに下がり調子になっていることらしい。



●嫌なことをしない(好きなこと。うきうきすることからはじめる)

これは私自身も実感してることなんだけど・・

「嫌いなことを努力してやり通す」、これを立派なことだという人もいるけど・・本当にそうなんだろうか?


もしも、嫌だな~と思いながら、我慢して続けたとしたら・・・それこそマブイを落としまくって、しかもネガティブエネルギーをあたりにまき散らすだけって気がしてしまう(笑)


大切なことは「やり続ける」ことではなく、嫌いだと思ってることを好きにしたり、そこから何か新しいものを発見することじゃないだろうか?

それこそ、まさに進歩であり、人として成長するってことじゃないかなあ・・・と、私は思っている。


「やり遂げた」という結果は、ただの後つけでついてくるものに過ぎない気がする。


ま、そんなわけで、私は「努力」とか、「我慢」とか、「頑張る」という単語があまり好きになれない。

そもそも、ちーっともワクワク感がないワードだし、むしろ、歯を食いしばって力を入れたカンジで、悲壮感が漂うイメージなのだ。


私は、「ハマってる」って言葉が好き(笑)


「ね! 今、ハマってることってなーに?」
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ところが、世の中には頑固な人もいて・・

そんなん無理!に決まってるじゃん。
嫌いなものは嫌~い!


と言い切ってしまう人たちもいる。

たしかに、そう言い切ってしまえば、絶対無理だろうし、ずーーと嫌いなままだろう。


ところが、ちょっと視点を変えるだけで好きになれたり、好きじゃないまでも興味、好奇心を持つことができるようになることが多々ある。


例えば・・
これは、金城さんの例で言われていた・・・真夏の草むしり

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あつい~、だるい~、疲れる~。 まさに、嫌いなこと


しかし、発想の転換をしてみる。

これをすることでエネルギーが消費できる! 自分のダイエットになる!

庭がきれいになる!

家族が喜んでくれる!

きれいになった庭をイングリッシュ・ガーデン風にしてみよっかな!



つまり、プラスを数えるってことだと思う。


人って、なんで悪い面ばかりを数えたがるのかなあ?



●ユタは誰でもなれるってわけじゃない

勉強してスピリチュアルカウンセラーになることはできるけど、ユタになるには遺伝的要素が必要。
これは、金城さんの説

本土の霊能力者との違いがここらへんにあるのかもしれない。


ユタというのは、たぶん・・・琉球の土地神様を媒介としている部分があるのかもしれない。
(これは私が勝手に感じてること。)


・・・・・・・・・・・・・・・

霊能者さんは、色々なタイプがあるし、得意な点も人によってさまざまだ。


ならば、まったくタイプの違う霊能力者さんたちが集まって、さまざまな情報交換をしたり、お互いに学び合うことがあれば、もっといろいろな事がわかってくるのかもしれない。

英国のスピリチュアルスクールで学んだ霊能力者さん、土御門神道がベースの霊能力者さん、密教系のお坊さんの霊能力者さん、占星術をベースにしている霊能力者さんなどが、一堂に集まって情報交換のサミットを開くとか・・・。


ところが、霊能力業界はなかなか横のつながりを持たないそうだ。(←金城さんの言葉)


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最後に、これは私が最近思っていること


近頃、「幽霊を見る人が増えている」とか。

で、「私って霊感があるみたいなんです!」という人がいる。


ところが、ほとんどの場合、それは・・勘違い(笑)

そもそも正確に言えば、「誰でも霊感は潜在的に持っている」
もちろん、個人差はあるけど。


サイキックと一緒にいるだけで、ふだん全く見えない、聞こえない人でも、同じように見えたり聞こえてしまうことはよくあることなのだ。

また、一般人の場合、自分の波長が落ちているときは、幽霊が見えやすくなる傾向がある。

低次元の幽霊さんと波長があってしまうから。

まさに、マブイが落ちちゃってると、幽霊が見えたり憑かれてしまうことも起こりえる。


そして、必ず、そうゆう人たちが言うのは・・ネガティブなことばかり。

「悪霊のせいで悪い事ばかりが起きる」とか、「身体に不具合が・・・」とか、「きっと霊障のせいだ・・」とか。

彼らは悪霊の存在は感じるのに、福の神の存在は感じない。守護霊の愛も感じない。

なぜ、人は悪い事ばかりにフォーカスしがちなのかな?


良いことも悪い事も半分づつあるはずなのに。

どっちを大きくするかも、本人の意志力次第なのに。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参考
沖縄のうわさ話/親から子へ伝えられるマブイグミという不思議なおまじない

幽霊の見極め

「幽霊だからといって怖がっちゃいけないよ。
もしも、あなたのところに現れたなら、まず挨拶して話でもすればいいんだよ。」

と、あるおじいさんに言われた。
この人はデンマーク系のアメリカ人、デンマークで生まれて育ち、青年期にアメリカに移住したという人だ。
名前を、クリスチャンという。

彼の祖国、デンマークでは幽霊が住んでる古い建物も多いそうだ。
古城はもとより、劇場、オペラハウス、ホテル、パブなど。


あ、そういえば・・デンマークの古城といえば、まずハムレットを思い出す。

ハムレットの中に、エルシノア城というのが登場するけど、それは、実在のクロンボーという古城のことだと言われている。
     ↓
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デンマークに限らず、ヨーロッパには古城が多く残っている。
私が行ったことがある古城といえば、唯一フランスのシャンテイー城だけだったけど・・

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森を抜けていくと、忽然と水に囲まれた城が姿を現すのには、まずびっくりさせられた。
広大な庭園、跳ね橋、庭園に置かれた彫刻の数々、中に入れば、美術品だらけ。

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馬房には、ずらっと馬や馬車、馬具が並び、
外の敷地の裏手に回ると、水鳥やのどかな水車小屋。

なにもかもが、すべて無駄なく美しく配置されていて、それが過去からの遺産だと思うと、大きな感銘を覚えたものだ。


ヨーロッパには、いまだにこういった場所が多く残っているのだろうなあ。
まさに、タイムスリップしたような場所だ。

当然、タイムスリップした幽霊さんたちがいてもおかしくない!


オペラハウスといえば、オペラ座の怪人は有名だ。
もちろん、実話ではなく小説ではあるんだけど・・もともとは、どこかで起こった実話をもとにしているのかもしれない。

THE PHANTOM OF THE OPERA 6 2


実話として公表できないものを小説として発表するということは多々あることだからね~。


それにしても、古い建物とマッチしてしまって幽霊の存在すらも自然に思えてしまうような場所もあるってことだね。

たとえば、ホグワーツ城の幽霊さんたちのように。

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人は死ねばあの世に行く。
現生との狭間をさまよって幽霊になったとしても、いつか浄化してあの世に行く。

というのが、通常のコースのように言われているけど、なぜか古い幽霊は何世紀にも渡って住み着いていることもあるようだ。

もっとも何世紀だろうが数日だろうが、時間なんてものは3次元の感覚に過ぎないのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・

ずーーと以前、私がまだ20代だった頃の話だったけど、幽霊と同居しているという人がいた。
母親と二人暮らし、そして、幽霊と共にその家に住んでいた。

場所は新宿、庭付きの古い一軒家で、家賃は5万円。
当時でも破格の家賃だ!

「えー、よく住んでられるよね。怖くないの?」と、私が聞くと・・

「そりゃあ、最初は私も母も驚いたよ。顔から血が流れてる男(幽霊)が立ってたんだもん。
でも別に、何か悪いことが起こるわけでもないし、母子家庭の私たちにとっては家賃5万円は魅力的だもんね。」

と、あっけらかーんと言われてしまった。

そりゃ、家賃5万円は当時の私の1DKの家賃よりも、はるかに安い。
だからといって、怖さや不気味さを我慢するって、どーなんよ!

と、思ったものの・・彼女とお母さんは、別に怖いとも思ってなかったみたいだった。


そのうち廊下ですれ違えば、軽く会釈するようになったというし、
突然の幽霊の出現にびっくりしたときは、

「あー、びっくりした~!おどかさないでよ。」と言ってたそうだから(笑)


「まあ、あの男(幽霊のこと)も生きてるときに何かあったんだろうけどさあ、別に何も害を及ぼすわけでもないし、ただ、ここに住んでいたいだけなんだから、それでいいんじゃない?」

「だけどさあ、生きてる人の同居人とは違うんだよ!
家賃だって折版してくれるわけじゃないんだから!」
と私。

「ウチの母は、5万円でここに住めるのは幽霊さんのおかげだって感謝してるよ。それって、かなり折版してくれてると思うんだけどなあ。」

あ! たしかにそうかも(笑)


この親子は、この後もごくフツウに生活を続けていただけで、幽霊の正体だとかこの家の過去を調べようさえもしなかった。

もちろん悪運に見舞われるとか、体を壊すとか・・そういったことは一切起こらなかったようだ。

だこらこそ、そこにずっと住んでいられたのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

幽霊さんでも生きた人にでも、いろいろなタイプがいる。

他人の不幸を喜ぶタイプ、ネガティブな念を強く発散するあまり周囲の人の気分を陰鬱にしてしまうようなタイプ、
やたらに人に訴えかけるタイプ、
人のことを詮索したがるタイプ、自分と違うというだけで他者を排除しようとするタイプ。


だけど、当然のことながら・・・相手から嫌なものを受ければ誰だって離れていく。


この親子も同居の幽霊さんも、必要以上に相手に干渉せず自然体で暮らしていたのだろう。

古城などに住み着いてる幽霊さんたちも、こういったタイプが多いのかもしれない。

だからこそ、共存していられる(笑)


そうでなければ、とっくに廃屋となってしまうことだろう。
誰も近づきたくない場所になってしまう。
呪われた場所だとか、悪霊の住む館なんてのは、そういった場所(幽霊)のことなんだろう。


「幽霊だからといって、やたらに怖がるものじゃないよ。
みんなそれぞれ抱えて生きてるんだから、黙って温かく見守ることが大切なんじゃないかな。」

と、クリスチャンじいさんは言っていた。


なんだか、そう考えると・・・

幽霊を見てしまった!というだけで、
怖い! 除霊してください!というのは、なんか違うって気がする。

生きてる人間の持つ、異質なものへ対する恐怖心だけって気がしなくもない。

異質なものに対する違和感 → 恐怖心へと変わり、→ 排除しようとする

これじゃあ、人種差別、民族同化のメンタリティーと変わらないかも(笑)


そこで、はいはい!じゃ、浄化しちゃいましょ!とやってくる霊能者やらゴーストバスターも同類かもしれない(笑)


幽霊といえば、この世に未練を残して怨念を抱いたまま現世を彷徨うか、その地に縛られ祟るもの・・それがすべてと考えてしまうのは、あまりにも浅はかなこと。


クリスチャンじいさんには、なぜか子供の頃から犬の幽霊が寄り添っていたという。
危険を知らせてくれたり、何度も助けられたことがあるそうだ。

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彼のガーディアン・エンジェルになっていたそうだ。


うーーん、

本質を見極めることさえもできず、すべての幽霊を怖いものとして排除しようとする人たちの方が実はもっと怖かったりして。

死んだ息子からのメッセージ

ちょっと悲しいけど、心温まる話を聞いた。


16歳の息子が山で遭難、当然息子を亡くなってしまった母親からの話だ。

「息子は学校の寮に入っていて一緒には住んでなったんだけど・・週末はいつも家に帰ってきてたの。
家族で一緒に食事したり、会話も多かったし・・楽しかっただけに、ひどくショックで打ちのめされたわ。
夫も、それ以来、ひどくふさぎ込んでしまい、食事もほとんど出来なくなってしまったの。
何を食べても、味がしないんですもの・・。


そんなある日、友達から・・突然メールをもらったの。

それには、こんなことが書かれてたの。


昨夜の夢に、あなたの息子のJoeが出てきた。

山の風景、そこで足を滑らしてJoeが転落する風景が見えた。
それから、場面が変って、Joeがやってきて私に言うの。
僕はちっとも死んだことが無念だなんて思ってないよ、これはね、宿命としてすでに決められていたことだったし、僕は十分僕の人生を全うしたんだよ。

”今僕は幸せだと思ってるんだ。 大好きなパパとママの子として生まれて、僕は二人からいっぱいの愛をもらったよ。
ものすごく感謝してるし、すごく充実した素晴らしい人生だったと思ってる。

だから、パパとママも僕を思って悲しんでばかりいて欲しくないんだ。
前を向いて、ちゃんと歩いていってよ! 
僕がいなくなっても、僕たちの家族の絆は深いだろ?
妹だって、パパとママのことを深く愛しているよ。

家族で支えあって、素敵な人生を歩んで欲しいんだ。
そして、僕を幸せにしてくれたみたいに、これからは多くの人たちを幸せにしてあげてね。”

そういって、Joeはすごくステキな笑顔のまま消えていったの。

なんだか、これは、すぐあなたたちに伝えなきゃと思って、メールしたの。」



あらら・・これじゃあ、50年代の家族だよなあ。
     ↓

fifties-family.jpg

このメールを読んで、彼女と夫は泣き崩れたという。

「でも私たちのそのときの涙はね、今までの涙とは違うの。
私たちはね、ひどく温かいものに包まれているような・・そんな感動の涙だったの。

その次の日、娘がね、Joeが描いた絵を偶然にも、屋根裏部屋でみつけたの。
彼女は、自分が幼い頃に、兄からもらったクリスマスプレゼントを思い出し、それを屋根裏部屋で探していたんですって。

ところが、そこで見つけたものは、Joeがその当時に描いた絵。
日付をみると、Joeが10歳のころの絵だったの。

その絵はね、夜明けの山の風景・・朝日が差し込んで、ひどくきれいな風景なの。
夫と私は、この絵は、きっとJoeが死んだ山に違いないと思ったわ。

この写真はイメージ
   ↓

beautiful-sunrise-mountains-wallpaper-2.jpg


また、これは、Joeから私たちへのメッセージだと。

光に向かって、美しく生きろ!という・・そして、僕はいつまでも見守ってるよ!という。。。

私たちは、その絵をリビングに飾ることにしたの。
それからね、私たちは、少しづつだけど・・ちゃんと前を向いて歩けるようになったわ。

それでも、今でもまだ、Joeを思い出すとふと悲しいような切ない気持ちになることもあるけど、同時に温かいものや勇気に満ちた感覚も感じるようになったの。

だから、もう大丈夫。
Joeにありがとう、という感謝でいっぱいなんですもの。
それだけで、私たちの心は温かくなれるのよ。
ちゃんと前を向いて歩いていけるわ。」

なんだか、この話を聞いたとき、私の心にもまた、ちょっぴりの寂しさと同時に深い温かさが伝わってきた。

いい話だよなあ。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・

彼女は、またこんなことも言っていた。

「私は、霊の世界について、今まで考えたことがなかったんだけど・・・本当にあるものだったのね。
今は、それがすごく嬉しいことに思えるわ。

それにしても不思議に思うのは、なんで・・Joeは直接、私たちの夢に現れずに、友人の夢に現れたのかしらね?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これについて、知り合いの霊能力者、ヒーラーに聞いてみた。

「そりゃそうだよ。 
だって、ご夫婦ともに息子さんの死にひどくショックを受けて悲しみのどん底だったわけでしょ?
だったら、夢に現れることなんて出来ないよ。

感情的になっているときは、メッセージとしての夢はみることはできないんだよ。
だからこそ、第三者の、しかもご両親に関係ある友人に、夢で伝えてもらったんだよ。」


「なーるほどね~。
じゃあ、Joeの妹が偶然、屋根裏部屋でみつけたJoeが昔に描いた絵ってのも・・決して偶然じゃないんだよね?」

「当然!
Joeは10歳の頃に、おそらく無意識で・・それこそ夢でみた山の風景か何かを描いたのかもしれないね。
それは自分自身の深層部分ですでに知っている予知夢だった可能性もあるけど・・決して死を捉えたネガティブなものではなさそうだね。
むしろ、彼の人生の完成図だったのかもしれないよ。

それを、残した家族を癒すため、また、勇気を与えるために、妹にみつけ出させたんだろうね。」


「そうか・・なんか、いい話だよね。 私まで、なんだか気持ちが温かくなるんだよ。」


「それだけ、Joeの家族は絆が強い家族だったんだと思うよ。
相手を思う絆がなければ、メッセージってのは伝わらないんだよ。
妹だって、屋根裏部屋で何かを探そうなんて・・思わなかったはずだよ。
みんなが、家族思いの愛でいっぱいな、ステキな家族なんだよ。」


「でもさあ、こんな話、霊の世界を信じない人から見れば、そんなの、ただの偶然だよ!で片づけられちゃうのかなあ。」


「そりゃそうだよ。 神霊(心霊)というのは、受け手も同じ波長で感じない限りは、ないも同然の世界だからね。
たとえ、どんなに明確な証拠を挙げたとしても、心が否定してしまってる人には何も伝わらないのと同じことさ。
つまり、心が否定している人には霊の世界も無いってことだよ。」


少なくとも死んだ息子の意思を受け取り悲しみから癒された家族のほうが、心で拒否してしまってる人よりは、ずーーと幸せだろう。

さて、これから、
この家族たちは、それぞれ、どんな人生を歩んで行くんだろう?

それが、なんだか、とっても楽しみ~♪
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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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