FC2ブログ

たかがバッタでも集団バッタは怖いので・・アバドンへの祈り

この写真はなんでしょう?

sabakutobi1.jpg

なんか黄色っぽいものが降ってるような・・

はい! 答えはバッタの大群です!

なるべく気持ち悪くならない写真を選びました。。。

こちらの記事からの引用
   ↓
バッタの大群、ウガンダに襲来 FAOは「蝗害」を警告

け! バッタかよ~。
今はそれどころじゃないだろーが。 コロナの方がよっぽど怖いぜ!


と思われる方が多いのかもしれませんが・・・そうとも言ってられんのだよ、これが!

まずケニアで、バッタの大量発生による大被害があり、非常事態宣言が出されました。
すでにケニア、エチオピア、ソマリアで食料難が起きてるようです。

国連農業機関によると70年に一度の飢饉とか1200万の食糧危機といわれています。

こうゆう自然災害は、蝗害(こうがい)って呼ばれてるんですね。

注: あ、そうそう・・・日本ではイナゴの害ともいわれてるみたいだけど・・
もともとは漢語の「蝗」に誤って「いなご」の訓があてられたのが原因だそうで、水田などに生息するイナゴ類が蝗害を起こすことはないそーです。



紀元前からあり、旧約聖書に書かれてることでも有名です。

inagonotaigun.jpg

モーセが地の上に杖を差し伸ばすと、終日終夜、東風が吹き吹きすさびました。
その翌朝、東風に乗っていなごの大群がエジプトに押し寄せてきました。

イナゴが地の面をおおい、地は見えなくなるほどでした。

イナゴは雹(ひょう)の災いを免れて、野に残っていた草木をみな食い尽くし、イナゴが去ったあとには、緑色の草木は一本も残らないほど、すさまじい災いでした。


聖書と歴史の学習館より


まさに、草木の一本も残らないほどになるのだ・・。

バッタって、1日にどのくらい食べるかご存じですか?
自分の体の何パーセントくらいを食べるのか?


うーん、5パーセントくらいかな・・なんて思った私ですが・・とーんでもない。
バッタが1日に食べる量は自分と同じ量だそーです。


こちらは日本にいるトノサマバッタ
    ↓
tonosamabatta.jpg
https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=32029000013

こんなバッタが集団になったところで・・たかがしれてるやん。
そんなに遠くまで飛べるわけないし~。
と思っていた私ですが・・


まず、現在被害を及ぼしてるバッタは日本のバッタとは違う種類のようで、サバクトビバッタと呼ばれてるそうです。

しかも、バッタが変身するって知ってました?


kamenraida.jpg

そうじゃなくって・・・

バッタは蝗害を起こす前に、普段の「孤独相」と呼ばれる体から「群生相」と呼ばれる移動に適した体に変化する。
これを相変異と呼ぶ。 (wikiより)

はやい話・・やっぱ、変身するってことだ。(←頭の中が仮面ライダーになったまま)

200px-DesertLocust.jpeg
上が孤独相
下が群生相



孤独相に比べて色が茶色っぽくなるし、羽が長く足が短くなってる。
しかも、性格(性癖?)まで変わっちゃうようで・・・群生相に変身すると互いにくっつこうとするし、植物だったらなんでも食べちゃうようになるそうだ。
ちなみに孤独相のときは(←変身前)、むしろお互いが離れようとするし、植物の好みもあって食べるのと食べないのがあるそうだ。

で、孤独相のバッタを群生相の群れに入れると、すぐにそれも群生相になっちゃうんだとか。(←朱に染まれば赤くなる・・って諺を思い出してしまった。。。)

こんなになる。
  ↓
sabakutobi.jpg

ぎえええ!(←虫キライなのだ)
き、キモイ・・閲覧注意(←もう遅いって)


なんで変身するのかわかってないし・・仮面ライダーじゃないから、正義のためってわけでもないんだろうし~。
なんで大発生になってしまったのかも・・はっきりしたところはわかっていない。

天候不順のせいとか、ダイポールモード現象が起きたせいだとかって説もある。
そういえば、オーストラリアの前代未聞の森林火災だけど・・これもダイポールモード現象が原因ではないか?ともいわれている。


めんどくさいから、ダイポール現象の説明は省くが・・
興味があれば⇒https://news.yahoo.co.jp/byline/katayamayukiko/20191208-00154024/


ところで・・
被害の大きさは? 

どうなるかは終わってみなきゃ説明はつかないのだが・・

1870年代にネブラスカ州を襲ったロッキートビバッタの群れの大きさは、幅160キロメートル、長さ500キロメートル(この面積は日本の本州全面積の3分の1くらい)。
平均高さ800メートル、場所によっては1600メートルであったと報告されている。
また、同じ場所では6時間以上にわたって観察された。



ここまで大きなものになってしまうのか・・それとも小規模で済むのかはわからないのだ。


だけど・・現代なんだから、文明の利器でなんとかできんのかね?

もちろん、殺虫剤などを蒔いたりしてるけど・・なにぶん数が数なので思うようにはいかないらしい。。。

なんせ、バッタの大群のせいで、飛行機だって緊急着陸しちゃってるくらいなのだ。

これはバードストライクだが、もっと小さなバッタが大量にエンジンに吸い込まれることを考えると
  ↓
Birdstrikes.jpg

バッタストライク・・になる?(←オヤジギャグ言ってる場合じゃない!)


このままバッタの大群が進むと先は中国・・という話もある。

コロナウイルスのせいで輸送は止まり食糧難の危機のある上に、蝗害に見舞われたら、もう目も当てられない!

それまでになんとかしないと!


それでも・・もしも中国にやってきてしまったら、中国は重火器も豊富に揃ってるらしいから・・

ぶわわ~と。
kaenhosyaki.jpg


ボわわ~ぶわわ~と派手に華麗に行くかもしれない。
11752443kaen.jpg

いや、新しもの好き・ハイテク好きなお国では、こちらを使うかも。
36302970doron.jpg

派手に華麗に焼き尽くせば・・くい止められるかもしれない。

でも、そこは焼け野が原で何も残らない。

結局は同じことだ。
バッタが手を下したか自分で手を下したか?の違いだけで・・自滅だ。

もっと別の効果的な対策を考えなければならない!


日本は大丈夫なのだろうか?
たぶん・・まあ、蝗害に関しては大丈夫だろう。。。


世界の大陸各地では、蝗害には何度も悩まされてきた。
むろん、日本でもあるにはあったが・・その規模はずっと小さい。

理由として、バッタが集団になりにくい環境があることと日本にはバッタの天敵がいるそうなのだ。

天敵といっても、ハエカビ目という「菌」だ。

これは寄生菌でおもに昆虫に寄生する。 バッタにとっても天敵なのだ。


日本は自然によって守られているのかもしれない



それでも忘れてはいけない!

今や世界は繋がっているということを!(←昔から繋がってたけどね。。。)


日本は食料を自給自足できる国ではないのだ。
   ↓
jirei1-9.jpg
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/zyukyu/


ケニアからだって食料を輸入している国だ。 
   ↓
jp0100900012101300f1_1.png
https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp0100900012101300f1/1
19年にはこんなにも輸入量が伸びている(理由はしらないが・・)

当然ケニアが食糧危機に陥れば、輸入は止まってしまう。


今や世界はこのようにして繋がってしまっている。
どこかの危機は必ずや世界中に影響する。

決して他人事ではなくなってしまっている。


自然の驚異の前にはなすすべもないのだけど

オーストラリアが大規模な森林火災で多くの動植物が死に絶えていくことにはじまり・・
中国からのコロナウイルスが広まり、
アフリカからは蝗害が、まるでウイルスのように変異して広がっていこうとしている。



これらは、たまたまの偶然か?
たぶん偶然さ、ま、こんな年回りだってあるさ!


私は、なぜかこの一節を思い出してしまう。
     ↓

5番目の天使がラッパを吹く時に、1つの星が地上に落ちてきて、底なしの淵まで通じる穴を開け、アバドンを呼び出す。
馬に似て金の冠をかぶり、翼と蠍の尾を持つ」姿で蝗の群れを率いる天使として現れ、人々に死さえ許されない5ヶ月間の苦しみを与える。



これはヨハネの黙示録の5番目の天使、つまり蝗害について語った部分だ。

5th-trumpet-locusts (1)

5番目の天使、そしてアバドンよ!
あなたに、それほどの力があるというのなら・・
どうかバッタたちのすべてを「仮面ライダー群正相」に変えてください!


6d1537fcb8717556a0543fa73994d489.png
仮面ライダーフィギュアシリーズ一覧【8選】

そして世界中の悪を滅ぼしてください!

私はマジ、そう祈りたい!

もしも火星に移住するというなら・・

地球は人口増加と汚染のために、ついに「宇宙移民計画が始まる。スぺースコロニーへと移住をする」

こうゆうのは、今や宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムの中の話ではない。


o1080060714348254775.jpg

実際に・・2012年からだったか・・火星移住計画を進めていて一般志願者もすでに多く集まっているという。

第1回 赤い惑星に人類が降り立つ日 National Geographic


こちらは産経ニュースのマーズワン計画の記事
   ↓
https://www.sankei.com/wired/news/150208/wir1502080001-n1.html

https://www.tel.co.jp/museum/magazine/spacedev/130422_interview02/index.html

宇宙大好きで好奇心の塊みたいなあなただったら、ぜひ参加したいとこでしょーね?・・と私は言われたことがあるが・・

答えはNOだ。

私が、たとえどんだけリスクを恐れなかったとしても、どんだけ費用を払える経済力があったとしても・・

NO WAYだ!!


なんか、違うんじゃね?という心の声がするから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

多くの人が宇宙に関心を持つようになったのは、おそらく、アメリカのアポロ計画(1961年から1972年にかけて実施され全6回の有人月面着陸に成功)以来だろう。

月には兎が住んでるんだろか?な~んてロマンチックに眺めてるだけだったのが、現実のものになった瞬間かもしれない。

それ以来、宇宙を舞台にしたSFアニメも映画も多く生まれた。(←私も結構好きで、ほとんどもものは見てると思う)


多くの人が近い将来、宇宙旅行は出来る! 宇宙に移住も夢ではない!(とくに、月と火星なら@)と思うようになった。


     ★★★★☽★★★☽


そういった方々の夢を壊すようで大変申し訳ないのだが・・少し前に、In Deepの記事で紹介されていたものがある。
      ↓
「人間は地球の磁気圏の外では生存できない」:ロシア科学アカデミーの科学者が、アメリカの過去の月探査ミッション、そして将来の火星ミッションの「すべてを不可能」と断定


これを読んで、ああ~、やっぱり、そうなんだよなあ!と思ってしまった。


ずっと前から、アポロは月面着陸なんかしてない! 人類は月に降り立ってないんじゃないか!という疑惑や陰謀論と呼ばれるものもあった。

当時の状況からいえば、アメリカとソ連と張り合い、しかも大幅に後れを取ってしまってたアメリカさんが、一歩先んじるには、
「人が月面に降り立つ!もう、これっきゃソ連には勝てない!」ってとこまで追いつめられていた状況で、

それをほんとに、しかも短期間で実現させちゃったのだ! 


人類初で月に降り立ったアームストロング船長は、

top-celeb-quotes-128.jpg

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」という名言を残した。


最高のクライマックス。

まるで映画のようなカッコよさだ(笑)



多くの人が熱狂し、さすがアメリカ!バンザイ! となった。

ところが、時が経つうちに疑惑やら陰謀論もささやかれるようになった。


国家陰謀としてシナリオを描き、「初の有人月面着陸」を人々に信じさせたのではないだろうか?と。
つまり、すべてがフェイクだと。

でも、だとしたら・・@すごい!@

世界を観客にした大スペクタクル映画を作っちゃったってことだから。
しかも、人々を信じさせちゃうほどの。

もっとも、それも不可能ではないかもしれない。

「2001年宇宙の旅」みたいな、ステキな映画だって出来ちゃうくらいの技術があって、CIAがいて、フーバー長官が牛耳ってたFBIの時代だったんだから(笑)

164776546-spaceship-wallpapers.jpg
これは本物の宇宙よりも美しい宇宙の映像だったと思うし~。(本物の宇宙、知らないけど・・(笑)


ところが、私自身は陰謀論にはさほど興味はないし、それを考えたり論じたりしたいとまでは思わない。

もちろん、なーんかヘンなカンジがするなあ?と感じることはあっても、そのままに留めておくようにしている。


だって・・・そんなこと、いくら個人レベルで調査してみたところで真相はわかりようもないから。

それに、陰謀論を論じたりするとイヤな気分になってくるんだよね~。

アポロの件にしても、宇宙計画自体が、ますます軍事と結びついた政治がらみの垢まみれに見えちゃうし、
結局のところ、陰謀論てのは誰が世界をコントロールしてるんだ?を突き詰めることになる。

仮に、そういった人、世界を牛耳る人(団体)がいるとして、たとえそれが誰にも暴かれることがない巨大な力だったとしても、
しょせんは世界を思いのままにコントロールなんて出来ないし、いずれは自滅の道をたどることになる・・というのが自然の摂理じゃないかな~って思ってるせいかもしれない。

まあ、そんなわけで、陰謀論の視点からは考えないことにしている。



なので、ここでは陰謀論とは別の視点で、

人は月や火星に移住できるのか? ということを考えたとき、

このままでは無理だろ!というのが私のファイナルアンサーだった(笑)

MarsColony_h_thum800.jpg
https://news.biglobe.ne.jp/smart/trend/1011/9398503440/toc_MarsColony_h_jpg.html



まず、漠然とそれをを感じたのは、だいぶ遡るけど・・・子供のとき、飛行機に乗ったときだ。

バックに入れて置いたポテトチップだったか、袋入りのお菓子の袋がパンパンに膨れちゃったとき。
6854914896_2765d0a8e9_z.jpg

まさにこの状態。

なんで、こーなるん?

ああ、これが気圧の違いなんだ~!て体験的にわかったのはこのときがはじめて。

私が生まれて初めて気圧というものを意識した瞬間でもある(笑)


飛行機でこれだったら、もっと高くあがったら、宇宙に行ったら、人間はどーなるん?


血管も内蔵も膨張しちゃう・・沸騰しちゃうの?  ぎゃあ、あっという間に死ぬわ~。

人は地球に守られて生きてるんだ~と、つくづく感じた瞬間でもあった。


でも、なんで宇宙飛行士は宇宙に出ても大丈夫なん?


新たな疑問も出てくる。。。

5c99f58be7628.jpg

あ、そっか~、この宇宙服を着てるからか~。

じゃ、この宇宙服ってどーなってん?

宇宙服は、すさまじい温度差(プラスマイナス120度C)、宇宙線(発がん性がある)、、宇宙塵、デブリ、紫外線などからの防護するように出来ている。
背中のバックパックのには、生命維持装置で空気を送ったり、圧力を高める装置がついている。



ほおお~。 なるほどなるほど・・・


ところが、よーく調べてみると、これを着るのはかなり大変らしい。
ダイビングスーツみたいに、ぺろんと1枚だけ着ればすむってもんではない。

たしか10数枚も着なきゃならないはずで、重さは全部で120キロにもなる(絶対、一人じゃ着られない。仲間に手伝ってもらって着る)

しかも、どんなに早くても7時間はかかる(減圧して体を慣らす時間も含まれるから。)

そこで、もしも何かの不都合が生じて減圧がうまくいかないと、毛細血管を詰まらせて、あっという間にあの世行きとなるんだとか。


映画をみてると・・

仲間が外(宇宙空間)でトラブルに巻き込まれたりすると、よーし、俺が今すぐ助けにいくぞ! なーんて言って、しゃしゃっと宇宙服着て外にGO、なーんてシーンがいっぱいあったけど・・・あれ、大ウソなんだ~(笑)

そりゃあ仕方ないわい。

7時間て睡眠時間だろーが・・。


つくづく、気圧の違うところに出ることだけで、どんだけ大変なんよ!と実感させられた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういったことを考えると、火星で生活するってどーなんよ!と思ってしまう。

1気圧に保たれた巨大ドームの中で一歩も外に出ないならば可能なんかな?
でも、それって生活って言えないんとちゃう? 避難してるだけとちゃう?

それに、気圧や磁場の問題だけじゃないしなあ。

MarsColony.png
http://estorypost.com/news/mars-one-colony-plan1/


そもそも、地球上の生物は、地球上の環境にぴったり合うようにデザインされた体で生まれてくる。

空気、水、磁場、気圧、太陽放射線などなどが、ぴったり合うように生まれてきている。
しかも、虫も鳥も爬虫類、哺乳類も、それぞれの生活範囲に合わせた体にデザインされていて、まったく無駄がないという。

深海に行けば、深海にぴったりフィットする体(器官)を持つ生物がいる。

sinkaigyo.jpg

水圧は10m潜るごとに1気圧ずつ増えて、水深6,500m(651気圧)では、1センチ平方メートルあたりに約650kgもの水圧がかかる。

うひょお!
マリアナ海溝なんて、水面下10,911mだそーだよ。


深海に生きる生物は、深海の世界のみで生きられるようにデザインされているのだ。

地球上生物もまた然り。

宇宙人とて同じこと。


そこの星にぴったり合うようにデザインされて生まれてくるのだ。


もしも、別の惑星で生活しようとするならば、別世界の星の生物と同じ体に作り変えるしかないんとちゃう?

それを地球人のままの体で、別の惑星に住もうとすること自体、無理なんじゃね?

根本的になんか違うんじゃね?


In Deepさんの記事にあったように・・

「人類は遠い宇宙空間には行けないし、他の宇宙人も地球には来られない」

私もこれが事実のように思う。


ただし・・・
一方では、地球にやってくる宇宙人もいる・・とも思っている。


つまり、現在私たちが考えるような「物理的方法以外の方法」を使ってやってくるのではないか?と思うのだ。


たとえば、

地球人の姿にトランスフォームすることができれば、地球上で生活することは可能になる。(そこの星の状況に適応した体や器官を持つってこと。)


また、乗組員がロケットごとテレポートできれば、たとえ何億光年の距離からやってくるとしても、それも可能になる。


まんず、何億光年の距離だとか時間だとか、3次元的な感覚に縛られている以上はムリなんじゃね?(笑)


そうすると、地球にやってくることの出来る宇宙人は、次元を超えられる存在ということになる。

次元を超えられる存在になるには、まず意識の変容を可能にしなければ、それだけのテクノロジーを持てるようにならないのでは?


それこそが、ほんとの進化ってものかもなあ~、なんて思ったりもする。



さて、残念ながら今の地球人では、まだまだ無理だろう。

地球人は今や宇宙開発ばかりに力を入れてるけど、深海のことは、ほとんど研究が進んでいない。

深海の研究より、宇宙の研究の方が華やかだからかね~(笑)
それとも軍事に結びつくから?



深海の生物どころか、イルカや渡り鳥、サケやミツバチといった動物たちが持っている、地磁気を感じる能力だってまだまだ、わかっていない。
磁気の正体がつかめてなくて、しかも感じることが出来ない人間が、どうやって宇宙に住める?

テレポートの技術だってまだまだ。(原子レベルでは可能になったようだけど・・)
生きた人間をそのまま、生きて健康な状態のままにテレポートできなきゃ無理だろうし。

teleport point


つまり、宇宙で生活しようと思うならば、宇宙工学だけをこの先どんなに発達させよようが無理。

総合的な視野で、あらゆる分野が進化していかない限り無理だと思うのだ。


それには、根本的に地球人の意識や考え方が変わらない限り、そこまで到達できない・・と思う。


地球人は3次元的な科学の発展は十分に遂げたと思う。

でも、ここから新たな壁を突き破らない限り、宇宙はまだまだ遠い。

新たな壁とは、次元、意識、心も関係する部分だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも、なんで他の惑星に移住しようと思うわけ?

「近い将来、地球に住めなくなった場合に備えてバックアップとして居住可能な惑星を用意しておく」という考え方があるらしい。


でも・・なんで住めなくなるん?


宇宙人に核攻撃されて汚染されちゃったわけじゃないし~(アニメでは、こうゆう設定あったけど(笑)

汚染されてきたのは、みーんな自分たちで原因を作ったんじゃね?


そこから改善しようともしないで、いざというときの為にバックアップの惑星を作っておくって・・超バカげてね?


それより先に、真剣に地球を守れ!だろーが。(←スーパーヒーロー気分)


私たちはなんらかの縁あって(←どうゆう縁だか知らんが)、地球に地球人の姿で生まれてきたってのに、それを放りだしてどーする?
自分で自分のケツ拭かずに逃げてどーする?

super hero save the earth web-28



こんな記事を読んだ。
   ↓

NASAが火星の大気を守る巨大磁気シールド構想を発表
そこで、研究者らは新たに「宇宙船を火星の軌道上に送って人工的な磁場シールドを作り出し、火星を住みやすい環境に変える方法」


https://japanese.engadget.com/2017/03/06/nasa-co2/

あーあー、まだまだ宇宙は遠いよな~、とがっかりしてしまった。。。

あーあ~、いったい何やってんだよ@

方向が違うだろーが@


人は人の姿のまま。 生活もそのまま。
自分は何ひとつ変えることなく、環境を自分に都合の良いように変えようとする。


たぶん・・その意識から変えていかない限り、これからの科学の発達は無いように思う。


もしも、別の星に移住しようとするなら、 オレ、こんな姿に代わってもOK~だぜい♪くらいの気持ちがないとなあ(笑)
   ↓
istockphoto-527220072-612x612.jpg

それこそが、3次元を超えられる意識だと思うのだが・・どうだろう(笑)

首里城消失で思ったことあれこれ

ここんとこ、沖縄の首里城や岐阜県の白川郷など、精神的意味を持つような場所ばかりで火災が起こったような気がする。
そういえば、今年の春には、ノートルダム大聖堂もかなり大きな火災に見舞われたことも思い出した。

8bb820besyuri.jpg

いずれにしても、価値にして数百億とか言われるような、歴史的建造物が損なわれるということは・・
漏電だとか、たまたまの火の不始末だったか、火付けだったか・・・そんな原因だけで語れないようなものを感じてしまう。


なんらかの因果の結果起こったことなのではないか?


国を揺るがすような大きな天災や事件が起こるときというのは、だいたいにおいて、

●人心が乱れているとき、または国家の向かう方向が修正されなければならないとき
では、ないだろうか?


また、それはさらに、一定の周期で太陽活動の最大期に起きている
というデータもあるくらいです。

投資家たちの間では、そんなの常識~の話らしく、太陽の黒点活動と景気や気象の関係を調べてる人たちも多いようです。(ちょっとググると、すぐヒットしてきます)


社会の騒乱や革命、911などの大事件、株式相場の大暴落、天変地異など

これらが「基本的に太陽活動の最大期に起きている」ということは、すでにオカルト話ではなく、今ではデータをもとにした現代史上の事象とされています。


考えてみれば、それも当然なわけで・・

黒点ゼロ=太陽活動が活発であれば、放出される磁場が「人間」に影響を与えるわけで、

騒乱や革命などの大事件も、株式の売買も、その人間が行なってるわけだから・・

ということですもんね~。


ちなみに、今現在の太陽活動はどーなってんだろ?と思って調べてみたら、

http://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html

latest_ssn.jpg

見事なまでに、ほとんどゼロ!!

これが現在の太陽だそーで、
latest_512_HMIIF.jpg

ぜーんぜん、黒点ないですね~。


あ、だからといって、
そうか! 太陽のせいか~!、んじゃ、仕方ないよな~!と思ってしまうとしたら、これまた違うと思います。

占いに凝ってる人が、あ、きょうは厄日だ!害日だ!と、ビビって実際に悪い事が起っちゃうのと一緒。
悪いことが起きると、厄日だったんだから仕方ないよな~と思ってしまうのとも一緒(笑)


逆に考えれば、人間の意識(想念)が太陽や天体に影響を与えているとも考えられるわけです。

人々の想念が波となって太陽に影響を及ぼして黒点ゼロ、それがまた人々に影響を及ぼして、相乗効果で悪い時はどんどん悪くなるってこともアリかと思います。

そうであるなら、

むしろ、ゼロが続くときは、リラックスした気分で楽しいことして過ごそうと、心掛けるのが一番いいように思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

沖縄といえば、以前に沖縄のスピリチュアルについて書いたことがありました。
     ↓
琉球スピリチュアル_マブイについて

なんか、こうゆう沖縄の文化・考え方をみていると、古代日本の文化や考え方をそのまま継承してるんじゃないかな~と思ったりします。

政治というのは、政(まつりごと)とも呼ばれる。
まつりごとというのは・・祭政一致(さいせいいっち)のことで、

精神性と行政が一致してるものでなくてはならないもの


という考え方が基本にあります。


琉球王府の尚真王(しょう しんおう)聞得大君(きこえおおきみ)を中心に神女、その下にノロを置くという神職組織を作り上げ、

聞得大君(きこえおおきみ)
  ↓

120826_615.jpg

行政は男(宦官を含む)エリート集団で行うという、2本立て政治(まつりごと)を行っていたわけです。

tenpest_dorama.jpg
(写真はドラマ・テンペストより)

つまり、女が神からの声を聴き民意を知り、男が実質的な行政を行う、という完全分業制。

それは、政(まつりごと)の半分、精神や方向性において女性の力が大いに必要とされたということです。

which-psychic-ability-do-you-have.jpg


実際、サイキック能力というのは母系遺伝で受け継ぐということが多いようです。

お祖母ちゃんに優れたサイキック能力があると、その娘や息子も同様な能力を受け継いでいることが多い。
娘から、またその娘へ受け継がれる。(お祖母ちゃんからみて孫娘)

ところが息子の場合は、どんなに優れたサイキック能力を持つ息子であっても、一代限りで終わることが多いという。
(サイキック能力のある息子から、その息子や娘にも受け継がれることは非常に稀)

沖縄で神人(かみんちゅ)と呼ばれるのは男だけど、ほとんどお母さん、またはお祖母ちゃんが優れたサイキック能力を持っていたって聞いてます。

母系に受け継がれるって・・これってミトコンドリアDNAなんだろうか?



おそらく、そういったことを、よーーく承知していた沖縄では、女性を精神性の拠り所としてまつり事にも参加してもらってたんだと思います。

これは古代日本の在り方とも、共通したものを感じます。


女性は内にあり天からの声を聞く者であり

aa17e30b01d25c05404268d9d5f4a686_w.jpeg

男は外に出て、その声を精神的拠り所として行動し、内にいる女性を守り糧を得てくる者。
himikozidai.jpg


そういった考え方が、沖縄では明治政府になって合併されてしまうまで、残っていたってことにはびっくりです。

だからこそ、今でも沖縄人はスピリチュアルは身近にあり、何かあればユタに相談したり・・
学校でも年に1度は、ユタを呼んでお祓いしたくらいで、ちゃーんとユタ費まで経費に組み込んであったとは驚きです。

これは40代半ばの人に聞いた話だけど・・現在はどうなのか? わかりません。。。


さすがに現在の沖縄では、多くの神事や公にノロを育成したりすることも、もう、ほとんど行われなくなってきたそうで、
多くの沖縄特有の神事も年々消えていってるって話です。


もっとも、本土では早い時期にすでに消滅してしまっていて、

神の声を聞く~? 祭事を行う~?なんてのは迷信じゃい! 
政治とは関係なーい!


という方向に向かってしまいましたけどね。

と、同時に重要な女性の役割も消えてしまったのかもしれません。


神の声を聞く役割。
これは、なかなか大変なことであり・・

もしも、神の声を聞ける女性が、

himikoqueen.jpg
https://www.kcg.ac.jp/kcg/sakka/himikoo.htm

我こそは神に選ばれし者! そして私もまた神なのだ~!となっちゃったら、ヤバイですね~(笑)
たまに、こうゆう霊能者とか教祖様っているみたいだけど。


こうなると・・せっかくの2本立て政(まつりごと)を行ってる国も、滅びの道をたどります。


女は神の声を聞いて伝えるお役目を授かってるだけ。
男は行政の役目を授かってるだけ。



それだけのことなのに・・。


・・・・・・・・・・・・・・・

残念ながら、多くの天変地異や大事件が起きても、今は政治の中枢にいて天の声を聞いてくれる人はいません。
それを国民に告げてくれる人もいません。


私は「なんらかの因果の結果起こっている」、という気がするのですが・・

そこには必ず、見直さなければならないこと、考え方を改めなければならないことがあり、

悪い現象が起こることでそれを示唆しているのではないか、と思えてならないのです。


こういったことは、私たち個人にも言えることで、

最近、なんか病気っぽいなあ、とか、感情や思考に乱れがあるなあ、とか、運が落ちてるよなあとか、
そう感じるときは、必ず、何か根本的に見直さなければならないことがある、と思います。

残念ながら、個人の人たちも・・よっぽどの大事にならない限り、小さなことにはスルーし続けちゃう人も多いようで・・
たまたま運が悪かっただけとか、年だからとか、若いからとか・・自分に自分で言い訳して胡麻化しちゃうのかもしれませんね(笑)

そうすると、ますます、大きなことが起こるようになってくるもんです。

それは個人も、国家も、地球規模でも、同じように思います。

・・・・・・・・・・・・・・

私は以前は、男女の違いということには無頓着だったんですが・・
男性は男性として、女性は女性としての役割ってものもあるかもなあ、と最近は思うようになりました。

それは、世間一般の常識やステレオタイプでいうところの「男女の役割」ということではなく、もっと潜在的なものからです!


たとえば、結婚して子供のいる家庭の人たちを見た場合、

妻が家にいて夫が外で働いていて、しかも夫は常に家にいる妻に、何事も相談して決めているような家庭。

こうゆう家庭の方が「家庭」としてうまく行ってるウチが多いようです。


逆に、夫が何ひとつ妻には相談もせずに「仕事に口だすな」なんて家庭だったり、
また、精神的に自立出来てないような妻、依存心が強いような妻の場合・・どっか破綻してるような家庭だったりしてます。

最初は良くても、必ずこういった家庭は崩壊していくようです。



もちろん最近の事情では、共働きをしなければ経済的に回らないという現状もあるので、
これは「専業主婦」か「働く主婦」か、なんて形のことではなく・・

ただ、女性はでーんと家庭において精神的に男性を支え、また家庭を丸ごと支える役割があるのかなあ、なんて思えてきます。

女の子の方が成熟するのが早いというのも、そういった意味があるのかもしれませんね。


少なくとも、「世界を牛耳るのは男、女は家にいて子を産み、口出しせずに家事と子育てしてればいいんじゃい!」
な~んて思ってる家庭に、良い未来はないと思いますね。


当然、そういった国家体制をとっている国があるとしたら・・それは国家ごと未来はないように思います。

ドグラ・マグラの世界から「脳髄論」

昨日からの続きで、夢野久作さんドグラ・マグラから。
今日は、本文中の脳髄論について。

手っ取り早く言ってしまうと・・

人間は霊長類の中で最も賢いのだ~ってのは大嘘!

脳は物事を考えるところってのは大嘘!



ってことです(笑)


脳が占める割合はヒトが一番大きい

know_evolution.gif
http://bsi.riken.jp/jp/youth/know/evolution.html

だからヒトは一番頭がいい。
昔はそのように教わった覚えがあります。

だって脳は考えるとこだもん。
一番脳が大きいのは人間。
だから、人間は一番賢いんだ!

人間こそが霊長類の王なのだ~と。



そういった考え方の上にたつと、

ダチョウさんは「残念ないきもの」なんだそーです(笑) 
   ↓
28121834_1.png
https://curazy.com/archives/152207



さて、ドグラ・マグラの本文中は、このように書かれてます。
    ↓

エッ……脳髄は物を考える処だ……と云うのかい。

 そうだよ。みんなそう思っているんだよ。現代一流の科学者は勿論のこと、全世界のありとあらゆる種類、階級の人々は、プロとブルとを押しなべて皆、脳髄で物を考えているつもりで生きているんだ。
ラジオも、飛行機も、相対性原理も、ジャズも、安全剃刀かみそりも、赤い理論も、毒瓦斯ガスも何もかも、この一二〇〇瓦グラム以上、一九〇〇瓦グラム以下の蛋白質のカタマリから生み出されたものと確信し切っているのだ。

 成る程、人間の屍体を解剖して、脳髄なるものを覗いてみると、そうした考え方は万々間違いないように見える。大脳、小脳、延髄、松果腺なんどと、無量無辺に重なり合っている、
奇妙キテレツな恰好をした細胞が、やはり、奇想天外式に変形した神経細胞の突起によって、全身三十兆の細胞の隅から隅までつながり合っている。
その連絡系統を研究して行くと結局、人体各部を綜合する細胞の全体が、脳髄を中心にして周到、緻密、且つ整然たる糸を引合った形になっているのだ。
だから人間一切の行動を支配する精神もしくは、生命意識なるものは、脳髄の中に立て籠こもっているのじゃないかしらんと考えられる。少くとも「脳髄は物を考える処」と考えて差支えないように考えられるのだ。



xxx

当時の基督教の迷信と僧侶の堕落腐敗に飽き果てていた尖端人種は、これを聞くや否や大喝采裡に共鳴した。
吾れも吾れもとヘポメニアス氏の迷説を丸呑みにした。『脳髄は物を考えるところ』という錯覚を、プレミヤム付きで迷信してしまった。

「そうだそうだ。この世界には神様なんか存在しないんだ。すべては物質の作用に外ならないんだ。吾々は吾々の頭蓋骨の中に在る蛋白質の化学作用でもって、新しい唯物文化を創造して行ゆくんだぞッ……」
 ……と……。



ここで、ふと時代背景を考えてみた。

そういえば、とくにヨーロッパは長年キリスト教にがんじがらめにされてきたわけだし、しかも有難いはずのキリスト教がすっかり堕落腐敗してしまってることに、多くの人たちが気づいてきていたのだろう。

で、うーんざりしていたところ、じゃじゃーんと登場してきたのが科学の世界。

その反動もあって、科学的なものへ傾倒していったのかもしれないですね~。

堕落した唯心論から、唯物論へと。


続けて本文を
  ↓

「脳髄は物を考える処」
 こうした考え方は現在ではもう人類全般の動かすべからざる信念……もしくは常識となってしまっているのだ。


……ナニイ。まだ解らない……?……。

 アハアハアハ。それは脳髄で考える癖がまだ抜け切れないからだよ。

「精神は物質也」式の唯物科学的迷信が、まだ頭の隅のドコかにコビリ付いているせいだよ。





ここからは人間史を挙げてます。

人間は最も進化を遂げた高等な生き物と言われてるけどね~、実際に我々の歴史をみてごらんよ~と。

こりゃ、むしろ、『脳髄の罪悪史』だよ。
    ↓

曰く……脳髄の罪悪史は左の五項に尽きている……と……。

 『人間を神様以上のものと自惚れさせた』
 これが脳髄の罪悪史の第一ページであった。

 『人間を大自然界に反抗させた』
 これが、その第二ページであった。

 『人類を禽獣の世界に逐い返した』
 というのがその第三ページであった。

 『人類を物質と本能ばかりの虚無世界に狂い廻らせた』
 というのがその第四ページであった。

 『人類を自滅の斜面スロープへ逐い落した』
 それでおしまいであった。


 
その詳しい説明は、ここの部分です。
   ↓

かくして物の美事に人間世界から神様を抹消ノックアウトした『物を考える脳髄』は、引続いて人間を大自然界に反逆させた。そうして人間のための唯物文化を創造し初めた。

 脳髄はまず人間のためにアラユル武器を考え出して殺し合いを容易にしてやった。

 あらゆる医術を開拓して自然の健康法に反逆させ、病人を殖ふやし、産児制限を自由自在にしてやった。

 あらゆる器械を走らせて世界を狭くしてやった。


 あらゆる光りを工夫し出して、太陽と、月と、星を駆逐してやった。

 そうして自然の児である人間を片かたっ端ぱしから、鉄と石の理詰めの家に潜り込ませた。瓦斯ガスと電気の中に呼吸させて動脈を硬化させた。鉛と土で化粧させて器械人形ロボットと遊戯させた。

 そうしてアルコールと、ニコチンと、阿片アヘンと、消化剤と、強心剤と、催眠薬と、媚薬と、貞操消毒剤と、毒薬の使い方を教えて、そんなもののゴチャゴチャが生み出す不自然の倒錯美をホントウの人類文化と思い込ませた。……不自然なしには一日も生存出来ないように、人類を習慣づけてしまった。





まだ続きます。
   ↓

……そればかりでない……。

 人間世界から『神様』をタタキ出し、次いで『自然』を駆逐し去った『物を考える脳髄』は、同時に人類の増殖と、進化向上と、慰安幸福とを約束する一切の自然な心理のあらわれを、人間世界から奪い去った。

すなわち父母の愛、同胞の愛、恋愛、貞操、信義、羞恥、義理、人情、誠意、良心なぞの一切合財を『唯物科学的に見て不合理である。だから不自然である』という錯覚の下に否定させて、物質と野獣的本能ばかりの個人主義の世界を現出させた。

そうして人類文化を日に日に無中心化させ、自涜化させ、神経衰弱化させ、精神異状化させて、遂に全人類を精神的に自滅、自殺化させた虚無世界の十字街頭に、赤い灯、青い灯を慕うノンセンスの幽霊ばかりを彷迷さまよわせるようになってしまった。

『物を考える脳髄』は、かくして知らず識しらずの裡うちに、人類を滅亡させようとしているのだ。




え? これが・・1935年に出版されてたん?
85年も前だって?


今でこそ、物質主義の世を反省する人たちも増えたけど、この時代では、ほとんど、誰も考えてもみなかったんじゃないかな。

だって、文明バンザイ~! これからは科学の時代ってワクワクしてたようなときだもん。

あ、そうか~。 だから、小説として、「変人博士の説」というフィクションの形で、こういった考え方を世に出したのかもしれない・・なーんて、ちらっと思ったりしました。


日本だって、こうゆう時代に突入していく。

sanshu-no-jingi.jpg
https://www.shaveoffmind.com/sanshu-no-jingi/


IMG3_7_2.gif
http://www.denden-town.or.jp/history/part3_7.htm


たくさんモノを持てるようにならなきゃダメ~。
それには頭が良くなきゃダメ。
勉強して良い大学に入って~。

と言われた時代に突入。

アンタは頭が大きいから、もともと賢いのよ、やれば出来る子なんよ!・・・なーんて親におだてられたもんです(笑)

atamaii.png


ホントかよ~! 頭がでかけりゃ顔もデカいだろーが・・・。
それって美点かな!




そ~んな物質主義の真っただ中でさえ、一方では「心霊」現象もあり、また興味を持つ人々もいた・・と書いてあります。
    ↓

それかあらぬか一方には、この唯物文化のまっただ中に、精神や霊魂関係の、怪奇劇や神秘劇が大昔のまんまに現われて来る。
しかも、モウ沢山というくらいに、後から後から現われて来て、一々人間のアタマを冷笑して行くから愉快ではないか。

 唯物資本主義の黄金時代、科学文化で打ち固めた大都会のマッタダ中で、死んだ人間が電話をかけたり、知らない人間が一緒に写真に映ったりする。又は宝石が美人の寿命を吸い減らしたり、魔の踏切が汽車を脅したりするはまだしも、大奈翁(だいなおう)の幽霊がアメロンゲン城の壁を撫でて、老カイゼルに嘆息して聞かせたり、ツタンカーメン王の木乃伊がエジプト探検家に祟ったりする。



はいはい。 おっしゃる通り、昔から幽霊話やミステリーはいっぱいありましたね。

現に科学的推理の天才的巨人、指紋、足跡、煙草の灰式、唯物的探偵法の創始者シャーロック・ホルムズさえも、晩年に到ってはトウトウこの種の怪現象に引きずり込まれて、心霊学の研究に夢中になったまま息を引取った……



はいはい、コナン・ドイルさんは確かに晩年は心霊研究家になっちゃいました。

それにしても、なんでもよくご存じで・・。

不思議だというが、そんな事実が在り得るとか、在り得ないとか断言し得る者は一人も居ない。
あっても終しまいには水掛論になってしまうので、結局、お互いの脳髄を怪しみ合いつつ物別れになる事が、
最初から解り切っている。



はいはい。 日本でもひと昔前のTVで心霊現象は、いっぱい取り上げられてたみたいだけど・・あれは幽霊のオーブだ! いやプラズマだ!って、さんざん議論してた時代があったような・・。



では、そろそろ核心にいきます。
   ↓

……ナニナニ……?????……。

 ……『脳髄で考えなくてドコで考える』と云うのか……。
 ……『脳髄で感じなくてどこで感ずるのだ』と云うのか……。
 ……『吾々の精神意識はどこに在る』……
    『吾々はドウして生きている』というのか……。

 ……ナアンダ……。
 チットモ可笑しい問題ではないではないか。不思議でもなければ奇抜でもない。極めて平々凡々の問題ではないか。


   
    xxxx

吾々の精神……もしくは生命意識はドコにも無い。吾々の全身の到る処に満ち満ちているのだ。
脳髄を持たない下等動物とオンナジ事なんだ。

 お尻を抓つねればお尻が痛いのだ。お腹が空すくとお腹が空くのだ。
 頗る簡単明瞭なんだ。

 しかしこれだけでは、あんまり簡単明瞭過ぎて、わかり難にくいかも知れないから、今すこし砕いて説明すると、

吾々が常住不断に意識しているところのアラユル慾望、感情、意志、記憶、判断、信念なぞいうものの一切合財は、吾々の全身三十兆の細胞の一粒一粒毎ごとに、絶対の平等さで、おんなじように籠もっているのだ。

そうして脳髄は、その全身の細胞の一粒一粒の意識の内容を、全身の細胞の一粒一粒毎に洩れなく反射交感する仲介の機能だけを受持っている細胞の一団に過ぎないのだ。

 赤い主義者は、その党員の一人一人を細胞と呼んでいる。それと同様に細胞の一粒一粒を人間の一人一人と見て、人間の全身を一つの大都会になぞらえると、

脳髄はその中心に在る電話交換局に相当する事になる。そうしてソレ以外の何物でもあり得ない事がわかるのだ。




脳髄は考えるところにあらず。

脳髄は感じるところにあらず。



眼の球ばかりで物を見る事は出来ない。耳ばかりで音は聞えない。その背後には必ずや、全身の細胞の判断感覚がなければならぬ。

 同様に脳髄が、脳髄ばかりで物を考えたり、感じたりする事は不可能である。その背後には必ずや全身の細胞相互の主観、客観がなければならぬ。





吾々の全身三十兆の細胞は、かようにして、流れまわっている赤血球、白血球から、固い骨や、毛髪の尖端に到るまでも、吾々が感じている意識の内容をソックリそのままの意識内容を、その一粒一粒毎ごとに、同時に感じ合って、意識し合っているのだ。




……繰返して云う。
 人類は物を考える脳髄によって神を否定した。大自然に反逆して唯物文化を創造した。自然の心理から生れた人情、道徳を排斥して個人主義の唯物宗を迷信した。そうしてその唯物文化を日に日に虚無化し、無中心化し、動物化し、自涜化し、神経衰弱化し、発狂化し、自殺化した。




以上です。

人間社会が物質主義を中心に回ってしまうようになったのは、デカい脳が偉いんだ~!という思い混みによって始まったのかも・・・ですね。

脳ばかりで考えようとして、それぞれの細胞で考えたり感じたりできなくなってしまったことに起因してるのかも・・ですね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

ずっと前に、プルーフオブヘブン~脳と記憶の関係というのをアップしたことがありますが、

この中で、スピリチュアル体験をしてしまった脳外科医が、脳じゃない! これは細胞、DNAによるものかもしれない!とあらためて気がついた・・という話がありました。

彼は、もともとはバリバリの西洋医学界の脳外科医で、心霊現象などというものは脳が見せる幻影にすぎないと長年思い混んでいたそうですが、自らの体験によってその間違いを認識し、目からウロコだったみたいですね。


近年になって、多くの科学者やドクターといった人たちの中には、新たな「気づき」を経験しだした人が多いみたいです。


が、それにしても・・夢野久作さんが、あの時代に、こんなことに気づいていたってことには驚きです。



いやいや・・よく考えてみれば、どんな古い時代であっても、「気づいている人」「知ってる人」はいたんでしょうね~。

たとえば、ルドルフ・シュタイナーをみても、もっと古くは、聖徳太子やゴータマ・シッダールダなどにおいても。
みーんな知っていたことでしょう。
で、みーんな霊能者(笑)


仏教はなんのためのもの?・・と聞かれれば、人々をアセンションに導くためのもの。
アセンションというのは、スピ系用語らしいので・・仏教用語でいえば、解脱ということになりますね。

そのために、仏典は個人の心の持ち方を書いているものが多いそうですが、同時に「宇宙のしくみ」「自然の法則」について書かれているものもあるそうです。

宇宙のしくみや自然の法則を「知ること」によって、同時に己を知ることになり、それが解脱の道へ導く・・という考え方がベースにあるようです。

ところが、そういった仏典があっても、それをどのように解釈するかは、それぞれの僧侶によってまったく違うそうです。

なかには、ぜーんぜん読み違いをしちゃってる大僧正だっているかもしれませんし~(笑)



そういえば、以心伝心という仏教用語がありましたね~。

以心伝心のもとになる逸話として、拈華微笑(ねんげみしょう)というのがあるそうです。

7ad4ee56.jpg

あるとき、お釈迦様のお弟子さんたちがお説法を聞こうと集まってきた。

ところが、お釈迦様は、なーんもしゃべってくれない。
何も言わず、一輪の蓮の花を手折ったのだ。

え? 師匠!なにやってんの? それ、どーゆう意味?と、みんなが怪訝な顔をしてしまった。

ところが一人だけ、摩訶迦葉(まかかしょう)さんだけが、お釈迦様の真意を感じ取って微笑んだ。



という逸話。

言葉や文字で伝えず、「心で伝え心でキャッチする」という、まさに以心伝心の逸話です。


つまり、この時代から、ほとんどの人は頭で理解しようとしていたってことかもしれませんね。

肉体の目だけで、1輪の蓮の花だけをみて・・、え? なんで蓮の花なん? 意味わからん!ってことだったのかも(笑)


ドグラ・マグラの一節、
    ↓

眼の球ばかりで物を見る事は出来ない。耳ばかりで音は聞えない。その背後には必ずや、全身の細胞の判断感覚がなければならぬ。



まさに、これかと(笑)


こうゆうのが本来の「霊能」なんだろうなあ、と思います。


どんなに必死に考えても・・・結局、本当のところは、わからないってことも多いと思います。

また逆に、いくら伝えようとしても、頭だけを使って理解しようとしてる方には、伝えることは不可能なんだと思います。

世のなかには、「言葉だけでは伝えられないこと」も多々あります。

とくに、真理は以心伝心でしか伝わらないように思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私の子供の頃は、ヘンな大人が結構いました。
文学青年って呼ばれた人たちで(笑)・・・今、こんな言葉って死語かと思うけど・・。


青白い顔して、「人は何のために生きるんだ?」 「私とはいったいなんなのだ?」とか、始終ブツブツ言ってて・・
しかも、超重たい本を抱えて歩いてる人が多かったような・・。 (トレンディーだったのかな?)


チラっと背表紙を見ると、ニーチェだとか、ドフトエフスキーだとかで、本も重いし中身も重い。
(あ、ニーチェやらドフトエフスキーさんやらを、否定する気はありませんが。)

で、とにかく、暗いんだわ~。 (見てるだけでイライラしてきて、200メートル全力疾走してみんかい!と言いたくなるくらい。)
    ↓
C_CXn7CVwAEzdVX.jpg
https://twitter.com/yokotanji/status/860358394279903232?lang=ro

飲んで歌って騒いでの・・アホ女子連をみて(←私も含まれてた)

ため息つきながら、「キミたちはいつも幸せそうでいいね~」と、超バカにしくさった口調で言われたもんでした・・・。

まあ、たしかに、私たちはおバカな女子学生やってたんで反論は出来ませんが・・


それでも、彼らよりは百倍生きることを満喫してたと思うし、
彼らより千倍、生命力にあふれてたよーに思います。


ここで、またドグラ・マグラの一節を借りれば、
   ↓
吾々の精神……もしくは生命意識は脳髄のドコにも無い。 吾々の全身の細胞の到る処に満ち満ちている。
脳髄を持たない下等動物とオンナジように。



ティーンの頃の私たちは、脳髄を持たない下等動物並みに、体全身でハッピーを感じてたんだと思います。

でも、それだけじゃダメなんだよな~、ってことに後に気づきました。


どんなに生命力があっても、やっぱ、せっかく胎内で5億年は進化してきたわけだし、ヒトとして誕生した以上は、
ヒトとして多くを知り、ヒトとして生命力に溢れなきゃ!

それには、全細胞で学び考え、感じることなんだな~と。

頭だけで考えようとするな。 感じようとするな。

細胞のすべてが生きて考え感じて、しかも記憶しているのだ。


この博士の言葉が響いてきます(笑)

私たちがこの世で吸収したことのすべてが、私たちのDNAの中に記憶され、
それがまた、「未来性」へと引き継いでいくんだと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回ドグラ・マグラの本筋のミステリー小説の部分や謎解き部分などは、まったく無視して、ただ、論文箇所の、それも「胎児の夢」と「脳髄論」だけにフォーカスして抜粋してます。

論文中にも、まだまだ、大人が見る夢についてだとか、人間心理についての部分だとかの興味深いところもあるんだけど、とりあえず、そういったことはカットしてますので、興味があれば読んでみてください。

私はまた読もうとは思わないけど・・。


ドクラ・マグラの世界から「胎児の夢」と生と死と

少し前のブログに、新生児の動きは人よりも魚っぽいとか、胎児は別世界の生物・・みたいなことを書いた気がするんだけど・・

fetas1.jpg

それから、えーーっと、この感覚なんだっけな~?とずっと引っかかってたものがあって、それを突然思い出した。

胎児の夢だ。

これは、夢野久作さんの小説、ドグラ・マグラだったんだ~と思い出した。

ずいぶん昔に読んだものだったし、そもそも夢野久作さんという人は明治生まれの人だ。
ドグラ・マグラという作品は、相当長い間かけて構想を練って1935年に出版し、翌年1936年に亡くなっている。

まるで、これを書き上げるために生まれてきたんかい?とも思えるような人でもある。

20190519194822087176_3a87dd19d5e45a4792320ee4f400dfd6.jpg

まず、ドグラ・マグラという作品をちょっとだけ説明すると・・

日本探偵小説三大奇書の一つとか言われてるらしい。 奇書といわれるだけあって、アルアル小説のような・・頭脳明晰で魅力的な探偵さんが出てきて事件解決、めでたしめでたしって探偵小説ではないし、緻密な推理を楽しむ推理小説でもなければ、むろん、サスペンスでもない。

今の時代だったら、ミステリーとかオカルト小説みたいな分野に入るんだろうか?


私が読んだのは17-8歳の頃だったので、「精神病質と正常人の違い」みたいなことに興味をひかれて読んだ覚えがある。

さらに、死んだ人が出てきちゃったり、自分と同じ人が存在していて、それを離魂病と呼んだり・・と、まるでオカルト世界のような楽しみもあった(笑)


でも、この本の魅力ってどんなとこ? とか、特徴は?と聞かれたところで・・それは答えようがない本なのだ。

強いて言えば、この本は人によって何通りもの読み方がありそう、ってとこかもしれない。

謎解明に注目して読むことも可能だし、プロット構造の分析な~んて視点から見ることもできるだろうし、精神病患者に対する社会の差別意識に注目することもできるだろうし、心理学的に社会や国家の成り立ちを考えることもできるし、単純にオカルティック世界を楽しむこともできるだろうし・・と。

まあ、お好きなように・・・ということになるかな(笑)



さて、前置きが長くなってしまったけど・・

この作品中には、ある教授の書いた論文が挿入されている。

それが、
「脳髄論」と「胎児の夢」

論文といっても、小説上の架空の理論という形をとっているので、むろん本物の学術論文ではないのだけれど・・

ところが、今これを読み返すと、論文としてもなぜか妙に納得できてしまうようなところがある。


私が思い出した「胎児の夢」というのは、こんな内容だ。

ひとことで要約すると、

「胎児の成長は人間の進化の過程をたどっている」ということ。
受精卵 → 胚 → 胎児となって成長していく過程は、何億年かけて人類が進化してきたことを胎児が経験しているという。

受精卵が胚となって、

11_0435h.jpg

それが胎児となって、
11_0436m.jpg

ようやく生まれる前の人型になる様子は、生命の誕生をかたどっているかのようだ。

初めて生命が誕生したのが30億年前だとか。

約30億年前の先カンブリア紀、原始の海に、単細胞の微生物が誕生し、これが多細胞の生物へと変身し、
魚類から両生類、爬虫類、そして哺乳類が誕生してくる。

カンブリア紀以降、生命は5億年という長い長~いときをかけて進化を続けてきたわけだ。

トータルして30億年以上かかったプロセスが、母親の胎内で10か月位の妊娠期間中で再現されている・・という説なのだ。


そして、もうひとつ注目すべき点は、人間も他の生物たちも、初期の頃はほとんど差異がない、ということ。


haihikaku_c.jpg


ヒトの胎児にも、ちゃーんと尻尾がある。 この状態では、魚類なのか爬虫類なのか哺乳類なのかもわからない。
      ↓
shutterstock_293546462.jpg
https://www.mag2.com/p/news/404060



見た目に違いなし、みーんな同じに見える。


ここで現代の知識をちょっとだけ持ち出すと、

そのうち違いが出るのは、持ってるDNA情報によってそれぞれの形になってくだけってことに過ぎない~といえるけど・・

それは今だからみんなが知っていること。

この時代はDNAなんて、まだわかってなかった時代だ。



この理論のベースになったのは、エルンスト・ヘッケルの「反復説」という説。


●反復論とは「個体発生は系統発生を反復する」、つまり胎児は自然界の生物の進化してきた姿を反復してるということ。


こちらが、ヘッケルさんが1874年に描いた図
    ↓
800px-Haeckel_drawings.jpg

この当時、ヘッケル説はメチャメチャ反論されたそうだ。

当時の人々の、社会観、宗教観といった意識からは受け入れがたいものだったのだろう。


では、今ではすんなり受け入れられたのか?というと・・

今でも、学会において反復説は堂々と認められてるわけではない。

「そんなんは、たまたま胎児の進化過程がそうなってるだけで、別に自然界とリンクしてるってわけと、ちゃうがな~。」
という、XXXX説(←名前は忘れた)というのがあって、こっちが主流とされてるそうだ。


え? たまたまですか~? (笑)
と、思う私。。。


というよりも、「だから、なんなん?」、「そんなことは、どっちでもええがな~」という風潮の方が強いらしい。


従って、ここんとこの謎について研究されることはほとんどないんだとか。
(もっとも、これをどうやって研究するん?という問題もあるだろうけどね)


科学でわかることは、どのようにして出来上がるかということだけってことが多い。

なぜ、そーなるの?という答えは、科学ではわからないことの方が多いのだ。

たぶん・・そうゆう答えを探すのは、宗教学とか哲学ってものかもしれない。



とにかく、現代においてもそんなわけなのに・・

夢野久作さんは、あんな古い時代に、そこに注目したということ。
      ↓
胎児は夢を見続けている。


それぞれの時期 ― 魚類、爬虫類、ほ乳類のときに、それぞれのときの細胞で夢をみている。

夢をみるのは、胎児のではない。(←ここは、もう1つの脳髄論に通ずるところ)
それぞれの細胞の1つ1つが夢をみている、または、記憶を呼び起こしているといってもいいだろうか?



細胞の1つがようやく微生物となったときの胎児の夢(←正確には胎肺時代)は、何億年前の無生代に、同じ仲間の無数の微生物と一緒に、生暖かい水の中を浮游している夢を見初める。 


ここからは、本文の抜粋
  ↓

その無数とも、無限とも数え切れない微生物の大群の一粒一粒には、その透明な身体に、大空の激しい光りを吸収したり反射したりして、或は七色の虹を放ち、又は金銀色の光芒を散らしつつ、地上最初の生命の自由を享楽しつつ、どこを当ともなく浮游し、旋回し、揺曳しつつ、その瞬間瞬間に分裂し、生滅して行く、その果敢なさ。その楽しさ。
その美しさ……と思う間もなく自分達の住む水に起った僅かな変化が、形容に絶した大苦痛になって襲いかかって来る。

仲間の大群が見る見る中うちに死滅して行く。



macro-photography.jpg


自分もどこかへ逃げて行こうとするが、全身を包む苦痛に縛られて動く事が出来ない。その苦しさ、堪まらなさ……こうした苛責が、やっと通り過ぎたと思うと、忽ち元始の太陽が烈火の如く追い迫り、蒼白い月の光が氷の如く透過する。或は風のために無辺際の虚空に吹き散らされ、又は雨のために無間の奈落に打落される。

こうして想像も及ばぬ恐怖と苦悩の世界に生死も知らず飜弄されながら……ああどうかしてモット頑丈な姿になりたい。寒さにも熱さにも堪えられる身体からだになりたい……と身も世もあられず悶戦いているうちに、その細胞は次第に分裂増大して、やがてその次の人間の先祖である魚の形になる。

即ち暑さ寒さを凌しのぎ得る皮肌、鱗うろこ、泳ぎ廻る鰭ひれや尻尾しっぽ、口や眼の玉、物を判断する神経なぞが残らず備わった、驚くべき進歩した姿になる。……ああ有難い、これなら申分はない。



ansient fish


ここからは想像つくと思うけど(笑)、魚となってからもサバイバルは続くのだ。

水が干上がってくれば、ああ、苦しいよ~! 陸にあがって生き延びたいよ~となり、
そこから、両生類に進化していく。(もちろん、進化できずに死んじゃう個体もいる)


これは、夢野久作さんの本文には出てこないんだけど・・

ちょうど2~3か月頃が流産が起こりやすい時期というのは、
自然界では魚類から爬虫類へ変化の時期、水中の鰓呼吸から肺呼吸に代わらなければならない、もっともリスキーな時期だからではないか?という説を読んだことがある。



こうやって胎児は夢(過去性における細胞の記憶といった方が正しいかも)を見続けて、ようやくヒトに進化するんだけど、
そこで終わらない。


ヒトになってからもまた、古代からのヒトの夢を見続けるという。

残虐非道な世界、独裁政権や、先祖が行ったことのすべて、DNAに刻まれたすべてを夢にみて、驚いたり怖がったり喜んだりしながら成長を続けていく。


ようやく見る夢がなくなったとき・・

やがて静かな眠りに落ちる。そのうちに母体に陣痛が初まって子宮の外へ押し出される。
胎児の肺臓の中にサッと空気が這入る。その拍子に今迄の夢は、胎児の潜在意識のドン底に逃げ込んで、今までと丸で違った表面的な、強烈、痛切な現実の意識が全身に滲しみ渡る。 ビックリして、魘えて、メチャクチャに泣き出す。


と書かれている。


さらに、このようなことも書かれている。
    ↓

生れながらの片輪であったり、精神の欠陥が在ったりするのに対しても、それぞれに相当の原因を説明する夢が、その胎生の時代に在った筈である。
又は胎児の骨ばかりが母胎内に残っていたり、或は固まり合った毛髪と、歯だけしか残っていないような所謂る、鬼胎なるものが、時々発見されるのは、その胎児の夢が、何かの原因で停頓するか、又は急劇に発展したために、やり切なくなって断絶した残骸でなければならぬ。




つまり、先天性精神欠陥や先天奇形について言ってるらしいんだけど・・

それは現在の見解ではこうなっている。
    ↓

原因は不明。 ある種の遺伝的要因と環境要因によって先天異常が発生する可能性が高くなるとされている。
環境要因には、放射線への曝露、特定の薬剤( 妊娠中に問題を引き起こす可能性がある主な薬剤 (アルコール、イソトレチノインなど)や栄養不良、母体の特定の感染症のほか、外傷、遺伝性疾患など。




ところが、小説の中の某博士の説によると、

胎児があまりにも、強烈な夢(記憶)に耐えられなくなってしまったことも原因の1つ。

それって一体、その過去性において、どれほど強烈な経験があったんだろうか?



あまりにも耐えきれないほどの強烈な夢だったのか、それとも、たまたま1個体の核となって成長してきた胎児が耐えられないほどの弱いDNAを持っていたのか? 
卵子と精子の持ち寄ったDNAが耐えられないほど弱いものだったのか?

そこはわからない。


それでも、もしも強烈な夢をクリアーして生まれることができた個体だったら、現生においても、かなりたくましい資質を持ってるってことになりそう。


ふと、こんな言葉を思い出す。
     ↓
生まれてきたということは、「人生に耐えられない試練は与えられてない」
そんな言葉、あったよね~。

matteo_alacran_by_blvdofbrokendreams_d14o087-pre.jpg

胎児の目標は1つ!


胎児の全身の細胞は盛んに分裂し、繁殖し、進化して、一斉に「人間へ人間へ」と志す。

ただ一心に「人間へ人間へ」進化を遂げること、そして生まれることにあるのだ。




胎児のうちは、ずーーと夢を見ているわけだけど、それでも・・妊娠20週くらいから眼球が動くようになるという。
眠っているだけでなく起きている時間もできる・・ただし、起きているといっても、我々のノンレム睡眠タイムに近くなるということなのだ。

胎児の夢だけでなく、母親の胎内から外界をそっと感じることも出来るようになってくるのだろう。

そうやって夢をみながら、あっちの世界とこっちの世界の狭間に近づいていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなふうに見ていくと・・

たまに胎児のときの記憶を持つ子供がいたり、生前の記憶を持って生まれてくる子がいるのにも納得できる。

それでも、だいたいは3歳頃までには忘れてしまうとは聞く。

忘れることで現生にフォーカスして生きていけるようにと、そのようにプログラミングされているのかもしれない。


image_5208_1-Alien-Observers.jpg


胎児は過去性の夢をみながら、胎内でおそるべき進化を遂げている。

5億年だかの進化を10か月程度でやっちゃうわけだし・・
いやいや、胎胚時代を入れれば、35億年分の進化かもしれない(笑)

こりゃ恐るべきスピードだ。



ここでまた、ドグラ・マグラを引用してみよう。
「時間の概念」についての箇所を。


同じ時計で計った一時間でも、面白い小説を読んでいる一時間と、停車場でボンヤリ汽車を待っている一時間との間には驚くべき長さの相違がある。



これ、まさにアインシュタインが相対性理論について一般人に説明したときの言葉と一緒!(笑)


現代医学に依ると普通人の平静な呼吸の約十八、もしくは脈搏の七十幾つを経過する時間を標準として一分間と定めている。その六十倍が一時間、その二十四倍が一日、その又三百六十幾倍が一年と規定してある。
同時にその一年は又、地球が太陽を一周する時間に相当する事になっているので、信用ある会社で出来る時計が示す時間は、万人一様に同じ一時間という事になっているのであるが、しかしこれは要するに人工の時間で、真実の時間の正体というものは、そんなものではない。



地上に存在している生命の長さを比較してみると、何百年の間、茂り栄える植物や、百年以上生きる大動物から、何分、何秒の間に生れかわり死にかわる微生物まであるが、大体に於て、形の小さい者ほど寿命が短かいようである。

細胞も亦同様で、人体各別の細胞の中で寿命の長いものと短かいものとの平均を取って、人間全体の生命の長さに比較してみると、国家の生命と個人の生命ほどの相違があるものと考え得る。

しかし、それ等の長い、又は短かい色々の細胞の生命が、主観的に感ずる一生涯の長さは同じ事で、その生れて死ぬまでの間が、人工の時間で計って一分間であろうが百年であろうが、そんな事には関係しない。
生まれて、成長して、生殖し老衰して、死滅して行きつつ感ずる実際の時間の長さは、どれも、これも同じ一生涯の長さに相違ないのである。




dream-image.jpg


そういえば、私たちだって、たまーに、すごく時間の感覚が怪しくなっちゃうことがあるよね?(←私だけか?)

とくに寝てしまった場合、すごく曖昧になったりすることってない?

私、一度だけ、とんでもない大失敗をしてしまったことがある。
頭痛がするので夕方6時過ぎ頃にペッドに入ったところ、すぐに寝落ちして、ものすごく長い夢を見た。 大長編ドラマの夢だった。

ようやく起きるとすっかり頭痛もとれて気分すっきり・・だったんだけど、ベッドサイドの時計を見たら、7時過ぎ。

ひええ~、朝になってる!!! やばっ! 会社遅刻しちゃう~と、大急ぎで支度して飛び出したのだ。

会社に行くと、なぜか駐車場のゲートが閉まっている!

あれ~!・・と、そこで気がついたのだ。
今が、夜の8時だってことに。


日本の8時ってもう暗くなってるのかもしれないけど、こちらの7時8時は夏時間の場合は明るいのだ。
朝の7時8時とほとんど変わらないのだ。(←言い訳)

ちゃんと、スマホかパソコン時計でAMかPMを確認すべきだった。。。
やっちまったよ~(苦笑)


でも一番の原因は、大長編の夢にあったと思う。 
あんなに長い夢をみていて、しかも気分すっきりで目覚めたんだから、どう考えたって7-8時間は経過しているはず・・と思いこんだことにある。


今でも実際には30分しか経ってないとは、到底思えない。

すごく不思議な気分だ。

でも・・
時間なんて、そんなものでしかないのかもしれない・・・と、つくづく身を持って実感した気がする。


そりゃあ、胎児の1日の眠りが1億年分の記憶を辿る旅の夢をみることだって、ありえるよな~。


そのときの私の夢は、記録を取らなかったんで、すっかり忘れてしまった。
なんか、すっごい夢をみたよな~!という記憶しかない。

そもそも私は、どんなにすっごい夢をみたとしても、起きて歯を磨いたりしてるうちに、だんだん薄れて忘れてしまうのだ。
(胎児の夢もそんなものなのか・・?)

私は・・呆れちゃうほど忘れっぽい。

そこで、あまりにも大長編な不思議な夢をみたときは、最近は忘れないように夢記録をつけているんだけど・・なんせ、あの日は会社に遅刻しちゃう~!と思って飛び出したんで、そんな時間はなかったのだ。


一方、胎児のときの夢をちゃーんと覚えている子もいる。

子供どころか大人になっても、覚えている人もいる。


過去性の記憶や、生まれる前にお腹の中で両親が喧嘩していたことを聞いていてそれを覚えていたり、母親が歌っていた曲を覚えていたりする人もいる。


こっちのは、すごい話だと思ったんだけど・・
   ↓
自分が小魚のような感覚で、必死で生きようとして泳ぎまくった記憶があるという人もいた。

あかるい光の宝玉が遠くに見えて、あそこにたどり着きさえすれば助かる。
あそこから呼ばれているような気がして、必死にじたばたしながら泳ぎまくったという。

あとで思えば、あれが卵子だったんだ~と(笑)
これは自分が精子だったときの記憶だったんだ~と(笑)


そのときは、ちょっと話半分に聞いてたんだけど・・

なんと、同じような話が日本でもあったのだ。
たまたま、こんな動画をみつけてしまって、同様な内容だったことで、びっくりしてしまった。
   ↓



これが、今の私には、ただの作り話だろ!とは思えない。


まだ着床前の精子の段階で胎胚にもなってない状態で、記憶がある・・ということは、細胞の記憶ということになる。
その細胞はしっかりと、DNAを抱えているのだ。

夢をみるのは、人の脳ではない!ということになる。
私たちの、それぞれの細胞の1つ1つが生きていて記憶を持っているということだ。

夢とは細胞の記憶なのかもしれない。
そして、前世もまた、細胞の記憶


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このようにして胎児から現生に生まれてきて、また、この世を去るとき、

私たちは、今までこの世で行ってきたことの、すべての記憶を走馬灯のように辿るといわれている。
アカシックレコードにすべてが記憶されるともいわれている。

記憶を魂に刻みつけて(それをサイエンス用語でいえばDNAに刻み付けて)あの世に旅立つという。


生まれる前は「進化すること」だけにフォーカスして、凄まじい勢いで成長しながら生まれてくるのだが・・

死ぬときは、穏やかに幸せを感じながら逝くという。


もっとも穏やかに幸せに逝かれない人のケースもあるけどね~(笑)
それどころか逝かれない人もいたりするけどね~。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドクラ・マグラの小説から、私には「生と死のしくみ」を垣間見たような気がした。



それにしても、こんな古い時代に生きた夢野久作さんという人、

まだアインシュタインの相対性理論だって世間ではチンプンカンプンだったような時代だったし、
DNAの存在だって知られてなかった時代、

パラレルワールド? なんだそりゃ?
時間は時間だろーが?

と思われてた時代だ。


なのに・・
こんなことまで知っていたということに驚かされる。


もちろん、ヘッケルの反復論を読んだり、相対性理論を読んだのかもしれないけど・・
それでも「理解する」「理解できる」ということは、また別モノだ。

詩経、能楽師、僧侶、陸軍中尉、造園経営、新聞記者と、あらゆることをやっていたような人だったらしいけど、

この人も、霊能力者だったに違いない!と思う。

頭で理解するのではなく、それこそ細胞の記憶から理解できる能力を持ってた人、
神がかり的天啓を感じ取ってた人だったのかもしれない。


⇒次回は続きで、脳髄論の方をアップする予定。


<参考>
青空文庫より ドグラ・マグラ(古い本は青空文庫に上がってるのでオンライン上で読めちゃう)

MAG2ニュースから
1週間で進化の系統を再現する「胎児の世界」が示す人間の可能性

るいネットから
赤ちゃんの進化学 ①胎児、進化の旅は5億年、1日は160万年以上のスパンに相当する

たまひよより
胎児にはしっぽがある!?人間の進化と胎児の神秘

浜島書店ホームページより
ヒトと魚は似ている?(前編)

いきもののはなしより
第4回  「遺伝子の記憶」    ……発生反復と誘導;人魚姫とペガサス

ニューロンは遺伝子の発現によって「経験を記憶」している:研究結果
「小さな命が生まれる」体験レポ(2)~18億年を8週間で駆け抜ける!

ヒトの胎児画像

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"