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ドラマ:シークレットシティー(オーストラリア・アメリカ・中国)

最近、ちょっとハマってるドラマがある。
まだ全部観てないけどね。

シークレットシティーというオーストラリアのドラマだ。

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真ん中の女性が主役のハリエットという、タブロイド紙の新聞記者。

後ろの左側にいるのがハリエットの元夫、彼は離婚してからトランスジェンダーになった。・・・これだけで、お!なかなかパンチが効いてるかも(笑)と思われるかもしれない。

私はオーストラリアのドラマは初めて観たのだけれど、なかなかクオリティーが高いドラマだと思う。


どんなストーリーなのかをネタバレしない程度に、さくっと言うと・・

ハリエットがたまたま出かけた先の湖で水死体が上がる。

ところが、ただの水死体ではなく、腹が切り割かれた状態の猟奇殺人を匂わせるようなものだった。

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この事件に興味を持ったハリエットは、ボスにかけあって事件の調査を願い出たことがはじまり。

ところが、この事件はどんどん展開をみせていく。


何が凄いかって・・オーストラリアの政治腐敗を描き、中国との癒着を暴いていくことになっていくというポリティックを絡めたドラマになっていくところだ。

オーストラリアでも近年、中国人がどんどん押し寄せてきて危機感を募らせている状態なのだけれど・・
それを阻止しようとする大臣と、中国側に付く大臣と、政府内でも二つに割れている。

中国の目的は一帯一路。
その第一の目的は、南シナ海を手中に収めることで、我がモノ顔で使いたいのだ。・・・香港(今、一国二制度の制約違反でデモが起こってる)、そして台湾、さらに沖縄、オーストラリアの制圧も狙われている、という状況にある。



それを阻止するため、まずアメリカと協力して、なんとか中国をいったんバックオフさせようとする大臣。

こちらの左側が、反中共派でアメリカと手を組んで中国を遠ざけようとしてる女性大臣。
   ↓
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ところが、もう一方の大臣は、中国とズブズブの関係で、「絶対に中国には逆らうな! 逆らったら命はないぞ!」と。

なんといっても中国と関わっている限り、上がってくる利益が大きいのだ。


この映像、中国国旗で口をふさがれてるけど(笑)・・・余計な事からは口をふさげ!ってことかな。
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今、南シナ海では中国の軍艦が横行しているので、まずはそれを阻止しなければならない。

その為には、こちらでも軍艦が必要なのだが、作ってるヒマはないから・・日本から買おうという提案が上がる。

日本て、アメリカの同盟国という点で、オーストラリアから親近感を持たれてるだね~。


でも、この話もすんなりとはいかない!

ちょっと待て! 今日本だって中国と微妙な状態じゃないか!と言われる。

え? 微妙な状態って思われてるんか~。


ざっくりだけど・・こんなストーリーなのだ。

水死体発見から主人公がどんどん謎を解いていくところが引き込まれるし、そこにポリティックが絡まって、オーストラリアの動き、アメリカの動き、中国の動き・・・闇の部分にも、ダイナミックなリアル感がある。

日本もちょこちょこと出てくるし・・。


もちろん、ポリティック方向だけに振り切ったドラマというわけではなく、水死体から繋がっていく、それぞれの人間模様もしっかり描かれているのでミステリーとしての醍醐味もある。

こちらの、トランスジェンダーの元夫もなかなか優れた情報分析官
     ↓
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バックにあるものがあまりにも巨大な闇過ぎて、主人公が命の危険にさらされていくというスリリングも加わっているドラマだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が凄いなあ!と思ったのは、こんなドラマがオーストラリアで作られちゃうということだ。

まず、今の日本だったらあり得ないだろうなあ。・・・検閲に引っかかって即ボツになりそう。


しかも、この第一作目の初演は、2016年だったという。

そっか~、その頃からか~。


ディズニーの黒い霧

ディズニー製作の映画 「ムーラン」は映画公開されず、動画配信のみになってしまったことは、すでにご存じのことだろう。

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なぜ、こんなボイコット運動が起こってしまったか? を簡単に説明すると、

まずは、去年(2019年)の8月、主演女優リウ・イーフェイがSNSに「私は香港警察を支持する」と載せたことにはじまっている。


えええええ?となったのだ。

だって・・

去年から、香港では何千人もの人々による反政府デモが始まった。1997年に英国から返還された香港に対して、中国政府は一国二制度を世界に向けて国際公約として断言しながら、ぜーんぜん守られていない。

香港の犯罪容疑者を中国本土に送還することにしちゃうし・・しかも犯罪の内容についても具体的にも示されることもない、違法逮捕?と思われるような犯罪者でっち上げ。
こんな勝手なことが許されてたまるか? 香港の自由を束縛するつもりか!ってことで反政府デモになったというわけ。

これに対して政府は、催涙ガスとゴム弾を使って抗議行動を鎮圧するために警察を派遣するだけれど、もうメチャクチャなやり方で、当局はどんどん極端な力を行使し続け、さらに、市民の不安と抗議行動は増すばかり・・・という現状がある。



リウ・イーフェイ(Liu Yifei)という人は、中国生まれでアメリカの市民権を取った人・・まあ、金持ち中国人にはよくありがち。

しかも、完全に中国共産党支持者らしいね~。 しかも、堂々と公言しちゃうほどの・・。



さらに、問題はこれだけに留まらない。

映画の終わりに流れるエンドロールの謝辞も大きな問題となったのだ。

現在、世界中でウイグル人の人権問題が沸き上がっている中で、『ムーラン』の劇中のロケ地の一部が、中国の新疆ウイグル自治区で撮影されたのだ。


少しでも中国のロケ地を使って撮影したということで、エンドロールに謝辞を載せるという流れになったのだろう。
それはまあ当然のことなのだけど・・・。


謝辞は新疆ウイグル自治区の複数の政府系機関に向けられている。


そのなかには、人道に反する犯罪を促す機関である新疆自治区にある4つの中国共産党プロバガンダ部門や同自治区トルファン市の公安局までもが含まれているのだ。


ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、アイザック・ストーンは、
「ディズニーが、現在、世界で最悪の人権侵害が行われている場所のひとつ、中国北西部に位置する新疆の4つのプロバガンダ部門と公安局に謝意を表したのは十分驚きに値する」とまで書いている。


この映画を観た人に言わせると・・

「大部分のロケはオーストラリア?だったかで行われているのに、なぜ、わざわざ一部だけを新疆にまで行って撮影する要があったのかは大いに疑問だ。 

しかも、時代背景や建造物すらマトモな考証がされてるとは思えない、いわばファンタジー系ともいえる映画なのに・・わざわざ新疆にまで出向いてロケする必要性はありえない。」
 ということだ。


新疆は、ウイグル人の人権問題となっている土地だ。

そんな中、あえて新疆でロケを行い、そして、その渦中の人権問題の元凶とも言われている中国機関に謝辞を述べる・・・というのは、はじめから仕組まれたことではないか?・・・・ということらしい。


つまりは、ディズニーは、世界最大の映画市場である中国へ忖度してるのか?
映画自体も、それが目的で作られたのか?
、ということになってしまったということだ。


もうだいぶ以前から、ディズニーに限らずハリウッド映画界と中国の関係は、かなりズブズブとも言われてたけどね~。



基本、私は映画関係者たちが、どんな思想を持っていようが、どんな人間だって構わない。

本当に面白い映画、良い映画でさえあれば、そんなことは関係ないと思っている。


真摯に良いものを作ろうと一丸となって製作された映画であればいいのだ。
それが駄作になるわけがない。

でも、もしも・・・

最初からヒット狙いや、中国政府への忖度をベースに作られたものであれば、それは、もう問題外だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ディズニーは、今や世界的な大企業で、もちろん映画だけでなく、ディズニーランドやグッズファンも世界中にいることだろう。

日本にも、熱狂的なディズニーファンが多くいるらしい。



そういえば、ディズニーのクルーズ船はご存じだろうか?

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こんな豪華客船を4隻か5隻?持っていて、ディズニー世界の、それぞれのイメージで作られているという。

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また、ウォルト・ディズニー・カンパニー所有のプライベートの島を持っていて、そこにはディズニークルーズラインを使用しなければいかれない島なのだそうだ。 (たしか、バハマ諸島のあたりだったか・・)


内装も豪華そのもの。

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料理も豪華そのもの、そして、ディズニーらしい遊び心でいっぱい。

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海の見える部屋はかなり高額らしいけれど、むしろ海が見えない安い部屋の方がリピーターには人気なのだという。

こっちは安い部屋の方
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至るところにディズニーの工夫が施されていて、しかもミッキーやミニーなどのキャラクター訪問まであるとか。

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そりゃあもう、ディズニーファンにとっては夢のひとときだろう。



ところが、2011年にディズニーの豪華客船の1つ、ディズニー・ワンダークルーズという船で起きた失踪事件はご存じだろうか?


失踪してしまったのは、レベッカさんというイギリス人の女性クルーだ。

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まだ21歳という若い女性で、厳い研修にパスして、この船にスタッフとして乗船することになった人だった。


勤務が終わった後、船の中のバーで友人たちと楽しく飲んで、夜半に別れて自分の船室に戻ったという。

ところが、翌日9時からの勤務時間になっても姿を現さない・・その日以来、彼女は忽然と消えてしまったのだ。


監視カメラをみると、早朝5時半頃に、何かに動揺している状態で、ディズニーの社内電話を使って電話をしている映像が撮られていたという。
しかも、だぶだぶのまるでパジャマのような服を着てたそうだ。


残っているのは、それだけ。


ところが、不思議なことに・・船の中で一人の人間が消えてしまったというのに、会社側は7時間以上もどこにも連絡してない。

まずは、コーストガードに連絡するだろうし、そこはメキシコ領だったので、メキシコ警察にも連絡義務はあったはずなのだが。


また、もしも人がデッキから海に落ちたと疑惑がある場合は、すぐに戻って探さなければならないとう規定だったか義務だったか?も、あったはずなのに、もちろん、それも行われていない。



やがて船はロサンゼルス港に到着し、そこにイギリスの両親が呼ばれた。

両親によれば、ただ娘が行方不明という説明しかなく、飛行機の手配をするから、こちらに着て欲しいということだけだったという。

到着すると、目隠しされたような車(外が見えないようにされている)大型車に載せられ・・それにも違和感を覚えたという。

そして、LAに停泊しているディズニーワンダーの、監視カメラ付きの特別室に招かれたそうだ。


そこで、船長から説明されたことは、

●突然にレベッカさんが船から消えてしまったこと。
●5番デッキに、レベッカさんのビーチサンダルが残されていたこと。
●おそらく、そこから誤って海へ転落したか、自殺だろう。

お悔やみ申し上げます
・・・・だけだったそうな。


両親はますます違和感を覚え、疑惑が深まるばかり。

まず、レベッカのビーチサンダルと言われたものは、レベッカのものではない・・と確信したという。

実際のはこうゆうもので、フィリップ・フロップと呼ばれている・・日本語ではビーサンと言われてるものと同じかと。
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https://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news/10-unanswered-questions-over-mystery-17441647

サイドには消えかかっているけど、うっすらの名前らしきものが書かれていて、それはレベッカの名前ではないし、しかもサイズがぜんぜん違う。 レベッカの足には小さすぎる。  ましてや、レベッカが好むようビーサンではないという。


両親は、もっと詳しい調査を依頼したのだが・・バハマ管轄の船なので、バハマから警官が一人やってきて、簡単にスタッフからの聞き込み調査をしただけで、たった1日で調査は終了されてしまったそうだ。

しかも一切、乗客からは聞き込みも行っていない。
そもそも、この船は、乗客2500人、スタッフ1000人もいるような巨大客船なのだ。・・それがたった1人で1日で終了って・・?


バハマ警察からイギリス警察を通じて報告は入ったはずなのに、情報開示もされなかったという。

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その後、納得できない両親は、2人の探偵を雇って調査依頼をしたそうだ。


さらに不可解なことが起きる。

レベッカが失踪した後、レベッカのクレジットカードが使われたことが判明・・ただし、どこで使われたのか場所が特定できなかったという。

また、レベッカのフェイスブックのパスワードが変更されていたことが判明。

いったい誰が?

ひょっとしたらレベッカがどこかで生きているのではないか・・と、両親は淡い望みを持つことにもなる。


この事件から半年過ぎた頃、一人のジャーナリストがこの事件に興味を持ち、調査を開始した。

とはいっても・・半年も経ってしまうと船に残された痕跡を見つけることは難しいだろう。


それでも、このジャーナリストが突き止めたことはあったのだ。

まず、彼は徹底的に当時のクルーたちに聞き取り調査を始めたという。

多くの人々は、みな口を揃えて、「レベッカは明るくて活動的な人だった。こんなことになって残念だ。」という当たり障りのないことばかりだった中、一人のクルーがこんなことを言ったそうだ。

「私たちクルーは何も知りません。 この船の中では何も起こっていません。 私たちにはこれしか言えません。」

その言葉に妙に違和感を覚えたという。


次に徹底的に船の中を歩き回って検証した結果、「第5デッキから落ちること(または飛び降ること)は絶対あり得ない」ことが判明したそうだ。

なぜなら、第5デッキから飛び込もうとしても高い鉄壁のようなものに遮られていて、そこから落ちることは物理的に不可能だったのだ。

この巨大な船には11デッキまである。・・・いったいどんだけデカイのか?

もしもデッキから落ちるとしたら、物理的に可能なのは、第4デッキしかありえないそうだ。

しかし最後にレベッカが監視カメラに写っていた場所は第1デッキの近くだった。 そこからジョギングして第4デッキまでわざわざ行って飛び降りるだろうか?


次に、自殺ということも考慮において調査してみたところ・・・

まず恋人関係、失恋による自殺がありえるかどうか?から考察していくと、彼女には恋人と呼べるかどうか?は曖昧だけど、まあ、そうった男性がいたことは確かだった。

ただし、常にくっついたり喧嘩別れしたりという程度の恋人で、彼の事に悩んで自殺するなんてことは絶対にあり得ない・・ということは彼女の親友もはっきり証言している。

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活動的で明るい彼女は、家族とは大の仲良しで、ほぼ毎日電話していたという。
もちろん、船の上からも。

彼女の船室に残された遺品の中には、両親へのサプライズプレゼントまでもが残されていたそうだ。
(フランスのディズニーランドのチケットだったそうだが)

そんな彼女に何があったとしても、両親に告げず遺書も残さず自殺した、と考えることの方に論理的無理がある。


このジャーナリストは、「彼女は絶対に自殺や事故ではなく、なんらかの事件に巻き込まれた」・・と結論づけた。

残念ながら、そこまでだ。


それ以上の真相には辿りつくのは難しい。

これは今でもミステリー事件になったままだ。



船の中はある意味、密室だ。

そこで一人の人間が忽然と消えてしまうということは、まずありえない。

それを可能にするとすれば・・そこには何らかの大きな力が働いたということになる。

しかも、マトモに調査さえもされなかったという・・不思議な事件だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ディズニーカンパニーは、表だった事件になって評判が落ちるのを恐れて隠したかっただけなのか?

それとも・・

もっと深い闇の部分が隠されているのか?


ディズニーファンには申し訳ないけれど・・ディズニーカンパニーには、色々と黒い噂も言われている。

もちろん、創始者のウォルト・ディズニーさんだって、不本意だろう。


そんなことを言ってしまえば、数々の大企業があって、初代経営者は立派な人格者だったり世に大きく貢献した人だったり、素晴らしい経営哲学だって残している人だっている。


でもそれが・・時代を経ていくうちに、創始者の考え方は少しづつ変化していき、違った体質の会社になってしまうことだってある。
むしろ、そっちの方が多いのかもしれない。


結局のところ、企業は人によって作られるのだ。

受け継いだ人々が、創始者の理念や心を受け継いでいない以上は、過去の遺物でしかないのかもしれない。


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All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them. I only hope that we don’t lose sight of one thing – that it was all started by a mouse.

- Walt Disney -

夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。 いつも忘れないでほしい。 すべては一匹のねずみから始まったということを。
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教科書というもの

小学生の頃、学校から帰ってくると、まず宿題を片付けて、それから、明日の時間割をみて教科書をランドセルにつめて、やれやれ、終わった~。 さあ、遊ぶぞ! という生活をしてた記憶がある。

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そんな話をすると、「マジメないい子だったんだね~。宿題なんて忘たことないでしょ?」と人から言われたりもするのだけど、マジメになろうというより、ただ面倒事を避けて遊びたかっただけのことだ。

翌日、先生やら親にも「なんで宿題やらなかったの?」と責められたり、ウダウダ言われたあげく、学校で居残りで宿題やらされたらたまったもんじゃない。 そんなことで自由時間を減らすことになったらたまったもんじゃない、と思ってたからだ。

どうせ、逃げられないことなら、面倒事はさっさと済ませてしまおうと思っただけのこと。

逆に、毎回宿題をやらずに遊び惚けて、翌日怒られようとも、けろっとしてた子の方が、ずっと大物でカッコよくみえた。
 

そんな宿題よりも、もっとめんどうでキライだったのは、明日の時間割をみて必要なものをランドセルに詰め混む作業だった。
勉強よりも面白くない、退屈な作業だ!

そんなとき、アメリカの子供はランドセルもなけりゃ教科書を持ってく必要もない! という話を聞いて、すごく羨ましく思った。



後にアメリカ事情を知れば、それも・・当然のことだったんだけどね。

アメリカの教科書、つまり、テキストブックと呼ばれるヤツは、こんなにもデカくて重いんだから・・とうてい小学生が持ち歩けるものではない。

小学生でも、ざっとこのくらいはある。(アメリカにはB5サイズは存在しない。)
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もっと大きくなれば、さらにこのくらいは当たり前
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昔よくあった百科事典サイズを想像すれば、よくわかると思う。

しかも、日本のように、無料で支給されるわけではない。
自分で購入しなければならないのだけど、これまた、超高い!


なので、レンタルするか、中古品を購入して終わればまた売りに出す・・というのが一般的。



さらに、州やその地域によって、また、先生によって、使うテキストブックはそれぞれ違う。

日本のように全国共通の教科書というものがないのだ。


授業風景も、こんなんだったり・・

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また、こんなんだったり・・

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とにかく、地域、学校、先生によって、勉強する内容もぜんぜん違ってしまう。

教科書を使う先生もいれば、その都度プリントしたものを渡すだけという先生もいる。
学習進度も、何をいつ教えるかも、すべて学校によってクラスによって違うのだ。


そこで、親も子供たちも学校を選ぶ・・ことになる。

入りたい学校のためには学区を変える必要があるので、そのためにわざわざ引っ越しすることさえある。

それだけ内容がぜーんぜん違うということでもあり、それだけ自分で選ばなければならない、ということなのだ。


アメリカ人は、何事においても常に自分で選択していかなければならない・・ということがよくわかる実例の1つでもある。

相手にお任せの方が、むしろ稀な国だ。

・・・・・・・・・・・・・・・

日本とアメリカの教育の比較で、よく言われることの1つに、

アメリカの授業は、ゲーム感覚で学んだり(とくに低学年クラスの場合)、生徒同士のディスカッションが多い。


たしかに、こちらの授業では、一方的に先生が話すというだけでなく、あなたはどう思う?と聞かれたり、それがディスカッションに発展するケースも多い。


日本の社会科教科書では、「戦争はいけないもの、人間は互いに仲よく暮さなければならない」と書かれてるだけだとか。・・・いやいや、実に抽象的、ひとことで終わっちゃうってるわな・・。


ところが、アメリカの、ある教科書をみると、数ページにも渡って「戦争」という章まで設けてある。

それも、人間はなぜ相手を殺すのかという・・まるで人間の心理や人類学的な原点にまで遡るような内容も織り込まれていて、

そこには、初めて戦場へかり出されたときの若者たちの心理が実例として書かれていたり・・

人間の武器生産への執念から遂には核兵器開発にまで発展していった過程やら、大量殺戮をめざす軍備拡張、またそれらに反発する人々の動きなどを具体的な例までが挙げられていて、戦争と平和を対比した視点からも書かれていたりする。

いやはや・・・これじゃあ、長くもなるし本も分厚くなるわけだよなあ~(笑)

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さらに、今度は生徒たちだけのディスカッションになっていく・・という流れだ。

そうゆうのをみると、「戦争は悪いことです」と結論だけ述べて終わってしまうような日本の教科書よりは、ずっと生徒の心に残る授業になるのは確かなことかもしれない。


それに、日本の学校教育においては、教科書に書かれていないことは、原則として先生も授業では扱わないそうだ。(扱えない?扱っちゃいけない?ってことかもしれないけど。)


あ、だからといって、アメリカのすべての学校がこんな授業をしてるってわけじゃないですよ~。

前述したとおり、アメリカは学校によっても違うし授業内容も教える先生次第で違うのだから。

なので、アメリカの教育が優れているということではなく・・
「良い」学校に行けば、生徒の自主性を促したり自分で考える力を養うことによって、しぜんに内容もどんどん高度なものになっていく。 → それが優れた教育になる・・・というだけのことだ。



ところが、ひと昔前のアメリカの学校教育をみると、かなり面白いものがある。

時代によって、子供たちに何を教育すべきか?という教育方針がそれぞれ違うのだ。

そういえば日本でも、「詰め込み教育」をしてみたり、「ゆとり教育」をやってみたり・・と様々に変化はしたようですね。

同様に、アメリカの教育現場も、過去と比べると、かなり変化してきたことがわかる。



20世紀初頭、アメリカでは新しい教育カリキュラムにしよう!という運動が起こったそうだ。

何が新しいかって?


「新しい教育」の試み → その結果、こんなことになった時代があった(笑)
   ↓

●ミシガン州のBattle Creek地区にある高校: 大学進学用の特進コースの定員を半減し、ふるい落とされた残念な生徒のために「生き方の基本 (Basic Living)」という授業を設置。

●シリコンバレー近郊のAlameda County地区にある高校: 世界史などの授業時間を短縮し、代わりに運転免許の講習を授業として設置。


●ある南部の田舎の高校: 国・算・理・社など基礎科目の授業時間を短縮し、代わりに男子向けには農業・電工技能・大工技能、女子向けには簿記・美容・家政学の授業を設置。


●別の南部の田舎の高校: 数学と理科を必須科目から外す。校長は「我が校の卒業生がマスターしているべきことは、男子なら車の修理や家のペンキ塗り、女子なら料理、タイピングなどです」と発言。


●シリコンバレー近郊のOakland市にある高校: 「遊びの時間」という授業が出現。卒業所要単位に使えるように。


●カンザス州のHolton市にある高校: 国語の授業を大幅に短縮し、代わりに「家の建て方」という授業を設置。


●ノースカロライナ州のGoldsboro市にある高校: 女子トイレの飾り付けをするだけで卒業に必要な単位が貰えるように。


●オクラホマ州のTulsa市にある中学: 「ネイルの塗り方」が女子の必須授業に


●コロラド州のDenver市にあ基礎科目を廃止、なんと全ての授業が「生活」の授業になるる高校: 男子向けに「デートの作法」という授業が出現、取り上げられたテーマは「デートの後、女子を部屋に誘うべきか?」など。



なんか時代もわかるよねえ~(笑)

男子に必要なのは、農業・電工技能・大工技能で、女子向けには簿記・美容・家政学、料理、タイピングだって~。

昔の女性の仕事といえば、タイピスト、簿記くらいだったもんね~。
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また地域性もわかるなあ~(笑)

南部の州では、国語の授業を大幅に短縮し、代わりに「家の建て方」・・・国語なんか多少できなくても、家を自分で建てられるほうが立派ってことなんだね~。


また、車の修理や家のペンキ塗りの方が、理科や算数よりも大切なことだったんだね~(笑)

たぶん・・こうゆうことか~。

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デートの作法には思わず笑っちゃったけど・・でも、真剣にそう思ってたんだよね~。

また女の子は、一般教養よりも、むしろ・・ネイルの塗り方をマスターしてる方が良いってか~(笑)
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アメリカもこうゆう時代を経て、現在の教育カリキュラムに変わっってきたってわけなんだね~。


それでも今でさえ、日本と大きく違う点は、全国共通の教科書もなければ、共通カリキュラムもない。 
優秀な生徒はどんどん「飛び級」も出来る。・・・日本の場合は、すべてが「みんな一緒」という考え方の上に作られている。 したがってどんな優秀な子でも飛び級は出来ないことになっている。


日本の教育がこうなったのは、明治以降のことだ。
それ以前の日本をみてみると、やはり全国共通ではなかったのだ。 

それぞれの藩によって藩校というのがあり、また先生の教育方針によっても、それぞれ違う特色を持っていた。


有名どころでは、幕末の長州藩にあった、松下村塾(しょうかそんじゅく)などは、後に塾生の中から、幕末から明治期にかけて、日本を主導していくような人材を多く出したことでも知られている。


そう思うと、教科書もカリキュラムも・・果たしてみんな一緒がいいのかどうか?・・そこは、なんともいえない。

また、教科書に重点を置いた教育方針も、果たしてどうなんだろう?と思うところもある。



教科書というものも、その時代における教育者の、お偉いさんの発言ひとつで変わってしまうものだしね~。

実際に、国語・算数・理科・社会の一般教養なんかよりも、家の建て方だとか、女の子をデートに誘うときのマナーとか、きれいにネイルを塗る方法とかの方が、正しい教育と思われてる時代だってあったわけだからね~(笑)



ただ、私は、教育というのは「真理」を伝えるものじゃないかなあって思っている。

そこから、自分で考えて発展させていくものが教育じゃないかな~って思うのだけど・・いかがだろう?


真理というのは時代が変わっても、地域が変わっても、「いつでもどこでも不変のもの」が真理だと思う。


ところが、真理を教えるといっても・・たとえば、自然の摂理ならば、算数や理科の中で伝えることも出来るのだろうけれど・・

人類の在り方だとか、人間の生き方なんてことになると・・これは難しい。


ヘタすりゃ、その時代の考え方を押し付けてしまったり、または大人側の考えを押し付けてしまったりにもなりがちだからだ。


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仏教の経典や聖書など・・これを教科書とは呼ぶにはムリがあるけれど、「真理を伝えようとしたもの」という意味においては同質のものといえるかもしれない。

しかも、具体的なことまでも書かれていない。 ちょっと読んだだけでは、だからどうしろってこと?なのか、さっぱりわからない。

神話風に書かれていたりして、捉え方もいくつもあったりして、解釈の仕方にも多様性もが出てきてしまう。

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その理由は、「真理のみを伝えるものだから」・・・だそうだ。
極力、余計なものは省き、客観性に基づき真理のみを述べた結果なのだという。


昔から、本当に大切なものは、文字では伝えられないもの・・と言われている。

面と向かって師匠から弟子へと口伝で継承していくものだったそうだ。


まず自分で考え、さらに仲間とディスカッションしたりしながら、自分で深めて、自分なりに理解していく・・という、アメリカの「良い学校の方法」というのは、あながち間違いではないのかもしれない(笑)



今では、抽象的に書かれ過ぎてたり、難し過ぎるものには、どんどん解説書が作られちゃう世の中だ。
古い仏典や聖書には、解説書の解説書の解説書~なんてものまであるくらいだ。

まあ、有難いちゃー有難いんだけど・・・ひょっとすると、どんどん曲解されちゃってる可能性だってある。

先に言ったように・・その時代に合わせるようにしてしまっていたり、個人思想が埋め込まれてしまってたり、ということにもなりかねない。 つまり、真理とは遠くなってしまうということ。


もしも日本の学校教育が、

●教科書や参考書とにらめっこする一人勉強、学校では先生の講義を聴くだけ

●机にかじりついて、結論をいちはやく知ろうとする

ということであったとするならば、こりゃ問題かも(笑)


教師の言葉だけに耳を傾け、文字だけを追ってしまえば、「ゆとり」が無さ過ぎ。

ゆとりが無ければ、本当には学べない。


あれれ~!
だから、日本では「ゆとり教育」を導入したんじゃなかったっけ?

でも・・どっかで間違ったらしい。。。

ゆとりというのは、多くの視点から見るということだ。

フィールドワークで観察したり、仲間とディカッションしたりと、方法は色々あると思うのだが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは算命学を学んでる人から聞いた話なのだが、「算命学の教科書には誤りが多い」のだそう。


その一部と言われるものが、こちらのサイトに載っていた。
   ↓
占いの本の「誤り」は足切りのため

算命学の教科書


これは、著者のうっかり間違いだったものを訂正せずに、あえて載せたままにしているのか? 

それとも、著者が意図的に間違いと気づかせるために書いたものなのか?  

そこはわからない。


でも、あえて間違いを含めることによって、理解を深めるってこともある気がする。

これも、別視点から見る、ということに繋がることかもしれない。


<<参考>>
「新しい教育」の話をしよう 上杉周作

アメリカの教科書はなぜ重たいのか

Posted By Kate on Sep 6, 2017 in Featured, Student life

天災や異常なことに慣れてしまう

ここ数日、ずっとどんよりした曇りの日が続き、朝晩は少し寒いのでずっと長袖を着てます。

そういえば今年の夏も、暑かったと感じる日は、ほんの2-3日しかありませんでした。

もっとも私の住む地域(南ロサンゼルス)では、「猛暑」というのは、まず、ないですね。

それなりに暑い日でも夕方になれば、涼しい風が入るのでエアコンのお世話になることもない。 つーか、持ってないし~。

ここらへんの家では、エアコンを入れてる家の方が少ないです。


先々週だったか、じっとしていても汗ばんできょうは猛暑だ~!という日があったのですが、気温は30度にもなってませんでした・・・。

それでも、うだるような暑さになれていない我々は、すっごい暑さだったよね~。 死ぬかと思った~などと言い合ってました。

日本の皆さんからすれば、け!と鼻で笑われちゃうようなことなんでしょうね~(笑)


日本に住む母に話すと、「あら、30度いかなければ、とても涼しい日よ。 こちらは毎日35度なんて当たり前なのよ! エアコンをつけない日なんてないわよ。」と言ってました。

そうか~。 そんなにも違うのか~。


こちらの夏は、郊外の海沿いか山沿いのカフェで、自然の風に当たりながら、ブランチするのも楽しいものです。
エアコンはもちろん不要。

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たぶん、10月になれば紅葉もみられることだろうし。
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https://www.theinfatuation.com/los-angeles/guides/best-restaurants-with-views-la


ところが、こんな悠長なことは言ってられなくなりました。

問題は山火事!

毎年夏になると山火事が起きるので、もう慣れっこになってしまってるんですが・・それでも、今年の山火事はなかなか大きかったそうで、私の地域にも灰が降ってきました。

朝、車に乗ろうとしたら、車に白いものがチラチラと一面についている!
あ! 山火事が起こっている地域から風に乗って飛んできた灰だ!とすぐに気づきましたが・・・。

こんな遠くにも灰は飛んでくるんだなあ・・・とびっくりです。

これじゃあ、イエローストーンが噴火なんてことになったら・・とんでもないことになるんだろうなあ・・なんてヘンな想像までしちゃい、ました。


おまけにその日の太陽がすっごくヘンな色なんですよ。

まさに、こんな色でした。
   ↓
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https://denver.cbslocal.com/2020/08/12/pine-gulch-fire-air-quality-grand-junction-evacuations/

1日中、どんより覆われた曇り空の中に怪しくピンク・オレンジのような太陽。

思わず、じーーと直視しちゃいました。・・・その日の太陽は、直視できる程度の輝きしかなく、まるで太陽というより怪しい月のようでした。

この現象は、シダーウッド(松の一種)が燃えて大量の煙がロッキー山脈に沈んだとき、こういった太陽を作り出してしまったのだそうです。

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たぶん、このどんよりとした曇りの日も、山火事が原因で起こった気象現象なんでしょうね~。



さて、今回の山火事の原因は、このように言われてます。

まずは、主に72時間で11,000回もの雷が発したことにある。

雷ならば、次に雨が降りそうなものだけど・・雷の後、必ずしも雨が降るわけではない。

たとえ、降雨があったとしても、あまりに高い位置から雨粒が降ってくる場合は、高温低湿の環境では、地面に到達する前に蒸発してしまって・・雨が降らないことになる。

つまり、こうして生じた雷の火花を消せるだけの雨が降らなかったことが原因。
https://wired.jp/2020/09/02/california-wildfires-can-create-terrifying-weather/




本来、カリフォルニアの山火事は、昔からあった風物詩のようなものでもあり、それほど驚くようなことではないのですが・・ここまで年々大規模な火災に発展してしまうということは、ちょっと異常過ぎるのです。


山火事は一概に悪いわけではなく、むしろ、こちらの生態系にとっては良いものでもあったそうです。


カリフォルニアの生態系の多くは、そもそも火災によく適応しているそうで、在来種の植物や樹木の中には、火災によって新たな成長が促されるものもあるようです。

たとえば、チャパラル(低木のもの)と呼ばれるもの

こうゆうヤツ
 ↓
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これの燃焼サイクルは30年から100年と言われてます。

つまり、30年から100年の間に火災によって燃えることによって、木々の成長に役立っているってことのようです。



また、ボンデローサマツはたったの数年ごとのサイクルだそうです。
   ↓
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こんなでっかい、松ぼっくりを作るヤツですね~。
   ↓
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カリフォルニアの山の植物は、ちゃんと火災ですら考慮にいれて、自然のシステムの中で生きてるというわけです。



ところが、これほど異常なまでに山火事が発生してしまえば、成長どころか絶滅になっちゃいます。

もちろん、動植物だけでなく人家にも火は及び大変な被害を出しているのため、消防士たちは懸命に消火活動を行っているのですが・・

はっきり言って、お手上げ状態のようです。


広大な山火事には、風向きを読んで消火剤を撒くわけですが、その方向がまったく読めない、コントロール不能になってしまってるようです。

「炎は風向の変化に応じてめちゃくちゃな方向に動きまわるし、奇妙な動きをしている。」 と消防隊員たちが報告していました。


さらに、いったん山火事が起きると・・どうなるか?

火事の周りには気圧の低い地帯が生じる。この空白を埋めるために周りから空気が吹き込んでくると、さらに火災による風が生まれる。・・・(もう、この時点で、風向きは複雑化してしまい、予測不能)

さらに、山火事によって煙が広がると上昇気流が強くなり、粒子が大気中の高い所に運ばれていく。
そうやって上昇した粒子は凝縮核の役割を果たし、水の分子を吸い寄せて厚い雲をつくる。 → これが積乱雲を作り出してしまう。

ところが火事で作られた積乱雲には、十分な厚さがあるため、雷が起きやすくなる。
これを、「火災積乱雲」と呼ぶそうです。




火災積乱雲が、雨を伴わない雷を起こすことで、ますます、悪い相乗効果となり、ここまでひどい山火事が起こってしまってる・・と学者さんたちが言っていました。


ひと昔前の山火事は、ここまでの大規模なものではなかったし、それによって、むしろ植物の成長を促すことに繋がり、山火事ですら、自然の恵みという側面もあったというのに・・・。

なぜ、こんな狂いが生じてしまってるのだろうか?

ひとことで片づけるならば、「異常気象」ってことなんだろう、と思います。



異常気象は、もう数年前から世界各地で起こっています。

現在は、中国の大洪水イナゴ襲来などが話題になってますが・・

中国の洪水は、天災ではなく人災ということは、すでに知られてますからね~。

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やたらとダム建設を繰り返してしまい、しかも付近の湖を埋め立ててしまったり、木々を伐採してしまったり・・した結果ですから。

自然に人口的に手を入れることは決して悪いことではありません。

洪水を繰り返す河川を工事して、付近の住民が安心して住めるようにすることは大切な事業ですもんね~。


ところが、無作為に人間の都合だけで工事してしまうと、結果的にもっとひどい大災害を産むことになります。

それには、自然の摂理を良く知り、人間と自然の生態系の妥協点をみつけて、どちらも活かすような工事しないと・・ってことかと思いますね。

そういった知識もノウハウも無い以上、むしろ、なんもしない方がずっとマシかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

地球のどこかで起こっている天災(または人災)は、私たちには関係無い!とは言えないのが・・これまた怖いところ。

大規模な火災、洪水などは、新たな気象状況を作り出し、世界中に影響を与えることになるからです。

あんな遠くで起こった山火事の灰が飛んできたり、空をグレーに染めて太陽の色さえ変えてしまうのをみるだけで・・ひしひしと感じるものです。


日本の夏も、以前はそこまで猛暑なんかなかったと思うんですが・・。

毎日35度以上、40度どころか50度に近くなるところだってあるって???・・私からみれば異常です。

Japanese summer is worse than summer in Death Valley
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こちらの記事によれば、日本の夏はデス・バレーよりも最悪!だって(笑)
*デス・バレーというのは、まさに「死の谷」・・暑さで乾燥し尽くされてすべての生き物が死滅してしまうと言われている砂漠地帯です。

それに・・ゲリラ豪雨なんてのも聞いたことなかったです。。。



「慣れ」って凄いもの(怖いもの?)ですね~。

日本の人たちは、夏の35度なんて当たり前? 30度以下なら涼しく感じるって?

ロサンゼルスに住む我々は、山火事なんて毎年当たり前、今回はちょっくら規模が大きかっただけ?

こんなふうにしか思わなくなっちゃうんですから・・・。


ひょっとしたら、異常を異常とも思わなくなる感覚こそが怖いものなのかもしれませんね。

同じ空間同じ時間軸で生きていても違った世界

最近つくづく思うこと。
1つの同じ世界に生きてるのに今や2つのタイプに分かれてしまっている気がする。


これは、国籍や人種、年齢、職業なんてものはまったく関係ない。

同じ空間で同じ時間軸の中で生きているのに、まったく違った世界を生きてる 2つのタイプがある。



たとえば、「健康」という観点からみた場合、 あいかわず、どっぷりと西洋医療の中にだけいる人もいる。

病気かも?と感じたらすぐに病院へ行くか、市販の薬を飲む人々。

不調の症状を訴える → 薬 → 症状が消えて良くなる → 副作用 → 別の部分が悪くなる → また薬

彼らはこのループを繰り返すのだけど・・それでも健康を維持できないとなると、自分は体が弱く生まれついてしまったためだとか、もう年なんだから仕方ないとか・・そんな諦めにも似た理由で無理やり自分を納得させて生きていく人たちだ。


だからといって、決して西洋医学は悪いといっているわけではない。
もちろん、症状によっては病院で処方される薬は有難い場合だってあるし、命にかかわるときは、すぐに病院に行くことが必要だ。


しかし一方では、今の世の中で大量に消費されている薬の中には、あまりにも意味のないものが多いし、また病院でもらってくる薬にしても疑わしいものもあるというのも事実。


ところが、「一般人は医者の言うことに従う」ということが、不文律のようになってしまっている。
特に「いい人」とか「マジメな人」こそ、言いつけを守って飲み続けてしまったりする。


何が問題かというと・・自分で考えて判断しなくなっているということ。

たぶん、「現代の常識的な観念」だけを信じてしまって、その中だけで生きている限り、考えようともしないのだろうし、 また考えてみたところで、「どの西洋医療や薬が良くて、どれが良くないのか」ということさえ、わからなくなってしまっているのだろう。


以前に紹介したことがあったが、野口 晴哉さんの本「風邪の効用」
   ↓
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野口 晴哉さんの「風邪」の必要性

本格的な風邪で野口流を試しつつネコと過ごす日


また、フルフォード博士の「いのちの輝き」

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フルフォード博士の本にみつけた老子(タオイズム)

私自身も20代、30代の頃までは、何も考えず西洋医療オンリーだったのだけれど、こういった本に出合ったり色々見聞きしていくうちに、、まさに、目からウロコになった。

今では、体のしくみは、なんと凄いだろう!と感動するし、病気もまた有難いもの・・と心から思えるようになった。


・・・・・・・・・・・・・・・

「健康」といえば、もうひとつ、避けて通れないのが「食品」の話。

これもまた、今や山ほど健康食品やらサプリメントも販売されてるのに、本当に必要な食品がなかなか買えないという現状がある。


LAに住む、75歳の女性は、今では自分で梅干しを作るようになったという。

LAは日本人も多いし日系スーパーだっていくつもあるのに・・・それでも、本物の梅干しがどこにも売ってないのだ。

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梅干しは塩と梅のはずなのにな~(笑)

じゃあ、仕方ないからと、パソコンで梅干しの作り方を調べて、天然塩も買い揃え自分で作るようになったのだという。


スーパーで売ってる梅干しは、どこのも添加物だらけ。 高級梅干しですら添加物だらけ。
健康に良いと言われる、納豆だって添加物が混入されてるし、漬物なんか、添加物の味しかしないようなものばかり。


でも、この現状は日本でも同様のようで、近所の一般的なスーパーでは、まず、本物は売ってないとか。

本物を食べたい人たちは、オンライン上か口コミで探して買っているのだ。


そこはよくしたもので・・生産者さんの中には本物を作って独自で販売してくれる人がいるということでもあり、また同じ価値観を持つ消費者が購入してくれている。


私はおせんべいを探しまくったことがある。 添加物無しの、醤油と米だけで作られたおせんべいがどうしても食べたかったのに、なかなか見つからなかった。

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これをようやく見つけて注文して・・食べたときは、感動したものだ
味がぜんぜん違う!


おかしなものだと思う。

健康になりたいから病院に行く人もいれば、健康になりたいから病院に行かず薬も飲まない人もいる。(←私はこっち)

多少の不調があるときや風邪のときは、病院にも行かないし薬も飲まない。
体が教えてくれるサインを聞いて従うだけで、すっきりと治ってしまうから。

さらに、健康よりも・・むしろ「美味しいもの」を食べたいからこそ、添加物を避けるようにしている。

しかし、「美味しいもの」を食べたいという同じ理由で、 が添加物の入ったものを選んでしまう人たちもいるという。

人々の味覚でさえ、今や2分されてしまっていることなのだろう。

最終目的は同じなのに、マ逆な行動になってしまうというのは、実に興味深い。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こういったことは、「学問上のこと」にもいえることだ。

たとえば、ダーウィンの進化論、宇宙の成り立ち(ビックバン)、歴史上のことなどにおいても。


私は今ではダーゥインの進化論も、ビッグバンに対しても反対派だし、歴史上のことについても、教科書に書かれていることや通説がすべて正しいとは思っていない。 


そもそも、学問ですら、政治や利害関係などと密接に関連してるものが多いからだ。


とくに歴史にいたっては、「現代人が現代社会に合わせて作り上げるもの」という考え方ですらある。 (某国の政府公認の歴史を見ればよくわかることだろう。)



次に「ビジネスの世界」をみてみよう。

さて、みなさんはなぜ働いているんですか?

もちろん、収入を得るためなのだろうけど・・それ以外では、何がモチベーションになってますか?


90年代に、私は初めてアメリカ、ニューヨークに旅行した。

そのとき、ウォール街で働く日本人女性からこんな話を聞かされたのだ。

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ウォール街とは、ご存じのとおり、ニューヨーク証券取引所もある、金融・証券の街だ。 多くの証券会社や銀行がひしめき合う街。


彼女は、そんな米系の証券会社で働いていた。

「私がアメリカの職場にきたとき、まず日本の大手銀行や証券会社が、まるで子供みたいに見えたよ。
どこの会社でも独自のノイハウを持っていて、顧客が配当金を得られるように商品までを作り出しちゃう世界なんだよね。

顧客はトップの顧客から一番下の顧客までランクづけされていて、まず、絶対もうかる商品をトップの顧客に売るってわけよ。
もし、しっくりくるものがなければ、わざわざその顧客に合わせて商品を作り出しちゃうんだよ。
もちろん、買った瞬間から絶対に儲かる商品をね・・。」



「ええ? それじゃあ、その分、損する人たちってのは?」


「ああ、その多くは一番下のランクの個人顧客ね。 個人顧客には儲かりまっせ!といって損する商品を売りつけるってわけよ~。」


「なんとまあ・・・。 それじゃ、よっぽど運が良くない限り、個人客は損するようになってて、大お得意様企業は絶対もうかるようになってるってわけだ~。  これってギャンブルって言うよりも、初めから全部仕組まれてるってこと?」

「うん、まあ、そうだよ!(笑)」



こりゃ、びっくり~!

絶対儲かる新商品を作ってしまうノウハウを持っているということにも、脱帽だ。


さすが、ユダヤ系のビジネスマンの街!

これじゃあ、日本の銀行も証券会社も、子供に見えちゃうはずだ。


「そうそう、私がこっちに来た時、先輩に最初に言われたことはね、
成功したかったら、愛社精神だとか愛国心なんか捨てろ! EgoとGreedの精神でいけ!だった。」


Egoはエゴイズムのエゴだ。
Greedは、貪欲という意味だ。




これを聞いて、ますます思った。

愛社精神で会社のためにとか、家族のためにとか思って働く日本人なんか、到底太刀打ち出来ない世界だと!

これこそまさに、グローバリストだ。



そういえば昔、シンドラーのリストという映画があったのを思い出した。

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シンドラーも根っからのビジネスマンであり、グローバリストだったのだ。

ユダヤ人の生産性に目をつけて、当局に通報せずにユダヤ人を雇用した人だ。 その結果、ユダヤ人の命を救うことになったわけだけど~。

もちろん、人道的な理由からやったことではない。(後には人道的精神にも目覚めていくというストーリーだったと思うけど・・)

彼らにとっては、法律も常識も関係ないのだ。 逮捕されなきゃ構わない・・くらいしか考えてない(笑)
目指すところは、Greedに儲けること!!

そこまで行くと、逆に賞賛に値するかも。



そんな話をすると、いかにもアメリカ的だね、なーんて言われてしまうことも多い。

アメリカは資本主義社会の代表で、血も涙もないビジネスオンリーの考え方をする国・・と思ってる人も多いのかもしれない。


いやいや、それは違う。

ニューヨークが特殊なのだ。 それもウォール街というところが特殊な街なだけだ。

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多くのアメリカ人は、そんな世界とは無縁の人たちで、一番大切なのは家族であって、家族、地域、国を守るために、愛国心を強く持っている人たちだって大勢いる。

その一方で、ウォール街の価値観を持つ人たちだっている、というだけのことだ。


どちらの考え方があってもいいし価値観の違いがあってもいいのだけれど・・近年グローバリストの価値観の方が一般社会にも増えてきてしまってる。

その結果、一部の人たちだけが肥え太っていくという現状、そこが問題なのだ。


ウォール街で働く彼女の話からもわかったことだけど、株や投資の世界では、大手のNo.1のお得意企業は儲かるようになっていて、その分、下位ランクの企業や多くの個人顧客は損そるようになっているというしくみがあるということ。

それでは、格差社会になるのは当然のことだったのだ。


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日本が世界最低の格差社会であることを知っているか

*上のグラフは欧米が中心の経済協力開発機構(OECD)の国々のデータなので、おそらくもっと格差の激しいと思われる、中国や北朝鮮などは入っていません。


上のグラフでみると、先進国といわれる国、つまりGDPの大きな金持ちの国の中では、アメリカと日本だけだ。

貧しい国に格差があるのは、当然といえば当然なのだけど・・金持ちの国の中で生まれる格差は、これはもう、人々の価値観が作り上げてしまったもの・・としかいいようがないだろう。


金持ちはますます金持ちになり、庶民はどんどん苦しくなっていくというしくみが出来上がってしまっているんだから。


今では日本でも、勝組と負組なんて言葉まで出来上がってしまっているのをみると、そういった価値観が、日本の一般社会にも浸透してしまって、グローバリズムに大きく影響されてしまってるのだろうなあ。

*ちなみに、勝組と負組という言葉が使われるようになったのは、2006~2009年前後からとか。



50年代のアメリカは、多くの庶民たちが裕福になっていき、持ち家に自家用車、TVを買った時代だった。

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そして、日本もまた、一億総中流なんていわれた時代があった。(高度成長の1970年代だろうか)

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当時の流行語は3C(クーラー、車、カラーTVの意味。)
そして今や、勝ち組負け組かい。



アメリカは、トランプが大統領になってからというもの、アメリカ・ファーストを合言葉に、なんとかアメリカをもとに戻そうと乗り出した。

50年代60年代の第二次世界大戦後の景気の良い時代に。

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その時代のアメリカに戻すということで・・

アメリカ・ファーストは、ナショナリズムに凝り固まった政策だとか、白人だけを裕福にする政策・・つまり人種差別主義だとか、はたまた戦争景気を企んでるとか・・さんざんに批判され続けたトランプさんだけど・・

その真意は、グローバリズムを排除して格差をなくしていくことにあったということだと思う。


実は、トランプさんが大統領になった頃は、私もアメリカ・ファーストの真の意味がわかってなかった。

民主党が言うように、白人至上主義で自分たちが豊かになればいいって政策なのかなあ?なーんて思ったりもしたんだけど・・

これまでの彼の政策、業績をみてくれば、そんなちっぽけな視点にたってない人だということがわかる。

トランプさん、見た目とキャラで損してるけどね~。 


今や、アメリカの政策ですら、2つに割れている。


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日常の医療、健康、食品、学問、ビジネス、政治・・すべてにわたって、人々の意識が2つに分かれている。


私自身は、西洋医学だけに頼るつもりもなく、自然のものを食べたいし、通説の学説に反することも多々あるし、グローバリズム的マネーの執着もない。

私の原点は、単純なもので・・「気持ちがすっきり、良い気分になる」ってことが起点になってるだけかもしれない。


風邪や細菌は悪いものだから一方的に退治するという考え方よりも、そこに効用を見出す学説の方がすっきり気持ちいい。

たとえ私が高額配当者になったとしても、多くの人々の大損の上に成り立つマネーなら、気持ち良くない、だから、株や投資はする気はない。  ましてや買う前からわかってるような、仕組まれたものなんかするもんか!って思う。

だったら、カジノのスロット遊びの方がずっと公平だし、勝っても負けても楽しいものだ。

勝ち組負け組なんて言葉を耳にするより、「一億総中流」の方がずっと気分がいい。




今や、こういったもので私の価値観は作られているのだけど・・・うーーん、ひょっとしたら今の社会では少数派かもしれない。

それでも、確実に、こういった人たちも存在していることは事実だ。

ただ、目立って表に出ないだけかもしれない。

社会通念や常識と逆行することを言えば、風当りが強くなるだけで、頑なに不文律を信じ込んでいる人たちには受け入れてもらえないということを知っているから・・・だろうか?


そういえば・・私自身もこんな話、あえて人にはしたことがない。
よっぽど仲が良くなった人とか、問われれば必要に応じて話す程度に留めてる。 
いつもこうやってブログに書いてるだけだ(笑)


そう考えると、ひょっとしたら、似たような価値観を持つ人たちも、実際にはかなり多くいるのかもしれない。
「隠れスタンス」をとってるだけで(笑)

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この「自分」として生まれてくるのはたった一度っきり。 いずれ一生が終わるなら、社会通念や常識、(ときには法律もだけど)・・そんな小さな枠の中に自分の精神を押し込めて生きることなんて、やってられっか~って思う。

暗い面や悪い面ばかりにフォーカスして諦めや後悔で生きるより、明るいことや心踊らすことに向ける方がよっぽど楽しい。

それは未来にも繋がることだと思う。

私自身は輪廻転生を信じているので、必ず、別の私となって生まれると思っている。

そのとき、今の自分があって、未来の自分に受け継がれるものがあると思っている。

だったら、未来に繋がらないこと、未来が広がらないことはしたくないなあ。

今世界で起こっていること

人生の中では、二者択一をしなければならないときというのは、必ずやってくるものかもしれない。


現在の社会情勢、中国共産党 Vs. アメリカ から、ふと、そんなことを思った。

それぞれの国々はいったいどちらに味方するのだろう・・と。



そんなことを考えてたら、ふと、関ケ原の戦いのことを思い出した。


あの時代も、まさにに二者択一しなきゃならなかったわけだし、さぞ・・大変だっただろう。

どっちが勝つかなんて、まったくわからなかったんだから。


「しばらく様子見して戦況が有利になった方に味方すればいいや~」、なんんてわけにはいかない。

そんなことすれば、見え見えのバレバレで、信用を勝ち取ることは出来ないし、優柔不断で汚いヤツとされてしまい、当時の社会では、もっとも嫌われてしまっただろう。

そんなわけで、いずこも、先が全く見えない中で、二者択一を迫られたわけだ。
確率はフィフティー・フィフティー、あとは運を天に任せるしかない。


昔から小国が生き残るには、大国の傘下に入って上手に立ち回らなければならない。

毛利元就さんがビックになる前は、大内家か尼子家を行ったり来たりだったし・・
真田家だって、武田、今川、上杉、豊臣などの大家の間を行ったり来たりで、生き抜いてきた。

ヘタすりゃ日和見主義の信用置けないヤツとされてしまうところだけど・・そこんとこ、真田昌行さんなどは、ちゃーんと出来るヤツと思わせて(実際にも有能な人だったけど)、大国からの信用を勝ち取っていった・・まさに、そうゆうのを外交上手というのかもしれない。


現在、ASEAN加盟国(ブルネイ,カンボジア,インドネシア,ラオス,マレーシア,ミャンマー,フィリピン,シンガポール,タイ,ベトナムの十か国)は、米国につくか中国につくかで、半々くらいに分かれているような状況だとか。

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https://asia.nikkei.com/Politics/International-relations/7-of-10-ASEAN-members-favor-China-over-US-survey

小さな国は、いぞこも、どっちにつくかで内部でも喧々諤々なのかもしれない。

ところが一方、小さな国、チェコは議員団が台湾訪問を実行した。 それも90人近い大軍団だったようだ。

中国が敵視している台湾を訪問するということは、完全に、二者択一の選択結果 Anti-CCP を世界に示したことになる。

しかも、チェコと台湾は、今まで国交がなかった国どうし・・・これは驚くべきことだ!

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https://mothership.sg/2020/08/czech-visit-taiwan-china/

このとき、ヴィストリル上院議員(vystrčil senate)は感動的なスピーチを行ったそうだ。

この方

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法とは守るものであってコントロールするものではない。
私たちは国交はないが、自由と民主主義を守るという同じ価値観で結びついている
・・と、完全に国家安全法を批判したそうだ。

最後に、彼はこんな言葉を引用した。

Vystrčil
https://www.facebook.com/permalink.php?id=139762646691085&story_fbid=608814746452537

我是台湾人・・・私は台湾人です、と中国語で。

実はこの言葉は、JFKがベルリン崩壊のときに、西ベルリンでスピーチしたときの言葉だ。
Ich bin ein Berliner・・私はベルリン市民だ、とドイツ語で言った言葉。


これをもっと遡れば、もともとは2000年前に使われた言葉、Cīvis rōmānus sum(私はローマ市民だ・・のラテン語)をもじったもの。
自由と民主主義の、最も誇り高き言葉とされている。

台湾議会はスタンディングオベーションとなったそうだ。


チェコのような小国がいちはやく台湾を訪問したことには、こんな出来事も影響されてたかもしれない。

チェコの前議長が急死した事件・・・それも不審死とされているのだが・・中国大使館で催されたパーティー後に急死している。
   ↓
急逝したチェコ前議長 夫人「中国大使館の脅迫状に殺された」


この議長のときから、台湾訪問を予定していたという。

ところが・・当然ながら中国からは圧力をかけられる・・・もしも、台湾に行ったら、中国14億人を敵に回すことになるぞ!
あんたらの自動車産業はぶっ潰されるぞ!・・・などなど。
しかも、チェコの大統領までもが、中国共産党と手を握っていたようだ・・・たぶん、弱みを握られていたかカネをばらまかれてたか・・?

その板挟みになって苦悩していたことは確かなのだけど・・あまりにも急死過ぎる、家族は政府に抗議し、それに多くの人たちが賛同することになったという。


その一方で、チェコのプラハ市長、ズデニェク・フジブさんは、中国との姉妹都市を解消したあと、台北と姉妹都市を結んだ。

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その背景には、またこんな話がある。

もともと、プラハに多くの大使館が置かれている。(正式国交が無い国の間では、正式には大使館とは呼べないのもあるのだけど、
それでも、それに準じた機関をおいている。

そこに、中国大使館から、台湾の機関をプラハから追い出せ!と圧力をかけられたのが始まりだったそうだ。
それを機に、中国上海?だったかと結んでいた姉妹都市を破棄してしまい、逆に台北と姉妹都市を結んでしまった・・という。

この方も負けてない!
中国としては、完全に逆効果になってしまったというわけ。。。

お二人とも、脅しには屈しない!という精神。


ああ、もちろん、中国共産党は黙っちゃないです!

そもそも、チェコの議員さんたちが台湾訪問をしてる頃、中共の王毅(おうき)外相は、ヨーロッパ各国を回ってたのだ。

王毅(おうき)さんという人は「戦狼(せんろう)外交部長」とよばれてる人。

Wang Yi

*戦狼(せんろう)外交というのは、過激(かげき)で好戦(こうせん)的な外交スタイルのこと。
まあ、脅しまくって強気で押しまくるってヤツだね~。 




なぜ、ヨーロッパを回っていたかというと、その前にアメリカのマイク・ポンピオ国務長官がヨーロッパを回って、全体主義の危険性、HUAWEI(ファーウェイ)の5Gの危険性などをとくとくと説いて回ってたから。

ひょっとしたら、ヨーロッパの国々がアメリカ寄りになっちゃったら困る!ということで、ここらで、ガツンとまた、王毅(おうき)さんに出動してもらって、がっつりとヨーロッパを手中に収めてもらおうってことだったらしい。


もともとヨーロッパには、17+1というのがあったことは、ご存じだろうか?

17国プラス、1は中国共産党のことで、17のヨーロッパの小国が集まって中共の一帯一路に足並みをそろえてたってわけ。

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毎年のように集まって、サミットみたいな会合を開いていたんだけど・・

こんなふうに
  ↓
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最初は中共に同調してた国々も、だんだんと、あれ? なんかヘンじゃね? と思い始めてきてたところ、

そこに今年のコロナ騒ぎの中共の病気隠蔽工作で・・ますます、だんだんと、あの国ちょっとヤバイんじゃね? 本当に信用できるんかな?と、離れるような形になりつつあったところに、米国の国務長官の訪問でさらに説得されてつつあるところに・・・今度は、王毅(おうき)さんが、意気揚々と乗り込んできたというわけ。

そこで、王毅さんは今こそ、アメリカの世界支配に対抗していこうぜ!!と声を大にして言い続けたそうだけど・・

ところが、ヨーロッパ各国でさんざんな目にあったらしい。


そもそも、首相がなかなか面会してくれないところが多い。 忙しいとか理由つけて会ってくれなかったとか・・。
しかも、王毅さんにとっては、行く先々で嫌な質問ばかりされる。

今まで仲良しだったはずのイタリアやオランダからは・・チベット問題、ウイグル問題、そして香港の国家安全法について・・・なんで、アンタたちは、ウイグル人や香港人たちを不当に拘束するんだ?なんて質問ばかり。

ノルウェーに行けば、今度はノーベル平和賞は香港の若い活動家にあげようと思ってるんだ~!・・なんて言いだされる始末。
おいおい! それって完全にアンチ・チャイナを宣言したようなものだね~。



ただし・・ヨーロッパ諸国といっても、フランスやドイツの首相は、皆さんご存じのとおり、いまだに親中派。
(何か弱みを握られてるのだろう・・とは思うのだが)

マクロン大統領はWelcomeだったらしい
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ところが、そのフランスやドイツでさえも、その後の記者会見の場では、ウイグル人権問題や無茶ぶりの国家安全法(自治を保障する「一国二制度」が導入されてるはずなのに!)・・への質問と非難の嵐だったという。 

記者会見の場というのは、中国とヨーロッパでは全く違うらしい。
中国では、事前に質問は決められていて、ちゃんと答えも用意された状態で、当日はシナリオどおりに進めることが常識とされてるそうだ。(ま、行って見れば・・ヤラセ?)

ところが、ヨーロッパでは完全自由。 それぞれの記者たちが自由に質問できるし、もちろんシナリオなんてないそうだ。
(日本の場合はどうなのかは知らないけど・・)



たぶん、王毅さん、そういった事情まで知らなかったのだろう。 

王毅さんの感覚では、平民のくせに(記者たちのこと)、ここまでトップ政治家に対して失礼なふるまいをするとは!と超お怒りになられのではないだろうか。 上下関係がものをいう中共社会では信じられないことだろうから。


そんな中、チェコの議員団が台湾を訪問しちゃったもんだから・・もう、怒りが収まらない!

ただで済むと思うなよ! と、まるで暴力団的発言で脅しにかかったのだ。 こうゆうの、恫喝って言うのだろう。。。
実に・・狼外交の王毅さんらしいともいえるけど。


これは、チェコに対して脅しをかけたはずだったんだけど・・・なぜか、ヨーロッパほぼ全体から猛反発を買うことになってしまったのだ。

まず、フランス(マクロンさんは別だけど)とドイツが恫喝に怒った!

ドイツのハイコ・ヨーゼフ・マース外相、
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さらに、スロバキアのズザナ・チャプトヴァー大統領など。(初の女性大統領だそうだ)
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President Čaputová: Slovakia supports the Czech Republic in dispute with China


そういえば、チェコとスロバキアは、以前は1つの国だったね。 チェコ・スロバキアという国だった。
分裂して別の国になるときには、ユーゴスラビア紛争みたいにならずに、「ベルベット離婚」とか言われるくらい穏やかに分離したせいで、え?いつの間に別々の国になっちゃったの?と思ってた人も多いとか。(←私もこの一人)


民族や目指すところは違っても・・それでも、ヨーロッパの国々は、こうゆうときは1つにまとまってしまうところが凄い!



ヨーロッパの小国は、何世紀にも渡る侵略と圧制の歴史ばかりだ。
常に戦火が身近にあったといってもよいだろう。

だからこそ、不屈の精神が養われたのだろうか?

いや、常に侵略と圧制ばかりを受け続けていれば、逆に卑屈に縮こまってしまう・・ということだってあり得るだろう。

長い間奴隷になっていた人が、ハングリー精神と不屈のパワーを開花させる場合と、逆に、卑屈な奴隷なままで人の顔色を見て生きるだけになってしまうか。 そういった違いかもしれない。


ヴィストリル上院議員は、台湾訪問前にもこんな言葉を残していたそうだ。

「誰かのしもべであることを受け入れることはできません。なぜなら、一度従えってしまえば、毎回従うことになるからです。」


「これは、元チェコスロバキアの共産主義を打ち負かした1989年、 ベルベット革命を導いた反体制派であった故ヴァクラフハヴェル大統領によって確立された”価値観に基づく”外交政策を意味する」、と彼は語ったそうだ。
China threatened to harm Czech companies over Taiwan visit: letter



真田昌行さんの外交戦略は・・(←またも日本の歴史に戻るけど・・)

徳川、北条、上杉と次々に陣営を変えながら三者を牽制し(翻弄し)、一番の目的は自分の領土領民を守ることにあった。

臣従し随身しても心服はしない。「命より名こそ惜しけれ」というのが戦国武将の鮮烈な美学であったわけで・・
自分の名を汚すような、恥ずかしいことしないという・・いわば 坂東武者のべ―スとなる精神なのだ。

なんだか、戦国の世を生きてきた武者とヨーロッパの戦火の中を生きてきた小国の人々が同じ匂いを持つような気がしてしまう(笑)

Autonomous region


最新のニュースによれば・・中国共産党は、今度は内モンゴル自治区内の地域で、モンゴル語のかわりに中国語の教育を強要をしたそうだ。

今度からモンゴル語禁止、学校で使わせない。中国語のみ・・という突然のお達し。

これは明らかに中国の憲法違反なのだが・・憲法なんてあってもないような国だからね~。
そもそも、憲法は庶民をコントロールするためのものであって、特権階級は憲法なんて守る必要がないんだから・・・。


これは、チベット自治区や新疆新疆ウイグル自治区でやってきたこと同様、内モンゴルでも少数民族文化を抹殺し、漢族へと同化させようとする、完全なる同化政策だろう。 民族浄化ともいえるものだ。

やれやれ 😥
ジェノサイド · 奴隷制 · 強制労働; 民族浄化; 同化政策 · リンチ · ユーゴスラビア紛争 · ルワンダ虐殺 · アパルトヘイト・・まだまだ終わってないどことか~。

民族浄化の手っ取り方法、最も効果的な方法は、言語を禁止することだそうだ。

言語が使われなくなれば、その民族の歴史も文化もなくなったも同然なのだから。

もちろん、内モンゴル自治区の人々は、当局による北京語の強化に反発し数万人が抗議デモと学校の授業のボイコット運動に参加しているという。



日本は幸いなことに、そんな状況になったことはないのだけれど・・

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それでも、太平洋戦争で敗戦国になったとき、占領軍のアメリカが上陸してきて、もしも日本語が禁止されすべてを英語に塗り替えられてしまい、日本の歴史も日本の文化遺産もすべて破壊されつくされてしまったとしたら?

それは恐ろしいことであり、あまりにも悲しい。

もしも占領軍が中国であったならば、今頃、日本はどうなっていたことやら。

そう考えると、内モンゴル、ウイグル、チベットなどのことも他人事とは思えなくなる。



残念ながら、こういったことすべてを含めて・・今の日本では「報道されないこと」というのが非常に多いようだ。

報道されたとしても、事実をさらっとうわべだけに留めて意図的に終わりにされてたり・・とくに、中国共産党関連の悪いニュースほど、なぜか報道されてない気がしてならない。


たとえば・・中国によって拘束されている人は、ウイグルや香港人ばかりではない。

日本人だって・・たしか北海道大学の教授も拘束された後、解放されたようだけど・・その情報もまったく入ってこないし、伊藤忠商事の社員やその他の人々も拘束されたままらしいのだけど・・漠然としたスパイ容疑ってヤツで、具体的で何をしていたのかも不透明なまま、拘束されたままなのか安否さえもわからないらしい・・・でも、そういった報道さえもされていない。
   ↓
中国で相次ぐスパイ容疑での日本人拘束。習近平主席を国賓として招くべきなのか?



逆に、逐一報道されたとしても・・ひょっとしたら、今の日本人には関心がないのだろうか?
そんなの自己責任でしょ?とか言われて終わってしまうだけなのか?

残念ながら、今の日本という国、「平和主義」という名のもとに「タダの自己中」に成り下がってるだけ・・って気もしてくる。

自己中の目指すところは、わが身の保身とカネのみ。

そうであれば、価値観は、どうみたって中共寄りってことになる。

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・・・・いやいや、私は日本がそんな国だとは思いたくはない。
日本から遠く離れてしまった私には実情がわからない部分も多いのだけど・・それでも、私個人の心情としては、そうは思いたくないのだ。


一番の原因は、やはり、多くの国民は「知らないだけ」なのだろう。
中国共産党の実態についても、なぜ今、世界が中国批判を始めているのか・・さえも。

日本は、もちろん全体主義国家とは違って、報道の自由・・のはず。
ところが、大手メディアでは報道しない・・ということは「巧妙に隠されている」・・ということだ。

むしろ、そっちの方が、よっぽど不気味だ。


そんな状況であれば・・・
私はベルリン市民だ。 私は台湾人だ。
私は日本人だ! とう言葉は存在しなだろうし、その意味さえもわからないことだろう。


1963年、JFKが共産主義(全体主義)に対する猛烈な批判をし、西ドイツへのコミットメントを表明してから、ざっと60年。

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今また同じようなことが起きているってことだね~。

全体主義はベルリンの壁崩壊の1989年に死んだことになってたけど・・ポンペオさんが指摘したように、全体主義、権威主義も死んではいなかったってことだ。

それも、じわじわと世界を巻き込むような方法で生き続け、肥え太ってきたのだ。

米ソ冷戦時代は、資本主義 Vs.共産主義でもあり、国交もなければ経済的にも分断されていたのだけれど・・
現代では、経済面はまったく別にしてしまい、その結果、どんどん各国が加担していってしまい、ますます共産主義国を太らせちゃったというのが現状。


で、スイス銀行だけで、中共幹部の預金が、合計でざっと1200兆円もあるんだとか。
1200兆円って? 国家予算なんて目じゃないね。。。

Inside the fraught race to manage China’s money.

そもそも共産主義国って、富は平等に分けて格差社会を失くすことだったはずでは?
ましては個人資産を持つことだってタブーのはずでは?


でも、これが共産主義の現状なのだね~。
当時のソ連も、ヨーロッパの社会主義・共産国も同様だったし、結果的に潰れていったことを思えば・・・

共産主義は机上の空論、つーか、実際にはダメダメ理論でしかなかったってこと。


全体主義が蔓延れば、人を劣化させるだけだ。
人は人としての尊厳を失い奴隷化していき、ロクでもないヤツだけが出世して、ますます国を傾けるということになる。


さて、日本政府はどうするんだろう?

いまだに、価値観は中共より?
でも、世界の様子を見ながら、勝ち目のある方に追従するつもり?
それまではじっと黙って静観してるんですか~?


だとしたら・・関ケ原における、最も軽蔑される武将になっちゃうよ~!(笑)


もちろん私は、そんな議員さんばかりじゃないと思ってるし・・・それより何よりも、多くの一般の人々に実情や世界を知って欲しいなあと思う。

今、世界で何が起こっているのかを。


机上の平和主義を唱えるだけで、何も知らないんだとしたら・・
尊厳も何も持たない、ただのアホ!になっちゃう(笑)



依存心

何事においても、「依存してしまうこと」は、つくづく怖いことだよなあ・・・とつくづく思う。


今回のコロナの影響で、ある中小企業が倒産してしまったのだげど・・まあ、今ではこんな企業はいくらでもあるだろう。
しかし、その直接の原因は、「ある大手企業1つに依存してしまっていた」ことにあったようだ。

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大きなお得意様を持っていたおかげで、今まではさんざん儲けさせて頂いていたのだけど、そこがダメになったせいで、一緒に潰れてしまったというパターン。

儲かっているうちに、1つに絞らずに分散しておけばよかったのだけど・・なぜそれをしなかったのか、それとも、しようとしてたけど出来なかったのか、そこはわからない。



これは国どうしにおいても、同様のことだろうと思う。

とくに貿易に頼っている国の場合は、もしもたった1つのA国だけに頼っていれば、そこがダメになれば、当然自分の国も傾いてしまう。
だからこそ、いくつもの国に分散させておくわけだし、また外交も大事になってくる・・というわけだ。


最近のアメリカのニュースによると・・

●バイデンさんは、

自分が当選したら、中国への関税撤廃する、と言っていいる。
今後も中国と仲良くやった方が経済的に有利ですよ。 現に生産業や農業を追い詰めてしまってるじゃないですか!と。


●トランプさんは、

トランプ・・アメリカ企業に対して減税し、雇用を創出する
中国にもっていかれた雇用を戻す
、と言っている。


マ逆の方針だ。

中国に依存していこうとするのと、自分の国で盛り上げていこうとするのと。


Democratic presidential candidate Joe Biden said he would remove Donald Trump’s tariffs on imports from China, which are taxes on U.S. consumers and companies.
民主党の大統領候補であるジョー・バイデン氏は、中国からの輸入に対するドナルド・トランプ氏の関税を撤廃すると述べた。

https://www.forbes.com/sites/stuartanderson/2020/08/06/biden-says-he-will-end-trumps-tariffs-on-chinese-made-goods/#1ef477c1523a




何十年にも渡って中国に依存してきてしまったのだから、それをここで断ち切るのは、たしかに難しい。


何事もそうだけど、長きに渡って行ってきたこと―すでに体制が出来上がってしまっているもの、を変えるには大変なことだ。

よっぽどの事が起らない限りは何もしたくないし、別に現状維持でいいじゃん!と思ってしまうものかもしれない。

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アメリカには、ご存じのとおり、共和党と民主党があって、それぞれの支持者がいるのだが・・
彼らもまた、ウチはずっと共和党だから、ウチの地域は民主党だから・・という理由だけで投票する人も多い。

ウチはね、代々が日蓮宗なんだから! いや、ウチは代々、浄土真宗なんだから!というのにも似てる気がする(笑)

今後の政治方針などは、彼らにとってはどうでもいいようだ。


そんなわけで、選挙の行方はまったくわからない。


それでも、相変わらず中国に依存しようとするバイデンと比べれば、トランプの方が政治家の資質ははるかに上だと思う。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、知人の男性が、度重なる妻の浮気や傲慢な態度の数々に悩み、離婚しようかどうか迷っているという話を聞いた。

結局、このまま結婚生活を継続することにしたというのだが・・その後も、一歩外に出れば・・妻への愚痴だらけで、自分がどれほど被害者になってるかを延々と話すのだそうだ(笑)

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そんなんだったら、徹底的に妻と話し合って改善してもらうか、または離婚するかの方がよっぽどいいんじゃね?・・とひとごとながら思ってしまう私。

逆パターンの話もよく聞く。専業主婦が収入面でも精神面でも、夫に依存してしまうという話。

どちらにしても「現状を変えることが怖いから」現状維持をだらだらと続けてしまうというパターンではないだろうか。

これもまた、ベースにあるものは「依存心」だ。



どんな立場にあっても、まず、精神面で自立していなければ未来は開けない、と思うのだが・・。


そんなことを言ったら、独身の若い女の子が、こんなことを言っていた。

「私は結婚したとしても、絶対に自分の仕事は辞めないわよ。 ボーイフレンドも常に、数人は確保しておくことにしてるしね~。」


はいはい! 自立心旺盛な人のようです(笑)

ただし、世の中は「信用」が大事ということもお忘れなく。

ビジネスも、国家も、そして個人も・・「信用」なくしては成り立たない。

「十よりかへる もとのその一」への学び

何かを学ぶとき、なぜ早い人、遅い人がいるんだろう?


職場の中で、どうしても仕事が覚えられない人がいて、なぜなんだろう?と考えたことがあった。


体調がすぐれなかったり心労があるときは集中できないものだし、または教える側と受ける側との意思疎通がうまくいかない場合(教え方にも問題ありって場合)は、誰だってなかなか学べないものだ。


ところが、こういったことがすべてクリアーされてさえ、理解できないという人がいる。

そんな人を見て気がついた。

Aの場合はこうしてBの場合はこうする・・と頭にインプットすることが出来ても、その本質が理解できないからなんだろうなあと。


葉っぱ1枚1枚のデータをインプットしても、 それがいつまでたっても、幹や根っことに行きつくこともなく、葉っぱや枝が幹や根といった関連性や、命全体の流れが見えない・・ということに似ているかもしれない。

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そう思うと納得できる。

いかに優秀な一流大学を卒業した人や、英検一級とかの資格を多く持っている人でも・・ぜんぜん、仕事となるとダメじゃん!という人がいるということも(笑)


もともと、私たちが学んできた日本の学校教育には「教科書」というものがあって、まずは、それを「丸暗記」さえしていれば、それなりの成績は取れた。

コンピューター並みに、多くの情報量を詰め込んで記憶するキャパシティーが大きければ大きいほど「優秀」とされていた。


ところが、具象や事例ばかりを追ってしまってばかりだと本質には、なかなかたどり着けない場合が多い。

本質が理解できなければ、仕事によっては大きな失敗にも繋がることだってある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が中学生の頃、母が私に茶道を教え込もうとしたことがあった。

茶道の基本は、帛紗(ふくさ)をさばく、棗(なつめ)を清める、茶杓(ちゃしゃく)を清めるなどといった、さまざまな所作の稽古から入る。

ようするに、ふくさを折りたたんだり拭いてキレイにすることなのに、それにも手順が決まっているのが茶道の世界。

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ぎいい! こんなめんどくさいこと、やってられっか!と、すぐに投げ出してしまったものだ。

何事にもルールがすでに決められていて、従わなければならないってことにキレたのだ(笑)


見るに見かねた父に、こんなことを言われた。
・・「別に他の方法で自分流にやっても構わないよ。
でも結局、ムダなくシンプルでしかも美しい流れで次の所作に入るようにするには、教えてもらった方法が一番だってことに気づくと思うよ。 
なぜこれをするのか?を自分で見つけられないならば・・まだ茶道を習うのはキミには早いね。」と。


この言葉で、なんとなく茶道の奥深い世界が垣間見えた気がしたのだが・・結局、そのまま、やらずじまいで終わってしまったことが、今ではちょっと残念に思っている。


一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一

という千利休の言葉がある。


多くの場合、人は「一より習ひ 十を知り」の段階で、終わっちゃうことも多いのかもしれない。
まるで知識量を詰め込んだコンピューターみたいなものだ。


十に到達した段階で、改めて見直すと新たな発見もあり、そこから、また一に戻り、根源、本質に向かっていくもの。

これが、茶道で言う「洗練」なのだろう。

学ぶということの意味もまた、そこにあるように思う。


美味しいお茶とお菓子を頂くこと、おもてなし、行儀作法を習うこと、表面的な日本文化を習うこと、だけに留まらないのが茶道の道。

手順を覚えることだけで終わってしまえば、到底、その先には行きつけない。

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行きつけない理由は、おそらく・・自分の頭でそれから先をシャットアウトしてしまうから、ではないだろうか?

それから先をまったく考えなくなるか、または、自分の「思い混んだ結論」に無理にででも、こじつけてしまおうとするか。。。



そういう人にありがちなのは、具象ばかりを持っていて、事例だけでモノを考えようとしてしまうということなのだそうだ。

そうなると、まず、我田引水に陥りやすいという。

*「我田引水(がでんいんすい)」とは物事を自分に好都合となるように言ったり、理屈をつけること。

それか、曲解してしまったり・・
*「曲解(きょっかい)」とは相手の言動や物事の意味を素直に捉えず、無理に捻じ曲げた解釈をとること。

そんな人が論文を書こうとすると・・断章取義になったりする。

*「断章取義(だんしょうしゅぎ)」は、書物などを引用する際に自分の役に立つ部分だけを取り出すこと・都合良く解釈すること。

断章取義というのは、あんまり聞きなれない言葉だけど・・たとえばレポートなどを作成する際に、論文や書物、詩といった文章を引用することがある。

そんなときに、引用元の作者の本来の意図や全体の理解よりも、自分の都合を優先してしまうというケースで、自分の伝えたいことや都合にだけフィットするように意図的に抜き出すことが「断章取義」というそうだ。
前後の文脈との関係・関連性さえも無視している場合だってあるという。

こうゆうのって・・・自己中の一種かもしれない(笑)


こうゆう人たちには何が欠けているのだろう?

具象ばかりを持っていて事例だけでモノを考える人というのは、長年に渡って、継続・蓄積してきたものを多く持っている人に多いという。

もちろん、それはそれで立派なことなのだけど・・

その対極としての、知性・創造性・センス・閃きといったものが大きく欠如してしまうことも多いという。


結局のところ、データを詰め込むだけ詰め込んで、表面的なところやキャッチーな所ばかりをかいつまんで我田引水に捉えているような場合は、いつまでたっても本質的なことは何も分からない、ということなのだろう。


それは、今までずっと自分の頭だけを駆使してきちゃった弊害ともいえる。
もしも欠如している部分・・・知性・創造性・センス・閃きを補うとしたら、それは自分の体で感じてみるしかない。

日々の生活において、学んだことが当てはまる事象をどれだけみつけられるか?
自分自身がそれを体験してみるか?

学んだことをどれだけ現実の生活において抽象できるか?

たぶん、そうすることで、頭だけでなく血肉となることができるのだろう。

また、学びが早い人というのは、そういった経験を多く持っている人。

血肉にしている経験が多ければ多いほど、次の学びも早くなる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たとえば、私たちが学校で学ぶ教科の中で、日本史は一番嫌われるそうだ。
暗記することが山のように多いから。 

年号を暗記して登場人物を漢字で間違いなく書けるようにしなけりゃならないし・・本当に大変でめんどくさい

1482年 畠山義就が室町幕府に抗す
1482年 足利義政が慈照寺を造営開始
1485年 山城国一揆が起きる
1489年 足利義政が銀閣寺を完成させる


こんな年表の年号を覚えて、しかも漢字で間違いなく書けるようにするだけでも労力がいるもんね~。

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https://www.mag2.com/p/news/209898
しかも、テストとなれば、こんな問題に解答しなきゃならない。・・(高校日本史のテスト問題)
    ↓

●芸術風流を好み、慈照寺銀閣に隠棲した室町幕府の8代将軍であり、東山文化の興隆を支えた人物とは誰か?
答え: 足利義政(あしかがよしまさ)

●南朝の正当性を主張する内容の「神皇正統記(じんのうしょうとうき)」を執筆して後村上天皇に献じた南朝の重臣は?
答え: 北畠親房(きたはたちかふさ)



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https://www.city.uda.nara.jp/udakikimanyou/otokotachionnatachi/kitabatakechikafusa.html


だから何? こんなのに正解できて何になる?
これって・・完全にテストの為、大学入試の為でしかないもんね~(笑)


本当は、足利義政(あしかがよしまさ)がどんな境遇の人で何を考えてたか?
北畠親房(きたはたちかふさ)が、なんで南朝の正当性を主張したのか、神皇正統記(じんのうしょうとうき)にはどんなことが書かれてたのか?

そこまで見なければ、それに対して「感じること」もなければ、知性・創造性・センス・閃きなんて生まれてくるはずがないもん。

当然ながら、自分の血肉となり、実生活に活かせるわけもない(笑)


ところが、そんなことまで詳しくやってたら莫大な時間がかかっちゃうし時間がないのだ。
目的は試験にパスすることなんだから。

ましてや、すべての教科に満遍なく良い成績を取るためにはさらに時間が無い。
効率よく「テストにパス」することだけに専念しなきゃならないってのが現状。


そりゃあ、面白いわけないだろーよ(笑)

せめて、良い成績とって良い大学に入ることとか、人々に賞賛されて優越感に浸るとか、就職に有利になるとか・・そんなことくらいしか楽しみはみつからないだろーよ。

なーんて言うと・・

え? 勉強ってそうゆうものじゃない! それ以外にあるの~?と言われたりしてしまう。


子供の頃から、こういった勉強をしてきた子は、大人になってもそのまま・・ってことが多いのかもしれない。

だから・・「感性」(知性・創造性・センス・閃きを含めて)が育たないまま大人になっちゃった人が増えてしまうのかもしれない。

末端のデータを詰め混んでも、本質が理解できてない(理解しようともしない)ために、いざというときに大失敗しちゃう人とか。
TOEICや英検一級持っていても、センスの悪い文章だったり、それどころか相手に誤解される文章だったり。
頭の中の理論だけに走り、我田引水をしてしまう自己中とか。

こうゆうのを、頭が固くなっちゃってる! 柔軟性を失っちゃってる!というのだろう。


完全に千利休の「学び哲学」と逆行しちゃってるのが現在の社会だ。


もちろん現在の教育法にも問題はあるのだけれど・・社会のせいばかりにしていても解決しない。

現状の学校教育だけに合わせてしまったのは、やはり自分なのだから。

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それなら、学校では教えてくれなった「十よりかへる もとのその一」を、自分自身で学べばいいだけだ。

今度は頭だけを使わずに! 体で感じる学びを!

笑いは最強の武器

みなさん、1日何回くらい「笑い」ますか?


ああ・・でも、今はなかなか難しいかもしれませんね~。 こんな状況だと。

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マスク姿で通勤する人々


マスクしてると笑ってるのかわからないし~。

「笑い」って面白いもんで、人が笑ってると、ついつられて笑っちゃうことも多い。
人の笑顔が見えなければ、それすらも出来にくい状況かもしれない。


小学校のクラスで、よそ見してる間に、クラス中がどっと笑ってて、ついつい一緒に顔が先に笑っちゃうんだけど・・え? なになに?なんで笑ったの?って隣の子に聞いたりする・・・そんなこともあった気がする。

「つられ笑い」ってヤツだ。


笑うことがどれだけ健康に良いことなのかは、今では医学的に証明されている。

Laughing Makes Your Brain Work Better, New Study Finds

“笑い”がもたらす 健康効果


私たちの体には毎日数千個の癌細胞が発生してるし、ウイルスだってどんどん侵入してきているのだ。

そんなことさえ、ちっとも気がつかないでいられるのは、病にならず元気でいられるからだ。

それは、ナチュラルキラー(NK)細胞のおかげ。

NK細胞が活性化してると、侵入してくるウイルスをどんどん退治してくれる。

その状態を、免疫力が高いという。


「免疫力が高い」状態を作り上げるには、「笑うこと」が大きく関係している・・ようだ。

まず、笑うことで、間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の「神経ペプチド」と呼ばれるものが活発に生産される。

「神経ペプチド」は、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着して、NK細胞を活性化する・・というしくみ。


笑うことは、また、それぞれのチャクラの活性化にもなるらしい。
     ↓
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こちらの記事から引用すると、The Science of Laughter

Michael Miller医学教授によれば、「笑いの結果、肺の残気が平均よりも多く排出され、その後、血液が豊富になる新鮮な酸素が追加されて、心臓、脳、体の組織に栄養が与えられれる」

認定臨床心理学者のJodi J. De Luca博士によれば、笑いは、「肉体的な痛みだけでなく、感情的および心理的な痛みのすべてのタイプの痛みを解決するのに役立つ。」

これは、情報伝達物質の「神経ペプチド」の一種、エドルフィンという物質の効果なんだとか。


さらにまた、免疫力がただ高けりゃいいってわけでもないのだ!・・・もしも、免疫力が強力だけど、正常じゃない状態だったりすると、自分の体まで攻撃することになっちゃうようだ。(敵だけでなく、見境なく攻撃しちゃう・・狂いが生じるってことらしい)

これが、リウマチや膠原病などの、自己免疫疾患などと呼ばれる病気になる。


こういったときも、「笑い」は、免疫システムのバランスを整えてくれる効果があるという。

他にも、脳の活性化、血行促進、幸福感の増加など様々な面から健康のサポートをしてくれているのだ。

なんとまあ、有難い!!


先ほどのMichael Miller教授の言い方を借りれば、笑いこそが何よりも強いもの・・なんだとか。


私たちの体の中では、私たちがまったく意識してないところで、毎日こんなことが行われてるんだね~。



ところで、平均、人は1日何回笑ってるんだろう?

こちらの記事によると・・Does a Laugh Per Day Keep the Doctor Away?


平均的に大人は1日17回笑い、子供は1日300回笑う
The average adult laughs 17 times a day while a child laughs 300 times a day.

さらに、

「世界中の研究により、笑い(ユーモア)こそが、より良い患者の治療であり、麻酔時間も少なく、手術時間も少なく、短い入院につながる」とも書かれている。

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それにしても・・子供300回はすごい! 恐るべし!(笑) 泣いたり怒ったりもよくするけどね~。

だからこそ、病気がいったん快方に向かいさえすれば、その回復力はメチャメチャ凄まじい勢いになるってわけか~。
子供の回復力は早いのは、そうゆうわけかもしれない。


日本人の「笑い」の平均は、もうちょっと少ないようで、11回なんだとか。

しかも、日本人は年齢を重ねるごとに笑う回数は減るという。


今の日本の社会の中でも、仕事中に人をジョークで笑わせたりしたら、不真面目って思われてしまうこともあるのかもしれない。
そうであれば、大人になれば、なかなか笑うチャンスは減ることになる。

でもね~、逆にストレスの多い状況下こそ、ジョーク、ユーモアの笑いは必須らしいのだ。

脳を活性化させ、かえって仕事もはかどるようになり、さらに健康にも良いのだから。


こちらは、英語版の方に書かれてあったことだが、大人に向けての笑いのアドバイス。
   ↓

●毎日ユーモアの時間を作る
●お気に入りのテレビコメディ番組をみる
●5分間笑う練習する
●子供やペットと遊ぶ
●友達とゲームナイトを楽しむ
●ストレスの多い状況でユーモアを見つける
●良い冗談や面白い話を共有する
●「笑いヨガ」クラスに行く
●ワークアウト中にコメディ番組を聴く
●笑わせる人と過ごす



一番いいのは、お腹を抱えて自分から大笑いすることらしいけど、そうじゃなくても、人からの「貰い笑い」でも、自分で笑顔を作って無理に笑ってみるだけでも、いいそうだ。


しかし、大人になり年を取るほど笑わなくなっていくというのが現状。

「つられ笑い」さえしなくなる(できなくなる?)のだろうか?


特に日本人の男性は、「笑うことは不謹慎」だとか、「真面目に見えない」とか、「男たるもの・・」なんて思ってしまう傾向が強いのかもしれない。 それで笑わなくなる?

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そうゆうことを、いつも笑わない、しかめっ面をしてるオジサンに聞いてみたことがある。

「みんなが笑ってるとき、別につまらないと思ってるわけではないんだよ。

それなりに、ああ、面白いよなあ、とは思うのだけど、なぜか「笑顔」や「声を出してまで笑う」ことが出来ないんだよ。」



なるほど!

どうやら、常に身体が力んで緊張している状態のため、身動きが取れなくなってしまってることに原因があるらしい。

特に横隔膜のあたりが固まってしまうと、「面白い」と思っても「笑い」に昇華することが出来なくなる。

頭の中では笑っていても体が笑えない。 簡単に他人の笑いにシンクロすることさえ、できなくなってしまう。

そういう人はまず「腹の底から笑う」なんてことは到底できなくなってしまっている。

これは、身体と心が固まって重くなってる状態なのだそうだ。


困ったことに、そうゆう人は「笑い」にはシンクロしないけれど、「怒り」や「不安」といった感情には簡単にシンクロしやすくなってしまう。


なぜなら、怒りや不安といった感情は、身体が力み呼吸がつまるような身体感覚と共に起こるため、 もともとその状態でいると、そっちに簡単にシンクロしやすくなってしまうのだ。

いやはや・・


そういえば、やたら怒ってる人、クレイムばっかりつけてる人とかって、体もたぶん、すでに、そうなってしまっているのかもしれない。

最近の日本て、そっちにシンクロしやすい人の方が多いのかな?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

笑いについて考えるとき、私はいつも思い出すことがある。

これは自分でも過去記事にしてるんだけど・・

ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」

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これは中世イタリアの修道院を舞台にした異端審問や殺人事件の絡んだ推理小説風のもので、映画化もされてる作品だ。


宗教会議のためにフランチェスコ派の修道士が北イタリアの修道院(ベネディクト派)に赴くところから物語は始まり、その修道院で次々に殺人事件が起きたことで、その修道士は僧院長から事件の解明を頼まれる。


これが異端審問が発端の事件かと思いきや、実は、図書館に保存されている一巻の写本の流出をめぐっての殺人事件だったのだ。


その書物というのが、アリストテレスの『詩学』第二部の「喜劇論」

ショーンコネリー演じる、修道士は最終的に犯人に行きつくのだが・・その犯人は盲目の老図書館館長だったのだ。

この顔、不気味で怖かったなあ~
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「喜劇論」のページに毒薬を塗っておき、それをめくったものを毒殺していたというわけ。


なぜ、こんなことをしたんだ?と詰め寄ると・・老館長は言う。

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信仰を守るためだ。

信仰には悲劇や恐怖は不可欠だが、笑いは違う。 人は悪魔への恐怖があるがゆえに神を必要とするのだ。
恐怖なくして信仰はないのだ。 

「すべてを笑ってよい」となればどうなる?  笑いには批判の矢がこめられ、人々は現状を哄笑し、それは変革への導線となる。
神を笑うことになれば、世界はカオスになる。

アリストテレスの喜劇論は世に出してはならないものなのだ。



当時のイタリアのベネディクト派は、「笑うこと」「冗談」「おしゃべり」を厳しく禁止している。

ただ、ひたすら、規律を守って祈りと勉学と労働だけの毎日なのだ。

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なるほどね~!

キリスト教(中世の教会のキリスト教)が最も恐れたものは、異端ではなく、実は「笑い」だったというわけだ。


現代の医学教授の言っていたとおり、まさに笑いこそが何よりも強いということになる(笑)

それは健康面だけではなく、恐怖を解き放ち、世を見直すことで、世界さえ変革してしまう力にもなるという、オールマイティの強さを意味するもの。

だからこそ、それを知っていた館長は、「笑い」を恐れ、排除しようとしていたということか~。


もっとも、そんなんで崩れる信仰ならば崩れてしまえ! 恐怖心をベースにしなきゃ持続できない宗教なんて、さっさと消えちまえ!と思うのは現代に生きてる私だからか?



それでも人の心理というものは面白い。

どんなに厳しく禁止されても、こっそりとアリストテレスの喜劇論を盗み見しようとする人だっているってことだ。

だったら、保管なんてせず、さっさと燃やしてしまえばいいものを・・さすがに、偉大なるアリストテレスの本、歴史的価値のあるものを燃やすことができなかったのか? それとも、心の奥底に「喜劇論」を葬ることが出来ない何かがあったのか? 


「喜劇論」を図書館の奥深くで閲覧禁止にして守り続け、もしも、こっそり読んでしまった人からは内容が漏れないように相手を殺してまで、秘密を守ろうとしてたとは・・まさにこれこそ狂気の恐怖だ。

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実際に、アリストテレスの詩学、第一の悲劇論は存在しているのだが、第二の「喜劇論」は紛失してしまってるという。

悲劇論に続いて喜劇を論ずる第二部が存在していたことは確実・・らしいのだが。

なぜ失われてしまったのかは、それは謎のまま。


この物語のクライマックスでは、図書館に火事が起って炎上、喜劇論の写本は館長と共に火の中に消えていくというストーリーになっている。

そのように、歴史ミステリーまでを見事に織り込んでくれた作品だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人は恐怖や不安に駆られたとき、宗教にハマることが多い。

また、独裁政治の常套手段は、不安を煽ること、恐怖を植え付けることだ。
そうすると、人はコントロールしやすくなる。


ところが、どんなに狂った世の中にいたとしても、「笑い」がある限り、人を健康に、正常に導く。


たとえば、風刺画は、問題提起をさらりと笑いに変えて見せているものかもしれない。
   ↓
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メディアを皮肉ったもの・・事実とカメラ画像は逆になってる。

こういった風刺画が許されている国は、まだ自由があるってことかもしれないけどね~。

こんなことさえ禁止されるようになってしまったら・・中世ベネディクト派の修道院と変わらなくなっちゃうんじゃないかなあ?


・・・・・・・・・・・・・・・・

私が小学生のとき、「好きな男の子のタイプ」というアンケートがあった。

位は、ユーモアのある人(面白い人、人よくを笑わす人)だった。 


今の小学生はどうなんだろ?
まさか、お勉強&スポーツが出来る子とか、イケメンだとか、家が金持ちの子とか?・・・じゃないよねえ?(笑)

大人もそうなりゃいいのに!って思う。

結婚相手の第1条件、優しい性格だとか収入でもなくって・・「いつも笑わせてくれる人」「ジョークが上手な人」

その方が、絶対に幸せになると思うんだけどなあ



まあとにかく・・皆さん、毎日いっぱい笑う生活をしましょう。

辛いこと、嫌なことがあったとき、苦しいときこそ、あえて無理にでも、笑うようにしましょうよ。


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天才とは

天才は育てるものなのだとか?

同僚の韓国人夫婦は、息子さんを幼児期から様々なスクールに通わせているという。
水泳、語学スクール、ピアノ、バイオリン、それと右脳を鍛えるなんとかいうクラス?(フラッシュカードを見せて即答する練習とか?)


えっと~、ちょっと待てよ。。。
まず、天才ってどうゆう人のことを言うんだっけ?

●若くして秀でた才能を発揮する人
●経験や論理でなく「直感」で行動し、それが成功している人



あ、そうゆうことか~。

「若くして秀でた才能を発揮する」ためには、幼少期から習わせるに限る。
40代、50代で開花したところで、よーーぽど世界中を驚かすことをしない限りは天才とは呼ばれないだろうから。

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とくに、スポーツ、音楽、語学などは、体や感覚で覚えるという部分が大きい。
 
大人になってくると、理論性や客観性が出てくるようになるので、かえって習得するのに時間がかかってしまったり、マイナスになることもあるそうだ。


たとえば、日本人にニガテとされる、英会話のRとLの聴き取りや発音など。

そんなもん、幼少時から頻繁に触れてれば、どんな子だって出来るのだ(笑)
クラシック音楽だって同様に、物心ついた頃から聞いてれば、絶対音感だって自然に身についてしまうものだ。

モーツアルトは神童と呼ばれ、6歳でピアノ演奏をこなし、9歳で交響曲を作曲したとか?って聞いたことがあるけど・・よく考えてみれば、それほど驚くことでもないのかもしれない。

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もしも生まれた環境の中で、常に音楽に囲まれ、ピアノをおもちゃにして育ち、机の上には楽譜(スコア―)が散らばってるような環境で育ったならば、特別に英才教育を施そうとしなくても、出来るようになってしまうものかもしれない。

子供自身に興味があったり、親の真似っこしたがるような子供であれば・・。


事実、私の友人の子も、10歳にして、ものすご速さでコンピュータを扱い、しかも簡単なプログラミングまでしてしまう子がいたのだけど・・聞いたところ、父親が在宅のシステムエンジニアで、幼児期はいつも父の膝の上でパソコン画面を見ながら育ったという。

別にあえて教え込んだわけでもない。 質問には答えてあげてたそうだけど、あとはパソコンを与えて好きにさせてただけだという。


まあ、そんなもんかもしれない。


ただし、そんなふうに身についてしまうのは、だいたい9歳までなんだそうだ。


それ以降になると、RとLの発音をするには、「巻き舌にして上あごに舌をくっつけて・・とか、THの発音は下を軽く噛んで~とか、そういった事を頭の中にインプットしてからでないと、なかなか出来るようにはならないんだとか。

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こんなこと気にしてやってられるか!


幼いうちは感覚、身体能力が優れているが、逆に、理論性、客観性は使えてないということであり、大きくなってくると、その逆になってきてしまうのかもしれない。


昔、父が野球の記事を読んでいて、こんなことをいってたのを思い出した。

「長嶋選手がこんなことを言ってるよ。 バッティングのコツを教えてください、という質問に対してなんだけど・・まず構えてボールが来るのを待つ。 ボールがびゅっと来たら、ガーンとボールめがけてバットを勢いよく振るんですよ~!だってさ。 バカじゃないの?(笑)」

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http://charaoe.blog109.fc2.com/blog-entry-240.html


いやいや、バカじゃなくって・・こうゆう人こそ天才なのだ。

だって、天才の定義その2: 経験や論理でなく「直感」で行動し、それが成功している人


長嶋茂雄選手(後の監督?)は、とても稀な人だと思う。

なぜなら、大人になると、天才ではいられなくなってしまう人の方が多いそうだ。


幼い頃は何も考えず、好きで夢中になってやってるうちに、大人のプロ顔負けのパフォーマンスを発揮してしまったりするものだけど・・それが世に出て20代になったあたりから、論理的思考、緻密な計算、分析などといったことも頭で考えるようになってくる。

そこに一番の原因があるようだ。

いわゆる試練の時がやってくる。 そこで挫折してしまう人だっているそうだ。

そこから自力で、今まで無意識の感性でやってたものに、さらに論理的思考もドッキングさせて、本当に自分のモノにしない限りは先に進めなくなってしまうのだという。

つまり、自分で乗り越えるっきゃないってことだ。


十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人・・なーんて言葉もあるものね(笑)


子供の頃は、さらさらと作曲していた天才児だったのに、大人になれば、対位法だとか和声法だとか意識するようになる。

これがどのような効果を生み出すか?な~んて考えてるうちに・・今までは、「自然に頭に浮かんでたもの」とか「天から聞こえてきたもの」が、さっぱり聞こえてこなくなってしまうという。 

ジレンマ、スランプ到来。

乗り越えなきゃならない道なのだ。


さらに、一人前の大人になれば、生活面だって全部自分でやらなきゃならない。

作曲家なんだから作曲だけしてればいいってわけじゃない。

ある程度儲かれば、会社を作ることにもなったり・・そうなりゃ、帳簿つけ、印税の計算、税金の支払い、個人の生活面でのペーパーワークだって山ほどあるし・・掃除、洗濯、食事だって(笑)

そんなこと、誰かがやってくれるぜい! 自分は作曲だけに専念してればいいっしょ!

おいおい! そりゃ無理だ。

それなりの収入があれば、たしかに人を雇うことは可能だけど・・それでも最終チェックを自分でする能力が無ければ、どこかで破綻してしまう方が多い。 

ぜーんぶ人任せにしていたせいで、うっかりお金を持ち逃げされちゃったり、不正なことに利用されちゃったりと、不幸な目に合う人だっているくらいだから。


まあ、そんなことに煩わされるようになっていくうちに、天才は消えていくことも多いという。


でも、これこそが誰にでも平等に与えられた人生なんだし、これが「生きていくこと」なんだと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国は一人っ子政策をしていたせいか、子供にはものすごくお金をかける人も多いそうだ。(当然ながら、それなりの地位に入る人の話だけど・・)


もちろん、幼少時から英才教育を施す人も多いと聞く。


あるとき、中国の小学生と親御さんたちで、日本の小学校の視察ツアーを行ったそうだ。

彼らはびーーくりしてしまったそうだ。


給食時になれば、子供たちの給食当番がいて給仕したり配ったりする係、後片付けまでする係、教室のお掃除までする・・ということに。

中国もアメリカ同様で、そういった雑用は、学校で雇われた専門業者がやることになってるそうだ。


英才教育を受けてきた中国人児童は、小学校低学年でも英語でスピーチが出来たそうだけど、どうやって給仕をしたらいいのか、掃除の仕方だって知らない子ばかりだったそうだ。

たぶん・・家でもメイドさんたちがいて、そういった事は全部やってくれるんだろうね~。


いやいや、それで大人になって大丈夫なのかよ!・・と思う私。

一生、裕福な生活が出来て、使用人を雇える生活ができるか、または、よーーぽど人望があって、この人の為にはなんだってやってあげちゃいたい!って奇特な人たちに囲まれない限りは、いずれ苦労するのは本人だ。


昔、ローマの休日をいう映画をみていたとき、
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王女様が服にアイロンをかけながら、「私、アイロンかけだって縫物だって自信があるの。 ちゃんと習ってるから。」なんていうセリフがあって・・そっか~、どんな身分の人でも、そうゆう必要はあるよな~て思ったものだ。(もっとも映画の中の話だけどね・・)


子供にとって、幼いころからの英才教育を受けさせてもらえるのは、たしかに有難いだろう。(ただし子供が好きでやりたがってる場合に限りだけど・・)

同時に、一人でも生きていかれる術を身につけてあげることも、重要なことだと思うのだ。(たとえ、どんな上流階級に生まれようがね。)


・・・・・・・・・・・・・・

エジソンの有名な言葉がある。

「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」


ほらね、ひらめきなんてものはたった1%で、ほとんどは努力、努力こそが大事なんだよ~と、ひらめきの無い凡人は思いがちだけど・・(笑)

この解釈はどうやら、間違いらしい。


まず、原文の英語にすると・・

“Genius is 1% of inspiration , and 99% of perspiration.”

おお! xxxxレイションと見事に韻を踏んでるね~


1%のインスピレーションと99%のパースピレーション

perspirationとは汗のこと、 
*一般的に汗はsweat(スェット)なんだけど、これよりも上品な言葉。



うーーむ。 汗をかく=努力 は、見事な翻訳なんだけど、ちと誤解されやすいかもしれないね。

まず、両方に使われてる -spiration (韻を踏んでる部分ね)、これは「息をする」という意味


接頭語に inをつけることで、inspiration、「息を吹きかける、息を吹き込む」 → 「生気を与える、霊感を与える」って意味になったというわけ。


per-spirationも、これも、もともと「息をする」という意味だったそうだけど・・「ハアハア息をする」と汗をかく、だから、これは「汗をかく」という意味で使われるようになったんだとか。

お気づきだろうか?


どっちも、「生きる」、基本なのだ。

エジソンが言いたかったのは、

まず1%のひらめき(インスピレーション)がやってくる。
それを肉体に招き入れて、頑張り続けて(汗をかいて)、自分のものにしたときに、はじめて天才が生まれる。



神パワーは1%、自分の力は99%ってことではないだろうか?


努力だけでも天才は生まれない。 神パワーだけでも天才は生まれない。
両方が融合したとき、はじめて天才が生まれるということ・・ではないだろうか?



生きることは「息をすること」・・神パワーを得ること、肉体を通して努力し続けること

だとしたら、誰でも天才の可能性を秘めているということだ。
神パワーを受ける器官をふさがずに、努力を惜しまない人であれば・・・だけど。

クラシック界伝説のミュージシャン

クラシック音楽好きの同僚に聞かれた。

「今までのピアノ演奏で最高のテクニックを持ってた人って誰だと思う?」

「そりゃあ、リスト(Franz Liszt)じゃないかね?」

「リスト? そんな昔の作曲家が出てくるとは思わなかった。。。
どんな人だったの?」


まず、超イケメン、 当時としては高身長(180センチ以上はあったはず) 派手好き。

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こんなルックスの男だったら、たとえピアノ弾けなくても、金がなくても絶対モテるだろ(笑)

事実、凄いモテモテぶりで、どこに行っても女がついてくる、しかも、本人だって女好き。

色恋沙汰は晩年まで続き、結婚~浮気~不倫~離婚~その他諸々で、暴露本まで発売されたとか(←この時代に)


その上、ピアノに関しては、たしかに天才だった。
日本語では「ピアノの魔術師」と異名をとるくらいに。

欧米ではvirtuoso pianistと呼ばれることが多い。

ヴィルトゥオーソとは、イタリア語の「達人」「超人」のことで、演奏の格別な技巧や能力によって達人の域に達した超一流の演奏家
のことを指す言葉。

なんといっても、まず手がデカいのだ。 13度の音が掴めたといわれている。
(ラフマニノフも13度も届いたそうだけどね。)


その大きな手で鍵盤の上を自由自在に飛び回るテクニックは驚嘆モノ!

しかも、ほとんどの曲を初見で演奏をしちゃったという。 オーケストラ曲までも。
そんなことができる現代人は、のだめカンタービレの「のだめちゃん」くらいだろう。


彼のコンサートは、これまた女関係同様に・・華やか(派手?)だったそうだ。

その時の気分で、余計な装飾音を即興で挿入しちゃったりしてたらしい。

甘いルックスに、熱く華やかな驚異的なテクニックで・・失神する女性続出だったとか。

いははや。

こりゃ、ロックスターも顔負けだわい(笑)


しかも、演奏中にピアノをぶっ壊したというエピソードもある。
なので、リストはコンサートのときは、予備のピアノも用意していたそうだ。

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ギターを壊すミュージシャンはいるけど・・ピアノ壊すって!@ どんだけの力で、どう弾けば壊れるんだ??


クラシック音楽とは呼ばれてるものの、 それは当時としての流行歌であり、現代の人気ミュージシャンとも変わりないのだ。


そりゃまあ、パフォーマンスでギターを壊すようにピアノを壊すことだってアリだろうよ(笑)
でも・・どんだけの力でどうやればピアノの弦が切れる?壊れる?・・そこが気になるとこ。


気分が乗ってくれば、勝手に余計な装飾音を即興で挿入しちゃうわ、ピアノ壊すわで・・女性を失神させ、男どもをすっげ~!カッコいいぜい!と唸らせたかもしれないが・・

うーーん。

それって、芸術性や音楽性ってことじゃなくって・・まるでサーカスの曲芸? パフォーマンス重視の演出?という気もしなくはない(笑)

リストはショパンと同時代の人であり、二人の親交もあったようだけど・・ショパンでさえも、リストのヴィルトゥオーソな演奏技術には舌を巻いたものの、彼の即興演奏には、かなり憤慨し否定的だったようだ。

他の音楽家たちも同意見の者も多かったという。

しかし一方では‥当然ながら、リストの門下生などは、たくさんの音を詰め込んで見事な即興演奏を繰り広げる師を心から尊敬していたそうだし、また同様な支持者も多かったという。

とにかく、リストの女遍歴、生き方、演奏までもが、一貫して派手でスキャンダラス、ダイナミックな演奏を身上とした「ピアノの魔術師」だったのだろう。

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ショパンと同時代だったこともあって、ショパンと比較されることも多いのだけど、とにかく、すべてにおいてマ逆な二人だ。

祖国ポーランドへの思い、ジョルジュ・サンドのような恋人、若い頃から肺病を患い39歳で他界したショパン。

祖国ハンガリーとはいうものの、ハンガリー語を習得することもなく、星の数ほどの女たち、そしてショパンの倍も長生きしたリスト。


たぶん、今だったら、リストには「伝説のロックミュージシャン」の称号がぴったりくるだろう。


ところで、リストの曲って好きですか?

一般に知られている有名な曲だと・・

愛の夢
ラ・カンパネラ
ため息
巡礼の年
ハンガリー狂詩曲2番

といったところかな。


私には・・

愛の夢3番・・・私にはお涙頂戴モノにしか聞こえない

ため息・・・昼メロのBGMに聴こえる。

巡礼の年・・村上春樹さんの小説のBGMかい?ってカンジ

ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲3番のこと)・・鐘がカンカン鳴ってるのはわかるけど・・だから何?

ハンガリー狂詩曲第2番・・・出だしがカッコいい華やか~。 でも、アンリ・ルソーの絵みたいに、彼のイメージ化したハンガリーの異国情緒を感じるだけ。


ってわけで・・個人的に私はそれほどリストは好きな方じゃない(笑)


でも、子供の頃の私はリストが一番好きだったんだけどね~。 

ピアノ曲はどれも難易度が高いとされてるし(当然リストさん自体が、手がデカい上パフォーマンス狙いだったわけだしね)、なんとかリストの曲を弾けるようになろうと、頑張った子供時代を思い出す。

ところが・・年を取った今では、私にはピンと来ないものになってしまったというわけだ。


たしかにカッコいいし素晴らしい!って思うのだけど・・いずれも心に残らないのだ。

わおお!!と思っても、次の日には忘れてしまう。 


まあ、ジョルジュ・サンドを愛人にするか、
   ↓
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それとも、マリー・タグ―伯爵夫人を愛人にするかの違いかもしれない。
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Cosima VONBÜLOWWAGNER(néeLISZT)


好みはそれぞれなのだ。


ついでだから・・・リストとマリー・タグ―伯爵夫人の間に生まれた女の子についても話しておこう。

不義の子として生まれた、この子こそが、コジマ(Cosima)

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コジマは父のフランツ・リストの勧めもあって、指揮者ハンス・フォン・ビューローと結婚したものの、リヒャルト・ワーグナーと知り合うと、すぐに惹かれてしまったという。

ハンスとの間に二人の子供があったというけど・・それもどうやら、ワーグナの子?という噂まである(笑)


結局、ハンスの元を逃げ出してワグナーの元へと走ってしまう。

だからといって、ハンス・フォン・ビューローという男、決してダメ男だったわけでない。
ダメどころか、すべての面で、どうみたって立派な男、むしろ・・当時のワーグナーの方が、一人じゃ音楽以外は何もできないようなダメ男だったのだ。

しかも、ワーグナ―は父親リストの友達・・つまり、ずっと年上のオヤジ、しかも、あんまり売れてないようなダメ男。

なのになぜ?・・・そんなことはコジマに聞いてみなきゃわからん(笑)


コジマと一緒になってからのワグナーはどんどん有名になっていく。

コジマが裏で彼をプロデュースしバックアップしてきたことは有名な話だ。
(よくわからんが、世の中にはダメ男に惹かれるという女もいるとか。 こうゆう男を自分の力で世に出すことで自分も彼の栄光を手にするという心理になるんだとか・・。)


ワーグナ―を評してこんな言葉がある。
「音楽は高尚、人物は低俗」

エリーザベト・ニーチェとその兄貴&ヒトラー(その2)というブログ記事の中にも、リヒャルト・ワーグナーのことはちょっと触れてるんだけど・・有名人となり、大豪邸に住み、多くの取り巻きを集めた人だ。

バイエルン国王ルートヴィヒ2世やら、一時はニーチェまでもを心酔させるような繁栄ぶり。

アーリア人至上主義、国粋主義者でもあり、音楽界のみならずヨーロッパの政治や社会情勢にも強い影響を与えた人物でもある。

この人もまた、大豪邸で催すパーティーや派手好きなパフォーマンス、それが低俗と呼ばれるようになった所以だろう。


おそらく、そんな男をバックアップし続けたのは、コジマの力であることは間違いない。

むしろ、そんな男に作り上げた張本人こそ、コジマだったのかもしれない(笑)


フランツ・リストの血を引くコジマ、そしてワーグナー、それに心酔するルートヴィヒ2世も、ニーチェの妹エリーザベトも。
(兄のニーチェはすぐに手切れしてしまっている)

イケメンといえば・・ルートヴィヒ2世も超・イケメンだったね。
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で、なんかみーんな類友だったのかもしれない(笑)

どうみたって、この中にショパンが入るわけもないし、リストだってちょっと違う、いや、かなり違うだろう。


ミュージシャンの世界も、今も昔も、それぞれの生き様が現れるということだ。


華やかな花火のように夜空を彩って、ぱっと散って消えてしまうのも、それはそれでいいのだろう。

それでも、永遠に人の心に残り生き続ける花火があるならば、それはもっと美しいように思う。

親日国と君が代

親日国といわれる国がある。
日本大好きという国


よく知られているのは台湾、ブラジルだけど、トルコ、フィンランド、ポーランド、パラオなども親日国として知られている。

なぜ、日本が好きか、親日になるのか?・・・多くの人たちは、ただのイメージだけで好きになったりはしないもの。

過去になんらかの形で、日本による功績が大きかったからだ。


それが個人の日本人実業家によるものもあれば、また、日本という国家によるものだったり・・・と、そこは様々だけど、とにかく日本となんらかの関わりを持ち、それが彼らにとって非常に良き思い出となっている国ってことがいえると思う。


ところが、相手国にはその良き思い出が代々語り伝えられてきたというのに、日本人の方が意外にも全然知らないということもある。


私は、ポーランドとパラオについてはまったく知らなかった。


★ポーランド

ポーランドについては、当時ポーランドに旅をしてきたという友人から教えてもらったことだ。
80年代、私の周りには様々な国へ海外旅行する友人が多く、そんな人たちから様々な事を教えてもらったものだ。


ポーランドとの関係は、1920年、第一次世界大戦が終わった頃に遡る。

ポーランドは、そのずーーと以前から近隣諸国から国を奪われ続け国は分断され、または戦場となって蹂躙され続けてきた国だ。


そういえば、ピアノ曲で有名なショパンもポーランド人だった・・。
彼は20歳で家族と別れて亡命したまま、一度も祖国に戻ることは叶わなかったという。

ご存じの通り、ショパンは「ピアノの詩人」とも呼ばれ、ロマンチックで繊細なイメージになってるけど・・彼の心の中は、レジスタンスや革命家の熱い血が流れてていたような気もする。  曲名でいえば、「革命」や「エチュードOp.10」などの作品の方が、ショパンらしいように思えてしまう。  


ショパンの時代からさらに時は流れても、ポーランドの状況は最悪だった。

1920当時、多くのポーランド人はロシアによってシベリアに連れてこられていた。
(現在、中国共産党がウイグル人を 収容所送りにするのと似たようなものだったかもしれない)

さらにロシア革命の影響をまともに受けてしまうと、戦火を逃れるためにシベリアに逃げていった人々も加わり、当時は15万~20万人のポーランド人がいたという。


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息まで凍ってしまうため口を覆って肺を守るという


シベリアのような地で生きていかれるはずがなく、多くの人が病気や餓死で死んでいったことは言うまでもないことだろう。

ロシア革命の影響が収まってきた頃、 せめて残された孤児だけでも助けたい!という運動が起こり、先進国に片っ端から協力を求めたものの、どこの国にも助けてもらえなかったという。(ロシアを恐れての、政治上の理由から。)

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1904 シベリア鉄道

残るは最終手段!
シベリア流刑地にいた日本人を通じて、日本国にお願いしてみよう!ということになったらしい。

ポーランドにとっては、最後の頼みの綱。

しかし当時の日本とポーランドは、まったく国交が無い。 お互いにまったくの未知の国なのだ。
頼みの綱はあまりにもか細い。


ところが、なぜか日本側は異例の早さでポーランド孤児救出に動き出した。


孤児救出といっても、800人近い孤児たちがいる。
莫大な費用もかかる上、国家をあげての一大プロジェクトだ。

なぜ、第一次大戦後の日本が、これを引き受けたのか?
それは人道的な精神だったのか、また幾分の政治的な思惑もあったのか・・そこはわからない。

それでも多くの先進国に見放されたポーランドを、日本だけが救出に乗り出したことは事実だ。

さらに、孤児たちを手厚く保護し祖国へ送り届けてあげたことは紛れもない事実だ。


今やこの内容についての本も出版されてるし、最近ではオンライン上でも、いくつも上がっている。
   ↓
100年前のシベリアからの救出劇! 765人のポーランド孤児と日本人の奇跡の物語


この後もポーランドには、悲惨なことばかりが続く。

ナチス・ドイツの統治下に置かれ、アウシュビッツ収容所が作られたり、激戦地になったりと。

それでも、100年後の今でさえ、ポーランドにとっては、日本による「800人の孤児救出」は忘れられない思い出として語り継がれてきているという。


★パラオ

これもは、当時「南の島」にハマってた友人から教えてもらった話だ。

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https://palaudiveadventures.com/palau-points-of-interest/

こんな美しい自然のあるパラオだけど、ここも長年悲惨な目にあってきた国だ。

文明の遅れた国は、欧米諸国によってほとんどが植民地にされてきた。

植民地というと、まだ聞こえがいいけれど、手っとり早く言うと「奴隷化」だ。

コロンブスが南米上陸で行ったように、現地人の殺戮、搾取の数々。

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http://209.157.64.200/focus/f-chat/3750232/posts


以前にも、アメリカ合衆国は「インディアンに対して虫けら同然、黒人以下の扱いをしていた」という話をアップしたことがあったけど、まさにそれと同様なことが世界中で、公然と行われていた時代だった。


パラオもまた、そんな犠牲になってしまった国のひとつだ。

大航海時代に、パラオはまずスペインの植民地にされた。 ところが、カネに困ったスペインがそのうちドイツに売り、今度はドイツの植民地にされた。


第一次大戦でドイツが負けると、パラオは日本に譲渡されることになる。

そこで、日本がどのように統治したのかというと・・

まず、インフラを整備し、学校、病院を作り、町を作った。

パラオの子供たちにも日本人の子供同様に学校に通わせ、同様に規則正しい生活を送るように指導したという。

さらに、野菜やサトウキビなどの農業の開発、マグロの缶詰や鰹節などの工場を作ってパラオ人の雇用を作り出した。


こんなことは、今までパラオを統治してきた、スペインもドイツもしなかったことだ。


パラオは日本のおかげで収穫は上がり、大人には働き口が与えられ、子供たちの学力も上がり、快適な文明的生活を送れるようになっていったという。


その後、第二次世界大戦で日本が敗戦国となると、パラオはアメリカの統治下になった。

アメリカ軍が上陸して最初にしたことは、日本が作ったものをすべて破壊することだったそうだ。

さらに、パラオには、日本の占領軍による虐殺行為があったことを発表しろと迫ったという話も残っている。
まあ、これは・・戦勝国がよくやる手口だね~。

これに対して、パラオ側は「事実無根」として、きっぱりと撥ねつけたという。

当時のパラオの人々にとって、日本に対して「感謝」しかなかったのだ。


一時、日本の占領下にあった国といえば・・パラオの他、中国、韓国、台湾など。


以前、こちらの記事の中でも、韓国人から聞いた朝鮮の歴史というのを書いたのだけど・・旧日本軍のおかげで、韓国が近代化されたということを聞いている。

おそらく日本は、パラオに限らず、どこの国に対しても、占領下に置いた地で、インフラ整備、学校、病院の建設、産業の発展を行ってきたんじゃないかと思うのだが・・。


それでも、親日と嫌日にはっきり分かれてしまうところは、実に興味深い。



パラオには大きな橋がかけられている。

パラオ最大の都市であるコロール島と、空港があるバベルダオブ島を結ぶ、重要な橋だ。

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これが建てられたのは1977年、韓国の建設会社によって作られたコンクリート製の橋だった。

設計上は風速67mの暴風や激震に耐えられるとされていて、しかも、入札時には、日本の建設会社の半額を提示して落札したという。

ところが、10年経った時点で、橋は1m以上もたわみはじめギシギシしだし・・それでも、どこぞの調査では「安全」と宣言されたそうだけど・・・パラオの人々はま~ったく信じてなかったという(笑)

「どうしてもあの橋を渡らなきゃならないときはね、絶対に車の窓を全開にして、橋が落ちてもすぐに泳いで逃げられるようにしとけ!」 とまで言われてたそうだ(笑)

1996年9月、轟音と共に突如中央部から真っ二つに折れて崩落。

その後、結局日本の業者が橋を建設し直したという。

しかも、旧橋のコンクリートが低品質過ぎて再利用がまったくできず、一から建設しなおしたそうだ。

この橋が、日本・パラオ友好の橋(Japan-Palau Friendship Bridge)と呼ばれるようになり・・・

この橋のおかげで、さらに日本を身近に感じて親日になった人も多かったという。

friendship bridge


第二次世界大戦後、パラオはアメリカ領となったが・・それから、どうだったのか?


これについては、元駐在大使がこのように語っている。

日本がパラオに残したレガシーは?:ウエキ元駐日大使に聞く

「アメリカと日本は統治のやり方が大きく違いましたね。
日本人は自分たちで経済の仕組みを作り上げて、そこにパラオ人を入れていきました。

パラオ人に自分の力で真面目に働くことの大切さを教えてくれました。
お金は人からタダでもらうのではなく、自分で一生懸命仕事して、家族を養っていくという人生観です。

一方、アメリカ人は最初の時期は「お金はあげるので、後はあなたたちで勝手にやりなさい」という感じでした。
米国は毎年一定額の補助金をくれるだけでパラオに深く関わろうとせず、パラオ人任せ、悪く言えば、放置していました。
これは「動物園政策(zoo theory)」と呼ばれるものでした。」



その後さらに時は流れて、パラオ政府も他国同様、どんどん中国と親密になっていったのだけど・・それに対しては、この方はこのように語っている。

質問 : 中国のパラオへの影響が深まっていますが、諸外国とどのように付き合っていくべきだとお考えですか。

「パラオは小さな国です。経済発展もほどほどでいい。 日本は無償援助で橋を作り、電気も通し、水道も整備してくれました。

一方、中国の投資は中国の観光客のためにホテルを建て、海が汚染されてしまい、政府が国際機関から借金をして下水道の整備をしている。

おかしなことです。 潤っているのは一部の階級の人たちだけで庶民の暮らしは良くなりません。

パラオには(外国人が土地を購入できないので)中国企業に99年という期限で土地を貸している人がいますが、土地を取られたのとほぼ同じです。」


パラオが独立宣言したのは、1981年のことだけど、パラオの国旗はこれだ。

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これは太平洋の海の青い色と夜空に上る満月を描いたもので、愛と平和と静寂の意味を込めたものだそうだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は以前にも、どこかのブログ記事の中で、私は子供の頃から日本があまり好きでなく、欧米にばかり憧れてる子だったという事を書いた覚えがある。

ところが、こういった事を見聞きするうちに、私も少しずつ変わっていったのだ。


私が何よりも嫌だったのが、旧日本軍
国の為に戦って死ね!と国民に強要するわ、占領国では残虐・非道ぶり。(←そのように聞いていたから)

ところが、ずいぶん大人になってからだけど・・旧日本軍による南京虐殺の話なども「戦後の東京裁判で連合国が日本軍の残虐・非道ぶりを示すためにでっち上げたものである」・・・なーんて記事も出回るようになり・・

果たして、本当に日本軍がやったことだったのかな?と、ちょっとづつ疑問に思うようにもなってきたものだ。


たしかに戦時下の日本は狂っていたとい思う。 お国のために戦って死んで来い!の風潮だったようだし・・。

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https://news.line.me/issue/oa-yomutxcom/f9a14812846e

戦況が悪化すればするほど・・かなりクレイジーな状態になっていったのは事実だろう。


しかし、日本を遠く離れたところにいた日本人たちは、逆に日本を離れていただけに、本来の日本人の心を持ち続けていられたのではないだろうか?

そうでなければ、パラオにあれだけの貢献をし、パラオの人々に愛されるわけがないのだ。

「街を整備しインフラを整え、学校や病院を作り、産業を発展させ、共に汗水流して働く」・・これこそ、まさに日本人らしい気がするのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポーランド孤児たちが別れのとき、また、パラオの人々が別れのとき(パラオは次第に激戦区となっていき、日本軍はパラオ人を助けるために逃がしたそうだ)

別れの時、彼らは思いを込めて、日本の国歌、君が代を唄ったという。


国家斉唱、君が代・・・これまた、子供の頃の私は、この歌、あんまり好きじゃなかったのだ。

地味~な歌と思ってたから。


それに比べて、ラ・マルセイエイズとか、アメリカの星条旗 (国歌) - The Star-Spangled Bannerの、なんと華やかで勇ましかったことか(笑)


さらに、中学校のとき、日教組の先生たちは、卒業式などで国家斉唱をするとき、彼らは貝のように口を閉ざしてしまい、絶対に唄わなかったことを思い出した。

理由は、君が代は、「天皇の治世が未来永劫に続くように」という軍国主義的、絶対主義的な意味を持つからと聞いていた。
そんな国家なぞ、唄ってたまるか!・・だったんだと思う(笑)


ところで、君が代の歌詞はどこから来たのか、ご存じでしたか?

『古今和歌集』の「読人知らず」の和歌であり、古代ではこれを祝賀の歌とされていたという。

また、安土桃山時代の頃から、未来永劫の愛を誓った歌としても使われていたという・・l恋の小唄ってヤツだね(笑)


明治政府が国歌を作る際に、どんな意図でこの和歌を使ったのかは知らない。

問題は「君」というのが何を意味しているかにある。
 
明治政府は、それを天皇の御代としていたのか、天皇陛下万歳~! 天皇中心の軍国主義万斉~!という意味合いを込めたのか・・・そこは知らない。


しかし、古代からの「君」の意味は、一人の人間を指す・・ということではないようだ。

 と は、イザナギのイザナミの神々を表すという説もある。

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イザナギ_Wiki

つまり・・

はじめに男の神様と女の神様がいて・・(国生みの神様)
その二人が愛し合い、子孫を作り、それが脈々と受け継がれていく限り、小さな石くれは集まって、いずれは大きな巌(いわお)になることもできるし、苔生すまで、永遠に幸せになるよ~。



という解釈があるそうだ。

言い方を変えれば、「愛」こそが永遠・・という意味にもなる。


私は、これを聞いたとき、ふと、日月神示を思い出した。

日月神示の中には、というのが出てくる箇所がいくつもある。

神前に向って大きくキを吸ひ肚に入れて下座に向って吐き出せよ、八度繰り返せよ、神のキ頂くのざぞ、キとミとのあいの霊気頂くのざぞ。(アメの巻 第十五帖)

・・・とかね(笑)


これを思い出したとき、目からウロコ!
君が代って、素晴らしい!と思ったのだ!!(←単純)


華やかで勇ましく、「自由の為の戦士」をイメージする国歌は世界に多くある。

でも、

ただ男と女が愛し合って家族を増やしていけば・・なーんて国歌はどこにもないように思う(笑)

しかも、君が代の曲は、日本古来の音階、四七抜き《よなぬき》の五音音階ドレミソラで作られている。


そこまで日本人が意図して、君が代を国歌にしたかどうかはわからないのだけれど・・・それでも、なぜか、自然にそれが国家(国歌)になった、というところが凄いところかもしれない。


日本人の精神性は、意図しない自然体の中から現れてくるのかもしれない。

それが意図しないところで、神の御心に通じていたり自然の法則に即していたりして、すべての根源を表すものになっているのかもしれない。


心から「さざれ石の巌となりて苔のむすまで」と祈りたい気持ちになってくる。

どんな境遇に生まれても

アメリカという国、日本人旅行者からみると、「危ないところ」と思われてることも多いらしい。

銃社会でドラッグの密売人に貧困層のホームレス・・たしかに問題は山ほどある。

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https://www.dailymail.co.uk/news/article-3753048/Don-t-meet-St-Louis-City-tops-FBI-s-list-dangerous-urban-centers-America.html

しかし私はアメリカに長年住んでいるけど、今のところ「危ない目」に合ったことはない。

たぶん、あえて危ない場所に行って、あえて危ない行動をしないからなのだろう。

多くの人が同様で、みな自分のエリアを基盤に生活をしている。
あえて用事が無い限り、別の住宅地域に足を踏み入れることはない。


ハリウッドのシアターやラスベガスにショーを見に行くとか、大自然の満喫することを目的に旅行に出かけることはあっても、他人の住む地域に踏み入れることは・・まず、しない!


そんなわけで日常生活の中で特に危険はないのだけれど・・その反面、違った地域の人や生活のことは全く知らない。

もちろん、ニュースや映像の中で見聞きしているけれど、生の感覚としての実感がないのだ。



私がそれを生々しく感じるようになったのは、あるアメリカの番組からだった。
前にも紹介したと思うけれど・・AGT(Amercan God Tarent)

この番組は、もう渡米した当初から見ていて、当時はまだAmerican Idleという前身の歌番組だったのだけど、今ではアメリカ全土だけでなく、世界中から各国の予選を勝ち抜いてくる人もいるし、また内容も歌だけには限らなくなった。
ダンス、器楽演奏、お笑いトークショー、マジック、犬のショーなど・・ジャンルは広がり、それぞれが面白い。

観客も審査員も、彼らのパフォーマンスに感動すればスタンディングオベーション、つまらなければブーイング。
実に、はっきり、すっきりしてる(笑)

まあ、こんなところが私のお気に入りになっている。



この番組を見ていて知ったことなのだが・・出場者の中には最悪な環境に育った人たちがいるという事実。

歌やダンスなどを習おうと思えば、まずレッスンに通うのがフツウだと思うが・・すべて独学で学んできた人たちもいる。

レッスン代も払えないほど貧しい人たちがいるのだ。


そんな劣悪環境に育った人たちのパフォーマンスだけを集めてみた。
*日本語字幕の付いているものを選んだので、彼らのインタビューもよくわかると思う。


ニューヨークのブロンクスから来た男の子たち・・日銭稼ぎにNYの地下鉄の中でパフォーマンスを見せていたという彼ら。
   ↓





こちらはケンタッキー州 ルイビルの、いかにも危なげ男たち。

この人たち・・なかなか興味深かったので、予選、第二予選、準決勝・・と順を追ってアップしてみる。







ついに、予選から勝ち抜いてきた彼らはハリウッドで決勝進出を果たす。
     ↓


彼らは、ここに来て、生まれて初めて海を見たという。 その感動で泣いてしまうほど。

アメリカ人は自分の州から出たことが無い人も多いとは聞いていたが・・やはり、そうなのか~、とつくづく思った。


こちらは、サンディエゴのホームレスばかりの合唱団だそうだ。
   ↓



レッスン代を払って習うことが出来なくても、ここまで・・プロ並みになることだって出来る・・ということに驚かされた。

人間って、たとえどんな最悪な環境に生まれたとしても、自分で運を切り開くことは可能なんだなあ~と思い知らされる。


たまたま運が良かっただけ!という人もいるけれど・・ 決して諦めず、好きなことを真摯に追い求めれば、運も味方するのかもしれない。

そんなことを、つくづく思った。

マスク率100%の恐怖

最近のマスク事情はどうなってますか?

私のところ(ロサンゼルス)では・・飲食店、食料店、銀行・・などに入るときはマスクを着けます。
マスクを着けないと中に入れてもらえないので!

私にとっては仕方なく・・ですが(笑)


先日、久々に銀行に行ったときのこと。

Bank Tellerに、ある手続きをお願いしようとしてたんだけど・・相手の言ってることがよく聞き取れない!

「は? え? もういちど言ってください?」・・私は寄る年波で耳が遠くなっちゃった? こりゃ、補聴器が必要?

通常の銀行窓口風景
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いやいや、そうじゃないだろ!
プラスチックボードで遮られてて、しかも、今、お互いにマスクを着けてるんだから、聞き取りにくいのは当たり前だ~。


銀行の窓口がプラスチックボードで遮られているってことは・・昔からのことだ。

もちろん、地域にもよるのだけど、危ない地域に行けば行くほど、厳重にガラスやプラスチックで防御されてる。

銀行といえば、銀行強盗を最も警戒しなきゃならないとこだから、なのだろう。

昔のアメリカの銀行
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その代わり、Bank Tellerの人は、いつもニコニコ😊 気さくな人が多いのだ。

きょうは仕事帰り? 金曜日だもんね~。
へえ、あなた日本人なの? ああ、私も日本に旅行行ったことあるんよ? 日本の田舎がとくに好きなんだ~。


などと、ベラベラしゃべる人が多い(笑)

食料品店の店員さん、病院の受付さんたちなど、お客と直接接する人たちは、みな、こういった会話をしてくる。

たぶん、アメリカの客商売は「フレンドリー」と笑顔をモットーにしてるからなんだろう。


でも、これじゃあ、フレンドリーなんて・・ムリ!

マスクしてたら・・笑顔だってわかんない!


そういえば、日本の銀行ってどうなんだろう?

私の知ってる限りでは、日本の銀行にはフレンドリーはなかったけど、窓口にガードするものは何もなかったはずだ。
しかも、ティッシュのプレゼントやら、やたらいっぱい粗品をもらえた記憶がある(笑)

bank teller japan
In cash-loving Japan,


あらら~、やっぱりブラスチックでカバーされてるし、マスクはみんな着けてるんだね~。

しかも、この写真のバンクテラーの女性は両手を揃えて立ってる姿をみて、ああ、いかにも日本だ~!と、私はなんだか懐かしい気分になった。
アメリカでは、こんなポーズをする人を、まず見ない。



これはもう、アメリカだろうが日本だろうが・・
マスク&ソーシャルディスタンスによって、「人と人の距離感、疎外感が増し、笑顔は消えた」ということか。


みんな、こんなことは一時的なことだし、それより対策を優先すべき・・と考えていたはず。
ところが、もう半年たってもこのままだ。

半年も経てば、人は「この状況」に慣れてしまい、これが当たり前なんだ~と思うようになっていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、東京在住の知人家族が、高尾山に住む友人宅に遊びに行ったという話を聞いた。

何回か乗り換えた電車の中でも、マスク率100%だったという。


マスク着けてないのは、この家族3人だけだったそうだ(笑)

「冗談じゃないわ! 平日昼間の電車で空いてるんだし~、ましてや3歳の息子にマスクだなんて・・体への悪影響の方が大きいよ。」・・と、彼女は言う。

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高尾に着くと、空気は清々しく、人もほとんど歩いていない。

ところが、彼女たちの視界に入ってくる、ごく僅かな人々は、全員マスクを着けていたそうだ。


信じられる? こーんなとこでも、みーんなマスク着けてんのよ!!

みんな、ソーシャルディスタンスも感染予防も関係ないんだと思うわ。

怖いのは病気じゃなくって、社会への協調性から外れてしまうことなんだね!


彼女は、そんなことを言っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、日本は30度を超える暑さなのだという。

ちなみにこちらは朝晩は涼しいし、日中でもクーラーはいらない。
30度になんてぜーんぜんいかない。

それでも、私はマスクを着けてると息苦しくなってしまう。・・・たぶん、10分も持たないかもしれない(笑)


医学的にも、「呼吸や心臓に負担がかかり、低酸素状態や窒息、熱中症のリスクが高まる」ことも分かっているというのに。

確実にマスクを着けていることで二酸化炭素を多く吸入してしまうことになる。


この二酸化炭素が最も問題らしい! 
脳に大きな影響を与えるということも分かっている。

「二酸化炭素の吸入が多くなればなるほど、脳は恐怖を感じている」そうだ。


その結果、パニック障害、うつ病、自閉症などの精神疾患を誘発することにも繋がり、
さらに、免疫力を弱めることは、言うまでもない。



子供がマスクしながら自転車に乗ってるなんて・・しかも、それが炎天下だったら・・・

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https://news.goo.ne.jp/article/maidonanews/life/maidonanews-13397636.html

子供への影響はとくに大きいだろう。

しかも、子供は自分の意思でマスクを外すことも出来ないのだから。


なのに~
今や1歳の赤ちゃん用のマスクの販売だとか、出産時の妊婦にマスクが必要かどうかなーんてことが議論に上がってしまうこと自体がすでに異常なんじゃね?・・・と思う私だ。



義務化されてるわけでもないのに、マスク率100%の日本

私はこれを聞くと、いつも空恐ろしい気持ちになる。


でも、まだ・・あの高尾山行きをした人たちだっている(笑)

しかし・・彼女たち一家は、高尾行きの後、一部のご近所連中からは非難されたという。
こんなときに遊びの外出するなんて! しかもマスクしてなかったじゃない!と。


「冗談じゃないわよ! 家から一歩も出るな、遊びに行くなってか! 外出中はすべてマスクしろってか!

私こそ、彼らに言いたい! 
マスクのベネフィットとリスクをちゃんと考えた結果、それを言ってるのかって。

私はね、夫と息子を守るためだったら、世界を敵に回したっていいわ!」



ううむ。 やっぱり母は強しだ。

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・・・・・・・・・・・


小学生の子を持つ同僚が先日こんなことを言っていた。

「学校の先生がね、子供たちみんなに、夏のバケーションはみんなはどうするの?って聞いたそうよ。
子供たちはそれぞれ、家族で山に行くんだ~とか、湖に行くんだ~とかいうと、それはステキね~、いいわね~って先生が言ってたらしいの。

すると日本人の子供が、今コロナだから外に行っちゃいけないんだ! だから僕は家で勉強してる・・と言うと、あら~、それはエライはね~!ですって・・・。」


なんでもいいんかい!(笑)

そもそも、この時期に、どこに遊びに行くの?なんてフツウ、そんな質問はしないだろ!と思うのだが・・。
それは日本人的発想なんだろうか?

それでも私は、「義務化されてないのにマスク率100%」より、このルーズさにどこか救われる気分だ。


今、私の地域では、何が義務化されてるんだか、よくわからなくなってる。
たしかに一時はマスクも義務化、レストランも軒並みクローズだったが・・またオープンしたとこもあったし、かと思えば再度クローズされたり・・。

最近ど~なってんのか、みんなよくわかってない。

それでも確実に、車の量が増えていることだけは確かだ。
それだけ、みんな外出してるということなのだろう。


とにかく、私が今怖いと思うのは、マスク率100%

でも、この状況下だからこそ、酸素のありがたみを身を持って感じることも出来たのだ。
悪いことばかりじゃない。

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きょうは郊外に出て、胸いっぱいフレッシュ・エアを吸ってこようかな~。

李登輝さんの考える死生観

先日、李登輝さんのことを調べてたときに、「李登輝が考える日本と中国の違い」というのをみつけたのだが、これがなかなか興味深い。
  ↓
李登輝が考える「日本」と「中国」の違い


李登輝さんは、日本人の精神性と最も対照的な例が中国の『論語』と言っていたそうだ。


これはちょっと意外だった!


なぜなら・・論語って昔の日本人には切っても切れないものだったと思ってたからだ。

『四書』『五経』が一般的な教科書とされていたようだし、優秀な子は小さい頃から、それをそらんじてたそうだ。

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https://twitter.com/nisshinkan/status/858477590624980992?lang=de

江戸時代以降、とくに武士階級の人々には切っても切れないものだっただろう。

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https://denenism.goat.me/aVD50QlKAU

こんなん、6歳くらいから学ばされるとは・・。 江戸時代の武士階級に生まれなくってよかった~


李登輝さんは日本で教育を受けて、家の会話すら日本語を使っていたという。

しかし、後に台湾語も勉強した方がよい、ということになって、台湾語の学校に通いだし、そこで使われていた教科書が「論語」だったそうだ。


未知生、焉知死(未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん)

この有名な論語を例に挙げて説明している。


この意味を現代語にすると、「まだ生について十分に理解していないのに、どうして死を理解できるだろうか」
そのまんまの意味だ。


これについて、このように説明している。
   ↓

日本人は「死」を大前提として、限りある生のなかで如何にして自分はこの生を意義のあるものにしていくか、はたまたどれだけ公のために尽くすことが出来るか、という「死」を重んじた精神性を有している。

一方で、中国人の精神性は「まだ生について理解できていないのになぜ死を理解できるか」と正反対だ。
そのため生を理解するために生を謳歌しよう、という発想が出てくる。
「死」という限られたゴールがあるのであれば、それまでにめいっぱい生を堪能しようという考え方だ。


こうした論語的な発想があるからこそ、中国では「いまが良ければそれでよい」「自分あるいは家族が良ければそれでよい」という自己中心的な価値観や拝金主義がはびこる原因になったのではないかと李登輝は考えている。



ああ、そうか~! 


孔子の思想はのちに儒学思想へと繋がっていく。

儒教はひとことで言ってしまえば・・「正しい生き方」を説いたものだ。 「道徳」ともいえるもの。

「生き方だけに焦点を当てたもの」だ。


そういえば・・私は以前、孔子は好きだけど儒教はキライ!と言ったことがある(笑) 日本人の不思議な感覚(その1) より

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儒教をひとことで言ってしまえば・・「仁・義・礼・智・信」からなる「五常」の徳目を守ることで、「父子・君臣・夫婦・長幼・朋友」の人間関係がうまくいく、という考え方だ。

なかでも「仁」は、人を愛し、思いやることことであり、孔子は「五常」のなかでも最高の徳目とされていた。


・・・のはずだけど、「子は親を敬い、妻や臣下は夫や君主に尽くし従い」という部分ばかりにフォーカスされてしまい、人を愛し思いやることがスルーされちゃってる方が多い。

その結果、臣下や妻や子が反逆を犯すと、重い反逆罪に処せられるようになった。

孔子が言ってた「子は親を敬い、親は子を慈しみ」は、どこへ行った~?

じゃあ、目上の者が目下の者を慈しまなかった罪は、どーなんよ?
というツッコミどころが山のようにある。。。


そうやって、上下の階級を生みだしてしまった・・というのが儒教社会のあり様だ。



日本の場合、昔から「四書五経」を学び、武士社会には儒教、のちの朱子学が浸透していったのだけど・・

大きく違うのは、日本人の心には「仏教」がベースにあったこと。

さらに、「武士道」精神があったこと。

これは大きな違いだろう!



仏教も武士道も、ひと言で言ってしまえば、「無の境地」を説いたものだ。


「無」は「死」を連想させる。

それを、厭世的だとかネガティブとかって誤解されることも多いのだけど、「生」も「死」もワンセットというのがベースになっているのだ。


武士道の極意とは・・・死をも恐れないことだ。

恐れ、焦燥、不安、すべてを排除して心をニュートラル状態に置けなければ剣の道を極めることは出来ない。

武士道については、私も何度かブログ記事にアップしている
武士道と刀のスピリチュアル
剣豪・山田次郎吉という人



李登輝さんの言葉をさらに引用すると
   ↓

『武士道』に描かれた精神、つまり「武士道とは死ぬことと見つけたり(葉隠)」という言葉こそ、日本人の精神性を最も表したものだ。

日本人とくに武士にとっては「死」が日常生活と隣り合わせであり、常に死を意識しながらの生活であった。

その「死」が念頭にある生活のなかで、いかにして人間は生の意義を最大限に発揮していくのか、それが日本人の精神性に大きく影響している。




ただ四書五経を学び、儒教を取り入れたとしても、それは「魂が入ってないものを飾り立てようとするだけ」になってしまうのかもしれない。


「人には礼を尽くし仁の心で」なーんて言われても、そんなこと頭じゃわかってるけど、嫌なヤツはイヤだし、欲しいものは欲しいんじゃい!と、ついつい心では思ってしまう(笑)


ここで前回のブログの中で引用したマタイ伝を思い出したのだけど・・

“Our spirit willing but our flesh weak”
「精神は高みを望んでいる、しかし肉体は弱いままだ」


●これはマイク・ポンピオさんがスピーチで引用したヤツをまた引用させてもらっただけ。


弱き者は肉体と精神は別のとこにあるらしい。 だから、どこまでいっても別々、葛藤があって弱いだけ。

それを1つに繋ぐものは、の力しかないのだろう。

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https://www.pinterest.com/pin/115475177928934149/

魂を成長させるためには、死はスルーできないということだ。

なぜなら、常に死も生もワンセットなんだから。

人は生まれた瞬間から死に向かっているのだから。



前に、メメントモリとエベレストのテーマ「死を想う」という記事をアップしたとき、エベレストのデスゾーンでの生死について書いたこともあった。


生死の境を経験してきたアルピニスト、また深海へ挑戦したダイバーなど、こういった人たちは経験的に「死の意味」を悟っている。

また霊能力者も同様だろう。 若い頃から自らも苦難の連続で、多くの死者に触れてきた霊能者であれば。


このような人たちは、どのように生きるべきかという答えがすでに出ている。

だからこそ、彼らは決してブレない生き方が出来る。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

残念ながら、李登輝さんが、素晴らしい!と称賛した日本人は、今やそんな一部の人々の心の中にしか宿っていないだろう。

多くの人は、みな「死」の直前まで死とは無縁と思ってるし、「無」の境地なんて考えもしないだろう。


輝く生き方をするということは、常に「死の覚悟が出来ている」という裏返しなのかもしれない。

それは自分に対しても相手に対してもだ!

少なくとも、昔の多くの日本人たちには・・それがあった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなことを考えながら、ふと、飼い猫をみると、横で「遊んで遊んでアピール」をしまくっている。

ここんとこ、仕事が忙しい、疲れた~!で、かなり無視してきた自分に、はっと思う。。。

コイツの命だって限りある。 私の命だって・・と。

そう思ったとたん、1ミリだって後悔しない生き方をしたいと思った。

ブログなんて書いてる場合じゃねーよ!と。


そんな些細なことでも、日々の行動は変わっていくものだ(笑)
そして世界を見る目も変わっていく。

きっと、こうゆうものこそ、スピリチュアルの根源ではないかと思うのだ。

今週の大きな出来事

李登輝(り とうき リー・テンフイ)さんが7月30日に他界されました。

1923年生まれでご高齢ではありましたが・・・それだけ長い歴史の中で生き抜いてきた人です。

「台湾民主化の父」とも言われる、偉大な人でした。

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https://www.jiji.com/jc/p?id=20200730222809-0035284074



★先日、アメリカのマイク・ポンピオ(Mike Pompeo)国務長官が中国共産党に対し、堂々と宣戦布告発言をしました。(戦争というわけじゃないけど、ある意味においては、やはり戦争みたいなものかな?(笑)

Mike Pompeo comes to O.C., rails against China at Nixon Library

この発表・宣言したのは、私の住む場所からもほど近い、カリフォルニア、オレンジカウンティーにあるニクソン図書館だったそうです。

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ニクソン大統領といえば、1972年2月に中国を訪問して中国との国交を開いた人、そして今、50周年を迎えたということもあり・・・それを意識した上でのことでしょう。


この2つのニュースを聞いて・・ああ、まさに今を象徴しているよな~! そんな思いがしました。


マイク・ポンピオさんのスピーチの中では・・、
●なぜ、50年前に中国と手を結ぶようになったか? という理由も述べられています。

これから大きく発展していくであろう中国ならば、今後は自由主義、民主主義国家となり共に手を取り合っていけるようになると期待したからだ・・と言ってました。
(当時のことを調べてみると、ソ連に対するけん制ってのもあったみたい。)


●そして今なぜ、手切れを決断したのか?の理由は・・このように語ってました。

もしも自由主義社会が変わらなければ、中共が確実に我々を変えてしまうだろう。 私たちの孫の世代は完全に蹂躙されてしまうだろう。
If the free world doesn’t change ? doesn’t change, communist China will surely change us.


今までが快適で便利であったとしても、そんな過去には戻ることは出来ません。
There can’t be a return to the past practices because they’re comfortable or because they’re convenient.

  
こちらに全文が掲載されてました。(Youtubeなどでも多く動画も上がってます)
 ↓
Communist China and the Free World’s Future



もうひとつ、マイク・ポンピオさんは、スピーチに聖書から引用した言葉を入れていたのが印象的でした。

To quote scripture, I ask is “our spirit willing but our flesh weak?”
聖書から引用すれば、「精神は高みを望んでいる、しかし肉体は弱いままだ」、今、それをここで今問いたい。


調べてみたところ、これは新約聖書のマタイ伝26章41からの引用でした。

聖書の中では、「だから、誘惑に陥らないように目をさまして祈っていなさい。」と続きます。

たしかに~。 聖書って奥深い人間心理を言い当ててるものですね~。 人って、精神ではどうすべきかわかっていても欲求では負けてしまう弱いもの。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このマイクさんのスピーチに対してですが・・もちろん、アメリカの反対派は、このスピーチに対する批判記事を載せていました。

マイク・ポンピオの言ってることは、タダの理想主義の甘っちょろい内容だ!
じゃあ、具体的にどういった対応をするかを、なんも提示してないじゃないか!
 などとありました。


私は、おそらくこのスピーチは、アメリカ国内に向けて、はっきり「中国共産党」とは決別する意思表示が目的だったんだと思います。 
同時に世界に向けての、アメリカの方向性を明確に示すという意図もあったのではないかと思ってます。


理想主義?

近年では、こうゆうのは甘っちょろいとか言われがちなんだけど・・・それでも、基本的に政治家である以上、理想主義者でなきゃならない」と思うんですよね~。

一般の人や、また多くの実業家さんたちは、どちらかというと現状、現実だけみて動いてしまいがちなもんです。

そんな経済界にストップをかけられるとしたら、政治家さんたちしかいないじゃないですか!


日本にいた頃、ご年配の方から、「政治家と政治屋とは違うんだ! 今や政治屋ばかりになってしまった~」という嘆きの言葉を聞いたことがありました。

政治家というのは、ただの職業意識でやるもんじゃないんだな~と、そのとき、はじめて気づかされた気がしたもんです。

そういえば昔の政治家さんたち・・吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄などは、いずれも体張ってたように思いますね。

また、実業家さんたちだって・・本田宗一郎(本田技研)、松下幸之助(松下電器)、井深大と盛田昭夫(ソニー)、早川徳次(シャープ)など・・いずれも体を張って、日本を作ってきたともいえるような方々でした。。。

それが今、これらの会社は、ウイグル人の強制労働疑惑を巻き起こしてるとは・・。

やはり・・・ここらで理想主義に戻るべきときが来たってことかもしれません。

マイク・ポンピオさんのスピーチは、そんな政治家魂を呼び起こしてくれるような、スピーチだったと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、李登輝さんですが・・彼はまさに「政治家」だったと思います。

第二次大戦後の台湾て、まだまだ自由主義・民主主義社会じゃなかったんですよね~。

台湾内部でも、自分たちこそが中国に返り咲きたいと思ってる人たちがいたり、中国から離れて独自の国を作りたいと思う人もいたりで・・共産主義体制を望む国民も多かった時代です。

そんな中、李登輝さんは中国から離れて、自由主義・民主主義路線を打ち出した人です。


もちろん、これに中国共産党が黙ってるわけないです(笑)

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中国側から台湾に向けて、軍事演習という名目でミサイルをがんがん打ち込んだとか。 しかも実弾で!

ビビらせて屈服させようという狙いだったのでしょうが・・李登輝さんはぜーんぜん動じず、まったく屈しなかったとか。

その断固とした信念が、かえって多くの台湾人たちの心を掴むことになったと言われています。

彼のゆるぎない信念はここにあったようです。
   ↓

民主主義と自由こそが人類文明においてもっとも重要な価値観
それこそが平和と安定、繁栄と進歩をもたらす基盤となる。




この理想とビジョンがまったくブレないんですよね~。 だからこそ、どんなときでも強くいられるんだと思います。


女は母になると強い!と言われたりもしますが(笑)

独身の女は愛されることばかり思ってる弱きもの、されど母となり愛することを知ると、何よりも強いんだそうな~。 

「母は強し」、これは欧米でもまったく同じように言われてます。

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李登輝さんは台湾の父と言われた人でした。

台湾の国と国民を愛し、心から繁栄を願った人なので・・それが父といわれるんでしょうね~。



そうはいうもののの、彼は若い頃からずっと民主化を掲げてたわけではないようです。

22歳まで日本人だった・・と本人が言うくらい、彼は日本で過ごした時代も長く、その当時はコミュニストだったそうです。

日本でもこの時代は、資本家に搾取されて貧しい労働者たちの苦しい時代を多くみてきた若者が多かったようで、さらにマルクス・レーニン主義に感化されて、コミュニストの世界こそが理想の社会と思い混んだ人も多かったはずです。

もちろん、当時はアメリカでも・・
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https://www.nytimes.com/2017/10/20/opinion/new-york-american-communism.html
1935年、コミュニストによるデモ行進 ニューヨークにて


しかし、結果としては、ソ連崩壊を皮切りに、どんどん頓挫してしまいましたね。

社会主義・共産主義の基本は、「格差をなくす平等主義」にあったはず・・・

しかし、実際には21世紀をむかえる前に、導入したすべての国で機能できなくなってしまったわけです。
それも最終的には、資本主義社会よりも、もっと最悪な状況に陥って消えていきましたね。

社会主義・共産主義の問題点は、「人がコントロールする」から、なんだろうと思います。
未来永劫、常に、国民を第一に考える「優れた指導者によってコントロールされ続けるなら、問題ないのでしょうけど・・。

たぶん、それはあり得ない!


李登輝さんは、そこに気づいただろうと思います。


台湾を目の敵にする中国共産党に対して、このような言葉を残しています。

台湾は中国政府の敵ではありません。
中国にとって最大の敵は「本当の民主主義」「本当の自由」でしょう。
そして台湾こそこの「本当の民主主義」の代名詞なのです。

私はあらためて中国政府に呼びかけます。
中国が世界の強国になりたければ、いかにして中国の人々に民主主義と自由を与えるかを考えなければなりません。




李登輝さんは、日本という国が大好きだったようです。

日本の歴史、武士道についても・・日本人以上に造詣が深いとか。

彼の座右の銘は、「誠実自然」

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https://taiwan-life.net/books-lee-teng-hui1/

Youtubeより
【追悼】李登輝元総統(97)が愛した言葉「誠実自然」に込められた想い|林建良



これを聞いただけでも、人物像が見えてくるような気がします。

心よりお悔やみを申し上げます。
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李登輝さんのスピリッツは、今、そのまま弟子の蔡英文さんに引き継がれてますもんね~。

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台湾、アメリカ、そして・・ イギリス、カナダ、オーストラリア、インドは完全に、アンチ・チャイナの同盟国のようです。

それに対する親中は、香港政府のキャリー・ラム、そしてドイツ、ひょっとして日本も?・・なーんて囁かれたりもしてます(笑)

あらら~、ますます、第二次世界大戦のときみたい!


あ、ドイツは親中なんて言ってしまうと、多くのドイツ人に怒られそう。。。

親中はメルケル政権だけだ!なのだそうで・・

「香港国安法」に対し沈黙を続けるメルケル首相 に対し、ドイツ各界が中共寄りの首相を厳しく非難
「人権」より「経済優先」に舵を切ったメルケル首相

と、書き立てられてましたから。

香港も同様で、政府の上の方だけで・・民衆はデモを起こすほど反対してるし、ジョシュワ・ウオンを中心に団結を強めてるらしい。


私にとって・・よくわからないの立ち位置なのが日本。(←私がわかってないだけかもだけど・・)

ドイツのようにメディアによって、厳しく政府批判されることもないし、報道規制によって、一般の国民も、ひょっとしたら政治家さんたちですら、世界の事情がよくわかってないせいで、問題にも上がってないのかな~、なんて思ったりもします。。。


日本政府も、ここらで「理想主義」「武士魂」にもう一度、目覚めて欲しいなあ~と思っています。

マタイ伝じゃないけど、誘惑に負けて「肉体は弱いもの」なーんて、今後は通らない時期に来てるはずです。

関税と貿易摩擦の現実

「米中貿易摩擦」なんて言葉が2年前から飛び交うようになったけど・・たぶん、ほとんどの人がピンとこないだろうし、そもそも、それってどれほどのものなん? って人も多いかもしれない(笑)


なので、きょうは関税について、こちらの現場からちょこっと説明させて頂こうと思う。


現場というのは・・私は現在フォワーダー会社の通関部署で働いている。(アメリカの輸入通関をしてる)

日々入ってくる貨物を輸入通関して保税倉庫から出すのが私のメインのお仕事というわけだ。
(とはいうものの、コロナの影響で入ってくる貨物量は以前より減ってはいるけどね~)


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私は輸出入の仕事はそれなりに長いのだけど・・実は輸入通関のお仕事は今までは外注だったんで、私自身はやったことがなかったのだ。 ところが、たまたま現在の会社に通関部署があり、縁あって私も去年からやることになってしまったというわけ。 

アメリカではこうゆうお仕事をする人を、Entry Writerと呼ぶ。(日本ではなんというんだろ? 通関士?なのかなあ?)


これが、やってみるとこれがなかなか面白いのだ~♪


世界の動きやアメリカの動き(アメリカは今どこの国と仲良くしたいのか?とか、どんな製品を守ろうとしているのか?とか・・)そういた部分がしぜんと見えてしまう。

私のような、まだまだ新米のエントリーライターであってさえもだ(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、まずは・・

2018年7月、トランプ政権は340億ドル相当の中国製品に25%の追加関税を発動した。
というニュースが飛び交ったのを覚えておいでだろうか?

こちらのビジネス・インサイダーという記事に詳しく載っていたんで、とりあえずURLを張り付けておく。
   ↓
中国への関税発動、アメリカの真の狙いは「中国製造2025」計画の阻止だ


さらにこの後、トランプさんは「今後もすぐに中国からアメリカへの総輸出額ほとんどに相当する規模のものに追加関税をかける予定だ!」と強気発言をしたものだ。

うわっ! なんちゅうことすんねん?
トランプ、ついに気が狂ったんかい?


と議会は大騒ぎ。

つーか、こんなことをすれば中国政府が黙ってるわけがないからだ!

案の定、倍返し~!とばかりに、めちゃめちゃアメリカ製品に追加関税をかけまくったのだ(笑)

これを報復関税とよぶ(笑)

たとえば、中国では日本車や欧州車に課される関税は15%なのに、アメリカからの輸入関税はいっきに40%。

テスラなんて中国で製造されてない車はたまったもんじゃないだろう。

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それだけでなく、アメリカからの農産物にまで追加関税をかけたものだから、トランプさんを支持してる州の大豆農家なども大打撃で悲鳴を上げたという。

トランプ、とんでもないことをしてくれたな!
いい加減にせんかい!


とアメリカ国内も、賛成派反対派とまっぷたつに割れて大変だったようだ。

いやあ・・・それでもトランプさん、それでも今やらなきゃならない!の姿勢は崩さない。
「肉を切らせて骨を断つ」の思いだったのかも。

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さて、関税がどのように影響するか?

国内への輸送だったら輸送費だけで送れるものなのに・・国が違うというだけで関税というものが掛けられ、さらに送れるもの送れないもの・・といった厳しい規制もある。 実はまだまだある・・アメリカにはBOND(国に払う保険のようなもの)とか、諸費用はいっぱいかかるのだ。


とくに関税というのは一番厄介なのだ。(おカネがかかる)


関税 = DUTY (国際空港内にあるデューティーフリーショップのデューティとも同じ意味)

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基本関税は外国から入国してくるものすべてにかけられる。

ところが、ものによっては関税無し(まさにDuty Free)というのも少なくないのだ。

たとえば、個人使用のお引越し荷物だったり、商業目的でも申告金額がUSD$2500以下なら、モノにもよるけど手数料程度で関税はゼロになることが多いのだ。 手数料だってゼロって場合もある。

ここまでが基本。


さて、ここからなんだけど・・・

まず一番肝心なのは、それがどこで作られたものか?  たとえばMade in JapanMade in Chinaだけの違いで・・・まったく同じ商品でまったく同じ金額だったとしても、お支払い金額はぜ~んぜん違ってしまう。


実際に私が通関したものの中で、わかりやすい例をあげてみる(これは金額がもっとも小さいヤツ)

商品は「電気系のスイッチ」で、一方は中国工場で作られたもの。 もう一方は日本の工場で作られたもの。


●こちらは日本製(Made In Japan)

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注:実際使っているシステムのオンライン画面をスクショしたもの。自分で計算するわけではなく現在はシステムにデータを入れて自動計算させるように出来てるのだ。


Enter Valueというのは申告金額のことで、これは$196.50(たったこれっぽっちのものならFedexでも使えって言いたいとこだけどね・・)

最後のラインのTotal Duty Taxのところをみると、ゼロになってるよね?

つまり・・・関税もゼロ、手数料もゼロで、なーんも支払う必要なしってことだ。


●次に中国製(Made In China)

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え? まったく同じ商品でまったく同じ申告金額の$196.50だったのに~。

まず、Duty(関税)$49.25もかかり、しかも手数料が$26.79もかかり、合計で$76.04を支払わなければならないということだ。

おい! 商品はたったの$196.50なんだぞ~、と、ここで怒ってもダメなのだ~(笑)


申告金額($196.50)に対して、Duty(関税)が$49.25・・まさしく25%ということだ。
その上、実質的には手数料だって払わなきゃならないわけだしね~。


たかが196ドルの商品に対して、76ドルも支払わなければならないか、まったく何も支払わなくていいか?


これがビジネスとして頻繁に輸出入を繰り返してた場合、いったいどれだけ違ってしまうことだろう。

こりゃ大変な差となるということがおわかり頂けると思う。


そして、どんだけ中国と日本に対する待遇が違うのか? 
もう、一目瞭然だろう。


ところがまだあるのだ!

今年2020年からは、US-Japan Trade Agreement(日米貿易協定)というのがさらに適応されたため、ここのリスト上に上がってる項目については、さらに関税がめっちゃ安くなったりタダになってしまうものが増えたのだ。


ある日本の車の会社で、車の型を日本から輸入してアメリカで組み立ててるのだけれど、それが今まで1回の輸出申告額がだいたい6000万円(50万ドル以上)もあって、どんだけ関税を支払っていたかというと・・・ざっと1万5千ドル(ざっくり150万円くらい)を毎回支払っていたのだ。

ところが今年からは・・なんと関税無料になってしまい、手数料だけ1000ドル(10万円程度)でいいことになったのだ。

この社長さん、どんだけ喜んだことか(笑)・・・私にまで・・厚くお礼を言われてしまった(私、関係ないつーのに)


このように、日本に限らず優遇されてる国は、他にもいくつかあるのだ。 
そうゆう国に対しては、関税Freeの優遇措置をとってるわけだし・・かと思えば、逆にもっと関税を上乗せしちゃう国だってあるのだ。

これは参考までに、
CBP(アメリカ税関)で発表されてる最新版の関税率のリストがあるんだけど、ほんの一部だけ紹介してみよう。

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商品は バキュームポンプ、 これを右にみていくと、Generalというのが「通常」かかる関税のことで、通常だと2.5%の税率がかかるということだ。

ところが、その隣にはSpecialってのがあって、そこをみるとFree(無料)って書かれていてさらにカッコの中にアルファベットが書かれてる。

このアルファベットは国を表す記号なのだ・・たとえば、AUはオーストラリア、BHはバーレーンという具合に。 JPは日本。

JPもちゃーんとこのカッコ内に書かれてるね~。 つまり、日本からバキュームポンプをアメリカに輸入しても関税かからない! わーい! ってことになるのだ。


ところがさらに右にいくと35%と書かれてるので・・場合によっては35%もかかる場合があるということらしい。
これが、いつ、どうゆう場合にこれが適用になるのか‥私は知らない。(なんせまだ新米なもんで)


ところが中国だけは特別なのだ!

中国は、General(通常)にも該当しないし、もちろん、Special(無料)にだって該当しないのだ。


私たちは商品のすべてを10桁の数字で管理してるんだけど(一般的にHSコード、アメリカでHTSコードと呼んでる)、ところがメイド・イン・チャイナに限っては、もう1つ別コードがあって、それを調べて入力しなければならなのだ。 それをチャイナコードって呼んでる。

で、どうなるかって?
通常の関税率よりもさらに高くなるようになってる(それが25%だったり、モノによってはもっとかかる場合だってある。)


最初に例として、日本製と中国製の画像をアップしたけど、あの中国製はチャイナコードも入力した結果なのだ。

チャイナ、どんだけ嫌われてるんよ~(笑)

めちゃめちゃ優遇されてる国があると思えば、どんだけ嫌われてるんよ~って国もある・・というわけだ。



そういえば・・日本では韓国をホワイト国から外したとかで、韓国さんから相当ブーイングが来てたよね?

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あれも、おそらくSpecial扱いで今まで無料だったものが、General(通常かかるレート)に戻されちゃったんだろうな~。 (私は日本の通関についてはぜんぜん知らないけど、おそらく仕組みは同じだと思うのだ。)


そんなわけで関税のレートをみてるだけで、色々と見えてくるものがある、というわけなのだ。

通常でも2%程度の関税しかかけないものもあれば、30%や40%なんてものまである。
自国の守りたいものほど、高いレートの関税をかけるのだから、何を守ろうとしているのか?が見えてくる。

さらに、今どの国を優遇しどの国を敬遠してるのか・・・そういったことが見えてしまう。

それは、どこの国でも同じことだろう。

世界の時事とともにあるのが関税なのかも(笑)

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去年の暮、ある日系企業の社長さんが、「もう中国からアメリカに送るのやめようと思うんだ~。関税が高すぎてたまったもんじゃないし、中国工場は閉鎖してマレーシア工場から送ろうと思うんだけど、どー思う?」と聞かれたことがあった。

「そりゃあ、その方がいいに決まってますよ~。 ましてマレーシアにすでに工場を持ってるだから。」

それに・・私だって仕事がラクになる(笑) 中国産の場合は二度手間になる上、やたらに証明書提示などが要求されることも多いので仕事に倍以上の時間がかかるのだ。(それは、お客様には言えない、ここだけの話だけど・・)

わーい!

私のクライアントさんから、ついにMade In Chinaがなくなるぞ~と喜んだものの・・・ところが、今年も半ばを過ぎたというのにいまだに中国産の貨物が同じようにやってきている。。。


そう簡単にはいかないのだ。

途中で契約を破棄すると中国では莫大な違約金もかかるし、なかなか退去させてもらえない、と聞いている。

日本政府からの中国移転のための補助金ではどうにも賄えないほどの損失が大きい・・とも聞いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「中国依存で世界は回っている」・・これは以前からも仕事上から痛切に感じていたことだ。

まず、ほとんどといっていいくらいエアラインは中国系が多く使われているのだから。

中国系の飛行機が飛んでるところはどこでも真っ先に中国系を使うのだ。(私はアメリカ在住の日系フォワーダでしか働いたことがないのでひょっとしたら他は違うのかもしれないが・・)


中国系というのは、China Air, China Southern,  China Eastern cargo などというエアラインの会社のことだ。

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「シンガポールから来るのになんでシンガポール・エアを使わないんだよ!!」

「だって、チャイナ系の方が安いんだもん。 安い方使うに決まってんじゃん!」



現地国エアラインより何よりも、一番安いレートのチャイナエアこそが熱烈歓迎されるというわけだ。


ところが! 貨物輸送上の問題が多々起こる。 その対応も悪い。 話してる途中で電話が切られることもしばしば。
中には英語すら満足に話せない人だっている・・・。 おいおい!


「こうゆう厄介ごとにかかる交渉や時間のロスなども考慮した上で、チャイナ系に決めたんかよ?
いーーや! 絶対考えてないだろ! ただ安いからだけで決めてるだろ!

その上、それにかかる面倒なことはぜーんぶ社員に押し付けて仕事なんだからなんとかしろ!だし、おまけに経費削減で残業は絶対するな!って、いったいなんなんだよ!! 」


と・・社員は不満たらたらになるというわけだ(笑)


まあ、思い起こせば・・ここ数年来、ずーーと多くの企業が中国進出をして中国工場を建てまくったきたのだから・・必然的に中国産を多く扱うことにもなるし、エアラインだって中国系となるのは当然だろう。

とにかく、中国系のエアラインは安いんだから!
(それはカーゴ便だけかな? それともパッセンジャー便のエアラインだって安いのかな?)



そうやって、なにもかもが中国中国、Made In Chinaだらけになったというわけだ(笑)


いやいや・・Made in Chinaじゃない製品ですら、実質的にはMade in China?と呼べそうなものだってある。(私たちが知らないだけ)

そんな内容を、少し前のブログ記事にアップしたことがあった ➡世界情勢でみる「この世は金次第」か「カネは二の次か」

イタリアの有名デザイナーズブランドについての話だ。

ミラノ周辺の有名なイタリアブランド、GUCCI(グッチ)、FENDI(フェンディ)、VALENTINO(ヴァレンティノ)、PRADA(プラダ)といったものは、Made In Italyでありながら、 実際には、北イタリアの中国人の工場で、中国人が管理し、中国本土から呼び寄せた中国人労働者によって作られてるという話。

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これじゃあ、イタリアの香りはもうしないだろう。


気がついてみたら、こうやって世界中が「中国」一色になっていたというわけだ。

それがグローバル化だ。

別の言い方をすれば、国も国境も関係ない! 儲かるとこどこでもいき、なんでもしちゃう!というポリシーであり、 そうやって世界をまたにかけた人々のことだ。


私は日々「関税」を相手にしながら・・そんなことを思う。

「安ければ良し」だけが定着したおかげで、客側、船や飛行機会社、我々フォワーダー、みーんなどこかでイライラしてる。

「コストは1円でも安く儲けは1円でも高く」・・仕方ないさ、ビジネスってそうゆうものさ、と言い聞かせながら。


おーーい、誰かここらでストップかけてくれよ~!


でも回り出しちゃった歯車にストップをかけるのは大変だ。 

そんなことをすれば摩擦によって火花が散る!

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ああ、これが貿易摩擦なんだ~

・・・・・・・・・・・・・・・

ある人が「中国が戦争をしかけてきたらどうしよう?」と心配していた。

「こんなにも巨大な経済大国となり世界を牛耳ってしまった中国なんだから、いざ戦争となったらアメリカの連合軍だって危ないかもしれない・・・核保有国でもあるわけだし~。 世界大戦にでもなって、しかもアメリカが敗戦国になったら、どうしよう?」と。


いやいや、それはないだろう

もしも、実際に戦争をしかけてきたとしても、最終的には中国に勝ち目はない・・と思う。


なぜなら・・利権主義の国だから。


利権主義の人々が一番大切にするのは、我が身と我財産だ。

中共が怖くて強いと思ってるうちは従順なフリをするけど、危なくなれば、さっさと敵国に情報を売ってでも自分が助かろうとする人たちばかりになるだろう。

少しでも不安や恐怖を感じれば、それで自滅の道をたどるような気がする。


戦争って決して良いことではないけれど・・戦争に勝つには国の大きさや財力だけではないと思っている。

国民(兵士たち)の愛国心、たとえ命掛けでも国の役に立ちたいという思いがあってこそだ。

そうやって一丸となれる国であれば、たとえビンボーな小国であってさえ、恐るべき敵となることだってあるのだ。
(ひょっとして・・昔の日本はそんな国だったのかもしれないねえ。)


今の中国政府にそんなカリスマ的魅力はないと思う。

官僚も軍隊も、見てないとこでは物資の横流しが横行しているというような国では、軍の統率だってとれないだろう(笑)

国民に愛を与えない政府は国民から与えられるわけもない。 
み~んな自分のことが一番で、み~んな自分のことしか考えない・・ということになる。


そして、いざとなれば一番弱い存在じゃないかな(笑)

流行語 : Slave-free と Decouple

最近、Slave-free (スレイブフリー)という言葉をよく耳にするようになった。

ハッシュタグで、#Slavefree とするとたくさんヒットする。


これはSlave-Freeとは、奴隷を使わない!という意味だ。


「奴隷のような人たちによって作られた製品が市場に出回っている」という現状がある。

こんなことは、ずーーと前から言われ続けてることでもあって、私も2015年に、ファーストファッションの洋服がどのように作られているか?に触れた内容をアップしたこともあった。
   ↓
The True Costから考えること

安い服を作るには人件費を抑えられるまで抑えるのが一番のわけだもんね~。


ところが、安い服に限った話じゃない!

人件費がタダみたいになれば、どれだけ大きな儲けが出るか? こんなことは誰でもわかる(笑)

そうなれば、あらゆるものが製作されるようになる。

特に最悪といわれているのは、中国でウイグル人に強制労働させて出来上がった製品だ。

ワシントンポストの記事
China compels Uighurs to work in shoe factory that supplies Nike

こんなところで作られているんだね~。
   ↓
Nike uigles

自由を奪われた監獄のようなところに、ウイグル人たちは連れてこられて強制労働させられている。

それも流れ作業の労働とは限らず、かなり技術を要することまでさせられているのに、もちろん賃金も自由もなし。

そりゃ~、いくらでも安く各国へ提供することだってできるだろう。


そこで、アメリカの若い上院議員、Josh Hawley(ジョシュ・ホーリー)さんがついに行動を起こした。
   ↓
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https://thespun.com/nba/the-nba-has-responded-to-viral-letter-from-u-s-senator

中国に進出してるすべての企業、現地でサプライチェーンを持つ企業は、徹底的に下請け工場を調べて、一切強制労働はさせてないこと、正統な雇用をしていることを証明しろ!というもの。

彼はすべての企業リーダーに「Slave-free」の誓約をとるよう要求したのだ。

Hawley accuses LeBron, Nike, NBA of profiting off slave labor in China

リストアップされたものの中には、少なくとも80社以上、アメリカだけでなく韓国や日本企業も含まれている。

中国は人件費安いし、中国国内の市場も莫大・・そのため今や製造業のほとんどが中国になってしまった。
日本企業は3万社以上も中国へ進出しているという。

現在わかっている、リストアップされてしまった日本企業11社(日立製作所、ジャパンディスプレイ、三菱電機、ミツミ電機、任天堂、パナソニック、ソニー、TDK、東芝、ユニクロ、シャープ)

みーんな大手ですね~。


うーん・・なんでYoutubeでウイグル問題をアップするとすぐに消されちゃうのか・・ちょっとわかった気がする。。。



アメリカでは、NBAはかなり前から、中国さんにべったりの関係だったようだ。

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NIKENBAのシューズやユニフォームだって、みんなウイグル人の強制労働によって作られたものじゃないか!・・とホーリー上院議員は言っている。

中国の奴隷労働から利益を得ていると、彼は激しい非難している。

NBAはとくに中国国内でバスケの放映もしてもらって多額のおカネを頂いている上得意様のようだ。 中国側からクレームが入れば、すぐに飛んでいって平謝りしてくるそうだからなあ~





ウイグル人はずーーと長きに渡って弾圧され続けてきた民族だ。

こちらはニューズウィークの日本版の記事(昨年のもの)

中国は「ウイグル人絶滅計画」やり放題。なぜ誰も止めないのか?

強制労働で先進国の大企業のために強制労働させられている人たちは、新疆ウイグル自治区から大量に連れてこられたウイグル人たちだ。

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昔ユーゴスラビアであったような、民族浄化(虐殺、強姦、強制移住などの手段で特定の民族を殲滅させること)がいまだに行われている・・ということだ。

もちろん、中共の言い分だってある。
ウイグル人は危険思想の持主のため、教育しなおす必要がある・・そうだ。

教育って、押し付けて絶対服従させることだったっけ? とツッコミたくなるのだが・・。


そもそも中国は他民族国家。 
宗教も民族も文化もまったく違う人々をせーんぶ自分たち漢民族の色で統一しようってところに無理がある。

ちょっと昔の話だけど・・唐の都の長安では他民族の人々も多く重用されていたという。(←かなり昔だろうが!)

逆に多くの民族の自由性を認め、多くの文化を吸収し融合して栄えていたのが唐という巨大国だった。
同じ中国なのに、えらい違いだよなあ~(笑) 



でも、これは中国だけの問題ではない。

ニューズウィークのタイトル、”中国は「ウイグル人絶滅計画」やり放題。なぜ誰も止めないのか?” のとおり、 どこの国ですら、民族浄化をやめさせなかったのだから。

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https://www.change.org/p/u-s-senate-stop-the-ethnic-cleansing-and-mass-detention-of-uighur-muslims?source_location=topic_page


みーんなで、見て見ぬフリしてたってことだよね~。

その理由はすでにおわかりでしょうが・・中国さんから安く提供してもらえるから!

下請けの中国工場がやってることだから見なかったことにしちゃおう!・・ってとこかも(笑)

まるでイジメを見なかったことにしちゃうクラスメイトと変わらんじゃね?


それでも、ようやくここに来て積極的に動き出したのは、大きな進歩だ



あ、そうそう・・アメリカより、いちはやく動いた国があった!

その国を忘れちゃいけない!

台湾だ!

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この国はどこの国より早く、中国離れを成し遂げたのだ。


でも台湾だって小さな国。 決して他国と比べても、中国離れが出来るような良い条件が揃ってたいたわけではない。

事実、台湾企業は10万社も中国に進出していたという。 もう完全に経済依存してたといってもいいくらいだ。


それでいて、昔から台湾と中国は昔から仲が悪い。(そりゃあ、蒋介石さんのところだったしね~)

台湾は自由主義経済を中心とし中国とは精神面では完全に「中国とは違う」と思ってる国。

一方、中国はあくまでも自国の一部と思っていて、一筋縄ではいかない台湾を常々忌々しく思ってるというわけだ。


両者とも仲が悪いくせに経済では依存し合っている。・・これが現状だったのだ。


ところが、それを大きく変えたのは、2018年にトランプが中国に対して制裁関税として25%をかけたことからだろう。

これを機に台湾政府は、思い切って中国経済から脱却へと方向転換したのだ。


●まず、台湾政府は中国離れをする企業には大きな優遇措置をとった。
台湾へ戻ってくる企業には、税金を安くし、借入のための補助、その他諸々の細かい優遇措置まで与えたそうだ。

●同時に南方へ向かうための政策(今までの会社を東南アジアやオセアニアに移すための政策)を積極的に取り始めた。

これによって、すでに2019年には大きな成果を上げている。

国内の失業率は減り、2019年度のGDPまでもが上がった。

こちらは台湾に関する国連レポート(英文)
タイトルは「米中貿易戦争の台湾最大の受益者:国連レポート」
   ↓
Taiwan largest beneficiary of U.S.-China trade war: U.N. report

2020年コロナの影響でどこも大幅にGDPを下げたというのに、台湾はいまでさえ、たしかマイナス3パーセント台で留めている。

いちはやく実行し、いちはやく成功させつつある国といえるだろう。

そこで今や、世界の動きは台湾に続け~!となっている。


一方、中共は、絶対許せん! なんとしても潰して置かないと、面目がたたん!というとこらしい・・・。

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そんなわけで、今、中国、台湾周辺海域で軍事演習にかこつけて、色々ときな臭い様子。
アメリカの戦艦も台湾擁護のために、続々とこの海域へ向かったり、偵察機を飛ばしてるそうな。
(私は軍事のことはよくわかりませんが・・軍事専門家さんたちによると、なかなか大変なことになってるそうだ。)



ところで、蔡英文さんて・・
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https://mazimedia.com/saieibun-pretty-picture/

かわいい系に見えるし、こんなイラストにまでなってるくらい。
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けど、その着ぐるみの中には、軍神・上杉謙信でも詰まってるのかも~(笑)


日本以上に中国依存をしていた台湾で、それを切るのは一筋縄じゃなかったはず。
当然、台湾企業の中でも強硬な反対派も多く、いまでも潰そうと画策する人々だっているようだ。

さて、トランプさんも安倍さんも、反対派を押し切ってどこまでやってくれるか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近では中国と手を結ぶか手を切るかでよく使われてる単語がある。

Decouple From China?

"decoupling" the U.S. economy from China

デカップル、デカップリングという言葉

どんなにラブラブのカップルでも切れるときは切れるもんだし、切らなきゃならないときは自ら断ち切らなきゃならない・・・人生、そんなものだよね~(笑)

ヒューストンの中国大使館閉鎖のニュースで

たまに、アメリカ在住の日本人とニュース記事について話すことがある。


「ヘンだよね~、アメリカだけじゃなくって、世界の主要国で大々的ににぎわってるようななニュースが日本では全然記事になってないってことがよくあるよね~。」

決まってこんな話になる。

「日本て中国や北朝鮮と変わらないんじゃね?」

「いやいやさすがにそこまでは・・・.自分でインターネットで海外のニュースを検索するのは出来るんだからさ。」

「でも、日本人ってそこまでしないんじゃね? だとしたら、北朝鮮や中国と変わんないかもよ~。」


現在の世界情勢についてだったら、当然、バンバン掲載されててもいいはずなんだけどね~。


「どうみたって、”意図的に報道しない方針”としか思えないよね~。 とくに政治関連のニュースは!!」

たしかに・・そうだよね~、と思えてしまう。


つい最近のニュースで、「トランプ政権がヒューストンの中国領事館を閉鎖した」というニュースがあった。

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さすがに、これは日本でも報道されてたけど・・でも日本語記事の内容は短いものばかり。

マイク・ポンペオ米国務長官は22日、ヒューストンの中国総領事館閉鎖は中国がアメリカの知的財産を「盗んでいる」ことを受けた決定だと説明していた。・・くらいしか書かれてない。


もう数年前から中国人留学生、研究員などを装ったスパイ活動によって、不当にデータが盗まれている。

どうやら、ヒューストンの中国領事館がその元締めになってたらしく、データの流出やサイバーテロから守るためには、まず、ヒューストンを閉鎖することが先決だったという。

そういった詳しい内容が書かれているものは少ない。


まったく事情を知らない人がみれば・・中国の貿易摩擦でアメリカは嫌がらせしてるんかいな?
スパイなんて~、映画じゃあるまいしね~。


と、実際、そんなコメントしてる日本人もいたくらい(笑)


ウイグルやチベット、モンゴルで何が起こっているのか?
インドの国境で何をやってるのか?
台湾や香港に対して何をやってるのか?


まだまだある・・。

臓器売買だとか、南シナ海のほぼ全体の領有権まで主張して島に軍事基地を作ってることとか?
南の海域の領土問題に至っては、オランダハーグ国際司法裁判所で敗訴してるはずなのに、まったく判決を無視して強硬にやってしまっている。


たぶん、こういったこと、ほとんど日本では大々的に報道されることがないので知らない人が多いのかもしれない。

これじゃあ、世界の人々と比べると、どんどん日本人は国際情勢を知らない人になっちゃうかもしれないね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の「ヒューストンの中国領事館閉鎖」のニュース記事に関して、1つだけ、長く書かれていたものを発見した! しかも、ジャーナリストらしくオピニオンとして掲載したものだったので、さっそく読んでみた。


それがこちら。
  ↓
領事館閉鎖は序の口、バイデン政権が狙う中国潰し

あ、でも・・わざわざ読まなくてもいいよ~!


長いだけで・・何言ってんだかわかんない内容だったから(笑)
いちおう、URLは貼り付けたけど。


要約すると・・

今回の「ヒューストン領事館閉鎖」は、トランプが次の選挙の票集めのためにやったパフォーマンスに過ぎない。
(見せかけだけって意味で、カブキプレーという言葉を使ってる。)

だから、トランプはダメ~! 次は絶対バイデンさんを大統領にさせよう!

バイデンさんなら、徹底的に対中共をやってくれるから!



と、言いたかったみたい。


私はこの記事を読んでいて、なんだかイライラしたいやーな気分が残った


やたら長くダラダラと今までの出来事が書かれてるんだけど・・

そもそもこうゆう問題は今に始まったことじゃなく、オバマ政権のときから何年も前からあったことだし、別にスパイ活動なんか中国だけってわけじゃなく、他国だってやってることだ。
なんてことが書かれてたりする。

だから何? 今までだってあったんだから、大したことじゃないよ!って言いたいんのかな?

それもはっきりと言わずに、何が言いたいんだかわからないような内容なのだ。


それでいて、タイトルのとおり「だからバイデンさんの方が強硬に中国潰しをやってくれるよ」と繋げるのには、かなりムリがあると思う(笑)

具体的に、どこをどう、バイデンさんがやってくれるというのか?・・・肝心なところはスルーされてるし~。


やれやれ。

この記者さんは、アメリカ在住のジャーナリストらしいんだけど、民主党派に染まってしまってる人らしい。

しかも、この書き方は品性が無い。
一方を持ち上げるために片方を落とす、という手法は、私は好きではないのだ。


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今までの民主党政権、オバマやクリントンは中国で、中国擁護の姿勢を崩さずに来た人たちだった。

バイデンさんはオバマ政権のときの副大統領を務めた人で、もちろんオバマさんと親密な関係。

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Beijing Bidenって言葉まであるほど(笑)

そんなこと、アメリカ在住の人だったら知ってることだというのに・・。
日本人なら知らないだろうから、いいだろ~で書いちゃったんかな?


で、どうやって、バイデンさんの方が強硬に中国潰しが出来るん?(笑)
その根拠が知りたいのに・・ちっとも書かれてない。



実際に、アメリカは今までは中国のスパイ活動を知りながらも目をつぶってきたわけだし、中国の南シナ海問題があったとき、フィリピンが国際裁判に訴えて勝訴したにもかかわらず、フィリピンに同調するどころか、逆にフィリピンの大統領の親権問題やらを持ち出してまでフィリピンを貶めて、中国へ接近し続けてきたのがアメリカだった。 

とうぜん、今までは領事館閉鎖するどころか、中国さんへのご機嫌取りをしてきたのがアメリカ・民主党。


といった背景を知った上でこの記事を読んでいると・・

この記事こそが、明らかに選挙にターゲットを当てたカブキプレーのための記事じゃないの?と思えてしまうような内容にとれる。
アメリカの世論が今だんだん反中国になってきているからね~。 ここらで迎合しとこう!ってことかいな。



あーあ、せっかく日本語の長い記事をみつけたというのに。


CNNもワシントンポストも、ほとんどのアメリカ大手は民主党寄りだけど、それでも、ワシントンポストなどは、反対派のオピニオンも掲載する。 今回のヒューストンの中国領事館閉鎖に対しても、トランプよくやった!という記事さえあったというのに。


どちらのスタンスを維持しようが擁護すしようが、それは自由だし、様々なオピニオンがあってもいい。

でも、どんなに言葉を飾ろうとも、「子供じみた」内容のものだけは、頂けませんわ~(笑)

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http://ikujobu.blog.jp/archives/28862561.html


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年に入ってコロナウイルスを皮切りに、様々なことが変わりつつある。

世界情勢も大きく動き出している。


イギリス政府は現在構築中の5Gネットワークから中国ファーウェイ製の通信機器を排除することを発表し、オーストラリアも中国排除の強硬姿勢だし、インドのモディ首相も同様。

今までタックルを組んでたはずの国々なのに・・。


こんな時期、どこだって国内経済を少しでも良くしたいはずなのに。

目先のお金に飛びつきたくなるところなのに~。
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逆路線を行くことは、どこの国にとっても、かなりの一大決心だったことだろう。
損失だって、かなり大きいことだろう。


そこまでして・・目先の儲けを無視するどころか、逆にダメージを受けてさえも別の方向へ進もうとするのは、なぜ?

それは・・それぞれの国に、目先のお金よりも守りたいものがあるから。


もちろん中には、ソロモン諸島のように、大統領が変わった途端、台湾と断交してまで中国と手を結んだ国だってある。(これは中国の札束外交って言われてる)
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アメリカが今や台湾擁護に動いているこの時期に・・いったい、どんだけ美味しい取引を持ち掛けられたのだろうか?
それとも・・よーーぽど困ってたんだろうか?


一方、中国さんも必死でイランやサウジアラビアに急接近してきている。


どうなっていくのやら。


中国は目下、台湾攻撃の方向で進んでるようだし、アメリカはそれを阻止しようと・・台湾の国家承認に動きだしている。

ついに、台湾も国になる日が近いのかなあ~。

蔡英文首相って、私の歯医者の先生(台湾人の女医さん)になぜかそっくり
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こうやって、欧米諸国とイランやサウジ&中国などと・・大きく世界が割れていくのをみると・・

ああ、こうやって世界大戦になっていくんだなあ~と、しみじみ思ったりもする。 過去の2度の世界大戦のときとも似ている。

もっとも今の時代、それほど簡単に戦士を送り込むような戦争にはならないだろうけど。

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そういえば、今年初め、Twitterのトレンドワードでは、第三次世界大戦を指す「WWIII」というワードが一位だったのを思い出した。
日本だけは違ってたけど・・。



今、世界中が大きく動いていることだけは確かだ。

それにつれて、国も人々も変わりつつある。

なんといっても今、世界レベルで反中国気運に傾いてきたことは、今までに無い大きな変化だ。


中国さん、やり過ぎだよなあ~。


でも・・中国をそんな国にしてしまったのは、今までの他の国々のせいだったともいえる。 
が一番という考え方で、みーんなが中国と仲良くして甘やかしてしまった結果なのだから。


親に甘やかされて育った子が、世の中なんでも思い通りになると思い混んで自己中に育っちゃうのと同じようなものかもしれない。


それが人であれば、大人になって法に背けば刑務所行きとなる。

でも国家であれば・・いくら国際裁判で判決が出ようが、他国から非難を浴びようが無視したもん勝ち。

そうやって今、ここに至ったというわけだろう。



アメリカも今になって、ようやく甘やかしてきた中国に厳しく当たり始めたところだ。
オバマさんは、あんなに期待されてたのに、なーんも出来なかったもんね~。

オバマケアーなんて、庶民を苦しめるだけの法なんか作っちゃって・・(←私の個人的な恨み)


オバマ政権当時、あるアメリカ人のサイキックが言ってた言葉。

「オバマさんはだんだん顔が黒くなったよね?」


「え? 黒いのは元からでしょーが!」

「いやいや、そうゆうことじゃないよ! 就任当時は明るい色を発してたのに、どんどん黒い顔になってる。
こりゃ、ダメだな!」


このサイキックは民主党派の人だったのだが・・


見える人から見ると、そんな顔に見えるものなのか~。

そんな顔にはなりたくないもんだ~、とつくづく思ったものだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、これはオフィスの同僚がきのう言ったこと。

「ウチに会社のお偉方たちってさ、まるで目先の利益しか見てないよね?
中国から、これでドヤ?って大金見せられたら、すぐに、シッポ降っちゃうタイプだろーな?」

「うーん・・それだけ経営が苦しいのかもねえ。」

「ソロモン諸島より苦しいんかね? それとも、目先しか見えないバカで欲深いだけ?」

いやいや、そこまで言うか(笑)

「でも、会社もさあ、儲かりゃいいってもんじゃないっしょ。
本当の意味で、ベースに理念や社会貢献がなけりゃ、企業する意味も働く意味もないっしょ。」


「たしかに、人も会社も国も同じだよね~。」

201309.png
https://www.htc-inc.co.jp/lp/aruaru-jirei/

なんだか、一杯飲み屋で酔っぱらいたくなってきたわい。

でも、ここはアメリカ、そんな場所はない。

フレディにもエルトンにも聴かせてあげたい

前回のアーティストの定義の続きで、

ところでAGTの優勝者は?って聞かれたのでちょっと下記はオマケの意味でアップしておきます。
*America’s Got Talent: The Champions
(これは歌だけでなく、すべてのパフォーマンスが含まれてる番組)


この子、アンジェリーナ・ジョーダンはノルウェーで7歳のときに優勝した女の子。 
このときは13歳
   ↓


誰でも知ってる「ボヘミアン・ラプソディー」なのに、今までこんなのを聴いたことがない。

完全に彼女の独特な世界観になってる。


で、2020年の優勝者はもちろんこの子
    ↓


これは、エルトン・ジョンの名曲、Goodbye Yellow Brick Roadをうたったのだけど・・
え? これがあの曲ですか~?

若いのに古い歌、独特なメランコリックな雰囲気を持ってて・・審査員も言ってたように、催眠術で周囲を無の世界に変えてしまう力があるような。




こちらは2019年のスペインの町からきたクリスティーナ・ラモスさん



私は個人的に、スペインの予選のときの模様が好き。当たり前だけど・・このときってみんなスペイン語なんだよね~。

彼女は、完全にオペラの技術であるコロラトゥーラも身につけてる(複雑なトリルやアルペジオや、スケールも歌いきる技術)
それでいて、クイーンのハードロックも自分流にパーフェクトな仕上げてる(笑)


昔々に、フレディー・マーキュリーの曲を聴いたときも思ったのだけど・・オペラもロックもたいして変わらないのかもしれない。
そもそもジャンルって関係ないのかも(笑)


いづれにしてもみなさん、歌唱力だけじゃなく、自分流にアレンジするパワーも必須なわけで、こういったことも「降りてくる存在」が手伝ってるのかな~と思わせてしまうのだ。

世の中にはまだまだ、こんな人たちが埋もれてるってことだね~。


さて、最後にデトロイトの少年少女合唱団もアップしておこう。



デトロイトといえば、昔は車工業で栄えた街だけど、今では貧しい黒人労働者が溢れてるし犯罪も多い街。

それでも、多くが心を1つに集まればこんなパワーも生み出すことさえできるんだなあ~。


では、みなさん、良い週末を!


参考までに
AGTザ・チャンピオンズ 2020年優勝者発表

アーティストの定義

久しぶりに、ある画家の方からメールを頂いて「ああ、この方も元気でやってたんだ~!」 と、じんわりとした気分になった。

そして、この方が以前こんなことを言ってたのを思い出していた。

「私は人から、あなたはアーティストね、なんて言われると、いつも、ホントにそうなのかな? って思ってしまうんですよ。
画家=アーティストというのは違うと思うし、そこにまた自分が入ってくると、私=画家=アーティストなのかな?って、いつも自問自答しちゃうんですよ。」


こんなこと私には答えられない。 答えようもないがな~。

「どうであれ、絵を描くことが好きでそれを職業にできているなら、それが一番じゃないですか。」と言った覚えがある。


ただ、ちょっとだけ、私なりに思ってることはある。

アーティストの定義 : 上から降りてくるものがある人


まるで、岡本天明さんか、出口なおさんかい?みたいな話だけど・・(笑)

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まあ、それに近いようなものかもしれない。



アーティストといえば、画家、音楽家、彫刻家などが浮かぶけど、むろん、それだけに限らない。

書道家・建築家・写真家・作家、陶芸家、役者、さらには物理学者、数学者、スポーツ選手にだって、どんな分野にだって神は降りてくるんだから、職種は関係ない。

逆から言えば、どんなクリエイティブな仕事で、どんだけプロフェッショナルであったとしても、降りてこない人には降りてこない。


たとえば・・最近はブロガーやYoutuberとして、月に100万は軽く稼ぐという人だっているし、クリエイター、アーティストとも呼ばれたりすることも多い。

彼らは、WebマーケットスキルやSNS運用スキルを身に着け、Twitter、インスタグラムを上手に利用し、SEOについての知識だって豊富だ。 

Googleにおいて「何をすれば検索順位が上がるか」を理解していて、決してそれに反することはしない。 無駄なことはしない。

その上、磨き上げられたセンスや技術を身に着けてる。

さすがプロフェッショナル!と感心してしまう・・・だけど、降りてはこない場合も多いかも・・。


さらに、シロウトさんにありがちな・・自分の日記的なものは、もっと問題外。

自分の日常の記録だったり、自分の頭の中を整理するだけに書くという人もいるけど、それでは作品とも呼べない。
アートは人々の為にあるものだから。


また批評家の中には、アーティストの作品は「あれは自分の痛みを表現しているの」とか、「人生の苦しみを表現している」「自分自身を表現している」という人もいるけど・・

たぶん、そんな次元ではないと思う。


もっと、ダイナミックな衝動から作られるように思うのだ。 
それこそ神の啓示を受けて。

黙示録も神の啓示だそうだけど・・。
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さて、どうゆう人が神の啓示(降りてきた~!という状態)を得られるかといえば・・とてもシンプルなことに思える。

★好きなことを続けてること(自分で切磋琢磨して技術を磨くことにもなる)

★ロジカルで客観的な視線(自分の世界だけでなく常に人々に向けてという視線)


すると神が降りてきて


多くの人を感動させることができる。


「感動する」といっても・・最近はそれすらわからなくなってる人も多いらしくって(笑)、癒されることと同義語と思っちゃう人もいるとか。

音楽を聴き絵画を見て癒される~というのとは別物だよ~。
セラピーとしての音楽や絵画も治療にも使われてるのも事実だけど、それは感動とは別もの。




降りてくる状態は、特にプロフェッショナルな職業の人でなくても、シロウトさんたちの中でも十分起こりえる。


こんな動画をみた。(審査員のサイモン・コーウェルで知られたオーディション番組)







この二つをみて思ったのだけど・・ジョン・レノンクイーンの歌をうたってるのに、完全に自分の歌になっているということ。


決して降りてきた存在に動かされてるだけではなさそう。 元の作曲者の思い、歌い手の人生、プラス 神様の存在・・かな?

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人生経験の少ない子供の場合は、またちょっと違う形で「降りてくるもの」がある。
   ↓




それが集団の場合は、もっと大きな相乗効果を生むかも。
    ↓



みーんなタダの一般人なのに・・こういった人たちがどれだけ多くいることか!

そして観客が総立ちになっちゃうくらいの「感動」を与えられるということだ。

こうゆう人たち、みんなアーティストだと思うのだ。

どんだけ一般の中にも埋もれてることやら(笑)

新宿駅の自殺者の霊

たまたま新宿駅の様子を見て妙に懐かしい気分になった。

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私は生まれは中野で長年高円寺に住んでいたことがあって、新宿駅は乗り換えの最寄り駅でもあったからだ。


それにしても凄い!

こんな時期でも、やっぱり人は多そうだし、それに、マスク率100パーセント!
自粛と呼びかけただけで日本は凄いなあ。。。



でも、今回はそういった話じゃなくて・・・私が「新宿駅」と聞いて思い出すことがもうひとつある。
   ↓
「見える人」によれば「新宿駅は霊がうじゃうじゃいるところ」

怪談といえば、お墓、病院、学校などと言われるけど、実際にはとは比べ物にならないそうだ。
*もちろん新宿駅に限らず、大きな駅はどこも霊は多いという。



これは、ずいぶん前に職場の後輩、ゆかりちゃんから聞いた話だ。

彼女は、いわゆる「見える人」ではあるんだけど、霊と対話したり祓える人ではない。
そのため、いつも自分でも災難?に見舞われて困ってるって人だったのだ。


ある夜、飲み会の帰りに、彼女が新宿駅のホームで電車を待っていたときのことだ。

電車が近づいてきて、ファーンという音が聴こえてきた。

その瞬間、彼女は衝動的に電車に飛び込みたくなってしまったという。

思わず飛び出そうとしたとき、前後にいる人に押されて動きが阻まれたことで、かろうじて衝動を抑えることが出来たそうだ。


「もしも一番前に並んでたら、私、飛び込んでたかもしれない。」

言うまでもないことだけど、彼女は一切自殺願望はない。 
フツウに仕事してフツウに飲み会して帰宅するつもりだったのだ。


なぜ、こんなことが起こってしまったか?

それは彼女自身が説明してくれた。

「どうやら、私は、人の強い想念を即座にキャッチしやすい体質らしい。
調べたところ、こうゆうのって、エンパシー(共感)能力っていうらしいよ。」


Wikiによれば・・
共感、エンパシーは、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。もしくはその感情のこと。
例えば友人がつらい表情をしている時、相手が「つらい思いをしているのだ」ということが分かるだけでなく、自分もつらい感情を持つのがこれである。通常は、人間に本能的に備わっているものである。




「深い悲しみを持ってる霊がそばにいると、私までその悲しみで、勝手に涙がどーと出てきてしまったりするんだよね~。 それくらいならいいんだけど・・・

今回は、死にたい!死にたい! 電車に飛び込まなきゃ!って、まるで強迫観念にとりつかれちゃってるような、すごい執念を持った霊体がそばにいたんだよね~。」


ひょええ~! 


ひょっとしたら他にも、それで電車に飛び込んじゃった人だっていたのかもしれない。

特別強いエンパシー能力を持っていない人であっても、最近少し鬱状態で落ち込んでたりするときに、突如として衝動的に「事を起こしてしまう」ことだってありえるのかもしれない。 別に自殺までは考えてなかったとしても・・だ。



「私が知ってる限りではね・・と、ゆかりちゃんが話始めた。

「一番厄介なのは自殺しちゃった人の霊なんだよ。 自殺したのに死ねてないんだから。
 
いや、体は死んでるんだけど、死んでラクにはなれると思ってた死んだのに、どこにも行けずにそのまんま駅のホームにいる。 
気持ちは自殺前の辛い気分のままなんで、早く死ななきゃと思って、何度でも飛び込んで今度こそ死のうとするんだよ。
ひょっとしたら、生きてるときよりも、その念がすごく強くなってるのかもしれない。」





「新宿駅はそんな霊が多いの?」


「いや、だいたいが無害な方が多いよ。 病院で病気で亡くなった人なのに、電車に乗って会社に行かなきゃ!という思いが強かったせいか、ただ黙々とホームで電車を待ってるだけの人とかもいるから。」



それはそれで哀れだけど・・でも自殺者の霊は悲惨過ぎる。

死んでラクになりたいと思ったからこそ自死を選んだんだろうに~。

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せっかく死を選んだのに、きれいな花園が見えたり光が見えるわけでもない、三途の渡しにもたどり着けない! 
懐かしい人がお迎えに来てくれるわけでもない。

まだ、そこにいるだけ。
しかも孤独のまま誰にも気づかれず、重い気持ちを背負ったままで、どこにも行けないとしたら・・・

そりゃあ、地獄だ。


「カトリック神学の倫理感では「自殺は罪」だったよね?」

ゆかりちゃんはカトリック信者だ。 


「うん、人の尊厳を踏みにじる「不正な殺人」は絶対に 断罪されるべきものだと教わっているよ。
ただし、これには”自分で自分を殺すことも含まれる”んだよ。」


殺人を犯すことも自分を殺すことも同じ罪なんだね~。 神から与えられた人の尊厳を踏みにじる行為という罪なのだそうだ。


「でも、自殺する人は自分の命なんだから自分でどうしようが勝手でしょ!と思ってるんだと思うなあ。」


生まれた瞬間から、ひとり一人の人間の命が私たちの手に渡されている。


その命を神の愛の贈りものと見るか、あるいは私が自由に処分できる自分だけのものとするか? その見方によっては、生きる姿勢も人間関係のあり方さえも大きく異ってしまうということだろう。

少なくとも、神の愛を感じることがが出来る人なら、そこに神から与えられた命の尊厳だって見出しているだろう。

そんな人は、どんなことがあっても、自分を殺したりはしない。



「ねえねえ、日本では昔は切腹があったよね? あれも自殺なんだろうけど・・そうやって死んだ人たちも地縛霊になっちゃうことが多いのかな?」と、ゆかりちゃんが尋ねる。


「さて? 仏教の言葉だったかで”小我””大我”というのがあるよね?

”小我”は自分の中の利己的な狭い世界観の中で、自我に囚われた生き方をしてることでしょ?
小我ゆえの切腹だったら、やっぱり死に切れてないかもしれないね~。」



「昔の人は死ぬことをわりと軽く考えてたのかもしれないね。 武士は切腹してたわけだし~。
だから現代の人も、日本人はそういった文化を受けついじゃって自殺を軽く考えちゃうのかなあ?」



「いやいや、私はそうは思わないよ。
武士の切腹は刑の執行でもあったし、やっぱり死は重たいものだったと思うよ。

それに、自分が死ぬことで人を助けたりお家を守ったりした武士だって多くいたと思うよ。
そうなると「大我」 による切腹だから・・きっと西洋の神様だって喜んで天国に迎え入れたんじゃないかな?」


「え? そんな切腹なんてあるの?」


あるよ! 清水宗治さんを知らんのかね?!」


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https://myougenji.or.jp/about/mizuzeme/


「ん? 誰それ・・?」

ええええ、知らんのかい?! 秀吉の毛利攻めで備中高松城が落とされようってときに、最後まで主家を裏切らず、しかも家来5千名の命を救うことを条件に切腹した城主だよ。
 
でね、最後に舟の上で能を舞い、辞世の句を読んで切腹したんだけど、その立ち居振る舞いの美しいこと
(←見てきたように言う私)
その見事さに敵味方の全員を感動させてしまったって有名な人だよ~!!」


「し、知らんがな~。 でも私、細川ガラシャは知ってるよ。
敬虔なカソリック信者で、西軍の石田三成に人質に取られそうになったとき、それを拒んで、家に火をつけて家来に介錯させたんだよね。
キリシタンの教えを守って自害はしなかったけど、あれだって実質的には自害したってことだもんね~。」



「そうだったね~。 昔の武士たちは、常に死を覚悟した生き方をしてたけど、決して軽く考えてたんじゃないと思う。

死ぬのは自分のためじゃなくて、誰かのためだったことが多かったんだと思う。」



なるほど、現代人の自殺とは違うわけだよなあ、とそこで二人で頷き合ったものだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新宿駅でゆかりちゃんにまで、飛び込みさせようとしちゃった人(霊)は自分が救われかったのだろう。 何があったのかは知らないが・・。


誰かに憑依して殺そうとか、悪気があったわけではないかもしれない。

ただ単に自分の苦しさから逃れようとするため。


でも、そういったときの心はものすごーく狭くなってしまっている。

現実的なことを言えば・・電車遅延だとか、死体のパーツを集める駅員さんなど、他人に及ぼす迷惑についてさえ考えるゆとりもないのだろう。

おそらく、そんなことすべて・・何も見えなくなってしまっているのだ。


一方で、昔の切腹作法を読む限りででは、「極力人に迷惑をかけないように」の配慮がなされていたことが思い当たる。



「人間の命は生まれた時から確実に死に伺っている限りあるものでしょ、生を受けた瞬間から人は生きながら死につつある (dying)ってわけで・・・ 私はカトリック教会で、人間生命の尊厳や価値というのを教わったんだよ。

それは人は孤立した個人として生きるのではなくて社会だったり家庭、共同体などと連帯して生きるべき存在となるように生を受けたんだって。


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「そこから、挫折と苦悩を 乗り越えて生きる意味と価値を 実際に感得することが生を受けた使命でもあるって。

それにはね、自分の関わる人間関係の中で理解され愛し愛されるとき、それをひとことで言っちゃうと、誰かのために生きるとき、生きる意味を見出して自分の生を充実したものにすることができるそうだよ。」



それが人の尊厳であり、だからこそ人の尊厳をぶち壊すこと、死を与えることが罪とされるってわけなんだね~。

私はそのときはじめて「自殺が罪」の深い意味を知った気がした。



「うーーん! それより、私は人の想念に引きづられそうになっちゃうとこ、なんとかしなきゃ!
今一番の課題だなあ、もっと自分を強く持つなる方法を学ばないとなんだよな~」
と、ゆかりちゃん。


「とにかくね、駅のファ~ンて音、あれ、ヤバイよ~! たぶん私だけじゃなくって、疲れてぼーっとしてるときなんか引きこまれやすい音だと思うから、気をつけてよ~!

それに、ピーン、ポーンという音が一定の間隔で流れてたりするけど・・あれも、おかしな催眠効果を誘発するのかもしれないから気を付けた方がいいよ!」


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目を覚まさせてくれるような車のクラクションの音はいいそうだけど、大きな駅で聴こえてくるファーン断続的なピーン、ポーンは・・あまり良くないそうだ。

本日の感染者数

最近の私たちって目先だけのデータや数字に振り回されてませんか?

とくに管理職にいる方々はデータの数値だけをみて・・「こりゃ、数字悪いなあ~、じゃあ、ここは止めちゃおう。」とか (←これはウチの会社の、ある管理職の人)

おいおい!

データを見るということは、そのデータの裏にある背景を理解して、数値をさまざまな文脈でとらえて、さらには確率や不確実性といった概念を理解しなきゃいけないことであり、その先に、今後どのようにするか?という答えを導き出すもののはず。(←と、データ分析学の基礎にも書かれている)

上がってきたデータ表を見るだけでなく、誰が、どのようにして、どのような目的で」このデータ表が作られてるか?までを把握してないと答えは出ない。

今では、コンピューター化されて集計分析できるし、AIを使えばもっと優れたものになるだろう。

でも、それでさえ、AIがどのポイントを集計したのかを理解してないと大きな読み違えだっておこる。

そこはやはり、人の力は必須なのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうゆうのはオフィス内でもよくあることだけど(←ウチの会社だけ?)、 最近では毎日のようにコロナウイルスの感染者データが上がってる。

こちらは日本の報道
   ↓
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東京都 188人感染確認 4日ぶりに200人下回る 新型コロナ


私の住むアメリカ、カリフォルニア州では、感染者数が増えたため、ロサンゼルスカウンティーは、またも厳しいロックダウンのお達しが来たばかりだ。


みなさん、毎日のように「本日の感染者数」を見て一喜一憂してる人も多いとか。

そもそも、これ・・

感染者データって何のためのもの?
どのように役にたってるものなん?


数値が低ければ、このまま、この方策のままで間違ってなかったんだ、という安心感?だろうか。
数値が上がれば、もっと気をつけなきゃ!という危機感?だろうか。
さらにはそれぞれの国の感染者数の値を比べ、どこの国がいいとか悪いと決めつけるんだろうか?




正直私には、役に立つどころか、むしろ心理的マイナス感情を植え付けるものしかなってないような気がしてならない。


多いか少ないかを比較するとすれば、各国との比較は必須となる。

ところが、国によってまったく同じ方法でデータ集計できるわけがないのだ。


●ドイツではストイックに感染者数を調べようと、健康体の人であっても検査をさせてたというし・・
その結果、いきなり、ぐーんと数値が上がったしまったようだ。

●また、日本では他国と比べて感染者数が少ないため、早い時期から、欧米のメディアから「感染者数が少ないのは、実際の感染者数を隠すために検査数を少なく行ってるせいではないのか?」なんて言われたりしてたこともある。

実際のところは、日本政府は国として医療崩壊を防くことで多くの救える人命を救おう!というのを目的にしたため、「医者が見て必要と判断しない限りは検査しない」という方針で進めていたようだ。


このように、国の方針、医療設備など、様々な要因によってデータ数は変わってしまう。


データだけを見て感染者数が低い国がコロナのコントロールが出来ていて良い国、感染者数が高いのがダメな国とはならないわけで・・むしろ実際に起きていることとは反対の結論が導きだされているのかもしれないのだ。

検査数と報告された感染者数のデータは決してランダムに集められているわけではないようで、さらに言うなら、数値だけでなく人口や人口密度を考慮しないと正確なデータは出ないことにもなる。


結論から言って「ほとんど意味のないもの」としか思えない。

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Imperial collage in London


以前ロンドンのインペリアル・カレッジに発表された論文で、3月30日時点で実際に感染された人の数は80万から370万人の間ということだったけど・・このとき公表されてたのは2万2141人という数字が上がって、え?なんだこりゃ!だった(笑)

もちろんロンドンが虚偽報告をしたってことではないだろうし~、これだけ、データ集計というものは、見方や方法によって違ってしまうということだ。


スポーツファンの方ならば、野球やサッカー、競馬などで、すべてを記録されたデータをよく見ていることだろう。

バスケのダンクシュートのデータ・・こんなものまであるんだね~。
dunk shoot data


アメリカでも同様で、バスケや野球など、成績だけでなくすべてのパフォーマンスが記録されたデータが出回っている。

しかし、COVID-19の場合、特に感染者数というデータの場合、そういったものとは全く違うのだ。


残念ながら多くのメディア、マスコミはこの感染者数というデータの裏にある背景を理解しようとすることなしに、ただ単に毎日垂れ流してるだけとしか思えない。

一般市民の恐怖を煽り、さらには自国の政府に対する余計な不信を抱かせるということになってしまってるとしか思えないのだ。

もちろん、これはアメリカにも言えること。


メディアによって毎日のように報道される「コロナウイルスの感染者数の数字」を単純に受け入れてしまうのでなく、その裏にある背景を理解しなければ、データからは何もみえるものはない!ということだ。


それでも、どうしても国同士の被害を比べたいのであれば、感染者数よりも死亡者数のデータを見た方がいいのかもしれない。

もちろん、これだって完璧でないだろうし、この死亡者の定義も国によってまちまちなので比べていいのかどうかは議論のあるところではあると思うけど~。



ではカリフォルニア州とスウェーデンと比較してみよう。

スウェーデンでは思い切った方策を進めていて、ロックダウンも移動もイベントの自粛も制限をせず、フツウにバーやレストランもオープンしてた国だ。

現在のスウェーデンの様子
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こちらはカリフォルニア州のデイリーの死者数
   ↓
dailydeath cal
https://www.worldometers.info/coronavirus/usa/california/

こちらはスウェーデンのデイリーの死亡数
   ↓
dilydeath sweesen
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/sweden/


スウェーデンでは、4月にピークを迎えて7月に入ってからは、ゼロ~数人に留まっている。

自然に任せた場合はこのような傾向になるものなんだろうか?

まあ、それすらも、他に自然に任せてた国のデータが出てないのでわからないのだが・・。


もちろん、これだけのデータで結論を導くことは出来ないのだけど・・それでも、3月から厳しいロックダウンにマスク着用やソーシャルディスタンスの規制を敷いてきたカリフォルニア州と「何もしなかった」スウェーデンと比べると、「何もしない」選択肢が間違いではなかったように思える。


むしろ、経済破綻寸前まで追い込まれ、自殺者、鬱患者を激増させてしまったロサンゼルスよりは、ずーーと良いのじゃないかとさえ思えてしまう。


多くの主要国からは、人命を尊重してないとされてずいぶん叩かれたけど、私としては、むしろ、こういった非常時の勇気ある態度に賞賛を送りたい気持ちになってしまう。


さて、今後のコロナについて
だけど・・これは、ますます「厄介なもの」と判明してきてるようだ。


「新型コロナウイルスは感染しても持続的な抗体を獲得できないウイルス」であり、「感染して回復しても、また感染する可能性がある」という。

新型コロナウイルスに感染した場合、抗体が持続する期間はせいぜい「早くて3週間、長くても 3ヵ月で抗体が消えてしまう」そうだ。

その結果、何度でも感染がありうる。

さらに・・
「新型」と呼ばれ、まったく今までにないタイプと言われてきたけど、季節性の風邪ウイルスと変わらない性質であるらしい」こと

フツウのコロナウイルス、つまりは、私たちが罹る季節性の風邪ウイルスの何割かはコロナウイルスでもあるわけで、今回の「新型コロナウイルスというもの自体も、同様なもの」らしいということだ。

これは最近のCNNの記事によるもの
We're wasting time talking about herd immunity




となると・・ワクチンなんてムリ。

以前にワクチンについてをアップしたときに、インフルエンザワクチンについて触れたのだが、同様なことが言えそうだ。


仮にワクチンが登場したとしても、ワクチンの効果が3週間〜 3ヵ月ほどしか続かなければ実質的に接種の意味がないことになる。

それでもワクチン接種を望むなら、「定期的に打ち続けなければ・・」という異様な世界になっちゃうだろう。。。

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また、さらに言えば・・多くの国で「抗体検査」を行っていても、検査した時点での抗体保有率ですら、時間の経過と共に変化し続けるだろうし(または抗体が消えていくだろうし)、そういった調査自体にあまり意味がないように思えてくる。

ますます、本日の感染者数のデータの疑問点にも繋がることになる(笑)


ここらでもう一度、国家の感染症対策である「国民の人命を守る」の意味を考え直した方がいいかもしれない。
もう遅いのかも・・だけど。

少なくとも「感染確認者〇〇人」とか、そんなことが、国の安全政策と何の関係も無いとしか思えないのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

月曜の朝、20代の男性社員に「おはようございます! 週末どうでした?」と聞かれた。

「スーパー買い出し以外は家でのんびりしてたよ。」と言うと、

「僕もですよ~。 どこに行っても店は閉まってるし体鍛えようにもジムもクローズだし、音楽やスポーツイベントも無しだし、この間なんかヨセミテに行こうとしたら、クローズされちゃってるもんね~。・・家にいるしかないですよね~」と、愚痴ってた。

おい!ヨセミテに行こうとしてたんかい?(笑)


また、別の会社の同僚、この方は中年女性なのだが、「歩け歩け運動」を楽しんでる人がいる。
車で出かけていき、そっからひたすら友人たちと何キロも歩くことを楽しむそうだ。 海岸沿いを歩いたり、山を歩いたりと。

彼女が言うには・・
Non-essential ? No Way! Walking is essential of my life now.
不要不急の外出は避けろって? ウォーキングすることは今私にとっては、最重要事項よ!


いつも思うんだけど・・こちらに住む人たちはおとなしく自粛する人の方が少ないんだろうか?(笑)

そういえば最近、車が増えてまた道が混んできた気がするし~。


少なくとも、ストレス溜めずリフレッシュした毎日を送ることこそが一番の免疫であり、それが最高の抗体だと思ってる。

<<参考>>
https://fivethirtyeight.com/

https://twitter.com/NateSilver538

マスク事情をみると

7月13日にロサンゼルスではまたもロックダウン再開というお達しが来た!

そろそろオープンし始めた店も増えてきたかな~と思った矢先だったのに~。

マスク着用も義務つけられているので、ざっと見たところでは6割くらいはマスクしてるんじゃないかな?
(もちろん場所にもよるけど)


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嫌なことだけど、こういったロックダウン生活にもほぼ慣れつつある。

私のオフィスでもマスク着用が義務つけられてしまったので、いちおう皆してる。

「いちおう」というのは、デスクでコーヒー飲んだりスナック食べながら仕事してるときは外してるけど・・という程度だし、息苦しくなってきたり、人の話が聞きにくいときは、あごの下に下げたりしてる。

私はいつも思うんだけど・・こんなんでマスクする意味あるんかよ!

それでもなんでも、いちおうマスク着用さえしてれば義務違反にはならないってわけだからね~(笑)


それどころか、マスクもファッションの一部になってきたカンジだ。
みなさん、オシャレで個性的なマスクをつけるようになってきた。

こちらはパリス・ヒルトンさんだけど・・
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さて、そこで・・マスクの話なんだけど・・。

これがまた賛否両論で、こちらでは色々あるのだ!

「アンチマスク」運動の支持者は声明発表によれば、「鼻と口を覆うマスクを着用しても病気の蔓延を遅らせる能力はない。
それなのに、全員にマスク着用強制するなんてやり過ぎだ!

Anti-mask protesters' new weapon: wearing masks that offer no COVID-19 protection


通常から風邪をひいたらマスクするのが常識の日本人からみれば、へ?って思うようなことかもしれない。


たまたま、こちらの時事ドットコムのページに、マスクに関する記事をみつけた。
これは、私と同じ地域に住んでるジャーナリストの方が書かれたようだ。

マスク戦争勃発?なぜアメリカ人はマスクを嫌がるのか


ここから賛成派と反対派の意見を抜粋してみよう。

マスク賛成派の意見
   ↓
●あなたがマスクを付け、他の人もマスクをつけることで、お互いを守り合う

●「社会全体が協力して、一人一人が小さな犠牲を払うことで、多くの命が助かる」
「他の人のためにちょっとした我慢ができないのは自分勝手」・・民主党支持のデービッド・チャンさん(32)



マスク反対派の意見
    ↓
●アメリカの保守思想で重要視されるのが個の自由である。
●フォックスニュースなどは民主党や主流メディアがコロナウイルスに過剰反応していると伝えてきている。
コロナは風邪と大して変わらないと考える人々にとって、マスクの義務化は政府による不必要な介入としか映らない。

●「マスクをしろと命令されるのには本当にうんざり」「体調が悪い時はちゃんと家で待機する。みんなに強制するのはやりすぎ」
 共和党員のリサ・コリンズさん(54)


お分かり頂けただろうか?


民主党の政治家さん
   ↓
republican mask
Republicans, with exception of Trump, now push mask-wearing


共和党の政治家さん
    ↓
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メモリアルデイのセレモニーのときをみると、もっとわかりやすい(笑)
   ↓
右側が民主党バイデンさん(大統領選の最大の候補者) 左がトランプさん
politic mask


バイデンさんは未来のファーストレディー?ともども・・メモリアルデーなんで黒で統一したんかな?(笑)
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たかがマスクって話だけど、

★リベラルな民主党支持者はマスク着用、義務化に賛成する割合が高い。
★全体で見れば少数ながらも、マスクを拒否する人の多くが保守の共和党支持者。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちらは、イギリスのマスク状況だそうです。(世界の裏側ニュースから)
   ↓
コロナで学校教育が大きく見直される?イギリスと日本の学校の違い

開催されてる学校では、距離はゆったり取ってるようだけど、マスク無しも多いようですね~。

低学年の授業風景
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一方、台湾の学校では全員マスクでしかも、プラスティックで仕切りまで作ってますね~。
   ↓
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おそらく日本は、この台湾の様子に近いんじゃないかな?

外でもほぼ100パーセントのマスク着用率だそうだし。

当然ながら、ますますアメリカの民主党に賛同ってことになるのかな~


私個人は?というと・・私は日本人の癖に、日本に住んでた頃からマスクを着けることには慣れてない。

母親に学校行くならマスクしていきなさい!と言われて・・それなら休む!って即決する子どだったもので。
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すっごく息苦しいのだ。
頭に酸素が回らなくなっちゃうような気さえしてくる・・。

逆に今、酸素の有難みをすごーっく感じるようになったけどね(笑)

今ではオフィスでは義務化されちゃってるんで仕方なく着けてるけど、数分ごとにマスクを取って深呼吸してる始末。


もちろん、マスク着用がウイルスの蔓延を防ぐことになるならば、私だって「進んで喜んで」マスクしますけどね~。


ぜひ、専門家さんたちからの研究結果を聞きたい。
同時に「マスクを日常的に着けること」へのリスクはどうなのだろう?


とくに小さな子供たちがマスクを常時着けることは、酸素吸入量による脳への影響があるように思えてならないのだが・・。


そういったことも併せて責任を持って発表して欲しいものですが・・
現状では、ざっと調べたところによると、専門家さんたちの意見も賛否両論なのだ。

そもそも・・専門家さんたちだって、保守党派と民主党派がいるんだよな~。



昨日のブログ記事じゃないけど、「裏」を読まないとダメかもしれない(笑)

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https://www.asahi.com/articles/ASN41349GN41UTFK004.html

日本では昔からマスク着用がマナーだし、病原菌をシャットアウトするように思われているらしい。

つい最近の記事では、妊婦のお産にもマスク着用なんて記事を読んだ。
   ↓
コロナ禍での出産 マスクはつけるべき?

これって、私のような他国にいる者からみれば・・「コロナ騒ぎの経済対策として牛肉券を配るって話」と同じくらいクレイジーことだ。

もう、日本はここまで来たか!ってカンジだった。。。

クレージーのイメージ画像
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マスクの感染防止神話が浸透しちゃってる?

まさにアメリカの民主党の議員さんの主張どおり、「社会全体が協力して、一人一人が小さな犠牲を払うことで多くの命が助かる」
「他の人のためにちょっとした我慢ができないのは自分勝手」
・・という考え方もベースにあるらしい。


しかし、もし国が全員にこれを強制するというならば、すべての人を納得させられる確たるものがなければならない・・と私は思う。


自分がマスクがキライだからといって・・マスク着用する考え方に対して批判するつもりもないし、自由でいいと思う。
安心感を得られるというなら、それもいいだろう。

でも、今の状況において、全員が民主党に同意してマスク着用しろ!と強制されることには我慢できない!


子供たちでさえ、他人をみたら病原菌と思え!みたいな風潮になってきてるし。

マスクをうっかり付け忘れてしまえば、街で袋叩きにでも合いそうだとか。

県外ナンバーの車が停まってただけで、車を叩き壊そうとする人が出てくるとか。


まったく・・こうゆう人、頭をウイルスで侵されちゃってるんじゃないの!

こうゆう人たちを作り出してしまう政策だとしたら、そっちの方がよっぽどウイルスより怖いことだ。。。


私としては・・・以前にもアップしたけど→ラクダの死で思う、コパヴィ―を開くことの大切さ

この中で触れた「スウェーデン政府の政策」が一番だと思っている。


強制されて無理やり1つの色に染められることはマスク以上に息苦しいことに思えてならないのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<<所感>>
私はグリーンカードなので選挙権も無いし、共和党支持でも民主党支持でもない。

それでも昨今の民主党の在り方を見てると・・アメリカ人特有の「自由」「独立」精神が束縛されて、徹底して管理社会化されてきてるような気がしてしまって・・それには反対なだけだ。

最近は漠然と・・アメリカのド田舎でのーんびり、たくさんの動物を飼って過ごしたいな~と思うことがある。
え? となると・・それって共和党地域になっちゃうよな~(笑)

いつでも裏を読むと

私は前にも言ったとおり、政治の世界には興味がない。

人の裏を読まなきゃならないから!

プライベートな生活においても「裏を読まなきゃならないような人」とはお付き合いしたくもない。

めんどくさい。
鬱陶しい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

少し前にポストに見慣れないチラシが投函されていたことがあって、それをざっと読んだところ・・

「選挙を郵便投票にするから早く投票してね!」という趣旨のものだった。

郵便投票にすれば、列に並んで待ったりすることもなくなってラクですよ~!と書かれてた。

ふうん、確かにラクになるだろうなあ~。
わざわざ出かけて行って長い列に並んで投票しなきゃならないって手間はなくなるんだから。

でも、集計する立場は、すっごい手間だし時間がかかるんじゃない?
封書を開封して、中身確認して分類して集計して・・って、人件費だってもっとかかることになるのになあ?

今時なんでこんな時代錯誤なことするんだろ?・・と、そのときはチラっと思っただけだった。


そして今また、選挙は郵便で!と言われるようになった。(←すでに、もう行われてるとこも多い)

理由は、「コロナウイルスで密状態を避けるため」と大々的に言われている。

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列を作って並んでるアトランタの選挙会場。

日本の選挙会場は混雑してるんだろうか? 投票率が少ないって言うから、それほどでもないのかもしれないけど・・。



そっか~! そりゃあコロナ感染を防ぐためだもん、当然だよね。

それに何より、わざわざ出かけていかなくていいんだからラクだもんね~!

政府はそこまで私たちのこと考えてくれてるんだ~♪



素直に表側だけで考えれば、そうなる(笑)


ところが長年しぶとく生きてる私は・・ここで「ん? なんかヘン?」と、ついつい思ってしまう。
こりゃ、なんか裏があるぞと(笑)


たかが投票を郵送に切り替えるという、それだけの話なのにね。


しかし、これには大きな問題がある。

「郵送投票」の何が問題かというと、選挙が公正に行われなくなる、ということらしい。


まず、いっせいに有権者宅に投票用紙を送りつけられる「投票用紙」、この記入が結構面倒くさいのだ。
単純に投票する人の名前に〇つけて、ポイっと出せばいいってもんじゃない!

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とくに、国語力欠乏のアメリカ人にとって、かなりめんどくさい作業だろうし間違いも多くなる。


●記入間違いのあるものは、全部はじかれてしまってカウントされなくなる。

それを避けるために、会場ではお世話役が待機しているのだ。書き方がわからない人に説明してあげる人たちがいる。


●郵送では身分証明が出来ない。
会場では本人確認のIDを表示するけど、郵送では有権者かどうか身分証明が出来ないことになる。

●郵送された投票用紙を「有権者」じゃない人たちに利用されて投票されることも起こる。
いくらでも買収がきくことになる。




つまり、いくらでも選挙を操作しやすくなる。 → 公正なものではなくなるというわけだ。

事実、ニュージャージのパターソンで行われた郵便投票を後に調べたところ、19パーセントの不正票がみつかったという。
すでに後の祭りだったけどね~。


で、どうゆうことになるかというと・・
すべて民主党が有利になるというしくみ。


投票をすべて郵送にしてしまおう!と強く推してるバックには、ジョージ・ソロスという大物がいるらしい(笑)

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自称「国境なき政治家」と言ってる人だけど・・どんな人かはこちらから。
    ↓
ジョージ・ソロス


もちろんこの人はバリバリの民主党寄り。



一方トランプさんは、もしも「郵便投票にしてしまったら、今後永久に共和党になることはなくなるだろう」とまで言っている。

近年では、共和党ははじめっから不利な状態なんだからね~。


こんなツイートまでしている。
  ↓
twitter Trump
不在者投票は良い。 しかし郵便投票にしてしまえば、アメリカの歴史上最悪の不正選挙を引き起こすだろう。 事実パターソンの選挙をみれば、19パーセントもの不正投票があったんだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

多くの日本人は、とても素直に正攻法で物事をみる人が多いせいか・・なぜか日本の立ち位置はアメリカの「民主党」寄りであり、中国共産党寄りだとか。

そういえば前に、香港人からこんな事を言われたことがあった。
   ↓
「香港デモに対する各国の報道を見て思ったのだけど・・欧米メディアは、民主化を暴力で押さえ付ける政府・警察を絶対悪として報道するのに対し、日本は抗議者の暴力に批判的になるように仕向けているかのような報道が目立った。 これでは、まるで中国メディアに近い報道だと思って、がっかりしてしまった。」

おそらくこれは、日本の報道の仕方に問題があるのだろうけれどね。
実際に今の報道規制はものすごいことになってるようだ。 
ある日本の政治家さんのYoutubeでさえ、不適切と判断されて削除されてしまうらしいから。



もう一つは・・・どこの国の人であっても「中国系」はみな同じに見えてしまうのかもしれない。

しかし内情は、顔が同じようにみえても、中国人と香港人と台湾人はまったく別物なのだ。
国が違えば生きてきた土壌が違ってくるのだから。


そんなことを言えば、私たち日本人だって、アメリカ人から見れば、みーんな同じ顔に見えるし、同じ人種と思われちゃうことだって多いのだ。


みんなルックスやイメージだけで判断してしまうってことだ。


そういえば、2017年だったか?ワシトンポストで、「トランプの嫌いの理由」の世論調査の結果が載ってたことがあった。
(注 ワシントンポストは基本は民主党寄り、だけどオピニオンには共和党寄りの意見も掲載する新聞社でもある)

最も多かった不支持の理由(29%)は、トランプが「大統領にふさわしくない」「傲慢」「不快」「気性が荒い」というもの。

逆に支持する人たちの最も多かった回答(12%)は、「よくやっている」「厳しい状況下で最善を尽くしている」というもの。



なんだそりゃ? 特定の問題に対する態度や政策ではなくて、トランプの見た目の「人柄や性格」かい?(笑)


たしかに顔や雰囲気だけでも損してるよね、この人は!


爽やかで知性溢れるイケメンで物腰の柔らかい紳士に見えれば、それだけで好感度アップ~するのにね(笑)


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カナダのジャスティン・トルドー首相と比べちゃったら、見劣りするかも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「裏を読む」ってことは、ほんと疲れるし、気分の良いものではない!


見た目の印象だけで素直に受け止めたいものだし・・
発する言葉だけで素直に受け止めてしまいたい。

でも、私たちの住んでいる世界はそんな世界じゃない。

日常の仕事の世界だって、ご近所付き合いだって、友人、恋人であってさえ、時には「裏」がついて回る。

裏が読めないからこそ、騙されたり裏切られたりするわけだし・・・
もっと最悪なことには、知らず知らずのうちに「利用されちゃう」ことになる。



平穏無事で楽しい毎日を送るためには、どうしても裏を読まなきゃならないってことになるわけで、それでいて、そんなことしてれば・・・どーーっと疲れる。

やれやれだ~😥


裏に、何か素敵なものが潜んでいればいいんだけどね~。
そうなると、裏というよりも、人の「奥行き」と言った方がいいのかもしれないし~、少なくとも私の気分も爽やかになるんだけどなあ。

滅多にない。

どっちかと言えば裏は醜いものの方が多い。


まあ、そんなわけで・・私は特に政治の世界はキライ!なわけです。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近では人付き合いをほとんどしなくなってしまって、動物付き合いばっかりの私だ。
動物っぽい人ならいいんだけどね~(笑)

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だって彼らが一緒にいる理由は「好きだから」でしかないし・・そこには何の裏も存在しないのだから。


私はいちおう人間界にいるんで、裏は読み続けるけど、それでも、なるべく動物っぽい生き方をしようと思っている(笑)


<<参考>>
COVID-19: Expand vote-by-mail

Voting And Elections Divide Republicans And Democrats Like Little Else. Here's Why

How does vote-by-mail work and does it increase election fraud?

‘My biggest risk’: Trump says mail-in voting could cost him reelection  


グローバル化と米国政治

アメリカ黒人の常識

アメリカでは、他人と会話するときには「宗教と政治の話題はタブー」といわれる。

早い話、感情的な喧嘩になりやすいから。 しかも、どこまでいっても平行線のままだから。


宗教についてはよくわかる。

私が日本にいた頃も、ある宗教にハマってる人から、ものすご~く熱い目で勧誘されたことがあったし、アメリカに住み始めた頃も、ある宗教の勧誘目的で、ドアベルを鳴らす人たちもいたから。

どっちも同じ目をしていて・・こりゃ、ヤバい! と思ったのが私の第一印象。

もちろん、何かの宗教に所属してたとしても、こんな目をしてる人ばかりではないんだけどね。



また、政治の話も同様で・・・

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アメリカにおいては、支持する政党の違いがカップルを引き離しちゃうことだってあるのだ。


ちなみに、

ブルーが民主党(リベラル)で、ロバのイメージキャラクター。
レッドが共和党(コンサバティブ)で、ゾウがイメージキャラクター。




日本にいると、あんまり政党は気にせずに、今回はこの人に一票投じよう!とする人もいるけど、アメリカだとそうはいかない。
どっちの政党を選ぶかで、自分のアイデンティティーまでもが自他ともに決まっちゃうくらいのものらしい。


私が住んでたのはニューヨーク州と現在のカリフォルニア州だけど、どっちも民主党の土地だった。

とくにアカデミック関係者(大学の教授や学生)はすべて民主党。

都会の地域の人、とくに人種的マイノリティー(黒人、ヒスパニック、アジア系など)、労働組合(つまり会社の従業員など)などは、ほとんどすべてが民主党支持者。

一方、共和党支持者は、昔からの白人層が多い。 


ひと昔前は、共和党は金持ちの経営者、民主党はビンボー人・・なんて言われてたけど、いまではそれが逆転してしまったようで、民主党には富裕層、高学歴のイメージが定着しつつあるカンジ。



私はニューヨークとカリフォルニアしか住んだ経験がないので、共和党支持者と出会ったことがない。 
いつも周り中が民主党支持者に囲まれて生活してる。


もちろん、あえて人と政治の話題をするわけじゃないけど、そんなことは自然と空気感で伝わってくるわけだし、また私自身がマイノリティーの移民のわけだから、当然の如く、私も「リベラル」のカテゴリーに入れられちゃってる(笑)


私はliberalって言葉は好きだけど、これって、政治上の意味じゃないんだけどなあ~(笑)

アメリカに来たばかりの頃、仲良くなったアメリカ人に、「あなたって、リベラルな考え方の人でしょ?」って言われて、ハイ!って言っちゃったんだけど・・私はどうやら意味を取り違えてたみたい。



さて、ここで「アメリカの黒人の常識」というのがある。
(アフリカン・アメリカンって言葉を使うべき?とも思ったんだけど、あえて黒人とします)

黒人は民主党支持者


そう、圧倒的に、黒人といえば民主党・・これが定番みたいになっている。

とくにオバマのときは、ほとんどの黒人たちが彼を指示したというし~、まあ、これは初の黒人大統領だったわけでものすごく期待されても当然のことだよね~。



ところが、最近・・
少しづつ変わってきていたようで、黒人でありながらも保守党を指示する人たちも現れた。


この方は、Youtubeでもお馴染みのポリティック・コメンテーターの、Candace Owens(キャンディス・オーウェンス)さん
   ↓
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彼女は熱狂的なトランプ支持者だ。

大学ではジャーナリズムを専攻し、まだ31歳という若さでTV出演も多い有名人になっている。 

もともとは、彼女も定番どおりの、トランプや保守党を批判する立場だったわけで、その論評のために情報集めや調査をしていた結果、方向転換をして今では完全にトランプ政権のために活動する人となってしまったそうだ。

そんな彼女の、「人種差別」に関する言葉のいくつか紹介してみよう。

●黒人たちの中には「被害者意識」を根強く持ってる人が多いのが事実です。
そこを利用して「民主党」は彼らを自分たちに「依存」させ、「洗脳」しようとしているだけです。

黒人たちは、今や奴隷だった頃の被害者意識を捨てるべきであり、依存をやめ、自分の頭で考えなければいけない時期です。

Black lives matterの問題にしても、たまたま白人の警察官が黒人を殺したというのも、人種差別問題とは本来、さほど関係のないことです。



こうゆうのって、黒人である彼女が言うからこそ説得力があるんだろうなあ。
白人が同じことを言っても黙殺されちゃうだろうし、私のような異人種が言ったところで相手にもされないと思う。


常に被害者意識を持つ人、何かに依存した生き方の人ほど洗脳されやすいというのも、人種関係ないところで、誰にでもいえることじゃないのかなあ。 おそらく日本の社会でさえも。



もう一人、黒人でありながら 熱狂的なトランプ支持者を紹介してみよう。

Kanya West(カニエ・ウエスト)さん
   ↓
1200px-Kanye_West_at_the_2009_Tribeca_Film_Festival-2_(cropped).jpg
Kanye West-Wikipedia

アメリカの音楽界では超有名人で、ラッパー、ソングライター、レコードプロデューサー、コンポーザー、起業家、ファッションデザイナー 。 彼の音楽ジャンルは、かなり多岐にわたっていて、しかも、合計で21のグラミー賞を受賞し、史上最多の賞を受賞したアーティストと言われてる人。

この方のトランプ支持は有名で、自分でも保守党事務所を何ヵ所も作ったりしてるくらい。


彼の真意としては、従来のアメリカの黒人の意識を変えることにあるらしい。

黒人なら民主党派でなければならないというのはおかしいだろ?
それなら、俺たちはまだプランテーションで労働させられる奴隷状態からなにも変わっていないのと同じじゃないか!

という内容の歌が、Ye vs. the Peopleという彼の曲の中で歌われてる。



参考までに、こっちに歌詞をアップしておく → Ye vs. the People_Lyric


また、トランプ政権になってから、黒人の失業率が過去最低の5.4%と記録を塗り替え、トランプ政権が発足してから2.7%ポイントも下がったことを強調している。

employment gradually
AP FACT CHECK: Trump on unemployment for blacks, Latinos

今まで白人との格差がかなりあったのは確かなことだろう。


そういえば・・オバマ政権のときは、グローバル化でどんどん工場も中国やメキシコなどに移転させちゃって、しかも、エネルギー環境政策?などに重きを置くあまり、ラストベルト地帯の工場などをどんどん閉鎖しちゃったままだったからね~。

*ラストベルトとは、rustは「錆」って意味で、使われなくなった工場や機械が錆びついちゃってることをイメージしてる。


rustbelt.jpg
Disaffected rust belt voters embraced Trump. They had no other hope

逆にトランプは緩和政策をとったせいで、彼らの雇用を取り戻したという話だ。


大統領がどんな政策をとるかで、これだけ庶民の生活は変わってしまうものなんだね~。

まあ、もっともせっかく黒人の失業率が減ったとはいえ、今年になってのコロナ騒ぎのせいで、人種関係なく水の泡だろうけどね・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本人からみると、「アメリカ人は常識に縛れない人々」と思われることが多いようだけど・・

実はこのように、人種や地域による根強い「常識」が存在してることも確かなのだ。

それを打ち破ろうとするのは、誰でも勇気がいることには違いない。


でも・・

常識に縛られたままでいると、世界は変わらないし、自分も変われないまま・・・というのも確かなことだと思う。

アメリカの選挙の行方って?

今年の大統領選挙は、今のところ、バイデン氏圧倒的優勢、トランプ劣勢というニュース記事が出回ってる。

あ、もちろん、これは大手メディアニュースの中での記事内容。


アメリカではウォーターゲート事件以降、政治的な疑惑や事件に「なんとかゲート」と名付けることが多い(笑)

watergate scandal


もともとは、1972年のウォーターゲート事件(再選されたニクソンの選挙にまつわる隠ぺい工作)以来かな。

これは、明確な証拠(あの盗聴器を仕掛けたヤツね!)もあがった違法行為、政府ぐるみで国民を騙したことが発覚し、ニクソン大統領が辞任になったという有名な事件。


それから、ロシアゲート・オバマ―ゲートなどといった言葉が、・・今また、大統領選挙を前にしてよく耳にするようになった。

やだねえ~、政治家たちの世界はドロドロ~。 もちろん、そんな政治家さんたちばかりじゃないだろうけど・・。


今年の大統領選挙はどうなるのだろう?

4年前に、ヒラリー(民主党)とトランプ(共和党)の時は、圧倒的にヒラリー優位と言われてたのに、蓋を開けたらトランプになってたわけだから。


ところで、アメリカの大統領選挙のしくみってご存じですか?

ざっと簡単に説明すると、アメリカの大統領選挙というのは、個人に入った票で支持率を争うものではないのだよ。
「選挙人」の獲得支持率を競うゲーム。


アメリカには「選挙人」という、実際に票を入れる人が各州ごとに置かれる。
しかも州ごとに人数が違う。


人口の多い州ほど多くの選挙人が置かれるようになっている。
たとえば、人口の多いカリフォルニアは55人、テキサスは38人、もっと人口の少ないアラスカだとか小さな田舎の州だと3人だとか・・そんなふうになってる。

この選挙人が全部で584人・・・なので、過半数の270をゲットすれば勝者になるということだ。


さらに、州の選挙人「勝者総取り方式」をとってるので、1つの州で共和党が50人で民主党が51人だったとしても、そこの州は民主党ってことになるって方式。


4年前の選挙のときは、

個人票では、 ヒラリー: 6585万票、 トランプ: 6298万票 だったのに・・

選挙人票では、トランプが304、 ヒラリーが227


となってしまい、トランプに軍配が上がったというわけだった。



でもね・・アメリカって、州によって民主党の州か共和党の州か、結構決まってるんですよ~。

俗にいう、ブルーステートというのが民主党のことで、カリフォルニア、ニューヨーク、イリノイ、ミシガンなど。

レッドステートというのは共和党のことで、 テキサス、アラスカ、モンタナ、アイダホ

そもそも低所得者や移民などの労働者層はほとんど民主党。
世のなか景気が悪くなってくると、都会の低所得者層は増えてくるというわけ。

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ところが、こうやってみると、赤でも青でもない茶色の部分があるでしょ?

ここが、スイングステートと呼ばれてる州・・大き目のところでは、フロリダ、ペンシルバニア、オハイオなど。

状況次第によって赤にも青にもなる可能性がある州というわけ。


ただし、人口の多いところ(都会)は選挙人数も多いわけだから、そこからざっと計算すると・・

民主党 220 共和党 150・・・という計算になる。
☆どうみたって共和党は最初からハンディがある。

過半数270をとるには、何がなんでもスイングステートをゲットしないことには、共和党にとってはかなり厳しい。

もちろん、民主党だって、前回のように「絶対勝利間違いなし!」と思ってたところ、フタを上げたら大逆転負けになっちゃったわけだから・・決して安心はできないのだ。

だからこそ、どんな汚い手でも使ってやろう!とする輩が出てくるというわけだ。



そこで、ロシアゲート・オバマ―ゲートの話になるんだけど・・これは、4年前のトランプが当選直後から、起こった話。

これも長くなるので、超簡単に説明することにします。


マイケル・フリン(Michael Flynn)さんという、トランプさんのアドバイザー役だった人が、トランプ政権になって大統領補佐官に任命された。

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その直後の、2016年に、「大統領選挙でフリン氏がトランプを勝たせるためにロシアと共謀した」という疑惑が、なんとFBIから出されたのだった。

すぐにマイケル・フリン氏は大統領補佐官を解任され、弁護士事務所を雇ってFBIと戦うことになった。

家屋敷まで抵当に入れるなどして、莫大な資金を捻出して徹底的に無実を証明しようとしたのだけれど・・相手がFBIではなかなか状況は不利。

ついに、弁護士団からは、司法取引に応じるように説得されるようになってしまった。

司法取引というのは、罪を素直に認めて重要な情報を全部教えたりすることで罪を軽くしてもらう・・って取引のこと。


ところがここで、シドニー・パウエルという女性弁護士が登場する。
   ↓
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「え? フリン氏がロシアと共謀したなんて、ありえないしょ!・・なんだかヘンじゃね?
しかも、司法取引って? 絶対おかしいでしょ!」
・・・と言いだした。

もう、諦めかけていたフリン氏は、ここで、また新たにFBIと戦う決意をし、今度は今までの弁護士団をキャンセルして、シドニー・パウエル氏に弁護をお願いすることになった。

その結果、結局・・証拠は何1つ出てくることもなく自然消滅していき・・最近になって、再調査した結果、起訴そのものが取り下げられることになったのだ。

え? 今までやってた裁判て何だったん?ってことだよね~。


これはどうゆうことかというと・・FBIは確たる証拠がなかったくせに、罪をねつ造し、彼を騙して追い込み、罪を認めさせようとしたということになる。

おまけに、フリンが最初に雇ってた弁護士事務所は、水面下でFBIと繋がってたことまでも判明。


さらに、この話は、ますます・・怪しい方向に(笑)

民主党の元大統領オバマが関わっていたという疑惑が多く出てきている・・・もちろん、これはまだ、疑惑の枠を出てないけどね~(笑)

しかも、マイケル・フリン氏は、「もしも司法取引に応じなければ、オマエの息子をロシア疑惑の調本人として逮捕するぞ!」とFBIから脅されてもいたとか・・自分は全財産を失っても最後まで戦い抜くつもりだったのだが、息子の人生を奪うことは出来ないと思って諦めかけていたんだとか・・という話もある。


これって完全に・・トランプが大逆転の勝利を妬んで、なんとしてでも引きずり降ろそうとした!ってことだし・・
それに、FBIまでもが協力してたってことでしかないねえ。

それにしても、マイケル・フリンさんの人生って・・まるでドラマにでもなりそうな話。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

少し前から話題になってる、BLM運動(Black Lives Matter)は、アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議してはじまった運動だけど、完全ににトランプ潰しの刺客として扇動されちゃった人たちかなあとも思えなくもない。

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この人たちは、ヒーローや歴代の大統領の銅像を破壊しまくり、「こいつらは、ただのファシストだ!我々がアメリカの歴史を書き換えるんだ!」と主張したりしている。。。


インディペンデンスデイに、トランプ大統領は、サウスダコタのマウントラシュモアでスピーチを行った。

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歴代のヒーローたちの銅像を倒すやつらこそ、極左ファシズムだ!と言っている。

このスピーチは結構反響が大きかったようで、あちこちで報道されている。

トランプのスピーチに感銘したという人もいれば、ある大手メディアなどは、「あいかわらずトランプのスピーチは、事実曲げ、彼の修辞的、政治的な目的を果たすためのものに過ぎない」という批判的な見方もされている。


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私はトランプ支持者というわけではないけど・・この時期、バイデンはまずいだろ!と思ってる。

だって、まっさきにTPPに乗ちゃった人でもあったし、ズブズブに中国と繋がってる人だもん。 BEIJING Bidenとまで言われちゃう人だから。

そりゃあ、バイデンさんが、大統領ともなれば中共は大喜びでしょうが・・。



4年前のときだって、ヒラリーかトランプかって選択だったときだって、選びようがなかったもんなあ。

トランプみたいに下品な男は絶対お近づきにはなりたくないってタイプだし、ヒラリーの上品な仮面の下はもっとどす黒そうだし・・
選びようがなかったのだ(笑)

もっとも永住権があっても選挙権はないんだから、私が悩んだところではじまらないのだが・・(笑)
そもそも選挙人でもないわけで・・



ただ・・トランプさんという人、根っからの、粗野な田舎者カウボーイみたいな人かもしれない。
そりゃ、財閥のお坊ちゃま育ちであるけどね。


なので、アメリカには「隠れトランプ支持者」というのが多いらしいのだ。

率直で好戦的、戦争好きって思われている人で、America Firstなんて平気で言えちゃう人だからね~。
そんな言葉、ジェントルマンだったら口が腐っても言えないだろう(笑)


そうゆう人を支持してます!と言うのが恥ずかしいから、隠れトランプ支持者になってる人もいるという話だ。
さらりと、私は民主党ですよ~と言いながらも、こっそりトランプ支持をしてるんだとか。

これはトランプ自身も知ってることで、自分でも「隠れた支持者が多いんだ!」と言ってたとか。

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私は彼が、ほんとうに白人至上主義者なのかどうかは知らない。
心の底で人種差別があろうがなかろうが、正当な道の上でアメリカを良くしていこうとする人であれば、私は構わないと思っている。

たとえば・・自分の娘の結婚相手が黒人男性だったら絶対反対しちゃうような親であったとしても、黒人だという理由で解雇した白人を、正当な手段で罰することが出来る人であれば構わない・・ということだ。

政治家としてのニーズに合ってさえいれば、それでいいと思っている。

それに、トランプさんはブッシュ親子ほどバカではなさそうだし、単純と言われてるけど、結構頭は切れる人のように思えるんだけど・・どうだろうか?



そんなことより私の知る限りでは・・

嫌な白人タイプにありがちなのは、きっちり自分の仕事もしてないくせに、人を見下したような態度をとって責任転嫁をしてくるヤツとか・・

嫌な黒人タイプにありがちなのは、自分のミスを棚上げして、そりゃ黒人差別だ!とすぐに大騒ぎするヤツとか。

こりゃあ、どっちも同じ穴のムジナだろ!って思う(笑)



前にも言ったとおり、私は政治の世界は興味も無いし、むしろキライな方だ。

それでも、この世界的な大転換期に、やはり大統領選には注目している。

どのような方向に世界が変わっていくのかは、国のトップに影響されるところは、かなり大きいからだ。


その前に、秋には大統領候補者のディベートがTV中継されるんだったなあ。
候補者が自らの意見を主張し討論する場で、国民全員がこれを見ることになる。

かなり辛辣な問題点も挙げられ、長い時間をかけて徹底的にディベートする。

つくづく、アメリカの政治家ってスピーチ力が無ければならないもんだな~と思わされるところだ。

こちらは2016年のトランプとヒラリーのディベート
      ↓

election 2016

また、政治家のマニュフェストは日本では守られることが少ないって聞いたけど、アメリカでは徹底して実行されるというのが特色かな。


そうそう・・・

アメリカの選挙投票日は、スーパーチューズデイと呼ばれていて、 「11月の第1月曜日の次の火曜日」って決まっているんだけど、なぜだろうと思ったら・・

まず、11月を選んだ理由は「農閑期だから高い投票率を得られるからだって。 米議会がこれを決めたのは1845年のこと

で、なぜ火曜日になったのかいうと、日曜日は 「教会に行く日 」 、月曜日は 「週の初めで忙しい 」 し、木曜日は「イギリスの投票日 」、金曜日は 「週の終わりの日 」 、土曜日は 「家族そろってショッピングの日 」 という理由で消去法の結果、残ったのが火・水で、火曜日が選ばれたというだけのことだったんですって~。

しかも、11月1日になっちゃうと、これまた月初は忙しいかもってことで・・ご丁寧にも「第1月曜日の次の火曜日」って決めたそうだよ。


私は日本人なもんで・・「選挙っていえば、日曜日でしょ!」って思ってたところ、アメリカ人どころか別の国の人からも、
「日曜日ってお休みの日じゃないの! プライベートに使う日を選挙に当てる政府なんか聞いたことないよ~。 それじゃあ、日本は選挙の投票率ってメチャメチャ悪いんと違う?」って言われたことを思い出した。。。

いやあ・・それって、どうやら日本の方がヘン?だったのかな~って、ちょっと思った次第。。。


<参考>
Remarks by President Trump at South Dakota’s 2020 Mount Rushmore Fireworks Celebration | Keystone, South Dakota

庚子(かのえね)の鼠(ねずみ)年

今年の2020年、あまりにも多くのことが起こっていたためか、あっという間に半分過ぎてしまったような気がする。

今年はこちらでも雨や曇りの日が多く、朝晩が肌寒い日が続いていたのだけど、ようやく7月になって、爽やかな夏になってきた。

日本はいかがでしょうか?


それにしても・・今年はトンでもない年になったなあ。

年が明けてすぐにコロナウイルスに始り、

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80年に一度の蝗害(こうがい)

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1929年以来の大恐慌の恐れ

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さらに、80年に一度?の水害



これらが、まだ終わるどころか・・さらに酷いことになっていくのかも・・・。

こちらのサイトによると 
   ↓
为何庚子年总是伴随重大灾难或历史转折・・

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今年は、60年に一度やってくる庚子(かのえね)鼠年であり、
庚子の年というのは、自然災害が増え、緊急事態が頻繁に発生、そして世界を揺さぶるような出来事も発生する年なのだという。

この中から一部を紹介(下記全部、庚子の年の出来事)

1960年 : アメリカはベトナム戦争に介入。 チリでマグニチュード9.5の地震が発生し14万人が亡くなる。 アフリカ17カ国は次々と独立を宣言、中国は、これまでにない飢饉

1900年 : 中国で義和団の乱。インドで歴史的な飢饉が発生し何百万人が餓死。 欧州ではストライキが勃発。

1840年 : 中国でアヘン戦争。 西側の国々はこぞって中国へ進出。

1780年 : スペインはイギリスに戦争を宣言。 北米独立戦争は国際的な反イギリス戦争に拡大。 タブリーズ地域で地震が発生し20万人以上が亡くなる。



たしかに、大きな災害や歴史的な転換点ばかり。

古代中国の易経から来る考え方では、まさに「庚子」はこうゆう年なのだという。

そもそも自然災害と人的災害は密接に関連しているものであり、災害、戦争、死が至るところに広がることになる。

このような壊滅的とも思える年には60年ごとに生まれ変わり、このように歴史は循環しているという。

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十干十二支の組み合わせは60通りあって、それを生年月日に当てはめて占いに使われたりする。

また、方位や時間を表わすものでもある。(たとえば、子の刻は、現代時間の23時から翌1時までのこと)

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  ↑
こちらは、を構成する 64卦の基本ともなる8個の卦。俗に「はっけ」と呼ばれるもの。


この八卦が天 (乾) ,地 (坤) をはじめとし種々さまざまな自然人事の現象を象徴している

乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤 の8つで「爻」(こう)と呼ばれる横棒(─か- -の2種類)によってあらわされる。

  坎(かん)はこれ
      ↓
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六十四卦では、「坎為水(かんいすい)」と書き記されていて、「坎」は「水」を表すという。

水は高き所から低き所へと流れ続ける忙(せわ)しさもありながら、正確な平を意味する「水平の準拠」を表すものでもあるとか。

そして、「険(けん)=険難」にも通ずるという。


★十干の「庚」は「更」に通じる。 (同じ音を持つものは、同じ性質を持つという考え方がある)

更というの、は植物の成長が止まって新しい変化を迎えようとする状態。

これを「陰陽五行説」で言うなら、陰陽では陽にあたり、五行は金、「金生水」となり、金から水が生じるというイメージ。


★十二支の「ねずみ」については、「鼠」は本来「孳」という字で、孳る(しげる)・ 孳む(うむ)とも読む・・それは「新しい生命が生まれようとする状態」を表す。


ここで「庚子」をまとめると、

「水平の準拠」に正そうと、災害、戦争、飢餓などの険(けん)などによって一掃して、「新たな状態」にするエネルギーが働いている年ということになる。 キーワードは「水」



さらに「庚」と「子」は、それぞれが強め合う関係。
*陰陽五行説では十干と十二支の組み合わせによって、それぞれが強め合ったり弱め合ったりする関係性がある



そりゃあ、60年に一度の大変革の年になるのも頷けるかも。



先ほどの希望之聲のサイトによると、古代中国の思想は「道教」になり、それが「風水」になって、天体の力関係からも説明がつくそうだ。

それぞれの影響が地球に及ぼすという・・壮大な話だ。

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宇宙の中で、地球は太陽と銀河に大きな影響を受けている。

恒星の中では、木星と土星は太陽系の中で大きな体積を持ち、地球に最も大きな影響を与え、また、北極星(ポラリス)からの影響も大となる。

星は自転し公転し、歳差現象を繰り返しながら、あるラインに並んだときは、特別なエネルギー共鳴場を形成している。



そういえば、北極星は1つの星で、じっと動かず大きく輝く星って思ってものだけど、あれだって交代制だったんだよなあ。
しかも、あんだけ明るいってことは、どれだけ地球に影響を与えてることやら・・・。



天空の星も、つくづく、それぞれが生きてる!んだよなあ~思い知らされる。

夜空の星を眺めてロマンチック~と思うよりも、「生きてる」という生々しさを感じてしまうようになってしまった(笑)


宇宙、星の影響は避けることが出来ないものであり、地球、天空、人間も影響を与え合う生命体に過ぎない・・というのが、中国の伝統的なコンセプトだったはず。

「人と自然(森羅万象)の一体感」が重要なコンセプトだったのだ。

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ところが、現代の中国をみると、まるでマ逆路線ですもんね~。


世界一巨大な三峡ダムの建設を皮切りにメチャクチャなダム建設、水をせき止めて電力ゲットに走り、自然破壊、汚染、公害。
一帯一路を推し進め、世界に向けて前進あるのみ。

完全に自然界の力を無視しちゃってる・・?

歪められた自然が元に戻ろうとするときのパワーには巨大な力があるというのに。

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大洪水、土砂崩れを起こし、街も人も飲み込み、荒廃した土地からは、病気、飢餓が蔓延。

何かが悪くなり「守り」に入れば、自ら敵を作り出すことにもなり、ますます悪くなっていく。

そうなると、人間の心理として「経済の悪化から戦争につながる傾向」が高くなる。

歴史上からみてもわかるとおり、「貿易戦争」のような経済対立が、実弾を撃ち合う本物の戦争に発展してしまっている。
(太平洋戦争もそうだったしね~)


今、中国のサイトで「庚子の年」が囁かれているのも、なんだか・・わかる気がする。

地球人間界では今後どのようにしていくつもりだろう?


いずれにしても、今までのものは崩れるときであり・・「新しい変化の兆しが見え始めた状態」であることは確かだろう。

占いと遺伝子検査キット鑑定

きのうのブログ記事、未来が当たる占い師にちょっと続く内容なんだけど・・

ふと、生年月日で自分の星を産出して占うヤツというのは、昨今ブームになった「遺伝子検査」とも似てるなあ~って思ったのだ。


これは、アメリカを中心に世界各国で販売されている個人向けの遺伝子検査キット
口の中の唾液を取って送るだけで、検査結果を送ってもらえる。

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これは、23andMeという会社のヤツで、この業界で一番最初に商品化したんだったか?・・とにかく有名になった。

唾液を検体にして、「祖先のルーツ」「遺伝的な健康リスク・体質の傾向」などが、かなり詳しくデータやグラフ化、また、病気リスクなどもパーセンテージで示された報告書が送られてくる。

当初は200ドルくらいだったけど今では価格も下がり100ドル以下のものまである。

今や日本にも多くあるらしい。
   ↓
遺伝子検査キット Amazon


なぜ、こんなにも流行ったのかというと・・

●自分のアイデンティティー、ルーツを知りたい

たとえば、白人であっても、イギリス系、セルビア系、スカンジナビア系、アフリカ系などの血が混ざってることがある。
しかも何パーセントづつ入っているかまでが判明する。

こちらの人の場合は、自分はアフリカ系にプエルトリコ系が入ってるんだろな~と思ってたところ・・
identity check
なんと、メキシコ系の原住民と東アジア系が入ってたんだとか。

また、アメリカでは養子縁組も多く、その場合生みの親の情報は非公開にされてるため、どうしても知りたい人はDNA検査を利用することで、自分の実の家族を発見できる可能性が高くなったそうだ。


日本人の場合だと、「90%以上 東アジア人」というルーツが多いかもしれないが、その中にはネアンデルタール人のDNAが入っている人もいれば、意外にも「私にはこんな国の血も混ざってたんだー!」という発見もあるようだ。

「見た目だけでは決してわからない」ところが、面白いところでもあり、それゆえ好奇心から調べてみたくなるのも頷ける。



●遺伝的な健康リスク・体質の傾向を知り、健康維持に利用する

これまた、癌、糖尿便、気管支炎だとといった病気項目だけでなく、乳製品、コーヒー、アルコールへの耐性・睡眠の質、寝相などまでもが表記されてるらしい。

●性格・性癖までわかる

こんなにも項目があるらしいよ~(笑)
    ↓
協調性・調和性・新奇性探求・行動持続性・開放性・外向性・自己志向性・自己超越性・報酬依存性・短期的利益を求める傾向・損害回避・失敗を避ける傾向・倫理観・規則正しさ・神経質・恐怖への反応度・不確実なことへの恐れ・自分と似たタイプの友人を求める傾向・自分と違うタイプの友人を求める傾向・外見的な魅力を求める傾向・恋愛初期のコミュニケーション力・幸福感・ネガティブ思考・落ち込みやすさ・ストレスに対する反応性・センチメンタリティ・疎外感・社会性・支配欲



さて、これが当たってるか当たってないか?ということになると・・まあ、人それぞれ。

DNAから検査してるんだから絶対当たってるはずだ!・・・と思いこんじゃうのは早計だろう。


事実、アメリカ人ジャーナリストの一卵性双子姉妹が検査してもらったところ(最初に双子だとは言わずに)、二人のルーツの結果が違ってたそうだ。

そこで彼女は、さらに5-6社から鑑定してもらい、それを分析したところ、それぞれにまた違いがあったとか(笑)


市販の遺伝子検査では、遺伝子の一部のC,T,A,Gの一文字の違いを調べているだけだという。
検査会社のデータも公表されてないので、どこをどのようにして調べた結果まではわからない・・ということになる。


また、「遺伝的な健康リスク・体質の傾向」や「性癖・性格」などは、
「この部分のCがAに変わっている人は肺がんになりやすい」などという情報を多量に集めて、その人の結果と照らし合わせ、「この遺伝子があると肥満傾向になる」とか、「身長が低い」とか、「日本人平均より1.5倍肺がんにかかりやすい」などと結果を出しているらしい。
今後データが何百万、何千万と集まっていけば、検査の精度も上がっていくのかもしれないけどね~。


ここで・・私はまるで占い結果みたい~!と思ってしまったのだ(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員が、「私にはチェロキーインディアンの血が入ってるのよ!」と公表して物議を醸したって話、ご存じですか?

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詳しくは、こちらの日本語のニュースにも載っていた。
   ↓
「先住民の血筋」で物議の米民主党ウォーレン上院議員、大統領選に正式出馬表明


それに対して、トランプさんが、「へえ~。 ポカホンタスかい!」と揶揄したとか。

ポカホンタスの話は、こちらの過去ブログでも書いたけど、「白人に味方したインディアンの酋長の娘」として、白人たちの間では有名な女の子。
   ↓
その2: ポカホンタスの話



過去ブログでも書いたのだけど・・なぜか白人の年配女性に限って、「私にはインディアンの血が流れてるのよ!」ってのがステイタスになる?のか、ロマンを感じるのか、そんなことを、あえて言う人がいるのだ。(笑)
それも決まって、ポカホンタスのような部族酋長の娘だったりして・・

これって、私の前世には中世ヨーロッパの姫だった・・と言いだす人の感覚に近いのかな?


近所のおばちゃんが言いだすならまだしも、民主党の上院議員だったわけだから、喧々諤々。

エリザベス・ウォーレンの言うことは嘘だ!とか、いや、ほんとだ! とか、ネイティブアメリカンに失礼だとかって反論が出たり、今度はトランプに対しても、ネイティブアメリカンに対して失礼な発言だとか・・いやはや


アホかい!


そこで、エリザベス・ウォーレン議員は、遺伝子検査をしてもらい、それを公表することになったんだとか。

結果はネイティブアメリカンの血はほとんど入ってなかったようで、しかもチェロキー族ではなかったという。

どーでもいいけどね~。


彼女がなんでそんなことを言いだしたのか真意はわからないけど・・

大統領選を考慮してイメージアップにつなげようと思ったのか?
私はトランプみたいな白人至上主義ではないのよ!ってことをアピールしたかったのか?

知らんわ! 
知りたくもないがな!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23andMeのサイトに、おそらくPRだろうと思うのだけど、こんな内容が載っていた。

この検査キットで検査した結果、ある白人至上主義だった人が、自分に奴隷だった黒人の血が入っていたことを知り、すっかり人種差別がなくなった・・みたいな美談が書かれていた。(←今は消されちゃってたと思う)




ところが、あまりにも遺伝子検査キットがブームになることに警鐘を鳴らす人たちもいる。

むしろ「人種差別」を助長するものにもなりかねない、と言っている人たちもいる。

●白人至上主義者の人がDNA検査をした結果、自分の祖先に黒人がいると分かっても、自分の思想を変えるのではなく、慌ててその結果をなかったものにしようとすることの方が多いという。 
そんなことで人種に関する自らのイデオロギーを変えることは、ないそうだ。

●むしろ「DNA検査サービスによって、生物学的な違いに重きを置いてしまい、その違いが個人を定義する」という考え方を広めてしまうことにもなりかねない。

つまり、「自分が所属する集団は遺伝子に基づいて決める」とし、そこに自分のアイデンティティーさえも置いてしまうということ。

それって・・アーリア人が最も優秀!みたいな~(笑)


現に「以前よりも同族意識が強まり、人々が自分と他の集団が異なる理由を探しまわっている時代」になりつつあるという。



エリザベス・ウォーレン議員に対して、実際にチェロキーインディアンの人たちのリアクションはどうだったのかな?って思って、
先住民紙チェロキー・フェニックス(Cherokee Phoenix)を調べてみたところ、ブランドン・スコット(Brandon Scott)氏が、このように述べているの記事をみつけた。
   ↓
Cherokee Nation citizens like me are used to people claiming our heritage. It’s exhausting.

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これをすごくコンパクトに要約してしまうけど・・
    ↓

私たちの遺産と人種的アイデンティティは金銭的利益のために他の人たちに使われたに過ぎない。

私たちのアイデンティティは、フェイクのバックスキンの衣装や中国製のヘッドドレスなんかにはないのだ。

それは私たちのコミュニティにあり、私たちの長老たちの言葉と私たちの子供たちの顔に宿るものなのだ。
それは私たちの祖先が誰であったかなどということを超えて— 私たちの生き方、私たちが子供を育てる方法、そして私たちが人としてどうゆう人であるか・・その中に見つけるものなのだ。


Our identity isn’t present in a faux-buckskin outfit or a made-in-China headdress. It is in our communities, it is in the words of our elders and the faces of our children. It goes beyond who our ancestors were — it dictates how we live, how we raise our children, and who we are as a people.




「人種」なんて、人の心が作り上げたものに過ぎない・・ということがよくわかる内容だ。

たとえ、人種という言葉を「祖先」だとか「ルーツからの遺産」という言葉に置き換えたところで、実際の生き方に反映されてなければ無意味でしかないものなんだな~と、つくづく思わされる。

まったく!! アメリカの議員さんたちの議論してたことって・・ただのアホか?(笑)


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そもそも遺伝子とは「設計図」に過ぎないのだ!

たとえ癌になりやすい遺伝子を持っていたとしても、(それだって統計的に計算されただけのものだし~) 癌になるとは限らない。

遺伝子がどうであれ、日頃から体調管理をしてストレスフリーの生活していれれば、癌のリスクなんて減るだろうし
逆にメチャメチャなストレスの多い生活をし続けていれば、リスクはぐんと上がることだろう。


全く同じことを、誕生日占いでも言えるような気がする。

自分が、何に「気づき」、どのように生きてきたかが重要なのではないだろうか?

それによって、自分はいかようにも変えられる。未来起こることだって変えていけることになる。



ようするに、理論をベースに莫大なデータを集めて統計し算出しただけのものであれば、遺伝子検査も未来予想の占いも・・
結局のところ・・当たるも八卦当たらぬも八卦に過ぎないと思う。



前回のブログ記事でも述べたけど・・

もしも、「未来を当てる占い」であるならば、占い師は、まず、その人が「気づき」によって変化していった成長過程を把握しなければならないし、さらに霊能力で「降りてくるもの」をキャッチしない限り、未来予測は出来ないと思うのだ。

未来が当たる占い師

「私、ちゃんと未来が占えるような占い師になろうと思ってるんだけど、勉強すればなれるのかな?」と聞かれた。

え? 未来が占えるような占い師?


「アメリカにはFBIの元サイキック・リーダーだとか他にも有名な人がいるし~、私に聞かずにそうゆう人に見てもらえば?」(笑)

もっとも、最低でも500ドル~1000ドルくらいはかかるそうだから、それなりにお金はかかる。 でも、まずハズレがない・・そうだ。
ちなみにアメリカでは、中途半端なお手頃値段で見てくれる人の方が当たるも八卦、当たらぬも八卦らしい(笑)




これは、その質問者にはそのとき言えなかったことなのだが、それをここに書いてみようと思う。

あ、その前に「なぜ言えなかったのか」というと・・その質問者は、「え?すごいね~。 あなただったら絶対なれるような気がする。頑張って!」という言葉を期待しているのがビンビンにわかったからだ。それ以外の言葉は受け付けてもらえなそうに感じたため。



勉強といっても・・・専門の学校に通ったり、教科書で学んだりすることだとすれば、それだけでは、人の未来を予測するなんて到底出来ないと思う。

学校で先生に教わったことをマスターしたり、教科書で学んだことをすべてマスターしたところで、絶対ムリ!


人の未来を当てるということは、「降りてくるもの」が無ければムリなんだと思っている。

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だからといって、「アンタ霊感無いでしょ!」って話ではない。

生まれ持った霊能力だけが必要とは思わない。

*霊能力というのはとっても曖昧な言葉でもあり、いつも私はなんと表現したらいいのか迷うのだが、第六感、直感、サイキック能力ともいえるものだろう。 ここでは「霊能力」って言葉で統一してしまうことにする。


生まれつき霊感が強い人というのもいるけど、それだけだと、プラスになるどころか、マイナスになってることの方が多いように思う。

しょっちゅう霊を感じてしまえば、瘴気に当てられて熱を出したり倒れちゃったりの方が多いので、とてもじゃないけど、人の未来を当てるどころか、自分の方をなんとかしろよ!と思うのが先。

なので・・「鍛え抜かれた霊能力」がなければムリだと思う。


そもそも霊能力は多かれ少なかれ誰にでも備わってくるもののわけだし、たとえ、最初は低~いものだったとしても、それをパワーアップさせていった人の方が、必要なときに「降りてきてもらう」ようになれる気がする。



それには、第一に求められるのは強い信念

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Passionだよ~。

★人々を助けたい
★この世界を変えたい


くらいの・・。

たぶん、これがないとムリなんだろうなあ、と思う。

あ、自分自身のことだけに向けた熱~い思いでは、どんなに強く念じたところで、ぜんぜん弱いからムリだと思う。
★立身出世がしたいとか、★後世に残したいとか ★稼ぎたいとか

こうゆうのって、ちっちゃいこと過ぎて・・どうもダメらしい(笑)


ちっちゃいものを掲げてどれだけ努力したところで顕在意識しか使えてないということだし・・どこまで行っても「人のことも世界も見えない」ということなのだろう。



第二に勉強は大事

占いといっても色々なジャンルがあるわけで、西洋占星術に気学九星に四柱推命にタロットなどなど・・。
さらに、東洋系であっても、台湾で学んだり、香港だったり・・流派なども色々ある。

それだけでなく、リベラルアーツの一般教養も必須
世の中の事情も知らず、世界も地理・歴史も知らないような人であれば、せっかく「降りてきたもの」すら何も見極められないことになる。


基本は専門の学校に行くも良し、師匠につくも良しで、どのジャンルで学んでもいいと思う。

結局、行きつくとこは同じだから。


ただし・・独学だけで通すのは、ちょっと難しいかな?と思う。

色々な学校に行って見たけど良いと思えるところが無かったからか、または良い師匠がいなかったからなのか?お金がもったいないと思ったからだとか・・まあ、理由は色々あるだろう。

たとえそうであったとしても、まずは「多くの違ったタイプの人と接すること」が大事ではないだろうか?
お金がムダと考えたら何も出来ないわけで、つまり、最初のうちは無駄がなければ大切なものさえやってこないということだろう。


その中には必ず、自分に光を灯してくれる人々がみつかるし、また必ず出会えるものだ。

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また、独学で、とくに本だけで学ぶことは「視点を狭くしてしまう」に陥りがち。

そう、この道で大切なことは、「視点を限りなく広くしておくこと」なのだ。

自分の流派が一番だとか、この師匠の言うことがすべてだとか・・そう思い混んだだけでもう、アウトかもしれない。



えっと・・

四柱推命だったかで、印綬(いんじゅ)という星の性質があるそうだ。
算命学では玉堂星(ぎょくどうせい)に当たるんだとか。


その欠点としては・・

「頭は良いが理屈っぽい。理詰めなので情に欠ける。 理論理屈をもつがそれにとらわれ常識を超えられない。」というのがあるそうだ。


これが最も、占い師には向かない=降りてこない タイプらしい(笑)

「多くの違ったタイプの人々を知ること」「常識を超えて様々な視点でみること」のマ逆をいってしまうからだろう。


あ、だからといって、印綬星を生まれながらに持ってる人は向かないということではない!から。
これだと、また狭い囚われた考え方だよね。


まあ、中には狭い視点で見る占い師さんもいるわけで・・
○○星を持ってるから、これが優れているとか・・持ってないからダメだとか・・」で判断しちゃう人もいるらしいけど(笑)


人はどんな星を持って生まれてこようが、持ってなかろうが、いかようにも変われるもの。
無い星の長所を身に着けて、在る星の欠点を無くすことなんていくらでも出来るもの。



たしかに赤ちゃんのときから持って生まれてきた気質はあると思う。
しかし、人はどんどん成長して変わっていくものだ。

占い師さんなら、まずは、その成長したもの(変化の様子)を見極めなければならない。


そんなことまでは、本には書かれてないし(書きようがないからね)、また学校でだって教えることは不可能。
コンピューター占いが当たらないのも道理、AIだってムリだろう。

むしろ・・ぜんぜん成長せずに、そのまま赤ちゃんのままで来ちゃったような人の方が当たったりして(笑)


そこの見極めが出来ない占い師さんだったら、相性診断なんてもっとムリなことは言うまでもないだろう。



こういったことは占い師さんとか、サイキックリーダーに限らないことだと思っている。

以前に、私は武道について、いくつかアップしたことがあったのだが、その中で剣の道を究めた人のことを書いたことがある。
   ↓
剣豪・山田次郎吉という人

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★家の中にいてさえ、迫りくる危険な気配を感じることができる
(相手の殺気を感じることができる)

★相手の次の動きを瞬時に予測することができる(太刀筋が読める)

そのうちに・・
★迫りくる関東大震災を予測し、意識を集中させるだけで、太平洋の波の音さえも聞くことができる

彼はこんなことまでも出来るようになってしまったそうだ。


剣道の基本は、まず、心をニュートラルな状態にすることから初め、「心・技・体」を極限まで極めることにある。
ただの力技ではないわけで・・当然、幅広い学問の知識だって必要とされる。

出発点が違っても、極めていけば誰でもこのような状態まで持っていくことが出来るということだ。


占い師の道だって同じことだと思う。

いくら頭で占術を学んだところで、霊能力をアップさせなきゃムリだということだし、いくら霊能力があったって、それに伴う知識や胆力がなければ使いこなせない(むしろ潰されてしまう)ということだ。


未来を読むということは、自分だけの力ではないのだろう。
「降りてくるもの」がなければありえない、ということだ。


それでも現実的に・・占い師やサイキックリーダーになろうとするならば、別に未来予想が当たらなくたっていいのだ。 

コーチングやカウンセリング技術を活かして、クライアントの心を癒すことができればそれで成り立つものなのだから。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これはもう20年以上前の話だけど・・

私が、コンビニに出かけようとするとき、ある友人から電話がかかってきた。

「今、どこかに出かけようとしてるでしょ! でも、今、行かないで!30分くらい待ってから出かけてね!」と言われたことがあった。

彼女はまだ20代前半の女の子で、ときどき、このような事を言いだすのだが・・これがまた実によく当たる!

彼女に言われたとおり、30分以上待って出かけたところ、コンビニの前で大きな交通事故が起こっていた


彼女に言わせると、物心がついたころからいつの間にかこんな能力が備わってしまっていて、急にフラッシュバックするように何かが見えたり、虫の知らせのように、何かが閃いたりするようになったという。

彼女は何かの修行をしたわけでもない。

ところが、不思議なことに、その数年後に、彼女のその能力は消えてしまったのだ。


私が知る限りだけど・・・

●修行し努力し続けて身に着けていった霊能力は消えないようだ。(いつも進行形で鍛錬し続けている)

●また、そうゆう人たちは常に、人を助けること、または世界を救うことににフォーカスしている。

●稀に天性のミディアムと呼ばれる人がいて、自分が意図しないところで超自然的存在が降りてきてしまう人がいる。

私の知っている限りで言うと、世間だとか欲得というものがほとんど無い人で、まるで野に咲く草花みたいなイメージの人だったりする。 で、田舎で質素な生き方をしてる人だったりすることが多い気がする。

こんな人や

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こんな人の中にいるのかもしれない。
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アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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