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恋愛とペット好き

オフィスにいる若い女性が、どうやら失恋で悩んでる様子。

「あ~、私って人を見る目がないのかな?
なんで、あんな人を好きになっちゃったんだろ?」



こうゆうのはよく聞くアリガチなセリフだ。

若かりし頃の私にも、経験はあるなあ(←遠い目)

「ねえねえ、アナタはもう、恋人を作るとか、結婚とかって考えないの?」と、私に振ってきた。

「そんなものは縁じゃない?
一緒にいたい!と思える人が現れれば、そうするかもしれないし、現れなければ一人で楽しく暮らせばいいだけじゃない?」


と、私は、いかにも年長者!の答えを返した。


「ねえ、どうゆう人が、あなたにとっての理想?
どうゆうところで見極めたりする?」


彼女からこんな質問をされて・・ちょっと考えてみることにした。


理想の人なんてのは、明確にわかっていたとしても言葉にするのは難しい。


見極めなんて、いつもほとんど直観だ。
だけど、その直観の裏には、相手のちょっとした言動や行動で見極めてることも多々あるよなあ・・と思い出してみる。



私は動物好きなせいか・・そこらへんから相手を観察してしまうことも多いらしい。
(ペットに限らず、すべての野生動物に心を奪われてしまう傾向がある)


日本でもアメリカでも最近では中国や韓国でもペットブームがあるらしく、ペット大好きという人は多い!


見るからにかわいいペットで、しかもまだ小さくて愛くるしかったら、おそらく多くの人が好きだろう。

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きゃあ~、か、カワ(・∀・)イイ!!

まさに、胸キュンものだ~。


それで、ペットを飼いだしたのはいいんだけど・・

手放してしまう人だって山ほどいる。

酷いのは

●病気になっちゃった! 病院に連れてくお金が無いから!

●大人になったら可愛くなくなっちゃった!

●ちっとも言うことを聞いてくれない
噛みつかれた! 家を汚されてばかりいる!




こっちのは、仕方なく・・って理由
   ↓

●引っ越しすることになって連れていかれなくなった

●子供が生まれたので赤ちゃんにペットを近づけたくないから

●結婚したんだけど、配偶者がペット嫌いなので仕方なくとか




こうった「仕方なく」って理由は、一見、世間では許されるべき理由とされるようだけど・・・

私から見れば、すべて似たり寄ったりだと思えてしまう。


なぜかって?

全部自分の、人間側の都合ばっかりだからだ。


そうゆうのを聞くと、

そこまでエゴ丸出しですか~って気がして嫌な気分になる。




これは、まさに若い頃の恋愛と同じようなものじゃないだろうか?


彼女、すっごく可愛いんだ!で、夢中になって、
「愛してるよ~!」なんて言ったところで・・


自分の作り上げた世界で夢見心地になってしまったりする。

愛してるの裏返しは、自分が愛されたいだけ!だったりする。

そばにいて欲しいとか、優しくして欲しいとか、XXして欲しい!ばっかり。



たぶん、かわいいペットを見て胸キュンになっちゃう人もこういった人が多いのかもしれない。


うーーむ。

恋愛とペット大好きも・・なんだか根っこが一緒って気がしてきたなあ~
(笑)



恋愛の相手に対してもペットに対しても、まず本当に好きならば相手を理解しようとしなければならない。

しかも、ペットの場合だと異種間になるんで、人間よりも大変なことは確かだ。


最初は、相手の種について学んで理解しなければならないことにもなる。

たとえば・・ある種の野菜は人間の体には栄養価もあっていいけど、イヌ・ネコさんたちには害になるものだってある。


それを、知らなかった!ではすまされないことだし、

無知であることは、愛情の無さの表れでしかない。



街角で、こんな犬を見かけたらどうするだろう?

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明らかに虐待された犬。
汚い、醜い犬。

見てみなかったことにする?

それとも・・

すぐに助ける?



たぶんね・・

見てみなかったことにする人は、決してペット好きではないと思うのだ。(それとも、自分のエゴの中だけで好きってことなのかな?)

しかもそうゆう人は、自分よがりの恋愛しか出来ない人だ。

どっちにしても・・・そこには愛は無いと思っている。


というのが、私の判断基準の1つでもある(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼女がまた言った。

「別れちゃった彼はね、最初、私のどこが好き?って聞いたらね。
キミのすべてが好きなんだ!って言ってくれたのに~。」




私が言った。

「私が、今までにすごく好きだった人は二人いるかな。 結果的には別れたんだけど、いまだに最高!と思える人だなあ。

私のどこが好き?って聞いたとき、

一人は、子供のとこ!って即答したっけ。

ちなみに、嫌いなとこは? って聞いたら・・
うーーん、と少し考えてから、やっぱり、子供なとこ!って答えた。」



「へえ~。 じゃ、もう一人の人は?」と彼女が聞く。


「もう一人の人はね・・私の好きなとこは?って聞いたら、動物のとこ!って。」


「え~、嫌だ~! なにそれ!」

と、彼女に露骨に嫌な顔をされてしまった(笑)



どうやら、彼女には通じなかったようだけど、私には、どちらも最高の答えだった。

それだけで、わあ! なんてステキな人!と心底思えた(笑)

こんな思い出があるだけで、私は今も幸せなのかもしれない、と思ったりする。



この二人は、僕は別に動物好きではないよ!って言ってたんだけど、

ボロボロになってる動物をみたら、まっさきに保護してしまう人だったことだけは知っている。

悪い事:塞翁が馬とお知らせ現象

3匹の子猫たちが、ランドリールームでじゃれあって遊んでいるうちに、洗濯洗剤を床一面にぶちまけてしまったんだって~。

立派な一軒家で、ランドリールームだってこんなに立派みたいです。

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そりゃあ、子猫じゃなくたって追いかけっこして遊びたくなるわい!

「ったくもう! またフロアを掃除する羽目になってさ・・
ネコたちを叱りつけてやった! 悪戯ばっかりするんだから!」

「だからペットを飼うなんてやめろ!って言ったんだよ! 結局よけいな仕事ばっかり増えるだけだから。」


やれやれ。

こうゆう会話を聞いてるだけで、「人となり」が見えてしまいますね~。


叱りつけなきゃいけないのは、自分の方だと思うのだが・・

子猫が遊ぶ場所に洗剤を置きっぱなしにしてしまったこと。
しかも、フタをしっかりとしめて置かなかったこと。


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むしろ、これは・・・ああ~よかった~!と感謝すべきことだと思うのだが・・。

子猫たちの体に洗剤がつかなかったこと。 それをうっかり舐めてしまわなかったことに。
(人間の幼児が洗剤を口に入れてしまうのと同様に、子猫にとっても大変なことなのだ。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうゆう私にも・・まったく同じ経験があります。

疲れていて・・そろそろベッドに行こうかなあ~と思ってるとき、
子猫が、液体洗剤をぶちまけてしまい、フロアーがすごいことに!

ひえええ!

まっさきに思ったのは、子猫が無事だったことに安堵し・・感謝し・・

やれやれ!と思いながら、フロアーのお掃除。

ベトベト洗剤なので、2度拭き、3度拭きまでするハメになった。

こちらの液体洗剤です。
    ↓
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くうぅ~、疲れてるのにもう!と、

悪態をつきたくなる気持ちを、切り替える。


まあ、いいさ~。

これで、フロアもピッカピカになるわけだから!



さらに、今後は何があっても絶対、洗剤のフタはきっちり閉めるのを忘れないぞ!と自分に誓いました!

そんなこと、すっごく当たり前のことなのに・・私は実に大雑把でいい加減なところが多いのですよ~。まったく・・。
(いやいや、いまだに・・いっぱいあるのだけどね。)


「フタをきっちりと閉めること」は、それ以来、ちゃ~んと守られています。(←だから・・当たり前のことなんだってばさ!)


当たり前のことができなかった私は、

このことがあったおかげで改善されたということですね(笑)



こんなことは日常の些細なアクシデントに過ぎないのだけど、

我々は、もっと真剣にならざるを得ないような・・予期せぬハプニング、悪いことに遭遇しちゃうことだって多々あるもんです。


そんなことが起こってしまうと・・

くそ!

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OMGは、Oh My Godのことね。


なんで私が、こんな目に合う? 私のせいじゃないのに!

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ご存じかと思うけど・・英語圏で「中指立てる」のは・・


それが、内面に向かう人だと、

俺って最低! ダメなヤツ!

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自分を責めたり、落ち込んだりして・・

どよ~ん。

人によってさまざまだけど、こんなふうになりがちです。



最近つくづく思うんだけど・・

物事はすべてに良い面と悪い面が含まれてるんじゃないかな~と。


こんなこと昔から言われてるし知ってるんだけどね~、それを最近、つくづく思うようになったというわけです。



一見、どうみても悪いことが起こったのに・・それが後々良いことへ繋がってたり・・

たとえば、

大学受験に失敗したことで、逆の道が開けたり・・
失恋したことで、素晴らしい人に巡り合ったり・・
軽い病気になったかげで、大病をまぬがれたり・・
車が故障したおかげで、別の欠陥に気がついたり、大事故をまぬがれたり・・


こうゆうことは、いっぱいあるもんです。


昔から、塞翁が馬とか、災い転じて福となすだとか・・そうゆう言葉もありますね~。
東洋の格言だけじゃなくって、世界レベルで似たような言葉だって、いっぱいあります。



ところで、塞翁が馬の話って覚えてますか?

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こちらの物語がすごくわかりやすい&絵がかわいい!
      ↓
#塞翁が馬(さいおうがうま)




上のサイトを読んでもらえばわかるんだけど、ざっくり言うと・・こんなこと。


昔々、中国の北の方に住んでいた塞翁老人の馬が胡(こ)の地に逃げちまった。
ところが、しばらくたって、その馬が胡の国の駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきたってお話。


当時は、そりゃもう馬1頭は、すっごい財産だったわけです。

それが逃げちまった~!
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胡の国といえば・・シルクロードで名馬の産地なわけで・・

結果的に、そこの馬たちを連れて戻ってきたとなれば、何十倍の財産になったってことでしょう。


やった~!これで大金持ち!
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と有頂天になって、

息子が馬に乗りまくってたら・・落馬して大怪我。

でそのおかげで、

ヤバイ戦争に駆り出されることもなく、助かったという話。

めでたしめでたし!


ところが、この話のポイントは塞翁さんの対応の仕方にあるんだそうな。

馬が逃げちまったとき、塞翁さんは、

ひええ! た、大切な馬が!と、パニックにもならず、悠然と構えていたことに注目。

良い出来事も悪い出来事も。
成すがままの受け入れ体制。



だからこそ、悪い事の後に良い事を呼び込むことができるんだよ!・・と、昔、サイキック師匠がこんなことを言ってたことを思い出しました。

それがもしも・・パニック起こしたり、いつまでも落ち込んでたり、俺って不幸に生まれついちまったんだ~!とやさぐれちまったりしてたら?

次のラッキーには決して結びつかないんだそうな。



そのとき、私はこんな質問をした覚えがあります。

「では、もしも、ものすごーくラッキーなことが起こってしまったら、次は悪いことが起こるってことなのかな?
回避することは出来ないってことなのかな?」
と。


「あるよ! 
必要以上のラッキーは、全部人に分け与えてしまうことだよ。」


裕福になったのなら、困ってる村人を助けてあげればよかったのかも・・ですね~。

それをしないで有頂天になってると・・次の不幸がやってくるってことか~。



プラスマイナスの法則だったか? いや、正負の法則って言ったかな?
たしか、美輪明宏さん?が言ってたと思うんですが・・これも同様なことかもしれませんね~。

え~、ようするに・・

●悪いことが起こったときは、いつまでもネガティブになってるなよ~。
気持ちを切り替えて平然となるべし。

●良いことが起こったときは、いつまでも有頂天になってるなよ~。
次にどうすればよいか!を考えて進むべし。

さすれば、良い事悪い事は+-でゼロとなる。
しかし、経験だけは積み重なって栄養となる。

 と、まとめ上手なサイキック師匠がまとめてくれました。



「もうひとつ、大切なことがあるよ!
悪い事が起こるときは、何かのお知らせ現象のことがあるから、よーくそれに耳を傾けることだ。」




お知らせ現象

お知らせ現象とは・・まず、「小さな悪い事」が起こることが多いようです。


たとえば出がけに車が故障してしまい動かない!

大事な日に風邪をひいて熱が出た!

これが、自分にとって何を意味するのか?


必ず大事なことをお知らせして頂いてる場合が多いので、よ~く落ち着いて考えてみること。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

またも私の話ですが・・

私がNY州のバッファローに住んでいた頃、2年間の間に、飛行機を使うたびに、その飛行機が大幅に遅れたり、とんでもないところに着陸しちゃったり・・ってことが起こり続けてたことがありました。

たぶん・・6-7回は起こってる(あ、つまり・・全部の飛行機だ)

出発が6時間遅れて飛行場で夜明かし!とか、濃霧のため着陸できず他の飛行場に連れてかれちゃうとか?
ひどい時は、バッファロー・ニューヨークに帰るのに、なぜか、ノースカロライナに連れてかれたり・・おい!


超おバカな私は・・
「アメリカってのは飛行機がいつも遅れるとこなんね~。 超ムカつくぜ!」と、思ったもんです。

ある人にそれを話したところ、
「そんなわけないよ! そりゃなんかのサインじゃないの? アンタの方に何かあるんじゃない?」と言われて・・

あ!と、ようやく気がついたことがありました。。。

ムカついてたり、嘆いてるだけでは・・有難いサインに気がつけない!ってことですね。

鈍感過ぎた私は、気づくのに遅れたせいで、ずいぶん大変なことになっちまったわけです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去そんなことが多々あったおかげで・・

私は、悪いことが起こったときは、「まずは落ち込むよりも良い面を探すこと」と肝に念じるようになりました。

たぶん、これは・・自分のエクササイズと思っています。

肝に念じて思い続けているだけでも、そのうちだんだん意識転換が、素早くできるようになるものです。



液体洗剤をフロアーにぶちまけちゃったとき、

これでフロアーをキレイに掃除ができる!と意識転換が出来たことは、自分にとって良かったってことなんだろうなあ、と思います。


実に小さなことだけど・・

ネコに洗剤がかかってしまったり、舐めてしまわなかったことに感謝だし・・

私のキャップをちゃんと閉めない癖が改善され、
家がキレイになり、私とネコの健康にも良くなり、
クリーンな家で健康であれば・・福を呼び込む可能性も大となるわけで(笑)(←まだそこまでの道は遠そうだけど・・)

ほーんの小さなことでさえ、積もり積もってプラス方向へと向いていくのかもしれません。

教えてくれた誰かさんへ
ありがとう!



・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこで、きょうの出来事!

日曜日なので、きょうは手作りドレッシングを作った。
ぺろっと味見すると、これがまた・・実にクリーミーで最高の味で・・私ってすごい!と自画自賛。

そのときだった。
近くに置いてあったクレンザーの箱に腕が当たって倒れて・・

手作りドレッシングの中に、さわさわと入ってしまった!


こうゆうヤツです。パウダー状になってます。蓋はついてません!
   ↓
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みるみるうちに、美しいクリーミーな色がキモイ緑に変わっていく。

ぎえええ!

なんだこりゃ~!
せっかく作ったのに~! もう、あの絶妙な味は作れないってのに~!



そもそも・・なんだって、キッチンの作業台にクレンザーが出しっぱなしになってるんだ?
そこからしておかしいだろ!


バカバカバカ!と叫び、めっちゃ落ち込みました。。。


まだまだ、私のエクササイズは続くようですね~。
今度は・・パウダータイプのフタ無しで学ばなければならんのかい!

私の父のこと

私が、「薬について」深く考えるようになったのは、父のことがきっかけだった。

きょうはちょっと暗い話になってしまいそうだが、これは私自身が忘れないためにも、父の話をアップしておこうと思う。



父は50過ぎてから、毎日薬を飲み続けていた。
降圧剤数種類を含めて、全部で10種類くらいはあったらしい。

それを何十年も飲み続けていたことになる。


その頃すでに私は両親と同居していなかったし、2002年には渡米してしまっていたので詳しいことはなにもわからない。

全部母から聞いた話だし、ドクターがどのような診断をくだし、何の薬を処方していたのかはわからない。
もちろん、薬の名前すら知らない。



そのうち、軽い「物忘れ」が多くなってきた・・と母が言っていた。

大切な物をどこに置いたか忘れてしまったり、些細なミスが増えたり、同じことを繰り返し話したり・・と。

母が、「きのう、その話しましたよ。」と言うと、

「あれ? そうだったかな? いかんな~。 すぐに忘れてしまう。 年のせいかなあ。」と苦笑いする父。


もともと記憶力が良い人で大切なことは決して忘れたことがなかったし、記憶力に不安を覚えてくると、必ずメモをとるくらいの几帳面な父だったのだが。


そんな父でも「年には勝てない!」ということか~、と私も母も思ったものだ。



日が経つうちに、眼がかすむようになって眼医者に行く。

耳が遠くなってきて、耳鼻科へ行く。

何度も眼鏡を作り替えたり、補聴器を変えたりしながら・・

医者も言う。
「まあ、ご高齢となっていけば、仕方ないですよ~。」と。


さらに時が経つうちに、ほとんど動けない、耳が聞こえない、目がよく見えない、会話が出来ない・・という状態に陥って、
またも入院となったのだ。

ところが父は、最後まで入院するのを嫌がったという。
「あの病院だけは嫌だ。」と。

「あの病院」というのは、自宅からバスで20分ほどの距離にある病院で、以前にもそこで一度だけ入院経験があったという。
たぶん、そのとき、何か嫌な思いをしていたのだろう。



しかし、他の病院への紹介状は書いてもらえず・・

母が毎日通える距離の病院というのも、また、受け入れ可能な病院というのも・・そこしかなかったそうだ。


清潔で明るい光が差し込んでいて、いつも笑顔で美人ナースがいる・・そんな病院だったら父も喜んで入院したかもしれないのだが・・。

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結局、その病院へ入院したのち、父の容体はますます悪くなったという。


完全に、聞こえない、見えない、話せない・・の3重苦になった。
もう完全に寝たきりとなった。


それでも不思議なことに、毎日通っていく母とは意思の疎通は出来ていたらしい。
最低限度ではあっただろうけど・・。

さすが長年連れ添った夫婦としか言いようがない。


あるとき、いつもよりも少し早めに病院に着いた母はびっくりしたという。

父の手足が縛りつけられていたそうだ。

慌てて看護婦を呼んで事情を聞くと、

体力が弱ってしまい自力で痰を吐き出すことが出来ないため、何かの器具を使って定期的に痰を出すのだそうだ。
しかし、そのときに父が暴れるため、やむを得ず手足を拘束するのだという。


「どうゆう器具をどのように使うのかは、私は一度も見たことがないし知らないけど・・
きっとね、ものすごく痛かったんだと思う。口に血の跡があったくらいだもの。

本当に、あんなに弱って身動きもままならない患者にしなければいけないことなのか、それとも器具を使う看護婦が下手くそ過ぎるのか、それとも、なんかの実験材料にでもされてたのかしら!」

と、母は、ひどく腹立たしげに語った。


そのときから、母はなんとしても病院を変えるか、退院させて自分で看護することを考え始めたという。

しかし、誰に相談しても却下されたそうだ。



それから間もなくして、父は亡くなった。

亡くなる日も、母は父の病院を訪れていた。

その日の父は、微笑みながら、こんなことを母に語ったという。

「もう、病院には来なくていいからね。 今まで毎日ありがとう。」と。

もちろん、父が話せるわけではないのだが・・

母にはそう聞こえたそうだ。

「なに言ってるのよ、パパ! 明日も来るわよ。 毎日来るに決まってるわよ!」

父の手を握りながら、母は大声でそう言ったそうだ。


父が亡くなったという連絡が入ったのは、その日の夜だった。



さらに、私が父の死を知ったのは、それからさらに2週間後のことになる。

母は一人で葬儀をすませ、茫然自失となっていた、ちょうどその頃、私が電話をして、その時初めて聞かされたのだ。


咄嗟に、なんで、もっと早く!と言いそうになった言葉を飲み込んだ。
そんなことを言ったところで虚しいだけだ。


そのときの母は後悔ばかりを口にした。

「なんで、あんなに嫌がっていた病院に入院させちゃったんだろう?
私は、パパの看病に疲れてしまってたんだろうか?
それでも、入院さえすれば良くなるかもしれないって思ってしまったのよ。 ああ、バカだった。
私はパパに酷いことをしてしまった!

あんな病院・・いつも不潔で掃除すらちゃんとされてない病院だったのよ。
治療だなんて・・ただ死にそうな病人を収容してただけみたいだし、看護婦も横柄な人たちばかりだった。
今思えば、実験材料か練習台にされてたようなものだわ。
どんなに遠くたって、何時間かかったって、もっといい病院に入れるべきだった。

ううん、そうじゃない! やっぱり、あんなことになるなら、死ぬまで家にいて私が看取るべきだった。」


そりゃもう、機関銃のように激しく延々と病院を責め、深く自分を責めていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は母を責めることなんてできない。

私は父の看病もすべて母にまかせっきりだったのだから。

それほどひどい状態になっていたことさえ知らなかったのだから・・ 私こそ、実に親不孝な娘だ。



母は一人で世話をし看病し、さまざまな状況下でよくやったと思う。

心を許して相談できる相手さえいない状況で、 自分一人で考え、決断してきたのだから。

それに自分でも足腰の痛みを抱えながら・・毎日欠かさず病院へ通い続けたことことだけでも、
それだけでも、大変なことだっただろう、と思うのだ。


老人が老人の介護をしなければならないという現状
介護認定を取得する煩雑さ
入院先の病院まで自由に選べない不自由さ



こういった問題は山ほどある。

さまざまな事を考えさせられた。


私はまず、なぜ、父が、見えない、聞こえない、話せないの三重苦になったのだろう?

原因は何だったのだろうか?という疑問を持った。

死因さえ、病院側はちゃんと母に話さなかったそうだ。
ただ、葬儀社のお勧め&紹介だけしてくれたそうだが・・



最初は軽い記憶障害や、些細なミスにはじまって、言語、視覚、聴覚が侵されたとなると・・

脳が原因としか思えない。


一方、父の血圧は常に正常に保たれていたそうだ。
そりゃあ、降圧剤を何十年も飲み続けていたんだから、正常のはずだろう。


結局、その処方されていた薬はわからないのだけど、
私はその後色々調べた結果、今では・・なんとなくわかった気がしている。

それでもすべては、後の祭りなのだけど。



その後、アメリカに住んでいる私は、身近な老人たちを関心を持って眺めるようになった。

周囲の老人たちを見ていると、それほど薬漬けになっていないという事実にも気がついたのだ。


90歳でも毎日車を運転してる老人たち。

足腰は弱ったとはいえ、認知症、痴呆症なんて、ほとんど見たことがないじゃないか!
そんな話も聞かない。

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「うちのおばあちゃんは、ギャンブル好きで困っちゃうのよ~。
また、Palaのカジノへ一人で行っちゃったのよ!」


そういえば、昼間のカジノはジジババだらけなのだ~。

こうゆう光景を、私も嫌というほど知っている(笑)

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日本では会社に就職している人たちは、会社が社員の健康診断を行うらしい。

しかし、アメリカではすべて自己責任なのだ。


従って、ほとんどのアメリカ人は、自分で病気を自覚して辛い、苦しい!という状況になり、しかも、こりゃ自力では治せないと思わない限り、めったに病院にはいかない。

理由は前にも言ったとおり、

アメリカの健康保険は種類も多く複雑な上、よっぽどの高額な保険料を払ってない限り、病院への支払いがとんでもないことになりかねないからだ。(あっという間に、何百万、何千万の借金になることもザラにあるのだ)


ただし、歯医者は別。
歯医者だけは、ほとんどの人が、どこも悪くなくても、半年に1回は定期診断を受けて歯石をとってもらうのだ。
たとえ保険を持ってない人たちでさえ、せっせと行く(笑)
家を亡くすほど高額にはならないし・・これはまあ、お国柄による、長年の習慣なのかもしれないが・・。




そんなわけで、一般庶民と言われる人々は、何かの異常数値を知ることもないし、むろん、高血圧症なんて診断されることもなければ、自分の血圧すら知らない人ばかりだ。


当然、処方箋の薬なんかめったに飲むことはない。
処方箋の薬もまた、かなり高額なのだ。(ただし、保険の種類にもよるんだが・・)

私は眼医者に行き、帰りに処方箋を持って薬局に行って目薬を買ったら・・
小さな1週間分の目薬1つで、190ドルを請求されたことがあって、あやうく熱が出そうになった経験がある。。。




そんなわけで、庶民はよっぽどでない限り、病院へは行かない!
むろん、処方箋で薬を買うこともない。


どこか具合が悪ければ、薬局にいって市販の薬を買って飲む程度で済ませてしまうのだ。


こんなところや、

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こんなところで・・

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それで、死ぬときはぽっくり死ぬ人が多いようだ。



ただ、アメリカでもリッチな人々は別だ。

以前の私がニューヨーク州のバッファローに住んでいた頃は、リッチな人々との交友関係もあったのだが、

彼らは毎年、健康管理のため健康診断を受けている。


そして老人ともなれば、ほとんどの人が薬漬けになっている(笑)
寝たきりになる老人も多い。

まさに、多くの日本の老人たちのように。

ああ、日本でもアメリカでも、年よりはどこも同じかあ。
みんなしょちゅう薬を飲んだり、ボケてきちゃったりするんだな~と。


金持ちアメリカ人しか知らない頃の私は、そう思ったものだ。



しかし、ロサンゼルスに引っ越して、多くの庶民をみるようになると・・明らかに違う。



これは、いったい何を物語っているのだろうか?

金持ち老人は頻繁に病院に通い、ほとんど薬漬け(何種類もの薬を飲んでいる)

ビンボー人、または庶民階級の老人は、めったに病院に行かないけど元気


ただし、アルコールやドラッグ中毒の人は別だけどね~。
そもそも、こうゆう人たちは、老人になるまえに・・消えてしまうのかもしれないけど。



ただ、ひとつ私に言えることは・・

「年を取れば、ボケても仕方がない。
薬漬けになるのも当然」


これは違う!ということだけは確信している。


年齢ではなく、まず先に、そこには必ずなんらかの原因があったはずだ。

決して、年齢そのものが原因ではない。

年齢というならば、長年し続けてきた何かが原因なのだ。



私の父の場合は、長年に渡る降圧剤が最も怪しいと思っているのだが・・

それだけではないかもしれない。


足腰が弱ってしまった父は、それでも、よく外に出たがったという。

「少し散歩に行ってもいいかな~。」というたび、

母は父を心配して、
「ダメですよ~! 足腰が弱っているのに、もしも倒れたら私も支えきれないし、交通事故にでもあったら大変ですから。 我慢して家で過ごしてくださいね。」と、決して外出を許さなかったという。

外に出るときは必ずタクシーを利用したそうだ。

これでは、精神的にかなりのストレスを溜めていたことだろう。


うっかりミスや軽い物忘れが始まったとき、それは、何かを知らせる危険信号だったように思えてならない。

残念なことに、母も私も、父本人も・・誰も、それに気がつかなかったのだ。

こうゆうのは、歳をとれば当たり前として、済ませてしまったからだ。

それだけが、今も私に、硬いシコリのように残っている。


前回のブログに書いたような、大木先生のような人がいてくれたら、適切なアドバイスをしてくれたことだろう。

だけど、大木先生はいないのだ!


自分自身が、家族がしっかりと正面からみつめていかなければならない。
決して、小さな兆候を見逃さないように。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなわけで、父の死は後悔することは多いのだけど・・

それでも多くの事を学ばせてもらったことも確かだ。

母も私も。


母はよく言うのだが・・

「いい? 間違っても掃除の行き届いてないような病院に行っちゃダメよ!
そんなところは、ろくでもない医者と看護婦しかいないんだから。
まず、病室とトイレを、真っ先に、よーく見なさい!」


これは、母が学んだことの1つらしい。

血圧のガイドラインというもの

この間、すごく気持ちの悪い話を聞いた。
といっても・・オカルト話ではないのだが、私にとっては、なんとも気持ちの悪い話だった。


それは、
40代の一人暮らしの女性の話なのだけど・・彼女の収入源は「治験」なのだという。

治験とは、新薬を開発、商品化する最終段階で、実際に人に投与してチェックする・・言葉は悪いけど、人体実験のようなものともいえる。

たしかに、わざわざ日本語で書かれた、このような広告をLAでも目にすることがあった。
    ↓
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彼女は、しょっちゅう応募して、治験で生活費を稼ぎ出してるのだという。

もちろん、一定期間は病院に入院しなければならないが、彼女曰く、

「病院にはいなきゃならないけど、アクセク働くこともないし好きなことやってのんびり過ごせるから、病院生活もちっとも退屈しないし、かなり快適よ。
そのうえ、具合悪いところもタダで治療してもらえるし、さらに、たっぷりおカネが貰えるのよ。」


このお嬢さんは・・(40代でお嬢さんでもないけど、まるでお嬢さんのようなルックスをしてたので・・。)、ブランドの服を着て、真新しい小ベンツに乗ってる。


月の半分くらいは入院生活を楽しんで、後の半分は好きな買い物をして遊んで暮らせるんだという。

収入は?と聞くと、入院期間などにもよるらしいが月に3000ドル~5000ドルにもなるのだという。


ほんとかよ~と見てみると・・日本語で書かれた募集サイトまであった。
    ↓
現在募集中の治験


「ちなみに、つい最近やったのは、どうゆう新薬なの?」と聞いてみた。

「よく知らないけど・・たしか、血圧だか血液に関する薬だとか言ってたかな?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、アメリカでは血圧のガイドラインがまた下げられたらしい。

今まで 140/90 だったのが、「 130/ 80」になったそうだ。
この新しいガイドラインによって、「要治療」とされる人々が急増するんだろうなあ。

ざっと「アメリカの高血圧症は 3000万人増える」計算になるとか。


その結果、 降圧剤の投薬による治療を始めなければならない人たちも急増で、

Win-Winかあ(笑)


以前に、ゼロヘッジというアメリカの記事を読んでいて、

「これによって高血圧も治療されるかもしれないが、製薬会社の株価も治療されると思われる」って書いてあって・・大笑いしてしまったことを思い出す。
https://www.zerohedge.com/news/2017-11-14/30-million-americans-were-just-diagnosed-high-blood-pressure-heres-why


実は、私はアメリカのことは、さほど心配していない。

私の周囲でも、それほど降圧剤に頼りっきりの人はいないし、老人でも全く服用していない人も多いように思う。
それには、アメリカ事情は日本と違って、誰でも簡単に病院にいける状況でもなく、健康保険の無い人たちも益々増えている・・そんな状況もあるからだ。


それよりも日本!

なんだか・・ほとんどの老人が薬漬けになってる気がする昨今。

もちろん、降圧剤だけじゃないけど・・。


それでも日本における降圧剤の売れ行きは、世界に誇れる!ダントツなんだとか。
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とくに、2000年あたりからウナギ登り(笑)
   ↓
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http://yoshiokajimusho.net/ketuatuseiron1/ketuatuseiron2/


日本高血圧学会というのがあって、そこが高血圧の基準値を定めてるらしい。

基準値が2000年に、それまでの160から140に引き下げられたのが、このウナギ登りの結果になったのだろうとみられている。



そして、今度は130かあ~。
日本では・・すでに130にしてたんだっけ?

メディアなどでは「血圧を下げる健康食品」がさかんに宣伝されることだろう。


ちょっとみただけでも、

こんなんとか・・
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こんなんとか・・
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こうやって、血圧のガイドラインが変わるだけで、さまざまな株価にも影響することになるのだろう。



私は以前ずいぶん降圧剤についても調べたことがあったのだが、

降圧剤は色々あるのだけど、今でも主流のひとつは「カルシウム拮抗剤」というタイプ。

体のすべての細胞の「カルシウムが通る穴」を閉じることで、血圧を抑えてしまうのだ。
その結果、免疫細胞の機能が弱まるという研究結果もある。


最近では、降圧剤として ACE (アンジオテンシン変換酵素)阻害剤」というものも使われるらしい。

長くなるので、この説明は省くけど、
「 ACEを服用している患者は、肺ガン発症率が最大 31パーセント増加した」というデータもある。



まあ、「なにかを無理やり抑えれば、そこが抑えられたところで、別の部分にひずみは生まれる」というわけだろう。


健康診断なので、高血圧と判断されてしまえば、
ああ、高血圧だから病気なのだ! 高血圧は悪いのだ!・・・と、多くの人たちは思い込んでしまう。

しかし、自立神経が「今このくらいの血の流れがなければいけない」と判断して働いてくれた結果なのだ。

なぜ?の原因を詳細に探らずして、たとえ、どの薬を使ったとしても物理的作用で押さえ込むことかいいわけはない!
と、私は思っている。

たしかに、降圧剤を飲み続けてくれれば血圧は下がるだろうし、心筋梗塞や高血圧性心臓病などは減るだろう。

しかし,

逆に、必要な血圧をむやみに下げたら何が起こるか。

そしてそれが長期になればなるほど・・

脳に血が行かなくなり、脳梗塞と認知症が増えることになる・・なんてことは素人でも想像できる。

そして日本の社会は実際にそうなっているのではないだろうか?



もっとも、医療従事者でもない者があまり厳密なことは言えないわけだし・・
また、人によって、高血圧の原因も症状もさまざまなので・・

どうすべきか?なんてことを私に言えるわけがない。

もちろん、決して薬を飲んではいけない!とも思ってはいない。


ただ、

薬を何年にもわたって飲み続けなければいけない!ということ、

またそうすることに不安さえ感じないような人々に、この状況に、ひどく・・私が違和感を感じてしまうだけだ。


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1980年代の話だが・・私はまだ日本にいて、東京の高円寺というところに長年住んでいたことがある。

その街に、「大木医院」という、ものすごくレトロな町医者があって、先生は大木先生ひとり。

建物は古い日本の家、かなり老朽化してる家、使い古した木の机、先生も高齢、器具も、何もかもがレトロな医院だった。


私が風邪をひいたといえば、聴診器を当てたり、喉をのぞいたりされて、(←診察もレトロそのもの)

「よし! これなら2日ばかり、お粥と梅干を食べなさい! それで治ります。」

で、終わり・・。

「え? 先生、お、お薬は? 注射は?」と聞けば・・

「注射も薬も、これなら必要なし! お粥と梅干を薬と思いなさい!」

ええええ!! そんな~。
私、お粥も梅干しも大嫌いだったもんで・・(笑)

料金は初診料だけ!(まあ、これじゃあ、診察料なんて取れないんでしょうが・・)


あるとき、高血圧の年配の男性が診察室に入っていき、私は隣の待合室で聴いてたことがあった。
(先生、声がデカいから全部聞こえてしまう・・)

「うん、たしかに・・ちょっと血圧が高めだね~。これは、少しは下げた方がいいね。」

で、はじまり・・

「朝何時に起きる? 朝起きてまず何をする?
朝食は何を食べた? 昼は? 夜は?」


ものすごーーく細かく患者さんの生活すべてを聞き出そうとするのだ。

これには、びっくりした。

挙句の果てに、

「よし! それでは1週間、ノートに朝起きてから寝るまでやったことをすべて書き出してきて。
食事内容も全部だよ。 それと・・飲んだお酒の量も、もしお菓子を1つでもつまみ食いしたら、それも全部書き出すんだよ。」


こんなこと言う医者は始めてだった。

こんな医者は今では、さぞ嫌われることだろう。

患者はプライバシーの侵害と思うかもしれない。

そんなことを聞きただすよりも、症状を見てデータを見て、さっさと薬を出せばいいだろ!・・と思うかもしれない。

まして、昔ながらの古臭い診察に、古臭い先生のわけだし・・・



間違っても若い女の子は、ぜったい行かないようなところ(笑)

しかし、なぜか・・80年代トレンディードラマのような恰好をしながら・・当時の若い私はよく通った。


そして、よく他人の診察を盗み聞ぎする機会に恵まれたものだ。(嫌でも聴こえちゃうんだから!)


大木先生は、高血圧症の患者には薬を出していたが・・

はじめの2週間程度しか出さず、その後は徹底した食事療法と生活改善を施していた。

おそらく、現在の多くの医者たちだったら、(おそらく当時であっても・・)

「塩分控えてね。」 とか、「少しは運動するようにね。 散歩とか体操してください。」

くらいしか言わないだろう。


が、大木先生は違った。

患者の好みを聞いた上で、さまざまな食品、料理法まで指示したし、運動にしても、その患者に必要な運動まで考えだしたりしていたのだ。

「お米の1キロの袋を二つ、こうゆうふうに足につけてね、それで屈伸させてごらん。
これを1日、2回、 10回づつ、お風呂に8時に入るんだったら、7時半頃にやるといいよ。」


実際に、患者の前で運動方法をやってみせたりもしていた。


大木先生が、よく患者に言っていたことは・・

「まず第一は食事だ。 食事によって体は作られている、だから、いくらでも体は変わる。」


私が一番感心してしまったのは、常に患者一人ひとりに合った方法を考えている・・ということだった。
決して、データでもマニュアルでもなく・・。


そんな先生を、実際、時代遅れの老いぼれ医者なーんて悪口を言う人もいたし、若かった私も・・そうかもなあ?と思うこともあったのだけど・・

●なんせ、薬をあまり出さない。

●とにかく、一人一人にかける時間が長い(生活すべてを聞き出してりゃ、そりゃあ長くなるだろーが)


いったい、どうやって医者として生計をたてていたのかも不思議なくらいだった。


頭は真っ白だったし、60代後半か70代?だったかもしれないけど・・

しかし、彼にはいつも鋭い目の光があった。

老いぼれどころか・・誰よりも、若さみなぎる光があったのだ。

私は、なぜかそんな先生が好きだったんだと思う。

だから、病院といえば・・いつも大木先生のところへ通ったものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分はシロウトなんだから、病気はすべて医者にまかせておけばいい!と、いまだに思っている人たちも多いだろう。

しかし・・今は時代が違うのだ(笑)


病気についても、自分で考えて選択しなければ、いけない時代だと思っている。


なぜなら、現代の医者たちは、こういった傾向にあるから。

これは・・以前、こちらのブログにも書いたことなんだけど・・
マドモワゼル・パラディーと医療の話がシンクロしたような日


もういちど抜粋すると・・

●正常値主義

とにかく、検診、検査、そしてデータがすべてという傾向が強い昨今。
その結果、「平均をはずれていること=病気」とされて、すぐに、早期発見となって、治療が開始されてしまう。


●専門分化主義

昔は内科、外科程度にしか分けられていなかったはずだけど・・
今では、呼吸器科、内分泌科、消化器内科、循環器内科などと、臓器別の診療科が進んでしまってる。

自分の専門には詳しいけど、専門外のことにはノータッチという傾向が強い。
「では、そちらで診察してください」と、回されることになる。

本来、体はすべてが関連しているのだが・・それを総合的視野で見てくれる人がいないということになる。

その結果、

●標準化によるマニュアル治療法を行う。




こうゆう時代が、こういった教育をして、こういった医者たちを送り出したといえるだろう。

もちろん、私は・・だから医者が悪いなんて思わない。
もちろん、製薬会社が悪いとも思わない。

だれだって、サバイバルするのに必死な時代なのだから!

だからこそ、自分の体は自分で考えなきゃいけないと思うのだ。

総合的に考えられるのは、自分だけなのだ。

大木先生は、もういない!





日頃の生活すべてを考えて・・すべて口にしている食品を考えて・・

いったい、どんな成分が入っていて、それが、どう自分の体に働くのか?

この薬は、どんな成分で、どう働くものなのか?




私は、治療においても・・「言われるがまま」より、自分で考えたことを中心に選択していった方が、

仮にそれで自分の人生を縮める結果になったとしても、納得できる人生かなと思っている。

絶対的な信頼と依存は違う・・とも思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

血圧のことだけでも、色々な記事を読んだり、データなどを見ていると・・さまざまだ。

アメリカでは130にし・・おそらく、日本も右にならえの状態だろう。



しかし、アメリカの新しいガイドラインについて、ヨーロッパの医学界からは、かなり批判を受けている。

さまざまな研究結果をあげて大反対してるし、むしろ、これで患者を多く作り出すことになるだろう・・とまで言っている教授もいる。

もちろん、世界中のガイドラインを調べると個々に違う。


あるドイツの教授は、今回のガイドラインの変更により、さらに、うつ病患者まで作り出すことになるとも言っていた。
  ↓
ラベリング効果というものらしい。
人は、「あなたは病気だ」と公式に分類されると、精神的健康に影響を受けるてしまうことが多いそうだ。


それを考えると・・やはり、日本の方が心配だ。

ほとんどの人が健康保険を持ち、気軽に病院にいける日本なのだから。

1961年(昭和36年)には、日本国民全てが「公的医療保険」に加入する国民皆保険体制が整えられた。



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なつかしいJIN -仁・・本当にこの頃に健康保険制度の草案ができたのかどうかは知らないけど・・


アメリカなんか問題にならないほど・・素晴らしい制度だったのに、なぜか、これがあだとなってしまった昨今。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は個人的に、まあ・・血圧なんて昔のままでいいんじゃね?と思っている。

つまり、「年齢+90」あたりで・・
それすらも、厳密には考えていない。

血圧はちょっとしたことでも変化するものだから。

それよりも・・

「口に入れるもので、体はそのように作られていく」といった大木先生の言葉は、いまだに耳に残っている。



<<参考までに>>

本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用よりPRESIDENT Online

血圧正論

こちらは、私の血圧に関する過去ブログ
   ↓
高血圧の母にDon't take anything for granted.と言いたくなって中村天風さんへ

「病と体と心」そしてガーディアンエンジェル

悪魔祓いと老化防止にシェークスピアかお経か

ずいぶん前に、強い霊能力を持つという、白人男性から聞いた話を思い出した。

悪意ある霊と遭遇しちゃったら、どうすりゃいいのか?

という話をしていたときだ。



「僕はまず、好きな聖書の一節を唱えるんだ!」

「へえ、どうゆうやつ?」

「1 Corinthians 13:13 says that “There are three things that remain - faith, hope,
and love - and the greatest of these is love”
He said and I quote: If I speak in the tongues of men or of angels, but do not have love,
I am only a resounding gong or a clanging cymbal.
If I have the gift of prophecy and can fathom all mysteries and all knowledge,
and if I have a faith that can move mountains, but do not have love, I am nothing.
If I give all I possess to the poor and give over my body to hardship that I may boast,
but do not have love, I gain nothing.」


な、長っ!


「なんだそりゃあ?」
彼がコリンシアンズって発音してたんで・・こりゃ、コリント人への手紙ってヤツかな~とは想像がついたんだけど、内容は・・さっぱり知らん!

興味ある方はこちらを!
   ↓
コリントの信徒への手紙 一 13章




「ああ、キミは日本人だから、バイブルは知らないのかもなあ。
それなら、仏教の、大好きなお経の一節だっていいと思うよ。

日本人が誰でも知ってるような・・大好きなお経って、どうゆうのがあるの?」



そんなこと言われたってなあ。。。

お経ってのは、お坊さんが唱えるものであって、一般日本人は、ほとんど知らないんだよ~!


「ん~、誰でも知ってるヤツだったら、なんみょうほうれんげきょう、または、なむあみだぶつ
くらいじゃないかな?」

こんなイメージで・・・。
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http://blog.torineko.com/?eid=1305803


「ほお? その言葉が一番日本人に好まれるの?」


「いや、好まれるつーか、ただ短かくて有名になってるから・・みんな知ってるってだけじゃないかな?
そんで、困ったときの神頼みだけで、それを唱えたりするみたいだね。」


「ん~。 それじゃあ、効き目はないかもなあ。。。
言葉にはね、ある種のエネルギーがあるんだよ!(←どうやら、言霊のことを言ってるらしい)

だからね、日頃から唱えてるような・・好きな言葉だったり、自分にとって大切な言葉でないと効果は無いと思うよ。」



「それは、特定の宗教の信者であって、バイブルとかお経とかじゃなきゃいけないってこと?」


「そんなことはないよ~。 
僕だって別に・・敬虔なキリスト教徒ってわけじゃないからね。

たまたま、バイブルのその部分の言葉が好きなだけだよ。 自分の生きる上の信条みたいに思ってるから。
なんだっていいんだよ。  言葉のエネルギーを使うってことなんだから。」



なるほどね~。

しかし、私には特に暗唱してるような言葉はないし・・


うう~む。

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なんか、なかったかなあ?

好きな言葉で暗唱してるヤツ?



さんざん考えたあげく・・

「あ、1つだけ知ってる?

ぎおんしょうじゃのかねのこえ しょぎょうむじょうのひびきあり しゃらそうじゅのはなのいろ じょうしゃひっすいのことわりをあらわす おごれるひともひさしからず ただはるのよのゆめのごとし たけきものもついにはほろびぬ ひとえにかぜのまえのちりにおなじ ..」(←なぜか、琵琶法師の気分で朗々と読む)

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「なに? それ!」


「んと、高校時代に覚えさせられたヤツでね、古典の平家物語ってヤツの冒頭なんだ!」

「さっきも言ったけどね~、試験のために覚えさせられたようなのは効果がないんだってば!」



ああ、そうだった・・・。


「なにか、ひとつだけでも暗唱しておくといいよ。 
霊だけでなく、生きた人間からの悪いエネルギーだって防御できるよ。

でもね・・僕は思うんだけど・・
その言葉を唱えるだけで、相手をやっつける、ってことじゃない気がする。 

唱えることで、自分に恐怖に打ち勝つような勇気を与えてくれて、自分のパワーを大きくしてくれるんだと思うんだ。
その結果、相手のネガティブ念よりも自分の方が大きくなって強いバリアーを張って寄せ付けなくするんじゃないかな?」



ああ、そうなのか~。
そうかもな~!


となぜか納得。



「それにねえ、大人になると、何かを覚えようとしなくなるだろ? 仕事だったら、メモっときゃいいわけだし。
学生のようにテストもないからね~。

使わないと記憶力はどんどん退化しちゃうんだってよ。
意識して、何かを暗記するってのも老化防止にいいかもしれない
(笑)」



記憶力低下?
老化防止~?

うげっ!


大人になってからというもの、学生時代のように「何かを意識して記憶しようとすること」をしなくなってる。

私、すでに、かなり記憶力が落ちてるかもしれない!

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そこで、さっそく、好きな言葉を暗唱することにしたのだ。 (←善は急げ! 思い立ったら吉日じゃ~)
(幽霊除けよりも、老化防止の方が深刻だったかも!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、私が覚えたもの

★光明真言・・・空海さんファンだし、比較的短くて好きなお経だから!

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大日如来の真言で最強マントラともいわれてる。



★シェークスピアのロミオとジュリエットからの一節

なんで、いきなりシェークスピアなのかというと・・

日本でまだ英語学校に通ってた頃、尊敬するアメリカ人の先生(英文学専攻だった)が、大のシェークスピアファンだった。
その影響で、私もシェークスピアが好きになったのだ。


シェークスピアといえばいくつもあるんだけど、ロミオとジュリエットの有名なのは、このシーン。
    ↓
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「ああ、ロミオ様、ロミオ様! なぜあなたは、ロミオ様でいらっしゃいますの?」と、ジュリエット語り出す、あの有名なシーン。


あとには、ジュリエットのこんなセリフが続きます。

「わたくしにとって敵なのは、あなたの名前だけ。
たとえモンタギュー家の人でいらっしゃらなくても、あなたはあなたのままよ。

モンタギュー ――それが、どうしたというの? 手でもなければ、足でもない、腕でもなければ、顔でもない、他のどんな部分でもないわ。 ああ、何か他の名前をお付けになって。

名前にどんな意味があるというの? バラという花にどんな名前をつけようとも、その香りに変わりはないはずよ。
ロミオ様だって同じこと。ロミオ様という名前でなくなっても、あの神のごときお姿はそのままでいらっしゃるに決まっているわ。

ロミオ様、そのお名前をお捨てになって、そして、あなたの血肉でもなんでもない、その名前の代わりに、このわたくしのすべてをお受け取りになって頂きたいの」


参考:新潮文庫『ロミオとジュリエット』 中野好夫訳<第2幕第2場>より


ちなみに、英語ではこうなります。(古語英語も入ってるけど。)
    ↓

'Tis but thy name that is my enemy;Thou art thyself, though not a Montague.
What's Montague? It is nor hand, nor foot, Nor arm, nor face, nor any other part
Belonging to a man. O, be some other name! 
What's in a name? That which we call a rose By any other word would smell as sweet;
So Romeo would, were he not Romeo call'd, Retain that dear perfection which he owes
Without that title. Romeo, doff thy name, And for that name which is no part of thee
Take all myself.




ロミオとジュリエットなんて・・単純なラブストーリー悲劇版で、

このシーンは、とくに、「若い恋心が迸ってるぞ!」としか思ってなかったんだけど・・

ジュリエットは、実はなかなか深淵なことを言ってたんですね~。


ロミオ・モンタギュー? 名前が何? どーだってのさ?
名前が無くたってアンタはアンタでしょーが!
・・・みたいな!(←なんだか品の悪いジュリエットみたいだけど・・)


この薔薇に例えた美しい表現は、欧米諸国ではいまだに比喩として多く使われています。
   ↓   
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薔薇はどんな名前で呼ばれようとも、その甘いかぐわしい香りに違いはないわ。

 この部分ですね~。


いやあ、綺麗ですね~。

恩師が「シェークスピアは言葉の魔術師だ!」としきりに言ってたことを思い出してしまうなあ。

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説明が長くなりましたが・・

そうです!
私が暗唱したのも、この有名な一節!

光明真言と一緒に、こちらは英語で暗唱しました。

好きな言葉なら、なんだっていいわけだしね~♪


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある夜のこと、

こんなことは私には滅多に無いんだけど・・ものすごく嫌なモノが近づいてくる気配。


目が覚めたのに動けない!

それだけで、もうパニック!
パニックは恐怖を煽る!


そこで、
あ、今こそ、真言を唱えるんだ!!

光明真言というのは、大日如来様の最強の真言。

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まず、眩いばかりの光をイメージしました。

美しい楽の音。

そして香しい花の香り

薔薇・・

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いきなり、口をついて出たのは・・

What's in a name?の方。。。


ち、違うだろ!と・・心の中で思いながら・・

もう、必死で唱えました。。。

ジュリエットのセリフの方を!

こうなりゃ仕方ない! なんだって唱えてやる!

3、4回続けて唱えているうちに、
だんだん、恐怖が消えていくのがわかり、自分にパワーが蘇っていくカンジがしてきて・・

ネコが「みゃあお!」とないて、

今度は完全に体が動かせるようになると同時に、気配も消えていく感じがしました。

ふうう・・・

起き上がってバスルームで顔を洗ってると、
今度は急に、光明真言が口をついて出た!

おん、あぼきゃ べいろしゃのう・・・・と。


やれやれ 😥

最初のおん!さえ、出てこなかったんだから・・。



光明真言とジュリエットのセリフを一緒に覚えたのがいけなかったんだろうか?

咄嗟なときって、何が出るやらわからん!

それでもなんでも・・消えてくれたんだから、良しとすべきだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おそらく、霊能力者の知人が言っていたように・・

好きな言葉を唱えることによって、自分の恐怖心を無くし自分のパワーをバージョンアップさせる働きがあるように思いました。

パワーア~ップ!

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もう一つ言ってましたが、

好きな言葉、そして・・できれば自分の生き方の指針ともなるような言葉の方が効果があるようです。

それを暗唱しておくというのは良いことかもしれません。

もちろん・・記憶力のためにも! 老化防止のためにも!


私はその後、般若心経も覚えましたよ~。
まだ完全じゃないので、もっと時間をかけて完全にするつもりです。


母には、「あんた、ずいぶん年寄りじみたことやってんじゃないの~!」
と、鼻で笑わました。(←85歳の母)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなことを思い出したのは、こんな写真を見つけたから。

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アメリカでは、夏の夜は、野外でよくシェークスピア劇などが上演されます。

私はロサンゼルスに引っ越してからは近くにないので行った事がないのだけど・・

バッファロー・ニューヨークに住んでいた頃は、よく見に行ったもんです。


シェークスピアにも感謝!ですね~。

胃腸は第2の脳_アーユルヴェーダのトリファラ

知人から聞いて、トリファラという粉末を飲み始めた。

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私はサプリメントが好きじゃないのでパウダーを注文したのだが、もちろんカプセル状のものだってある。
   ↓
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こんなこと、私には実に珍しい!

ふだんの私は、「健康」「美容」を謳った広告をみてもほとんど関心を持つことはない。


ところが、トリファラはアーユルヴェーダであり、まず「胃腸を整える」働きがあると聞いて興味を持った。



おそらく、「胃腸は第2の脳」という記事をいくつか読んでいたことも影響したのだろう。
The Pit In Your Stomach is Actually Your Second Brain

これによると、

腸神経系は、消化管全体を網羅するメッシュ状のニューロンネットワーク

関与する細胞の90%までが脳からのメッセージを受け取るのではなく、逆に脳に情報を伝えている。

精神状態も体も・・まず、胃腸から。



胃腸は独立していて、逆に脳にも多大な影響を与えてるらしいのだ!!

「脳が司令塔であって体すべてに指示を出す」というのは、どうやら違ったらしい。


おそるべし胃腸!
   

つまり、心身の健康を考えるなら、

まずは胃腸から・・ということになる。


英語版だけでなく、もちろん日本語版でもこういった記事はいくつもあったので・・
参考までに(←こちらの記事はわかりやすい)
      ↓
腸は第2の脳。腸に関する10の豆知識

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、トリファラなのだが・・

これは、前述したとおり、アーユルヴェーダであり、アムラ、ベハダ、ハルダという3つの植物を粉末状にしたものらしい。

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この3つは、アーユルヴェーダでも基本となる植物(薬草)だそうだ。


詳しい説明は、こちらのサイトでみつけた。
    ↓
トリファラとはアムラ、ベハダ、ハルダの木の実の配合し、アーユルヴェーダで最も重要な薬の一つ


その効用は・・・
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●炎症を鎮める

●癌予防

●歯肉炎、虫歯

●下剤として
https://www.healthline.com/nutrition/triphala#section2

その他、まだまだある。

便秘や下痢などの整腸、赤血球を増やす、不要な体脂肪を除去しダイエット、うっ血や頭痛、血糖値を正常レベル、肌のつやをよくし、デトックス効果もあり、目にも効果があるとか・・

こうなると、ほとんど万能薬だ!(笑)

それもそのはず、

胃腸が「第二の脳」ならば、胃腸が健全な動きをするということは、すべてが順調になるということだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の場合、ふだんから胃腸は敏感らしく、劣化した油で作られた料理を食べたりすると・・必ずといっていいほど胸やけする。

(ファーストフードのチャイニーズ、インスタントのカップ焼きそば類、劣化した油で作られた天ぷら、とんかつ、フライなど)


その後すぐに下痢か吐き気になる。
(ただし・・排出さえしてしまえば、すこぶる元気になるんで・・敏感?なわりには、私の胃腸はたくましいのかもしれない・・もちろん薬を飲んだりすることもほとんどないし、病院に行ったことは一度もない)

胃腸の弱い山根君とは違うのだろう。

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ここでちょっと実験してみた。

トリファラを飲み続けて4日目に、油ぎっとりのチャイニーズフードを食べてみた。

アメリカではお馴染みの、「安~いチャイニーズのファーストフード」

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こういったチャイニーズフードは必ずといっていいほど劣化した油で作られ、しかもMSGたっぷり。
だからこそ、安く提供できるのだろうけどね~。


いつもの私だったら、ひどい胸やけになるのだが・・ほんの軽い胸やけがしただけで何事もなかった。


というか・・

なぜか、完食できなかったのだ。

いつもの私だったら軽~く完食(かなり大食いなのだ!)してしまうのだが、2/3程度で食べる気が失せた。

なるほど・・自然に食欲をコントロールして、ダイエット効果があるのかもしれない。


私の胃腸が脳に向かって・・

適量を食べるようにね、そこらでやめとけ!

油が悪いんだから、それ以上摂取するな!


と指示を送ってくれたのかもしれない(笑)

とにかく食べる気が失せたのだ!

なかなか面白い現象だ。


・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてなによりの大きな変化は、これだった!
    ↓
https://note.mu/unsugo/n/n9a5cf9e2dbf8

この記事による、正しいフォームのNo.4に変わったことだ。


今3週間目くらいだけど、3か月後にはどうなるのか、経過をみてみようと思っている。(←人体実験かよ?)


・・・・・・・・・・・・・・・・

味について言えば・・はっきり言って美味しくはない。

苦い!


そして・・ちょっと癖のある不思議な味と風味


味の説明書きにはこのように書かれていた。

Triphala churna contains five of the six tastes recognized in Ayurveda (sweet, sour, bitter, pungent, and astringent), only missing the salty taste.
アーユルヴェーダの6つのうちの5つ(甘味、酸味、苦み、辛み、渋み)が含まれているが 塩味だけが含まれていない。




実に・・説明が難しい不思議としかいえない味。

ただし、私はその苦さは気にならないし味もそれほどキライじゃない・・つ~か、結構気に入ったりして(笑)

なので、マグカップに適当に入れて冷たい水を注いて、ガシャガシャ振ってよく溶けたところを、ごくごく飲んでる。(←すっごいアバウト)

最近の、私の愛用マグ。
        ↓
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私の購入したトリファラ(粉末)の説明書きによれば、

●食事前に(おなかを空かせてる方が吸収力が良いからだろう)

●適量は、ティースプーン半分くらいをお湯で溶いて少し冷ましたところ(冷やしてもOK)を飲む。1日2-3回くらい。

とある。

うーーむ。 私は・・かなり適当だが・・。


副作用は一切無いが・・

胃腸に問題を抱えてた人は、飲み始めに下痢になったり、下腹の違和感を感じたりすることもあるらしい。

また、妊婦や授乳中の方はいちおうドクターに相談した方がよいかもしれない。





私は、こちらのサイトから購入したのだが・・
BANYAN BOTANICALS

現在は、海外発送はしてくれなくなってしまったらしい。
ハーフパウンド(227グラム)8ドル程度なので、おそらく送料の方がかなり高額になってしまうからだろう。
(アメリカから日本への送料はめちゃ高くなってるから)



日本でも購入できるサイトはあるんだろうか?

・・と探したところ、

サプリメントだったら、Amazonなどでも購入できるようだし、

パウダー状のも・・なんと、In Deepさんの最近の記事にも紹介されていた。
   ↓
アーユルヴェーダの重要ハーブ「トリファラ」を3ヵ月飲んで良かったですので、医学論文を検索してみると、腸内環境改善、ダイエット、ガンの予防といろいろと


トリファラについての学術論文の説明してあるし、購入できるサイトも貼られている。

また、この記事の最後には、このように書かれていた。

アーユルヴェーダ医学では、「腸内の状態が最も重要」とされていたそうで、 2500年前頃には完成していたとされる医学が、現代の西洋医学の最先端の知見と同じだということは興味深いです。

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https://www.nuayurveda.com/ayurvedic-treatments/


アーユルヴェーダというと、日本ではまだまだ知名度は低いらしく、インド式オイルマッサージのことかと思ってる人も多いんだとか(笑)


しかし、5000年もの歴史があり、2500年前にまとめられたといわれている。
今でいう、ホリスティックの元祖かもしれない。


トリファラ・・私はぜひ、胃腸の弱い山根くんにはお勧めしたくなった。

大食漢の・・小杉くんにも、いいかもしれない(笑)

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またも「美しき緑の星」を観てテクノロジーを思う

ここしばらく、ずっと様々なニュースをみていたのだが、

相変わらず、異常気象に、シンクホールなどの異常現象、動物の大量死に、経済破綻に、「新たな冷戦時代」という政治界など

やっぱりなあ・・・「黙示録的世界」が加速度的になってきているのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニュース写真をざっと下に張りつけてみる。

<異常気象ニュース>

サウジアラビアに雪、砂漠に雪か・・
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https://diariodeavisos.elespanol.com/2018/01/tormenta-desierto-arabia-saudi-deja-imagenes-tan-ineditas-esta/


中東一帯が、前代未聞の大洪水

オマーンの様子
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https://twitter.com/yas_zak/status/1000152890630131712


中東レバノンで黙示録的な大洪水。首都ベイルートでは洪水が「ゴミの川」を作り出すという異様な光景も

サウジアラビアも、レバノンも、イエメンも、エジプトも・・。
参考記事:洪水伝説の再来 : アラビア半島を中心とした中東地域の過去1ヶ月の雨量と洪水発生数が観測史上最大に。そこからふたたび思う「黙示録の時代」



季節はずれのカリフォルニアの山火事
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今までにはない大被害。
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https://www.thecut.com/2018/11/california-wildfires-malibu-2018.html



<新たな冷戦、世界をまっぷたつにするかのような・・>

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The unfolding of a new Cold War
アジアを分断する冷戦の恐れ強まる-ペンス米副大統領の対中批判で


<世界が抱えた膨大な借金>

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あーあ、相変わらず、こんなことばっかり。
もう、何年も前からのことだけど。

こういったすべては、人々の意識が作り出した結果だと思えてならない。


自然災害や異常気象などでさえ・・私にはそう思えてしまう。

それも、今では「確信的」に感じている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たち地球人って、

ものすごーく、野蛮な未開人なんじゃないだろうか?
おまけに、ものすごーーくアホ野郎。



ひどく、そんな嫌~な気持ちになってしまい、またも美しき緑の星(La Belle Verte)を見た。

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もう何度も見ているんんだけどね~。


そういえば、私は2015年の5月にも、ブログ記事としてアップしていた。
     ↓
美しき緑の星(La Belle Verte)




このときにも簡単に紹介したのだが・・

「映画見たけど・・よくわからなかった!」という人もいたので、もう少し説明を加えてみようと思う。
なんでだ? 字幕映画を観ることに慣れてない人だったのかな?


わからないというのは、たぶん、冒頭に出てくる「切断」の説明を聞き逃しているから、かもしれない。

そこの部分を聞き逃してしまうと・・たぶん、あとあとまでわからない(笑)


この映画のキーポイントは「切断プログラム」にある。

ある惑星の人々(地球人から見えば宇宙人たち)が、地球に、ミラという女性を派遣員として送ることになる。

しかし、地球という星は、野蛮で危険な場所。

そこで、派遣員ミラの安全性確保のために、「切断ブログラム」を持たせることにするのだ。

切断プログラムは、弱と強があって

は、ミラと接触した人々すべてに、ゆっくりと作用する。

にするときは、こうする。
    ↓
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ヘン顔!(笑) そう、この映画はコメディ仕立てなのだ。

一瞬にして発動して効果覿面

だから、危険が迫ったとき以外はあまり使わないように!というわけだ。




ミラが降り立ったところは、フランスのパリ
(この映画、1996年作のフランス映画だから・・そりゃ、設定はフランスになる)


車だらけでイヌ糞だらけのパリの街

たしかに、この当時のパリは、イヌ糞がいっぱい落ちてて結構汚い街だった。

今はどうなんだろう? 

こんなサインも出来てるようだし・・大分改善されたんだろうか?

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さて、パリに降り立ったミラは、まず、こんな問題に直面する。

お金が無いと食べ物さえ得ることもできない。

ようやく食べ物を手に入れて口にしたものの、ミラはおえ~!と吐き出してしまう。
「毒が入っている」(食品添加物のこと)と。


彼女には食べられない!

そこで、まず、赤ちゃんと接触しようとする。
(赤ちゃんからは、生命エネルギーを貰うことができるらしい。
ただし、せいぜい1日程度らしいが・・)


そこから、物語が展開していく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミラの星の人々は、地球をこのように表現している。


「過当競争と不要品の大量生産
戦争 原子力 自然破壊
奇病 原始時代だね」




そこで、「切断ブログラム」の意味するところなんだけど・・・

切断された場合・・

「本来の自分の心のままに、忠実な正直な発言・行動をするようになる」

「すべてのいのちを慈しむようになる」


ということらしい。


私は、このシーンが好きなのだが・・

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彼女はミラと接触して影響を受けて、徐々に「切断」していった人だ。

彼女は高給取りの医者の妻。
「裕福な暮らしを望んで、美貌を武器におカネ目当てで結婚したという女」という、よくあるタイプだったらしい(笑)


ランチをしているとき、お皿に添えられたレタスの美しさに気がつくシーンがこれだ。

光に充ててレタスをしみじみ見ると、見事な葉脈が張り巡らされている。

いのちの神秘と美しさに、はじめて気がつき感動するシーンだ。



こんなこと、今さら言葉にするまでもないんだけど・・

自分の中の洗脳、常識、偏見、思い込み、依存など、

あらゆる物質文明の垢を自分の意思で「切断」することことで、いのちを慈しむことができるようになるということらしい。

それを仏教的な言い方をすれば・・「解脱」

それを、スピリチュアル的な言い方をすれば・・「目覚め」「覚醒」


ということになるんだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこで、

<文明社会をどう捉えるか>
なんだけど・・

ずっと以前、私は「未来のテクノロジー世界」をこんなイメージで捉えていた。

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テクノロジーを極めれば極めるほど自然は破壊されていくものであって・・

ある程度は仕方ないんだろうなあ?・・・と。



しかし、もう一度、ミラの住む惑星を見てみよう。

地球よりも何千年も進化しているという星を。

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大自然のままで、人々はまるで未開人のように質素に見えるのだが・・

●他の惑星に自由に行くことのできるテクノロジーを持っている(しかも我々のような動力を使わず・・)

●どこでも通じる通信能力を持っている。(ただし水を媒介とする)

●あらゆる言語能力も持っている(どの星のどの言語でもOKらしい)

●寿命が平均200年以上、しかも驚異的な身体能力を持っている。

●すべての人々が、我々のいうところの・・超能力を持っている
(たとえば・・・ミラも、通行人を見ただけで体のどこが悪いかを即座に見抜く能力を持っている)


今では、私の中では、こんな不文律が出来上がった。

私たちは、「自然もすべての動植物とも共存していかなければならない。

もしも何かを破壊すれば、いずれは自らも破壊することになり、地球は絶滅に向かう





輝かしい未来、テクノロジーの進歩~♪な~んて思ってた以前の自分が、つくづく、ものすごいアホ野郎に思えた。



本来のテクノロジー、本来の「進化するということ」とは、

「決して自然を破壊することなく、すべてと共存して調和させた上に成り立つ」
ものでしかないということに。

もしも・・

そんなこと出来るわけない!

と思っている人がいるとしたら、それこそが洗脳、常識という呪縛に囚われているのかもしれない。
(かつての私も、そう思ってたんだけどね~)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事実、かなり昔にも、こんな試みがなされていたのだ。

★ヘンリー・フォードは、モデルT(Model-T)という自動車の研究・建設に10年以上を費やし、こんな車を作り上げた。

彼の夢は、世界に向けて安全で強固、そして環境も汚さない乗り物を提供することだった。




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車体が麻(hemp)から作られたプラスティックのパネルであり、しかも、麻から作られたバイオ燃料で走行するようにデザインされたもの。
この麻で作られたプラスティックのパネルのボディーの衝撃強度は、製鉄の10倍の強さを誇ったという。



しかし、
1937年にアメリカで麻が違法になり、それが主な原因となって、この技術は抑圧される結果となった。

その結果は、みなさんもご存じのとおり・・

ガソリンや製鉄、その他の地球と調和しない素材を使った自動車産業に一直線に向かっていくこととなった。



★フリーエネルギーの研究

フリーエネルギーとは、どんなものかご存じだろうか?
   ↓
これがあれば、原発も石油も要らない!

誰も電気代を支払う必要さえなくなる。


超簡単に説明すると、そういったシロモノ


この研究の先駆者ともいうべき、有名な人は二コラ・テスラだった。

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地球上のどこからでも自由に電気を取り出すことのできる「二コラ・コイル」を使って、それを「世界システム」で、すべての人に、送電線も使わずに供給することができるものを研究開発していた人だった。

その一方で、

エジソンの発案した電極供給網は、「電力会社」という電気を生み出す大元に毎月電気代を支払い、送電線を使って世界中の人に電気を売るという仕組みだった。


もちろん、現在どちらの案が採用され、現在に至っているかは誰にでもわかりいただけるはず(笑)

二コラ・テスラは、資金援助を打ち切られ、失意のうちに亡くなったという。
彼の死後、彼の発明品や設計図は「アメリカ軍とFBIが没収した」ようで・・それがのちの陰謀論などを生むことにもなったそうだけど。



★その他、医学、薬学分野においても、

エイズに効く薬草だとか、癌治療に用いる薬草などなど、さまざまな研究開発を行っていた人々がいる。
(その説明は長くなるので割愛することにする。)


残念ながら、こういったすべてが実現をみない結果となった。(法による抑圧などで・・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように、19世紀のうちから、何度も「地球環境と共存できる発明」は試みられてきていたのだ。


もしも、こういった研究が進んでいれば、今頃は、すさまじい進化を遂げられたことだろう。

少しは、ミラの星に近づいたのかもしれないなあ(笑)



しかし、現実は残念ながらちっとも実現しなかった。

実現しなかった理由は実に単純明快。
     ↓

ほとんどの人々が支援しなかったからだ。

また、ほとんどの人々が知らなかった、信じなかった・・とも言える。






つまり・・多くの人の意識が変わらないかぎり、現状のまま突っ走ることになる。

なぜなら、我々の地球人の意識とは、ここにあるのだから。
    ↓
貨幣制度に基ずく、私有、統治、競争意識、

それによる、環境破壊、貧富の差、不調和・・・

そして、我々の文明の毒となるものばかりを生み出す



それを多くの人が認めてしまっているところにある。



完全に、ミラの惑星の人々とは意識が大きく異なっている。

ところが・・
進化を遂げた彼女の惑星でさえ・・何千年も前には、やはり地球と同じような時代が存在していたのだという。



映画の中で、ミラの息子たちが母親を追って地球にやってくるのだけど・・

考古学に詳しい息子がこんなことを言っていた。

「(現在の地球の)工業時代のあとは大裁判になる。

有害物(食品、化学物質、武器、タバコ、酒、医薬品、原子力、自動車、建築など)を製造した人(業者)全員、それで蓄財した政治家に有罪の判決が下される。

不買運動が起こる。有害なものを買わないようにしたんだ。
それには軍隊も警察も手が出せなかった。」


これは、ミラの惑星の過去なのか・・地球の未来なのか・・
それとも、地球の未来がミラの惑星ということなのか。 そう考えると・・なかなか面白い。




いずれにしても、
人々の意識が変わり、そこから始めない限り文明の進歩はあり得ない。
ってことだ。



何よりも、興味深かったのは、

文明が進化すると人々は超能力者になるという点だ。


我々現代人の多くが失ってしまった能力。

基本はテレパティック能力らしいが・・

もしも、もしも、そうなれば・・
そりゃあ~犯罪なんてなくなるだろうし、上下関係なんて生まれるはずもないね(笑)


息子たちが最初に到着した場所は、どうやら、アボリジニの住む土地だったようだ。

こんなシーンがあったから。
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みんな感度が良くって通信可能だし親切な人たちばかりだよ!って言っていた。



アボリジニの第六感が我々の文明科学よりはるかに進化している?

私たち文明人は、実は・・アボリジニよりも進化が遅れてしまってる?

かつてのアボリジニやアメリカ先住民、縄文時代の人々。

そういった人たちよりも、実は・・どんどん退化していってしまったのかもしれないなあ。(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、二コラ・テスラが、こんな言葉を残している。

「直観は知識を超越する。
我々は疑いなく真理を把握する素晴らしい組織を脳の中に持っていて、
その時は演繹的な論理・計画的な努力さえも実に取るに足らないものになってしまうのだ」


こういったことさえも、現代人はどんどん退化させてしまっているのかもしれない。
それは、食品、医薬品、水、電磁波・・すべての環境汚染も原因なのかもしれないね~。



結論として、私には、やはり、こう思えてならないのだ。
    ↓

森羅万象のすべてと共存・調和して生きること

テクノロジーも進化も・・そこから生まれるべきもの




いつか、我々はそれに気づき、

ミラの息子が言ったような不買運動が起こり、世界は大きく変わるのだろうか?


それとも、

このまま突き進み、世界は滅亡するのだろうか?

そして、新たに生まれ変わるのだろうか?


・・・・・・・・・・・・・・・・

現在、「美しき緑の星(La Belle Verte (1996)日本語字幕」は、こちらのサイトで見られます。
   ↓
美しき緑の星(La Belle Verte (1996)日本語字幕


この映画は、1996年に興行としては大失敗した映画なのに・・こうやって消されても消されても、オンライン上では今もなおアップされ続けている。


それだけ、20年以上たった今でも、共感する人々が多いということかもしれない~♪

それだけ、この世界もまだまだ捨てたもんじゃない!ってことかもしれない~♪


<<参考までに>>
今回私は、この映画を観るたびに探すのもめんどくさくなったんで、ダウンロードしてメモリースティックに保存することにしました。
Vimeoのサイトは、なかなか映像もキレイだったんでね~。


下記のサイトを参照に、無料で簡単にダウンロードできる方法もありますので、よろしかったら、どうぞ。
(こんなこと、すでに皆さんはご存じかもしれませんが・・。)
     ↓
【超簡単】Vimeoの動画を録画して保存する方法

日本の常識・地球の常識・銀河系の常識

もう70歳近くになろうとする男性から、こんなことを聞いた。
彼は、昔フランスに住んでいたという人だ。

「アメリカは年を取ると女にもてなくなる国だね。」

「フランスじゃ、違ったの?」

「ぜーんぜん違うよ。 老人だってステキな女とみればナンパする。
男も女も年齢を気にしない国なんだ。」


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そういえば・・フランスでは、かなりのジジイでルックスだって冴えないような男がメチャメチャもてたりする(笑)
そういった人が人気俳優だったりもする。


男は死ぬまで男だし、女は死ぬまで女なのだそうだ。

ところが、アメリカではある年齢になってくると、みんなまとめて”老人”という見方をするようになる。



あ、これは・・アメリカだけじゃなく日本の方がもっと顕著かな?

いい年してみっともない!って発想があるくらいだから(笑)

うーーん さすがフランス人だ!


「フランス人は10着しか服を持たない、サスティナブルで大好きなものだけを選ぶ国民性」なーんてことを、以前にも聞いてる。
   ↓
The True Costから考えること




今さら言うまでもないことだけど、

ほーんと、国によって、常識、考え方というのは実にさまざまだ。


日本にいた頃・・「オマエの中身はかなりの常識外れ!」と言われていたような私でさえ、
どっぷりちゃーんと、日本の常識の中に浸っていたんだと思う。 今思えばだけど・・。


アメリカに来たばかりの頃は、さまざまな違いに驚かされたものだ。

<車の駐車の仕方>

アメリカでは車を駐車するとき、頭から突っ込むのが常識

日本ではバックで入れて駐車するのが常識


こっちは日本
   ↓
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これはアメリカ
   ↓
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おそらく、アメリカの駐車スペースは日本より広くとってあることが多いから、帰りにバックで出たところで面倒がほとんどないからだろう。

まあ、これ程度のことは、どっちでもいいんだけど・・困るのは、

<銀行やスーパー>

アメリカでは・・
銀行だってお金を間違えるし、運転ルールはひどいし、スーパーで買い物しても・・レジで割れ物もそのまま袋に突っ込まれる。

もちろん、丁重に頭を下げてもらえることもない(笑)

さすがに、日系スーパーだけは、ちゃんと割れ物は別に包んでくれたり、冷たいものと暖かいものとを分けてくれたり、そんなサービスをしてくれている。(←日本人をターゲットにしてるからなのだろう)

たぶん、アメリカでは、そんなことは自分で管理すべきだろーが!というのが常識なのだ。


しかし、か弱い女性だったり、足腰のおぼつかないような老人が来ると、荷物を車まで運んでくれて、トランクの中にまで入れてくれるサービスをしてくれることも多い。


<レストラン事情>

またレストランで食事をするときなど、たとえセットメニューを頼んだとしても・・

「私、これ嫌い!ほかのと変えて?」

「パイは温めて、アイスクリームは上に乗せないで持ってきて。」


なーんて言えば、ちゃんとお客の好みに合わせてくれる。(チップの国だからかもしれないが・・)

あ、そうそう、

アメリカのレストランは、ものすごく量が多くて食べきれない、という日本人が多いのだが・・
別に、アメリカ人すべてが大食漢ってわけではない(笑)

GERD diet large portion size is bad
一般レストランでは、盛り付けも皿も美しくないけどね~。

残した料理は詰めてもらってお持ち帰りができるのだ。

そこであえて残して、

「これ、すぐく美味しかったから、持ち帰ってダーリンに食べさせてあげたい!」

「私は、夫と娘の夕食にしちゃおうっと~♪」(←手抜き主婦のよく使う手)

って人もいるくらい。

たぶん、今でも日本では、食べ残しのお持ち帰りが出来ない方が多いんじゃないかな?


<法律、社会面>

これまた、さまざまな違いがある。

以前、私とまったく同じ額の給料をもらっていた女性がいたのだが・・
私の生活は、そのお給料ではかなりキツイ生活を強いられていた。

ところが、彼女はシングルで5歳の子持ち。 

シングルマザーなんだから、さぞかし・・私の暮らしよりも大変だろう!と思ってたのだが・・

シングルマザーの場合は、税金がほとんど引かれない。
おまけに、子供をほとんど無料で預かってもらえるんで安心して働ける。


ぜーんぜん生活には困らないどころか、貯金だってできるそうだ。

彼女に言われたものだ・・。

「あなたは大変だと思うわ。 シングルだと税金は3割近く引かれちゃうんでしょ?」

私も、ネコ1匹を息子として申請できないもんか!と思ったくらいだ。


<選挙の投票>

つい最近のことだけど、アメリカでは選挙の投票日だった。

その日は、アメリカの選挙権を持ってる人々は、ほとんどが早退する。
(もちろん、選挙で早退しても、裁判の陪審委のために休んでも、有給扱いとなる)


その日、数人のスタッフと話をしていたのだが・・

「いっそのこと、選挙日は休みにしちゃえばいいのにね~。」

「あのね、日本ではね、選挙の日は日曜日なんだよ!」と私がいう。

ええええ!! と、一同が驚く。

「なんで日曜日なの?」

「土日ってのはお休みの日じゃない! それはプライベートに使うためのお休みの日でしょう~が。」

「それじゃあ、日本人はプライベートを削ってまで投票に行かなきゃならないってこと?
それで、投票率下がらないの?」


みんなが一様に言う。


そこで、日本通の韓国系アメリカ人が・・思い出したように言った。

「そういえば、日本の投票率って、ひどく悪いって聞いたことがあるなあ!」

「あ~、なるほど! 日曜日にやってるんじゃ、当然だな~。」



私は・・それまで考えたこともなかった。
選挙ってば、日曜日って・・漠然と思ってた。

これほどまでに、国によって常識は違う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、時代によっても違うのだ。

<江戸から明治の常識>

日本だって、大きく常識が変わった(変えられた)のは、明治時代からだろう。

たとえば、散髪脱刀令(さんぱつだっとうれい)

新たな明治政府によって、明治4年に出されたもの。

みなさん、ちょんまげを切ってくださーい!
武士のみなさんも、刀を持って歩かないよーに!


じょーだんじゃないよ!

いくら法律で定められようが罰せられようが・・ほとんどの人が従おうとしなかったのだそうだ。

なかには、夫がちょんまげを切ったというだけで、見るに堪えない!と妻に離婚される事件まで多発したんだとか。

明治政府とて、一枚岩ってわけじゃあない。

岩倉具視さんなんか、ヨーロッパに視察団として行ったときでさえ、ちょんまげ・羽織はかまで押し通したくらいだ。

何がなんでも・・それだけは許せん!(嫌だ~!)ってことだったらしい。

ほらね~。
 ↓
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http://yayoigaoka-seminar.com/juniorschool/syakai/rekisi/72meijiisin2/iwakura.html


それでも岩倉さん、

ついに・・近代国家を作る上では、こりゃまずい!と悟って、泣く泣く切ることにしたという。


で、こうなった。
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ところが・・まだまだ、国民は納得しないのだ!

新政府に、こーんなことを言われるくらいなら、まだ、江戸幕府の方が良かったよな~! 
なーんて囁かれる始末。


そこで、首脳陣は明治天皇にお願いをする。

まず、陛下から髪を切ってください!と。

明治天皇がどう思ったのかは知らない。。。


そこで怒り心頭になったのは、宮内庁勤めの方々だった。

とくに、古株の女官の方々(←まさに、お局様たち・・すごーく煩いし怖い存在だったそうだ。)


思い切った新政府は、すべて反対する宮内庁職員を首にしちゃったとか。


で、明治天皇も、ついにこうなった。
   
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これを日本国中に配布して、

天皇陛下だって髪を切った!ってことで・・ようやく一般人たちも、ちょんまげを切るようになっていったそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・

たかが、「ちょんまげを切る」ってだけの事でも、これほどまでの大騒ぎだったのだ。

明治という時代・・それまでの常識を、がらりと変えざるを得なかった時代。

馴染んだ常識を変えるということは、人々にとって、それほどまでに大変なことなのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように、「1つの国の中での常識」というのが存在し、

「世界共通の常識」が存在する。

世界共通の常識というのは・・・政府が存在して貨幣経済になってること。
それはどこの国でも同様だろう(マイノリティーの少数民族世界では違うこともあるだろうが・・)

じゃあ、もっと広げて・・

「銀河系世界の常識」は、どうなんだろう?

ずいぶん前に、こんなフランス映画の紹介&アップをしたことがあった。
      ↓
美しき緑の星(La Belle Verte)
残念ながら、あのときアップした動画は見られなくなってるようだ。


そのかわり、ここで見ることができる!(お好きな方はどうぞ・・お早めに)
      ↓
La Belle Verte :美しき緑の星(日本語字幕付)



ひょっとしたら・・このように、

政府も存在せず、貨幣制度すらも存在していない

誰もがみんな、シックスセンスを持ち合わせている


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http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51919283.html


そんな星が存在するのかもしれないし、銀河系星連合組合みたいなものもあるのかもしれない。
(我々の国連のように)


ただ・・あまりにも小さなところで生きている私たちが、知らないだけ。

想像することもしないだけなのかもしれない。


こんなふうに。
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現在、目に見えることだけが現実なんやし・・

これでいいんや~! 極楽極楽・・と、カエルさんは言う。

感性は年齢とともに豊かになるものらしい!

感性ってなんやねん?

・・と、ある女の子が怒鳴っていた(笑)
もちろん、こちらに住む日本人の女の子だ。たぶん・・関西人?

「感性を豊かにしなさい!ってどーゆうことやねん?」



そういえば、最近はたしかに、
豊かな感性を持て・・とか、鋭い感性を磨け、とか・・

そういう言葉を目にするようになった。


だけど、「感性」って言葉は、ひどく曖昧に使われてる気がする。

いつから、使われだしたのか?
昔から、あった言葉だとは思えないのだが・・。


・・・・・・・・・・・・・・・

英語では「感性」に該当するような言葉は存在していない。

強いてあげるならば、

sense

sensibility


しかし、これは・・感覚感受性に近い。


または、

affective

empathy


こうなると・・感性つーより、感情だ。

たぶん、
感性から生まれて心を揺らすものが感情になる。
だから感性があって、感情になるはず。

やっぱり、英語には該当するものがないんだなあ!!

・・と言ったら、ある日系人の方が、


heartstringsって表現があるよ。」って教えてくれた。

おお!
そうだった!


heartstrings 心の琴線に触れる
となる。

なんて・・きれいな言葉なんだろう。


心の琴線 でも・・

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heartstrings(ハート♥ストリングス) 心の弦 でも、

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感性とは心の琴線に触れることなのかもしれない。

そんなふうに思えてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「感動」することについては、この2つのブログ記事で触れたばかりだったけど・・

今さらバシャール、されどバシャール!

バシャールのワクワクの続き(豊かさ)

「感動」もまた、「心の琴線に触れること」と言えるのではないだろうか?



素晴らしいものに出会ったとき(心の琴線に触れるような体験のとき)、

みなさんは、どのように感じるのだろうか?



これは、私の場合なのだが、

★それが、音楽ならば、耳を傾けているだけで、鮮やかなさまざまな色がうかんできて、映像までも広がっていく。

★それが、絵画ならば、今度は音が浮かんくる。 音がいっぱい浮かんできて楽曲になったり、映像になったりもする。

★詩や小説など、文字で書かれたものも同様で、
そこに、色や音や匂いまでも感じることができる。

★ものすごく美味しいものを食べたときも同様
味覚や香りは、心地良い音楽や映像までもを作り上げることがある。




つまり、五感のすべてが感応しあい、それが次第に心の奥底に落ちていく感じなのだ。

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それは永久に消えることなく、セーブされ続けるような気がする。




ずいぶん前だったけど、バベットの晩餐という映画を紹介をしたことがあった。

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その中で、ある男が、

素晴らしい料理に感動し、このように表現していたことを思い出す。
     ↓
「ここの料理長は食事を恋愛に変えることのできる女性なのだ。
それはもう、肉体が望んでいるのか精神が望んでいるのか区別がつかなくなってしまう。」


この感覚、私にはよーく理解できる。

深く感動したとき、五感も頭も体もすべてが一体となって、もう、見分けがつかないほどになってしまう。
そして次第に・・心の奥深く落ちていって、いつしか血と肉になっていくかのようだ。





もちろん、こんなことは、年がら年中起こるわけではない。


だいたいの場合は・・

「コンサートに行ってきたんでしょ? どうだった?」

「うん、上手な演奏だったよ。」
(←おいおい、子供の音楽発表会じゃあるまいし・・)

「すっごく上手だし、演奏者の女性がすっごく美人でドキドキしちゃった~。」(←それって?)



「絵画展、どうだった?」

「きれいな絵がいっぱいで目の保養になったよ。 あんな絵を家に飾っておくのにいいだろうなあ。」


この程度で終わってしまうことも多い。


こうゆうのは、たぶん・・その場限りの・・凡庸な作品だったのかもしれないし~(笑)

そのときだけ良かった~!と思っても、時とともに忘れちゃうような・・・。


ずいぶん昔の話だけど、
たしか・・マドンナが自分の舞台を、ある俳優(かなり有名な人)に見せて、

あとで、「どうだった?」と感想を聞いたとき、

その男、「It was neat !( うん! 上手だったよ!」と答えたそうな(笑)

マドンナは、それを聞いて・・・ブチ切れた!

「私の舞台を ”上手”だって言うんか! あの男は!!」と。




なぜ、マドンナがブチ切れたのかはわかるよね(笑)


プロフェッショナルの人々が、うまい! 上手!なのは当たり前のことのわけなんだし、

そんな言葉は誉め言葉にならないどころか・むしろ、ひどく侮辱する言葉に聞こえたりする。

それならむしろ、「うーーん、ちょっと私の好みじゃないんだよね~!」と言われた方がずーーといいらしい。

彼らが知りたいのは、「感動させられたかどうか」なのだ。




さて・・

そのときのマドンナが、アーティストとしてはイマイチだったのか?

それとも

「その男」が、あまりにも感受性が鈍すぎて、何~もキャッチできないようなボンクラ過ぎたのか?(←ケビン・コスナーに言いすぎだろ~が!)


ま、そこはわからないのだが。

たしかに、
受け取る側の好みというものもあるのだ。

目で見るよりも耳で聞く方がキャッチ能力が強い人もいるし、その逆もある。


自分にとって、何がより感じるか?

そこは人それぞれだし、そこから好みもそれぞれに分かれるのだろう。



さらに人は成長とともに好みが変わっていく


ポップアートしか興味が無かった人が、ロマン派画風が好きになったり・・

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子供の頃は、ミョウガが大嫌いだったのに、大人になったら、あの風味と苦みが、たまらなく大好きになったり・・

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年齢とともに成長とともに、好みもどんどん変化していくことが多い。

ただし、変化はしていくけど決して減っていくわけではない!!


インターネットで検索すると、なぜかこんなふうに考えている人も多いらしい。
   ↓
「年をとるにつれて体験が多くなるため感動は減る」




なんで大人になって体験が多くなると感動が減るのか?・・この相関関係がさっぱりわからん!


どんどん多くの体験をすれば、どんどん視野は広がり続け、今までキライだったものが好きになったり嗜好も変わっていく。

それとともに、新たな感動もどんどん増えていく。

どう考えたって、そちらの方が自然な流れじゃないだろうか?


それとも、年齢を重ねれば・・もうほとんどを体験しつくしちゃった~と思ってしまうんだろうか?


だとしたら・・これだ~!と思う(笑)
    ↓
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何世紀も経て生き続けてきた吸血鬼だって、この世のすべての体験なんてし尽せないし、まだまだ知らないことだらけだというのに~。
    ↓

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かなり古いポーの一族より



年をとると体験が増えてくるんでほとんどが経験済みになってマンネリ化する

年をとると、頭が固くなり吸収や行動力が少なくなる




こう言いながら・・人生をマンネリ化させてしまうのも、頭を固くしてしまうのも・・年のせいじゃなくって

すべてご本人のせい(または、思い込み)だと私は思えてならないのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな説があるのをご存知だろうか?

成人した肉体は年齢を重ねるごとに衰えていく。

それと反比例するのは精神である。(肉体と精神の関係はエントロピーの法則外にある)

人の精神レベルは年齢と共に上昇し続け、
人は年齢を重ねるにつれ”感受性”は豊かになっていく。



この論述した学者さんの名前を思い出せない・・。 ん~?誰だったかなあ?

とにかく私は、まだ若いころにこれを読んで、早く年をとりたいなあって思ったくらいだ。



人はね、ほんとは・・墓場に近くなるほど、精神は自由に飛び回れるようになるものかもしれないよ~。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局のところ・・感性を磨けだとか!豊かにしろ!だとか・・

また、バシャールさんの「ワクワクすることをしろ」だとか、

プレアデスさんの「自分を解放しなさい」とか「ハートを全開にしなさいとか」

こうゆうの、みーんな同じことを言ってる気がするのだ。
(もっと言えば・・この間も言ったけど、般若心経も理趣経もなーんもかも・・行きつく先は一緒~♪(笑)



頭(脳)で縛られてしまったものを開放し、

体全体で感じる、ワクワクする大好きなことをすればいいのだ!



こんなことは・・わざわざ言われなくたって・・必ず誰でも持ってるはずなのだ。

もしも、自分はとくに無い!思いつかない! というのであれば・・それは「病気になってる」んだと思う。

正常な状態で機能していないということだ。


また、こうゆう人は必ず、体の持病も持っているか、または、近い将来に持病を持つことになる。
(私の経験上、これは100パーセント言えることだ!)


なんでもいいから、心を開放して感じよう!とすることから始めるべきだろう。

対象はなんでもいいのだ。

芸術作品と呼ばれてるものだけが感動対象ってわけでもないしね~。
エンタメだって、もちろんOKだ。


お笑いが大好きなら、お笑いショーに云って、涙が出るほど笑い転げれば、

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https://matome.naver.jp/odai/2146804449178979801/2146804485679768903

どんなストレスだって吹っ飛んじまうものだ。

(何事も中途半端はダメだけどね~。
まあ面白かった、上手だった、きれいだった・・なんてのは感動とまでは呼べないのは違うよ~。)


そうなりゃ、しめたもの!

ストレスは吹っ飛び、明日への活力源のエネルギーまで貯蔵できてしまう。



そうやって、どんどんワクワクし続けながら、多くを経験していけば・・

年齢とともに、ますます豊かな感性が上り調子になる


心の豊かさ、心の栄養・・・そんな言葉はなんだっていいんだけど・・

なんてたって、それが一番、誰にとってもHappyを感じることなのだよ。

バシャールのワクワクの続き(豊かさ)

前回今さらバシャール、されどバシャール!をアップしたところ、質問メールをいくつかもらった。

ざっとこんな内容
    ↓

魂が望むワクワクすること(好きなこと)と自我が望むワクワクとの違いがよくわかりません!

たとえば、お金持ちになって豪華な家に住んだり高級車を持つことを夢見てワクワクするのは、魂が望むことじゃなくて自我が望むことなんでしょうか?

それは間違ったワクワクなんでしょうか?

自我というのは、なんなのでしょう?


こういったことを言葉で説明するのは、ほーんと難しいと思う。

目に見えない感覚を伝えることは、相手も同じような感覚を持っているか、心へのタッチ能力がない限り、無理なんじゃないかなあ?とも思ったりもする。


シラントロを食べたこともない人に、その香りと味を説明するようなものだ。

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「それ、コリアンダーのことだよ。 パクチーって呼ばれてることもあるよ。
ちょっと甘いような、なんともいえない癖のある味と香りなんだ。」



「あ、そうかあ! うんうん、想像できる!」と、すぐにピンときてくれるならラクなのだが・・

コリアンダーも、パクチーも知らなくて、ぜんぜん想像もできない!としたら、ますます言葉を並べ立てなきゃならないことになる。


私は拙い言葉を並べ立てて、あとは相手の想像力に頼るしかないのだが・・

でも、説明してみよう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お金持ちになって豪華な家と高級車を夢見てワクワクすること」


それを具体的にイメージすると、例えば、こんなことだろうか? 


私は、 ニューヨークの高層ビルの最上階のコンドミニアムに住みたい・・・大きなガラス窓があって、まるで宝石箱をひっくり返したような街の夜景が見えるところ。

この下には、新しい建築物とアールデコ調の古い建物が混じっていて、そこに多くの人々が生活してる。
金持ちもいればホームレスもいる・・・都会にはさまざまな人がいきかっているでしょ?

上からみると、1つ1つが小さくて、全部キラキラしてるんだよね~♪



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車はね、ポルシェ911が好きなんだ~。 色は黒がいいなあ。

あの美しい流線形のフォルム、道路に吸い付くように走るし、運転すると自分とすごい一体感があるのが最高~。
大自然の中を走り抜けてみたい♪



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こういった話を聞いてるだけで、私までウキウキしてくる~。
(別に私はマンハッタンの高級コンドの最上階に住みたいとも思わないし、ポルシェ911にも興味はないんだけど・・)

それでも、ウキウキとしたイメージを語る人のそばにいるだけで、その波動が伝わってくる~♪


こうゆうとき、

豊かさを感じて暖かくなるのだ。

心の豊かさ



ところが、人によっては「漠然と」豪華な家と豪華な車が欲しい!と思ってるだけの人もいる。

なぜ?と聞くと・・

ビンボーな田舎者とばかにされたくないから、都会的な高層マンションに住みたいんだよ。

友達にも、おお!すっげえ!と羨ましがられる生活がしてみたいんだよ。

でも、職場から遠くなるのは通勤が面倒だから、なるべく近くで便利なところがいいなあ。




これは、ぜんぶ自分のが作りあげてた願望ではないだろうか?


この場合の特徴として、欲しい家や車に対する自分自身のイメージを具体的に持ってないという傾向がある。


そんな彼らのイメージを尋ねると、

まるで雑誌に載っているような月並みな豪邸イメージだったり、車のパンフレットに書いてあるようなイメージだけってことが多い。



ああ、そういえば・・

知人の不動産セールスをしている女性が、しきりに「レクサスが欲しいよ~!買いたいよ~!」と言ってたことがあった。


理由を尋ねたところ、

こちらの日系不動産屋さんたちは、ほとんどがレクサスに乗ってるんだとか。(言われてみれば確かにそーだなあ。)


こうゆう車
   ↓

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お客さんを乗せて物件を案内することが多いため、

ビジネス上の理由からレクサスに乗るのが一番いいんだそうだ(笑)

「へええ、そうゆうものなのか~。」と私は思った。


当然ながら、彼らにとっては、「レクサスというブランド名となるべく新車であること」のみが必要なのだ。

彼らは、うっとりするような目でレクサスを熱く語ったりはしない。


逆に、知人の車好きは、自分の好きな車については目を輝かして延々としゃべる。
ほっとくと止まらないのだ。

「すごいだろう! こんな美しい形を作り上げたデザイナーにも、この素晴らしいメカニックにも脱帽だよ!
こういった何人もの天才的なプロフェッショナルの手によって出来上がったのがこの車なんだよ。
すべてが手作りなんだ! 
こんなのを作ってくれた人たちに感謝感激だ~。」


彼は、その車を作ったデザイナーやメカニックにも敬意を払い深く感謝までしてしまう。


やれやれだ😥

やれやれとは思うものの、それでも、ウキウキ感が私にも伝わってきて、私まで良い気分にさせられてしまう。


おわかり頂けるだろうか?
この違いを!



●脳から派生したもの(自我)
ビジネス上有利になるから、ステイタスになるから、安心だから、(漠然と)ラクな暮らしや贅沢がしてみたいから
特徴:凡庸なイメージのみ


●魂から派生したもの
ものすごく惹かれる、感動すら覚える。 イメージすればするほどワクワクしてしまう。
特徴:独自のイメージを持ち、いくらでも具体的にイメージできる。



とまあ、便宜上この2つに分けてみた。
魂なんて言葉を使ったんだけど・・それが適切な言葉かどうかはわからない。 ひょっとしたら・・DNAと呼ぶべきなのかもしれないし~。



さて、ここで・・

もし、あなたが車だったら、どっちの人のところへ行きたい?(←すごい質問?)

自分に惚れ込んでくれてすごく喜んでくれる人のもとに行きたいんじゃないかな。(笑)

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愛ある人のもとへ。


ひょっとしたら、

人がモノを選ぶんじゃなくって、モノが人を選ぶのかもしれない。・・なーんて私は思ってしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、

こういった話をしていると、「じゃあ、脳から派生したものは良くないってこと?」と、勘違いする方もいるらしい。

なので、ここではっきり断言しておきます!

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決して悪くない!!

この現生で生活していく以上は、必要なことも多い。



ただ、ここに大きな問題がある。

「脳から派生しているものだけが生活のすべて」になってしまう人たちのことだ。

さらに、魂から出るワクワクが、どんなものだったかさえ、今ではわからなくなってしまっている人たちのことだ

それは「豊かさを失う」ということではないだろうか?


・・・・・・・・・・・・・・・

私は、「願望成就のための天然石のブレスレット」を作っている
のだけど、

人のために作るときは、必ず、なんのために? なんの目的で?と聞いてから、それに合わせて石を考えていく。

ごくたま~に、

「お金が欲しい」
「金運アップのため」


としか言わない人もいる。

金運アップなんだから、ぜんぶ、タイガーアイかタイチンルチルにしちゃえば!ってか?!(笑)

それじゃあ、願望なんて叶わないよ~!・・と、私は思う。


なんのためにお金が必要なんだろう?



お金そのものが目的の人はめったにいない気がする。

ほとんどの人が、その先にある目的のために、お金が必要なんじゃないだろうか?


それとも、

何がやりたいのか何が欲しいのか? 具体的なビジョンがないけど、

とりあえずお金!と思ってるだけなんだろうか?

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https://www.athome.co.jp/vox/town/78086/pages2/

「とりあえずビール」みたいなものか~?(笑) 
なんで日本人はこんな言い方するんだろ?
ビールさんに失礼な気がしてしまうのは私だけ?




私の経験上だけど・・・「漠然と」「とりあえず」お金が欲しいなあ!と望んだところで、めったにやってこない(笑)


稀にこうゆう人もいるけどね~。

お札のにおい、お札の肌触りが大好き・・お札そのものを愛してるの~!もう、スリスリしたくなっちゃう!

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うん、きっとこうゆう人には、ざっくざっくお札が集まってくる可能性は高いかも。


・・・・・・・・・・・・・・・・

私には、「引き寄せの法則」というのは、モノに対しても強く働くような気がしてならない。


本当にワクワクしながら願えば、「モノの方からあなたを選んで、あなたのところにやってきてくれる」

そんな気がしてならないのだ。


もちろん、モノだけでない。

何事も、本当にワクワクしながら望み進んでいけば、なんだって可能になる!

ということだ。


こんなとこで、答えになっただろうか?

今さらバシャール、されどバシャール!

日本から研修に来られた方々がいて、たまたまその中の一人の女性とランチをご一緒した。

そのとき、「最近、読んだ本で何か面白いものありません?」と聞かれたのだが・・

まさかなあ、正直に「ダークタワーシリーズ」を全部読み終わったとこ、って言ってもなあ、
この女性には引かれちゃいそうと思ったものの・・

めんどくさいんで、正直に答えた。

「え? なんですって? それって、スティーブン・キングが書いたものなの?
オカルト作家じゃないですか~! 気持ち悪い映画いっぱい出してる・・そんなものを読むんですか!」



あーあ、やっぱ、思ったとおりのリアクションだ(笑)


「私は、つい最近、すごくためになる本だからって、バシャールを人に勧められて読んだんですよ~。」と彼女が言う。

今ではこんなに出版物があるらしい。
     ↓
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「え? バシャール、懐かしい! 80年代にはちょっとしたブームになりましたからね~。」(←完全に年がバレる会話だ)

彼女の方は、せいぜい30代と見た。

「でもねえ、なんだかピンとこなかったわ。 いったいどこがいいんだか・・。
やたらに、ワクワクすることをしろ!って言ってるのよ。 いつでもワクワクするように・・だって~。
そんなこと、大人になったら、あるわけないじゃないですか!」
と、彼女。


「ん? そうゆうことじゃないと思うけど・・ワクワクってどうゆうことだと思うの?」、と私が聞く。

「そうねえ、子供だったら、遠足の前の晩にワクワクして眠れないとか、プレゼントをワクワクしながら開けるとか・・
学生の頃だったら、好きな男の人と付き合い始めたときは、ワクワクするとか・・」



ああ~そうゆうふうに解釈しちゃってるのか~。

「そうゆうワクワクとは、意味が違いますよ。
バシャールは、ダリル・アンカってアメリカ人がチャネリングして書いた本だったよね。
だから、原文は当然英語だし、たしか、excitement って表現してるはず。 動詞ならexcite
だから、今言った意味のワクワクとはニュアンスが違うんですよ。」

たしか、ダリル・アンカってここ、ロサンゼルスに住んでたような気がする。

The Official site of Bashar Channeled by Darryl Anka https
Darryl Anka


「え? Excitementだったら、興奮って意味じゃないですか~!」
と彼女。

おいおい! 

この女性は、日本から来てる人の中では・・英語だってそこそこ話せる人だ。

でも、どうやら、英語も辞書通りの意味でしか理解しようとしない人らしい。


「日本語で訳せば、たしかに、興奮することだけどね・・でも、ちょっと違うよ。
ためしに英英辞典をみてごらんよ。ちょっとばかし日本語のニュアンスとは違うはずだから。」


といって、私は、スマホの画面で英英辞典の画面を表示して見せた。

Excitementは下記のように説明されてた。
    ↓
a feeling of great enthusiasm and eagerness.




「ほらね、日本語の興奮とは違って・・心身で感じる幸福感を伴う高揚感みたいなもの」ってカンジでしょ?
すごく、ポジティブな響きがあるし・・。
でも、ごれにぴったりする単語は日本語にはないよね? だから、翻訳者はワクワクと訳したんだと思うよ。」
、と私。


たしか、80年当時、この翻訳者はまだ若かったはず。

日本語に無い言葉を、彼の感性で、ワクワクと訳したんだと思う。


彼女のなんとなく不満そうな顔。

たぶん、プライドが高い人なんだろう。
日本では、エリート社員で英語も堪能と言われてる人なんだろうな~と思う。

なのに、私に英英辞典まで見せられて説明されたのが、ちょっぴり癇に障ったのだろう・・・と推察する。


「あら、それでも、ワクワクって言葉は違いますよ。 
私ね、バシャールを読んでるとき、ワクワクって意味がピンとこなかったから、私、わざわざ広辞苑で調べたんですよ。

広辞苑によれば、”楽しい期待などで心が落ち着かず、胸が躍るさま”って書いてありましたよ。
つまり、あなたがおっしゃるような意味だったら、翻訳者の誤訳ってことになりますよね!」



はあ~。


「誤訳じゃないと思うけど~。 だって、日本語にはぴったりくる言葉がないと思うし~。
だから、彼の感性で、ワクワクという言葉を選んだんだと思うよ。 たぶん、一番しっくりくる言葉だと・・私も思うけどな~。

じゃあ、他にどんな日本語の単語をあてるべきだったと思う?」



おっと、最後のは失言だったかな~。

他に、どんな日本語が適切かなーんて、バシャールの意味をハートで理解できてない人に言葉が探せるわけはないのだ。


「ちゃんと英和辞典にもあるんだから、興奮することをしろ!って言った方が、まだ正確だったんじゃありませんか?
あなたの説が正しいとすれば・・。」



ほらね、やっぱりこうなる!・・・私の失言だ(笑)


みなさん、毎日興奮することをしましょう! Byバシャールってか。。。

おいおい、それってやばくね?



「あの・・辞書ってものは、一般的に使われてる言葉を学者の先生方が調査して編集して作ったものでしょ。
それが常に正しいということでもないし、それ以外の意味を持たせちゃいけない!ってことでもないと思うんだよね。」
と私。


「でも、正しい日本語を判断するときは辞書じゃないですか! 
出版物に特別な意味をもたせる言葉を使うなんて、意味わかりません。」


そんなことを言いだしたら、この世に、本物の詩も小説もなくなっちゃうだろーが!
芸術そのものがなくなっちゃうぞ~!
・・と私。 (←心の中で思ったこと)


頭でっかちのエリート。

なんでも脳で判断する人、それが「知性」だと思いこんでる人ってのは厄介だ~。

おまけに、自分は「頭が良い」と思いこもうとしてるような人は、プライドが高くて、人を平気で傷つけるわりには自分もすぐに傷つきやすい・・ときたもんだ!(笑)

私も若い頃は・・そうゆうとこあったよな~、なので・・気持ちはわかるのだが・・。



だいたい、話の本筋がずれてきてるし~。

「正しい日本語論は置いといて・・バシャールのワクワクは、感動に近いことだと思うんだよね。

しかも、ただの感動だけでなく、それが明日へのエネルギーとなるようなパワーを秘めたもの・・それこそが、バシャールの行ってるExcitementじゃないかなあって。」


「感動? そんなもの、大人になったら、そうそうあるわけがないじゃないですか~!

ましては、私は主婦であり仕事も重要なポジションを任せられているんです。
毎日が忙しいんですよ。

感動?、ワクワク? どっちでもいいですけど・・そんなことしてるヒマなんて、ないんですよ。」
と、彼女は笑った。

苦笑だった。。。

ここで、ランチタイムも終わったので、この話もおひらきとなった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たぶん、こうゆう人には伝えることは非常に難しいだろう。

何事も、自分の脳だけに判断基準をおいて理解しようとしてしまう人には。


こうゆう人に理解して頂くには・・

私の方から、彼女の頭の中に潜入して、彼女の先入観を打ち砕くような、ほころびや縺れをみつけて上手にそれを解きほどしてあげるしかない。 

それも、傷つきやすい彼女のプライドを傷つけないように細心の注意を払って、彼女の望む言葉を選ばなければならない。

こういったタイプの方は、ちょっとでも傷つけられると完全に相手をシャットアウトしてしまい、ますます、聞く耳は持たなくなるものだ。




そんなめんどくさいこと、やってられっか~!(笑)


でも・・なんだかなあ、

とくに今の日本は、そういった傾向の人たちが、増えてきているのかもしれない。



私は、ずいぶん昔にバシャールを読んだことはあったけど、特別、バシャールファンというわけではない。

同じようなことを述べている書物は他にもあるし、映画でもアニメでも、そういったことを教えてくれてるものは他にも多々あるからだ。


でも・・今の時代、彼女のように頑なに誤解されてしまってるんだとしたら、

それじゃあ、あんまり、バシャールさんも、ダリル・アンカさんも、この翻訳者さんも・・浮かばれないだろう(笑)

なので、この機会に、私がバシャールから感じたことを、ここに書いてみようと思う。 ずいぶん昔だけど・・。
いまさら、バシャールって気もしなくもないけど(笑)

・・・・・・・・・・・・

これは、前にもブログで書いた気がするけど・・

ある人が言った言葉
   ↓
「魂に刻まれるものは、体験と感動のみ。私たちは、そのために肉体を持って生まれてきた。」

私は、この感動に近いものが、バシャールのワクワクに近いかなって思う。

感動することによって、明日への活力となるようなバッテリー充電状態になることができる。

だから、少しでも日々多くの感動して日々を生きろ!ということだと。


つまり、彼女が言っていたような、こういった事とはちょっと違う。

遠足の前の晩にワクワクして眠れないとか、プレゼントをワクワクしながら開けるとか・・
好きな男の人と付き合い始めたときのワクワクするとか



これって、全部何かを期待してワクワクすることだ。

バシャールのワクワクには、期待なんてはいってないのだ。



もうちょっと補足すると・・(ん~。言葉でこうゆうのを説明するのって難しいなあ~)

自我が望むワクワクじゃなくって、自分の魂の望むワクワクすること。

「好きなことだけをして生きろ」とも言えるかな。(←これも誤解されちゃう言葉かなあ?)


ところが、これがうまく伝わったところで、こう言われちゃうことが多い。


「大人になれば、ワクワクすることだとか、感動することだとか、そんなもん滅多にないに決まってるだろ!」
(えっと、つい最近にも、このテーマで書いたばっかりだった。)
    ↓
子供の頃と比べて時の流れと感動そして想像力



「じゃあ、どうしろって言うんだ? 何か趣味でもみつけろってか!」とかっていう人もいる。


うーーむ。

おそらく・・この2つのタイプが多いんじゃないかなあ?

ご年配の方に多いタイプは・・「嫌いなことでもじっと我慢してやりとおせ、努力こそが美徳」みたいな教えで育った方が多いんで、歯を食いしばってがんばりぬくことこそが美徳、XXしなければならない! XXすべきだ!なんて考え方が植え付けられている。

マジメな頑張り屋さんになればなるほど、嫌いだと思ってることさえも自分にムチ打ってまで頑張っちゃう。

こんなふうにか・・
muchiutu.jpg
https://ameblo.jp/yurrygood/entry-12394315049.html

そして、それが立派なことだと思い込んじゃってる人も多いらしい。


逆に若い方々に多いのは、完全に「現実重視」で、社会や常識に上手に即した生き方をしたがる傾向があるみたいなのだ。
コスパがいいか悪いかを判断して行動する人たちが多いんだとか・・。

どちらにしても、頭しかつかわない人ばかり。 

それが当たり前だと思っちゃってる人たち。

脳に頼ってばかりで、魂の声なんて聴こえなくなっちゃうってるんだろうなあ~。
 
そうなると、脳はどんどん誤作動を起こすようになるし、本当に楽しいこと、ワクワクすることさえ、わからなくなっちゃう。




で、そうゆう人たちが無理やり、楽しいこと、ワクワクを探そうとすると、つい、外からの情報ばかりに頼るようになる。

グルメ雑誌で美味しい店を探すとか、今、人気の本だとかお勧めの映画情報とか、旅行もしかり・・。
全部、「受け身」でしかなくなっちゃう。

自分自身のアンテナが働かなくなっちゃってるんだろうなあ。


「なーんだ! 雑誌で紹介してあったし、すっごい人気だって言ってのに・・ちっとも大したことなかったじゃないか!」

で、結局のところ、また「ワクワク」がわからない、どうやって探せばいいのかわからない!
そんなものは、滅多にないだろ!

ってことになっちゃうことが多いらしい。。。



私は霊能力者じゃないんで、オーラの色なんか見えない。

だけど・・人の出す波動のようなものは、よく感じることがある。

ワクワクすることをしない人(感動することを忘れちゃってる人)の出す波動は、すごくイガイガした不快なものを感じることが多い。


たとえ、頑張り屋さんで「嫌いなことを頑張ってやり遂げた人」であっても、そうゆう人の出す波動ってのは、イガイガした嫌なカンジなものなのだ。

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そういったイガイガ波動は、必ずいつしか本人に病気や不幸を招くだろうし、また、社会にとっても、そういったネガティブパワーをまき散らしていく。


人と人どうしも、人と世界とも・・みんな波動で繋がっているのだ。

日本語で「波動」と呼んでるけど、英語ではバイブレーションのことだ。
高い波動を・・high vibrational energyなんて言ったりする。




たとえば・・こんなふうに街の中で行き過ぎた人々の間ですら、影響しあってしまうものなのだよ~。

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イガイガ波動の人が増えれば増えるほど、社会にも、世界にも影響を与えるてしまう。

もしも、そんなもので充満していってしまったら。。。



バシャールの言いたいことも、そこじゃないかなあ?

●だから、キライなことはやるな!

●どうしてもやらなきゃならないないことならば、好きになってからやれ!

(嫌いだと思ってることでも、自分の魂と脳とで十分ディスカッションすると、好きになることも多いのだ。
脳が、「あれ~!嫌いだと勘違いしてた~、ごめ~ん!て言いだすこともある、(笑)


●それでも、嫌いとう答えが出たならば、まったくやる必要のないこと!

だと私は思っている。



人なんてさ~

努力しなさいとか、持続力をつけなさい、集中力を持ちなさいなんて・・言われなくったって、

本当に好きなことをやってれば、自分でもびっくりするくらい、努力もしちゃうし集中力も持続力も出ちゃうもんなのだ。

ものすごーく自然に、できちゃうものなのだ。


しかも、そういった人たちは、いつだってキレイな波動に包まれている。

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こういったことを・・
また別の言い方をすれば、ポジティブであれ!ともいえるだろう。


おっと~!

おっと、ここでまた、「ポジティブ」って言葉だけど、

近年では何事も「ポジティブになれ」って言葉もひとり歩きしちゃってる気がする。

これまた誤解しちゃってる人がいるのだ。

ネガティブは悪いこと、いけない事と思い込んで、臭いものに蓋しちゃって、無理やりポジティブを装うとしちゃう人だっている。

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ネガティブが悪いなんて誰がいったんだ?

ちーーとも悪くない!


誰だって、嫌なことが起こればネガティブフィーリングに落ち込むし、持ってて当たり前じゃないか。

嫌な目にあっても辛くても、いつも、にこにこポジティブだったら、そりゃ、タダのアホだろ!


おっと! 山田はそうゆうアホじゃないよ~。 もっと、ハイバイブレーションのアホなのだ!念のため、ひとこと!
    ↓
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ただ、問題なのは・・ネガティブフィーリングをずーーと持ち続けて、ますます、どんどん、ひどくなってしまう人だ。
(こうゆう人も増えてきているのかもしれないが・・)


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ほとんどの場合、正常な人(心身共に健康な人って意味ね~)であれば、ちゃーんと乗り越えられるようにできてるらしい。
どんなに辛くても、ちゃんとネガティブなものと向き合って、自分の中で統合して、そのうち乗り越えちゃう。

それが、「ポジティブ」になるという意味だと思う。

ネガティブとちゃんと向きかって自力で乗り越えたのちにあるもの=それがポジティブ


そうやって、人は多くの経験を積むようにできている。

そうやって成長してきた人の波動は、本当に・・すごく心地良いのだ。



なぜだろう?

その一方では、なるべく新しい経験なんてしないで、せめて現状維持すること、平穏無事だとか、安泰であることだけを望む人もいる。

それでいて、人生なんて平凡で退屈なものって感じてる人たち。

ワクワクすることも滅多にない人たちだ。


この世で多くを体験と感動をするために生まれるんだとしたら、安泰なんて望むのは、ちと・・違うんじゃないか?
・・と私は思ってしまうのだが?

むしろ、
「変化し続けていくこと」こそが、本来の姿では?

なのに、神社・仏閣で、

「平穏無事に過ごせますように」・・なーんて祈っちゃう。
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私だったら、

「どんな出来事にも、打ち勝てる勇気をお与えください!」と祈るだろう。

うーーむ。
さすがに、山中の鹿ちゃんには負けるけど・・。
     ↓
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さらに・・

望みがうまくいかないとき、不幸が訪れたとき、

人によっては、「それが宿命」という言葉を使う人もいるけど・・なんだか、逃げ口上の言い訳に聞こえたりすることがある。

私は、まあ「宿命なんて・・あってないようなもの」だと思ってるから。

つまり、自分の意思で何でも可能にできると思ってる(笑)

世の中の人、すべてが・・そうできるもんだと思ってる。




変化し続けること

おっと!(←このフレーズ、今回多し!)

変化というと、これまた、ネガティブに変化しちゃうのも変化だぜい!・・と思われちゃうとマズイのに・・

成長、または、進化し続けること・・と言い換えておくことにしよう!
(この方が適切な言葉のように思える。)

アップダウンのジグザク状態でありながらも、必ず上を目指しているグラフのように・・・

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人々は、このようにして1つ1つ経験してデータを増やし、乗り越えながら成長(進化)していくもの。

ワクワクを媒体として(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バシャールの意味するようなことは、他にも多くみつけることができる。

たとえば・・仏教でいうならば、

空海さんの仏教(仏教とひとことでいっても、かなり違いもあるしいっぱいあるからね~)


たとえば、理趣経・・これについては、何度か私のブログにもアップしたけど・・

沙門空海唐の国にて鬼と宴す_読書感想文

始めに言葉ありき_言葉について考える



しつこく、ここでまた引用するけど、

「妙適淸淨句是菩薩位 - 男女交合の妙なる恍惚は、清浄なる菩薩の境地である」

妙適ってのはセックスのこと。

これだけじゃなくって、この経典の中では、美味しいものを食べることも、セックスも音楽も楽しい事すべてが・・「菩薩の境地なり」って言ってるのだ。

僧侶の戒律として・・女犯(にょぼん)、飲酒、肉食(にくじき)はタブーなんだと思ってた私には、ほーんと、眼からウロコだったのだ。


もちろん、これだって誤解して受け取られてしまうと、とんでもない教えになっちゃう!

そんなわけで、昔は、この経典はある程度修行を積んだ人にしか伝授されなかったらしい、もちろん一般人が見るのもタブーだったそうだ。

今では、なんでもオープンにされちゃってるけどね。



これを、バシャールさん流にいえば、魂が望む、ほんとうにワクワクすることじゃないだろうか?

妙適はお互いの気の交換でもある。

さらに、二人の波動が1つになり、さらに大きく輝かせることもできるという。

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それこそが、「菩薩の境地」に至る道といってるのではないだろうか?

最高の妙適、バンザイだ!(笑)



逆に、一生懸命に耐えて堪えて、頑張りって禁欲しながら、ん十年も修行したお坊さんは、それで菩薩の境地にいけるんだろうか?

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東京イラスト写真集より


それよりも、

ひょっとしたら・・本当に魂が望むことをして、愛や幸せを満喫してる一般人の方が、美しい波動を出して、周囲の人々まで幸せな波動で包むことができるんじゃないだろうか?

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修行しなくったって・・
涅槃の境地、悟りまっしぐら~
(笑)



般若心経もしかりだ。
これも、わりと最近ブログ記事にアップしてるけど・・
    ↓
ハート・スートラと般若心経と空(くう)


すべてが無、空、宇宙の中に自分があり、自分の中に宇宙がある・・だからこそ、すべてを受け止めて好きに生きろ!

ものすごくシンプルで、しかもブッダの説いた教えの凝縮したものがそこに息づいている。


実際、ブッダもすっごい苦労したって話は、これも過去のブログにも書いてる(笑)
沙門空海唐の国にて鬼と宴す_読書感想文


ブッダは35歳で自ら悟りを開いたのはいいんだけど・・その内容ってのは、人々の常識では理解してもらえないような内容だったし・・それを言葉でどうやって正しく伝えようか?ってことが重くのしかかったんだとか。

間違った言葉で導いてしまえば、人を導くどころか破滅させちゃうかもしれないし~。
でも、伝えるには言葉にしなきゃならないし、黙ってれば、本人の胸の内で終わっちゃうわけだし~。



で、仏教用語に、こんな言葉がある。

真如(真理)をあらわすのに、

離言真如(りごんしんにょ)」・・言葉で説明し尽くすことのできない、言葉を離れたもの

依言真如(えごんしんにょ)」・・言葉を使った教え

結局のところは、離言真如なんだけど・・それでも後世に残すには依言真如、つまり・・言葉にしなきゃならないってことになる。





あ~あ。

懇切丁寧に長々説明すればわかってもらえるってわけでもないし・・

ブッダだって高弟に教えるのに苦労したつーのに、私の書くようなバシャールなんか、伝わるもんかね?と・・疑心暗鬼にもなるってもんだ(笑)




教える方と聞く方の波長の問題?

教え方(言葉の選び方)の問題もあるけど・・聞く方の問題もあるだろうなあ。

そりゃあ、人生経験が少なければ理解できないってことだって、いっぱいある。



でも、一番大切なことは、脳で理解しようとすることではないんだと思う。

やっぱり・・そこだ(笑)と。


脳だけで理解しようとすれば、必ず先入観といったものに邪魔されるし、「いやいや、私は先入観を取り払って見ているのだ!」・・という別の先入観にも陥ることになる(笑)


すると・・あの彼女のように、頑なな人間になってしまうのだろう。
人ごとなんだけど・・気の毒だと思う。


感じる能力だ!

それが、魂へと通じる。

相手の心を感じる能力、タッチ能力を使えということかもしれない。(←あれ? タッチ能力って、キングの小説、ダークタワーに出てきた言葉だ! 私はまだ感化されてるのかな?)

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ワクワクすることをどうやってみつけたらいいのかもわからない人もまた、同様なのだろう。

どうしたらいい?って聞かれたとき、私はいつも、こんなふうに答えてる。



★まず、脳を使うことをやめてみること。
すでに、誤作動を起こし始めてるんだから・・

それには・・毎日1回づつでも・・

★深呼吸して息を吐き出し・・リラックスして、無の状態、ニュートラルな状態に入れるようにすること。
そうすれば、必ず魂の声が聞こえるようになってくる。

★そうなると、アンテナがバリバリに立つようになって、ワクワクすることなんていっぱいやってくる。

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みんながワクワクすれば、美しい波動だらけになって、当然、世界も変わる。 進化していくだろう。

それを・・スピリチュアルな言葉では、アセンションと呼んでるらしいが。


私はアセンションした世界を見てみたいのだ!

だからといって、
アセンションした世界=極楽浄土・・・な~んて思ってやしないけど・・

ある進化した星では、すべての人々が超能力の才を持ち、貨幣も必要がなくなるんだとか。

そこで問題になるのは、地球のような進化してない野蛮な星の波動をどう対処するか?ってのが問題なんだとか。


実に面白い


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たぶん、こういったことを彼女のような人に話たところで、なかなか理解してもらえないだろうし、むしろ拒絶されてしまうんだろうなあ。

ま、私には関係ないし、どーでもいいか~!

実に私は冷たい人なのだ。

はっきり言って、人なんかどーでもいい! 人助けなんかする気はないし、人のために何かしてあげよう!なーんて、ちっとも思ったことはない!



だけどね~、イガイガした波動は敏感に感じてしまうのだよ~。

イガイガした波動をまき散らされるのはたまったものじゃないのだ。

ますます汚染されていき、世間も世界もひどくなってくだろうし、アセンションには遠くなるし、私までが不快な気分にさせられてしまうじゃないか!!


だからこそ、どんな人にでも、幸せな気持ちでいて欲しいと心から願ってしまう。
 
幸せな波動はそばにいるだけで私まで心地よくさせてくれるから。


この世のすべての人も動物も、いつでも幸せなワクワク波動を出していてもらいたいのだ。

そのためだったら、私は、微力ながらも、いくらでも人に力を貸したいって思ってしまう。


人のためにじゃない! それは私自身のためなのだから。

アセンションの世界とやらを、見てみたいのだよ。(笑)

男と犬の霊

前回のブログの「ソウルフォン」の話から、ちょいと思い出したことがある。

それは私がまだ日本にいた頃、当時30代だった同僚から聞いた話だ。

彼は17歳の年、アメリカ北東部のどこかの地域に(地名は忘れた)、ホームステイした経験がある。
そのときの話だそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホームスティー先は、中年のご夫婦二人暮らしの家だった。

典型的なアメリカの家・・2階建てで、玄関、ポーチにバックヤードに、地下室に屋根裏部屋がある家で、
夫婦二人だけで住むにしては、たしかに大きすぎる家だ。

アメリカ東海岸によくあるビクトリアスタイルの家
     ↓
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このご夫婦は3年前に息子さんを交通事故で亡くし、その後に、海外からの留学生を受け入れることを始めたのだという。


日本人留学生だった彼の名は、ケンジだったかケンイチだったか忘れちゃったけど、アメリカ留学中はKenと呼ばれていたそうだ。


Ken君によれば、ホストファミリーのお父さんとお母さんは、アメリカ人とは思えないような物静かな夫婦で、しかもとても親切な人たちだった。

まだ英語に慣れてない彼に、わかりやすくゆっくり話してくれたり、学校には車で送ってくれたりと・・
こういった気配りをいつも忘れないご夫婦だったそうだ。

そのせいか、Kenもわりとすぐに海外生活に慣れていったし、快適に過ごすことができたという。


或る日のこと
それは風の強い夜だった。

強風が吹き荒れる音が気になってしまって、夜中近くまで寝つけなかった。


ようやくウトウトと眠りに落ちていった頃だった。

いきなり恐怖と寒さでぶるっとなって目が覚めた。 

自分は悪夢でも見ていたんだろうか?

目が覚めても、ひどく嫌な気分でいっぱいだった。

恐怖と寒け
(怖いんだか寒いんだか、それとも両方だったのか? 
それに、何が怖いのかもわからないのだが・・とにかく怖かった!とKen君は語っていた。)


と、そのとき、窓ガラスの外に何か不気味な気配を感じた。


泥棒か? 銃を持ってるかもしれない、殺されるかもしれない、

即座に起き上がって逃げようとしたのだが、

体が動かない。
起き上がることはおろか、指先を動かすことも出来ない。
声も出せない!


もう、パニック状態。


そこに、何かが確実に、すでに部屋の中に侵入してきている気配。
なのに・・暗闇で何も見えない。



そいつは、Kenの寝ているベッドに近づいてくる。

心臓がドクドクと波打つ音。

Kenのベッドの真上にきたとき、ついに姿がみえた。


2メートルはあるかと思える大男、くぼんだ黒い穴のような目、笑っているかのような口の形
そこからのぞく牙、そして恐ろしい鉤爪を振り上げている姿。

恐怖はマックスになり、大声で叫んだ!
(しかし、実際には声が出ないのだが・・)

僕は殺される!
ものすごく無残な殺され方をする!



「お願い! 助けて! 誰か、誰か! お願い助けて!」

ただ、ひたすら叫び続けていたという。
声の出ない大声で。



そのとき、一筋の矢のような光が怪物めがけて飛んできた。

(実は、これは後で考えると・・・ということらしい。 そのときは夢中でわからなかったそうだが、
あとで思うと、そのとき、光の矢を見た気がする・・・そうだ。)

こんな矢のイメージだったのか・・。
   ↓
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気がつくと、いつのまにか、その怪物の首筋に犬が食らいついていた。

い、イヌ~?

怪物は唸り声をあげながら、鋭い鉤爪で犬を引き裂こうとしている。

犬は体を左右に振って鉤爪をかわしながら、それでも食らいついた首筋を、決して離そうとしない。


次に若い男が、怪物の後ろから飛び蹴りをくらわした。
(そもそも・・この男が、どこから現れたのかわからないのだが・・。)


若い男は、怪物に凄まじい早さで拳を撃ち込み回し蹴りを入れている。

つ、強い!!

犬に首筋を抑え込まれ、若い男の空手技?らしきものの連打を受けて、ついに怪物は倒れた。


すると、若い男は、
「Sheba, We did it!」と、犬にいった。

犬は怪物から離れ、若い男のそばにぴったりと寄り添っている。

今度は、「Good girl!」と言って、男は犬の頭をなぜた。

犬はじっと若いご主人の顔を満足そうに見あげている。

犬はジャーマンシェパードに似ているが、大きさは中型犬程度で、色は白っぽい毛並みに黒が混じっていて目はブルーだったそうだ。

その男は、どこにでもいるようなアメリカ人らしい容貌・・ジーンズの上に白っぽいTシャツに黒っぽいジャケットを着ていた。



とにかく、この男と犬が自分を助けてくれたんだ・・・とKenは理解した。

若い男はにっこりと笑い、Kenを見ながら、右手をグーで握り親指だけをたてるジェスチャーをした。

こうゆうヤツ(やったね!というような、アメリカ人がよくやるジャスチャーだ。)
 ↓
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笑顔になると、意外にも子供っぽさが残る顔。

そして、とても薄くて澄んだ茶色の眼の色をしてるなあ・・・と、Kenは思った。

そこからは何も覚えていない。

気がついたときは、朝だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日になると、昨夜の出来事は夢のように思えた。

痕跡は何も残っていないのだから、夢としか思えないのだ。


「その話、夢か現実かわからないけど・・すぐに、誰かに話さなかったの?」・・と、私が聞いたところ、

Kenは、誰にも話さなかったという。

「当時は自分の英語力に自信がなかったし、それに、・・・そんなヘンな夢の話なんかしてヘンなヤツと思われるのは嫌だ!と思ったからね~。
僕は、まだまだ世間体を気にする日本人の若者だったから。」
(笑)



それからまた数日が過ぎて、

Ken君はホストファミリーと仲良しになり、いろいろな話をするようになった。


すでに他界してしまってる、彼らの息子アレックスの話も聞いた。

3年前、アレックスは学校の帰りに、酔っ払い運転で暴走してきたトラックにひかれて死んだという。
アレックスは自転車で走っていたのだが、トラックは自転車もろとも押しつぶしたそうだ。

即死だった。


彼の愛犬だけが、そばにいて必死で顔をなめまわしアレックスを目覚めさせようとしていたという。

「あの犬は、息子にすごくなついていてね、毎日学校の送り迎えをしてたのよ。
アレックスの学校が終わる時間になると、必ず迎えに行ったものよ。
あの日もそうだった。」

「それから犬はどうなったんですか?」

「アレックスが死んだあと、何も食べなくなってしまっってね、すっかりやせ細ってしまって・・・。 
それから、いつのまにか姿を消してしまったの。 それっきり。」
・・とお母さんがいった。

「探したんだけど、みつからなかったんだよ。
おそらく、森に入って餓死してしまったか、他の野生動物に殺されたか・・だろう。」
・・とお父さんがいった。


しばしの沈黙のうち、お母さんが言った。

「息子の写真をみせてあげるわ。 あなた、まだ見たことなかったでしょ?
こっちのベッドルームにいらっしゃい。」



夫婦のベッドルームで見た写真、

それは、まさしく、あの夢の中の若い男と犬の写真だったのだ。


「アレックスは何歳だったんですか?」

「17歳よ。」


今の僕と同じ年だったんだ~・・と、Kenは思った。


「この犬、なんて名前ですか?」

「この子は、シバ(Sheba)って言うの。 アレックスは東洋の国が大好きでね、シバの女王からとった名前だったんだと思う。」


夢に現れた男は、犬に、「Sheba, We did it!」と言っていた。
シバ、俺たち、やったぞ!と。

そして、Good Girlと、いい子だ、よくやったな!と犬をねぎらってたのだ。


「アレックスは、空手を習ってたのよ。 ほーんとアジアの国が大好きだった。。。」

「それもあって、私たちも東洋人の留学生を迎えるようになったのかもしれないなあ。」


ああ・・・やっぱり。


アレックスと彼の愛犬、シバは、今でもこの家をいつも見守ってるんだろうか?

いつも近くにいるんだろうか?

そして、両親が迎えてくれた留学生の僕も、守ってくれたんだろうか?


Kenはそんなことを考えた。


しかし、
このときも・・「あの夢の話」はしなかったそうだ。

なぜだかわからないが・・。(←本人がそう言ってた)


・・・・・・・・・・・・・・・

それからのち、Ken君が日本に帰国した。


帰国した後に、彼の夢の中に、アレックスとシバが現れたという。



夢の中でアレックスとKenは、玄関先のポーチで話している。

このとき、アレックスが話したこと
   ↓

「僕が死んだときは大変だったんだよ。
両親の姿を・・もう見ていられなかったんだ。
あの子はどんなに痛かっただろう? どんなに辛かったんだろう?って、僕を思っては、いつも泣いていた。


でも僕は、実際にはぜーんぜん痛みも恐怖も感じなかったんだ。
たぶん、あっという間の出来事で、痛みや恐怖を感じる前に死んじゃったんだと思うんだ。

でね、
僕は死んじゃったけど、すごく今元気だよ。 だから心配しないで、泣かないで!って言ってるのに、彼らには見えないんだよ。

そばにいるのに、相手には見えない、伝わらない!ってもどかしさ、わかるかい?

こりゃもう、僕にとっても最悪だったよ。 すっごいストレスだった。。。

僕の両親、今はだいぶ落ち着いてきたけれど、それでも、今でさえ彼らの心の哀しみは、完全に消えてないんだ。
未だに僕の写真を見て、泣いたり落ち込むことがあるからね。

それでね、キミから、ウチの両親に伝えてくれないか?

僕は元気だし、今でもシバと一緒だよって。

たった17年しか生きられなかったけど、それでも僕はすごく満足してるって。

だからお父さんとお母さんも、もう悔んだり哀しむのは止めて欲しいんだ。
これからは自分たちの人生を、うんと楽しんでステキな事に使って欲しいって。

父さん、母さん、愛してるよ!って。」





Kenはすぐに、ホストファミリーのお父さんとお母さんに手紙を書いた。

今まで起こったことのすべてを!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ううむ。

この話を聞いたとき、幽霊さんの立場も大変なものかもなあ、と思った。

自分は元気なのに(元気な幽霊?って表現・・なんだかヘンな気もしなくはないけど・・笑)

両親が、自分のことで、ものすごく悲しんでいるし苦しんでいるとしたら?

元気なことを伝えて早く彼らにも安心して元気になって欲しいと思ってるのに、相手には全然自分が見えないし聞こえないとしたら?

それをただ黙って見てなきゃならないとしたら?



そりゃ~、アレックスじゃないけど、超・ストレスだろうなあ!




ただし、幽霊さんにもまた色々なタイプがいるということも忘れちゃいけないとは思う。

たとえ、アレックスと同じように交通事故で亡くなったとしても・・

●事故の瞬間の恐怖や痛みが忘れられない人

●なんで自分が死ななきゃならなかったんだよ!と運命を恨む人(自分をひき殺した運転手を強く恨んだりするかもしれない)

●死んだことを何が何でも受け止めたくない人

●僕はここにいるんだよ~!わかってよ~!そばにいてよ~!とただ子供のように生者につきまとう人。


その人によって・・いや、その個々の霊体によって、さまざまだろう。

アレックスのように、自分の運命を受け入れ、むしろ生きている自分の両親のことを心配できる人の方が稀なのかもしれない。


うーーん、だけど一方で、
アレックスのような幽霊さんだったら、嘆き悲しむ両親をほうって旅立つことはできないだろう。

そうやって生者は死者を縛ってしまうこともあるんだろうなあ・・・と。


そもそも、死者と生者で、ちゃんとコミュニケーションが取れればいいんだよ!!

自分ではコミュニケーションをとる能力がない!
だから、・専門家である霊能者(サイキック)に、お願いしたりするんだろうけど・・。

ほらね~、だから、やっぱり、ソウルフォン(霊魂との電話)だって、必要になるんだよ?
・・・と、言われるかもしれないけど(笑)(←前回のブログ記事の話から)

私としては・・
それは、NOだ!



あるサイキックの人たちによれば・・

どんな人でも、霊魂とコンタクトできる能力を持っているそうだ。
「とくに自分の身内や愛する人であれば、ほとんどの場合コンタクト可能」・・なのだそうだ。

また、身近な人の場合、死者の方でもコンタクトをとることを望んでいることも多いため、双方が望めばさらにコンタクトが取りやすくなるんだという。


ただし生者が「心を曇らせてしまっている場合」は、コンタクトは取れなくなってしまうそうだ。

たぶん、問題はそこだろう(笑)

心を曇らせているということ・・深い悲しみ、怒りなどの強い感情を抱いていたり疑心暗鬼になっていたり・・そういったケース。




こういったケースでは、いくら霊体側でコンタクトを取ろうとしても、まったく通じなくなってしまそうだ。
シャットアウトされてしまったようのものだろうから。

こうなると、「夢の中にさえ現れることができなくなっちゃう」んだそうだ。(←ある幽霊さん談)

*生者の夢の中に現れてコンタクトをとるのは割りとラクな方法なんだとか・・


ということは・・

無な状態(ニュートラルな心境)が好ましい。

また、相手に伝えようとするときに必要なのは「集中力」だそうだ。

とくに霊体となってからは「集中力」がものを言う世界だそうだ。(←またも、幽霊さん談)

集中力さえあれば、生きている人とコンタクトもとりやすくなるんだとか。


うーーむ。

集中力、詳細なイメージを思い浮かべる能力などを、生きてるうちから身につけておいた方がいいのかもしれない(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Ken君は、自分でも言ってたけど・・

ぜーんぜん、スピリチュアル世界に興味は無いし霊感も無いそうだ。

金縛りって言葉すら、知らなかったんだって。

それでも今でも、強く印象に残ってるのは、アレックスの眼の色だという。

薄い透明感のあるブラウンの瞳。

たぶん、こんなヤツ
   ↓
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「こういう眼の色をね、アメリカでは、アーモンドって言うんだぜ!」・・とKen君。

「おいおい! それを言うなら、ヘーゼルだよ! ヘーゼルナッツ色の・・」

「え? うっそ~。」

「ウソじゃないよ! 日本語ではハシバミ色って言うらしいけどね。」



こいつは・・いったい・・アメリカでちゃんと勉強してきたんだろうか?

そもそも・・なんで、こんなヤツに、アレックスはコンタクトをとったんだろ?

・・と、私は思った。

ソウルフォン(霊魂と会話できる電話)だって~

ちょっとヘンな記事をみつけた。

Soul phone(霊魂と話す電話)の開発中


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こちらで、開発中とのことで・・
    ↓
the SoulPone Foundation

この4つの段階で開発しているのだそうだ。

1. ソウルスイッチ(霊魂スイッチ)を使って霊にYesかNoで答えてもらう。

2. ソウル・キーボードまたは、ソウル・テキストを作る。
これはパソコンのキーボードを使って死者(霊魂)が伝える内容を文字にするため。

3. ソウル・ボイス(霊魂の声)の作成。 この世を去った愛する家族の霊とも話せるようになる・・というもの。

4. ソウル・ビデオの作成。 フェースブックやスカイプなどと同様に霊魂と画面上で対面して会話するため。

これで完成となるらしい。


やれやれ😥


突っ込みどころはいっぱいある。。。

霊魂がいる階層が限定できてるのか?

すべての霊魂が幽界にいる? 4次元? もっと上?

別次元にいる霊魂?または、グループソウルとして統合されちゃってる場合はどーなる?
などなど。




ところが、

ソウルフォンができれば、亡くなった愛する人の姿を見たり話しもできるようになる~♪と喜ぶ人もいるらしい。

だいぶ前に、「亡くなったペットのDNAでクローンを誕生させてもらった話」を、こちらにアップしたことがあったけど・・
こういった心情の人には嬉しい話なのかもしれない。
    ↓
サルの手の怖い話から現実のクローン化社会へ



しかし・・一方で、それが開発してしまったら、やばいんじゃないの!・・って意見もある。

“SoulPhone”— If You Thought The Ouija Board Was Bad! Wait Until You See This…


ウイジャボードよりも最悪って言ってるけど・・これは、一番最初の段階の、「ソウルスイッチ(霊魂スイッチ)を使って霊にYesかNoで答えてもらう」ということを捉えてのことだろう。

ウイジャボードというのは、日本でいうところの「こっくりさん」のことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もともとは、西洋にあったテーブル・ターニングが起源で、

そこに、ウィジャボード(Ouija board)という、文字盤を置いて行う「交霊術」のことだ。

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さらに、プランシェット(planchette)と呼ばれるものの上に手を乗せる。

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日本では、10円玉がその代わりになってたのだろう。


見事、いかにも日本的なウィジャボードとプランシェットの出来上がりだ!
    ↓
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ところが、すでに・・ウイジャボードは交霊術ではない!

・・ということは証明されてしまっている。
      ↓

自己暗示や潜在意識により、不覚筋動(意識しないで起こる筋肉の動き)が起こる。

つまり、答えを知ってるから無意識に動かしてしまっているということ。




たとえば、もしも、小学生の行うこっくりさんで、こうゆう質問をしたとしたら・・

「コックリさん、コックリさん、円周率の30桁まで教えてください」とか、

「コックリさん、コックリさん、窒素が固体化するときの温度を教えてください」


10円玉はぐるぐる回ってしまって答えが出ないか、または、静止したまま・・なのだそうだ。



それでもしも、即座に、しかも正解が出たとしたら・・
よっぽど優秀な小学生が参加していたか、よっぽど優秀な霊魂が降りてきてくれて、しかもとっても親切な霊魂だったということかもしれない(笑)

<参考>
How Ouija boards really work_Science Nordic

Ouija Board Experiment Shows How Ghostly Messages Are Written by the Brain




ところが、

ウイジャボード(または、こっくりさん)が交霊術ではないにしても、奇妙な事件が起きているのも確かなようだ。

海外でも、いくつも・・こんな事件があるし
   ↓
【降霊術】西洋版こっくりさんで少女に霊が乗り移った?!【驚きの動画】


降霊術に使用するウィジャボードで遊んでいた若者たちが悪魔に取りつかれて除霊されるという騒ぎに(ペルー)

もちろん、日本でもこういった事例はいくつもあったようだ。



「魔に魅入られる」という言葉があるように・・

ビクビク怖がっていたり、不安や恐れなどから、自分自身をしっかり保っていられなくなっているときは・・

実際にそこらを浮遊してる霊を呼び込んでしまうというケースも起きやすい。

もちろん原因は、心理的なものが引き起こしているのかもしれないのだが・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そういったことから考えると・・
ソウルフォンという電話は、ウイジャボードよりも最悪になる可能性があるかもしれない。



電話回線には霊は入りやすい!

私自身、これは何度も経験がある(笑)


ずっと前に、私はひどいうつ病だった頃があって、同時に「ひどい霊障」もあったようだ。

うつ病だから、毎日がどーんよりした気分のわけで、早く死にたい!消えてしまいたい!願望がいつもあるのだ。(←うつ病の典型的なヤツ)


それでも、ごくたま~に気分が良いときもあって、

そんなときに友人からの電話で、楽しい気分になることがある。



すると、必ずと言っていいほど電話にノイズが入りだすのだ。

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がーがーがーががっ がががが

ひどく聞きずらくなってしまい、結局電話を切ることになる。
(場所を変えて電話をかけなおしても、やはりノイズが消えない。)

そんなとき、友人から言われた。

「あなたの住んでる場所、電波障害かなんかあるんじゃない?
あなたのところに電話するときだけ、聞こえなくなるのよ!」
と。


そして、またあるとき・・今度は別の友人と話し中に、突然、ぷちぷちと会話が途切れがちになってきた。

ああ~、まただ~!
始まったぞ。 

「ごめん、電話にノイズが入りだしたみたい。 最近、頻繁にこういった状態になるんだよ~。
たぶんね、私に霊がついてて邪魔してるんだと思う。
とんでもないヤツだよ! 私たちの楽しい会話をやっかんでるんかもね~。」

と、私は、この友人にこんなこと言った。

なぜなら、彼女は「霊感のかなり強い人」だということを知ってたので、驚かないだろう!と思ったから。


ところが・・しばし沈黙ののち、彼女が小さな声で言った。

「まずいよ! ひどく怒ってる。。。」

「誰が? どんなヤツ?」
と私。

「男の人・・かなり大きな・・
あ、まずいよ! ほんと、怒ってる。。。私、悪いけど・・もう、電話切るね!」


結局彼女に電話を切られてしまった。

そして、その後、彼女は二度と私に電話をしなくなった。


最初のうち、私はまたも落ち込んで、ますます鬱々とした。

私は誰とも楽しい会話なんてできないのだろう・・とか、私なんか必要無い人間だから消えてしまった方がいいとか(←いかにも、うつ病患者らしい)


しかし、ふと思ったのだ!

ちょっと待てよ! 
私に憑いて邪魔する男は何なんだ?
見逃すわけにはいかん!



その夜、部屋を暗くしていくつもの蝋燭をともした。

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その中で目を閉じて気配をうかがうと、いくつものぞわぞわする気配が闇に潜んでいるのを感じた。

そこで闇に向かって怒鳴ったのだ。

「私に憑いて勝手なことをするのは許せん。
これは私の肉体だ! 勝手に入り込んで乗っ取り行為は泥棒だ! フェアじゃないだろ!
ここにいたいならいてもいい! 私に憑きたいヤツは入れ!
ただし、おとなしくして私のすることを見ていろ!」


とかなんとか・・。

「それに意義あるやつは、今、ここに出てきて尋常に勝負しろ!」


敵陣に一人で乗り込んだ武芸者の気分!
   ↓
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肉を切らして骨を断つ

なぜか、こんな言葉まで浮かんだくらいだ。(←アニメの見過ぎ?映画の見過ぎか?)



結局、何も起こらず、その夜は珍しく私は熟睡した。(←うつ病で、ほとんど眠れない毎日だった)


それから、私はだんだん、徐々にではあったけど、うつ病も霊障も治っていった。



そんな経験からか、電話に入り込んだ霊はよーくわかるようになった。

たまに、人に電話したとき、ノイズが入り込み、ぶちっと切れたことがあるのだが・・・

あ、相手方の方にいるな~!
この人に憑いてるなあ~。

なーんてことが、わかるようになったのだ。


たしかに、霊の意識は電子の流れに入り込みやすく、影響を及ぼしやすいみたいだ。



ずいぶん前のブログ記事だけど、こんなこともあった。
    ↓
ケイタイ電話の怪事件

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういったことを考えれば、

ソウルスイッチ(霊魂スイッチ)を使って霊にYesかNoで答えてもらうなんて程度のことなら、簡単にできそうな気もするが・・


問題は、それが誰?ってことだ。

こちらから指定した、特定の人(死者)に間違いなくコンタクトができて、間違いなくその人からの返事が聞けるのかどうか?ってことだ。


そこら中にいるのは、流浪の死者(←ダークタワーに出てきた言葉)だらけだろう。

*死んだことに気がついてないか、死んだことを拒み続けてる人たちのこと

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きっと、そういった彼らなら喜んでひょいひょいとソウルフォンに入ってきてくれるかもしれないが(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、果たして・・

本当に話したい人、死んでしまった愛する人と話せるんだろうか?



ここで、私の個人的な感想を言わせてもらうなら、

死んでしまった愛する人と、自由に話がしたい、姿がみたい!と、ずっと思い続けることこそが、諸悪の根源って気がしてしまうのだ。


愛するものを亡くすことは、ものすごく辛い!
しかも、死が突然の出来事だったならば・・ショックはさらに大きい。

最初は深い悲しみと嘆きしかないだろう。

だけど、人はそういった感情を徐々にどんなに努力してでも、乗り越えていかなきゃならないんじゃないだろうか?



いつまでも・・愛する人と、自由に話がしたい、姿がみたい!というのは相手に対する依存心に過ぎないのではないだろうか?

それは、本当に死んだ相手のことを思ってのことだろうか?



あるサイキックカウンセラーの人が、

「あまりに死者に対する悲しみがいつまでも強いと、死者は成仏できない。
いつまでも、幽界に留まってしまうことになる」


といっていたのを思い出す。


さみしい、辛い、悲しい、一緒にいて欲しい・・そういった感情ばかりで泣き暮らしていれば、死んだ相手は心配のあまり成仏できず、同様な辛い悲しい思いで、その場に縛りつけてしまうのだという。

死者は、あの世と言われる霊界にも浄土にも行けず、虹の橋にも行けない。

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それは死んだ相手のことまでも不幸に引きづりこんでしまうのではないだろうか?

そして、いつまでも悲しみに沈んだままでいることは、身勝手な自己憐憫に過ぎないのかもしれない。


生きて出会えたこと、いっぱい貰った幸せに感謝して、ありがとう!と送り出してあげることが、相手のためでもあり自分のためでもある気がする。


たとえどんなに別れがつらくても・・

辛さや寂しさのすべてを、感謝でいっぱいの思い出に変えることこそが、相手を成仏させてあげること(見送ってあげること)のような気がするのだ。

・・・・・・・・・・・・・

そう考えると、ソウルフォンはどうなんだろ?

ひょっとしたら・・ウイジャボードよりも最悪になる可能性もあるのかもしれない。



人の悲しみにつけ込むようなツールになる?


悲嘆や苦痛には、魔が入り込みやすいわけだし・・

そうなると、使用者が別の目的で操られてしまうとも限らないし~。
そっちの方が怖かったりして。


いや、そっちの方が目的だったりして・・。


<<参考>>
How real is the SoulPhone?

子供の頃と比べて時の流れと感動そして想像力

オフィスにいるレセプショニストと世間話をした。

「ハロウィーンが過ぎればサンクスギビングがきて、あっという間にクリスマスで今年も終わるのよね~。
1年ってなーんて早いんでしょう。
子供の頃の1年はすごく長かったのに。」


まったく同感だ!

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2日前に、会社のハロウィーンパーティーが終わったばかりだ。
(日本では若者たちだけが仮装して大騒ぎするらしいが、こちらの職場では、カービングしたかぼちゃを飾って、年齢関係無く、みんなで仮装してバッフェ形式のパーティーをすることが多い。)


いい年の大人が仮装する? アホか~!と日本人には呆れられそうだけど・・それがアメリカの面白いとこかもしれない(笑)

こちらはイメージ画像なので実際のウチのオフィスではないが・・
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ところが、この10/31日のハロウィーンが過ぎると、11/12はベテランズ・デイで、11月の4週目の木曜日はサンクスギビングデイ、そして12月になればクリスマスと・・

祭日が少ないアメリカにとっては、実にうれしい時期なのだ。
(ちなみに、祭日(ホリディ)は年間で11日しかない。)

そして、ここからは特に駆け足で時が過ぎていく。
あっという間に、2019年がやってくる。

大人たちにとっては、1年て、な~んて早いんだろう!・・ということになる。

しかし、子供にとっては長~い長~い1年で、クリスマスを指折り数えて待つものらしい。

Time Flies by tiddlyinks


私たちが小学生だった頃、「1日が長かったこと、夏休みはすごく長~く感じてたこと」を思い出す。

たぶん、国籍は関係なく子供というものは、時の流れをゆっくり感じるものらしい。



なぜゆえに?

物理的な時間の流れは誰でも同じ、だけど心的な時間の流れが違うからだろう・・ということは想像がつく


たとえば・・大人であっても・・初めての職場での初日、

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さまざまな人に紹介され、さまざまな仕事を説明された日は、ものすごく長い1日な気がする。



しかし・・・休みの日
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なーんもしないで、ベッドの中でグダグダしてると、
あっという間に昼になり、あっという間に夕方になってしまったりする。

まるで、ベッドごと時空を飛び超えて、時のはざまをワープしたんじゃないか!と思える。(←んなわけないだろーが!)



または、密室で時限爆弾の前に座ってるとき、そこで30秒のカウントダウンがはじまったと仮定してみよう。

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その30秒はものすごく長く感じられるはず。
なぜなら、その残された時間を、身体のすべての器官が、なんとか時限装置を止めようとフル稼働することになるからだ。



つまり、そのときの状況、心境によって時間の感じ方は違うということになる。


大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書)によれば、


時間を長く感じる要因

●身体の代謝が高い
(風邪をひいたりなどして発熱しているときに時間の進み方が遅く感じる理由は、身体的代謝が非常に高い状態にあるから)
通常、子供の方が代謝が高い。

●興奮状態
(クモが嫌いな人にクモと一緒に時間を過ごしてもらうと、恐怖による興奮から時間が長く感じられる)

●時間を常に気にしている
(退屈な会議に出席していて、「早く会議が終わらないかな」と時間を気にしているときは、時間が長く感じられる)

●広い空間で仕事をしている
(狭いところよりも、広々とした環境の方が長く感じられる)

●短い時間にまとまりのない多様な刺激を得ている
(ストーリー性のある映像を見せられるより、脈絡のない映像を長々と見せられるほうが時間を長く感じる)
そういえば、私の夢は脈絡のない映像が多いためか、いつも、ものすごく長い夢を見てる気がする。。


Why time seems to go by more quickly as we get older


逆を言えば、

比較的狭い空間で毎日慣れたルーティンをこなすだけの生活をし、興奮や刺激のあることから遠ざかってる場合は、時の流れが短く感じるということになる。


また、

「興奮や刺激が少なくなる」ということは・・「感動することも少なくなる」ということではないだろうか?


そこで、ちょこっと一般状況を知るため、「教えてGoo」だとか、「Yahoo 知恵袋」なんてサイトをのぞいてみた。


こんなタイトルでぐぐってみると、いくつもヒットする。
     ↓
なぜ大人になると感動が少なくなりますか?


なかには
20代後半にして、すでに「なくなってきた」という人たちもいたし・・
当然のごとく、「感動することは減って当然!」という回答には、びっくり仰天だ。



いったい、どうなってんだ? 日本人は!


「日本人は」・・と言うのは、アメリカではこういったことを、ほとんど聞かないからだ。


たしかに、「子供の頃は時間が長く感じる」というのは、ほとんどのアメリカ人も言ってることだけど・・
(たぶん、これは、どの民族にも共通な感覚なのだろう。)


ところが、

「大人になったら感動することがなくなる」・・なーんてことはこちらでは聞いたことがない。

子供の頃とはまた違った刺激を求め、楽しみをみつけて、その都度感動するのがアメリカ人の大人たち。
(だからこそ、ハロウィーンの仮想パーティだって楽しんでしまうのかもしれない・・)


日本人、どうしちゃったんだ?


うーーむ。
これは、国民性とゆうヤツなんだろうか?


常に内面を外に出さないようにする日本人と、常に喜怒哀楽を外に出すアメリカ人(単純バカともいわれるけど・・)

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日本人は内に押し込めているうちに、そのうち興奮することも、感動することも・・無くしてしまうのかなあ?



日本のサイト、
「大人になると感動は減るのか?」という回答は、ほとんどこんなカンジなのだ。
   ↓
●はい、減ると思います。
なぜならほとんど経験済みだからだと思います。
おいしそうな料理を見ても大体味がわかるし、
海外旅行とかも若い頃は楽しみでウキウキしてたかも
しれないけど何回も行けば飽きてくるからだと思います。

●要するにマンネリ化ですね。 昔は推理小説が大好きで初めてシャーロック・ホームズを読んだ時の感動も今はありません。
たくさんのミステリを読んだり見たりして、ミステリはもういいよという感じです。


●例えば、映画やTVドラマで感動したとします。
しかし、同じ映画やTVを2度観ても、最初に観た感動は得られません。3度、4度と繰り返し観れば、感動は更に薄まります。
違う映画やTVドラマであっても、似たシーン、似たストーリでは感動も減ります。

所謂、慣れというモノです。
年齢を重ねるという事は、重ねてきた分だけ様々な経験を積んでいる可能性が高いです。
また、初めての事に思えても、案外と予想したり対処したり出来るのです。




ああ~、日本人ってこんなふうに感じてる(考えている)人が多いのか~!(←今さらながら、そんなことを知った私だ。。。)


たぶん・・こういったことを言う人たちは、本当の楽しみ方を知らないのだろう。

楽しむ方法がおそらく、いつでも「受け身」・・・雑誌やTVで紹介されてることばかりから情報を得ているだけの人たち。

自分から飛び込んで感じてみよう!ともしない人たちなんだろう。





世の中、いくつになっても知らないことばかりだ。

いつだって、この世は未知なるもので溢れているというのに。



料理だって、旅だって、映画も音楽を読書も・・私はいつだって新たな刺激を感じ、感動することは多い。

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シャーロック・ホームズ?

私は小学生のときに読んで感動し、大人になって読んだとき、はじめて屈折したホームズの性格を知って面白いと思ったし、アメリカのKKKにまつわる暗黒の歴史を知ったり調べたり・・
当時のイギリス、ビクトリア王朝時代を調べたり、さらには、原文と日本語翻訳の比較を楽しんだり・・
1冊の本でも、何度も新しいことを知り、知ったことで多くの感動をしている。




同じ本を読んだとしても、人は成長度合いによって、どんどん新たな感動があるものだ。


決して受け身にならず、心を塞ぐことさえしなければ・・

いつだって、新たなものを、どんどん、感じることができるはず。




それなのに・・

ほとんど経験済みだから。
マンネリ化しちゃうものだ。

としか言えない人たちの・・なんとも「無知なこと」

同時に「悲しい人生だ」・・・と思ってしまう。



以前、日本に住む年配の知人がいて・・・この方は、何年にも渡って降圧剤を飲み続けてる人で、しかもあまり食事にもこだわらず、コンビニ食でも平気で済ませてしまうような人だった。

この人が、「どうも体調が良くないし体が心配だ、自分でも気がついてないストレスがあるのかも・・・・」と心配していたので、

「食品成分表をチェックして、なるべく添加物の無いものを食べた方がいいよ~。」
というと・・

「そんなめんどくさいこと、やってられっか!
オーガニック食品なんて、値段だって高いんだからフツウ買わないだろ!」
と、言われ・・


「病院もいくつか回ってセカンドオピニオンという方法もあるし、最近ではホリスティック医療の考え方だってあるよ。」
といえば・・

「ああ、セカンドオピニオン、ホリスティック医療ね~。
最近、そんなことを言いだす人もいるようだね~!」
と呆れたように黙殺された。


おまけに、「自分はものすごく感性が鈍い人間だ」というので、

「日々感動することしてる? なるべく感動を増やした方がいいよ!」といえば・・


「あんた、何バカなこと言ってるの! 私は若者じゃないんだよ!
この年で感動することなんて、あるわけないだろーが! そんなこと考える人の方がおかしいでしょうが!」
と。

とにかく、私の提案はすべて却下だった。

あ、もちろん、実際の彼の口調は、私がここで書いたことよりもっと丁寧な言い方してたけど・・私にはこのように聞こえた(笑)




こうゆう人たちは・・

「大人になると感動することが少なくなる」という甘い言葉で、自分自身をごまかしてしまうのだろうlか?


そしてまた、

「フツウ」とか「一般的」という言葉で、自分の「意欲の低下」にも目をつぶってしまうのだろうか?




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


えっと・・誰かが言ってた気がするけど、

「魂に刻まれるものは経験と感動のみ」、「経験と感動が人を成長させるもの」
なのだそうだ。

オーラも輝きを増し、多彩な色を放つようになるという。

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別に私は自分のオーラを今以上に輝かせたいとは日々思ってるわけではないし~(自分で見えないから)
また、それが正しい生き方だとか・・成長したい!と強く願ってるというわけではないのだが・・

少なくとも、ウキウキした生活をしてる方が楽しいと思うのだ。
それは・・おそらく、誰でもそうだと思うのだ!




ならば、どんどん広い世界を旅して歩き、新しい料理を食べ歩き、あらゆる、素晴らしいものや人に触れて、

いつだって新たな刺激を感じ感動することを忘れずにいたい!

ぜひぜひ、お金とヒマがある限りは、皆さんにも、どんどん、そうして欲しいと思う。



しかし・・世の中、何事もお金はかかるものだし、生活に追われてる人たちには、なかなか、そんなヒマすら取れないものだ。
(もちろん、私もその一人だ。)



しかし・・私たちには「想像力」がある。


自分で実際に行くことができない旅であっても、人の体験談を聞いたり本を読んだり映像を見ることで、
リアルに想像することができる。


たとえ本や映像の中であっても、人の痛みを知ることも愛を知ることもできるし、時空を超えた旅だってできるのだ。
・・・想像力で。


想像力さえ持っていれば、自分で体験し感動することも可能なのだ。


そして、それが現実で体験したことと全く同じように生きている・・・と私は思っている(笑)


・・・・・・・・・・・

今年ももう終わりに近づいている。


今年は、私はどこにも旅をしていない。

職場と家の往復だけだった。



ただ、家で映画を見たり読書は・・それなりにしている。


今年の後半に読んだ本、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す 」で、若き日の空海さんと一緒に当時の長安の都を旅してきたし・・


そのあとに読んだ、 スティーブン・キングの 「ダークタワー」シリーズで、ものすごーく長旅をしてきた。 (前々から読もうと思ってたんだけど・・ようやく実現したのだ)


それも、時空を超えたニューヨークには何度も行ったし、アリゾナもメイン州にも行ったし・・
極めつけは、中間世界だろう。

そこで、オイちゃんと知り合ったことかもしれない。

この子だ。
(ビリーバンブラーと呼ばれる種類で、ラクーン(アライグマ)とウッドチャック(リスの一種)とダックスフンドを掛け合わせたような動物で、シルバーと黒の縞々模様で目は金色の瞳、しっぽはくるりんで、片言の言葉をオウム返しのようにしゃべったりする。
  ↓
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数も数えられる賢い奴だし、自分の名前はOyと知ってて、ちゃんと返事もする。
しかも勇敢で愛情深いヤツなのだ。


すっかり・・ハマってしまった私は、オイちゃんT-シャツを買い、

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オイちゃん、マグも買いこんだ。

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すっかり、キャラクターグッズまで買い込んだ私は・・・・アホに違いない。

おまけに、「サンキー、サイ!」“thankee-sai” なんて、オフィスですら、言いそうになっちゃったりする。
(文中によく出てくるお礼の言葉で頻繁に使われてる)

ダークタワーにハマってる人の19の兆候
   ↓
19 Signs That You’re Obsessed With Stephen King’s The Dark Tower



完全にアホだ!

日本に住んでいたら、いい年をしてみっともない!と言われそうだ(笑)



しかし・・それでも、私は幸せだと思う~♪

きょうもウキウキと、オイちゃんT-シャツを着て、オイちゃんマグを持ってお仕事に出かけたくらいだから。




子供の頃よりも、たしかに時の流れは早く感じる!

だけど、心の新陳代謝だけは、常に活発に行われてる気がしている。

毎日、想像力だけで、私はウキウキした生活ができるのだから。

まさに、サンキー・サイ!だ。

・・・・・・・・・・
10 Ordinary Things That Adults Get Excited About


サバイバル世界を生きるているのかも

スーパーマーケットに買い物に行ったときのこと、
オーガニックのサラダミックスを山ほど買い込んでる女性をみかけた。

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本日はバーゲンセールプライスだったけど、それにしても大量な・・大家族なのか、パーティーでもやるのか・・。


ちなみに・・私は、買わない!

たしかに、野菜を洗って切る手間は省けるし、私のような一人暮らしにとっては「便利この上もないもの」なんだけど・・

でも買わない!

別に、それに深い理由はない。

@味がまずい!  ということと・・

@買うな!・・と云う私の直感に従ってのことだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日の夜、In DeepのWebページを見たら、こんな最新記事をみつけた。
   ↓
無農薬だろうが有機栽培だろうが、「野菜は毒性の強いトリハロメタンまみれ」であることがイタリアの大学の調査で判明。そしておそらく「全世界で状況は同じ」

「トリハロメタン」

聞いたことのない名前だったが・・

水道水に含まれ、我々の生活の中にも浸透している・・ということらしい。

しかも、

●それが「日本ならパックにつめられているカット野菜のような感じの、すぐに食べられる野菜から基準値以上に近い数値が検出された」

●試験したすべての即食野菜中で最大の濃度で存在するトリハロメタンは、クロロホルム

●すぐに食べられるように販売されている野菜にクロロホルムが含まれていることが判明



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日本でもカット野菜は多く売られていることだろう。

10年以上も昔、私がまだ東京に住んでいたときでさえ、そうだったから。

コンビニで、キャベツの千切りパックをみつけて、最初は、「こりゃ!便利だ!」と思ったものだ。

ところが、使ってみると・・ヘンな匂いを感じるし、ちーーとも美味しくない!
あの、キャベツ特有の甘味とうまみがまるでなかったのだ。

で、やめた!

その後、冷蔵庫で保存し忘れて次の日になっても、葉っぱが茶色くならなかった!なーんて話を聞いて、ますます使いたくなくなった。(←不自然なものはキライだから!)



今では、こういった野菜は、おもに次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)の 水溶液につけて変色防止をするというのは周知の事実になっている。


だから、「カット野菜は危険だ!」 「カット野菜には栄養がない!」という人もいれば、
「いや基準値内だからちっとも危険はない!」「栄養価は変わらない!」・・・という人たちもいる。


しかし、
今や問題は水にあるといわれてしまえば、すべてが問題だ。

たとえオーガニック野菜だろうが肥料まみれの野菜だろうが、水で洗って使い、調理に水を使えば大差ないのかもしれない。

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アメリカ人の健康法として・・
「毎日 1リットル以上の水を飲み、1日に少なくとも6カップ分の果物や野菜を摂取する」といいのは、確かにこちらではよく聞く健康法だ。

ところが、そんなことをし続ければ、むしろ不健康な命取りになるのかもしれない。

インスタント食品や加工品を避けていたとしても、あらかじめ洗浄された野菜やサラダミックスを買って食べていれば、それもまた、最も不健康なことなのかもしれないのだ。


いまだに、「毎日梅干し1個を食べ続けることが健康法」と信じて疑わず、添加物まみれの梅干しを食べ続けることと同じかも(笑)



今、世界中で飲料水に問題があるとすれば、

土壌も、そこから採れる作物のすべても汚染されてるということになる。

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それだけではない。

基本的な調味料である、塩も砂糖も酢でさえ今では添加物たっぷりだし、すべての食肉は成長ホルモンまみれ、養殖魚介は当然成長ホルモンまみれだし、貴重な天然魚介ですら汚染海水でとれたものばかり。 日常使うシャンプーやコンディショニングには合成界面活性剤や防腐剤もたっぷりで、化粧品もハンドクリームも化学物質が含まれ、ほとんどの歯磨き粉はフッ素混合で、おまけに私たちの毎日は電磁波暮らしの上、毎日多量のゴミを出して海も土壌も自ら汚染しちゃう生活をしてるのだ。


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そして、「どれが体に良いとか悪いとか」 「どうすることが健康にいいとか悪いとか」・・
インターネットなどの情報で仕入れたり、その道の権威、ドクターに聞いたりする。

その情報に食い違いがあれば右往左往してみたり、いったいどれを信じればいいのか!と突っかかってみたり・・

血糖値血圧がどうとか・・ドクターの示す数値をみては一喜一憂する。



やれやれ

なんだか・・ばかばかしくなってくる。


私たちは、回り中危険だらけの「未知の砂漠」にでも放り出されてるようなものだ。

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そこで何を信じて何に従う?


インターネットで検索したWikipedia情報? 権威者の言葉? 政府の発表?

ぜーんぶ・・NO だね!


サバイバル状態で、私が唯一信じて従うものは自分の直感しかない。



だからといって、それは、なーんにも信じられない!とか、なーんも信じない!ということで、シャットアウトしてしまうつもりはない。

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インターネットで検索したWikipedia情報、権威者の言葉、政府の発表も、いちおうは目を通し、聞を傾けることにはしている。

「嘘の中にも真実は含み、真実の中にも嘘が含んでいる」ものだと思っているから(笑)

ただし、最終決定をくだして何をピックして行動するかは、やはり自分の直感だ。

まあ、その結果がどうなろうとも、それならば、自分で納得できるし悔いはない!と思えるから。



そんなことを言ったところ、

「おいおい、なんだかなあ~。
この文明の地で、コンピュータライズされたオートマ車に乗り、日々スマホを身に着けてるような人が言う言葉とは思えないね。」

と笑われることもあるんだけど・・

私には、やっぱり・・現代のこの世で、サバイバルしているように思えてならないのだ。


この都会生活の裏側に、

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未知なる砂漠が重なっていて・・・ガラガラ蛇やサソリも潜んでるし、夜になればコヨーテが襲ってくるかもしれない。
流砂に飲み込まれるかもしれない・・危険だらけの世界があるようなカンジだ。

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そうなれば、やっぱし頼るものは、自分の直感のみ!


「たしかにそうだね~。
だけど気をつけた方がいいよ!
野生に近い生活の中では、直感力は強まるけど・・
都会の中では、直感と思ったものさえが、先入観だったり思い込みだったりすることだってあるからね。
半面が文明社会の都会ならば、そういったまやかしだって起こるかもしれないよ。」


ああ、おっしゃるとおり!

気をつけないと、それも大いにあり得ることだ!


・・・・・・・・・・・・・・

さて、きょうは何を食べたい?・・・と、私のおなかに聞いてみた。

「じゃがいもたっぷりのアイリッシュシチューに、サラダに、コーンブレッド」・・と答えた気がする。

ついでに、私の舌にも、耳にも、目にも・・全身に聞いてみたところ、

全員一致(全身一致?)で可決された。

これなら、たぶん・・間違いはないかも(笑)
今夜のメニューは決まった。



野口 晴哉さんの「風邪」の必要性

最近オフィスで風邪をひいている人が多い。
風邪が流行ってるってことか?

ところが・・残念ながら、私は一向に風邪をひかない。


「残念ながら」というのは、私は風邪をひいて熱を出して寝込みたいのだ!
アホか~!と怒鳴られそうだけど・・(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう、ずいぶん前になるけれど、

風邪の効用 (ちくま文庫)_野口 晴哉著
    ↓
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この本を読んでからというもの、風邪はいいもんだ~! 

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うん、うん~♪
たまには、風邪をひかなきゃ~!

こんなふうに思うようになった。



ところが皮肉なもので、それからというもの、全くといっていいほど風邪をひかなくなってしまった!

たまーに、体がゾクゾクしてきたり、鼻がムズムズしてきたり、だるーく感じるときはある。(←風邪の初期症状?)

そうゆうときは、ハチミツ+レモン+ショウガのホットレモネードか、ココア(もちろん、品質にこだわったオーガニックだよ~♪)
が飲みたくなってくる。

たぶん・・私の体が欲してるんだろうなあ。

そこで、そのとき、体が要求するものを飲むと、
すっごく落ち着くカンジ(体が弛緩していくカンジかな。)がして、じわ~っと温まっていくカンジもする。

すると、翌日には治ってる。(←本当に風邪の初期だったかどうかもわからないんだけどね~)

そんなわけで、結局、ちゃ~んと風邪をひいてくれない!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでも、以前の私は人並みに風邪をひいてたし・・たぶん、最低でも年に1回位は風邪をひいていたと思う。

当時の私は、常日頃、風邪をひかないようにと心がけていたし、あれ?風邪をひいたかな?と感じただけで、直ぐ薬を飲んだ。


こうゆうCMもあったし、早めの方が効くんだろうって思ってたから。
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ところが、それでも完全に風邪をひいいてしまうことも多かった。

そんなときは、自己管理の甘さを呪ったり、早く治して日常に復帰せねばと、辛い体調の中で焦ったりもしたもんだ~。



発熱、咳、鼻水の症状は辛いものだし、当然、悪いものだ。

そう、風邪=悪いもの

と、思ってた。

だから、少しでも早く、

熱→下げる、
咳や鼻水→止める

ことで症状を鎮めれば、よくなると思っていたのだった。

悪い症状がなくりさえすれば、ゴールももうすくそこ!(快方に向かってる)ってね。

そのため、「よく効く風邪薬」ってヤツをせっせと飲んだ。

その点、アメリカの風邪薬はよく効いたよ~! 日本の比じゃないね~。

これなんか、症状がぴたっと止まったね。(かつての私の愛用薬)
    ↓

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ただし、昼用と夜用があって・・間違って昼間に夜用を飲んじゃったりすると・・結構大変な目に合う。
風邪の症状はぴたっと止まるんだけど、頭が朦朧として運転して帰るのさえ危なくなる!



でも、あるとき・・ドクターから、
「風邪ってのはね、薬は効かないんだよ。ただ、症状を抑えてくれるだけ。」

という言葉を聞いて、はじめて、ものすごーく基本的な疑問に行き当たったんだった。

なぜ熱が上がるのか? 
なぜ、咳や鼻水が出るのか?

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https://kids.gakken.co.jp/kagaku/110ban/text/1047.html


必ず症状には、原因と理由がある。

あるサイキックの人(憑依体質)は、霊が多くいる場所にいくと、
必ずといっていいほど、「くしゃみが止まらなくなったり鼻水が出る」って人がいました(笑)

きっと、この人の脳は、霊=ウイルス、バクテリアとみなして排除しようとしてくれてたんだろうね~。




まさに、なぜ風邪をひくのだろう?と考えていたときに、偶然にもこの本、風邪の効用に出会った。

この本から、少々抜粋してみる。


まず、野口先生の言わんとするテーマは、
    ↓

★風邪は病気というよりも治療行為 (風邪“を”治すじゃなくて、風邪“が”身体を治す)
風邪は治すのではなく、経過を観察して要所要所を調整することが大事と説く。



無理に早く治すと別の部位に負担を掛け、だるさや不調が続く。 全体のバランスを忘れない。





<風邪の原因>

●新陳代謝して生きている人間に建設と破壊が行なわれるのは当然」
風邪は身体の歪みだったり、冷えだったり、心理的な要因からも起こる。

●大切なのは弾力性。 身体のどこかからそれが失われると風邪を引く。
或る一部分が偏り疲労の潜在状態になって、そういう部分の弾力性が欠けてくると風邪を引く。

●頭を使い過ぎて頭が疲れたり、消化器系に負担をかけたり、体のどこかに偏った運動が行われ、働かせ過ぎた処ができると風邪を引いてしまう。



風邪の原因は、ウイルスによるもの・・・というのは衆知のとおりだけど、ウイルスなんて日常、そこらへんにいーーっぱいあるんだよね~。

なのに、元気なときは、私たちが知らないうちに、そういったウイルスを体が撃退してくれてるんだけど、弱ってるときは、見事に侵入されてしまう。
いままで、知らないうちに撃退してくれてた私の体に感謝!って気分になった。(←ようやく)


昔は、おばあちゃんに、
「薄着でいると風邪をひく」とか、「雨に濡れたままにしておくと風邪をひく」、なーんて言われたことがあったけど、
それは原因じゃなくって、「引き金」だったんだなあ。

風邪の原因は、あらゆるストレス。
勉強し過ぎて頭が疲れすぎても・・ストレス!



<風邪をひいてしまったときの対処の仕方>

●風邪は体の調整機能なのだから、適切に経過させてあげることによって、体が強くなる。
普段から体を適切に扱いながら、風邪を楽しんで体が治りたいように治してあげる。

そこで、

<具体的な対処の仕方>

●身体を緩め、冷やさず、温め、汗を拭く、熱が下がったら安静にして、水分を多めにとる。
 
●緊張すると背中がコチコチなってるので、常にリラックス、猫背にならないように。

●消化器が弱ければ足を組んで寝て、梅雨の風邪には体を捻じる。夏風邪は後頭部を温める。

●重要なのは背骨で呼吸することで、経過が早まり、体も整う。


「背骨で呼吸する」というのは、簡単に考えて・・腹式呼吸でいいと思う。
(自分の弱っている箇所を意識して、腹式呼吸)



<大事なポイント>

●大概の人は風邪を引くような偏り疲労を潜在させる生活を改めないで、風邪を途中で中断してしまうようなことばかり繰り返しているのだから、いつまでも体が丈夫にならない」

●或る一部分が偏り疲労の潜在状態になって、そういう部分の弾力性が欠けてくると風邪を引く。
風邪を引いた後、その偏って疲れている処がまず弾力性を回復してきて、風邪を経過した後は弾力のあるピッチリした体になる。


以上です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この本は、昭和37年に出された本だ。

当時、どんどん西洋医学に向かってまっしぐらだった時代に、なんともまあ、常識とは真逆の視点!
この時代だったら、あんまり見向きもされなかった本かもしれない(笑)

でも、とくに現代人には必要な本かもしれない、と思う。
とくに、多くの日本人には!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここであえて述べるまでもないけど・・
日本は、西洋医学に完全に染まってしまったような国だ。

薬の売り上げは、おそらく世界一・・とまで言われている。
インフルエンザ治療薬のタミフルも、これほどまでに摂取してる国はないといわれている。

http://sharetube.jp/article/1418/


アメリカもかつては、そんな国だったらしいけど、
現在のアメリカで、私の周囲を見渡す限りでは・・・それほど薬だけに頼っている人は少ない。
(もちろん風邪薬だけに限ったはなしではない)

病気になったときの対処法もさまざまある。

①自然療法【ナチュロパシー】食事療法、芳香療法、鉱物療法
②整体療法【オステオパシー】指圧、鍼灸、呼吸法、ヨガ、ストレッチ、カイロプラクティック
③心理療法【サイコオパシー】瞑想、色彩療法、音楽療法、催眠療法、思考場療法、自律神経訓練法
④同種療法【ホメオパシー】極微量の毒で健康を増進




こういったものは、代替医療と呼ばれていて、
日本の場合は、民間医療同様に、西洋医学の見地からはいまだに低く見られているのかもしれない。


しかし、現在のアメリカでは、病院でさえ、こういった代替医療を多く取り入れているところもかなり多い。
(私の知人は、病院専門で働くチェロリストだ。 その病院では音楽療法を取り入れている)


つまり、整体医療分野である「野口流」についても、まだまだ、一般的には知られてないのかもしれない。


「風邪は万病のもと」とも言われるけど、

あらゆる大病となる前に、風邪をひくことによって、私たちに大事なサインを送ってくれてるようだ。

私たちは、それに気がつかなければならない!


最も大事なことは、自分で「気づくこと」ではないだろうか?

おそらく、病院にいってドクターに聞いたところで・・原因なんて、ほとんどわからないと思う。


風邪をひいたといえば、
「今、流行ってますからね~。」

40肩になったときは・・
「いやあ、仕方ないですよ~。 誰でも年齢とともに・・・。」

と、曖昧な物言いが多い。

しかし、必ず、その病気(症状)になる原因はあるのだ。


だからといって、それを、ドクターに尋ねたところで、わからないのは当然だと思う。

日頃からその患者が、どういった食生活を好み、どのように生活して、どんなストレスを抱えているかなんてまで、よっぽどのサイキック・ドクターでもない限り、わかるわけないのだから!


それを一番知ってるのは、自分自身なのだ。

だからこそ、
病気は自分の体に聴け!


西洋医学とドクターだけに依存してしまったら、病気は治癒しない・・と思う。

盲目の依存心からは、どんな病気だって治癒できない気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

風邪の効用という本には、さまざまな風邪の対処法も書かれているけれど・・

それすらも、自分の体に聴いて、自分で方法を探し当てることが一番だと思う。

55年も前に書かれた本でもあるし、現在の風邪ウイルスとは違っていたかもしれないし・・
梅雨の風邪、冬にひく風邪と言われたって・・私のようなアメリカ西海岸では、梅雨もないし、日本の冬とも大きく違っている。


それでも、私は「ものすごく納得」してしまったんだけど・・

この本に書かれていることが「正しい」から、すべてその通りに・・と思ってしまえば、それもまた依存でしかなくなってしまう気がする(笑)


たとえば、体がだるくなったときに、特製ドリンクを作って飲むのは、あくまでも私の方法であって、さまざまなことから見聞きして、自分で試しながら行きついた、「今のところ、一番私に合ってる方法」にしか過ぎない。

人によって、なべ料理を食べるとか、熱燗の日本酒だとか・・熱い風呂にXX分入るとか・・さまざま(笑)

医者と薬だけに頼ってしまう人たちには、そうやって、まず自分の方法をみつけて欲しいなあ~と思うだけだ。



私が、野口晴哉先生の本で、一番感銘を受けたこと=一番好きな点は、

●風邪をポジティブにとらえているということ
体が治癒させようとして、さまざまな症状を引き起こしている。

●病気することで細胞が入れ替わる。 風邪をひいて細胞を活性化する。

結構辛い症状であっても、デトックスされて細胞が入れ替わってるんだ~。
これでまた、弾力性が取り戻せるんだ~。

と思うと、あまり辛さも感じなくなる。

むしろ、風邪に感謝!私の体に感謝!って思えるようになったことだ。



それより怖いことは、こっちの方かもしれない。

●人間はだんだん弾力を失って死ぬ
●体が鈍くなっていると、病気も異常も感じない
●風邪を引かない方がむしろ大病を患う危険が高いことがある



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなわけで、私は、そろそろ風邪をひいて寝込みたいな~と思ってるというわけだ(笑)

もちろん、そうなったら「風邪薬を飲まずに、風邪の経過をみながら楽しみたい」と思っている。


あ、だからと言って、すべての西洋医学や薬を否定しているんじゃないんで、そこは誤解しないように。

私が否定するとしたら・・盲目的に西洋医学だけだ!と思ってしまう依存心だ(←かつての私のような(笑)


もちろん、いざというとき、必要とあれば・・・私だって、超・強力な風邪薬だって飲む!

いざというとき・・?

風邪で40度の熱で、フーフーいってたとしても・・・

信長軍にウチの城が責められそうになっていて、家臣と妻子一同に、親方様~!と頼られてるとき(←アリかよ?)

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http://buenoskozo.blog72.fc2.com/blog-date-201202.html


愛する人が、砂漠で死にそうになってるとき(←ネコかよ? なんで砂漠?)

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車をぶっ飛ばして砂漠に救助に向かう!のに、熱は急激にで下がってもらわなきゃならない。


こうゆうとき以外は、私の体に敬意を払いたいと思うので、風邪薬は飲まないことにしてる。



あ、そうそう、もうひとつ。

「人間の体は、思い浮かべるということの方が、意志とか努力とか気張りとかいうことより、もっと直接に働きかける」のだとか。


風邪をひいたときは、暖かくしてリラーックスして寝ながら、楽しいことをいっぱい想像したい。
治ったあと細胞が活性化して美しくなった自分とか~♪


なのに~まだ、風邪をひいてくれない~!
ここらで、風邪をひいて休みた~い!(←そこかよ!)

ハート・スートラと般若心経と空(くう)

サンフランシスコ郊外に、タサハラ(Tassajara)って場所があるのだけど・・そこは超ド田舎。
ところが、そこには有名な禅寺があります。

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どうゆうところかというと、詳しくはこちらの写真を参照ください。
    ↓
タサハラ・静寂・禅・温泉



私は、ここの禅寺の存在は、ずいぶん前に、ハンク・ウエルスマンの「スピリチュアル・ウォーカー」という本を読んだときに知ったのが最初でした。

へえ~、ハンクさんも禅寺に通ってたんだ~と。
*ハンク・ウエルスマンは人類学の教授

また、以前にも
スティーブ・ジョブスを思い出すというブログをアップしましたが・・スティーブ・ジョブスもまた、禅寺に通ってたというのは、有名な話です。


なぜか、アメリカ人には、根強いZENファンがいるらしい。
とはいっても・・そのほとんどが「知識階級」つーか、「意識レベルが高い人」つーか・・・そうゆう人たちに限られてはいるようですが・・。
クォンタム・リープ(Quantum Leap)を目指し、仏教(禅)について考えたり、思索を深めたりするような人たちのこと。



最近、ある知人から、そこの禅寺に宿泊してきたよ~と聞いたばかり。(夏場は宿泊できるホテルにもなってる)


その人は、とくに禅やスピリチュアルに興味があったわけではなく、

「ただ、文明からシャットアウトされた自然の中で、お坊さんたちが作るオーガニック料理を食べて、のーんびりしたかったから」

というのが理由だったそうです。(←うん、うん、私も同感)

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しかし、そこで、「初心者のためのZEN」というセッションに参加して、ハート・マントラの小冊子をゲットしてきたそうです。


さっそく、それを見せて頂いたんですが、

ハート・マントラ(Heart Mantra)

なんだ! これって、般若心経の英語訳じゃないか!

と、気がついたわけです。

そういえば、般若心経は、密教や禅宗で用いられてる有名なお経ですよね~。

また、つい最近のブログ記事、
沙門空海唐の国にて鬼と宴す_読書感想文の最後の部分に、般若心経のことをアップしたばかり。

あらら~、なんかシンクロを感じるなあ、と思い、さっそく英語版の、ハート・マントラを読んでみました。

あらら、すっごく簡単でわかりやすい~♪



それに比べて・・なんで、日本語版って漢字ばっかで難しいんだろ?っと、あらためて思ったわけです。

@だって、これだもん@
  ↓

仏説・摩訶般若波羅蜜多心経
観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離・一切・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経




こんなん、いったいどれだけ勉強して、どれだけ知識を詰め込めば理解できんだよ!と、うんざりしてしまって、すっかり「般若心経」のことは、投げちゃってました。

そもそも、
ウチの檀家は、密でも禅でもなく、浄土宗だったか浄土真宗だったかで(←それすらもわからん、いい加減なのだ。)
般若心経を唱える人も身近にはいませんでしたから。(←言い訳はもう、いい!)



仏教といえば難しい漢字

その漢字だらけのお経を、お坊さんが読経してくれて・・一般人には、意味さっぱりわかんないけど、「ありがたいもの」

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として、神妙に我慢して聞かなきゃならないもの・・そうゆうもの、って思い込んでたような気がします。


日本人は「仏教=お経=漢字」、という固定観念というか、「思い込み」を持ってるんじゃないかな?

つくづく、そんなことを感じました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『般若心経』は、ご存じのとおり、600年代に三蔵法師玄奘(さんぞうほうし・げんしょう)さんが、インドにまで行って、持ってかえってきた経典のひとつ。

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こうゆうものだったそうです。(模様にしか見えんのだが・・)
    ↓
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(世界最古のサンスクリット語写本は法隆寺にあるそうです wikiより)


古代インド語(サンスクリット文字)で書かれたものを、玄奘さんが唐語に訳して、それが日本に入ってきて、
それが、ずーーと日本で用いられてきたってことのようです。

*また別ルートで、サンスクリット語(古代インド語=梵語)がパーリ語(古代インドの口語)に訳されて伝わったものもあるとか。
ややこしいなあ・・。 ややこしいから、こっちの話は無視。




そりゃ、難しいわけだ~!



ようするに~翻訳はすべて唐時代の漢字にしちゃうわけだし・・

たとえば、正式名称の『般若波羅蜜多心経』というのは、
サンスクリット語で『プラジュニャー・パーラミター・フリダヤ』(Prajñā-pāramitā-hṛdaya)

って発音がもと。

サンスクリット語の prajnã(プラジュニャー) の俗語形(パーリー語)が(pannã:パンニャ)で、

その音をそのまま漢字に写したのが、「般若」(ハンニャ)になってるそうです。



漢字でみるものじゃなくって・・本来は「音」から感じ取るものかもしれませんね。


私なぞは、ずーーとこっちのハンニャかと思ってたもんです。

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さて、ハンニャの意味ですが、

これは、「人間が真実に目覚めたときにあらわれる根源的な叡智のこと」
だそうです。

<<叡智>>


こうなると、宗教というよりフィロソフィーだよね~。
ああ、よかった~!


実は・・私はもともと、宗教には拒否反応を持ってましたもんで(笑)

なぜかって?

つまりですね~、こういったドグマが苦手だから!

XXしちゃいけない!
XXしなさい!

みたいな~。

禁止事項のオンパレード。

そこで、なんでやねん?と聞いたところで、
「それが、神様仏様の教えだからです!」

としか言われなかったし・・

それじゃ、返事になっとらんじゃないかい!
そんなん、学校の校則だけでも、うんざりなのに~

ああ!余計なお世話だ!


で、拒絶反応を持ってしまったってわけです。




この英語版の、ハート・スートラ(Heart Sutra)は、ちゃんとオンライン上にも載ってるんですね。
    ↓
The Heart Sutra and Key Concepts of Buddhism


この下に、元々の漢文と、現代語訳をつけたものがこちらになります。
    ↓

Avalokiteshvara Bodhisattva, when practicing deeply the prajna paramita,
perceived that all five skandhas in their own being are empty, and was saved from all suffering.

  ↓
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄

求道者にして聖なる観音様は、深遠な智慧の完成を実践していたとき
存在するものには5つの構成要素があることに気づかれた。
しかも、その本性からいうと、5つの構成要素とは、実体のないものであると気づかれた。


"O Shariputra, form does not differ from emptiness, emptiness does not differ from form;
that which is form is emptiness, that which is emptiness form.
The same is true of feelings, perceptions, formations, consciousness.

舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是


おお!シャーリプトラよ、 この世において、物質的現象は実体がないということであり、実体がないからこそ、物質的現象でもある。
実体がないということは、感覚も、知覚も、表象も、意識も、すべて実体がないのである。



O Shariputra, all dharmas are marked with emptiness: they do not appear nor disappear, are not tainted nor pure, do not increase nor decrease.

舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄不増不減


シャーリプトラよ、この世においては、すべての存在するものには実体がないという特性がある。
生じたということもなく滅したということもなく、汚れたものでもなく、ピュアなものでもなく、減るということもなく増すということもない。



Therefore in emptiness, no form, no feelings, no perceptions, no formations, no consciousness; no eyes, no ears, no nose, no tongue, no body, no mind, no color, no realm of eyes, until no realm of mind-consciousness; no ignorance, and also no extinction of it, until no old-age and death, and also no extinction of it; no suffering, no origination, no stopping, no path, no cognition, also no attainment.

是故空中無色無受想行識無眼耳鼻舌身意無色声香味触法無限界乃至無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死亦無老死尽無苦集滅道無智亦無得


それゆえに、実体がないということは、物質的現象もなく、感覚もなく、知覚も表象もなく、意志もない。
眼もなく、耳もなく、鼻もなく、舌もなく、身体もなく、心もなく、かたちもなく、声もなく、香りもなく、味もなく、触れられる対象もなく、心の対象もない。眼の領域から、意識の領域にいたるまでことごとくない。
(さとりもなければ、)迷いもなく、(さとりがなくなることもなければ、)迷いがなかうなることもない。 そして、老いも死もなく、老いも死もなくなることはないということに至る。
苦しみも、苦しみの原因も、苦しみを制することも、苦しみを制する道もない。知ることもなく、得ることもない。


With nothing to attain, a Bodhisattva depends on prajna paramita and the mind is no hindrance. Without any hindrance,
no fears exist. Far apart from every perverted view one dwells in nirvana. In the three worlds all Buddhas depend on prajna paramita and attain unsurpassed complete perfect enlightenment.

以無所得故菩提薩依般若波羅蜜多故心無礙無礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提


それゆえに、得るということがないから、諸々の求道者の智慧の完成に安んじて、人は、心を覆われることなく住している。
心を覆うものがないから、恐れがなく、顛倒した心を遠く離れて、永遠の平安に入っていけるのである。過去・現在・未来の三世にいます目覚めたひとびとは、すべて、智慧の完成に安んじて、この上ない正しい目覚めを覚り得られた。

Therefore, know the prajna paramita is the great transcendent mantra, is the great bright mantra, is the utmost mantra, is the supreme mantra, which is able to relieve all suffering and is true not false.

故知般若波羅蜜多是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪能除一切苦真実不虚


それゆえに、人は知るべきである。 智慧の完成の大いなる真言、大いなるさとりの真言、無上の真言、無比の真言は、すべての苦しみを鎮めるものであり、偽りがないから真実であると。



So, proclaim the prajna paramita mantra, proclaim the mantra that says,
Gate, gate, paragate, parasamgate! Bodhi! Svaha!"

故説般若波羅蜜多呪即説呪曰呪即説呪曰
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶


その真言は、智慧の完成において次のように説かれた。
ガテー ガテー パーラガーテー パーラサンガテー 
ボーディ スヴァーハー (意訳: 往ける者よ、往ける者よ、彼岸に往ける者よ、彼岸に全く往ける者よ、さとりよ、幸あれ)
佐々木閑の現代語訳より




ここのサイトには、ちゃんと初心者でもわかるような説明が載ってました。


ポイントは・・

These are the five skandhas (aggregates):
宇宙すべては「五蘊(ごうん)」から出来ている。

しっかし・・五蘊って漢字、難しいよなあ。
こんなん、早い話、ファイブ・エレメンツってことやん。



この英文サイトから、ひっぱって、五蘊(ごうん)の説明をすると・・

★みることの出来る現象・物質的な存在


●Form⇒「色」(しき) 
たとえば、火のついたレンジがあるとする。

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★他の4つは、みることのできない人間側の世界=すべて心や精神

●Feeling(感覚)⇒「受蘊」
ガスコンロを熱いと感じるのも、目で火をみるのも・・すべて感覚

●Perception(知覚)想い浮かべる作用(概念)⇒「想蘊」
コンロの火を触ったら、熱いぞ~と。

●Impuls(衝動)、自己の心の働く方向、意志ともいえるかな⇒「行蘊」
コンロの火に触れた途端に、手をひっこめる

●Consciousness(意識)自己の心でとらえている状態(意識⇒「識蘊」
コンロの火に触れて、やばっ!あちちっ!ってなる。


で、こうゆうのって、ぜーーんぶ、「空」(Emptiness)なんだよ!ってのが、最重要ポイント。

「空」なんですね~。

そもそも、「空」という語自体は仏教が編み出したものではなくって、インドではごくありふれた語のひとつだったようです。
この「空」の概念から、数学史上最大の発見といわれる数字の「ゼロ」を導き出したのもインド人の功績。

インド人、恐るべし!
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インド仏教徒は、瞑想の極致のヴィジョンとして、「空」を発見したといわれています。



ところが、般若心経の中で
「空」って言われてしまうと、それって「無」ってこと?
と、そっちに行ってしまって・・

なんだか、すべてが虚しい気分になってしまいがち。(←以前の私、まさにこれでした。 仏教の教えみたく、すべてが無なんていってしまったら、努力したって虚しいじゃんか!と思ったもんです。)

それにしても、後半は「無」って言葉のオンパレードですもんね~。


ところが、ちゃーんと、ここには「空」の説明も載ってました。

Emptiness is not nothingness.
It is the other side of interdependence (pratityasamutpada).



「空」は「無」ってことではないよ~。

それは、ある意味、interdependence(お互いが関係しあって持ちつ持たれつの関係)ってことでもあるんだよ。
って言ってます。

カッコの中に入ってる言葉は、なんだか難しくって聞いたことが無い単語・・・pratityasamutpada
これは、因縁生起(いんねんしょうき)といったような意味で、 因とは果を生起させる直接の原因、縁のことなんだとか。


すごくわかりやすい!!

とにかく、こーんな難しい漢字をみてるよりは、断然わかりやすいもんね~。
  ↓
観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄



もちろん、こういった難しい漢字に対する日本語の解説書もいっぱいあるんだけど・・いずれも解説書を読めば読むほどわからなくなってしまう。(←それは、私の理解力&知識の問題なんだろうけど)


とくに専門的なことに関しては、英語の方が、日本語よりもわかりやすい表現が使われてることが多い気がしますね。
余談だけど・・昔の日本の「編み物の本」なんて・・専門用語だらけでさっぱりわからんかったもんね~!


おかげさまで、先日にアップした、沙門空海唐の国にて鬼と宴すの、夢枕獏さんの「般若心経」解説と、今回のハート・スートラ(Heart Sutra)のおかげで、今、ようやく自分なりに見えてきた!って気がしてます。


そもそも般若心経は、観自在菩薩さんが、シャカの一番弟子だったシャーリプトラさんに話し聞かせてる形をとってたんですよね~。

おお! シャーリプトラよ!なんて、呼びかけがあるし、実にわかりやすいし、親しみも感じる。
漢文だと、ただ「舎利子」としか書かれてないんだもんなあ。 (←わかるわけないやん!ブツブツ)

シャーリプトラさん
   ↓
monksya.jpg
http://jayarava.blogspot.com/2011/09/sariputta.html


もちろん、前述したように解説書はいっぱいあります。

また最近では、現代語訳の解説書も多くあるようだし・・中にはロック調なんてのもあったり、Youtubeで聴けるのもあったりと、実にバラエティーに富んでますね~(笑)

ただ、それぞれの人によって、若干の解釈の違いは個々にあるようです。

とくに、「空」を、どのようにとらえるか?は、さまざまでしょうね。


私としては、やっぱ・・これですかね。

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   ↓


そのときの『現実』は君の脳が解釈した、単なる電気信号に過ぎないんだ。
マトリックスという映画から「厄介な脳」を知った日



なので、

宇宙 全て の 物質的 な 存在 「色」を除けば、全部自分の脳が作り上げた実体が無いもの。
「空」ってわけです。

だからなにもかもが本来は「無」=NOともいえるもの。
*ただし、この場合のNOは否定の意味じゃないです。

No「無」で始まるオンパレードがここまでくると、もう、壮観としか言いようがないですね~!
   ↓

no form, no feelings, no perceptions, no formations, no consciousness; no eyes, no ears, no nose, no tongue,
no body, no mind, no color, no realm of eyes, until no realm of mind-consciousness; no ignorance,
and also no extinction of it, until no old-age and death, and also no extinction of it; no suffering, no origination,
no stopping, no path, no cognition, also no attainment.

是故空中受想行識眼耳鼻舌身意色声香味触法限界乃至意識界明亦明尽乃至老死亦老死尽苦集滅道智亦




釈迦のもっとも基本的な教えの「八正道」の教えさえだって、「無」だし、
  ↓

1.正見(しょうけん):正しく見る、 2.正思惟(しょうしゆい):正しい思い、 3.正語(しょうご):正しい言葉
4.正業(しょうごう):正しい行い 5.正命(しょうみょう):正しい仕事、 6.正精進(しょうしょうじん):正しく精進
7.正念(しょうねん):正しい気づき、 8.正定(しょうじょう):正しく意識


六波羅蜜だって「無」だあ!
   ↓

1布施(ふせ)親切心、2持戒(じかい)言行一致、3忍辱(にんにく)……忍耐
4精進(しょうじん)……努力、5禅定(ぜんじょう)……反省、6智慧(ちえ)……修養


これでもかあ!!
いえぃ! じゃじゃ~ん!
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ところが、ここらへんの部分に反感を感じる方々もいらっしゃるようで・・・

「八正道」や「六波羅蜜」までもが、「無」ってのは、ありえないだろ!
お釈迦様が、煩悩を無くし人々を救済するための教えまでもが「無」というのは暴言だ!
と思われてしまうようです。



しかし・・ここで言う「無」というのは、否定してることじゃないし、「八正道」や「六波羅蜜」を実践したって意味ないぞ~ってことじゃないと思います。


宇宙の法則(真理)を述べてるだけで、それに「気づいてくださいよ」というのが、般若心経のメッセージじゃないかと思うんですけどね~。(私の理解ですが・・。)


じゃあ、般若心経というのは、どうするべき?って説いてるんですか?
って聞かれたことがあるんですが・・

そんな答えは、どこにもないと思います!
どこにも答えは書いてないと思います。


すべては人の想念が作り出したもので「空」であり、物質世界もまた「空」
その相互関係の中で、常に変化し続ける世界の中で生きてるってことに、まずは「気づいてください」


それだけのメッセージじゃないでしょうか。

そして、それだけが「ものすごく大切」なことじゃないでしょうか?

「気づく」ということが。



気づいた上で、あとは各自が自分で道を選択してくださいね~、ってことだと思います。

だから、何も書かれていない。


気づいた人が、自ら選択して「八正道」や「六波羅蜜」を実践していく道を選んだのなら、それは立派な道ではないでしょうか?

ただし、

「気づき」無くして、お釈迦様が説いたからというだけで「八正道」や「六波羅蜜」をがむしゃらに実践したところで、煩悩がなくなるどころか、なんだか・・ますます深~くなっちゃいそうな気がします(笑)


さて、あなたは、どんな道を進みますか~?


うーーん・・・私は?

「八正道」や「六波羅蜜」の実践?・・・いや、違うな。

脳の電気信号に惑わされず、ネガティブなものだけは追っ払って、常に楽しいことワクワクすることにフォーカスして生きたいなあ。
もちろん「楽しいこと」も「ワクワクすること」も、「空」であるのは承知の上。

でも、だからこそ、逆に生きてる喜びみたいなものがあるような気がするんですよね~。

やっぱり、こんなカンジかな。
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そういえば、空海さんは、
『般若心経』は小乗、大乗の諸宗と真言を含めたあらゆる仏教の思想と行果が凝縮された、重要な経典と捉えていたようです。

彼自らも、般若心経秘鍵という注釈書を書いてます。



後半部分、あの「無」=NOという言葉が連続した最後に、ガテー ガテー パラーガテーという真言で高らかに歌い上げて締めくくっちゃうとこなんて、

まさに、夢枕獏さんの言葉を引用すれば・・
「そのよう な美、 あるいは知恵の完結を、 どう でも いいとでも言う よう に、『般若心経』 は、その最後で高らかに叫ぶのである。」

やっぱ、阿波踊りですかね~(笑)

サンスクリット語(梵語)で、

Gate Gate Paragate
ガテー ガテー パラーガテー
Parasamgate Bodhi Svaha
パラーサンガテー ボディー スヴァッハ


(この真言は、ある霊能者によると、かなり強力な魔除けにもなるとか)

ここは真言として唱える部分なので、あえて訳されなかったようだけど、こんな意味らしい。

行けるものよ、行けるものよ、
彼岸に行けるものよ、
彼岸に完全に行けるものに、幸いあれ!




♪~踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃそんそん~♪

なんか似てません?(←違うって!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私はハート・スートラ(Heart Sutra)を読んでるときに、ずっと、ジョン・レノンのイマジンのメロディーが浮かんでました。


この歌もまた、
天国なんてない。 地獄だってない。
国だってないんだ。・・・って、NOの連続ですもんね~。


そういえば、ジョン・レノンも、仏教(Zen)に傾倒していたことでも有名な人でしたね。
オノ・ヨーコさんの影響だったともいわれてますが・・。

ジョン・レノンが「気づき」の先に、行きつく道は、この、イマジンの世界だったのかもしれませんね。

異常気象に気象兵器か

今朝、運転中に厚い雲の間から光がさしている光景をみた。


運転中なので写真は撮れなかったので・・これはイメージ写真
   ↓
qualche raggio di sole tra le nuvole scure , by Ipoenk Graphic

どんより曇って薄暗い朝、厚い雲の間から差し込む光が、妙になまなましく美しい~!



Every cloud has a silver lining.
「どんな暗雲にも銀の内張り(雲の縁から見える光の部分)がある」

な~んて言葉を思い出していた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、フロリダ方面は、すごいことになってるというのに!

ここは実に穏やかだけど(今のところ・・)、フロリダを襲ったハリケーンは今までになく凄まじいものらしい。

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このハリケーン「マイケル」は、メキシコ湾を北上中はカテゴリー1だったのに、急に勢力を強めて3になり、上陸時には4になったという。 さらに勢力を強めて最大の5を上回るのではないか・・という予測もある。

すでに、ここ最近の状況から、カテゴリー6も、設定すべきではないか!という声も上がっているそうだ。

それだけ、近年は巨大な規模のものが増えているということだ。

今後、アメリカで見たことがないような「破壊の光景」が出現したとしても、な~んの不思議もないことなのだ。



2017年、去年のハリケーン「ハービー」は、壊滅的な洪水で記録的被害になってしまったけど・・

今回のハリケーンは、かつてないような暴風が特徴のようだ。

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https://weathernews.jp/s/topics/201709/080145/


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のハリケーン「マイケル」とは逆に・・

前回の、サウスカロライナ州に上陸したハリケーン「フローレンス」もまた、実に不思議なヤツだった。


上陸時には、カテゴリー4だったのに、一気に1に弱まる・・という極めて珍しいケース。

Hurricane Florence Joins the Ranks of Weirdest Hurricane and Tropical Storm Tracks



まさに、今回の「マイケル」とはマ逆なのだ!



しかも、フローレンスは大西洋を西進しアメリカに上陸、その後もそのまま西に進むという・・実に奇妙な動きをした。

1857年(アトランティック・ハリケーン)以来、こんなヘンな動きをしたハリケーンは一つもないのだそうだ。



「奇妙な動きをする」というのは、9月に日本に上陸した台風も同様だった。

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どうみたって・・中国大陸まっしくらだったのに、くいっと右に曲がって日本上陸したのだ。




最近の特徴として、こんなことが言えそうだ。

●台風やハリケーンなどが、まったく予測のつかない進路をとったり、時期外れにも到来する

●台風やハリケーンの強さが、急激に増したり弱まったりもする

●今まで地震が起きなかった地域で、地震が起こる




また、ここ数年前からは、今まで寒かった地域が信じられないような暑さに見舞われたり、砂漠が花畑になってしまったり・・
逆に、暑かった地域に雪が降ったり・・。



いつも、こんなとこだったのだが、

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こうなっちゃったり。

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https://www.huffpost.com/entry/atacama-desert-flowers_n_59a806b0e4b0a8d145738250



熱帯地域が雪に覆われてしまったり・・

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キリンやアフリカゾウが雪に覆われてるなんて・・。

すべてといっていいくらい、異常なのだ。

こんだけ・・頻繁に異常が起こると、
異常であることが正常に感じるようになってしまう。



「なんだって、こんな不思議なことばかり起こるんだろう?」

「そりゃあ、HAARP(気象兵器)を使って、人為的にいろいろやってるからだろ!」

と、事も無げに言う人たちが多い。


たぶん・・日本に住んでいる多くの人たちに、こんな話をしようものなら、

「荒唐無稽なありえない話」
「陰謀論・オカルト話」

と笑われてしまいそうだけど、アメリカに住んでいると笑えないものがある。



世に明らかにされてはいないことだが、そうしたテクノロジーを人間は既に持っているのだ。 

それは、米国や中国、ロシアなどの軍事部門が、密かに開発した 気候変動に関するテクノロジーなのだ。 


その一つが上層大気に影響を与え天候をコントロールするHAARP(ハープ)

ただし、「気象コントロール兵器」は、1978年に国際条約で使用が禁止されている。
表向きは・・(笑)


今回使用したと思われている気象兵器では、最新式のマイクロ波によって、上空の電離層の電子数を急増させるタイプだったという。 

さらに、このマイクロ波兵器は台風やハリケーンを発生させることが出来るだけでなく、自然発生したハリケーンや台風の規模を大きくしたり小さくしたりすることも出来るとか。 


なるほど!

それなら、ハリケーン・フローレンスが勢力を一気に4から1に弱くなった理由も納得。


また、ハープとは別に、ハリケーンを人為的に弱体化するために、ハリケーン上空に航空機を飛ばしてヨウ化銀を散布した実例も報告されている。



なかなか「気象兵器」についての記事は、日本語では少ないのだけど、いくつかあったので参考までに。

IN DEEPさんからの記事より
    ↓
気象コントロール戦争レースの行く末は… : 世界最大級の「高層電離層の攪乱システム」を建設している中国政府。そして「2025年までに気象を手にする」と宣言したアメリカ政府。「地球の気象を牛耳る」のはどちらか

(南極大陸とアフリカ大陸の西側の海域から米国とアフリカの中間点、つまりハリケーンの進路に向かってマイクロ波が照射されている宇宙写真が掲載されたIn Deep の記事)



【警告】地震・気象兵器「HAARP」が大規模実験を開始&再稼働! 【警告】地震・気象兵器「HAARP」が大規模実験を開始&再稼働! 4月14日まで、スポンサーは米軍や政府機関…来るか天変地異!?


世界最大級の高層電離層のかく乱システムを建設している中国政府

2025年までに気象を手にすると宣言したアメリカ政府


これも新たな戦争・・・。


しかし、気象兵器を使うことによる「副作用」は、どんな結果を招くのだろう?

たとえば・・・戦争のための兵器として使わずに、単純に地域の被害をなくす為に使用したとしても・・


こーんな、自然の莫大なエネルギーを抑え込むということは
      ↓
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なんらかの「副作用」が起こると考えた方が自然だろう。


その結果が現在の「異常気象」を招いたのか・・・?
さて、そこまではわからない。



現代のテクノロジーは、たしかに目を見張るものがある。



これは2016年にアップした記事だったけど、「亡くしたペットのDNAを使ってクローンを誕生させることに成功した」という内容だった。   ↓
サルの手の怖い話から現実のクローン化社会へ


愛するペットが亡くなれば悲しい → だからクローン化させて蘇らせる。

それは飼い主のため?

それとも、ビジネス(マネー)のため?

両方でWin-Winってことか・・・。


そもそも、「同じDNAを使って誕生して外見がそっくりだったとしても・・それはまったく別のパーソナリティーを持つもの」としか私には思えないのだが・・。


このように、我々のテクノロジーは目覚ましい進歩を遂げ、生命の誕生も、気象も操れるようになってきている、ということだ。



気象兵器については、おそらく一般人に明かされれることはないだろう。

1978年、国際条約で「気象コントロール兵器」の使用が禁止されるから。



だからといって、それを守るわけがなかろーが。(笑)

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今までの歴史上を振り返ってみても・・アメリカが守るわけがない!

それに対抗しようとすれば、ロシアだって守るわけがない!

やる気満々のイケイケ中国が守るわけがない!



そして・・国民だけが何も知らされないままに、

「気象兵器はますますバージョンアップしたものが完成しつつある」ということだ。



何も知らされてないけど・・・・


「ああ、また気象兵器でも使ったんだろうよ。」・・・と、多くの人が言う。

ただ、一般人には調べようもなく、調べたところで証拠もつかめず、下手すりゃ、消されるだけだから・・

陰謀論ということにして、みんなで真実をしゃべりまくってるのかもしれない。

知らされてないけど、証拠もないけど・・誰もが知ってる。

ヘンな世界だ!



それでも、

「雲の向こうはいつも青空」(There is always light behind the clouds)


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雲から差し込む光、これを、「エンジェルズ・ラダー」という言葉もある。

または、聖書から 「ヤコブのはしご」

「レンブラント光」・・たぶん、光の画家から


暗い雲の間から差し込む光を見ていると・・

「それでも明日はやってくる」

「人間万事塞翁が馬」


「風と共に去りぬ」だったら、"Tomorrow is another day"だ(笑)

こんな言葉が続々と浮かんでくる。


何が起ころうと、人は立ち上がることができるし、明日は来るし・・
人は強いなあ~って思う。

とくに、庶民パワーは!(笑)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す_読書感想文

沙門空海唐の国にて鬼と宴す を読んだ。


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夢枕獏さんが、17年かけて書き上げたってことだけど、かなり豊富で盛沢山な内容で面白かった~♪

804年、空海が遣唐使として長安に渡るところから物語は始まるんだけど、

中身は、「空海&密教」のみならず、

長安における様々な民族、宗教、楽や書、李白をはじめとする詩、さまざまな仏典からの引用、

さらに歴史においても、玄宗肯定と楊貴妃の時代の、安禄山の変
さらに遡って、項羽と虞美人、もっと遡って、綿畑の中で、始皇帝の時代の 俑 (よう)を発見したり・・と、実にワクワクさせてくれる。


ちなみに、始皇帝の時代の 俑 (よう)というのは、これのこと
   ↓
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https://rekijin.com/?p=14349


何千体もあるのだそうだ。 しかも実物大で精巧に出来ていて、一体ずつ顔立ちが違い、明らかに異国人の顔立ちも多くあるんだとか。
始皇帝、死後の世界でも地下帝国を築いていたのか?


こういった、ファンタジー・オカルト要素もいっぱいでつまってるミステリー仕立てのところが、日本版、ダ・ヴィンチコードとでもいったような作品だろうか。

中国の古代史からみても、民俗学から見ても、また、書や詩などから見ても、それぞれ楽しめる気がする。


さて、今回のブログは、My読書感想文みたいな内容で書いてみようと思うんだけど・・
完全にネタバレにもなりそうなんで、もしも、これから小説を読もうという方で、ストーリーを知りたくない!と思う方は、スルーしてくださいませ。




<空海について>

空海については、私も前々から興味があったので何度かブログにアップしてる。

空海さんのヒストリーのブログ記事
   ↓
空海とシュタイナーの関連性


空海さんは、もともとはエリート官僚養成機関で儒教を学んでたんだけど、20歳くらいのときにドロップアウト。

理由は、彼の学びたかったものが、「宇宙の理や命」についてだったから。
となると・・そりゃあ、儒教を学んでる場合じゃないよなあ~、やっぱ仏教だよ!

ってことになる。

儒教も道教も仏教も・・「教」という字がつくと、「宗教」を連想させてしまうし・・
特に私たち現代人は、宗教と聞くと、「人々を救済するため」と思いがちだけど、

たぶん、若き日の空海さんは、人々の救済するという意識よりも、知識欲だったような気がする。

それも、「宇宙の理や命を知る」といった、根源的で壮大なもの。

宇宙とは、
「宇」は「天地四方上下」(三次元空間全体)
「宙」は「往古来今」(過去・現在・未来、時間全体)
「宇宙」で時空(時間と空間)の全体を意味する。

また、「宇」は「天」、「宙」は「地」を意味し、「宇宙」で「天地」(あめつち)のことを表す。
(中国の戦国時代の書物・「尸子巻下」や漢代の書物・「淮南子斉俗訓」に記されているそうだ。




学問の選択肢がほとんどなかったような時代、彼が仏教へ向かうのも自然だっただろうなあ、と思う。


ところが、仏教といっても当時の仏教といえば、
南都六宗(なんとりくしゅう)といわれた、バリバリの奈良仏教の全盛時代! 

こりゃ、違うだろ~よ!


ようやく、空海さんがたどり着いた仏教が、→大日経

だけど、日本ではほとんど学べない。
当然ながら、これ以上学ぶには、留学するっきゃない!ってことになったんだよね~。

それが、「密教」


さて、夢枕獏さんが描く「空海」さんは、私たちと等身大の人間像に近く描かれている・・・(←私はそこが好きなんだけどね~)

空海さんて、どんなタイプの人?

書においても文においても抜きんでた才があり、各方面への膨大な知識がある人
それでいて、屈託ない笑顔で人を惹きつけてしまう。

人種や身分や立場といったものへの偏見も無ければ何のこだわりもない。
常に静かで穏やか、それでいて自然体で真摯な雰囲気を醸し出す人。

「不思議な男だな、おまえは!」・・というのが、相棒の逸勢さんの口癖だけど、多くの人に、同じことを言われる人だ。


本文中には、このように書かれている。
  ↓
「様々 な もの、 時 には 互いに 矛盾 する もの すら が、 その 矛盾 を 抱え た まま、 同じ この 男 の 内部 に 同居 し て いる よう なので ある。  
智 と 野性。   上品 と 下品。   聖 と 俗。」


矛盾するもの、相反するものすらが、自然に一体となっちゃってる人物。
だから、また面白い!


一方、空海さんの友達、橘逸勢(たちばなのはやなり)さんという人物がいる。

<橘逸勢(たちばなのはやなり)について>

この人もまた、留学生となって空海とは船の中で知りあって友達となる人。
ごく、フツーの人として描かれている。

エリート官僚を目指している人で、留学の目的は、当然、さらなる「儒学」を学ぶこと
海外留学で「ハクをつけるため」(←作中で本人が空海に語ってる)

これ、現代でも、アメリカ留学する人の中には、こういったタイプがいるんで、現代とダブって面白いのだ(笑)

ところが、逸勢さん、留学後の一番の悩みは語学力

もちろん、日本にいたときはエリートだっただろうし、日本で唐語は相当に学んできたはず。

ところが、現地に着いたとたん、通じない! わからない!(←これもよくある話(笑)

現地の人が誰でも、正しい美しい発音でゆっくりしゃべってくれるわけじゃないから。
日常の生活程度なら言葉の問題はないけど、専門分野を学ぼうとすれば、言葉の問題が壁になって、ついてけない!ってことになる。


最終的に、逸勢さんは語学の負担の少ない琴と書を学ぶことになり、帰国後は、書の一人者となったそうだ。
後に書に秀でた三筆の一人となっている。 (他の二人は、空海・嵯峨天皇のこと、3人とも同じ時代に生きた人だ。)


逸勢さん、ダメじゃん!と言いたいとこだけど、いかに日本で優秀な人であったとしても、これは当然の成り行きだろう。



わずか2年程度の留学で、ネイティブ同様に言葉を操れる空海の方が、フツウじゃないのだ。

空海さんの最も優れた能力は、語学力にあったのかもしれない・・。


それでも、空海さんが唐で一番時間を費やしたのは、梵語(サンスクリット語)を学ぶことだったそうで、
実際に、青龍寺の恵果和尚に密教を学んだのはほんの3か月程度に過ぎないという。

梵語(サンスクリット語)↓
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ようするに、唐語だけでは不十分で、インドから入ってきた経典、サンスクリット語も理解できなければ、
言葉から伝わる機微をキャッチできないということだろう。

たとえば、シェークスピアを日本語翻訳で読んだだけで理解したのと、原文も併せて読んで理解したのと理解度が違ってくるようなものかもしれない。


たしかに、空海さんは、天才・神童だったけど・・それでも語学の習得には時間を費やしている。
たぶん・・日本にいたときから、唐語だけでなく、サンスクリット語もある程度は独学してたのかもしれない。

だからこそ、青龍寺でほんの数か月で密教を学ぶことができたのだろう。


あ、そうそう・・
一緒に留学した最澄さんは通訳を同伴しての留学だったそうだ・・これだけでも、密教の理解度が違ってしまったのは明白だろう。


それほどまでに、語学は重要。
しかも、決してテキストブックだけで学べるものではないので、一筋縄ではいかない。
現地に行って、しかも多くの人たちと話すことで身に着けていくしかないのだ。

橘逸勢さんが、苦労したのも・・よーーくわかる(笑)


ところで、
橘逸勢さんという人は、どんな人だったのか?というと、

「哲学的 な 思考 よりは、 事実 や 現実 に 即し た 事象 や 知識 の 方 に、 逸 勢 の 興味 は ある」・・と書かれている。

彼の目標は、朝廷で重く用いられる立場になること。

そもそも・・儒学というものが、本文中から引用すると、
   ↓
「〝儒教 には、 宇宙 や 生命 について の 答え が ない〟  儒教 という のは、 結局、 極論 すれ ば 俗世 の 人 の 作法 の 学問 でしかない」

また、

「儒学では〝怪力乱神 を 語ら ず〟という こと が ある。  
現代 風 に 言え ば、 UFO だの 幽霊 だの 超能力 だ の という こと について は 語ら ないという意味。」



でも、空海さんと逸勢さんは仲がいい(笑)
常に二人一緒に、事件を解決していく相棒なのだ。


二人の会話をみていると、まるで、「陰陽師」の中の、安倍晴明と源博雅を彷彿とさせるシーンが多いんだけど、
キャラはまったく別。

逸勢さんは、どっちかというと自己顕示欲が強くて、バカを見下すタイプ。 出世欲バリバリ。
でも・・なぜか空海さんだけは好き! なぜか惹かれてしまうらしい。


逸勢さんみたいなタイプを俗にいうと、自分の才を鼻にかけた「嫌なヤツ」ってことになるんだろうけど・・

作中の言葉を借りると
   ↓
「情 よりも、 理 によって 言葉 を 選び つつ 話す 人間 の よう で あっ た。  
しかし、 その 理 の 裏側 には、 胸 が 苦しい ほどの、 情 が 溜め られ て いる ─ ─ その よう に 見え た。」


これは子厚さんという人物について書かれた箇所なんだけど、そのままそっくり逸勢さんにも当てはまるような気がする。



<長安という街>

ニューヨークは人種の坩堝(るつぼ)なんて言われるし、アメリカ人からも、「NYはアメリカというよりも、別の都市だよ。」って言われるけど、この当時の長安もそんなカンジだったのかもしれない。
いやいや、たぶん、それ以上に(笑)

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吐蕃(チベット),  西 胡(イラン)、大食(アラビア)、天竺(インド)、トルコ、ウイグル、さらに少数民族が同居する街で、
道教、仏教、密教、ゾロアスター教、マニ教、景教(ネストリウス派、キリスト教)、清真教(イスラム)が存在し、


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さまざまな物品が溢れている。
作品中でも、頻繁に瑠璃の杯、葡萄酒を飲んでるし、
西洋風の革靴を履いて歩くのも、当時のファッションとしてあったそうだ。

おそらく、この当時においては、世界一の都だったことだろう。



文中からの引用
  ↓
「革 の コート を 着、 膝 まで ある 革 の 長靴 を はい た 胡人 が 前 を 歩き、 横手 の 酒房 の 中 からは、 胡楽 の 音 まで 聴こえ て くる。   胡 という のは、 狭く とらえれ ば、 イラン の こと で ある が、 広く は、 西域 の こと を 指す 言葉 で ある。」

音楽も踊りもさまざま。

空海と逸勢は、始めて胡旋舞という踊りを目にしてびっくりする。

西域の碧眼の娘たちの踊りなんて・・日本の舞しか見たことない人々にはかなりの、カルチャーショックだろう(笑)

『通典』 の 巻 一 に、 胡旋舞 について 、 「舞、 急転、 風 の 如し。 俗 に これ を 胡 旋 と 謂う」と、書かれているそうだ。

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これだけ、さまざまな異国人や異国文化が入って来るところであり、異民族が持ち込んでくる様々な 宗教も入ってきていたのに、 そのすべてが政治レベルで保護されていたそうだ。

また、
しかも、異国人であっても、試験の成績 さえ よければ 官人として採用され、高い地位にまで登ることは可能だったという。

たしかに、国際都市といえども、外国 籍 の人を平気で 国会議員にしてまうような国は現代にも見当たらない。


その一人が、玄宗皇帝の時代に、遣唐使としてやってきた阿倍仲麻呂さんだったのだ。

この物語のキーパーソンともなってる人でもある。

映画化の中では、この人が演じてたらしいけど・・
    ↓
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いったん遣唐使となって留学してしまうと、20年は日本に帰れないことになってる。

その上、優秀なあまり官吏にでもなって皇帝にでも気に入られちゃうと、なかなか帰国させてももらえない。
帰国許可が出たところで、船が来るかどうかもわからないわけだし・・
(そのときの政治情勢によって船が出るかどうかもわからないし、また船が出たところで無事に到着する確率は半分以下だった時代)

この時代の留学は、命がけ、二度と帰れないことも覚悟の上。

阿倍仲麻呂さんは、唐名を「晁衡」(ちょうこう)といったそうだけど、ついに晁衡のまま帰国できず、最後は、赴任地(現在のハノイ)の総督として果てたそうだ。


当時の唐は文の国と言われていて・・・書と文章の国だった。
つまり、書と文章で相手(人間も相手国をも)を判断する。

そんな国で異国人でありながら高官に上り詰めた、阿倍仲麻呂(晁衡)さんが、どんだけ優れた人だったのかも想像がつく。

彼は満足な一生だったんだろうか?
唐に来ちゃったことを後悔したんだろうか?

優秀な人で大出世する=幸せな人生・・と必ずしもならないところが、人生の面白いところでもある。




<幻術、呪法について>

まさに、夢枕獏ワールドに欠かせないのが、幻術、呪法などのオカルトチックな事柄だ。

しかし、これはフィクションの話ではなく、どれも、ちゃーんと古い文献にも載っている話。

●「植瓜 (しょっか)の術
これは、「陰陽師」の中にも出てきてたし、岡野玲子作「陰陽師」の中でも取り上げられている話だ。
(たぶん、夢枕獏さんが、かなり気に入ってる部分なんだろう。)

もともとこの話は「今昔物語」にも載っている。<外術(げじゅつ)(を以て瓜を盗み食はるる語 今昔物語集巻二十八第四十>
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http://www.pictio.co.jp/old/3005

荷車にたくさんの瓜を積んでいる男が、美味しそうに瓜を食べていた。

そこに、一人の老人がやってきて、喉が渇いているので、1つ瓜を恵んでくれ、という。
男が断り、厄介払いをしようとすると、老人は、それなら、吐き出した種だけでもくれ!という。
「捨てた瓜の種なんか、勝手にもってけ!」と言われると、

老人はその種を、人々が見ている前に土をならして埋める。
「ほーれ、ほーれ、早く芽をだせよ! そーれ、芽が出てきたぞ」
というと、本当に小さな芽が出てきた。

「そーれ、そーれ、大きくなって葉になる」
というと、今度は葉が開く。

さらに
「弦が伸びる。」
「瓜がなる。」

と、老人が言うたびに、その通りになっていく。

瓜の木はあっという間に成長し、見事に育った瓜をたくさんつけていた。
見ていた見物人たちは拍手喝采、
老人は、たくさんの瓜をもいで、見物人たちにも分け与える。
断った男たちにも分け与えた。

自分は1つの瓜をもらって去っていった。
老人が去ったあと、男たちが荷馬車をみると、荷馬車にあった瓜がすっかりなくなってしまっていた。



これは、幻術ともいわれるもので、「術」というよりも、現代風にいえば、人の心理をたくみに使ったマジックのようなものかもしれない。

このシーンで、空海がこんなことを言ってる。

「言葉 に まどわされている。 あの言葉によって、 皆は術をかけられ、 芽が出てきたと言わ れれば、 芽が出てきたと、葉が出てき たと言われれば、 葉が出てきたよう に、思い込んでしまうのだ」


知識 は、 人 を 明るく も する が、 逆 に 人 を 盲目 にも する こと が ある という こと だ。
唐語 など 知ら ね ば、 術 には かから ぬ。 瓜 の 種 を 蒔き、 そこ から 芽 が 出、 花 が 咲い て、 瓜 の 実 が なる の だ という こと など 知ら ね ば、 術 には かから ぬ


老人の話す言葉で人は操られていたということだ。 

そして、瓜は種子を蒔き、芽が出て花が咲いて身がなることをしっているから操られたということだ。

唐語が通じない相手で、瓜がどうやってできるか知らない人なら、決して幻術にはかからない。


でも、逸勢さんは反論してたけど・・
「しかし、 おまえ は、 知っ て い て かから なかっ た のじゃないか。」



●呪術・・人を呪う術のこと。 実際、これは世界各国に古くから存在する。

古代中国にある主な2つはこちら
   ↓
★蠱毒(こどく)とは、動物を呪に使うもの。

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たとえば、 蟇蛙 でも 蛇 でも、 同種 の 生き物 を 無数無数 に 捕え て き て、 大きな 瓶 の 中 に 入れ て 蓋 を し て おく。  
餌 も 水 もやら ず に そのまま に し て おく と、 やがて、 彼等 は 共 喰い を 始める。 そして、 最後 に 一匹 が 残る。  
その 最後 の 一匹 を呪法 に 使う。 残っ た 一匹 の 精霊 を 使役 霊 として 利用 し、 相手 の もと に 送っ ても いい し、 その残っ た 一匹 を 殺し ながら 行なう 呪法 も ある。  

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もっと大きな動物が使われることもある。
猫 の 蠱毒 について は、 清 の 時代、 楊 鳳 輝 の『 南 皐 筆記』 巻 の 四「 蠱 毒 記」 に記されているそうだ。

この作中では犬が使われていた。

犬を首だけ出して埋めてしまい、何日も食事も水も与えず餓死させる。
しかも、犬の目の前で美味しそうな肉を見せ続けるのだそうだ。

なるべく、残虐に憎しみや怨念を煽って惨殺したものを念として使うということらしい。

当時の日本 では、 この 蠱毒 の 法 を 行なっ た との 疑い を かけ られ て失脚 し た 貴族 も あった。

しかしなあ、今じゃこんな法律は無いから・・そもそも信じられてないわけだから、呪術で殺人を犯したとしても無罪なのが怖い。


★ 魘魅(えんみ)・・魘魅 の 法 という のは、 人形 だの 紙切 だ のを 利用 し、 それ を 相手 に 見立て、 呪法 を 施し呪い を 相手 に 届ける 法 で ある。
一般 に 知ら れ て いる 丑の刻参り も、 その 魘魅 の ひとつ 。

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http://jonny.click/kyougaku/35430

ポイントは、呪う相手の代わりに藁や紙の人形を使うので、その中に相手の髪の毛、唾液、爪、血などを入れるといいらしい。


蠱毒(こどく)や魘魅(えんみ)ほど、手間をかけるものではなく、もっとお手軽なものに、邪視(じゃし)というのがある

★邪視
悪意 や憎しみ を もっ て 誰 かを 眺める だけで、 その 誰 かを 病 に かけ たり、 時には 死に 至ら しめ たり する こと の できる 眼 ─ それを邪視というそうだ 。

これ、結構世界中にあるらしくて・・
邪視_Wikipedia

トルコには、邪視よけのお守りとして、ナザール・ボンジュ(nazar boncugu) というものがあるらしい。

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青いガラスに目のような模様、こうやって木に吊るすらしいが・・今ではトルコ土産にもなってるそうだ。

日本で「生霊」と言われるのとも似てる気がするのだが・・。


さて、こういった呪いをかけられてしまった場合、それを跳ね返すためには、専門家(今でいう霊能者など)にお願いすることになる。

当時だと、わりと近所に多くいた道士(道教の術師)にお願いするというのが一般的だったようだ。

しかし、相手がもっと強力で、そこらの道士に手に負えない場合は、青龍寺にお願いしたらしい。
(青龍寺とは、当時1番の密教寺で、そのトップにいたのが、恵果和尚)

物語の中では、まずは青龍寺の僧侶が数名出向いて、お祓いするだが、それでも払えず、さらに青龍寺の鳳鳴という弟子が出向いていくことになる。

鳳鳴さんは青龍寺においてのナンバー2か3あたりの実力者で、しかもチベットから来た留学生。

ここは、鳳鳴さんが、のちにチベットに密教を持ち帰って、従来の土着信仰のボン教に密教を融合させた、チベット密教になっていくんだろうなあ・・なーんて想像させるとこでもある。

ところが、その鳳鳴さんも、また失敗に終わってしまう。

鳳鳴さんは、見事に相手の呪術を封じ込めてたんだけど、プロテクトしている相手に自殺されてしまったのだ。

いくら外部から侵入してきたものをとってあげたところで・・
本人の心を救えないことには、どうにもならない。

「人 の 体内 に 潜む餓蟲 を、 いくら とっ て やっ た ところ で、 それ は、 心 を 救っ て やる こと とは、 別 の ことなんです。」
と鳳鳴さんはそう言って、深~く反省していた。

*餓蟲というのは、蠱毒で使われてるような、怨念等の強烈なネガティブエネルギーのこと

恐れや不信感で弱ってしまった心は、まさます餓蟲を入りやすくしてしまう。
それを取り除いたところで、弱まってしまった心は、自ら死を選ぶようになってしまうのだろう。

そうなると、敵が手を下さなくても自滅してしまう。

つまり、

本人の持つ恐れや不安、猜疑心といったネガティブパワーに、外からの呪術パワー(これも強力なネガティブパワー)が合わさったとき、病気や死を招くことになる。



それならば、まず、恐怖心や不安を持たなければいいんだろうけど・・自分が呪詛されてると思えば、なかなか、そうはいかないものだろう!


密教では、魔を払うときに使う真言はいくつもあるけど、孔雀明王の真言はよく使われるのかもしれない。

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元来はインドの女神マハーマーユーリー(महामायूरी、Mahāmāyūrī)
孔雀は害虫や毒蛇などを食べてしまうことから、魔を払う大護摩で使われてるようだし、文中にも登場する。

たしか、陰陽師の小説の中にも出てきた気がするし、夢枕獏さんのお気に入りなのかも。

アニメでも孔雀王ってあった気がするんだけど・・それだけパワフルな明王様なのだろう。





<不老不死の術>

こんなん、本当にアリかよ!と思うんだけど、物語中では、楊玉環を救い出すため、一度彼女を仮死状態にして死んだことにする必要があったため、尸解 仙(しかいせん)という術が用いられることになる。

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文中からの説明を引用
   ↓
天仙、 地 仙、 尸解 仙 が それ で ござい ます。

生き た まま、 生身 の 身体 で 不老不死 となり、 天 へ 昇る ─ ─ これ が 天仙 で ご ざり まする な。
地 仙 も また、 生き た まま 仙人 と なっ た もの で ご ざり ます。

さて、 では この 最後 の 尸解 仙 (しかいせん)で ご ざり ます る が ─ ─」  
「これ は、 仙人 の うち でも、 一番 位 が 低う ご ざり まし てな。
修行 が いたら ず、 生身 の 肉体 を 抱え て い ては、 生き た まま 仙 と なる こと かなわ ぬ 者 が、 なら ば、 魂 だけでもと、 死し て 天 へ 昇り、 仙人 と なっ た もの が 尸解 仙 で ご ざり ます ─ ─」


これは、完全に「道教」から伝えられてるようだね。

仮死状態にして死んだと見せかけて、あとで息を吹き返すってのは・・なんだか、ロミオとジュリエットでもあったようだけど・・。
あれは、術じゃなくって薬だったが・・。



<空海の学ぶ密教とは>

この小説の中の説明は、すごく端的にわかりやすく書かれている。

まずは、空海自身が面白いことを言っている。

● 密教 という のは、 人間 を、 その 善 も 悪 も 何もかも を 含め て、 宇宙 を 丸ごと 肯定 する ため の 思想 体系 で ある と いっ ても いい。

「密 の 教え という のは、 まず、 この 天地 の あらゆる こと が ら を、 肯 と、 自ら の 魂 に 叫ぶ こと なの だ。
この 宇宙 に 存在 する 全て の もの を、 丸ごと この 両腕 の 中 に 抱え込む という こと なの だ よ



●たとえば筆の握り方、紙の漉き方、川の水をせき止める方法、深い河に橋をかける方法、唐の都の制度
そういったことすべてを含めたものが、密なのです。


空海自身もまた、青龍寺で仏法を学んだだけでなく、最新の土木技術、建築設計、灌漑工事も学んだことは確かで、日本に戻ってから、こういった才能も発揮している。

空海に言わせれば、これもまた密の一部になるのだろう。
机に座って学ぶだけでなく、実に雄大、宇宙的。


●「美 と醜」について

「本当に、 美 や 醜 は、 この 宇宙 には ない の です か」

「あり ませ ん。 宇宙 には そういう 言葉 は あり ませ ん。
ある と すれ ば、 それ は、 宇宙 では なく ひとりひとり の 人間 が 持っ て いる もの なの です」


「それ は、 人間 に 属性 を 持つ 言葉 の ひとつ に すぎ なません。
人 の 言葉 では なく、 天 の 理 を 有する 言葉でで 表現 できる もの が、 この世 に 存在 する もの なの です」


「ある 花 と、 ある 花 とを 比べ て、 こちら の 方 が 美しい とか、 こちら の 方 が 美しく ない とかいう 言い方 は、 天 の 理 を 有する 言葉 の 中 には あり ませ ん。
天 の 理 を有する 言葉 で 言え ば、 この 花 の 花びら は 四 枚 で ある、 こちら の 花 の 花びら は 五 枚 で ある、 こちら の 花 は 白い、 こちら の 花 は 赤い、 そういう 表現 に なる の です。」

「天 の 理 を 有する 言葉 で 表現 できる もの」
は、 まず、 数 です。 それから、 堅い とか、 柔らかい とか、 冷たい とか、 熱い とか、 さらに は 正しく 使用 さ れる 大きい とか、 小さい とかいう 言葉 の こと です」

「人間 に 属性 を 持つ 言葉 には、 普遍性 が あり ませ ん。 美 とか、 醜 とか も そう です が、 好き とか、 嫌い とかいう 言葉 も、 そういう 言葉 の ひとつ です」


わおう!
完全に、サイエンスですね~(笑)



空海さんは、逸勢さんにも、同じような説明をしている。

「たとえば、桃の花と犬の糞、どっちが善くて悪いものなのだ? 
桃の花は美しく良い香りがするから善で、犬の糞は悪いものか?

それは人間の都合、人間の理なのだよ。
天からみれば、同じなのだよ。」


●「密 で 言え ば、 基本 的 には、 この 天地 の 諸相 に 善 とか 悪 とかいう 区別 は ない。
その かわり に 曼陀羅 と 法 が ある


密教では、言葉で教えるよりも、曼荼羅(絵でみて学ばせる)を使う。

胎蔵界曼荼羅
   ↓
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金剛界曼荼羅
   ↓
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文中の説明を引用すると、

●密教には、 金剛界、 胎蔵界、 と 呼ば れる ふたつ の 体系 が それ で ある。  
極めて 簡略 に 記し て おけ ば、
精神 原理 を 説く 金剛頂経 系 の 密教 が 金剛界、
物理 原理 を 説く 大日経 系 の 密教 が 胎蔵界
と 呼ば れ て いる。  

金剛界 の 密教 は、 金剛智 という 天竺 の 僧 が 伝え た。 天竺 僧 ─ ─ つまり、 インド の 僧 で ある。  
胎蔵界 の 密教 は、 やはり 善無畏 という 天竺 僧 が 伝え た。  

天竺 本国 に あっ て、 別々 に 発展 し て き た 両部 の 密教 の 体系 を、 恵果 は、 その 一身 に 受け て いる。

それが、天竺から伝わった2つの密教であり、それをそっくりそのまま、空海さんが受け継いで日本に戻ってしまうと・・
中国では後継者がいないため、密教は廃れてしまうことになる。




中国から伝わった仏教なのに、中国はとっくに仏教国じゃなくなってしまっている。
日本は、いまだに・・いちおう・・真言宗として空海の伝えた密教は残っている。


もうひとつ、言葉について語られている部分がある。


●「この世で一番大きなもの、一番ちいさなものは?」
空海は、両方とも言葉だと言っている。

「どの よう な 大き さの もの も小さなものも、 言葉 で それ を 名づける こと によって、 名 という 器 の 中 に おさめる こと が できる から です」

ここらへんも、陰陽師の中に出てきた、言葉や名前の持つ「呪」について、安倍晴明が語っていたこととも、ダブるような内容だ。
空海と逸勢さんもまた、似たような会話シーンが出てくる(笑)


「言葉について」は、以前のブログにもアップしたことがあるんだけど・・

顕教と密教の違い
   ↓
魯山人のエピソードと密教

始めに言葉ありき_言葉について考える

顕教(従来の仏教)と密教の大きな違いは、

顕教が文書にして言葉で説いた教えに対して、
密教は「心から心に伝えることが大切であり、文章によって伝えることのみを貴いとはしない」としている。


宇宙や哲学的、スピリチュアル的内容を含むものを、言葉だけでは到底伝えることが出来ないだろう。

たとえば、以前のブログにもアップしたけど・・理趣経、これなんか誤解されやすいだろう。
(後に、空海さんと最澄さんを仲たがいさせてしまう原因ともなった経典でもある)

僧侶の戒律として・・女犯(にょぼん)、飲酒、肉食(にくじき)というものがあって・・
唐のこの時代でも例外ではなかったそうだ。
むろん、隠れて行う僧侶もいたけど、表立ってはできないのが常識。

なのに、理趣経には、大楽(たいらく)の法門、「十七清浄句」といわれる17の句偈のそのトップに・・

妙適淸淨句是菩薩位 - 男女交合の妙なる恍惚は清浄なる菩薩の境地である
と説かれている。

この作品中にも、女は好きか?と聞かれた空海さんは、
「妙適(みょうてき)のことですか? あれは、たいへん良いものですね。」と答えていたけど(笑)

それを誤解して捉えてしまったら、まったく別の教えになってしまいそうだ。


私は、この理趣経を最初に目にしたとき、ひどく驚いたし、また感動したんだけど・・

だけど、これを言葉で延々と説明することは、ひどく難しい。


唯一、私に説明できるとすれば、昔みた映画、バベットの晩餐という映画の世界だ。

バベットの晩餐をまた見て思うアートや宗教のことあれこれ

貧しい片田舎、清貧と宗教(キリスト教)心で生きている村人たちに、パリの最高の食事をプレゼントする。
快楽は罪深いことと信じている村人は、美味しいものを味わうこと、笑うことすら罪なのではないか!とびくびくしている。

しかし、次第に酒と料理を堪能するにしたがって、村人の舌は快楽を味わい、精神も満たされていくといったようなストーリーだった。
こうゆうのを、清浄なる菩薩の境地って言うんじゃないかな!と(笑)

もちろん、映画を観たことのない人にはわからないだろうし、映画を観たとしても、違う感性を持ってみれば、まったく違ったものになってしまうだろう。
到底、私の感動を伝えることはできない。

そうゆう類のものではないかな、と思うのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、

仏教徒の中には、
ブッダは、「死後の世界については説いていない。」

「ブッダは死後の世界を否定された」
 という説を聞いたことがある。

どうやら、これは・・
パーリ仏典経蔵中部に収録されている第63経。『摩羅迦小経』(まらかしょうきょう)、『箭喩経』(せんゆきょう)の中に書かれているエピソードに由来するらしいのだ。

ある哲学大好き青年が、ブッダの弟子となり、

「如来(にょらい)の死後はどうなるのでしょうか?」
と尋ねたそうだ。

*如来というのは、簡単にいえば解脱した人のこと

それに対してブッダは答えず、
有名な「毒矢のたとえ」を説いたという。

ある人が矢で射られて、毒矢が刺さったので、みんな驚いて抜こうとした。
しかし、その人は、
「ちょっとまった。 この毒矢はどこから飛んできたのだろうか?
矢を射たのは男か女か? この毒の成分は何だろうか?」

と、毒矢を抜かずに調べているうちに、死んでしまった。

これを、仏教界では「無記」と呼ぶそうだ。
「ブッダが答えなかったということ」



これを、どう受け取るか?

まず、ブッダが答えなかった=死後の世界を否定したってことではないはず(笑)

これについても、さまざまな解説があって読んでると面白かった・・・。

その1: 「死後はどうなるのか」という問いは、単なる知識欲を満たすための戯論(けろん)に過ぎない。
仏教の根本となる救いとは関係ないことであり、戯論を問題にしているうちに人生が終わってしまう。
そんなことを考えているより、もっと他に大切なことがあるでしょうって意味だった。

その2: 「答えないということは、わからないこと」 
「結論が出ず、わからないことは、わからないままにしておきなさい」ということ。
いくら頭の中で物事を考えても、わからないことはたくさんあるわけで、そのうち、何か自分でやっているうちにわかってくることもあるので、それを待ちましょう・・ということではないだろうか?




このように、人によって捉え方は違ってしまうということだ。

私としては・・ブッダはこの青年の弟子だけに理解できるように、「毒矢のたとえ」を話たんだと思うんだけど・・。

もっと、この青年が成長して多くを学んだあとだったら、別の答えをしたかもしれない。


なのに~それを、こうやって万民向けの本にしちゃうから、またややこしくなる(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実際にブッダは、35歳のときに悟りを開いただそうだ。

ところが、ここからが、ブッダの不可能への挑戦のはじまりだったという。

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なぜって、悟りを開いたのはいいけど・・その内容は、誰も想像もできないような内容だったし・・
それを、言葉で正しく伝えなければならないってことは、もうはじめから不可能に思われたんだとか。

間違った言葉で導いてしまえば、人々を導くどころかかえって破滅させてしまうかもしれない。

しかし、言葉にしなければ、まったく伝えることはできず、ブッダ本人の胸の内で終わってしまうのだ。


そこから、どうしたら真実へ導くことができるかといつ、ブッダの不可能への挑戦が始まったのだ。

真如という言葉があるが、これは真理とほぼ同じ意味らしい。
    ↓

仏教では、仏教で教えられる真如(真理)が、言葉では表せない、説明し尽くせないことを、言語道断と教えられていました。

仏教では真如に「離言真如(りごんしんにょ)」「依言真如(えごんしんにょ)」があります。
真如とは、本来、言葉で説明し尽くすことのできない、言葉を離れたものです。これを「離言真如」といいます。

真如は言葉で表現できないのですが、言葉に依らねば、伝えることができないので、言葉で真如を表すしかありません。
これを「依言真如(えごんしんにょ)」と言います。

https://1kara.tulip-k.jp/buddhism/2016111246.html



つまり・・言葉にしちゃっただけで、それはもはや、真如とはいえないんだろうけど
それでも、なんとか、何とか言葉で表わそうとされた真如のことを、「依言真如(えごんしんにょ)」と言って・・

それが、仏教の教えとなって伝わってきたってことらしい。

密教がなるべく文献に頼らず、以心伝心を使って伝えようとするのは、本家本元のブッダの意思とも通ずるのだろう。


しかし、こりゃなかなか大変かもしれない。
最近の仏教学でも、「真理を言葉で表せると考えている」、文献学の影響が強いそうだ。

文献学は、原語や、語源などによって、言葉だけで意味を推測しようとする学問らしいけど・・、
たぶん、言葉にとらわれていては、本当の仏教の教えは分からないんだろうなあ。


だからこそ、密教は曼荼羅を使って絵で伝えたり、たとえ話というのも多いんだろうなあ・・・と思う。

むしろ抽象的に、脳で考えず感性でとらえるものなのかもしれない。


<楽の音は花、そして色>

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簫、笛、月琴といった楽器を使って楽が演奏される。

簫↓
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月琴↓
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それぞれの音色を色に例えているシーンがあって、しかも、それを花にたとえてもいる。

その 色 は 花 の 色 の よう でも あっ た。   青い 花弁 の 中 に複雑 な 色あい で 見え て いる 雌蕊 や 雄蕊 の 黄色 や 赤。
ひと 口 に、 青 や 黄色 や 赤 と いっ ても、 それ は 単純 な 単色 では なく、 微妙 に 混ざり あい、 それぞれ の 色 が それぞれ の 色 に 手足 を からめ て 抱き合っ て いる。

楽 の 音 が昇天 し て ゆく ので ある。  
空海 は、 これら の 音 を、 色 や かたち として 見 ながら、 なお、 音 として も 認識 し て いる。


月夜に宴にて、月琴の音色に合わせて、白楽天が漢詩を朗読し、美しい妓生が舞う。

想像しただけで、ゾクゾクするような美しいシーンだ。

ひょっとしたら、言葉で伝えるより、密は、こういった形でも伝えられるのかもしれない。


<般若心経>


文中に般若心境の全文を載せていて、こんなふうに書かれている部分がある。
   ↓

『般若心経』 は、 まず、 この 宇宙 が 何 によって 構成 さ れ て いる かを 説く。
それ は、 五蘊 で ある と『 般若心経』 は 言う。   色。   受。   想。   行。   識。

色 という のは、 物質的 な 宇宙 全て の もの、 存在 を 言う。
受、 想、 行、 識 という 四 っ つ の もの は、 いずれ も 人間 の 側・・・・この宇宙を眺める側 に 生ずる 心 の 動き だ。

つまり、『 般若心経』 は、 〝存在 という のは、 その 存在 する もの と、 それ を 眺める 心 の 動き が あっ て はじめて 存在 する〟   と 言っ て いる ので ある。  

そして、 凄い のは、 それら の 全て が、 実は〝 空〟 で ある と 言い きっ て いる こと で ある。 色即是空 空即是色。

みごと に、 認識 として 完結 し て いる。 美しい。  
しかし、 さらに 凄い のは、 その 完成 し、 完結 し た もの について、

だが、 それ が どう し た。   色 が 空 で ある という その よう な 知恵、 その よう な 美、 あるいは 知恵 の 完結 を、 どう でも いい とでも 言う よう に、『 般若心経』 は、 その 最後 で 高らか に 叫ぶ ので ある。





般若心境の捉え方として、すべて「空」、空は「無」と捉えてしまう人もいるけど(←実際、私も以前はう捉えていたんだけど)
夢枕獏さん説は、まるでそれが、生きる喜びのようにとらえている気がする。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AC%E8%8B%A5%E5%BF%83%E7%B5%8C%E7%A7%98%E9%8D%B5


まるでこんなカンジで

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「ぎゃてい ぎゃてい♪ はらぎゃてい~♪ はらそうぎゃてい~♪ぼじそわか~」って踊りまくってるような・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作者の、夢枕獏さんワールド集大成という気がする作品だった。
(私は陰陽師シリーズしか、読んだことは ないんだけど・・)

さて、映画化されたものは見てないんだけど・・噂では、本の内容とはかなり、違うらしい。

日本版はないんだけど、さっき、中国語版で英語字幕付きをみつけたんで、いちおう、それを見てみよっかな?


<<参考資料>>
空海のサンスクリット学習

梵字は梵語にあらず(言語と文字の関係)

http://tobifudo.jp/newmon/okyo/bontenmoji.html

尸解仙のからくり


https://nichibun.repo.nii.ac.jp/index.php?active_action=repository_view_main_item_snippet&page_id=41&block_id=63&pn=1&count=20&order=16&lang=japanese&creator=%E5%A4%A7%E5%BD%A2%20%E5%BE%B9

仙道・道教について

道教における神仙思想の位置づけ――尸解仙の事例を手がかりとして――

ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」

アメリカで生活していて困ることは、日本の本が気軽に読めないってことだ。

数年前に、ウンベルト・エーコ(河島 英昭訳)の「薔薇の名前」が読みたい!って思ったんだけど・・

電子書籍にもなってないし文庫本すら出ていない、この単行本上下巻で5000円近くする上、さらにアメリカまでの送料を考えたとき・・・
さすがに諦めた! (なにがなんでも読みたい!ってわけでもなかったのかもしれないが・・)


数年経った今、調べてみても状況は同じ。


ちなみに、英語版で調べてみたら、Kindleで$9.99だし、ペーパーバックでも$15くらい。
さらに中古ならば$4程度からある。
ハードカバー(単行本)でも$21程度だ(もちろん上下巻なんてないし、まとまった1冊での値段だ)

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日本はなんだって、こんなにも本が高いんだ?



じゃあ、これも英語版で読めばいいんだけど・・

ハリー・ポッターを読むのとは、わけが違うし。

これは、「推理探偵小説」といっても・・まるでアガサ・クリスティーやエラリー・クインなどとはまったくの別物。


1327年の、北イタリアの修道院を舞台にして、フランシスコ会とベネディクト会、神聖ローマ皇帝とアヴィニョンに移った教皇の争い、異端審問、ヨハネの黙示録に、最終的にはアリストテレスの『詩学』の第二部の謎にいきつくといったような内容なのだ。

ラテン語などの古典からの引用も多いようだし、たぶん、「ダ・ヴィンチコード」よりも、私にははるかに難解そうな気がする。

絶対、日本語じゃなきゃ、サクサク読めないだろうなあ。。。


Umberto Eco

この作者はもともとは、作家ではない。

UMBERTO ECO


ウンベルト・エーコ(Umberto Eco, 1932 - 2016)という人
イタリアの哲学者でボローニャ大学教授。 アレッサンドリア生まれ(北イタリア)

哲学者としては、記号論の分野で世界的に有名。
トマス・アクィナスの美論についての論文で学位を取得。 

ラジオ放送局でドキュメンタリー番組のプロデューサーとして勤務した後、大学へ戻り哲学論文ならびに文学作品の精力的な発表を続けた。



そして、彼は48歳にして突然小説家になった人だ。

そう、映画化で有名になった作品、「薔薇の名前」の原作者。

1980年に出版されたのだけど・・「せいぜい売れても売れても三千部だろう」と言われてたらしい。
それがなんと、世界で五千万部以上を売り上げてしまったという。

そうなりゃ、当然映画化って話になる。
  ↓
1986年に映画が封切られた。

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映画は、ショーン・コネリーとクリスチャン・スレーター・・・懐かしいなあ!


最初、私は記号論、記号学者というのに、興味を惹かれたのだけど・・なんとなく、それは、後の「ダ・ヴィンチコード」のロバート・ラングドン教授にダブって見えたりもする。
(もちろん、ダ・ヴィンチコードの方が、ずっと後の作品)


ランングドン教授は『宗教象徴学』だったけど、それもまた、「記号学」のことなのだから。

中世のキリスト教、記号学、神学的、哲学的、ミステリー

こりゃ、やっぱり・・後のダ・ヴィンチコードにも通ずるところがあるような(笑)

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なぜ、エーコはいきなり、作家デビューしてしまったんだろう?

初版本の惹句には、「理論化できないことは物語らなければならない」と書かれていたそうだけど・・・それが目的だったんだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小説(物語)や映画の楽しみは、完全に読者にゆだねられる。

たとえば、この「薔薇の名前」は・・

ホームズチック・ミステリーとして観るもよし、歴史ミステリとして観るもよし、中世キリスト教や当時の政治といった時代色に注目して観てもよし。

ショーン・コネリーの演じたバスカヴィルのウィリアム・・なんて、まさに、シャーロック・ホームズを連想させる名前だし・・(バスカヴィルの犬は代表作だし、ウィリアムといえば英国人の名)

メルクのアドソというのは、アドソのイタリア語は「ワトソン」を意味するんだとか。

事実、エーコは、シャーロキアンでもあったそうだし・・お堅いだけの学者かと思えば、まったく違ったタイプだったらしい。
子どものころからコミックスや物語が大好きだったそうだし、とくにバロック音楽の演奏も得意としていたそうだ。

学生時代は、中世の神学や美学の研究。  
エーコは、スヌーピーを生んだアメリカの漫画家チャールズ・シュルツをも絶賛している。
Umberto Eco Explains the Poetic Power of Charles Schulz’s Peanuts

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おそらく、彼は記号学という観点からすべてを眺めていたようなフシがある(笑)
昔は学問の対象とは見なされていなかった漫画や大衆小説でさえもだ。




私が最初にこの映画を見たときは、もちろん、中世のシャーロッキアンミステリーとして観ていた。


この不気味でオドロオドロした迷宮図書館も圧巻だったし・・・(ちょっとホグワーツ城をも思い出すような・・(笑)
     ↓
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ヨハネの黙示録から「天使が7つのラッパを吹き鳴らすとき・・」に起きる、不気味な連続殺人事件は、まるで、横溝正史の世界かい!ってくらいの不気味さだったし(笑)

こうゆう死体発見とか・・

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こうゆうのとか・・

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ずいぶん楽しませてもらった。


と、同時に、

当時のイタリアのベネディクト派ってのは、こんな暗~い修道院の中で、
「笑うこと」「冗談」「おしゃべり」も禁止されてる世界だったのか~!

異端審問って恐怖政治そのものじゃないか~!


なーんてことをあらためて思ったりもした。


ところが、さらに歴史的背景を調べてから見ると、また違った側面も見えてくる。

白でも黒でもないグレーな人物の中の後半に、

フィリップ4世ローマ教皇クレメンス5世についてやら、テンプル騎士団の総長、ジャック・ド・モレー が火あぶりにされた話なんかを、ちょこっとアップしたけど・・

ああ、こんな状況だったんだ~とよなあ、と歴史的背景が見えてくると、さらに面白くなった。



さらに、このストーリーの骨格をなしてるのは、

アリストテレスの『詩編』第2部の謎

だろう。


アリストテレスは哲学以外にも、生物学や天文学・・なんでもかんでもオールマイティーにできちゃう博識家!

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プラトンの築いた学校の生徒、弟子であり・・

アレクサンドロス大王の家庭教師でもあった人だ。


当時のエリートといえば、アテネ出身のギリシャ人だろうと思ってたのだが・・彼は、マケドニア人だったのだ。

そして一風変わってる人でもあったらしい。



詩編1と2は、「演劇論」ともいわれている。

詩編1は悲劇について、2は喜劇について書かれていただろう・・とも言われている。

この時代には、演劇という概念すら確率してなかった時代・・・ぜひ彼の演劇論を読んでみたいものだけど・・

詩編2は見つかっていない。(故意に隠されて紛失したのか、それとも初めから存在しなかったのか・・謎。



彼が生涯を通じて残した書物は実に550以上もあると言われているものの、多くは紛失してしまってるそうだ。

なんでも・・新たに建設されたアレクサンドリア図書館による押収を避けるために、あっちこっちに分散した結果、行方がわからなくなってしまったとか。

<<参考>>
アレキサンダー大王からヒュパティア、そして現代へ

また、後年再発見されたものの中にも紛失箇所がとても多く、著作の内容においても、彼自身の意図したものではない可能性が高い、という話もある。


何から何まで謎・・・だからこそ、本にも映画にもなるのだろうが・・(笑)


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しかしながら・・・

もしも、詩編2が、この映画のように、この時代に存在していたら・・・

当然のごとく、発禁書になっただろう。

こうやって、迷宮図書館の奥深くに隠された可能性は大アリだろう。



そこで疑問!

でも、なぜ焚書扱いにならなかったんだろう?


見られて困るものなら、さっさと焼き捨てちゃえばいいのだ!
それこそ、文化大革命の中国のように!


しかし、やっぱり・・
彼らには焼き捨てられないのだ!

どんなに発禁されようが、命がけでも・・中身が見たくてたまらないのだから。

アカデミック世界で生きる人々の、書物に対する狂気に近い思いがあるのかもしれない。

異端審問官、ベルナール・ギーのような立場とはまったく違うのだ。


ふと、ここらへんにも、エーコ自身の姿を重ねてみることができるのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ときどき思うのだけど、

小説、物語、もちろん・・映画も、

ただのフィクションとは思えないときがある。

あ、これは真実だ!と、なぜか、確信に近い状態で思ってしまうことが多々ある。
もちろん、そんなことは私の主観でしかないのだけど。



ずーーと前にバード少将の話をアップしたことがあったけど・・(4年前だったらしい)
    ↓
ふと思い出したバード少将の話

この当時、地球空洞説なんて信じる人は少なかっただろう。



そこで、あたかもフィクション・ストーリーであるかのように、本を出版したのが、これだった。
     ↓
1964年にアメリカの哲学者であるレイモンド・バーナードが、『空洞地球 - 史上最大の地埋学的発見』という本を出版。

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それが学術書であろうが、論文であろうが、神話だろうが、物語であろうが・・・

私の中ではほとんど区別がなくって・・それがリアルに感じるかどうか・・いつもそれしかない。

まったくのフィクションでありながらも、
そこには、作者だけが感じとった、真実のシンクロニシティーがあるのかもしれない。

そんなことを感じながら読むと、読書はいつも、ワクワクさせてくれる(笑)


<参考>
ロサンゼルス・タイムズ記事より
Novelist Umberto Eco dies at 84; wrote 'Name of the Rose' and 'Foucault's Pendulum'


マトリックスという映画から「厄介な脳」を知った日

「このマトリックスの入り方がステキよね~。」
    ↓
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マトリックスとは、この網目のように黒っぽく入っている天然の模様のこと。


同僚とターコイズの話をしているとき、私たちの横をボスが通りかかり、いきなり声をかけられた。

「マトリックス! ああ、なつかしい! キアヌはステキよねえ。」


おいおい! そっちのマトリックスの話じゃないんだけど・・と、同僚と顔を見合わせて苦笑。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マトリックスかあ。


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懐かしい映画だあ! マトリックス。

見事なCG、コンピューター世界のバーチャルリアリティー、SFアクションで、かなり話題になったものだ。

この3部作だった。
「マトリックス」
「マトリックス・リローデッド」
「マトリックス・レボリューション」



そういえば私は何度も、映画「マトリックス」中の、モーフィアスの言葉を、ブログ記事に引用してたことを思い出す。
     ↓
フォトンの作りだす世界を量子論とスピリチュアルで眺める

下町ロケットからアポロ11号そしてモーフィアスの言葉を思い出す


モーフィアスというのは、この人
    ↓
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そして、すっかりおなじみになってたこの言葉

『現実』とは何だ?『現実』をどう定義するんだ?

もし君が感じることができるものや、嗅ぐことができ、味わい見ることのできるもののことを言っているのなら、

そのときの『現実』は君の脳が解釈した、単なる電気信号に過ぎないんだ。

**これはある意味、怖い言葉だよね~。 外部から電気信号を流すことで人を洗脳することも可能になっちゃう・・なんて陰謀論めいたことも、陰謀論じゃなくなっちゃうかも。



この映画を見終わった後、

たとえば、目で見たものを脳がどのように処理してるんだろ?・・と思って調べてみたことがあった(←すぐハマる)


さて、そのときの私の調べあげたことをそれをすごーく簡単に言うと・・

eye system
https://www.shiryoku15.jp/troubleeye

目というレンズで受けた光を網膜が捉え、

それを電気信号に変換して脳まで伝達される。

私たちはそれで見てる!


しかも、人間の網膜に映る映像は上下左右が反転している。

反転した映像を脳が補正してくれてたのだ。





なんてこった!

目で見てると思ってるけど、実は脳で見てたんだ~。

それも、脳が勝手に判断して補正まで加えてくれちゃってるものを見せられてたんだ~!



と、私は愕然としたことがあった(←そんなこと、知ってる人から見れば当たり前のことだったんだろうけど~。)



そこで、面白い実験をやった人がいて、
   ↓
「あえて上下がさかさまに見える眼鏡をつけて生活してみる」というのを聞いたことがある。


最初はあっちこっちにぶつかるし、気持ちが悪くなるしで大変だったみたいだ。

ところが、数日たつうちに、慣れてきて、その眼鏡をつけたままでもフツウに生活ができるようになってしまったそうだ。



また、先天性全盲の人が成人して、手術を受けて見えるようになったとしても、すぐ見えるようにはならないという。

その状況に脳が慣れてきて、新たな脳の判断を待たなきゃならないそうだ。

うーーむ。 

こういった事実を考え合わせて・・

なるほどね~!

と、いまさらながら思ったものだ。

人間の五感は、脳が解釈した電気信号に過ぎないんだ!と。



ルドルフ・シュタイナーの言葉だっただろうか?・・ちょっと忘れてしまったのだが・・

「五感だけを信じるな! 脳だけに頼るな!」

という意味も、私はこのときはじめてわかった気がした。



脳は私たちの心身を守ろうとしてくれる、たしかに有難いものではある!

だけど、同時にやっかいなものともなる。




恐怖、怒り、悲しみ、嫌悪などのネガティブ感情を作り出すのも脳だし、

子供の頃、おぼれそうになったという記憶が、水を見るだけでで怖い!という恐怖心を作り出してしまうことさえある。

五感と過去の記憶(蓄積データ)から、脳が勝手に判断して、感情まで作り出してしまうんだから!





さて、マトリックスの中に、こんなシーンがあったのを覚えているだろうか?


メロビンジアンという男が、
   ↓
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こんなことを言う。

「常に変わる事無く、あらゆるものを支配する紛れもない真理がある。
それが因果関係だ…作用~反作用、原因…そして結果」



すると、モーフィアス
   ↓(またも登場!)
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「全ては選択から始まる。」と、言い放つ。



このシーンが、

ず~っとのちに、私が「量子力学」について調べようとしていたときに、

突然フラッシュバックしてきたのだ。


古典物理的な思考」(こういう原因があれば必ずこうゆう結果になる)

          Vs.

「量子力学的な思考」(原因は関係ない、ここからの選択がすべて=人の意識)




実は、このメロビンジアンって人は、AI(人工知能)が作り上げたマトリックスという仮想現実空間での
最古のプログラムの一つなんだよね。

人の形して出てくるけどね~。(ごめん、映画を見てない人には、よくわからないかもしれないけど。)

そして、

マトリックス(仮想現実)の中で「因果関係」を司るプログラムが機能しなくなり、「選択」というプログラムが台頭してきた。
・・・・という背景がある。

なので、このシーンは、メロビンジアンの必死な苦し紛れの抵抗ともとれるシーン。


ところで、私たちもまた、古典物理学的思考に縛られてはいないだろうか?

私って、学歴が低いから(原因)、私の将来はせいぜいこの程度(結果)だろう・・みたいな。

または、

●私は学校の成績が悪いし頭が悪い、だからXXになるのは無理。

●私はもう年よりだから、今さら無理。



脳が集めたデータで、そこから原因→結果を判断してしてしまうことをしてないだろうか?

脳が集めたデータってのは、言い換えれば・・
社会通念、常識、自我などで、固定化された思考パターン



でも、量子力学のミクロの世界においては、素粒子は「物質」でもあり「波」でもあるものだったよね。

すべての目に見える物質を、どんどん細分化して原子よりも小さく細分化してしまうと、
それは物質として固定化したものではなくって、「物質でもあり波でもあるもの」になる。

おっと、量子力学についての説明はここでは省略。
過去記事を参照ください。

量子論の二重スリット実験について
    ↓
人の意識とボーアから始まった量子論

科学者の唱えるパラダイムシフト

フォトンの作りだす世界を量子論とスピリチュアルで眺める

量子力学が生まれるまでの歴史
    ↓
神の領域に挑戦する人々(その1)

神の領域へ挑戦する人々(その2)



ポイントは、人の持つ「意識」


意識の持ち方で物質化する・・・というのが量子力学の世界
そして、この世を作るベースでもある。

●私は学校の成績が悪いし頭が悪い、だからXXになるのは無理。
●私はもう年だから、今さら無理。


そりゃあ、何にでもある程度の傾向があるのは確か。
(現在の量子力学の世界でも、確率を導きだすことはしてるし・・)

しかし、それは、あくまでも傾向(確率)なのだ。
そのままの状態でいったら、その確率が高くなるというだけの・・・。


しかし「傾向」は、「必ずそうゆう結果になる」という法則ではない、
つーか、法則なんて存在しない、というのが量子力学だ。



意識の持ち方で物質化するならば、
何を常に意識しているかで、いつどこで量子が物質化するかの確率も変わることになる。


しかし、私たちは脳が作り出したモノで判断し、無理!って結論を出してしまいがち。
それじゃあ、ますます、無理な方向の確率が高まり、そこで、物質化してしまうだけだ。



★マトリックスの中で、或る日のこと、ネオは人工知能が作った仮想現実から逃れるために、後頭部に刺さっているプラグを引き抜く。

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マトリックス(仮想現実)世界から、ネオの目覚めのときだね。


そこに登場してくるのが、 ネオの敵となる、エージェント・スミス
   ↓
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ネオは自分の覚醒だけえなく、多くの人を目覚めさせる力を持ってる。
一方、エージェント・スミスは、人々をプラグに繋いだまま、マトリックス(仮想現実)の世界にとどめようとする。
そのため、ネオを倒そうとする。


つまり、エージェント・スミスは、従来の脳が作り上げた自我やら、思い込みやら、常識、社会通念といったもののデフォルメされた姿だろう。


だから、スミスさん、いーーっぱいいる。(スミスという名前は、アメリカでは日本の鈴木さん、佐藤さんみたいに多い名前だし・・)



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そういえば、エージェント・スミスは、必ず、ネオのことを、ミスター・アンダーソンと呼んでたっけね。


最初、ネオはオフィスワーカーとして働いてたんだった。
職業はプログラマーで、「トーマス・A・アンダーソン」(←これがネオ)

そこで、呼ばれてたのが、ミスター・アンダーソン
   ↓
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最初に映画をみたときは、気がつかなかったけど・・

今になって・・なぜ、エージェント・スミスがミスター・アンダーソンと呼ぶのか、わかった気がする。

マトリックスの世界で社会人として生活してたときのことを、思い起こさせようとする心理作戦!@


人というものは、ほぼ無意識で、脳の作り出す思い込みの中で生きてるわけで、それをずーーと繰り返している。

繰り返せば繰り返すほど・・固定化された思考パターンになっちまう。


そうなると、それを、「現実」と思い込み、それを「真実」と思い込む。


そこで、誰かに違うよ!って言われると、ムカつく・・

または、

心の中で、え? ひょっとしたら違うのかも・・とチラっと思ったとしても、

自分が信じていることを信じたい!ってことに固執しちゃう。

そうやって、エージェント・スミスは私たちを執拗に追いかけてるんだね。
私たちの中に巣くってるエージェント・スミスさんたちが!



いよいよ、次作の「マトリックス・リローデッド」の中で、

★主人公のネオは、ついにマトリックスの世界を作り上げた人工知能(アーキテクト)と対話することになる。

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つまり、「世界を作り上げた神との対面」

そこで、ネオは、
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”選択”、問題は選択だ!と言い切った。

今さら、言うまでもないけど・・
脳を繋いでいたプラグをはずし、自分の意識で選択する・・・ってことだね。


ついに、ネオも師匠モーフィアスの境地になったらしい。


そういえば、モーフィアスは、結構、色々言ってたね~。

「君は、自分の心の囚人だ。」

「何を待っているんだ? もっと速く動けるはずだぞ。 頭で考えるんじゃない、悟るんだ。」

「速く動こうとするな、速いと知れ」



中でも、冒頭の方のこのセリフは有名になった・・
   ↓ 何度もこの画像出すけど・・このセリフ。
   ↓
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ネオに赤と青の薬を出して、ネオに選ばせるシーン

英語では、こう言ってる↓

You take the blue pill—the story ends, you wake up in your bed and believe whatever you want to believe.
You take the red pill—you stay in Wonderland, and I show you how deep the rabbit hole goes.




直訳しちゃえば・・
  ↓

青い薬を飲めば、物語は終わり、君は自分のベッドで目が覚めて、自分が信じたいものを信じることができる。
だがもし赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまることができ、ウサギの穴がいかに深いかを見ることになる。



ウサギの穴?


そうそう、冒頭のとこで、

ネオは何者かに「白いウサギを追え」と指示を出されてたっけね。


これは言うまでもなく、「不思議の国のアリス」の冒頭と一緒!

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これを、意訳すると・・こんなカンジ
    ↓

青い薬を飲めば、この話はここでおしまい、君は自分のベッドで目が覚めて、自分が信じたいものを信じることができる。
だがもし赤い薬を飲めば、君の物語はまだ終わらない。
この世界が抱える秘密の深淵に連れて行こう。




で、もしも赤い薬を選べば、安泰ではいられない、痛みも伴うだろう・・ということを暗に言ってるような?

もちろん、ネオは、即座に赤い薬を選ぶんだけどね。

・・・・・・・・・・・・

この映画は、メタファーやデフォルメだらけ。


登場人物の名前だけとっても・・、

主人公のネオ・・キアヌ・リーブスの演じた役だけど・・
NEOは、「新しい」という意味だけど・・そのアナグラムは、ONE、「選ばれし者」という意味を持つ。
そういえば、オラクルから「You are the One」(あなたは救世主)と言われてたっけ。

トーマス・A・アンダーソン・・・ネオのマトリックス世界でプログラマーだったときの名前。
アンダーソンの語源は、ギリシャ語で「Son of Man」で、救世主を示すとか。

また、トーマスは、旧約聖書の12使徒の1人であり、キリストの復活をその目で確かめるまで信じなかった人物。
ネオも、自分のことを救世主かどうかって疑ってたけど・・。

モーフィアス・・ネオの師匠のような存在
ギリシャ神話に登場する「眠りの神」モルフェウスに由来してるのではないかと。 → 覚醒を促す者。

メロビンジアン・・あの、原因と結果がすべての真実といった、プログラム男だったね。
享楽的なフランス人って設定だったけど、フランス語での罵声に自己陶酔するシーンがあったし・・。
フランク王国の「メロビング朝」に由来。

トリニティ・・ネオの恋人役だけど・・トリニティといえば、キリスト教で有名な三位一体のこと。

エージェント・スミス・・これは、前述したとおり、スミスは英語圏のよくある名前。



細部に渡るまで、実によーーく出来てたと思う。



そして、ネオを演じた、キアヌ・リーブスだけど・・

彼は、アメリカ人ってカンジしないなあ・・キアヌって名前も変わってるし・・・って思ってた。

噂でも、ぜーんぜん、ハリウッドスターっぽくない人らしいし・・。


彼はレバノン出生の多国籍、カナダに長く住んで、世界中に行ってるらしい。
お父さんは、ハワイ出身のアメリカ人地質学者fだとか。

彼の名前のキアヌ(Keanu)とは・・
ハワイ語で、Cool breeze over the mountain 「山波を吹き渡る涼風」

その深い意味は、The one that constantly is absorbed in the consciousness of God
「神の意識に常に吸収する者」


という意味があるらしい。
https://www.skuola.net/civilta-inglese/keanu-reeves.html

うーーん。
これは偶然か必然か(笑)


・・・・・・・・・・・・・

いずれにしても、マトリックスという映画は、

私が量子力学を知る上でも、

また、脳ばかりを使わないようにしよっと!(←日ごろから使ってないけど・・)と思うようになった上でも、

大変、貴重な映画でした。


そういえば・・脳を使わずにどうやって考えるんだ?って聞かれたことがあるんだけど、

今では、細胞全体で考えるようにしてる気がする(笑)

失恋→テネシーワルツ

前回のシンシアとハワードのラブストーリー

オフィスのボスに頼まれていた「相性鑑定」の結果が送られてきたので、よろしければ参考までにどうぞ。
     ↓
シンシアとハワードの相性診断


この鑑定士さんも、まったくシンシアとハワードについては知らなかったらしく、二人の生年月日のみで鑑定をしたとのこと。

しかし、この鑑定結果を頂いたとき、「前回のシンシアとハワード情報」と合致するところが多くて、ちょっとびっくり!非常に興味深く読ませてもらった。


プロフェッショナルで優れた鑑定士さんだろうなあ・・とは思うのだが・・

かなり専門用語が使われていて、細部にわたっては理解できない部分は多々あり。
もっと一般人にも、わかりやすく、サラリと書いて頂けると、すっごくありがたいな~とは思いましたけどね(笑)
ここだけの話・・・


しかも、私はこれをボスに渡さなきゃいけないわけで・・(ボスは日本語まったくわからない)
どうやって、これを英訳すりゃいいんだよ!って気分っす。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここからはシンシアとハワードの話とは直接関係ないのだけど

TVで「62年越しに届いた暗号ラブレター」という番組が放映されたあと、
この内容が、日本語のブログでも、いくつかアップされていたようです。

ざっと見てたところ、たまたま、このようなコメントをみつけた。

ハワードは最初に出会ったときに、シンシアにカレシがいると知って身を引いた。
もしも、彼が略奪愛だったら・・




コメント内容じゃなくって・・私はこの「略奪愛」って言葉に反応して嫌な気分になったのだ。


もちろん、その言葉は知っている。

TVや週刊誌などでも、最近は多く使われてる一般的な言葉らしいから。


だけど、私には、

ぞわぞわする悪寒のような・・禍々しいつーか、刺々しいつーか、

そう、まるで、タチの悪い幽霊が登場してくる前兆のときみたいな、いや~な気分がするのだ。(←なんだ! このたとえは!)
その言葉を聞くたびにね。。。

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実は、少し前に、アメリカ人に「略奪愛」と「略奪婚」という言葉を説明しなきゃならなくなったことがあって・・・

このときも、すごーく嫌な気分になったものだ。


まず、英語には、そんな言葉は存在しない。


「略奪された花嫁」だったら、昔から物語にもよく登場するけどね~。
    ↓
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@結婚式当日、力ずくで花嫁強奪@


ところが、

結婚を略奪するなんてことは、ありえない。(略奪というのは暴力を使って自分のモノにすること)

結婚というのは、お互いの意思で成立するものだ。
たとえ、誰かとの結婚を解消して別の誰かと結婚したとしても、それは本人の意思だと思うのだが。


まあ、中には銃で脅されて、結婚証明書に無理やりサインさせられたってのもあるかもしれんが・・
・・そりゃあ、脅迫ってことになるだろうし。



さらに、「略奪愛」

こりゃ、なんじゃ!


「意味わかんね! 愛って、モノじゃないんだから、そもそも略奪なんてありえないだろ?」・・と、アメリカ人に言われたが、

まったくその通りだと思う。

「日本ではね、結婚してたり恋人を持ってる人がいて、それを別の男(または女)が現れて、元のカップルの関係が壊れた場合のケースを、略奪愛っていうんだよ。」


「はあ? それって、ただの失恋だよ。
もっとステキな人が現れたせいで、君とはバイバイね~!ってだけのことだろ!」


「そうなんだけど・・日本では、バイバイされちゃった人は傷つくから、可哀そうって思うらしくって、それで・・」

「傷つく? そんなの当たり前だよ。
でも、心は他の人に移ってるのに、形だけでも一緒にいるって方がもっと酷い事なんじゃね?」


まさに、その通りだと私も思う(笑)


「だからさあ、愛って、モノじゃないんだから、そもそも略奪なんてありえないんだよ。
日本人は、愛を奪ったとか奪われたとかって、愛をモノ扱いしちゃう民族なんかね?」



痛い言葉だ!

愛はモノ扱いだし・・・
失恋した人を貶め、成就した人をも責めるような・・嫌な言葉だ。


嫌だなあ・・

日本語って美しい言葉が多いって思ってたのに~。

最近は、波動を下げてしまうような・・醜い言葉が耳につくようになった。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ところで、

テネシーワルツ(Tennessee Waltz)って古~い曲をご存知だろうか?

日本では江利チエミさんが、これを大ヒットさせたそうだ。

もともとは、アメリカで生まれた古い曲で色々な人が歌っている。



これって、悲しい歌なんだよね・・

ダンスパーティーに出かけて、大好きな彼とテネシーワルツを踊る。

またま出会った友達に、大好きなダーリンを紹介する。

そして、

友達が私のダーリンとテネシーワルツを踊る。

踊ってる間に、彼女は、私のダーリンの心を盗んでしまった。

テネシーワルツを聞くたびに思い出す日々




友人に最愛の恋人を取られちゃった物語

お友達は、自分よりもずーーと華やかで魅力的な人だったんだろうか?


甘酸っぱくて、ほろ苦くって、ちょっぴり自虐的でもある歌。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これって・・

現在の日本人からみれば・・

恋人を奪われた!
「略奪愛」だ!


ってことになるんだろうなあ。
まさに、それだ!


ざっと80年近くも昔の曲、
失恋は、古今東西、誰だって辛い思いは同じだったはず。

手痛い失恋をすれば、見も心もボロボロ。

そして・・心の中は、ネガティブで満杯。
ドロドロ状態。



そんなとき、

「略奪愛」と叫んで、誰かを攻撃に走るか・・・

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それとも・・

ひっそりと自分自身でネガティブな心を受けとめるか?


受け止めようと決めたとき、

   
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ネガティブ感情さえ、人は、それを「美」に変えてしまうことができるそうだ。

人の心を打つような、音楽、詩、アートに変わるってことらしい。

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これは人間だけが持つ、マジックパワーなのだという。


人間だけが持つ、ネガティブを「美」に変えるパワーかあ。



だけど、少なくとも、

「略奪愛」を口にする人たちからは、テネシーワルツは生まれなかっただろうと思う。


だんだん・・日本語が、どこの国よりも「波長の低い」言葉を使い出してるような・・そんな気がしたのだ。

シンシアとハワードの相性鑑定

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この領域図に表れた二つの三角形が二人の関係を象徴するものです。見たままの関係。
見える姿は、仲良く並んではいるものの一緒に暮らすものではないです。

結婚して一緒に暮らすような二人は三角形が交わっていて、共通の領域が必要です。運勢や他の変化余地で重なることはあっても、最終的にはこの形が二人の関係のありようです。
仲良く一緒に暮らす夫婦という印象や愛が生まれて一緒になりましたは、この形からは想像しにくいです。
Sexless夫婦とか家庭内別居とか、週末婚、通い婚など、特殊なケースならあり得ます。

他の変化余地という意味では、ハワードさんがシンシアさんに恋をして、簡単に相思相愛にならないケースでは、それをなんとかしようと、ハワードさんの中に、変化が起こります。
相手を引き付けたいという願望が自然に自分の宿命を変えます。

44・41・59という並びが、32・41・11となります。自分と陰陽の気を作って、和合したい願望を達成しようというものです。


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これが見事に一致しました。先ほどとは別人のように、二人は重なり合って、一致しています。
ただ、これは、ハワードさんが思い続けることが前提の虚の姿です。
この状態になって初めて、シンシアさんと一体になりたいという気持ちが高まります。
ここでもし、シンシアさんがこれを受け入れて、二人が夫婦になると、実は、ハワードさんは安心して変化がなくなり、もとの宿命に戻ります。

すると、二人の関係は最初の図のように離れてしまい、このケースでは結婚数年で離婚するようなこともあります。
ただ、子供がうまれたら、子がカスガイにはなるでしょうが、夫婦の距離は埋められません。
ただ、別れるとなった時に、ハワードさんにまだシンシアさんを思う愛情が残っていると、この変化作用が起こって、この図に変身して、シンシアさんを求めるようになるでしょう。

その意味では、この二人に関しては、ハワードさんがどれだけシンシアさんを思っていられるか、また、マンネリのような関係にならないか、ということが一つの条件になります。
ハワードさん次第。


次に必要なのが「縁」です。最初の図の中央の四角の中が縁の様子です。
ハワードさんの本体44(一番左の数字が自分自身を表す)がシンシアさんの本体38を激剋する形です。
これは数字の大きいほうが小さいほうの面倒を見る、干渉する、強い愛情を傾ける、などの意味があります。

夫婦の場合は、面倒を見るという意味が強くなります。出会いにおいては、ハワードさんがシンシアさんが気になって、関心を持つところから始まります。そして、干渉する。口説くという意味でもいいです。

シンシアさんが困っている時には、助けが来たような感覚になるでしょう。これは、一種の前世因縁のようなものが背景にあると考えられています。前世の恩または借りを今生で返す形です。特に左の番号同士の影響が最も強く、ここには、なんらかの因縁を感じます。

ただ、領域図が離れていることをこの縁が埋めることは難しく、結婚ではなく、距離のある関係においての恩返し、または、奉仕をする、という形になるだろうと想像します。

羅状大半会というのは、危機で発動する、引力です。
二人の関係が離れそうになった時や、争いがあった時等、この場合は、ハワードさんが気持ちを切り替えたり、別人になって、よりを戻そうとする作用です。

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これは、性格とか考え方などを全く考慮しない、お互いを構成している気の一致度です。
一致度が高いほど、一緒にいて自然に一体感が生まれます。
一致度は見事です。特にシンシアさんは100%。
未という共通現実縁があって、午未の一体感、午戌の盛り上がり感もあって、気の相性はかなり良いほうに入ります。

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実際には、相性の決め手になるのは、宿命事情です。

シンシアさんは、偏夫(和合性のない夫・違和感のある夫)が外にいます。月支(家系の中)にも丁夫はいますが、これは母の母として、母系の血を濃く受けています。正父が目の前にいて、これは精神的な影響です。

母がどの支にもいて、偏りのある母、過保護または、ややエキセントリックな母の影響が強いです。外の偏夫1つの意味するところは、平凡な結婚はないということと、仕事を優先すると、夫が消える可能性があるということです。

ただ、時代が時代なので、女性の活躍の余地があるかどうかですが、基本的には自分が思い込んだことはなんとしても行動に移して、様々な方法で答えを出して行く人です。

ただ、出た答えに執着することはなく、むしろ、思い通りに行動することにこそ意味があるのでしょう。
結果に対する拘泥は、行動に対するこだわりから比べるとずっと少なく、結果の中に安住せずに、次々とやりたいことをやっていくことになります。

これだけでも、結婚には向いていないと言えます。安定した家庭を作ることもできないでしょう。気持も安定には向かないはずです。家庭をまとめる能力もあるとは思えません。子供が直下にいるのですが、父の母の可能性もあって、なんともいえません。

子供ができたとしても、子供と夫が両立しにくい意味(納音関係)もあって、やはり結婚は難しいかもしれません。


ハワードさんも、精神的には妻を思う気持ちは非常に強いのですが、現実に結婚となると、家庭に妻がおさまっている姿はありません。一番上の図で、自分と妻の間に母が入っているので、母の影響が大きいです。母が気に入る人と結婚する可能性もあります。
ただ、シンシアさんよりは結婚願望は強くなり、また、子供が生活環境にいるので、子供が欲しくて結婚はあるかもしれません。


こうやってお互いの宿命を見て行くと、若い時に勢いで結婚して、すぐに別れて、もう一度、とそれを繰り返す可能性はあります。
ハワードさんに引き合う引力があるので。

ただ、かなりの確率で若い時の結婚は難しいでしょう。先ほどの44と38の関係は、ハワードさんが面倒見るという意味はあるのですが、みられる側のシンシアさんの稼働力は徐々に落ちて行きます。
シンシアさんが専業主婦に向いた宿命ならそれでも、気楽にやれますが、どうみてもそれはないので(好きな仕事に生きる宿命)、結婚は難しいと判定されます。

考えられるのは、別居婚のような特殊な形ですが、それだと、ハワードさんは耐えられないでしょうから。。。。。縁も因縁もあって、相性はいいとは思うのですが、一緒に長い間暮らすことは無理、というのが結論になります。

算命学 青龍館より

シンシアとハワードのラブストーリー

オフィスのボスが、或る日こんなことを言った。

「シンシアとハワードの運勢ってどうだったんだろう?
結ばれる運命ってのは、本当にあるのかしらね?」



はああ?
何、わけわからんこと言ってんだ、この女は!


私の直属のボス、彼女はたぶん、年齢は40歳前後だろう。(←アメリカでは年齢を知らないことが多い)

アメリカ育ちの韓国系美人で高学歴のバリバリエリート。
超・現実主義で、結婚はしてない、つーか、結婚する気はないってタイプ。(←本人がそう言ってる)


そんな人が、まるで、starry-eyed girlみたいに、「運命の二人」だなんて言葉を使うかあ?

starry-eyedというのは、まさに、お目々に星って、言葉通りの意味。
「夢見がちな」「現実が見られない子」・・みたいな意味を表す言葉。

まさにこんな少女漫画を連想させる言葉だと思う。
   ↓
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「生まれた時間がわからないから、占星術師に見てもらえないのよね~。」と、ボスは言う。

はああ! 占星術師~? そこまで気になるんかい?


「日本の占いだったら、生年月日だけでOKってのがあるよ。
頼んでみてもいいよ!」
・・と、つい言ってしまった。

「じゃあ、お願いね~!」

ん? 何やってんだ私。

・・・・・・・・・・・・・・・・

私はまったく知らなかったのだが、

シンシア(Cynthia Riggs)とハワード(Howard Attebery)のラブ・ストーリーは、アメリカでは有名な話だそうで、多くのメジャーなTVや雑誌でも取材されていたそうだ。


私のボスに、真逆な言葉を吐かせてしまうほどの「ラブストーリー」
占いまで使って調べたくなっちゃうような「ラブストーリー」っていったいなんなのだ?

そう思ったら、興味がわいてきた。


しかし・・

このカップルは、「かなりの」高齢カップルで、
二人がゴールインして結婚したとき、
シンシアは82歳、ハワードは92歳だったそうだ。



おいおい!
こんな年になって、わざわざ結婚しなくても。
まあ、一人寂しい老後を送るよりも、誰かに居てもらいたかったんかね?


実に現実的で、ベタなコメントだ!(←私のコメントだろーが!)



しかし、結婚式のこの写真を見たとたん、
そうじゃないよ!と、私の奥で何かが叫んだ気がした(笑)

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この2人の笑顔・・うまく表現が出来ないんだけど、
「本物」って気がしたのだ。



それから、私は、さまざまな記事や、シンシア・リッグズ(Cynthia Riggs)のWebから、二人のロマンスを調べ始めた。



以下がこちら。
(ブラウンの文字のところは、私の感想)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、シンシア・リッグズという女性、
この方のプロフィールから見ていくことにする。

現在、ミステリー作家であり、マーサズ・ビニヤード島(Martha's Vineyard)にある、B&Bスタイル形式のホテル経営者でもある。
    ↓(この写真はただのイメージ写真)
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アメリカ北東部マサチューセッツ州と聞いただけで、西海岸の我々から見れば、そこはまったくの別世界、
歴史ある美しい街、ボストン、北の海沿いの街。


それ以上に美しい島と言われているのが、マーサズ・ビニヤード島(Martha's Vineyard)
観光名所でもある(←ただし、日本での知名度はないらしい。)

new england map of trip boston


こちらのサイトの写真を見て頂ければ、わかるように、小さな美しい島だ。
リタイアした富裕層が多く住んでいるとか。(アメリカの富裕層は自然の中に住みたがる人が多い)
    ↓
http://www.ssqq.com/travel/newengland200602.htm

ん?
そういえば・・以前、私もマーサズ・ビニヤード(Martha's Vineyard)島に関する記事をアップしてることを思い出した。


ここにある。(まったく今回の内容とは関係ないが。)
 ↓
サイキックの脱税ニュースからアカシックレコードを考える

なんだか個人的にシンクロを感じてしまう(ただの偶然か?)




シンシアは、ここの島の生まれだ。

のちに、NY州、ニュージャージーに移り住んだようだが、シンシアのこの地への思い入れは強かったようで、
またも、この地に戻っている。


ミステリー作家で、B&Bインの経営者。

しかし、これだけじゃない。

彼女の経歴は、もっともっと多彩なものだ。


★1948年、オリンピックフェンシングチームに所属
   ↓
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★22フィートのO'Daysのセーラーボートで太平洋横断の経験あり。 それも、2度も!

もっと昔の型だと思うけど、こんなボート
   ↓
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★1970年、国立科学財団の助成金をもらって、2度も南極探検にも出かけている。
南極に足を踏み入れた7人目の女性だそうだ。


こちらが、1970年南極の写真
   ↓
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★その他、100トン船舶の米国沿岸警備隊マスターズ免許証を所持し、
かなり多くの船、造船、水産関連の関連業務の資格もリストアップしきれないほど所持している。
そうそう、フィッシャーマンとして働いた経験もあるとか。




もちろん、ミステリー作家、詩人としても活躍し、多くの本が出版され、毎週アメリカンクルーズラインの講演をこなし、さらに、コミュニティテレビ局で300以上のインタビューを主催。

さらに、マスター・ガーデナーとして、どんどん新しい庭を作り出している。


なんとまあ、アクティブな作家なんだろう。


彼女を評して、英文記事には、ルネッサンス・ウーマンと書かれていた(笑)

*ルネッサンス・マンと言う言葉がある。
それは、なんでもオールマイティーに出来ちゃう人のことをいう。
「広く浅くという意味はない。」 なんでも、完璧なほどに出来ちゃう人のことを指す言葉だ。


かなり古い映画で、こんなのがあったのを思い出す。(私のかつてのお気に入りの1つ、 この映画からルネッサンスマンという単語を知った私だ。)
   ↓
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なんで、ルネッサンス・ウーマンになれたんだろう?

彼女自身によると、母親から受け継いだスピリットによるところが大きいのだろう・・と言っている。

彼女の父(祖父?)は捕鯨船長、そして母は、Dionis Coffin Riggs

ん~? 名前は発音がよくわからないんだけど・・ディオニスでいいんだろうか?
ギリシャ系移民だったんだろうか?



ディオニス(シンシアの母)は、かなり名の知れた、作家、詩人、新聞のコラムニストだったようだ。

こちらのニューヨークタイムズの記事に、ディオニスの死亡記事が載っている。 98歳で亡くなったとか。
   ↓
Dionis C. Riggs, New England Poet, Dies at 98

シンシアに言わせると、母は、ものすごいほどインディペンデントで、激しい、不屈の精神を持った人だったという。
しかも、一瞬のうちに物事を見極める目を持っていたという。


1933年、2歳のシンシアを肩車している母
   ↓
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む!
確かに・・たくましい面構えをしてる(笑)


ギリシャ?、トルコ?系の顔だち?
両親から受け継ぐ影響は強いだろう。
両親が熱い血を持つ人ならば、なおさらのこと。




シンシアの経歴は、作家、詩人、船員、南極冒険家などなど、実に多いのだが・・

さらに彼女を有名にしたのは、 やはり、「偶然が呼んだロマンス」にある。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

80歳のシンシアは、或る日小包を受け取った。

その小包には、送り主の住所が書かれていない。

ただ、このように書かれていただけ。

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H Atteberyという名前と、おそらく・・緯度と経度を記したもの。



彼女はパッケージを開いて驚いた。

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それは、シンシア自身がペーパータオルに書きなぐった暗号文だった。

それも62年前に書いた暗号文、すっかりセピア色に変色してしまってるけど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1950年、シンシアが18歳のとき

大学生だったシンシアは、サン・ディエゴにある海洋学研究所へ、プランクトンの仕分け作業をするために、インターンとしてやってきた。

遠い東海岸からサン・ディエゴへ、500キロ以上も離れた場所に、彼女はたった一人で乗り込んだのだ。

それでも、彼女は熱い希望に燃えていたという。



研究所は、当然ながら、男ばかり。

しかも、彼らは何年もこの仕事をやり続けてる。
おそらく彼らは、仕事にも飽き飽きしていたんだろう。

そこにやってきた、まだティーンエイジャーの女子学生。

面白いぜ! からかってやろう!


そんな悪戯心から、彼女はさまざまな嫌がらせに合う。

デスクの引き出しが開かないようにされていたり、質問にも答えてくれなかったり、と。


この時代は、女性は良妻賢母になることが当然とされていた時代だ。
アメリカもまた同様だった。

しかもアメリカでは、専業主婦といっても、家計すらも預からせてもらえない。
財布の紐を握るのは、常に夫。
妻は、その都度夫からお金を貰い、家事と子育てをするのが当然とされていた。




そんな時代の風潮を考えれば・・

女が海洋研究所で研究員のインターンだって!
女のくせに、まだガキのくせに! 生意気だ!


って気持ちはあったような気がする。


負けん気の強いシンシアは、絶対、負けるもんか!という鬱憤をペーパータオルに書きなぐっていた。
暗号文を使って。


その暗号は、軍隊にいた父から習ったものだそうだ。

アルファベットの1つ後ろの文字を書いていくだけという、以外にも簡単なものだけど・・
ちょっと見ただけでは、なかなかわからない。


それをたまたま見つけた、ハワード、彼は同じ研究所にいた28歳の男だ。
    ↓
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彼もまた、軍隊経験から、その暗号を知っていた。

こうやって、シンシアはハワードと暗号文の文通を始めることになった。
ペーパータオルを使って(笑)

今でいう、メル友みたいなものだろう。

職場で孤立していたシンシアは、どんなに慰められたことか。
居づらい職場で、優しい兄貴を得た気持ちだったという。

このときの二人には、恋愛感情は、まったくなかったという。

少なくとも、シンシアには!

18歳の女子学生にとって、10歳も年上の男は恋愛対象にはなりがたい。
それに、当時のシンシアには、ちゃ~んとボーイフレンドがいたそうだから。

おっと! 言うまでもないけど、アメリカでボーイフレンドというのは、男の友達ではない!
れっきとした、カレシという意味だ! 



数か月のインターン期間が終わって、シンシアは大学に戻った。
それっきり、ハワードには会っていない。

まさに、ひと夏の遠い日の思い出となった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それが今になって、ペーパータオルに書きなぐった暗号文が届いたのだ。
遠い昔のハワードから。


シンシアは、その中にもう1つ、手紙を発見する。
    ↓
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やはり、暗号で書かれた手紙。

I have never stopped loving you

「僕は、あなたを愛することをやめられない」

いかんなあ! 私の訳は、どうもヘタくそ過ぎる。 しっくりくる訳が思いつかない!
有名な、マイケルの歌のタイトルとも同じ。
I just can't stop loving youこれと同じ意味なのだが・・。





これは
ずーーとあなたのことが忘れないんですよ!・・という愛の告白だ。


しかし・・
ハワードは、もう90歳のはず。
62年ぶりにこんなものを貰ったら、たしかに・・嬉しいけど・・・でも戸惑いもある。


しかも住所が書かれてない!

でも・・緯度と経度だけなんて、なかなか粋だね!
と、私は思ってしまったのだが。



とりあえず、シンシアは緯度と経度で検索をかけてみると、そこは、カリフォルニア州の国境近く。
相変わらず、ハワードは、サンディエゴに住んでたらしい。


しかし、それだけでは詳しい住所はわからない。

そこで、ふと昔のペーパータオルのやり取りを思い出してみる。
歯科医の資格を持ってるんで、将来、歯科医になりたいんだといっていたハワード。


シンシアは、さっそく、カリフォルニア州歯科医師会のサイトにアクセスして調べる。
ビンゴ~!

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住所がわかった以上、戸惑いながらも、シンシアは返事を書く。

それは自然の流れだろう。

すると、またハワードから返事が来る。


こうやって、また二人の文通は始まった。

今度はペーパタオルじゃなくって、手紙とメールによる文通だ。
62年の月日を経て。


たわいもない手紙から、だんだん、心を打ち明け合うようになっていく。


あるとき、ハワードから面白い小包が届いた。

花の種だ。

最初に届いたのは、ホーリーホック(hollyhock)

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それから、続々と花の種が送られてくるようになった。

下記の順で、

ラベンダー(LAVENDER)、
オニオン(ONION)、
ヴェローナ(VERONA)、
エッグプラント(EGGPLANT)、
スピナッチ(SPINACH)、
キャットニップ(CATNIP)


これは、いったいなんだ?
また、何かの暗号か?


贈られた順に、頭文字を繋ぎ合わせると、

H LOVES C

ハワードはシンシアを愛してる。

なんとまあ、遊び心たっぷりな(笑)
江戸川乱歩の小説で、暗号として手紙を送り続けるというストーリーがあったような・・そんなことを思い出した。




その後、ハワードは、メールの合間に、さまざまなプレゼントをシンシアに送っている。
そのいくつかを紹介する。


●マンガン・ノジュール(Mangan Nodule)

なんだこりゃ?

調べてみると・・・海底で出来た二酸化マンガンを主成分とする黒色の塊で、非常に珍しい貴重なものなんだとか。。。

ハワイ近海2,800mの海底 標本の幅約2cmのもの
    ↓
mngn.jpg
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB

シンシアは、Antioch College(アンティコ大学)で、地質学を専攻していたこともある。
海洋学だけじゃなかったんだね~。

また、スミソニアンの海洋学部門で働いていた経験もあるそうだ。
とにかく、シンシアの職歴はかなりいっぱいで、とてもじゃないけどリストアップは不可能(笑)


マンガン・ノジュールの価値を知ってる彼女にとっては、素晴らしい貴重なプレゼントだったことだろう。
(私には、ただの汚い石にしか見えないけど・・)


さらに、

●ガラスにエッチングされたココペリ

ココペリは、ネイティブアメリカンに伝わる笛を吹く妖精として有名だ。 
特に、ホピ族にとっては、豊穣と幸せのモチーフでもある。
     ↓
kokoperi_indian.jpg


●CDのプレゼント、CDのタイトル名は、Cactus On Mars (火星のサボテン)

これは、作曲家のマーク・アテベリー(Mark Attebery)の作品らしい。
マークは、ハワードの息子だそうだ。

こちらにその曲があったので、参考までに。
    ↓




おいおい!!

この年代の人が恋人にプレゼントする曲といえば、

ポール・アンカのYou Are My Destinyとか、プラターズのOnly Youだとか、せめて・・ナット・キング・コールあたりじゃないんかい?

品物だったら、エレガントで高価なブランド・アクセサリーってとこだろーよ。(笑)



しかし、ハワードは間違いなく、そのような一般の男とは違ったタイプのようだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼はどのようなプロフィールを持ち、どんな人生を送った人だったのだろう?

シンシアと違って有名人ではないため、データは非常に少ない。

ハワード・アテベリ-(Dr. Attebery)は、1922年4月9日、カリフォルニア州ナパで生まれ。

今、ナパ・バレーは有名なカリフォルニアワインの産地であり、また物価の高いとこでもある。 昔は知らんが・・


ハワードは、若いときはミリタリー経験もあり、さらに4つの学位を取得し、海洋学、工学、微生物学、原生動物学、そして歯科医師になった人だ。
彼はまた、Ansel Adamsと写真を学び、San Diego郡保安官事務所の法医学写真家も務めている。
(写真が好きだったらしい。)


歯科医、写真家、科学者、微生物学者、フォトグラファーということになる。


シンシアによれば、ハワードは、研究熱心な学研肌のタイプであり、どちらかというと静かな人だと語っている。

彼は最初の妻とは離婚し、2度目の妻は癌で亡くした。

シンシアに62年目のラブレターを送ったときには、妻と死別して20年経っていたという。


後にハワードは、62年前、18歳のシンシアをひとめみたとき、彼は一瞬で恋に落ちたと語っている。

それだけでも、この当時の一般的な男性とはかけ離れた人だろう。


この当時の男であれば、シンシアが、どれほどに若さ溢れるセクシー美人だったとしても・・真剣にはならない。
せいぜい、ひと夏のラブ・アフェアー止まりだろう。


フェンシングの有段者で、太平洋を2度も横断し、
大学で海洋学やら地質学を学ぶような女。
男ばかりの職場に、堂々と入ってくる女なんかに。




しかも、そんな女性を、62年間も忘れなかったわけだ。

そして、ラブレターを送った男。

I have never stopped loving you

これを、ある日本のTV番組の中では
「私はあなたを愛さない日はありませんでした」と訳されていた。
(この番組については、のちに述べる)


こーんなセリフ、まさにstarry-eyed の若い方々が聞けば・・毎日思っててくれてたんだ~!

うっきゃあ!!・・・だろうけど、

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んなわけ、ねーだろが~!

毎日思ってたとしたら、そりゃ、ただの病気だ~! きもっ!
と、冷めた目をしたオバサンは、そう思う(←私のこと)


ハワードだって、妻を深く愛していた時期だってあったはず、家庭を持ち、仕事に明け暮れてるときもあったはず。
だから、ほとんどシンシアのことを忘れてるときだってあったはず。


それでもね、ふと何かの折に触れて、必ず彼女を思い出す・・・。

たぶん、こんなふうに。
   ↓
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だからこそ・・美しいのだよ。


多くの人は・・

会わなくなれば忘れてしまう。 
月日が経てば経つほど薄れていって、名前すら思い出せなくなる。

そうでなければ、フツウの人は生きていかれないのだから。



でも、ハワードという人・・

やっぱり・・ハワードはかなり、ユニークな存在なのだろう。(笑)



それは、ちゃーんと、シンシアには伝わった。

伝わるどころか・・
二度目の出会いで、打ちのめされたのは、シンシアの方だろう。


遊び心があって、ウイットに富んでいて、奥ゆかしさの中にも、いつも愛を伝えてくれる人
たぶん、こんな男に出会ったことはなかっただろう。

男らしい男を気取って、ストレートに愛を告白する男は多々いるけど、
重たいし、ダサさ丸出しで、うざい男になるだけだ。
とくに、シンシアのような女性にとっては(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シンシアは、大学を卒業すると、地質学者の男と結婚したそうだ。
25年の結婚生活を送り、5人の子供までなしたのち、離婚した。

決して結婚生活は楽しいものではなかったという。

波風がたちっぱなしの日々、言葉も態度も、ひどく暴力的な夫だったという。

これはシンシア自身が、語ってたことだ。


残念ながら、シンシアの最初の夫のデータが無いので、どんな人だったかはわからない。
(真剣に調べればみつかるかもしれないけど・・そこまでやる気はなーい!)


ただ、ものすごーく客観的に見て、想像してみると・・

間違っても・・

「稼ぎもないくせに飲んだくれて家庭内暴力を振るうダメ男」・・ではなかったように思う。

ましてや、この当時、夫の暴力なんてものは、さほど珍しくもなかった時代だ。(もちろん程度にもよるけど・・)
イギリス貴族社会ですら、夫が妻に手をあげるなんてのは、よくあったらしいから。


とにかく、この時代の理想の妻とは、
美しい妻であり、家にいて育児と家事をする女なのだ。


こうゆうのが、アメリカにおける50年代の理想の妻
   ↓
stepfordwife.jpg

こうゆうのが、夫に愛される妻。

まったく女というものは、おしゃべりに、新しいドレスに宝石ばかり欲しがるものだ。
(そりゃあ、ウチの中にいるだけなら、そのくらいの楽しみしかなくなるだろーが!)

やれやれ、まったくだよなあ。
・・とぼやきながら、妻をきれいに着飾せるのが夫の甲斐性でもあった時代。


間違っても、

「火星のサボテン」やら、「マンガン鉱石」だとか、「ホピ族のココペリ」なんかに興味を示す妻であってはならんのだ。

しかも、夫よりも高学歴でなんでも出来ちゃうスーパーウーマン、いや違った・・ルネッサンス・ウーマンなんか、もってのほかだ。



フツウの夫であったなら、さぞかし、ストレスを抱えたことだろう(笑)

ストレスから暴力に走るってのは、まあ、ありがちな話。(←もちろん、ダメな弱虫男だとは思うけどね~)

今なら、妻に一発ビンタしちゃっただけでも、ポリスを呼ばれかねない時代だけど、この時代はそうじゃなかったからね~。



シンシアは、「もう二度と結婚はしない!」と自分に誓ったという。

自分は結婚には向かない!と思ったのだろう。



ところが、予期せぬことは起こる、それが運命というものだろうか。


シンシアはどんどん、ハワードに惹かれていく。

それも、ただ惹かれていくというだけではない。

シンクロを感じることが、すごく多かったと語っている。

たとえば、ココペリは・・偶然にも、彼女の父親がホピ族に養子だったとか、
火星のサボテンのときは、義理の息子が、ちょうど惑星における地球物理学の研究中だったり、
彼女の執筆中のミステリー小説が、まさにハワードをイメージするような歯科医を登場させてたり・・

とにかく、要所要所でシンクロと思えるような偶然があまりにも多く重なったという。


2012年5月
ついに、シンシアは南カリフォルニアまで出かけて、ハワードに会うことを決心をする。



出会いのとき、ハワードは、一輪の赤いバラの花を手にしていたという。
(これは、アメリカでは決して珍しいことではないのだけど・・)


ただ、 バラの花には、こんなメッセージが添えられていたそうだ。

2_34.jpg

YPYP・・またも、暗号文字

これの意味するところは、XOXO

これは、アメリカ人が良く使う記号で、キッスとハグの意味。



嬉しいんだけど、戸惑いを隠せないシンシア、 彼女はハワードに質問した。


「あなたと会ったのは18歳のときなのよ。 すっかり老人になった私を見てがっかりしない?」

ハワードは、このように答えたという。

「もちろん、僕はあのころのシンシアを覚えているよ。
だけど、今いるのは、僕と一緒にいるシニーだよ。(シンシアのニックネーム。彼は現在、彼女をこのニックネームで呼んでいた)
今いるのが、僕の愛する人であって、僕は過去の影を愛しているわけじゃないんだよ。」



そして、その日の1時間後に、ハワードはプロポーズをする。

Yesと答えたシンシアに贈った指輪は、葉巻のラベルを剥がして作った指輪もどき。

どこまでも、ハワードらしい。




それから数か月後、ハワードはマーサズ・ビニヤードに移り、二人はそこで結婚式を挙げた。
シンシアが82歳、ハワードが92歳。



面白いことに、結婚式は、仏教式とキリスト教式で行われたという。(←ブディズムにも造詣が深かったとは・・)

結婚パーティは大勢の人を集めてのポットラック形式。


むろん、二人は新婚旅行にも出かけている。
「ミシシッピー河を蒸気船でゆく旅」だったという。

どこまでも、彼ららしい。



二人はそのまま、マーサズ・ビニヤードの家で生活を始めた。

結婚後、
「私の人生は大きく変わりました」と、シンシアは語っている。

そりゃそうだ。
結婚は二度としないとまで誓ってた人なんだから。

彼女の人生観は大きく変わった。


そして、ハワードもまた、結婚して変わっていったという。

もの静かで、どちらかというとシャイな人だったのだが・・
それが、どこでもシンシアにキッスをするようになったという。


「私たちの時間は限られていることは知ってます。
どんなに長くても、5年くらいのものでしょう。」
と、シンシアが語っていたが・・

だからこそ、素晴らしい日々を共に暮らしたい!という思いは強かったのだろう。


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この老人カップルは、余生を二人でのんびりと送ったのだろうか?

いやいや、とんでもない!

余生どころか、ますますアクティブに動き回ったようだ。


シンシアは、精力的に執筆活動をこなし、さまざまなことに追われる日々。

ハワードは、テキサス州で学んだ生物学をベースに、島のすべての生物や淡水池を調査しだしたそうだ。
彼は10の池を作り、100の水サンプルの供給源の特定をしてたという。

シンシアもまた、彼とともに、水サンプルを収集するために一緒に歩き回ったそうだ。

そして、ハワードは94歳でこの世を去った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハワードを失った哀しみよりも、シンシアは、彼から与えられた喜びと感謝の方が大きいようにみえる。

そして、いまだに、ハワードと共にいるかのようだ。

つくづく、月日の長さなんて関係ないんだなあ、と思い知らされる。


今なお、シンシアは精力的に活動を続けている。

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こちらが、彼女の本 (←私は読んでないけど・・)
  ↓
Cynthia Riggs books


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが、シンシアとハワードのラブストーリーの一部始終だ。

これを調べている最中、ある日本人にこの話をしたところ、

「え? その話知ってるよ!
だって、アンビリバボーってTV番組で、その話放映されたもん。(それも、今年の8月の放映だったそうだ)
もう、日本でもかなり有名なんじゃない?」
と、言われた。

おいおい!
知らなったのは、私くらいなものか~。


さっそく動画サイトで探してみたんだけど、多くは消されてしまっていてDairy Motionのサイトしか残ってなかった。


興味のある方は、消去されないうちにどうぞ。
   ↓
奇跡体験アンビリバボー 2018年8月2日放送  真夏のミステリーより


ただし、最初の方には別の話が入っていて、こちらの話は17分45秒から始まります。
また、途中、コマーシャルも多いけど我慢してみてください。 このサイトって、いつも、こうなのだ!
SKIP ADDの表示がでたら、そこをクリックして先へ進めてください。

..。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


このビデオをみたところ、私が英文記事から拾ったニュアンスとは、ちょっとばかし、シンシア像が違った気がした。
(決してフェイクなわけじゃないんだけど・・作り手の受け止め方によって、違うものになるのかもしれない。)

また、日本人向けに作るため、たぶん・・この方が視聴者に受け取りやすいという配慮があったのかもしれない。

●80歳のミステリー作家のおばあさん、というイメージが濃くて、ルネッサンス・ウーマンというイメージはなかったし、

●過去の夫の暴力のせいで離婚したため、すっかり男性には臆病になってしまっている。生徒に強く背中を押されて、ようやくハワードと付き合うことに踏み切ることができた。


そこらへんが、ちとばかし・・違った気がした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<<最後に、ふと思ったこと>>

男女の愛は、老人になってからの方が花ひらくのかもしれない。

若いときは、あまりにも障害が多すぎる(笑)

チャレンジ精神、名誉欲、金銭欲、出世欲、さまざまなしがらみや将来への夢も多い。
おまけに、恋愛にはセックス欲もつきもの。
これがまた、愛なのか恋なのか性欲なのか・・自分でも判別不可能だったりする。



すべての障害がふるいに掛けられて、しがらみがなくならないと、
光り輝く砂金は、みつけられないのかもしれない。

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愛は相手に与えるもの・・・たしかにそうなのだ!
そして、それこそが自分が最も幸せを感じるとき。

親が子を思うとき、人が動物を慈しむとき・・・
少なくとも、見返りなんて微塵もないのに。
それだけで満たされてるのにね~。



ところが、男女の間だと、そうはいかない(笑)

とくに、若いうち、未熟なうちは・・。

愛されたいよ~!、ばかりが先になる。
相手に愛されたいから、優しくしようとしてしまう。
相手に愛されたいから、愛そうとしてしまう。


若いのう~。

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この二人を見てると、愛なんて、実に簡単なことにみえてくる。

まず愛すればいいんだから。
静かに沁みとおるように、愛を注げばいいだけなんだから。

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それだけで相手の心に沁みとおり、

また、相手も・・

愛さずにはいられなくなってしまう。


実に、単純な図式だ。
そうなりゃ、世の中すべてが愛に満ちるってもんなのになあ。


そうじゃ~、 そうじゃあ! 早く年取れよ!
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おっと! だからといって、肉体的に年をとればいいってもんじゃないんだよね。

ジジババになってもインナーチャイルドは困るんだよ~。

子供ってのは、

相手心を理解できない未熟者、
自分の欲求を優先させてしまう未熟者



やれやれ。 こうゆう人も多いのかもしれない。



<<もうひとつ、思ったこと>>

「老人」なんてものは、存在しないって気がした。
存在しちゃいけない気がしてきた。

たとえ幾つであっても、死ぬ瞬間まで「前を向いて生きる」ことには変わりなく・・
人ってすべて同じなんだよな~と、思ったのだ。


昔々、年なんて取りたくない!って思ってたことがある。

これが・・
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それが、こうなっちゃうなんて・・堪えられない!って思ったのだ。
   ↓
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ハワードがいつも大事にしていることが2つあったという。(←たしか、シンディーのブログに書かれてたような・・)
     ↓
「僕がいつも思ってることはね、”美しさ” と ”人は一人ではない” ってことなんだ。」


ハワードは、シンシアのようなルネッサンス・ウーマンと比べちゃえば、ただの人だ。
Wikiにも載ってないような、ただの歯科医に過ぎない。


だけど、彼は80歳のシンシアに「美」を見たのだろう。

外見ではない、魂の輝きを見ていた気がする。



今、私は・・もっともっと加速度的に、ババアになりたいと思ってる。
マジ、真剣に!




<参考文献>
Unstoppable Cynthia Riggs

I have never stopped loving you': Couple reunited by coded love letter get married 62 YEARS after first falling in love

https://www.facebook.com/public/Howard-Attebery

The Extraordinary Life of Mystery Writer Cynthia Riggs

Dr. Howard Attebery, One Half of a Magical Love Affair, Dies at 94

Vineyard AuthorPens Senior Sleuth Mysteries

http://www.cynthiariggs.com/

17年後の9-11_ミノル・ヤマサキが作った塔

今年の9月11日も過ぎていったなあ。


9-11のアメリカ同時多発テロ事件から17年も経ってしまったことになる。
(アメリカ同時多発テロ事件を、以下9-11(ナイン・イレブン)と呼ぶことにする。)


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At 9/11 Memorial, Remembering Those Lost_NEW YORK TIMES


今年も追悼式典を行ったが、17年経っても、いまだにあの事件が終わってない人たちが大勢いることを思い知らされる。


.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あるサイキックが、

「9-11の後、世界中がグレーのどんよりとした重い雲に覆われて見えてた。
ものすごいネガティブ・エネルギーの渦が覆ってた。」


と言っていたことを思い出す。

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それは、

世界情勢の上においても・・

人々の心理面においても・・

大きくネガティブに傾いたからだ
、と言っていた。



世界情勢?

もう一度、17年前の9月11日を振り返ってみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、私は何をしてたんだろ?


17年前のその日、私は東京に住んでいた。

真夜中近くに、いきなりボーイフレンドから電話があった。

「おい! 起きてる? TVみてるか?」

「いや、ベッドの中でケイタイゲームやってたとこ。」

「すぐに、TVつけて!」
緊迫した声に驚きながら、私はすぐにTVをオンにした。

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画面を見て、唖然とした。。。

なんだこれは!

戦争が始まったのか・・?



「わからない・・・でもアメリカは終わりかもしれない!」と彼が悲痛な声で言った。

彼は東海岸育ちのアメリカ人だった。

彼のショックは、私たちよりも数倍も大きかったことだろう。

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それから、ずっとTVに釘づけになった。(たぶん、みんなそうだったんだろう。)

どんどん新たなニュースが発表され続けて・・

アルカイダ、ビン・ラディン、タリバン・・なんて言葉が飛び交い、

世界中が支援する中、あっという間に、2001年の10月には、アフガニスタン紛争開始となり・・

それは、2003年にはイラク戦争まで一直線に進んでいった。



アメリカでは、

米国愛国者法(USA PATRIOT Act)が、9-11後、たったの45日間で成立してしまった。

これは、米国内外のテロリズムと戦うことが目的とされてるけど、
          ↓
外国人や疑わしいと思った人々の、電話やEメール、医療情報、金融情報や他の記録についても、当局が公然と、すべてを調べることが可能となったわけで・・事実上、すべての権限を握られたことになる。



(日本もその後、これと同じような状況になってくんだけどね~)

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だけど、これに異論を唱える人なんてほとんどいなかったという。

当時のブッシュ大統領の声明は、満場一致で支持された。



当時の人々の心理状態は

テロリストは許さない!
我々はアメリカを守るのだ。
我々は、真の愛国者だ!


言葉を変えれば、これって、「報復」のことだ!

アルカイダ、ビン・ラディン、タリバン・・といったテロリスト連中に向けて!

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そんな空気がアメリカ中を包んでしまった。


「ちょっと待った! どこの国の人であろうとも、人命は地球より重いんだ~。」

「本当に、アルカイダ、ビン・ラディン、タリバンのせいなのかな?」



なーんて意見は瞬殺されてしまう。


そりゃ、そうだろう。

こーんなに真っ赤になってる中で、
    ↓
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違う色の服を着るなんて・・出来ないんだから。


ましてや、あれだけの惨事を見せられてしまうと、

ほとんどの人がこんな状態に陥る。
     ↓
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それは、アメリカだけに留まらず・・他国にも飛び火していった。


アメリカに協力して「多国籍軍」が出来上がったのだ。


こうやって、世界中は巻き込まれていったのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

直接関わった人々の心理面は、もっと悲惨だ。

私たちは、つい亡くなってしまった人ばかりを考えがちだけど、運よく生き残った人も、さんざんな目に合っている。

マーシー・ボーダーズ(Marcy Borders)という女性は、運よく、灰まみれになりながら生き残った女性として、報道された人だ。

9-11直後に生還した直後に Dust Ladyとして紹介されたのが、この写真
 ↓
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ノースタワーの81階にあった、バンク・オブ・アメリカで、リーガル・アシスタントとして働く28歳だった。

おそらく将来有望なエリートだったのだろう。

しかし、9-11以降、トラウマに悩み続け・・10年にも渡るうつ病、パートナーとの別れ、それによって子供を失い、アルコールや薬物の中毒、もちろん、会社は首になっている。

42歳で、高血圧症、糖尿病、癌で亡くなったそうだ。
亡くなったときには、19万ドルの借金を抱えてたという。


こんな不幸話は、もちろん、この人だけに限ったことではないだろう。

生還した人だけでなく、救助にあたった多くの警官、消防士の人たちにも同様のものがある。


ビルの上から、たくさんの人が降ってきたという。

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ある記事によると・・まるで「地上に落ちてきたトマト」のようだった、と書かれていた。


実際に多くの警察官や消防士は亡くなっているし、たとえ救助を終えて生き残ったとしても・・

彼らが、どんなに悲惨な現場に慣れていたとしても、これだけの惨状を見ればトラウマを抱えてしまうのは無理もない。


ある消防士は、トラウマを抱えてることが会社側に知られると、閑職に移動させられてしまうという。
つまり、左遷扱い。

そうなっては家族を養えなくなる。

そこで、必死にトラウマを隠しながら働き続けて・・ついに自殺してしまった!

な~んて悲しい記事をあった。


こうやって、当人だけでなく、その家族、恋人、知人に至るまで・・どんどん巻き込んでいく。

ネガティブエネルギーは、どんどん広がっていく。


一方、政府は、アフガン攻略から、イラク戦争を起こし・・

まったく無関係のイスラム系住民も、多く亡くなっていったのだ。

そして、

サダム・フセインのイラク滅亡の後、新たなテロリスト集団を生むことにもなり、「イスラム国」が誕生した。

現状の中東情勢だって、9-11と密接にかかわっているのだ。

すべては、網の目のように張り巡らせた因果というヤツで。


すべては、繋がっている。

人々のネガティブ感情も、政治や国際情勢も。


それが、サイキックには、グレーに覆ってしまった雲に見えたのだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このサイキックは、また、こんなことも言った。

「あのツインタワーは・・やっぱり、バベルの塔だったのかもしれないね。」

*バベルの塔とは、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔のことだ。

ブリューゲルのバベルの塔
    ↓
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https://www.tobikan.jp/exhibition/2017_babel.html


ところで、

ワールドトレードセンターのツインタワーは、日系人の建築家、ミノル・ヤマサキによって作られたってことをご存じだろうか?

ミノル・ヤマサキ(1912 - 1986)さんは、日系人2世で、
当時の日系人にもれず、人種差別と貧困の中で苦学してようやく建築家になった人だ。

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ある程度の富を手にし、建築家というステイタスな職業を持ってさえ、日本人はマイノリティーだった時代。

不動産屋にいっても、白人にしか家を貸しません!と断られてばかりだった・・そうだ。



ワールドトレードセンター(WTC)の建築をミノル・ヤマサキに任せる・・・これは異例なことだっただろう。

1962年のことだ。

当然、建築業界においても、「白人の名のある建築家でなければならない」というのが常識だった時代であり、

当初、港湾局でも、3人の著名な白人建築家にプロジェクトを任せようとしていた。

ところが、ミーティングを始めるや否や、こんな状況になってしまった。

いくら著名な建築家だってさ、あの傲慢な態度には我慢できん!

まるで、俺たち、港湾局を、無能な労働者扱いじゃないか!

おまけに、法外な金を要求してきたぞ!

バカにすんな~!

エリートどもめ!



港湾局側は、ブチ切れてしまったらしい(笑)


それで、従来の常識を破って、ミノル・ヤマサキという、マイノリティーの建築家に依頼することになったそうだ。


当初は、80階建てという依頼だったらしく、ヤマサキさんは80階建てをデザインしたらしいが・・

ツインタワーは、90階、100階、そして110階へと、「非人間的な高さ」にすることを要求されていったという。


「ケネディが月に人を送る時代だ。 君は世界最大のビルをつくらなければならない」と、要求され・・

ツインタワーは90階、100階、そして110階にまで高層化していくことになった。


<<「創世記」11章1-9節からの、塔の部分からの引用>>

「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。
彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。

そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。




ううむ。。。



ミノル・ヤマサキさんにとって、非人間的なビルを作ることは決して彼の本位ではなかったという。

彼は、こんなことを述べている。

「ビルの寿命はせいぜい20年
なぜなら、10年後の生活環境を明確につかむことができないのに、20年後を考えてみても見当もつかないだろう」



さらに、

現在最も機能的であることを考慮して建築し、
同時に、不適当になった場合には、短期間でいかに壊せるかを設計の考慮に入れている。


と述べている。


そのせいか、9-11のあと、一部の建築家からは・・

だから、ツインタワーは崩れ落ちてしまったんだ!
ミノル・ヤマサキの設計ミスだったんだ!


などという、心無い声もあったとか。


しかし、設計にあたっては、

110階の高層建築物に、飛行機事故が起こった場合もシュミレーションして作られていたそうだ。


実際に、彼の事務所には巨大なWTCの模型が置かれていて、
その上部には頭部が切り取られた旅客機、ボーイング707の模型が突き刺さっていた。

それを多くの人たちが目撃している。

ボーイング707は、この当時においての、最大の飛行機だった。


ところが、実際に、9-11のときに使われたのは、ボーイング767
時は移り、もっと大きなタイプのボーイング機が登場していたのだ。


まるほど・・・10年後なんてわからないものだ。

人の作るビルの寿命は、せいぜい、20年



ヤマサキさんの言った言葉に納得させられてしまう。

ましてや、これは超巨大な現像物なのだから。



1972年にノースタワー、73年にサウスタワーが完成


テロ事件は、施工から27年経過していたことになる。


「ヤマサキの設計では、
不適当になった場合には、短期間でいかに壊せるかを設計の考慮に入れていた

だから、ビルは崩れて多くの犠牲者を出してしまったのだ!」
と言う人もいたが・・


その一方で、


構造設計をしたレスリー・ロバートソン氏によれば、
    ↓
「設計当時、最大の航空機であったボーイング707型機が衝突し、衝突面の3分の2の柱が壊されても、持ちこたえる構造だった。
航空機の衝突自体は、想定した設計だったのだ。

実際に、大きな衝撃を食らったにもかかわらず、崩壊までかなりの時間があった。

ただ、実際に衝突した航空機が想定以上に大型なボーイング767であり、衝突による火災の発生が想定を大幅に上回ってしまった可能性が高いだろう。」



そういえば・・

ボーイング機が突っ込んで、ビルが崩壊するまで、たしか・・1時間弱くらいはあったはず。

そのため、階段をひたすら降り続けて、逃げ伸びた人もいたのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人というものは、ショッキングな事件が起これば、必ず、誰かを責めなければ気が済まないようだ。

それだけ、弱いものなのだろう。

そうやって、怒りや悲しみの矛先をぶつける相手を無意識にも探してしまう。

そうやって、敵を作り出す。


それ以後、

多くの人たちは、イスラム教徒というだけで悪感情を持つようになり、

9-11後、まっしぐらに、戦争に向かっていったのだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、この事件の首謀者が誰だったか? な~んてことは闇の中。

アメリカでは、事件後、2-3年の間に、多くの9-11関連の「陰謀論」が出回っている。

2004年には、マイケル・ムーアのFahrenheit 9/11(華氏911)なんて映画も封切られて・・

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ますます、陰謀論が飛び交うようになった。



それにしても、「陰謀論」なんて、ヘンな言葉だよなあ(笑)

いったい、いつから、こんな言葉が生まれたんだろ?と、調べたところ、こんな記述があった。
    ↓

「陰謀論」「陰謀論者」という用語が、世間に広く流布・認知されるようになったのは、1963年のケネディ大統領暗殺事件以来のこととされる。

ケネディ暗殺に関する政府の公式見解に疑いを持った人々に対し、嘲笑・敵意の対象として非難・中傷を行うことで封じ込めようと、それらを「陰謀論」「陰謀論者」であると、CIAがプロパガンダキャンペーンを行った。




これがホントのことかどうかも、わからないけど、

実際に、今では多くの人が「陰謀論」という言葉を使っているのも確かなことで、

さらに言えば、

「ケネディー暗殺」における公式発表も、
「9-11」の公式発表も、

多くの人たちが、「信じていない」
ってことも確かだ。


公式発表はされている。

だけ・腑に落ちない、怪しい! 納得できない!

心は、NOと言っている。

そういうのを、陰謀論というのだろう。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9-11はまだ終わっていない。


依然として、9-11の産物、愛国者法は残ったままだ。

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なにが愛国者だ!(←まず、名前が気に入らん!)

アメリカ独立戦争時の愛国者とは意味が違う!
日本もまた、こっちの傾向に大きく傾むいてしまった。




さらに、

こんな記事も多く目にする。(これは、陰謀論じゃなくって事実)
     ↓
9.11で対応にあたった警官や消防士たちが
「ガンなどの疾患で今に至るまでずっと3日に1人の割合で死亡していっている」

Reaching epidemic proportions: Another retired firefighter dies of a 9/11-related illness

More evidence firefighters risk cancer from 9/11 exposure


ちょっと、ググってみるだけでも、かなりヒットする。
もちろん、これらは陰謀論専門の、怪しげなサイト記事ではない(笑)

「9-11から生き延びた人々・・主に、救助にあたった警官や消防士の多くが、癌などの病気に罹り亡くなっていく」

これは事実らしい。

いったい何を意味するのか?

ビル倒壊による有毒ガス?
そんなことを言えば、ビル倒壊の専門業者の割合は、もっと深刻でなきゃならないはずなのに。



これに対する陰謀論もまた、数々あるんだけど・・・ここで触れるのは止めておこう(笑)

.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サイキックが言う、

「9-11を境いに世界は大きく変わった。 
人々は別の一歩を歩きだした。」


それは、暗黒時代に入っていくってことなんだろうか?

「いや、そうとは言えないね。
中世の時代、ヨーロッパ全土が暗黒のキリスト教に支配されて、魔女狩りや異端審問で多くの人が殺されていったときだって、
グレーの重たい雲が欧州全土を覆っていたんだ。

だけど、それを突き抜けて、ルネッサンス時代がやってきたんだから。」


*ルネッサンスとは、単純に再生、復興という意味ではない。
人の心が支配されることなく「人らしく生きようという」というムーブメント。



ん?
中世の暗黒時代ってさ、アンタはいったい何歳なんだ~。


ツッコミを入れたいところだけど、ま、やめておく(笑)



9-11を境に、世界は新たな方向へ動いている。


たしかに。

それは悪い膿を出しきって快方に向かうためのプロセスである、と信じたい。

テストの点をあげるには「空気を読むこと」

小学校のテストで不正解とされた問題特集の話を仲間うちでしてたのだけど、それが結構笑える。

面白かったんでいくつか紹介する。


どうよ? これ!
  ↓
kuchi.jpg
これって、完全にくちのところに、矢印してるよなあ(笑)


これは絵をみて単語を書かせる問題らしい
    ↓
BD8tRt1CAAAxStK.jpg
この児童の両親も正解はなんだろう? と、ずいぶん悩んだんだとか・・学校の先生? セールスマン?
でも正解は、お客さん・・だった。


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これなんか、笑うっきゃない!!


この問題はすごい!
   ↓
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問2の正解はなんなんだろう?・・・・誰にもわからなかった。

ちなみにこの問題の正解は不明だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本人以外の人から、ものすごーくブーイングだった問題は下記

hadのaが、ほんのちょっぴりでも突き抜けていたら、aとはみなさないぞ!ってことらしい。 で、Xで不正解とされてる
     ↓
hat_question.png


これも同様でXとされた例・・・枠線いっぱいにきっちり、はみ出さず!に書かないとXなんだそうだ。
この児童は帰国子女だったらしいのだが・・
   ↓
hatabag.png


これも似たような理由だろう。 8の字が曲がってしまったからX
   ↓
8noji.png



<<外国人連中の反応>>

日本人って、頭おかしいだろーが!

これって、英単語のテストだろ?または、算数のテストだろ?

いやいや、実は、手書きで製図を書かせるのが目的のテストだったんだよ。(←すごい皮肉)


うんうん! アメリカ人がこのテストを受けたら全員0点になること、間違いなしだ!(笑)



ところで、みなさんは、ネイティブたちが実際に書くアルファベットって見たことありますか?


これなんか、かなり読みやすくてキレイな文字で書かれてる方
    ↓
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ほとんどの人たちのハンドライティングは、a だか e だか dだか 見分けがつかないなんてザラ。

私がはじめてネイティブたちと一緒に仕事をするようになって一番困ったことは、彼らのメモ書きが読めない!ってことだった。
みんな字が汚すぎだろーが~!


慣れてくれば、なんとなく状況や前後の文脈で判断することができるようになるし、
また、彼らの字の癖もわかるようになるので、たいして気にはならなくなるのだが・・

最初は面食らったもんだ。


ところが日本人の書く英字は、完全によくわかる。

ただし、誰が書いてもみんな同じ字にみえて、これは誰が書いたのかの判別は出来ない。


当然だよな~。
日本人の英語は、子供の頃から、こうゆうふうに教育されてたんだもんな~
、とつくづく思った。


ネイティブたちは、そもそも書き順なんてことも無視するし、それぞれの癖によって字が違うのは個性だとさえ思ってる。

そんなに読みやすくて非個性的な字にしたけりゃ、全部タイプすりゃいいだろ!・・・ってのが彼らの持論だ。


うーん、そうだなあ・・・
好きな相手からラブレターをもらうんだったら、個性ある字の方が嬉しい!

だけど、オフィスワークだったら、誰が見ても一発でわかる字にして欲しいよなあ。

これ、ポストイットに書かれたもの ↓
postit note

ポストイットのメモ書きも、ちゃんとタイプで売ってから私のデスクに置いてってくれよ~!
って、いつも思ってた私だ(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、次の問題いってみよう!

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1袋8個入りのチョコレートが7袋とバラチョコが17個、さて全部でチョコは何個?って問題。

この子は、8x7+17=56 なので、見事正解!

なのに、不正解のXだったそうだ。


なぜなら、まだ学校で掛け算を教えていなかったから。

習ってない事を使うと、どうやら・・無断使用ってことになるようだ。
で、無断使用した場合は、日本語の学校では不正解とされる。




どうも、そうらしい。

で、正解はこうなる。
   ↓
(8+8+8+8+8+8+8)+17=56


アメリカ人にこれを聞いてみたところ・・

A : 正解に決まってるよ! 答えが合ってるんだから。
むしろ、まだ教えてもなかったのに、ここまで勉強してたなら君は偉い!って褒めるべきじゃないの?
こうゆう子は、間違いなく飛び級だ!

B : もしも、問題の意図が「掛け算は使わずに、足し算だけで答えること」というのを前提に出した問題ならば、
   はじめから、そう書くべきだ! なのに、ここにはひとことも、その表記がされてない。

これは完全に学校側にクレームを入れて、撤回させて、なおかつ謝罪させるべきだね!




いかにもアメリカ人ぽいコメントだ(笑)

でもね、この件に関しては、私も彼らと同意見だなあ。


とくに、先生が赤字で、なにこれ?って書いてるのを見て、嫌なものを感じてしまった。

こんなこと、まだ教えていないだろ?
勝手なことするな?
図に乗るなよ!


みたいなニュアンスが伝わってくるからだ。
そこには、まさに、高慢さが伺える。


子供って、そうゆうのを敏感に察知するんじゃないだろうか?

赤字でなにこれ?って書かれてるのを見ただけで・・嫌な気持ちになるだろう。

自分はいけない事をしてしまったんだろうか?と、落ち込んでしまうかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今度は、アメリカで実際あった問題がこちら
   ↓
engquestion.png

問題を日本語にすると・・
これらの単語をアルファベットの順に書きなさい。

それで解答した子供は、このように書いている。

take→aekt

value→aeluv

use→esu


もちろん、これは不正解なのだ。


正解はこちら・・

右側の空欄には、上から、このように書かなきゃならなかったのだ。

take
use
value



それぞれの単語の頭文字だけをみて、その単語をアルファベットの順番に上から並べて書きなさい!って意味だったのだ。
(だったら、はじめっからそう書いとけよな!って私も思ってしまったけど・・)


これを見た子供の父親は、こりゃ!正解だろーが!とネット上に拡散したとか(笑)



この問題の意図するところは、子供がアルファベットの順番を理解できているか?をチェックするテストだったはず。
それならば、この子は見事なほどに理解してるってことになる。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

じゃあ、これはどうだろう?
かなり、昔の・・昭和の話らしいけど・・(これは、私が昔、誰かから聞いた話なので出どころはわからない)



冬になると池の水が凍ります。
では春になると、どうなるでしょうか?


arusakana.jpg

ある女の子は、
「お魚が喜びます」

と書いてXをもらった。

正解は、「池の氷が溶ける」

・・・・・・・・・・・・・・・
次の問題

「お月見だんご」がありました。
さて、それを、どうするでしょう?


「供える」とした子供はX

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正解は「食べる」だったそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

こういった問題の話を聞いていて、私も自分の学校時代を思い出した。

そういえば・・こういったテスト問題てのは、いっぱいあったよなあ。

私の時代でも、それほど変わってなかったよなあ。

と思い出す。



字は書き順を間違えず、常にキレイに読みやすく書かなければならない。

これは、基本的注意事項だったよなあ。

さもなければ、解答が正解でもXとされた。

わかっていてXをもらってしまうほど悔しいことはない。
そんなことで、点数を損してなるもんか!

テストじゃ、常に1点でもいい点を取らなきゃならない。

それは、成績が良いことに繋がり → お利巧ねって言われることになり → みんなから賞賛されることになって → 居心地の良い場所をつくれる

・・・からだ。


今自分を振り返ってみると、

小中学校の私は、テストの点はいつも良かった。


テストの点がいいのは・・

たぶん、

テスト問題の意図するところを敏感に察知して、
先生が望む答えを書くことに長けてたからだろう。


たとえば、さっきのこの問題
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これだけを見れば、サラリーマン、セールスマン、学校の先生?って考えるのが自然だろう(笑)

でも、授業に出てれば、必ず・・授業中に先生から、「お客さん」というワードは出てきてたはずなのだ。
原則、授業で習ったことがテスト問題に出題される。

そこで、んん? これってサラリーマンぽいよな?って思っても、

ちょっと待てよ!と、授業を思い出してみる。

たしか授業では、先生が「お客さんが来ました」って言ってたから・・・

ここは、「お客さん」だ!と、気がついて解答を書く。

もちろん、小学校低学年なんだから、「意図を察知する」だとか、「要求されてる」とか、そんな難しい言葉は知らなかったけどね。



これにしたって、
kuchi.jpg

どうみたって、は口のところを指してるけど・・
先生の求める答えは、くちじゃない。 たぶん、金魚と書かせたいんだろう・・・と。


同じく、

パプリカじゃなくって、ここはピーマンだよな?
ピーマンの方が一般的な言葉だから、たぶん、こっちに決まってるな  と(笑)



掛け算の九九に関しては、私も学校で習わないうちから、両親に教わってすでに知っていた。

だけど・・

学校でまだ習ってないことは使ってはいけない! 知らないフリをしろ!というのを子供心に察知していた。
それがなぜか知らないけど。

だから、決して使わなかったと思う。



こっちの問題にしたってそうなのだ・・。

冬になると池の水が凍ります。
では春になると?


池の水ってところがポイントだな?
凍るって言ってるから、次は、溶けるだ!と。

ましてや理科の問題なのだ。
零度で水は凍るって習ってたんだから、答えはこれっきゃないだろう!と。


そうゆう子供はテストの点が良いのだ。

出題者(先生)の意図するところを感じとること

つまり、

周りの空気を読む能力



だったんだな~と、今にして、つくづく思う。

テストは要領だ!ともいわれるけど、まさにそれ!

頭の良さと「要領のよさ=空気を読むこと」、とはまったく別だ。


だんだん成長していくにつれて、受験に向けてのテストやら、スピードが要求されるTOEICなんてのもあったし、
引っ掛け問題なんてのも実に多くなっていく。

引っ掛け問題もそうだった。
これは、どこで引っ掛けようとして作られた問題なのか?

出題者に気持ちになれば、簡単に見破れるのだ。

へへーんだ! その手に引っかかるもんか!


そうやって、ますます、要領のよさ=空気を読むことを要求されるようになる。

私たちは、子供の頃から、そうやって育ってきたんだなあ。

常に答えは1つだけ。
正解か間違いかのみ。
多様性は許されない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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ここにアップした問題すべてを、

今度は、「出題者側の空気を読まずに」解答してみよう。

そうすると、全部、正解になる(笑)


冬になると池の水が凍ります。
では春になると、どうなるでしょうか?


「お魚が喜びます」と答えは子も、もちろん正解。

この子は、最初に「池」を思い浮かべて、さらに彼女の自由なイマジネーションを膨らませたのだろう。
お魚、生き物などが好きな子だったのかもしれない(笑)



そもそも、理科で、こんな問題を作る出題者側の能力の方が問題だと思うのだが(笑)


「氷が溶ける」という解答のみを正解とするならば、

「冬になると池の水が凍ります。
では春になると、池の氷はどうなりますか?」


にするべきだろう。


でも、そこには大人(出題者)の常識ってものがある。

春になれば「氷が溶ける」ってのは、常識じゃないか!
いちいち池の氷なんて書かなくったって、そんなことは当たり前だろーが!




こうやって、大人側の常識を、無理やり子供に押しつけ、空気を読むことを強制することになる。

うーーむ。
子供世界は大変だ~。


そして大人になってからも、それは続く・・。

もちろん、日本より自由な国なーんて言われてるアメリカでも山ほどある(笑)

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本心を言えば・・

こんなん教育じゃないだろ!
こんなテスト、やめちまえ!
さっさと・・全とっかえしてくれ~!


と思う。



しかし、現状を生きなきゃならないならば・・

<<子供たちに贈りたい言葉>>
がんばれ! 子供たち。
テストは、「適当に」要領で切り抜けろ!
でもね、そればっかりだと、人生楽しくないんだよ~!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで・・・

どーしても、これが気になるんだけど・・
   ↓
fb6c1c54-s.jpg

なんで、「墓」って字だけ漢字で書かれてるんだろ?

しかも、この、バンパイアチックな絵

これって、なんかの心理テスト?

この問2の答えは、な~に?

誰か教えてくれ~?


・・・・・・・・・・・・・・・・
参考:
「8×7+17=73」はなぜ不正解?何がダメなのか実際の教師に聞いてみた

理不尽すぎて泣けるテスト問題

元占い師との出会い

外出中のこと、車で信号待ちをしているときのことだった。
ネコがバック・ウインドウにへばりついて外を見ながら、みゃおう!と低く鳴いた。

これはもちろん、ウチのネコではない。 クリントンさんのネコ、ソックス君だそうだ。
    ↓
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こっちは知らない人のネコだけど、まあ、ネコというものは・・こんなカンジで車に乗ったりするものだ。
    ↓
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さて、今回は別にネコの話ではないので、話を先に進めることにする。



後続車の何が面白いんだろう?と思って、ルームミラーで後ろの車をみた。

すると・・

ん? あの女性・・どこかで会ったことがある・・。

と思ったのだが、どこで会ったのか誰なのか?
まったく思い出せない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その夜のことだ。
突然、思い出した。

後続車を運転してた女性のこと。

当時、私は週末だけ、フード・デモンストレーターのバイトをしていた。
そのときに、やはり、バイトとして来ていた女性が彼女だったのだ。


私たちは、ランチブレイクのときに一緒になり、世間話をはじめた。


彼女は、元占い師だったという。

彼女との会話を思い出すままに書いてみることにする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼女は「元占い師」

かつては日本に住んでいたこともあり、祖母は香港出身で彼女はクオーターということになる。


今は占い師を辞めて、週末だけフード・デモンストレーターの仕事についているそうだ。


占い師という職業は不安定だろうからなあ・・・・儲からなかったんで辞めちゃったんかね?な~んて、下世話な想像をめぐらす。

どうやらそれを読まれてたようだ。


「いえいえ、ビジネスとしては大成功だったのよ(笑) たっぷり貯金があるから数年は働かなくても大丈夫なくらいに。」 と、彼女は笑って言う。



「わあ。それはすごい!」

きっと彼女の占いの評判はすごく良かったのだろう。 人々からの信用度も大きかったんだろう。


「なんの占いをやってたの?」

「主にはアストロロジー(西洋占星術)。 一番精度が高いと思うし私自身が一番好きだからかな。
だけど、四柱推命、算命学、紫微斗数、易断、宿曜術それに、諸葛孔明が使ったという奇門遁もやってたわよ。」

「Woo! そんな広範囲に鑑定できる占い師さんなんて聞いたことがない! いったいどうやって学んだの?」


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「小学校の頃に、ソロモンの鍵、グリモアール、ゴェティアなどに夢中になっててね~。(←まさに、オカルト路線?)
その延長線上に占いがあっただけ。
それに、天体望遠鏡で星をみるのが好きだったしね。
15歳のときに、私の師匠に巡り合って、その人から、ほとんどを学んだのよ。」



彼女の師匠は、さまざまな東洋占星術からアストロロジーもマスターしてる人だったという。

「とにかく、彼女はすごい人だったなあ。」

「だった・・」という過去形で、どこか遠いところを見るような表情をする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから私は、占いについての質問をガンガンしまくった(笑)



●西洋の占星術と東洋の占星術の大きな違いはどこにあるの?


彼女の説明はこちら
     ↓
両方とも、誕生日をもとにしてるけどね、コンセプトはまったくの別もの。

★東洋の占いの基礎は、ご存知のとおり、木火土金水の五行の気の流れ、それがどう関わって、どう循環するかってことがベースになってる。

占いに限らず、東洋では医学や暦などについても、同じコンセプトがベースになっていて、暦道なんてものもある。
のちに歴道は日本に伝り陰陽寮にも取り入れられた。


★アストロロジー(西洋占星術)は、実際の天体、星の運行をベースにするわけで、天文学と密接に関わるもの。
天体が地球に及ぼす効果を研究し予言を行おうとしたもので、天の動き、地球、そして人間も、マクロコスモスとミクロコスモスの照応という考えがベースになっている。


ちなみに、アストロロジーというのは、雑誌などに載ってる星占いとは、まったく別物なので注意。

具体的に言えば・・

ホロスコープの起点となるのは、第1室の支配星座のわけだけど・・

それは、実際にその人が生まれた瞬間に東の地平線にあった星座のこと。

これを、アセンダント(上昇宮)と言って、その人の本質を読み解くキーになる。



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「となると・・・私は1/20~2/18の間に生まれなので、単純にみずがめ座だと思っていたけど・・
アセンダントを調べると、ふたご座・・なーんてことだって、ありえるわけだね?」



「そのとおり。 だから生まれた場所や時間も考慮するのは必須なわけよ。

東洋占星術でも、星という言葉は使ったりしてるけど・・でもそれは実際に天空にある星じゃないのに対して、西洋占星術は実際の天体を調べることから始まってる。

また医学からみると、東洋でも、西洋でも人体に影響すると考えられていてね・・そこらへんは通ずるところがあるかもね。

人体と十二宮の照応関係を示した挿絵(フランス、14C ペリー公によって作られた本の挿絵)
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もちろん、どっちが優れてるとかダメだとかってことじゃなくって、

ベースとなるコンセプトが違うところからスタートしてるってだけ。


それでいて共通点もあるから面白いんだけどね。  
時間と空間の概念なんか・・違ってるようで、実は同じものを意味してるのかもしれないよね~。」

・・・と、彼女は言った。

時間と空間の概念?
めんどくさそうなんで、ここでは突っ込んだ質問はやめとくことにした(笑)



★占いビジネスで成功するポイントは?(←成功者に聞く)

「それは簡単! 

お客さんの評判がよくなれば、ほっといても雑誌に取り上げられたり、マスコミにも取材されるようになるし、
そのうち、企業のトップが定期的な顧客になったりすれば、ますます有名になって、雑誌の占いコーナーを書いて~!とか、本を出版して~!な~んて依頼がどんどん舞い込むようになるものよ。」



現在、占いビジネスは大きく分けて2つだという。

1. 鑑定をする

2. 書籍(テキストなど)の販売、スクール経営


*これに付け加えて、雑誌の占いコーナーなどの原稿を書くなんてのもあららしい。



たぶん、こうゆうもののことだろう。
   ↓
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どちらかというと、この2番目をやりたがる人が多いとか。

書籍等の販売・・つまり、本を出したり、テキストを作って販売、
さらに通信講座や学校を経営したりとか・・・そっちを好む人の方が多いそうだ。


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なぜなら・・彼女に言わせると

直接、個人客の鑑定をすれば、クレームもあるだろうし、ストレスがある割には大してお金にはならない。(笑)

本やテキスト出版、通信講座(または学校運営)でもやれば、定期的に収入が得られてるのが一番利幅が良い。

さらに、

先生ともなれば・・偉そうに、先生風を吹かせることもできる(笑)から、そっちの方がストレスを感じることも少ないんだとか。



●占い師の目的ってなんだろう?

「まあ、人さまざまでしょうけど・・ほとんどがビジネス目的だと思う。
つまり、それで儲けて生計をたてていきたいと思ってる人たちが多いと思う。

中には、本当に悩める人々を助けたい!って人もいるけど・・・それは少数派でしょうね。

”人々を救うことこそ私の使命です!”なんて言葉ですら、セールストークってこともあるからね。



でもね・・・と、彼女は続ける。


「だからといって、決してビジネス目的が悪いってわけじゃない!

プロフェッショナルな仕事して、顧客を満足させて、たっぷりお金を取ることは立派なことだと思うよ
。」




●では、占い師としてダメ!って思うタイプは?


「何かの執着が強い占い師は、必ず判断を誤るんで要注意だね。」


執着が強い占い師?


これもさまざまだけど・・

●良い評判を取りたいために、人の評判を気にしすぎたり

●当てなきゃ!と、そこにばかり強くフォーカスしたり

●自分の鑑定(または自分の流派)への思い込みが強すぎたり・・・


性格的には、

●高慢、傲慢になってしまう占い師も多いという。




「お願いします!なんて言われ続けて、人の人生を観てプライベートな部分も見たり、生徒を持ったりしてるうちに、
占い師って結構、高慢になってしまう人も多いみたいね。


そりゃあ、見かけは穏やかな態度をしてる人は多いわよ。 客商売だから・・

でも、内に高慢さを持っている占い師は、必ず本質からは遠ざかってしまってる!」




●見かけは穏やかなのに、高慢な心を持つ占い師って、どうやって見分けられるの?


「まず、ありがちなのは・・

当たり障りのないことを言って、言葉で巧みに逃げるタイプか・・・

または、

理づめに走って、理論的に正しいと説明しようとしたり、無理なこじつけをしてでも結論を出そうとするようなタイプかな。
いっぱしの理論物理学者きどりなのかね(笑)


でも、こうゆうタイプは、ちょっと話せば、すぐわかるわよ。

ものすごく視野が狭い人が多いし、自分のジャンルの占い以外は何も知らないって人も多いから。


いずれにしても・・・

心の中に高慢さを持ってる人というのはね、

何かの執着(人に良く思われなきゃ! なんとしても稼がなきゃ! 人から尊敬されなきゃ!など)を持ってる人であって、


執着を持つ人というのはね・・弱い人だからよ。




そもそも占い師になる人って、弱い人が多い気がするなあ。

また、そこに集まる人も弱い人が多いけどね。(笑)




私はふと、彼女がなぜ、大儲けできたのか、わかった気がした。


彼女は、たぶん・・経済的にも、精神的にも縛られるものが何もない。

心はいつも自由。

彼女にはまったく執着心というものを感じない。


だからこそ、さまざまなジャンルの占いまで学べたんだろうし・・
それがまた、楽しかったんだろう。

なんてったって・・ソロモンやゲーティアの延長上なんだもんなあ(笑)


皮肉なものだ。
おカネなんて別にどーでもいい、 人の評判なんてどーでもいい・・・って思ってる人の方が、カネも評判も集まってしまうんだから。。。




●最初は、師匠についてテキストを使って学んだの?


「占いのテキスト~? 
そんなものは不要!
不要どころか、マイナスになるかもしれないよ。」


強い口調で却下!


「たしかに、学校もあるし、テキストブックみたいな本は山ほどある。
今では、古典ものから現代ものまでね・・



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「だけど、私が学んだ方法は、

師匠が一対一で、口頭で教えてくれただけ

おもに、実際に顧客に会って実践の中で、1つ1つ学ぶ方法だった。


ところが、

数年たったとき、師匠がいくつか、テキスト本を持ってきたことがあった。

え? これからは、このテキストを使って学びなさいってこと?っと思ったら・・


師匠が言うんだよ。

このテキストブックを書いた著者を分析してみなさい!って。

著者の誕生日がわかる人もいるし、わからない人もいる。

わかるときは、まず占星術から試すことはできるけど・・・それだけじゃ完全に不十分。

そのほか、

なぜ、この著者はこういった理論を書いてるのか?

それは、何から、どのように影響を受けたのか?

文中の言葉使いから、この著者はどのような性格で、どのような心境だったかまで・・
この著者の人生、すべてを鑑定してみなさい!って。




これは、すごかったね。


のちになって、私はこんなことにも気がついたよ。

師匠は決して、この本に書かれていることが正しいか間違ってるか?  と聞かれたことがない。

いつも師匠が言ってたのは・・

著者はどのような心境で書いたのか?
  だったなあ、と。



そのうち、漢文で書いてあるものやら古語、 英語、イタリア語文献まで持ってくるんだから!

もう毎日、右脳も左脳もフル活動してた日々だったなあ。
でも、とっても面白かったし、かなり勉強になったと思う。

あの鬼師匠のおかげで、私は5か国語もわかるようになったしね~(笑)」



絶句・・・

本をそのような読み方をする人は稀だろう。

ましてや、テキストブック(教科書)ともなれば、ただ、一所懸命覚えようとするのが一般人の常だ。


だからこそ、

彼女の師匠は、あえてテキストを、このような形で使ったのだろう。


言葉の一面性だけに縛られてしまったら、占い師は失格なのだ。

ふと、そんなことに気づかされる。



●東洋占星術は紀元前までさかのぼり、老荘思想にも通じるもので、西洋のものより人生哲学までもが含まれる・・って言われるよね?


「は?  別にそれは東洋占星術に限った話じゃないよ。 西洋占星術だって哲学者は多くかかわってるからね~。


アストロロジーは、紀元前から口伝で受け継がれてきたものが多いかな・・とくにロマに伝わるものなんかはね。


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あとは天文学者によって研究されたものかな。 
昔は、天文学者というのは占星術師も兼ねていて、同時に哲学者も兼ねてた人が多いんだよ。

この人なんか有名だもんね↓
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東洋占星術の特徴をあげるなら・・

もともとは王侯貴族に伝わったもので、それぞれの家系ごとに受け継がれていることが多いんだよ。

その一部が、江戸時代になって日本に入ってきて、桜田虎門って人が翻訳したってのが、日本で、四柱推命の基礎となったって言われてるね。

算命学に至っては、高尾義政って人によって戦後に出来上がったもの。」



● え? ちょっと待ってくださいな~。
算命学は中国3000年の昔から伝わるもので、老荘思想の流れを組むものって聞いてたけど?


彼女に、もろ、こんなポーズをされた。。。
   ↓
chichichi.gif


「あのね~、それこそセールストークの1つで、ただのキャッチコピーだと思った方がいいよ。」


古代中国3000年の歴史があるのが算命学だとか・・
“道教”の“神仙思想”が土台となって形成されたものだとか、
高尾義政さんが、宗家12代目だか13代目を受け継いだとかって・

・・ヤツね。。。


どの占いだって歴史は古くて、紀元前にまで遡れるわけだし、
道教とか、神仙思想とかって言葉を出されると、

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それだけで・・

はは~!

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となって、すごいものなんだ!って、思っちゃう人が多いんだよね~。
そこが、狙いなんだろうけど。

でもね、

道教というのは、ものすごーくアバウトなものというか・・おおらかというか・・

もともとは、民間信仰であって、地方の迷信とか、さまざまなものがミックスしたようなものだったわけよ。

道教の神様なんて、100柱くらいあるらしいし・・。



そこに、非常に精神性が高い、仏教ってものが、中国に入ってきたわけ。

やばっ! これじゃ、道教は仏教に負けちゃうかも!

そこで慌てて、大昔の大物だった、老子と荘子を担ぎあげちゃったわけ。

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おまけに、これでもか!って具合に、神仙思想まで取り入れちゃったわけ。

神仙思想って知ってる?
修行して不老長寿になって、空を飛んだり色々な術を使いたい!ってヤツ。


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さらに陰陽五行説、易、呪術、卜占に讖緯説など、なんでもかんでも取り入れちゃって・・

さー!これでどーだ! 仏教よりすごいだろ!ってパワーアップされてったのが道教ってわけ。・

道教! スーパーパワーアーーーップ!!
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数で勝負?って・・ちと、違う気もするんだけど・・


仏教の目的が人々の救済にあるなら、道教は自分だけの救済=現生利益だったんだよ。
もともとはね・・・(笑)

まあ、それはそれで面白いし、いかにも中国大陸的つーか、微笑ましくて好きな部分もあるけどね(笑)

とにかく調べてみれば、すぐわかることよ。」



その後、もちろん・・私は調べ見た。
たしかに~。

若き日の空海さんでさえ、三教指帰(さんごうしいき)の中で、道教はちょっとね~。。。と却下したものだった。

以前、ここのブログ記事にもアップしたことがあった。
   ↓
空海とシュタイナーの関連性



「それとね、算命というのは、そもそも・・中国で「占い全般」を指す言葉。 (厳密にいうと誕生日占い全般を指す)
suàn mìng カタカナで書くと、スゥァン ミィンに近い発音かなあ。

だから現在の算命学に限らず、もちろん、 四柱推命だってスゥァン ミィンのわけ!

しかも・・その家系によって、スゥァン ミィンはいっぱいある。


その中の一人、呉仁和さんという人が、文化大革命で命からがら長崎に逃げてきて、高尾義政さんに教えて、そんで、高尾さんに13代目宗家を継がせた、それが算命学になった・・・と言われてる(笑)


本当に呉仁和が12代目だったのか、彼の家系のスゥァン ミィンが12代も脈々と続いていたかは、はっきりしたことはわからない。

それよりなにより、
中国は文化大革命で、ほとんどの古書を焼き捨てたし、学者や貴族の家柄の人々をことごとく殺しまくったわけだからねえ。

何も残ってないんだよ。


老子や荘子、孔子なんて貴重な古い書物さえ、中国にはなくなってしまい・・
日本に入ってきたものか、または香港や台湾に多少残ってるらしい。
占い書は門外不出だったから、もっと少ないだろうね。 まったく残ってないかもしれない。


命からがら逃げてきた呉仁和さん、すべてを失い他国で惨めにも生きなきゃならない。
そこで知り合った、まだ少年の高尾義政さん、

そこに、イマジネーションが沸いてこない?

私が販促のためにキャッチコピーを作るんだったら、こういった側面にポイントを置くけどね~。ベタな水戸黄門手法は使わないね。


なので、中国で四柱推命学、算命学といっても、中国国内ではなんのことやら、誰もわからない!

両方とも、日本で体系化されたものだからね。」



なーるほど。
納得!

そこで・・究極の質問だけど・・

●占いは、どこまで読める(当たる)ものなの?


「せいぜい青写真だろうね。
当たるか当たらないか?って質問なら、100%当たることなんかありえない!ってのが答えよ。」


うーむ。 占い師さんが、それを豪語するって・・


「たとえば、同じ土地で生まれてまったく同じ生年月日の人、それでも違ってくるでしょ?

もっといい例で、一卵性双子、 彼らは同じ両親から生まれて同じ環境で育ってる。
それなのに、全然違うことがあるよね?

そこに答えがあるんじゃないのかな?」
・・と、彼女は笑った。


たしかに、

ホロスコープを作れば、双子ならばまったく一緒のものが出来上がる。

しかも、同じ家、同じ両親に育てられてるのになぜだろう?・・・と、私は思う。

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「まずね・・双子は生まれて、名前を付けられるよね。
その名前は違うし、名前の音(韻)で受ける気(エネルギー)はそれぞれ違う。

兄弟姉妹として、どっちかが兄とか姉と呼ばれれば、お互いに役割意識に違いが出るかも
しれない。

学校に行っても、まったく同じクラス、まったく同じ友人ができるかというと・・そうではないはず。

そうやって違いはどんどん生まれてくる。


その途中で、彼ら自身が何を感じて、どのようにし思考して、どのように精神性が変化していくか?
そこが重要ポイントなんだよ。

そんなものは、占いとは全く関係ない、個人の在り方なんだよ。



「それじゃあ、簡単な例をあげてみよう。


ある双子の基本性格がうお座だったとする。

うお座の星座とは、こんなカンジ↓
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うお座のべーシックな要素は、「自分との境界線」「見えない曖昧さ」
これがキーワードになっている。

それを膨らませていくと・・・こんな可能性が生まれてくる。(これもあくまでも「例えば」の例に過ぎないけど)

●プラス面として
想像力、同情、包容力、自己犠牲、夢、神秘、幻想、奉仕、芸術、霊感など。

●マイナス面として
曖昧、依存、中毒、現実逃避、混沌、怠惰、非現実的、無秩序、欺瞞、詐欺など。




物事には何でも両面があるし、誰もが両方の要素を持っている。

その人が前向きな気分のときはプラス面を選び、状態が悪い時はマイナス面を選んでしまう傾向がある。

人の心なんていつでも一定ではない。 それが交互に現れることだってあるだろう。


二人のホロスコープは全く同じ。

二人の源は同じ。

なのに・・・

その肉体に宿る魂の成熟度、成長具合によって、現生(人生)において表現されるものが異なってしまうんだよ。


これは占いでは、到底わかりえない世界なんだよ。

また、本来占いが立ち入ることでもないし・・やろうと思っても到底できないんだよ。

だって、彼ら自身が作っていくものだから。

唯一、占い師ができることは、 
どんな要素を持ってるか教えてあげて、それをネガティブに使わないように、アドバイスすることくらいだね。



ものすごーっく納得した@@


●あ? でも待っってよ・・
たしか、双子を鑑定する方法っていうのを聞いたことがあるけど、あれって何?



「ああ、双子はもともとは1つのものであって陰陽に分かれたものだとか・・なんて説もあったね。

先に生まれた子を長子(陽干)、二番目に生まれた子を二子(陰干)とかってね。

双子の宿命理論というものまであるよ。・・だれが作ったんだか(笑)

これね↓」


その1: 宿命中の異常干支を探す
その2: 異常干支が陽干支か陰干支かを判断。
その3: 異常干支が宿命に無い人は、母親の宿命に2柱以上の異常干支がある。
その4: 母親に異常干支が無い場合、父親に2柱以上の異常干支がある。
その5: 本人にも母親にも父親にも異常干支が無い場合、両親が異常干支の後天運で結婚。



具体的なことは専門的過ぎて私にはよくわからないんだけど・・

なにがなんでも、異常干支を見つけ出すぞ! おう!
双子は異常干支でなきゃ、ならないんだ!


って、考えに囚われてるとしか思えない・・・。


なんだそりゃ?

だから何?


って思ってしまった。。。


「そう、まさに ”だから何?” だよね。

でも・・こんなことを真剣に調べてる占い師だっているし、実際に、あるテキストには書いてあるらしいからね~。

異常干支が関与して双子が生まれたという・・理論上をきれいにまとめたいって意思がアリアリだよね。
まさに・・だから何?だけど・・(笑)

双子どころか・・十二子まで判定する理論があるって話だし・・」



十二子~?

呆れてしまう・・。


「ようするに、
もう一回、まとめると・・

ホロスコープはその人の持つ可能性(要素)を表しているだけなんだよ。

実際にその可能性が実現するかどうかは、その人自身にかかっているってこと。
魂の成長度合いに!

感じ方が違えば、考え方(思考)も違ってくるだろうし、考え方が違えば行動が変わってくる。

行動が変われば、運命は変わるってこと
だよ。」



●宿命どうりに生きるっていうのを聞いたことがあったけど、
それじゃ、宿命どうりなんてありえないよね?



「宿命どおりって言葉じたいが不適切だもの。

占いでわかるのは、持って生まれた要素とバイオリズム。

ここらへんで不安定になりやすい時期だとか・・ってのがわかれば、
よーし! 気を引き締めてネガティブマインドに陥らないようにしよう!って考え方を促すことにもなるでしょ!」





「占いをかじったことがあるって人の中には、困った思い込みをしちゃう人も多いんだよ。

みずがめ座を持つ人でね、”ワシは頑固でいんだ! これはみずがめ座の特質なんだから!
なぜ、それを変えなきゃならんのだ!”って言ってる、勘違い野郎がいたなあ(笑)」



あははは・・・と、彼女は笑った。

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ん?
やば!
私、みずがめ座のはず。。。



すると・・またも彼女は、私の心の動揺を読んだように言った。


「大丈夫よ。
あなたは素直な頑固者だから。 
自然体で生きる頑固者だね。」


私の生年月日すら教えてもいないのに・・彼女は言い切った!


素直な頑固・・相反する言葉なのに・・

それが、すとーんと胸の奥に落ちていく気がした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが、彼女との出会いだった。


たぶんお互いに自己紹介して、彼女の名前は聞いたはずなのに・・
名前が思い出せない。

顔だって忘れてしまっていた。


だけど・・その日の会話だけは、事細かに覚えている。

もう、二度と会うこともない気がするけど、

彼女の爽やかさだけはインプットされたままだ。

3兄弟と17頭のラクダ

あるアメリカ人に聞いた話。

昔ミドルクラスにいた頃(日本の中学生)、古いアラブの逸話を題材にして、クラスのみんなでディスカッションしたことがあったとか。

ちょっと興味深い話だったので、それを紹介することにします。


こちらが、そのストーリー。
    ↓

3人兄弟と17頭のラクダの物語


これは、3千年も前に、あるアラビア人の数学者によって作られた問題とも、逸話ともいわれている。

3000年前といえば、車はなく、冷蔵庫も電気もなく 貨幣もない。 人々は仕事に行かず、学校もなかった時代。
貨幣がなかったため、富は実資産で計算されていた時代だった。
主に、それはラクダだったのだ。

ラクダは最も一般的で貴重な財産 
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3人の息子を持つ裕福な男性いた。 彼の財産は17頭のラクダだった。
彼は、なかなか知恵の働く男で、こんな遺言を息子たちに残したそうだ。

彼の遺言によれば、

長男は財産の1/2を受け継ぎ、
次男が1/3
3男が1/9


(なんとまあ、不公平なんだ!と驚かないでくださいね。当時の常識では長男が一番多く受け継ぐのが当然だったのだから。 それに、話のポイントはそこじゃないし~。)



父親が亡くなると、3人の兄弟はラクダを相続することになり、非常に喜んだそうな。


そこで、遺言どおりに分けると・・

長男の取り分は、17頭のうちの 1/2  だから、 8 頭と 1/2

次男は、17頭の1/3 だから、 5頭と 2/3

三男は、17頭の1/9 だから、 1 頭と 8/9



おい! 割り切れないだろーが!
ラクダを殺して分けたら、価値が下がってしまうし・・。

どう考えたって無理だろ!


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なんだって父は、こんなバカな分配を遺言にしてしまったんだろう?




でも、彼らは・・

●父親の遺言には絶対そむけない。
●絶対、自分は損をしたくない。
●絶対、他の兄弟には余分にあげたくない

のだ。


困り果てた兄弟たちは、或る日、街にいけば、なんでも解決してくれる「賢者」がいることを耳にした。

そこで、さっそく17頭のラクダを引き連れて、兄弟たちはその賢者を探しに行く。
(当時は警察だってない時代、全財産のラクダを連れて行かないことには留守中、盗まれてしまうだろうから・・)

さんざん尋ね歩いて、ようやく彼らは賢者をみつけることができた。

賢者と呼ばれる老人は、尋ねてきた3人にお茶をふるまい、ゆっくりと彼らの話に耳を傾けた。

話をすべて聞き終わると、賢者は言った。

「わかりました。 しかし、これはとても難しい問題です。
私は今夜一晩、じっくり考えることにしますから、どうか明日、もう一度訪ねてきてください。」


その翌日、3人が訪ねていくと、賢者はこんなことを告げた。

「これは本当に難しい問題でした。 
しかし、それを解決する前に、まず私はあなたがたに贈り物をしたいのです。
あなたがた兄弟は、父上の遺言を尊重し、それを守ろうとしている。
私はそれに、大変感心させられました。
そこで、私のラクダを1頭、あなたがたに贈りたいと思います。」

兄弟たちは、大喜びだ!

1頭のラクダをタダでもらえるんだから!

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これでラクダは18頭になった。

「さて、それでは問題を解決していきましょう。
あなたの取り分は何頭ですか?」

長男が答える。
「私は18の半分だから、9頭だ。」

次男が答える。
「私は、1/3だから、6頭だ。」

3男が答える。
「私は、1/9だから、2頭になる。」

9 + 6 + 2 = 17

ところが、ラクダは今や18頭なので、1頭が残る。

さらに、賢者は言う。
「残った1頭は、私が問題を解決した手数料として頂きましょう。」と。

お~!問題解決~!

3人兄弟は非常に満足して、賢者の知恵を称賛し深くお礼を述べたという。
ラクダを殺さなければ、分配できなかったところを、ちゃんと遺言通りに分配できたのだから。

彼らは帰途につき、今やそれぞれが、父親の残した遺言の意味を考えていた。
なぜ、こんな遺言を残したのだろうと!

THE STORY OF 3 BROTHERS AND 17 CAMELS



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この話を聞いて、私は・・さっそく自分で計算してみた。

えっと~。

長男: 1/2
次男: 1/3
三男: 1/9


見事に分母がバラバラ・・
まず分母を同じにして~一番小さい共通項にするには・・やっぱ18だ。

そういえば・・こうゆうの、最小公倍数って言ったんだっけ?(←ものすごく遠い記憶)

長男は9/18
次男は6/18
三男は2/18


ほ~ら、出来ちゃったもんね~!

この兄弟って、おバカだったん?・・・(←人のこと言えない。 私だって、先に話を聞いてたから出来ただけだ)

おそらく、私もまた・・この兄弟たち同様に、総数の17頭ばかりに捕らわれてしまっていたら、あれれ! 無理だ~!ってなってたはず(笑)

最大公約数とか最小公約数てことすら、忘れてたくらいの私なんだから。



こんなおバカな私の頭でも、もう一つ思いついたことがある。


最初に兄弟が計算したとおりにすると、
    ↓

長男の取り分:   8 頭と 1/2

次男の取り分:  5頭と 2/3

三男の取り分: 1 頭と 8/9



1/2 とか2/3 なんてのは、この際、無視! ラクダさんを殺さなきゃいけないなんて、嫌なこった!

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それで、とりあえず、細い端数は無視しちゃって、

長男が8頭
次男が5頭
三男が1頭


もらっときゃいいんじゃね?


ん?
8+5+1=14 で、ありゃりゃ、 全部で17頭なんだから、3頭余るやんけ。

おー、3人いるんだから、それを3人で仲良く1頭ずつ分ければ・・


ほらね! これでも出来きちゃった!


なんとまあ、簡単なことだったんだ~!

他にも、もっと方法はあるのかもしれないね~。


たぶん、これって小学校高学年くらいの算数レベルだったはず。

それでも、最初の17頭ばかりに囚われてしまって、別方向から頭の切り替えが出来なきゃ、到底解答には至らなかっただろう。


数学者というのは、豊かな感性と閃き💡、柔軟な頭を持ってなきゃ大成しない!というのを聞いたことがあるけど・・

なるほど、そうだろうな~って、つくづく思ってしまった。



そもそも、お父さんの遺言は、頭数なんて言ってないのだ。

あくまでも、配分だった。 

なのに、なぜ、現在ある頭数の17頭ばかりにこだわって、考える出発点を、そこだけにしてしまったんだろう?



さて、ここで、3兄弟の心理から見てみよう。

たぶん、前述したように・・彼らの頭にあったものは、

●父親の遺言には絶対そむけない。
●絶対、自分は損をしたくない。
●絶対、他の兄弟には余分にあげたくない



この3つが、彼らの重要ポイントだったような気がする。

そして、今あるラクダは、17頭1717だあ!

に、ばっちりフォーカスされちゃったというわけだ。

目に見える現実ってやつに!


当然、17を起点に考えはじめた。
絶対真理の大前提としちゃったわけだ。

そして、頑固にも、スタート地点を変えてみようとは思わなくなってしまった。

よく言われる、演繹法の悪い例だよね~(笑)
大前提が違ってしまえば、解答は出ない(解答は間違う)ってヤツ。



なんでこんな考えが浮かばなかったんだろう?

「とりあえず~、ちょっと少なくなるけど、ま、俺は8頭だけもらえばいいよ。
ラクダを殺すわけにはいかないからね。」
 (←太っ腹? 兄弟思い?)

(もしも次男だったら5頭、三男だったら1頭だね。)

じゃあ、俺も、5頭でいいよ。 俺も1頭でいいさ・・って。

3人がそれぞれ、ちょっと少なくなるけどさ、これでいいよ~!ってそれぞれ思ったとしたら、

必然的に3頭余って、さっさと一件落着しちゃったのに(笑)

最小公約数なんか知らなくたって、解決しちゃった問題なのだ!


おバカな私ですら浮かんだんだぞ~!


なぜ、そう思えなかったか?

彼らの心の底には、

絶対、自分はちょっとでも損をしたくない!って気持ちがあったからだ。
自分が損するということは、誰かが得する、それは許せん!という気持ちがあったのだろう。


だからと言って責めることでもないけどね。

当然ちゃー当然だ。 誰だって損はしたくない! ラクダは彼らにとっては貴重な財産なんだから。

私の場合は、他人事だからこそ、そんな考えが浮かんだだけだろう(笑)



ただ、ひとつだけ言えることは、

何かに強く執着するものがあれば解決しないってことかもしれない。

だから、心の状態は常にニュートラル・・・また、これが言えそうだね(笑)


この3兄弟は、決しておバカだったわけじゃないかもしれない。

ただ、強い執着心に邪魔されて、見えなくなってしまってただけかも。


お父さんは、なんだって、こんな遺言を残したんだろう?
それにしても・・実に見事な配分だったなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この話を、オフィスの人に話したところ、

「ちょっと待った! それって、ヘンじゃね? 納得できない部分がある!

だってさ、その賢者から1頭もらって18頭になったんだよね。
それを余ったからって、その賢者が手数料としてもらっときます!ってのは、許されないよ。
だって、すでにその1頭だって、彼らのモノになってるんだもん。

もしも、手数料を取るというのなら、最初から、この問題を解決したときは手数料としてラクダ一頭頂きますが、いかがでしょうか?と、最初に宣言してさ、兄弟たちから同意を取りつけてなきゃいけないだろ?
それを、あとから、当然のように、じゃ、これは余ったから私の分ってのは・・マズイだろ! 詐欺で訴えられても仕方ないぞ!」


あ~、おっしゃる通りでした。。。
まさに現代の思考だ~。


となると、残った1頭のラクダさんは、殺されて切り刻まれて分配されちゃうんだろうか~。

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なんだか・・3000年前の世界に生まれ変わりたくなってきた。

生霊・サイキックアタック

「最近ずーっと妹の体調が悪いんだよ。 
ドクターにはどこにも異常はないって言われるんだけど、頭痛、疲労感、うつ状態でずっと悩んでるの。
これって、サイキック・アタックかなあ。」
・・・・オフィスの同僚が言っていた。

サイキック・アタック?

これを日本語でいえば・・生霊のことじゃなかったか?



この同僚は、香港系アメリカ人で妹と一緒に住んでいる。

妹さんは何をやってるの?と聞けば、ダンサーだとか。

それも、かなり成功を収めていて、今では名の知れたダンサーらしい。

なーるほど~、それなら生霊ってのもアリかもなあ・・な~んて、ふと思う。



生霊は実に厄介なものだなどと・・よく言われてることが多い。

たしかに、どの霊能者さんも口を揃えて言う。

「死んでる人だったら、説得して了解の上、あの世へ旅立ってもらうこともできるけど、
生霊ってのは、生きてる人だし、しかも本人の自覚がないことが多いから難しいんだよ。

たとえ、運よく除霊できたとしても、すぐにまた憑いてしまうし、実に厄介なのだよ。」
と。


しつっこく、ある特定の人のことばかりを思い続ければ、その念は生霊となりやすい。


生霊=ネガティブな念なのだ。


ほとんどが恨み、妬み、怒り・・といったネガティブな想念。


そんなネガティブマインドを持ってしまう人、それを相手に飛ばしちゃう人ばかりが悪いわけではない。

ネガティブな念を持たれてしまう人だって、なんらかの問題があったのだ。

・・・・というのが、通常、よく言われててることでもある。

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そりゃそうだろう。

人の心を傷つければ、怒りや恨みを買うのは必定。

ネガティブな念を飛ばす方も悪ければ、それを植えつけてしまった本人だって悪いってことになる。

どっちもどっち。

人にネガティブパワーをぶつければ、自分にもネガティブパワーは戻ってくるということだ。(まさに、ブーメラン現象

それを昔の人は、「悪いことをすれば罰が当たる」なんて言ってた気がする。

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特に相手が、念力パワーの強い持ち主だったりすると、それが生霊(サイキック・アタック)となってしまうことがある。



じゃあ、念力パワーが弱ければ安心か?

NO!


たとえ念力パワーが弱かったとしても、それが数集まれば、そりゃまた大きなものになる。

しょっちゅうネガティブパワーをダダ漏れにしてる人や、人に嫌な気持ちを与えてしまいがちな人は要注意だ。




ところが、それだけではない。

とくに有名人の場合などは、会ったこともない人から、ネガティブな念をぶつけられることだって頻繁にあるのだ。


メディアで見ただけなくせに・・

あいつ、実力ないくせに成功しやがって!
くそ! 俺より金持ちだ!
美人の恋人を持ってるじゃないか!


と、妬んだり・・

なんだか態度がでかくて感じ悪い!
きっと、嫌なヤツに決まってる!


とか・・現実を知らずに妄想だけを膨らませて、相手を嫌悪したり、攻撃的になったりする人だっているのだ。

とくに最近は、こういった傾向が強いような気さえする。
(バッシングってのも似たようなものだろうね。)



それなら、人気者でみんなに好かれる人なら大丈夫かというと・・これもまた危なかったりする。

実際に、熱烈ファンにストーカーされた事件なんて山ほどある。


リアル・ストーカーも厄介だけど、生霊ストーカーとなると、もっと厄介だ!


「え? そのくらい芸能人なら仕方ないじゃん! 人気がある証拠じゃない。
それに、恋焦がれて生霊ストーカーになっちゃう人って、カワ(・∀・)イイ!! それだけ好かれてるってことよ~。」


なーんて、能天気なことを言ってる人たちもいたけど・・

とんでもないこった!




人によって症状は違うけど、頭痛、不眠症、神経症、体の痛みなど、肉体的にも影響を及ぼすし、ひどくなると仕事の継続だって難しくなったりするのだ。(←これが、生霊型ストーカー)


それで・・・

病院にいけば原因不明といわれることもあるだろうし・・

自分で、それが生霊ストーカーのせいだ!とわかったところで、警察にかけこむわけにもいかない。
(当然だけど・・警察が動いてくれるのは、リアル・ストーカーのみ。)

こうなりゃ、最後の頼みは、霊能者だ!

でも・・前述したとおり、「生霊は難しいんだよね~!」で終わっちゃうことも多い。。。(笑)



結局、腹をくくって自分自身でなんとかするっきゃない!ってことになる。



ストーカーは、決して侮れないものだから、くれぐれもご用心を!

妬み、嫉み、怒りなどをぶつけてくる人たちと同種のものと思うべし。

愛するゆえにストーカーになる・・なんてのは真っ赤な大嘘!

ストーカー心理の根本にあるのは、「自分だけのものにしたい!」というエゴ丸出し。

マジで愛する人の幸せを願う気持ちがあれば、ストーカーなんてなるわけないんだし・・(笑)


どうか、それをお忘れなく!

生霊ストーカーは、とくに厄介なものだと聞く。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

生霊といえば、有名な話を思い出す。

源氏物語に出てくる、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の話は有名だ。

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http://masuo-san.com/?page_id=2230

六条御息所は東宮に入内してた人だ。

夫である東宮が死去しなければ皇后の地位だって得られた人でもあり、
美貌の持ち主で、教養は高く、風流を解し才能も品位も身分も・・すべて非の打ちどころのない人だった。

それを源氏が熱心に口説きまくって、ようやく落とした女性。

六条御息所はなにごとも一途に思い詰める性格だったのだろう。
高い教養も、一途に努力したからこそ身に着けたのだろうし、たぶん恋も同様、惚れたら一途。


そこに、よくある話。
男の夜離れ(よがれ)

ご存じのように、当時は一夫一婦制ではない。 男が通ってきて女がOKすれば結婚てことになり、通ってこなくなれば離婚。
愛があれば続くし、無くなりゃ離婚・・実に単純明快な時代




なんで来ない? 恋しい源氏は何をやっとるんだ?


すると・・彼は、夕顔なんて女に夢中になってる。

なんで・・よりによってあんな女?

知性も教養も身分も、すべてが劣る卑しい女じゃないか?



そこで、六条さん、(六条御息所って長いから勝手に省略して呼ぶことにする)


源氏ってヤツは、まあ、それだけの男の器だったってことよ! しょせん私の相手ではなかったわね~!
クールダウンしてしまえば、ハッピーエンディングだったのだが・・


そうはいかないものだ。


六条さん、単なるジェラシーにとどまらず、今まで生きてきた人生のすべてさえ、全否定されてしまったような心境だったかもしれない。

それじゃあ、救われない!

そして・・六条さんは本人も知らぬまに、夕顔をとりころしてしまう。



話はそれだけに留まらない。

六条さんが、気分転換でもしようと、新斎院の御禊の日(つまり・・簡単にいえばたぶん、祭り見物に出かけた日)

葵の上一行と彼女の従者同志が車の場所をめぐって争う事件が起きてしまった。


葵の上というのは、ご存じ源氏の正室。

争いの原因は家来の場所取り

「ウチの葵上様の方が身分が高いんだから、ここの場所はウチラのものだ。」

「いや、こっちはウチが先に取った場所だろーが!」


なーんて、しょーもないことで家来同士が喧嘩したのだ。


その結果、

人は集まってくるし、御息所の牛車の一部が破損してしまうしで・・六条さんは人々の嘲笑を受けてしまう。

「六条御息所って、今じゃすっかり源氏の君にも夜離れだってね。」

「あーあ、今じゃすっかり落ちぶれちゃったね」


とかなんとか。



世間とは口さがないもの。

矜持の高い人には、なおさらショックだったことだろう。



その後、葵の上には物の怪(もののけ)がとり憑き、彼女はずっと苦しめられることになる。

どんなに祈祷を行っても、なかなか離れないのだ。


とうとう葵の上は、出産とともに亡き人になってしまう。



ある日、六条さんは、自分の衣が護摩に用いる芥子の香がするのに気づき、

そのとき初めて、自分が怨霊(生霊)となって葵の上にとり憑いていたことを知る。


彼女は執念深くて嫉妬に狂うような女性ではない。 感情型、直情型でもない。
才能ある高貴な女性で知性も理性も備えた人だ。 


それが、足が遠退いてしまった源氏を恨めしく思うあまり、源氏が愛する女を嫉妬に狂って殺してしまったというのか?

自分の中には、なんと執念深くて醜い本性が潜んでいたんだろう・・・と、打ちのめされる。

彼女の理性は、自分自身をも許さないのだ。

ボロボロ状態。



なんとまあ、実にアンビバレントな性格なんだろう。



さらに、自分の生霊のせいで葵上を死に至らしめたことを、源氏にまで知られてしまったのだった。

がーーん。。。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人は、どんなに良識を持ち理性を持っていたとしても、無理やり閉じ込められた執念はいつか収まりきらなくなる。

それを閉じ込めようとすればするほど・・肉体を離れ勝手に暴れてしまう。



そこらへんが源氏物語の心理描写のうまいとこだろう。
六条さんに対しても、決してベタな描き方をしていない。

*もっとも、後世に伝わったものは、ただの執念深くて怖い女・嫌な女としてだけ描れちゃってることも多いみたいだけど。




いい子になって我慢してないで、
思いっきり、グーで一発、源氏の顔を殴ってやればよかったんだ

現代に生きる私は、ついそう思ってしまう(笑)



しかしながら、この時代は摂関政治まっただなか。

六条さんの父親は大臣であり、娘が皇后の地位につくことを強く願っていたはずだ。

父親もまた東宮の死去で実現しなかったことの恨みを、高貴な娘を無視し続けた源氏への恨みと変わり・・その正妻にも向けられたとしても不思議ではない。

摂関政治の世では、勝者となるか敗者となるかの熾烈な争いなのだ。 
敗者の念は必然的に勝者へ向けられる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


生霊とは実に厄介なものだ。 つくづく。。。


源氏物語、六条御息所の話をみても・・

必ずしも、執念深くて嫉妬深い逆恨み野郎だけが持つ感情ではないということだ。

どんなに清らかで優しい心を持つ人であってさえ、心の闇は併せ持つわけで、 誰でもある日突然、生霊になってしまう可能性はあるのかもしれない。


それを、どうやってプロテクトすりゃいいんだ?


とくに、感が鈍ってしまった現代人は、生霊の存在さえ気がつかず、自分が生霊になってることさえ気がつかないことが多いかもしれない。



生霊というと、かなり重たく、特別なものに思えてしまいそうだけど・・・

イライラ怒ってばかりいる人のそばにいると、自分まで毒気に当てられて頭痛がしてきたり・・
愚痴や悪口ばかり聞かされてると、ひどく疲れたり重い気分になってしまったり・・



それもまた、英語でいえばサイキックアタックであり、ちょっと軽めの生霊ともいえる。



人の魂は生きているうちにでも肉体を抜け出すことができる
悪い気も良い気も、外部に垂れ流すことができる



現代人は、こういったことを信じていない人も多い。

そんなこと言うものなら、スピリチュアルだとか、オカルト趣味と言われて、特殊扱いされてしまうこともあるだろう。


しかし、

少なくとも・・平安時代に生きる日本人は信じていた。

決してマイノリティーではなく、それこそが一般常識とされていた時代だった。



なので、「魂が抜ける」という単語まであったのだ。


物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる

『後拾遺集』の中の 和泉式部の歌

「あくがる」・・・本来の意味は、人の体から魂が離れることを言ったそうだ。
そこから派生して、上の空になる、ふらふらさ迷い歩く、なんて意味もあるらしい。




この歌に簡単な現代語訳をつけるならば・・・

あなたのことを想っていると、沢を飛び交っている蛍の火も、自分の身から離れ、さまよい出た魂ではないかと見えますよ

*注: この時代、蛍などの昆虫や鳥に、人の魂が乗りやすい(乗せやすい)と考えられていた。

蛍なんかとくに・・

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もしも、生霊やらサイキックアタックを信じるなら人ならば、ちゃんと対処法も心得て置く必要はあるかも。


★当然ながら、自分から人の恨みや妬みなんかを買わないようにすること


だからといって、びくびく相手の顔色を伺って、言いたいことも言えないようになってしまっては・・
これまた、予備軍を作り出してしまうかもしれない。


そして、

★相手のパワーより強くなること


そうなりゃ無敵だ(笑)


強い人というのは、オーラがでっかく美しく光り輝いてるとか。

そんな人のオーラには亀裂やほころびが無いんで、どんなサイキックアタックも入り込めずに、はじかれてしまうんだそうだ。

オーラが見えない私にはわからないんだけど・・見える人にはそのように見えるらしい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

生霊からプロテクトする方法は、検索すれば簡単にいくつかヒットする。
興味があれば各自お調べを。


あ、英語版もあったので、参考までにURLを下に貼り付けておきます。

ちょっと日本のサイトとは違ってる部分もあったので・・。
    ↓
Symptoms of A Psychic Attack and How To Protect Yourself

これによると、生霊(サイキック・アタック)の影響を受けてしまった場合の症状は、ほぼ同じ。

肉体的にも精神的にもダメージを与える。

プロテクト方法で、日本のサイトとちょっと違う点は・・

★クリスタルを使う 

★スマッジング(昔からあった、ネイティブアメリカンの浄化方法)

★自分の祈りの言葉を唱える



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いずれにしても、心を落ちつけて自分自身の中のネガティブなものを外に押し出すこと、そのイメージをより強くできることが基本のようだ。


死んでる人より生きてる人の方が怖い!ってのは・・こうゆうことかな、って思ったりする(笑)
怖いというより、数倍も厄介なことが多いのだ。。
生身の人ゆえに。

*最近、妙にサイキックアタックが増えてる気がする。。。

白いオオカミの夢から始まった私の1日

すっごくヘンな夢をみた。

山の上の方、古びた小さな神社の鳥居をバックに、白い犬のようなオオカミのような獣がこっちをじっとみている。

見惚れてしまう美しさだった。

ただ・・それだけの夢。

夢っていっても、ぜんぜんストーリーが無いんだから、そうゆうのは夢とはいえないのかもしれないけど・・
(ストーリーはあったのかなあ? 私が忘れてるだけかも?)


それにしても、素晴らしい夢だった・・と思う。
白い獣、「神々しいまでの美しさ」の余韻に浸る。


なんだか、なつかしい、こんなのを思い出した。(←単純に感化されやすい性格)
    ↓
Mononoke_hime.jpg

うーん、これはイヌガミ様だったか?

犬神伝説? 犬神神社ってのあったなあ・・・。



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こっちは、アメリカ・イエローストーンに実在してた、白いオオカミ、ホワイト・レディーと呼ばれていた。

心無いハンターに撃ち殺されてしまったんだった。



まさに、オオカミ。

ネイティブアメリカンのシンボルではどんな意味があったっけ?

オオカミは、部族の名とか紋章にも使われてるほどメジャーだったはず。

なんだか気になって調べてみる(←私? 何やってんだか。)

ネイティブアメリカンの文化で最も一般的な一族の動物の一つ
狼種族の部族には、クリーク族(ヤハルギまたはイフヴェルク)、チェロキー(アニワヒヤまたはアニワヤ)、チペワ(狼族、またそのトーテムはMa'iinganと呼ばれる)、アルゴンキス族カプトとオセアジのような平野部族、チカソー族のような南部種族、ニューメキシコ州のプエブロ部族・・・
http://www.native-languages.org/legends-wolf.htm




もっと説明は続いてるけど、めんどくさいんで、まとめると・・

オオカミは、ノースウエスト沿岸部ではとくに重要な一族の紋章であり、一部、トーテムポールでも掘られてたりする。


ふむふむ。
やっぱりなあ・・。


注:
ネイティブアメリカン世界では、森羅万象すべてが魂や精神を持っているという考え方から、パワー・アニマルというのがあって・・

その動物(または太陽とか月だったりすることもあるけど)の、特性が同じくそれを持つ人にパワーを具現化したり伝えたりする超自然的な力であると信じられている。

パワー・アニマルは、夢やビジョン・クエストに登場するガイドとみなされていて、スピリット・ガイドのようなものともいえる。
スピリット・ガイドは、人と人生のさまざまな段階を共に歩き、ときには指導し、ときには保護してくれる存在。


たとえば、彼らが自己紹介するとなれば、こんなカンジ
     ↓
僕はチェロキー族のオオカミ部族(バンド)に所属してます!

そういえば、ハリーポッターはホグワーツの生徒だったけど、所属する寮は4つに分かれてたっけ。
そんなもんかもしれない(ん? ちょっと違うか?(笑)

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・グリフィンドール
・ハッフルパフ
・レイブンクロー
・スリザリン



で、スピリチュアルなオオカミの意味って、どんなんだっけ?

それも超簡単にまとめると・・

強さ、勇気、持久力、諜報活動を行える賢さ、家族の絆
★ハンティングする動物のため、守護と戦いの神でもある。
★月に向かって吠えているオオカミから、神々と話をしてパワーを授かる精神的な存在
https://www.warpaths2peacepipes.com/native-american-symbols/wolf-symbol.htm



ネイティブアメリカンの動物のシンボルには、一切ネガティブな言葉が無い。


彼らの言葉を借りれば、

時には日照りと渇きの原因を引き起こす太陽であっても、トウモロコシを実らせてくれる有難い存在だし、

ネズミであってさえも、観察力と勤勉さを持つ、と表現されている。



かつての欧米文化のように、

ネズミは害虫同然だから抹殺すべし。
オオカミは家畜を襲う危険動物だから抹殺すべし。


という概念がまったくないのだ。



今さらだけど・・

どんだけ、肯定した世界観なんだろう、と感心してしまう。
すべてを静かに肯定した世界観だよな~と。




アメリカ大陸を手中に収めた白人文化とは大違いだ(笑)


いやいや、白人すべてが、こんな考え方だったわけではない。
以前の私のブログでも、ルーマニアに住む羊飼いのドキュメント映像を紹介したことがあったっけ。
   ↓
オオカミと人と自然の関係

あらら? すでにこの動画は消されちゃったようで・・残念だ~。
「ルーマニア、カルパチア山脈の森で生きる羊飼いと狼の物語」・・・これ、ほーんとによかったのになあ~。


かつてのネイティブアメリカンの人々、カルパチア山脈の森で生きる羊飼いの人々、
そして、遠い昔の日本人の自然観にもまた、共通するものを感じる。

すべてを、静かに肯定することから始まる自然観~



今度は日本の神話やら神社を思い浮かべてみる。

オオカミ・・日本にも数は少ないけど、狼信仰はあったし・・
(日本狼は絶滅させられちゃったなあ。・・ん? 白人文化と同じか?)


とくに秩父地域には、オオカミを祀った神社が多いと聞いている。

三峯神社
船戸・三峯神社鳥居

http://www.mitsuminejinja.or.jp/kitou/index.htm


こちらの三峯神社の御祭神を調べてみると、このように解説されている。

日本武尊(やまとたける)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まり。
お使いの眷属はオオカミ。 日本武尊の道案内をされ、その勇猛、忠実さから、当社の使い神に定められた。



キツネが眷属であるように、オオカミもまた眷属。



オオカミとタイピングしてると、大神になっちゃう(笑)

それで、気がついたのだが・・

オオカミは大神にも通ずるかも・・・そういえば、大神神社というのもあったような・・。



あった~!!  奈良県だ。

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大神神社のご神体をみてみると・・

大物主大神 (おおものぬしのおおかみ、倭大物主櫛甕玉命)は、蛇神であると考えられていて、水神または雷神でもある。
稲作豊穣、疫病除け、酒造り(醸造)などの神として篤い信仰を集めている。
一方で祟りなす強力な神ともされている。
日本の守護神(軍神)、氏族神(三輪氏の祖神)である




一方で祟りなす強力な神ってのが、私好みだったりして(笑)

神様もまた両面を持つ・・それを鎮めて、守り神になっていて頂くのが、人のお役目であったり神事だったりする。

ここらへんがまた、ネイティブアメリカンの祈祷や祀りとも通ずるものがあるなあ・・と思ったりする。



ところで、日本武尊とどう関わってたっけ? 

大物主大神は大国主(おおくにぬし)という説もあったとか?

どうも、神様の名前ってのはややこしくてかなわん!

もう、ここらへんでいいか!(←すぐ感化される凝り性でいて、ギブアップも早い)


ま、眷属と神様をたどっていくと、どうも、こっち系って気がしてきた。・・・(←こうなると、ただの直感)

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http://www.pmiyazaki.com/takachiho/sitemap.htm

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

掃除洗濯に買い物もあったし、結構忙しい1日だったのに、私は何やっとるんだ!(笑)

買い物から帰って、ひどく目が疲れてたので、

Youtubeで音だけのサイトでも聴きながら掃除でも始めるか~と、
適当に、タイトルも見ずにピックアップしてしまったのが、こちらだった。




なんと・・

あとで、タイトルをみて、びっくりした。

さらに内容も聞いて、びっくりした(笑)

この動画は、ひょっぴりオカルトチックな「宮大工シリーズ」といのものらしい。  
   ↓
宮大工シリーズ(全8)

いっきに全部聴いてしまった(笑)



こうゆうのを、シンクロっていう?

いまだに、あの夢はなんだったのかさっぱりわからないが・・・

そんなことはどーでもいい!

ステキな夢で楽しい1日だったと思う。
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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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