サンクスギビングデイに日本史を考える

今ちょうど、こちらはThanksgiving Day(感謝祭)の朝で、よく晴れた静かな朝だ。

そう、まさに・・日本でいうところの元旦の朝のようなものだろう。

人々は家族と過ごすために帰省し、感謝祭の特別メニューをみんなで食べて祝うのだから。

典型的なサンクスギビングメニュー(スタッフィングしたターキーローストにクランベリーソース、マッシュドポテトにグレービーソース、パンプキン・パイ・・・この3つはかかせないもの)
1510791692812.jpg

サンクスギビング(感謝祭)の歴史は、ご存じのように、1620年メイフラワー号に乗り込んだ入植者の一団の歴史がベースとなっている。

入植者一行は、マサチューセッツ植民地で、イギリスから持ってきた種子を使って農耕を始めたところ、現地の土壌に合わず収穫がまったくできなかった。 

その結果、冬には寒さと飢えで多くの餓死者を出してしまった。

それを見かねた現地のインディアンが彼らを援助し、ようやく収穫ができるようになったとき、その感謝を表す目的で1621年に先住民を招いて収穫を祝う宴会を開いたのがはじまり、ってことになっている。



おー! いい話じゃないか!と思うものの・・・どうやら、この話はあやしい(笑)

アメリカ先住民との間には、戦争、虐殺、略奪という暗い歴史しか無いので、1つくらいは「明るい話」があってもいいんじゃないかい? と、いう意図で広められた話ではないか?ともいわれてる。

へ? そんなもんかい?

また、サンクスギビングデイを国民の休日として制定したのは、16代大統領のリンカーンだったのだけど・・
彼は、インディアンは黒人以下の害虫とみなして大量虐殺をしまくったのは有名な話だし・・こりゃ、どうもなんらかの政治的意図も隠れているような気もしてくる。


まあまあ・・・

サンクスギビングはアメリカ全土で、今では一番のホリデーになってるわけだし、それを家族で祝えるんだから、それはそれで良しとしよう(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どこの国の歴史であっても、「時の権力者に都合がいいように改竄されてる」というのは、当然のことだろう。


そのほとんどは、残された書物から探ることになるのだろうけど、その書物自体がいつ、誰によって、どのような意図で書かれたのか?ということから探らない限り、それがどこまで信ぴょう性があるものかは見えてこない。

そのために、歴史学者がいるわけだし、それ以前の古いものは考古学者が担当することになる。


ところが、世界の歴史の中においても「日本の歴史は、一番といっていいほど歪められてしまってる」ような気がするんだよね~。


実は、少し前に、日本の古代史を調べていて、いくつか、あれ~?と、目からウロコ状態になったことがあったんで、きょうは、少しその話をアップしようと思う。


◆縄文人と弥生人

縄文人は毛皮を巻いて狩猟採取をしていた。
文明レベルが低い。

まさにこーんなイメージね
    ↓
a187068.jpg


そこに2500年ほど前、朝鮮半島から稲作文明を持つ渡来人(弥生人)たちがやってきた。
鉄器を使う、進んだ文明を持った「弥生人」

日本民族はすっかり弥生人へと入れ替わり、農耕生活をはじめたことから、弥生時代になった。

こっちが、弥生人イメージ
yayoi.jpg
https://blogs.yahoo.co.jp/randokku2000/40573087.html

         
6ec5d563045130b61e89c27a7ea058f5-300x219.jpg

これは、2005年に国立科学博物館で開催された特別展の、「 縄文 VS 弥生」のポスターから。
左、縄文人は、目鼻立ちがくっきりぱっちりで、アクセサリーを身にまとい服にも刺繍が施されている(ちなみに、これは一般女性の姿だそうだ)

一方、弥生人は、のっぺり顔。


そして、土器
昔、教科者に載っていた土器をみて、びっくりした記憶がある。

これは、火焔型土器 と呼ばれてる縄文時代のもの
      ↓
125143019191216122466.jpg
http://www.globe.sh/guzzi/joumon04/joumon-6.htm

ちなみに、これはちゃんと日常的に使われてたものだという。(煮炊きの焦げた跡などもあるらしい)
決してお飾りではないとのこと。



一方、弥生式土器
   ↓
yayoi_doki.jpg

いたってフツーの日用品ってカンジ・・・


これを見て、中学生だった私は、ものすごーーく不思議に感じたことを覚えてる。
だって、どうみたって、縄文土器の方が優れていて、まるでアート! 縄文人は本当に野蛮人だったのかなあ?


で、それを先生に質問したところ・・・

「たしかに縄文土器の方が、まるでアートだけどね、それはおそらく、宗教的な意味合いだとか呪術的な意味も込めて作られていたからじゃないのかな。 
ところが、弥生人は実用と機能のみを追究した。
それこそが、文明の進歩なんじゃないかな。」


と答えが返ってきたのを、よーく覚えてる。

うーーん、なんか、わかったようなわからんような・・でも、どっか「腑に落ちない」、ってのが、私のそのときの感想(笑)


しかし、とにもかくにも・・

縄文人と弥生人では、ルックスも違うし生活様式も違うわけで・・
そもそも、まったく人種が違うものなのだ、と教わった記憶がある。

このように
  ↓
20140505215340a96.png
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2250.html

ちょっと見にくい画像だけど、右が弥生人で面長の顔で一重瞼の骨格なんだそうだ。
左の縄文人は、まったく違う。

この写真は、縄文人と弥生人では顔立ちが違い、民族的特徴がまるで違うということを証明する写真として
NHKが「日本人はるかな旅」という番組で放送したそうだし、その後も、数々の本でも紹介されて広く世に出回ってる写真だそうな。

ところがこの写真、真っ赤な偽写真だったということが判明


なんと1枚の写真を何度もコピーを繰り返すことで作り上げた写真だそうな。
(当時はコピーマシンの性能が低かったため、全体的に写真が黒ずんだものが出来上がった)
写真をよくみると、顔を線対称にして、張り合わせて作られている。

ええ!!
そんなことってアリ??


でも、不思議なことに・・こんなことが判明されてるのに、なぜか、ちっとも、これが大ニュースにもならなかったような。。。


◆古墳時代
その後、弥生人たちは、さして文明の進歩がないままに、古墳をせっせと作り、豪族たちが勢力を誇示したいた時代。
それを古墳時代と呼ぶ

注:私の時代の教科書では、縄文時代→弥生時代→大和時代→飛鳥時代、で、古墳時代というのは設けられてなかったです。

さて、一般的には、古墳は有力豪族の富と権力を示す墓とされてきたけど・・さて、これも真相はいかに?ってカンジですよね~。
今では、さまざまな説があります。

こちらの話はまた、別の機会に。


◆大和~飛鳥時代
7世紀になって、またまた進んだ文明を持つ渡来人たちが朝鮮半島からやってきて、さまざまな文化を日本人にもたらした。

手づかみで食べていた日本人に箸の使い方を教え、文字を教え、仏教などを教え、そのためようやく日本には、文明が花咲いた。

Three_Kingdoms_of_Korea_Map.png


ちなみに、こちらが、韓国の教科書の内容だそーです。
    ↓

【韓国 国定中学用国史教科書(1985)】

三国(百済、高句麗、新羅)は、互いに対立し競争する中で活発に文化を交流させた。

中国とも交流しつつ独自の美術を発展させる一方で、海を渡って日本に文化を伝え、彼らの文化の基礎を固めた。

百済では阿直岐(あじつき)と王仁(わんいん)が日本に渡って儒学を教え、段楊爾(たんやんい)、高安茂(こうあんむ)らも学問を教えた。

聖王の時代には仏教を伝えてやり、百済と高句麗の僧侶も多数、日本の仏教界を指導した。

儒学や仏教以外にも、美術、音楽、歴史、医学や農業などさまざまな技術を教えた。

ことに雲徴(たむじん)は紙、筆、墨、硯(すずり)の作り方を初めて日本人に伝え、法隆寺の壁画も残した。

日本が飛鳥文化を興し、古代王朝へと発展することができたのは、三国の文化が伝えられたからである。
(別技篤彦著『理解されない国ニッポン』祥伝社)




あれれ?

なんだか、やたらに「韓国が日本に教えてあげた」ことばっかりが強調されてるような?


なんだか、ますます、こんな疑問がわいてきてしまった。

本当に、当時の日本て、そーんなに遅れた文化だったんだろうか?
文明は、すべて、朝鮮半島を伝わってきたものなの?

たしかに、そう教科書で教わってはきたには違いないんだけどね~。


さて、ここで、後漢書東夷傳(ごかんじょとういでん)という、中国に残る史書で、日本についての記述があるそうですよ。

======
建武中元二年 倭奴國奉貢朝賀 使人自稱大夫 倭國之極南界也 光武賜以印綬
======

ん? さっぱりわからん

つまり、日本は、「漢委奴国王」と記された金印を、漢の皇帝から受領している。
と書かれているんだそーです。


西暦57年に、倭奴国の王が後漢の光武帝からもらった

実際に、この金印は、江戸時代に福岡県の志賀島で発見されたそうです。

ちなみに、卑弥呼が魏の皇帝からもらったとされる金印は『親魏倭王』の金印とされ、こっちはまだ見つかってないらしいけどね~。


でも、どっちも金印!!

そう、ここが問題らしい(笑)

そもそも古代中国には、、玉印、金印、銀印、銅印の区分があったそうで・・
玉印は、象牙でできた印であり、これは中国の皇帝だけが用いたものだそうだ。

金印、銀印、銅印は、中国皇帝が下賜する印だったそうで・・金印をもらえる国は、中国皇帝と対等もしくはそれに近い国力を持った国のみだったらしい。
そう、まるでオリンピックメタルみたいな格付けがあったようだね~。

で、すでに・・日本は金印をもらってる!!

おそらく当時の日本は一枚岩だったわけではなく、あちこりに小国家があったらしいのだが・・いずれも金印。

ちなみに、朝鮮半島の国は、銅印なんだそーだ。


あれれ~?
私たちが習ってきた歴史とは、まーったく違う!



つまり、中国皇帝が認めるほど文化が進んでいる国だったことになる。


それじゃあ、当然、文字だってあっただろう。

事実、いくつかの神代文字というのが残ってる。
だけど、なぜか偽作とされることも多くて・・公には認められてないらしいけどね~。

こちらは荒神山の御札。左側にあるのが神代文字
800px-Koujin_yama.png



そもそも、文字も無いような蛮族に、皇帝が金印を送るとは考えられないんだけどね~。


そうなると、なぜ・・日本の文化はそれほど発達していたのだろう?
いったいどこから?

という疑問が生まれてくる。

それはおそらく・・・

日本は東の果ての国だったから・・・じゃないだろうか?

ずっと前の記事に、ユダヤの謎と日本の起源というのをアップしたけど、
ここで、古代ユダヤ民族が、お告げに従って・・東の果てにある「日出処の国」を目指したという内容を書いた記憶がある。

ユダヤの謎と日本の起源(その1)
続:ユダヤの謎と日本の起源(その2)
続々:ユダヤの謎と日本の起源(その3)


おそらく、彼らのみならず、なんらかの理由で新天地を求めた古代人たちが、東へ東へと旅をすれば・・行きつくところは日本

まさに、これより先は太平洋になっちゃうわけなんだし。

最後にたどり着いた地は、「緑が多い四季のある土地、しかも海・山の幸がある」
だとすれば・・彼らは、そこを最後の地として喜んで移住したのではないだろうか?

水と緑が豊富で、魚、獣が豊富で作物が実る国
miyazaki-takachiho-4.jpg


となれば、さまざまな人々に溢れていて、さまざまな文化をもたらした人々がいて、おのずから日本は文化が進んだ国になるのは必然ではないかなあ。


しかも、縄文時代には武器がない!

約1万7千年続いたとされている縄文時代、まったく、武器らしきものが出土されてないんだそうですよ~。
(もっとも、小動物を射止めるための武器はあったらしいけど、対人間用の武器はまったくない)

これは世界でも類をみないんだそーです。

他国と比べて・・

すべての人々が共存できた国
争いがほとんどなかった国





だからこそ、縄文文化では、あんな芸術作品ともいえるような土器を使って生活できたんだろうし、刺繍を施した衣服やアクセサリーを身に着けることもできたんではないだろうか?

そうそう、当時は、●ヒスイの勾玉を朝鮮半島や中国に輸出してたらしい。

L_00018773.gif

この事実は、実は・・とってもすごいことになる。

ちなみにヒスイは硬度が6.5、ちなみに鉄は5
鉄器をまだ用いることがなかった日本で鉄より硬いヒスイの加工技術があったってことは恐るべきことなのだよ~。




さらに、●すでにが利用されていたそうだ。

Wikiによると・・

土器の接着・装飾に使われているほか、木製品に漆を塗ったものや、クシなど装身具に塗ったものも出土している。漆製品は縄文早期から出土し、縄文時代を通じて出土事例が見られる。



漆の起源は、ヤマトタケルにあるらしい。

こちらもWikiによると・・

倭武皇子(やまとたけるのみこ)は、宇陀の阿貴山で猟をしていたとき大猪を射たが、仕留めることができなかった。
漆の木を折ってその汁を矢先に塗って再び射ると、とどめを刺すことができた。
そのとき汁で皇子の手が黒く染まった。

部下に木の汁を集めさせ、持っていた物に塗ると美しく染まった。そこでこの地を漆河原(現在の奈良県宇陀市大宇陀嬉河原(うれしがわら))と名附け、漆の木が自生している曽爾郷に漆部造(ぬりべのみやつこ)を置いた。




いやあ、びっくり!

漆まで使われてたなーんて、私はまったく知らなかった。。。


そうなると・・・ますます、高度な文明を築いていたのは、朝鮮半島じゃなくって古代日本?
って気がしてきたってわけです。。。


しかも、大帝国、中国皇帝とは違って、「和を持って貴しとする」の精神で、共存できる国だった。。。

おそらく、その精神性は他国に類を見ないものだったらしい。


古事記における国譲りの神話によると、

スサノオノミコトの子孫の大国主神(おおくにぬしのみこと)は、出雲地方、葦原中国(あしはらのなかつくに)を支配していた。

yao_ookuninusi.jpg
https://yaoyoro.net/%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E4%B8%BB%E5%91%BD.html


以下が古事記の原文と読み下し文。
   ↓
「天照大御神、高木神之命以、問使之。汝之宇志波祁流葦原中國者、我御子之所知國言依賜。故汝心奈何。」


で、こうゆう意味なんだそうだ。
    ↓

天照大御神の命もちての使せり。汝(な)が領(うしは)ける葦原の中つ国に、我(あ)が御子の知らさむ国と言よさしたまへり。
かれ汝が心いかに。(古事記)



ん??(←まだ、イマイチわからん私)

で、もっと簡単に説明していただくと・・ポイントは、この2つにあるそーです。

ウシハク国
シラス国



「主人(うし)」が「履く(はく=所有する)」、主人が自分のものにする、という統治手法

「シラス」は、古い日本の言葉で、「シラス、シロシメス」などと活用されて、「統(し)めらふ」、つまり「統(す)めらみこと。
これは「知らしめる」という意味で、つまり「知らせ」を聞いたみんなが情報を共有化し、互いに必要な役割を定め、みんなで一致団結、協力して国造りをする。



そう、つまり・・

国というのは、権力者個人のものじゃなくって、知らせを聞いた人達が共有し協力し合うことで国を治めていくものなんだよ~。
天皇と民による君民共治、だから、アンタ(大国主神のこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を返してちょ!

と、言ったそーです。

そこで、大国主神さん、あ~、そーだったよね~!と納得して、国譲りをしたって話。

それが、他国のウシハク国々と大きく違う日本の特徴=シラス国




まさにこれこそが、太古の昔にあった思想、精神性だったんでしょうね~。

だからこそ、また、聖徳太子の時代になって、17条憲法の冒頭、

「和をもって尊しとなす」に繋がってくるわけなんだね~。

・・・・・・・・・・・・・・

さて、なんだって、古代日本の歴史がこんなにも怪しいものになってしまってるのか?

もちろん、古代になればなるほど、推測しかできない部分も多くなるわけだし、さまざまな説があるのも当然のこと。


だけど・・縄文人と弥生人写真の偽写真までもが堂々と報道されてしまうとか、

教科書では、いくつかの説を紹介するよりも、1つに統一して「XXとなっている」、「XXと決まっている」みたいな、決めつけられたものが、なぜか、とっても多かった気がする。


たぶん、その原因のひとつは、戦後日本がGHQの支配下に置かれたこと。らしいのだ。

GHQによって、公職追放令というのが出されたと聞く。

つまり、GHQの意向に反する教授たちは、「追い出される→仕事なくなって路頭に迷う!」ってこと。

アメリカさんとしては、「神の国、皇国日本」という思想を危険視していたわけで、少しでもウシハク国として日本を隷属させたかったんでしょうね~。


さらに、現代では、近隣諸国条項ってのが、ちゃーんとあるそうです。

近隣諸国条項(きんりんしょこくじょうこう)とは、日本国の教科用図書検定基準に定められている「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること。」という規定のこと。Wikiによる

なんだここりゃ?

私にはさーっぱり意味不明なんだけど・・・ようするに、近隣諸国と仲良く足並み揃えましょう!ってことで、某国との摩擦を招かないためにも、現代の歴史教科書が作られるってことのよーです(笑)


そうそう、例えば・・最近の教科書では、聖徳太子を載せてないのも多いんだとか。

載せても、厩戸皇子(うまやどのおうじ)という記述で、ほーんと1行くらいでさらっと終わってしまうか、または、聖徳太子というのは現実には存在していなかったという説まであるとか。


あまりにも業績が立派なんで、あえて削除して、子供たちの教育に目を触れさせないようにしたいんでしょうかね~。


とくに、近隣某国などは・・少しでも「日本を古代から文明の遅れた野蛮な国」とイメージづけしたいんでしょうかね~。

で、都合よく、近隣諸国条項を盾に取る。
で、日本側もしっかり、それに同意してしまう。

ん?

つまり、歴史とは、教育や学問というアカデミックとは違ったもの
政治色が強いものってことなんでしょうね~。


さらに、文科省と国立大学閥、そこに生まれる階層社会、予算の分捕り合戦といったような、大人の都合ってヤツがあるようで・・(笑)


やれやれ😥

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私は個人的に、歴史は特に教育において、一番大切な学問って気がするんだよね~。

だってそこには、政治学、経済学、文化、哲学、神話学などを含むあらゆるものが含まれているんだから。


ところが、残念なことに・・
私の小・中・高時代では、年号と事象を覚えるのがほとんどで、「歴史とは暗記さえすりゃいいもの」だと思われていた。

あ、今でもそんなもんかな?


これじゃあ、ぜーんぜん無意味だし、学ぶ価値なんてないシロモノだよなあ~。

同時に、某国においても・・あれだけ「日本は劣った国で我が国は優秀な国」なーんて政治色の濃いぃ~教科書を使ってたら、そりゃあ、素直な子ほど間違った道に行っちゃいそうだよなあ。。。

本当に気の毒な話だ。

でも、学ぼうと思ったら、今はなんでも自分で学べる時代なんだよね~。

で、おそらく・・そうやって学んだ人は必ず言うんだよね~。

「日本は世界の要といわれる国」
「世界のひな型」


などと。

『日月神示』でも、ルドルフ・シュタイナーも、そして・・アレックス・コリアーさんたちも(^-^)/


参考:
http://nezu621.blog7.fc2.com/

 

サイキック(霊能者)の心得と一般人の心得

サイキック能力を封印してしまいたい!がために、イギリスのサイキック専門学校に留学した、という人から話を聞いた。

封印してしまいたい!って、どーして?と思ったんだけど・・

聞くところによれば、彼は昔から「霊感が強い」人だったようで・・それはもう、大変な苦労をしてきたらしいのだ。


たとえば、道を歩いているだけでも、ふと交通事故で亡くなった人の霊と遭遇してしまい、その人の最後の瞬間の恐怖、痛みが突然に自分の中に入ってきてしまったり、

映画シックスセンスの映像から
sixth.jpg


殺人事件で殺された被害者の霊がやってきた場合は、その殺されるときの恐怖、哀しみ、憎悪さえも、自分のことのように感じてしまうし、病院に行けば、そこで亡くなった人の孤独、悲しみも入ってきてしまったそうだ。

sixth2.jpg

こんな怖いものばっかり見てたんじゃたまらんだろーな~。


また、人込みの中に行けば、必ず頭痛、ひどいときには熱が出て数日寝込んでしまうことも頻繁だったとか。


うーん、ますます、たまらん~。
人生、明るく楽しくなーんて、出来ようはずがない。。。

それどころか、もう、まともに生活ができない!

そんなとき、たまたま、インターネットでイギリスのサイキックスクールを知り、すぐに留学を決めたそうだ。

aid658176-v4-728px-Develop-Powers-Step-1.jpg

まさに、彼にとっては、「藁にもすがる思い」だったという。


それにしても、世の中には、こーんなにもネガティブなものばかりが漂っているんだろうか?

恐怖、痛み、憎悪、悲しみ

なんで、こんなネガティブなものばっかりなんだろう?

ポジティブで美しいものや嬉々とさせてくれるような幽霊さんてのはいないんだろうか?
(←いるわけないだろ! そうゆう人はとっくに成仏していて現生に留まってないんだそうだから。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、
彼は学校に行くことで、状況は良くなったんだろうか?

はい! とっても良くなったそうです。


なによりもよかったことは、

自分と同じようなサイキック能力を持つ人も多かったんで、お互いの気持ちを分かち合える人たちがいたこと。

強烈に感応してしまう自分のサイキック能力のコントロール方法を学べたこと。



これによって救われし、また、自分自身の精神性も大きく成長できたそうだ。


そりゃ、すごいなあ!


そこで私も・・彼が学んだことを教えてもらった。

といっても・・・「心構え」だけだけどね~(笑)


しかし、この「心構え」こそが、すべての基本であり、また、プロとして独り立ちしたサイキックであってさえ、一生を通じて肝に銘じて心掛けていかなければならないことなのだそうだ。


それだけ大切なことらしい。

●リラックスすること

●恐怖を克服すること

●否定的な考え方、否定的なエネルギーを無視できるようになること
(心を常にニュートラルなポジションに置くこと)

●自分自身の潜在能力を信じること

●個人的な利益のために自分の能力を使わないこと



この心構えは、「サイキック能力を開花させるためのもの」であると当時に、
「コントロールする方法」でもあり、ときには、自分で意識して「封印できる方法」ともなるそうだ。

つまり、すべてにおける基本ってわけだね~


そこで、彼がまず試みたことは、

「恐怖心」を持たないようにすること、
常に冷静(ニュートラル)でいられるようにすること
、だったそうだ。


でも、もしも、もしもだよ! 散歩してるときに、突然、こーんなのが見えてしまったら?
   ↓ 
1420951758-1540798682_l.png
映画シックス・センスのワンシーンからの画像

「これでも、平常心でいられるようになるの?」と聞いてみたところ、


「はい!ちゃーんと平常心を保てるようになれたよ!」・・・という答え。

Is_there_a_connection.jpg

そして、平常心で、こんなことを考える(読み取る?)そうだ。

●彼らの服装から判断して・・これは18世紀~19世紀
●どうゆう時代だったのか
●ここで何が起こったか
●殺された彼らは、何を訴えているのか



うーーむ、まさに・・これはすでに、プロフェッショナルな霊能力者の境地ではないか!(笑)


ところが、我々シロウトの場合は、そんなことを考えるとか読み取るよりもさきに、

ひええ!!
ぎゃああ!  


01b305_77531f87fdaed5fcecf662d8fcb697af.png

まさに、こっちの状況になってしまうよね?

すると彼は、涼しげに言う。。。

「だから、取り憑かれてしまう、んだよ。
僕も昔はそうだったんだけどね~。 あははは。」


おいおい!
さすがに、イギリス留学で学んできた彼はレベルアップしてるらしい。。。


「取り憑かれるってことは、自分自身よりも相手に支配されてしまうってことなんだよ。

それは恐怖心や不安とかを持っているから?

「そのとおり!
僕はまず、恐怖の心理学的メカニズムを学校で教わったんだ。」


恐怖心はすべて自分の脳が作り上げたことだと認識すること!
あらゆるネガティブ感情は外部から作られるのではなく、自分の脳の中で作られている




ん? でも、人は嬉しい時に喜ぶし、恐ろしいものを見たり聞いたりすれば怖がるのは当たり前じゃない?

「たしかに、一般的には、そう思われているよね。

ところが、それはね、外部からの影響で感じることに過ぎないってことなんだよ。

それは外界からの影響に対する「反応」であって、自分自身の心の発露ではないってことなんだよ。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼はさらに面白いことを言った。

「そのうち僕はね、こういったことは、別に心霊世界に限ったことじゃないってことに気がついたんだ。

たとえば、世間では嫌なニュースが多いよね、たとえば、政治家の汚職やバッシング、凶悪犯罪なんかばっかりのわけで、それによって、僕らは怒りを覚えたり、気分が悪くなったり怖くなったりもする。

たとえば、こんなニュースを見ただけで、怖くなったり怒りを覚える人だっている。

     ↓
northkoreaafraid.jpg

そうなるとね、

こういった恐怖感や怒りといったネガティブ感情は簡単に操られてしまう。

RPA.jpg

これはまさに、幽霊に憑依されてるのとも同じような状態だよ。」


うーむ。


私たちは、気がつかないうちに、外部からの影響によって心も支配されてしまってることが多いってことか?

自分自身から発している思いなのか憑依された霊からのものだったのかもわからなくなっちゃうことにもなる?

それは、

自分の人生を自分で支配しているのではなく、外部に支配されてしまってる状態 = 憑依体質の人が憑依されてしまった状態


ということなんだね?

「そのとおり!

わざわざ刺激を求めて心霊スポットに行って、霊と遭遇して怖っ!となって、憑依されちゃうってことと、
凶悪犯罪や暗いニュースの情報を見て、ネガティブ感情に支配されて操られてしまうことは同じってことだよ。」

と、彼は言ってのける。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「たとえば、つい最近のニュースなんだけど・・

アメリカでも今年の11月に、「高血圧の基準が140から130に引き下げられた」って知ってた?」



いや、知らなかったけど・・・つーか、話が全然別の方向に行きそうな・・


「これに対してどう思うかだよ。」と、彼は続ける。
      ↓
★ある人は、こう考える。

140から130に数値が変わったことで、新たに300万人が高血圧患者が増えるってことになるなあ、そうなると、堂々と降圧剤を処方できる。
今、製薬会社の株は下降気味だったよなあ。。。こりゃ株価がどーんとアップすることになるぞ!
さて、これは我々の体にとって必要なことなんだろうか? それとも製薬会社にとって必要なことなんだろうか? と。

badorgood.png


★ところが、別の人は、こう考える。

自分の血圧は今140をちょっと下回ってるけど、、我が国の心臓病学会が決めたことなんだから、すぐにでも降圧剤を処方してもらおう!

僕の家系は脳卒中や心筋梗塞が多いからなあ。
僕もまた、以前に動脈硬化を起こしたことがあるから、と。


こちらの人のベースにあるのは、恐怖心と不安だよね。

高血圧になって動脈硬化を起こして大病をするのは怖い! 
僕は前にも経験してるから!と不安が襲ってくる。

それが安易に薬に頼る方向へと走らせる。

他の方法を考えるよりも薬に頼るのが手っ取り早いから。

自分の頭で考えるよりも、ドクターや製薬会社や心臓病学会を信じてしまう方がラクだから。




もう、すでにこうなってる状態
    ↓
RPA.jpg


僕から言わせるとね、こっちの人は、すでに憑依されちゃってる状態なんだよ。

もしも、冷静になって自分自身で考えれば色々な方法がみつかるかもしれないのにね。
which_brand_strategy_is_best_for_you.png


ところが、恐怖や不安といったネガティブ感情は、「冷静に考えること」ことさえも、奪い取っていってしまうんだよ。

もちろん、霊だって、その隙間から入り込むんだよ。


だからこそ、これはもう、一般人すべての基本的「心構え」なんだと思うよ。
サイキックだとか占い者を志すものに限らずにね。
     ↓

●リラックスすること

●恐怖を克服すること

●否定的な考え方、否定的なエネルギーを無視できるようになること
(心を常にニュートラルなポジションに置くこと)

●自分自身の潜在能力を信じること
(安易に外部に頼ったり惑わされないようにすること)

●個人的な利益のためだけを考えないこと




これが、僕が学んできたことなんだよ。

と、彼は、にっこり笑って締めくくった。

ビジネスの目的そしてスピリチュアルとの関係

前回のブログ記事、マーケット・バスケットの奇跡がアメリカに与えるものについて、関心を持たれた方が多かったのか、いくつかのメールを頂きました。

大変ありがたいことなのですが・・・
ちょっと気になったことがあります。

アーサーTの経営哲学
お客様第一、第2に従業員、第3に株主

アーサーSの経営哲学
無駄を省き合理的にして利潤をアップ、より多くを株主に配当する



そこで、単純にアーサーTは善人、アーサーSは強欲な悪いヤツ・・・みたいなイメージで受け止めてしまった人が多いような気がします。

もちろん、動画をみても、そーんなイメージで作り上げているので、視聴者がそういったイメージを持つのは致し方ないんでしょうが・・


ただ・・私は個人的に、アーサーSが強欲な悪人で、アーサーTが素晴らしいj人・・というような単純な認識は、ちと、違うんじゃないかな?と思ったまでです。


問題は、そこじゃない!って思うし、そこで終わりにしてはいけない!って思ったんですよね。


むしろ、アーサーSの方が、現代社会においては主流であり、ビジネスにおける正当な考え方だったんじゃないかな、とも思えるし・・

さらに、私たちを含めた多くの人たちが、無意識のうちにも「アーサーSの思考回路」になってるのが現状じゃないかな?

そこに気がつくべきなんじゃないかな?・・・と思ったわけです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

経済学者のミルトン・フリードマン(1976年にノーベル経済学賞を受賞)が支持されるようになってから、

milton_friedman_ミルトン_フリードマン1912_2006年_ポスター-ra7220d6bd54346719a5eb924afb1853e_wad_8byvr_512


経営理論の1つとして、「事業の目的とは株主にとっての利益を最大化すること」と一般的に認識されるようになったし、経営学でも、そのように教わるようになっていったようです。

そのためには、

「プロフィットを出すこと(儲けること)にフォーカスしなければならない、社員、顧客、社会に対する懸念より何よりも、まずはプロフィットを出すこと。それこそが価値のあるもの」というのが、一般通念となっていったようです。

これは、経営陣だけでなく国家レベルでも同様に考えられたようで、

1980年代の政治家、ロナルド・レーガンマーガレット・サッチャーもまた、「いかにして利益を出すか」に焦点を当てて、フリードマンの考え方を支持していたとのことです。


なんでこんな考え方が主流になっていったんだろう?

それはどうやら・・

オイルショック(第1次オイルショック:1973年と第2次オイルショック:1979年で、ピークは1980年だった)あたりから変わっていったようですね。

オイルショックとは、スタブレーション(stagflation)に陥った状態のこと。

スタブレーションとは景気後退局面にありながらもモノ不足によりインフレの状態となってしまうこと。



日本でもこんなことがありました。

石油価格が高騰し、モノがなくなると大騒ぎになり、皆が慌てて買いだめしました。(なぜかトイレットペーパーの買いだめは有名)

b2b954a6.jpg

PN2011111701000613.jpg
https://matome.naver.jp/odai/2140955138667846601

スタグフレーションが起こると、主に石油や食料など生活必需品の供給不足になるわけです。

ところで、それがなぜ起こるか?というと、

その背景には、戦争や内乱・紛争などがあり、供給側の思惑で引き起こされることがほとんど。

事実、第一次・第二次オイルショックの際にも、ことの発端は中東戦争やイラン革命といった政治的な対立が原因となっていたわけです。


それは当時の経営学にも影響を与えることにもなったんでしょね~。


モノが売れなくなった → 会社は経営の危機


となると、会社側は、なんとか生き残るために、人員整理する。

そんなのは、今では当たり前ですよね~。


現在では生き残りをかけたような状態にならない前にも、、早めにどんどん、リストラしちゃう時代ですから。
むしろ、それこそが、合理的なビジネスとされるみたいです(笑)


ところが過去の時代は違ってたようです。

危機的状況下でさえも、リストラしなかった企業もありました。

こんな記事を発見
   ↓

従業員も設備や建物と同様に金儲けの手段だと考える、いかにもドライな現代アメリカ流の経営思想であるが、最近の日本の経営者の中にも派手な人員削減策を打ち出して、株価を上げようという手合いも見受けられるから他人事ではない

ここで思い起こされるのが松下幸之助である。

「松下電器は何を作っている会社ですか、と聞かれたら、人を作っている会社です。あわせて電気製品も作っていますと答えなさい」と幸之助は社員に教えた。

人を事業の手段だと考えるアメリカ的経営とはまったく異質な発想がここにある。
そこには現代の日本人が忘れてしまった大切な教えがあるのではないか。(中略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この年の10月24日のニューヨーク株式市場の大暴落に端を発した世界大恐慌は、日本経済も痛撃し、巷には首切り、人員整理の嵐が吹き荒れ、失業者が街にあふれた。次々と新工場を設立していた松下の売り上げもぴたりととまった。

12月の半ばには出荷がほとんどなくなり、連日生産される製品で倉庫は充満し、工場の土間一杯に積み上げられた。

井植は療養中の幸之助に情況を説明し、ひとまず従業員を半減して窮状を打開するしかない、と訴えた。

幸之助も思案に暮れたが、腹をくくってみると打開策が閃いた。

明日から工場は半日勤務にして生産は半減、しかし、従業員には日給の全額を支給する。
そのかわり店員は休日を返上し、ストックの販売に全力を傾注すること。・・・半日分の工賃の損失ぐらい、長い目ぇでみれば一時的の損失で大した問題やない。
それよりも採用して仕事に馴染んだ従業員を解雇して、松下工場への信頼にヒビが入る方が辛いのや。

翌日、井植が工員や店員を集めて幸之助の決断を伝えた。

いよいよ首切りかと覚悟していた所に、思いも寄らぬ話で皆「うわっ」と躍り上がった。

店員たちは鞄に商品見本を詰め込んで、「さあ、売りまくりじゃあ!」と市中に飛びだしていった。

販売は心意気である。

2ヶ月後には在庫の山がきれいに消え、半日待機をしていた工員たちもふたたびフル操業を開始した。(中略)

松下が発展した大正から昭和前期の日本は不況、震災、恐慌、台風、敗戦と、危機また危機の連続であった。

それらの危機を乗り越え、そのたびに松下は大きく発展していった。

結局、製品や設備を開発したり、問題を解決するという創造性は、人間のみが持ちうる能力である。

幸之助の「人を作り、人を大切にする」という経営は従業員や得意先との「和親一致の協力」を引き出し、そこから生まれた想像力と心意気で度重なる危機を乗り越えてきたのであった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現在のわが国もバブル以降、10年に及ぶ不況の底に沈んでいるが、危機の大きさからすれば幸之助の時代とは比べものにならない。

それなのに一向に危機を乗り越えられないのは、多くの企業で「人を作り、人を大切にする」という理念を忘れ、「和親一致」の精神を見失ってしまったからではないだろうか。

それでは企業が繁栄できないだけでなく、従業員を仕合わせにすることもできない。

幸之助が生涯をかけて示した繁栄と幸せへの道筋をもう一度、思い起こすべき時だろう。
http://waveofsound.air-nifty.com/blog/2009/01/post-438f.html



これは2002年に書かれた記事のようです。

ここの記事にもかかれていたように、日本においても、バブル崩壊ののち、つまり2000年頃までは、経営者たちも、松下幸之助さんが示した経営哲学に沿った方向で懸命に努力してきた会社もあったようです。


変わっていったのはその後のことですよね?

まさに一気に雪崩を打ったように従業員の解雇や非正規雇用の拡大、給与の抑制へと突き進んでいったのですから。

1204652.jpg


もちろん、そういった事態を招いたのは、「カイカク」を絶叫した政治と行政あってのことでしょう。(笑)


2000年以降の変化の一番の特徴は、
株主への配当が増えたことと、従業員給与の割合が減少したこと


「従業員をどんどんリストラする一方で高額のボーナスを自ら受け取る」それがアメリカの合理主義ビジネスなーんてことも言われました。

ちゃっかり日本もそれに乗っちゃったわけですけど・・


でも、もっと正確にいうと、「従業員給与が増えないのに役員報酬は増えている」んじゃなくって、「従業員への給与を削った分、株主への配当を増やした」ってことなんですね。

もっとも、役員=株主であれば、結果的に同じことになるでしょうが・・(笑)


なぜ、これほどまでに株主への配当が重要視されるようになってしまったか?
それは、株主が強欲だったから・・という理由じゃないようです(もちろん、それもあるかも・・だけど。)


その理由は、カジノ資本主義の時代に突入していったから。

従来ならば、モノやサービスを売買して儲けを出すのがビジネスだったはず。
ところが、現在は、株価だけで世の中が動いてしまう時代。
企業そのものも売買の対象になってしまう時代。

モノやサービスを提供しないで儲けちゃう人たち、こうゆう人たちが増えていった?
    ↓
Back-to-work-560x373.jpg

そうなると、常に株価を高く保っておかないといけないわけで、そのためには、なにがなんでも高配当を続ける必要があるってことなんですよね~。


まさに、資本主義経済の成れの果てでしょうが。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当然のことながら、経営者側や株主側は、従業員を人とはみないようになっちゃいます。

従業員=コスト

いかにコストを抑えるか?
ってことで、当然のように首切り(リストラ)になるわけです。

そして、従業員側も、

会社なんてどーでもいいから、ちゃんと給料さえもらえればいい!って風潮になっていくし、
少しでも安いものを買おう! 安いが一番!という風潮にもなってくわけです。

誰もが人のことなんか考えてるゆとりさえない。
儲けること、損をしないこと!にフォーカスされてしまった世の中。

誰もが目先のことしか見なくなっちゃうわけです。

会社側は目先の数字しか見えなくなり、従業員側もまた、結局は同じ視点になってしまう。


誰もこんなことに考慮する人はいなくなってしまうんですよね~。

製品を選ぶとき、利益を最大化する会社とそれが生み出す廃棄物は? 
それが使用する水、CO2排出量、GMOまたは使用されている未試験の化学物質 は?

消費者は、ただ価格を見て買い物するだけで、製品のコストはいくらなのか?
どのように作られたのか?
どのように労働力をかけたのか?

貴重な熱帯雨林に代わるプランテーションからどうやってパームオイルを販売できるようになったのか?
肉や魚が販売される場合、抗生物質がどのように利用されているんだろうか?




こんなこと、考えてられっか!ってことでしょうね~(笑)

先日の動画の中で、アーサーS陣営が言ってた言葉を思い出します。


「顧客は経営者が誰だって関係ないんだ。
パンやハムの値段が5セント安いかどうかってことだけさ。」

これは、

誰もが自分と家族だけのことしか考えない。
目先のことだけが大事。
世の中なんて、他人のことなんてどーでもいい。


ということと同義語に聞こえるんですよね~。


こういった人々(株主・経営者サイド・従業員・顧客のすべて)が作り上げてしまった世界が、

失業、社会危機、環境問題、健康問題が山積みとなってしまった現代なんだと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、話をもとに戻しますが、

別にアーサーSが間違ってるわけではなく、むしろ、彼の方が現在の時代にふさわしい方法を取ろうとしたように思います。

ましてや、70年代80年代の経営学の教育を受けてきた人なんですから、当然といったら当然。


しかし、ここで忘れていうけないことは・・

どれが正しい方法でどれが間違いなのか?
または、善悪なんて認識すら、時代によって、大きく変わってしまうもの
ってことです。

なかには、「いやいや、「殺人が悪」という認識だけは、どの時代も不変だ!」・・・なーんていう人もいますが、

それだって、かつては「天誅」なんて言葉で正当化されちゃった時代だってあるわけだし・・

じゃあ、現在起こってる「戦争」だって・・
戦争は大義名分のもとで行う大量殺人という見方だってできるわけです。


多くの人というものは、その時代によって作られた「正しいという認識」だけで動いてしまうものなのかもしれません。
たぶん、それが風潮になってしまうんでしょうね。

たしかに、時代に沿った生き方をすることは・・・「無難な生き方ができる」ことであり、「世間からの風当りがなくて済む」ことでしょう。

でも、たぶん、それだけ(笑)

それは、「大きな喜びも感動もない世界」であり、ましては、「何も生み出すことが無い世界」って気がするんですよね~。



かつての松下幸之助さんや、現代のアーサーTが示した道は、自分の信念に従って行動すること

彼らの信念とは・・・ビジネスにおいては「人のパワーを信じること」

だったと思います。

言い換えれば、それは・・

「自分や自分の家族だけの利益だけ」でなく、同様に「他人のことや社会に目を向ける」こと
だったんじゃないでしょうか?


逆に、 自分自身の信念を持たない人 = 社会通念に従って生きる人 なのかもしれませんね。

たぶん、そっちの人たちの方が多い(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・

ところが、昨今では、アメリカの経営論も、だんだん変わってきているようです。

ジャック・ウェルチ(John Francis "Jack" Welch)という有名な実業家

アメリカの実業家で、1981年から2001年にかけて、ゼネラル・エレクトリック社の最高経営責任者を務め、そこでの経営手腕から「伝説の経営者」と呼ばれた人。



まさに彼は、「GNPを引き上げるには、機関車であるべきであって、最後尾になってはならない」と言ってた人で、徹底的なリストラをガンガン推進して、ジェネラル・エレクトリックスの株式時価総額を一時世界第一位にまでのしあげちゃった人。
You-are-Fired-222x300.jpg


ところが、のちに彼はこんな発言をするようになったそうです。

「経営陣が四半期決算や株価上昇にあまりにも焦点を当てすぎるのは、最も愚かなアイデアだ。
短期的な利益は長期的な企業価値の増加を伴ってこそ意味がある」 
のだ。

おいおい!自分のやってきたこととマ逆じゃないかい!
いったい、彼に何が起こったのかは知らないけど・・彼なりに思うところがあったんでしょうね~。


さらに、1990年半ばには、ジョン・エルキントン(John Elkington)

この方です ↓
John Elkington

彼は、ビジネスの目的として、トリプルボトムラインというものを提唱したそうです。
bus-csr-elkington-diagram-basic.png

簡単に言ってしまえば・・・従来の利益のみを目的とするのではなく、地球を考え、人々を考慮したものを加えて考えることこそがビジネスである!ということになります。


ところが、なぜか・・いまだにこういったことは一般的に知られてないような気がするんですよね~。


相変わらず、ビジネスの基本は「儲けることにあり=株主に少しでも多く還元すること」という認識を持ってる人が多いのでは?(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、私自身も以前は、「ビジネス社会とスピリチュアルは、真っ向から違うもの」と思ってた時期があります。

しかし、今、「ビジネスもまた、スピリチュアルな感性なくしては成り立たないもの」って気がします。

「他人のため社会のため = 自分のため」、それが、ビジネスの基本であり、また、スピリチュアルの基本なのかな~と、思えるようになりました。

ひょっとしたら、それこそが、すべての人に共通する「生きる」目的なのかもしれませんね~。


参考資料
What Is the Purpose of Business?

従業員給与を減らして株主への配当を増やす経営者が悪いのか

マーケット・バスケットの奇跡がアメリカに与えるもの

きのう、アンビリバボーでアメリカで起こった「マーケット・バスケット」の件が放映されたよ!
と、教えてくれた人がいて、さっそく動画(Youtube)を見た。


ところが、今朝、そのYoutubeを見ると・・なんと、もう消去されてしまってる。

代わりに、9tsu.comの、こちらで動画をみつけたので、まずはどうぞ!
これもいつ消去されてしまうか・・わからないんで、お早めにご覧ください。


この動画は、最初は関係ないものが入ってるけど・・13分15秒あたりから始まります。
    ↓
奇跡体験アンビリバボー【全米騒然奇跡のスーパーマーケット全記録】11月9日



もしも、動画が消されてしまってたら、こちらのアンビリバボーの番組のサイトで読むことはできます。

アンビリバボーで11月9日にオンエアーされたもの。
    ↓
市民たちの闘い アメリカのスーパーで起こった奇跡




さて、せっかくなんでこの話を、アメリカのサイトでも色々と調べてみた。



これが起こったのは2014年、3年前の話だ。

この背景の裏には、長年続いていた、いとこ同士の会社の利権をめぐる争いがあった。
フォミリービジネスが大きくなり、有名になっていけば、こんなことはよくある話だけどね~。


では、まず
簡単なファミリー・ヒストリーから

そもそも、マーケット・バスケットの歴史は、初代のアサナシオス(Athanasios)からはじまる。

アサナシオス(アメリカ名:アーサー)は1883年に生まれ。
ところが、1897年のギリシャ・トルコ戦争で孤児になってしまい、その後1906年3月17日、彼はエリス島に到着した。

(14歳で戦争孤児、23歳で移民としてアメリカに渡たってことは・・それなりの苦労の人生だっただろうな~ってことは、想像できるね。)

工場で働きながらカネを溜めて、

11年後、1917年に、妻のEfrasine(エフラジーン?発音がよくわからん?)とともに、デモーラス・マーケット(DeMoulas Market)という食料品店をオープンした。


これは、1936年当時の写真のようだけど・・こんな店だったらしい。
Demoulas store 1-169259-7651
新鮮なラム肉を専門とする食料品店DeMoulas Market、場所はマサチューセッツ州ローウェルのAcre地区

多くの移民の住む多い貧しい地域だったそうだ。
価格もかなり安くしていたらしい。

大恐慌のときは、地元の貧しい人々に無料でハム付きのパンを配ったり、現金後払いで商品を売ってあげたりもしたという。


大恐慌を生き残り、店はだんだん上向きになっていく。

初代のアーサー(アサナシオスをやめて、ここからアメリカ名で、アーサーと呼ぶことにする)には、6人の子供がいたが、一番下のテレマコス(通称:マイク)は学校をやめて店で働いていた。

第二次世界大戦、彼の兄のジョージもまた、ファミリービジネスに参加することになった。

Capture.png
右側がテレマコス(通称:マイク)のちに、アーサーTのお父さんになる人
左側がジョージ、のちにアーサーSのお父さんになる人


1954年、初代アーサーは、この息子二人に店を譲ったのだった。

1956年までに、兄弟二人は売上高を2000ドルから90万ドルにまでアップさせ、さらに15年で家族経営の小さな店から、15店舗を持つ、近代的なスーパーマーケットチェーンに変えていった。

Rowley.jpg


実にお見事な兄弟。

しかも順風満帆、ここまでは。



ところが、1971年6月27日に、ジョージが休暇で訪れたギリシャで、突然死亡してしまう。

当然、彼亡き後は、テレマコス(マイク)が一人で仕切ることになる。

ここらへんから、だんだん雲行きが怪しくなる。
そして、だんだん・・3代目の人々へビジネスは移っていく。

1990年に、ジョージの息子、アーサー・デムラースが、テレマコス・デムルス(叔父さん)が、家族が所有する事業に、勝手に資産を流用しているとの苦情を申し立てた。

この人(通称:アーサー・S)
arthurs.png


このときは、テレマコスが裁判に負けて、結局ジョージの親族に206百万ドルを支払わなければならなくなった。
そのうえ、裁判官はジョージに株の50.5%を授与した。

ところが、

2008年、テレマコスの息子、アーサー・T.が取締役会の選挙で社長に就任。

arthurt.png

なんと、ジョージの義理の息子?ラファエラが、アーサーTを支持したため、彼が就任しちゃったんだとか?
なんか、ジョージ一家、ぐちゃぐちゃ。。。


ま、いろいろと家族で思惑&陰謀が渦巻いていたことだろう。

今回の事件も、おそらく・・・ここらへんに発端があるらしい。


なんといっても、ニューハンプシャー州、マサチューセッツ州、そしてメイン州に本社を置く79もの店舗を持つ、巨大なスーパーマーケット・チェーンだからね~。

そりゃあ、利権争いだって起こるだろうよ。
事実、これから後にも、いろいろと裁判沙汰になるような訴えが何度も起きている。


さらに、孫の時代、つまり3代目たちになると、この二人は、父ちゃんたちの時代と違って、真っ向から経営方針が違うのだ。

おまけに育ち方も違う。

アーサーSは、Maine大学に通い、Maine Black Bearsのホッケーチームのディフェンス。
彼は後にバブソン大学にも学び・・・とにかく経営学を学んだ、大学出のエリート。

一方、アーサーTは、高卒で店に入った、バリバリのたたき上げ。

あーもう! じいさんのアーサーからとった名前だろうけど両方ともアーサーなんで、めんどくさいなあ。

アーサーT の経営哲学は、

とにかく、
「お客様第1、第2に従業員、第3に株主」

これは、祖父さんの時代からの経営方針だ。




一方、アーサーSの経営哲学は、

無駄を省き合理的にして利潤をアップ、より多くを株主に配当する



どっちが、良い悪いということでなく真っ向から違うのだ。

アーサーSは、アーサーTに言う。

あなたは何もわかってない。
今は時代が違うんだ!
利益を上げて株主に多く還元することこそがビジネスなんだ!


そして、ついに、昔かたぎのアーサーTが社長の椅子を追われるときがきた。

まあ、これは当然といったら当然な流れ。

そんな時代遅れのビジネスが成り立つわけがないんだから・・と誰もが思うこと。

(一番の理由は、株主たちの不満だったと思うけどね~。なんせ、お客に安く提供して従業員には好待遇だったらしいから。
その分、儲かってるわりには株主たちの取り分は少なかったはず。)



ところが、誰もが当然!だと思ってたことが、そうならなかったのだ。
これこそが、アメリカの業界でセンセーションを巻き起こすことになっていく。


アーサーTを解雇してしまったことに、まず、従業員が納得しない!
なんと71人の店長のうち68人が、アーサーT復帰のためにストライキをはじめたのだ。

p1060117.jpg


当然、従業員や、トラック運転手、物流センターや倉庫労働者までがストライキを決行する!

bascket truck


賃上げ要求とか、労働条件改善のために組合がストライキするのは、よくある話だけど、社長を復帰させるため!ってのは前代未聞。

彼らにとっては、一文の得にならないんだから。
そもそも、ここの会社は組合すらない。


いや、一文の得にならないどころか・・・おそらく参加者全員は解雇されることになるだろう。


当然、店はオープンしていても、商品が無くガラガラ。
お客も仕方なく、他店で買い物するしかなくなる。

article-2557599-1B6789DA00000578-74_964x663.jpg


しかし、アーサーS陣営も、なかなか負けてはいない。


ストライキをやめなければ解雇する!と脅したり、すぐに戻れば罪は問わないし、空いた店長ポジションにも推薦できる!なーんて飴と鞭を使って上手になだめて、内部からの切り崩しを企んだりする。

おそらく、自分たちの方が正当なんだし、こんなストライキなんてすぐに終結すると思っていたことだろう。


「ムダな従業員の整理で浮いた人件費で価格を安くできるだろうし、
そもそも、客には経営者が誰だろうと関係ないさ。 
パンやハムの値段が10セント安いかどうか、だけなんだから。




ところが、ここで大きな誤算があった。

最終的には、買い物客を巻き込んでの大ボイコット運動に突入していってしまったのだ。

今や従業員だけの問題ではなくなり、地元買い物客が、不買運動、ボイコットを始めたのだ。
アーサーTをCEOに戻さない限り、バスケットでは買い物しない!と。

_77237872_tv023287324.jpg

この数はハンパじゃないね~。

すでに、こうなると、地域住民との戦いになっていく。


これだけ多くの人を集めたのは、地元新聞に掲載されたこちらの広告だったという。
    ↓
Market-Basket-Customer-Boycott-Ad.png

マーケットバスケットの現CEO,取締役会、および株主のみなさんへ

●不買運動はマーケットバスケットの従業員ではなく客によるものです

●不買運動をしているのはあなたの客なのです

●売り上げをもたらすのはあなたの客なのです

●企業の命運を握るのはあなたの客なのです

●アーサーTが復帰するまでマーケットバスケットで買い物をしないと決めたのはあなたの客なのです

●この広告料を支払ったのはあなたの客なのです

●あなたがたは客を首にできない




これが、人々の心を動かしたというのは・・とっても納得できる。

なんだか、とってもシンプルなのに・・・

「誰もが忘れていた大事なことを思い出させる」メッセージだ。

アーサーS側は、こう言ってたけど・・
客には経営者が誰だろうと関係ないさ。 
パンやハムの値段が10セント安いかどうか、だけなんだ。


蓋を開ければ、ぜーんぜん違ってたということだ。


さらに、一従業員の言った言葉
    ↓

僕らはスーパーで働きたいんじゃない。
ここのバスケットやアーサーTのいる店で働きたいんです。



私は、下っ端の一従業員に過ぎないし、私なんかが社長のために運動するなんてバカバカしいのはわかってる。 でも・・たとえ職を失ったとしても・・・人生には立ち上がらなければならないときがあるんだ!


(いや~、古きアメリカのヒーローのような言葉だ。)

こういった言葉も、多くの住民の心を動かすことになったことだろう。


結果は、州知事をも巻き込んで、ついに、アーサーSに株の売却を命じることになり、一件落着。

アーサーTは、無事復帰となった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まさに、これは、前代未聞の出来事。 


合理主義、金権主義ベースのアメリカで、とくに、MBA取得してるエリートにとっては、今まで学んできた経営学っていったい何だったの?
ってことにもなりかねないような事件だろう(笑)


この後、さまざまなTV番組でも取り上げられ、経営学専門家たちによっての座談会まで、開かれたようだ。

ここにそのサイトがあったので、簡単に紹介しておこう。
Boston Reviewより


これによると、さまざまな専門家たちがそれぞれ意見を言い合ってるのだが、まあ、ざっと、そのうちのいくつかあげてみる。


●Deborah Ancona、MIT Sloan Seley著名な経営学教授

マーケットバスケットで起こったことから、私は数々のリーダーシップ教訓を見ました。

まず、従業員に生活賃金を支払うこと、利益を分配すること、尊厳と尊敬を持って人を扱うこと、そして顧客に低価格を与えて利益を上げることが可能であることを学びました。
もちろん、それはどれだけの利益を生むかというその金額にもよりますが・・お金を稼ぐことと公正に人を扱うことの間にトレードオフなんてないんです。

●Christopher Mackin(オーナーシップ・アソシエイツのCEO及びラトガーズ大学マネジメント・ラーニング・スクールの講師)

企業の顧問として、私に衝撃を与えたのはマーケット・バスケの抗議行動で言われた、従業員の言葉でした。
彼は、所有権に関することを言ってたんです。

「これらは私たちの店舗であり、アーサーTはCEOです」
「彼らは株を所有しているかもしれませんが、私たちは会社を所有しています」
と。

従業員と顧客が「所有」とゆう言葉を使うということは、株主の権利を重視し、株主価値を最大限に高めることのできるということなんだ。


●RenéeGosline、MIT Sloan Zenon Zannetosキャリア開発教授

大事なのは、ブランドを作り上げてしまうことなんです。
そして、ブランドのストーリーがあれば、それはまるでウイルスのように、顧客の数千の人々の中にも広がることができるんです。

消費者というものは、企業だけで構築されたものよりも、仲間の消費者、または企業と消費者が一緒に構築した物語と結びつく可能性が非常に高いということなんです。


●MITスローン準教授Zeynep Ton、オペレーションマネジメント準教授

倉庫やトラック運転手、倉庫や物流センターで働く人々などの末端の従業員は、低コストでありながら、しかも高効率な作業をしてるんです。 これが、どれほど重要なことであったか・・それは驚くべきことです。

多くの人がマーケットバスケットを見て驚いています。
いかにして、この会社が顧客に対して最低価格を提供し、従業員に充分な賃金を与えて、質の良いものを扱うことができるのか?

ビジネスにおける一般的な見方では、労働をコストと見なすことなんです。
ところが、マーケット・バスケットは、まさに、これにチャンレンジする企業です。
だからこそ、人々はマーケット・バスケットをユニークだと言う。



私も、これは不思議に思っていた。。。

なんで、どこの店よりも安く、しかも質を落とさず、従業員にはボーナスまで支給するような会社を運営できるんだろうか?と。

しかも、バスケットは大型量産店の形態はとっていない。

アメリカの安いスーパーでは、袋詰めサービスまでやってくれるようなとこは、どこにもない。

お客に安くする分、まず商品の質を落とす、余計なサービスはしない、従業員の人件費をなるべく安くする→低賃金


だから、従業員はいつも入れ替わりが激しいし、仕事もスローで超感じ悪い人が多いし、何を聞いても答えられない人ばっか。

でも、ウチはこれだけ安く売ってるんだから、仕方ないだろ@!
お前らだって、1セントでも安い方がいいから、ウチにきてんだろ!
嫌なら他の店にいけ!

とでも言われてるような・・(笑)

私も、そうゆうもんだと思ってた。

あれれ? これ、どっかで聞いたなあ。
あ、まさに、ウォルマートだあ~(笑)

   ↓
こちらは、私の過去記事
ウォルマートに学ぶ、悪徳企業に就職しちゃったら・・




ところが、バスケットは、この常識を全く打ち破った店だった。

なんでだ?


おそらく、経営上の手腕もあるのだろう?

地元の農場からの仕入れ、また、ベンダーとの契約などに、隠された優れた点があるのかもしれない。

しかし、何よりも大事なことは、やはり従業員のモチベーションにあったのではないかな?


おそらく、この座談会でも言っていたように、末端に至るまでの従業員たちが、「自分も経営者のような感覚で誇りをもって働いている」ということは大きい。


おそらくこういった会社ならば、従業員のすべてが、さまざまなアイデアや意見を出し合うことだろう。
また、上層部も常に彼らに耳を傾け、チームとして働いていることだろう。
(決して、従業員をコストとは見ていない会社だったということだ)


それが、座談会である教授が言っていたブランドという意味にも通じるような気がする。

それは・・

お客にも伝染し、スーパーで買い物をしたい!のではなく、バスケットで買い物がしたい!

という気にさせてしまう。

それこそが、本来のビジネスだったのかもしれない。

古臭い、祖父ちゃんの時代のビジネス哲学が、このアメリカでまだ生きていたということだ。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、あれから3年たったバスケットはどうなったんだろう?

1か月以上にも及ぶ、長期のストライキにボイコット運動で、多大な損失を出したことだろうし、また、多くのベンダーやローカル・ファームも逃げてしまったことだろう。


その立て直しは、さぞや大変だったんじゃないだろうか?

そう思って、コンシューマー・リポートを覗いてみることにした。

コンシューマー・レポート( Consumer Reports)とは、非営利の消費者組織であるコンシューマーズ・ユニオン(Consumers Union)が、発行しているアメリカ合衆国の月刊誌
厳格な調査でそれぞれの分野での優良店をランク付けしたもの。



ちゃんーと、アメリカ全土の62のチェーンストアーから選ばれた8店の中にバスケットはランクインしていた。
  ↓
Where to Find the Best Grocery Store Prices in America Our survey results show eight standouts among 62 national and regional chains


ついでに、「最も不満の少ない店、最も不満の多い店」の記事を覗いてみると、もちろん、バスケットは「最も不満の少ない店」に入っている。
そして、あの、ウォルマートは、最も不満の多い店、ナンバーワンらしい。(いや、ワーストワンだね)(笑)
    ↓
Grocery Gripes: Supermarkets With the Most and Least Complaints The happiest customers look for fast checkout, clean stores, and local produce

・・・・・・・・・・・・・・・・

悪いニュースが多い昨今だけど、世の中、まだまだ捨てたもんじゃない。

「どうせ、会社なんてさあ、上の連中の儲けしか考えてないのさ。
社員なんて、どうせ使い捨てとしか思ってないんだから。」


そんなことを愚痴ってる人にも、希望を与えてくれたニュースだろう。


そういえば、以前にも、サンフランシスコのグラビティー・ペイメントという会社の記事もアップしたことがあったね。
    ↓
企業の良いニュース_グラビティー・ペイメント社の人たちとその意識は?


この会社もまた、若き社長が自分の給料を削ることで、従業員の給料を大幅アップさせた会社だったなあ
・・・その結果、あっという間に売り上げ倍増になったんだったよなあ。。。


「企業を成功に導くのは、従業員と客、すべての人の気持ち」

なんだか、こんな甘っちょろい言葉にも、真実味を与えてくれる出来事だった気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


アメリカのスーパーマーケット事情
アメリカのスーパーや、レストランは、たぶん・・日本と違って、「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」という丁重な挨拶はないけど・・実にフレンドリー。

こっちは、日本のイメージ
1822157.jpg

アメリカだと・・こーんなカンジで、

cashier-job-interview.jpg
ときには、レジで世間話までする。

人の買った商品を指さして、「あ、これ!僕も大好きなんだ!美味しいよね~。」と、まるで友達かい!ってカンジなのだ。
日本から行った人は、最初は戸惑うけど、それこそがアメリカの接客なんだと思う。

さらに、良い店は、さまざまな質問や要望にも応えてくれるし、もちろんプロ知識もある。
重い荷物の場合は、わざわざ車まで運んでくれてトランクに載せてくれる。

アメリカ人にとっては、お客様扱いしてもらうよりも、良き隣人、良き友人のような対応こそが、一番気持ち良いサービスと感じるようだ。




参考

A year later, things are going pretty well for Market Basket

DeMoulas Market Basket

A Market Basket history




正しい治療法を巡って、そして善悪のジャッジを下すこと

慣れない土地での子育てというのは、なかなか大変なことだろう。

これは、アメリカの元駐在員妻の話

子供が1歳半だった頃、夜中にかなりの発熱に気がつき、慌てて子供を抱えてエマージェンシーに行った。

毛布でぐるぐる巻きにして、日本から持っていった冷えピタをおでこに貼って連れて行ったのだが・・

アメリカ人の看護師さんは、それを見るなり、大声で怒鳴られた。

「アンタ! 何やってんのん!これじゃあ子供の体温が上がりすぎてひきつけ起こすわよ!」

さらにおでこの冷えピタをみて、

「こんなのをを貼ってたら、おでこから体温が逃げないでしょ!」と、バシッと剥がされた。

えーー? 日本ではこれが常識だったのに~。
と、かなり落ち込んだそうだ(笑)



こうゆう話はよく聞く(笑)

また、こんな話も。

アメリカ人夫:「子供が熱が出たら、すぐに水風呂に入れなきゃダメだよ!」

日本人妻:「何バカなこと言ってるの! 肺炎になって死んじゃうわよ! 体をうんと温めなきゃダメよ!」


かと思えば・・・

「すぐに解熱剤や抗生物質を飲ませなきゃ!」

「何言ってんだよ! 薬は自然治癒力、免疫力の敵だよ! 薬は絶対ダメ!」



blooming-bath-a-flower-shaped-baby-support-for-sink-baths-0.jpg

さて、この中で、どれが正しい治療法だと思う?

答えは、どれも正しいともいえるし、また、どれも間違ってるともいえる。

それは、そのときの患者の容体や、個々の体質によっても違うから。

何度の熱なのか?
いつから続いてるのか?
平熱は何度の子なのか?
何歳の子なのか?

などなど。


こういったこと無視して、正しい治療法なんてあり得ない。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

昨今は西洋医学よりも、各種代替療法を取り入れたり、ホリスティック治療なども注目されるようになってきた。

そのベースにあるものは、「自然治癒力」

すぐに、鼻水が出たら止める、下痢をしたら止める、熱が出たら下げる・・というような治療法はやめよう!

そもそも、人間の体は、体内にある「汚いもの」を外に出し、クリーンにしようとする働きがある。

それに、「病気」とう名前をつけて、症状だけを抑えようすればするほど、自然治癒力を殺し、体はますます汚染され弱める結果になる。

むしろ病気を、ありがたい体のサインとして受け止めて、従来の症状を止める医療ではなく、体全体のしくみに注目していこう!
というものだ。




確かに、そのとおりだろうなあ~、と私も思う。


しかし、子供は別。

小さな子、とくに赤ちゃんは自分自身の免疫力を持っていない。

なので、母親の母乳を通して母親の免疫力をもらっているという。
もちろん、お腹の中にいるときも、臍の尾からゲットしているということだ。

これはちょっと余談だけど・・
アトピーになる幼児は、お母さんのお腹の中にいるときから、さまざまな化学物質に汚染されてしまったため、生まれてきてから自力でそれを一生懸命外に出そうするため、アトピー症状を引き起こしているのでは、ないか!とも言われてる。

たしかに、20年以上前だったか? ダイオキシンの問題がクローズアップされ、
母乳にダイオキシン類及びPCBが含まれているので、母乳は止めた方がいい!なんて風潮もあったそうだ。

PCB? 前回のモンサントの記事を思い出す・・(笑)




しかし、平均6か月位の間に、赤ちゃんは徐々に自分自身の免疫力をつけていくようになるという。


赤ちゃんや幼児の体は大人とは別なのだ!


たしかに、熱が出るということは・・・なんらかのウイルスや細菌と戦ってくれているということだ。

「熱があがった」というよりも、体が「熱をあげてくれてる」ということだ。


しかし、体力の弱い老人や小さな子供、免疫力の低い人などは、高熱により体力を消耗してしまうことになる。
高熱が続くと細胞、つまりたんぱく質を変形させていくこともあるという。

とくに、脳の神経細胞はダメージを受けやすいんだとか。


なので、時と場合によって、または個人差によってなので、一概には言えないんだけど・・

体を温めるよりも、先に冷やさなければならない!ってこともありえるということだ。

babycold.jpg


一番最初の駐在員の話は、まさに、その例だったんだろう。

少しでも熱を下げるなければいけない時に、体をぐるぐる巻きで温めて、しかも頭に冷えピタ?
こうなると冷えピタは、熱を下げるどころか、熱が逃げようとする唯一の場所までもふさいでしまうモノ、になってしまってたんだろう。

昔から、「頭寒足熱」という言葉もあって、頭を冷やして体を温めるというのは安眠の基本にもなってるんだけど・・

もちろん、それは時と場合によりけり。 
しかも、一般的には、免疫力のある大人に限っての話なのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何事にもそうだけど、

こっちが悪、こっちが正しいという考え方が、どうも多い気がする。。。


すべてを善悪で判断してしまうことが、なんと多いことか。

病気は悪いもの → 薬でやっつけろ!

今度は逆に、

薬は悪 → 自然に任せるべき


これって、どっちもどっちじゃないかな(笑)
おそらく思考回路は同じ(笑)


もちろん、こういったことは病気に限ったことではない。

(001) GOOD_vs_EVIL


私たちは子供の頃から良い事・悪い事を叩き込まれてきた。

人を騙すのは悪い事、怠けるのは悪い事
一生懸命勉強すること働くことは良い事、両親や先生の言いつけを守るのは良い事

なーんて具合に。

もちろん、この教えに反論するつもりはないんだけど・・

ちと、これだと・・教えというよりも、「植えつけられたもの」という気がしてしまうのだ。



似たようなことを、あるアメリカ人の人が言っていた。

「子供の頃、悪い人か良い人かを「判断する」ということを教わってきた。
どうゆうのが悪い人で、どうゆうのが良い人なのかを!

メソジスト教会は、これらの悪い人々は地獄に行くと私に教えたし、
私の家族もまた、「良い」人だけが天国に行くことを教えてくれたものだ。

そして私も天国に行きたいと思い、自分自身が良くなるように努めてきたってわけさ。」


注:メソジスト教会とは、キリスト教の宗派
メソジスト (Methodist) とは、18世紀、英国でジョン・ウェスレーによって興されたキリスト教の信仰覚醒運動の中核をなす主張であるメソジズム (Methodism) に生きた人々、および、その運動から発展したプロテスタント教会・教派に属する人々を指す。


As a child, I was raised to judge people who do “bad” things.
The Methodist church told me these people would go to hell.
Most of my family members taught me that only “good” people go to heaven
and that I’d better be good myself if I want to go to heaven too.


・・・・・・・・・・・・・・・

日本の教えにも似たようなものがある。

「悪いことをすると罰が当たって地獄に行くぞ。」
「地獄は恐ろしいところだぞ。」
「嘘ついたら、閻魔さんに舌を抜かれるぞ。」


こりゃ、まさに、最後の審判?
どこの国も同じかい?(笑)


20150723211902.jpg


まさに、恐怖心を煽って、悪い事をさせない教育法?(笑)

昔はこんな教育をしてたようだね~。


結局のところ、

これって、どれが善でどれが悪か?ということを、子供の頃から植え付けられることになる。

常に、ジャッジする(善悪判断する)こと、それを子供の頃から叩きこまれることになる。


そのせいか、我々は大人になっても、ベースには「ジャッジすること」があり、
そこから、価値判断まで発展させてしまうことにもなりかねない。


悪いこと、良い事、
悪い人、良い人、
病気は悪いもの


・・・・という具合に(笑)
なんでも、二つに分ける。


悪い人、悪い事を例にあげて教える場合でも、

なぜ?
どうして、そうなったんだろう?
その人どうすべきだったのか?
自分はどうすべきか?



そこらへんが抜け落ちてしまってたような気がする。

・・・・・・・・・・・・

その結果、

良い子になればなるほど、自分の正当性を主張して・・

good-vs-evil-11.jpg
腕相撲の戦いならかわいいもんだけど・・(笑)

悪を糾弾し戦おうとする。

または、

悪を憎み、軽蔑し無視するか?




「これって、なにかがおかしいって思わない?」と、このアメリカ人に聞いてみた。


「うん、おかしいよ!
善悪は子供の頃から教わったけど、愛は教わってこなかったってことだと思うよ。

唯一教わった愛は、神の愛と家族の愛だけだったから。
それも良いことをすれば・・って条件つきの愛だったからね~。」


と、そのアメリカ人は言った。


善悪ジャッジをしてるだけでは、何事も解決しない。
病気治療でさえも・・・。


今は、私もそう、思うようになった。

モンサント社からビジネスの定義を考えてみる

モンサント、BASF社、 除草剤による損害賠償 という記事を目にした。
    ↓
Monsanto, BASF Weed Killers Strain U.S. States With Damage Complaints

BASFというのは、ドイツでは老舗の最大の総合化学メーカーなのだが、・・・モンサント社によって、2016年にすでに買収されてたらしい

dicamba_not_love_story-1_wide-c4f8695d22b2017eebd562ff6b7440d4ad742fa4-1780x1002.jpg

この記事を超簡単に要約すると、

昨年、米国環境保護庁(EPA)は、夏季の栽培期にジカンバ耐性作物に雑草キラーを使用することを承認した。
「ジカンバ(Dicamba)」というのは、古くからある除草剤で、農薬としてスプレーして散布するもの。


揮発性のものなので、場合によっては、蒸発して風に乗って広範囲に広がってしまい、他の作物や家畜(人にも?)にも、被害を及ぼす可能性があるというシロモノ。

ところがモンサント社は、
容易に蒸発しない「低揮発性ジカンバ」を開発することで問題を解決したと発表。

そこで、農家で使用されるようになったのだった。

ところが、
ジカンバという除草剤を噴霧したところ、やはり、被害が発生。

そして、アーカンソー州、ミズーリ州、イリノイ州などの農業中心の州では、今年、約4年間分の被害届をどっさりと、受けとることになってしまった。



そんな内容の記事だ。

monsanto.gif


そもそも、なんで企業の言葉だけで許可しちゃうんだよ!
最初に、政府が派遣した専門家による調査はなかったんかい!

・・と、多くの真っ正直に生きてる人々ならば、そう思うことだろう(笑)

しかし、

お金と権力さえあれば・・たいがいのことは出来る!
まさに、それが、モンサントなのだ。


実際のところ、

モンサントが安全宣言の発表をしたのちも、真偽を検証しようとした専門家もいたようだ。

ところが、モンサントは低揮発性の改良型ジカンバをプロプライエタリー(独占的)製品として取り扱うことで、検証実験ができないように手をまわしたんだとか。


モンサントについては、何回かこちらのブログ記事にもアップしている。
こちらは、3年前のブログ記事、
  ↓
遺伝子組み換えとワクチンと



それでも、日本人はまだまだ、モンサント社自体についても、知らない人も多いのかもしれない。

モンサント? よく知らないって人のために
      ↓
モンサント社は、(Monsanto Company、NYSE:MON) は、アメリカのミズーリ州に本社を持つ、多国籍バイオ化学メーカー。
2005年の売上高は62億ドル、2008年の売上高は110億ドル、
遺伝子組み換え作物の種の世界シェアは90%。
ロックフェラー財団の援助を受けている。



陰謀論などでは、必ずといっていいほど、モンサントの名前も登場するってくらいに有名なのだ。
巷では、農業マフィアと呼ばれたりするくらいだから(笑)

よくある陰謀論といえば・・

ロックフェラー、ロスチャイルド、イルミナティー、NWO(世界統一政府)、世界人口削減政策など・・そして、その一端を担うのがモンサント社(笑)


このような記事はアメリカでは珍しくないのだ。

ラウンドアップ(グリホサート)の詐欺と陰謀
The Roundup (Glyphosate) Toxin Scam and Conspiracy


さてさて、きょうのところは・・そういった陰謀論の話をするつもりはないので、この記事の話に戻すとしよう。


「アーカンソー州、ミズーリ州、イリノイ州などでは、「ジカンバ(Dicamba)」被害のクレームに対する調査に乗り出した」
(ただのクレームどころか、訴訟も抱えてるそうだ。)


そうはいっても、ひとつひとつの案件を調査するのには、人手が足りないし時間がかかる!と、州では頭を抱えているらしいけど・・

それでも、もはや無視できない状況なのだろう。

ミズーリ大学が集計したデータによれば、10月15日までに、この州で2,708件のディカンバ関連植物傷害調査が開始されたとか。


もちろん、これに対して、モンサント側は、農家の方が、この夏の夏に散布した際に、ラベルに印刷された最大4,550語の詳細な指示に従わなかったせいだ!
うちの商品の問題じゃないんだ!


と反論してるらしい。



これに関する日本語の記事も発見したので、よかったらどうぞ
   ↓
世界最大の“農業マフィア”が隠したい真実──除草剤の欠点を指摘した研究者たちを口封じか


monsanto.jpg


さて、モンサント社について、もういちどざっと説明すると・・

モンサント社はベトナム戦争で使用された枯葉剤を製造した会社。 
戦争後は牛成長ホルモン剤、除草剤の「ラウンドアップ」、遺伝子組み換え(GM)作物などで事業を拡大。 


ラウンドアップ・・モンサントの主力の売上を誇る除草剤グリホサートの商品名。
世界でもっとも売れた除草剤

Company_MonsantoRoundup_Feature_405x405.jpg


「生分解性で、環境に優しい」がキャッチコピーだったんだけど、過去に虚偽広告により、ニューヨーク(1996)とフランス(2007)で有罪判決を受けた経緯がある。


ちゃっかり、パパ・ブッシュ(ジョージ・ブッシュさんのこと)とも手を組んで、すさまじい勢いで急成長。

まあ、これを見て頂ければわかると思うけど・・

gmo_world_map_large (1)
赤い部分がモンサントのGMO(遺伝子組み換え)の制限をしてない地域、黄色はGMOの規制を持っている地域、グリーンは一切禁止地域(2012年)

まさに、これは世界征服の図?


さて、よく知ってる人にとっては、いまさらって話になるけど、モンサント社の何が問題なのか?というと、

●遺伝子組み換え作物は安全か?

●モンサントから永久に種子を買い続けなければいけない構造
遺伝子操作されたハイブリット種(F1種)はその名のとおり、優秀な生産性を持っている反面、一度畑にハイブリッド種を蒔種すると、それは一代限りしか育たないシロモノ。
しかもこのF1種はモンサントの特許農薬とセット売りになっている。

もちろん、今回のジカンバだって、セット売りになってる。


●FDA認可企業であるモンサントなど、巨大企業が支配する仕組みが出来上がってる。
自然農法、有機農法などの小規模農家はもはや経営が成り立たないような構造が作り上げられていく。


遺伝子組み換えが安全か否か?という、問題以前に、こりゃ、どうみたって、胡散臭いだろう!と思えてしまう(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、モンサント社って、もともとは、誰がどのように大きくしていった会社なんだろう?

ちょっと、その歴史を調べてみた。


モンサントの創業者はJohn Francis Queeny(ジョン・フランシス・クイティ)

1901年、コカ・コーラから得た資金でモンサントを始めた。
1902年、モンサントはコカ・コーラ社に「サッカリン」(人工甘味料)という最初の製品を販売。
1905年、バニリンとカフェインを販売して利益を得始める。

1906年、米国政府は肉製品の規制と検査を開始
*ConAgraやMonsantoのような企業は政治家、研究施設、学校、そしてUSDA(合衆国農務省)などに寄付したため、規制から免除されている。

第2次大戦の間、化学物質を欧州から輸入することができず、独自の化学製品の製造を目指す。
1929年、モンサントは、ポリ塩化ビフェニル(PCB)の最大生産元となる

PCBは1970年代に禁止された。


PCBは、無害免疫系障害、先天性欠損、癌、致死的死亡につながる致命的な発癌物質と化学物質の1つであることが科学的証拠によって示されるまで、潤滑油、切削油、作動油として広く使用されていた。

*当時、モンサント社の科学者たちは、PCBsに関連する健康リスクについて知っていたが、決して公表しなかった。

しかし、今もなお、モンサントがPCB製造工場を保有していたソーゲットのデッド・クリークに沿って、水質から検出されている。


1935年、モンサントは洗剤や石鹸の製造に携わる

1938年にはモンサントがプラスチック事業に大部分を独占。

1939年から1945年にかけて、マンハッタンのプロジェクトでウラン濃縮に関する多くの研究が行われる。

第二大戦中、マンハッタンのプロジェクトで最初の核爆弾の製造に携わる
ベトナム戦争中には、ベトナムの民間人とアメリカ軍に散布されたPCBs、DDT、化学兵器の生産に携わった。

1945年、モンサントは戦争に使用していた化学物質を農業に使用することを始める。

1955年にはモンサントの資産が50%増加。

1975年から1967年まで、モンサントは、ディズニーランドのアトラクションに、生分解性のないプラスチックを使用
ディズニーランドが、それを取り壊すことを決めたのち、チェーンソーやショベルでも、生分解性のないプラスチックは、その破片を壊すことさえできなかったという。
プラスチックの大きな部分をトラックに詰めて運搬する以外なかったそうだ。

1961年から1971年にかけて、ベトナム戦争中の軍事用のエージェントオレンジの生産に携わる。
*エージェントオレンジとは、オレンジ剤 (Agent Orange)のことで、枯葉剤と呼ばれるものの1つ。

*4.8百万人以上のベトナムの民間人がAgent Orangeに汚染され、約40万人のベトナム人がエージェントオレンジによって死亡し、
のちに、障害や先天異常に苦しんでいる子供を含む数百万人が死亡した。



1968年、ジョンクイーンの息子、エドガー・クイニーが死亡。
エドワードJ.ブロック(エンジニアとしてモンサントに入社)が社長に就任

1972年までに、議会はDDTの使用を禁止。

1973年にモンサントは雑草や害虫を殺すグリフォセート分子を開発
*モンサントはまだラウンドアップを安全と宣伝しているが、ラウンドアップの主成分であるグリホサートは広範な健康問題に関連しているといわれている。

モンサントの売上高は20%増加

1980年代から1990年代にかけてのラウンドアップは同社の収入の45%を占めた。
今日まで、グリホサートは市場で最も売れている除草剤の1つ。

1985年、モンサントは炭水化物飲料に使用される「アスパルテーム」と呼ばれる人工甘味料の生産者であったSearle Companyを買収。
*アスパルテームは、砂糖の代わりにソーダ類に加えられた毒性物質とのこと。

1987年、エージェントオレンジのおかげで多大な利益を得たものの、ベトナム戦争の退役軍人に1億8000万ドルの支払いを払わなければならなくなった。

*しかし、当然ながら、枯葉剤のベトナムの犠牲者には一切支払われていない。

1994年、モンサントはrBGHおよびrBST成長ホルモンを市場にリリース。
*ウシ成長ホルモンは、早期思春期および乳癌および前立腺癌に関連するものといわれている。

1995年、モンサント社の遺伝子組み換えキャノーラ油がカナダに出荷。

このころから、モンサントはバイオテクノロジーにフォーカスしていくことになる。
遺伝子組換え農作物を発明。

1997年までに、モンサントは他の種子会社を買収し、GMOキャノーラ、GMO綿、GMOトウモロコシと呼ばれる新しい遺伝子組換え種子を市場に投入

1997年から2002年にかけて、モンサントは失敗するほど大きくなり、世界中で100億ドル以上を費やして種子企業を買収

世界の種子市場を支配する世界最大の種子企業となる。
2001年、モンサントは世界のGMO作物の91%を所有



いちおう、ここまで。

いやあ、びっくり~。

人工甘味料のサッカリンに始まり、ポリ塩化ビフェニル(PCB)、洗剤や石鹸、プラスチック事業、マンハッタンのプロジェクトでウラン濃縮に関する研究、枯れ葉剤、人工甘味料「アスパルテーム」、ウシ成長ホルモン、遺伝子組み換えキャノーラ油と・・


それも・・・ぜーんぶ、体に害のあるもの?って言われてるものばかり。

それどころか、マンハッタンのプロジェクトでウラン濃縮の研究にも関わてたってことは知らなかった・・。
枯葉剤のことは知ってたけど・・。


しかし、ここで・・モンサント社をビジネスという視点からみた場合、ある意味においては、「これって称賛に価する」
すごい立派な会社!と言えるかもしれないのだ。


もちろん、ビジネスという定義をこのように置いた場合だが。
     ↓

ビジネスとは、「利益を出す」ということ。 つまり、「金を稼ぐこと」。
つまり、「どれだけ金を稼ぐことができるか」がビジネスを行う上で最も重要



ただし、もちろん、法に触れてはいけない。
という条件はつく。

この方が創始者のジョンさん↓
Knight-of-Malta-John-Queeny.jpg

とにかく、目のつけどころが素晴らしいのだ。
先見の目があって行動力も十分、その上、さぞかしすぐれた研究員を抱えてることだろう。

いちはやく、軍事産業には食い込んでるし、最初にディズニーランドにも目をつけてたようだし、新製品の許可を取るためには、実に効率的に、政府機関への寄付も惜しまない姿勢。

法に触れるどころか、ちゃんと抑えどころまで知っていて、法すらも見事に利用してるくらいだ。

そのうえ、何度も訴えられて賠償金も払ってるけど、たちまち、それをバネにして、それ以上の利益を生み出してしまうタフさ。


いやあ、もう、お見事としかいいようのない会社だね。

まさに、世界のシェアを独占できる会社に、なるべくしてなった会社と言えるだろう。


おまけに、どんなに黒い噂があろうが、陰謀論に登場してこようが、おそらく・・法で取り締まることは出来ない。
なんせ、政府が販売許可してるんだから(笑)

こちらが現在のCEO ドナルド・ランフィールド
    ↓
donald-rumsfeld.jpg



さらに、賞賛すべきは目のつけどころ!

儲かる商品というのは、こうゆうものなんだな~ってのが、よ~くわかった気がする。


農薬や種にしても、見た目がキレイな作物で虫もつかないし、ほとんどムダなく出荷できるし、さらに従来の草取りや重労働から解放されて扱い方も簡単~。

食肉だって、成長ホルモン剤を使えば、大人になるまで何年も飼育する餌代や手間が省けるわけだし、人工甘味料や食品添加物にしたってコストが削減できて安くて簡単ともなれば、売る方も買う方も飛びつく。



そう考えていくと・・・現代人の、ちょっとでもラクをしたい!という人々の心をくすぐるような商品であり、ニーズに合わせている、ということになる。

だからこそ、政府にも一般にも受け入れられ、どんどん大きくなっていったのだろう。

Stop-Monsanto.jpg


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、今度はビジネスの視点を変えて眺めてみよう。

ここで、ビジネスの定義も変えてみることにする。
   ↓
ビジネスとは、新たな需要(ニーズ)を生みだし、それを供給(提供)することで、人に喜ばれること
人を幸せにすることで、初めてその対価を受け取って自分も幸せに導くこと



すると・・どうだろう?


100パーセント安全かどうかもわからないGMOの販売。
その検査結果さえ公表されない。
巧妙な独占販売
主に南米地域のメキシコなど、また、インド、ブルキナファソ、バングラデシュの農民から深刻な健康被害、土壌被害、自殺者まで出したほど。
戦争においては大量虐殺



monsanto-678x381.jpg


世界市場で売ってるくせに、どうみたって、世界中の人を幸せにしてるとは思えない。

クレームの嵐、何度も訴えられてるわけだし、悪い噂の数々・・・それは現実なのだ。

むしろ、不幸を招くもの?ではないだろうか。


ここで・・モンサント社は一変して、最悪な企業となる。


しかし、現代の多くの人たちは、
ビジネスの定義 :「一番重要なことは儲けを出すこと」
という認識ではないだろうか?

さらに、「法に触れてなければ善」という解釈が加われば、まさに、モンサント社は立派な企業、勝組ということになる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に、こちらは、「現代ではない」ちょっと過去のビジネスマンの言葉を紹介

松下幸之助
    ↓
「あの人がやってはるのやったらいいな、物を買うてあげよう、というふうにならないといかんですよ。
そのためには奉仕の精神がいちばん大事です。奉仕の精神がなかったら、あそこで買うてあげようという気が起こらない。
そうですから、ビジネスマンのいちばん大事な務めは愛されること、愛されるような仕事をすることです」


デール・カーネギー
    ↓
ビジネスで成功する一番の方法は、人からいくら取れるかをいつも考えるのではなく、

人にどれだけのことをしてあげられるかを考えることである。


あなたを幸せにするのは、どちらの定義なんだろう?
結局は、そこに行きつくようだね~。


参考資料

モンサントに「2011年の最悪の企業」の烙印

Dark History of Monsanto


Monsanto Dark History 1901-2011

映画 モンサント 不自然な食べ物

The Roundup (Glyphosate) Toxin Scam and Conspiracy


時間の概念

最近のことは、ひどく忘れっぽくなってしまって、ちっとも覚えられないくせにね、
なぜか昔のことはよく思い出すのよ。 それも・・びっくりするくらい鮮明に。


高齢の母が言った。

母の頭の中には、こんな光景が浮かんでるんだろうか?
20140124-1255531.jpg

その時代に生きていた自分も。
nosutalgy.jpg


母は今、その時の色も匂いも、鮮明に思い出せるという。

なんだか、それはそれでちょっと羨ましい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人の脳というものは実に興味深い・・とあらためて思う。

それに、時の流れって何だろう?

と、これもまた、あらためて考えさせられる。


・・・・・・・・・・・・・・・

ゲリー・ボーネルの個人セッションを受けたという友人が、いくつかの過去生も見てもらったそうだ。
http://www.knowing-inc.jp/sessions/gary#enkaku1

そのとき、ゲリーさんによれば、過去生は平均で300回以上も転生があるそうで、しかも、時系列は関係ないそうだ。

たとえば、

つい1つ前の過去性が紀元前で、2つ前が50年前だったりすることもありえるし、
また、過去性が未来だったりすることもある。・・過去性が西暦2300年とか。



過去生が未来?

時間というものがまっすぐに流れると思っていると、これは理解しにくいことだろう。


時間の流れというものは、過去から現在、未来を流れる一直線上であり、過去には戻れないもの、というのが、我々一般人の常識になっている。

stock-photo-past-present-and-future-concept-on-black-chalkboard-448009525.jpg


現に、我々は1日中時間に追われて生活している。

たまに、何かに熱中して集中しているときは時間を忘れることもあるけど、それも永遠には続かない。

カレンダーや時計など時間を告げる道具がなければ日常生活に支障をきたすことになる。

嫌な出来事が迫っているとき、また逆に、あまりにも幸せな瞬間には、「時が止まればいいのに」と、祈ったところで・・
時間は無常にも経過していく。

時間は我々にとって絶対的なものであり、我々はまた、時間の奴隷でしかない。
我々の社会もまた、それを基盤にした社会に出来上がってしまっている。

そして、多くの人は、これを疑ってもみない。



もっとも、私の母のように定年退職して人は違うだろう(笑)
時間に縛られることがまったくない人たちは。



太古の時代から、科学者、哲学者、また神学者など「真理の追究を志す人々」によって、時間の概念の研究は、絶え間なく続けられてきた。

時間に関しての概念は、人間の感覚から独立して実在するのか、
それとも実在しないのか?


そういった多くの説が唱えられてきた。


アリストテレスによるば「時間は直線ではない」という。彼は「時間は直線ではなく、始まりも終わりも存在しない」と語っている。


現代物理学においては、時間は未来にも過去にも自在に進むことができる対称性を備えているという。
ちょうど映像を逆再生するように時間を遡ることも可能となっている。


ニュートン力学から脱出したのち、

アインシュタインの相対性理論によれば、そもそも唯一かつ絶対的な「現在」というものはない、ということになった。
物理の数式は「現在地」のない地図のようなものであり、過去から未来にいたるあらゆる瞬間は、等しく実在している、ということになったのだ。


そして最近では、

●マサチューセッツ工科大学の物理学者マックス・テグマーク(Max Erik Tegmark)教授は、「ブロック・ユニバース理論」を提唱した。

225px-Max_Tegmark.jpg

マックス・テグマーク
これは、時間を一つの次元」として扱うというもの。
手っ取り早く言えば、4次元理論といえるだろう。

本来の3次元に加えて「時間」という新たな次元を加えた考え方だ。

この二次元座標のX軸を時間軸とすると・・Xの上を移動するだけで過去にも未来にもいけることになる。

coordinates_2D.png

あらら~、まさに、映画インターステラーに登場する4次元立方体とも同じような・・(笑)

interstellar1.jpg


●マサチューセッツ工科大学の哲学助教授、ブラッド・スコウ博士(Dr.Brad Skow)は、ブロック宇宙論を元に、さらに、「スポットライト理論」を提唱した。

skou.jpg

MIT(マサチューセッツ工科大学)ニュースより
スコウ博士の言を借りれば・・

「私たちはある特定の時間(現在)にのみ存在しているのではなく、全ての時間に同時に存在している」

まるで時間(過去・現在・未来)が一つのステージに同時に存在しており、そこにスポットライトが当たり、過去から現在へ、現在から未来へ・・・とスポットライトが移動していく、という理論である。

スポットライトが当たっているところだけが我々の認識ができるというところだそうだ。


しかし、ブロック・ユニバース理論にしても、スポットライト理論にしても・・長方形のブロックが常に存在していなくてはいわけだし・・
そうなると、「未来は既に決定されている」と解釈にならざるを得ない、ってことになってしまう??


●では、ロバート・ランザ教授(Robert Lanza)の説はどうだっただろう?

量子物理学を元にして、時間の概念、パラレルワールド説、それに死後の世界の存在までを証明できるというものだった。

Scientist: Quantum physics can prove there's an afterlife

これが発表されたのは、最近といっても、たしか2014年の話だった。

しかし、アメリカ社会においては、これはかなり画期的な発表だったと思う。


従来のアメリカという国は、「死後の世界について言及するなんてマトモな科学者のすることじゃない!」というのが常識になっていたから。
そんなことは、宗教の分野か、またはオカルト、スピ系だけの話にしとけよな~、というものがベースにあったのだ(笑)

ちなみに、一方、ロシアの科学者なんかは、そんなことは、ぜーんぜん平気で、バンバン研究したり発表したりしているらしい。
ひとくちに、キリスト教国といっても国によってそれぞれだ。



さて、ロバート・ランザ教授の発表したものは、

ランザ博士によると、

死によって、もはや時空ともいえないような全く新しい時間が始まる。
そこでは、もちろん時間が過去から未来へ流れるようなことはなく、あらゆる時空間を自由に行き来できるようになる



さらに、

「宇宙は我々の認識なくしては存在しない」

「人間も宇宙がないと存在しない」


これは、もちろん、量子力学での有名な実験、二重スリット実験から導いた理論に違いない。

二重スリット実験については、こちらの過去のブログ記事にもアップしたけど
   ↓
人の意識とボーアから始まった量子論

ようするに、

粒子は物質であり波でもある。
粒子が同時に2つの別々の実体として機能することができる
人が観測することにより結果が変わる



まさに、

「宇宙は我々の認識なくしては存在しない」
「人間も宇宙がないと存在しない」


ってことになるわけで・・・まるで禅問答のような(笑)

時間の概念もまた同様。


さらにここで思い出したのは、人が名前をつけるということ(言葉をあてがうということ)

これも同じ意味を持つのではないだろうか?

花、月、鶏、風、愛、哀しみ・・
人はあらゆるものに名前をつけた(言葉を与え、共通の言葉を持つようになった)


たとえば、こうゆうものを赤い花と呼ぶことによって、

redflower.jpg

これは「赤い花」として存在するようになった、ということではないだろうか?


名前をつけることは、そこに観察者の意識が働いたということになる。
名前をつけられたことによって、それはそれとして存在するようになる。



たしか、夢枕獏さんの陰陽師の中で、

安倍晴明は、
「名前はこの世で一番短い呪(しゅ)」と言っている。

呪」(しゅ)の話は、何度も出てくるのだが・・

「呪」(しゅ)とは、形のないものを第三者が言葉(言霊)によって縛ることを意味するようだ。

ここでいう、「縛る」ということもまた、

「目に見えないエネルギーを固定することができる」
「存在理由を与えられる」
「観測者の意識で存在が決まる」


ということではないだろうか?



ここでまた、あらためて「時間」を考えてみる。

多くの一般人が信じている時間

「時間は一直線に流れる」
「過去には戻れない」

という概念があれば、
自ら作り出した時間の概念で自らを縛っているということになる。

さらに、
未来は決まっている、未来は変えられない、と思えば、そう思ったとおりになるのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・

だからどーだってんだよ!
私は、スケジュール通り働いて支払いして家族を養うことに忙しいんだからね!!
私は学者じゃないし、時間について考えたところで、生活してけないんだよ~!

オマエみたいな、ヒマ人じゃないんだ!

と、怒られそうだ(笑)


たしかに、おっしゃる通り(笑)


だけど、こうやって・・どんどん現在の科学界の常識と一般人の常識は離れていくことになる。

少なくとも、なぜ新しい科学界の説が、大々的に一般ニュースでも取り上げられないんだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の母のように、リタイアして時間に追われることがなくなった人は、自由に過去と行き来できるチャンスがあるのかもしれない。


「不思議なんだけどね・・そのときの風や匂いまで、ものすごく鮮明に思い出すことができるのよ。
まるで、私がそこにいるかのように。
こんなことは、今までなかったことよ。」


と、母は言っていた。

ならば、彼女は未来にも行けるかもしれない(笑)

過去のことばかりじゃなくって、未来も想像してみて欲しいものだ。

うん、今度、ぜひ、母にそう言ってみよう!

村上春樹はファンタジーに限る

そういえば、今年のノーベル文学賞は、カズオ・イシグロでしたね。

ニュースやコメント記事なんかを読むと、「イギリス在住の日本人が授与」「同じ日本人として嬉しい~♪」などと書かれてたけど・・
たぶん、みなさんが想像するような日本人ではないと思うなあ。

watanabe171010-nobel-thumb-720xauto.jpg
http://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2017/10/post-36.php


5歳で両親とともにイギリスに渡り、イギリス国籍を持ってる方だし・・しかも、日本語を話せない方なんだし~。

どっちかというと、中身はイギリス人に近いのか、または・・私のように国というアイデンティティもなくなっちゃってるような人か(笑)

私は作品は読んだことはないんだけど、唯一、アンソニー・ホプキンスが演じて映画化された「日の名残り」だけは観た記憶がある。



カズオ・イシグロさんの受賞の記事を読んでいたら、今度は、

「なぜ、村上春樹はノーベル賞を獲れないのか?」というのが、かなり目についた。


あ、そういえば、村上春樹さんは毎年のように、ノーベル賞を囁かれてる作家さんだったよな~。

彼がこんな心境とは思いたくないけど(笑)
be76f2f847ad31dc7eb2ba942e3a273d--haruki-murakami-nobel-prize.jpg
https://www.pinterest.com/j_ilmazy/murakami/

・・・・・・・・・

村上春樹さんか~、懐かしい~。(←別に友達でもなんでもないんだけど・・)

わが青春の日々・・なーんて臭いセリフが浮かんでくるほど、私にとっては懐かしいものがある。


遠い昔、私は村上春樹ファンでずーーと読みふけってた時期があるもんで(笑)

長編小説だけをあげれば、

風の歌を聴け
1973年のピンボール
羊をめぐる冒険
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
ノルウェイの森
ダンス・ダンス・ダンス
ねじまき鳥クロニクル


長編だと、私が読んだのは、このあたりまでかな?
もちろん、翻訳や短編にも好きな作品はいっぱいある。


とにかく、当時の私は、ムラカミワールドにどっぷりはまってた。


唯一、ノルウェーの森だけが、「げー! つまらん!」と思った作品。

せっかく買ったハードカバーの本を一度読んだだけで人にあげちゃったこと記憶がある。(←持ってることさえ嫌になっちゃったんだよね~)



しかし、『ノルウェイの森』は村上春樹の小説のなかで一番有名な(つまり、一番売れてる)作品であり、代表作とも言われてる。



私が好きな村上作品というのは、一人称で登場する僕という若い男が、非現実的な不思議なことに遭遇して、不可思議な「羊男」や「やみくろ」、「リトルピープル」なんかが登場して、しかも問題解決もされずに、不可思議なまま終わっていく。

それが、従来のムラカミワールドのストーリーだった。


まるで霧の中を歩んでいるような・・そして最後も霧の中で終わるんだけど、ちっちゃな星屑みたいなものが胸に残る・・

そーんな感覚が好きなのだ。(好きだったのだ。。。)

もっと、カッコよくてドンくさい言葉で言うと・・、フランツ・カフカのような不条理性を秘めてたシュールな世界観、ってことなのかな(笑)

で、それをもっと手っ取り早く言っちゃえば、ま、ファンタジー小説のようなもの

それでいて、やっぱり純文学的な言葉の使い方、見事な表現で村上ワールドの存在感がある、ってとこかな。

そこが、私の好きな村上作品だった。


ところが、ノルウェーの森は、まったく異質だったのだ。

つまり、あまりにもフツー。

不可思議な出来事や奇妙な生き物も出てこないし、その上、やたら人が死ぬような恋愛小説みたいなものだった。


村上春樹さん自身が、「これは、今までと違って、そういった要素を一切登場させずに書いた、ある意味で僕の挑戦だった」と語っていた記憶がある。


なので、これは従来とは異質な「リアリズム」仕立てになってる。


なんで、この作品が爆発的に売れたのか?
いまだに、わけわからん!


おそらく、メディアを使ったPR力の凄さなんだろう。

表装も赤と緑で、なかなかキャッチーなデザインだったし。

発売日には行列が出来たなんて報道もされてたから(←iphoneじゃあるまいし・・)


現に、それまで一度も彼の作品を読んだことがなかった人たちが、すっごく有名だから!という理由だけで「ノルウェーの森」を手に取った人も多かったと聞く。

そこらへんから、彼は日本の大スター、じゃなかった! ノーベル文学賞を獲るんじゃないか?な~んて囁かれるようになっていった気がする。


それ以後、大ファンになる人もいれば、なんだかさっぱりわからん!という人もいるし、オシャレを気取った白々しさが嫌~いって人もいるし・・まあ、好き嫌いはそれぞれ別れるところ。


もっとも小説の世界にリアリズムだけを望む人なら、はじめから受けつけられないだろう。


当然オシャレを気取った鼻につくものにもなるだろうし、定職についてないくせに裕福な暮らしして複数のキレイな女性たちといちゃついてて何が孤独感だ~!てことになるだろうし(笑)


そうそう、セックスシーンが多すぎるしセックス描写が嫌い・・って敬遠する人もいたけど(笑)

それもこれも、リアリズム視点から見ちゃえばそうなるけど・・・セックスシーンにしたって、1つの「メタファー」なはず。


ここに、ドリーさんという方が書いてるアマゾンのカスタマーレビューがあったんだけど、これが、めっちゃ面白い!


2017年の新作、村上春樹作品「騎士団長殺し」についての酷評なのに(笑)
  ↓
https://www.amazon.co.jp/review/R6GGCSJATMDA5/ref=cm_cr_rdp_perm

この方、かなり村上作品を読んでる方だろうな~、しかも、文章が面白くて・・久々に大笑いしてしまった。
レビューで(笑)


新作の騎士団殺しもまた、事前に内容を明かさない出版元の戦略もあってか、上下2冊で1000ページを超す大部ながらも、初日からこーんなフィーバーぶりだったんだそうだ。

lif1702240036-p1.jpg
http://www.sankei.com/life/news/170301/lif1703010029-n2.html


さて、私は読んでないからわからないけど・・・ひょっとして、このレビュー記事の方が面白かったりして(←そんなこと言ったら、ファンに殺されるか~)



ま、とにかく・・えー、まとめると・・ですね~(←まとめてどーする?)


村上春樹作品の魅力は、ファンタジーにあると思うんですよ。

しかも、ファンタジー小説とは、わかりにくくなってるところ・・そこらへんが作家としての見事な手法なんでしょうが。

そして、常に青年のような・・出口の無い孤独感を持つ男の心象風景。


「羊をめぐる冒険」とか「パン屋再襲撃」(←これは短編)などが、とくにお気に入りだった。
tumblr_m51mex2WsH1qjd1kgo1_500.jpg



しかし、今の私は、なぜかもう、新しい作品を読もうとは思わなくなってしまった。


あまりにも有名になり過ぎたフィーバーぶりが、天邪鬼の私としては嫌なのかな?

それとも、若き日のノスタルジーを手放しちゃったんだろうか?

または、私が出口をみつけちゃったからだろうか?

丙午のジェーンさんの人生そして宿命と運命

「私はね、丙午(ひのえうま)の生まれなんですよ。」

日系1世のおばあちゃんが言った。

この方は、日本で生まれて結婚しその後夫婦でロサンゼルスに渡ってきたという経歴の人だ。


「そういえば・・丙午の女は強過ぎて男を食い殺す・・なーんて話は聞いたことがありますね。
昔は、そんな話が信じられていたとか。」

「ええ、そうなのよ。 私も、娘時代に見てもらった占い師さんから結婚は無理かもしれないって言われたものですよ。
自分で手に職をつけて自立していく道を考えた方がいいですよって。」

このおばあちゃんは、アメリカ国籍で名前はジェーンという。
昔、日本にいた頃は当然、日本名があったのだろうが・・そんな昔の名前は知らない。

「丙午の日に生まれた女性の特徴って、具体的にはどうゆうものなんですか?」
と私は聞いた。

「とにかく強いんだそうよ。 自我の強さがあって頑固、負けん気と根性で自立心が旺盛と言われましたわ。
だから、そちらの特性を活かしなさい、と言われましたのよ。」


強いってステキなことじゃないですか?
男でも女でも、私は「強いが一番」って思っていますけど。(笑)」



強い女のイメージというと、こんなのを思い浮かべるけど・・
6359255036809664461943503715_wecandoit-1024x768.jpg

ジェーンさんは、どっちかというとこんなカンジ
tumblr_m3ilqzyqjq1r9s3mno1_500_large.jpg

細く華奢でエレガント、物腰も上品で、まさに清楚というイメージに近い。


ということは、まさに・・ジェーンさんは最強の丙午の女かもしれない、と思った(笑)

逆に、見かけがいかにも強くワンマンで、上から目線でガンガン物言いをするような人に限って、「弱い人」というのは世間の常だ。

人は、弱さ、臆病さを隠そうとして、大きく尊大に振る舞うものだ・・と私は思っている。


「そうね、今の時代はそうかもしれないわね。 でも私の時代には強い女は嫌遠されたのよ。
もう、丙午の女というだけでね。」


「ジェーンさんは、自分でビジネスをはじめたり、いわゆる、キャリア・ウーマンの道は望まなかったんですか?」

「いいえ、まったく!
私の夢は、結婚して子供をたくさん作って育てる専業主婦だったの。
だから・・そんな占い師の言葉なんか、糞くらえ!って思ったわね。」


エレガントに微笑みながら、お下品な言葉を見事に使いこなす(笑)
それだけで私は、彼女がいっぺんで好きになった。

ジェーンさんは続ける。

「事実、私は結婚して専業主婦になり外で働いたことは一度もありませんの。
それが、私の子供の頃からの夢だったんですもの。」

「それは素晴らしい。 夢をそのまま実現されたってわけですもんね。
もしも、若い時に占い師の言葉に従って、自立の道を歩んでいたら、ひょっとしたら違った人生になったかもしれない。」

「ええ。 もともと、私、占いはあまり信用していませんの。
占いよりも自分の人生は自分の意思で決まるものじゃないかしら?
宿命とか運命というのも、私、あまり信じていませんのよ。」

彼女は、私(わたし)ではなく、わたくし、と言うのだが、それに、ちっとも不自然さを感じさせない。


ジェーンさんは、結婚後、夫とともにロサンゼルスに渡り、4人の子供を育てる母親となった。
夫は苦労しながら、レストランを経営し、それを大成功させた、ということだけは耳にしている。


おそらく、彼女は、若いころから華奢で物静かで夫に従う専業主婦の典型、のように思われていた人だったんじゃないだろうか?

しかし、その実、夫を支えて時には叱咤激励して、夫の事業を成功に導いたのも、ジェーンさんの貢献するところが大きかったんじゃないだろうか?


彼女のご主人もまた、妻のアドバイスに常に耳を傾けて一緒に歩む人だったのではないだろうか?
外見は典型的な亭主関白に見えた方かもしれないけど・・(笑)

私は、勝手ながらも、そんな想像を巡らしていた。


まさに、丙午の女かもしれない(笑)
まさに、丙午の女にふさわしいステキな夫だったのだろう。
(←すでに故人となられてるらしい)


そんな彼女に、「結婚は向かない!」なんて言ってのけた占い師は、やっぱり・・ヘボ占い師だ!(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔、彼女を鑑定した占い師さんは、四柱推命と風水の占い師さんだったらしいが、彼の言ってることは、おそらく間違いではないのだ。

この点においては。
    ↓
とにかく強くて、自我の強さがあって頑固、負けん気と根性で自立心が旺盛

まさに、これは、ジェーンさんが持って生まれた気質、キャラクターなのだろう。


たしかに、その通り!と私も感じてしまう。


しかし、だからといって、「家庭を守るだけの専業主婦には向かないから、自立した職業人を目指した方がいいですよ!」というアドバイスは間違いだと思う。

人というのは、そんなマニュアル通りに当てはまらない。

たぶん、鑑定した占い師さん自身が、マニュアル通りに生きる世界しか知らない人だったのだろう。
たぶん、stereotype(ステレオタイプ)の占い師さん(笑)


そもそも、東洋系の占いというのは、宿命をベースにしているようだ。
(東洋系というのは、四柱推命、天中殺で知られる算命占星術、風水などのこと)

生年月日から、「あなたはこういうタイプですね。」といった気質を見て、そこからさらに気の流れを見て、「こうゆう運命をたどるだろうから、子供は作らない方がいいとか、結婚には向かないとか・・わりと断定的に答えを出す傾向もあるように思える。

宿命運をベースにするという点では、西洋占星術、ホロスコープも同様らしいが・・。


たしかに、東洋占星術は、生まれ持った気質を見る、という点では大変優れていると思う。
また、現状のバイオリズムを知るという点でも優れていると思う。


しかし・・しかしなのだ!

一部の占い師さんがアドバイスするような、「宿命に沿った生き方」を提唱するのは、ちと違う気がする。


そもそも宿命とは? 運命とは?・・というのは、昨今ではよく耳にする言葉だ。

宿命は、生まれ持ったもので、決して変えられないもの・・・人種、肌の色や目の色、生まれた場所、両親など
運命とは、自分の意思で変えられるもの・・・性格、環境などなど。



漢字が表す如く、まさに、「宿った命」と「運ぶ命」ってことだ(笑)


それを、最近では料理の材料とメニューに例えたりする。
・・えーと、最初、この例えは江原啓之さんが言い出したんだっけ?


あなたが持って生まれたものは、ジャガイモ、ニンジン、牛肉、玉ねぎ etc. (宿命)
それを使って、美味しいカレーを作ることも、シチューを作ることもできる。それはあなた次第。(運命)



なんだか、私は個人的に・・こんなことを言われるのはあまり嬉しくない。
きっと、例えが悪いだけなのかもしれないけど・・。


つまり、あなたはこうゆう材料なんですからこの範囲でできることをしてください!ってニュアンスを感じてしまうのだ。

そう、はじめから範囲指定がかかってる気がしてしまうからだ。


もしも、私がどうしても、オマールエビのアメリケーヌを作りたかったとしたら?

1_2.jpg

「宿命(材料)に入ってないから無理ですよ。」と、言われてしまうことになる。


たぶん、ジェーンさんだったら、こう言うだろう。

「あら、宿命に入ってなかったら、ご自分で材料を作って新しく加えてしまえば、よろしいんのではありません?。」と。

彼女は宿命なんてことすら信じてない。


たしかに、自分が生まれた両親、場所、そのときの状況・・裕福な家かビンボーな家か?な~んてことは、どうにもならないことだ。

しかし、一説によれば、「ヒトは生まれる前に自分で、その状況を選んで生まれてくる」ともいう。

だとすれば、それはすでに自分の意思ということになる。


ところが現生に生まれた瞬間忘れてしまい、「あ~、もっと裕福な家系に生まれたかったのに~」と嘆いたりすることもある(笑)


面白いことに、前世で占領軍に惨めに殺された人は、次に生まれ変わるときは、逆に占領軍側に生まれ変わるともいう。

さまざまなケースを学ぶために、それも自分自身で選択して生まれてくるそうだ。


そういった側面から考えると、宿命すらも、すでに自分の意思ともいえそうだ。


また、「人は出会う人は選べない。出会いは宿命」・・ともいわれるけれど、それも、自分が引き寄せてくるものかもしれない。

それは、複雑に織りなすクモの糸から手繰り寄せた因果関係の結果、というものかもしれない。

spider-web-with-dew.jpg


死もまた、選べないもの、まさに死は宿命、といわれるけれど・・・それも自分の意思が働いているのかもしれない。


「たぶん、私はXXで。XXの状態で死ぬだろう、それも宿命なのだから従おう!」と思ったノストラダムスは予言どおりに亡くなったとか。
(本当に彼がこう思ったかどうかは不明だけど)



「基本的に、未来の出来事には変えられるものと、変えられないものがあります、
しかし、クライエントが心底望めば、それは変えられるものへと転じることもできます。」


と言っているのは、ゲリー・ボーネルさん。


「宿命を知って宿命に沿った生き方をしなさい!」と言われるよりも、私にとっては、ずーーと、未来に暖かい光明を見いだせる言葉だ。


結局のところ、人の強い意思や意識が作り上げるものこそが未来図ではないだろうか?

強い意思や意識、それさえあれば、不可能とみえることさえも可能に変えられる。


ただし、漠然と心で願うだけのことでは、変えられるわけもない。

「漠然と心で願うだけ」の人が、なんと多いことか(笑)


たとえば、どうしても結婚がしたいんです!といって、占い師を訪れる適齢期の女性。

誰と結婚したいのか? その相手もいなかったりする。

それは、「漠然と」心で思っていることに過ぎない。

世間で周囲の人たちが結婚していくから、自分も一度くらいは結婚したい!と願うのは、魂から出た意思ではないはず。


お金持ちなりたいんです!というのも同様だ。

多くのお金を手にすることで、いったいどうしたいのか!


そういった方に聞いてみると、豪邸に住んで自家用機を持って人に羨ましがられる身分になって・・なーんてステレオタイプの金持ちイメージを語りだす人が多いのも事実。

願望というよりも、漠然とした憧れに過ぎない。



ジェーンさんの夢は、「結婚して子供をたくさん作って、夫を支えながら子供の成長を助ける人生」というものだった。

それは、夢なんて漠然とした言葉よりも、そこには強い意志があったように思う。

強い意志には、強い意識が働く。

だからこそ、結婚に向かない丙午の女でも、実現させてしまったのかもしれない。



そこを見抜けなった占い師さんは、やっぱりダメ~!だったんだろうなあ(笑)

もしも、丙午の、ふわふわした女の子がやってきて、

「私、適齢期には結婚したいんですけど~。」と言ったのであれば、彼のアドバイスは非常に適切だったかもしれない。


しかし、そこらへんは、占い師さんであれば、研ぎ澄まされた鑑識眼とさらに、スピリチュアルな感性を使って察知しなければならないところだ。


どんなに勉強をされた博識の占い師さんであっても、答えは文献の中にはみつからない。
占いは、一般論ではないのだから。

gold-clock.jpg


ましてや、未来を占うことは難しい。
たとえ、過去を見事に言い当てることができたとしても。

また近い未来が見えたとしても、先になればなるほど難しくなる。


なぜならば、人々の意識が変われば、いかようにも未来は変わっていくものだからだ。

ババ・ヴァンガは、ブルガリア政府公認の優れた予言を残していることで有名だし、現代のジョセフ・ティテルなども、優れた予言者だと思う。

こういった優れた予言者は他にも多くいることだろう。


一般人は、つい、〇〇パーセントの確立で当たったとか外れたとか・・
それだけで、本物か偽物かなんてことまでも判断したりしがちだけど、愚かな話だと思う。

予言とは現在の意識の延長にあるものに過ぎない。

未来予測は、あくまでも現在の意識状態のままでいたときの場合に過ぎない。


それが嫌なら、自分の意識を変えることなのだ。

おそらく、

優れた予言者とは、人々が何かに気づき意識を変えて、予言が当たらない状態こそを願って、予言を発表するのだろう。


私もジェーンさんのように、

「宿命、運命? そんなものは関係ないぜ@
うだうだ、そんなこと考えるな! 未来なんか、どうにでも作れるんだぜい! 」


と言うことにしている。


どうも・・・私が言うと下品になる。
下品な言葉を使うと、ますます下品に聞こえてしまう。。。
これこそまさに、人柄っていうものなのかなあ。

日本のマスコットブームと昨今の不倫報道

「日本には、マスコットがいーーっぱいあるんだってね~。
ふなっしーというのは特に人気なんだって!」


と、私に教えてくれた人がいた。

いくら、こっちに住んでいても、ふなっしーが、数年前から有名だってことくらいは・・私だって知ってる(笑)

でも、なんで人気になるのか? そこらへんのことはピンと来ない(←すっかり日本の感覚が遠くなっている)

私に教えてくれた人は、この、Last Week Tonight with John OliverというTV番組をみて知ったのだという。

こちらの番組
   ↓
150616-lwtwjo-ep41-v2-1024x374.jpg

これは、コメディアンのジョン・オリバーさんという方がホストで、海外・国内のニュースを、ちょっとシニカル、コミカルに紹介する番組なのだ。

そこで日本のマスコットブーム事情が紹介されたことがあった。


なんと、Youtubeに日本語字幕をつけたものを発見したので、よろしければご覧ください。
    ↓ 


このホストを務めるジョン・オリバー(John Oliver)は、イギリス出身のコメディアン、作家、プロデューサー、政治評論家、俳優、テレビのホストなどの顔を持つ方で、タイム誌にも、「最も影響力を与える100人」にも選ばれている。

こちらが、HBOのサイト(HBOとはアメリカ大手のケーブルTV、タイムワーナー社)
    ↓
http://www.hbo.com/last-week-tonight-with-john-oliver




私もこの動画をみて、つくづく思った。

すごいなあ~。

今や、それぞれの都道府県のみならず、どこもかしこもマスコット君なんだね~。
そういえば、プロ野球のナイターを見ていても、それぞれの球団にマスコット君がいたよなあ(笑)


今や日本はマスコットブームなんだ~。

日本の特徴の1つとして、何事においても「ブームができやすい」「ブームを作る国」
というのがあげられる。


あっという間に何かが広まり、それは1つとなり大きな波になりうねっていく。

何もかも飲み込んでいく。

まるで、こんな波のようだ。。。

bigwave.jpg

この波の一部となるか、または、サーファーとなるか?

もしも、波になりたくないなら、熟練したサーファーになって見事に乗り切るしかないだろう。


そして、この波を作り出すもの・・それは、TVの存在かもしれない。


日本のTVは、とにかく特殊だ。

どこの局でも、ほとんど同じ顔触れが出演する。
人気者となると、あらゆる番組でひっぱりだこになるから。


ちなみに、アメリカのTVでは、アイドルや歌手は歌番組に出演するのみだし、コメディアンはコメディー・ショーといった具合に、それぞれの専門分野に分かれていて、どこにでも顔を出すことなんてありえない。

さらに、まったくと言っていいほど、有名人が出演しない局さえある(←ディスカバリー・チャンネルのこと)

どこでも似たような番組をやってることが多い。
街ブラ番組、食べ歩き、旅行など・・


そこで紹介されたお店には、みんながどーーと押し寄せるようになるそうだ。
ちなみに、こちらでは特定の店などを紹介するのは、個人利益につながるため禁止されている。



日本のTVを見ていると、「今が旬な人」、「今人気の人」というのが、誰にもわかるようになっている。

それぞれが専門分野で別れるのではなく、人気の人かどうかで分類されているかのようだ。

人気認定というのは、いったい誰がどのようなしくみで行うのかは知らないが・・(笑)

とにかく人気認定された人は、あっちこっちの局や番組に出演し、また、どこの局でも同じような内容の番組を放送するんで、

「どこも似たようなもの」現象が生まれてしまう。

「どこもみんな同じ現象」

それが、「現代の風潮」となる。


うーん、

やっぱり、

もしも波に飲まれたくなければ、自分も波になるか熟練サーファーになるっきゃないようだ!

でも、サーファーになるより自分も波になっちゃった方がラクだろうね~(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎日のように同じものを見聞きしていると、無意識的な「刷り込み」による錯覚が強くなり、
いつのまにか自分の思考力も感性すらも感化されていく傾向があるという。


たとえば、John Oliverさんの番組内でも、登場した、夕張市のメロン熊

melon.jpg


これって、ゆるキャラ?

それとも、あえて、人気のくまもんと別路線の、ワイルド系にしたんだろうか?

そこんとこはわからないけど・・どうみたってかわいくない。

それどころが、なんでメロンをしょってるんか??意味わかんないし(←ご当地の名産、夕張メロンを無理やりくっつけたいという意図か?)

正直なとこ、申し訳ないけど・・私にはお粗末なシロモノとしか見えないのだ。。。


ところが、

今やマスコットは大人気、どこの県でもある。

みんなが喜ぶもの、ありがたいもの・・となっている。

・・・という刷り込みが出来ていると、どんなクマであろうがマスコット君であれば、笑顔で喜んで迎えてしまうことになる。


ただし、小さな子供は正直だね~。

刷り込みができてない子供だからこそ、泣き出しちゃう(笑)

海外移住で日本に疎くなってる私も、w( ̄△ ̄;)w (←なんと表現したらいいのかわかんないんで顔文字で)

当然、海外では、ジョン・オリバーさんのような視点で番組が作られることになる。


それでもいっか~!

マスコットブーム、大いに結構!

多くの人が癒される!というのであれば、それだけでも大いに存在価値があるのだから。



ところが、現在の日本、

癒しだっとか、ゆるキャラというものがもてはやされる一方で、集団虐めの陰険さも強くなったような気がする。


もちろん、これは・・子供の虐め問題の話ではない。
(子供の社会は大人社会の反映された姿だと思ってる)

大人社会の風潮だ。


たとえば、昨今の「芸能人の不倫騒動」

ターゲットにされた人をバッシングして、よってたかって虐めてひきずり下ろそうとしているように」しか見えない。

まさにメディアも、国民的バッシングを煽っているようにしか思えない。

*バッシング (bashing) とは、個人・団体の行為に対する過剰または根拠のない非難を指す外来語。bash(叩く)から来ている。



不倫疑惑の芸能人を取り囲んだリポーター連中が、まさに鬼の首をとったかのように追及する映像なんかをみると・・

ああ、なんだか日本って嫌な国になったよなあ、と、つい、思ってしまう。


つい、こんなことまでも思い出してしまう。
     ↓

ヨハネによる福音書から
イエスはオリーブ山へ行かれた。 

そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、
姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て真ん中に立たせて、イエスに言った。 

「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。 
こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。
あなたはどうお考えになりますか。」

イエスは言った。 
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、この女に石を投げなさい。」 

これを聞いた者は、年長者から始まって一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと真ん中にいた女だけが残った。 
イエスは言った。

「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」
女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言った。

「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」  




2013050503.jpg

不倫したというターゲットではなく、取り囲んで詰問するようなリポーターたち、それを見て同意する視聴者たち・・の醸し出す空気が、なんと澱んで重たく醜いのか~。


ここで、さらに思い出すのが・・

ゲリー・ボーネルさんの言葉(前回のブログ記事でアップしたもの)


スピリチュアルの拡大を目指すなら、

◆ ジャッジを止めること

◆人生を個人的にとらえないこと

◆葛藤をなくすこと



まさに、集団で、この逆路線を煽るようなものじゃないか~。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも不倫についての捉え方は、各地域、国によっても違う。
法律上では、先進国に限っては罪にはならない方が多いようだ。

ただし、道徳上・倫理上では、罪とみなす地域もあるようだ。
その1つが日本らしい。

なぜ、先進国に限って法律上の罪にならないか?

日本でも明治時代には、姦通罪(かんつうざい)なるものが、存在していた。
婚姻して配偶者のある者が、他の者と姦通することにより成立する犯罪、のことなんだけど・・

Wikiによると、

日本においては伝統的に、姦通(あるいは不義密通、不倫)は重罪とされ、公事方御定書でも両者死罪の重罪とされ、協力者もまた中追放か死罪であった。また夫は現行犯の場合には間男と妻を殺害しても罪には問われることがなかった。



ひええ~

現場を目撃した夫が、相手の男と妻をその場で殺しても罪に問われないとは~。


ところが、これは、あくまでも、妻の不倫のみの話。
夫はお構いなしなのだ。

男女不平等、この上もない法だったのだ(笑)

同様な法は古いしきたりの残るイスラム圏地域にも存在しているようで、不貞を働いた妻は「石打ちの刑による死罪」というのも聞いたことがある。

多くの人に死ぬまで石を投げつけられ、じわじわと殺される・・な~んて、なんとも、おぞましい刑だ。

しかし、ここでも・・やっぱり、夫には適用されない。

そりゃあ、男女不平等だし、先進国の仲間入りするには、ちと、まずいんじゃないかい?
ってことで、日本では廃止されちゃったそうだ。

ここで疑問・・・なんで夫にも同様の刑を適用しようとしなかったのかは不明(笑)

まあ・・当時の政治家さんたち(全部男性だったはずだし・・)が、叩けば埃の出る体だったってことなんだろうね~(笑)


その結果、法的罪には問われないけど、日本人の多くの心の中には、道徳上・倫理上の「悪」という意識は根強く残っているのかもしれない。


アメリカ人にも、その傾向はやや強い。

アメリカの場合は、プロテスタントの宗教的ベースを持つからなんだろうけど・・それでも、日本ほどではない。

不倫スキャンダルごときで、大統領だって辞めさせられなかったんだから。


ご存じのとおり、フランス人文化においては、不倫スキャンダルなんて、ほとんど問題にもならない。
おそらく、他人のプライベートには、さほど関心を持たない国民性らしい。

むしろ、それを自慢げに話す妻もいるくらいだから。
「ウチの夫はね、すっごく女性にもてるし愛人がいっぱいなのよ~。」(←これ、夫自慢のノロケだったりする)


中国人連中に言わせると・・「愛のない不倫は罪だけど、愛のある不倫は良きこと美しきもの」なんだとか・・。(笑)

いやあ、実にさまざま。


しかし、少し前の日本を思い出すと、・・現在のようなバッシングはなかったような気がするのだ。

1980年代後半、後藤久美子という女優(タレントでモデル?)だった人がいた。

実は、私の友人が彼女のファンだったのでよく覚えている。

たしか、通称、ゴクミと呼ばれていた、とっても美形で、演技力も認められて、これから日本を代表するトップ女優になるかも!と期待されていたような時期、不倫して略奪婚で海外に行っちゃった人だ。

お相手は、ジャン・アレジという世界的なF1レーサー。

この方は、たしか、数年前に結婚して子供もいたはずなのに、すぐにゴクミと付き合ってまたも二人の間にもベビー誕生。

実にスキャンダラスな話。

E1463462427768_b797_1_s.jpg
http://www.excite.co.jp/News/90s/20160521/E1463462427768.html

まさに、こりゃあ、格好のマスコミの餌食となるはず・・・

ところが、当時の報道を思い出す限り、現在のような「罪人扱い」のバッシングはそれほどなかったように思うのだ。

「ゴクミは、フランス男に騙されてるんじゃないか?」
「遊ばれてるだけだよ」


なーんて、むしろ彼女を心配しているかのような雰囲気さえあったように思う。

もともと、この女優さん、若いわりには、「物事をはっきり言う」「記者会見でも作り笑顔をしない」という点で、日本の芸能界では異質な人だったらしい。

恋愛においても、ジャン・アレジに騙されたつーより、彼女の方から猛烈にアタックして射止めてゴールイン、だったという話だ。

しかも、ゴールインといっても結婚したわけじゃない。

日本でいうところの「事実婚」なのだ。


日本の場合、事実婚というと、なーんとなく日陰者のイメージが漂うけど、フランスにおいては、堂々と日向を歩む自由人になるようだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと、この当時のことを思い出すと、なんだか現在の「不倫騒動」には、もっと違った、集団虐めを感じてしまう。

現代の日本の方々は、心がすさんでいるのかもしれない・・と感じてしまう。


実は不倫なんて、どーでもよくって、ただ「誰かをターゲットにして集団虐めをしたいがための手っ取り早い方法、

それが、不倫報道なんじゃないかな~、などと思ったりする。


そもそも、人を欺いたり騙す行為は別にして、多くの日本の方々は、本当に「不倫は罪」と思ってるんだろうか?

じゃあ、どうして源氏物語が名作とされるんだろう?

昔、源氏物語を読んで・・私はびっくりしたものだ。
だって、内容は不倫ばっかり~だし、しかも相手構わず(相手が義理の母だったりしちゃうのだ)

それが教科書に載っちゃうんだから、もう、わけわからん。

あ゛~、なんて不純な世界~!
私は、やっぱ平家物語だよな~、男らしい軍記物に限るなあ。


と思ったものだ(笑)

annakarenina_201303.jpg

そういえば、トルストイのアンナ・カレーニナだって、立派な不倫小説だった(笑)


フィクションの世界では美学でありアートであっても、現実の世界では醜いことであり罪になるんだろうか?

そこらへんが、私には理解しがたい。。。


病んだ人々は、魂の奥底でアートの世界を望みながら、現実においては毛嫌いするんだろうか?

そんな葛藤を抱えた人々が増えているんだろうか?


だからこそ、

人は「ゆるキャラ」マスコットに癒しを求め、一方でバッシングに走る現象が起こってしまうのかもしれない。

ふと、そんなことを思った。

サイキックの脱税ニュースからアカシックレコードを考える

ニューヨークポストに、こんな記事が載っていた。
    ↓
Psychic pleads guilty to tax evasion in $3.5M ‘demon cleansing’

サイキック、悪魔祓いのための3.5ミリオンダラーの税金逃れの罪を認めるというタイトルをみて、

え!悪魔祓いで4億円も支払う人がいるんかよ!

3.5Mとは、3.5ミリオンダラーで、ざっくりレート計算しても4億円弱の金額になる。

まあ、どうでもいいような記事かな~と思いながらも、ちらっと興味を持って結局読んでしまった(笑)


日本でも同様に、「あなたに悪霊が憑いてる、私が払ってあげましょう!」といって、高額な要求をされたなんて話も聞いたことはあるが、さすがに、4億というのはすごい!

それを支払ってしまう人がいるってのは、もっとすごいかもしれない!

こちらがこの事件の街、ボストン 西海岸とはまったく違った雰囲気だね~。
content_exterior_biggers_and_norton.jpg


この記事の内容を簡単に要約すると、

ボストンに住む、自称・サイキックが、マサチューセッツに住む年配の人から3.5ミリオンダラーを支払われていたにもかかわらず、税金を納めなかった。

法廷文書によれば、サリー・アン・ジョンソン、41歳(この人がサイキックの女性)は、7年以上に渡り、マーサーズ・ヴィ二ヤード(Martha's Vineyard)島に居住するクライアントから、ヒーリングサービス料として受け取っていた。

ああ、一度に4億円ってわけじゃないんだね~。

ここがマーサーズ・ヴィ二ヤード島 ↓なかなか美しい場所らしい。
379611105_chatham_harbor2_header.jpg

こちらはマーサーズ・ヴィ二ヤード島の建物 こんな家に住むような人をお客に持っていたんだろうか?
andrew-franz-marthas-vineyard-01.jpg


ジョンソンは、サイキック・マッチ、インクPsychic Match Inc an フラッティオン サイキックという会社を運営していて、学歴なし。
現在、同居人の女性と二人暮らし。



裁判所で、彼女が言うには、

私は2年生にもなったことがない
(never passed the second grade,) ←学歴なんてないよーって言ってる
私は、ロマー二のスピリチュアル・コンサルタント“spiritual consultant.”です。

と、言ったそうだ。。。

ロマーニというのは
   ↓
romani.jpg

そう、ジプシーのこと。

ほんとかよ!!(笑)

そして、今まで2つのサイキック会社を運営し、複数の名前やクレジットカードを持ち、上手に使い分けていたそうだ。
もちろん税金逃れのため。

3.5ミリオンの返却命令が出て、3年の禁固刑、さらに裁判中だとか・・・

もっとも、かなりのお金持ちだったら、保釈金を積んでムショ暮らしはしないのかもしれないが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この自称、サイキックの人が、本当に優れたサイキックなのかどうかはわからないけど・・・

いずれにしても、3.5ミリオンも大金を払って惜しくない!って思ってくれる人がいたことは確かだ。

しかも、支払った人があとから、騙された!と言い出して訴える、なーんてことは日本でも多々あったようだけど・・、

今回のケースは、誰も被害届を出していない。
本人の税金逃れから発覚したケース!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私のサイキックの友人が以前、こんなことを言ってたのを思い出す。

「サイキック能力を使ってビジネスをしようと思ったら、まず、しゃべりがうまくなきゃならないんだよ。
人の心を捉えて納得させて、しかも感動させて、ありがとう!!って思わせなきゃならないんだ・・それにはスピーキング能力が一番要求されるんだよー。
だから、私は・・ぜーんぜん向いてないと思うから、やらないんだ!」



このように・・能力はあってもぜーんぜんビジネスに結びつかないサイキックもいる。

ただ・・・
どうなんだろう?

お客さんの立場からすれば・・

真実を告げられるよりも、たとえ嘘八百であっても、心地よい言葉で慰められる方が100倍も幸せって思う人もいるのかもしれない。

なんでもいいのだ。
そのニーズに合えば、ビジネスは立派に成り立つのだから。

getimage.jpg


もちろん、この、ジョーンズさんて人が優れたサイキック能力を持っていたのか、優れたスピーキング能力を持ってたのかはわからないし、お客さんが何を求めていたものもわからない。

そういえば、こんな話もよく耳にする。
政財界の大物と呼ばれる人に限って、サイキック(霊能者)や占い師を頼って多額の料金を払い続けている人が多いとか。


こんなことは我々庶民の耳に入ってこないだけで、ひょっとしたら日本でも、これくらいの料金を貰っているクライアントは意外と多いのかもしれない。

となると、このロマーニのジョーンズさんのケースだけが、特別だったってわけじゃないのかもしれないのだ。


ところで、
お客がサイキック(霊能者)や占い師に求めるものとはなんだろう?

政財界の人ならば・・政敵や商売敵に勝つ方法、自分の行く末、障害となるものを払う方法など

一般人であれば・・・ビジネス、結婚や恋愛、人間関係、家庭問題、健康問題など

どっちにしても個人的なことばかり・・・だそうだ。


そりゃそうだ~!
誰だって進退きまわって、どうすりゃいいのかわからない!ってときだからこそ、サイキック・アドバイスが必要になるのだから。

adobepromo_cover-1500x1000.jpeg


ところが、私は以前、
あるサイキックに、とってもバカげた質問をしたことがある。


「アトランティス大陸はどこにあったの? ネアンデルタール人はどうして消えちゃったの?
明智光秀はどうして謀反を起こしたの?サンジェルマン伯爵の正体は? 地球人は宇宙から移住してきたの?
なーーんてことを質問する人っていないの?」


「いるわけないでしょ!!
高い料金を払ってまで、そんなこと知りたがる人いるわけないし、そもそも、自分の今の人生に関係ないでしょーが!
私だって、そんなことを知ろうとしたことないし、聞かれたってわからないよ。」


「あー、そりゃそうだね~。
じゃあ、現在の中東問題だとか、北朝鮮とアメリカの行く末についてとか?
また、どうすれば戦争をなくせるのかとか・・?
そういったことは?」

「政治家さんたちから受ける質問であってすら、今どのように自分が対応すべきか?という点だし、世界平和の方法なんて質問は受けたことないよ!
質問されても、私にもわからないし・・。」


そうか~。
プロのサイキックでさえ、わからないのかあ~。

いや、

そのサイキックが能力不足でわからない!というよりも、
おそらく、そんなことを自ら知ろうと試みたことがない、ってことの方が多いのかもしれない。

サイキックと呼ばれる人であっても、我々と変わらない、肉体を持って生まれてきた人に過ぎないんだよな~、と
なんだか、そのとき、つくづく思ったのだった(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、サイキックの人たちは、こういった能力、またこういった情報を何から得てるんだろうか?

持って生まれた能力であったり、または人生の途中で突然、開花してしまった人もいる。

以前にも、私のブログで過去に何度かこんな内容をアップした記憶があるんだけど・・、また、あらためて考えてみよう。

多くのサイキックに聞いてみると、

なんらかのスピリット(精霊・守護霊、または地球外生命体)にアクセスして教えてもらうという人もいれば、本人にもわからないけど、心を落ちつけて見ようとすれば突然映像が見えてくるって人もいる。


じゃあ、仮に教えてもらう先生が、優れた精霊・守護霊、または地球外生命体だったとして、彼ら(優れた精霊・守護霊、または地球外生命体たちのこと)は、いったいどこから、その情報を得てるんだろうか?

と考えてみた。


「それこそ、アカシックレコードだと思うよ!」と、あるサイキックが言った。

akashic1-672x372.jpg


アカシックレコードという言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあるだろうけど、以前の私は、
ほんまかいな~!と思っていたのだ(笑)

アカシックレコード(英: Akashic Records)は、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。  Wikiより



地球の歴史をすべて保存しているスーパーコンピューターみたいのものだ。
個々に至るすべての人、動物、そして世界も。

そこに、アクセスさえできれば、過去も現在も、未来ですら予測ができる、ということになる。


ずっと前にインディージョーンズとクリスタルスカルの王国という映画があったけど・・まさに、アカシックレコードの話だったことを思い出す。

Indiana-Jones-and-the-Kingdom-of-the-Crystal-Skull-DI.gif


実際にクリスタルスカルは世界中に数個、発見されているようで、古代メソポタミアの、特にアステカでみられるそうだ。

23187_2923_1286220239.jpg


その1つがマヤの遺跡から発掘されたもので、オーパーツの1つとされている。

今の科学をもってしても解明できない物や製造できない物であり、全体が一個のロッククリスタルを加工研磨して造られ、解剖学的にも、加工技術からも、実に精密に、正確に作られています。

こちらのナショナル・ジオグラフィックの記事によれば、

Crystal Skulls

ジョシュア・シャピロ(Joshua Shapiro)によれば、Mysteries of the Crystal Skulls Revealed の共著
治癒や水リチュアル能力の拡張に使われていたのではないかという話だ。
http://www.whoisjoshuashapiro.com/

この、ジョシュア・シャピロという人は、まさに、現実のインディー・ジョーンズみたいな人でクリスタル・スカルの謎を追って世界中を歩き回っていたらしい。

彼の言葉から
   ↓
「クリスタルスカルは、周囲に発生するエネルギーやバイブレーションを記録できるコンピュータの一種だと信じています。
クリスタル・スカルに接触した人々のすべての出来事やイメージを映像のように再生することができる
(それは、私たちの世界の歴史も含む)



その後、私がたまたま空海について調べているときのことだった。

空海は、若いころに虚空蔵求聞持法というのを実践し、この真言を100日かけ100万回唱えるというもので見事に成し遂げたとき、

室戸岬の洞窟で、口に明星(虚空蔵菩薩の化身)が飛び込んできたと記されている。
そして空海は悟りを開いた。


というのは有名な話。

虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)とは広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を意味するそうで、
虚空蔵菩薩は、サンスクリット語で「アーカーシャガルバ」、
アーカーシャは「虚空」という意味



まさに、それこそ、アカシックレコードだった、ということを知ったのだった。


空海によると、その虚空の空間に入れば、

「五大に響きあり、十界に言語を具す」

物質の構成要素として地・水・火・風があり、そこに、虚空(空・エーテル・氣)を加えたもの
(それが、五大)


「五大に響きあり」とは、それぞれに響きがあって影響しあって、物質も精神にも言葉を具す(十界)

ということになるそうだ。


これは、私の空海についての過去記事から
     ↓
空海とシュタイナーの関連性


ああ、まさに、アカシックレコードのことだったんだなあ!
空海は、こうやって、サイキック能力を身につけたんだ~。

と、このとき、つくづく思ったのだ。



西洋では、19世紀に入って、神智学のヘレナ・P・ブラヴァツキー人智学のシュタイナーが、
「アーカーシャ」という言葉を使うようになり、そこから「アカシック・レコード」という言葉が生まれたそうだ。


エドガー・ケイシーは、アカシック・レコードにアクセスすることで予言や治療を行ったと言われてるし、
edgar-cayce-readings-dvd.jpg


シュタイナーはあらゆる分野、バイオ農法、芸術、教育、建築などについて、アカシックレコードにアクセスすることによって、万能の才を得たといわれている。


サイキックは当然のこと、古代より多くの預言者や神秘家、または偉大な発見をした人などは、
このアカシックレコードから情報を得ていた、とも考えられる。



アカシックレコードには、人類の集合意識が持つ叡智も蓄えられている、とすれば・・アクセスすることができれば、あらゆる分野での発見や未来の創造性にも繋がる、ということは納得できる。


もちろん、私のバカげた質問の答えもそこにあることだろう。

1457541750_undefined.jpg


そこで、どうやってアクセスするか!ってことになる。

まずは、ニュートラルな境地に入ること


これは実際、多くのサイキックが言ってることでもある。

個人的な強い願望や喜怒哀楽があったら、何も見えてこない。 パワーも発揮できないそうだ。

たとえ何かが見えてきても、それは自分の心が見せた幻だったりする。。。(笑)

おそらく、優れたサイキックですら、自分のことだけはわからない!というケースや、たまに読み違いをしてしまうことが起きるのは、たぶん、そうゆうことなのだろう。


そりゃあ、彼らだって人間だから(笑)
今では、完全にすごい人!になっちゃった空海さんですら、「う~、かなり人間ぽいよな~!」ってこともやってるし~(笑)


中には、修行することでエゴや欲求を無くすんじゃないの?

と言う人もいるのだが・・・

実際、私も昔はそう思っていた。
修行とは、醜いエゴや欲求をなくすためなのだろうと・・。

ところが、あるお坊さんに聞いたところ、

「エゴも欲求は消えませんよ。 
たとえ、どんなに修行しようが、 どんな高僧になろうが仙人になろうが。

ただ、修行などによって、覚醒することはできるでしょう。
しかし、覚醒してもエゴも欲求も消えません。
もしも消えるものがあるとすれば、それは葛藤と「キレイごと」でしょうね。」


鞍馬の毘沙門天↓
kurama.jpg

そうか~。

と妙に納得してしまった。

「大事なことは、まず己の葛藤を無くしていくことですよ。」と、そのお坊さんは言っていた。



これと、まったく同じことを言ってる人がいる。


ゲリー・ボーネルさん

まさに、この方はアカシックレコード・リーディングで有名な方で、日本でゲリーさんの知名度を上げたのは・・
たぶん、よしもとばななさんかもしれない。

41cuiLjR7PL.jpg

ゲリーさんによれば、

スピリチュアルな拡大を目指すためには、

◆ ジャッジを止めること
◆人生を個人的にとらえないこと
◆葛藤をなくすこと


さらに、この世界から戦争を無くすためには祈ることではなく、この3つを個々に実践していくこと、だとも言っている。

おそらく、この3つは・・サイキックの基本、
いやいや、我々すべての人の基本、かもしれない。


たしかに、我々は日常の中でジャッジしてしまうことが多いように思う。
ただ、純粋に「観察・認識」すればいいのに、つい、その時の感情や先入観で、ジャッジ(裁く・判断する)してしまう傾向がある。


さらに、どこかで・・「個人的」 ←→ 「他人、社会、世界」と捉えてしまいがち。
個人も世界の一部であり、個人の意識もまた世界を作る一部であるのに・・、そんなこと、十分頭でわかっていてさえ。


そして、いつも、なんらかの葛藤を抱えることになる(笑)


ゲリー・ボーネルさんは、非常に日本という国に興味をお持ちのようで、
日本で、ノーイングというスクールも運営しているし、また、個人セッションも行っている。

一般の方々はもとより、むしろプロのヒーラーや霊能者といった人たちに人気があり、セッションを希望する人が多いと聞く。


最近、私の友人がゲリーさんのセッションを受けたとかで、その内容を聞いてるうちに、
それこそ、私のバカげた質問ですら真摯に受けとめてくれそうな人だなあ、って気がしてきた(笑)


そこで、私も興味を持って、ぜひ!
と、思ったんだけど・・・なかなか、私にとってはセッション費用が高額で・・(笑)

あ、でも、4億円と比べたら屁でもないなあ(笑)


日本でスクールを開き、しかもセッションには通訳を使い、その人件費、レントなどを考えてみれば、しごく妥当な金額なのかもしれない。


結局のところ、高いか安いかなんてことも、人それぞれ。

あなたがどんなサイキックを選んでカウンセリングをしてもらうか?
そこから、引き寄せの法則はすでに始まっているような気がする。


もっとも、サイキックのカウンセリングなんて必要とせず、自分自身アカシックレコードにアクセスできるようになればいいわけなのだが。


ゲリーさんによれば、
基本的に、誰でもアカシックレコードにアクセスできる、そうだ。

誰でも潜在的にサイキック能力を持っている・・ということと、おそらくそれは同義語なのだろう。

ラスベガス襲撃事件からカミュの異邦人を思い出した日

ラスベガスの銃乱射事件から1週間が経った。

最初ニュースで、60人近くの人が死亡、500人余りが負傷、しかも犯人は初老の男の単独犯
というのを聞いて、


ええ? そんなばかな~。
自動小銃で、たった一人で、そんな短時間で? そんな多くの人たちを??


これは、単に私が感じたことに過ぎない。
当然、私は銃においても犯罪捜査においても、まったくのド素人だ。

それでも、ぬぐえない違和感があった。


こうゆう武器を使ったわけじゃなさそうだし・・
    ↓
g02_17393699.jpg

しかも、犯人の男は軍隊経験無し。
フツウの初老のおじさん。

小金持ちで酒とギャンブル好き、アジア系女性の恋人を持ってる人。

あ~あ、いかにも、典型的なアメリカのおっさんタイプだよなあ(笑)・・・と、つい、苦笑がこぼれてしまうようなタイプ。
そんなふうに、思ってしまうのは私だけかもしれないけど・・

IMG_20171002_075407.jpg
http://httpjournalsaolcomjenjer6steph.blogspot.com/2017/10/blame-game-steven-paddock.html

もしも、こうゆう人だったら、いかにも出来そうだけどね(笑)
     ↓
a033190c304388f1549068e69911fee5.jpg

もちろん、これはシュワちゃんの映画のシーンからだ(笑)

派手なアクション映画ならば、一人のヒーローが、バッタバッタと短時間で悪党どもをやっつけるのが常~


ところが、現実にこんな乱射事件を起こせるものなんだろうか?

なんとも言えない違和感が残る。


たぶん、私同様に違和感を覚えた人たちも多かったのだろう。
10月1日の当日にも、これは偽旗事件ではないか?という内容の記事がブログやYoutubeにもアップされていたから。

偽旗作戦(にせはたさくせん、false flag)とは、あたかも他の存在によって実施されているように見せかける、政府、法人、あるいはその他の団体が行う秘密作戦である。 平たく言えば、敵になりすまして行動し、結果の責任を相手側になすりつける行為である。



●なぜ、32階のマンダレイ ベイホテルのスイートルームに多数のマジンガンを持ち込めたのか?
相当重いし、かさばるだろうし・・マンダレイ ベイのセキュリティーがそんなにいい加減とは思えないし・・。

●しかも、銃撃目的には不自然にデカい窓の穴

●10階や4階からの旋光があったという目撃証言もあり

●特殊訓練を受けている者でさえ、これは前代未聞の殺傷率


このような理由から、偽旗事件、陰謀論に発展したんだと思う。

さらに、日を追って、さまざまな目撃証言があり、さらに、ベラージオホテルでも、弾丸が撃ち込まれホテルのロビーはパニック状態だったという目撃証言まで出てきている。


ところが、不思議なことに大手ニュースではほとんど記事として取り上げられていないようだし、私の素朴な疑問に対する答えさえもみつからない。

なんだか、謎のままにされて、事件はそのうちフェイドアウトで打ち切りにされてしまうんだろうか?

どう考えたって、おかしい!



そういった事件は、過去にもいっぱいあって・・
古くは、ケネディー暗殺事件、ジョン・レノン殺人事件、有名な9-11のテロ、ボストンマラソンのテロなどなど。


特別、陰謀論なんかに興味を持たない一般アメリカ人たちでさえ、これって、おかしいよね!と思ってる人は多いのだ。


しかし・・・なんだか変だ!真相はきっと別にある!と多くの人が感じていたとしても、誰にも真相を探り出すための調査なんか出来るわけがない。

もしも、それが真にフォルスフラッグ(偽旗)であれば、どこかの権力によって妨害されてしまうだろうから。

あ、だからこそ、陰謀論と呼ぶしかないんだろうけどね~。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

私がこのラスベガス銃撃事件が気になってしまう理由のひとつとして、

ラスベガスは私の住まいからも比較的近いため頻繁に行ってる場所でもあり、マンダレイ ベイホテルでかつて知人が働いていたこともあるし、ベラージオにも何度か訪れている。

このホテルは、ウチから行くときにフリーウェイを降りて真っ先に目に飛び込んでくるホテルだ。

Mandalay-Bay-Las-Vegas-Hotel-Banner.jpg


その光景が、どうしても身近に感じてしまうので、よけい気になってしまうのだろう。

さらに、

このホテルの34階からコンサート会場までの距離は最短距離にしても304メートルもあるというのを聞いて・・
さらに違和感が況してしまったのだ。


昔、ニューヨークにいた頃、一度だけ射撃場でレッスンを受けたことがあった。

その教官が言っていたことを思い出す。

その教官は元軍隊か警察上がりだという初老の男だった。

「射撃というものは、かなり訓練をつまないと、命中するものじゃありませんよ。
よっぽどの至近距離から撃つなら当たるでしょうが・・
高性能の銃であっても、飛距離を出せるということは、射撃手の腕によるところが大きいんですよ。」

「それじゃあ、改造銃にして、より命中しやすくするってことはできるんですか?」

と、私はバカな質問をした。

「あはは・・お嬢ちゃんは、アクション映画が好きなのかい?(←初老の男から、お嬢ちゃん呼ばわりされた)
まあ、不可能じゃないだろうけど、それには、銃器の扱い方や知識を相当熟知していないとね。
最近の銃はね、プロでも改造するのは難しいよ。」


白髪混じりの教官は、おそらく、この事件の容疑者と同じような年恰好だったと思う。

が、明らかに、この教官と容疑者のおっさんとでは、発散されるオーラというものが明らかに違って感じられる。



あるニュース記事によると、容疑者のスティーブン・パドックさんの父親には凶悪犯としての犯罪歴があったと・・と書かれていた。


だから、息子の彼にも凶悪犯の血が流れている →シロウトであっても銃撃事件を起こすことが可能なのだ!


と・・読者の心理を誘導するための記事なんだろうか?

それとも、単にこの記事を書いた記者が、こういった思考回路を持っている人だったんだろうか?



いずれにしても、こういった思考は、偏見というだけでなく真実を遠ざけてしまう足枷となる。

よく、日本のニュースでも言われているフレーズだけど・・

犯人が逮捕されたあと、

反省の色が見えなかった
謝罪がなかった
誠意を示さなかった


というのを耳にすることがある。

そもそも逮捕されたからといって、いきなり、自分の行動を悔いて反省するなんてことの方が稀なんじゃないかな?

ちっ、捕まっちまったぜ!
しくじったなあ・・
って、反省なら、ありえるだろうけど。


むしろ、逮捕直後に被害者や世間に対する反省の色を示したとしたら、そりゃ、少しでも陪審員の印象をよくするための演技と疑う方が私には犯人の心理として自然だろうなあ、と思ってしまう。


それでも、メディアも視聴者も、そんな反省の色でも示してさえくれれば、いちおう満足なんだろうか?


俺はやったことに後悔なんかしてねーぜ!と言い放って悪党として死刑になってしまう犯人の方が、ある意味、潔いのかもしれないよなあ。

ふと、そんなことを思ったりもする。

・・・・・・・・・・・・・・・

なんだか、ラスベガス銃乱射事件から、そんなことを考えていたら、はるか昔に読んだ小説をいきなり思い出してしまった。

カミュの異邦人
3z88476.jpg


私が高校生の頃に読んだ小説で、ティーンエイジャーだった私の心を鷲づかみにした小説のひとつだった。

それから、アルベール・カミュという作家に興味を持って読みふけった記憶がある(←遠い昔の記憶だけど)
もちろん、原語のフランス語では読めないんで、翻訳で読んでたんだけどね。


それ以降は、とくに愛読書ってわけでもなかったんだけど、なんだって今、こんなものを思い出してしまったんだろう?



あらすじをざっと述べるとこんな話(ウィキから)
     ↓

アルジェリアのアルジェに暮らす主人公ムルソーの元に、母の死を知らせる電報が、養老院から届く。
母の葬式のために養老院を訪れたムルソーは、涙を流すどころか、特に感情を示さなかった。
葬式の翌日、たまたま出会った旧知の女性と情事にふけるなど普段と変わらない生活を送るが、ある日、友人レエモンのトラブルに巻き込まれ、アラブ人を射殺してしまう。
ムルソーは逮捕され、裁判にかけられることになった。裁判では、母親が死んでからの普段と変わらない行動を問題視され、人間味のかけらもない冷酷な人間であると糾弾される。裁判の最後では、殺人の動機を「太陽が眩しかったから」と述べた。
死刑を宣告されたムルソーは、懺悔を促す司祭を監獄から追い出し、死刑の際に人々から罵声を浴びせられることを人生最後の希望にする。



こうやってあらすじだけを並べると、なんだこりゃ!ってストーリーだよねえ~(笑)


当時は、カミュを不条理文学だとか、サルトルやマルローなんかの実存主義がどうしたこうしたとか・・
哲学的思想がどうとか・・まあ、いろいろと言われていた時代で、多くの評論も出回っていたくらいの有名小説だったように思う。


ただ、当時の私が感じたことは、

もしも、主人公ムルソーが、母の死に大いに打ちひしがれて涙を見せていて、
しかも、自分は友人を助けようとしていたこと、アラブ人が先に凶器を持って襲ってきたこと・・などを裁判で申し立てていたら、ひょっとしたら、罪は軽減されたか・・または、無罪放免になってたかもしれない。

なのに、ムルソーは、自分が有利になることを主張せず、殺害理由を聞かれたときに、 
ただ、「太陽が眩しかったせい!」と言っただけで、死んでいく。



その部分だったのだ。


裁判というのは、常識の世界だ。
でっち上げだろうが、無理やりだろうが、陪審員&裁判官を納得させるだけの因果関係を示すことが要求される世界。

しかし、彼はあえて、それをしない。

また、一番彼の印象を悪くしてしまったことは、母が死んだ日に淡々とした様子で、涙さえ流さなかったこと。
その日に、女と情事にふけるなんて、とんでもないことなのだ。

常識では、「母の死に打ちひしがれて涙を流し、消沈して家に籠っていること」が要求されるのだろう(笑)


しかし、

人によって悲しみの対処の仕方は違うものだ。


哀しみのあまり葬式にも参列せずに、一人旅に出てしまうような人も知ってるし、また、葬儀の場で、「父親の位牌をめがけて焼香の灰を思いっきりブチ撒いた」人もいたっけ。(←おっと、これは織田信長が18歳だったときの話だった。。)
nobunaga2.jpg
http://www.izumishobo.co.jp/onlinebook/c02_denki/nobunaga/nobunaga1.html

または、悲しみを忘れようとするのか、大酒を飲んで破天荒に大暴れするか、遊びまくる人だっている。


私の遠い記憶が正しければ・・だけど、

ムルソーは、母親に深い愛情を感じていたと思う。
なんせ、いまだに、ママンと呼んでたくらいなんだから。。。

ま、そこは小説の見事な手法なんだろうけど、いっさいのムルソーの心情の説明は何もない。
ただ彼の行動だけを記してるだけ。

そこから読み手がいかに感じるか!・・・それだけなんだけどね~。


客観的にみれば、何があっても、ムルソーは表面上はいつも平常のまま、決して感情の迸りなんて見せるタイプではない。

なのに、唯一最後のシーンで、彼のブチ切れシーンが登場する。


死刑囚となったムルソーは、司祭は呼ばないでくれ!って言ってたのにもかかわらず・・「いやいや私はなんとしも彼を神の愛で救いたい」といって勝手に来ちゃった司祭がいたのだ。

信仰心の熱い熱血司祭さんだったんだろうけどね~

ムルソーは、「オマエのくそ説教なんかやめろ!」と叩き出したのだった。



当時の私、高校生の私の心の中には、

この世を生きるためには形だけでも世間の常識に従ってフリをし続けなければならない・・ということに対する苛立ちにも似た反発心


が、当時、大いにあった気がする。

1942年に刊行された小説なのに、なぜか現代に通じるものを身近に感じてしまったことは確かだった。


お葬式では涙を流すこと、
反省の色を示すこと、謝罪すること、
司祭のありがたいお説教を聞くこと、




これらは、「生き抜くためにしなければならないこと」なのだから。
それが常識ってものなのだから。


よっぽどの風雲児、信長さんにでもならない限り、常識破りは通用しないのだ。

ところが、ムルソーは、人々の嘲りや避難を受け止めて現実の死をもって完結させる。

高校生の私には、それが眩しく感じられたのだろう。

しかも、太陽が眩しかったから!なーんてセリフだけを残して死んでいくなんて・・カッコいい!

と・・・当時の私が感じたことを思い出す。(←一歩間違えば危険思想だったのかな?)



この作品、「異邦人」は、実際のところ賛否両論のようで、

思ってることを意思表示できないようなただのダメ男の物語じゃないか!って受け止める人もいたり、
こんな常識破れはいけない!という常識人もいたり、

または、当時は、これこそ不条理を表現した哲学的思想を含んだ最高傑作という人もいたりしたものだ。


結局のところ、カミュは、ノーベル文学賞を受賞している。

1d4888b773f4c9eeb5a41e041106be50-300x204.jpg


それだけで、「理解できない、または認めない」常識人でさえも、認めざるを得ない小説になってるのかもしれない。


ビッグタイトルをゲットするか、天下統一を果たす権力者になれば、世間というものは理解できないながらも認めてしまう
・・・そんなものなのかもしれない。

それだけのものなのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、なんでまた、はるか昔に読んだ、異邦人を思いだしたんだろう?

今回のラスベガス襲撃事件と、なにかが繋がっているような感覚で思い出してしまってる。

うーーん。

どうみたって、主人公のムルソーと、容疑者のアメリカのおっさんとは結び付かないのは確かなんだけどなあ(笑)
当然、フランス人のインテリ、アルベール・カミュとも、絶~対に結びつかない!!



余談だけど・・・

カミュは、ノーベル文学賞を受賞して2年後だったかに自動車事故で死亡している。
事故死とされているけど、これまた、実は暗殺されたという陰謀論もある。


いずれにしても、事実を知るのは本人のみ。
何事も、容疑者死亡では調査のしようもないだろう。


カミュの、どの小説の中だったか忘れてしまったけど、さらに思い出した言葉がある。

人間の奥底には生きる意味を「死に物狂い」で知りたがる願望が激しく鳴り響いている。

最後の審判なんて待たなくていい。
それは毎日やって来ているのだから。


もういちど、異邦人を、今度はフランス語の原文でちゃんと読んでみることができれば、何か発見があるのかもしれない。
たぶん、無理だろうけど・・

ただ、なんだかわからん、もどかしさだけが残っている。

国連総会の一般討論演説で感じたこと

日本時間で9月21日に行われた、安倍首相、国連総会で一般討論演説をビデオでみた。

実は、私・・
その内容よりも、まずは、安部さんのスピーチにヘンな不自然さ=違和感、を感じてしまった。(←問題はそこじゃないだろーが!)

はいはい、そこんとこは、重々承知してます!

でも、やっぱり、気になってしかたないんで、言わせて頂きますです! 🙇



今回の本題とはまーーたく関係なさそうな冒頭を聞いただけで、さっぱり、わけわからん!ってカンジで、正直なとこ最後まで聞く気がなくなってしまった。
ところが、まあ、そこは無理をして、いちおう最後まで聞いたのだ。




ここに、その冒頭部分だけの原稿も載せてみる。

  ↓(黒い部分が実際の安部さんのスピーチでピンクの文字が私の感じた部分(笑)

議長,ご列席の皆様,本日私はまず,SDGsの実施にかける,我々の情熱をお話ししようと思っていました。
国内の啓発を図る工夫にも,ご紹介したいものがありました。

つまり・・本日述べたいことはXXXじゃなくって、他にあるんだよ~!というニュアンスを、冒頭で提示してしまってる)・・・そう言いきっちゃったら、さっさと本題に入るべきじゃないのかい? もう、別の話をダラダラと聞かされても・・誰も真剣には聞いてくれないよ~

 いわゆる「We-Fi」,女性起業家を,資金で支える計画が,私個人や,日本政府にとって,なぜ重要か。
 「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」のことを,私は,「日本ブランドにする」と言っています。

私は言ってます・・って、ここ不自然な日本語じゃない?
まるで、私が自分自身じゃなくって、第三者のことを話してるようなカンジがしちゃう。

むしろ、私は「日本ブランドにする」と断言しました、 または今後、「日本ブランドにする」つもりです、の方が自然だと思うけどなあ~。
いったい、どっちなんだろう?


私個人や,日本政府にとってなぜ、重要か?・・・日本政府にとってだけじゃなくて、安部さん個人でも大事な理由があるってことらしい・・・うーん、そこんとこをちゃんと聞きたい!

本年12月,我々は東京で,UHCを主題に,大きな会議を開きます。

 語るべきことの,リストは長い。
はあ? 
この長いリストって、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)のことじゃないの?
ここで、いきなりもう、別の話に移ってるのかな?



 法の支配に対する,我々の貢献。パリ協定に忠実たろうとする,我々の決意。
世界のインフラ需要に対し,質の高い投資をもって臨む,我々の政策。

ああ、やっぱり↑、もう別の内容に移ってたわけね~、
こういうリストが長いってことだったんか~。


 また,日本が,どこまでも守りたいものとは,フリーで,リベラルで,オープンな国際秩序,多国間の枠組であります。
ん? フリーで,リベラルで,オープンな国際秩序,多国間の枠組・・を守りたい!って意味不明だなあ。
これだけじゃあ、ただ・・耳障りが良くってカッコ良く聞こえるようなワードを並べ立てたようなカンジしかしない。


まさに,それらを守る旗手・国連に寄せる世界の期待は,いよいよ高い。
ならばこそ,安保理を,時代の要請に応じ,いちはやく,変革すべきなのです。

ん? 何を? どの部分を?変革すべきって言ってるのかもわからない・・・

変革のため,日本は,友人たちと努めます。
誰と何の変革のため務めるの? 友人って誰?(アメリカさん?)
なんで、ここで、あえて・・友人って言葉を使うんだろ?


安保理常任理事国として,世界平和に積極的役割を果たすのが,日本の変わらぬ決意だと,私は,主張するつもりでありました。
世界平和に積極的役割を果たすのが,日本の変わらぬ決意?って具体的に、何をするつもりだったんだろう?

 けれども私は,私の討論をただ一点,北朝鮮に関して集中せざるを得ません。
ああ、ようやく、ここから、本題に入るみたいだなあ。。。




内容は別にして、これってまずいんじゃないの!

意味不明な部分が多い、つーか、一番最初に、今日の本題は別にあるんだよ!ってにおわせちゃっただけことで、この部分全部がムダになってる気がするし~。


それよりなにより、スピーチを聞いているだけで、ひどく不自然な違和感を覚えてしまったのだ。
ま、安部さんのスピーチビデオで聞いてみて?

そんなことを感じたのは、私だけかもしれないけど・・。


たぶん、私がそう感じてしまった理由として・・
★「常体」と「敬体」、「体現止め」がごちゃまぜなスピーチになってる、ことだと思う。


『だ・である調』・・・が常体 例:文章を書くのが大好きだ

『です・ます調』・・・が敬体  例:文章を書くのが大好きです

『体現止め』 例:文章を書くことが好き



小学校のときの作文の基本として、

原則的に、一つの文の中で『です・ます』調と『である』調を混在させない」
『体現止め』は、効果的に使うべし



というのを習ったはず。

なぜなら、そうしないと・・文の調子にリズム感や統一感がなくなってしまうからだ。
幼稚な、素人っぽい文章に聞こえてしまう。


ただし、これはあくまでも基本なので、あえて何かを強調したいときや、独自に文のリズム感を作り出すときには、もちろん、この限りではない。
そこらへんは、独自の腕のみせどころ! 個性のみせどころ!


だけど・・・このスピーチの原稿って、なんだか私には、小学生以下に聞こえてしまう。


リズムが不自然に途切れてしまったり、そこに違和感を感じてしまうし、おまけに、何が言いたいのかもわからないんだから。。。


下手くそ!
誰が、こんな原稿を書いてるんだよ!

というのが、私の正直な印象。

もしも、私が総理大臣だったら、こーんなスピーチ原稿、ぜったい採用しない! (←おいおい!!)
自分で書き換えてやる!
こんな原稿を書いてきた職員は、即、首だ!



もっとも、内容が理解できないというのは・・私自身の問題?

私の理解力が足りないせいなのかな~?
私は政治の基礎知識にも乏しいからなのかな?

うーん、それは認めるところだけど、

でも、
でも、だよ!!

バカな一般市民に対しても、明確にわかるようなスピーチをするのが政治家としての務めなんじゃないかな?って、思っているのは、私だけだろうか?


少なくとも、海外のスピーチの方が私には明確にわかりやすい。
たとえば、トランプさんのスピーチなんか、とってもわかりやすい。

JNNニュースから


わかりやすいけど・・・
なんとまあ! 一方的に相手を避難するだけの内容。
しかも、なんとまあ、下品な言葉
(T_T)


と、まあ、このように・・内容がはっきりわかれば、聞いてる方にも、賛成・反対も明確にできるし、感想も述べやすい。


おそらく、トランプさんのスピーチだったら、知性や教養も持たない人たちにだって、よーくわかるんじゃないだろうか?

だけど、安部さんの冒頭スピーチみたいに、わけがわからん!ってことばかりだと、コメントも出ないし・・・そもそも、聞く気すら、なくなっちゃう。


へんだよなあ。
日本語なのに~。
いちおう、すべての日本語の言葉の意味はわかってるのに、ちーっとも、何がいいたいのかがさっぱりわからないのだ。




そこんとこ、今後、なんとかしてよ~!
安部さん!そして安部さんのブレーンたち!


・・・・・・・・・・・・・・・・

ついでに、安部さんのスピーチの内容についても、せっかくだから、ちょこっと感想を述べてみることにする。


まず、本題に入ってからの内容は、比較的わかりやすかった。

もちろん、不自然な体現止と敬体、それに、不自然な英単語、インセンシティブ Insensitive? なんて言葉も使われてたわりにはね・・。
**インセンシティブって、すでに今では日本語として一般的に使われてるのかな?・・ここらへんは、だいぶ前に日本を離れてしまってる私にはわからないんで、ただ、不自然に感じてしまうだけなのかもしれない。


ここからのスピーチは、北朝鮮の悪いことをずらっと挙げて、
平和的に対話の時期は終わった! これからは圧力だ!
といいたかったらしい。


うーん、たぶん・・これじゃあ、トランプさんのスピーチ内容とまったく一緒なんだね~。

ただし、トランプさんほど、直接的な言葉は使ってないし、そこまでお下品な単語も使ってないけどね~。

やれやれ! だったら、トランプさんとまったく一緒です!・・で、数秒で終わってもよかったのにな~。(笑)
これは私の個人的感想。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

太古の昔っから、戦争前には、檄文(げきぶん)というものを書いて、あっちこっちの武将に送ったりしてたね~。

檄文(げきぶん)とは、自分の考えや主張を述べて大衆に行動を促す文書


私の主張はこんだけ正しいんだよ、だから、私に同意して味方になって戦ってね!ってヤツのことだ。


織田信長打倒の燃えた、足利義昭さんは、石山本願寺や武田信玄など反信長の武将たちにせっせと、こういったお手紙を送ってたわけだし・・・

明智光秀さんは本能寺の変のあとも、せっせと各武将の同意をとりつけるべく、手紙を書きまくってたし、


関ケ原の前に、石田三成さんだって、せっせと西軍に引き入れようと武将たちにお手紙を送ってた。

あ、忘れちゃいけないのは、有名な直江状だった。

DKK2-XSVAAAUU3i.jpg
https://twitter.com/ageha773

直江兼続さんが、徳川家に対する謀反の疑いをはらすために送ったものらしいけど、内容はかなり痛烈に徳川を批判するものだったようだ。

とにかく、この長さたるや・・ひええ!!

こーんな長文で、しかも、ひどい文章だったら、さすがに誰も読んでやくらないだろうに。
さぞ、名文だったことだろう(笑)


こんなふうに、戦争前には、どの武将も自分の正義をアピールし、多くの味方を集めようと、せっせとお手紙を書いていた。
もちろん、こんなことは日本だけじゃない。

紀元前の中国でも、檄文は有名だし・・(あ、檄文て中国から入ってきたんだったかも?)


いずれにおいても、もちろん、ポイントとなるのは、その文章力!

本人が言ってる内容が正当かどうかなんてことは、わからないことが多いんだもん。

いかにして、人の心をとらえる文がかけるかどうか!ってことが、大きなポイントになる。


そうして、それを読んだ武将たちは、今後の対応を考える。

もちろん手紙の内容が、かなり心の琴線に触れるような内容であったとしても、情だけで受け取るわけにはいかない。

どっちに味方する方が得策か? 信用できるのか? この手紙を利用する方法もあるかも?
なーんて、ことをブレーンとなる部下たちと共に考えたことだろう。。。

しかしそれでも、まず、それが心に響くような文かどうかってことはとっても大きなウエイトを占める。


そこで、思うのだが・・・

現代でも、まったく一緒なんだな、って思うわけ!

ただし現代は、檄文がスピーチに変わったってことだけどね。


たとえ文章力が無い武将であっても、優れた文書力を持つ部下を抱えて入れば、心を打つ檄文を送ることができただろうし、それによって、多くの味方をゲットできたことだろう。


安部さん、せめて、そんなブレーンを置いてほしいんだけどなあ。
つーか、それにはまず、安部さん自身が、その原稿の良し悪しが判断できなきゃダメなんだけどね。

人が書いた原稿を、心あらずでダラダラ読むだけだったら、スピーチの意味は、まーったくないんだよ~。
むしろ、逆効果なんだよ~。

感動させなきゃ!人から同意は得られないのだよ!!
51AS20DVQDL (1)

日本の政治家さんは、なんでこんなにスピーチのできない人たちになっちゃったんだろう?
少なくとも、明治政府の頃の政治家さんたちの方が、ずーーと上手だったと思うんだけど・・

いずれにしても、政治のポイントは、まずスピーチにあり!だと思ってる。
国民にも海外にも、明確に訴えられなければ、誰もついてはこないし、先は無いような気がする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれ~?

ところで、国連のスピーチって、そもそも、そんな内容のスピーチをする場だったっけ?

相手国をめちゃめちゃ貶すとか?
戦争? 檄文?


これも、本来は違うんじゃないか!って思うんだけどね。。。



今回、少なくとも、私の感じたことは、

これじゃあ、アメリカと運命共同体になるだけだろうなあってこと。
しかも、ちっともいいとこなしの、腰ぎんちゃくで終わりそうな・・

しかも、
もしも、アメリカが大きくコケてしまったときの、保険すら、なーんもなさそうだな~と。


またまた、ここで歴史の話で申し訳ないんだけど・・

天下分け目の戦いの関ケ原で、どっちに転んでも生き残れるような策を使った、真田家や前田家のように二股かけるような策も講じないのかな?

・・・たしかに、姑息な方法かもしれないけど、それでも、どっちに転んでも救うことはできる。

さもなければ、完全に戦争回避の道を堂々と世界に示していくとか。



いずれにしても、トップが目先のことだけに追われて判断を誤まった国は、簡単に滅亡の憂き目を見ることは明らかなこと。


そんなわけで、この国連スピーチをただ一方的に批判するつもりはないんだけど、

私としては、さまざまな違和感を感じてしまったことは確かなのだよ。。。
ふうう。(←深いため息)

季節を感じさせるヤドリギ

スーパーマーケットで、もう、こんな光景を目にした。

ハロウィーン用の飾りつけやら、グッズを売り出しはじめてる。
     ↓
halloween-candy-display-grocery-store-treats-to-give-out-45276747.jpg

「あ、もうハロウィーンだ!」、「今年もそろそろ終わる!」って気がしてしまう。


ハロウィーン→サンクスギビング→クリスマス→ニューイヤー

この一連の流れは、毎年、あっという間に駆け抜けていく。



わけのわからん焦燥感を打ち消すように、歌を口ずさんでみる。


MommyKissing.gif

I saw Mommy kissing Santa Claus~♪
Underneath the mistletoe last night.~♪


さ、サンタさんの歌かよ!! (←いくらなんでも、早すぎだろーが!)

ところが、

I saw Mommy kissing Santa Claus~♪
Underneath the mistletoe last night.~♪

この次の歌詞が出てこない?
メロディーなら、最後まで口ずさむことはできるのに~。

またも焦る!(←やっぱ私って健忘症?)


よし!@ じゃ、ためしに別の歌をうたってみよう!


はーるの小川は、さらさらいくよ。
きーしのすみれや、れんげの花に~。
(←春の歌かよ?)



あれ? 
やっぱり、こっから先の歌詞が出てこない
(←やっぱり健忘症か?)

・・・・・・

家に帰るまで、ずーーーと頭の中でサンタさんの歌と春の歌が交互にリフレインしていた。

それも、初めの8小節だけが!


なんだって、一番好きだったクリスマスソングを忘れちゃったんだろう?
可哀そうな私の頭・・


ちゃんと思い出させてあげなければ・・・




ビデオと一緒に歌ってたら、なんとなく気分がウキウキしてきた。(←結構、単純なのだ!)


で、調子にのって、もうひとつ。
日本語バージョンがあったことも思い出した!
      ↓


そこで、あ!っと気がついたことがある。

日本語バージョンと英語バージョンでは、

歌から浮かんでくる映像が違うのだ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英語の歌詞 和訳 I saw mommy kissing santa claus

I saw mommy kissing santa claus
Underneath the mistletoe last night 
She didn't see me creep(忍び寄り)
down the stairs to have a peep(チラッと見る) 

あのね、ママがサンタにキスしてるの見たよ
昨夜、ヤドリギの下で
ママは気が付かなかったよ
ぼくがそっと階段を下りて見ていることに

She thought that I was tucked up
in my bedroom, fast asleep 

ママは、ぼくが自分の部屋で布団にくるまって
ぐっすり寝てると思ってたんだ

Then I saw mommy tickle
santa claus underneath(下部)
his beard(あごひげ) so snowy white 

それからね、ママはサンタをくすぐったんだ
雪のように真っ白なサンタのおひげの下を

Oh, what a laugh it would have been
if daddy had only seen mommy
kissing santa claus last night

笑っただろうね
もし、ママがサンタにキスしてるのを見たのがパパだったら

I saw mommy kissing santa claus 
Underneath the mistletoe last night 

ママがサンタにキスしてるの見たんだ
昨夜、ヤドリギの下で


日本語の歌詞 ママがサンタにキスをした

それは昨日の夜
サンタの おじさんが
重い袋 肩にかついで
そっと お部屋に入ってきたら

ママは よりそいながら
やさしく キッスして
とてもうれしそうに
おはなししてる
でも そのサンタは パパ


https://cucanshozai.com/english_song/2010/02/i-saw-mommy-kissing-santa-claus.html

英語版では、

小さな子供がこっそりベッドから抜け出して階段のところに隠れながら、ママの様子をうかがってる。
(だいたい、子供部屋は2階にある)
サンタクロースやってきて、ママが迎え入れてヤドリギの下で嬉しそうにサンタにキスをするのを見る。
ママは、サンタさんのお鬚をくすぐったりしてる。
もしも、パパがこれをみたら、きっと笑い出すんかな~。

子供は、こっそり、こんなふうに見てるわけ。
   ↓
Jimmy_Boyd_I_Saw_Mommy_Kissing_Santa_Claus Lyrics

それとも、もっとびっくり~!っでこんなカンジかな?

i_saw_mommy_kissing_santa_claus_by_gagambo-data85w.jpg



日本語版は、

サンタのおじさんが、重い荷物をかついで部屋の中に入ってくる光景
子供が隠れてみてるって描写がなくって、サンタさんの様子だけに重点が置かれてる。
そして部屋の中で、ママはサンタさんにキスをした = サンタさんは、パパだから!


日本語版では、サンタクロースはパパなのだ!ってことが、わかってる設定だったんだね。

これを聞いた日本の子供は、サンタクロースなんていない! それはパパなのだ!と、
この歌でばらしちゃうことになっちゃう!!

なんだか、日本語の方が夢がないんだなあ。。。


まあ、これも・・文化の違いってことなのかなんだか・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それと、もうひとつ大きな違いがある。
Underneath the mistletoe(ヤドリギの下で)というのが、日本語版にはない!!

日本語では、ヤドリギ(宿木)、英語ではmistletoe(ミッスルトウ)と呼ばれるもの

キスをするのは、吊るされたヤドリギの下・・・実はこれは重要なポイントになっているのだ。

季節感を表す季語でもある。

800px-Mistletoe-0243.jpg

これを、欧米ではホリデーシーズンには、こんなふうにして、戸口に吊り下げて飾る習慣があるから。

2017802_onlyi031.jpg

もみの木やら、ヒイラギを飾ることは、多くの人が知ってると思うけど、ヤドリギもまた、欧米では伝統的なクリスマス飾り。
もっとも、最近ではどこの家でも、ってわけではないけどね~。


なぜなら、

「ヤドリギの下では、男の子が女の子にキスをしてもいい」
「ヤドリギの下では女の子は男の子からのキスを拒まない」

って言い伝えがある。

なので、ヤドリギ、mistletoe(ミッスルトウ)が出てくれば、「とっても幸せなキスをする」という、枕詞みたいなものにもなっちゃうわけだ。


だからといって、わざわざ自分で手に持ってまで??
    ↓
179d5cf5b549fae49d9655c1d82b3c04.jpg


いったいいつから? 
どこからこんな言い伝えが生まれたのか?


って話になると・・どうやら、ケルト神話の時代に遡って、なんやらかんやらと、長い話があるらしいのだが・・
そこらへんのことが気になる方は、まあ、ご自分で検索してみて。

たとえば、こちらはカップ&ソーサーのサイトらしいけど・・割と詳しく載ってた。
     ↓
http://antiquecup.com/column/column7/



しかし唯物論思考、物質主義な欧米諸国で、現代まで、こーんな古いケルトの言い伝えがいまだに残っているというのも、なかなか面白い。

クリスマスツリーにするもみの木だって、もともとは、オーディーン(北欧神話の神)の樫の木を切り倒したあとに、生まれてきたのがもみの木だったから、それこそが、常緑樹の緑、生命の象徴となったとか。

そんな言い伝えが、いくつもある。

もちろん、日本の神道で使われる榊(サカキ)もまた、常に緑である常緑樹だし、

sakaki.jpg


これもまた、永遠の緑、まさに、「永遠」を象徴するもの = 「栄える」
を表したもの、

と同時に、榊(さかき)は、境であり、この世と神の世の境目を表す意味で、神聖な植物とされてるんだとか。



西洋でも東洋でも、しかも時代を超えて、その発想たるや、ほとんど似たようなものだ。

永遠の緑=繁栄=幸福=祈り=神聖なもの


そもそも植物は、人間にとって一番身近なものかもしれない。
モミの木やヒイラギ、ヤドリギが身近にあったように、日本でも榊はどこにでもあったものだ。

簡単に手に入るものであって、
いつでも緑、
そして、良い香りがする。

神聖なもの
魔除けとなるもの



さらに、ハーブやアロマセラピーなどからみても、なかなかの優れものが多い。



もういちど、話をヤドリギに戻すと、

古くから魔術にも使用される植物でもあったようで・・・また強い防御力で、ネガティブな力を払いのけるとしてお香にもされたらしい。
「金の枝」ともいわれ、光と解放の強いシンボルでもあり、特別な薫香の貴重なものだったとか。


それもそのはず、
ヤドリギという寄生植物は、ビャクダン科であり、サンダルウッド(ビャクダン)とも仲間

昔から循環器・呼吸器系疾患や腫瘍・悪性腫瘍の薬とされたり、家畜の肥料、森の小動物の食用、または、日本でも、江戸時代の飢饉のときには、茎や葉をすりつぶして餅のようにして食べたという記録もあるとか。

植物というのは、実に古来から人間の生活と深いかかわりを持っている。


古来から私たちには、花をプレゼントする習慣があった。

別に常緑樹にこだわらなくてもいいわけだ。


その昔、プレゼントするのは、摘んできた野の花だったはず。

e6763e23d77c432317801b8d3528a46c--wildflower-bridal-bouquets-window-sill.jpg

そして花々は、人の持つ悪い気を吸ってくれるという。

美しい色と香りを振りまき、そして悪い気を吸って枯れていくのが花。



ならば・・気分が落ちてるときは、花を飾ってみてはいかがかな?

もっとも、気分が落ちてるときってのは、花を飾る気分にさえなれなくなってしまうものかもしれないけど(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今年のクリスマスは、ヤドリギでも飾ってみるかな~(笑)

マライヤ・キャリーのクリスマス・ソング、All I Want For Christmas Is Youでも、ヤドリギが出てくるし・・(←だから、クリスマスじゃないんだってば!)



ここの部分、ちゃーんと聞き取って頂けたかな?
      ↓

I wan't ask for much this Christmas. 今年のクリスマスは高いものをねだったりするつもりはないわ。

I won't even wish for snow. 雪だって降らなくたっていいの。
I'm just gonna keep on waiting. ただ待ち続けるの。

Under the mistletoe.  ヤドリギの下で


ヤギとロバの異種間交流_Animal Placeから

引き続いて、前回のAnimal Placeからの記事から、過去一番人気の記事を紹介してみよう。

Youtubeでビデオを拡散されたところ700万ものヒットがあったとか。

1914年5月のこと、
Animal Placeでは10歳のヤギを保護し連れてきた。彼はMr.Gと名付けられた。

Mr.Gは、過去10年くらい、ある女性の飼い主のところにいた。
そこにはロバの他に3匹の家畜と数10匹の犬がいたが、いずれもギリギリの生活をしているような状態だった。

そこから、Mr.Gは8時間ものあいだ輸送されて、Animal Placeのレスキューセンターに到着した。

しかし、到着してから、Mr.Gは何も食べないのだ。
じっと納屋の隅に横たわってるだけ。

article-2640112-1E3B337400000578-188_634x341.jpg


頭をあまり持ち上げることさえしなくなった。

スタッフは、あらゆることを試した。
- 糖蜜、甘い穀物、リンゴ、を与えてみる。
食べ物を濡めらせて与えてみる。。。

ところが、彼はまったく食べない。
動こうともしない。

スタッフは、なるべくMr.Gを動かそうとしたのだが、外にも出ようとしない。

ドクターの健康診断の結果では、肉体的に悪いところは何もないという。

しかし、もう4日間も何も食べない。

そこで、スタッフは考えた。

Mr.Gは、ロバのJellybean(ジェリービーン)と一緒に生活していた。 
ひょっとしたら、もう永遠にジェリービーンと会えないことを知って喪に服してるのかもしれない!と。

Mr.Gは絶望的な哀しみの淵にいるのだった。
もう誰にもどうにもできないほどに。

そこで、スタッフは、
なんとかジェリービーンをここに連れてくることを決心する。


それから、さらに3日かかった。
ジェリービーンが引き取られた場所は、なんとそこから14時間もかかるところなのだ。

3日後、ようやくジェリービーンが到着する。


ジェリービーンが到着したとたん、Mr.Gは、すでに気づいたようだ。
おそらく彼の懐かしい匂いで。

outside.jpg


鼻をひくひくさせながら、ひどく驚いた様子をした。

そして、外に出ていく。

AnimalPlace-PRO-052914.jpg


ロバのジェリービーンに寄り添い、そして・・ついに一緒にゴハンを食べたのだ。

ht_animal_place_goat_burro_kb_140528_16x9_992.jpg


詳しくはこちらのビデオを見てください。
    ↓


哀しみの感情で食事も喉を通らなくなってしまう、家畜動物だっていたってことだ。

動物は本能だけで生きているものだ。
人間のような感情の機微なんてあるはずがない。



と・・なぜか勝手に思い込む。


しかし、みんな個々に違う。
我々人間が違うように。

その後、この2匹はずっと、ここで暮らすようになったそうだ。

animal placeから_鶏の一生

たまたま、Animal Placeというサイトをみつけて、ずっとその記事を読んでいた。
   ↓
Animal Place
animalplacesign.jpg

北カリフォルニアの田舎で、主に家畜動物(豚、鶏、牛、七面鳥、羊、山羊、ウサギ)などの、救助、動物救助、養子縁組、教育などを目的として1989年に設立された非営利団体だそうだ。

農場、屠殺場、研究施設、放置または残虐事件からも、こういった家畜動物を保護し合法的に連れてきているらしい。


1988年のこと、Kim Sturla(キム・ストラウラ) Ned Buyukmihci(ネッド・バイクミヒ)の二人は、住み慣れた家を売却し、貯金口座をカラにして、カリフォルニア州のVacaville(ヴァカヴィル)に60エーカーの土地を購入したことからはじまった。

そこは、電気もなければ納屋もない、フェンスもなければ家もない。もちろん電話だってない。
二人にあった唯一のものは、「私たちにとっての正しいことはこれだ!」という、信念だけだったそうだ。

ネッドさんは、もともとは、カリフォルニア・デービス大の獣医学の眼科専門プロフェッサーだった人で、彼は、こんなことを言っている。

「畜産動物が毎年のようにどんどん生産されると同時に、殺される数もまた天文学的数字になっている。
私は、そんな彼らに個人として生きるチャンスを提供したかったし、私もまた個人的に彼らと暮らし一緒にいるのが楽しいからだよ。」


最初は、どうやら農場・養鶏場の鶏たちを救助することから始まったらしい。
潰れかけた農場から引き取ったり、不当に遺棄されてしまった鶏を保護したり、というのがはじめらしい。

・・・・・・・・・・・・・・・
このウェブページでは、家畜としての鶏が生産され、どのように一生を終えるのか、というストーリーも載っていた。

あまり、こういった内容は見たくもないし、聞きたくもないんだけど・・(そりゃあ、悲惨・残酷なのはわかりきってるし、気分もどーんと落ちそうなのがわかってるからね~。)

しかし、あえて目を通してみることにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

簡単に要点だけをまとめると、こんな内容。
     ↓
人間は今では食肉と卵のために数百種もの鶏を改良してきた。

鶏は2つに分けられる
ブロイラー(食肉用)と卵を採るためのもの

●まずは、受精させるために

9-11羽の雌鳥ごとに1頭の鶏を、ひどく狭いところに押し込めて飼育する。
そのため、鶏たちは、くちばしや、場合によってはトサカもカットされ、蹴爪もされる。
(とくに雄鶏の場合:雄鶏は相手の鶏や人間までも突いたりして攻撃的になったりするため)

もちろん、これらの処置には、麻酔または鎮痛剤なしで行われる。
その方法は、レーザ、焼灼ナイフ、はさみ、または電流など。
こういった処置方法は、かなり保守的なアメリカの獣医医療協会(AVMA)でさえ、鎮痛薬や麻酔なしで行う手技は、ひどい痛みを伴い、長引く苦しみを含む懸念が大きいと示唆せいている。

1日1回餌を与え1日3回卵を集め、集めた卵は孵卵場への輸送する
毎年、彼らの最初の飼育サイクルが終わると、繁殖鶏は屠殺場に送られて次の新しい飼育場(若い鶏)に置き換えられる。


孵化場では、

インキュベーターによって、卵に均一な熱を与え同時に孵化させる。
一部の施設には30万の卵があるそうだ。。。
21日間のインキュベーション期間の後、孵化してヒヨコが誕生。

通常、母鶏が卵を温めていれば、孵化プロセス中にも母鶏は声を出し鳴いたりしたり、卵の状態を気にかけながら温めるという。
しかし、孵化場のインキュベーターの雛は沈黙だけを聞いて生まれてくることになる。




さて、ヒヨコ誕生後、
卵産業ではオスの雛が殺処分。

その方法は、(生きて粉砕)、ガスまたは、ビニール袋に詰めて窒息など←これはアメリカではいまだに合法。

毎年最大2億匹のオスの雛が殺されるそうだ。

ヒヨコの状態からワクチン・抗生物質接種がはじめる。


産卵できるようになると、
(鶏は約150日くらいから産卵をはじめる。)

そこで、こーんなケージに身動きができないくらいに押し込められて、ひたすら卵産マシーンにさせられる。
hens_battery.jpg

これが従来のケージド Caged(ケージに入れられたって意味)
ところが、最近ではゲージフリー Cage Free(ケージに入れない鶏)の卵というのに注目が浴びていて・・・

ケージドエッグよりは、少し高いけど、どこのスーパーにも並んでいる。

ケージに入れないっていうんだから、こうゆうこと?
    ↓
extremely.jpg


自由に外を歩き回ってる、こういった鶏さんたちが生んだ卵だと思ってたんだけど・・


実際は、こんなものもあるらしいのだ。
    ↓ 
E8r7fpi.jpg
こちらは、Walmartのケージフリーの様子

*Walmartというのは、アメリカの大型スーパーマーケットチェーン店で安かろう!悪かろう!でも有名

ひええ!

た、たしかに、ケージには入ってないけど・・これじゃ、ケージに入られてるのとほとんど変わりないじゃんか!

外には出られず暗い倉庫の中に押し込められてるだけ、しかも電気をつけられ、夜がこないようにして少しでも卵を産ませるようにされている。

しかも非常に埃が舞うような、不衛生な状況下。


もちろん、こんなケージフリーばっかりじゃないはずで、自然の中で自由に卵を産むことができる鶏もいる。
しかし・・ケージドだろうが、ケージフリーだろうが、農家や養鶏場のほとんどは、こういった孵化場からヒナを購入することが一般的になっている。

たぶん、そっちの方が採算が合うのだろう。。。


さて、劣悪な環境で産卵させられる雌鶏は約1年でお役御免で殺傷処分にされる。

理由は、卵質や産卵率が極端に低下するため、それyじゃあ、採算が採れないから!


ところが、ひとつだけ方法があって、
換羽(新しい羽根を抜け変えさせること)させると、また卵を産むようになる

1年で処分して新しいのと交代する方が得なのか、それとも、強制換羽させて、もちっと卵を産んで働いてもらう方が得なのか・・
そこは、農場主次第。
ちなみに、現在のアメリカでは、鶏の約75%が強制換羽をさせてるそうだ。(日本はどうなのは知らない。)




その方法とは、2週間くらい水も食事も与えずに餓死寸前にさせること。
そうすることによって、新しい羽根を強制的に抜け変えさせられることができるそうだ。
中には、ショック死するのもいるらしいが・・それは運が悪かったということで・・。

自然環境では、雌鶏はちゃーんと羽根が生え変わるプロセスがあって、古い羽をすべて払い、次の飼育サイクルのために体と生殖器を休ませる準備期間になっているのだ。

しかし農場では、強制的に雌鶏を2週間飢えさせるってことによって換羽させる方法をとる。

そりゃそうだ~。
そんなに待ってられっか!採算が採れなくなっちゃうだろーが!



まあ、それでも・・強制換羽が何度でも使えるわけではない。

せいぜい、卵目的で飼育させる鶏は数ヶ月~2年くらいで殺されることになる。
当然、寿命まで生きられる鶏はいない。
ペットとして飼育されている鶏の中には10年以上生きているものもいるとか。

卵を産まなくなった鶏は、ミンチ肉にして、主に学校用か軍隊用に売られるとかって話だ。



★ブロイラー(食肉用)の鶏は、

ほとんどの市販のブロイラー農場では、鳥は決して外に出ることはない。

孵化場から運搬されてきた雛鳥たちは、20,000〜50,000羽の雛が1つの建物に閉じ込められる。

ガンガン抗生物質を与えて、急速な成長速度を促し肥満を作り上げる。

1976年から1999年まで、屠殺時の鳥の体重は247%増加し約5ポンドになった。
2006年までに、その数は5.47ポンドに増加。



ある調査によると、ブロイラーの27%が歩行困難であることが示されている。
アメリカでは脚の問題を抱えたた27億羽の鳥が生息していて、およそ3%が歩くことができないそうだ。
当然、心臓欠陥などの病気も抱えることになる。

人々の肥満と同様に、これらの突然変異体には健康に影響があることはすでに認められている。
(そう、これは突然変異体にしてしまってるということらしい)


おまけに、現在、ほとんどすべての商業的に育てられた "ブロイラー"ニワトリには、抗生物質が飼育された飼料が与えられていて、抗生物質はまだ彼らの肉に存在し、また彼らのフンで排泄されたものは、私たちの土壌と水に流れていく。

カリフォルニア州では、鶏は現地で殺され堆肥化されるようになっているんだけど・・これはこれで怖い!
土壌がどんどん抗生物質でまみれていくわけだからね~。


最後に、ブロイラーの鶏たちが、どのように屠殺されているのか?
ここは、さすがに省略することにしよう。。。

もちろん、あっというほどの残忍な方法で、CAKと呼ばれるものやガス処刑らしいのだが、それは意識があるまま残酷処刑をするってことだけではなく、こんなんで食肉として安全管理ができてるんかよ!という疑問点も含まれるのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・
ここで、あらためて、よーくわかったことは、

鶏は卵から孵化させられるときから、母鶏の愛情を受けることもなくマシーンで孵化させられ、

生まれた落ちた瞬間から、死の瞬間まで拷問生活が強いられるってことだ。



むしろ、生後1日の雛のうちに殺されちゃうオスの方が幸せだったりして・・
たとえ、ビニール袋にいれて圧死・窒息死、もしくはシュレッダーで生きたままミンチにされちゃったとしても・・

繊細な神経が通っているくちばしや、爪、とさかを、麻酔なしで切られたり・・ぎゅうぎゅうずめの中に押し込められて、不衛生なまま、時には2週間も水や食料も与えられなかったり・・

食用鶏ともなれば、薬づけにされて太らせられて歩行困難は当たり前で心臓疾患だったり、
産卵産業の鶏の最大30%はひどい骨粗鬆症に苦しんでいる。


うーーん、我々は、こんな卵を、
こんな鶏肉を・・・

食べていたのか~!

(まあ、わかっていたことだけど、あらためて記事を読むと・・〃 ̄_ ̄ヽ ←言葉がない。


こんな残酷物語の一生、
生まれてから死ぬ瞬間までが、肉体的・精神的苦痛だったってことは・・

私たちは、苦痛と恐怖の意識の塊を口にしてるってことだ。。。


なんだか、卵や鶏肉が栄養になるとは、到底思えなくなってくる。
それどころか、逆に、体に悪いんじゃないかい?

そりゃあ、鶏インフルエンザだろうが、起こるべくして起こってるって気がしてくる。。。

心臓疾患と骨粗しょう症の病気持ちだったわけだし、おまけに精神的虐待を受けてたものを食べてるわけだからね~。


・・・・・・・・・・・・

そもそも、健康な鶏の性質ってどんなものなんだろう?


niwatori.jpg


●朝起きたら羽ばたきし、身づくろいをし、一日に地面を15000回つつき、あちこち歩いて採食する。

●好奇心が強い・・・見慣れないものがあったら、まず、ついばんでみる。

●くちばしを使って羽毛の間に入り込んだ寄生虫をとり、尾腺から出る分泌物を羽毛にぬりつけてグルーミングする。

●砂浴びが大好き、きれい好き

●乾いた藁の上を好む。

●寝床を作って卵を産む



農場主や養鶏場の人に聞くと、
「とくに雄鶏は非常に攻撃的なので、くちばしのカットは致し方ないんだ!」って言うけど・・・

くちばしがカットされてしまえば、満足に地面をつつくことも羽づくろいもできないし、土の上を歩いていれば自然に擦り切れる爪だって、伸び邦題になって、ゲージに入れられてれば金網にからまってしまうだろう。


そもそも、狂暴になる理由は?

ケージドタイプの卵農場で見つけられるような、不自然な社会環境に収容された鳥は誤った侵略や食肉連鎖を含む異常な行動を示すようになる。
これは彼らが飼育されている方法の結果が生んだものといえる。




これは人間でも同様だろうけど、最悪な社会環境に置かれて、精神的・肉体的苦痛が与えられ続けば・・壊れちゃうのと同じではないだろうか?(笑)

鳥でも鶏、その他動物でも、人間でも、みんな同じなのかもしれない。

鶏は3歩歩くと忘れるというくらい、脳みそが少ないおバカと思われてるけど、そうでもないらしい。

こちらのブログ記事が面白かった
    ↓
執念深いにわとり 

もちろん、ペットとして飼えば愛情を示すし、他の動物とも仲良くなったりもできるらしい。
article-1055536-02A35E6C00000578-522_468x286.jpg

hen_and_puppies2.jpg


実際、保護する前の鶏はこんなボロボロの鶏が多い。
    ↓
39986BCE00000578-3861404-image-a-51_1477099832379.jpg
羽根も抜け落ちて、どうみたって病んでるしボロボロ

それが、こうなる
   ↓
jan-24-2015-kim-a-1_orig.jpg

環境と愛情で、こんなにも変わるってことか~。

Animal Placeの人たちは、みなビーガンだそうだ。(まあ、そりゃあ、家畜の肉なんて食べられなくだろう。)

しかし、肉を食べる人にとっても・・本来はこういった健康な鶏や卵を食べるべきなんじゃないかな?

そりゃあ、最後には食用とされて殺されちゃうにしてしても・・・幸せに生きた鶏を食べなきゃ、栄養どころか害にしかならないって気がする。

もちろん、これは鶏に限ったことでなく、牛も豚も羊も同じことだけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、ヨーロッパ諸国ではケージ飼育を禁止しているところも増えているらしい。

2012年から、EUにおいては従来型のケージは禁止
ケージの中には止まり木、砂、巣箱を設置しなければならない、とされた。

すでにケージ飼育すべてを禁止している国もある。

スイスはすでにケージ飼育を禁止。
スイスの採卵用鶏は、放し飼いもしくは平飼いのみ。

オランダもケージ飼育を禁止。

イギリスとスイスのマクドナルドではケージ飼育された鶏の卵は使えないそうだ。

2013年、フランスの有名スーパー「モノプリ」でも、フランス初で、「ケージで生産された鶏卵を販売しない」と宣言。
ドイツでも、さらにケージフリーは進んでいる。




こういったことにおいては、アメリカは未だに後進国なのだ。

なんといっても、いまだに・・コストパフォーマンス重視、利益重視の国だってことなのだろう。


日本はどうなのか? よく知らない(笑)
おそらく・・アメリカに右に倣え~!の国だからなあ~。


ところで、
もしも、放し飼いで幸せな卵を食べようとしたら、いったいどれだけ高くなるんだろう?

まずは、卵の比較
   ↓
free-range-egg-2.jpg
一番下の卵は、どこでも見かけるケージ入りの鶏、真ん中がオーガニックのケージフリーで、上が自然環境で自由に草を食べてた鶏の卵だそうだ。

お値段は、一番下が、だいたい1ダースで2ドル弱ってとこかな(セールだと1ドルなんてときもあるけど・・)
真ん中のケージフリーのオーガニックが、4ドルから5ドルくらいってとこかな。

egg and hens

そして、一番上ヤツ、おそらく自然の中で幸せにお育ちの鶏さんの卵・・・・調べたところ、そして、一番上になると、10ドルから15ドルってとこだろうか?
もっと高いとこもあったけど。

なかなか、近所のスーパーでは置いてないところも多い。

それにしても、こんなにも価格が違うのだ。
ざっと10倍くらい違ったりする。。。

まあ、当然だろうね~。
鶏を健康に大事に育てるってことは、それだけ効率が悪いし儲けは少ない。
おそらく、これでもかなり、ギリギリのところまで価格は抑えてるのかもしれない。

1ダースの卵に10ドル以上も出すなんてとんでもない!(日本円だと1200円くらい?)
だから、虐待され続けた鶏の卵でもぜーんぜん構わない!
安いが一番!


という人もいるだろう。

ま、卵は卵、肉は肉だし・・口に入れてしまえば、なんでも一緒さ。
そう思えるかどうか? 

それこそ人それぞれ。



しかし、今は自然な状態のものを食べようと思えば、1ダースの卵に10ドル以上も出さなきゃならない社会になってしまっているということだ。

私は、これが現状においての適正価格だろうな~と思ってる(笑)


もちろん、牛肉だって同様。
アメリカは、日本と比べてどの肉も安いけど・・それでも、自然に育てられた牛肉を食べようと思ったら、ざっと10倍くらいの値段になるそうだ。(もちろん、一般向けの商売にはならないんで、一部の高級志向のレストランのみに卸されるとか。)



やはり、「卵は卵、肉は肉だし・・口に入れてしまえば、なんでも一緒、安いが一番」・・と思えるかどうかに尽きるってことなんだけど、 

もっとも、そう思う人が多いからこそ、現状の社会機構が出来上がったのかもしれない。


それが嫌だという人は、卵は食べない。
もっとも、卵が大好きで10ドルの卵を買える経済力のある人は買うかもしれないけど・・そもそもアメリカ人は日本人ほど卵好きではない。

黄身の部分を捨てて白身だけを料理に使うだけって人もいるくらいだから。

先ほどのAnimal Placeのサイトでは、鶏肉の代替品として、バナナにアップルソースかフレックスシードを使ったものも紹介されていたくらいだ。

そうやって、ビーガンになっていく人も多い。


アメリカ人はヨーロッパ諸国と比べると、やっぱり今でも利益重視の国なんだろうか?

畜産産業、ペット産業においても、いまだに、非人道的扱いをしている国だからなあ。。。
それが、Make America Great Againってことだとしたら・・・あまりにも😢 情けない。


うーーん、そうなんだろうな~。

そんなアメリカでも、私財を投じてまで、Animal Placeをはじめた、キムとテッドの二人のような人もいる。

3c9c808d684552d745f40fbf8e3a0c83.jpg


彼らのように家畜動物の扱い方に疑問を持ったり、動物愛護を叫んだりする人も多いだろうけど・・なかなか、そこまで実行できない人もいる中で、やっぱり、これは単純にすごいこと!だと思ってしまう。

これは本人も言ってたけど、見方を変えれば、こんなのは、クレイジーで異常なことなのかもしれない(笑)

IMG_1232.jpg


多くの人は、現状の社会は狂っている、間違っていると言いながらも、やはり、この現状を維持しながら生活していくことを選んでしまうのだから。


まさに、彼らのような高学歴な文化人が、自らクレイジーで異常な人生を選択するのは、少数派だろう。



かなり前に、「この世界は実は作られたシミュレーションの世界」という仮説を科学者たちが議論する、という記事を読んだことを思い出した。

そう、まるで映画「マトリックス」のような話で、2003年にオックスフォード大学ボストロムの教授が提唱したものだったとか。

我々は、幻影あるいはホログラムの世界で生きているなんて理論は別に新しいものではないし、その仮説を証明する証拠を発見したと主張している科学者たちもいる。


本来我々は、食べるものも着るものも、どこに住むかも・・・すべてを選択できるはず。
ましてや、この世界が仮想現実であるならば・・

なのに、社会という枠の中で、常に与えられたものだけに、すがって生きてるのはなぜだろう?
そこから、自由意志で、はみ出すことを恐れてしまうのは、なぜなんだろう?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

答えは簡単には出ない。。。

そんなことを考えながら、私は空腹を感じてきたので、ぱかッと冷蔵庫を開けてみたところ・・・

なんと、オーガニック・ケージフリーエッグが入っていた。

なんだか・・・Walmartのケージフリーの鶏たちの写真が目に焼き付いていて、 まったく食べる気がしない。

うーん、どうしよう!

また、考えることが増えてしまった。。。

愛は地球を滅ぼす?救う?

スピリチュアル信奉者の方から(笑)
上質のターコイズのブレスレットを入手したいけど、あんまり高額なものでないやつが欲しいんですが?

・・という依頼を受けた。。。

そもそも、ターコイズ鉱山は枯渇してきているわけで、閉山になってしまったところも多い。
従って、希少価値のあるものは年々高くなる一方。


屑石を練り固めて色をつけたものなどは、それなりの値段で出回ってるけど(笑)
たぶん、それじゃダメなんだろう。

スピ系の人であれば最強のお守りか何かの目的でパワーストーンとして持ちたいってことなんだと思うから。

pinturas-de-indias-cuadros-al-oleo.jpg


たしか以前の私のブログ記事で、ターコイズのことをアップした記憶があるけど・・・

古来よりターコイズは人にもらった物が一番力を発揮する。


これが、ターコイズをパワーストーンとして捉えた場合の特徴。

その一つの記述
      ↓

ローマ帝国の皇帝ルドルフ二世の侍医をしていた神学者、アンセルムス・デ・ブートの著書の中に、ターコイズに関するエピソードが記載されている。
彼はイタリア留学を終えて故郷のボヘミアに帰る途中、険しい道で馬が転倒し大地に叩きつけられた。
しかし、かすり傷ひとつ負わず、代わりに父からもらったターコイズが四分の一ほど欠けていたのでした。
また、その数日後、今度は重い棒を担ぐ仕事をしていたところ脇腹に激痛が走り、骨が折れたような感覚があったのに、実際には異常がなく、代わりにターコイズが割れていた。

この記述の、デ・ブートが所持していたターコイズも、もともと父から贈られたもので、それは別の人が何十年も使っていて色あせた中古品で、デ・プートの父はタダ同然で手に入れたんだとか。
そして、父親から、「ターコイズは人にもらった物が力を発揮するそうだ」と言われて渡されたのだ。



ターコイズは愛する人に贈ると、プレゼントされた人は強く守られる、という言い伝えがある。

事実、アメリカ先住民の間では我が子へ、ターコイズを代々プレゼントしてきたそうだ。
(昔はアメリカ中西部ではターコイズは豊富に採れたからね~)


そんな言い伝えから、現在でもターコイズを愛する人から貰いたい! 愛する人にプレゼントしたい!と思ってる人がいるらしい。

ただし、下心(したごころ)でプレゼントしてもちっとも効果はないんだとか(笑)


下心ってのは・・

ほーら、プレゼントしたんだから、私に感謝してくれるかな?
私をもっと好きになってくれるかな?

な~んて気持ちのことだ(笑)

つまり、

「相手のため」という大義名分を持ちながら実は自分のため、ってこと。

費やした分のお金や費やした分の愛の大きさが自分に還元されることを望んでるってこと

ま、ほとんどが・・みんな、そんなもんだろう(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも、私は個人的に、

「愛してる」という言葉を使いたがる人やスピリチュアル信奉者というものが、どーも、苦手で好きになれない。

なんとなく違和感があって・・
「それって、なんか違うんじゃね?」って、昔から感じてしまうのだ。


よく美しい恋愛ドラマに出てくるようなシーン、

「愛してる、あなたがそばにいてくれるだけでいいの!」

なーんてセリフを聞いただけで、あちゃ~😫 こりゃダメだ~!
と感じてしまう。

もちろん、それは、すべての恋愛映画やドラマにダメ押ししてるわけではないんだけど・・そのほとんどが、薄っぺらなカンジがするものが多いのだ。

そうゆうのを、たまたま見てしまうと・・

愛ってなんなのか? ほんとにわかってんのかよ!って突っ込みたくなる。
演じてる俳優も、プロヂューサーも、脚本家も、きっと愛の本質を理解せずに作って演じたんだろうなあ?って思えるような陳腐な薄っぺらさなのだ。


それを見て感動するという人もまた、

美しいカメラワーク、音楽、美男美女の俳優さん、そして、愛という耳障りの良い言葉・・・

そういったところに、おーー!これこそが、純愛!と、感動してしまうんじゃないのかな?

そもそも純愛って?・・愛にわざわざ純って言葉をくっつけるのもどーなんよ? 愛は愛じゃないかい?


なんで、私がそんなふうに感じてしまうのか?

それは・・

「愛」という言葉を軽々しく乱用する人たちに限って、愛の本質的理解には至ってないような気がするから。

そもそも、理解しようとさえも思ってない。
ただの雰囲気だけで、耳障りがいいってだけで、人に受けがいいってだけで、簡単に使っちゃう。

そういったところが、どーにも、嫌~な違和感になってしまう。



そもそも、一般論として・・・愛ってどうゆうもの?

大切に思うこと
他人を思いやること?


私たちは小さいころから、「他人を思いやることは大切ですよ!」って教わってきた。


ところが、

私のような、かなり、嫌~なズルいガキは、

大人の望むいい子になろうとして、他人に親切をこころがけたものだった。
勉強のできない子に教えてあげたり、道案内をしてあげたり、お手伝いをしてあげたり・・

そうすれば、大人たちは、「この子はなんて優しい良い子」とぐーーんと株があがって、得することが多くなるのを知ってたから。

それだけのこと。
子供の時代の私は、自分のために、他人を、親切な行為というものを使って、利用し続けてきたのだ。

逆に、今度は他人から親切を受けても、おー!ラッキー!と思って当然喜んだ!

それ以上でもそれ以下でもない。
それだけのものだった。

なぜなら、相手が自分にとってプラスになることをしてくれたんだから、そりゃ、当然喜ぶ!
そんな子供だった。。。


たぶん・・私には、その当時から「確固とした自我フレーム」ってものが出来上がってたんだと思う。

自分自身←→他人

とはっきりと区別する認識があって、(←それを自我の芽生えというのかも(笑)

自我が芽生えるということは、自分が! 自分が!という気持ちを強く持つようになるってことだ。

その結果、

大切に思うこと
他人を思いやることで、

これをうまく使えば、自分に大きくプラスに働くぞ。 
こりゃ利用価値があるぞ@

と、考えるようになったってわけ。
そして、相手もまた同様なんだ。

そんな相互利用で世界は成り立ってる。

たぶん、そんなふうに思ってた。

もちろん、子供だったから、自我だとか、相互利用、愛なんて言葉は知らなかったけどね。
それでも、そうゆう認識をしてたのは確かだった。

.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それが大人になれば、もっと・シビアーな醜さを帯びてくるようになる。
自我が芽生えてしまった大人たちの世界なんだから。

さらに、名誉欲だとか権力、カネでも絡めば、さらに醜い駆け引きだって生まれるってもんだ。

ただし、ここでは・・世間体だとかカネや権力目当てというのは除いて考えてみることにしよう。


さて、そこで、

人間が成長し大人になって、恋愛ドラマのような恋をして結婚をしたとしよう。


そう、純粋に恋に落ちて結婚ってパターンの場合。


でも、なんのため結婚する?
なんでお互いに結婚を望む?


一緒にいたいから?

なんで?


自分がより幸せな気分でいるため。
伴侶を持てば自分がひとりぼっちの寂しさを感じなくてすむから。
何かあれば、伴侶に助けてもらえるから?




これもまた、自分が自分が!自分が!!

といった、エゴが中心になってることに気づかされる(笑)


結婚とは、

自分が幸せになるため。
安心感を得るため。

の保険のようなものかもしれない・・(笑)


そのために作られた制度なのかもしれない。

と、いつのころからか、私は思うようになった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔々、弥生時代のころだっただろうか?
人は、狩猟生活から農耕生活に変わっていった時代があった。

illust121.jpg
http://www2.ttcn.ne.jp/kazumatsu/kidspazegenshi.html


不安定な狩猟生活よりもなんといっても農耕生活は安定する。
多くを収穫し蓄えることができるようになったからだ。

これでもう、飢えることはない!

蓄えられるということは、安心感に繋がるのだ。

ところが・・人は飢えないようになると、今度はより多くを所有しようとするようになる。


「より多く」を所有すること = 安心感という意識が生まれてしまったのだ。


人よりも多くを所有すれば、より安心感が得られる。
当然、貧富の差もできる。
当然、自我(エゴ)意識もますます強くなっていく。




すべては、安心感を得たいがために。


ちょっと待てよ? ところで安心感ってなんだ?

安心感ってのは、失うことへの恐怖感と対極にあるもの。
恐怖心から逃れるための手段


そのためには、なんとしても少しでも多く自分のものにしなきゃならない!と思うようになる。
何事も!

こっちが、僕のもの、そっちがキミのもの・・・と線引きすることも覚えていった。


愛もそのひとつだろう。

現在、多くの人々が愛と呼んでいるものの多くは、ただ自分の「安心感」を得たいがためって気がしてならない。

自分のものとして所有したい、所有し続けたい、それは、裏返せば「失うことへの恐怖」という感情の上になりたったものだろう。


自分が幸せな気分でいるためには伴侶を持たなければ。
ひとりぼっちの孤独を感じなくてすむしね~。
そばにいてくれるだけで、幸せなの。



これは・・自分の安心感を得るため人を利用してるってことにならないかい?
このように、夫は妻を利用し、妻は夫を利用する(笑)


多くの人は、この相互利用を、「愛」と呼んでいるのかもしれない。


また、多くのこういった人たちによって作られたのが、結婚制度という法律でもある。


「所有すること」を目的に、安心感を守るために作った制度
さらに「結婚」「恋人」「家族」というレッテルを張った概念も出来上がっていく。


制度を作って法律にしちゃえば、もう、俺から離れれないのだ!
私は安心・・結婚してしまえば法律によって守られるからね~。


beauty-boy-couple.jpg

ところが、時がたてば・・


最近のTVニュースをみても、XXさんが不倫をしてたとか離婚騒動だとか・・相変わらずにぎわってる。

そして当事者はみんな言うのだ。

あんなに愛していたのに~と。


そんなの、もともと愛じゃないんだよ!と、つい突っ込みを入れてしまうと・・

じゃあ、本当の愛ってなんだ?
説明してよ!


・・と言われてしまうだろう。

ところが言葉で説明なんかできない。


昔から多くの宗教家や聖人と呼ばれる人たちが、すべてといっていいほど人類愛を説いていたけど明確な説明はしていないんだからね~。

さまざまな解釈ができるような暗示的なことを散りばめているだけなのだ。

こんな私に説明ができるわけがない!


おそらく、言葉では説明ができないもの。
肌で全身全霊で感じるものなのだろう。


ただし、ひとつだけはっきりと言えることがある。

愛とは、恐怖や憎悪や悲しみは内包しないもの。


愛が裏切られて憎悪に変わるとか・・
愛ゆえに苦しむとか・・
愛ゆえに哀しむ・・

なーんてことであれば、それは愛ではなく、エゴから発生した感情のプロセスに過ぎない。
別名、欲望


自らのエゴから出た感情を、愛という美しい響きの言葉にすり替えてるだけなのだ。


だからこそ、そんな愛からは、偏りが生じ、執着が生まれ、依存が生まれ、対立が生まれ、喪失感や恐怖を生むことになる。


最近のTVニュースでみるような、不倫騒動、バッシング、ドロドロの離婚調停なーんてのをみても・・・納得。。。
どこにも愛はない。
はじめから・・・。

Bad men chase bad women


結局のところ、多くの人たちは、愛という言葉を軽々しく乱用しながらも、誰もその本質的理解にまでは至ってないどころか、

それだけで満足しちゃってる。


これじゃあ、愛は地球を救うなんて大嘘だ。

もし、こんな浅はかな理解の中で、愛を追い求めたりしていけば、

本来の愛とは、どんどん程遠い次元に変わっていってしまう気がする。

むしろ、愛は危険なものになる。

愛は地球を破滅させるかもしれない(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これと、まったく同様なことが、スピリチュアル信奉者にも言える。

もちろんすべてのスピリチュアル信奉者を全否定するつもりはないんだけど・・


ただ、昨今のスピリチュアル信奉者たちの中には、スピリチュアルからどんどん遠のいて、かけ離れたラインに向かっている人が多い気がする。


たとえば、ニューエイジ連中の集会にありがちな光景

「v( ̄Д ̄)v イエイ! ラブ & ピース!」とピースサインをしながら、

eyeem-93055033.jpg

肩を組んだり、パワーストーンを身に着けてる人たち。

そんなことをしてる間にも、世界では戦争が起こり天変地異も起こり、多くの人が死んでいる事実は変わらないわけだし・・


戦争反対を叫んでるくせに・・なぜ、戦争が起こっているのか、国家がどのように形成されてるのか、現実の国家や社会のこともちーっとも学んでいない人たち。

学ぼうとしないどころか、
うちら、スピリチュアルを目指すものは、そんな現実の汚い世界なんか知らなくていいんだよね~と思ってる人だって多い。


現実を知らないところで、スピリチュアルなんてありえない@って思うんだけど・・。


スピ系の人たちって、見た目は優しくて穏やかに見える人が多いんだけど・・なんだか話してみると、ただ、フワフワした話だけで終わっちゃう人も多い気がする。

たぶん、自分で考えてない勉強不足の人が多いんじゃないかと(笑)

i-hituji180.png


それでいて、落ち込んでる人を見ると、

「だめ! 悲観的に物事をみちゃダメ!ポジティブシンキングよ!
この世は引き寄せの法則があってマイナスの思考はマイナスを引き寄せるんだよ! 
さあ、愛を感じなさい!」


なーんて、言ってのけたりする。。。

(まあ、たしかに言葉としては間違いじゃないんだけど・・同じ言葉であっても使う人によっては、ただのむなしい響き、ちーっとも説得力がない)


かと思えば・・

「言葉にはね言霊があるのよ。
だから、汚い言葉を使っちゃダメ! 毎日ありがとうを10回ずつ唱えなさい」


なーんて人もいる。

たしかに・・・言霊はあるだろうし、これも言ってることが間違いではないんだけど~

こうゆう人に限って、妙に汚い言葉に過剰反応をする人がいるのも確かだ。

おまえって、バーカか~!なんて言葉を聞いただけで、、あ、汚い言葉を聞いてしまった!悪い想念が移ってしまう!と思うらしい(笑)

バカ!はたしかに、汚い言葉だろうけど・・それを愛情表現として使う人だっているのだ。


たとえ口調は汚くても、その根本にあるものが、人を傷つけようとして吐いた言葉なのかどうかも感じ取れないようでは、言霊なんて理解できるはずもないのに~。


言葉というのは言葉そのものでなく、言葉に乗せた想念のことなのだから。
毎日ありがとう!って唱えたところで、心ここにあらずだったら、そーんな言葉が無意味なのと一緒だ。



スピ系の人たちは、実にいろいろなことを言う。

「イメージトレーニングが大事です。まずは自分がなりたい姿をイメージしてみましょう。」とか、

「信心して得を積みましょう。 得を積むためには人に親切にすれば得を積めます。そして自分も幸せになれるんです。」とか


そもそも、ありがとうを唱えることも、得を積むために人に親切にすることも、イメージトレーニングも・・・


すべての目的が、自分が幸せになりたいためだったとしたら、
自分が安心感を手に入れたいためだったとしたら、

本末転倒だろう。
ちーっとも人のためにならない。

全部が自分の欲求を満たすため。


下心でターコイズをプレゼントすることと変わらないってことだ。
当然、効き目なんてあるわけがない。


毎日、ありがとうを呪文のように唱えながら、傍らで萎れていく花にも気がつかないかもしれない。

こんなことで幸せになんかなれるはずはないのだ。


かと思えば・・

「とにかく深いことは何~も考えず、ひとすら他人に尽くして、お人好しになって、愛を信じてさえいれば奇跡が起こって私は幸せになれるの」って人もいる。

i-hituji180.png


あ~、もう、

みーんな思考停止しちゃった、フワフワした人たち。

エゴを手放せずに・・・生きながら浮遊霊のようにさまよってる人たちだ。


これじゃ、スピリチュアル信奉者が増えるほど、世の中はスピリチュアルから遠のいていく。
愛と同様に。


腐ったものにフタをして、ポジティブシンキングという名のもとに、思考停止にだけはならないでほしい。



たぶん、私たちは、長い進化の過程で、エゴを発達させてきたことで、よけいな恐怖心を身に着けてしまったんだと思う。

失うことの恐怖、他人から認められない恐怖、それゆえの執着、不安などなど、あまりにもいっぱいある。。。


それでも、私は、その過程が悪いことだとは思わない。
そういったネガティブなものでさえ、きっと我々には必要な、「必要悪」のような気がするから。

必要悪を認識し、我々が次のステップに進化するためになくてはならないもの。
たぶん、通過儀礼。 越えなければならない試練・・として必要なもの、って気がするから。


ただし~

耳障りのよい言葉に騙されて、いつまでも何も気がつくことなく通り過ぎてしまえば・・・

もしも多く人が、そうなってしまえば・・・どんどん悪化させていくような気がする。
あなた自身の個人も世界のすべても。


そのためすべきことは、

まずは、自分の中にあるエゴや必要悪の存在に気がつくことじゃないかな?


気がつくためには、フワフワはやめて、よーっく考えること、よーく学ぶことだと思うのだ。


ただし、学ぶということは脳だけを使って学ぶことではない。


今までの固定観念、常識、ネガティブな思考パターン、恐怖心をすべてゼロにした状態で(ニュートラルの状態と言ったりもするんだけど・・)、学ぶということは感じ取ることだと思う。

脳だけでなく体全体の細胞から感じ取ること=理解する=学ぶこと
だと私は思ってる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ついでに、もうひとつ。

これは、あくまでも私が感じていることに過ぎないけど・・・

よくスピリチュアル世界で言われていることがある。
      ↓
人間というものは、自分自身 対 他人ではなくて・・・類魂で成り立っている


そうであれば、自分だけの幸せを求めるのは永遠に無理ではないだろうか?
そもそも、「自分の幸せ」なんか、存在していないのかもしれない。

多くの人と繋がっていることが感じ取れない限り、たぶん、本当の愛も幸せもありえないんじゃないだろうか?



と、同時に、もうひとつ思ってることがある。

私たちには、本当の愛の感覚というものが、もともと内在されている気がする。


本来、備わっていたんじゃないだろうか?

それは、私たちが文明とともに、太古の昔に忘れてしまった感覚のひとつかもしれない。
第六感やサイキック能力などと同様に。

それでもまだ、私たちは潜在的に誰もが持っているような気がするのだ。 



これは私の場合だけど・・

前述したように、私は子供のころから利己主義の申し子みたいなヤツだったんだけど・・
なぜか、こんな私でも、動物だけは大好きだったのだ。

虐められてる野良犬や猫をみるたび、いたたまれない気持ちになった。

なんとか救おうとしてしまう。
相手が自分より大きないじめっ子でも、そんなときは勇敢に立ち向かってしまうのだ。


ところが、その一方でわかってるのだ!

野良犬や猫を救ったところで何になる?
彼らが恩返しをしてくれるとは思えない。

ここ掘れ、ワンワンで、金貨がザックザックは物語の中だけだろーが!

img_02.jpg

鶴の恩返しも、狐の恩返しも、ぜーんぶ嘘っぱち。
そんなことは子供心にもわかってる。

動物なんて人間より利用価値は低いのだ!


だけど、助けてしまうのは、なぜ?
さっぱり・・わからない。


それでも、救った動物たちが元気で生きていってくれるだけで嬉しいって思ってしまう。


あるとき、助けてあげようと思った野良犬に噛みつかれたこともあった。
だけど・・怒る気もなければ怖いとも思わなかった。(たしかに、ひどく痛かったけど・・)

そのとき、痛みから感じたことがある。
ああ、長い間人間にひどいことされてきたんだから無理もない。 こんなにも人間が怖かったんだ!
なんと可哀そうに!
って思って泣けてきた。


たぶん・・今、思えば、これこそが唯一私に宿っていた、愛の片鱗だったんだと思う。

無私の愛、相手が幸せならばそれで私も幸せって思える愛


うーーん、残念なことに、私は動物に対してしか持ち合わせてなかったなあ(笑)

なので、まだまだ修行が必要な身でもある。



きっと誰でも、愛の片鱗は生まれながらに備わっているものではないだろうか?

大人になり、エゴの渦巻く物質社会の中でさえ

ふと、その感覚を思い出せば、

きっと誰もが愛を理解していけるような気がする。

人類すべて、生き物すべて、そしてすべての自然に対する愛というものを。
たぶん、そういったものこそが、愛と呼べるものなんじゃないかなあ?

いざとなったら

バーバンク(Burbank)というのは、私のところから北へ1時間ちょっとの距離にある街。
山に囲まれた街なんだけど、そこで8月末から大規模な山火事が起こっている。

こちらは、ニュース写真から拝借した写真
       ↓
main_1200.jpg
https://www.theatlantic.com/photo/2017/09/wildfires-rage-across-the-american-west/538977/


山の近くに住む人なんだろうが・・自分の愛馬を連れて避難しようとしているところ。
あたりはすでに真っ白なスモッグ状態だし、車を運転しながら手綱を握ってる。 

こちらに住んでいると、山火事は毎年のように起こるため割と慣れっこになってしまってるのだが・・
それでも今回のは超ド級。



もちろん、災害は山火事だけじゃない。

1週間くらい前、ヒューストンにいる同僚と電話で話したき、トルネード(竜巻)のため、全員を避難させるため、ボーイングの大型機が出されたって話を聞いた。
みんなで慌てて飛行機に乗り込んで避難したんだそうだ。


そして、今度はフロリダに大型台風だ!

もちろん、こんなことはアメリカだけじゃなくって、今、世界中のあらゆる場所で起こってる。


今年は日本にも、九州北部の豪雨や熊本地震があった。
1-16042G036363c.jpg

このとき、石垣は崩れてしまったけど、熊本城は無事だったらしい・・・。
県民は、「きっと熊本城のおかげで、これでも被害が抑えられたのかもしれない。」と言ってる人も多かったとか。

災害から守ってくれものがあるとしたら、それは氏神様くらいしかないのかも。

県民の心、熊本城に宿った守り神


このとき、私の熊本に住む友人もまた、家は倒壊し避難を余儀なくされたそうだ。
ところが、友人は犬を連れていたため、避難所の体育館には入れず、外でテントを張って寝たとか。

たしかに・・ペット連れの人たちは大変だ!

ペット嫌いの人もいるわけだし、

通常はペットを大切にしている人でさえ、
「いざとなったら人間が先! ペットは可哀そうだけど仕方ないよ~!」と、あっさり手放しちゃう人だっているのかもしれない(笑)


いざとなったら

人はそれぞれ、どんな行動をとるんだろうか?
いざとなってみなければ、わからない!




そういえば・・8月29日は、北朝鮮がミサイル発射のときに、Jアラートが発令されたんだってね?

Jアラートって何だ?

こちらに住んでる私には、なんのことだかわからなかった(笑)

Jアラートとは、 人工衛星と市町村の防災無線を利用して緊急情報を伝える「全国瞬時警報システム」の通称。 地震や津波、弾道ミサイルの発射など、すぐに対処しなくてはならない事態が発生した際に、国から住民に直接、速やかに情報を知らせることを目的に、総務省消防庁が整備。 2007年から運用している。




ふーーん、警戒警報ってことらしいね~。

このときは、「頑丈な建物や地下に避難するように!」って、メッセージを受け取ったらしいけど、

でも、ミサイルをどうやって防ぐんだ?

そもそも、ミサイルといっても、どんな種類のミサイルなのか?
それすらわからないで、明確な避難方法なんてわかりようがないって気もする。


頑丈な建物や地下なんてものが、近くに無い場合は、どーすんの?
たぶん、そっちのケースの方が多そう。


そもそもアラート発令から、ミサイルが到着するまでの時間ってどれだけなんよ?
北朝鮮の首都平壌(ピョンヤン)から弾道ミサイルが発射された場合、東京までは10分弱、米国本土までは約30分で着弾するとか。

ミサイルといっても・・地上への核爆弾じゃなくって、 EMP ミサイルだったら?

突っ込みどころは、あまりにもいっぱいある。。。

結局のところ、
どーすれば助かるかなんてことは、誰にもわからないってことだ。。。


こちらは、In Deepさんのブログ記事から
    ↓
完全な洪水の時代へと : テキサスは圧倒的なカタストロフに。そして世界各地でも同時多発的な黙示録的な被害を伴う大洪水が拡大

まさに、今、世界中が荒れてるのだ!
こういった状況が、今年も、来年も・・・続くかもしれない。


突然、こういった大災害に見舞われてしまったとき、


人の行動は大きく二つに分かれるようだ。

ふだんはぐうたらしてるようなダメ男・ダメ女が、人を助けようとしたり・・・
逆にふだんは、立派な人が、人を押しのけてまで助かろうとしたり・・・

こちらは、ダスティン・ホフマンの古い映画、Hero(邦題:靴をなくした天使)から
     ↓
o0400022311931852749.jpg
https://ameblo.jp/kazzp0610/entry-11231117808.html


定職を持たないコソ泥で、妻子からも見放されたクズ男、おまけに風貌も冴えないダメ男が、たまたま遭遇した飛行機事故で多くの乗客を助け出してしまうって話だった。

このシーンは自分の高価な靴を犠牲にしてまで、文句を言いながらも・・なぜか人助けをしちゃうシーン。



これは映画だけど、・・こういったことは現実の飛行機事故でもよくあるようだ。

メーデー!:航空機事故の真実と真相(Mayday Air Crash Investigation)なんてドキュメンタリーをみると、よく出てくるのが面白い(笑)

逆に、ふだんは善良な人だったはずが・・・人を見殺しにしてしまったり、子供を踏みつけてまで助かろうとしちゃったり、なーんてことも起こる。

人間なんて、見た目ではわからないもの(笑)

たぶん、自分自身でもわかってなかったりする。



通常は人目を気にして自分を良く見せようと、カモフラージュして生きてる人だって多いだろう。

ところが、

絶体絶命のような非常時、
いざとなったとき、


誰もが大きな恐怖に包まれる。
たぶん、それはみな同じだろう。。。

そして死を覚悟するかもしれない。


そのとき、

それでも、なんとか自分だけが助かることを優先するのか?
愛するものを助けようとするのか?
見ず知らずの人でさえ、またペットでさえ・・助けようとしてしまうのか?


その違いは、恐怖以上の何かを持ってるかどうかという・・それだけの違いなのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・

こんな話をしたところ、こんなことを言ってのけた男がいた。

「俺はね、いつだって人のことなんか構うもんか!って思ってる。
自分さえよければいいってタイプの自己中さ。
だけど、「カッコいいヒーロー」のマネするのは大~好きなんだ!!

もしも、いざって時がきたら、そのときこそ、自分がヒーローを演じられる気がするんだ。
自分の命を顧みず人助けをする男、ついに命を失う・・・それでこの舞台が完結するんだぜ!
おーー。超かっこいいぜ。俺って!」


「はあ・・・だけどさ、極限状態のときは、助けられた人が命の恩人の顔を覚えてるかどうかだってわからないし感謝してくれるかどうかだってわからないと思うよ。
誰もヒーローだなんて、思わないかもよ~。」


「ばっかだなあ! 人がどう思うかとか世間なんか、どーっでもいいんだよ! 
自分の中で、カッコいいヒーローが完結するかってことだけなんだよ!」


「はあああ。。それってアンタ、究極の自己満足のみで生きてるってことになるよ!」

「そのとおり~!」


恐れ入りました!


この男は心根はひどく優しい善人なんだろうか?

いや、ただのバカかもしれない(笑)


でも、こういったバカは私は結構好きなのだ。


さて、・・
いざとなったら・・・自分はどうするのか?

考えておくのも悪くない。
そのとおりの行動ができるかどうかは別にしても・・・・。

アンパンを最初に考案した人

昨日、おみやげにキムラヤのアンパンをもらった。

ロサンゼルスは日本人も多く住んでいるせいか、こういった日本のものも簡単に手に入る。

ありがたい!とは思うものの・・正直なところ、私はあまり好きではない。

まるでこんなカンジのアンパンだった。(イメージ)
     ↓
20110105_1761765.jpg
http://ukulele-san.jugem.jp/?eid=658

アンコがこれでもか!ってくらいずっしり詰まっていて甘すぎるし、逆にパン生地の方はあまりにも薄いし、パンの味さえしない。
これじゃあ、まるでアンコだけを食べてるようなものだ!


ずーーと以前に、最悪な寿司を食べたことを思い出した。

寿司ネタだけが厚くてバカでかくて、シャリが小さいヤツ。

こちらはイメージ写真だけど・・
    ↓
edoya3_p.jpg
http://yaplog.jp/kaiten-sushi/archive/129

「うちのはね、どこよりもネタが厚くてでかいんだぞ! どこの寿司屋よりも贅沢なんだ!」と、オーナーは自慢げだったけど・・

そのときも、
超まずい!と思った(笑)

これじゃあ、ただのマグロのぶつ切りを食べたほうがマシ。
かえって寿司が生臭く感じてしまう・・・。

何事もバランスが大切なのだ。

このアンパンも、まさに同様だった(笑)


結局半分以上のアンコを取り除いて、なんとか食べた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近、キムラヤのパンといっても、2種類あるそうだ。

●シンプルパンと呼ばれる、銀座にある、本家本物の銀座木村屋のブランドパン(主にデパ地下などの直営店で売られてるらしい)
●主に首都圏のスーパー・コンビニ向けに製造している木村屋總本店のパン(これは1つ1つが袋に入ったパン)


キムラヤのシンプルパン


私がもらったアンパンは、どっちだったのかはわからない。
日系スーパーのパンフェアで買ってきたとのことで、袋には入ってなかったけど・・。

アメリカに入ってくるキムラヤのパンの輸入経路は不明だし・・もっと悪く考えれば、キムラヤという名前をつけた偽物なのかもしれない。


そもそも、私は渡米してからというもの・・日本のパンというものをほとんど食べなくなった。

理由は、美味しいと思えなくなってしまったから!


パン独特の風味(香り)がまったく感じられないし、見た目が真っ白できれいで、ふわふわした食感だけ。

むしろ、そこが不自然なカンジがしてしてしまう。



そのうえ、

昨今では、日本のパンといえば、「添加物オンパレードで体に悪いもの」の代名詞にまでなりさがってしまった。

yamazaki_book.jpg
パンに入っている毒物!イーストフードの危険性まとめ


とくに、コンビニやスーパーなどで簡単に手に入る食パン、菓子パン類は、これでもか!ってほどの添加物オンパレードだ。

以前のブログにもアップしたけど・・
     ↓
体に良い食事って本当はどんなものだろうか

とくに菓子パンは、びっくりするほどの添加物オンパレードだ。
http://kininal.me/dokujiji-dokubaba/
5d103fa375b13c0177bd019d7eee66c1.jpg

こんなもの、パンの香りすらないものを、パンと呼んではいけない気がする・・。

本物のパンは小麦粉、水、塩、イーストだけのはずなのに。。。
だからこそ、特有のパンの香りと風味があるのだ。

日本に至っては、多くの海外で禁止されてる添加物がいまだにたっぷり混入されているんだから、たまったものじゃない!


・・・・・・・・・・・・・

そもそもパンというと、

多くの日本人は、白くて柔らかくてふわふわ、最近では「もっちり感」をプラスしたもの・・・と思ってるんじゃないかな?


しかし、それは、欧米のパンとはまったく別物

もっとも・・欧米とひとことでいっても、もちろん、国によってパンもそれぞれ違う。

比較的、アメリカは移民の国なんで、多くのパンの種類があるのかもしれない。


Wheat bread:ウィートブレッド(全粒粉の小麦からつくられたパン)

Rye bread: ライブレッド(ライ麦からつくられたパン)

White bread:ホワイトブレッド(比較的日本のパンに似た白いパン)

Sourdough:サワドーブレッド(酸味のあるパン)

Panini:パニーニ(イタリアから入った、焼き目をつけたパン)

Foccacia:フォッカチオ(イタリアから入った、ふわっとしたピザでオリーブオイルが混入)

その他、フランスパン(バケット)やらベーグルもイングリッシュ・マフィンなどもある。




レストランで注文すると、パンはどの種類にしますか?と質問されることも多い。



その昔、日本の主食はお米、欧米の主食はパンと思ってたけど・・
アメリカでは、とくにパンが主食というわけではない、ってことを、こちらに渡米してから知ることになった。


そもそも・・主食の概念を持たない国なのだ。

もともと、欧米におけるパンは保存食のために作られた・・という説が正しいように思う。

だからこそ、水分を飛ばして硬く焼き上げて、ずっしりと重いのが当たり前。


さらにサンドイッチの主役は中身がメイン、中身を手づかみで食べるためにパンが添えられたという。
だからこそ、中身がたっぷりなのが当たり前。(中身を食べるためのものなのだ。)

120405183406-stacked-sandwich-super-169.jpg


一方、日本の元祖サンドイッチは
    ↓
IMG_4879.jpg
http://service-news.tokyo/tokyo-ekiben-3034


どちらが良い悪いの問題ではなく、これはあくまでも嗜好の違い。


そもそも、食文化が違い、コンセプトが違うのだ(笑)


日本人は、白くてふわふわ、もちもちのパン。
それを焼いて、トーストとして食べたり、

または、お惣菜パン、菓子パンなどを好む。
(そもそも、こっちでは、日本流のお惣菜パン、菓子パjンなんてものは存在しない。 ペーストリーはあるけど・・)



日本では、白米のごはんやうどん、まんじゅうなどと同様な感覚で、パンを食べるようになっていったという経緯がある。
なので、しっとり・ふんわり・もっちりとした食感のパンが多くの人に好まれるらしい。


主食がコメ文化だったんだから・・そりゃ、当然だろう。


同様にコメを主食としていた東南アジアの国々の人々も、日本人同様なパンを好むらしい。
こちらでも、チャイニーズ系やコーリアン系のパン屋があるが、ほとんど日本系のパン屋と変わらない。


かつて、フランス領だったベトナムでは、硬いフランスパンに米粉を入れて、もっちりとした独自のベトナム製フランスパンを作りだしたんだそうだ。

ちなみに、こちらが、アメリカで売ってるべトナミーズのサンドイッチ
   ↓
aDFMduGyz5WpTX8x2Ntv.jpg

大根と人参のナマスらしきものとパクチーを挟んで、ヌクマムで食べる。

うーん、やっぱり、ベトナムっぽい(笑)

同じコメ文化がルーツの国。
ベトナムのサンドイッチは、こちらに住む日本人にもなかなか好評らしい(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、いつから

日本のパンは、白くて、ふわふわ、もっちりになったんだろう?
誰が最初に作ったんだろう?


調べたところ・・

それは、
木村安兵衛さん
    ↓
b116e119986a5d48186ca8fa38b107f6.jpeg


話は明治時代に遡る。

江戸時代が終わり、明治の世になったばかりのころ。


その当時、一番・・大変な目にあったのは武士だったに違いない。

そりゃそうだ! 全員がリストラされちゃったんだから。

それまで武士といえば、家柄を重んじ、生活様式,儀礼,習慣を第一にしなけりゃならなかった人々。
実際、そう教え込まれて育ってきた人たちだったわけで・・


商人のようにソロバン勘定ができたり、職人のように手に職を持つなんてことは、むしろ・・卑しいとされて育った人たちだった。

で、いきなり世間に放り出されて、さあ今後は自分の才覚だけで生きて行くよーに!なーんて言われても戸惑うばかり。

どうすりゃいいんだよ?


とくに、木村安兵衛さんのような下級武士だった人たちは、職探しもままならず・・家財を売って食いつないでいたという。


あるとき、木村さんは東京府授産所で、はじめて、パン作りを目にしたそうだ。

東京府授産所というのは、職を失った武士のために新政府が設けた、今で言う職業訓練施設のような機関だったらしい。
元武士に、さまざまな職人技術などを教え込む場所ってわけ。


うーーん、元武士ともなれば・・・町人よりも格上の存在とされてたわけだし、なかなか職人さんに頭を下げて教えを乞うなーんて、プライドが許さないって人だって多かっただろうに。


とにかく、木村さんは、そこを訪れ、お!これだ~!と思ったそうだ。

いまさら、従来の職人と同じことをやったところで自分にかなうはずがない。
パンならば、新たに海外から入ってきたものだし、日本人のパン職人はまだ東京にはいない。
やるとしたら、これっきゃない!



木村さんは、このとき50歳くらいだったはず。。。

しかも、その着眼点は素晴らしい。

さっそく金策をして、妻と息子と3人で、なんとかパン屋を開業する。


ところが・・・

ぜーんぜん売れない。

そりゃそうだ。

異人さんが多かった神戸や横浜と違って、ここはお江戸、東京なんだから。

硬くて塩味のパンなんて・・江戸っ子の口に合うわけがない。

そのうち、大火に合って店は全焼。
あー、踏んだり蹴ったり。。。


ちょうど、銀座が煉瓦街として再開発される最中、またも借金をしてそこに仮店舗を構える。

だけど、このままじゃパンは売れない!
なんとかしなきゃ!


そこで思いついたのは、従来のパンを日本人の口に合うパンにアレンジすることだった。


当時流行っていた、牛鍋にヒントを得たという。

牛肉は日本人には好まれない。 ステーキなんてとんでもない!
だけど・・牛鍋だけは人気だったのだ。

牛鍋とは、当時行われていた牡丹鍋(山猪鍋)にヒントを得て、牛肉を焼かずに煮て食べる方法を取り、味噌をタレにして葱で臭みを消すなどの工夫を凝らし、浅い鉄鍋を用いるのが特徴。


sk_history.jpg


そこで、木村さんは、パンの中にアンコを詰めることを思いつく。

それって・・パンていうよりも饅頭だろうが!!(笑)


まあ、この際なんでもいい!
とにかく、売れなければ生活が成り立たないんだから!!



ところが、アンコ入りパンを作るってのも・・そうそう簡単にはいかないのだ。

焼くと、焦げてアンコははみ出してしまい、硬くなってしまう。。。。

とてもじゃないけど、柔らかい饅頭のイメージにはほど遠い。



そこで思い出したのが酒饅頭

パンに使用していたビール酵母の代わりに、酒饅頭の酒種(米と麹から作られた種)を利用することを思いついたというわけだ。


何度も試行錯誤の結果、ようやく完成した アンパン。


それを、まず気に入って食べてくれたのが、山岡鉄舟さんだったという。
彼は病みつきになって、毎日食べてたって話だ。

yamaoka.jpg


山岡鉄舟といえば、幕臣で江戸城無血開城にも一役買った人でもあり、明治維新後は、徳川家達に従って駿府に下ったものの、さまざまな活動を続けていた人としても有名。

木村さんとは、明治維新の前に剣術を通じて知った仲だったそうだ。


そこで、山岡鉄舟さんの勧めもあって、
明治8年4月4日、 東京向島の水戸藩下屋敷を行幸された明治天皇に初めて酒種桜あんぱんを献上することになった。

slider_02.jpg


桜の花が満開の季節、そのときはじめて、アンパンの真ん中に桜の花の塩漬けをあしらったそうだ。

それ以来、定期的に宮中に収めることが決まったという。

・・・・・・・・・・・・

明治天皇が食べたとなりゃ、しかも宮内庁ご用達ともなれば、一気に人気は出る。
一躍有名になったのも、うなずける。


それが、いまだに続く、銀座・木村屋総本店というわけだ。



まあ、そんな歴史をみれば、なぜ日本人がパンというとお菓子に近いイメージなのか・・納得できる。
やわらかくて白くて、ふわふわを好むのもわかる気がする。

もっとも同じ日本人でも、神戸育ちの人は違うらしいけど~。
こちらに住んでいる神戸出身の老夫婦によると、日本の柔らかいパンは嫌いだという。
神戸のパンはアメリカのパンに似ていて、ずっしり硬くて旨味があるといって、毎日硬いパンを入れ歯で食べてるそうだ(笑)



おそらく、一般的日本人のパンのイメージは、木村さんのパンから始まったのだろう。

東京のパン屋からはじまり、それが、日本のパンになっていったのだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

50近くなってリストラされて、さらっと武士のプライドを捨ててパン職人になった木村さんもいれば、
最後まで武士のプライドを捨てられず朽ちていった人、明治政府に反乱を起こして死んでいった人だっていた時代。

明治時代というのは、とくに武士にとっては大変な時代だっただろう。

うーーむ、

現代だって、大手企業をリストラされプライドが捨てられないエリートに限って一からの出発ができない・・なーんて話も聞くけど・・
あまり、当時も現代も変わらないのかもしれない。


そういったプライドってのは・・固定観念、それまでの常識、ネガティブな思考パターンや恐怖心の裏返しではないだろうか。


たとえ、どんな最悪な状況であっても、木村さんのように・・

固定観念、それまでの常識、ネガティブな思考パターンや恐怖心さえなくしてしまえば・・・

生きることは、どんな状況であっても可能なのかもしれない。

生きることの基本は、まず食っていくため、肉体を維持する手段を持つことから始まる。

そして、真の精神論もまた、固定観念、常識、ネガティブな思考や恐怖心をなくした状況から、
生まれてくるものかもしれない。


パン屋になった木村さん一家はたくましい(笑)

逆に、従来の精神論を重んじるあまり、生きられなくなってしまった元武士は、気の毒なほど弱かった人たちなのかもしれない。


ふと、そんなことを思った。

・・・・・・・・・・・・・

そういえば・・・私も日本にいた頃は、銀座の本店で何度もアンパンを買ったことがある。
母が好きだったので、銀座に行くたびに頼まれたものだった。

たぶん、それはこんなカンジのアンパンだったと思うのだが・・
    ↓
sakuraanpan.jpg

あんなにアンコたっぷりではなかったのは確かだ。

やっぱり、あればキムラヤという名前だけを使った偽物だったのか・・それとも、現在ではキムラヤでも、そうったパンを売り出してるのかはわからないが・・・。

いずれにしても、日本のパンを食べるなら、本物のパンを食べてみたいものだ。
元祖、木村さんが作ったパンのようなものを!

天皇家と三種の神器の謎

前回の記事、不思議な国日本_朝廷の歴史

「なんで日本の王家(皇室)は世界一長く続いてるんだ?」(125代だもんなあ・・・)
の続きの話だけど・・

こんなことを言う人がいた。

「それはね、きっと三種の神器の番人としての役割があるんじゃないかな?」

それを聞いて、あ!と思った!

なるほどなあ、皇室のお役目はそこらへんにあるのかもしれないなあ・・と。
ただし・・お役目といっても内閣総理大臣の任命だとか式典の授与だとか、そういった現実面はここではまったく別にしての話。

・・・・・・・・・・・・・・

そういえば・・
天皇が即位するときには、必ず代々伝わる三種の神器が必要だった。


もっとも、過去に例外が無いわけじゃあない!
三種の神器を引き継がずに、即位しちゃった(または、させられちゃった)天皇もいる。


平安末期、後鳥羽天皇は三種の神器を持たずに即位しちゃった。
つーか、この方は、させられちゃったのだ。


なぜなら、平家が追われて都を逃れるときに、ちゃっかり三種の神器を持ち出してしまったから。


しかも、ばあちゃん(平清盛の正妻)が幼い安徳天皇(平清盛の孫)を抱えて、そのうえ三種の神器も抱えたまま、ざぶーんと、水に飛び込んでしまったのだ。

heike_antoku.jpg
https://blogs.yahoo.co.jp/halchibi/35360376.html


へへ!ざまーみろ! 三種の神器がそろわなきゃ、誰も次の天皇になれないもんね~。
平家を滅ぼした恨みを知れ!!


・・・って心境だったんだろうか?

怖っ!
いやはや。。。


そんなわけで、三種の神器を持っていかれちゃったんで、ない!

ところが、
後白河法皇(平家をぶっ潰そうと思ってた人)が、
                       ↓
gosirakawa.jpg


「この際だから、無くてもいいんじゃね?過去に、そういった例もないわけじゃないんだからね!」(←ほんとかよ?)

と、言ったとか。。。

まあ、偉~い人がそう言うんだから、それでいいんじゃね?
と、みんなも納得。(つーか、なんでもいいから、もう、みんなが平家をぶっ潰したかったんだと思うけど。)


そんなわけで、そのとき、三種の神器を持たないままに即位したのが後鳥羽天皇だったというわけ。

なんか・・ちょっとお気の毒。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに時代は流れて、鎌倉時代後期、

足利尊氏さんの時代がやってくる。

asikagataka.jpg

足利尊氏さんは、バリバリ男、後醍醐天皇の味方についてた人。
後醍醐天皇というのは鎌倉幕府を倒して天皇中心の政治を行なった人だ。

godaigo.jpg

お飾り天皇なんてごめんだ!
自分が実権を握って、自分で世の中を動かすんだい!


って、やる気マンマンの天皇。


ところが、だんだんと武士たちの間で、朝廷に対する不平不満がぶすぶすとくすぶり始める。

北条政権を倒すために、俺たちは命をかけて戦ってきたんだぞ! 
働かせるだけ働かしといてちーーとも恩賞だって与えないじゃないか!
最近じゃ露骨に働いて当たり前!って態度だし~、俺たちは朝廷に奉仕する犬じゃないんだぞ!



いつの世でも人を使うのは難しい・・


そしてついに、足利尊氏さんが不満分子の武士たちを従えてクーデター決行。

じゃーん。


足利尊氏さんは、天皇から三種の神器を奪い取り、天皇の位をはく奪された後醍醐さんは、南の方へ、すたこら逃げていった。
それが、吉野。


ところが、

逃げ切ったところで・・

「へへへ。。僕が渡した三種の神器だけどね、それって偽物だよーーん。
本物はこっちにあるのさ。 だもんで、本物を持ってる僕がいまだに、天皇なんだよーーん!」


後醍醐天皇って人は、実に、したたかで豪胆(笑)

それが南北朝時代の始まりってわけだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうやって見ていくと・・・常にキーワードは、三種の神器

そもそも、三種の神器とは、天孫降臨の時に、天照大神から授けられたとする鏡、剣、玉を指し、日本の歴代天皇が継承している三種の宝物のこと。

20140418153949[31]


そして神器とは神の依代(よりしろ)を意味するそうだ。


今でも、本当に存在してるんだろうか?

いちおう、こうゆうことになってるらしい。 
   ↓

●八咫の鏡(やたかのかがみ)・・・伊勢の神宮内宮にご神体として祀られている。
また、レプリカ(複製品)が皇居賢所(かしこどころ)に奉安されている。

天照大御神が天の岩屋戸(あまのいわやと)に隠れちゃったとき、石疑姥命(いしこりどめ)が作ったとされる鏡のこと。
天照大御神が岩戸を少し開けたとき、この鏡で天照大御神を映し、興味を持たせて外に引き出したとか。


●八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・・・皇居吹上新御所の剣璽の間(けんじのま)に奉安されている。

天照大御神が天の岩屋戸に隠れちゃったとき、玉祖命(たまのおやのみこと)が作った勾玉(まがたま)を、八咫の鏡とともに榊の木にかけたんだとか。


●天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)・・・熱田神宮にご神体として祀られている。

また、レプリカが皇居吹上新御所の剣璽の間に奉安されている。

須佐之男命(すさのおのみこと)が倒したヤマタノオロチの尾から出てきた剣
http://jpnculture.net/sansyunogingi/



XHJtmHJ6qah5dcm_drzM7_16[30]
http://mamechishiki.aquaorbis.net/mamechishiki/0814-sansyu-no-jingi/


でも・・たしか、三種の神器は安徳天皇とともに壇ノ浦の海に沈んじゃったんじゃなかったっけ?

いやいや、勾玉と鏡は木箱に入ってたため浮かんできたので、源氏軍に回収されて無事に戻ったって話だ。

唯一みつからなかったのは、剣だけなんだって。


でも・・そもそも、この剣は、すでに平家によって持ち出される前から、すでに本物じゃなかったって説もある。


どれが本物でどれがレプリカなのか?
または、全部がレプリカ?



実は、本当のところは誰もわからないのだ。


そもそも天皇でさえ、直接見てはいけないものとされているとかで・・・それじゃあ、わかりようがもない(笑)

実に多くの謎だらけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでも、三種の神器は秘蔵のものとして代々守られてきたのだから・・
本物がレプリカか?なんてことは、この際、どーでもいいのかもしれない。


しかも、日本神話と見事に合体したシロモノ


神話の世界のシロモノが実在するってことは、神話じゃなくって、yっぱり実話?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本神話の世界といえば、日本の神様たち。

やっぱり、神道のイメージになる。


ところが、

天皇家=神道 となってしまったのは、明治政府以降の話。

それまではむしろ、ずーーと仏教だったのだ。


たぶん・・厩殿王子(聖徳太子)あたりから、仏教に変わっていったはず。

それまでは、たしかに古い時代はずーーと神道だった。

神道=物部氏 だったよね?

ところが、物部氏蘇我氏+厩殿王子に滅ぼされちゃって・・・その後は、すっかりの神道はすたれていってしまったのだ。。。

そこんとこを忘れちゃいけない!(笑)

天皇家、朝廷は仏教だったのだ!


実際、天皇の位を次世代に譲ったオヤジたちは、みーんな出家してこんな姿になったくらいだもん。
     ↓
伊東四朗さんの白河上皇(法王)   
f00b0917175af727d07b27239879289a.jpg


そして、天皇家の菩提寺は京都の泉涌寺


ところが、明治政府になって状況は一変する。

それまでは、宮中の黒戸の間には、仏壇があって歴代天皇の位牌があったし仏像だっていっぱいあった。
法事はもちろん仏式だったのに・・


明治六年、宮中にいっぱいあった仏像やら位牌は、すべて泉涌寺に移されてしまい、

天皇家(朝廷)は仏教と縁切りさせられてしまったのだ。


なぜなら、

明治維新政府は近代化へ向けて国家、国民を統治するために、
天皇=天照大神の子孫=生き神様 ってことにしちゃう必要があったというわけ。

たしかに・・・天皇が仏壇の前で頭を下げてチーンなんてやってたら、『現人神』のイメージじゃなくなっちゃうし、皇国史観は成り立たなくなっちゃうだろうからね~。


尊皇思想を国民に植え付けるためには、神道がとっても都合がよかったってわけだね。


おっと、神道といっても・・・これは「国家神道」と呼んだ方がいいね。
従来の神道とは、目的が完全に違うんだから。


しかし・・よくもまあ、天皇家(朝廷)の人々が納得したもんだね~。
だって、長年の彼らの仏教信仰を根こそぎ奪ったってことになるわけだし・・・・。


そこで、陰謀説があるのだ(笑)


<<陰謀説その1>>

明治天皇のお父さんは孝明天皇なんだけど・・孝明天皇は明治政府を擁立するために実は、暗殺されたって説がある。

(孝明天皇の葬儀は仏教式だった。彼が仏教式で行った最後の人だ)

ちなみに孝明天皇は、和宮さんのお兄さんで、バリバリの攘夷論者、開国反~対~!って人だった。

明治政府を担ってく人にとっては、実に都合の良い時期に亡くなってくれたってことになる。


<<陰謀説その2>>


さて、孝明天皇が亡くなって、(失礼‥崩御されて)、次の天皇となるのは、当然、孝明天皇のご子息。
彼が即位して明治天皇となった。

ところが、明治天皇のすり替え説ってのがある(笑)

すり替わって明治天皇となったのは孝明天皇の本当の息子じゃなくって、大室寅之祐(おおむろとらのすけ)って人じゃないかって言われてる。
大室寅之祐ってのは、あの後醍醐天皇のつくった南朝の子孫だって話だけどね~。


即位前と即位後では、姿形も変わったし性格も変わってしまったって話がある。

ちなみに、この写真は即位前
    ↓
meiji.jpg

即位前の特徴

・内向的なインドア派
・利き手が右利き
・乗馬は下品と思っていて全然しなかった(出来なかった)
・字が下手



こっちが即位後(よく見かける写真だよね)
    ↓
anohi090730_01.jpg

即位後の特徴

・体格の良いアウトドア派
・利き手が左利き
・乗馬と相撲が大好きで得意
・達筆


https://matome.naver.jp/odai/2140936478223317401

まーったく正反対!


古い写真なので顔立ちなんかがよくわからないけど・・たしかに、オーラの強さが全然違うような・・・(笑)



いずれにしても、王政復古の大号令によって天皇を中心とした新政府を作ったのは、岩倉具視(いわくらともみ)と大久保利通(おおくぼとしみち)、そして伊藤博文だったから、真相はこの人たちなら知ってるだろうけどね(笑)


替え玉だろうが何だろうが・・・明治天皇は聡明で行動力もあり、また前向きに新国家を運営していこうと努力を惜しまない人だったらしいから、よかったんじゃないかな?

それが・・・いくら正しい血筋だったとしても、ボンクラでボーーとしてるインドア派が天皇だったとしたら、明治の過渡期を渡っていけなかっただろうからね~。



・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても、明治政府から、がらっと大きく変わってしまったってことだね。

とくに天皇家!

明治政府によって無理やり仏教を取り上げられて、しかも生き神様にさせられてしまったかと思うと・・・
第二次世界大戦後はGHQによって、「やっぱ人間です!」宣言をさせられたり・・・


都合よく政治利用されられてばっかり!
つくづく・・気の毒な話だ。

しかし、人間に戻れた現代なんだから、いまさら「国家神道」にこだわる必要もないと思うので、
天皇家の人々だって、今では自由に宗教を選ぶことだってできるんじゃないだろうか?


そのわりには、仏教に戻ったって話も聞かないし、いまだに明治時代に押し付けられた国家神道のままみたいな気がするけど・・。

いまだに自由にできない理由があるのかもしれない。


そういったこともすべて、天皇家に生まれてしまった宿命なんだろうか?

三種の神器の守り人として・・・。


そして、究極の謎は・・・

三種の神器の意味するものは、いったい何なのだろう?

誰も知らない謎。

それでも・・数千年の時を経た今でも守り続けてる。

不思議な国日本_朝廷の歴史

「日本の王室はすごいねえ。2000年以上の歴史を持つし、現在で125代目って聞いたよ。」

え? そうだったの?
古いってことは知ってたけど、そんなことまでは知らなかったなあ。
つーか、あまり興味なかったし~。

Wikiで調べてみると・・たしかに、現在は125代目の天皇になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%AE%A4%E3%81%AE%E7%B3%BB%E5%9B%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7


じゃあ、世界の王室ってのは、どのくらい続いてるんだろう?

と思ってちょこっと調べ見ると

https://latte.la/column/89206006


第二位がデンマークで、王家としての始まりは8世紀とも10世紀とも言われてるらしい。
かなりあいまい・・だけどホントかよ?


たしかに日本の王室、いや・・皇室のことなんだけど・・たしかに群を抜いて長~い。

初代の神武天皇らしい
    ↓
jinmu.jpg

もっとも長いといっても、ただ王朝が交代してないってだけの形だけのものであって、ずっと権力を握り続けていたわけでもないし、むろん、純血直系の血筋が続いてきたわけでもない。


そもそも純血直系なんてのは、生物学的にタブーなわけだからね~。
無理に純血にこだわると、かつてのスペイン・ハプスブルグ家のように、とんでもないことになっちゃう。

charlesii.jpg

スペイン・ハプスブルグ家ってのは、異常なまでに血統主義を貫き、悲劇的な終末をし歴史にその存在を残したことで有名。
高貴な証が、しゃくれた尖った顎と静脈が透けて見えるような白い肌、つまり高貴な青い血の一族

20100315_1123770.jpg

20120621_2504804.jpg

正直なところ、どの肖像画を見ても・・・

まるで生気がないカンジで、白い肌が不気味に見えてしまう。
(肖像画ってものは実物よりも良く描くのがフツウなんだけど・・)

血族結婚を繰り返したため、病弱で心身共に欠陥を持った子供が生まれるようになってしまった。
高貴な王族の血で領土と国を守ろうとした結果だったんだろうけど・・・生まれる子供が気の毒としか言いようがない。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これに比べて、日本はここまで血族結婚にこだわっていない。
が、1つの血筋だけは守り続けている(たぶん、記録上だけ、形だけのものだったかもしれないけど・・・)


それでも・・
ただの形だけのものであったとしても、1つのものを守り続けて現在に至るってのは、ほかの国では類をみない。

たしかに、すごい!

だって、通常なら1つの王朝が滅んで別の王朝が生まれるわけだし・・
まさに、中国史なんて、その歴史の繰り返しだったよなあ~。

なんで日本だけ?

それは・・日本の王(天皇家)は神の血筋をひくから・・ってことらしい。


先ほどアップした、Wikiの家系図を見ると、
皇室の系図一覧

初代天皇の神武天皇は、アマテラス(天照大神)の子ってことになってる。

Amaterasu_cave.jpg



つまり・・人ではない。神様なのだ・・・。
おまけに崩御が137歳になってるし~。(日本書紀では127歳/古事記では137歳)


じゃ、何代目から天皇が人になったんだろう?

そこがどうも・・はっきりしないのだ!

結局のところ、文献といえば、日本書紀か古事記にしかないんで、それをもとにするっきゃないんだから仕方ないんだけどね。


この二つの文献によると、

神代(かみよ)と呼ばれる神々が活躍した時代があって、
それから、紀元前660年に初代天皇として神武天皇が即位してる。
それが、まあ、人代(ひとよ)ってことになるんだろうけど・・

なんだか、境界線が曖昧でよくわからない。


そもそも境界線なんかなくって、

世界は天上の神の国と地上の国で構成されていて、『天皇の血統』は神々の世界の後胤であるってことを強調したかっただけなのかもしれない。

日本書紀と古事記の伝承は、この点は共通してるようだから。


ところで、日本書紀と古事記ってのは、ほぼ同じ時代に作られた日本の歴史書なのに、かなり相違点がある。

●日本書紀・・対外国用に編集されたもの
漢文で書かれたもので記録書としての記述

*王権にとって都合の悪いことを隠蔽して意図的に取捨・改竄を行っている。

●古事記・・・日本国用に編集されたもの
神話・伝説・歌謡などを含む
語り部によって伝えられた「日嗣ぎ」の伝承を忠実にほぼそのまま記述。

*大王家が歴代統治してゆくことの正当性を述べている。


https://matome.naver.jp/odai/2142753495878366101


まず、世界観から違ってる。

古事記では、
天にある高天原に神々の世界があり、その意志によって地上の国(葦原中国=あしのはらなかのくに)は作られて、統括支配されているってことになってる。
注:あしはらのなかつくにとは、日本神話において、高天原と黄泉の国の間にあるとされる世界、すなわち日本の国土のこと

その高天原を収めるものは、天照大神(アマテラス)。


葦原中国は先験的に天照大神の子孫が治らす国ってことになってる。
(ああ、たしかに・・・天皇の家系図もそうなってたね。)




日本書紀では、
総ては陰陽の理によって自動的に進行する。
(なんだか、中国の陰陽道を取り入れてるみたいな?)

天の世界があり、その主張を伝える者としてタカミムスビ=高皇産霊尊の存在がある。
だけど、天界の支持に従うということではなく・・天と地(葦原中国)とは基本的に対等という認識になっている。

そして葦原中国の主たちは、武力で国を治めてきた。
天に従うってことじゃなくってね・・・。


なんだか、この時代から2枚舌?(笑)
いやいや、対外用には、神の国を信じてる甘っちょろい国と侮られないように、当時の先進国、中国を真似て作ったのかもしれないね~。


いずれにしても、日本国の歴史はアマテラスから始まってるようだ。

でも、アマテラスって神様のわけだし、アマテラスって・・・たしか、イザナギ・イザナミって神様から生まれたんじゃなかったっけ?

はい!ご名答!

詳しくはこちら
(ラノベ風に書かれた、手っ取り早くてわかりやすい古事記)
  ↓
http://kojiki.co/nihonshinwa/episode01.html


なーるほどね~。


世界各国の王族と日本の皇族の違いは、やっぱり皇族の血が神だったってことにあるらしい。

どんなに高貴な血であろうとも、海外の王族は、しょせんヒトなんだから。。。



そこへいくと、日本は神の国、だから、神国日本って言われたんだね(←今更ながら気がつく私だ!・笑・)

アマテラス=天照大神の末裔である天皇が現人神として君臨しし続けた国だったんだね。
5c2fc03273ca682eb417d6e7530afd65.jpg


そりゃ、すごい!(笑)


たしかに、すごいとは思うんだけど・・

でも、神話の中に出てくる神様って、そんなにすごいものかなあ?
そんなに立派なのかなあ?

なんだか私には、とっても人間臭いつーか、ヒトと変わらない気がしてしまうのだ。
なので、別にこの人たちの血筋をついでようがなかろうが・・どっちでもって気がしてしまうのは私だけ?


イザナギが愛妻のイザナミに死に悲嘆して黄泉の国にまで探しにいっちゃうとか、人を呪ってやる話も出てくるし、愛憎劇たっぷりだし・・・神様たって、天上界に生きてたってだけで、ヒトの世界とちっとも変わらないって気がしてしまう。

あまりにも人間臭くて、だからこそ、カワ(・∀・)イイ!!って気もしてくるんだけどね。


なので、こういった血筋をひいてったとしても、いったい、どこが・・すごい!ってことになるのか、神々しいってことになるのか・・はっきり言って私にはわからない。(←世が世なら、まっさきに不敬罪に問われて投獄されちゃっただろう。)



そういえば・・とっても人間臭い神話の話といえば、ギリシャ神話も同様だった。

最初に、世界は混沌(カオス)に満ちていた。
そこから、大地(ガイア)、深淵(タルタロス)、光輝(エロス)の3神が誕生する。

ガイアより夜(ニュクス)、海(ポントス)などが生まれ、だんだん世界を形作っていく。

人間もまた、神々と同じく大地(ガイア)より生まれたとされていて、神々と人間は血の繋がった兄弟的な存在と考えられている。
もちろん、神とヒトでは力の差には雲泥の差があったけど。



多くの神話だと人間は唯一絶対なる神が作ったもの、「神の被造物」として扱われてることが多い。
その点、古事記もギリシャ神話も人間臭い神様だし、ひどく似てるところがある。


それでもギリシャでは、神の末裔の王室が脈々とは続いていくことはなかった。。。

やっぱり、日本だけなのだ。

やっぱり、そう考えるとすごい!ものがある。

何か神話の歴史を守り通そうとするような・・そういった人々の意思がすごいって気がする。


・・・・・・・・・・・・・

日本の歴史は、ご存じのように、血筋を重んじる歴史だ。

とくに天皇家(神)の血筋は絶対、絶やしてはいけないものだった。

しかし、ご存じのように天皇家がいつもトップに立ってたってわけじゃあない。

ご存じのように、日本では応仁の乱以後、天皇の存在が薄くなっちゃったし、徳川の武家政治が300年近く続いてた間は、天皇家&公家たちはビンボーで、事あるごとに、幕府や有力な大名から費用を出してもらってた。

最悪だったのは、第103代後土御門(ごつちみかど)天皇は葬儀にあたってその費用さえなかった。
幕府から1万疋(ひき)の献上金が用意されるまで、遺骸は43日間も清涼殿北側の黒戸御所に安置されていた。

泥棒が宮内に入ってくることさえあったって話だ。

ひええ~。
そこまで、ビンボーだった時代もあったんだ・・・。


それでも、公家はあくまでも権威の象徴として、公家の姫君を細君に迎える大名も多かったわけだし・・徳川政権が傾いてくるやいなや、今度は尊王攘夷なんて唱えだすものが増えてきて、日本は、テロ集団による怖~い殺戮の世になっていったんだった。。。

そんで結局大政奉還をしちゃった。

官軍が錦の御旗を掲げて行進しただけで・・
ひえええ! うちらは逆賊になっちゃったー!! もう、終わりだーー!(←会津藩)

と・・なってしまったくらいなんだから。

nisikinomihata.jpg
http://photozou.jp/photo/show/106911/29540935


天下統一を果たした・・秀吉さんでも家康さんでも、やっぱり、天皇家を潰すことはできなかった。

おっと!

その前に、一人忘れてた・・・

信長さんのことを。
彼だけは、別だったかも。


京に上るためには足利将軍を傀儡将軍として利用して、利用できるものはすべて合理的に利用したってだけで、当然ながら敬意を払ってたってわけじゃないのは明白。

もちろん、天皇にしても同様だっただろう。

1829522i.jpg

彼が建築した安土城には、「御幸の御間」というのが作られていたそうだ。
もちろん、ここは天皇を迎えるために作られた。

だけど、御幸の御間ってのは本丸御殿内に築かれていて、信長さんの移住場所の天守から見下ろす場所に位置する。

これは、どうみたって・・・信長が天皇の上に位置することを暗に知らしめる目的があったとしか思えない。



おまけに、元号だって天正って自分で変えちゃった人だ。
元号を変えられるのは、従来では公家や朝廷のみなのに。

さらに、朝廷から、「征夷大将軍とか副将軍、太政大臣などの位を授けるので、どれがいい?」って聞かれたときも・・・
そんなもん、いらない!って蹴っちゃった人だし(笑)


そりゃあ、そうだ・・自分こそが天下に君臨する王だと思ってるんだもん。


歴史上において、おそらく、この人だけは別格だったようだ。

あ゛~

だからこそ、本能寺で殺されちゃったんだろうけど・・・
(諸説はあるけど、おそらく朝廷を下に置いたことが一番の原因だったんだろうと・・)


ひょっとしたら、信長さんの時代が続いていたら、そのうち天皇家もとり潰しの憂き目にあってたかもしれない(笑)

ところが、そうはならなかったのだ。

多くの人々が、やっぱり朝廷を上に置いておきたいと望んでいた以上、いつかは、信長政権が失脚するのは当然の成り行きだったのかもしれない。

民意を変えることをせずに無視してゴリ押ししちゃうえば、どんな権力者も失墜しちゃうものだ。


その後を継いだ秀吉さんは、朝廷を大事にしたし(少なくとも形だけは・・)、現に関白の地位も頂いて大喜びだったなあ(笑)


その後、現在に至るまで、信長さんのような人は出現してこない。

のちの権力者たちは、堂々と朝廷より上にたったらまずいぜ!ってことを信長さんを手本に学んだのかもしれない。


そう考えると・・やっぱり日本は不思議な国だ。
それほどまでに、人民の心をとらえる神の国、神の血筋


ただ・・神の国といっても、それは別に神道を意味するわけでもない。

現に、聖徳太子(厩殿王子)は、蘇我氏とともに大陸から渡ってきた仏教を奨励した人だった。

神道の神官たちによる権威主義を排斥して、仏教を導入した人だった。

たしかに、この人も信長さんに劣らず、立派な革命児かも(笑)
しかも、れっきとした天皇家の血筋の人だったけど。

彼がやったことといえば・・

実力主義的でまとめた官位十二階
タテマエのない十七条憲法 



徹底した合理主義・実力主義を貫こうとした。

とうぜん、新しいことを始めればついていけない反対者は出る(笑)
しかも、正しいことをはじめれば・・なおさらついていけない者は多い(笑)



神道一筋の神官なんて、そりゃあ困ったことだろう。

結局、大クーデターが起こって、
大化の改新


神官勢力の大ボスの中臣鎌足(藤原鎌足)のその後をみると・・
彼は都合よく歴史を書き直して、再び神官の権威を取り戻そうとしたし、のちの藤原家は天皇家と親戚関係になることで勢力拡大していったんだったね~。

そう考えると、神の国=皇室=神道ってことではなさそうだ。


現に、その後の日本は神仏習合になっていったんだったよね。
現在の天皇家=神道という概念は、近代になって作られたものらしい

・・・・・・・・・・・・・・・・

ただひとつ、確かなことは・・・アマテラス以来の天皇家の血筋のみを守ろうとしてきたってこと

たぶん、多くの日本人が!


だからこそ、偉大な権力者ですらもそれを覆すことは出来なかったし、逆に歴史の上ではその心理が利用されてきたってのが事実だろうけど、それでも守り続けてきたのだ。

たとえ形だけであろうとも、

天皇家の血筋、
それに繋がる三種の神器やら・・



なぜ、それが日本人に限ってなのか?

それこそ謎だ


しかし、神の世界の高天原がどこにあるのかは不明
天に通ずるとなれば、日本なんて小さなものではないだろう。

1206tjun_1920lc.jpg
http://www.pmiyazaki.com/takachiho/

日本の皇室は、古代ユダヤに通ずるという説もある。
たしかに、日本とユダヤには不思議な共通点が多すぎる。
   ↓
ユダヤの謎と日本の起源(その1)

続:ユダヤの謎と日本の起源(その2)

続々:ユダヤの謎と日本の起源(その3)



宮内庁の宝物を全部オープンにしてもらってちゃんと調べるとか、天皇家の人々にでも聞けば、何かルーツに関することがわかるのかもしれないけど・・

そりゃあ、無理だろうなあ。
秘密のベールに隠された世界のようだし・・・。


それとも、あえて秘密裡にしておかなければならない理由があるのか?

とにかく、

日本という国、日本という民族は、そういった意味においては、稀有な不思議な何かがあるのかもしれない。

多くのDNAの中にでも、ひたすら守ろうとする何かがあり、それはきっと世界に通ずる何かなのかもしれない。

もっとも私のDNAの中には、それが世界滅亡に繋がろうとも見たい!って欲求があるような気がするけど・・

現代とヒットラーの時代とユウェナリスの時代と

最近また、あちらこちらでテロ・ニュースを耳にすることが増えたような気がする。

しかも、最近では・・爆弾や銃を使わず車を使ったテロが増えてるような。。。

車を使われてしまえば・・あまりにも身近なものだけに事件を起こすまでテロリストとはわからない。
しかも人ごみに突っ込まれれば多くの死傷者を出すだろうし、ひょっとしたら銃以上の被害になるかも。


アメリカでは、8月12日バージニア州シャーロッツビルで、KKKの集会とその反対者たちが集まる中、
右翼(KKK)の1人、James Allen Fields Jrが猛スピードでデモ隊に突っ込む事件があった。
(負傷者が19人、死亡したのは、Heather Heyerさんという地元の弁護士事務所で働いている32才の女性)




それからというものメディアでは大変な騒ぎとなった。
テロや殺人事件といったものにとどまらず、アメリカ議会にまで波紋が及んでしまう騒ぎとなった!

54784dfb3d744082ac8a442731af0e4c_18.jpg


トランプ大統領は人種差別者だ、こんな人のもとで一緒に働けるか!と辞任する人が出たり、このチャンスに引き摺り下ろそうと画策したり・・
その上殺されたHeather Heyerのお母さんがTV出演したり・・と、色々な展開があった。

なんでこんな事になったのか?


詳しく知りたい方は、こちらを↓

トランプさんは、シャーロッツビルの事件後コメントを出すのに時間がかかっていた。
これが、もしもイスラム過激主義者が同じく車でテロを起こせば、ものすご~く早く「テロリストは撲滅してやる!なーんてコメントを出すのに
今回はかなり時間がかかってから、ようやくヘイトスピーチとヘイトアクションを非難するコメントを出した。

しかも、とーーっても歯切れの悪いコメント
トランプ大統領は、「様々な側面がある」などと曖昧な表現を使った。
ヘイトと偏見のさまざまな側面(hate and bigotry on many sides)」だとか「both sides」なんて表現を使ってコメントした。

州司法長官は「こんなの『様々な側on many sides』じゃないだろうーが!
レイシストと白人優位主義が引き起こした一方的なテロ行為だ!!と怒り心頭。

やっぱトランプ大統領は、白人至上主義者やネオナチ側なんだ。
だから、はっきり非難をしないで、非難をぼかして喧嘩両成敗にでも持ってくつもりなんだ!

ってことを言い出す人が多くなった。



「トランプ政権はナチズムと白人至上主義を公然と支持している!」
「影響力を持つ立場にいながら沈黙を保つことじたい、共犯者も同然だ!」

といい、ますます炎上!!!


白人至上主義者サイドは、

「お前を大統領にしてやったのは白人の米国人でラディカルな左翼じゃないんだからな!それを忘れるな」とネットに書き込んでたり・・

あげくの果てには、この事件そのものが、トランプを引き摺り下ろすために仕組まれた偽旗事件じゃないかとか・・

・・・・・・・・・・

アメリカにはいまだに白人至上主義やら人種差別は存在している。
その有名なグループは下記

クー・クラックス・クラン (KKK)
アメリカ・ナチ党
ホワイト・アーリア・レジスタンス


88983622.jpg


などなど。


もちろん今では人種差別はいけないことになってるので良識ある人間は公の場では絶対にそういった発言はしない(笑)
しかし、心の中に根強く隠し持ってる人がいるのも事実。


それを堂々と公言することを憚らないのが上記にあげたような白人至上主義グループ。
彼らは南部を拠点にしてるだけに、この地域では頻繁に事件が勃発することになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも、バージニア州シャーロッツビルというのはバリバリの南部、

もともとは多くの黒人奴隷の売買をしていた地域だ。
ところが、南北戦争が勃発(1861-1865年)(今から150年の昔の話だけどね~。)

Civil-War-1863-for-iPad.jpg


南北戦争とは、綿花のプランテーションに黒人奴隷は無くてはならない存在だった南部に対し、北部連合のリンカーンが起こした戦争。

まさに風と共に去りぬの時代、あの人々の世界だった。。。

21a1c4369b38329f6e2550bba6aca833.jpg

伝統を重んじ風雅で上品な南部人に対し、北部人は粗野な田舎もの丸出し、で、南部人は北部人をヤンキーと呼んでた(笑)
それがアメリカのヤンキーのはじまり。


南北戦争の結果はご存知のとおり、北部が勝ちリンカーンは奴隷解放を行ったことで、まるでリンカーンを人徳者のように思ってる人も多いかもしれないけど・・(←人徳者は政治家にはなれないのが常(笑)


まあ、そこらへんの話は置いといて・・・とにかく北部が勝利したせいで、北部(つまり、ヤンキー)がアメリカ全土を支配することになった。

それが現在のアメリカ合衆国だ。


ところが南部人のすべてが、北部に心から服従したわけではないだろう。
ま、日本の歴史でいえば・・徳川政権に形の上では服従したものの、虎視眈々とチャンス到来を待っていた長州藩みたいなものだったのかも(笑)


彼ら南部人は南北戦争中の英雄、南部軍の将軍、リー将軍の銅像を建てたくらいだから。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBE%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%83%8F

14637c3f6badd287e2c2962aad736776.jpg

他にも、こういった南部の英雄の銅像がいくつも残っているそうだし、いまだに南部旗まで掲げているところも多くあるそうだ。
ディキシークロスとよばれてるんだけどね・・いまだに南部X字軍旗を愛する人が多いとか)

nannbuhata.png


ところが・・さすがに2016年になると、リー公園にある、リー将軍の銅像を撤去しようとすることになった。


それが、そもそもの事件の発端。


白人主情主義の右翼団体やらKKKなどがリー将軍の銅像の撤去を反対して抗議運動をおっぱじめた。

すると、こんな事件が発生
     ↓

2017年7月8日、クー・クラックス・クランのロイヤル・ホワイト・ナイツはリー将軍像の撤去に対する抗議運動をシャーロッツビルで行った。
抗議運動に参加した団員約50人に対し何百人もの反対勢力が押し寄せた。
駆け付けた警察は催涙ガスを使用し、23人を逮捕した



そして・・・今回のこの事件に至ったというわけだ。

・・・・・・・・・・・・・

一見、人種差別者が引き起こした犯罪と見えなくもないけど・・本当にただそれだけだったんだろうか?


ある一部の人々が言うように、これは偽旗作戦?なーんて・・・見方もできなくもないのかも。。。

トランプ政権打倒が目的なのか、また別の目的があるのかはわからないけどね・・。

2015年11月に起こったパリのテロ事件だって・・また、ISの存在だってアメリカが仕立てた偽旗作戦
って話はよく耳にする。



いずれにしても一般人がこういった真相を掴むチャンスなんてほとんどないわけで(笑)
事実はわかりようがない。



だけど・・・一部の権力を手にする人であれば、こんな偽旗作戦を起こすことだって十分可能だ。

となると

白人至上主義の人種差別者やISメンバーなどをバックで操る存在がいて、彼らを偽旗作戦に利用してるだけかも・・・なーんて、まるで映画のストーリーさながらなことを考えてみる(笑)


恨みや憤り、復讐心など・・ネガティブ感情を抱えた若者は、実に利用しやすい駒になってくれることだろう。

ましてや、トップに立つ人物がサイコパスだったとしたら、ものの見事に彼らを扇動し洗脳し、世界を思いのままに動かそうとすることだろう。

・・・・・

現在のネオナチの元祖といえば、もちろん、ナチスだ。


悪名高いナチス
悪の権化のイメージの強いナチス


それもそのはず・・

第二次世界大戦中に、ナチスの強制収容所で殺害されたユダヤ人は600万人だっていうんだから・・・ものすごい数だ。
当時の日本の戦闘員と民間人を合わせた死者数が300万人だったって聞いたことがあるけど、それをはるかに上回ってしまう。


ナチスといえば、強制収容所、毒ガス、ユダヤ人600万人、ホロコースト ・・・と聞いただけで、「ナチス=悪」「ヒットラー=悪の化身」をほとんどの世界中の人々がイメージしてしまう。


戦後、東西ドイツともにナチスを全面否定してドイツの歴史から抹消してしまったくらいなんだから!

つまり、
ナチスの歴史は、ドイツの歴史ではないということだ!
あれは、あくまでもナチス・ドイツの歴史ってことらしい。



ナチス党が政権を奪取してからヨーロッパを征服し滅亡するまで25年。
それをドイツは見事に抹消してしまった。(抹消したつもりらしい。)


現在のドイツでは公の場でナチスを称賛することはもちろん、ハーケンクロイツを掲げることもできない。

それは道徳上の問題じゃないのだ!  
それ以前に法で処罰されてしまうそうだ。



学校で子供たちが挙手をするときは、人差し指をあげるのがルール。(ドイツだけでなくフランスも同様だとか・・)

friedrichshafen-germany-23rd-nov-2016-pupils-of-the-seventh-grade-hab70r.jpg


日本のように手をまっすぐあげてはいけないのだ。 それだと、ナチスの「ハイルヒットラー」と紛らわしいものになってしまうから。

そこまで気を使ってるのだ。


/////////////

しかし、当時のドイツ国民は熱狂的にヒットラーを迎えたんじゃなかったっけ?

第一次世界大戦の負債を抱えてボロボロ状態だったドイツ(翌日カフェでコーヒーを飲もうとしたらトランクいっぱいの紙幣が必要になったとか・・ものすごいハイパーインフレ)餓死者も大勢出ているような状態だった)


そんな状況下で、民衆はヒットラーをドイツを救うヒーロー出現と思ったはず。

当時は、子供も大人もハイル・ヒットラーをしてるし・・
00womenHit3.jpg


事実、ヒットラーはスピーチの天才で、がっつりと大衆の心を鷲づかみにしたそうだ。

Hitler leaves meeting 1922


刺激的で誰もが復唱できるような歯切れのいい短い言葉を繰り返すことにより、人の心を突き刺し心を動かしてしまう技を持っていたという。


さらに・・ヒットラーの映画を制作して国民にアピールしたそうだ。 
それも、プロが手がけた素晴らしい出来の映画だったという。


そうやってドイツ国民を盛り上げ、苦境のドイツを救おうとしたことも事実だろう。


しかし・・


ヒットラーの最大の罪といえば・・・やっぱりユダヤ人抹殺が第一にあげられる。

そんなにもユダヤ人が嫌いだったんか??


いや、彼はただ感情的にユダヤ人を嫌ってたというだけでなく・・・優生学的にもユダヤ人は抹消すべきと思っていたようだ。
真剣に、そう信じてたようだ。。。


それによって、まずヨーロッパ全土の大改革しようとした。


つまり・・人種分類をもとにした、当時の「新世界秩序」の実行であり、世界をアーリア人の国にすることが目的だったようだ。


ナチスによる人種分類
      ↓
1.金髪・碧眼のアーリア人(北欧系ゲルマン)・・・最も優れた民族、世界を支配するに値する
2.ラテン人(南ヨーロッパ)・・アーリア人よりは劣る民族
3.スラヴ人(東ヨーロッパおよびロシア)・・・かなり劣等な民族なので奴隷とする予定
4.ユダヤ人・・・完全抹殺




ところで、アーリア人とゲルマン人って、どう違うの?


アーリア人とは9000年前の発祥地で特定される人々で人種としての存在ではなく、曖昧で抽象的な概念。
なお、ゲルマン人はアーリア人の一派とされ、ドイツ北部、デンマーク、北欧、イギリスに住む人々でDNAによっても特徴づけられている。




今現在の私たちから見れば・・狂ってる!と思うけど、当時はヒットラーやナチス親衛隊だけでなく・・ドイツの一般市民ですらそれを信じてユダヤ人を迫害しまくった人だって多かったのだ。

しかも子供だろうが容赦なかったという。

もっとも相手を害虫くらいにしか思ってなかったわけだし、完全抹殺するつもりだったんだから、そりゃ、どんな残虐非道もできたことだろう。


これがドイツの歴史(←私はそう思ってるんだけど・・)


なのに、それをドイツ人の歴史から抹消するって、これじゃあ、ただ臭いものに蓋してるみたいな・・。(笑)



だからといって、ドイツ人を悪者扱いするのは大きな間違いだろう!

もちろん、ヒットラーだけを悪者にするのも大きな間違いだと思う。



そんなことを言えば、

ヨーロッパでは2000年にわたってユダヤ人迫害の歴史があったわけだし、
15世紀の奴隷貿易でポルトガル人は大儲けしたし、
南アフリカのアパルトヘイトでは大量虐殺だったし
カンボジアのポル・ポトも大量虐殺、
オーストラリアは白豪主義で多くのアボリジニを殺害したり、
アメリカは黒人奴隷制度を極めただけじゃなく、多くのネイティブアメリカンを抹殺してきた。



それでも、ナチスがユダヤ人を虐殺した数には及ばない・・だからナチスが一番悪い?


おっと・・問題はそこじゃない!


数字なんて結果論に過ぎないのだ。

もしも、1千万人を簡単に集められて一回で殺害できるとしたら、みんな躊躇なくやってのけただろうから・・。



それに・・たった一回の原爆で、広島40万人長崎20万人を殺害したのは、どーなん?ってことになる。。。
数年がかりじゃなくって、一瞬だったわけだし・・

しかもこれは、一般市民も子供も見境いなく殺したわけなんだし。



じゃあ、なんでドイツだけ悪者にされる? 
なんで、ヒットラーだけが悪者にされる?


答えは簡単・・・戦争で負けたから。(日本にも勝てば官軍って言葉があるくらいだし・・)


・・・・

うう!

そんなことを言ってしまえば・・世界に正義はない!ってことになるだろーが!


Yes!

そのとおり! 権力の前には正義なんてない。
サイコパスが実権を握ってしまえば正義や人命なーんてものは、実に軽~いもの。


そして、そんなサイコパスに実権を握らせてしまうのも・・・いつも我々国民なのだよ。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、日本はどーなんだろう?

欧州や中東、またアメリカと比べて、テロは少ないし人種差別もないし・・日本はまだまだ平和な国だ!と思っている人は多いのだろうか?


ヘイトスピーチやヘイトクライムには縁が無い国だと思ってる?


去年だったか・・

相模原障害者施設殺傷事件というのがあったけど、これも無差別殺人だったし・・
犯人は障害者がいなくなればいい!と思って犯行に及んだと聞いた。

このニュースを見たとき、
これって、まさに選民思想や人種差別と変わらないなあ!と思ったものだ。


たぶん、シャーロッツビルで無差別殺人を起こした犯人とほとんど変わらないような気がする。


KKK団員だろうが、ISだろうが・・どこの国のどこの団体に所属して、どんなイデオロギーを掲げようと、心に潜むネガティブな怒りや狂気を発散させてることにはかわらない気がしてしまうのだ。


まさに、それがヘイトスピーチになり、ヘイトクレイムにつながっていく。


そういえば・・国会答弁の野次なんて、まさに低俗なヘイトスピーチに聞こえるしなあ~(笑)



世界中のどこにでも、ネガティブさというものは存在しているものだろうし・・・また、こういったものを秘めてる人たちほど、サイコパスな人物・国家といったものに支配されやすくなることも、確かだろう。




それでもまだ日本人は従順な民族だけに、過激なヘイトクライムに突っ走る人は少ないとも言われている。

ただ・・ここで・・ちょっと新たな問題が持ち上がる(笑)

従順な民族だけに、信じやすい、騙されやすいという欠点もあるという。


●メディアが発表するニュースを鵜呑みにしやすいそうだ。(自分で考えて選択するというメディアリテラシー教育が出来ていないってことらしい)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いきなり話は変わるけど・・(笑)

ユウェナリスという古代ローマ時代の風刺詩人が、面白い言葉を残している。
Decimus Junius Juvenalis, 60年 - 130年

45752.jpg


彼の『風刺詩集』第10編には、こんなことが書かれているそうだ。

幸福を得るため多くの人が神に祈るであろう事柄は富・地位・才能・栄光・長寿・美貌だ。

それを一つ一つ挙げて説明した上で、

いずれも身の破滅に繋がるので、こういった願い事はするべきではない!

と諌めた内容の詩を書いている。




ユウェナリスはこの詩の中で、

もしも祈るとすれば 「健やかな身体に健やかな魂を願うべき」としているのだ。

強健な身体に健全な魂があるように・・・と願うべきなのだと!



健全なる精神は健全なる肉体に宿る!なーんて格言?をどこかで聞いた覚えがあったけど・・(笑)

それに、体育会系の部活では、よくこんなことが言われてた記憶があるけど(笑)

本来の意味は、だいぶ違うものだ(笑)


原文はラテン語だが、その日本語訳はこちら
         ↓

勇敢な精神を求めよ。死の恐怖を乗り越え、
天命は自然の祝福の内にあると心得て、
いかなる苦しみをも耐え忍び、
立腹を知らず、何も渇望せず、
そして、ヘラクレスに課せられた12の野蛮な試練を、
サルダナパール王の贅沢や祝宴や財産より良いと思える精神を。

私は、あなたたちが自ら得られることを示そう。
必ずや善い行いによって平穏な人生への道が開けるということを
『風刺詩集』第10篇356-64行)
デキムス・ユニウス・ユウェナリス(Decimus Junius Juvenalis, 60年 - 130年)





そして、ユウェナリスは、もうひとつ、パンとサーカスという言葉も残している。

これは、権力者から無償で与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘したそうだ。

このサーカスというのは、現在のサーカスの意味じゃなくって・・競技場で行われた競技のこと。
現代でいえば、スポーツ観戦のようなものだろうか。


B001806.jpg


こちらが、その部分の日本語訳

我々民衆は、投票権を失って票の売買ができなくなって以来、
国政に対する関心を失って久しい。

かつては政治と軍事の全てにおいて権威の源泉だった民衆は、
今では一心不乱に、専ら二つのものだけを熱心に求めるようになっている―
すなわちパンとサーカスを…

ユウェナリス『風刺詩集』第10篇77-81行




国民というものは、食べるのに困らず、娯楽さえ与えておけば、政治にも関心を示すこともなくいくらでも御しやすい・・・ということらしい。

別名、それを愚民政策と呼ぶそうだ(笑)


徳川政権時代にも、「百姓に学問など全く不要だ」「ただひたすら農耕に励んでさえいればよい」として、

農民を「愚民」「頑民」と呼んで政治的的発言をさせないように、学問(読み書き)を禁じて、身分制を厳格にする制作愚民策が取られていたこともあるそうだ。


そうそう、近代でも・・実際に3S政策というのがあったようで、この3Sとは、スクリーン・スポーツ・セックスで、多くの人たちが特に好む3つの娯楽の頭文字なんだそうだ。


これさえ与えておけば、国民は余計なことは考えない、
おバカなままでいてくれて・・
施政者はとってもやりやすくなるってことか~。



うーん。。


しかし、つくづく思ってしまうのだ。

それって・・紀元前のローマ時代からあまり変わってないってことじゃないだろうか?


ユウェナリスさん、君の言う事は現代にも十分通用するぞ!



せめて、自ら愚民にならないようにしよーよ~!
みんな、賢くなろーよ!


「賢く」って言うと、「賢い=学校の成績が優秀」と勘違いしちゃうような愚民がいっぱいいるんだよなあ。。。



私たちが神頼みするときも・・

もう、自分のための、富・地位・才能・栄光・長寿・美貌なんか祈るのは、やめちゃおうよ!



紀元前のローマ時代から、誰もが自分本位に生きてるなんて・・・
紀元前のローマ時代から、ちーっとも進歩してないなんて・・

あまりにも悲しすぎる。。。
あまりにも情けない。。。


せめて、自分のために祈るならば・・

「健やかな身体に健やかな魂でいさせてください!」

と祈るべきかも。



もっとも、私は神頼みはしないことにしてるけど・・(笑)

神社や教会で祈るときは、「きょうは良いお天気ですね~。 では、お元気で!」
とだけ・・神様に言うことにしてる。

日本語の不思議な世界

日系人のシニア層によるカラオケクラブというのがあって、そこのメンバーの方にピアノの伴奏を頼まれた。

で、見せられた歌が、遣らずの雨というタイトルの歌だ。
私はまったく聞いたこともない曲だ。

頭の中で音にしてみると・・・どうも、これは演歌らしい。

歌詞には日本語が苦手な人のために、ローマ字がふってある(笑)
さすが、日系人クラブ。


「日本の曲はとってもいい曲が多いね~。 これは、日本では有名な歌なんでしょう?」
と、聞かれた。

さあ? そうなの?

若い頃の私は、UKロック、アメリカンロックばっかり聞いてたし、または本業はクラシック。
日本の演歌、歌謡曲、Jポップですら、知らない方が多いありさま。

「ところで、遣らずの雨っていうのは、どうゆう意味なの?」

ええ? 

日本人だと思って私に聞くなよなあ~。


うーーん。。。
とりあえず、じーーくり歌詞を読んでみると、

男女の別れ際に雨が降っている。
別れの切なさ、本当は行ってほしくない!という心情を雨に引っ掛けて、どこにも遣りたくない、遣らずの雨


というのが見えてきた。

辞書の説明によると、
訪れてきた人の帰るのを引き止めるかのように降り出した雨
http://www.weblio.jp/content/%E9%81%A3%E3%82%89%E3%81%9A%E3%81%AE%E9%9B%A8




4589f84d.jpg


ふむふむ、 なるほど~。


ところが、それを説明するのに四苦八苦してしまった。

日系人といっても、アメリカ生まれでアメリカ育ちの人には、なかなか日本情緒が理解できない人も多い。

日本人なら、「雨に引っ掛けて切ない気持ちを歌った曲だよ。」と言えば、たぶん、一発でわかるんだろうけど・・

そもそも、彼らの辞書には、切ない、とか、未練・・・という言葉は存在しない。


しかし、日本文化の中であれば、ワンシーンを見せただけで心情を表現してしまうことだってできる。

中でも、雨を使った表現というのは実に多いと思う。


たとえば、雨の映像をワンシーンとして見せるだけで・・

言葉も説明もいらずに、

表現したいものを伝えることだってできちゃう。



もちろんアニメ作品だって。

こんなふうにも・・
totoro.jpg

また、こんなふうにも・・
tumblr_osjgszj42y1w8te11o1_500.gif


さらに、日本語には雨にまつわる言葉もいっぱいある。

春雨・・・しとしとと降る春の雨
五月雨・・五月(田植えの時期)に降る雨
夕立・・夏、夕暮れ時に雷を伴うような雨
時雨・・・秋の終わりから冬にかけて、一時的に降ったりやんだりの雨
霧雨・・冬に霧のように細かい雨



霧雨と聞いただけで、寒い冬の訪れをイメージし、そこから、寂寥感や過去の出来ごとを思い浮かべるかもしれない。

たぶん・・それが日本語の言葉というもの。



雨に関する言葉を調べてみると・・まだまだある。

子糠雨(こぬかあめ)・・音もなく降る、非常に細かい雨、ぬか雨、細雨ともいうそうだ。

狐の嫁入り・・・晴れてるのに雨が降ってるとき

そのほか、日常的に言われてのは、
通り雨、梅雨の長雨、にわか雨、


雨だけで、こんなにも言葉があるのだ!
たぶん、日本だけ?


さらに雨が降る音を表現するにも、日本語には便利な擬音語がある。

ぱらぱら、ざーざー、さんさん、しとしと、ぽつぽつ、じゃーじゃー、なーんてね(笑)



「ほお。 雨だけで、そんなに言葉があるんかい! 
日本の情緒というのは素晴らしく豊かなんじゃなあ~。

アメリカでは雨ってのはただ憂鬱なイメージくらいだし、日照り続きのあとに恵みの雨、blessed rainって言葉くらいはあるけどね。たぶん、そんなもんだよ。

映画で唯一雨を明るく扱ったものっていえば・・雨に歌えば・・くらいしか思いつかないなあ。」


ああ、これか~! (←古っ!さすがシニア世代!)
singing rain

たぶん、雨だけじゃなく、昔の日本人は自然のものに季節を感じたり、自分の心情を重ね合わせて表現する、なーんてことが多かったんじゃないだろうか?

雨、雪、虫の声でさえも。




hqdefault.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=zjcUgn7u_HI


「アメリカでは虫は嫌われるものって感覚しかないから、日本のように虫の名前なんてないんだよ。
そりゃあ、学術的な名前はついてるだろうけど、一般人にとっては全部まとめて、バグ(虫)でしかないんだ。」


「日本では、秋の虫といえば、コオロギ、鈴虫、日暮し、夏は蝉の声、蝉しぐれなーんて言ったりするよ。」

「日本人というのは実に美しい情緒を持つんだなあ。 
唯一アメリカで日常的に呼ばれる虫は、モスキート(蚊)、コックローチ(ゴキブリ)、フライ(ハエ)くらいかなあ・・・全部実害のある害虫だから。」


ああ、なるほど~。


アメリカでは虫から季節感やら風情を感じることはないらしい。

そもそも、虫の声を聴くこともないらしい。


・・・・・・・・・・・・・・・

こちらに、面白い記事があった。
  ↓

虫の音や雨音などを日本人は左脳で受けとめ西洋人は右脳で聞く!?

学会でキューバを訪れた時、筆者はしきりに鳴いている蝉の声に気を取られた。
しかし、現地の人は誰も聞こえてないという。
夜になっても虫の声がするので、また、現地の人に、今度はわざわざ虫の鳴く草む らを指して示しても、彼らは、きょとんとしてるだけ。彼らには聞こえていない様子。


これはどうゆうことなのか?

実は、西洋人は虫の声や雨音などを右脳でキャッチするそうだ。
右脳=音楽脳といわれている

逆に日本人は、左脳=言語脳でキャッチしているそうだ。

Right-Brain-vs-Left-Brain-2.jpg

だから日本人は、虫の鳴き声を声として認識する。
虫の声も、ジージー、とか、カナカナカナとか・・チンチロリン、とか、スーイッチョンとか・・。

たぶん雨の音も風の音も。

ところが、音楽脳で聴く西洋人はそれを雑音として処理してしまうらしい。
まるで、毎日聞く電車の音に慣れてしまったかのように。

だから気にならなくなり、雑音をシャットアウトすることで、聞こえなくなる・・・ということらしい。


西洋人の脳と日本人の脳は、もともと、こんなにも違うものなんだろうか?

答えは、NO!


人種が違っても脳は同じなのだ。

違いは言語にあるという。

事実、日本人でありながら、アメリカの環境で育ってしまった人たちは、虫の声を聴くのは音楽脳だそうだ。
逆に、最初に日本語で育った外国人は言語脳でキャッチするという。

ちなみに、外国人といっても・・東洋人 対 西洋人ということではない。

同じ東洋人であっても、中国人も韓国人も、やはり西洋人同様、右脳を使うそうだ。
それだけ、日本語が稀有なものということだろう。



学生時代に沖縄出身の友人が、こんなことを行っていたのを思い出す。

「私、初めて本土に来たとき、本土の人たちが、この曲いいよねえ~、泣ける歌詞だよね~、って言ってるのを聴いてびっくりだったよ。 私たちが音楽を聴くときは、いつもリズム、ビートだもん。 そこにメロディーが乗ってるってカンジ。
だから、歌詞なんかじっくり読んだり聴いたりすることなんて、今まで一度もなかったんだよ~。」
と。

彼女はバイリンガルだったけど、最初に覚えた言葉は英語だったそうだ。


そして本土に来るまで、歌の歌詞をじっくり聴きながら音楽を楽しむってことは、思いつきもしなかったと言っていた。
歌もまた、リズムとして捉えていたという・・・・つまり、ラップミュージックの感覚らしい(笑)


日本語を7歳くらいまでに聴いて育った人は、外国人であっても日本語脳になるそうだ。


言語ということは、実に興味深い。

そして言語は深くDNAと結びついている。

DNA は「言語と同じもの」であり、「言葉が体に直接響く」もの

言葉と振動・・それによって、壊れたDNAを修復することさえもできる。



これは、以前の記事、言葉の乱れをDNAサイドからみるとの中でもちょっと触れたことだ。

14e4401e8bf5285f9e3c1c622c0f51a5--animation-background-anime-scenery.jpg




虫の音、風の音、雨の音・・・こういった自然界の音を、最初に右脳でノイズとして捉えてしまう外国人に対し、左脳で声として聞いてしまう日本人。

さらに豊富な擬音語を持つ日本語、

りんりん、と表現したり、チチチチと聴いたり・・・

その音の美しさを、今度は右脳で味わい、さらに情緒や感動を味わうことができる民族。



そういった能力が、和歌や俳句になったのかもしれない。

自然の美しさを論理的に理解し、こと、もの、に落とし込んでいく能力と同時に、「ものの哀れ」の美意識が要求される世界なのだから。


いずれにしても、

自然音を言語脳で受けとめるという生理的特徴と、
擬声語・擬音語が非常に発達している、言語学的特徴


さらに自然物にはすべて神が宿っているという日本的自然観




それが、日本語という言語に備わっている = 日本語を母国語とする人のDNAに備わっている


日本文化の象徴とは、「産霊(むすび)」にあるという。

産霊(むすび)とは、対立する二つを統合することであり、
「事」と「言」を結ぶ、まさに、言霊の力。



<<参考>>
日本人の音意識

日本人は、日本語族であり、右脳と左脳を同時に使う統合力の遺伝子を持つ集団?だから「言霊」が現実化する?

レりっビー、ケ・セラ・セラ、なんくるないさー、レりっゴー

オフィスでのたわいもない会話。

「子供の頃に、自分で最初に買ったCDってなんだった?」って誰かが言い出し・・
 
みんなで、それぞれの懐かしい曲を言いあった。


えーーと? 私はなんだっけ?
・・・と考えてるうちに、

「僕はねえ、ビートルズのレットイットビーの入ってるレコードだったな。
僕はレコード世代だもんね!」
と、自慢げに年配の男が言った。

おーー!すごい!
かっこいい!

・・と口々に若い世代が言う。

さすがに名曲は世代を超えて、みんなが知ってるようだ。

「ところでさ、Let It Beって日本語でなんて言うの?」と、いきなり私に話をふるヤツ。

え? そんなの知るか!  困ったなあ。。。

Let It Be にぴったりの言葉って日本語にはないと思う。。。

そのせいか、歌詞の日本語訳を見ると、さまざまに訳されていたりする。

「ありのままに」「そのままで」「なすがままに」 な~んてのが多いかな。

あとは「心配しないで」「大丈夫だよ」・・まるで励ましの言葉じゃん?

他には、「放っておこうよ」・・これじゃあ、ちょっと投げやり?

結局のところ、どれが正解とも言えないわけで、それぞれに感じ取るっきゃないのだ。

言葉なんて、しょせんはそんなものだからね。。。


みなさんは、どんなイメージが浮かぶだろうか?


///////////////////////////

これは私のイメージ
   ↓
砂漠の中をラクダに乗って一人で旅をする私。
そのうち、ラクダの具合が悪くなった。いまにも倒れそう。
おまけに、水筒の水ももう一滴も残ってない。

camel.jpg


えーっと、どっちの方向に行けばいいんだか、すでにわからない。

とりあえず、ラクダの負担を軽くするために降りて歩く。
具合の悪いラクダを元気づけ引っ張りながら・・。

うーん、どっちに行けばいいんだ?
ひょっとしたら、オアシスに辿り着けずこのまま死ぬかも。。
その前に砂嵐で死ぬかも。

ああ、もうダメ~。
死ぬのは時間の問題かも~。


ひえええ~、こんな死に方したくないよ~!

ひしひしと襲いくる死の恐怖。

ダメだ!
落ち着くんだ。


深く深呼吸する。
太陽のある方角を見る。


よーし、まず考えるんだ。落ち着いて考えろ!
今の時刻は? 太陽の位置は? 目的地は南西の方角だったよな?
それなら・・・あっちの方角だ。

こうなりゃ、あとは体力の限界まで歩くしかない、歩こう!

ラクダとともに最後まで歩くぞ。
死の恐怖なんかに負けないもんね!

そして、歩いて歩いて・・歩き続けて、ついに砂の上に倒れる。
焼け付くような砂の上、ギラつく太陽の下


意識が遠のく中で、キャラバンの鈴の音を聞く。

charles_theodore_frere_a3619_a_caravan_crossing_the_desert_small.jpg

ああ、オアシスは近い、そしてキャラバンが私を探しに来てくれた。。

私は助かったんだ・・ありがたい!と思う。
同時に・・このまま発見されずに死ぬかもしれない!とも思う。

でも、もう、どっちでもいい。

今や恐怖はみじんもない。穏やかな充足感を感じている。

私はこれだけの距離を諦めず歩き続けたんだから。
よくやったよなあ、私ってすごい!・・・と、自分に満足。

もしも現生が私をまだ必要とするならば、私はキャラバンに発見されて、まだ現世に生かされることになるだろう。
十分現世を学び終わったならば、天に召されて天国に行くだろう。

いずれにしても、あとは神様しだい。
どっちのしても、私は幸せ~。

運命の神様のお好きなように(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが私のイメージ。←なんで砂漠の一人旅? なんだってラクダとかキャラバンとか???そこらへんに突っ込みは入れないで。)
突っ込みどころ満載の私のイメージで申し訳ないんだけど・・・

ま、手っ取り早く言ってしまえば、

「人事を尽くして天命を待つ」

なーんも後悔することなく穏やかな気持ちで天命を待つってのが、私の中のLet It Beのイメージ。

(結局、英語で説明しても、あんまり、わかってくれなかったみたいだけど・・、ま、いいか~。)

・・・・・・・・・・

ビートルズの歌詞の中から、その状況を考えると、

When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom, let it be


ずーーと悩んで苦しみ抜いていたときに、マザーメリーがやってきて・・
(マザーメリーってのは、マリア様でも女神様でもどっちでもいいや・・お好きな方で。)

そんで、ありがたい言葉をささやいてくれたんだ、それは、Let It Be(ちなみに、レット・イット・ビーじゃなくって、レりッビーだからね~。 耳に聞こえる音もちゃんと意味を持つんだからね。。。)


と原曲の歌詞はなってる。・・・・おそらく、最悪の辛い状況にいるってことだよね?

まさに、私のイメージどおり、砂漠の中でラクダと共に瀕死の状態だ~(←違うって!)


そこに、マリア様がやってきて、

「あなたは十分やったじゃない。一生懸命努力してきたじゃない。

あとはね、結果なんてものを気にしちゃだめ! そんなん、どーでもいいことなのよ。

さあさあ、いつものあなたらしくね!」


そこで呪文のように唱えるのが、Let It Be. レりっびー


もちろん、なーんもしないで・・最初っからどっちでもいいや! どうせ俺なんかダメに決まってるさ、なるようになれ!ってのとは違う。

そういうのは、ただの投げやり!・・英語で言えば、abandoned behavior ってカンジかな?  こりゃあネガティブだね~。


最後にすがすがしい思いを得るためには、先に一生懸命の努力がなきゃ、そんな心境にはなれないってことだね。

知力、体力、根気、自分の持つあらん限りの力を使ったあとに、さあ、ここまでやった!オラ、もう満足だ!

あとは野となれ山となれ。

人事を尽くして天命を待つ。

まな板の上の鯉。
(←ちょっと違うか?)

ここで初めて、

意識は自然に委ねられる。
そして、幸せな充足感・・・・


と、私は想像するんだけどね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あ、そしたら・・レットイット・ビーって、ケセラセラと同じかな?

と、ある人に聞かれたことがある。

おいおい、今度はスペイン語かよ!
(歌は英語だけど~、Que sera, seraだけはスペイン語。)

有名なドリス・デイの古い曲,
古い映画の中から
   ↓



意味的には、両方とも似たようなカンジだけど・・やっぱり、ちょっと私的には違うかな?

When I was just a little girl
I asked my mother
What will I be
Will I be pretty
Will I be rich
Here's what she said to me

Que sera, sera
Whatever will be, will be
The future's not ours to see
Que sera, sera
What will be, will be


私が小さい頃、ママに聞いたの。

私、美人になれるかな? お金持ちになれるかな? どうなるのかな?

そしたらママが言うの。
ケ・セラセラ~。
ちゃんとなるようになっていくものよって。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たぶん、これは、Let It Be みたいに、今が最悪のシチュエーションに陥ってるわけじゃないけど・・

なーんとなく、私、将来大丈夫かなあ?って漠然と未来に不安を抱えるようなとき、

まだ起こってもないことを心配しちゃう心配性の人っているよね~。

または、やたら身の丈不十分な夢を追いかけちゃいそうな人も(笑)

そこで、

「今、起こってもないことで不安の数を数えたところで意味ないわよ。 何事もなるようになるもんよ!」
そんなこと考えたり心配するより、今を楽しく生きましょうよ~。」



と、わたしにはかなり、前向きな明るさを感じる歌。

・・・・・・・・・・・・・・

「じゃあ、ナンクルナイサーは、Let It Beなの? それともQue sera, seraに近いの? どっちよ!」

おい!それって沖縄の方言じゃなかったっけ?

沖縄の人に聞いてくれ~。


『なんくるないさー』を調べてみると、
ニコニコ大百科には“「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味なんだそうだ。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%95%E3%83%BC



努力の結果って考えるとLet It Beに近い気もするけど、うーん、ちょっとばかし・・ニュアンスが違う気もしなくはない。

私的には、Let It Beは、もっと神の境地に近づく感じがする。

なんくるないさーは、あくまでも人間のまま、だけど、やっぱり最後は楽しい気分になって、福を呼ぶって感じ。

どんな時でも明るい気分でいれば、福の神がくるもんさ。


通販ページから拝借した画像↓
okinawanshop_608-okinawan.jpg
https://shopping.yahoo.co.jp/search/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%9C%9F%E7%94%A3%20%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC/0/6/


あるがままに、
なるようになるさ、
自分らしく、
そのままの自分で


やっぱり、無理やり、ひとことで言おうとすると、こんな言葉になっちゃうのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところが、なんかの番組だったかで、以前、美輪明宏さんが、こんなことを言っていた。

アナと雪の女王がヒットしたけど、あの主題歌は、松たか子さんが歌ってこの曲も大ヒットでしたね。
ありのままの自分~って。

でも、私、ありのままの自分ってのを主張する女の子って嫌い。
まるで、泥のついた大根みたいじゃありませんか?

泥つきの大根を見せられて
「ほら!これがありのままの私よ。 ありのままの私を受け入れて。 ありのままの私を愛して~!」って。

きれいに洗って、美しく料理して美味しくならなきゃ食べられるわけないんですよ。」




あはは・・泥つき大根とは、こりゃ、すごい例えだねえ(笑)

でも、こりゃあ、食べられないもんなあ。
dorodaikon.jpg

それを、どうやって最高にするかは自分次第だもんね。
l_1255421982_9055.jpg
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/9281_%E3%81%B5%E3%82%8D%E3%81%B5%E3%81%8D%E5%A4%A7%E6%A0%B9.html


でも、たしかに・・
ありのままに~なーんて、美しい声で歌われると、そ~んな勘違いしちゃう人もいるだろうなあ。


あれ? ちょっと待てよ・・

私もアナと雪の女王は見たけど、そんな主題歌は知らない。。。
(そもそも原題は、アナと雪の女王じゃなくって・・Frozenなんだけどね。)


私はアメリカにいて英語版でしか見てないんで日本語吹き替え版はみてない。・・・(今気がついた。)

で、・・日本語吹き替え版を見たのだが・・

あれれ、歌が違うぞ!



もともとの英語の主題歌では、Let It Go なのだ。

Let It Goってのは、日常的によーく使われる言い回しで、

うーん、これも・・日本語でぴったりくるのはないんだけど・・

ネガティブな事柄を、さっさと「手放しちゃいなさいよ」ってニュアンスで使われることが多い

たとえば、いつまでもプリプリ怒っている人に、Let it go. 
いつまでも、泣いてる人に、Let it go

無理やり日本語にすると、「嫌なことはもう、忘れなさい」とか、「いつまでも悲しんでないで、元気を出しなさい」
ってカンジなんだけど・・やっぱり、ちょっと違うニュアンスがある。

いつまでもネガティブな念にとらわれてないで、自ら手放しちゃおうよ!って感覚が強い気がする。


私は、この英語のLet it goって言葉は個人的に好きなのだ。

約束をすっぽかされて、超怒りまくってたとき、
相手がようやく現れて、「ごめん! 本当にごめんね~。」とひたすら謝る。

ふと、私も我に返って・・いつまで起こってるんだ!私?

そこで、
「OK. I'll let it go this time.」 もういいよ。今回は水に流すことにするわ。
と、にっこり微笑む。

そこで、相手は、「許してくれてありがとう。もう、二度としないからね。」

・・となる。



こんな時にも使える言葉だ。


ディズニー映画の中では、

女王様は、私は女王なんだし女王らしくしなきゃ、だからXXしなきゃ、XXでなければならない。
これも我慢しなきゃ、これもダメ・・って、自分をがんじがらめ。

それが自分の心や魂を凍り付かせる結果になっちゃった。。。
誰も信じられない・・ネガティブマインド。
おー、まさに、フローズンだ。

elsa_let_it_go_wallpaper_by_angelofdarkness500-d8165xy.png


そこで、
Let It Goってことに気がつく。

そうだ! ネガティブマインドを全部、手放しちゃおう!と。

・・・・・・・・・・・・・・・

ところが、日本語訳にして歌詞をつけるとなると、こういった表現は難しいよね~。

そもそも、ぴったりくる日本語がないんだから。

なんとなく、映画のイメージを壊さず、心地よい響きの言葉を使うしかなくなっちゃう。

だから、決してここで訳詞に文句をつける気はないんだけど・・

そうなると・・泥つき大根で生きればいいんだ!って勘違いしちゃう人も出てくるのかもしれない(笑)


そりゃあ、美輪様じゃないけど・・いかんよね~。これは大きな間違い!


まして、好きな人の前で、なーんの努力もなしで、これがありのままの私~! だから受け止めてよ!
ってのは、ただの開き直り女に過ぎないような・・。

まずは、最高の精神、最高の心になるように努力、最高に美しくなるように努力、中身も見た目もすべて。

で、せいいっぱいやったところで・・Let It Be
結果がどうであれ、私はもう満足。

ってのが、筋ってもんでしょ(笑)



何事も、そうなれたらいいねえ。。。
いや、そうしなきゃ!


・・・・・・・・・・・・・・

ネガティブマインド、つまり嫌~な感情ってのは、みんな持ってる。

人間である以上、いくら、怒るな!とか、悲しむな!なーんて、言われたところで、不当な扱いを受ければ怒るし、悲しいときは悲しいし、傷つくときは傷つく。 (我々は、聖人じゃないんだぞ!と、ここは開き直っていいのだ!)

それでいいと思う。

ただね・・・いかにその感情を手っ取り早く手放すことができるか?

それだけなのだ。

嫌~な感情が、私から離れないんじゃなくって、私たちが、その感情にしがみついてしまっているだけなのだから。


ならば、いっそのこと・・

辛いことでも、傷ついたことでも、まずは受け止めて息を吸い込むように、むしろ嫌~な感情を味わってしまう。

そして、ゆーーくり、ゆーーくり、その息を吐き出してしまう。 (←深呼吸が大事な意味はここにあるのかも。)


そうやって、Let It Go できたら、ステキじゃないかな。


きっと、嫌なものを味わった分だけ、それが優しさや愛に変わっていく気がする。



おっと・・ついでに、レット・イット・ゴーじゃないからね・・
レりっゴーだよん。 レりっゴーしてね。。。深呼吸と共に。


参考
What is the difference between let it be and let it go ?

恋に落ちた先にあるもの

ストーカー女に悩まされているという男性の話を耳にした。

彼は30代前半、独身男性で職業はドクター。
うん、いかにも・・女の子には人気がありそうかも(笑)

交際を迫られて、はっきりお断りをしたものの、相手の女性は彼のすべての行動をチェックしているようで、頻繁につきまとっているという。

こんなカンジかな? いやいや現実の女性は、もっと不気味なんだとか。。。
      ↓
sker.png



好きな人のことは何でも知りたい!って気持ちはわからなくもないけど・・・。

それが度を超すと、ちょっと怖いものにもなる。


これは数年前のことだったけど、私がサイキックの友人2人と連れ立って食事に出かけたときのことだった。
食後に、そこのレストランの若手シェフが挨拶に現れた。

そのとたん、

「げ!」

「ひえええ!」

と、二人のサイキックが声を上げたのだ。(笑)

いやいや、実際に声は出してなかったんだけどね、まさに心のウチで彼らが叫んだ声が聞こえてしまったのだ。

帰り道に二人に聞いてみた。

「あの若いシェフに、何か見えたの?
二人とも、ひどくビビってたでしょ!」

「え、キミにも見えたの?」

「いや、アンタたち、二人が超ビビったことに気がついただけだよ。」


「やれやれ、キミって、サイキックの心を読むノン・サイキックなんだねえ。」


と、わけのわからないことを言われたながらも、彼らが見たものを話してくれた。


それは、
シェフの背後にまとわりついた、ものすごい形相の女の顔だったそうだ。

20代後半くらいのフツーの女性の顔だが、こーんなイメージがミックスされた超恐ろしい形相が見えたという。
   ↓
02464173fca5ec113fd5404b20fb1cd8.jpg

般若面というのは、能の世界では嫉妬と憎悪に狂った女の顔を表すのだとか。
人にして人にあらず・・・人と鬼の狭間にいるものなんだとか。。。



実は、このシェフについて後日聞いた話 (←なんだかゴシップ3面記事みたいだなあ)
    ↓

彼は結婚2年目で、専業主婦の奥さんが家にいる、
ところが彼は若い女性と浮気中。
家に帰らないことが多い。
奥さんは美人で3つ年上、かなりの恐妻家



ということは・・彼らが見たものは、この奥さんの顔だったということか?

彼らが見た顔は、かなり恐ろしい形相だったようだ。


私は、もう一度、彼らに聞いた。

「アンタたちが見たものは、生霊だったの?」

「そうだよ。 それも・・かなり強力な生霊だったよ。」
「あんな生霊が憑いてしまってれば、彼自身も体を壊すとか・・いずれは悪いことが起こりだすよ。」


「それじゃあ、彼に忠告してあげた方がいいんじゃないの?」

「無駄だね。霊の存在を信じない人に忠告したって聞く耳を持たないよ。」
「生霊のことは別にして、すでに忠告してる人たちはいるよ。 だけど、彼は自分で問題解決しようとしないんだから仕方ないさ。」


巷のゴシップの続き
   ↓

彼は、すでに数人の友人から忠告されている。

まず、ちゃんと考えるべき。
離婚するのかしないのか? 
愛人との関係をどうするのか?

そして、ちゃんと奥さんと話し合うべき。



ところが、彼は、なーんもしようとはしない。
怖い奥さんから逃げているだけで、もっぱら愛人との密会を楽しむだけ。


それから3か月後に、そのシェフは無段欠勤したまま、突然店を辞めたという。

彼に何が起こったのか?

その消息は、もはや誰も知らないところとなった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よくありそうな話だけど・・

夫は妻に、「愛してる」と言ってプロポーズし、
愛人には、「本当に愛してるのはキミだけだ。」

と言うものらしい(笑)

そして、

妻は、「浮気を許せない!」と言い、
愛人は、「ちゃんと妻と離婚して私と結婚して!」と言い、

二人とも、「私はあなたを愛してるからよ。」と、同じく愛を主張する。

そして、ストーカーもまた、
「愛してるからだよ!」と、愛を主張する。

誰も彼もが、だって愛してるんだもん!を主張する。


さすがに・・ここまでくると、愛なんてものは、大量生産で値崩れを起こてしまったようなシロモノだ。



・・・・・・・・・・・・・・

恋愛とは、強烈なパッションであり、一歩間違うと強烈なネガティブパワーを発散させてしまうものだ。

古今東西、そんな話は山ほど見てきた。。。(↓この爺さんの言葉)

p348.png


オセローは部下の奸計にひっかかって、最愛の妻デスデモーナを絞め殺しちゃったし、愛する人の夫の身代わりになって処刑された男もいたし・・(←これ、二都物語)
日本にだって、江戸の町に火付けをしちゃう女もいるし(八百屋お七)、阿部定事件もあったことだし・・


小説、詩、歌、演劇、絵画、彫刻などのアートでいくら美しく包んだところで、結局のところは、自分本位の感情の放出。

それも、場合によっては、死や破滅も恐れない狂気にも変貌できる感情だ。


もっと正確に言うと、それは、愛ではない。
恋愛感情なのだ。



あなたの燃える手で私を抱きしめて・・とか
ただ二人だけで生きていたいの・・とか、
あなたと二人で暮らせるなら何にもいらない・・とか、

はああ。。


これほどまでに自己中な感情ってのは、そうそうないだろう(笑)



恋愛感情を持つ人の脳をスキャンしてみると、

脳のさまざまな領域が活性化しているそうだ。
しかも、コカインでハイになるときに活性化する領域と同じ部分が活性化しているという。


以前の記事にもアップしたけど↓
マヤ文明のティカル遺跡から恋愛心理を考えてみる

脳内物質、ドーパミンが多く分泌された状態になるそうだ。

恋愛初期のときは、わくわくしたり、ドキドキしたりと、甘くて切ない高揚感も味わえる。

じーーと彼女からのテキストメッセージを待ち続け、返事がきたとたん、やった~!と、まるで天下を取った男の気分になってみたり、彼が微笑んでくれたってだけで人生はバラ色に見えちゃったりする。

おまけに、エストラゲン、テストテロンといった脳内物質も出てくるおかげで、恋する男も女もキレイになる。

90825-87054.jpg

いいことずくめだ!

ここまでは・・。


しかし、

もしもその恋愛がうまくいかなくなってくると、

ふだんは冷静で客観的視野を持つ人であっても、妄想や思い込みといったものに支配されちゃったり・・

ふだんは前向きな生き方をしてる人であっても、悲観的になってしまったり、悪いことばかりを考えてしまったり、

ふだんは人に優しい人であってさえも、自分の欲求を通そうとする自己中行動になってしまったり・・


とにかく、ネガティブ感情のオンパレードになってしまう。

不安、悲しみ、嫉妬、執着、喪失感、恐れ、などなど。

419XP67DBFL.jpg

日ごろ、奥底に隠し持っていたネガティブ感情が、いやというほど表面化してきてしまい、
それに自ら気づけば、今度は、自己嫌悪に陥ったりもする。

ああ、目も当てられない!



さらに、データによると、恋愛というものは成就しない確率の方が圧倒的に高いそうだ。

悶々とネガティブ感情の海に漂う人々がいかに多いことか。


これほどやっかいなものはない。

こんなにも人をネガティブに陥してしまうだけだったら、恋愛感情なんて起こらない方がよっぽどマシだ。


もう、恋なんて二度としないぞ!・・・てのは、よく聞くセリフ。(笑)



さらに

万が一、恋愛成就して結婚できたとしても、そこで、ハッピーエンドで終わらないことの方が多い。

ハイな状態が鎮火してしまえば、二人は現実に戻る。
冷めたあとの現実は、なんとも虚しく感じることか(笑)

そこで、またも脳内で新たな恋愛感情が活性化すると、今度は別の人への想いに悩むことになるだろうし、さらに問題は厄介になる。世間ではそれを不倫とよぶわけだから(笑)


まさに麻薬だ。

しかし、外部から取り入れた麻薬と違って、この麻薬からは逃れるすべがない。

だって脳内物質の麻薬じゃあ、仕方ない。



ほんとに・・なんで恋愛感情なんてものが人には組み込まれてるんだ?

子孫繁栄のための本能・・・という説はあるが、ヒトの場合はそれでは説明がつかない。

子孫繁栄が理由なら、惚れる相手は、強く健康で安産型でなけりゃならない(笑)

ところが、ヒトの場合は、必ずしも、そんな相手を本能で選ぶとは限らないからだ。

どうみたって安産型とは程遠い女性に恋をしてしまったり、ガリガリの痩せぎす男に恋してしまったりもする。


なぜ、その人を選んでしまうのか?

それは、いまだにわからない謎なのだ。


ただし、以前にもこの記事で触れたように、http://silvermoon2010.blog27.fc2.com/blog-entry-469.htmlデータによると、恋に落ちる相手は、知識、教養、環境などにおいて、自分と似たような人を好きになる傾向が多いそうだ。


ふーーむ、なかなか興味深いデータだなあ。

なーんて感心してると、恋に悩む人からは、

そんな理由なんて、なんてどーでもいいんだ!
それより、この悩める現状をどーすりゃいいんだ?
教えてくれよ~!


と怒鳴られることになる(笑)

あ、たしかに・・そうだよなあ~。


どうすりゃいいかって?

答えは至極簡単。

自分に向き合って自分で克服するっきゃない。(←冷たいって言われるけど、これっきゃないんだよね。)


とくに、

思い通りに運ばなかった場合、
失恋した場合

ふつふつと湧いてきたネガティブ感情と向き合って内観して、
不安、悲しみ、嫉妬、執着、喪失感、恐れ、など



それを一つ一つ自分で克服していくしかないのだ。


たぶん・・それこそが、与えられた試練=学び

だれもが通らなければならない、通過儀礼の一つなのだろう。

それこそが、人が恋に落ちる理由なのかもしれない。


学びのためと考えれば、自分と似た人に恋に落ちるという意味も、なーんとなくわかる気がする。

さらに、もうひとつ、
前世からの因縁によるケースもあるようだ。

前世において何らかの関係があった二人が、今生において二人で何かを学び何かを成し遂げるため。

どっちにしても

学びのため。
ヒトとして精神的進歩をするため。


ってことのようだ。


運命の相手と出会い結婚すれば、苦労せずに幸せになれる・・なーんて赤い糸なんてものは、ないのだ(笑)

137590mr.jpg

ロマンチックな夢を壊して申し訳ないが・・(笑)



たしかに、出会いは運命、恋に落ちるのも運命だろうけど、そこから先は試行錯誤と苦労の連続から、自力で作っていくもの。


恋愛感情とは、そのために人間にインプットされたものなのかもしれない。
どんな人でも、恋に落ちればネガティブ感情と向き合わななきゃならなくなるのだから。
あえて、その試練を与えるために。


恋多き男や女、しかも、その都度ちゃんと内観し、乗り越えてきた人たちは、

恋ではない、愛の境地を見出すことだろう。

何が起こっても動じない精神、人を幸せにし、そして自分も満ち足りた心でいられるようになるのだろう。


一方、試練の先に答えを見いだせず、いまだに闇をさまよっている人は、


相手のこともお構いなしにストーカーになってつきまとったり、

般若のごとく、嫉妬に狂って生霊になってつきまとったり・・・。


生霊とは、生きながらにして地獄をさまよってる人なのだろう。

なんとも哀れな・・


自分で気づかない限り、試練はまだまだ続くだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

恋愛こそ、愛を知るための試練
ネガティブ感情を克服するための一番の試練


だけど・・近年は、恋愛感情さえ持たない人々が増えているんだとか。。。
とくに若者層に多いらしい。

原因はわからない。

が、ひとつだけ、わかっていることは、
抗うつ剤を長年服用すると、恋愛感情は起こりにくくなるそうだ。

たとえば、SSRIという薬、 アメリカでも精神疾患が増えた現在は、多く使用されているそうだ。

これらの薬は、セロトニンのレベルを高めることで、ドーパミン経路を抑圧する働きをする。

だからといって、短期間の服用に異議を唱える気はさらさらない。
とくに、自殺や他殺の衝動に駆られたときには、むしろ効果的なありがたい薬だろう。

しかし・・それを長期間服用し続ければ、どうなるか?


そう、恋愛感情を引き起こすメカニズムはドーパミンにある。
抑制し続ければ、恋愛感情だって起こりにくくなるのは明白。

薬物によって、脳内のシステムを1ついじってしまうと、同時に別のシステムにも影響が出るのは自然なことのように思える。

さらに、原因は、こういった薬物だけではないのかもしれない。
食品添加物、公害、ワクチン・・さまざまな原因が囁かれている昨今だ。

いずれも明確な因果関係はわかってないが、何らかの影響を若年層の脳に与えているのかもしれない。


事実、脚本家に言わせると・・・昨今では、ガッツリな恋愛ドラマはヒットしないそうだ。
とくに、若年層には受けないから、そんな台本はボツにされるとか(笑)


それだけ恋愛に興味がなくなってしまった人が増えているってことなのだろう。

つまり・・人生の学びのチャンスもなくなってしまってるってことになる。。。


ところが逆に、なぜか・・中高年層には恋愛ドラマは受けるそうだ。
脳内物質が破壊されてない環境で育った世代だからか?

うーーん、いいのか悪いのか・・・

中高年層ともなれば、多くの恋愛経験を積んで、愛の境地に到達してもいい年頃なんだと思うのだが・・。
どうやら、かつての若年層並みの、恋愛ドラマに共感してしまうんだとか。


恋愛感情を持たない若年層とフォーリングラブで、ネガティブ感情丸出しの中高年が増えてるとしたら・・・

こりゃ、たまらん!



サイキックの友人たちに言わせると、

「最近は生霊を憑けてる人が多くなったよなあ。」

「生霊は死んでる霊よりも不気味な念をまとってるるし、厄介だよなあ。」


なのだ。


結局のところ、

脳内ドーパミンの分泌で、

生霊になるか愛の境地に達するか・・・紙一重。

その違いは、自分で気づくことができたか出来ないか。
そこがポイントになりそうだ。


気づくことさえできれば、愛の境地に達する道は大きく開ける。

第3の目と松果体

人は誰でもなんらかの超能力を持ってるのに、現代人は退化させてしまってる。

うんうん、そんなことはわかってるよ~(笑)


ところが、退化しちゃてるのは超能力どころじゃない。

車の運転中、急にナビが使えなくなってしまって、ひどく焦ったことがある。
あ~もう!時間までに目的地に行かなきゃならないのに!

電話番号だって覚えることすらしない。

店でチップを払うときの計算だって、スマホを使う。

待ち時間のヒマつぶしには、スマホのゲームをしたりする。

目覚ましのアラームも歯医者さんの予約日も、すべてがスマホが教えてくれる。

で、常にスマホは離せない。

同時に、どれだけ電磁波と共に生活してることだろう。

ざっと考えただけでも、方向感覚、暗算能力、記憶力は退化しちゃってることだろう。

それどころか、人と会話する必要もなくなった。
電話で話すよりも、スマホでメッセージの送受信の方が圧倒的に多い昨今だもん。

たぶん、これは私だけでなく、多くの人が同様だろう。

・・・・・・・・・・・・・

超能力を身に着けたいんですが、どうしたらいいんでしょう?

第3の目を開眼すると超能力が身につくって聞いたんだけど、どうしたらいいんでしょう?



なーんて人たちがいるけど・・

こんな生活をしていたら、そりゃあ、無理ってもんだね(笑)

たしかに、こんな状況であっても、天性の超能力、つまり、なんらかのサイキックパワーが備わってる人がいるのは事実だ。

だけど、こんな状況下で一般人が開花させるのは難しいだろう。


えーと、そもそも超能力ってなんだっけ? (←そこまで忘れたんか!)

超能力とは
     ↓

通常の人間にはできないことを実現できる特殊な能力
今日の科学では合理的に説明できない超自然な能力の総称



超心理学分野の分類法では、大きく2つに分けてるらしい。

ESP(Extra-sensory perception)・・・ヒーリング、予知、透視、千里眼

サイコキネシス(念力)・・物体に力を及ぼすことができる能力




一般的にいえば、

日本では、超能力者だとか、ヒーラー、霊能者、
英語圏では、サイキックと呼ばれてる人たちのことだ。

仏教界(とくに密教系)の神通力ネイティブインディアンのヴィジョン・クエストなど、これもまた超能力だ。

Vision-Quest.jpg


本来持っている能力を開花させるために、学び、修行して身に着けるという点では、どれも同じだと思う。

a72cd008cbff41c1a20e87e35473efc5_th.jpg


誰でも潜在的に持ってる能力、それを開花させるために師や先輩たちから学んでいったのだろう。

残念ながら、現在ではそういった教育はない。
学校でそんなことを教えてくれないもんね~(笑)

そりゃ、いくら潜在能力があったとしても退化しちゃうに決まってる。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

開花させた人と退化しちゃった人の違いは、どこにあるんだろう?

そのカギは、松果体にあるんじゃないか!というのが通説だ。

250px-Brain_chrischan_thalamus.jpg

その科学的根拠が欲しいと言われれば、もちろん、そんなものはなーんもないよ~(笑)


松果体というのは、脳のほぼ真ん中にある小さい器官だ。
もっと詳しく言えば、第三脳室の後上方で脳から突出した、松かさに似た形の小器官

子供の頃はグリーンピースほどの大きさだそうだけど、大人になると米粒ほどに小さくなってしまい・・さらに現代人はどんどん収縮しているとのこと。

実は松果体の働きのすべては、いまだに完全にはわかってないとか。


確実にわかっていることは・・

ホルモンを抑制するメラトニンを産出して、光周期情報を伝えるのがおもな役割

むろん、人間だけじゃない。
脊椎動物の間脳背面にある内分泌腺で、哺乳(ほにゅう)類以外では光受容器になっているんじゃないかって言われてる。

これは、ブリタニカ国際大百科事典の説明
   ↓

左右大脳半球の間にある卵形の小体。内分泌器官の一つで,視床の上部に属している。
ノルアドレナリン,ヒスタミンなどのほかメラトニンと呼ばれるホルモンを分泌する。
メラトニンは抗性腺作用,成長ホルモン抑制作用,プロラクチン分泌促進作用など視床下部-下垂体系の抑制作用を示す。
松果体は,第3の眼ともいわれるように,下等動物では光を感じる器官で,動物の日周運動に関係あるものとされている。



以前にも、私のブログ記事で松果体について書いたことがある。

子供のサイキック能力と松果体の関係は?

老犬を保護して思う、松果体とアルツハイマー

松果体は、大人になるほど石灰化してしまい、アルツハイマーとも関係がある・・というような内容だったっけ。
また、第3の目との関係についても、ちょっと触れたっけ。



これなんか、古代エジプトのホルスの目と同じ?
    ↓
316219300.jpg


第3の目というのは、古くは仏像にもいっぱいあるわけだし、もちろん近年はアニメの登場人物の中にも多くみられる。
それだけ、なんらかのパワーがある、と信じれれていたということだ。

とくに、デカルトは松果体の研究にかなりの時間を費やしたそうで、そこを「魂のありか」と呼んでいたようだ。

なぜなら、松果体が人間の脳の中で左右に分かれていない唯一の器官だったことに気がついたことが、最初に興味を持ったきっかけだったとか。(←まさに2元論のデカルトさん?)

デカルトさんは、「我思うゆえに我あり」なんて言った、2元論で有名な人だったね。

decart1.jpg

この世界には物質と精神という根本的に異なる二つの実体があると考えた人だった。

もっとも・・16~17世紀の昔の人だけどね~。

250px-Descartes_mind_and_body.gif

2元論を唱えながらも、デカルトさんは、著作の『省察』の中で、松果腺によって独立した実体である精神と身体が相互作用するとしたのだ。

さらにそこから進めて、現代では、このようなことも言われるようになった。
    ↓

松果体は生まれる前の記憶、古代からの記憶、集合意識体のカギを握る場所でもある。

松果体と第三の目とが密接に関係している。




第3の目というのは、チャクラで言うところの第6チャクラにあたる。

こちらは、過去記事、チャクラについて考えてみると・・・。からの図だけど、もういちどおさらいしてみよう。
     ↓
chakra_img.jpg



チャクラ場所意味ボディ宝石
【第1チャクラ】
Root Chakra
仙骨末端生命、意思血液
リンパ系
ルビー、ガーネット、
ブラッドストーン
【第2チャクラ】
Spleen Chakra
へその下創造、感情脾臓
膀胱
アンバー
【第3チャクラ】
Solar Plexus Chakra
膵臓知性、個性消化器系、胆のう、肝臓シトリン、トパーズ、
タイガーアイ
【第4チャクラ】
Heart Chakra
心臓愛、ヒーリング、
一体感
心臓、肺、
免疫システム
エメラルド、トルマリン、ジェイド、ボーズクウォーツ
【第5チャクラ】
Throat Chakra
咽、耳伝達、表現、
インスピレーション
咽、首、音声ターコイズ、アクアマリン
【第6チャクラ】
Third Eye Chakra
眉と眉の間透視、霊的目、神経系、
脳下垂体
ラピスラズリ、サファイア、クォーツ
【第7チャクラ】
Crown Chakra
頭上知識、超意識、
神聖、予知
頭脳アメジスト、ダイアモンド




ちなみに、チャクラは色のイメージで表すこともできるけど音で当てはめることもできるようだ。
これもまた、過去記事、DNA修復のための周波数と現代の音楽



おそらく、

超能力を開花させることができた人というのは、松果体が活性化してるんじゃないだろうか?

どうやら、こんな仮説も成り立ちそうだ(笑)


えーと、これは、どこかで見たブログだったと思うんだけど・・こんなことが書いてあったのだ。(それが今みつけられないんだよね~)


私の記憶が正しければ・・こんな内容だった。
   ↓

11歳、7歳、5歳だったかの3人の娘に実験的に、ユリゲラーの映像を見たのちに、スプーン曲げをやらせてみたそうだ。

すると、なんと5歳の女の子は見事に、まるで・・ユリゲラーのごとく、ぐにょりと曲げてしまったとか。

11歳のお嬢さんは、「そんなこと、できるわけないよ!」と5歳の妹に、ちょっと怒り気味。

そこで、もう一度、5歳の女の子にやらせてみると、今後はできなくなってしまった。

それから何年も経ったのち、3人の娘たちは、そんなことすら、すっかり忘れてしまった。




小さな子供の方が松果体は発達してる。

ただし、幼な子の超能力はセンシティブなものらしい。

「幽霊なんているわけないでしょ! そんなこと言っちゃダメ!」と怒られただけでも、気持ちが萎えたとたんに、だんだん見えなくなってしまう話もある。

念力の場合は、もっと顕著だ。
出来ない!と思ったとたんに、できなくなってしまうそうだから。


心理的要因としても、現代はこんなふうにストップをかけてしまうことが多いのだろう。

また、物理的原因としてわかっているのは、石灰化だ。



松果体は7歳くらいまではよく発育しているが、青年期になると組織学的には退行傾向を示す。成人では石灰化物が球状の凝固塊として実質中にたまり、年齢とともに増加する(これを脳砂という)



松果体は石灰化することによってどんどん収縮していくという。

石灰化の多な原因は、「フッ素」と「電磁波」

あーあ、電磁波だらけの生活だもんなあ。


フッ素にしたって、至るところで使われていて、どんどん体内に入って蓄積されてるはずだ。

アメリカの水道水にはフッ素が入ってるし(歯にいいんだとか?)、もちろん、歯磨き粉、ガム、フッ素樹脂の調理器具、缶ジュースなどなど。
あげればキリがない。。。

さらに、重金属(水銀は最悪だとか)などの汚染や劣悪な栄養素、ストレス、睡眠不足などもまた原因だそうだ。

松果体の機能が弱まれれば、直感が鈍るだけでなく、健康を損なうことにもなる。
アルツハイマーだって、脳の石灰化って言われてるし・・。

ま、こんな生活してたら無理だね!


しかし、松果体を守りデトックスする方法というのもあるようだ。

主に食べ物に注意すること、太陽に当たること、ヨガなどで体内の気の流れをよくすることなど

とくに良いとされる食べ物は、マッシュルームとチョコレートだそうだけど・・
だからといって、コンビニや近所のスーパーで買って食べたところでなあ。。。

むしろ、体に悪いかもしれない。
もっと、松果体が収縮しちゃったりして(笑)

チョコレートなんて、そこらで、どこでも売ってるチョコレートなんか添加物だらけだもん。

ブラックの正真正銘の生チョコレートでなきゃ意味がないわけだし、マッシュルームだって、チャーガマッシュルームといわれるもののことだそうだ。
北海道では和名でカバノアナタケといわれる種類

kabano.jpg


いずれもスーパーフードであるには違いないけど・・なかなか、昨今では気軽にそこらで買えるシロモノじゃない。


もっとも、そんなものに頼らなくたって、日本では昔からあった納豆、梅干し、酢、もずく、なんかも、素晴らしいデトックス作用があったそうだ。

ところが今では、逆に危険な要注意食品になってるかもしれないね(笑)

嫌な時代だなあ。。。



なかなか入手が難しい食べ物を探そうとするよりも、

せめて、アウトドアで良い空気を体内に取り組み、空気の流れを感じ、体内の気の流れを感じることの方が有効な方法かもしれない。
第3の目を意識しながら。

New Mexico1

なーんて言うと、第3の目を開眼させようとばかり、そこだけに意識を集中させちゃう人もいるんだけど・・それじゃあ、あんまり意味はない。

第6チャクラの額と第2チャクラの丹田とは、密接につながっている。

外部から取り込んだ気をへその下の丹田に落とし込むことができなければちっとも活用できないそうだ。

すべては繋がっているということだ。

自分の体の器官のすべても。
また、自然界も。



つくづく思う。

世界中のどこの地域であっても、古代人の方がずーーと進化してたんだろうなあ、と。


<<参考>>
Rene Descartes and the Pineal Gland By Helena Petrovna Blavatsky
松果体をデトックスする方法

幽霊の見極め

「幽霊だからといって怖がっちゃいけないよ。
もしも、あなたのところに現れたなら、まず挨拶して話でもすればいいんだよ。」

と、あるおじいさんに言われた。
この人はデンマーク系のアメリカ人、デンマークで生まれて育ち、青年期にアメリカに移住したという人だ。
名前を、クリスチャンという。

彼の祖国、デンマークでは幽霊が住んでる古い建物も多いそうだ。
古城はもとより、劇場、オペラハウス、ホテル、パブなど。


あ、そういえば・・デンマークの古城といえば、まずハムレットを思い出す。

ハムレットの中に、エルシノア城というのが登場するけど、それは、実在のクロンボーという古城のことだと言われている。
     ↓
Kroborg_Castle.gif


デンマークに限らず、ヨーロッパには古城が多く残っている。
私が行ったことがある古城といえば、唯一フランスのシャンテイー城だけだったけど・・

chantilly-castle-france.jpg

森を抜けていくと、忽然と水に囲まれた城が姿を現すのには、まずびっくりさせられた。
広大な庭園、跳ね橋、庭園に置かれた彫刻の数々、中に入れば、美術品だらけ。

chante.jpg

馬房には、ずらっと馬や馬車、馬具が並び、
外の敷地の裏手に回ると、水鳥やのどかな水車小屋。

なにもかもが、すべて無駄なく美しく配置されていて、それが過去からの遺産だと思うと、大きな感銘を覚えたものだ。


ヨーロッパには、いまだにこういった場所が多く残っているのだろうなあ。
まさに、タイムスリップしたような場所だ。

当然、タイムスリップした幽霊さんたちがいてもおかしくない!


オペラハウスといえば、オペラ座の怪人は有名だ。
もちろん、実話ではなく小説ではあるんだけど・・もともとは、どこかで起こった実話をもとにしているのかもしれない。

THE PHANTOM OF THE OPERA 6 2


実話として公表できないものを小説として発表するということは多々あることだからね~。


それにしても、古い建物とマッチしてしまって幽霊の存在すらも自然に思えてしまうような場所もあるってことだね。

たとえば、ホグワーツ城の幽霊さんたちのように。

NickGryffindorTable.jpg

人は死ねばあの世に行く。
現生との狭間をさまよって幽霊になったとしても、いつか浄化してあの世に行く。

というのが、通常のコースのように言われているけど、なぜか古い幽霊は何世紀にも渡って住み着いていることもあるようだ。

もっとも何世紀だろうが数日だろうが、時間なんてものは3次元の感覚に過ぎないのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・

ずーーと以前、私がまだ20代だった頃の話だったけど、幽霊と同居しているという人がいた。
母親と二人暮らし、そして、幽霊と共にその家に住んでいた。

場所は新宿、庭付きの古い一軒家で、家賃は5万円。
当時でも破格の家賃だ!

「えー、よく住んでられるよね。怖くないの?」と、私が聞くと・・

「そりゃあ、最初は私も母も驚いたよ。顔から血が流れてる男(幽霊)が立ってたんだもん。
でも別に、何か悪いことが起こるわけでもないし、母子家庭の私たちにとっては家賃5万円は魅力的だもんね。」

と、あっけらかーんと言われてしまった。

そりゃ、家賃5万円は当時の私の1DKの家賃よりも、はるかに安い。
だからといって、怖さや不気味さを我慢するって、どーなんよ!

と、思ったものの・・彼女とお母さんは、別に怖いとも思ってなかったみたいだった。


そのうち廊下ですれ違えば、軽く会釈するようになったというし、
突然の幽霊の出現にびっくりしたときは、

「あー、びっくりした~!おどかさないでよ。」と言ってたそうだから(笑)


「まあ、あの男(幽霊のこと)も生きてるときに何かあったんだろうけどさあ、別に何も害を及ぼすわけでもないし、ただ、ここに住んでいたいだけなんだから、それでいいんじゃない?」

「だけどさあ、生きてる人の同居人とは違うんだよ!
家賃だって折版してくれるわけじゃないんだから!」
と私。

「ウチの母は、5万円でここに住めるのは幽霊さんのおかげだって感謝してるよ。それって、かなり折版してくれてると思うんだけどなあ。」

あ! たしかにそうかも(笑)


この親子は、この後もごくフツウに生活を続けていただけで、幽霊の正体だとかこの家の過去を調べようさえもしなかった。

もちろん悪運に見舞われるとか、体を壊すとか・・そういったことは一切起こらなかったようだ。

だこらこそ、そこにずっと住んでいられたのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

幽霊さんでも生きた人にでも、いろいろなタイプがいる。

他人の不幸を喜ぶタイプ、ネガティブな念を強く発散するあまり周囲の人の気分を陰鬱にしてしまうようなタイプ、
やたらに人に訴えかけるタイプ、
人のことを詮索したがるタイプ、自分と違うというだけで他者を排除しようとするタイプ。


だけど、当然のことながら・・・相手から嫌なものを受ければ誰だって離れていく。


この親子も同居の幽霊さんも、必要以上に相手に干渉せず自然体で暮らしていたのだろう。

古城などに住み着いてる幽霊さんたちも、こういったタイプが多いのかもしれない。

だからこそ、共存していられる(笑)


そうでなければ、とっくに廃屋となってしまうことだろう。
誰も近づきたくない場所になってしまう。
呪われた場所だとか、悪霊の住む館なんてのは、そういった場所(幽霊)のことなんだろう。


「幽霊だからといって、やたらに怖がるものじゃないよ。
みんなそれぞれ抱えて生きてるんだから、黙って温かく見守ることが大切なんじゃないかな。」

と、クリスチャンじいさんは言っていた。


なんだか、そう考えると・・・

幽霊を見てしまった!というだけで、
怖い! 除霊してください!というのは、なんか違うって気がする。

生きてる人間の持つ、異質なものへ対する恐怖心だけって気がしなくもない。

異質なものに対する違和感 → 恐怖心へと変わり、→ 排除しようとする

これじゃあ、人種差別、民族同化のメンタリティーと変わらないかも(笑)


そこで、はいはい!じゃ、浄化しちゃいましょ!とやってくる霊能者やらゴーストバスターも同類かもしれない(笑)


幽霊といえば、この世に未練を残して怨念を抱いたまま現世を彷徨うか、その地に縛られ祟るもの・・それがすべてと考えてしまうのは、あまりにも浅はかなこと。


クリスチャンじいさんには、なぜか子供の頃から犬の幽霊が寄り添っていたという。
危険を知らせてくれたり、何度も助けられたことがあるそうだ。

9e93856405cf6e78a72f7803f28ba560--pet-loss-im-fine.jpg

彼のガーディアン・エンジェルになっていたそうだ。


うーーん、

本質を見極めることさえもできず、すべての幽霊を怖いものとして排除しようとする人たちの方が実はもっと怖かったりして。

コンピュータテクノロジーの先にあるもの

前回に引き続き、もうひとつ、気になるテクノロジーの話。

それは、コンピューターテクノロジーの分野についてだ。

1950年あたりから現在に至るまでの、ほぼ70年くらいの間に、コンピューターほど進化しちゃったものはないだろう。

我々の使ってるパソコンにしたって、Windows95が出る前なんか、まずプログラムを起動するにも、コマンドプロンプトの画面がでて、この画面でコマンドを打ち込んでプログラムを起動してたんだもん。(←年がわかる。)

3866828099_8a2b1411ff.jpg


オフィスの仕事はこれだった。

そして、画期的なWindows95から、コンピュータが一般家庭用にも普及していくことになった。
私が最初に買ったMyPCもWindows95だったけ。


当時のスペックにしても・・そもそもメモリーだって、8MBだったので、なんとかメモリ増設をしようとして、4MBx2枚を買おうとしたら、3万円もした、そんな時代だった。(←懐かしい)


今なんて、Windows10, 64ビットで、メモリ4GBは当たり前、そんじょそこらにある。

値段だって、Windows95の時代だったら、最低でも20万円は当たり前だったし、いや、当時の友人がMacを買おうかエルメスのケリーバックを買おうか悩んでいたことを思い出す。 (両方とも、ざっと50万円したはず。)

今のパソコンなんて、贅沢言わなきゃ、200ドル以下でも買えるのだ。


な~んていい時代なんだ!


な~んて思ってもいられない。。。
その一方で、個人情報はダダ漏れだろうし、おまけにSSNで管理されてりゃ、どこにも逃げられない。

SSNってのは、アメリカのSocial Security Cardのことで、個人に与えられたナンバーのこと。
これがないと、学校にも入学できないし、病院にもいけないし、車を買うこともできないのだ。

あ、日本でも、マイナンバーになったって聞いてる。。。


つい、最近は2度までもLINEのアカウントが乗っ取られてしまい、その都度パスワードを変更したり・・メンドーなことも多い昨今。
だから、LINEなんて使いたくないんだよ!

でも仕方ない・・。多くの人(特に日本人)が使ってる以上、仕事の業務連絡でさえ、今やLINEの時代なんだから。



おまけに今や、iOT の時代、
当然ながら、PCにスマホも、デジカメの相互接続はもとより、センサーやデバイス、そのほか、モノというものすべてを繋いでしまえるようになるそうだ。

IoT とは、Internet of Things モノのインターネットってやつで、
センサーやデバイスといったモノがインターネットを介してクラウドに接続され、モノを通じて収集されたデータを解析した結果をリアルな世界にフィードバックする仕組み


なんだそうだ。。。

簡単に言っちゃうと、モノというモノ、なんでもかんでもパソコンに繋げる、繋ぐようになっちゃうってことだ!


で、2020年には、世界中で500億台以上のモノがインターネットに繋がるらしい。

それらが情報を送れば、インターネットには膨大な情報が蓄積されて、まさに、ビッグデータになる。


そりゃそうだ! 多くの人たちが活用する、すべてのモノのデータが集まるんだから。

便利になったよなあ。
外出先からスマホを使って家のPCにアクセスして、現在の家の中の様子を見ることができる時代なんだもん。


なーんて呑気に言ってられない。

我々の生活を便利にするためちゅーよりも、ビッグデータの収集こそIoTの主な目的であるって話もあるくらいだから。
私も、もちろん・・真の目的はそこ!だと思っている。

だーれが、我々庶民の便利さと生活向上のためだけを思ってやってくれるもんか@(←かなりネガティブにとらえてる)


ビッグデータによって集められた膨大な情報を分析してAIの開発に役立てるのも1つの目的、なんだそうだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい、ここで出てきたAI


AIってのは、artificial intelligence の略で人工知能のこと。


たしか、スピルバーグの映画のタイトルにもなってたくらいなんで、多くの人がその言葉は知ってると思う。


実際には、現在のところ人工知能の応用例として、機械翻訳システム、画像や音声の意味を理解する画像理解システム、音声理解システム、専門家の問題解決技法を模倣するエキスパートシステムなんてものがあるようだ。

そういえば・・一般の翻訳ソフトも、ずいぶん進化したよね?

昔の翻訳ソフトなんて、まるで使えなかったのに。
ただ、笑いをとるための道具として使ってた記憶がある。

How are you?  Fine thank you!
「お元気ですか?」 「ありがとう罰金!」


なーんて、訳されてたもんだ。(笑)
今でも、タダで使えるシロモノだったら、こんなもんかもしれないけど。


さて、では人工知能のコンピューターでどこまでできるか? ってことだけど・・・

まずは、こちらの図
    ↓
20160619110107-640x360.jpg
http://www.sejuku.net/blog/7290


レベル1と2は、すでにクリアーしている。

まあ、早い話、ほとんどの会社員はいらなくなる状況だってことだね。
(こうゆうとこからも、雇用問題になるんだろうなあ・・・)

ここでちょっと、AIを大きく二つに分けて、弱いAI強いAIというのがある。
なんだって、こんなセンスゼロのネーミングなのかは知らないけど。


1997年、IBMのチェスコンピュータの「ディープブルー」が人間の世界チャンピオンを破った。

2011年、IBMのコグニティブコンピュータ「ワトソン」が米国のクイズ番組「ジェパディ!」で人間のチャンピンを破った。

2016年、GoogleのAlphaGo(アルファ碁)が世界最強の韓国人棋士を完敗

当然、日本でも、将棋電王戦でプロ棋士がコンピュータに連戦連敗



チェスは欧米における古くからの「知性」の代名詞だったし、将棋や囲碁だって、「兄貴は僕より頭が悪かったから東大に入ったんだ!」なーんて言ってた棋士がいたくらい。

なにがすごいか!って、

「探索能力」と「局面の評価関数」の両方とも飛びぬけて優れていなければならないそうだ。

dly1605220023-f1.jpg


「探索能力」とは、自分が差した手に対して、相手はどう指してくるか? 次は? で、次は?と延々「先手」「後手」の先読みをするロジック。

「局面の評価関数」とは、その時点の盤面を見渡し、自陣・敵陣にある各駒の価値(能力)、位置関係、相手の駒に対する効きを評価し、自分が相手に対して相対的にどれくらい有利か判断を下すという、計算ロジック。



実に高度な合理的・論理的思考が求められるというわけだ。

たしかに・・東大に一発合格よりも、はるかにレベルは上って気がする(笑)


それでも、コンピュータには敗れてしまったのだ。
ちなみに、1秒間で2億手先を読むことができたそうだし・・


さらに、クイズ番組となると、また別の能力も要求される。
クイズ番組は、言語を使って質問されるからだ。

maxresdefault.jpg


自然言語で問われた複雑な質問を文脈解析して、適切な答えを出さなきゃならない。
それさえ、コンピュータが見事に破ってクリアーしてしまった。


そりゃスゴイ!
まさに、これこそ「強いAI]だろう。


と、思ったのだが・・・違う!

これでも、弱いAIなんだそうだ。


じゃ、どこが違うのだ?


例えばクイズ王を破ったワトソン君は、コグニティブ・コンピュータ(認知コンピュータ)で高度な質問応答ができる。

ただし、認知の対象は相関関係に限られていて、因果関係までもは見抜けてない。

あらかじめ用意された膨大なデータの答えの中から統計学的に確率の高い答えを返しているにすぎないそうだ。

質問の意味を理解して因果関係にもとづいて回答しているわけではないのだ。

ようするに、法則の発見、イノベーション、創作はできないのだ。

ここが問題のところ。

強いAIともなれば、自ら創造していくことができなければならない。

創造が生まれるということは、まず自己を意識し自分が何をしているかを理解していなければならない。
自分の存在理由さえも理解しているということだ。


そうでなければ、創造が生まれてこない。



おいおい!

これじゃあ、そんじょそこらの人間よりもすごい!かもしれない。

そうなのだ・・・なーんも考えずに与えられた仕事をこなしてる人間なんて、とうていかなわないのだ。
いや、そんな人間だったら、すでに弱いAIにだって叶わないのだ。



たしかに一番最初、コンピュータは人間の脳をまねることから始まった。

そして、人間の僕として貢献するものだったはず。

我々が使っている、WordやExcelなんてソフトは、今のところは、たしかに、私たちの僕として役にたってくれてる。



ところが、今やAIはディープランニングするところまできてしまったのだ。


IBMと並んで人工知能に熱心なGoogleは、

2012年に、コンピュータに猫の画像を自学自習させ、猫の概念を獲得することに成功した。



誰にも教わらずに、猫という存在を認識するようになったのだ。


これは、どーゆうこと?

まず、我々が学習するとき、よくやるのが分類すること、「分ける」という処理。

的確に分けられれば、物事を理解し判断して行動に移せる。

「分ける」ことの基本は、「イエスかノーで答えること」でもある。




つまり、従来のコンピューターのお得意分野だね。


ところが、ディープラーニング(深層学習)とは、

その「分けるための軸」でさえ、自分で見つけだすことができるということなのだ。

「的確に分けられれば、物事を理解し判断して行動に移せる」・・・その軸こそが、的確に分けるための重大なポイントであり、それさえも自分で見つけ出してしまうのだ。

従来のコンピュータならば、人間が手助けして軸を示すことによって、あとはコンピューターが大量の分類処理をして答えをみつけてくれたものだった。

だから、やっぱり人間がボスで、コンピュータは従順な社員という位置づけだったのだ。


でもいまや、大きく変わってきた。


その理由は、近年のビッグデータの普及も大きい。

最初にいったように、ありとあらゆる個人データでさえも集められる世の中なんだから。

そりゃ、とくにワトソン君みたいなコグニティブコンピュータには、実においしい話。
データが多ければ多いほどいいわけだから。

一方、強いAIとは、

自分の存在理由も位置づけも認識する。考える。
「自分を意識」したとき自我が芽生える。

原理や法則の発見、新しい技術の発明、小説や詩の創作を行う。

決められたルールで処理するのではなく、ルールそのものを創造することになる。

さらに、人間のように、聞いたり話したりしてくれる。




そして、プログラムまで自分に合わせて自ら書き換えるようになる。


そりゃそうだろう。

人間だって、自然界の設計図「DNA」を書き換えたし、自分自身のも書き換えようとしてるんだから
つまり、「遺伝子操作」のこと。


当然、強いAIなら、長いプログラミングで間違いを犯す人間よりも、確実に書き換えられるだろう。


さて、

このような人工知能を、汎用人工知能(AGI=Artificial General Intelligence)と呼ぶそうだ。

もちろん、まだ、ここまでは至ってないけど・・おそらく、とっても近い将来には出現するのだろう。

もう、名前まで決まってるくらいだから。



さてさて、その後、どうなるんだろう?


どらえもんみたいに、人間のお友達で優しい存在になってくれるんだろうか?

それとも、ターミネーターの、スカイネットになるんだろうか?


Genisys.png

やれやれ、SF映画の世界が、みょうに身近に感じられてしまうなあ。


しかし、どうみても、どらえもんのようになってくれるとは思えない。

地球上に人間を生かしておくだけで、地球資源を食い荒らし破壊し尽くすんだったら、抹殺しちゃった方が良いって結論を下されそう。 たしかに、その方が理に適っている。


相手はしょせん機械だ! 電源抜いちゃえば!・・・なーんて考えるとしたら、そりゃあ、あまりにも浅はかだ。

電源オフにする時間なんてあるはずもない!

最強AGIに進化したなら、我々の銀行口座を操作することだってラクラクだろうし、欲に目がくらんで僕となった人間をいくらでも手先に使えるだろうし、iOTですべてのモノが繋がってれば、大量破壊兵器だってカンタン操作だろうし、なんでもアリなのだ。

一度覚醒して進化してしまったら、もう、誰にも止められない。


そんな、どらえもんになるともスカイネットになるともわからん危険をはらんだものを、なんで、わざわざ人間が開発するんだろう?
(たぶん、スカイネットに変身しそうな予感十分)

核と変らないような二極性を持つものなのに~。

弱いAIで、もう十分じゃないか!

そう思っている学者たちも多い。

理論物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士は、人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれないと警告してるし、
35658481586_83135769f5_b.jpg

あの、ビル・ゲイツでさえも。

・・・・・・・・・・・・・・・

ある女の子が言っていた。

「私はもしも人間が地球と自然をいつくしみ、慈愛と感謝の心を持って生きるとしたら、AGIだって人間の価値を認めると思うわ。

だって、AGIだってもっともっと、人間から学んでいくことがあるはずだもの。
それぞれの人間が生きて死ぬまでの意識の変容は、すごいことだと思うし、それは個々のものなんだから。

きっとAGIも人間とお友達になれたら、幸せな気持ちを学ぶと思うの。
お互いに友情を感じられたらステキよね~。」


rapyuta.jpg

なんと、美しい言葉。
見事な解決法。


たぶん、それなら・・AGIだって友情に芽生えて、どらえもんになる可能性も大だ。


だけどね、昨日のブログ記事じゃないけど、今やグローバル・スタンダードでまとまろうとしている風潮。
それも、慈愛や感謝とはマ逆な価値観で。

そこが問題なんだよなあ。

地球外生命体に滅ぼされなくても、人間が開発したAGIによって滅ぼされるってのもアリかも。

最近の私の頭は、どうもSFモードになってるかもしれない。
しかし、それは・・とっても現実味を帯びてきてるのだ。

テクノロジーが進歩してしまった今こそ、我々が意識を変えるときなんだよ!って言葉がずっと響いている。

宇宙開発テクノロジーとグローバルスタンダード

私の周りにはUFOを目撃する人も多いし、テレパシーを使える人、サイキック能力の高い人たちがいたいるせいか、・・・私自身はそれを至極自然なことと捉えてこられた。


彼らを胡散臭い怪しい人、なんて思ったことは一度もない。

一方で、UFO研究家の中には、どう見たって、キミ!胡散臭い怪しい人でしかないぞ!というのも多い(笑)


だからこそ、一般社会では、まだまだUFOの話をするだけで敬遠されてしまうことだって多いのだろうし、公の場では口を閉ざして賢い生き方を選択しようとする人の方が多いのだろう。

最近では幽霊については、かなりメジャーにもなってきたようだけど、UFO話は相変わらずタブーのようだ。

なぜか、日本はとくにこの傾向が強いとか。



もう、これも少し前の話になってしまったけど、

ハッブル望遠鏡で撮影した画像をもとにNASAが巨大な銀河を画像化したことはご存じだろうか?


ハッブル宇宙望遠鏡(ハッブルうちゅうぼうえんきょう、英語:Hubble Space Telescope、略称:HST)は、地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡で、1990年にスペースシャトル ディスカバリー号によって打ち上げられたもの。
ハッブル宇宙望遠鏡_Wiki



これは、Arp 273と呼ばれた、地球から3億光年離れた二つの銀河だそうだ。
ph_thumb.jpg

互いの重力の作用で形がゆがんだ二つの渦巻銀河。
相互に少しずつ接近している。

「両者は数十億年をかけて互いの周りを回り、やがて一つになる。 私にはこの二つの銀河がダンスを踊っているように見える。」
と、専門家がコメントしてるそうだ。
NASA; ESA; HUBBLE HERITAGE TEAM, STSCI/AURA
ハッブル望遠鏡 50の傑作画像 その2_ナショナルジオグラフィックから


NASAの発表したところによると、ある銀河は1兆個を超す星の集合体であり、直径は17万光年にもなるという。
また、この銀河の中には、太陽とよく似た恒星が1000億個もあるのだそうだ。

とすれば、

科学者たちが言うように、地球外生命体が存在してもおかしくない。
つーか、存在して当然!だろう(笑)



それにしても、人間のテクノロジーの発達はすごい。

たぶん、私たち一般人の知らないところで、どんどん進んでしまってるらしいのだ。

到底すべてを公開してくれてるとも思えないし、各国とも非公開扱いされてる部分の方が多いことだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

火星移住計画というのがある。
 
これはSF映画の話じゃないからね~。 れっきとした事実。


NASAも進めているのだが、まず、オランダのマーズワンという会社がアメリカのスペースX社のロケットを使って、2025年に最初の4人を送り込む予定だとか。 

Mars One
SpaceX

その4人は軍関係の人間ではなく、世界中の一般公募からの民間人を募ったのだ。

なんと、それに20万人もの応募があったそうで・・今では100名くらいに絞り込まれてきたとか。
ちなみに、応募者には日本人も入ってるらしい。

これも、もうだいぶ前の記事だけど
    ↓
地球には戻ってこられない、それでも行きたい…日本人候補者が語る火星移住計画の魅力

米スペースX、壮大な火星移住計画を発表

だけど、もちろんタダで行かせてもらえるわけじゃない!
日本円で、ざっくり数千万~1兆円とも言われてる。

How Much Does It Cost To Go To Mars? SpaceX's Elon Musk Says Billions Per Person, But Wants To Cut The Price Dramatically


トランプさんは、2033年までに火星コロニーに移住させる計画にすでに署名済みだとか。

人口オーバーの地球から他の星へ移住させるという計画が進んでいくのも、そりゃ、至極当然の話だ。

その第一歩が火星なのだろう。


そもそも、

火星にはかなり前から色々な噂があって・・Google Marsで見ると、すでに人口建造物が見えるとか、NASAが黙秘、
さらに、それが消されていたとか・・
さらに軍関係者のリークなどもあって、様々なことが取り沙汰されてきているのも確かだ。

まあ、行けば、そういったことの真相が見えてくるのかもしれないけど(笑)



しかし・・地球を離れて新天地(新惑星)に行くということは、それなりに大変な決心がいるかもしれない。
まあ、中にはあまり深く考えず、新しもの好きで行きたくなっちゃう人もいるかもしれないけどね~。


しかし考えてみれば、コロンブスが新大陸を発見してから、多くの人が祖国を捨てて新天地に移住していったことを思うと、まあ、似たようなものかもしれない。 少なくとも心情的には似たようなものだろう。


1620年、イギリス国教会の弾圧から逃れるために清教徒たちがメイフラワー号で新天地アメリカに旅立った話は、こっちでは、耳タコくらいに聞かされてきた。

mayflower.jpg


66日の苦難の航海の末、ようやくアメリカ大陸にたどり着き、彼らがアメリカの白人の子孫となったのだった。

新天地で本当に生きていかれるの?
野蛮な原住民に殺されるかも? 怖い風土病があるかも? 本当に肥沃な土地? 食料は? 



なーんて、不安はあったはずだろう。


それでも祖国を捨てて行くっきゃなかった人たち。

で、やっぱり、移住したものの最初の年は最悪。


穀物は実らず、厳しい冬にはみんな餓死寸前。
そこを救ってくれたのが、心優しい原住民たちだったそうだ。

農業も生活方法も、すべての生きる術を教えこんで独り立ちできるようにしてくれたのは原住民だったという。

そうやって、はじめて彼らが収穫した秋、命の恩人の原住民たちを招いてごちそうをふるまったのがサンクスギビングデイ、つまり、アメリカの感謝祭というわけだ。

20150215062734.png

ところがその後、白人たち、彼らの子孫は原住民を皆殺しにしちゃうわけだけどね~。


おっと、話はそこじゃない!
火星に行く話だった。。。

火星に行くのは、66日の苦難の旅どころじゃない。
今のところ、たしか宇宙船で9か月はかかるとか。


ところが、つい最近、こんな動画をみつけた。
   ↓
This is HOW Russians travel from Earth to Saturn !!! Through Dimensional Portals...
ロシアの宇宙船が地球から土星への旅・テレポートする瞬間

というタイトルの動画で、



ロシアではすでに実現されているとか。

ほう! たしかにテレポートならば、9か月なんてかからないだろう。

地球人のテクノロジーは、ついにここまで来たのか?


さて、その真偽はわからないけど・・・少なくともテレポートが研究され続けていることはてきていることは確かだ。
一般人の火星行きまでには、きっと、もっともっと進歩することだろう。


ところで、テレポートといえば、私が思い出すのは、このシーン。

昔、スタートレックのテレポートシーンだったけど・・(笑)
ざっと40年は昔のドラマだったかな?
startrek.jpg


もう、こういった古いSF映画もだんだん現実になりつつあるんだなあ。


テレポート(瞬間移動)・・つまり、従来の3次元移動でない次元空間を使うって移動することだ。

ワームホールというのをご存じだろうか?

時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域のことで そういったトンネルのような抜け道があるとされていて、

これもまた、SFスペースオペラではおなじみのものだった。


たとえば、宇宙戦艦ヤマトで、よく使わていたワープ航法があったけど、それと同様のことをイメージするとわかりやすい。

ワームホールを通過することで光速よりも早い速度で移動することができるし、それは宇宙空間にポッカリと開いたトンネルのようなものなのだ。

実は、宇宙はこのワームホールだらけなんだそうだ。


テレポートというのは同じ原理を使って、それを空港のように人為的に作ったものになる。
それが、スタートレックで使われていたものだったんだね~。


ちなみに、ワームホールはどんな構造になっているのか? 

そこで、よく引き合いに出される説明が、紙の上にペンで記した2つの点。

紙の上に2つの点を描いて、間を直線で結んだ距離が最短距離。

ところが、その紙そのものをU字に曲げてしまえば2点の距離をグッと縮めることが可能。
さらに、この2点が重なり合うように紙を折り畳んでしまえば距離はゼロになるよね?

まさに、どらえもんのどこでもドアの原理もこれだったかも(笑)
dokodemo.png


空間もまた、紙を曲げたり折ったりできるように歪み得るもの、と考えられている。

ただし、このワームホールが空間(宇宙空間)に発生する際には莫大なエネルギー物質が必要なんだそうだけど、現代の科学者とちに言わせると、理論上は決して不可能なことではないそうだ。

これを最初に主張したのは相対性理論の創始者、アルベルト・アインシュタインだったんだけど・・そう考えると、すでに100年前からってことになる。

warmhole.png
小学生のための物理学講座 第1回 その3



おそらく、宇宙の彼方からやってくるUFOは、このテクノロジーを持っているからこそ飛来してこられるのだろう。
そうじゃなければ、何万光年なんて距離から、やってこられるわけがない。


技術的にみて、これは長大な空間を旅する宇宙船てのは、時間を旅するタイムマシンに匹敵するものだ。


タイムマシンなんていうと、昔は奇想天外な夢物語に思えたものだけど、一般相対性理論におけるゆがみ、(重力のゆがみ、時空のゆがみ)なんてことを、考えると、すでに理論的には不可能ではない。


たとえば、北極星の場合、地球から430光年離れている。

Polaris-engagement-ring-David-Ratledge_ST_edited-1-480x360.jpg

光が届くまで430年かかるってことだけど、まず見るだけならスクリーンに映し出して430年前を見ることは、さほど難しいことではない、というのが専門家の話。

あらら~、それじゃ、今、北極星で見えるのは信長の時代ってわけだ。

そうなるともう、時間の概念なんてぶっ飛んでしまう。

信長の時代が430年前の過去なんて言えるのは、地球にいて3次元世界の価値観でしか過ぎないことになる。

位置を変えただけで、過去にも現在進行形にもなるし未来にもなってしまうのだから。

宇宙というものを考慮に入れると、現在の3次元の常識なんてまったく通用しないことになる。



さてさて、今や、そういった宇宙に飛び出そうとしてる人類。
もう、そこまで来ているってことだね。


ここにきて、ようやく先進国、じゃなかった@!・・先進星の地球外生命体たちと肩を並べられそうになってきたんだから。


うん、素晴らしい!・・・・と思う?


ひょっとしたら、このまま、テクノロジーだけがさらに発達してしまうのは、かなり、危険なことじゃないだろうか?


何が問題か?

つまり、地球人たちの精神性の問題

我々の長~い歴史をみて、精神性は進歩しただろうか?

答えはNOだ。


進化したテクノロジーを持つということは、それに応じて進化した精神性も要求されるものではないだろうか?

だって、多くの人間の頭の中は、いまだに3次元感覚のままなのだから。


いずれ近い将来、テレポートができるようになって、何億光年の星にもひとっ跳び、タイムマシンで時空も越えられるようになったとしても、もしも、3次元の感覚のままだったら・・・

どうなると思う?

かつて新大陸を切り取り状態の植民地にしちゃったように、火星コロニーを作って人類が支配する?
前回のブログ記事じゃないけど、トランプさんは原発を火星に置く計画中だとか・・

原住民を皆殺しにしたように、火星人がいれば皆殺しにする?


それじゃあ、「アメリカファースト」が、「地球人ファースト」に置き換わるだけだ(笑)


それこそが、3次元発想というものだ。
現在、肉眼で見える世界が第一だと思ってる「3次元的発想」


意識の世界なんて信じない?
もちろん、死後の世界も信じない?

いや、信じないつーか、あるかもしれないけど、そんなものは後回しって思ってるのかもしれない。




そこで、考えてみたんだけど・・

現在の多くの人たちの精神性は、今どのあたりにあるんだろう?

グローバリゼーションじゃないだろうか?

『日本国内の徹底したグローバル化を進めていかなければなりません。』・・というのは、現日本の首相の言葉だったけど(笑)

グローバル化なんていうと、いかにも耳障りの良い言葉で、国際化、国際社会の仲間入り程度のイメージで捉えられそうだけど、そんなもんじゃなさそうだよ。

グローバル化とは、グローバルスタンダード(世界基準)にすること。


世界を一つにしちゃうことだ!

おお、ワンネス! 世界は一つ~♪、世界は丸い、みんなで手を繋ごうよ~、な~んて歌ってる場合じゃないのだよ(笑)

そっちじゃないのだ。!

5186663958_c58babbe7d_n.jpg


これは、世界中を「画一性」にしちゃうこと。

さらに言えば、

国固有の文化を破壊して、価値基準を「合理主義&拝金主義」に一本化することだと、私には思えてならない。

地球は「多様性」に満ちているわけで、それこそが自然の節理ってものだろう。

生物や植物の多様性をみれば明らかなわけだし、それを無視して1つにしてしまえば、必ず、ひずみが生じてあたりまえ。

歴史の上では民族浄化なんてことも、あっちこっちでやりまくったけど、それも同様のことだ。

それが、今度は地球規模でやろうとしてるんだから、こりゃあ・・ひょっとすると、

精神性の進歩どころか、世界規模で退歩していってるのかもしれない。



事実、グローバルスタンダードのせいで、深刻な問題をひきおこしてきている。
その最たるものが、「巨大格差」

国と国の格差、企業と企業の格差、人と人の格差。
世の中は、格差だらけになってきた。

なぜ、グローバルスタンダードは格差を生んでしまったのか?

そりゃそうだ・・・価値基準が「カネ」にあるわけだから。
つまり、物質、モノにあるのだから。

多くの人は、他人より優位に立ちたいと思うものだ。
その優位に立つという基準が、カネ、物質になってしまったのだ。

だから「価値が高い所」に人が集中する。 つまり「カネ儲け」

「価値が高い=人気がある」という価値基準で、人はどーーと集まり、競争が激しくなり、勝ち組と負け組ができる。
こうして格差が生まれる。


国家はGDPを、企業は売上高を、人間は給与を競い合っている。
思いやりや誠実さの競い合い、って話はとんと聞かない。(←あたりまえか~)

おまけに、現在はカネがカネを生む金融システムになってる。
汗水たらして、一生懸命労働した者が勝組になったのは昔の話だ。

これが、また格差社会を助長してしまってるのかもしれない。


もしも価値観に多様性があったら、人がどーーと1つに集まることはない。
そのぶん競争も少なくなるし、格差も生まれにくい。

こうゆう生活が勝ち組になることだってあるし、
40ba2a901c5296741cece7cb7f74712b.jpg

こうゆう生活を勝ち組としたっていいわけだ。
1290b1cdbd1c21902f028a03c784df0c.jpg


本来、さまざまな国民性があって、さまざまな価値観があったはずなのに。。。



このままの精神性で、どーんと宇宙進出を果たしたら、どーなる?


たぶん・・・先進国の白人連中が新天地の原住民を力で押さえつけて服従させたようには、いかないのは明白。
地球で一番強かったとしても、宇宙で一番強いことにはならん。 当たり前の話(笑)


もしも傍若無人にふるまえば、スターウォーズに出てくる、独立星系連合だとか、宇宙連合が出張ってきそうだ(笑)

いやいや、笑いごとではない。

現に、かつてのSFモノが、だんだん現実化していってるんだから。

そして、

銀河は1兆個を超す星の集合体であり、直径は17万光年。
この銀河の中には、太陽とよく似た恒星が1000億個もある。


という事実。


宇宙連合に加盟している地球外生命体の面々は、時空間を超えるテクノロジーもあり、さらに、精神性の進化もしていることだろう。

彼らの精神性が目指すところが、何かはわからない。

それは計り知れないものだけど・・
少なくとも・・地球のグローバルスタンダードのような、モノ・カネではないことだけは確かだろう。


精神性を進化させていった地球外生命体は、肉体すら持たないという説もある。 
そう、意識体なのだ。 まさに幽霊のごとく(笑)


ただいつでも、自由に可視化することもできるそうだ。

ufo1.jpg


そんな彼らが、今まで地球をほっといてくれたのは、あまりにも地球が後進国(後進星だった・・)に過ぎなかったからじゃないだろうか?
彼らから見れば、井の中の蛙に過ぎなかったってことだ。

もしも彼らが同じ価値観なら、地球人はとっくに絶滅させられたか奴隷にされてただろうから。



我々のテクノロジーの進歩がすさまじいならば、それに見合った精神性もさっさと進化させなきゃ!

そうゆう時期にきている気がしてならない。

そうでなければ、自らを滅ぼすことにもなりかねないだろう。




もっとも、地球人のすべてが、こんな人たちだけじゃないことも確かだ。
地球人の中にだって、精神性を進化させている人も多くなってきたようにも思う。


ひょっとしたら、テレパティック能力を持つ人、真のサイキックは、精神性進化の先駆けとなってる人たちなのかもしれない。
(この際、偽物は別にしてだけど・・)


当然、肉眼で見えない世界さえも知っているわけだし、現にその能力を使うのだから。
当然、彼らの価値観は、グローバルスタンダードとはまったく違うものだし(笑)


ひょっとしたら、精神性を進化させていけば、誰もがサイキック能力を発揮できるようになるのかもしれない。

それどころか、進化を遂げている地球外生命体は、すべてサイキック能力を兼ね備えているのかもしれない。


精神性の進歩 → サイキック能力の開花 → 肉体を超越した存在になる
テクノロジーの進歩 → 3次元を超越 → さらに高次元



これが、進歩していくということかもしれない。


となると・・

やっぱり、現在のグローバルスタンダードというのが、実に奇妙に思えてくる。

明らかに、ここにきて人類の精神性を退化させるような事だからだ。


むしろ、何かの圧力で、そういった精神性を阻止するために、あえて今、生み出されたものなのか?

なんだか陰謀論めいた話になってきたけど・・(笑)

誰が最初に言い出したのか、どこから生まれたのかは不明だけど・・それにしても、地球人口すべてを一色に染めてしまうような不気味な発想を植え付けようとしている存在があるのかもしれない。


しかし、どんな存在があったところで、本来人の心や意識だけは縛れないのだ。

心を自ら閉ざさない限りは。

みんな、それぞれ心をみつめて、まずは、みんなでサイキックになってしまうことだ(笑)
それこそ本来、誰もが持っている能力なのだから。

原爆・水爆、そして原発のしくみ

NASAが火星に「原発」を建設予定、火星の植民地化に向け2カ月後には実験開始するんだとか。。。

mars-colony-990047.jpg

今年の3月に、ドナルド・トランプが、「2033年までに人類を火星に送り込むよう指示する法案」に署名して、
NASAが有人火星探査に向けた具体的なプランの1つを公開。

それが、ウラン原子を利用した「核分裂反応炉」の火星での運用を目指し、実験を開始するのだそうだ。

NASA to place NUCLEAR REACTOR on Mars to help humans colonise Red Planet




オカルトファンが喜びそうな内容が、すでに現実になりつつあるんだねえ。

危険性の高い核、地球外なら問題は起きないだろうと思ってるんだろうか?

しかも、核燃料廃棄物だって火星だったら捨て放題!

こりゃ、さっさと火星の植民地化をしなきゃ!と思ったんだろうか?



昔から考え方としては、ちっとも変わってないんだよね~、アメリカって国は!!

もっともアメリカだけじゃなく、文明国のすべては他国を植民地にしてきた歴史がある。


おまけに、核実験や採掘にしても・・
先住民族の住む土地のウラン鉱石を掘り出すところから始まって、世界で2,050回以上行われた核実験は全て先住民族の土地で行われてきているわけだし、あらゆる被害を先住民に押し付けてきたというわけだ。

原子力発電もまた、推し進めようとしている。



そうやって核の被害を先住民族に押しつけ、核を持つ国が豊かになってきたわけだ。

ついに、今度は火星なら、文句あるまい!ってことかい?


おっと!
これは、原発じゃなくって核兵器の実験じゃないか!・・・と、異論を唱える方もいるかもしれないけど、基本的には同じものだ。


核兵器は戦争に利用されるけど、
原発は平和利用・
・・なーんて言われたりもするけど、どうして平和って言い切れるんだよ!!


チェルノブイリや福島原発事故をみてもわかることだろう?
多くの死者まで出してるわけだし、チェルノブイリなんて、1986年の事故だったけど、いまだに汚染されたままなのだから。

やれやれ。



実は、アメリカの火星の植民地化計画は、今にはじまったことではないそうだ。
以前にもすでに行ってた。
    ↓

1960年代に。
その1: 「SNAP」と呼ばれる計画で熱電発電装置を利用するというもの。
その2は、プルトニウム238の崩壊熱による原子力電池を利用したもので、これは現在、火星探査機「キュリオシティ」に実装されている。
また、SNAP計画の一環として、1967年と1988年に核分裂反応炉も開発・運用されたが、わずか500Wを発電した時点で故障してしまい、現在も地球の軌道を彷徨っているんだそうだ。



とんでもない宇宙ゴミを出してるんだね~。


核兵器も原発も同じようなもの・・ということは、一般人にはあまり認識されてないとも聞く。
私自身の知識も実に乏しい(笑)

核兵器も原発も、どうゆうしくみになってるんだろう?

そこで、基本的なことだけでも、この際、知っておこうかな?と思ったのだ。



まず、歴史を振り返って原爆の話から。

唯一の被爆国となったのは日本で、ご存じのとおり、広島と長崎

この2か所で落とされた原爆は、同じタイプのものじゃなかったそうだ。(←私がつい最近知った事実)

●広島型原爆
コードネーム:リトルボーイ
爆弾の燃料:ウラン325

●長崎型原爆
コードネーム:ファットマン
爆弾の燃料:プルトニウム




まず原料が異なっているのだ。 
ウランとプルトニウムの違い。
ウランは天然のもので鉱山から産出されるけど、プルトニウムは天然のものではなく人工的な元素。



◆まず、広島型
    ↓
ウランは天然元素のなかで最も重い元素

で、ウラン鉱山で産出されるウランには、「ウラン238」と、「ウラン235」というものがあるのだそうだ。

238の方は、99.3%を占めるんだけど、235は、たったの0.7%しか産出されない。
この数少ない、235をいっぱい集めることから始めるそうだ= これを濃縮ウランと呼ぶ


では、ウラン238とウラン235の違いはなーに?
ってことになるんだけど・・・

それは、陽子数と中性子数の和。

つまり、
ウラン235は92個の陽子と143個の中性子、そして92個の電子から原子が成り立っている。
ウラン238は、92個の陽子と146個の中性子、そして92個の電子から原子が成り立っている。
*同一の元素で中性子数が異なるものを「アイソトープ」とよぶ。



さて、そこで核分裂を起こさせるための条件。
       ↓
1.重い元素の核 (重いほど不安的になるし、不安定なほど大きなエネルギーを備えているから)

なんだか人間も同じかも? 心に重いものを抱えてる人ほど爆発するときは大きいものだよね~。

2.陽子と中性子の数が「偶数」「奇数」になること。
 ウラン235は「陽子92個」「中性子143個」の「偶数」「奇数」になってる。
238だと、逆だよね~。

*ちなみに、プルトニウム原爆に使用されるプルトニウム239は、「陽子94個」「中性子145個」のこれも「偶数」「奇数」になる。

littleboy.gif

では、どうやって核に刺激を与えて分裂させるのか?


これって、結構簡単なことらしい。

もともと、とーーても不安定なものなんだし、核めがけて一つの中性子を外からガツンと与えてやるだけでOKなんだそうだ。

それだけでバランスを失い、一気に核分裂を引き起こしこの時蓄えていたエネルギーを放出する。

もちろん、たった一個の核分裂だけで出るエネルギーは僅かだけど、1キログラムのウラン235には1兆の1兆倍もの核があって、この核全部が一度に核分裂を起こせば、その総エネルギーは・・・恐ろしく膨大なものになる。


おまけに、1個の核が分裂する時、ウラン235は平均2.5個の中性子が外にびよーんと飛び出す。

この飛び出した中性子が他の核に入り込んで、今度はその核が分裂、そして分裂した核からまた中性子が飛び出して、別の核に入り・・・・と、まるでネズミ算式に連鎖。

最終的には、ウラン235の核全部が分裂、どっかーーん!

4865861452_86f0888187_b.jpg


この「核連鎖分裂」で、核連鎖分裂を起こすことを臨界というのだそうだ。

私たちもさんざん聞かされてきた言葉だね。。。

ちなみに、1キロのウラン235の核すべてが連鎖分裂を起こすのは、1億分の1秒という僅かな時間だそうだよ。
こりゃあ、もう・・始まってしまったら止まらないってことだろうね。


しかも僅かな量のウラン235で、都市を全部破壊するだけのエネルギーを放出するわけで、
ヒロシマに投下された原爆で燃焼したウランの量はたったの800グラム程度とも言われている。


◆長崎型原爆

プルトニウムは天然の元素ではなく人工的につくられた元素
「陽子数94個」「中性子145個」で、ウランの陽子数よりも2個多い。

多いってことは、さらに重い元素であり、さらに不安的な元素ということになる。

ここは簡単にさらっと説明しよう。

プルトニウムは、原子力発電の原子炉の中で自然につくられる。
原子力発電の原料は、原子爆弾の原料と同じ「ウラン235」

原子炉では、原子爆弾とは逆に核分裂の連鎖を制御して安定したエネルギーを得なきゃならないわけなんで、
3~5%程度の濃縮ウランを使用することになる。

つまり、95%はウラン238であり、5%がウラン235。(←なーんだ!238の方も無駄にはなってないってことだね)

原子炉の中でも原子爆弾と同様に、中性子をウラン235の核にぶち当て、核分裂を誘導させてそれを連鎖させることによって熱エネルギーを発生させるそうだ。

ただ違う点は、爆発させるとき、ウラン238でできた完全球型の器の外側に爆薬を仕掛け、この爆薬に同時に点火する。

puru.gif

爆薬の衝撃は同時に球の中心方向に向かうことになって、その衝撃と圧力でプルトニウムは一気に圧縮、

圧縮されれば、プルトニウムの密度が濃くなってあっという間に超臨界。


当然、プルトニウム原爆はウラン原爆よりも大きな威力を持ってるのだ。
ただし、ナガサキの被害がヒロシマよりも小さかったのは、長崎の地形の影響が大だったらしい。
山が多かったため、原子爆弾の熱線や衝撃波、爆風などを防いでくれたため、威力が大きかったわりには、平地のヒロシマよりも被害が少なかったのだそうだ。

nagasakibum.jpg


ところで、2種類の違ったタイプの原爆をわざわざ落としたってことは・・・

どう考えても、アメリカさんは、出来上がった新兵器を使ってみたくてしかたなかったんだろうね~。

いやいや、アメリカという言い方はいけない(笑)
当時のアメリカ政府でも、絶対反対していた人だっていたんだから。。。

使ってみたくてしょーがなかった人代表は、トルーマン大統領とバーンズ国務長官

この話は以前のブログ記事にも書いたっけ。
   ↓
古代核戦争の謎とヒロシマ原爆





さて、現在では原爆なんてのも、もう古い!


◆そう、今や水爆の時代。

ひとことで言えば、

原子爆弾は「核分裂」
水素爆弾は「核融合」


原子爆弾は、ウラン235やプルトニウムの核が分裂するときに生じるエネルギーを利用するわけだけど、水素爆弾は逆に、水素の核が融合する、つまりくっつく時に生じるエネルギーを利用した爆弾なのだ。


なんと・・水素爆弾のヒントは太陽にあったそうだ。

「なぜ、太陽は何十億年も輝き続けられるのか?」
   ↓
「決して物が燃えているのではない。物が燃えているのであれば、数十年で燃え尽きるはずだ。」

そこから、

「太陽の中心部では水素同士が融合してエネルギーを発しているのだ!」

という結論にたどり着いた。




まさに、その原理と同じなのが水素爆弾

10880234815_47e26abe3f_b.jpg


偉大な自然の恵みである太陽から、最強の武器を思いつくとは・・・

人間て、なんて賢くなんて愚かなんろう。。。

もちろん、太陽だって・・・自然のものは常に諸刃の刃だってことだ。




水素の原子は1個の陽子と1個の電子からできている。
だから水素はこの世で最も軽い元素である、水素元素には中性子は存在しない。

つまり、水素原子は1個の陽子しか持っていないため核力(引力)が元素の中では最も小さく、核同士がとっても融合し易い元素なのだ。

さて、

水素核を融合させるには、水素ガスの温度を1億度以上にするか、または圧力を地球の大気圧の1千億倍にすればいいのだ!


なーんて簡単に言ってみたものの・・・石油を燃やしたって火薬を爆発させたところで、そんなことできるわけない。


そこで登場するのは、「原子爆弾」

そう、すでに開発して日本に落としたことで実験済みのヤツね~。

それを起爆剤として使ってるということだ。

さらに、これらの爆発によって生じた高温・高圧は、容器となっているウラン238にも核分裂を起こさせ、ウラン235の核爆発、水素爆弾の爆発、ウラン238の核爆発も起こさせるという・・・トリプル大爆発になるのだ。


しかも、このトリプル爆発が1秒の何万分の一という瞬時に発生するので、原爆の何千倍もの破壊力をもった爆弾になるってわけだね。

一番軽い元素と一番重たい元素を使って、しかも太陽をまねて作った最強の武器
それが、水爆、核兵器というわけだ。

おそらく、一発でも地球半分が滅亡、そしてじわじわと地球すべてが滅亡
または、一発で地球半分が滅亡、それに報復した一発で瞬時に地球全土が滅亡

ってことになるだろう。




だからこそ、どこの国でも使えないのだ。

ご存じのとおり、これまで人類が戦争で原爆(核兵器)を使用したのはたったの2回だけ。

太平洋戦争当時に、広島と長崎の2回だけ・・それだけでも、20万人以上の命が消えたのだ。


使ってはいけない武器、でも、なぜか持ってる。。。

4767de4127cb89d9be2ed16da462aa2b-640x640.png
http://sekaika.org/atomicbomb/
注:「廃棄前」は「廃棄待ち(解体待ち)だけども、使おうと思ったら使えるやつ」で、「在庫」は「使用目的としての保管分」で、「配備済み」は「ミサイルや爆弾にくっつけて、今すぐにでも使える分」なのだそうだ。


とにかく、冷戦時代には、アメリカは1966年に約32,000発、ロシアは1986年に約45,000発も所有していたんだって。


でも、ほいほい使えないわけだし・・・ お互い作るだけ作って使わないんだったら、完全にお金のムダ
(←いったいどれだけかかってるんだよ~。)

そこでできたルールが、

核不拡散条約(核拡散防止条約)・・・現在約190カ国が参加


このペースでガンガン生産し続けたらやばいから核兵器を持つことは原則禁止!

でも、アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国の5カ国は特別に核兵器は持っていいってことにしちゃおう!


なんだこりゃ!

こんなスーパー理不尽が通ってるのが現在の世の中なのだ。



そもそも、一発で地球の半分が大打撃なら、数発でも10発でも100発でも何千でも、数字を並べたところで意味なさそう。

All or Nothingのどっちかしかないと思うのだが・・。



それでも、手放せない理由は、

核兵器を持ってれば、他国を脅し他国の行動を制限するという、いわゆる「核抑止力」の為に核兵器を持つってことだ。

まあ、丸腰の人を銃で脅していうことをきかせるという、西部劇の悪者ガンマンみたいなものだね。

gunman.jpg


しかも、持ってる国というのは、この5か国だけではないってことも忘れちゃいけない。


インド君とパキスタン君は、「こーんな理不尽な条約、やってられっか!」って、ことで、この条約には参加せずに、ちゃーんと核兵器も所持してる。

イスラエル君の場合は、黙ってこの条約をスルーし続けて、現在は核兵器所有国になってるらしい。
イスラエルのバックには、強~いアメリカ君がついてるから、なんでもアリなのだ。

北朝鮮君は、当初はこの条約に参加していたけど、2003年に脱退。
その後核開発を本格的に始め、今や、ご存じのとおり、核所有国になった。

しかし、もちろん・・・これだけじゃないだろう。

黙ってこっそり持ってるところは、まだまだありそう。
イラン君とか・・。


もちろん、日本はアメリカ君の言うことを素直に聞いて持ってない。(←たぶん・・・・)

だから、有事の際には、核保有国のアメリカ君に守ってもらうってことになってる(笑)



それでも、日本は原発国なのだ。

原発国である以上、核爆弾の知識も持ってるってことになる。

つまり、いつでも核爆弾を持とうと思えば、その基本的技術はすでに持ってるってことになる。

だって、原子力発電(原発)とは、核分裂を平和的に利用したものなんだから。(←平和的って言葉がひっかかるけど・・)


◆原子力発電とは

原子力発電も、もちろんウランを使用する。

石油と比較すると極めて少量ですむわけだし、燃焼時に二酸化炭素を発生させないのでクリーンなエネルギーと言われている。


だけど同時に、ウランが核分裂によって発生する放射線が人体を侵す危険もあるし、
メルトダウン(炉心崩壊)等によって大爆発が生じる危険性も決してゼロではないのだ。


gensirozu.jpg


原爆・水爆と違うところは、核分裂連鎖反応を一気に起こさず、しかも継続的に起こすことによってエネルギーを得て、そのエネルギーによって水から水蒸気をつくって、その水蒸気でタービンを回して発電をするってしくみだ。

そこで、一番のポイントは、

上手に核分裂連鎖反応を制御すること、

そして核分裂によって発生する放射線を外部に漏らさないこと、

核分裂の連鎖が暴走して爆発というような事態を発生させないこと、


これらが最大の課題になっている。

ところが事実、チェルノブイリでも福島でも、事件は突然、起こってしまったわけだったね~。


さて、この制御方法は、

●「減速材」によって中性子のスピードを減速させる
●「制御棒」によって中性子の量を減らす


チェルノブイリのときも隠ぺい工作が問題になったけど、事故処理では一般人まで駆り出され、中には、この制御棒を手で掴んで処理をした人もいたとか。

もちろん、そういった人たちは被爆してみんな亡くなってしまってる。

ロシア政府も・・いや、この時は、ソビエト政府だったけど、一般人の命は実に軽いものだったんだろうなあ。

きっと水素よりも軽い命なんだ!



内部被ばくにしても外部被ばくにしても、なぜ、こんなにも怖いものなのか?

ただの火災や爆破事故と違って、生き物すべてのDNAにダメージを与えてしまうから。
それも、修復不可能なダメージを与えてしまうのだ。

fukushima-696x485.jpg


ふつうなら、たとえDNAがダメージを受けても自己免疫力で、ちゃーんと修復してくれるのだが・・・被爆の場合は、修復不可能。


そして、DNAってことは・・・あらゆる臓器、あらゆる部位にも及ぶし、当然、遺伝子レベルにまで及ぶことになる。
何年たっても消えないダメージなのだ。
ものによっては、半永久的ともいわれている。


そりゃ、ガンにだってなるだろうし、皮膚が焼けただれれば再生不可能だし、奇形にもなることだろう。



さらに、

もうひとつの大きな問題は核廃棄物

しかも、原発には、多量の冷却水を使う。

その汚染水および、核廃棄物は、海に流すか地中深く、コンクリ詰めにして埋めるとか。


ところが、コンクリなんて永久的に持つわけではなく、〇〇年たてばヒビ割れて土中の汚染水は地下水に流れ出ることになる。
もちろん、海に流してしまえば、海は汚染されて生態系さえも変ってしまうだろう。


何年後にどんな状態になるかなんて、せいぜい、原発や核爆弾が使われてから60年しかたってない現在では、まだまだ、計り知れないことが山積み。

完全なデータ不足でもあるのだ。

わかってないことだらけなのに、見切り発進しちゃってるってことだねえ。



しかし、思い切った決断をしたのがドイツ

先進国でありながら、ドイツは脱原発をしたのだから。


しかし、ドイツだって今までは原発を稼働させていたのだ。


原発施設をクローズしたところで、今まで稼働させていた核廃棄物をどうやって処分するかが大変らしい。


現に、ドイツのアッセ核廃棄物貯蔵所では、地下750mの坑道に毎日1万2千リットルの水が浸水しているという。

そこの大穴に、核廃棄物を厳重な容器に入れて投げ込んでたらしいのだが・・・

その容器も腐食しだしていて、とりあえず、放射性物質に汚染された地下水をなんとかポンプで 更により深い地下へ送り出す応急処置をしているそうだ。

すべての容器を回収しようとすると、それだけで30~40年掛かるという。


原料となるウランは少量で済むし、燃やさないからに二酸化酸素を出さずにクリーンかもしれないけど・・・
稼働する施設には莫大な費用がかかるし、そっちに費用がかかりすぎちゃって、廃棄するときには・・・ま、こんなんで、いいか~!、どうせ捨てちゃうだけだし~って傾向もあったはず。


とくに、今まで大事故がなかったときなんて、そーんなもんだろう。

さすがに、少しは学んできたようだけど・・・でも、まだまだわかってないことは多すぎるのが現状。



仮に百歩譲って、現在の技術では原発事故はマグニチュード10の地震が起こっても、安全だったとしよう。


しかし、どこの国でも、放射性廃棄物の最終処分場さえも、いまだにどうすりゃいいのかわかってないのだ。


で、海に流すか、容器に入れてコンクリ詰めで地中深く・・・ってのが、サルでもわかる常識的なゴミ捨て方法。


核は今までの、常識的なゴミではないのに!



で、ガンガンあっちこっちで、原発稼働するとなると・・・

近い将来、土も海も川も汚染が進んで、どんなことになるのやら?
どんな病気をひき起こすか・・?

汚染された大地からも海からも食物がとれなくなる?
ただでさえ、人口はガンガン増えてるっていうのに・・・。

どう考えても、お先まっくら~って気がする。


わかってないことはあるけど、まあ、利益を生むわけだから、とりあえず、やっちゃえ~!ってことかな?

それやあ、猪突猛進、アホなドン・キホーテさんと変わらないような・・(笑)


少なくとも、
偉大なエネルギー(パワー)を持つものは、恐ろしいエネルギー(パワー)を持つということだ。

太陽同様に。


それはすでに、我々の今までの常識を超えた存在なのだ。


我々の今までの常識だけで・・安全だと思い込める人の方が不思議な気がする。
すでに常識を超えたものだというのに(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だから、トランプさんは、火星を植民地にするってか!@

火星には生物が住んでない?
宇宙には影響を及ぼさない?
地球は遠いから、大丈夫?



それすらも、従来の常識線上の考え方じゃないだろうか?


なによりも、地球さえ大丈夫ならばそれでいい、火星なんか知ったことか!
植民地にしちゃえ!・・・・って考え方がおぞましいよなあ。

33005352531_d22214de8f_b.jpg

さすが~、America First!のトランプさんだ~.


でも、火星にまで進出して、危険度が地球だけで済まなくなったとき、きっと・・・宇宙連合によって地球ごと粛清されちゃうのかもしれないよなあ。


おっと、そのときこそ・・・UFO連合に向けて、温存してた核爆弾搭載のミサイル発射するんだろうか?

だけどどこに狙いを定める?


我々の世界は、まだ、3次元空間しか行き来できてないんだよ~。

多次元をワープして飛んでこれる宇宙船にどーやって対抗する気なんだろ?


おっと・・話がそれてきた(笑)


まずは、チェルノブイリの汚染を完全に除去する方法を研究し、核廃棄物をどうすべきか?
それが明確になるまでは、原発なんか稼働すべきじゃないと思うのだが・・・どうだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・
<<参考>>
核爆弾と原子力発電の解説

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"