始めに言葉ありき_言葉について考える

魯山人のエピソードと密教の中で、以心伝心のエピソードを載せました。
    ↓

ある時、お釈迦様が弟子の前で花を一輪手に取って、それを眺めていた。

ただ、それだけのこと。

ある弟子は、お釈迦様のそんな様子に気を留めることもしない。

また、ある弟子は、なぜお釈迦様が花に関心を示しているんだろう?と思う。

一人の弟子だけは、それを見て、はっ!とする。・・・そして悟りを得てしまった。



これこそ、以心伝心


密教の奥義
ただ、心から心に伝えることが大切であり、
文章や説法(ことばよって伝えることのみを貴いとはしない。





これについて・・また、しみじみと物思いにふけってました。。。



そういえば、日本でも昔は師弟制度があったよな~、と。

主に、商人や職人を目指す人たちは、親方のところに奉公して見習いとなって学んでいかなきゃならない時代だったはずです。


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若いころの私は、この、古臭~い子弟制度ってのが大嫌いでした。

料理人として見習いに入ったのに、何年も掃除とジャガイモの皮むきばかり。

親方や先輩は威張ってばかりで、私用までも言いつけられる。

日々掃除や雑用ばかりで肝心な技術を教えてもらえない。

そもそも、1日の労働時間がものすごーーく長い。




こんなことを、常々聞いてたせいでしょうかね~。


ところが、昭和の時代になると、さまざまな専門学校が出来ました。


これで、悪しき封建制度も終わって、つくづくよかったな~と思ったものです。



しかし・・以前の、こちらのブログにも載せたように、
   ↓
右脳を使うこと、ピアノと数学と師弟制度

師弟制度でなければ学べないことも多いんじゃないかな~と、ある時、気がついたわけです。
いやいや、むしろ・・師弟制度の方が、学びも多いんじゃないかな?って気がしてきたんですよね~。


昔の私は・・調理人を目指すんだったら、包丁さばきや煮炊き、焼きの技術を身に着けることが肝心なわけだし・・

それを、さっさと教えればいいだろーが!
掃除や後片付けなんてやらせるなよ!


と、私は思ってたんですが・・


今ではむしろ、掃除や後片付けの中にこそ学ぶことは多いのかもしれない・・と思うようになりました。

掃除だけをとっても、大工さんの工房と料理人の板場では、掃除の内容も、その必要性も全然違うわけだし・・

後片付けをしながら、カンナ屑をみたり、野菜の切れっぱしを見て学ぶことは盛りだくさん。


つまり、まずは自分で学び取れ。
「自分から学んだことでないと、本当には理解できない」ってことだったんだな~と気がついたわけです。



理解すること、身につけること・・・それは、頭だけで理解することではなく、頭と体と魂のすべてで感じて理解するってことなんだな~、と、そんな事からも、気がつかせてもらったわけです。


あ、だからと言って・・・学校に通うよりも師弟制度の方が優れている~なんてことを言いたいわけじゃないですからね。

もちろん・・中には傲慢で横暴なだけの師匠や兄弟子だっていたでしょうし・・そんなところに入ってしまったら、そりゃあ、ただの掃除係と小間使いで終わっちゃう・・・なーんてこともあったでしょうから。



高卒で進学をやめて、ドイツに行ってしまった人のことなんかも思い出しました。

その人は、本場ドイツのマイスターに弟子入りして、バイオリン作りをするのが夢だと言ってましたっけ。

イメージ写真ですが・・
    ↓
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「えー、そんなことでわざわざドイツに行って苦労しなくても、今は日本に学校だってあるじゃない!」

と、言う私に・・

「それじゃあ、ダメなんだよ。 伝統の工房の中で、その匂いを嗅ぎ、同じ空気を吸ってこなければ、ストラディバリは生まれないよ!」・・と、笑って言われました。

ストラディバリみたいなのを作る気かよ!!


当時の私は、匂いや空気なんか・・バイオリン作りに関係ないだろ!と思ってましたが・・そうじゃなかったんですよね。

その人は、ドイツ、ウィーンなどの有名オーケストラの演奏を頻繁に聞きに行くことから始めたそうです。

そういったことのすべてが・・ようやく私の中で1つになったような気がします。

この年になって・・ようやくですけど・・(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「言葉を使って教えること、相手に伝えること」は、

私たちの職場でも、後輩に仕事を教えたり引継ぎをしたりなんてこともあるわけで、日常的に多々あります。


同じように教えても、ちーーとも理解が出来ない人もいれば、即座にポイントをつかんで覚えてしまう人もいます。

人によって実に様々なものです。

聞いただけで黙って理解してしまう人もいれば・・
すごく良い質問をしながら覚えていく人もいるし・・
関係ない事までクドクド質問してきて、ポイントから外れてしまう人もいるし・・(笑)


私も若い頃は、

すぐに覚えてくれる人=優秀、 
なかなか理解できない人=ダメ人間


と思ったものです。


逆に教えてもらう立場になったときは・・・

自分がなかなか理解できないと、教え方が悪いんだよね~、ちゃんと適切な言葉を使って教えてくれないんだもん!

と、実~に自分勝手なことを思ったものでした。。。


他者に対して、自分の世界を中心にした見方しかできない。

まさに、それって「傲慢」の、ひとことですね~。



でも、あるとき、ふと気がついたんですよね~。


人には波長が合う人、合わない人もいるわけだし・・・そもそも、波長なんてそれぞれ違って当たり前。

相手に伝わらないのは、相手が理解する言葉で適切に伝えてなかったんじゃないか!と。

つまり、自分の問題じゃないか!・・と、気がついたわけです。


人に教えるということは・・相手の波動をキャッチして、相手に合わせた言葉を使わなければ理解してもらえない!


同時に自分が習うときもまた、先生側の波動をキャッチしようとしなければ、わからない!ってことにも気がつきました。


これは傲慢さが消えて、単に謙虚になったってことよりも・・

ようやく、「マトモに客観的に見えるようになった」って、ことに近いかと思います。


人に教えることは、
感、や、勘をフル活用しなきゃいけない!ってことにも気づきました。

すると、すべてにわたって、「通りがよくなる」気がしました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある方が、「老子の無為自然というのは、常に現実のままが正しいってことなんだよ。」っと解説した人がいて・・

それに対して、

じゃあ、シリアの爆撃、原発、大気汚染・・・これ現実だけど、それを肯定するんかい? それが正しいわけ?

と、ひどくツッコミを入れられてるシーンを目にしたことがあります。


たしかにそうですね~。 

現実が正しいなんて言ってしまったら、現状に甘んじてなーんもしない。
改革も改善も無しってことになっちゃう!


でも、よーく聞いてみると・・

「現状をまず知り受け入れることから始まる」ので、それが「正しい在り方」なんだよ!と、その方は伝えたかったようです。

ああ、こうやって、誤解されちゃうケースもあるんだろうなあ、と。(笑)




そういえば、こんなのもよく聞きますね~。

「欲望のままに生きるべきではない、すべての欲を捨てろ!」なんて言われたり、

かと思えば、

「我慢して欲望を抑えるのはいけない!」とも言われたり・・


仏の道は、欲・煩悩を捨てることだと思っていたら・・

「理趣釈経」という教典も存在する(笑)

俗にいう、「理趣経」のことですね。
理趣経については、こちらの過去記事でちょっとだけアップしたことがあります。
    ↓
空海とシュタイナーの関連性



美味しいものを食べたり、好きな音楽を奏でたり聞いたり、または恋に落ちたり、セックスしたり・・
それもまた、菩薩の境地だと言ってるわけです。




え? 欲望は抑えなきゃいけないんじゃないの~?
もう! 何を信じたらいいんだよ!



と混乱しちゃう人もいるかもしれませんね。


実際のところ、この理趣経は特に門外不出で、空海さんは、最澄さんにも貸さなかったそうですよ。

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最澄さんというのは、天台宗を開いた人で、最高位の知識人とされていた人です。
唐留学にも、国費で留学したくらいの人ですから。

それに比べて空海さんは自費留学生・・・当然ながら、当時は最澄さんの方がランク上とされていたわけです。


その最澄さんが、頭を下げて「勉強したいから本を貸してください!」って頼んでるのに、空海さんは、NO!だったそうです。

空海 :「そんなに学びたければ教えるから、こっちに来てくださいよ~!」

と言ってるのに、時の人である最澄さんは仕事が超忙しい!

最澄 : 「だから~、僕、そんなヒマないから、本だけでも貸して!ってお願いしてるじゃん!」

空海: 「それじゃダメ~。 この経典はとくにダメ。 読んだだけで学べる内容じゃないんだよ!」

最澄: 「どーして?? 僕が読んだだけで理解できないバカだっていいたいわけ?」



これは、私の想像ですけどね~。

実際のところ、このお二人の関係を悪化させたのは、この理趣経にあったともいわれてます。


たぶん・・空海さんは、言葉だけで真の教えを誤解されたくなかったんだとは思いますが・・。




こーんな昔から・・

言葉ってのは、やっかいなものです。

言葉を発する人、それを受ける人の間で、差異が出てしまうことも多い。

つくづく、宗教を含む、精神世界の事を伝えるは、特に大変なことだと思います。


この時代も、言葉を頭だけで理解して教えようとしてしまったり、
教わったことを頭だけで消化しようとしまう人も多かったのかもしれません。

それが、そのまま、誤解されたり曲解されたまま、後世にまで伝わってしまったり・・・

そういったことも多々あったような気がします。


・・・・・・・・・・・・・・

ずっと昔読んだファンタジー小説に面白い一説がありました。
(話がコロコロ変わってすみません。。。思いつくまま書いてますんで・・)


多くの人々が、魔物が襲ってくるような危険な土地を旅をしなければならないとき、

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危険を避けて無事目的地に到着するために、多くの人たちは、土地に詳しい「案内人」を雇い入れるんですよね。


案内人が、「ここでは、夜は絶対に火を炊いたらダメだ。」と雇い主に教えると、

それを漏れ聞いた人たちは、「夜は絶対に火を炊いたらダメなんだって!」という言葉だけが、あっと言う間に広まっていく。

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しかし・・・

場所によっては、また、そのときの状況によっては、火を炊いてもいい場合もあり・・・むしろ、火を炊かなければならない場合もあり・・

さらに、火の炊き方も場所も様々なケースがあるわけです。

藪の近くで炊くか、大木の根元で炊くか・・どのくらいの炎にするのか、細々とした事が状況によって全然違ってくるわけです。

そもそも、夜、火を炊かなければ、食事のための煮炊きもできず暖も取れず、体力が持たないわけだし・・
また真っ暗闇では、敵襲があったとき、何も見えないことにもなる。


そのすべてを言葉で伝えたり、本に書けば膨大な量にもなってしまうし到底伝えられるものではない。

仮に膨大なマニュアルを作ってもらって、それを読破したところで、

すべてがマニュアル通りにいくわけでもない(笑)


それが、現状だと思うんですよ。



案内人が長年かけて培ってきた経験と勘による判断が大きいわけで、
それを一気に言葉にして伝える(教える)ことはムリなんですよね~。


本や講義を聞いただけでは学べないこと、というのは、こういったところにあるんだと思います。




名人と呼ばれる料理人は、その日の温度や湿度、天気によって・・塩加減を変えると聞いたことがあります。

それもまた、言葉では教えられないことじゃないでしょうか?




まさに、以心伝心でしか、伝えられないこと。

さらに、長い時間をかけて自ら経験を積んだ先に見えてくるもの。

それが学ぶということかもしれません。



・・・・・・・・・・・・・


一方で、言葉とDNAの関係では、

すでに数年前から、科学者によるジャンクDNAの研究から、言葉と周波数でDNAのプログラムが変わることも、発見されています。


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極端に言ってしまうと・・DNAは言語が具体化したものとも言えるそうです。

つまり・・言葉によって(発する言葉も受け取る言葉も)、常に心身に影響を与えるということでもあり=(常にDNAの書き換えが起こっている)ということでもあり・・

さらに、ジャンク領域の研究によって、ハイパーコミュニケーションの存在すら、認められるようになっています。

ハイパーコミュニケーションというのは・・
スピリチュアル世界でいうところの、透視、直感、ヒーリング(遠隔ヒーリング、自己ヒーリングを含む)、アファーメーション、人の周りの光、オーラ、天候のマインドによる変化、テレパシー、念動力、シンクロニシティーなどと、考えて構わないと思います。



以前に、アップしたブログのどこかでも・・

●DNAは情報を引き寄せ意識の橋渡しをする。
●ハイパー通信プロセスは、リラックスした状態での最も効果的となる。
●それぞれの言語もまたDNAと深い関係がある



なんてことを書いた覚えもあります。(えっと・・どこだったか・探すのがめんどくさい。。)


まさに・・・たかが言葉、されど言葉

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「太初(はじめ)に言(ことば)あり、言は神と偕(とも)にあり、言は神なりき。」・・・これは、"Gospel of John" ・・・つまり、ヨハネの福音書の有名な部分です。 (ジョンが歌ったゴスペルと勘違いした人もいたけど・・違うからね! いや、似たようなものかなあ?)


この解釈も、いろいろと言われてます(笑)





「学ぶ」ということにおいて、ときにはマイナス面にもなってしまう言葉ですが・・

とっても簡単でやさしい言葉は、不思議と誰にでも、すーーと入っていくみたいですよ。


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とか・・

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最近の私は、相手に対してせいぜい60%くらいの感謝しかないときでも、

「ありがとう!!」と、即座に言うことにしているし・・

同様に、「わあ! ステキ~だね~!」 「大~好き!」も、大安売りで言っています(笑)

人だけでなく、ネコにも犬にも、花にも・・・。



相手がシャイな日本人だったり、人を信用しないタイプには、最初びっくりした表情をされて引かれちゃうこともあるんですが・・

それでも、嬉しそうにしてくれるんですよね~。


その嬉しい気持ちが、ブーンと、ブーメランで私にも戻ってきます。


そして、60%の感謝しかなかったはずなのに、なんだか100%の感謝に感じられちゃったりするんですよね~。

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こうゆうのを、アファーメーション(affirmation)っていうんでしょうかね?




言葉はたしかに、厄介なときもあるんだけど・・・


単純でやさしい言葉は、誰にでもストレートに伝わりやすい!

誰もが全身全霊で受け止めてくれる。

誤解も曲解もされず、誰もが受け止めてくれる


それだけは確かなことだと思います。

文明の進歩している方向と流れ

LAに出張で来た人を、車でお迎えに出向いた。

「うわあ、LAってのは運転が大変だね~。 片側3車線、4車線まであるんだ~。」
と、その人は言う。

ユタ州から来たばかりだという。

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「どこらへんで、どの車線に移動するとか全部覚えてるの?
標識のサインを見るより先に移動するんだね~。」

「うん、サインを見てからじゃ、遅いんだよ。
状況を見て早めに車線変更しなければ、なかなか入れてもらえないし、もしも入れなければ、かなりな時間のロスをするし、ガソリンも食うからね~。」

「ひええ、ロサンゼルスの運転は嫌だなあ。 郷に入ったら郷に従えってことか・・。
車の運転もまた、人生と同じかあ。」


人生?~(笑)

うーむ。

言われてみれば、その通りかもしれない。

普段当たり前のようにしてる運転も・・・

常に一歩先を考えること。 どこで右折して、どこでフリーウェイに乗って・・

なるべく渋滞する箇所を避けて、スムーズな流れに乗るようにして・・・

道に落ちてる危険物を避けて・・(←実際、とんでもないものが頻繁に落ちてることが多い。ベッドのマットレスが落ちてることもあったくらいだ。)

穴ぼこを避けて・・(←フリーウェイでさえ穴が開いてたりする・・日本のきれいな高速道路とは大違い。)

無謀運転の車を避けて・・(←ウインカーを出さずにいきなり車線変更してくる車もかなり多い。)

目的は、少しでも早く到着するため




もしも・・

そんなことに神経を使いたくない!
私は好きにやる!

なーんてことをすれば、そっちの方がストレスは大きいだろう(笑)

たしかに、人生と似てる(笑)



人生をなるべく無駄なく、リスクを回避して生きようとするならば、


流れに乗ること


流れにのる人が多くなればなるほど、またさらに人は流れに乗ろうとする。

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流れとは、そのようにして作られている。

そうやって、人が作り出したものなのだ。



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IT業界では、5Gを2020年に向けて実用化、商用化するんだとか。

次世代モバイル通信"5G"とは?【第1回】 なぜWi-Fi並みの低電力で10Gbpsの超高速通信を目指すのか

まさに、現在の人類の流れは、そっちの方に流れている。


それを・・人間の技術の進歩、文明の進歩はすごい!・・・と賞賛する人もいるけど、

それは、一方方向だけの進歩(?)に思えてならない。



●昨今世界中で頻繁に起こる地震・火山噴火
最近では、「環太平洋火山帯ではない場所」で地震が多く発生してきている。

●シンクホール・・・2018年に入ってからは世界同時多発シンクホールも起こっている


こちらは、バチカンの近くで起こったシンクホール
       ↓
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https://indeep.jp/why-giant-sinkholes-all-over-the-world-february-2018/

●世界規模での動物の大量死も止まらない。

アルゼンチンのコルドバで7200万匹にのぼるミツバチたちの「突然の大量死」が発生。現時点で原因は不明

もちろん、日本でも・・

相次ぐ鳥の大量死/埼玉県

イワシ 寒さにギョッ 大量死
ギョッtって言ってるくらいだから、このライターさんは、危機感よりも、面白ニュースとしてみてるんだろうなあ。


鳥類、魚類、哺乳類・・あらゆる大量死の報告があるが・・最近では珍しくもないため、ローカルニュースにちょっと載るくらいだ。


いずれも、こういったすべての原因はわかっていない。

不明、研究中・・・とされている。

それも、もう、何年も前から。。。

海水の温度の変化、地磁気、太陽フレアーまで・・いろいろな説だけは、あるにはあるけど・・。

ちっとも解明されていないのだ。



個々の野生動物の行動学に至っては、いまだに、わかっていないことが多い。

それどころか、これだけのペットブームを作り上げたというのに、飼いネコの行動ですら判明していないことだってある!

トイレハイ現象・・ネコによっては、トイレの後(特に大の後)、テンションマックスな行動をする。

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http://nekotp.com/9766

ぴゅうーーと走り回ったり、ガシガシとカーテンに登ったり・・するのだ。

トイレの後、砂かけをしないネコほど多い現象だとか。(←まさにウチのネコ)


こんなことすら、原因不明なのだ。


もっとも・・そんな研究をしたって・・どう考えてもカネにはならないだろう(笑)

研究費だって支給されそうもないし・・


そうなのだ。

そこなのだ。

流れから外れたものは、無視されることになる。


研究するなら、

ITやらIoT関連
新薬開発
バイオテクノロジー

に限るそうだ。。。

うーーん、どうみても、政府や軍事関連が喜びそうなものばかり(笑)



だからこそ、研究費を支給してくれるんだろうし・・

だからこそ、ますます一方方向の流れが出来上がる。



たしかに、文明の進歩はすごい!

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高エネルギーレーザー地域防衛システム(HELLADS)
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昆虫とMEMS(機械部品)のハイブリッド
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未来の戦争を変える10の兵器とテクノロジーより




そういえば・・これもバイオテクノロジー分野になるんだろうけど、こんなものもあったなあ。

四角いスイカ
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http://biotechview.blogspot.com/2010/03/square-watermelons-its-true.html

目先が変わっていて興味をひくし、箱詰めしやすいので海外の金持ち連中も注文してるんだとか。
ただし・・味は落ちるとか・・

海外からも注目の「四角スイカ」…実は食べてもおいしくない!?

いったい何のために? (笑)


文明はいったい、どこに向かっている?

進歩?・・かなり偏った方向だけじゃないのかい?(笑)



日本は新薬開発分野には目覚ましいものがあるとか。



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しかし、自然の恩恵ともいえるべき、を違法として引っこ抜き、別方向へ妄進してるような気がしてならない。

新しい抗生物質まを出せば出すほど・・薬が効かない耐性菌が登場してくる。

まさにイタチごっこ。

麻については、以前にブログ記事にしたときに、いろいろと調べたことがある。

過去記事

ヘンプシードから植物のパワーを考える

大麻草の近代史をみる

ネコとドライブして、マリファナを考える。




私個人的には、新薬開発よりも、まずは、こっちの方向ではないかと思っているのだが・・
       ↓
「どんな病気でも、必ず治療できる方法は存在する。それは自然の中からみつかる。
自然の摂理の中で、もしも新しい病気が出れば、必ず、それを治療できる薬草もみつかるものだ。」


身近にあるものを無視して、一方方向のみに進んでも、決して解決法なんてない気がしてしまうのだ。



麻には環境修復作用があり、放射能を除染することができる・・とも聞いた。

放射能汚染から土地を回復させることも可能なんだとか?

しかし・・そんな研究は遅々として進まない。

流れが別に向いているから。


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結局のところ、この流れを変えるのは、人々の意識しかない。

そうはいっても、ギリギリのところで生きている人々は、流れの中で身動きもできないだろう。
(たとえば、シリアの戦乱の中で難民となっている人たち、明日の糧のために仕事を探してる人々などにはムリな話だ)

しかし、少しでも財力や権力を持ってるような人たちから、流れを変えることは可能なのだ。


そして、

百匹目の猿現象が起これば、世界の流れは変わるはず。


少なくとも、こんな渋滞の中で、当然のように車を運転していることが当たり前・・だとは思いたくない。

また、すべての人たちに、これが当たり前だとは思って欲しくない。

人々の意識が変わらなければ、なーんも変わらないのだから。

魯山人のエピソードと密教

ふと、思い出した魯山人のエピソードがあります。
*北大路魯山人・・篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家など、なんでもアリの人

ずーーと昔、私がまだ日本にいた頃、陶芸教室に通っていた事がありました。



これは、その頃、陶芸の先生から聞いた魯山人の話。

右:魯山人(71歳のとき)、左:パブロ・ピカソ
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魯山人の本より

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ある日、友人の紹介で人が来た。 客は、わたしをつかまえてさっそく質問を発した。

「先生、料理の根本義についておきかせください」

 そこで、わたしは言下に答えた。

「食うために作ることだ」

 客は物足りぬ顔をしながらまたきいた。

「食うために作ることですか、先生。そんなら、なんのために食うのですか」

「そりゃ生きるためにだ」

「なんのために生きるのですか」

「死ぬためにだ」

「まるで先生、禅問答のようですね」

 わたしは笑いながらいった。
「君がむずかしいことを聞くからだ。料理の根本義について……なんぞいい出すからだよ。もっと、あたりまえの言葉できけばいいではないか。むずかしい言葉を使わぬと、本当のことや、立派なことがきけないと思うているとみえるね」

 客はあわてていった。
「いえ、決して……。では、あたりまえの言葉で伺ったら、先生は本当のことを教えてくださいますか」

「うむ、あたりまえの言葉で聞いたら、あたりまえのことをいってやるよ」

 客は、ここでもまたあわてていった。
「あたりまえのことなら、伺いたくないのです。先生、本当のことをききたいのです」

「あたりまえのことが、一番本当のことだよ。
君は、本当のものを見ないから見まちがうのだ。耳は、本当のことをききたがらない。
舌は本当の味を一つも知らないから、ごまかされるのだ。
手は、あたりまえのことをしないから、庖丁で怪我けがをするのだ」

「分ったようで、分りません」

「そうだ、なかなか、あたりまえのことは分りにくいものだ。いや、分ろうとしないのだよ。ハハハ……。
いろいろききたければ、わたしが、近々本を出すから、それを読んでくれるといい。それには、あたりまえのことしか書いてないが、多分、君の聞きたいことがみんな書いてあると思うよ」

「そうですか、ぜひ、読ませていただきます」

 客は帰りぎわに、なにか書いてくれといった。玄関へかけるのだという。
そこでわたしは、さっそく客のいう通りに、色紙をとりあげ、筆をもった。

「玄関へかけるのですから」

 客は、念を押して頼んだ。

 そこでわたしは「玄関」と書いて渡した。

「先生、玄関と書いてくださったのですか」

「そうだ」

 客は、まだなにかいいたそうであったが、なにもいわずに帰って行った。


 玄関であっても玄関でないような玄関もある。さっきの客も、入り口だか、便所だか、靴脱ぎだか、物置だか分らぬような玄関を作ったのかもしれない。

そうでなかったら、あんなこねまわした質問をするはずがない。

さっきの客も、また、その客を訪ねて行く客も、間違わぬようにと思って、わたしは親切に玄関と書いてあげた。

昭和28年、魯山人の言葉から。


尋常一様より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、特に魯山人ファンというわけでもないんだけど・・このエピソードは、なぜか好きでしたね~。


言葉か~。

たしかに、始めに言葉ありき ・・・なんだけど、

いつしか言葉の洪水に飲み込まれて、言葉に惑わされてしまって、どんどん神髄から遠くへ行っちゃうことも多いような気がします。

とくに・・知識人と言われる人たち(笑)

この、魯山人さんのウチにやってきた、客人のように。

*知識人・・・学歴あり、知識豊富、多くの言葉を知ってる人たち、また、自分でもそう自覚してる人たち


とくに、インタビュアーというのは、相手にインタビューしてるつもりで、自分自身まで曝け出すことになっちゃうものですね~。
本人は、それすら気がつかないものですが・・。


・・・・・・・・・・・・・・

密教ってご存知でしょうか?

密教とひとことで言っても・・昨今では新興宗教も含めてさまざまな宗派もあるので、誤解があるといけないので・・

ここでは、西安の青龍寺恵果和尚(けいか / えか)の正当な伝承者の伝えたもの・・・ってことで限定しましょう。


ここ、青龍寺
   ↓
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ちなみに、そのメンバーは、「伝持の八祖」と呼ばれるそうで・・

龍猛( りゅうみょう)
龍智(りゅうち)
金剛智(こんごうち)
不空(ふくう)
善無畏(ぜんむい)
一行(いちぎょう)
恵果(けいか)
空海(くうかい)



なんだそうです。

そう、日本ではあの空海が祖となっている、真言宗になるわけですね~。


その、密教の方から聞いた「お釈迦様エピソード」がこちらです。 
     ↓

ある時、お釈迦様が弟子の前で花を一輪手に取って、それを眺めていた。

ただ、それだけのこと。

ある弟子は、お釈迦様のそんな様子に気を留めることもしない。

また、ある弟子は、なぜお釈迦様が花に関心を示しているんだろう?と思う。

一人の弟子だけは、それを見て、はっ!とする。・・・そして悟りを得てしまった。



これこそ、以心伝心という、もともとは仏教用語だったそうです。

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「心をもって心に伝える」という。


この密教の奥義として、

ただ、心から心に伝えることが大切であり、
文章によって伝えることのみを貴いとはしない。




というのがあります。

要するに、真の仏教は、このように書物や文字では伝えられないものがあるんですよ~と。



それ以前の仏教、つまり・・空海が唐の青龍寺で密教を学んでくる以前は、顕教(けんぎょう)と呼ばれていました。

顕教(けんぎょう)というのは、別に宗派のことをいうわけじゃないです。
ただの、分類するだけの呼び方です。

顕教(けんぎょう)・・言葉や文献で説かれた教え

密教・・以心伝心で伝えるもの



という分類です。

以前の仏教は、書物を読んで研究したり、また、偉いお坊さんたちが、せっせと相手にお説法することで説いてきた教えだったのです。


もちろん、それも素晴らしいことだったんでしょうが・・・次第に、そこには落とし穴も生まれてくるわけで・・

たぶん、多くを学んだ人々の中には、「頭でっかち」になっちゃった人も増えてきたんでしょうね~。


そこで、それまでの時流を反省するかのように、


顕教は極論すれば書物でも学べる教えであるが、書物のみで学べるものの中には本当の真理はない、という立場をとったのが密教でした。


これ、現代風にもっと簡単に言っちゃえば・・

本で勉強したり講義を聞いたりしても、わからん人には、わからんよ~。
感性も使ってキャッチしろよ~。


ってことかもしれません(笑)


ところで・・感性って言葉も曖昧ですけどね~。
直感、直観、霊感、第六感、なんでもいいんですけど・・感官を媒介として受入れる精神の認識能力なんて説明がありました。


Heart Communication


なるほど・・・。

「一生懸命努力してきた、知識人と呼ばれる人こそ、どんどん神髄から遠くへ行っちゃう」のも、わかる気がします。

別にこういったことは、宗教やら精神世界のことだけじゃないと思います。

科学、数学、あらゆる分野でも、また、日常の中でも、言えることだろうな~と思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでもやっぱり・・・とくに精神世界のことは言葉だけで伝えることは難しいでしょうね。


言葉だけが独り歩きして、誤解されたり、曲解されたり・・

あらゆる宗教でも、そういった側面はありますね。


密教は、神秘主義的、象徴主義的な教義が中心で信者だけで非公開な教団内で修行を行なうもの、それ以外、仏教を体得できない。 だから、出家しなさい・・・とか(笑)・・(実際に、これは・・オウム真理教で言われたことだったとか・・)



始めに言葉ありき・・・

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それは・・言葉から音質を感じ取ることとと似てるかもしれません。

音質が無い言葉には、言霊も宿らないでしょうから。

マドモワゼル・パラディーと医療の話がシンクロしたような日

オーストリアのバーバラ・アルバート(Barbara Albert,)監督作品で、「マドモワゼル・パラディ」という、実話がもとになっている作品の紹介をみていて・・なんとなく興味がそそられた。

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https://witcraft.at/film-productions/mademoiselle-paradis/

もちろん、まだ、この映画見たわけではない!


おおまかなあらすじはこんなものだ。
      ↓

1777年のウィーンに、2歳の頃から徐々に視力を失った18歳の全盲の女性ピアニストがいた。
マリア・テレジア フォン・パラディス・・・彼女の超絶技巧は、社交界で注目される存在だった。

彼女は、「動物磁気」による治療で有名なドクター、フランツ・アントン・メスメルによって視力を一時的に回復したが、それと共に、ピアノの腕前が落ちてしまったという。

そして彼女は治療を断念する。



映画評によれば、バロック後期のウィーンのサロンを華麗に再現していて、主役のマリア・テレジア役はルーマニアの女優で、迫真の素晴らしい演技だそうだ。

実際のところ、ちょこっと調べてみた限りでは、

マリア・テレジアはピアニストであり、作曲も行い、驚異的な記憶力と、聴力、音感を持つ人物でもあり、ピアノ曲のみならず、コンチェルトや宗教曲の膨大なレパートリーを持っていたという。。


なぜ、治療を断念してしまったのか?

実際のところはわかりようもないし・・また、この映画の描かれ方すらも、まだ見てないんだから、わかるはずもない(笑)


「全盲の超絶技巧を持つピアニスト」というセールスポイントを失いたくなかったのか?

本当に、目が見えだしたことで、ピアノがうまく弾けなくなるというジレンマに悩んだのか?

それとも、

治療をきっかけに、「アーティストとしての別の境地」を知ってしまったんだろうか?
若いピアニストの多くは超絶技巧に走りがちなものだから・・そこから成長していくんだろうか?

Mozart - Figaro Hochzeit Duett - Preview



実際、楽器演奏をするときは、楽譜は目で追うくらいのものでしかない。

それが、練習段階ならば、楽譜と首っ引きで、ここをどのように弾こうか? どうしたものか? と試行錯誤しつつ自分の演奏を作り上げていったりするんだけど・・


それが完成して、すっかり暗譜してしまえば楽譜は不要になる。

なまじっか楽譜を目の前に置いてあると、視覚が邪魔して、聴覚や触覚といった感度の精度が下がってしまう。

少なくとも・・私の場合は、そうだった。

そのせいか、リサイタルで楽譜を見ながら演奏する人は、ほとんどいないんじゃないだろうか?


それと、

「知覚器官の一部にハンディを持つ人は、それを補うかのように他の知覚が鋭くなることが多い」・・こともよく知られた事実だ。

私の身近な例では、ウチのネコなんだけど・・生まれつき耳が聴こえない。

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欠陥を持つ不具者であり、標準とはいえないネコだけど・・・

犬にも劣らないような嗅覚を発揮するし、体で察知する振動で何かを識別することができるらしい。

私の車のエンジンの「音」・・ではない、おそらく・・車の「振動」を体で感じるらしく、それで飼い主の帰宅がわかるらしいのだ(笑)


そうゆう生き物を身近に見ていると、

人のみならず、動物すべてが、「ハンディを補うため他の部分に鋭い知覚が与えられる」に違いない、と、思えてならない。



マリア・テレジアもまた、かなり優れた能力を発揮していたことは想像できる。



さらに言えば・・

この映画の中のキイポイント人物は、マリア・テレジアだけではない気がする。

医者である、フランツ・アントン・メスメルも重要な役割を与えられているのかもしれない。

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むろん、実在の人物で、彼はドイツの医師であり、有名な音楽家たち、ハイドン、グリュック、モーツアルトなどの庇護活動もしていた人だった。

日本語版のWikiにも載っているくらいだ。


なぜ、彼が有名になったのか?というと、

メスメルは、「動物磁気」理論というものを立ち上げた人物でもあり、体に流れる磁気に注目し治療を施す方法を取ったことにあったという。


具体的には、体の中に電位差を作って流れを促し病気を治すことを試みていたようだ。

最初は鉄分を服用させた後で体に磁石をあてるという方法を使っていたようだが、やがて、手をそっとかざしたり、触れたりするだけで治療するようになったという。


いわゆる東洋の気功とも類似点は多いし、また、催眠術療法の先駆者とも云われた人でもある。


メスメルは、医者免許を持つれっきとした医者だったし、彼自身もまた、自分の治療法を「科学」として捉えていたのだろうけど・・次第に、世間からはオカルトとされ、追放されてしまったそうだ。


もちろん、今でもこの方は、立派に(?)オカルト分野にカテゴライズされているドクターだ。



それでも、当時のサロンの著名人たち、とくに、ロマン派を代表するような・・、バルザック、ユゴー、ネルヴァル、ジョルジュ・サンドたち・・には、大きな影響を与えていたという。

真実多くの心身治療に効果があったことは確かなようだし・・だからこそ、有名にもなれたのだろうし・・

マリア・テレジアの目が一時的に視力が回復したこともまた、紛れもない事実だったわけだし・・

そして、今回映画にもなってるわけだから。

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この映画は、ピアニストのマリア・テレジア、医術を通じて、ドクターのメスメル、・・・そこらへんをモチーフとしているのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょうど、そんな事に思いめぐらせていたとき、日本に住む母から電話があった。


しかも、今回の母の話のテーマは「医者について」だった。

最近、こういいったシンクロが実に多い(笑)



ここからは、実に現実的な、つまらない話になる。


「まあ、聞いてよ!
私ね、きのう、医者に行ってきたんだけどね・・ほら、腎臓の検査の結果が出るからって言われていたでしょ?」


と、母が話し出す。


前回の通院時で、母は腎臓が悪いと言われ、極力塩分を控えなさい!と言われたらしい。
さもなければ、次の検査の結果次第では人工透析をしなければならないとまで・・脅かされていたらしい。


これは、2か月くらい前に遡る。、

母は医者の言いつけを守ろうと、極力塩分を取らない食事を続けた結果、食欲までも失った。

ほとんど何も食べられなくなり、毎日ベッドの中にいることが多くなっていった。


電話すると、いつも力ない声で・・「ああ、私も年だからね~、もう、お迎えが来てもいい時期なのよね~!」などと、ほやきが増えていくばかりで、マトモな話はほとんどできなくなっていった。


それって年のせいじゃなくって、食べる気力を失って食べてないせいだろーが!

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私にはそう思えた(笑)


そこで、

「もう、塩分を気にするのは止めちゃえば! そもそも、昔から好んで塩辛いものを食べる人じゃないんだから!
どうせ、年でお迎えが近いんだったら、好きなものを美味しく食べて死ぬのと・・今の状態で死ぬのと、どっちを取る?」


と、二者択一を母に迫ったところ・・

彼女は、あっさり、医者のアドバイスを捨てた。



さらに、以前は9種類の薬を処方箋してもらい飲み続けていたらしいが・・自己判断で3種類しか飲まないことにしたという。

これもまた・・私がブチ切れて、母に暴言を吐いたことがきっかけになったようだ。


当時の母は、とにかく愚痴が多かった。。。

電話のたびに、母の愚痴→「私は体があちこち悪くて~、もうダメ~!」というのを延々と聞かされたんでは、たまったもんじゃない!


心優しい娘なら、年老いた母親の愚痴を黙って聞いてあげることこそが、親孝行なのかもしれないけど・・
私は、心優しい娘ではないし、そんな者になろうとも思わない。(←非情な娘)


「薬の飲みすぎなんじゃないの!
自分でどこか悪いと思ったときだけ、その薬だけを飲めば? そんで、ちょっとでも良くなったと思ったら飲まない!
薬や医者だけに頼る前に、まず自分で判断しなさいよ!
もう、そんな話で電話してこないで!」



と、冷たく言い放ったものだ。

たぶん、母は私に冷たい言葉に、あ! そのとおりかも!と思ったに違いない。


意地っ張りな母は、決して私の言葉に従ったとは言わないけど・・

「私はね、医者の言うことよりも、自分で判断する人間なのよ!」と、今では他人に偉そうに言っているらしい。

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まあ、些細なことは目をつぶろう。

昔も今も、我が家では、常に、彼女が法だったのだから。



結果として、母はメチャメチャ、元気になった。

頻繁に起こっていた立ち眩みがなくなり、ひどかった足のむくみも消えてしまったそうだ。


以前は近所の買い物で、外に出るだけでも不安になり、いつか自分は外出先で倒れるかもしれないという恐怖があったという。

そのため、緊急連絡先を書いたカードを常に携帯していたそうだ。


が、今は、

「あーら、そんなもの、今は持ってないわよ。 あんな紙、どっかに行っちゃたしね~」と平然と言い放つ。

紙?・・じゃなくって、緊急カードだろ!と、突っ込んだところで、仕方ない。。。


そもそも、あの人は・・(←母のこと)、どこか悪くなると極端に悪化していくし、どこか良くなるとあっと言う間に回復してしまうような人なのだ。

こうゆうのは、幼児かペットにありがちな症状らしい。




さて、今回、医者に行ってきたという母の話に戻ろう。

「きのう、医者が言うにはね・・腎臓の話も塩分の話も、なーんも言わないのよ。
それでね、今度は、野菜や糖分も控えなさいですって。
もう、バカバカしくなっちゃったわ!
で、また・・・山のように薬をくれてね・・・(笑)、ばっかじゃないの!」



自分で医者に行くくせに、相手に対して、ばっかじゃんないの!・・・は、ちと酷いんじゃないかい!とも思うけど・・

やれやれ・・。


それでも・・確かに、医者の言うことも道理が通らん気がする。
百歩譲って、無知な老人相手では、こうゆうアドバイスしかないんだろうか?・・・でもなあ~、と思う。


「私が、野菜や果物が好きだって言ったから、今度はわざと、そんなことを言ったのかしら?」と、母が言う。



まさか、そんなことはあるまい。

・・いちおう、ドクターなんだし、なんらかのデータ結果を見て、母にアドバイスをしているんだろう。

それでも、・・やっぱり、どこか、的がずれてる感は否めない(笑)



日本では、とくに老人ともなれば10種類以上の薬を何年も飲み続けている人が多いという。

同時に、必ずといっていいほど、医者通いをしている人がほとんどだという。


おそらく、日本ではこれが常識なんだろうけど、「外国人からみた、日本のここがヘン!」にでもピックされそうなネタだ、と思う(笑)



その背景には・・こんな状況があるらしい。


●正常値主義

とにかく、検診、検査、そしてデータがすべてという傾向が強い昨今。

その結果、「平均をはずれていること=病気」とされて、すぐに、早期発見となって、治療が開始されてしまう。

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本来、人は年齢によっても、身長体重、育った環境、食べ物など、さまざまなことによって、個々に違うはずなのだ。

それを加味して結論を出さず、データの平均値のみで「正常」「異常」なんて、決められるものなんだろうか?

私の知人で、体温が平均より高めの人がいて・・すぐに解熱剤を出されることが多かったという。
しかし、その人にとっては37度の体温でも、いたって健康だったし、むしろ、薬を飲むことで具合が悪くなっていたことが多かったと聞いたこともあった。



「正常な値」と、薬を使うことで「正常な値」にしたってことでは、体に与える意味が根本的に違うと思うのだが・・・。



そして、もう一つの問題は、

●専門分化主義

昔は内科、外科程度にしか分けられていなかったはずだけど・・

今では、呼吸器科、内分泌科、消化器内科、循環器内科などと、臓器別の診療科が進んでしまってる。


もちろん、専門分野を極めてくれるドクターがいることは良いことなんだろうが、

その反面、専門外分野は、どうしてもお粗末になることは否めない・・という現象が起こってくる。


しかも、人間の体というものは、すべてが影響し合っていることがほとんどだ。



あるドクターによれば、お医者さん向けのマニュアル本というのが、多く出されているという。

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そこには、それぞれの病気による、「標準治療」が紹介されていて、もちろん、それぞれの専門分野の先生が執筆している。

その本に従えば、「標準治療の多くの場合は2-3種類の薬を飲ませればいい」ことになっているという。
たしかに、それが一番、標準的な方法でもあり、無難な方法なんだとか。


なるほど。

ということは・・4つくらいの病気を抱えている老人だったら、当然10種類以上の薬を飲むハメになるのもうなずける(笑)



しかし、こういったマニュアル本にも問題点がある。

他の病気が合併していることは、ほとんど考慮に入れて書かれていない。

他の薬を飲んでいる場合、この処方をどうすべきか、などは書かれていない。




ここらへんは、まさに食品添加物の問題とも共通してる気がする。
合法化されて、無害とされた添加物が、他の何種類と一緒に使用された場合、どういった結果を引き起こすかは研究されていないという話を聞いたことがある。






最近の医者は、やたらに薬ばかりを出すだけで儲けしか考えない!なんてことを言う人もいるけど、どうも、根本原因は、そういったことではなさそうだ。


薬で儲かるとしたら、そりゃ、製薬会社の方だろうし・・むしろ、マニュアルに忠実に従おうとする、マジメな医者だからこそ、薬を出してしまうのかもしれないのだ。


そうも考えられる。。。


つまり、医学生の教育自体に根本的な問題があるんじゃないだろうか?

ふと、そんなことを考えた。


分化し過ぎて専門家し過ぎてしまったために、他の臓器との関連性と紐づけできなくなってしまっていること、

標準値こそが正常とする考え方。


こういった考え方は・・医者の世界だけでなく、すべての現在社会に共通してるのではないだろうか?



そして、この考え方は18世紀のメスメルとも真逆な方向の考え方だ。

体全体を重視した考え方 Vs. 一部だけに特化した考え方



なるほど・・それが、オカルト扱いされるのか(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

せっかく映画のことを考えていたのに、母の電話ですっかり現実に引き戻されてしまった。


しかし・・今、

この時代に、こんな作品の映画が登場するというのも、それもまた意味のあることなのかもしれない。




ところで、こんな・・いかにもヨーロッパ好みのこんな作品は、果たして日本で上映されるんだろうか?



<<参考>>

モーツァルトとメスマー博士②史実から見たモーツァルトとメスマの親交

医学かオカルトか

薬の大量処方で医者が儲かるという「大ウソ」 薬が減らないのには2つの原因があった

「本能」という言葉、そして野生ライオン

先ほど、ちょっとカフェでコーヒーブレイクをしていたら・・・日本語が飛び込んできた。

私の後ろの席にいる男女の会話らしい(←むろん、日本人)

男1: 「ほら、アイツってさ、頑固だからさ。 そこらへんのとこ、わかってやってよ。」

女:「ふーん・・・あんた、頑固ってどうゆう意味の頑固を言ってるの?
★stubborn
★hard‐headed
★ obstinate
★ dogged
★ persistent
★ adamant

どの意味の頑固よ?」


ひえええ?

さすが・・アメリカにいる女はすごい!


しかも・・彼女、ずいぶん単語も知ってる人だなあ。


ちょっと解説すると、頑固といっても、英語の単語はこれだけある。

stubborn・・・揺ぎ無い、強情な、確固とした、
hard‐headed・・文字通り、頭が固くて融通が利かないような頑固さ
obstinate・・・固執(こしゅう)する、片意地な、
dogged・・・屈しない、根気のある、
persistent・・・粘り強い、根気強い
perverse・・・非を認めない、強情な
adamant・・・強い信念や固い決心に基づく、非妥協的な態度


いや、もっとあると思う。

ボキャブラリーの少ない私には浮かんでこないけど・・。

つまり、「頑固」というのは、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使われるという言葉なのだ。

しかし、

日本語で「頑固」としてしまうと・・ただのひとことで終わってしまい、なーんとなく、ポジティブな意味もネガティブな意味も含んでるような曖昧にしてしまい、相手を、ほわーんとなーんとなく、納得させてしまうことも多いのかもしれない。

たぶん、彼女の頭の中は英語感覚になっているのかもしれない。


さて、相手の男は、絶句してしまったようだ。(笑)

男1:「いや、その・・ま、一般的なstubbornって、カンジつっか・・・。」


男2: 「いやいや~、ま、そんなことは・・。 つまりさあ、浮気ってのは男の本能でもあるんだからさ、そこんとこは理解してあげて欲しいんだよね?」


あ、男が二人いたんだ~。

で、助け舟を出したつもりらしい(笑)


なーるほど・・・
ようやく、私にも見えてきた。

この女の子のカレシが浮気をした。
それを仲裁しようと・・・二人の男が彼女を説得しているらしい。




私は、なんだか・・こんなおばさん心境になって聞き耳を立てていた(笑)
      ↓
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さて、彼女は・・次にどう答えるんだろうか?

彼女は、大きなため息をついて、それから、言った。


女:「あんたらみたいなバカが友人なら、アイツも相当なバカ男だったってことね~。それを見抜けなかった私もバカだけど・・・。
アイツに言っといて・・私は喜んでバイバイしたいから、今さら謝る必要はないって。
んじゃ!」


彼女は立ち上がった。

そのまま・・出て行ってしまった。。。

「なんだ、アイツ~、性格悪いよな!」
「うん、ちっとも可愛げが無いよな~。」

と、残された男どもが囁いていた。


まあ、こういった男たちから見れば、そりゃあ~、「可愛げが無く」って、「性格が悪い」ってことになるんだろう。

つまり、男二人は彼女に完敗なのだ(笑)


「可愛げが無い」
「性格が悪い」

ってのも・・実に日本的な曖昧な言葉かもしれないけど・・(笑)


なーんとなく思ったことだけど・・

彼女は本心では、上手に説得してもらって、カレシとの縁を取り持つことを願っていたのかもしれない。

あえて、生意気なフリをして、英語の頑固の意味を尋ねて、突っ込みを入れただけかもしれない。


そこで、もうちょっと賢い男が彼女の説得役になってくれて・・・

「頑固って言葉はさ・・それだけ色々な意味を含んでるってことだよ。ネガティブでもポジティブな意味もね。
人もまた、同じなんじゃないかな~。
たった1つの出来事だけで決めつけることもまた、hard‐headedかもしれないよ。」


なーんてね。。。(笑)


残念ながら・・確かに、この男たちは、おバカ過ぎたかも。(笑)


「浮気は男の本能」ってのには、私ものけぞってしまった。。。

彼女はあきれ果てて・・それに対する反論する気さえ失ってしまったんだろう。


・・・・・・・・・・・・

本能ってなんだろう?


そもそも、本能なんて言葉は、すでに、社会学や心理学分野では死語になってしまっている。

「本能とは、ある種の全ての個体に見られる複雑な行動パターンで、生まれつき持っているもので変更がきかない、遺伝的性質に基づき、習得的な影響を受けない行動」と定義されたもの。

生まれたての赤ちゃんが、おっぱいに吸いつくのは、原始反射と呼ばれて反射反応だと言われている。
そうゆうことでさえ、本能とは呼ばれていないのだ。



以前は、「動物は本能のままに生きてる」などと、言われることも多かった。


私は、昔から野生動物に関心があって、以前からビデオや本をみたり、アフリカまでサファリツアーに出かけたこともあった。

そのおかげで、色々と野生動物についても、ずいぶん学ぶことができたように思う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

たとえば、野生動物のライオン

ライオンは、プライドと呼ばれる群れを作って暮らす動物。

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プライドとは、だいたい1~4頭の大人のオスと4~6頭の大人のメス、その子どもたちから構成されている。


狩りと子育てをするのは、メスライオンの役目。

オスライオンは、ふだんはゴロゴロしてるだけでなーんもしないくせに、メスライオンが持ってきてくれたゴハンを真っ先に食べる。

女・子供たちは、男どものゴハンが終わるまで待たされるし・・しかも、小さな獲物だったら、もう、何も残ってないことにもなる。


ライオン男ってのは・・

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子供の頃、私はこーんなイメージを持っていた(笑)

しかし・・

そこには、ちゃんーんと理由があるのだ。


●狩りにはメスの方が適している。

メスは体が小型なので俊敏に動けるため、狩りに向いているのだ。

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ただし・・大物を倒すときだけは、オスが参加することもある。


ライオンの狩りの方法はご存じだろうか?

獲物を追いかけていって引き倒す → 首に噛みついて窒息死させる

ところが、大物のバッファローだったりすると・・メスの体重では、なかなか引き倒せないのだ。

そこで、大きなオスが、上に乗っかって引き倒す役目を引き受けるため、狩りに参加することがある。


●オスの主なお役目

進んで狩りはしないものの、大事なお役目は、用心棒なのだ。

自分のテリトリー内に侵入してきた、他のプライドのライオンや放浪ライオンと真っ先に戦って、自分のプライドを守る役目がある。


もしも・・その戦いに負けてしまえば、すべての子供ライオンが殺されてしまう。

そして、自分は怪我で死ぬか、または、プライドを追い出されて放浪ライオンになるしかなくなってしまう。



そもそも、オスライオンは、

●2歳くらいで、プライドを追い出されてしまう。 

この子たち、まだ若い!たてがみが生えそろってないし~。  たぶん、プライドから独立したばかりの兄弟なんだろう。
     ↓
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今までに覚えたハンティング技術を使って、さらに多くを学びながら、しばらくは放浪ライオンとして生きていかなければならないのだ。

兄弟が一人もいない子は、自分一人で生き行くか、また、同じような境遇のライオンと出会ってチームを組むしかないのだ。

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充分経験を積んで、4-5歳に成長した頃になると、


●プライドのオス・ライオンに戦いを挑む

負ければ死ぬか、または、放浪の旅。

勝てば、ようやく、メスライオンたちに迎えられる・・・ところが、その前にメス・ライオンの猛攻撃を受ける可能性も大なのだ。

ライオンのオスは、別のプライドのオスライオンの子供を殺すから。


なぜなら、子供がいる限りメスライオンは発情しない。 → したがって、自分たちのプライドを作るためには、子殺しをしなければならないってことになる。


当然、メスライオンたちは子供を守ろうと猛攻撃をしかけてくることにもあるだろう。



ここまでの事をすべてクリアーして初めて、自分たちのプライドを率いることができるようになる。


しかし、この後は守る側に転じなければならない。


どんなに強くて賢いオスライオンであったとしても、老いていけば、いつかは、若い放浪ライオンにとって代わられるだろう。


年老いた放浪ライオンの待っている先にあるのは、飢え死にか、ハイエナあたりに襲われて死ぬか・・自然界の選択は2つの選択肢しかない。


ハイエナという動物は、とにかく数が多いし、群れをなしてやってくる。

ライオン、ヒョウなどと違って体は小さいし狩りも下手くそだけど、決して侮れない、怖~い敵なのだ。


1対1では勝てても、数で来られればたまったものじゃない。

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獰猛な性格と強靭なアゴと並外れた持久力も持ってる動物でもある。

☆ライオンが走れる距離は、せいぜい70メートルなのに対して、ハイエナは3キロも疾走できる。

☆ライオンが獲物を倒し窒息死させてから食べるのに対して、ハイエナは後ろから襲い掛かりながら、生きたまま肉を食いちぎっていく。



でも、これこそが体の小さな肉食獣に与えられた天からのギフトなんだろう。



今度は、ライオンのメスを見てみよう。

プライドから追い出されることのないメスたちだけど・・


主なお仕事は、狩りと子育て


リーダー格の狩り名人のメスが、若いメスたちに狩りを教え、チームワークや役割を教え込む場合も多いという。


赤ちゃんを産むときは、ひっそりと一人藪の中に入って出産し、しばらくの間、プライドに戻らずに自力で育てる。


赤ちゃんたちが自由に歩けるようになるまでの間は、母ライオン一人の仕事となる。

子供を藪の中に隠したまま、一人で狩りをして、また戻って授乳して・・を繰り返すことになるんだけど・・


●子供は当然狙われる

他の肉食獣、チーター、ヒョウ、ハイエナ、ジャッカルなどは、当然のように狙ってくる。

そこで、経験を積んだ賢い母親ほど、彼らの目を上手に欺く方法を考える。

見つかりにくい最適な藪を探したり、しかも、場所替えして敵の目をくらませたり、頻繁に引っ越しを繰り返すこともある。

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それにしても、引っ越しは大変だ! 

一匹ずつ口に加えて数キロの距離を何往復することもある。

以前、みたビデオの中に、お!ここなら、まず、肉食獣にはみつからないだろう! と思われる場所を母親がみつけて、それから、狩りに出て帰ったとき、子供たちすべてが、ニシキヘビに丸のみされていたのがあった。

殺し屋はどこに潜んでいるかわからないのだ。。。


●子供が殺されたときのリアクション

子供が殺されてしまったときの、母ライオンのリアクションはさまざまだ。


痛々しいほどの嘆き悲しみ方で、遠吠えする母ライオンもいるし・・割と諦めが早いタイプもいる。

また、相手に、復讐のためだけに戦いを仕掛けた母ライオンもいた。

実にそれぞれなのだ。

オス・ライオンに殺されそうになるときも、猛然と立ち向かう母もいれば、ま、仕方ないか~と、諦めの早いタイプもいる。

まったく、個々に違うのだ。


●子供を間引きすることもある。

発育が悪い子供、または怪我を負ってしまった子供・・・この子は、もうダメだろう!と判断した場合、母は間引きすることがある。

おっぱいを与えず育児放棄したり、大怪我を負ってしまった子供を自ら殺すこともある。(←たぶん、安楽死かも)


こうゆうのを見ると、残酷だ~と思ってしまいがちだが・・


彼らは常にギリギリの命がけの生活をしていることを忘れてはいけない。


動物は残酷だ!と言う前に・・・我々の生活の中にも、昔、寒村では子殺し、間引き、姥捨ての風習があったことを忘れてはいけないと、思うのだ。



ある子供ライオンを撮影したビデオにこんなのがあった。

未熟児の子ライオンで、しかも性格は臆病で内気、兄弟たちについていけない子がいた。
その子は、歩けるようになっても足は遅く置いてきぼりになってしまった。

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運よく、母のいるプライドをみつけて合流したものの、それ以来、母親はおっぱいを与えなくなってしまった。

お荷物になるだけだと判断されたのだろう。

誰からも拒否され脱水症状を起こし、足にも怪我を負い、マトモに歩けなくなった子ライオンは・・見るのも痛々しかった。

ところが、その子ライオンは決して諦めないのだ。

どんなにヨロヨロでも、群れが移動するときは、必ず立ち上がって、びっこを引きながらついていく。

いつしか、遅れてついてくる子ライオンを兄弟ライオンたちが、振り返って待つようになる。

すると、育児放棄したはずの、母ライオンも待つのだ。

そしてついに、また、おっぱいを与えられるようになった。




これは何を意味するんだろうか?

もともとの性格も内気で発育は遅れてたし、ドンくさいし、迷子になるわ怪我をするわだし・・


通常であれば、間引きされてしまっていたライオンの子。


しかし・・この子のネバーギブアップ精神は、恐ろしく強いものがあった。

フツウだったら、脱水症状で痛む足を引きずりながら、起き上がることさえ辛いだろう。

母にも兄弟にも見放された心のショックも、大きいだろう。

こういったケースでは、ほとんどの子ライオンは、じっとうずくまったまま立ち上がろうともしなくなる。


しかし、この子は何度でも立ち上がったのだ。

立ち上がれる体力を持っていたということではないだろう。

「強い精神力」のみで立ち上がっていたようだ。


子供といえども、実にそれぞれなんだ!


その強靭なる精神力に、母ライオンも兄弟たちも、感動し、感銘を受けてしまったということだろうか?

強靭な精神力を見せつけて、母や兄弟たちに自分を「認めさせてしまった」んだろうか?





従来言われ続けてきた、動物の本能とはなんだろう?

人間といったいどこが違うんだろう?




ライオンビデオをいくつも見ているうちに、さらに、さまざまな事に気がついた。

例外もかなり多いということ



「通常はプライド内のメスグループが狩りをして、オスを養い、子供は2歳になると放浪ライオンとなって二度と群れには戻れない」

・・これはライオン界の常識となっているのだが・・・・そういったことですら、場所と条件によって違うケースもある。


例えば、ツァボのライオン

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ツァボは、気温は40度にも上ることがあり、赤土だらけで草木も少ない土地なのだ。

そこに住む、ライオンには興味深い特徴がある。

◆木陰をみつけると、木の根元の土を掘り返してそこに座る・・・(←暑さ対策のため、直射日光に当たっていない土はひんやりするのだ。)

◆オスにはたてがみが無い。 (ちょっとライオンぽくないけど・・)

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あまりの暑さのためにたてがみがなくなる形で進化してしまったようだ。(気温40度でふさふさ襟巻はキツイだろうから。)


◆一頭だけで個別に狩りをする。 もちろん、オスライオンも狩りをする

*雨が少ないため草は少なく木が多いため、チームプレイができないのだ。

ライオンの狩りは、それぞれのポジションにつき、仲間の動きを見て図りながら、チームプレイで狩りをする。
ところが、木が多いため相手の動きが見えないことが多い。

*大型の草食動物も少ないため、むしろ1頭でする狩りが向いている


◆バッファローの大群がやってきたときだけ、チームプレーをする。

大型動物であるバッファローは、一頭だけで倒すのは難しい危険動物だ。

この鋭い角と蹄でライオンが殺されることも多い。
       ↓
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しかも、なかなか引きずり倒すことが難しいため、そこで、大きなオスライオンの体重が必要となる。


それだけじゃない。

放浪ライオンとなった子供ライオンたちも、このときだけは戻ってきて、全員でハンティングチームに加わるという。

通常のライオン社会では、絶対タブーとされるルールなのだが・・。



このように、常識はずれなことも、かなり多いのだ。


ライオンたちは、その地域で最も効率的で適した生き方をするために、経験の中から多くを学び行動を進化させていったのではないだろうか?

強い意識、行動力が、体までも変化させるのかもしれない。(この地域だけ、たてがみが無くなるわけだから。)




進化していくということは適応していくこと。

適応とは、強く望む意思力や意識が、日々の行動を通じて、体までも変化していくこと・・なのかもしれない。



強い意識や意思こそが、現状・状況を変えていく・・・ふと、そんなことを思った。



セレンゲッティーの乾ききった土地に住むライオンは、雨が降るとお互いの体についた水滴ですら、舐め合って吸収しようとするそうだ。

これは、ここの地のライオンにしか見られない行動だといわれている。



こういったことのすべてに渡って・・・本能という言葉では片づけれれない。


彼らは考え、学習し、日々学んでいる。


狩りの方法も、チームの役割も、捕獲動物の種類によって変えたり、状況に応じて様々に変えたりするし・・・。



あるリーダー格のメスライオンは、自分が獲った獲物を他のチームメイトに与えたまま、自分は食べずにすぐに次の獲物を探しにいった例もある。

本能として「食べる」ことがインプットされているならば、自分が獲った獲物は真っ先に自分が食べるはずだ。


しかし・・・彼女は先を読んでいるのだ。

そして、全員を養う方法を考えているのだ。


こんな小さな獲物では全員の分には足りない。

今のチャンスを逃さず、他の獲物も今のうちに狩っておいた方が得策だ。

と。


生き残る方法は、「知性」と「すぐれた体力・運動能力」 しかない。

それでも、病には勝てないけど・・。


また、個別に、それぞれ性格も能力も、まったく違うのだ。

これは、メスのヒョウの話だったけど・・何度も隣の縄張りのオス・ヒョウに子供を殺された母ヒョウは、次の発情期には、自分の縄張りのオスと隣の縄張りのオスと、同時期に交尾をしたという例がある(笑)

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どっちのオスにも子供を2度と殺させないぞ!という決意だったのかも。



簡単に子供を間引きする母親も入れば、なかなかしない母もいる。

人間に育てられて野生に戻された後でさえ、何年ぶりに、その人と再開すれば子猫のように甘えてくるヤツもいるし・・・

自宅の檻で大切に育てられていたライオンだったはずなのに、飼い主を襲った例もある。

野生ライオンのメスが、はぐれてしまったヒョウの子の育児をしてしまったり、

恰好の獲物であるはずの、子ぎつねや小鹿を守ることもある。



DNAに種族保存のみがインプットされているならば、彼らの行動に無駄があってはいけないのだ。

しかし、知れば知るほど・・・

彼らにも、愛や憎しみといった感情、学習能力、強い意思力があり、・・・ちっとも人間と変わらない気がしてしまうのだ。



もちろん、これはライオンだけの話ではない。
他の動物にも多くみられる。

多くの野生動物の行動学は、いまだに解明されてないことが、まだまだ実に多い。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても・・・

もっとも、愚かな動物は・・・やっぱり、人間かもしれない。

米国人による“趣味の狩猟”で大量の動物が犠牲に 年間12万6000頭を超える動物が殺され、米国に持ち込まれた

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彼らのほとんどは、地位の高いお金持ち連中だが・・・(趣味のハンティングなんて金持ちしかできないからね~)


彼らの天地創造の神によると、

この世の支配構造は神―→人間―→自然(動物―→植物―→無生物)のタテ社会、というのがご託宣らしい。


ありがたいことに、人間は、神様が自然(動物―→植物―→無生物)を与えてくださってるんだから、好きにしていい!と・・・いまだに思い込んでいるに違いない。



ジンバブエ、ワンゲ国立公園で、人気者だったライオンのセシルが、アメリカ人歯科医の「趣味のハンティング」で射殺されてしまった事件があった。

殺されたライオン「セシル」が愛された理由

なぜか、彼らは仕留めた獲物を誇示するためか、常にこういった写真をアップしたがる。

で、ずいぶんネット上でも非難されていたけど・・
     ↓
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え? そんな有名なライオンだとは知らなかったわけだし・・法には触れてないし、なーんも知らされてなかったんだから・・仕方ないじゃん!
と、言ったとか。。。


愚か過ぎる~。

どんなに社会的地位があろうとも、金持ちだろうとも・・・。


「浮気は、男の本能なんだからさ、仕方ないじゃん!」と、
本能の意味すら知らずに、言ってしまう男たちと、ちっとも変わらない気がする。

中国政府から宗教を考えてみた

In Deepさんのブログ記事をみてたら、たまたま中国に関する記事が載っていた。

このサイトは、いつも海外のニュースを・・それもあんまりメジャーに報道されていないニュースなどをみつけて翻訳して紹介してくれているので、なかなか興味深いものがある。


未来世紀チャイナが作り出す中国式デストピア : 人々はシミュレーションゲームのような「変動するポイント制度」による信用システムの中で生きていく

いよいよ中国で実行される人工降雨のための「人類史上最大の気象コントロール・プロジェクト」は日本の、そして地球の気候にどんな影響を与え得るか



やれやれ、中国はこっちの方向に行ってしうまうのか~。

こういったことがあると、つい我々は「中国人ってのは・・」というような見方をしてしまいがちだけど・・

こういったカテゴリー化した見方はあまりいい気分がしない・・・・

そこで、中国政府の進む方向は?・・・と言っておくことにする。




そういえば、多くの中国人の精神性は、いったいどこにあるんだろうか?

そういえば、中国の宗教って?
 

国教が定められている国もあるわけだし、定められてないにしても、インドネシアやパキスタンだったらムスリムが多いわけで、それは、大なり小なり精神性の基盤が政治や経済にも大きな影響を及ぼすのは確かなことだろう。


と、思って調べてみたら、

アメリカのあるサイトでは、最も宗教を持たない国のトップが中国になっていた。(ちなみに日本は2番目だっけど・・)


日本のサイトでは、こんなことが書かれているものもあった。

中国人の信じる宗教は「金」「中国共産党」がほとんど。
だから、彼らは道徳心が無い人なのだ!

(←あー、こうなると、まさに誹謗中傷が前面に出てるカンジだなあ。)


確かに、中国は文化大革命の後、四書五経などの古い書物は焼き捨てられてしまったそうだから、その後の新人類は、そんなものは、ほとんど知らないという。(むしろ日本の方がメジャーらしい。)


だからといって、中国人は宗教の信心が無い=精神性が未熟=道徳心が無いというのは、多分に偏見を含んでる気がする。


精神性が未熟=道徳心が無い人なんて、日本人だって欧米人だって、どこにでもいるわけだし・・たまたま、そういった中国人を身近で目にしただけかもしれない。


そもそも、中国は60くらいの民族があるわけだし、おそらく彼らには彼らなりの民族宗教や土着信仰がある可能性は高い。

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大多数を占める漢民族にしたって、ひょっとしたら目に見えない宗教弾圧があって公言できないのかもしれないし・・。


そもそも、宗教って何?

なんらかの宗教団体のメンバー登録されてれば信者とされるのかもしれないけど・・
それは、高い精神性を持つこととは、また別物だろうし(笑)

とくに、宗教に関するデータほど、信ぴょう性は低そうだ。


そう言いながら、参考までに、世界の宗教の割合もアップしておこう。
     ↓
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これを見ると、いまだに世界を占める割合は、キリスト教が多いけどイスラム教の数もかなり迫ってきてることになる。

続いてヒンズー教、その次が仏教で、その数は世界レベルで見れば少ないことがわかる。


こんな記事もある。
    ↓
急増するイスラム教徒、40年後にキリスト教に並ぶ 米調査機関


キリスト教とひとことで言ったところで、プロテスタントもカトリックもあるわけだし、さらにもっと分類されてるし・・
また、地域によっても内容はかなり違いがある。

日本人が知っている仏教だって「日本仏教」に過ぎないのと同じことだ。


同様にイスラム教といったところで、大きく分ければスンニ派とシーア派だけど、さらに地域によっても違いは大きいという。


結局のところ・・宗教データなんて、あんまり当てにならないし~、

根本的に、宗教と精神性とはまた、別物なんだよな~。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

などと、思っていたところに、メールが届いた。

どうやって除霊する?・・・・このブログ記事を見た人からのメールらしい。

「霊能者さんたちは、それぞれの宗教を使って除霊しているとのことですが、日本の新興宗教の一つで、そこの教団では多く霊能者さんを抱えています。
そういった教団の霊能者さんは、強いパワーを持っているということでしょうか? それとも偽霊能者なんでしょうか?」


ざっと要約すると、こんな質問メールだった。。。


やれやれ~😥


ま、いちおう回答していこう。

まず、「霊能者さんたちはそれぞれの宗教を使って除霊している」・・・??

私、そんな事、書いたっけ?


ま、いいか~。


たとえ、自分では何らかの宗教を信じている霊能者さんであっても、常にニュートラルな立ち位置は必要不可欠、と私は思っている。


たとえば、皆さんご存知の安倍晴明を例にしてみよう。

彼は、なんらかの宗教信者だったか?

答えはNOだ。

彼は、政府機関の陰陽寮に所属していた公務員に過ぎない。

しかし、膨大な知識を持っていたことは確かだ。

ジャンルにこだわらず、山岳信仰の修験道やら、古代中国からも学び、さらに空海が持ち帰った経典も学んだそうだし、独自に天文分野にも興味を持って研究をしていたような人だ。

むしろ、学者に近かった人じゃないだろうか?
学者+魔術師を志していたのかも?



彼が、霊能力を発揮するときは、自分のパワーを高めるために、今まで学んだ中の、呪文だったりお経、祝詞などを、
ツールとして使ったに過ぎないと、思っている。




さて、その新興宗教がどういったものかも知らない私は、なんとも答えようがないんだけど・・・

詳しいメールによると、そこの宗教団体では霊能者さんを育成する部署?があるらしく、長年そこで修行を積んで学んだ人しか霊能者になれないそうなのだ。


それならば、少なくとも霊能力は持ってるだろうし・・まったくのインチキ霊能者ではないように思う。(←大変失礼な言い方で申し訳ない)

現在起こっている何かの問題を言い当ててくれたり、今後のビジョンを見る能力もあるのだろう。

そうでなければ・・教団のイメージダウンになっちゃうだろうから。

それとも、霊能力以上にカウンセラーとしての能力や、トーク技術が優れているのかもしれない。


しかし、そういったことよりも・・

その教団の目的がどこにあるのか?・・・おそらく、それに尽きるはず。



別にこれは新興宗教に限った話じゃないけど・・小さな宗教グループがだんだん大きな団体になっていくにつれて・・

「いかにして教団を維持していくか?」という問題に突き当たることになる。

組織だったものを作らなければならなくもなり、そうなれば、当然のようにヒエラルキーも生まれてくる。


維持していくためには、カネ集め&信者集めが一番の重要事項となるのは必定。


そのためには、まず・・ビジュアルも必要ってことになるらしい(笑)
     ↓
【画像】凄すぎる...ド派手・巨大な宗教施設


私は日本に住んでいた頃、東京杉並区に住んでいたんだけど、車で走ると・・遠目にもこんな建物がどーんと見えてきたことがあって、最初みたときは、びっくりだった。

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この財力源がすごいことはわかるけど・・

で、巨大建築物を作っちゃうのか~!

この財力を他に使えなかったんだろうか?


ビジネスとしてみれば、宗教団体は他企業と比べて、税金も大幅免除だし、商品開発のコストも仕入れも研究費もないのだから、そりゃあ~利幅は大きいだろう。


しかも、多くの宗教団体では、「ご奉仕」として、多くの信者にボランティアで施設内のお掃除することを促すとか。

「ご奉仕」は、自分の修行でもあり徳を積む行為になるんだとか・・・。


たしかにそうかもしれない。。。


だけど・・もしも私だったら・・もともと立派な教団建物を掃除する「ご奉仕」より、

ホームレスの人たちに、暖かい食べ物を配って歩くとか、捨てられたペットたちを助けるとか・・

さらに、私が教団幹部だったら・・

ホームレス救済の施設&就職斡旋所を作るとか、ペットの殺傷処分反対運動を起こすとか・・・そっちの方をお勧めすると思う(笑)

「ご奉仕」するなら、明日の命に係わるような人(または動物)から救うべきだと思うのだが・・。

そんなことじゃ、教団幹部にはなれるはずもないだろうけど。



ついつい、豪華な宗教施設の建物やら、デーンと飾られた教祖様の銅像や写真などを目にするだけで・・私は、引いてしまうのだ。

だからといって、熱心な信者に異を唱えるつもりはない。

もちろん、ビジネス目的の宗教団体があったところで、別に私は反対する気もない。

信者が、そこに生きがいや幸せを見いだせるならば、それに越したことはないんだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もっとも豪華な宗教施設といえば、ここだろう。

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そう、バチカンだ!

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これほど贅を尽くした建物はないだろうし、バチカン博物館の倉庫には、まだまだ多くの宝物がいまだに保管されているという。

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立派な旧教施設を建設する新興宗教団体は、目指せ!バチカン! なんだろうか。(笑)


過去、どんな宗教も政治に利用されてきたことは、すでに歴史上の事実でもあるし・・

小さな宗教団体でも人数が増えれば増えるほど、維持するための資金源確保が必要となり、力を持てば持つほど、カルトに走る可能性も出てくる。

それは、多くの歴史をみても明白。


何世紀も経てきたバチカンは、たしかに美の結晶でもあると同時に、過去の黒い歴史の結晶ということも忘れてはいけない気がする。


カトリックというならば、私にとっての正統派はこっちなのだ(笑)
      ↓
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アッシジのフランチェスコ (St. Francis of Assisi)


これは、フランチェスコの半生を描いた映画で、かなり有名になった。
   ↓




もちろん、何かの宗教団体に所属することもいいだろう。
尊敬する師をみつけて、教えを仰ぐこともいいだろう。

それが、新たな学びになるならば。

しかし、信奉することは、時に自己放棄と依存にも繋がってしまうことも多い。

そうなると、カルト集団になってしまってることさえ、気がつかないことだって起こりえる。
かつてのオウムがそうだったように・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

宗教に関していえば・・・私は、何の宗教だって構わないと思っている。


結果的に、赦しと寛容、自然すべてと共生、リスペクトに向かうのなら、新興宗教だろうが、既存宗教だろうが、民族宗教でもなんでもいい。

常に、ニュートラルな精神性を持ち、歴史の過ちに学び、反省と修正を重ねる宗教であるならば。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、これを持って、このメールを送ってくれた人への私の回答としたい。


もっと簡単に言えば・・

そこの霊能者さんが強いパワーを持っているのか偽霊能者なのか?・・・・それは、自分の観察眼と直感を使って、自分で判断すべきことであって、私に聞くべきことではない・・ということだ(笑)



ずいぶん、冷たい回答だろうか?

それならば、もう、ひとこと。(笑)


私に聞く前に、質問者は自分で判断するパワーを持っているし・・すでに、自ら答えを出ている。




だったら・・なんで、私に聞く?

自分の直感に従うことに躊躇する必要はないのに~!

と、私は言いたい(笑)

Facebook情報漏洩問題から、あらためて思うこと

「もうFacebookのアカウント削除しようかな?」と言ってる人がいた。

むろん、こういった情報漏洩ニュースを見たからだ。
   ↓
FB、トランプ陣営側のアカウント停止 5000万人の情報漏えいか 3/18

Facebook files leak: What we know about the social network's secret rulebook


いまさら何を(笑)・・・・と、私は思ってしまう。


Facebookについて今さら説明する必要もないだろうし、そんなことは誰でも知ってることだろうけど・・

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しかし、ここでちょっと思い出してみると・・


たしかカリフォルニアで2004年に創立されて、学生たちを中心に爆発的に広がっていったSNSだった。

私はLAに住んでるせいもあってか、ほとんど周囲の人たちはその当時からFBアカウントを持ってたし、多く利用していたという記憶がある。

その頃・・日本ではMIXYというのが流行ってたんじゃなかったかな?


その後、FBは2012年には世界中に10億人のユーザーを持つ世界最大のSNSになり、

いまやFBアカウントは子供から大人まで持つようになり、多くの企業もマーケティングの為には、Facebookアカウンティングは必須といわれているのが現状。

持ってない企業は、時代遅れといわれるくらいだから。



正直なところ、私はSNSなんて使いたくもないし、持ちたくもない。

実にうっとおしいことが多かったから。



そうはいいながら・・やっぱりアカウントだけは今でも持っている。(持っていないと不便なことが多いのだ。)


FBに限らず、LINEも同様だ。

とくに、LINEは、会社の連絡事項までLINEを使用する以上、スマホにダウンロードして置かなきゃならない。

また、日本への国際電話にも、使わざるを得ない。

結局、使いたくないと思ったところで・・世間の波に逆行して生きることは難しい。

そんなことを考えると・・好むと好まざると問わず、誰もが持たなきゃならない状況に追い込まれる

ってことらしい。


都会を離れた場所で生活ができればいいのだが・・。

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出来ることなら、田舎暮らしをして、コンピューターライズされてない車を持ち、スマホも持たず、銀行口座も持たず、
唯一の手作りのパソコンで、OSはLINAX・・・なーんて生活ができればいいんだけどな~。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、

エドワード・スノーデンさんは、もうず~っと前に警告していた。

スノーデンの警告「Dropboxは捨てろ」「FacebookとGoogleには近づくな」
https://www.huffingtonpost.jp/techcrunch-japan/snowden_b_5980606.html


しかし、Windows10に切り替えた時点で、もう、どうしようもないのかもしれない。


旧バージョンのときから、「Windows10」にバージョンアップさせようとするポップアップがさんざん登場していたし、

そこで、嫌~なカンジの意図を感じて、絶対やらないもんね~と頑張っていたものの・・

パソコンが壊れてしまえば仕方がない。

買いに行くと、すでにもう、旧バージョンが販売されてないんだから。。。


このようにして、自由な選択肢が無い時代になっていく。



仕方なく、WINDOWS10にした後も・・

こうゆうサイトをいくつもみて、
    ↓
情報ダダ漏れ!?Windows 10のプライバシー設定の概要と変更する方法

色々とやってみたものの・・

Webカメラからはダダ漏れ、スマホからもダダ漏れ・・今私がどこにいるか?といった現在位置までもわかっちゃう時代なんだからねえ(笑)

情報ゲットしようとする意志の前には、なすすべもない。


今に始まったことではないんだけど、もう、かなり前から個人情報は、詳細なところまで摘まれているのだ。

戸籍情報だけじゃなく、その人の詳細な好みや生活パターンまでもが!

オンライン上に残る支払い履歴をデータに入れれば、生活パターンの解析は簡単に出来てしまうだろう。

それどころか、病歴に預金までがダダ漏れ・・事実、調べようと思えば簡単にわかってしまう。



日本では、マイナンバーと預貯金口座も、すでにリンクされてるんだろうか?



たま~に、「私はどんな個人情報を知られたところで、ぜーんぜん困ることないし秘密にする必要もないから平気~」
と、のんきにおっしゃる方々もいる。

きっと、玄関に鍵をかけないような地域で育ち、世の中、そうそう悪い人なんていないと信じこんでる人なのかもしれない。(笑)

そうゆう問題じゃないんだけどね~(笑)


とくに、こうゆう人たちは・・大義名分を掲げられれば、素直に信じてくれる人たちなのだとか。


WINDOWS10では、「デバイスにより変わるインターフェイス、どんなデバイスでもつながる、使える」

マイナンバーは、個人の特定が容易になり、各種手続きが従来よりスムーズになる。




大義名分のメリットの部分だけを与えられると、そこで思考停止させてしまって、デメリットを無視してしまう人たちが増えているそうだ。


もしも、そんな中で一人だけ・・

おい! ちょっと待った! 問題は別にあるんだ! ・・と声を大にして発言する人が現れると、

即座によってたかって弾劾されて瞬殺! 

国民が複数でよってたかって一人を弾圧すること、それを別名バッシングともいうけど・・

バッシング、ネット炎上



現代はすっかり・・そうゆう風潮になってきている気がする。
たぶん、インターネットが普及してきた頃からだったかなあ。


民主主義社会といいながら、自由のない国になりつつある・・ような気がする。


これじゃあ、かつて、政府批判をしただけで投獄されたシンガポールやキューバも真っ青かも(笑・・あ、シンガポールは今でもかな?)



それを秘密警察ではなく、国民がよってたかって一人を弾圧してくれるんだから、陰の黒幕は上手にインターネット上で扇動すればいいだけ? なのかな(笑)



なぜ、こんな風潮になってしまったのかはわからない。

ただ、こういったことに、インターネットが一役買ってることだけは事実だろう。


強い善悪意識を持ち正義感で弾圧する・・・しかし、裏を返せば、ただの腹いせだったり・・

集団で行うことは、ただの、集団イジメに過ぎなかったりする。



集団で国家権力に立ち向かうならばまだしも・・・最近は、一個人ばかりを攻撃する傾向が強いような・・・。

なんか、嫌な風潮だよなあ~。



そうなってくると・・多くの人たちは、無意識にもイジメに合わないように、自己防衛をすることになる。


社会通念を敏感にキャッチして、

個人が好きなものよりも、「今、流行っているもの」を優先し、

個人の価値観よりも、「現代の風潮」を自分の価値観とすり替えてしまう。



そして、全体となって・・いったいどこへ向かうというのだろう?



これはすでに、洗脳なのかもしれない(笑)



こんなニュースがあったけど・・
        ↓
【衝撃】アメリカ政府は「リリー波」を使って国民を遠隔洗脳していた! ディスプレイを通して脳の水分子を操作、感情・記憶を改変!

もっとも、これに似たようなニュースもずいぶん以前からあった。


人々はこうやって、インターネットを使うことによって、何かに、管理されていくのだろうか。


たとえば、中国政府のように・・

中国、全ての市民をポイント制評価へ

人々をポイント制にして、ランキングしちゃう?

これって、ファシズム?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話は変わって・・・


去年、ロンドンで面白いニュースがあった。

The Shed at Dulwhich(ダリッジの小屋)というレストランの話。

http://gigazine.net/news/20180126-the-shed-at-dulwhich/


こちらは、Washington Postの英語版の記事
      ↓
https://www.washingtonpost.com/news/food/wp/2017/12/08/it-was-londons-top-rated-restaurant-just-one-problem-it-didnt-exist/?utm_term=.1442a79b2605


新たなレストランを開拓しようと思ったとき、みなさんは何を参考にするだろうか?

私は、もっぱらYelpを使ってるし、たまには自分でレビューを書き込んだりもする。

しかし・・☆の数が多くベタ褒めコメントが多かったとしても、行ってみるとたいしたことないよな~と思うところもあるし、その逆もあったりする。

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これは、Yelpではなく、Trip Adviserの話だが・・ここでロンドンで第一位に輝いたレストランがあったのだが・・

それが、なんと存在しないレストランだった! つまり、すべてがフェイクだったというわけだ。

初めは、ちょっとした、いたずら心から架空のレストランをアップしてみたそうだ。

仕掛け人はこの人
   ↓
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(この話は日本語の記事もいくつかアップされているので、ご存知の方も多いかもしれない。)


料理の写真は、あえて食べられない素材を使って美味しそうに仕上げ、さらにサクラを使ってコメントもアップロード。



それが、どんどん人気になり、ついにロンドンで一番になってしまった。

●予約がなかなかとれない人気店
●ユニークなレストラン
●小さくてアットホーム


人は、こういったコンセプトに弱いものだ。

特に都会人にとっては、田舎風、納屋、小屋、自然に囲まれてるところ、アットホームな雰囲気は、粋でおしゃれに通ずるようだ。

それを、まさに上手に演出したレストランだった。(←何度も言うようだけど、フェイクだったんだけどね~)

このお遊びの総仕上げに、一夜だけお客さんを入れたそうだ。


急遽自分の家の裏庭にテーブルと椅子をセットして・・

料理は、近所のスーパーで買えるようなレトルト製品やらカップスープばかり。

なので、マイクロウェーブでチン!で出来てしまう。

その上に、もっともらしい飾りつけはしたようだけどね(笑)

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そして・・お客さんたちの反応は・・・

長く待ったかいがあった! すばらしい。
とっても懐かしい味で、ぜひ、また来たい!

実に好評だったそうだ。

最終的にこのレストランは、本人が・・「あれは、フェイクなんだよ~!」とTVで公表して終わりにしちゃったそうだ。


人々は情報にどれだけ騙されるか?という実験結果としてみると、実に面白い。

しかも、フェイクレストランのわけで・・誰も実際には食べたことがないのに・・・レートがロンドンで一番の最高点まで挙がってしまうってどーゆうこと?(笑)


いくら、彼の友人たちがサクラとなって、フェイクコメントを載せてたとしても・・それはないだろ!

でも、あったのだ! これが現実だったのだ。


散々またされて、ロンドンで一番人気の素晴らしい店と思い込んでしまったお客は、百円程度のレトルト食品を食べさせられてもわからない。。。

素晴らしい味!と思い込んでしまうようだ(笑)


しかも、多くの人が支持すればするほど、それは大きな渦となって一人歩きしてますます大きくなっていく。

もしも冷静な舌を持つ人がいて、「これってレトルト食品の味っぽくない?」なんて言うものなら、

「オマエってやつは・・味覚音痴かい!」ってみんなに馬鹿にされて、もしも日本だったら、バッシングの対象にされちゃうのかもしれない。


多数にやり込められると、本当は正しい舌を持っていた人でさえ「たぶん自分が間違ってたんだろうなあ、みんながそう言うんだから。」と自分を疑い出すかもしれない。

そうして、ますます大きな渦となって呑み込んでいく。

これがインターネットの側面でもある。



もちろん良い面も悪い面もあるわけだけど・・・どちらにしても大きな渦を作りやすい。


このフェイクレストランのおかげで、ネット社会の側面が、見事に暴かれた気がする。


ちなみに、当日のお客さんから御代は頂いていないそうだ・・取材が入るので特別無料ってことにしたらしい。

(客はイギリス人と観光で来たアメリカ人だったらしいが・・レトルト食品とカップスープに騙されちゃうのは、もともと食事の質にこだわらない国民性のせいかもしれない。。
彼らが一番気にする店は、お店の雰囲気と従業員がフレンドリーかのようだから(笑)


どうやって除霊する?

さて、前回のブログ、
もしもあなたが霊能者だったとしたら?アンタッチャブルに立ち向かう?からの続き。


きょうは、

どうやって、霊能者さんたちは除霊するのか?

そこらへんのことを見ていきたいと思う。


ただし・・除霊なので、霊障のある人から霊を取り除くだけ。
または自分自身に寄って来たときの対処法。


前回にも言ったように、これは霊が納得して成仏していってくれるわけではないから、一時的な措置に過ぎないんだけどね~。

それでも、無理やりにでも、引っ剥がさなきゃならないときもある。(←引っ剥がすなんて言葉は、霊に失礼だけど・・)


さて前回、カトリックのエクソシストの話をしたわけだけど・・

カトリックで言われている悪魔の所業とは

①人の心にとりつき精神の病にしてしまう
②人の肉体にとりつき攻撃する
③人の全身全霊につき体の全てをコントロールする
④家や物につくラップ現象



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悪魔がとりつくと、こういったことが起こるといわれる。

悪魔というと、上のタロットカードにもあるような1つの人格と想像しがちだけど・・これは、キリスト教圏での古典的な悪魔のイメージに過ぎない。


赤い目で牙があって、とにかく獣染みていて、人間の獣性を思いっきり打ち出してるもの・・これらの悪魔は、よく、こんなイメージで描かれる。

未だに信心深い田舎の人たちなどは、黒または赤なんて色も不気味に思えるし、ヤギ角や爪、コウモリの羽などをみても、ぎえっ~と、なるそうだ。


もっとも、日本人にとっては、ピンと来ない話だけどね~。

なんで、ヤギの角が怖いん? なんで蝙蝠さんが悪者なん?
動物も人間も生まれ変わると信じていた日本人にとっては、動物も同じ命を持つものという意識の方が強かったのだ。


これは、初期キリスト教社会で、異教徒の神をイメージするように作られたもの、という説ある。


それをいまだに刷り込み状態でひきづってしまってる西洋人は、「悪魔」というひとつの人格をイメージしてしまう人も多いらしい。

しかし、そうではない!


幽霊・悪霊・悪魔・・・これは、全部、肉体を持たない意識体
それも、ネガティブな意識体となっているもの




こちらは、日本人のビジュアル化した幽霊(かなり古典的な幽霊像だけどね~。)

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どこの国のネガティブな意識体でも、共通して、こうゆうことをしようとするのは一緒だ。
     ↓
①人の心にとりつき精神の病にしてしまう
②人の肉体にとりつき攻撃する
③人の全身全霊につき体の全てをコントロールする
④家や物につくラップ現象


そこで、じゃーんと、霊能者さんの出番となる。

もちろん、霊能者さんといっても、カトリックのエクソシスト、仏教のお坊さん、神主さん、ヒーラーなど、呼び方はさまざま。
(ここでは、全部まとめて霊能者と呼ぶことにする)



さて、その前に、幽霊となって出てくるためにも、いくつかの条件があるそうだ。

いくら怨みや悲しみの中で死んだとしても、誰もが幽霊になって出現したり、人に祟ったりできるとは限らない。



ずっと前に、森久美子さんがある番組で、興味深い話をしたことがあった。

友達が亡くなって幽霊となって現れたとき、その友達から、「幽霊になるための条件」を教えてもらったそうだ。

それによれば・・下記のものが必要とのこと。

①霊本人の集中力
②静電気
③受け手
④磁場
⑤蛍光灯や太陽光ではない小さな光




これは以前、アメリカ人のサイキックから聞いていた話とかなり共通する内容だった。
    ↓
「ゴーストとして、ちゃ~んと像を結んで、私たち見えるようにするには、霊の方にパワーがなけりゃダメみたいだよ。
とにかく、強い念とか集中力は必須条件だね。

私たちには、いろいろな霊が見えるけど、中には半透明のものだとか、顔しかないヤツだとか足がないのとか、いろいろなんだよ。
ところが、生身の人間と変わらないように、くっきりはっきりしてるのもいる。 
それは、かなりパワーが強いタイプだろうね。

私たちサイキックが、どうしてそれが見えてしまうのかは、よくわからないんけど・・ある学者に言わせると右脳を使ってビジュアル化して見るそうだよ。 
しかも、他にも色々あって、周波数が合わなきゃ見えないし、土地の磁場も関係する場合があるって話だけどね。」



しかし、そう考えると・・

生きている人に影響を及ぼす霊というのは、相当に強いパワー(念の力とか、集中力など)を持ってるってことになる。


それに対抗しなきゃならない霊能者さんは、もっと強いパワーを持たなきゃならないということだ。

目に見えない意識体同士の戦い。
パワー対パワーの戦い


こちらは、ハリーポッターの戦いのイメージからだけど・・
     ↓
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ある霊能者さんから、「術式を使って除霊するとか」、「術式を使って身を守るとか」

そんな言葉を聞くことがあるんだけど・・・


術式というと、大層なものに聞こえるけど、「自分のパワーをさらにあげてくれるもの」なんだそうだ。

そこのところは霊能者さんによって違う。


●カトリック神父ならば、
    ↓
聖水、十字架、紫のストーラ(神父様の首から垂らす布)、そして聖書の言葉(または祈祷文)

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という色は、日本でも昔、病気になった人が頭に巻いたハチマキにも使われていた色

病鉢巻(やまいはちまき)
病鉢巻は抗炎症・解毒・解熱の薬効があるといわれるムラサキの根で染められています。また、紫色は高貴な色で悪いものを寄せ付けない色と考えらていた。 病鉢巻は薬草と「おまじない」的な効果を狙ったもの



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https://blogs.yahoo.co.jp/tanaka42tamaki52/34711586.html

聖水というのは、もちろん、ただの水ではない。
ルルドの泉のような特別の水を汲んできて使ったり、または、十字架を一晩水につけたり祈祷を唱えたりした水だとか・・・色々な方法があるらしいけど。



●仏教(密教系)によるもの

護摩焚き 
バラモン教の宗教儀礼、ゾロアスター教とも共通する同根の文化じゃないかともいわれている。

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調伏法(ちょうぶくほう)
怨敵(おんてき)・悪魔などを調伏する修法。不動・降三世(ごうざんぜ)・軍荼利(ぐんだり)・金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王など忿怒(ふんぬ)の相を表すものを本尊として修する。調法。



●神道系のもの

いわずとしれた、陰陽道なんかは、こちらに入るわけで・・

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返し矢を射るとか、 鳴弦の儀とか、矢を使うもの
護符や呪文を使うもの



これは、九字護身法だけど・・・
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九字切りは、神道だけじゃなくて、仏教系、修験道、道教なんかでも使われていたかな?



●修験道、山岳信仰など

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もちろん、彼らは山の聖なる力をつけるために修行するわけだ。



まだまだ、さまざまなものがあると思うし、また、仏教、神道、修験道、道教だとか・・はっきり区別のできない部分もある。



では海外の悪霊払いの術式で、どんなのがあるかというと・・・(もちろん、カトリック以外の方法で。)

これまた、あまりにも多すぎて、わけわからん。


こういったものは、長年、カトリック教会から、魔法を使う者だとかウイッチクラフトとか言われて、弾圧されてきてしまったので、ちゃんと体系づけられて残っていないそうだ。


その中で、比較的知られているのがこれかな?

●ロマに由来するもの

ロマ、つまり・・ジプシーから伝わる悪霊払いのまじないなどがあるし、彼らは、水晶を使ったり、天然石を使ったり、
精霊を呼び出したり・・

ただし、ロマとひとことで言っても、彼らの起源は、北アフリカとか、北インドとか・・あまりにも多すぎて民族もわからない場合も多い。
ようするに、ヨーロッパ諸国を放浪する人々をこう、総称してたらしい。



そこで、海外の霊能者さんたちの中には、

水晶をはじめとする天然石を使ったり、フランキンセンスなどの香油、お香を使うものなど、さまざま。

あ、魔法陣を使う人もいたっけ。

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いずれにしても、道具にしろ、呪文だろうが、お経だろうが・・なんでもいいのだ。

自分のパワーをアップしてくれるものを使うだけ。


自分のイメージ力をどれだけアップできるかにかかっているのだから。




例えば、レイキはアメリカでは、なかなか知名度があって、気功と似ているヒーリング方法のひとつとして知られている。


レイキとは、臼井甕男(1865年 - 1926年)が始めた臼井霊気療法(臼井靈氣療法)(霊気)が海外で独自に発展・簡略化したもの。「霊気」は臼井甕男(うすい みかお)によって約100年前に日本で誕生し、臼井の弟子・林忠次郎(1879年 - 1940年)から日系アメリカ人ハワヨ・タカタ(1900年 - 1980年)に伝えられ、タカタによってアメリカに伝わり、彼女とその弟子によって「レイキ」として普及した。




両方とも目に見えないエネルギーを使って、患者をヒーリングしてあげるんだけど・・・これはどうも、霊能者さんのしていることと似ているような気もするのだ。


気功の場合は、自分の気を呼吸や動作によって強めていって、それを患者さんの体に、どれだけのエネルギーが必要なのか、どれだけの強さか、また流れや速度、時間までも読み取って、施すそうだ。


レイキの場合は、自分がアンテナとなって、宇宙に遍在するレイキエネルギーを集めて使うという。


霊能者さんの場合は、宇宙に偏在するエネルギーを、自分の出自の宗教や天然石などのグッズから、繋がりやすくしたりして得ているのかも?・・・と思ったのだ。

もちろん、気功のように自分の中のエネルギーを高めて使う場合もあるだろう。


どちらにしても、悪霊に退散するように念じたり、パワーを当てて追い出すイメージをするという。
(もちろん、ここらへんのイメージは人によって違うらしいけど。)


霊が意識体ならば、霊能者さんのパワーも意識体。

より集中力があって、力強い方が勝ることになる。




何を使おうが・・・基本は使う人の意思力にかかっているということだ。

もちろん、霊能者さんの中には、なんの宗教も持たずツールも何も使わないって人もいる。

または、「強いガーディアンエンジェル(守護霊)がついていてくれるから平気なんだ!」などと言ってた人もいた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たちも、こんな経験はないだろうか?

人の悪口ばかりを毒づいてる人の近くにいただけで、気分が悪くなったり、実際に頭痛がしてきたり。。。

病院にお見舞いにいっただけで、ひどく疲れたり。。。

ネガティブな意識は周囲にも影響を及ぼすそうだ。


もしも、たまたま・・自分にも似たようなネガティブな念があった場合は、それらを引き寄せ、

ますます、自分もどす黒い気持ちに落ちてしまったりすることが多いという。


そんなとき、

あれれ? なーんかヤバイかも!と感じたとき、

深~く深呼吸して、悪いものをすべて吐き出すつもりで息をゆっくりと吐き出す

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それだけでも、実際に吐き出せているそうだ。



目に見えないイメージだけなのに、「実際にそれが起こっていることがほとんど」だという。



霊能者さんも、そうでない人も、

霊障から守るのも除霊するのも、精神的な強さにかかっている、ということだ。

恐怖やネガティブさに負けず、どれだけ自分自身を持ち続けられるか。





「霊に憑かれる人というのは、優しい人って聞いたことがあるよ。
優しいから霊がよってきやすいんだって。」

昔、私はあるサイキックに、こんなことを聞いたことがあった。


「優しい人ってのは、一番厄介なダメ人間を意味するときもあるんだよ。
霊能者は、お客さんが霊障にあってるとき、オマエがダメ人間だから霊が憑いたんだ!とはお客に言えないから・・
だから、優しいからね~って、曖昧に言うことが多いのさ。」(笑)

「え? そーなん?」

「じゃ、優しい人ってどうゆう意味だと思ってるの?」


「相手にシンパシーを感じられる人」

「気の毒な人に同情して、自分の心も悲しくなったり傷ついたりする人だね・・・それでどーするの?
そこから、相手を救うために何か行動するとか活動するとか・・するのかな?」

「うーーむ、それだけで終わる人も多いかも。」

「そうゆうのは、ネガティブが伝染しただけに過ぎない、ただの厄介者というんだよ。
そんなんだったら、むしろ何物も寄せ付けないような鈍感な方がマシだよ。

優しさというのは強さを伴わなきゃ、むしろ悪いものでしかない気がするよ。」



そのときはじめて、優しさには2種類あると気がついた。


子供を守るためならメチャメチャ強くなれる・・母のような優しさ

同情して泣くだけの優しさ




霊は、一緒に泣いてくれて同情してくれそうな人に憑きやすいという。

すると、ネガティブさがダブルになってしまうのかも。
それこそが、霊の企みか?


そうやって悪も霊も蔓延るものかもしれない(笑)


霊に憑かれやすいのは、霊感がある人が多いというのも、確かなことらしいけど・・・

同時に、優しい(弱い)人=ダメ人間 が多いらしいのだ。


誰でも、精神力を強くしなきゃいけないようだ。

「強さこそが優しさ」・・まさに、霊能者さんに教えてもらった言葉だった。

もしもあなたが霊能者だったとしたら?アンタッチャブルに立ち向かう?

Newsweek(アメリカ版)に、カトリック教会、悪霊の急激な増加によりエクソシストの必要性
司教からの警告
というのが載っていたのを目にした。

CATHOLIC CHURCH NEEDS MORE EXORCISTS DUE TO URGENT INCREASE IN DEMONIC ACTIVITY, PRIEST WARNS

これは今にはじまったことではなく、数年前から、エクソシスト急募をしているようだ。

ずっと前の日本語記事でも載ってたくらいだから。
    ↓
エクソシストの不足が深刻化し、ヴァチカンが養成講座を開講

カトリック教会ではエクソシスト(悪魔祓い師)の養成が不足している ー アイルランドの神父の主張


自ら進んでエクソシストを志すなんて・・いまどき、そんな神父さんは稀だろう。


エクソシストというのは、悪霊払いをしてくれる人
手っ取り早く言えば・・日本語で言うところの「霊能者」のことだ。

ただし、カトリックの人たちやヴァチカンからみれば、一般の「異教徒」の霊能者や、シャーマン、ヒーラーなどとは、一緒にはされたくないわけで・・

「ヴァチカン認定の」「正規のもの」でなければならないのだ。

●ウチは金儲けに走る偽霊能者じゃないので・・(基本無料)

●聖水、十字架、紫のストーラ(神父様の首から垂らす布)、そして聖書の言葉を使う




こちらは、ビンチェンツォ・タラボレッリ神父・・ちゃーんと手にしてますね~。
      ↓
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http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-37689107



昨今のカトリックは、アフリカや中南米では今だに根強いものがあるようだけど・・先進国では信者の数も神父の数も減少しつつあるという。

その一方で、エクソシストを望む声は増加しているとか。



日本ではどうなんだろう?

もちろん、エクソシストという概念じゃなくって「霊能者」になるわけだけど・・需要は増えているんだろうか?


非科学的、反スピリチュアル主義を唱える人も多い反面、占い・霊視に頼ろうとする人も激増しているという話も聞いたことがある。

事実、TV番組でも、その手のものは多く、「心霊や占いは常に需要があって手っ取り早く視聴率を稼げる」ことができる、なーんて言ってるTV関係者も多いとか。

●TV番組としては、多くの「怖いもの見たさ」を望む人々を満足させるための企画かもしれないし・・

●個人的に霊能者を頼るのは、自分で決断できない依存型タイプが増えているせいかもしれない。


同時に、

●実際に悪霊(現生にさまよう霊で人に悪影響を及ぼすものたち)となっていく人も、増加しているのかもしれない。
無念の死や恨みや憎しみを持って死んでいく人も多そうだし・・


結局、そういった諸々のことからも、霊能者の需要は増えているのかもしれない。


しかし、どんなに需要があったところで、本物の霊能者(つまり、それなりのパワーを持った霊能者って意味で・・)は、稀な存在だろうし、いくら素質を持っている人がいたところで、「成り手」が少ないのも確かなことだろう。



私の知人は、かなりサイキック能力を持つ人が多いのだが、それでも霊能者を職業にしたいという人は稀だ。


むしろ、一般人には「私は霊感なんてありませんよ~!」という顔をしている人たちばかりだし、
霊にも「私はなーんも見えないフツーの人ですよ~!」という顔をしている人たちばかりだ。




そんな友人の一人に言わせると・・・

「霊能者の職業につくのは、世間からドロップアウトしちゃて他に職業が持てなくなった、どーしようもないヤツか、
天からのお告げを受けちゃって、仕方なく始めた人か・・そのどっちかだね。
ほとんどが、そんな人たちだよ。」


なのだそうだ。。。

おいおい! そこまで言うか~! と思わなくもないけど・・

私は「霊能者100人に聞きました!」のアンケート調査をしたことはないので、そこらへんのことは、よくわからない。


とにかく、これでもか~!っていうくらい、精神力を要求されるきつーい仕事だということは、よーく耳にしているし・・・たしかに、そうだろうな~とは思っている。

だから、成り手も少ないってことになるのだろう。


前回のブログ記事、琉球スピリチュアル_マブイについての中でも触れたことと重複してしまうけど・・


霊能力者の必須条件は、

◆強靭な精神力

まずは、これに尽きる。

「精神力」なんて、実に曖昧なワードだけど・・

具体的に言えば、いかなる恐怖にも打ち勝つ力、意志力、集中力などなど、多くのものが含まれる。

さらに、常識や偏見があれば、判断を間違えることにもなるので、そこも超越しなければならないことも多い。

霊の世界に現代の常識や社会通念なんかは通じないわけだしね~。



精神力=総合的人間力
で、メチャメチャ強くなければならない。

もちろん、体力も必要
(精神力と体力は切っても切れない関係だそうだから。)




ずいぶん昔だけど、私が日本に住んでいた頃、ある霊能者さんと知り合いになり、その人から聞いた話がある。

その人は、もちろん、日本人で女性霊能者さんだった。


どんないきさつだったのか細かい事は忘れてしまったけど・・その霊能者さんは、ある日メチャメチャ強力な霊と接触してしまったそうだ。

とにかく、念が強い!強力なパワーを持ってる、危険人物(←正確にいえば、すでに肉体のある人じゃないけどね・・)


彼女がその霊と会話を試みると、

そいつは、「私はなにがなんでもアイツを、できるだけ苦しめて殺すつもりだ!」と言ってのけたという。


「そんな~、人に苦しめるとか、まして殺すなんていけないことよ!」と、彼女は説得を試みる。

すると、その霊は生前の自分に起きた身の上話を、長々と語りはじめたそうだ。

ある人物に、何十年もの間さんざん苦しめられ、誰にも助けてもらえず、挙句の果てには、自分も子供たちも殺された。

しかも、その人物には法の力も及ばず、巨万の富を築いて、今でものうのうと幸せに暮らしているという。

あんまりじゃないか!
なにがなんでも復讐してやる。
うんと苦しめてじわじわ殺してやる!


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その姿は、不気味な黒目を持つ、こーんなカンジの人だったらしい。


彼女(その霊能者)は、すっかり言葉を失ってしまったという。

霊の身の上話があまりにも凄惨で恐ろしく、同時にあまりにも悲しかったそうだ。


「そうゆう人(霊)に、恨んではいけないとか復讐はいけない!なんて、キレイごとに思えてしまって、私は何も言えなくなってしまった。

だからといって、怨み、復讐は悪いことだし・・まして、人を殺すなんて・・とんでもないこと!
それは、わかってるんだけど、私にはその霊に掛ける言葉がなくなってしまって・・せめて、相手を殺すのは止めて欲しいとお願いしました。」



これを聞いたとき、

え? それでも霊能者かい!

それじゃあ、霊能者というよりも、霊感が強いってだけの女の子だよな~。

と、大変失礼ながら思ってしまったのだ。
女の子といっても・・40代の人だったけどね~(笑)


こうゆう人が、霊能者を続けるのは、むしろ危険じゃないだろうか。



おそらく、この心優しい霊能者さんは、霊を説得して「怨みは憎しみから離れること、殺人計画をストップしてもらうこと」を望んでいたようだが、

あまりにも悲惨な身の上にショックを受けてしまい、言葉を失ってしまったという。

しかし、どんな残虐シーンを見聞きしても、常に冷静に受け止めなきゃならないのが霊能者なのだ。


また、言葉を失ってしまった、もうひとつの理由は、

「怨みや憎しみ、殺人は悪いこと」というのを、世間の常識的範疇で理解しているだけに過ぎない、のだろう。

それは、本当には理解していないということだ。

それじゃあ、地獄の体験をしてしまった霊たちに、かける言葉さえもないはずだ。 説得は出来ない。

優しいだけで霊能者は務まらない。


どっちかというと、
外柔内剛タイプが望ましいそうだ。


たとえば、女性霊能者ならば、見かけも口調も優しい人なんだけど
    ↓
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中身は「海千山千のつわもの」、「剛の者」、実際に戦っても強い!・・でなければ務まらないのだ。
   ↓
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もちろん、年齢は関係ないんだけど、多くの壮絶な体験をしていなければ、なかなか、その領域には至れないものかもしれない。

若くして、すでにそういった条件を備え持っている人は、生まれ変わりの回数も多く、過去性での多くの体験を積んでる・・ともいわれている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このケースをもう一度考えてみよう。

依頼主は、極悪非道な男の権力者=殺人者なのだろう。

そして霊となっているのは、被害者であり強い恨みと憎しみを持つ者




こうゆうケースの場合、熟練の霊能者さんたちだったら、どうするんだろう?

と、私は彼らに尋ねたことがある。

    
<<以下、そのときの会話>>

私は霊能者Aと霊能者B、二人に聞いてみた。

霊能者A:
「ああ、そうゆうケース、よくある話しさ。
だいたいね、大実業家だとか大物政治家なんてやつらは、裏でこんなことやってきた奴らは多いんだよ。
そんなヤツ、俺はほうっておくね。
だって、怨みを買って殺されたとしても、そりゃ自業自得だからね!

だから、依頼されても絶対受けないよ。
上手にお断りしちゃうな。」



霊能者B:
「僕の場合は、まず、霊と依頼主の間に入ってお互いを説得することを試みるね。

たとえば・・霊には、こんなふうに説得を試みるんだ。

「いつまでも恨みを持ってさ迷っていてもキミだってつらいだけだろう?
(←実際に霊、本人もそれを感じている場合)
あの男は、今では深く反省して、キミと殺された子供たちのために生涯、償って生きると言っているんだよ。
供えて欲しいものはあるかい?」

とやさしく語り掛ける。

そして、依頼主には、
「あなたの現在の不運と病気は、死んだxxxさんが怒っているせいです。
今までも行いを悔いて深く反省して、生涯、彼らの魂を祀ってあげてください。
さもないと、あなたの命までなくなりかねません。 (←ちょっと脅し・・でも事実)

と、説得するね~。」



私: 
「霊と依頼主の間に入って、ネゴシエーターになるわけか・・・。それで、お互いが納得するわけ?」


霊能者B:「うーん・・・うまくいくときもあるけど、ダメな時もあったな~。」

私: 「ダメな時っていうのは?」

霊能者B:
「ある霊なんか・・『ほんとうに悔いているならば、全財産を世界中に寄付しろ、そして、自分の罪を世間に公表して警察に自首しろ!、それならオマエを許してやる!』って言ってきたんだ。

それを依頼主に伝えたら、ブチ切れた。

『そんなことできるわけないだろ! 誰がそこまでするもんか!』って。

おまけに、今度は俺に向かって・・『そもそも、そんなことのために、高いカネを払ってお前のような霊能者を雇ったんじゃないぞ!
さっさと、その霊を俺の周りから追い出してしまえばいいんだ!』って怒鳴られた。

すると、霊の方も、もっと怒り出して・・俺の邪魔するならオマエも殺してやる!って言いだした。

で、仕方ないから、まず、術式を使って自分の身を守ることにしたけどね~。」



ダメじゃん!


すると、霊能者Aが霊能者Bに向かってこんなことを言った。

霊能者A:
「ばっかだな~、オマエは!
そもそも、依頼主から依頼を受けた時点で、そいつが過去にどんなことをしてきたヤツかくらい、すぐに見なきゃいけないんだよ!
そうすりゃ、そんな甘っちょろい説得に応じるやつかどうかだって見抜けただろ!

それが見抜けなかったのなら、半人前だ!
霊能者なんてやめた方がいいよ!」



霊能者B:
「うん、そーなんだよ~。
これ、俺の若いときの失敗談・・ちゃーんと生きてる依頼者の方を、真っ先に見なかったんだよね~。」



霊能者A:
「へたすりゃ、オマエまで殺されるぞ!
なんせ、依頼者の真っ黒な過去を知っちゃったんだから!」



霊能者B:
「実際やばかったんだ。 自殺にみせかけて俺を殺そうとしたり、破産に追い込もうとしたり・・・色々仕掛けてきたな。
それに、霊の方にまで逆キレされちゃって、俺にまで害を及ぼそうとしてきた。

そいつらから身を守るのに、かなりエネルギーを使っちまったよ。 あはは。。。
まあ、その経験があって、俺も霊能者として成長できたんだけどね~。」



霊能者A:
「まず、依頼を受けた時点で依頼主を見なけりゃいけないんだよ。
それと、霊の方だって、たしかに被害者だし悲惨な目にはあってるだろうけど・・彼の方にも、ある種の問題が含まれてることもあるのさ。

そこまで見極めてなけりゃ、上手に説得なんかできるわけないよ。
それには、両方の過去生まで遡ってみないとわからないことだってあるんだ。

説得するということは、そういったすべてを理解した上で、その人の弱みと泣き所を上手に使って訴えることなんだよ。」


私:
「ん? 弱みと泣き所を利用するわけ?」


霊能者A:
「そういうと言葉は悪いけど・・別の言い方をすれば、弱みと泣き所というのはね、
心の琴線に触れる愛の部分に訴えるってことだよ。」


言葉が急にキレイに輝いた。



霊能者B:
「ところが、生きてる人間でも死んでる霊でも、なかには、ぜーんぜん聞く耳を持たないヤツもいるんだよね。

何がなんでも殺してやる!に固執しちゃって、どんどん巨大化する霊もいるし、自首するくらいなら、全財産を失うくらいなら、死んだ方がマシ!ってヤツもいるんだよ。

そうなると手に負えない。 だから、僕も関わらないことにしたんだ~。」


私:
「おいおい、じゃあ、A君と一緒じゃん!」


霊能者B:
「そうゆうことになるねえ~(笑)、若いときは、僕も甘ちゃんのとこがあって、話せば誰でもきっとわかってくれる・・なーんて思ってたところもあったんだ。
でも、今は、わからずやは放っておくことにしてる。
霊も人間も!」



霊能者A:
「ところが・・俺の知ってる霊能者で、実業家や大物政治家ばかりを顧客に持ってる人もいるよ。
だからさ、依頼主は生霊も死霊もつけていて真っ黒なヤツも多いらしい。

でも、彼は決して彼らからの依頼を断らないんだ。」


注:彼らには悪意や病気といったネガティブなものは黒っぽくみえるらしい。


私: 「え? なんで・・? それって、やばくない?」


霊能者A:
「その場限りのお祓いをするだけだけに徹してるみたいだ。
ようするに、一時的に悪霊を封じ込めるか退散させるだけって方法をとるんだ。

だから、すぐにまた元に戻って憑いてしまうか、追い出された霊は他に行って似たような誰かを祟ることになるんだけどね。」



私: 「それじゃあ、根本的解決にはならないだろうに~。」


霊能者A:
「ぜーんぜん、ならないよ。 でも彼は構わないらしい。
依頼者は、自分の過去をとやかく言われたくないわけだし、黙って払ってくれることだけを望んでるわけだし・・一時しのぎでもいいのさ。
それでいて、その霊能者にはたんまりお金が入るから。」


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霊能者B:
「あ、知ってる!  Cってヤツだろ。 あの人はかなりの術者で力もあるからね~。
それを使って、ただ力まかせに払いまくってる。 祓い屋だね。

だけど・・そうやって無理やり払われた霊はますますネガティブパワーを取り込んでどんどん大きくなってしまうし・・そのうち、きっとCにだって払えなくなってしまう日が来るのも目に見えているのになあ。」



霊能者A:
「いや、アイツだったら、その見極めもちゃんとできてるだろうよ。
その前にしっかり稼いで引退しちゃうつもりだろう。」



ほお! 色々なタイプがいるわけだね~。


霊能者Cは、二人の話を聞く限りでは、なかなかしたたかなヤツのようで好感は持てないけど、こうゆう人も必要なのかもしれない。

そもそも、お祓いビジネスで得た金を何かに使う目的があるのかもしれないし・・
いくら極悪人といえど、見殺しにすることなく結果的に救っていることにもなるわけだし・・・

それが、どうゆう結果をもたらすのかは私にはわからない以上、ジャッジすることはできない。

また、ジャッジする必要もない。

人それぞれなのだ。


私: 
「さっき、ちらっと・・被害者であっても、その人の前世がかかわってる場合がある、みたいな事を言ってたよね?
相手を説得するには、前世まで探った上でなければ・・みたいなこと。」


霊能者A:
「たとえば・・現生では、マジメに生きてる小市民だったとしても、過去生で多くの人を殺してきた殺人者だったケースもあるよ。
過去生で、自分が殺した相手に、現生でお互いが生まれ変わっていて、今度は殺した相手に自分が殺されるってこともね。」


私:
「それは、過去の恨みが消えずに生まれ変わって復讐したってことなんだろうか?」


霊能者A:
「そうゆう単純なことじゃないよ。 バタフライイフェクトのように、いろいろなものが絡み合ってきて、結果として何かが起こるって考えた方がいいね。」

私: 
「ふーん・・・わかったようなわからないような・・
それにしても、過去生まで見るのは大変だろうなあ。」



霊能者B:
「過去生をみるのは、大変だよ!
まず、世界の歴史に精通してなきゃならないし、その時代の風潮、考え方までも掴んでなきゃ見れるもんじゃないよ。


霊能者A;
「僕らは確かに映像が見えるんだけど・・見えるだけなんだよ。
誰も解説してくれないからね~。」


なるほど~!

過去生を専門に見るって人は、相当、世界の歴史にも精通してる人じゃなきゃ務まらないってことらしい。

霊能者B:
「いや、歴史だけじゃないよ! さまざまなビジョンが見えることがあるけど、その解釈が出来なきゃ、どうしようもないからね。」


お! 今、私が心の中で思ったことを読んだのか?


私:
「ところで、霊能者やっていて、一番嬉しいことか、やりがいを感じることって、どうゆうとき?」


ちょっと月並みな質問をしてみた。


霊能者A:
「霊からも、依頼者からも感謝されることだね。」


霊能者B:
「これで思い残すことなく別の次元に行くことができます、ありがとうございましたって言って消えていく霊をみるとき。
そして依頼者からは、とってもすがすがしい気持ちになれました。
新しい自分になれた気がします、ありがとう!なーんて言われたときだね。
自分の気持ちが、ほっこりするんだ。」




さて、まとめてみよう。

●どんなに残酷なシーンや悲惨なシーンをみても、冷静でなければならない

●依頼主と霊の両方の人物、ときには過去生までも見極めなければならない

●過去生をみるには、世界の歴史も把握してなければならない

●説得するには、相手の心の奥底に残っている泣き所(愛の部分)に訴える・・・つまり、それが見出せなければ説得は出来ない。

●説得不可能と思われるものには手を出さない。

●一時的に無理やり除霊する、(祓い屋に徹する場合もある)


一応、こんなところだ。



他にも、私は知人のサイキック連中から、いろいろ聞かされたことがある。

例えば・・多くの不審死や自殺と言われてるものが、ほとんどの場合、他殺だったとか。


元鑑識官だった人が、こんなことを言ってたけど、

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霊能者には、はっきり見えていることが多いようだ。

どんな人が、どのように自殺に見せかけて殺したか、そして、黒幕は誰だったのかまでも・・・。


彼らは、TVニュースを見ただけで・・いきなり、その映像が脳裏に飛び込んでしまうことが多々あるそうだ。

だから、彼らは通常、自分の能力をオフ状態にしておくという。

オンとオフの切り替えスイッチがあって、サイキック能力を使いたいときだけ、オンにするそうだ。

「いつでもオン状態だったら、オチオチ外も歩けないじゃないか~!
人の心の声が聞こえてきたり、嫌な映像が見えてしまったりするんだぞ!

オン・オフの切り替えは、基本中の基本だよ。
それが出来ないのは、霊感が強いタダの人で、しょちゅう体調を壊すだけさ。」



さらに、こんな話も聞いたことがある。

これは・・あるTV番組だったけど、ある霊能者がTVスタッフたちと一緒に、霊の目撃証言が多い廃墟ロケに行ったそうだ。

そこには、確かに女性の霊がいて、その霊能者に語ったという。

「私は自殺したことになってますが、殺されたんです!
殺した相手とは不倫関係にあり、彼が別れ話を言い出し、私が、それなら私たちの関係を公表すると言ったんで、私は殺されたんです。
その相手は、XXXで、今、ここから数キロ先のXXXという学校の校長をしています。」



もちろん、その番組はここまでで、The Endとなった。


今さら、自殺で片付いてしまった事件が再調査されるわけがない。
それ以前に、霊の証言を取り上げてくれるわけがない(笑)
人権問題になるので、霊のあげた名前は公表できるわけがない。




これは、アンタッチャブルな世界なのだから。



もちろん、アメリカだって同様。

アメリカには、サイキック捜査官という存在がある(もちろん、表向きには存在しないことになってる)なーんて、ブログ記事を以前にアップしたことがあったけど・・↓
FBIサイキック捜査官と心霊考古学の話


すべての事件の真相解明が許されるわけではない。

「していいもの」と、「あえて無視しなきゃいけないもの」がある、という。

FBIに所属している以上、自分の正義感や倫理観よりも、FBIや国家の意向に従うことが優先されるってことだ。


こうやって、優れた霊能者ほど、社会的な枠の中で、しがらみやら悩みも多くなるかもしれない。
真実と正義感とアンタッチャブルの狭間で。

それもまた、自分で乗り越えていかなきゃならない試練なのだろうけど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アンタッチャブルといえば・・アル・カポネだった(笑)

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この人は、ご存じのとおり、かつてのアメリカでは有名な、マフィアの大親分だ。

たかが、マフィアの親分と侮ってはいけない。

彼の権力の前では、警察も裁判所もひれ伏していたような状態だったんだから。

シカゴ警察も裁判所も市長も、そっくり買収してたというから、ケタはずれだ。

どれだけ人を殺したかも・・たぶん自分でも数えきれないし覚えてないだろう。

それでも、彼は絶対捕まらない。
捕まるわけがない!


ところが、

最終的には、財務省の酒類取締局の捜査官、エりオット・ネスが、カポネを脱税容疑で逮捕したんだったけどね~。


本当は数えきれない殺人容疑や密売があったのに、脱税容疑くらいしか、付け入るところがなかったのだ。


Eliot Ness

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山ほどの酒の密売やら、殺人もわかってるくせに、誰もアル・カポネには手が出せなかったのだ。

「アル・カポネには逆らってはいけない」・・これが当時の常識だったそうだから。


映画にもなってくるらいだから、ご存じの方も多いだろうけど・・

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脱税容疑であげるだけでも、大変なことだったはずだ。
まさに、彼らもまた命がけだった。



脱税で逮捕されたあたりから、カポネの人生には陰りが見えてきた。
特別待遇の刑務所から、ついには、アルカトラズに移されたという。
    

アルカトラズ刑務所は、別名、ザ・ロック、監獄島とも呼ばれていて、極悪人が収監されていたところだ。
もちろん、彼らの人権なんて認められない、悲惨な場所だったと聞く。
     ↓
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たしか、1960年代には廃止になったそうだけど、今でも霊現象が多いと言われる場所でもある。


アル・カポネはムショの中で病気になり、病院に移された後、刑期を短縮されて釈放、ロサンゼルスの自宅に戻ったそうだが・・

このあたりから、メチャメチャ、霊能者を呼んでいたという。


残虐に人を殺しまくってきたんだから、そりゃあ、霊も多く憑きまくったことだろう。
霊だけではない、生きている人の怨念や妬みの、怨嗟の渦だったかもしれない。


彼の最期は、脳卒中と肺炎だったというが、梅毒やら、精神錯乱やら、彼の晩年はズタズタだったようだ。

晩年といっても、たしか亡くなったのはまだ、40代だったはず。



まさに、カポネは霊たちによって、「じわじわと苦しめながら殺されたのかもしれない。」

彼に呼ばれていた霊能者たちは、おそらく、Cタイプの人だったんだろうか?(←一時的に霊を払うしかしない霊能者)

たぶん・・それくらいしか出来なかった?


まさに、これも・・アンタッチャブルな世界だ。

もしも、あなたが霊能者だったとしたら、どうする?



ん?

私だったら、極力、スイッチをオフにしておくことにする。

これじゃあ、私の友人たちと同じだ~(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

**霊能者の話、次回へ続く

琉球スピリチュアル_マブイについて

たまたまYoutubeの沖縄の番組をみつけた。

沖縄発UST番組、不思議世界をテーマに歴史、文化、エピソードなどを紹介する番組らしい。

「琉球あやかし堂」という。


興味のある方はどうぞ
     ↓
琉球あやかし堂 第参夜その2 沖縄 怪談

琉球あやかし堂 第参夜その3 沖縄 怪談



私が見たのは、金城保さんという神人(かみんちゅ)との対談の回だった。

神人(かみんちゅ)というのは、本土の人が言うところの「霊能者」のことなのだが、

完全に、神人(かみんちゅ)= 本土の霊能者 と同じ・・・って、わけでもないらしい。



この番組、沖縄の番組だけあって・・方言?やら、沖縄の専門用語?らしきもので語られてる部分があって、

私には、イマイチわからない言葉があったので、それを、いちいち調べながら見るはめになってしまった。

しかし、そこから琉球の文化、彼らに根付く精神性なども知ることも出来たので、かえって面白かったのだ。


そこで今回は、沖縄(琉球)スピリチュアルについて、書いてみようと思う。

・・・・・・・・・・・・・・

沖縄の霊能者といえば「ユタ」というくらい、最近では本土の人たちにもよーく知られるようになった。

しかし、実際にはユタだけじゃない。
 
この金城さんのように、神人(かみんちゅ)と呼ばれる人やノロと呼ばれる人もいる。


全部、似たようなもので・・霊能者を指す言葉なんだろうか?


私の沖縄に関する知識は実に少ない。

ずっと前に仲間由紀恵さん主演のテンペストってドラマを見たのがきっかけに、そのときはじめて琉球王国というものに興味を持って、ちょこっと調べてみた程度だ(笑)



琉球という国は、完全なる祭政一致を敷いていた国だったようだ。


男が政治を行い、女が神からの声を聴く・・という完全分業制をとっていた国だ。

本土で言えば、まるで卑弥呼の時代や・・せいぜい、陰陽寮を置いていた平安朝あたりに該当するのかもしれない。

しかし、それが、明治になって王国が廃止するまで続いてたってことは、・・・やっぱり本土の感覚よりスピリチュアルはもっと身近なものなのかもしれない。


琉球人は、女性は全て巫女的、または神的素質を生得的に、また本質的に持つものと信じていたようだ。

そこで、

琉球王府の尚真王は聞得大君(きこえおおきみ)をトップとする神職組織を作り上げたという。



こちらは、ドラマのテンペストからの聞得大君
      ↓
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聞得大君というのは、王の姉妹から選ばれた者で・・つまり、兄妹による政教二重主権がおこなわれていた。



聞得大君の下にいるのが、祝女(ノロ)と呼ばれる女神官たちだ。

平安時代の陰陽寮みたいなものだったんだろうか・・(ただし、全部女性のポジションだけど。)

彼女たちは、公的祭祀や共同体の祈願行事の司祭に携わっていたという。

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まあ、こんなカンジで祭事を行っていたのだろう。

沖縄は旧正月に始まって、清明祭、旧盆などをはじめ、神行事がかなり多いらしい。

こんなに頻繁にあり、しかもいまだに神行事が残っているのは、日本全国といえども今では沖縄だけらしい。



つまり、ノロは聞得大君を頂点とした官僚的神官組織に組み込まれていて、彼女たちは国家公務員ということになる。

しかも、ノロは世襲制だったという。


神人(かみんちゅ)というのは、ノロを含め、神の声を聞ける人の総称。
当然、男も含めて・・ってことになる。


一方、ユタというのは、民間におけるフリーの霊媒師たちを指した言葉だそうだ。


やはり女性が圧倒的に多かったようだが・・彼女たちの場合は、必ずしも世襲制ではない。


ある日突然、神から選ばれるという。・・・ほとんど眠れない日々が続き、神の声が聞こえてくるという。

別の言い方をすると・・幻聴幻影に悩まされてろくろく寝ることもできずに、体力の限界すれすれの状態に陥り山野をさまよったり・・そりゃもう、つらい、つらい時期を過ごすらしい。


それを「神がかり」とよび・・カム(ン)カカリヤー(神がかりする人)と呼ぶらしいけど・・絶対に拒否出来ない神の試練なんだそうだ。

かなり、過酷なものだという。

その時期を経て、最終的に、こりゃもう! ユタとして生きていくしかないと自分で覚悟を決めてユタの道を歩んでいくようになるようだ。


本来のユタのお仕事は民間霊媒師であり、俗に言われる、シャーマンに近い気もする。


ただし海外のシャーマンが薬草知識が豊富で医者を兼ねていることが多かったのと違って、ユタは薬草は扱わないという。 
むしろ、地域住民のカウンセラー的役割が強いようだ。


具体的にいうと・・紛失物を探す 人間関係の問題を解決する 土地や財産の問題を 故人・本人から意見を聞く ご先祖様の注意&勧告 ご指導を仰ぐ など。

そういった仕事が多かったそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが、従来のユタ、カミンチュ、ノロの違い。


ただし、琉球国においては、ユタというのは蔑視的なニュアンスを含んだ呼び方だったそうで・・未だに、ユタと呼ばれるのを好まない人もいるらしい。(この対談に出てくる金城さんも、かみんちゅという名称を使ってるようだ。)


しかし、現在は、名称による違いも、お仕事内容も、そこらへんのことは、かなりあいまいになってきているようで・・

本人がどの名称を好んで使うか? 何を得意とするか?それによるところが大きいという。

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さて、この対談の内容を簡単に箇条書きにしていってみよう。
(ここでは、ユタ・ノロ・カミンチュをまとめて、一般的に知られている、ユタと呼ぶことにする)


●ユタによって得意分野は違う

失せ物探しを得意とする人、過去生、過去の因縁を得意とする人、逆に未来を見るのを得意とする人、判じ物が得意、土地の浄化、病の見極めなどなど・・・中には宇宙をみる?人もいるとか・・。


これはユタに限らず、世界中すべての霊能者(サイキック)にもいえることだと思う。

残像意識から過去の出来事を探るサイコメトリーだったり、ガーディアンエンジェルにコンタクトするのが得意な人もいたり、オーラから病気を知るのが得意な人もいたり・・得意分野はそれぞれ。

彼らは、自分の得意分野から探って、核心へ近づく方法をとるようだ。


●一番大事なことは「精神力」

まさに、これこそ世界中すべての霊能力者に共通することだ。


とにかく強靭な精神面がないとやってられないのだ!


心の度量が広く、何者にも動じないような強さがなければ、こんな仕事は出来ない。

以前のブログ記事で、イギリスにスピリチュアル留学して、最初に恐怖に打ち勝つ訓練をした人の話をアップしたしたことがあったけど・・まさに、これも同じことだと思う。
サイキック(霊能者)の心得と一般人の心得


●幽霊の存在は意識体
ユタは意識をビジュアル化して見る能力を使っているだけ。


●『マブイを落とした』

これは、まさに沖縄らしい表現。

番組中にマブイって出てきたんだけど・・

マブイってなんやねん?

すぐにぐぐってみると、

マブイとは、
魂。霊魂。生きている人の魂をいう。死者の霊はタマシーという。 地域によってマブイは3、5、7つもあるという。
心理的ショックを受け茫然自失の状態に陥ることがある。これをマブイが落ちた、抜けたという。
抜けた後に悪霊が入り込み、破滅に向かわせるということで、早めにマブイグミ(魂込み)を行う。
沖縄大百科より




沖縄では魂が生命の源と考えられています。
事故や病気などは、マブイが離れたから・もしくはそれによりマブイが離れた(落とした)と言われ、マブイを取り戻す儀式を行ったりします。
沖縄方言集より



こんなブログを参考にしてみるとわかりやすい。

沖縄の常識

シーサーイズマモリガミ

なーるほど。

沖縄地方では、一般人でさえ「マブイを落とした」って表現はかなり頻繁に使われてるらしいのだ。

本土と違って、かなりスピリチュアルな感覚が未だに残ってる土地柄なのかもしれない(笑)


金城さんによると、怖がってどきどきしているとき、焦ってるときなども・・すでにマブイを落としている状態なんだとか。


彼特有の比喩で、棒磁石と蹉跌の話がわかりやすいかもしれない。

棒磁石が自分、そこに蹉跌がいっぱいついている。
ところが、ショックなことがあったり、恐れ、怒りなどでも、蹉跌は落ちてしまう。

蹉跌は意識体、棒磁石を自分の肉体だとすると、砂鉄をくっつけておく力は意志力だ。




マブイは通常ならば自然に戻ってくるが、あまりにも大きなショックなどが起こると、なかなか戻らないことが起こる。

そこで、ユタに、マブイを戻してもらう手助けをお願いすることになるという。


ここからがちょっと面白い。

沖縄地方でよく聞かれることらしいが・・

「どこでマブイを落としてきたの?」だそうだ(笑)

意識体というのは観念上のものに過ぎないと考えてしまいがちだけど・・

こうなると、まるで実体化した物質のようにも聞こえてくる。

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まるで・・・財布を落として、あわてて探しに行くみたいな・・・(笑)


例えば、交通事故に合って強いショックのあまり、その事故現場にマブイを落としてきてしまった場合は、そこに拾いにいくこともあるそうだ。

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子供はよくマブイを落とすけど・・ほとんどの場合、こうやって母親が呼び戻すことができるので、さほど問題はないそうだが・・
大人は、ちと厄介だったりするらしい。(←まあ、なーんとなく想像できるね。)

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具体的な方法は、ユタによって違うらしいが・・

「マブヤーマブヤーウーティキミソーリ」「魂よ、魂よ、私を追ってきてください」と言いながら、本人愛用の持ち物などを使って呼ぶ方法などが、わりと一般的なんだとか。


本人の持ち物に、その人のマブイは付着しやすいという。
つまり親和性があるからなんだろうね。


とにかく、
大切なことは、マブイを呼び戻して、「100%を自分自身の状態に戻すこと」


これを聞いたとき、本当にその場所に落ちてるもんかいな?(財布じゃあるまいし・・・)と・・私はちょっと半信半疑だったんだけど・・・

よーく考えて見ると、事故現場によくいる「地縛霊」

これなんかまさに死んだ人の最後の念(意識)がそこに落ちてるってことなんじゃないかな?と、思いついたのだ。


金城さんによると、
死んだばかりの人はとても念が強いことが多いという。


その場で肉体がなくなると、マブイが、まずぱっと舞い上がって散って、それから、その場に落ちて、そこに付着するそうだ。

以前、私のサイキックな友達がよく言ってたんだけど・・

「絶対に落ちてる石は拾うな! 石は怖いことが多いんだ~。人の念が憑いてることが多いからね」

と言ってたことを思い出した。

なーるほど・・そうゆうことだったんだな~、とあらためて思う。



マブイがなくなってる状態が長く続くと、だんだん、ヤバイものが入り込んできたりして、ますます良くない状態になってしまうという。


一方、マブイは落としてすぐ呼べば素直に戻ってきてくれるらしいが、時間が立つと勝手に歩き回るようになって落とした場所から居なくなり、最悪な場合、自我を持った妖怪化すこともあるとのことだ。


そうなると、まず自分では戻せないだろう。

ユタにお願いするしかなくなるだろうけど・・・そうなっちゃうと、かなりの力量のあるユタじゃないと大変かもしれない。。。


そこまでいかないうちに、

自分のマブイを拾ってきて(呼び寄せて)、ちゃーんと元の場所に入れる、
それを、マブイグミ「魂込め」というそうだ。 グミとは込めるって意味だとか。


基本的なユタの仕事は、拝み(鎮魂)とマブイグミ(マブイを本人の体に戻す)、その儀式を司るのが基本中の基本だという。



さらに、マブイの話なんだけど・・

自分自身の精神力を鍛えることによって、なかなか落ちなくなるようだ。

辛かったり、怖かったり、嫌な事があって、すぐに、マブイが落ちてしまっていても・・多くの経験を積んで、そこから学んでいくことによって、マブイは簡単には落ちなくなるという。

棒磁石についている蹉跌が落ちなくなっていく。(←金城さんの表現を借りると・・)

最初は100個ある蹉跌のうち、99個落ちてたのが、だんだん98個、97個、そのうち、50個、40個と落ちる量が少なくなっていくという。

それが、精神を鍛えるってことなんだろうなあ。



●怖い幽霊と怖くない幽霊

金城さんに言わせると・・

恨めしい顔や怒った顔で現れる幽霊は怖くない
しかし、笑ってる幽霊はマジ怖い!


だそーだ。

恨めしい顔や怒った顔ということは、相手に聞いてほしい!なんとかして欲しい!
助けて欲しい!という思いがある。つまり、それは向上心でもある。


ところが笑ってる幽霊は、自分が救われたいわけでもなく、向上したいわけでもない。

自分が死んでることはよーく知っているのに、別次元に行く気もサラサラない。
ただ単に人に災いを起こすのが楽しくて現世にとどまっているというタイプらしい。

しかも、自殺者の霊などネガティブ霊をどんどん呼び込んで、巨大化し妖怪化しているようなものさえいるらしいのだ。

これは、めちゃめちゃ怖いらしい。

霊能力者さんが怖いと言うことは・・「彼らでも手に余ることがある」ということだろう。


いくら説得を試みたところで聞く耳を持たないだろうし、人に災いをもたらすことが最高の楽しみで巨大化してるとしたら・・
手に負えないってことかもしれない。

もっとも・・生きてる人でも憑依されまくって巨大化して、これに近い状態の人もいるようだけど・・


ただし、彼らはほとんどの場合、決まったエリアにいるので、こちらから踏み込まない限りは大丈夫だという。

例えば、岬だとか自殺者の多い場所などにあえて行かないこと・・・だそうだ。

霊能者さんにお願いすれば、いつでも救ってもらえるとは思わない方がいいと思う。


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ここからは、我々が日常心掛けることについての話になる。


●おどおど、びくびくするのは、すでに魂(マブイ)を落としている状態
100パーセントのエネルギで堂々としてるのが、通常の状態



びくびくしていると・・自分自身で悪いことを呼んでしまうことにもなる。


まず人生、平穏無事というのはありえない・・・と思うべし。


上がり調子が下がり調子か。

何事もなく過ぎることを望むことは、すでに下がり調子になっていることらしい。



●嫌なことをしない(好きなこと。うきうきすることからはじめる)

これは私自身も実感してることなんだけど・・

「嫌いなことを努力してやり通す」、これを立派なことだという人もいるけど・・本当にそうなんだろうか?


もしも、嫌だな~と思いながら、我慢して続けたとしたら・・・それこそマブイを落としまくって、しかもネガティブエネルギーをあたりにまき散らすだけって気がしてしまう(笑)


大切なことは「やり続ける」ことではなく、嫌いだと思ってることを好きにしたり、そこから何か新しいものを発見することじゃないだろうか?

それこそ、まさに進歩であり、人として成長するってことじゃないかなあ・・・と、私は思っている。


「やり遂げた」という結果は、ただの後つけでついてくるものに過ぎない気がする。


ま、そんなわけで、私は「努力」とか、「我慢」とか、「頑張る」という単語があまり好きになれない。

そもそも、ちーっともワクワク感がないワードだし、むしろ、歯を食いしばって力を入れたカンジで、悲壮感が漂うイメージなのだ。


私は、「ハマってる」って言葉が好き(笑)


「ね! 今、ハマってることってなーに?」
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ところが、世の中には頑固な人もいて・・

そんなん無理!に決まってるじゃん。
嫌いなものは嫌~い!


と言い切ってしまう人たちもいる。

たしかに、そう言い切ってしまえば、絶対無理だろうし、ずーーと嫌いなままだろう。


ところが、ちょっと視点を変えるだけで好きになれたり、好きじゃないまでも興味、好奇心を持つことができるようになることが多々ある。


例えば・・
これは、金城さんの例で言われていた・・・真夏の草むしり

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あつい~、だるい~、疲れる~。 まさに、嫌いなこと


しかし、発想の転換をしてみる。

これをすることでエネルギーが消費できる! 自分のダイエットになる!

庭がきれいになる!

家族が喜んでくれる!

きれいになった庭をイングリッシュ・ガーデン風にしてみよっかな!



つまり、プラスを数えるってことだと思う。


人って、なんで悪い面ばかりを数えたがるのかなあ?



●ユタは誰でもなれるってわけじゃない

勉強してスピリチュアルカウンセラーになることはできるけど、ユタになるには遺伝的要素が必要。
これは、金城さんの説

本土の霊能力者との違いがここらへんにあるのかもしれない。


ユタというのは、たぶん・・・琉球の土地神様を媒介としている部分があるのかもしれない。
(これは私が勝手に感じてること。)


・・・・・・・・・・・・・・・

霊能者さんは、色々なタイプがあるし、得意な点も人によってさまざまだ。


ならば、まったくタイプの違う霊能力者さんたちが集まって、さまざまな情報交換をしたり、お互いに学び合うことがあれば、もっといろいろな事がわかってくるのかもしれない。

英国のスピリチュアルスクールで学んだ霊能力者さん、土御門神道がベースの霊能力者さん、密教系のお坊さんの霊能力者さん、占星術をベースにしている霊能力者さんなどが、一堂に集まって情報交換のサミットを開くとか・・・。


ところが、霊能力業界はなかなか横のつながりを持たないそうだ。(←金城さんの言葉)


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最後に、これは私が最近思っていること


近頃、「幽霊を見る人が増えている」とか。

で、「私って霊感があるみたいなんです!」という人がいる。


ところが、ほとんどの場合、それは・・勘違い(笑)

そもそも正確に言えば、「誰でも霊感は潜在的に持っている」
もちろん、個人差はあるけど。


サイキックと一緒にいるだけで、ふだん全く見えない、聞こえない人でも、同じように見えたり聞こえてしまうことはよくあることなのだ。

また、一般人の場合、自分の波長が落ちているときは、幽霊が見えやすくなる傾向がある。

低次元の幽霊さんと波長があってしまうから。

まさに、マブイが落ちちゃってると、幽霊が見えたり憑かれてしまうことも起こりえる。


そして、必ず、そうゆう人たちが言うのは・・ネガティブなことばかり。

「悪霊のせいで悪い事ばかりが起きる」とか、「身体に不具合が・・・」とか、「きっと霊障のせいだ・・」とか。

彼らは悪霊の存在は感じるのに、福の神の存在は感じない。守護霊の愛も感じない。

なぜ、人は悪い事ばかりにフォーカスしがちなのかな?


良いことも悪い事も半分づつあるはずなのに。

どっちを大きくするかも、本人の意志力次第なのに。

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参考
沖縄のうわさ話/親から子へ伝えられるマブイグミという不思議なおまじない

社会は変わらないという夢のお告げか?

1週間くらい前に、へんな夢を見た。

「もうじき世界が終わるよ~、終わるから大丈夫だよ~!」と、色鮮やかな鳥が現れてパタパタしながら・・耳元で囁く。

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今度は鳥人間に変身して、また、「世界が終わるよ~!」と言ってる夢。

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そこで目が覚めた。

覚えてるのはそれだけ。


なーんでこんな夢見ちゃったんだろ?


こりゃ、世界の終わりとワンダーランドかい?・・と思わず苦笑してしまった。


そして、ずっと考えていた。

なーんでこんな夢見ちゃったんだ?

そういえば・・その日、トランプさんのニュースを見たせいかもしれないな~と。



もとはといえば・・
フロリダのハイスクールで起こった銃乱射事件だ。

退学になっていた19歳の白人男が、銃を乱射して17人を殺害、多くの負傷者を出したという事件。

アメリカでは何度も似たような事件が起こっているわけで、そのたびに銃規制問題が浮上するものの、NRAの圧力は相変わらず強い状況だ。

全米ライフル協会(National Rifle Association of America、略称:NRA)のこと



一般人においても、銃規制を求める声が上がる一方で、銃の所持は自衛のため必要だという意見がわきあがり、世論は二分されたまま、いまだに解決はみない。

いつものことだ~。

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それでもこの事件は多くの波紋をよんだ。

まず、高校生が中心となった運動を起こし、一人の高校生のスピーチに騒然となった。

こちらのCNNの記事に、彼女の全スピーチまで掲載されている。

Florida student Emma Gonzalez to lawmakers and gun advocates: 'We call BS'

タイトルは、Florida student Emma Gonzalez to lawmakers and gun advocates: 'We call BS'とされているんだけど・・
上手な日本語訳が私には出来ないんだけど・・フロリダ州の学生エマ・ゴンザレスは議員と銃の支持者を「BS」と呼ぶ
こんなとこかな~。


BSというのは、スラングでbullshitを短くしたもの

「bullshit」の意味は、「たわごと」、「嘘をつく」など・・ときに、恥知らず、大ウソつき、大馬鹿野郎といった強いニュアンスの言葉になるため、BSと省略して言うことも多い。




これだけでも、彼女のスピーチがどんだけパワフルだったかがわかるだろう。

クラスメートを失った高校生の悲痛な叫びじゃん!
たかが高校生のスピーチじゃん!


と、侮ってはいけない。。。

彼女のスピーチは、ただ精神論に訴えるだけだとか、感情的に訴える、やみくもに相手を攻撃してるだけじゃない。

ちゃ~んと法律、現状、政界についても調べ上げた上でのスピーチなんで、非常に説得力がある。

しかも若さゆえの、歯に衣を着せないストレートな力強さがあるんだよね~。

英語版しかみつからなかったけど、動画もアップされてる。
      ↓


どんだけパワフルなのか雰囲気もよーく伝わってくる。


私もこれを見て、

フロリダ州って、こんなに銃規制がないんだ~!ってことを知った。

アメリカは州によって法律もかなり違う。


銃のライセンスは全く不要。
購入すると登録する必要もないわけで、隠しライフルやショットガンを買えるし、一度に好きなだけ多くの銃を購入できちゃうそうだ。

カリフォルニア州もかなり甘い方だと思ってたけど(ライセンスはその場で簡単に発行してもらえるらしい)、その比ではないらしいなあ。。。


しかも、銃は殺傷力があるものがどんどん進化して販売されていってるのに、法律はほとんど改良されていない昔のままだ。


市民の基本的人権に関する規定であり、憲法制定直後の1789年第1回合衆国議会で提案され1791年12月実施されたもの
    ↓
第二条に、規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない・・・とある。



彼女のスピーチから、私も色々考えさせられたものだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、このスピーチが話題になると、マスコミ連中もこぞって報道するようになる。

フロリダ州高校銃乱射の被害者のインタビューに殺到する。

すると、あのインタビューはクライシス・アクターを使ってるという話も出てきたり・・

つまり、「やらせ」ってことだね。

被害者のフリをして演技をしてくれる専門の俳優さんがいるらしい(笑)
最近では、日本でも使われてるって話だけどね~。



これが真実だったか、やらせかはわからないけどね~。


・・・・・・・・・・・

ついに、米フロリダの高校乱射事件を受けて、トランプさんは、学生、教師、家族を呼び寄せて、銃の改革のための嘆願を聞くことになった。

その様子が、こちらにあるんだけど・・日本語訳もついてるけど、なぜか肝心なところのビデオは省力されちゃってるようだ。
   ↓
http://www.bbc.com/japanese/43150567

こっちは英語版
   ↓
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-43149694


結局のところ、トランプさんは、「銃規制の方向で考えていく」なーんてことは、はひとことも言ってない。


銃保持者のメンタル面だとか・・

アサルトライフルについては規制する方向を検討するとか・・

ちなみに、アサルトライフル(assault rifle)とは、こうゆう銃のこと
     ↓

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銃は、こうゆうふうに進化していったんだよね~・・・・ライフル→マシンガン→サブマシンガン→アサルトライフル

やれやれ、これじゃあ、一人でも短時間に大量虐殺だってできるわけだよね~。



トランプさん、あげくの果てには・・

「銃器に熟練した教師がいれば、攻撃を非常に迅速に終了することができるんじゃないかな~」とか、言っちゃったから、もう大変な騒ぎになった。


おいおい!
そっちに行くんかい!


この発言がまた波紋を呼ぶ。


「教師よ銃をとれ」のトランプか、それとも銃規制? 学校の銃乱射事件を止めるのはどちら


すると、これに対して高校教員は・・・

我々は、現在だって仕事内容は膨大なのだ。
この上、銃の訓練なんてじょーだんじゃないよ!



ますます、別の方向へ行ってる・・・。

さらに、デルタ航空とユナイテッド航空が、NRAの会員向けの割引制度を廃止すると発表すると・・NRAは、「そんならお前らに、もう献金してやらないからな~!」となり・・

それどころか、
NRAは本社のあるジョージア州の共和党に働きかけて・・・ジェット燃料に対する州税免除の条項を法案から削除するぞ!と政治家権限で脅しをかけてるとか・・。


ああ、ますます、そっちの方向かい!


ばかばかしくなって、これ以上ニュースを見るのは止めてしまった。

今、アメリカはこのように動いている。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フロリダ州のように、誰でも自由に購入できちゃえば、そりゃ~、犯罪だって増えるのは当然だと思う。

逆恨みヤローが、あいつを殺してやる!と銃を購入して相手をつけ狙えば、チャンスはいくらでもあるわけだし・・
そんなことで狙われた方はたまったもんじゃない!

警察なんて事件が起こらなきゃ動いてくれるわけないしね~。


それどころか、事故もだって多い。

幼児が誤って親を売っちゃった事件もあったし、恋人を撃ち殺しちゃった事件もあった・・・。


家に戻ってくるボーイフレンドを驚かそうとして、クローゼットに隠れていたガールフレンドがいて、

ここまでは、よくある、かわいい話なのにね~♪

ところが、侵入者の気配を感じたボーイフレンドは銃を手にして部屋に戻ると、
バーンとクローゼットが開いた瞬間に、彼女を侵入者と思って撃ち殺しちゃった!のだ。


武器を持つことが倫理的にどうこう言う前に・・・

銃を持つには(武器を持つこと)、精神性及び技術面において充分な訓練を積んだもの以外、決して手にすべきものではない・・と、私的には思っている。

目を離した隙に誤って子供が持ち出しちゃった~とか、
恐怖のあまり、相手を見ないで発砲しちゃった~とか・・

こーんなレベルの人が、武器を持つ資格はないと思っている。
また、その程度の人が購入出来ちゃうシステムは絶対おかしいと思うのだ。

常に恐怖を克服できる精神力を持っている人
相手を間違って射殺するくらいなら、自分が先に殺される方を喜んで選択できる人

それ以外、手にすべきじゃない、と私は個人的に思っている。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところが、昔から共和党とNRAの癒着は有名な話で・・

トランプさんは3000万ドルくらいの寄付を受け取ったらしいって噂は有名な話。


もともと大富豪のトランプさんだし、お金はそれほど必要じゃないかもしれないけど・・・

政治は、金と票集め(つまり人)


それがもっとも大事な営業活動・・というのは、日本の若手議員さんに、私もすでに教わったことは、前回のブログにも書いたとおり
    ↓
サラリーマンの憂鬱


で、結局のところ・・・アメリカみたいにNRAなんてものが、メチャ強い国では、なかなか銃規制が進むはずもない。

おそらく、どんな政治家が出てこようとも・・今の状況では変えられないのだ。
思い切った新しいことなんて・・できないのだ。


もしも、変えていこうと思ったら、人々の価値観から変えなければならないだろうし・・
そうなると・・教育から・・・しかないだろう。

しかし・・それは、何十年先をも見据えたものになる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の教育というのは、欧米諸国から見ると、かなり異質なものがある。

学校のお掃除の時間があったり、飼育係、図書係、花係とか、係があったり・・よく、ウサギや鶏を学校で飼ってたり・・
授業前の号令(起立・礼・着席)なんてのがあったり・・

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もっとも・・最近の日本では、こういったものはすでに廃止されてる学校も多いらしいけどね~。


欧米からみると・・

学校で児童生徒に掃除させるなんてことは、学校側の掃除人を雇うコスト削減だとか、児童虐待だとかって言われるし・

授業前の号令(起立・礼・着席)は、まるで軍隊じゃないか!

なーんて批判されることも多い。


私の中学?だったか、高校のとき、ヨーロッパから交換学生が来ていて、

「私の国では、生徒がお掃除することはないよ。専門の業者さんが放課後来ていたから」

というのを聞いて、すっごく羨ましかったものだ。

日本は、なーんて国だ!
生徒にやらせるなんて! 
学校は勉強するところだろーが!


・・・と、私もまた腹立たしく思ったものだ。



しかし、卒業して、大人になって考えてみると・・・

日本の教育は知識を教えるだけじゃなかったんだな~、ってことに気がついた。

学問(知識)の前に、道を教えるところ、


それこそが教育って考え方なんだよな~、と気がついたのだ。



たぶん、それは・・日本の伝統的な考え方であり、日本の教育はそうゆうものだったようだ。

祖父ちゃんに聞くと、昔は6-7歳くらいから、まず論語を暗唱させられる学校も多かったとか・・

学校というか、藩校、だったり私塾だった時代かもしれないけどね(笑)


もちろん、意味はわからないけど・・難しい漢文を、とにかく暗唱させられて叩き込まれて・・
それが、成長していくにつれて、だんだん意味がわかるようになってくるんだそうだ。


知識の前に「人の道」を教える

そんな教育は少なくとも欧米では聞かない。


そう考えると・・・自分が学ぶ場所を自分でまず掃除するってのは、礼儀だろうし・・
教えを乞う先生に、礼をするのも当然ってことになる。

それは、ビジネスではないのだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

面白い話がある。

アメリカ人男性だけど、彼は日本の学校の掃除について賛成の立場をとってる人だ。

しかし、彼の周囲のアメリカ人たちは、ほとんどが反対意見を唱える。

「えー、そんなの信じられない! それは掃除スタッフの仕事でしょ」と言う人の方が多いそうだ。

ここから、彼のコメントは引用すると・・


自分もそういう子供だった。

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マクドナルドかウェンディか忘れたけど、ファストフードの店でケチャップに小さな穴を開けて強く押すと、
隣のテーブルまで飛ばせることに気づき、兄弟で母親に気づかれないようにして遊んでいた。

それを知った母親が怒ってナプキンを持ってきてきれいにするように僕らに言った。

それに対して僕は「なんで?これはメキシコ人の仕事だろ」と言った。

すると母親は店長に話をして、僕ら兄弟に店の床をすべて掃除させる手配してきた。

当時の僕らにとって、それはすごく長い時間がかかった。床をはいて、テーブルを吹いて、モップがけもした。
座席も窓もだ。
トイレも掃除するように母に言われたが、ついに店長が、しなくていいと言ってくれた。

そこで学んだレッスンは3つだ。

「掃除スタッフにひどい対応をしない」
「差別主義者にならない」
「正しいモップのかけ方」




いやあ、すごいお母さんだなあ~と思ったけど・・たぶん、こうゆう人はマレだと思う。

いまでさえ、大人でさえも「これはメキシコ人の仕事だろ」って思ってる人が多いのが現状だ。


とくにLAでは、メキシコからの移民が多い。

メキシコ移民は、英語も満足にできない人、満足な学校教育も受けてない人が多いため、彼らは、レストランの下働きか掃除の仕事につく人が多い。
逆を言えば・・そういった仕事はほとんどメキシコ系に奪われているのが現状




こうやって、育ったアメリカ人が大人になって政治家になるってことを考えれば・・

さて、国をどんな方向へ持っていくか?

それは想像できるだろう(笑)


もしも・・私にマジックを使うことができれば・・

トランプさんをはじめ、すべての議員さんたちもNRAのお偉方も、5-6歳の子供に変えて、日本の学校に入学させたくなった(笑)

もっとも、今の日本の学校じゃ、ほとんどアメリカナイズされてきてるからダメだろうけどね~。



それができなきゃ、たぶん、夢のお告げのとおり、

鳥男が予言してくれたとおり・・

「もうじき世界が終わるよ~!」ってことなのかもしれないなあ。

サラリーマンの憂鬱

「うちの会社、成果主義でさ、自己アピールが巧い奴ほどボーナスがいいってのは頭にくるよ!」

といってる日本人サラリーマンの方がいました。


もちろん、サラリーマンの方ならよーくわかるでしょうが・・・そうではない方のために、いちおう説明しておきます。

年功序列主義・・・勤続年数によって昇給や昇格が行われてきた日本の従来のケース

成果主義・・・その人の実力、仕事の成果、成績によって評価をするシステム。
年齢や学歴、勤続年数や経験値などに左右されることなく、昇給や昇格が行われる。



日本ではバブル以降、つまり・・1990年代の半ば以降あたりからでしょうか・・多くの会社が成果主義に移行していったようです。

もちろん、日本だけじゃないです!

中国でも取り入れられてるし、アメリカは昔から成果主義だし、昔は年功序列を重んじていた韓国でさえ、日本より先に導入したそうです。


私も若いころは、成果主義には大賛成で、これは、もっともじゃないか!実に平等な制度だ! と思ったものです。


ところが実際に働いてみると・・・そうではないことが、だんだんわかってきます(笑)

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私がアメリカに来て、最初に働いた企業は、日系企業でしたが・・やはり、成果主義を取り入れた会社でした。

そのため、自己評価表を毎年2~3回提出させられます。

かなり、細かい項目に分かれていて、たしか5段階評価で、私は最高点の5か4ばかりをつけた記憶があります。

もちろん、ほとんどミスもなく会社側が要求する仕事に対する成果は上げていると思ったからです。



次に直属の上司に呼ばれて、その評価表をもとにインタビューが行われるしくみになってました。

すると、私の上司が、

「キミね~、これじゃあ、困るんだよ。 ほとんどの人はね、だいたい真ん中の3くらいをつけるものだよ。 たまに、4とか2とかを散らばらせてね~。
キミが大変良くやってるのはわかるけど・・・悪いけど、これ、書き直してくれる?」


はあ?

それじゃあ、実質上の最高点が3の真ん中だとすると・・ペーパー上の4とか5はなんのために存在するんだろう?

とくに、この会社、「自分の与えられた仕事以上のことをやったりしてはいけない会社でもあり、新たなアイデアも受け付けてくれない会社でしたから・・・うーーっむ、それじゃあ、4や5へ行くにはどうすりゃいいんだろう?

そもそも・・・自己評価表を提出する意味っていったい何?って、思ったわけです。


思わず、そこらへんのとこを突っ込んで質問しようと思ったものの・・

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ま、この上司を困らせるだけなことは明白だったし、その結果、いきなり首にされても困るので会社の意向に従うことにしちゃいました。(←大人の選択ってヤツです)

アメリカでは、ある日出社すると首を言い渡されて、その場で荷物をまとめて帰るなんてこともよくある光景ですから。



そのとき上司の方から、

「キミはアメリカに来て初めてウチで働いたわけだし、自己評価シートも初めてだったから、よくわからなかったのも仕方ないよね~。」と、大変同情的なお言葉(?)を頂いたものです(笑)


もちろん、こんな会社ばかりじゃないです。

会社によってそれぞれなので、そこは念のため。


これはずいぶん昔のことですが・・・私はそのとき初めて「成果主義についてあらためて考える」ことが出来たわけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


もちろん、成果主義にもメリット・デメリットはあります。

一番よく言われるのは、社員のモチベーションをあげる・・・ってことですね。

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成果を出して昇給、昇進につなげよう! おう!!

これは大変よろしいことですね~。


しかし、これがデメリットになることもあります。

平等で正当な評価を下さなければモチベーションには繋がらないってことになります。

次に大事なことは・・その評価に個人個人の社員が納得しなければ、逆にモチベーションを下げることにもなっちゃいます!




本来の目的ならば・・
自己評価したものを、さらに第三者である上司や他の人々の意見を取り入れて、お互いに納得した上で、さらに明日に繋げるってとこに意味があるわけですから。


となると・・セールスの売り上げ成績の方が、一目瞭然で誰もが判断し易いでしょうね。

しかし、技術職、研究職などの内勤業務だったら、どのように評価を下すか?って問題が出てきます。



となると・・最初に言ってた人のように、自己アピールの旨い奴ほど高評価がつけられるなーんてこともアリかもしれませんね(笑)



一方、セールスマンなら評価しやすいか!というと、実際のところ、そうでもないようです。

「売り上げの数字だけじゃないだろ!」って声もあります。

強引に売り上げて数字だけ伸ばして、後からクレームの山って奴だっているんだぞ!
そのクレームを上手に胡麻化してしまうヤツだっているんだぞ~!


と、さまざまな不満の声もあります。

つまり、納得していない人が多いってことかもしれません。


しかも、それを声にして会社側に問題提起をする人も少なくなってきているのが現状のようです。
こんな世の中ですからね~。



これじゃあ、従業員のモチベーションががーんと上がって、どーんとイノベーションが起きる、なーんてあり得ないかもなあ~。

なーんて思いました。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なぜ、会社側は従来の年功序列をやめて成果主義にしたか?

もちろん、それは経費削減です。


かつての日本は、入社すると定年までその会社で勤め上げる終身雇用が当たり前でした。
会社は社員の生活を保障する賃金を提供し、それが年功序列制度につながっていたわけです。

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ところが、バブル崩壊による業績の悪化。

真っ先に考えることは、コスト削減、しかも人件費!
原料費はどうしても削れないけど、人件費だったら一番削れるわけですから、手っ取り早いってわけですね~!

高齢化社会に突入したことで、社員の高齢化が進んでいることも大きな要因のひとつかもしれません。
従来の年功序列制度だったら、給料を下げることが困難ですからね~。


ご存じのとおり、正社員雇用よりも、いつでも好きなときに首を挿げ替えられる派遣社員を多く導入するようになったのをみても、わかることですね。

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つまり、成果主義は会社側にとって実に都合のいいシステムなわけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だからといって、会社側は非人道的だ!とか、ここで一方的に、そんな批判をしたところで・・

会社だけでなく政治も社会も、何もかも、現在のほとんどすべての方向性がそこに置かれていることを認識しとく必要はあると思います。



現在の政治の目指すところでさえ、カネと軍事力ですもん。

国民一人ひとりの生活を守るための政治じゃないわけですから・・・そりゃ、企業だって非人道的なのは当然だと思います(笑)
大変遺憾に存じますが・・(←誰かさんの口マネしてみる)


これは2016年度のグラフだけど・・これによると、日本もしっかりと上位に食い込んでいるのがわかります。
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で、中国、インド、韓国が・・負けるもんか~!と、どーんと伸びたのがわかります。
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http://www.garbagenews.net/archives/2258869.html


これが良いか悪いかは別として・・

つまり、世の中はこうゆう傾向にあるってことです。


軍事力というのは、守るか攻めるかの大義名分を無視して言えば・・・つまり、戦争準備ってことですね~。

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私は個人的に、戦争したけりゃ、トップ同士の試合で決めてくれ~て思うんですけどね~。
そうすりゃ一般人を巻き込むことなく、無駄な経費も使わず資源も守れる。



ある、若い政治家さんから聞いた話では、
「1年目に先輩たちから言われたことは、まずは、営業活動に力を入れることだったそうです。

え? 政治家の営業活動って?


真っ先に、票集め、資金集めを重点的にやらなきゃならない!ってことだそうです。
それが何よりも大事だと言われたそうです。


「僕は、それを聞いたときに、え?そんなことのために僕は政治家を目指したんじゃない!って思ったんだけど・・
まず、その基本がなければ、やりたい事ひとつできないんだぞ!って言われてしまいました。」



うーーん、

こうやって若い政治家さんたちのモチベーションをめっちゃ下げて・・・

別のタイプの政治家さんになっちゃうんですかね~。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょっと話がずれましたが・・・

社会全体が、このような意識になっているということ。

弱肉強食、
カネと力こそが報酬であり、それを判断基準にもしている



国も会社もそうですし、もちろん、個人だって・・そう思ってる方も多いのかもしれません。

だからこそ、少しでも多い報酬をゲットし昇進を狙い、人よりも上を目指そうとする。

競争社会にしてモチベーションを煽る方法を取ろうとする。




もちろん、これは大人の社会だけじゃないですよね?

子供社会も、多くはこうやってモチベーションを煽る世の中になってるわけです。


だからこそ、逆に不満も噴出してくるわけですよね~。

私はアイツよりも、ずっと仕事が早いし正確なのに、なんで、アイツの方が給料が高いんだ?

犯罪すれすれの事をやってるやつの方がなんで評価されるんだ?

私は10年かけてノーベル賞をとったのに、これを会社の実績にされてしまった?





もちろん、私も何度も、これに近い苦い経験はいっぱいしてきてます(笑)


でも・・ふと、気がついたわけです。


それって、私自身もまた、他人と比較することに重点を置いてたんじゃないか?
会社や他人の評価を気にしてたからじゃないのか?


と。


だからこそ、この世は不条理だ~!と、叫びたくもなるわけです。

まさに、これこそが、競争社会の申し子なのかもしれませんね。

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他人と比較すること=他者からどう思われてるか気にすること
根本にある競争意識


そんなことを常に恐れて気にしている。

自分が思っていたより他者の評価より低ければ、不公平だ!と怒るか、自分はダメな人間だ!と自信喪失してしまう・・・。

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それってバカバカしいよな~!
・・って思ってから、私は、すっかり自分の意識が変わりました。

人から高い評価を受けなくても、給料が安いままでも、そーんなことはどーでもいいや~と。


もちろん、仕事というのは代価が与えられるものです。

代価とは、他者がそれに見合った商品またはサービスに対して支払うべきもの=お金



ところが、この代価の基準だって、なかなか難しいものだと思います。

例えば、ものすごーく素晴らしい商品を作っても、相手に支払う能力が無ければ上限以上の金額は支払うことはできないわけだし、・・・

そもそも評価なんて人間のすることなんで、どんなに公平な評価をしようとしても、それで、すべての人が納得できる評価ができるか?というと、そこには限界があると思います。

見る人の主観が入ってしまうのは否めないことだと思うんですよね。


だからこそ、より良い評価を得ようとするには「自己アピールする」ことも必須だったり・・・「自分を大きくみせるとか」「ゴマする」とか(笑)、そういった努力も不可欠という考え方があるのも納得です。


ところが、私の場合は、そんなことにまで注意を払ったり、評価で一喜一憂することが、なんだかバカバカしくなっちゃったわけです。

そこで、
日々自分自身で納得できる良い仕事をするのみ。というところに落ち着きました。


私の行きついた代価は、

ま、ギリギリでも生活できてればいいんじゃね・・・・て、とこで落ち着いたわけです。

仕事って、たとえどんな小さなことであっても何らかに貢献することであり、ひいては、人のためになってることだと思います

私にとっては、こっちのモチベーションの方が大事になりました。


それで、もしも、

花形プロジェクトを外されて、たとえ窓際に置かれたとしても・・時間ができた分、これは好きな勉強に使えるぞ~♪と喜び、

首になったところで、こりゃ!なんかの新しいチャンスを与えてもらってるのかも~♪

と・・そんなふうに感じるようになりました。


すると、ある人から、「オマエって、ほーんと生き下手だよな~!」って言われちゃいましたが・・(笑)

生き下手結構!っと、今では胸を張って思ってます。(←アホか~!)

生き下手どころか、私は完全に、世にいう「負け組」ですね~(笑) でも、胸を張った負け組でいようと思ってます。



これは、あくまでも私の場合ですが、

なぜか、こんなふうに意識を変えただけで、かつてなかったような充実感が感じられるようになりました。


若い頃の私は、競争社会で頂点を目指すべく、必死に勉強したり人一倍努力もしてたはずなんだけど・・なんか違うんですよね~。

どんなに勉強しても努力を重ねても・・なーんか、どこかで楽しくなかったし、充実感もあまりなかったような気がします。

そりゃあ、給料がアップになったり昇進は確かに嬉しい出来事だったんだけど・・・それって一時的な嬉しさなんですよね~。
いつもなんらかの欲求不満を抱えてたような気がします。


子供の頃、テストで100点とって他人にちやほやされても、そんなもんかな~ってカンジと似てました。。。
嬉しいだけど・・どっか嬉しくない部分もあって、なんか満足感がないってカンジですかね~。



・・・・・・・・・・・・・・・・

かなり古いんですが、黒澤明さんの作品で、「生きる」という映画がありました。

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モノクロ映画だし、超地味~な映画です。

一般的には、ニューマニズムを原点とした映画だとか、お役所仕事に代表される官僚主義を批判した映画ともいわれてるんですが・・・私としては「仕事をする」意味を追究した映画って気がしたんですよね~。

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今は亡き、志村喬さんが演じる、市役所勤めの市民課長さんで、毎日書類の山を相手に黙々と判子を押すだけのお仕事です。

このまま無事勤め上げて定年退職・・・(←まさに年功序列主義の時代)

市役所内部は縄張り意識で縛られてるわけだし、面倒な住民の陳情は市役所や市議会の中でたらい回し。

ま、仕事なーんてそ~んなもんだし~と思いながら、どっか無気力になってる男が、あるとき、胃がんで余命いくばくもない事を知ってしまう。


そこから、彼は、市役所でメチャメチャ働き出したわけです。

頭の固い役所の幹部たちを相手に粘り強く説得するし、ヤクザ者からの脅迫にも屈せず、住民の要望を取り上げていく・・
そして最後に死を迎える。

そーんな映画だったと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局のところ、年功序列主義をとろうが成果主義をとろうが、たとえ、どんな世の中であろうが・・・

自分がどのように生きるか!ってことなのかもしれませんね。


人の一生なんて限られたものです。

どれだけ自分が満足して生きられたか!に尽きるのかもしれません。


もちろん、競争意識や闘争心が決して悪いとは思いません。


この映画の課長さんだって、「頭の固い役所の幹部たちを相手に粘り強く説得し、ヤクザ者からの脅迫にも屈せず・・」なーんてのは、ものすごい闘争心だと思うわけです。


ただ・・・その使い方を間違ってしまうと、とてつもなくネガティブなものを放出するだけって気がするんですよね~。
それは、自分にとっても、他人にとっても、社会にとっても。



おそらく、多くの人たちが、競争社会の申し子をやめたときから、社会は別の方向に動き出すようになると思います。


そのためには、何をするか?

それは人それぞれだと思います。

「営業をしない政治家さん」を志すのもいいかもしれませんね(笑)


・・・・・・・・・・

余談ですけど、

昨年のPresident誌によると、

GEやグーグルなどのアメリカ大手企業では人事評価をやめる動きが相次いでいるんだそうですよ。
    ↓
なぜアメリカ企業は人事評価をやめるのか?_president誌の日本版より

なんだかなあ~(笑)

羽生結弦 x 野村萬斎のSEIMEIについてのあれこれ

羽生結弦 x 野村萬斎のSEIMEIについての対談がアップされていた。

実は、オリンピック前にこれを見つけたのだけど・・

これは、役者として舞台に立つ人にはとても役にたつ対談だよなあ、と感心させられてしまった。



SEIMEIというのは、もちろん、安倍晴明のことで、

2001年に野村萬斎さん主演で製作された陰陽師(おんみょうじ)という映画。

これは夢枕獏さん原作の陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた小説『陰陽師』を映画化したもの。

夢枕獏の小説『陰陽師』を原作とするものでは、岡野玲子さんの漫画が有名だ。

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岡野さんの陰陽師は、さらに独自の世界観を完成させた。

そして、今回はスケート演技のテーマにもするのか~。


こういったものは、日本人の魂の、琴線に触れるものなのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

野村萬斎さんというのは、言わずと知れた狂言界の人だ。

しかも、従来の伝統芸能の世界にとどまらず、どんどん新しい分野にも進出した人でもある。


最初に、映画化された「陰陽師」を見て、彼の美しさに釘付けになってしまったのをよーく覚えている。

実は、映画のストーリーやら他のことはすっかり忘れちゃってるんだけど、彼の姿だけは今でも焼き付いている(笑)

これはルックスがいいとかの問題じゃなくて、やはり・・立入振る舞いや動きの美しさにあると思う。

そうゆう役者さんが出ているだけで、映画の出来が決まってしまうものかもしれない。


そういえば、先月アップしたブログ記事だったけど・・

去年の時代劇ドラマの話_アシガール~
ここでも、若手の役者さんの動きの美しさを絶賛したことを思い出した(笑)




そりゃまあ、野村萬斎さんの場合は子供の頃から基礎をみっちり叩き込まれてるわけだから他の役者さんと比較しても仕方がないのかもしれないけど・・

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この対談の動画をみていて、

ああ、そうか~!
ジャンプ1つとっても、こんなに違うんだ~。

手の位置をちょっと変えただけで、こんなにも違って見えるんだ~!

と、いろいろなことを教えてもらった気がする。

動きというものは、ただマネをするだけでなくそこにある意味を考えて作り上げなければならないという言葉には納得させられる。


伝統芸能の世界で新しい境地を開いた人といえば、玉三郎さんもそうだけど・・

この二人の演技の方向性は、まったく別だ。

玉三郎さんは、内へ内へと溜めた重量感を感じさせる人であり、
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野村萬斎さんは、風のように外へ流れていくものを感じる。

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持ち味というのは、それぞれなんだなあ・・とつくづく思う。


さて、フィギュアスケートの世界で、羽生結弦君は、どのようにSEIMEIを演じたんだろう?

どんな舞台作りをしたんだろう?

と、思って・・もちろん、オリンピック動画をチェックした。


ところが・・

日本版の動画を見たところ、超うるさい!

アナウンサーが、「さあ、ここから4回転サルコー~! 決まりました~!」とか、「これから後半に残した4回転、体力は大丈夫か~!」とか。

煩くって、うざくって・・音楽もマトモに聞こえやしない。。。


仕方ないんで、もう一度、ロシア版だったかの動画で見直すことにした。

(なんで、日本のヤツってあんなにうるさいんだ? 解説が多すぎだろ!)
と、思ったものの、

あ? これって・・・アートの舞台じゃないんだよな~。
スポーツだったんだよな~。

と、いまさらながらに気がついたのだ(笑)


フィギュアスケートというのは、スポーツとはいうものの、かなり微妙だ。

難易度の高い技術点だけで争うものではなく、「芸術点」というものもある。

「振り付け」「構成」「音楽の解釈」という項目でも点数がつけられる。


まるで、アートの舞台と変わらないという気もする。

音楽の選び方、編集の仕方、演技力、メリハリのある流れ、衣装に至るまで・・・総合芸術でもある。
すべてが要求されるものなのだ。


ピアニストが、リストの超絶技巧練習曲第4曲「マゼッパ」あたりを、フルスピードのノーミスで弾ききって、ドヤ顔したところで・・ブーイングされちゃうようなものだ(笑)


つまり、フィギュアスケートの選手といえども、ただ技術を磨いて一生懸命練習を重ねていればいいってものじゃない。
振付けや音楽も人任せってわけにはいかないだろう。

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今回の羽生選手の演技をみて、この人は、かなりな、アーティスト魂を持ってるなあ~と、感じた。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

良い役者は、憑依体質の人が多いという。

「霊に乗り移られやすい体質なので、演じる他人が乗り移ってくれて楽に演じることができる」
と思われがちだけど・・

そんな簡単なものではないらしい。

演じる対象を知ろうと必死に学ぶ姿勢がなければ・・そんな霊もやってきてはくれない。

相手を必死で知ろうとすることは、相手に対する深い愛情でもある。



かなり以前だけど・・、山本耕史さんがこんなことを言っていたのを思い出す。

「僕は自分の演じる舞台を観客として生で客席から見て、どんなふうに感動するのか見てみたい!」

この人もまた、アーティスト魂を持ってる人だなあ~と感心してしまったものだ。

こうゆう感性の人には、霊は降りてきて力を貸してくれるのかもしれない(笑)


演じる姿に霊と演技者が一体となって、独自の完成形を見せてくれるのかもしれない。

オリンピックに、SEIMEIは降りてきてくれたんだろうか?

韓国人から聞いた朝鮮の歴史

きのう、コーリアンの人と話をしたせいか・・ヘンな夢をみてしまった。

白い服を着た難民みたいな人たちがいっぱいいる映像だった。

まさにこんな人々(Pintarestから画像を探したもの)
      ↓
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あたり一面が、あまりにも汚くて臭くて、特に人が密集している家々のある通りは、ひどいものだった。

臭さと汚さのため、すぐに、この夢はリセットじゃ~!

と思ったのに、なぜかリセットできない(←私の夢はいつも明晰夢なんでいつでもにリセット可能)

ちょっと待った!がかかってしまったようだ(笑)

仕方がないから、そのまま、嫌な夢を見続けることにした。



まぎれもなく、こりゃ、朝鮮半島の庶民の姿だってことはわかる。。。


こちらのWEBにこんな画像をみつけた。

同時代の日本と朝鮮の比較画像で、左は朝鮮、右が日本だそうだ。
          ↓
oldkorea.jpg
https://blogs.yahoo.co.jp/wood72046/34323241.html

文化の違いは、あきらかだ!


おそらく江戸末期から明治にかけての時代だろうけど、

江戸時代の庶民は貧しくても色や柄のついた着物を着ているし帯もしている。 どんなに貧しい農民でさえもだった。

一方、彼らの服は白しかない。 裸の人さえいた。

つまり、庶民のための服は、染色技術も普及せず、そんな技術も職人もいなかったということだろう。

これは、彼らの生活が「いかにして日々の糧を得るか」だけだったということを物語るものだ。


この3番目の写真を見ると、右側の人力車に乗っているのは日本の庶民だろう。

しかし、左側はあきらかに、それなりの権力者。
色付きの立派な着物や飾りもつけてるから。

それだけ貧富の差は激しかったということもいえるだろう。



当時の写真を見ると、王宮のあるソウル市内ですら、庶民は同様のありさまだ。

以前の記事でも引用したことがあったと思うが、また、イザベラ・バード朝鮮紀行によれば・・


イザベラ・バード朝鮮紀行とは
イザベラ・バードが1894年(明治27年)から1897年(明治30年)にかけて、4度にわたり最末期の李氏朝鮮(朝鮮王朝)を訪れた旅行の記録。
当時の朝鮮の風俗、社会、政治情勢などを知ることのできる歴史的資料。



ソウルの町並みと悪臭について
1894年の訪問時のソウルに関して、道は牛がすれ違えないほど細く迷路のようであり、家から出た汚物によって悪臭が酷い。

人工の道や橋も少なく、「あっても夏には土埃が厚くて、冬にはぬかるみ、ならしてない場合はでこぼこの地面と、突き出た岩の上をわだちが通っている。

ソウルには芸術品や公園や劇場、旧跡や図書館も文献もなく寺院すらない。

貨幣・通貨の流通については銀行が町になく、日本の円がソウルと条約港で通用した。
Wikiより引用




しかし、なんでも・・・イザベラ・バードの朝鮮紀行にはイギリス版と韓国版があって・・まったく違う内容なんだとか・・?
  ↓
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080827/copipe



まあ、いろいろと言われてるわけだけど・・少なくとも、汚かった!ことだけは確かだろうと思う。

オンライン上でアップされていた当時の写真を見れば、それは想像できる。
私の場合、夢で臭い匂いを嗅いじゃったけど・・


昔の日本は貧しく民は虐げられていた!と言っても、彼らに比べれば、実に幸せだったことだろう。
まず、世界中の先進国でも類を見ない、キレイさだったというから。

その理由は、他国と比べて外に捨てたり川に捨てることもなかったそうだ。
見事な人糞利用で、すべてが回収されて畑の肥料とされていた。
江戸時代では大家が店子のブツを売って得たお金で、家賃も安く抑えられていたという記述さえある。



それに比べて、

当時の朝鮮半島の人たちが、どれほど悲惨な暮らしをしていたか?

おそらく、野良犬同等に扱われていたのだろう。

野良犬にさえ人権(犬権?)を与えたいと思ってる私としては・・

もう、それは・・悲しい光景としか言いようがない。

どうして、人と生まれてこんな暮らしを強いられるんだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は朝鮮史についてはあまり知らない。


学校教育では、高句麗・新羅・百済の頃を最後にして、すぽっと教科書から抜けてしまっていた。
お隣の国なのに・・・なぜか7世紀頃を最後に、ずっと登場しなくなってしまう。

私の知らないうちに、いつの間にか李王朝なんてものが出来ていて、それを明治時代になると日本帝国軍が李王朝を滅ぼし、朝鮮を植民地化し、非道の限りを行った・・。

だから、今でも朝鮮半島の人々は日本を憎んでいる・・・みたいな事を教わった気がする。

だからこそ、日本は償わなければならない。(教科書にはそこまで詳しく書かれたなかったけど、たしか日教組の先生だったかがそんなことを言ってた記憶がある)

それは、朝鮮(北朝鮮&韓国)にひたすら恭順の姿勢、謝罪、そしてお金を払え!ということに繋がるそうだ。

そんなことは昔から聞いている。


ん? そうなんかな? という、違和感にも似たカンジが漠然とあったものの、特別に北朝鮮にも韓国にも関心がなかった私は、あえて自ら調べてみたこともなかった。


きのう、たまたま韓国系アメリカ人の女性と話をしていて、世界情勢やら政治の話に発展したのだ。

なぜか夢の中でも、その光景がまた、ありありと登場してしまったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼女の両親は韓国人でソウルからの移民だという。
しかし、彼女はアメリカで生まれたアメリカ国籍だ。(顔は韓国人だけど・・)

英語は当然堪能だし、日本語も話す人だ。


「あら? 韓国が現代のような先進国になれたのは日本のおかげに決まってるじゃない!」・・と、彼女は言った。

え? 彼女からそんな言葉を聞くのはちょっと意外な気がした。

「私はアメリカで生まれたけどルーツは韓国でしょ? 
だから、昔から自分のルーツの国のことを知りたくて、ずいぶん勉強したのよ。」

「そーなの?
私は、日本にいた頃、日本帝国陸軍が朝鮮半島を植民地化して李王朝も文化も破壊して悪行の限りを尽くしたって聞いたことがあるよ。」

「なーに言ってんのよ!
李王朝なんて、李成桂(りせいけい)が高麗国でクーデターを起こして、ちゃっかり乗っ取っちゃった国よ。
乗っ取るためには同僚も殺し、王族を騙してしかも裏で殺害して・・まさに下剋上、日本の斎藤道三も真っ青になるくらいの人よ。」



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え? 彼女、斎藤道三も知ってる? 日本の歴史も知ってるんだ~。


「でも斎藤道三は国取りをしたあと、領民には善政を敷いたわ。 産業を発達させて城下はにぎわうようになった。
だけど、李成桂は、国民のための政治よりも、大国の中国のご機嫌取りをしたわけよ~。
国中から美女を引っさらってきて貢物として差し出したり・・そーんなことばっかしてたわけよ。
そのおかげで、朝鮮って名前も賜ることができたわけだし・・・代々、李王朝ってのは、そうやって成り立ってきたってわけ。」


「え? そうだったの?
だけどさあ、朝鮮半島は肥沃な土地じゃないし、小国として生き残るには仕方なかったのかもしれないよね~。」



なんだか・・日本人の私の方が李王朝を弁護してるみたいな言い方だ(笑)

「そりゃそうだけどね・・だからといって、一国の統治者が強いものに巻かれて、植民地になることで良しとしてしまったら、そりゃもう、国とは呼べないと思うわ。

つまり、国家を考えるより自分の一族だけが生き残ることを考えた結果としか思えないのよね。
ようするに、外交が全くできないバカだったんだと思うわ。」

「なるほど・・そのとおりだろうなあ。」


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「見てごらんなさいよ。
聖徳太子の時代だって、大国の隋に植民地化されそうになったけど、見事に乗り切って対等に持って行ったじゃない!

それどころか、幕末の日本だって、いくつもの先進国を相手に見事に乗り切ったじゃない!
結局ね、李王朝ではブレーンとなるような家臣を持たず、(たぶん、そうゆう人は殺しちゃったんだと思うけど・・)
トップは保身しか考えないアホだったってことよ。

だからこそ、すべてのしわ寄せは一般市民に行ったわけよ。
市民とは名ばかりで彼らにとっては奴隷か、それ以下の扱いだったけどね。

それが大きく変わったのは、当時の日本政府が韓国併合をしたときから。
街を整備し、トイレは家の中でする法令まで作り、学校を作り、一般人をようやく人間らしい生活に導いたんだから。」

「でも、植民地化したのは事実でしょ?」

「ええ、事実でしょうね。

でも、植民地化=悪政とはいえないと思うよ。 実際、色々なケースがあるんだから。
それに当時の世界は、どこの先進国も植民地化政策を敷いてたわけだから、日本だって生き残りをかけていたことを考えれば当然の流れでしょうね。

むしろ、それが多くの韓国人を救ったことになったと思うけどね。」


「なろほどね~、しかし・・現在でも帝国陸軍は極悪非道の限りを尽くしたことになってる?」

そーんなの、プロパガンダに決まってるじゃない!
新しいことをするときには反感を買うのは当然だし、そりゃあ、行き過ぎもあっただろうけど、
ちょっとしたミスを、重箱の隅をつつくように攻撃して、プロバガンダに結びつけようとしてるだけよ。

なんだか、こうゆうのは、アホな李王朝に近いのかも(笑)」



韓国人で、ここまで李王朝を悪しざまに言う人に初めて会った気がする。

彼女は韓国の血をひきながらアメリカに住むアメリカ人だ。

第三者として冷静な目で見ることができるのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・

韓流ブームとやらで、日本では韓国の時代劇もかなり放映されているらしい。

しかし、本当の韓国の歴史を知っている人はどれだけいるんだろう?

こんな雑誌もあるらしいけど・・
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ドラマの韓国の時代劇は、「ファンタジー時代劇」に過ぎないと思う。

かつての日本の大河ドラマのように、綿密な時代考証がされているとも思えない。(最近の大河もファンタジーに近いけど・・(笑)

ある時代劇ドラマでは、大量の唐辛子を使ってキムチを作るシーンがあったとか・・・。
そもそも唐辛子なんて南米原産だ。 ポルトガルから日本に入ってきた唐辛子が、朝鮮通信使(ちょうせんつうしんし)によって朝鮮に持ち帰ったものだという。



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なかなか、真実の朝鮮史を学ぼうとしても、朝鮮の歴史を記した古い文献はほとんど焼き捨てられてしまっていて現存するものは少ないといわれている。


さらに、現存するものも大幅に改竄されたものかもしれないし、また、現在の韓国の教科書の歴史に至っては、もっと信用できないようだ。(日本の歴史教科書もだけどなあ・・・)


歴史というものは、どこでも・・当時の統治者の都合のいいように書き換えられていくものだ。


「朝鮮半島からやってきた弥生人が日本に多くの文化をもたらした」
「それまでいた縄文人には、文化のかけらもなかった」

・・というのが、授業で教わったことだった。


しかし、現在DNAを調べると、日本人と韓国人のDNAは全く違っているという結果が出ているそうだ。

また、古代の高句麗国の人々と現代の韓国人とのDNAも違うという。

今では、韓国人はエヴェンキ族と穢(わい)族の混血ではないか?とも言われているようだ。

しかも彼らの遺伝子には、度重なる近親交配により作られたものがみられるという。


かつて朝鮮半島では美女という美女はすべてお召し上げになったというし・・

試し腹(ためしばら)も、わりと最近まで行われていたという話もある。
父親か兄などが、娘を嫁がせる前にちゃんと妊娠できる娘であるかどうかを調べるために、あえて孕ませて嫁がせる制度。
それで生まれてきた子供は捨てられるか生涯奴隷として扱われると聞く


そうであれば、近親交配で作られてきたDNAというのも・・なんだか納得できてしまうのが怖い。


そんなことを、彼女に尋ねるのは・・・すごく気が引けたのだが、彼女がどう思っているのか知りたくて、つい聞いてみた。

すると彼女は平然と言う。

「当然あったでしょうね。
そんな話、私、実際におばあちゃんに聞いたことがあるもん。

それにね、ルーツが穢(わい)族というのも本当だと思うわ。
中国の史書である『三国志』や『後漢書』にも記されてるんだから・・。
そりゃもう、衛生観念なんてゼロで臭くて汚い人たちだったそうよ~(笑)」


彼女を前にして言葉を失ってしまう私。

私の表情を読んだのか・・彼女は続けていう。


「でもね、そーんなこと・・・私は気にしないわ。
たとえ私の祖先が、好戦的なエヴェンキ族だっとしても、糞まみれの穢族だったとしても、または腑抜けの李一族だったとしても・・(笑)」

おいおい! そこまで言ってないよ~。。。

「そもそも民族のDNAによって、優秀だとか下等なんてあるはずないでしょ。
なぜ、そんな民族になったのか!という、必ずそれなりの状況があったはず。

まず、それを知ることによって、私たちが今後学ぶことはいっぱいあると思うけどね。」


「たしかに真実の過去を知って、それを未来に活かすことだろうね。
それが歴史を知ることなんだろうなあ~。」


「ええ!
もしも、現在の韓国政府や国民がそれを知っているくせに、ひた隠しにしてるんだとしたら、それほどみっともないことはないわ。
国民に反日感情を植え付けてるとしたら、それこそ、やってることは李王朝時代と変わらないってことになるだろうね~。」

「でも、日本人にも昔から朝鮮嫌いってのも多かったようだよ。」



「そりゃそうよ~!
日本人は昔から清潔好きだし、いくら権力を持つ武士だって、庶民を無礼打ちなんてしてしまったら、切腹ものかお家取り潰しだったんだから。 日本はもともと民主国家の思想を持ってた国よ。」

「え? そーなの?
時代劇では、よくあるシーンだったけどな~。」


「もう! ちゃんと勉強しなさい!あなたの国のことなんだから。
無礼打ちにしたときはすぐに役所に届け出が必要だったし、厳しい取り調べを受けて、もちろん、相応の理由が認められなければ武士の方が罪に問われたのよ。
だから、武士はめったなことでは刀を抜かったかったそうよ。・・とくに農民や町人には。

ところが、朝鮮は違った・・。
権力を持つ役人だったら、庶民の鶏を奪ってもそれは正当な行為とされたし、それを邪魔して庶民が殺されても当然だったのよ。」

「そんな~!」

朝鮮通信使の鶏泥棒の話、知らないの?」



え? 知らないけど・・・


彼女が教えてくれたのは、これだった。
    ↓
鶏を盗んで町人と喧嘩する朝鮮通信使


朝鮮通信使(ちょうせんつうしんし)とは・・室町時代から江戸時代にかけて李氏朝鮮より日本へ派遣された使節団である。
天皇や徳川将軍が交代のときには、必ずやってきたという外交政策のひとつ



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この絵が京都で展示されたそうだ。

問題はこの下の部分の絵。

鶏泥棒した使節団に町人が怒って取り返そうとしている。
切り殺されたのか倒れている人、なおも棒を持って立ち向かう人の絵が描かれている。


もうちょっとわかりやすくすると、こーんなカンジになる。
      ↓
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https://ameblo.jp/9023410651/entry-12324294299.html


「でもね、これは当時の朝鮮ではあたり前のことだったのよ。
だって、役人は庶民の持ってる鶏が欲しくなったら、当然取り上げる権限を持ってたんだもん。

それだけじゃなくてね(笑)、日本人にとって、朝鮮使節団は大変だったらしい。
宿泊する旅館の中に置いてある調度品は根こそぎ持って行ってしまうし、トイレがあるにもかかわらず、平気で外で用を足したし・・・・そりゃあ、日本人には嫌われて当たり前よ!」

「そんなに文化が違ったんだ~!」


「そう、価値観がまるっきり違う!
新井白石だったか、当時の偉い学者は、朝鮮と交流しても得ることはないから、やめちゃった方がいいんじゃないか!とまで言ったそうよ。」



彼女に言われて私も調べてわかったことだけど、この絵は朝鮮嫌いの人たちの間では話題になり、さっそく韓国バッシングがはじまったという。

すると、すぐに、それに反論する教授も現れ、反論記事までもが掲載されたようだ。
      ↓
朝鮮通信使の「鶏泥棒」はぬれぎぬ? ~「鶏が逃げ、それを捕まえようとした可能性も」ー京都新聞


なんだかなあ~。

こうやって反日感情を煽り、韓国嫌いを煽り・・をお互いに繰り返してるだけって気がする。。。


「価値観の違いってのは、大きいね。
それをどっちが正しいとか間違ってるとかってことだけで押し通そうとしても、お互いに未来はないだろうね~。」
と、私が言う。

「そのとおりだと思う。
私はアメリカ生まれの韓国人だから、韓国のことは知らないことが多かったんだ~。

大学時代に韓国から留学してきた女の子と一緒にルームシェアしたことがあったんだけど・・
最初は、超ムカつくことばっかりだった!

私の服や本を断りも無しに持ち出すし、ありがとう!も言わないし・・・アメリカでも日本でもそんなの許されないことでしょう?

でも、韓国では仲良くなった人同士ならば、それが当然なんだって聞いたわ。 
むしろ、いちいちお礼を言ったりする方が水臭くて嫌われるそうよ。
つまり、それだけ、歴史も常識も違うってことよ。」



そうかもしれない。

「結局のところ、プロパガンダを駆使して押し通そうとする韓国もバカだし、そんなことで右往左往する今の日本もバカなのよ。
今の日本の政治家も、李王朝時代の側近みたくなっちゃってるのかもね~。

日本は幕末の頃までは、坂本龍馬だとか西郷隆盛とか優秀な人が多かったのにね~。」



いやあ、彼女の知識には驚くばかりだ。


「でもさ、坂本龍馬さんとか、西郷さんは政治家だったっけ?」

注: 坂本さんは暗殺されちゃったし、西郷さんは鹿児島に帰っちゃったんだった。。。


「ううん、明治政府に入ってないから、議員ですらないでしょうね。
でもね、議員バッチをつけてるのが政治家じゃないと思うよ。

真剣に民のことを考えられる人を政治家と呼ぶんじゃないのかな。」


「あの・・ひょっとして、あなたは相当な親日家?」

「いやね~(笑) 私は反日家でも親日家でもないわよ。
そんなレベルの話はしてないし・・・」


おお!(笑)

恐れ入りました。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと、思い出した。

これは日本の場合だけど・・・

政治というのは、政(まつりごと)とも呼ばれる。

まつりごとというのは・・祭政一致(さいせいいっち)のことで、
祭祀と政治とが一元化、一体化していること
だそうだが・・

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それは、天から授かるお役目のようなものではないだろうか?

天とは、神様なのかグレイトスピリッツなのか・・そこらへんのことはわからない。


しかし、まつりごととは、

精神性と行政が一致してるものでなくてはならないもの。

そして、政とは民意の反映


そんなことを思った。

決して一部の権力者を守ることでもなく、

王族の存続でもなく、

多くの民の意思を反映するために行うことのが政治ではなかったか。


少なくとも、それが日本における政治(まつりごと)だった気がする。


彼女の言うように、議員バッチにをつけているものが政治家ではないのだ。

オオカミと人と自然の関係

「ルーマニア、カルパチア山脈の森で生きる羊飼いと狼の物語」という動画をまた見てしまった。




これには、いくつもの考えさせられるポイントがあったのだ。


◆狼は群れで生きる動物・・・なのに群れを離れることを選択して一匹オオカミとなるヤツもいるということ。

「群れる」ということは協力し合うことができる・・つまり、それだけ食料にありつけることにもなり、危険から身を守ることもできる。

それに比べて一匹で生きるということは過酷だ。

待ち受けるものは死しかない・・・ほとんどのケースが餓死か病死

じわじわと死を待つという死に方は、一番つらいものだという。
まさに孤独死。

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なぜなら・・・一匹では大きな獲物は狩れないからだ。
運よく狩れてもウサギやリス程度の小動物、それでは体重50キロもあるようなオオカミのお腹の足しにはならないだろう。




◆カラスという鳥・・その生態については、いまだわかっていないことが多いという。

カラスといっても、このカラスはRaven(ワタリガラス)だろう。
Crow(カラス)ではない。

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一匹オオカミとカラスは森で出会い相棒となる。
つまり協力関係、同盟を結んだってことになる(笑)

カラスの能力、「高いところから遠くを見渡せる視覚」を使って、オオカミに獲物の場所を教え、
オオカミは獲物を倒し、その一部を食料をカラスにも与える。

なぜ、異種間でありながら、こんな協調関係がささっと結ばれるのか?

しかも、狩ったものが小動物の獲物であってさえも、オオカミは必ず獲物の一部をカラスのために残すのだ。



◆カルパチアの森で暮らす羊飼いは銃を持たないという。
また、罠を仕掛けることもしないそうだ。

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唯一、羊飼いと羊たちを守る役目は犬たちに委ねられる。


ん? これはまだ子供だけど・・
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Carpatian Shepherd Dog(カルパチアン・シープドッグ)と言われる種類で、祖先はカルパチアオオカミだという。

こちらは、同種でありながら、襲う側と守る側に分かれているわけだ。


カルパチアンドッグは、他のシープドッグのように羊たちを移動させたり柵に追い込んだりする仕事はしない。
ひたすら目を光らせ、守ることだけに24時間専念する。


しかし、どうしても守り切れない事態も十分に起こりえる。

銃を使わず犬たちに頼れば、年に数匹の羊が奪われれるのは覚悟の上、しかも、大切な犬もまた、オオカミによって殺されてしまうこともある。


つまり、みんなが命をかけているのだ。
ヒトも犬もオオカミも羊も・・。



◆犬のトレーニング方法

この動画の中で見る限り、「子犬を羊たちに慣れさせるために一定期間同じ小屋の中に入れて置く」

それだけだった。。。

羊と犬との協調関係は築けるだろうけど・・それだけで、犬は羊を守るという使命を自覚するんだろうか?

うーーむ。 どうも、そうらしい。

信頼関係さえ築ければ、そのあと子犬は大人の犬たちの行動を見ながら、自ら学んでいくようだ。


さらに、
羊飼いは、めったに犬に触れることはしないそうだ。

犬に触れて撫ぜてしまうと・・犬は使命を全うできなくなってしまうという。

それでも子犬が怯えて鳴くときは、羊飼いは優しく声をかける。

べたべたしたスキンシップでなくても、深い愛情はテレパシーとなって犬の心に染みわたるのかもしれない。

そんなことを、つくづく考えさせられた。

でも・・私には、ちと無理かもしれない。
大きな犬にモフモフと顔をうずめて寝るのが好きな私には・・(笑)


こういった信頼感は、誰もが命がけで生きているからこそ生まれるものなのだろうか?

オオカミとカラスも、羊飼いと犬、そして羊たちも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、世界全体をみれば、武器を持ちオオカミを殺戮しまくった人たちの方がはるかに多い。

オオカミは「憎むべき敵」、「悪い奴」の代名詞だったからだ。

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アメリカのイエローストーン国立公園の話は有名だけど、この話、日本の方々はご存じだろうか?

1926年を最後にオオカミは絶滅した。(←もちろん人間の手によってだ)

その結果、捕獲される恐れがないため、鹿が増え続けた。
多量の鹿によって、ほとんどの草が食べつくされて大地は丸裸になってしまった。

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それだけではない。

草木が無ければ、ツグミやヒバリなどの鳥たちはいなくなる。

水辺に住むビーバーがいなくなる。
ビーバーがいなくなれば、あの、ビーバーが作るダムがなくなるのだ。

ビーバーダムは、カワウソやマスクラット、カモ、魚など、多くの爬虫類、両生動物などの住処でもあるのだ。

彼らはみーんな消えていく。

それはいつしか、川の流れさえも変えてしまうことになった。

川は濁流へと変化したのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

慌てた人々は、生態系回復のため、1995年にカナダから連れてきたオオカミの群れを再導入した。

そして約20年後、また、生態系は回復したのだ。

鹿はオオカミたちから狙われやすい場所や逃げづらい谷間を避けるようになったため、そこから植物が息を吹き返したのだ。

すると、鳥たちが戻り、

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多くの小動物も復活する

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大きな動物たちも復活していく。

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そしてまた、川さえも変えたのだ。

それまで曲がりくねっていた川は緩やかな蛇行流となり、浸食が減り水路は狭まり、より多くの浅瀬ができるようになった。
ますます野生の生物たちにとって、好ましい環境になっていく。


まさに、バタフライ効果と呼べそうだ。

バタフライ効果とは・・
初期値のわずかな変化が次第に大きな影響を及ぼす現象のこと。
蝶が羽を動かすだけで遠くの気象が変化するといった比喩的、寓話的な表現ともされている




オオカミの群れが加わったというだけで・・自然は復活したのだ。
それもたったの20年で・・。

狼の社会は、ウルフパックと呼ばれる群れ社会だ。

だいたいの場合、平均8~15頭ほどの群れを形成し縄張りを持ち、それをボスが統率している。

イェローストーンには、美しい白い雌狼が率いる群れがあった。

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雌がボスであり、しかも美しい白オオカミ、これは稀なことだ。

彼女は、White lady(白い貴婦人)と呼ばれ、多くの観光客にとってアイドル的な存在となった。


しかし、ある日、彼女は心無いハンターによって射殺されてしまったのだ。


すると、さまざまな団体が犯人捜しをはじめ、犯人をみつけたもの、またはチクった者には賞金を出すということになった。

私が聞いたときは、5000ドルだったけど・・今では1万ドルまで跳ね上がったようだ。

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もちろん、心無いハンターによって殺されてしまったのは悲しい。


だけど、人は愚かだ。
愚かすぎる。。。

オオカミを憎み絶滅させておいて、今度は復活させ、そして一頭をアイドル扱いして、それが殺されると今度は賞金を出して犯人捜しか~。

・・・・・・・・・・・・・・

オオカミが絶滅した当初、鹿にとっては天国だったことだろう。

ところが、人口増加で土地は荒廃し食料不足になり、いずれは鹿も絶滅してしまうのだ。
まるで、今の人間社会のようだ(笑)

そうならないように、モンサント社が貢献してるって?
おいおい!(笑)



すべての人及び動植物が生きるのは、そこに必ず意味があると思っている。

どれかひとつが欠けても成り立たないのではないだろうか?


動植物だけの関係性だけではない。

それは・・自然にも大きな影響を与えている。

川の流れを変え、気象までも変えてしまうものなのだから。



自然あっての命でもあり、
人と動植物あっての自然なのだ。




それでも、個々には誰もが思うのだ。

飢えたくない、死にたくない!

それは、どの動植物だって同じ思いだろう。


だからといって、ある対象を敵とみなして抹殺してしまえば、結局自分たちの種族は全滅する。

それでも、自分の命だけが少しでも長く無事ならば、それで構わないんだろうか?

たぶん、そうやって作られてきたのが現在の人間社会なのだろう。


ところが、真逆な生き方をしている人たちもいる。
この動画にあった、羊飼いのように。


その大きな違いは、
自分は自然の中の一部だという認識かもしれない。


だからこそ、命ある限りせいいっぱい生き、そして、天命が下れば、いつでも死ぬ覚悟もある。

まさに、野生動物たちと同じなのだ。

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彼らは必死に生き、子を守り教育し次の世代へ繋げていく。
いつか死を迎えれば、それさえも誰かの糧になる。


銃を持たない羊飼いは、文明社会の人と比べれば短命かもしれない。

それでも、強い信頼関係で結ばれた犬たちがいる。

羊と犬もまた、強い信頼関係で結ばれている。

オオカミの群れは、仲間との強い信頼関係で成り立っている。(←だからこそ連携プレーの狩りができるってわけだ。)

カラスと一匹オオカミもまた信頼関係で結ばれている。

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なんだか、私には、こっちの方が羨ましい生き方に思えてしまう。

自分という個の存在ですら、何か(誰か)の役にたち、それが未来へ繋ぐことになるのだから。

私の夢は、いつか世界中すべての動植物と自然が共存できる世界になること(笑)

決して不可能ではないのだ・・・人の意識さえ変われば。

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注: オオカミはかつて世界中に広範囲に生息している動物だった。

もちろん、日本にも生息していた。
ニホンオオカミは1905年に奈良県東吉野村鷲家口(わしかぐち)にて捕獲された若いオスの個体を最後に目撃例がない。
すでに絶滅したと見られている。

のだめカンタービレで知った「宇宙」と学問

掃除をしていたら古いコミックをみつけて、ついつい読みふけってしまった。


のだめカンタービレだ。

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大ヒットして、ドラマ化映画化もされたから、もちろん知ってる人も多いだろう。

これを読んでると、昔の音大時代やさまざまな楽曲を思い出すのはもちろんだけど、やっぱりキャラやストーリーが面白い。


こんなシーンを思い出してしまい、そこを探してまた読んだ。
     ↓

コンマスがパート練習で団員に言うセリフ


「アンサンブルの真髄はハーモニー。 ようするに調和だ。

この調和は古代ギリシャの時代ハルモニーと呼ばれ、キリスト教社会になった時

神の作りたもうた世界は素晴らしい調和によって創造されている

その調和の根本原理は数の関係によって成り立つ

それを探究することによって調和の謎が解明でき、

神の世界をより詳しく知る手がかりを得られると考えた。


音楽の本質は調和にあるのだ。

それを表現するのが真の音楽家なんだ。

おまえらももっとちゃんと探究しろ!

ま、コンマスが団員の練習にハッパをかけてるシーンなんだけどね~。


このパート練習を見ていたのだめちゃんが、

このコンマスの話を千秋に伝えるのだ。



のだめ 「なんか、宇宙な話ですよねぇ・・・」


千秋 「宇宙か・・・それってたしか・・・ボエティウスグイード・ダレッツォが言ってたことだと思うけど。


1500年くらいまえは、神の作った世界の調和を知るための学問が天文学、幾何学、数論、音楽だったんだ。

本来音楽(ムジカ)とは調和の根本原理そのものを指していて、理論的に調和の心理を研究することが音楽だった。


中世ではその音楽理論を熟知していて、理性の力によって作品全体に対し入念に音楽を判断できる人を『音楽家(ムジクス)』といって、ただ音を歌ったり演奏したりする人を『歌い手(カントル)』といった。」


のだめ 「カントル・・・?」


千秋 「カンタービレの語源だよ。」





作者の見事な手法だ~。

大金持ちで優秀と言われる千秋君も実は不完全な人間、そして、のだめは、天才だけどかなり不完全な人間。

なーんとなく、この二人がそれぞれ人として音楽を通して成長し調和していくメタファーともなる部分だ。

タイトルの語源となる、カンタービレも、お!こーゆーことだったんだ~と読者に納得させてくれる部分でもある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう、何年前だろうか?

最初にこれを読んだとき、

<<調和の根本原理は数の関係によって成り立つ>>というのを聞いて、え? そうだったのか~と、私は目からウロコだった。

私が最初に音楽と数の関係を調べたのもこのときからだった。


言われてみれば、当たり前のことだ。

音は周波数のわけだし・・・。


音楽と数学の関係を最初に研究したのはピタゴラスだったという。

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今日の音階の基礎ともなるべきピタゴラス音階を築いたのもピタゴラスさんだ。

彼は鍛冶屋が鉄を打つときに、重さの異なるハンマーでたたくと異なる高さの音が聞こえることを不思議に思い、そこから数理の研究をはじめたという。


ピタゴラスさんと言えば、我々にとっては「3平方の定理」でおなじみの人だ。

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http://information-station.xyz/2367.html


和音というのは、基本3つの音からなる。

メジャーのC(超三和音) つまり、ドミソ和音は、これだが・・



この時に、鍵盤を上から見ると、ドとミとソが直角三角形の関係位置にある。


マイナーのD(短三和音)、つまりレ・ファ・ラを同時に叩くと、長三和音の時の直角三角形を裏返した直角三角形になる。

つまり図で示せば、こういったことになる。
     ↓
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ピタゴラスはこれを知ってた!!(←当たり前だ。だから音階を作ったんだ。)


それだけではない。

ピタゴラスさんは、天体のそれぞれの惑星は回転しながら固有の音を発していて太陽系全体が音楽を奏でているという概念をもっていた科学者でもあった。

「天球の音楽」
まさに、「なんか、宇宙な話ですよねぇ・・・」(←ここは、のだめちゃん風に。)



しかし、2015年にはニューヨーク大学のサイトには、こんな記事が載っていた。
    ↓
星は音を発しているのかもしれない
Have researchers discovered the sound of the stars?


その後、NASAが、NASA Spooky Soundsというものを発表し、その音も聞くことができるようになった。

もちろん、空気が無い宇宙空間で、人間の耳では直に聞くことができないのだが、磁気震動やプラズマ波といった惑星が発する信号を、特殊な処理によって人の耳で聞こえるようにしたものなのだという。

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Halloween Playlist! This time NASA records spooky sounds in our solar system


太陽系惑星の音はこちらのサイトからも聞くことができる
       ↓
「太陽系」驚く事に惑星には発している音があった!NASA





ピタゴラスさんは、このように考えていたようだ。

天体も原子もその運動とリズムと振動によって特定の音を発している。
   ↓
それら全ての音と振動が宇宙の調和をつくりだしている

それぞれは独自のはたらきと性質をもち、

それぞれの要素が全体に貢献している




しかし、彼が言う音楽(音)は天体だけではない。

天体も原子も・・・と言っているのだ。

原子ということは森羅万象すべてになる。

そう、我々の体も同様なのだ。
     ↓

人間の器官や細胞が発している音楽(音)があり、特に心とからだの関係が調和して共鳴しあって発する


このように言っている。


さらにピタゴラスは音楽を大きく3つに分けて考えたという。

◆楽器を使って演奏する「器楽の音楽」

◆人間の器官や細胞が発している音楽

◆宇宙そのもの、星々が発する「宇宙の音楽」


この3つとも本質はまったく同一のものである。





ひょっとしたら・・我々が病気になるときは、各器官の調和がとれない状態で、ひどい音を発するのかもしれない。
東洋風に言えば・・・「気の流れが滞っている」状態なのかもしれない、なーんてことを考えた(笑)


また、我が家の「先天性の耳が聴こえないネコ」は、なぜ隣の部屋で呼んでも返事をするんだ?
人間の耳に聞こえない音の振動を体で感じるんだろうか?・・・そんなことも考えた(笑)


世界はまだまだ謎に満ちている。。。

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時の流れとともに、ピタゴラスさんの考えは、さらに次の時代へと受け継がれていく。

ピタゴラスさんから、ケプラーさんへ、惑星音楽はさらに受け継がれていくことになる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

音大時代の音楽史の授業で、ピタゴラスやら音楽と数学の関係なんか、やったっけ?(←私が寝てただけかもしれない。)

もっとも小中学校の音楽の授業では、ハーモニカか縦笛、あとは、だるーい歌を歌うだけの授業だった記憶しかない。



現代と古い時代では、学問における視点がまったく違ってしまった気がする。


紀元前500年頃の古代ギリシア、
神の作った世界の調和を知るための学問が天文学、幾何学、数論、音楽

なんとまあ、ホリスティックな視点だろう。



おそらく、千秋君言うところの・・1500年前ころまでは、そういった考えが受け継がれてきたのだろう。

過去の研究者は、天体物理学者であり、数学者、自然哲学者、占星術師などのいくつもの顔を持つ人が多い。


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それにしても・・・私にこんなことを教えてくれたのは、のだめカンタービレからだった。

残念ながら、学校の授業ではない(笑)

それにしても・・おい! さっさと掃除をしろよ!、ともう一人の私が言ってる。

五行大義そして弧虚理論の完全自己流解釈

こちらの記事に対して質問メールをもらいました。
     ↓
占い、そして天中殺の定義を考えてみる

弧虚理論についてもっと詳しく説明してください!とのこと。


実は、この時の記事では、このような事をアップしました。
    ↓

「弧虚理論」(こきょりろん)・・弧虚とは東洋史観の時系列思想

弧というスポットがあり、その間を繋げる空間が虚

「天中殺=空亡=弧」

「虚=空間がない」

そのとき、思考は弧に向かう。

しかし天中殺では従来あったはずの弧がない。
そのため、「向かい合っていて互いに衝突し合う関係」の方の弧へ向かう方が運勢アップとなる。




これについて、もっと詳しい説明を!ってことなんですが・・・

えっと、まずは前置きをさせてください。

◆この記事の趣旨は、弧虚理論についての説明がメインではなく、
「古書を紐解いて体系作られた占い学にはさまざまな解釈があるよ~。」
たとえば、空亡や天中殺にしても、こんな解釈もありますよ~!という一例として載せたまでです(笑)


◆また、私自身が「五行大義」を紐解いて読んだわけでもありません(←漢字苦手だし・・古代の漢字ばっかりのものなんだから!)

◆この話は「五行大義」の研究者から聞いた話を私なりに理解してアップしてみただけに過ぎません。



なので、私の解釈のみならず、その研究者や、また、それを記した古代の人の解釈だって正解かどうかなんてわからないわけです。

<前置き終わり>
・・・・・・・・・・・・・・・・・

五行大義とは、隋の蕭吉(しょう きつ)によって撰述されたとされてます。

五行大義とは_Wikiより


隋の時代は、5世紀頃のわけで、しかも、本家本元の中国には、とっくの昔にそんな書物は残ってないそうです。
なんでも、宋の時代には失われていたとか・・。


ところが、中国ではとっくに滅んでしまった書物が、なぜか日本に伝わり、陰陽寮で読まれていたそうです。

陰陽寮というのは、7~8世紀ごろにあった政府機関で、天文、暦数、占いなどに関することを司ったお役所で、安倍晴明さんがいたことでも有名ですね~。




中国では消滅してしまっても、なぜか、日本の風土や気質に合っていたのかもしれません。

ひょっとしたら、本家本元の中国よりも、さらに日本で花開いた思想なのかもしれませんね~。


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ここに、五行大義の現代文の訳文があります。(電子書籍のお試しサイトですが・・)


こちらの著者の方は、専門の学者さんでもなく、占い学の研究者でもないようですが、私には一番しっくりくる文章だったので、
参考のため、冒頭部分を張り付けておきます。
    ↓

五行とは万物を生成するもとであり、人の道の始めです。

五行の変化の影響を受けることであらゆるものが生じ、

五行を感じ取って理解することですべての霊(精霊)が生じるのです。

これらの精(精霊)や像(形:形態)が生じるには陰の要素(暗い・冷たい・柔らかい・消極的など)と

陽の要素(明るい・暖かい・硬い・積極的など)が根拠とされます。

まさに、こうゆうことか~!(なぜか猫の目で作った太極図)
    ↓
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こうして五行は精霊と形態に散らばり、天と地に隅々まで行き渡るのです。

それは鬼神の世界と人間の世界とに及びます。

<中略>

天には五行による星の配置(五度)があり、それによって天文、気象といった「現象」を表します。

地には、木木土金水といった五つの要素(五材)があり、物理的な作用をたすけます


五行大義_巻第一




さて、ここから、この中の弧虚理論における空亡(または天中殺)の説明に入ります。

(これは、私が東洋占星術の研究者から聞いて理解できた範疇の話です。)

まずは、またもこの図をみてください。

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実は先生の話は、わかりにくくて・・
子丑と午未は対衝(たいこう)し、対衝する対象を虚といい・・・なーんて説明されたんですが、

タイコウって何なん?
そんな単語知らんし~。(←ちなみに調べてみたけど、どこにも載ってない! 古代中国語か?)


そこで、わかりやすく私の言葉で説明させて頂きます。(←実はこうしないと、私がわからないのだ。)


というのは、目的や夢だったり意志の反映のようなもので、いわゆる目的地と仮定するとわかりやすいかもしれません。

その目的地をつなぐための道だったり、交通手段をとします。

当然ながら、時間的空間とは、弧と虚が織りなして進んでいくことになります。



ところがここで、人にはエネルギーの違いがあるようです。

生まれ持って、エネルギー量が多い人と少ない人がいる。

エネルギー量が満杯の人の方ならば、迷わず目的地にドーンと行けることになります。

ところが、エネルギーが少ないと弱さが出てしまうことも起こりうるようです。


そうゆう人を虚弱と呼ぶらしい。

ほう! 虚のエネルギーが弱いってことから出た言葉だったのか~。


虚弱の人は、俗に「飽きっぽいとか継続ができない人」とされるようです。


しかし、それは同時にプラスにもなることがあります。

目的の弧を、瞬時に把握できるひらめき感覚を持っている。

弱いからこそ、効率的に移動しようする思考回路も生まれる。




常に欠点は長所でもあり、プラスはマイナスにも働くって、ことですね~。

やっぱ、これだよね~。 (←また、出すな!!)
    ↓
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なぜか、この太極図が気に入ってる私。

逆に、虚のエネルギーが多い人は、着実に点と点を結びつけることが出来る為、着実で目的意識が強い人間と言われるけど・・

その反面、目的地が急に変更されちゃったり、予測不能な事故に遭遇すると対処ができなく迷走してしまうこともあるようです。



さて、天中殺(空亡)になると・・・・(めんどくさいから、ここから全部天中殺で統一することにする。)


弧という空間の目的が見えにくい状態になってしまい、

本来、北の子牛天中殺の人だったら、北の子牛に弧を描くはずなのに、その逆の南、午未の方へ描いてしまうことが起こってしまう。

つまり、目的地が東京なのに、なんだか・・仙台に向かっちゃった~みたいなことかもしれない。

エネルギーが強い人だったら、仙台を通り越して札幌まで行っちゃうかもしれない。


だからこそ、天中殺には新しいことをするな!と言われるようになったんでしょうね。



そしてもう一つ、

中には生まれながら天中殺を持って生まれてる人がいるようです。

宿命中殺所有者(3種類あって、生年中殺・生月中殺・日座中殺)と呼ばれる人たちで、弧(目的地)はあるのに、虚(移動手段となる交通手段や道など)が、いっつも霧の中でとっても見えにくいという人だち。


ふーん、じゃあ、霧の中の人たちは、どーなるの?・・と、私は先生に聞いてみた。

その解釈には諸説あって、ひとつには「虚虚の実」という理論があって、逆に彼らは天中殺期間は霧か晴れて見えるのではないかという説。

また、いやいや、見えないものはいつも見えないわけで、更に見えなくなるのではないかという説。



この両論があるそうです。


ド近眼の人が年を取って遠視になったら、相殺されてよく見えるようになるとか、
いやいや、ダブルパンチでさらにひどくなる・・みたいなことかも(笑)


正直なとこ、私はこの両方の説とも、なんだか納得できない。


いつも霧の中だからこそ、何かを見える(感じる)のかもしれないし、

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また「目的地に向かうためには道や交通手段が必須」と考えるのも既成概念に過ぎない気がするんですよね~。



霧の中にいる人もまた、それをプラスに作用させる人とマイナスに作用させる人と大きく別れるのではないだろうか?
以外と霧の中の人の方が、その差が大きく表れたりして・・(なーんて思ったりもします。)

(また、ここでネコ目太極図を出したくなったけど、やめとこう。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからは、まったくの私の解釈です。
思いつきと言った方がいいかもしれません。


私たちは生まれながらに持っている要素があります。

「生まれ持った特質」とでもいいましょうか。。。

それを、ざっくり言うと「占い、そして天中殺の定義を考えてみる」にも述べた通りなので、長くなるのでここでは割愛します。


ある特質を持って生まれるということは、受け入れられないものを生まれながらに持ってることになります。


火は水と合わないように、また、木が金と合わないように。

そして、火の人は火の目的に突っ走ろうとします。
邪魔になる水は排除しようとします。


これがフツウの状態です。


それに待った~!をかけるのが、天中殺って気がするんですよね~。

なんのために?


火の人だったら、自分の持ってない「水」を内部に取り込むために。

そうやって、人はすべての要素を取り込むように設計されているような気がします。



最終的には、人の中にすべての要素を取り入れて1つに調和させるため。

そして、これは一個の人間だけでなく世界観にも通ずるものかもしれません。

なんだか私は、そんな気がして仕方ないんですよね~。




ある本によると、「上手にバランスをとる」と表現されてましたが、私は個人的に、バランスではなく「調和させること」という言葉の方がぴったりきます。


バランスじゃなくって、ハーモニーね!

美しい音を奏でるハーモニーに。

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それが、人が生きる意味でもあり、ひいては世界全体の進む方向なんじゃないかな~。


その具体的方法は、「占い、そして天中殺の定義を考えてみる」にも書いたとおりなので、またも割愛しますが・・


だからこそ天中殺の存在があり、私には、天中殺はありがたいものって思えるんですね。


さて、みなさんは、どのように解釈しますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いずれにしても、五行大義は万物の生成と人の道を説いたものかもしれません。

しかも、ただの精神論ではなく、これだけ論理的に体系立てたものは他にないのかもしれません。


理論物理学者のニールス・ボーアさんや、中国科学史の研究科のジョゼフ・ニーダムさん、深層心理学のカール・ユングさんなど、
多くの欧米人さえ、没頭させたと聞いています。

世界の出来事からアトランティスを思う日

今年に入って、1月31日に、スーパーブルーブラッドムーン(Super Blue Blood Moon)が観測された。

なんとも、長ったらしい名前だけど・・

「スーパームーン」は、月が地球に近づいて、普段よりも大きく明るく見える満月。
「ブルームーン」とは、ひと月で2回目の満月。
さらに、皆既月食の月は、赤黒く輝くことから、血の色の月。



この3つが重なるのは非常に稀とのことで、日本では150年前、1867年頃に観測されたそうだ。

1867年といえば、大政奉還が行われた年で、300年続いた江戸幕府が滅びゆく激動の時代だった。

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行き場のなくなった武士たちは大パニックだったことだろう。

ショックで自死した者、破れかぶれで敵を殺しまくった者。

戦火にまみれ、血なまぐさい事件ばかりだった時代だった。


ふーむ。。。

なんとなく、オカルトチックな事を想像してみた(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2月3日のNEWS WEEKの記事をみると、核兵器についての記事が並んでいた。
(日本のNEWS WEEKは2月5日の記事)

核戦略見直し(NPR)をして、中国、ロシア、北朝鮮への対抗姿勢として、新たな小型核兵器の開発し、核を使用する可能性を明記。


    ↓
TRUMP SEEKS NEW, SMALLER, NUKES TO MAKE ENEMIES THINK HE'D ACTUALLY USE THEM


ロシアがアメリカの沿岸都市を消し去る設計の終末的核兵器を開発


      ↓
RUSSIA DEVELOPS 'DOOMSDAY' NUCLEAR TORPEDO DESIGNED TO WIPE OUT U.S. COASTAL CITIES



オバマさんのときは、いちおう、「核なき世界」を掲げて核の役割縮小を目指したけど、トランプさんになってから、やはり・・大きく変わった。

マ逆な方向へ一直線だ。


この記事によると・・・核兵器を小型にすれば、アメリカが核兵器を本当に使うぞ!ってことを敵国に思わせらるとか、それで抑止力を強化するとか・・まあ、いろいろな言い訳があるらしい。


でも、核兵器は核兵器なわけだし、小型を何発か使えば大型に匹敵するだろうし・・
つまり、合法的に使いたいってことか~?


私にはさっぱり意味わからん!



おまけに、日本政府はアメリカの意向(これから小型核兵器を使っていくぞ!ってこと)に大賛成なんだとか・・。

おいおい! 日本は唯一原爆を経験した国だったはずじゃないの?

やっぱり意味わからん!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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アメリカファースト(天下布武)じゃ~!


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おやかたさま~! サルめは、おやかた様についていきます!

なんだか、この時代とあんまし変わりばえしないような気がする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実際のところ、今後は核を使った戦争に発展していくのか、または、熾烈なサイバー戦争になるのか?
そこらへんはまだ見えてこないらしいが・・


サイバー攻撃なら安心なんて言ってられないのだ。

国が壊滅されるのには変わらない。

それは、キミはどっちの死に方がいいですか?って問題に過ぎないだろう(笑)

サイバー攻撃でインフラがストップすれば、日本には54基だったか?の原発があるわけだし、その冷却システムが使えないとなってしまえば、これまでにないほどの放射能災害に見舞われるという。



ああ、こうやって、アトランティスも滅亡したんだろうか?(←なんで、いきなり!!)


なーんて、またもオカルトチックなことを考えてしまった(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

アトランティス大陸というのは、古代ギリシャの哲学者プラトンが著書『ティマイオス』『クリティアス』の中で記述した、巨大な大陸で、「強大な文明」を築き上げていたという幻の大陸だ。

約1万2000年前までこの地球上に存在していたと言われる大陸のことだ。


ここら辺にあったといわれている。
   ↓
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強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたため、ゼウスの怒りにあって海に沈められたという伝説の大陸だ。


1万2000年前と言えば地球上から大型肉食獣(マンモスなど)が絶滅したといわれている時期と重なる。


まあ、伝説なんだし、オカルトっぽい話だし~、なーんて思っていたら、どうも、そうではないらしいのだ!


どうやら、昨今では実在していたらしい!という方向へ向いてきている。


1960年代あたりからだっただろうか?

数人の科学者たちによって、「こりゃ、アトランティスじゃないか!」というものが続々と海底で発見され続けている。

Atlantis FOUND? Scientists discover ancient city on extremely remote island


それによると、現代の我々の文明とも劣らないか、または、モノによってはそれ以上かもしれない、そりゃもう、高度な文明があったとという。



私たちは昔、古代文明は、「4大文明から」なーんて教わってきたものだったのに、

今では、それより以前にシュメール文明などの高度な文明の存在も明らかにされている。


それを思うと、人類が誕生したのは6500年前ってことさえ、怪しいものだ。


もしも、全面核戦争が起こったか、または巨大隕石の衝突が起こったかすれば、地球のすべてが跡形もなく消滅してしまっていることになる。

だとしたら、それ以前については誰にもわからないということだ。



地球の生命は、ひょっとしたら何度も何度も、跡形もなく消え失せまた新たに生命誕生ということを繰り返してきたのかもしれない。


そりゃまさにホピの言い伝えだ。


ホピによれば、現在の世界は4回目にあたるそうだ。
     ↓
ネイティブアメリカン・ホピ族の神話世界


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人類は気が遠くなるような年月をかけて、せっかく文明を築いても、またいつか衰退し消滅してしまうものなんだろうか?


アトランティスについても、

現代と変わらぬような文明を築いていた。 

強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとした。



どうも、その部分が気になる。


それならば、彼らの意識の上では、現代とほとんど変わらないんじゃないだろうか?


今我々の住む第4世界の意識(ホピによると第4番目)はここにある。
     ↓

●競争社会、階級社会

●結果と効率を追求する世界

●優れた少数によって支配される世界



これこそが、我々の理想の社会とされてきた。


これが一概に悪いとは思わない。

競争社会で、多くの人が一生懸命上を目指さそうとすればするほど、人々の意欲は掻き立てられることになるし、文明はどんどん発展するだろう。

実際、そうなってきたのだから。


しかし、問題はこれからの我々の社会が「行きつく先」にある。

我々は、いったい、どこに行きつく?

競争すれば敵を作る。
敵を排除すればするほど、憎しみの想念は膨れ上がる。

また、どんなに努力を重ねて能力があったとしても、上には上がれない人も出てくる。
彼らは、ますます、ネガティブ想念に陥ることになる。
それは、精神疾患や犯罪をも引き起こす。

それを力で取り締まれば取り締まるほど、さらにネガティブ想念の渦が広がる。

結果と効率を追求すればするほど自然破壊を招く。




まさに、そんな世界が出来上がっていく。


じゃあ、どうすりゃよかったんだ?


たぶん、競争で人の意欲を煽ることからして間違いだったのだ。


本来、多くの人は知的好奇心や探究心を生まれながらに持っていると思う。

また、本来、人は「世の為に、人の為に、役立ちたい!」という欲求も持っているという。
我々の脳は、本来ならば、そこに幸せを感じるメカニズムがあるという。


そういった・・純粋な、人の持つ欲求にフォーカスして社会を作り上げるべきだったんじゃないだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、残念ながら社会の上層部たちは、今も敵を排除しようと躍起になっている。

だからこそ、抑止力がどうとか、小型核兵器だったらどうとか・・って話になるのだろう(笑)


ところで敵ってなんだ?

考え方、思想の違いは敵か?

自分の利益達成を阻害する相手は敵か?

中国、イラン、ロシア、北朝鮮は敵か?
そこに住む国民すべても敵なんだろうか?


残念ながら、現在のトップに立つ人々は、敵の存在を信じて疑わないようだ。

敵を排除すること、敵から守ること・・・彼らが言うのはそればかり。
それが世界平和か?


競争社会を勝ち抜いて上に行った人ほど、現状の意識に固執するものかもしれない。
いや、すでに、それしか見えないのだろう。

うーーむ。
可哀そうに・・ブリンカーを着けられた馬状態じゃないか!
    ↓
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そして、我々はそんな人たちに社会を預けてしまっている。


多くのアメリカ人たちは言う。

「なんで、トランプが大統領になれたんだ?
俺は投票なんかしてないぞ?」

「不正選挙に決まってるだろ?
どうせ、俺たちの知らないところで、なんでもアリなんだぜ。」



そうなのだ・・
一般市民の知らないところで、今やこうやって、社会の上層部は勝手に回ってしまっている。


さらに、そんな人が核爆弾のブリーフケースを持ち歩いて状況でもある。

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大統領権限でボタンを押せば、核兵器は5分ほどで発射できるという。


やっぱり、この社会は、一度リセットしないない限り新しくならないんだろうか?



いつか、こんなことになって、

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こんなんなって、

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また、こんなふうに始まる。

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プラトンによれば、アトランティスは神の怒りによって滅ぼされたそうだけど・・・

破滅や死は、新生となり、

闇は光となるように、

神の怒りは神の愛に通ずるのかもしれない。

占い、そして天中殺の定義を考えてみる

知人の息子さんが、日本の旅行から帰ってきた。

ところが、

日本で有名な占い師さんに運勢鑑定をしてもらったところ、

「できれば一生独身を通した方がいいですよ。」と言われたそうだ。


彼は今、ガールフレンドと結婚しようか~♪って状況になってるらしい。

まさにそんなとき、そりゃあ、さぞ、がっかりだろう。



私は直接本人から聞いたわけではないのだが、お母さんに聞くと、

「日座中殺で家族運なし」の宿命だから、結婚は向かないと言われたそうだ。


ああ! そりゃあ~、算命学だな。

しかも、本に書いてある「星の意味」を丸暗記して説明しているだけか、または・・それをちょっとばかし、デフォルメして仰々しく言っったのかもしれないけど・・・いずれにしても、ろくなもんじゃないな!と思った。(←失礼ながら・・)


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その有名占い師さんの占いが当たるか当たらないか?という以前に、倫理観欠如かもしれない。

一言で言っちゃえば・・・クライアントに対する、思いやりがない、ハートがない、愛が無い。

そんな気がしたのだ。



「それで、息子さんは結婚を取りやめにするの?」

「二人ともラブラブだし・・それは無いと思う。
でも、ひょっとしたら二人は将来的にうまくいかないのかな~って気もしてきてね、なんとなく、私も嫌なカンジになってるのよ。」


と、お母さんは言った。


二人は将来的にうまくいかない?

だから何だ?・・
と、私は思う。

少なくとも、今は幸せの絶頂にいる二人だし、
両親だって喜んでる。


まだ起こってもいない、これから「起こるかもしれない」という不安を煽ってどーする?


たしかに・・

将来、二人に何かが起こって大げんかするかもしれない。
別居や離婚するかもしれない。
逆に、雨降って地固まるかもしれない。


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でも、私にはそれが単純に悪いことだとは思えないのだ。

それによって、お互いに何か大切なことを学ぶチャンスになるかもしれないし、結果的に良き未来につながるかもしれない。

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もしも二人が離婚した場合、この占い師さんは、

ほら、だから私が言ったとおりでしょ?
本にもそう書いてあったんだから。
宿命に出てるんだから。


って言うんだろうか?

だから何だ?・・・と、私は思う。


別居、離婚、失業、破産、病気などは、たしかに人生の荒波だ。
誰だって、好き好んでそんな経験はしたくない!

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だからといって、


「あらかじめ荒波を避けて順風満帆の航海をするためのものが占い」だとしたら、

つまらない人生を構築することへのアドバイスでしかありえない。

そんな人生に、幸せの実感や感動があるんだろうか?



寒風に吹きさらされた経験がなければ春風の心地よさが実感できないのと同じことだ。

こんな景色は見えてこない。。。
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寒風にどう対処して、どうやって自力で春風にするか?

寒風も春風も受け止められるようになること。




そのアドバイスこそが、占い師さんのお仕事だと思っている。

たぶん・・根本的なコンセプトが、この占い師さんと私は違うのだろう(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

西洋占星術、算命学、四柱推命、インド占星術、タロット、数秘術・・・

占いとひと口に言っても実に色々あるわけで、それぞれ奥が深く、それなりに勉強しないとわからないものだ。

ひょっとしたら、一生の勉強にもなるといわれている。



そういった占いというものを、大きく4つにわけると、

命(めい)、卜(ぼく)、相(そう), スピリチュアル(霊)になるそうだ。

◆命(めい)・・誕生日から導き出されるデータを読み解くもので、生まれた時の星の配置をもとに作成されるホロスコープが基本。
東洋・西洋占星術、数秘術、動物占いなど

◆相(そう)・・目に見える対象をサインとして読み解くもの。
姓名判断-字画や音、人相-顔の輪郭、目鼻立ち、ほくろなど、手相、印相とか。
*相はその時々で変わっていく、運命は変わることを前提としている

◆卜(ぼく)・・タロットカード・コイン・おみくじなどで、その時に出たサインを読み解くもの
筮竹(ゼイチク)とか、花びら、亀の甲羅だとか・・そんなのもあったはず。
*選択や決断に関するときにで好まれる。


◆スピリチュアル(霊)・・鑑定人のサイキック能力(霊感)を使う
霊感占い、ヒーラー、スピリチュアルカウンセリングと、言葉は色々ある。




この息子さんが鑑定してもらった占いは、命(めい)の算命学だと思う。


算命学というのは、高尾義政さんという方が戦後の日本で、明末期に三命通会(さんめいつうかい)を著わした萬民英(ばんみんえい)、清代末の徐楽吾(じょ・らくご)の著作を原典として編纂された学問とされている。

五行と通変の調和
https://books.google.com/books?id=bP_bDQAAQBAJ

中国古書には、子平法・三命法・命学・命理と記されており干支暦を基に分析された統計学としても伝えられているそうだ。


高尾義政さんの死後25年以上経っているわけで、今では様々な解釈があり、解釈の違いで流派が生まれたり、なかなか混沌としてしまった部分もあるとか。


故高尾氏が、どのような経路で理論を学び確立したのか? 何を私達に伝えたかったのか?
どういうものにしたかったのか?
という点で、この道の専門家たちでさえ悩むところが多いとも聞く。

そこで、算命学にアルゴリズムを導入して、ITが計算したデータを活用して理論展開を試みようとしているところさえ、あるらしい。




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算命学というのは、四柱推命に通づるところはあるし、また、占星術という点では、西洋占星術にも通ずる部分も多い。


これは、かなり前に私がアップした記事だったけど、天中殺について書いたことがあった。
    ↓
天中殺の意味とドラゴンの考察

星を見ることから始まった占星術と天文学






ずっと前のブログ記事では、天中殺と西洋占星術について書いたことがあったけど、四柱推命と算命学でも違うものがある。、

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四柱推命では空亡(くうぼう)・・・空に帰するって意味らしい

算命学では天中殺(てんちゅうさつ)・・天に誅殺される?(←おいおい、違うだろ!)

と、とにかく言い方から違うからめんどくさい。。。


いずれにしても、十干と十二支を組み合わせである六十干支において、1:1にはならない。
十二支の方が2つ余る。

その時期は、「天が味方してくれない時期」なんだそうだ。
だからこそトラブルが起きやすい時期となり、人生の中でなにか新しいことを起こすと良い結果が生まれない・・というのが通説。

逆に、天界の蓋がないので、「無形(精神的世界)の世界と縁を作ると良い運気になるんだとか。


え? いつもは天が味方してくれてるわけ?
天界の蓋って何?

・・・と、ここでツッコミを入れられても私には、わからん。
通説で言われてることを書いたまでなんで、詳しいことは専門家に聞いてくれ(笑)




ところが、この空亡理論、または天中殺というものは、なかなか専門家でも判断には頭を悩ますところらしく、
「弧虚理論」(こきょりろん)というものがあるそうだ。


弧虚とは東洋史観の時系列思想らしく・・(←なんのこっちゃ?)

弧というスポットがあり、その間を繋げる空間が虚なんだそーだ。




手っ取り早く言えば・・こんなことらしい。
     ↓

「天中殺=空亡=弧」

「虚=空間がない」
だから思考は弧に向かう。

それも、「向かい合っていて互いに衝突し合う関係」の方の弧へ向かうことが運勢アップの秘訣となる。



ないものはないんだから、無いものねだりしてるよりも、いっその事、マ逆の弧へ行っちゃった方が運勢がアップするぞ?
みたいな・・(笑)



えっと・・これは、算命学の考え方だったか四柱推命だったか、ちょっと私も記憶があいまいだ。。。
算命学と四柱推命では弧と虚の意味の捉え方に若干の違いがあるそうなのだ。

とにかく、このように天中殺1つとっても解釈の違いがあるわけだし、この理論を考え執筆した人が故人となってる以上、聞きようがない。
そもそも、その理論が正しかったかどうかもわからないのだ。


学問としてみると、実に奥深いものだ。


そもそも東洋占星術は、

万物を陰と陽で分類 + 世界は5つの要素でできている(木火土金水) ⇒ 陰陽五行思想


これらがお互いにどのように関係し、どのように流れるかで判断する


関係とは、

●対等な関係:比和
木と木
火と火
土と土
金と金
水と水

*対等ってことは、複数になるとその性質は強まることになりそう。。

●サポート関係: 相生

木は火の勢いを強くし、
火が燃えれば炭はとなり土に返り、
土は鉱物(金)を生じて、
金は凝固熱により水を生じ、
水は木を育てる。


●コントロ-ル関係: 相克(そうこく)

木は土の養分で成長し土は痩せる。
火は金属を溶かし変形させる。
土は水に形を与えたり流れをコントロールする。
金は道具となって木を切り倒す。
水は火の勢いを削ぐ。


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基本は、対等・サポート・コントロールの3つ関係の組み合わせで物事をみていくことにある。




流れとは(循環)

春に種子が芽をだし

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夏に育ち、

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秋に実り

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冬は大地が休み養分を蓄える

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まさに暦道に通づる。

間違った時期に種を巻いても収穫はできないものだ。

東洋占星術の基本は、「関係」と「流れ」


実に、シンプルだ!

しかし、シンプルだからこそ、奥が深いのかもしれない。


そういえば、オセロや将棋だってルールはシンプルだ。
すぐに覚えられる。

猫でもできる! (←違う!!)
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しかし、プロになってみると、プロ同士の差は、はかり知れないほど大きいと言われる世界だ。

シンプルなものこそ、複雑な事象を説明できるのかもしれない。


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さて、そんなことよりも、

我々が占いをどのように活用するか?


それには、まず、自分を知るべし

「自分を見つめ、資質や強みを知りそれを人生に活かすこと」にあると思う。

己を知らなきゃなんにも始まらないから・・。


自分自身のベースになるコアな本質
    ↓

樹木:マイペース、自立心が強い、頑固

草花:しなやか、協調性、社交的

太陽:自然体、陽気、楽天的

灯火:鋭い感性、豊かな感受性、繊細

山岳:現実的、抱擁力、博愛

大地:庶民的、堅実、優しい癒し

金属:行動力、正義感、芯の強さ

宝石:品格、プライド、責任感

海洋:自由、探究心、流動性

雨露:知性、分析力、慈愛




これは、だいたいどこのサイトを見ても似たようなキーワードが書かれている。

ときには長所とも欠点ともなるものだ。


さて、自分はどんな特質があるのか?
まずは、冷静に自分をみつめて謙虚に真実の自己を受け入れることだろう。



しかし、ここからが問題かもしれない。

ここまでわかったところで・・・それをどのように使い、どのように人生に活かしていくか?

もちろん、そんなことは自分で考え自分で決めるべきことだ。


だけど、いくら考えてもどうしたらいいいのかわからない!
動けない! でも、決断を迫られれてる。。。

ああ!もう!!


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だからこそ、占い師さんに鑑定をお願いするんだと思う。

それは、よーくわかる。



ここで、当たる占い師さんと当たらない占い師さんの違いが出てくることになる。

それは、占い師さんの「解釈力」の違い・・・だと私は思っている。

それこそが占い師さんの力量だと思う。

先ほどの東洋占星術でいえば、「他との関係と流れをどう解釈するか」によって違ってくる。

解釈するということは、

分析力、
イマジネーション
インスピレーション



が要求されることだと思う。


当然、本(テキスト)どうりの事を述べるだけであっては、解釈なんてできるわけがない。

もちろん知識は必要だけど・・鑑定するときの決め手は文献の中ではみつからないのだ。

人は一人ひとり違う。
データをもとにした統計学で鑑定ができるわけない。


分析し想像力と直観力を駆使できなければ、おそらく鑑定なんてできない。

もうひとつ、必要なことは、クライアントに対する愛だ。

なんとか助けてあげたいと真摯に願える気持ちがなけりゃムリ。



中には、クライアントさんの方が、占い師さんよりも、ずーーと分析力、イマジネーション、インスピレーションに長けてる人がいて、

ちょっとしたお手伝い・・つまり、パニック状態を解消して考えすぎて疲れた頭をクリアーにするお手伝いをしただけで・・

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あ!っと、自分で気がついて見えてしまう人もいる(笑)


たぶん、これが本来の姿なんだろうなあ、と思うのだ。

人生は自分で考え、切り開くものでしかない。

そして、誰でも、自分でみつけられる力を持っているはずだ。


むしろ、自分のことは自分が一番よく知っているはずなんだから。

それには、占い師さん側同様に、分析力、イマジネーション&インスピレーションを使うことだ。



ん?使えないって?


そうゆうときこそ、リラックスして一度ニュートラルにすることなんじゃないかな。


最近の記事にもアップしてるんで、この内容ともダブルことだけど、
     ↓
ストレスの正体

腹式呼吸して瞑想するもよし・・とにかく無にすること。


こうすると、占い師さんの力量も見えてくるし・・いや、それよりも自分で解決できちゃうかも(笑)


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ここで、またも頭をよぎる、天中殺について

もしも、天中殺というのもがあるとすれば、

ニュートラルになる時期を示唆してるんじゃないかな?

と、私は勝手に解釈してる。


多くの人は、いつも「二元論の間の横跳び状態」をしてるだけなのかもしれない。

これは、ストレスの正体にも書いたとおりなんだけど、もう一度ここで言うと・・

1.快・・・正しい、 喜び、楽しさなど

2.不快・・・悪、偽り、怒り、不満、憂鬱など

3.快でも不快でもないニュートラル状態



いつも現実的なプラス方向を求めて、3を自ら作らない状態のこと。


だからこそ、2か月でまとめてニュートラルを強いられる時期がやってきてしまうのかもしれない。

でも・・なんでそんな現象が起きるんだ?

そこはわからない。。。


ただ・・・

私自身に関していえば、天中殺なんてない!
過去にもなかった!

いや、言い方を買えれば・・いつも天中殺かもしれない(笑)

毎日天中殺!(笑)



ただ・・・私の中では毎日現実社会を突っ走りつつも、精神をニュートラルにする時間も作っている。

肉体も現実も精神も心や魂も・・・すべて毎日一緒にするように心がけている。


若い頃の自分を振り返ると、

いつも新しいことばかりに挑戦してたし、毎日がイレギュラーだったし・・それが私の日常だったわけだから・・

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うーん、やっぱり、毎日が天中殺だったのかもしれないなあ(笑)


しかし、今は現実性と精神性は、いつも、毎日あるし・・そうなると、どうなるんだろ?

ま、詳しい研究は、専門家に任せることにしよう。



・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここらでまとめてみよう。

占いというものは、世界各国に紀元前から存在してるもので、実に奥が深い。

立派な学問でもある。

でも学問と鑑定とは違う。



知識、分析力、イマジネーション&インスピレーションを駆使しなければ見えてこない。


それは、占い師であってもクライアントも同じ。

占い師さんは、多くの専門知識を持っていることが大きく違う点。

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あ、もう一つ、

スピリチュアル占いをする、サイキックならば見えることだけを伝えればいい!
それって、ラクじゃん!・・・と言う人がいたので、これについてもひとこと。

そりゃ、大きな間違いだ!

結構、こうゆうヒーラーも多いのは事実(笑)
見る能力はあるんだけど、分析、理解ができてないため、解釈を間違ってるってタイプ



知識が無ければ見えた映像が、どこの何かもわからないだろうし、分析力が無ければ、暗示するところもわからない。

それは解釈を間違えることに繋がる。

何事も勉強は不可欠なのだ。
同時に感性も!


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人生は自分で感じて判断して作っていくもの。

チャンスも、運気の流れも、相性も自分で感じるもの!


何も感じなければないのと同じだ。


結局のところ、それを肝に念じてない限り、良い占い師さんにも出会えないものかもしれない。

なんだか、そんなふうに思っている(笑)

はるかに自由だったかもしれない戦国の世

「もしもタイムマシンで過去に行けるとしたら、どの時代に行ってみたいか?」という記事があった。

アメリカの高校生に向けての質問で、その答えはさまざまだ。

If you could go in a time machine, what era in history would you like to visit?

●南北戦争時代・・当時の人々を知りたい

●9-11の起こる前・・・誰が何のために起こしたかを調査するため

●50年代・・・カラフルなドレスや水玉の時代で、おしゃれの原点を感じる

●イエスが地上を歩いていた時代・・彼がどのような人物だったかを知りたい

●コロンブスがやってきた時代・・彼がインディアンをどのように扱ったか真実がみたい

●1776年に13植民地がイギリスから独立したとき・・・最初の大統領に投票することができ、素晴らしい経験になるだろうから。

その他、ビクトリア朝時代、ジュラ紀、バッハの音楽の時代、などなど。




なかには、こんな事を言ってる高校生もいる。
      ↓

今日の世界は多くの点で悲劇しかない。貧困、人種主義、そして人々の飽くなき貪欲。
現在の人々は貪欲に溺れてしまっている。
そういったものとは無縁の世界へ訪れてみたい。 もしも、今まで存在していたなら。




そりゃ、無理だね!

ユートピアの世界は行った先で人が作るしかないんだから。


と、大人の私はつい思ってしまう。



これは高校の授業の一環だったらしいが、なかなか面白い試みだと思う。

私が高校生の頃、日本にいた頃、こんな授業はなかったなあ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

じゃあ、もしもタイムマシンで過去に行き、

戻って来られないとしたら?
どの時代に住みたい?


さて、あなただったら、どう答える?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以前、私もそんなことを、ぼんやりと考えていたときがあった。


私があこがれたのは、日本の戦国時代だ。

戦国時代で一介の庶民に生まれて、そこで活き活きと生きたい!と。

当時の私はうつ病だったせいもあって、よけい、そんな時代に憧れたのかもしれない(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戦国時代なんて、寿命は今よりもはるかに短命だ。

信長さんの敦盛じゃないけど・・人生50年~♪ だし・・

なぜか・・信長協奏曲より
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それよりも先に、殺されるか病気で死ぬ危険度も高いだろう。


だけど、いい事もある。

何よりも、自由に生きられる時代だった・・・と思う。


どんな貧しい生まれだったとしても、自分の才覚ひとつでチャレンジが可能だった時代だと思う。


一国一城を目指した人なら・・・

油売りから美濃の国主になった斎藤道三さん

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目薬売りから、播磨の国人となった黒田重隆さん (黒田官兵衛のおじいさんだね。)

一番の有名どころでは、農民出身で天下人になっちゃった秀吉さん

こういった人は数限りない。


しかも国主は戦だけ強ければいいってものじゃあない。

農業・商業ともに、自分の領地を豊かにできなきゃ、戦の資金だって稼げない!
家臣からも見放される・・・。

マルチな才能が要求されるわけだけど、その分、やる気満々の人なら、やりがいもありそうだ。

斎藤道三さんの作った美濃の城下は、そりゃもう栄えた町だったそうだよ。

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または、学問の道を志すってのもいいかもしれない。

もっとも・・当時の学者は、仏門に入ってた人がほとんどだったらしいけど・・

戦国時代まで寺では宗派に囚われることもなく、僧侶は自由に複数の宗派の教学を学べたそうだ。

むろん、あらゆる面で幅広い知識を持ち科学者もいたし、軍事技術や兵法を極めたものもいたという。

彼らは教師にもなり、また戦国武将のブレーンとして参謀役を務めることもあったため、武将の子は幼い頃から寺で学ばされる事が多かったそうだ。

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有名な人といえば、こんな人たちだ。

快川(かいせん)和尚・・・武田信玄が幼い頃に学んだ師匠だ。

心頭滅却すれば火も亦た涼しだったっけ~?


安国寺恵瓊(あんこくじ えけい)・・・毛利元就さんとこのブレーンとしても有名で外交を一手に引き受けていた。

太原 雪斎(たいげん せっさい)・・・今川義元さんのとこのブレーンだ。

虎哉(こさい)和尚・・・幼少の頃から伊達政宗さんの師となった。


彼らの中には国主とともに戦場で戦う人もいれば、学者として研究に専念した人もいたし、また、諸国をめぐってさらに見分を広めた人たちもいたようだ。



商人になるのも悪くない。

堺の商人などは、明との貿易船で豪商になり、のちに茶の湯を広めた文化人になった人もいる。

今井 宗久(いまい そうきゅう)さんは有名だけど、この人だって最初は、皮製品を売り歩いて財を成したという。



芸能に進むならば・・猿楽一座などに入って芸を磨く道もあっただろう。

舞は寺社とも結びつき、奉納祈願では行われていたようだから需要も多かったことだろう。

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白拍子は鎌倉時代頃からだったと思うけど、たしか出雲阿国は戦国の末期だったんじゃないかな?

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当時に女として生まれたなら、独り立ちするのは芸の道くらいしかないと思うのは間違いだ。

馬術、剣術、戦略に長けていた人も珍しくなかったようだ。

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伊達政宗のお母さんだった義姫、また、映画「のぼうの城」にも登場する甲斐姫、信長に歯向かった死んだおつやの方なんて人もいたし・・

今川義元の母、寿桂尼(じゅけいに)さんは、今川家を牛耳っていたことでも有名な人。


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・・・・・・・・・・・・・・

こうやってみていくと、戦国時代は規制も少なく自由だったことは確かだろう。

群雄割拠の時代で全国統一がされていないのだから。


生まれた環境から抜け出して、新たな新天地を求めることも可能だったってわけだ。

なんといっても、下剋上は当たり前の時代・・・出自、身分、育ちも関係ない。


下剋上というと、戦後生まれの人の中には悪いイメージを持つ人も多いと聞くが、これは良い悪いの問題ではない。

時代における考え方の一つに過ぎない。


アホな主君に見切りをつけて、さっさと有能な主君につくのもアリ。

または、見つかるまで、フリーターとなって捜し歩くのもアリ。

もちろん、人によっては、アホ城主にも忠誠を誓い生涯見放さず、共に果てた人もいる。

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どれもアリなのだ。


しかし、江戸時代以降では、相手がどうであれ生涯忠誠を誓うことを、「忠義」と言って褒めたたえる傾向になっった。 
為政者は、あえてそうでもしなければ、我が家を危うくしただろうからね~。


戦国時代の常識とは違っていたのだ。

「選択する」ことは、むしろ才覚のひとつ・・・というのが当時の常識。
「策略」「裏切り」も、戦術のひとつ。




さらに、「どこの馬の骨ともつかないアウトロー」で」あっても、ちゃーんと召し抱えてくれるところもあったのだ。

だから、世の中捨てたもんじゃない!


その有名どころは、織田信長さん

能力があれば、出自なんてどーでもいいという考え方の人。

彼自身もまた名門の血筋でもなかったし、若いころは「うつけ」と呼ばれるほどの人だったわけだから、当然だろうけど。




昔の言葉に、婆娑羅(バサラ)、うつけ、かぶき・・なーんてのがある。


婆娑羅(バサラ)とは、

身分秩序を無視して実力主義的であり、公家や天皇といった名ばかりの時の権威を軽んじて嘲笑・反撥し、奢侈で派手な振る舞いや、粋で華美な服装を好む美意識。

室町時代初期(南北朝時代)に流行し、後の戦国時代における下克上の風潮の萌芽ともなった。

*ただし戦国時代の頃になると、史料には「うつけ」や「カブキ」は出てくるが、「婆娑羅」およびそれに類する表現は全くと言っていいほどなくなった




これは、陣内孝則さん演じる佐々木道誉だったけど・・着物も右のフツーの人のものより、斬新でおしゃれなのを演出してる(笑)
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動乱前夜の室町末期には、婆娑羅(バサラ)が現れ、

それが、信長に受け継ぎ、また、秀吉さんにも受け継がれていく。


秀吉さんもまた、「かぶきもの」だった伊達政宗さんやら、前田慶次さんが大のお気に入りだったという。


ただし、ただの「目立ちたがり屋のアホ」だったら、そりゃ無理ってもんだろう。

それこそ、ただの「うざい存在」になる。
そりゃあ、おそらく真っ先に抹殺されちゃったと思う。。。


彼らは、秀でた人物であり、しかも、「既成概念にとらわれず自分を押し通す」という姿勢があったからこそ、

「うつけ思考」の信長さんや秀吉さんには、好まれたんだろう。




いつのまにか豊臣政権になると・・

それまで清和源氏の血筋と言われた、今川、武田、北条、朝倉などの名門武将たちはことごとく滅亡。

大名となったのは、豊臣恩顧の武将たち。 
それぞれ秀吉が子供の頃に気に入って、あちらこちらで拾ってきたような子だったから、名門のはずがない。



徳川さんになってもその傾向が続く。

そりゃそうだ!

徳川家康さんだって、もともとは、三河の土豪だった松平さん家の出に過ぎない。

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はいはい! そうでしたね・・自分で薬草調合してまいたっけね?


しかし、徳川政権が長く続くうちに、
そこから・・また新たな高貴な血筋が作られ、出自や身分を重んじる世となっていく。


だけど、また・・

徳川の世が終わるときには、外様大名の、しかも下級武士たちによって、新政府が作られた。
西郷さん大久保さんも、桂小五郎さん高杉晋作さん(早く亡くなっちゃったけど・・)、それと、坂本龍馬さんも上げとこうか~。

みーんな下級武士だった。

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畑仕事もする自給自足の武士たちが多かったという。


ある一定時期を過ぎると、いつの時代も、こうやってまた変わっていく。



天下統一されてる間は、出自が重んじられるし、権力とカネのみがモノを言う時代となる。

この2つか、2つに1つでも持っていない限りは、自由はなかなか手に入らないものとなる(笑)



今の時代は、ある意味において・・戦国時代よりも生きにくい時代だ。

とくに、枠をはみ出して生きることはずーーと難しい。


「何を言う? 今の先進国は文明もあり、民主主義で自由の世じゃないか!」

なーんて本気で思ってる人がいるとしたら・・こっちの高校生の方が現実を見ている。

「悲劇しかない現代、貧困、人種主義、そして人々の飽くなき貪欲」と言った高校生。




実際地球上に戦火は絶えないわけだし・・

殺人は罪といいながら、大義名分を掲げれば堂々と殺人もOKだし、

めんどくさければ、秘密裡に抹殺してしまえば罪にも問われない。

もちろん、秘密裡が成功するのは権力を持つ「限られた人」だろうけど。




アメリカの砂漠には、そういった死体がいくつも転がっているという。

「監察医が明かす、自殺の90パーセントは他殺」なーんて話も聞く(笑)

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現代を生き抜くとしたら、権力とカネに逆らわないこと

逆に、従順になって認められれば出世の道が開けるかも。





なーんてことを思ったら、バサラ、うつけ、かぶきの道は閉ざされたも同然。

ごり押しして抹殺されるか、抑え込んでうつ病にでもなるしかないのかも・・・。

・・・うつ病時代の私は、そんな事を思ったりもしたものだ。



ところが、元気になった私は、「だからこそ、現代もまた面白い!」と思えるようになった。


結局、私のうつ病は、現代の既成概念をベースにどうやって生きようか?なーんて、

うだうだと悩んでいたに過ぎなかったようだ。


本物の「バサラ、うつけ、かぶき」は、そんなことは考えてもみない。

自分の信念で生きる。
危険が迫れば野生のカンで回避するだけ
それでもし、抹殺されれば潔く受け止める覚悟はいつもある。


なーんだ!

それだけのことだったんだ~!

世の中が合わなきゃ、それを変えればいいんだ!って思うようにもなった(←おいおい)

一匹狼でもちっとも構わない。



そんなことを気づかせてくれたきっかけは、やっぱり、戦国時代というものを知ったせいかもしれない。



歴史は面白い。


今までの既成概念が壊され常に新しくなっていく、その繰り返しだ。

しかもぶっ潰すのは、いつも既成概念を持たない一般庶民から。



「既成概念崩壊現象」・・そんなのは、もちろん日本に限ったことではない。


アメリカでは、白人のプロテスタントしか大統領になれないってのが、かつての常識だったのに、


アイリッシュのカトリックが大統領になってしまった・・・ケネディーが初。
(アイリッシュというだけで差別を受けてた時代もあったのに・・)

さらに、黒人大統領も産出した・・・・オバマが初。



マイノリティーや異分子に風当りが強いのは、どこの国でもどこの時代でも、それは同じことのようだ。

世の常なのだ。


自由だった戦国の世でさえ、そりゃあ風当りが強かっただろう。

ただ、「バサラ、うつけ、かぶき者たち」は、そんなことに気にも留めなかっただけだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここ数年で、世界はまた新たに変わろうとしている。

室町時代末期、幕末の様相とも似てきているかもしれない。



さて、今度はどうなっていくんだろう?

戌年だし~、 うちの愛犬とともに見届けようと思う。

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ん? 愛犬なんていないし、この画像は違うだろ!

いいんだ! これは昨日の夢で見たビジョンなのだから(私)

チベットの諺_健康の秘訣

チベット人は話をするとき、諺から引用することが多いそうだ。

ダライラマさんのスピーチも、そういった引用が実に多いとか。



たまたま、こんなチベットの諺を見つけた!
     ↓
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健康の秘訣

食は半分、2倍歩き、3倍笑うこと、愛は限りなく!



なーるほど・・たしかに!


健康法とかストレスをどうするとか・・・そんなことをクダクダ言ってるようりも、ずーーとシンプルに的を得た言葉かもしれない。




チベットには行った事がない。

昔モンゴルへ旅行したとき、草原の中に佇むチベット寺院を見て・・チベットへ思いを馳せたことがあった。
よーし! 次は、チベットへ行ってみようと!

ところが、行くチャンスにはついに訪れなかった。。。


結局、私は映画や小説の中のチベットしか知らない。

チベットといえば・・ブラッド・ピッドの古い映画だ。
    ↓
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これは、オーストラリアの登山家、ハインリヒ・ハラー(Heinrich Harrer)の実話をもとにして製作されたという。

彼は子供の頃のダライ・ラマ14世と交流を持った経験のある、数少ない人物と言われている。


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チベット寺院の画像をいくつか覗いてみた。

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寺院には、野良猫も自由に出入りできるらしい(笑)

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そういえば、ネコはまさに、「天上天下唯我独尊」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

健康の秘訣
食は半分、2倍歩き、3倍笑うこと、愛は限りなく!


私もこれを実践してみようと思ったけど・・・

問題は、食は半分!?

こりゃ、厳しい。。。

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ストレスの正体

前回のブログでアップしたとおり、

ネガティブパワー・マックス男と電話で話すことになった日から、ストレスってなんだ?とずっと考えたり調べたりしてました。


まずは、最近ストレスを感じてる人がいったいどのくらいいるんだろう?と思い、厚生労働省にあったグラフをチェックしたところ・・

悩みやストレスの有無別構成割合 (12歳以上)
    ↓
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厚生労働省_悩みやストレスの状況


これによると半数以上の人がストレスを感じてるようですね。

これは自己診断アンケート結果なので、中にはまったく自覚症状がなくても、かなりストレスフルな人がいるかもしれないことを考慮すると、実際はもっと増えるのかもしれません。



そこで、まず、ストレスの定義を調べてみました。

ストレスとは?


定義: 「外部からの原因によって生体にひずみが生じた状態」

言い換えれば、外部からの刺激、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のこと



ストレスの原因はストレッサー(stresser)と呼ばれていて、ストレスを与える何らかの刺激のこと、つまり、ストレスの原因となっているもののことですね。


ストレッサーの範囲は実に広いんですね~。

暑さ、寒さ、痛み、生理的物質への反応、怒り、苦しみなど、心理的なものもあれば、
大気汚染や食品の添加物、気温の変化、食生活の変化、持病や感染症、バクテリアなど、体内で炎症を起こす恐れのあるもの全てが含まれるようです。

ストレスを感じるとどうなるか?


ストレスを受けると、ホルモン分泌が促進されて、心拍数の増加、血圧の上昇、食欲の低下などがみられるようです。

これは人間だけに限らず、多くの動物にみられる「脳に生じる原始的な反応」なんですね。


脳内で働く神経伝達物質といえば・・代表的なのは、アドレナリン、ドーパミン、セロトニン

ここでちょっと、代表的なこの3つをおさらいしてみます。

●アドレナリンは、外部からの危険やストレスに対して最善の行動を選択しようとするときに働くホルモン。
ストレスに対応するため、血液の供給を増やし筋肉を緊張させたり、心拍数や血圧、血糖値を高める
また、怒りや不安、恐怖などの感情を引き起こす


●ドーパミンは、喜びや快楽を司るホルモン。
夢中になったり感動しているときなどに、快楽物質であるドーパミンが分泌される
学習や運動機能、性機能、向上心などに関係し、達成感による快楽を得ることで、さらなる意欲をもたらす。

 
●セロトニンは、精神を安定させ幸福感を生み出すホルモン。
アドレナリンとドーパミンがバランスよく働くようコントロールする働きを担う。
セロトニンが不足すると、疲れやすく意欲がなくなり、うつ病や不眠症などになりやすいといわれている。



ストレスを感じると、まず・・アドレナリンがどばーと分泌されるってことだと思います。


そして、もうひとつ。

●コルチゾールという、副腎皮質ホルモンが分泌されることも、わかってきたようです。

アドレナリンとコルチゾールが分泌されることで、交感神経、つまり・・闘争・逃避反応が活発になり、逆に副交感神経(安静と消化)が抑制する。



で、どうなるか?っていうと、

一言で言ってしまえば・・心身に「活」を入れてくれる。


よーし! やるぞ~!
イケイケ状態にしてくれるってわけですね~。


覚醒レベルと集中力を高めてくれて、行く手を阻む障害にガンガン対処してくれるようとする。
そのための、肉体的・心理的な準備をしてくれるわけです。


なーんだ・・・ストレスっていいことじゃないか!

そうなんです!
ストレスは決して悪いものじゃない!んですね~。

昨今では「ストレス」という言葉を聞いただけで「悪いもの」とイメージしてしまう人が多いみたいだけど・・

適度なストレッサーがあるからこそ、意欲向上、闘争心、耐久力などがパワーアップするわけだし、私たちはさらに新しいことを学び、人として向上していけるようになるわけです。


ただし・・ここからなんですが・・・。


分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。

コルチゾールは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されている。

海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。



ここからが、悪く作用してしまう問題点が出てくるわけです。

たしかに、免疫力が低下してしまったら、さまざまな病気を引き起こす、引き金にもなってしまうでしょうね~。

心臓疾患、血圧異常、脳梗塞、脳自律神経の乱れ、アレルギーの病気、適応障害、うつ病、蕁麻疹、メニエール病などなど。
もう、あげればキリがない(笑)


さらに、これも最近よく言われてることですが、脳の萎縮
前部帯状回・海馬・扁桃体などを萎縮させちゃうんですね~。

認知症(アルツハイマー)も、どんどん増えてきているわけだし、昨今では若年性アルツハイマすら増えてるようですから。

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In Deepのブログより


ストレスというのは、諸刃の剣なんだと思います。(←自然のモノは、すべてだと思いますが・・)

良くも悪くも作用するもの。

それをいかにうまくプラスに転じるか!ってことだと思います。

うまく働くということは、アドレナリン、ドーパミン、セロトニン、そして、コルチゾールのバランスがよく分泌される状態ということです。



ストレスは、どのように脳に影響を及ぼすのか?

影響を及ぼす部位は、前頭前野だそーです。
    ↓
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そう、これ・・恐怖心とサイキック(霊能力)と脳の関係のところでも、出てきた前頭前野。

脳の前方に広がる領域で、理性や論理的思考を行う場所。
ここが、感情にかかわる部位の扁桃体(へんとうたい)にも影響を与える。



まず、影響されるのは思考力でしょうね~。
そしてそれは記憶力にも影響し、扁桃体(感情部分)にも影響してくる。

こうやって、私たちの体すべてが繋がり影響し合い、一体となってるわけなんですね。



強いストレスがマイナスに働くとどうなるか?

大きく分けて、3つのタイプがあるみたいです。


1.快楽に走ろうとする


強いストレスを受けると、それを解消しようとドーパミンを分泌させようとする行動にでる。
ドーパミンは快楽物質ですからね~。

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このグラフをみると、ストレス解消だ~!と言って、男性は「飲酒」、女性は「食べる」「買い物」に走る傾向があるみたいですね。


しかし・・ドーパミンを使った快楽の効果は、一時的なもののようです。
たぶん、皆さんもお気づきだと思いますが・・(笑)


度をすぎるれば逆に健康を害してしまったり、時間やお金をムダに使ったことに対して後悔しちゃったり、さらに新たなストレスが増す結果になったり・・
もっと怖いのは、依存症になってしまう人もいるようですよ。


2. 論理的に考えて解決しようとする(前頭前野を駆使する)

そもそも、ストレスで影響をまっさきに受けるのが前頭前野なんだから、そこをさらに酷使しちゃえば、そりゃ~いかんでしょ!

こういったタイプは、セロトニン不足に陥って、うつ病、適応障害に向かう傾向が強くなるそうです。
(昔の私は、このタイプでしたね~。 なんせ、根がネガティブ思考なもんで・・)

がーんと落ち込んでるときに、必死になって頭で考え当たって、なーんも良い解決法なんて浮かんでこないもんです!

理路整然と考えれば考えるほど、ますます「ネガティブ方向へ落ちていく」、そんなものじゃないでしょうか?(←私の経験から)


3.ストレスを感じられないタイプ

最近、このタイプが増えてるようです。
「強いストレスを溜めこんでいても、それすら感じない人」


これは、ひょっとして・・一番タチが悪いかもしれませんね。

気がついたときは、倒れて救急車で運ばれちゃうパターンかもしれませんから。


このタイプの人たちは、ひどくなると、暑さ、寒さ・・さえも感じないそうですよ。



でもね、こういった経験は割と誰にもあるんじゃないでしょうか?
    ↓
「何かに集中し過ぎて、一時的に感じなくなる」

たぶん、1点集中するため、他のことがどーでもよくなって感じなくなってしまう現象。
私も、こういった傾向強いです(笑)


作業に集中し過ぎて、周囲の雑音が聞こえなくなったり寒さを感じなかったり・・・作業が終わって始めて、う!寒っ!と気がついたりします。

また、面白い映画を夢中で見てるときとか遊びに夢中のときもそうですね~。

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楽しいことで興奮状態になってると気がつかないって・・・まるで子供ですね~(笑)


でも、こうゆうのは集中している間だけの一時的なものでもあり・・
逆に、ストレスに対する耐性を作る、プラスの方向に働いてくれるのかもしれません。


ところが、問題なのはこっち
    ↓
それほど夢中になったり集中してたわけでもないのに、また、楽しくて興奮状態ってわけでもないのに、感じない。

なぜか、最近は、こうゆうタイプがどんどん増えてるらしいです。


人は本来、どんな人でも例外なく「感じる力」を持って生まれついているはず・・なのに!


感じない=脳が正常に機能しなくなってきている

これは、かなりな状態かもしれません。

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実は最近、まさに、そうゆう人に会いました。
     ↓

7年ぶりだったでしょうか、古い友人3人とご一緒する機会があったんです。

うわあ! 久しぶりだよなあ!と楽しみに出かけたのに・・そのうちの一人が、すっかり変貌を遂げていて、超がっかりという経験をしました。

ルックスが変わったってことじゃないですよ~。 楽しい会話ができない人になっちゃってたんです。

以前は、とっても感度のいい人で、むしろ相手の言わんとすることを即座に理解してしまうし、いつも、はっとさせるようなステキな答えを返してくれるような人でした。

ところが今は、この人、ちゃんと話を聞いてたんかよ?と思うほど・・ちぐはぐで・・
返す言葉は凡庸、しかも、思い込みと偏見の塊みたいなことばっかり。(←さんざんな言い方しちゃいますが、さんざんな思いでした)


ゆとりが全くないカンジで、一緒にいるだけで疲れちゃうんですよね~。

もう一人の友人と、「あの人、昔はあんな人じゃなかったよね~。」
「年をとったら頑固ジジイになるタイプだったんかね~」なんて囁き合ったくらい。

以前は常にユニークな意見を持つ人でもあり、尊敬する人だったんですけどね~。


もうひとつ気がついた事は、かなりの味覚音痴になっていたって事ですね。

グラスの水を一口飲んだだけで、「まずっ! ここのカフェ、水道水を使ってるんじゃない?」と、別の友人が言うほどまずかったのに・・その人だけは、何も感じず、がぶがぶ飲んでたんです。
(*ストレスから味覚障害を起こすことも知られてます)

聞いてみると・・最近は暑さ寒さにも鈍くなってきたとか・・。

「そりゃ、まずいでしょ?」と言うと、

「そんな余計な事は感じなくなったんだから、むしろ良くなったと思ってる。」という答え。



いやはや。

まさに、ストレスを溜め込んでしまってる人を目の当たりにした体験でした。


感性がまったく使えなくなってしまうと、人の真意すら理解できなくなってしまうみたいです。

だから、月並みな事しか言えなくなってしまう。
または、妙に曲解した解釈を導き出してしまう。

理屈に理屈を重ねて本来の目的からどんどん遠ざかっちゃうみたいな(笑)


しばらく会わないうちに、かなりストレスを溜め込んじゃったようです。



これは頭脳派のタイプには多く見られる傾向だそうです。
     ↓

自分で正常な判断ができないため、一般論や多数の意見が正しいように思えてしまう。
ますます思考の迷宮にはまりこみ、出口の無い深みに落ちていく。

自分では何も考えられなくなると人任せになる。
しかも自分では依存してることにも気ずかず、自分の考えが正しいと固執する。



うーーん、まさにこれは変貌してしまった友人の姿、そのものでした。



判断するということは頭だけを使うことじゃないです。 「感じること」でもあるはずです。

頭と心と魂を同時に使えなければ、真実なんて見えないと思います。


でも見えなくなってしまった人が、自分で気がつくことは、それこそ至難の業かもしれません。
他人のアドバイスなんかは、聞く耳さえ持ってくれないことが多いかもしれません。


そうなると、必ず肉体にも影響が表れているはずです。

単純なうっかりミスが増える、物忘れから始まる・・・これは、脳の萎縮の兆候だそうです。
(←でも本人は気がつかないんだろうなあ。)


そこで、

上手にストレスを活かす方法とは?

注: あえて「ストレスを無くすとか」、「ストレスを回避する」なんてことは言いません。
本来、ストレスを無くすとか回避するという考え方自体が違うように思いますので。



まず、感性を使うようにすること(感じること)でしょうが、実はこれすらも出来なくなってしまってる人が多いってことに気がつきました。


なんでだろう?・・・その答えがようやくわかった気がします!


おそらく、ニュートラルな精神状態が作れないから
だと思います。


良いか悪いか?
正しいか間違っているか?
快か不快か?




いつでも、こういった二元論の間を横跳びしてるだけなんじゃないでしょうか?


2つの間を脳も感情も行ったり来たり~。(←ちなみに感性と感情とは違いますからね~)
    ↓
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これじゃあ休まらないわけだし、ストレスがマイナス面にしか作用しなくなっちゃうのも無理ないよなあ~。



心の状態って2つだけじゃないと思うんですよ。


1.快・・・正しい、 喜び、楽しさなど

2.不快・・・悪、偽り、怒り、不満、憂鬱など

3.快でも不快でもないニュートラル状態




ところが最近の人々は、3番目のニュートラル状態をすっかり忘れてしまってる人が多いようにも思います。


ちょっと考えてみると・・ストレスの原因となる、ストレッサーなんてものは、実は昔からあったはずなんですよね。

たとえば、昔のサラリーマンといえば武士です。

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失業中(就活中)はこっち
   ↓
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どっちも、それなりにストレスはあったと思うんですよ~。

しかし、彼らは現代の人よりもずっと、ニュートラルな状況を作り出すことに長けていたんじゃないでしょうか?

そもそも武士ならば・・剣術の稽古は必須。

剣術を極めるためには四戒でしたね~。(←以前のブログ記事でもこれについてアップしてます。)
武士道と刀のスピリチュアル


四戒というのは、驚、懼、疑、惑、の四つのことで、剣道修錬中に、この中の一つでも心中に起こしてはならないという戒めのこと。
剣術は精神修行が一番で、それができない限り上達もしない。



別の言い方をすれば、四戒は「心を無にすること」
さらに言い換えれば・・「ニュートラルな状態を作り出すこと」


おそらく、この時代の人たちの方が、はるかにニュートラル(無)の境地を 日常的に学んでたように思うんです。

また、一般庶民であっても・・・ケイタイも車も、都会の騒音や電気すら通ってない時代ですからね~。

静かに内観する時間はたっぷりあったように思うわけです。

あくまでも私の想像ですが、たぶん、この時代の方が、現代と比較して、ストレスで壊れることは少なかったような気がします。



現代に生きる我々ならば・・少なくとも1日1回程度は、必ずニュートラルな精神状態を作ることが必要な気がします。


さて、それにはどうすればいいのか?

その一番の方法は、「瞑想すること(メディテーション)」って言われてますね(笑)

*最新記事でも、ハーバード大学とマサチューセッツ総合病院の研究結果で「8週間の瞑想によって脳の灰白質が再構築される」と発表されたようです。
詳しくは、こちらの記事で
   ↓
https://indeep.jp/meditation-rebuilds-brain-grey-matter-and-dna/



ところが、私は、瞑想(メディテーション)が実は大の苦手。

何度もトライしたんだけど続かないんですよね(笑)

最近では「正しい瞑想の方法」なんてのは、いーーぱいあるし、そのための呼吸法だとかリラックス方法だとかまで載ってるんですが・・

どうも私は、そういったマニュアルどうりに出来ないんですよね~。(←私の欠点らしい)


そこで、まーーったく「正しい瞑想法」(←何が正しいんだかわかってないんですが・・)というのを完全に無視することにしちゃいました。


こうゆうの、私にはムリ!
   ↓
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まず、私がやったことですが・・

単にイライラしたり不安になったときは、深~く息をして吐き出す(お腹を意識して複式呼吸)だけに集中しました。
お腹に手を置いて、息で膨らんだりへこむのを感じながら・・ですかね。

ほおお・・こんなに膨らむんだ~とか思いながら(笑)

体に溜まった毒素をぜーんぶ吐き出しちゃうイメージで。


これを始めたところ、なかなか気持ち良かったし効果もありましたよ。

ネガティブな気分になりそうになると、これをするだけで、すーーと引いてくカンジでしたから。



次に、色々なことをやってみましたね。

手の平とぐっと握ってみる、次に開いてみる・・そこに意識を向けて感触を感じる。
外に出て、風向きを感じてみる。 場所による温度差を感じてみる。
数種類の水を飲み比べて味の違いを感じてみる。
薄暗いところで自分の手から出ているオーラを見ようと意識を向ける



ただし、こういったことを一生懸命努力してやろう!なんて思ったらダメです。

それこそ、二元論思考の迷宮に入っちゃいますからね~。

ゆーったりと、出来ても出来なくても面白いもんだな~とお気楽感で、しかも「それだけに意識を向けようとする」気持ち。


たしかに面白かったです。


外を歩いていても、一か所だけ温度が違う場所を感じたりするすることもあるし、
風向きが違ってたり渦を巻いてる場所があったり、また、完全に無風になってるところもあったり。

wind feeling


最近毎日やってるのは、528ヘルツのチューナー(音叉)をチーンとやって、ゆっくり息を吐き出す。
(528チューナーは、数年前アマゾンでたしか2000円程度で買ったものです。)

私にとっては、このチューナーの波動が心地いいんですよね~。

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やはり、お腹に手を置いて、息で膨らんだりへこむのを感じながら・・ですかね。



そのほか、なんとなく思いついたことを、その時々でやってます。

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たぶん、それが私の瞑想法であり、ニュートラルな境地に飛んでる時間のようです。

それで何か良くなったことがあるか?と聞かれれば、それが結構あるんですよね~♪


●ネガティブ感情が起こったときは、意識的に自分でニュートラル境地に行けるようになったこと。
戻ってきたときには、頭すっきり、ちゃーんと解決法が見えてるんですよね~。

●やっかいな幽霊さんと遭遇したときにも使えている


それでいて、やっぱり・・夢中になると、一点集中の子供みたいになっちゃうところはそのまま残ってますけど。


そうですね~。

あと、

●毎日にメリハリを感じられるようになったような気がする。


おそらく人から見れば、私ほど平凡でつまんない人生を送ってる人っていないだろうなあ、って思うんだけど・・日々新しいことを発見したり感動したりすることが多くなって、今のとこ、なかなか、スパイシーな日々が送れてるんです。


むしろ、若い頃の方がアクティブなシティーライフを満喫してたはずなのに、なーんか面白い事ないかな~、退屈だな~って常々感じてたような気がします。



これはあくまでも、私の方法に過ぎません。

とにかく大事なことは、どんな方法であれ、1日1度はニュートラルな時間を作ることを心掛けるってことだと思います。


それが出来てはじめて、「頭と心と魂が正常に機能する = ストレスをプラスに活用できる」ことに近づけるんじゃないでしょうか。


こうゆう状態に持っていけさえすれば、自分のストレッサーの正体がだんだん見えてくるでしょうし、自分の体が今何を訴えているのかもわかるようになると思います。


あとは、次のステップがおのずからわかってくる!


その先の方法は、まさに、「人それぞれ」です。

たとえば、こんなことを実践してる人がいます。

こちらは特に肉体面にフォーカスした方法ですが・・

例1:「グルテンフリー」「カゼインフリー」といった食事法を実践することで、体の炎症を減らし副腎への負担を軽くするように改善
した人

グルテンは小麦や大麦、ライ麦などに含まれ、カゼインは乳製品に含まれる。
副腎疲労の患者にはグルテンやカゼインに過敏な人が多く、そうした人がこれらの成分をとると小腸の粘膜が炎症を起こすことがある。




例2:農薬使用や遺伝子組み換え、添加物、化学合成物質などを含む食べ物は、副腎に負担をかける恐れがあるため避けている人

例3: きれいな水を1日1.5~2リットル飲むことを心掛けている人


例4: 睡眠を1日8時間とる人



ただし、すべての人に当てはまる正解なんてものは無いです。

すべての人に当てはまる「正解の食べ物」だってないんです。

(充分な睡眠と水を多く飲むことだけは、ほとんどの人に効果的なようです。
アルツハイマーでも、多くの水を飲むことで治癒した症例が多くあがってます。)



だからこそ、ニュートラルを心掛けて感性を高めて、自分で「感じる」(知る)しかないんだと思うんです。


一般論だとかTVや雑誌で仕入れた知識だとか、お医者様に聞いただけでは・・・やっぱり正解は出ないと思います。

人は個々に違うんですから。

それに・・最近は医療もデータで判断を下す傾向があるようですしね~。

また仮にどんなに優れたドクターであっても、彼らにも彼らなりのしがらみがあるわけで、当たり障りのない事しかアドバイスできないってのが現状です。

「塩分や脂質を控えて、緑黄色野菜や豆腐、納豆などを食べるといいですよ~。」くらいしか言えないんですよね。

「XXX社の納豆はこんだけXXという添加物が混入してますから、XX社のものを食べた方がいいですよ~。」

なーんて言えるわけないですからね~(笑)

政府が許可しちゃってることに異を唱えることは出来ないだろうし、それは完全な営業妨害になちゃいますからもんね~。



今は、こうゆう時代だってことをお忘れなく。

だからこそ、丸投げで他に依存してしまうようになると、ますます、ストレスが加速度的に悪い方向へ行っちゃうのかもしれません。


何度も言うけど、頭と魂と心で判断したことが、一番「あなた自身にとっての正解」なはずです。


逆に、まだ正解が判断できない状態で、「多くの人がやってるから」というだけで、なーんとなく安心して右に倣えをしてしまう心理の方に、私は違和感を覚えてしまいます。

それこそ壊れつつある兆候かもしれません。
残念なことに、こうゆう人たちが実に多いみたいです。


結局のところ、心も体も調和することなんじゃないかって思うんですよね。

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最近では、マインドフルネスなんて言葉も使われるようになってきたようですが・・

マインドフルネスは、今この瞬間の自分に注意を向けること
すべてのものをあるがままに受け入れることである。




調和するということは、排除することじゃないんですよね~。

ドロドロしたネガティブ感情も、病気の症状も、悪影響を及ぼすストレスも!
何もかも自分にあるものは、まず認めて受け入れる。


さっきも言ったとおり、二元論に陥った人たちは、良いか悪いかで判断しちゃいがちです。
白か黒か、ALL or NOTHINGって具合に。

そして悪いとジャッジすると、それを排除しようとする!

風邪ひいて鼻水が出たから、鼻水は悪者扱い!薬で鼻水を止めてしまえ~ってのと同じ発想って気がします。


受け入れたずべてに折り合いをつけて調和させていく(気の流れをよくするということかもしれません)




それが調和だと思います。

さらに、調和のベースにあるものは、愛だと思ってます。


自分自身の中で調和できてはじめて、外界や自然と調和もできるようになっていく・・・そんな気がします。

たぶん、そこらへんに私たちが生きていく意味があるのかもしれませんね。


自分自身を調和させつつ、自分の目的に向かってスロットル全開で行きたいものです。

ネガティブパワー・マックス男と電話で話すことになった日

仕事に関することで、ある男性から電話をもらった。


その人は50代の日本人男性だった。
何度かメールの問い合わせだけのやりとりだけで、もちろん会ったことはない人だ。


仕事の話が終わると、ちょっとした世間話があって・・

「日本での出身はどちらですか? え? 東京、中野ですか~、奇遇ですね~。私もです!」
なーんて話から・・・

彼は、なんと自分のプライベートな話をしはじめた。


それも、彼の夫婦間の問題についてだ!

やれやれ。 なんでそんな話を他人の私にする?



それは、こんな内容だった。
   ↓

彼の妻は、ある日突然、「私は自分の仕事に専念することにしたから、家事一切やりません!今後は自分でやってください!」
と宣言したという。

それ以来、お互いが別の部屋に籠り、もちろん、食事も掃除も、すべて別々に各自がすることになった。


それでも、キッチンやトイレなどの共有スペースはあるわけだし、妻はずぼらでいい加減で、掃除をしない。
家の中が汚れてもまったく意に介さない。

結局、キレイ好きの彼ばかりが掃除する羽目になった。

それを妻に注意すると、何倍にもなって帰ってくる始末。

それだけじゃない。

どうしても話さなければならないような用事、そのすべてに関して・・話しをすれば、いつも喧嘩になり、妻はきまって夫をバカにした態度をとり、ひどい暴言を吐く。

それにブチ切れて、彼は必ず、ヤケ酒を飲む生活をしているという。

そーんな話だった。

いやはや、相当なストレス・マックス男だ!


ストレス男: 「もう、こんな生活を10年も続けてるんだぜ!
若い頃の妻は、おとなしくて従順だったし、ちゃんと夫を立ててくれるような女だったのに・・。
アイツは、自分でビジネスを始めて、自分の方が稼ぎがよくなったんで、完全に俺をバカにするようになったんだ!
時々、あいつの顔を見るたびに、絞め殺してやりたい!って思うね!」

こういったことを、このストレス男は、がむしゃらにしゃべり続けた。

まるで機銃掃射みたいな話っぷりだ。

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いやあ、疲れる。。。


そのうち、だんだん電話にノイズが入るようになり、聞こえずらくなってきた。

と思ったとたん、ついに回線がブチっと切れたのだ。


あ~やっぱりなあ(笑)

霊現象のときは、電話にノイズが入って切れてしまうってことがよく起こる (←これは私の過去の経験から)

霊でなくても、こういったネガティブ(悪意)意識が炸裂すると、同じような現象が起きるんだなあ~!
・・と、ここで学んだ私(笑)



それから、1分もたたないうちに、また、彼から電話がかかってきた。

わざわざ、また電話してくれなくても、いいのになあ~!

ストレス男: 「すいません。 私の電話、よく切れるんですよね~。
仕事中、外ではあまり切れないんですけど。」


そりゃ、そうだろ! 
その原因は、アンタだよ!


と、心で思いながら・・・さて、

そりゃあ、大変ですけど、ま、がんばってくださいね、と、もう、会話を終わらせてしまうのが妥当だろう・・と思った矢先、

そのときだった。

正直にキミからズバリ、彼に言ってあげてくれよ!と誰かに頼まれた気がしたのだ。


あー、めんどくさい!と、思いながら・・なぜか、お人良しにも、話につきあってあげる私。


私: 「家にいるとき、電話が切れるのは、あなたのせいだと思うよ。
イライラしたり、怒ってるときに切れると思うよ。 あなたの悪い気が入るから。」


ずばっと言ってのけた。。。


さらに、人の持つ「気」についても説明をしたのだが・・


彼は納得してくれたのかしないのか・・

半信半疑で、「ふーーん、そうですか~!」と、まるで興味のない様子。

こいつ、ちっとも私の話を聞いてないな。

そんなことは、彼にとってはどーでもいい事なんだろう。



そこで、今度は核心に触れた質問をする。

私: 「じゃあ、あなたが今一番の望むことは何ですか? 率直にどうしたいんですか?」


このストレス男は答える。


ストレス男: 「友達が欲しいんだ。 別に男でも女でもいいんだけどね。 俺は仕事熱心なタチなんで、つい仕事ばっかりの生活になっちゃうんで、一緒に出掛けたり会話を楽しんだり、そういった楽しいことを共有できるような友達が欲しいって思ってるんだ。」

おいおい! そりゃ、逃げだろ!


私:「今のままでは無理だと思う。
それよりも、冷静に夫婦で話し合って二人の関係を改善するか、もしも、それが不可能な場合は、お互いの幸せを願って別居か離婚する方が先だと思う。
そうでなきゃ、良い友人も恋人もできないと思うよ。」
(←またも、ズバズバ言ってる。。。)

友達と言ってたけど・・たぶん、彼は女性の友達、つまり・・恋人か新しい妻を望んでいる気がしたのだ。


それも、家事をせっせとやってくれて従順でかわいいタイプの奥さんとやらを!

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ストレス男: 「妻と話し合う? そんなことは何度もやったけど、結局は大喧嘩になるだけで今さらムダさ。
もう、アイツの顔を見るのも嫌だね。
それと、離婚は何度も考えたけど・・子供が小さかったから子供のために思いとどまったんだ。」


あーあ、子供のためを思うなら、毎日夫婦喧嘩するよりさっさと離婚する方がいいのに~。


私:「今は、子供は成長して学生寮に入ってるんでしょ?」

ストレス男:「そうなんだけど・・。
実は、子供に手が離れたら妻は離婚して出て行く約束だったんだけど、私は仕事があるから、この家から出ないって言いだして出ていかなくなったんだ。 嫌ならアンタが出たら?って・・まったく、どこまで自己中なんだか・・」


私: 「だったら、あなたが出ていく選択肢だってあるんじゃないかな?」


ス男: 「冗談じゃない! 俺が家を出てアパートでも借りるなんてまっぴらだ。」


私: 「それじゃあ、法的手段をとって弁護士に相談すれば?」


ス男:「そうは言ってもねえ、アメリカの手続きはすごく煩雑だし、めんどくさいってことは知ってるだろ!」


おいおい!

ここで話を終わらせるんかい!


私: 「選択肢は3つしかないと思うよ。
1、夫婦で、冷静に話し合うこと・・お互いの要望をよく聞いてお互いに妥協するところも必要。
2.どうしても折り合わないことがわかれば、お互いのためを思って気持ちよく別れる決心をすること。
3.顔もみたくないっていうなら、弁護士に頼んで法的手段をとること。」


ス男: 「いやあ・・そうは言ってもねえ。。。」


そーですか! 


つまり、キミはどれもできない!
どれもしたくない!ってことらしい。。。(←ちょっとイラついてくる私、いかん、いかん!)


私:「そんな生活続けてると、そのうちとんでもない大病するだろうから良くないよ~。」と、今度はちょっと穏やかなトーンで言う。


ス男: 「実は昨年、家で倒れて、しばらく入院するハメになったんだ。」


やっぱり~!

やれやれだ~。

もう、私の話すことは完全になくなった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから、もう二度と彼からは電話はかかってこない。
もちろん、私から連絡する気はサラサラないけど・・。


たぶん、彼は私にこんなことをずけずけと言われたのが嫌だったんだろう(笑)


彼としてみれば、「うん! その気持ちよーくわかるよ! まったく、ひどい奥さんだね~!」と、相槌を打ちながら聞いてくれる人が欲しかったのだろう。


そうやって、彼はまた誰かに電話するんだろうなあ。

黙って愚痴を聞いてくれそうな優しい人に。
大酒を飲みながら・・・。


あ゛~!マジ、うざい!!(←なぜか若者言葉を使いたくなる。)


同時に、ああ、これは、完全に病なんだろうなあ、と気の毒にも思う。


長年溜めてしまったストレスで、彼は正常な判断が何もできなくなってしまっているのだ。


ストレスが溜まった頭は、知らず知らずのうちに、その人を先入観と偏見の塊に変えてしまう。

そうなると、異を唱える人の言葉に耳を傾けることは、できなくなってしまうのだ。


もしも、彼が素直な心で、相手に耳を傾けられるとしたら・・

それは、彼の世界にだけ存在する・・「かわいくて優しくて女らしい人」が出現したときのみ(笑)

しかし、現状の彼に、そんな相手はまず現れない!


自称、俺は若いころから「男の中の男ってタイプ」だって言ってたくらいだから(笑)

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なんか・・違うだろ!


まったく、男らしい男ほど実に弱々しいもの、これ定番。


なんとか、そんな自分に気づき、彼も自ら変わって欲しいものだが・・



ところが、ある人に言わせると・・

「50にもなっちゃえばもう無理だよ! 年をとると考え方にも柔軟性がなくなるから、もう、年寄りは変わりようがないね!」

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なーんだそうだ。



しかし、私にはそうは思わない。

多くの人は何事も「年のせい」で片づけたがるけど・・たぶん、それは違うと思っている。


肉体年齢の年は関係ない。

人は何歳であっても、いつでも変われるし、死ぬまで進歩できるものだと思っている。


それができないのは・・・ストレスを溜めこんできた年月のせいじゃないかな?

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こうやって、我慢が美徳だと思ってる人に限ってストレスを巨大化させてしまう。

苦しいことを頑張ったりムダな闘争心を燃やす人に限って、ストレスを知らず知らずのうちに巨大化させてしまうのだ。


ところが、もし私がそんなことを言えば、そんなの余計なお世話だ!・・と不快に思う人もいることだろう。


たしかに・・おしゃる通り・・人それぞれだ。


中には、自分をとことん痛めつけたい! 限界まで行きたい!って人がいるらしい。
ま、それも結構!


はいはい! 

そういえば・・こーゆー人いましたね。
    ↓
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山中鹿助さん・・・三日月にこう言って、祈ったそーです。


ただし、それには、誰かの為、何かのために・・「自分の命を削ってまでも成し遂げたい何か」を持っている人に限ってのことだと思うのだ。
鹿ちゃんのよーに。

ここまで行くとお見事!
これは、命をかけた信念になるから。


しかし、そこまでのモノが何も無いにも関わらず、必死で頑張ろうとするだけの行為は・・・こりゃ、すでに壊れてしまってるとしか思えないのだ。




彼が10年間で蓄積してしまった毒素を吐き出すには、それなりの時間はかかることだろう。

それにはまず、自分で気づかなければ何も始まらないんだけどね~。


さて、耳を傾けなくなってしまった人に気づかせてあげる方法・・そんな方法を私は知らない。

あとは自然に任せるだけ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のことは、私にとっても、なかなか興味深い経験だったかもしれない。


◆まず、霊現象と同じように、電話にノイズが入りついに電話が切れてしまった現象。

しかし・・もう一度思い返してみると・・やっぱり、彼自身がすでに憑依されていたのかもしれない。

私には彼のネガティブパワーだったのか、後ろに憑いてる人のパワーだったのか判断がつかない。
すでに一体化してるような状態だったのかもしれない。


◆通常だったら、さっさと電話を切りあげるはずの私が、つき合ってあげたこと。
どうみたって、彼のようなタイプは私が苦手とするタイプ・・たとえ、ストレスマックス男になってなかったとしても・・。

これには私自身が驚いている。

なのに、あえて、嫌がられることを承知の上でおせっかいをしてしまった事。



本当に不思議なんだけど、なぜか、それを頼まれた気がしたのだ。

いったい誰に? なんで?


彼の守護霊(ガーディアンエンジェル)だろうか?

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まさか・・守護霊に耳を傾けない人が、私の言葉なんかに耳を傾けるはずはないのに。



でも、こんなおせっかいができるようになったってだけ、私も強くなったってことなんだなあ、と、つくづく思う。

以前の私だったら、ネガティブパワーの持ち主とは必ず距離をおくようにしていたのに。



今の私は、この程度のネガティブパワーには影響されない、という自信がみなぎっている(笑)

どっから来る自信だかわからないけど・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最近はストレスを抱えている人が多いらしい。

ところで、ストレスの正体って何だろう?

次回は、これを考えてみることにしようと思う。

恐怖心とサイキック(霊能力)と脳の関係

「霊感をアップさせて、しかも自分でコントロールできるようになりたいんですけど・・?」

という質問をされた。

おおー!

「自分でコントロールできるようになりたい」ってとこが、気に入った!!



もしも、ただの・・「霊感が強くなりたいんですけど、どうすればいいですか?」って質問のときは、


ごめんなさい!私は、まったく霊感が無いんでわかりましぇん!・・と、常々お断りすることにしてる。。(←冷た過ぎ?)

(**肝試しツアーに行く目的だとか・・人に自慢したいとか・・そんな興味本位目的は嫌なのだ~)


実際、何度も、霊感、直感、第六感などについての記事もアップしてきたと思うし・・今また、最初からすべてを話すパワーもないんで・・お断りしちゃうことにしてる。



しかし、今回は、それとは違う。

なので、私にできることなら、ちゃんとお答えしたい!と思ったのだ。


ところが・・

「さて・・えーとですね~??・・・・」(←自分でもわかってない! こたえられるわけもない(笑)


そうなのだ! 私にもそんな方法はよくわからない!

ただ、それならば一緒に考えてみたいと思う。


・・・・・・・・・・・・・・・

まず、質問者の話を具体的に聞いてみると・・

夢の中で、自分への強いメッセージらしきものを、頻繁に、しかし断片的に聞く(見る?)

それが何なのか、もっと明確に知りたい!という強い欲求がある。

しかし・・・もし、それに関わってしまうと、得体のしれない怖さ、危険のようなものがおそらく自分についてくる気がしてならない。



だから、自分の身を守り、恐怖心をなくすようにコントロールしたい。・・・ってことだそうだ。


おお! すでに、かなりの霊能力を持ってる人じゃないか!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、私とこの相談者で一緒に考えて答えを出したものだ。

この相談者を仮にA君としておこう。


◆何度も同じ夢をみる・・というのは、明らかに、なにかからのメッセージだろう。

たぶん、それは・・知る必要がある。(私もA君も、これは納得)


◆ところが、自分が霊能力不足のため、それをキャッチできない(A君)

いや、違う気がする・・恐怖心からキャッチしたくない!という気持ちが働いて、自分でキャッチしないようにしちゃうんじゃないかな?(私の感想)


ここから二人で、まずは恐怖心について考えだす。

私: 「ねえ、その恐怖心って脳で感じる恐怖? それとも肌で感じる恐怖かな?」

A君:「肌で感じた恐怖だったと思う。」


脳で感じる恐怖と肌か感じる恐怖か、なーんて、・・・たぶん、いきなり、こんな質問をしても、わかってもらえないだろう。


しかし、A君はすごい!

私の言語能力欠落、説明不十分の言葉を、ちゃーんと捉えて答えてくれてる・・。

なんと、直観力(霊感)の優れた人なんだろう・・。



A君: 「もういちど、恐怖心を感じるしくみをおさらいしてみようよ。
 脳の中で、感情にかかわる部位は、扁桃体(へんとうたい)だったよね。」

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http://www.seibutsushi.net/blog/2013/01/1363.html

扁桃体は、何かを見聞きしたとき、それを一瞬のうちに評価する働きがあるんだったよね。

扁桃体は、恐怖感だけでなく・・すべての感情をつかさどる。
感情には、ものごとを「評価する」機能がある。好ましい対象には好意的に、好ましくない対象には不快な感情を発生させる。



ここでちょっと、私自身のためにも、例をあげておさらいをしてみよう。
         ↓

たとえば、幼い頃からのトラウマで、超ゴキブリ嫌いの人がいたとする。(←私のことだけど・・・。)

目の前に、ゴキブリのおもちゃを投げられると・・・

扁桃体がゴキブリ!という判断を下して、危険だ!と判断する。


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すると・・一瞬のうちに、私はぎえええ!と雄たけびをあげて、遠くに逃げる。


つまり、「感情とは扁桃体が下した評価を体に伝えるメッセージのようなもの」と言えるだろう。



私: 「えーっと、今度は・・たしか脳には、その扁桃体の興奮を抑えてくれる働きもあったよね?」

A君:「うん、それは・・前頭前野(ぜんとうぜんや)だね。」


ここにあるそうだ。
   ↓
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脳の前方に広がる領域で、理性や論理的思考を行う場所。

ここが扁桃体にブレーキをかけてくれる。



私: 「なーんだ・・こりゃ、おもちゃだ!と状況判断して、自動的に扁桃体を抑えてくれるってわけだね。
なんとまあ、脳は賢いもんだなあ
(←今さらながらのアホ発言!)
    
 でもさあ、理性や論理的思考をつかさどる前頭前野だって、いつも正しいとは限らない気がするんだよね。 だから脳ばっかりに頼るのは違うって思うんだけど。」


A君: 「そのとおりだよ。 前頭前野には、自動的に抑えるしくみと意図的に抑えるしくみの両方があるそうだよ。

だけど・・人間というのは、ネガティブ感情を意図的に抑えようとしても、抑えようとすればするほどうまくいかないって時があるよね?」



私: 「あるある。。 理性的な人ほど、そうしようとするだろうね~。だけど、うまく働いてくれないって場合だよね。」


A君: 「そうゆうときは、自動的に抑えるしくみに頼るしかないんだよね。・・たぶん、”時が解決する”なんてのも、その働きかもしれないね。
ところが、最近の人は、その機能が正常に働くなってることが多いらしいんだよ。」


私:「え? 脳の自動制御装置が働かなくなっちゃう? なんで~?」


A君:「多くの原因は現代人のストレスって言われている。
自動制御能を下げてしまう要因の一番はストレス。 

頭が疲労困憊すると、感情も暴走しがちになるってことさ。
だからキレやすい人間も増えるし・・・そこで、キレることを抑えれば、今度はもっと別の弊害が生じることになるってわけだよ。」


私: 「あ!なるほどね~。
じゃあ、どうすれば、前頭前野を正常な状態にすることができるわけ? 
つまり・・ストレスをなくすことなんだろうけど・・うーーん、具体的には・・・?」


A君: 「何をいまさら(笑)、あなたは自分のブログにも、さんざん書いてるじゃないか!
ニュートラルな状態にすることって!」


私: 「あ!!」


A君: 「つまり、別の言い方をすると・・メディテーション(瞑想)することだね。
いちど、頭を空っぽにしてリフレッシュする時間を作るってことだよ。
それが、自動制御能のトレーニングであり、前頭前野を正常に働かせる方法ってわけだよ。」


私: 「ああ!そうだったのか~!!」 (←おいおい!)


A君:「・・・・・・。 ふうぅ。」 



ため息をつかれてしまった。。。



私:「あのう、それで・・A君が感じた恐怖は、扁桃体で感じる恐怖じゃなくって肌で感じた恐怖なんだよね?」(←ようやく話を戻せてほっとする私)


A君: 「そうなんだ。 最初に肌にぴりぴりと悪寒が走るような現象が起こったんだ。」



実はこれは、私自身もたまに経験することだ。


夜寝ていると、急に肌に鳥肌が立ってくるような・・悪寒がしてくることがある。

そうゆうとき、

あ! 来たな!と思う。。。


通り過ぎの幽霊さんなのか、私に寄ってきたのかはわからないが・・とにかく、ネガティブマインドを持った幽霊さんが近くにいるときの現象だ

と、私は思っている。。。


もういちど、そのときの様子をよく思い出してみると、


心地良く半分寝ている状態なので、頭で恐怖なんて感じてる状態じゃなかった。

まず、最初に、肌でピリピリと感じてくるものがあった。



寒い!感覚に近いけど、もっと、ずーーとおぞましいような嫌な寒さなのだ。


それが、脳に到達して、今度は怖いよ~!と感じそうになる。

これこそが脳で感じる恐怖 (その区別はつけられる)


が、・・・最近、すっかり・・「肝っ玉ババア」に近くなってる私は、脳の感情を即座にニュートラルにしちゃうことができるようになってる。


そこで念じることにしている。

立ち去れ~。
ここは、キミのくるところじゃないよ!
私に頼ってもムダ! 自分のことは自分でするっきゃないのだ!


なーんてことを念じることにしている。

ただし、相手の方にも失礼が無いように・・そこは、決して上から目線な物言いはしないように心掛けてるけどね~。



たぶん、その時、目を開けて相手を見ようとすれば見えるような気がする。

だけど・・私はあえて見ないようにしている。。。

たぶん・・こんな姿っぽいんだもん。。。
     ↓
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絶対見たくないもん!


すると、たまに・・強引なヤツがいて、


おい! 目を開けろ! ・・と言われてるような気がするのだ。

「嫌だね! キミは血だらけでのおぞましい姿になってるか、超醜い姿を感じるから見たくない!」 と、私は念じる。


「怖いんだろう? この姿を見ろ!」と、相手は聞いてくる。

けっこう・・しつこい!!


「キモイのは見たくないだけだ! 誰だってそうだろ?
人は美しいものを見たいんだ。 見て欲しかったら美しく変身してくれ!」・・・と念じる。

そして、こんな姿になってくれ!とイメージする。
    ↓
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そうすると、だんだん相手の気配は薄くなって消えていく。

そこに、なんか哀しみの余韻が残ってたけど。


そういった経験がある。




この話をA君にした。


A君: 「まさにそうなんだ! 肌から直接入ってくる悪寒、恐怖だ。 だから僕は、メッセージを聞きたいと思いながらも拒絶しちゃってるのかもしれないなあ。」


私: 「メッセージを送ってくる相手と恐怖の相手とは同一なのかな? それとも違うのかな?」


A君: 「そこがよくわからない! 僕は、自分の霊能力の低さでわからないと思ってたけど・・たぶん、僕が拒絶しちゃうんで、それすらもわからないんだろうね。」


私: 「だったら、メッセージを受け入れるようにオープンにしつつ、ネガティブなものをシャットアウトするようにしたら?」


A君: 「簡単に言うけど・・どうやって?」


私: 「私だったら、目をつぶったままでメッセージに集中して耳を傾ける。 もしも、嫌なものを感じたら、そこだけシャットアウトする。
たとえば、嫌な音は聞かないし、不快な匂いは嗅がないようにするし、キモイものは見ないってことかな。」


A君:「できるかな?」


私:「できるよ。 恐怖心さえシャットアウトできれば・・・ニュートラルを保てればね。」


A君: 「さすが・・肝っ玉ババアだ! ありがとう!!」



おい! そこじゃないだろ!!


なんだか・・ちーっともお役にたつどころか、私の方が彼から色々と教えてもらった気がする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで、私が再認識したことをまとめてみる。


◆感覚は肌で感じるもの(頭で感じるものとは別)・・・肌で感じる=細胞で感じる(やっぱ、DNAが関係してる?)

過去記事でも、脳神経外科医、エレン・アレクサンダー医師の体験談をアップしたことがあったが・・・
      ↓
プルーフオブヘブン~脳と記憶の関係



サイキック(霊能者)の感じ方は、これに近いように思う。

ただし、この場合は、頭をニュートラル状態にしてないと、脳から間違った感覚として伝わってしまうのでご注意。
思い込みだったり偏見だったりするのは、このせい。


◆人の意思がすべてを可能にする

たぶん、怖いものやキモイものを見たくない!という意思が強ければ見ないですむ。
逆に、見たい!耳を傾けたい、感じたい!と思えば、それも可能になる。

ただし・・これも、まず、ニュートラルな状態が必要なはず。

脳をニュートラルな状態にした中で、思うこと(念じること)でなければたぶん、無理(笑)

それが、コントロールすることだと思うのだ。




そういえば、だいぶ前だったけど・・ロシアの科学者によるDNAの研究で、面白い記事を読んだことがあった。

えーーと、以前にこの記事もどっかにアップした記憶もあるんだけど・・(←探すのめんどくさいんで、URLは省略)


「DNAでワームホール状態が作られたとき、それがハイパーコミュニケーションの状態を可能にする」・・というような内容だった。


ワームホールとは、超簡単に説明すると、こうゆうことだ。

このリンゴでA地点からB地点まで行こうとすると、図のようにこの距離がある
    ↓
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ところが、虫食いになると、
    ↓
wormhole2.jpg

すぐに到達できる。

これは、オカルト系の人もよく使う言葉らしいけど・・



DNAでこのワームホールが作られる状態、これを、ハイパーコミュニケーションが作られる状態、

つまり、ハイパーコミュニケーション=サイキック能力と考えるとわかりやすいと思う(笑)



ただし、このプロセスでは、

●最もリラックスした状態で強く効果が出る

ことがわかり・・

●ストレスと心配
●「過剰な知性」


は、ハイパーコミュニケーションを妨げることになり、その場合、情報は歪められ、まったく役に立たなくなった。

というような内容だった。


そう、理性と論理的思考をつかさどる、前頭前野もまた、過剰に使い過ぎれば邪魔をするものとなる。
誤作動を起こすことになるのだ。



偏った理論型の人に限って、霊能力、感性、第六感、などが働かなくなってしまう傾向があるかもしれない。



そうでなくても・・現代人はとくに、不安、悲しい感情、恐れなどに支配されてるものだ。

ネガティブ感情は、脳が作り出すもの。(過去のデータがインプットされた結果かもしれない。)
     ↓
それを、理性派タイプは、頭で論理的に考えて解決法を導きだそうとする。(感情派タイプは、感情のみで突っ走るだけとなる)
     ↓
しかし答えが出ない!、ますます、混乱。
     ↓
ますます、感情がネガティブに落ち込む
これを、考え癖、思い癖と呼ぶそうだ。
     ↓
自分で正しい判断ができなくなる 
     ↓
偏見が生まれる、または、外部の情報や人に頼ろうとする、依存心が生まれる




たぶん・・この連鎖に陥ってしまう人も多いことだろう。



解決法は簡単なことだ。

たまには、脳を使わない(ニュートラル=無の状態にする)時間を作ること

脳を使わず、細胞だけで直接感じてみるって練習もいいかも(笑)



それこそが、私たちが心身共に正常に生きる道かもしれない。

これには、サイキック(霊能力者)も、一般人も関係ない。
すべての人は、必ず、なんらかの能力を持っているのだから・・・。


さて、A君の結果報告を楽しみにしていよう!っと。

一流贋作と呼ばれるマイアットとベルトラッチ

さて、先日の絵の贋作の話の続きに入りたいと思います。

こちらの記事からの続きです。
    ↓
メーヘレンの絵をめぐって


その2: ジョン・マイアット(John Myatt)

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ジョン・マイアットさんは1945年生まれのイギリス人。

こちらは、現代に生きている人ですね。

もともとは絵が好きな美術教師だったそうだが、ある日、妻が幼い子供二人を残して家を出てしまい、育児のために退職を余儀なくされたそうだ。

なんとか生計を立てていかなきゃならないけど・・働きには出られない!

そのため、「19世紀~20世紀の絵画、本物の贋作(Genuine Fakes)を描きます」という広告を出しそうだ。

これなら家で仕事ができるからね~。

せいぜい日本円にして2万円~5万円程度の料金だったそうだし、もちろん、これなら犯罪にはならなかったのだが・・・。


しかし、そこに、ジョン・ドリュー(John Drewe)という人物が顧客としてあらわれる。
彼は、ジョンの才能を見抜き、やがて、彼に本物と偽って売る詐欺を持ち掛けたのだ。

この男、なかなかの山師だったようで・・(笑)
原子核物理学者のドリュー,イスラエルの秘密サービスの代理人、防衛省のコンサルタントなどという肩書を持ち、(もちろん、フェイクだけど・・)

武器販売業やら何やら、さまざまな詐欺を手掛けていたらしい。


http://www.dailymail.co.uk/news/article-1247154/John-Myatt-career-forging-famous-works-art-finally-caught.html

John Drewe

この男
 ↓
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ふむふむ。

いかにも詐欺師らしく、「身なりがよくて知的で上品」を身にまとってる風(笑)



絵画には必ず、来歴を記した資料を、その絵画の所持者となる人(収集家や美術館の館長)へ渡されることになっている。

ジョン・ドリューという男、自分は教授と身分を偽って、偽造書類を作成して売り込んでいたらしい。


はじめは、マイアットさんは、ドリューを顧客と思っていたようだし、ドリューの方は、それを勝手に、本物と称して売りさばいていたようなのだ。 マイアットさんには知らせずに・・。


ところが、時間が経てばマイアットだって気がつく。
気がついたときは、もう遅い!

しっかり共謀になってた・・・というのが本当のところだろう。



結局、ジョン・マイアットの方は、シャガール、モネ、シャガール、ピカソなど、7年間で200以上の贋作作品を描いてドリューに渡し、

ドリューは、有名オークションの、Christie's、Phillips、Sotheby's や、また、ロンドン、パリ、ニューヨークのディーラーに販売し続けたという。

もちろん、本物作品と認められたことは言うまでもない。


ちなみに、Wikiによると・・
    ↓

最初に、アルベール・グレーズ Albert Gleizes)(の贋作をオークション会社クリスティーズに持ち込んだところ本物と鑑定され2万5000ポンド(500万円)で売れ、マイアットは分け前として150万円を受け取った。



ふーーん、マイアットの分け前が少ないような・・(笑)

これは、マイアットが描いたモネ
     ↓
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最終的には、ドリュー関係の方から暴かれ、詐欺行為の証拠となる書類を発見され通報したことで二人はスコットランドヤードに逮捕されたのだ。

マイアットは懲役1年、ドルーは6年の判決を受けた。

しかし、マイアットは実際に刑務所に入っていたのは約4ヶ月だったそうだ。



出所して絵筆を持つことを辞めたマイアットだったが・・

なんと、スコットランドヤードの刑事が、マイアット氏自身の作品として絵の依頼をしたのだ。
それも、5000ポンド(当時の価値で140万円相当)で。

その後、その刑事は、さらに画家としてのマイアット氏を後押しし続けたという。


そのかいあってか・・現在では、有名な画家になってしまったジョン・マイアットさん



200あまりの贋作作品のうち、そのうちのおよそ120は美術市場に流通してしまっているわけだけど・・それはどうなってるんだろう?


おそらく、本物として美術館に飾られているか収集家の屋敷にかけられているのだろう。


彼らは贋作と判明したのちも、あえてその事実を隠す傾向にあるという。
たしかに、名画ともなれば鑑定家やブローカーなどを流通し大金が動くわけだし・・・もしもそれが贋作と判明してしまえば、お金だけの問題でなくなるからだろう。



摩訶不思議な世の中だ。
だけど、それが現実社会というものらしい。


The Art of Genuin Fakes

The true story of the downfall of an amateur artist who pulled off the world's most audacious art fraud Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-1247154/John-Myatt-career-forging-famous-works-art-finally-caught.html#ixzz54kTqypPm Follow us: @MailOnline on Twitter | DailyMail on Facebook

マイアット氏は、一番大切なのは子供たちだったという。
その生活費のために、贋作に手を染めたと裁判でも証言したそうだ。

そういえば、逮捕時に思春期だった子供たちは、犯罪者の父親をどう受け止めたのだろう?

fabulously cool!・・・だそうだ(笑)

ダディーって、超カッコいい!

世界的美術館やオークションハウスをも翻弄した父の腕前を、むしろ誇っていたのかもしれない(笑)


Who Says Crime Doesn’t Pay


今や、ジョン・マイオットは画家としても成功し、しかも座談会まで開く有名人となったのだ。

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彼は、非常に興味深い言葉を述べている。

「贋作を製作するときは、完全にそのアーティストになりきること。
たとえば、ゴッホは人とのつながりを持てず、とても寂しい人生を送ったはずです。

ゴッホの精神状態、自分らしく生きられないことからくる不安定な状態を表現する、こういったことこそがゴッホの心の状態を現しているのです。」


つまり、絵はテクニックだけではないのだ・・・。

そして、彼は、時を超えて・・ゴッホの一番の理解者だったのかもしれない。
もちろん、ゴッホだけでなく、彼がなりきったすべてのアーティストたちの。。。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その3: ヴォルフガング・ベルトラッチ(Wolfgang Beltracchi)

1951年生まれのドイツ人。 もともとの名前は、Wolfgang Fischer
フィッシャーさんという姓だったんだね~。

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彼の父親はアート作品の修復と壁画家をしていたようで、彼はそんな環境で生まれたそうだ。

14歳のときに、はじめてコピーしてみたのがピカソの作品、その後、ドイツの美術学校に通うも、そこは放校させられたという。

素行が悪かった? または、子供の頃から型にはめられるのが苦手だったのか・・(笑)

そのため、彼の絵はほとんど独学だそうだ。


ドイツ人でありながら、アムステルダムとモロッコに住み、また、マヨルカ、スペイン、フランスにも住んでいた彼。

1992年にヘレーネ・ベルトラッッチ(英語名だとヘレン)という女性と出会い、1993年に結婚した後、ここで彼女の姓を使うことになったそうだ。


それから妻と二人三脚で贋作を始めたという。


彼の場合は、単に贋作作品を作り上げる才能だけではない。

美術史、絵画の理論、美術業界、鑑定方法、技術のすべてに造詣が深く、作家ひとりひとりの人生についても調べ上げているのだ。

既存の作品の精巧なコピーではなく「本人が描いたオリジナル作品」を生み出していく。


まあ、ここらへんのとこは、メーヘレンとも共通する。



ところが、2006年に些細なことから発覚することになった。
絵の裏の美術商のラベルが贋作だとわかったことから、発覚となったという。

さらに、どんどん波紋を呼び、
現代アートの殿堂とまで言われた、ポンビドゥー・センター(Pompidou Centre)の元館長、シュピース氏を騙したことで大きく取り上げられることになる。

*フランス・パリ4区(セーヌ川右岸)にある総合文化施設。フランス語での正式名称は Centre national d'art et de culture Georges-Pompidou[† 2](日本語訳の例:ジョルジュ・ポンピドゥー国立美術文化センター)


 これが元館長さんのシュピース氏
         ↓
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Werner Spies rehabilitated with Max Ernst show in Vienna

1997年から2000年にかけてパリのポンピドーセンターのディレクターを務めた人であり、エルンストとピカソの親友で、1971年にピカソの彫刻のカタログシリーズを編集し、1975年にパリのグランド・パレで初めてのマックス・エルンストの回顧展を開催した経歴がある。

ベルトラッチは、そんな人に、なんと、マックス・エルンストの7枚の絵を売ったのだ。

もちろん、世紀の大発見、真作だと偽って!

なんとまあ、大胆不敵な(笑)


さらに、シュピース氏が、この鑑定の際に受け取った巨額の鑑定料を、タックスヘイブン(租税回避地)の口座に入れていたことにより問題はさらに複雑化。

しかも捜査時に、この事をシュピース氏が話さなかったため、真相の解明が遅れて、贋作のいくつかが再び市場に出回るという事態にも陥った。

なかなか美術界というのも黒い世界と見える。。。



こちらが、マックス・エルンストの贋作を作るベルトラッチ
       ↓
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2008年、マックス・エルンストの『森』の贋作から、オリジナルが製作された1927年当時使用されていなかったとされる顔料(白チタン)が発見されたため、贋作の証拠をつかまれたそうだ。


結局わかってるだけでも、マックス・エルンスト(Max Ernst)、ハインリヒ・カンペンドンク(Heinrich Campendonk)、フェルナン・レジェ(FernandLéger)、Kees van Dongen(キース・ヴァン・ドンゲン)などの有名アーティストのオリジナル作品の偽造品を販売し、

合計4500万ドル(2860万ポンド)で売却された14作品の芸術作品を偽造したとして有罪判決を受けたのだった。



2011年10月27日、ベルトラッチは懲役6年の判決。彼の妻ヘレーネは4年。

ところが、刑務所に送られたにもかかわらず、ヴォルフガングは一定期間家に帰ることが許されいて、彼らは友人のフォトスタジオに雇われて、午前中に刑務所を出て、仕事後に戻る生活をしていたようだ。


なんとまあ、ジョン・マイオットも同様だったけど、刑罰とはいっても、ベルトラッチさんもまた、非常に優遇された軽い刑だったようだ。


とにかく、関係者は贋作だと気がついても、訴えない場合も多い。

また、ヴォルフガングさんの言葉を借りれば、「彼らは、いつも有名アーティストの真作発見を心待ちにしている」そうだ。

たしかに、そんなシロモノが見つかれば、みんなが飛びつく!センセーショナルな出来事なのだ。
そして、関係者はみな大儲けできるんだから。


悪く勘ぐれば、本物かどうか、怪しい気がする・・と思いながらも徹底的に調べずに本物だ!と認めてしまったのかもしれない。

少なくとも、悪気はなかったとしても、心理的に「そういった気持ち」が働いたのかもしれない(笑)




で、当人の、ベルトラッチ夫妻は、犯してしまった罪を深~く反省してるんだろうか?

いやいや、NO!・・・だと思うなあ(笑)


仲良し夫妻
  ↓
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世間もまた、犯罪者呼ばわりするどころか、彼を天才贋作アーティストとして一躍有名人にしてしまった。

今でも、ある美術館では、真作の本物作品とあえて、並べて彼らの贋作を展示しているところがあるという。


いくつかのドキュメンタリー映画も作られ、写真集やら座談会やらインタビューやらで、彼らはみな有名人だ(笑)



妻のヘレーネは、「彼の天職だし、私はその才能に魅了されてます!」とまで言い切っている。

彼らにとっては・・

贋作は犯罪、そんなことは承知の上、
しかし、人として罪を犯したとは思っていない。
むしろ、これが天職だと思ってる(笑)

だから、楽しみながら完全犯罪を企む。
そして・・もしも捕まったときは、潔く刑に服する。
ただ、それだけ。




なぜか、欧米諸国においては・・メーヘレンもマイアットも、ベルトラッチに対しても、一級の贋作アーティストとの名声を得たわけだし・・・

そのせいか、びっくりするほど、刑は軽く、出所すると一躍有名人だ。

欧米人は、そもそも、一流、天才、努力家には、寛大になるのかもしれない(笑)


それがいいのか悪いのかは別として・・

しょせん、刑法なんて、そんなものかもしれない。
人が作ったものなんだから、最終的には、大多数の意思で決められてしまうものかもしれない。

.......................

しかし、面白いものだ。

本物ならば、ン百万円もするようなものが、偽物と断定されれば、せいぜい1万円まで値が下がる。

蚤の市でみつけて600円で購入した皿が、有名陶芸家のものとわかり、数百万円になってしまうこともある。

街中で購入した二束三文の茶碗を千利休が購入して、大名に法外な値段で買い取ったなんて話だってあった。



ネームバリューというヤツだ(笑)

バブルの80年代には、若い女性たちは、有名ブランドに飛びついたものだ。
当時、私が働いていたオフィスでは、5人の女性がいたが・・彼らはみな、バッグはエルメスのケリーだったし、靴はフェラガモだった(笑)

たしか・・ケリーバッグが50万円位だった時代。
ただし、ちょっと専門分野を学んでさえいれば、派遣社員の女性たちも時給2000円近くもらえた時代だった。


こうなるともう、みんなが似たような服装で・・まるで、制服だ!

制服嫌いの私だけが、浅草の職人に頼んで、オーダーメイドのバッグを作ってもらった。
そして、KYと呼ばれることになった(笑)・・・もちろん、その当時はKYという言葉は存在してなかったけど。



こういった当時の女性心というものは・・クリスティーズで名画を競り落とす人々と似かよった心理なのかもしれない。

だからこそ、贋作も真作とされるチャンスが多いとも言えそうだ。



ある鑑定家が、こんなことを言っていた。

「結局、我々が鑑定できるのは、2流の贋作作品までなのだ。
一流の贋作作品ともなれば、作者側が何らかのミスを犯すまではみつけられるものではないのだ。」



となると、たしかに・・・

「美術館で鑑賞してる絵が贋作」ってことも、大いにありえそうだ。


1917年のHeinrich CampendonkによるTiereと、科学的分析を経てCampendonk様式で描いたのWolfgang Beltracchiの絵
   ↓
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ベルトラッチは語っていた。

「エルンストを天才とは思わないね。
エルンストのオリジナルより、私の贋作のほうが美しい。なぜなら、私は彼の作品に加えているからさ。


これは、決して負け惜しみではないのだろう。

そして、彼の妻も娘も、こういった彼を今もなお、誇りに思っているようだ。




参考
Could Wolfgang Beltracchi be the Original Fake?

https://www.youtube.com/watch?v=h2P3VwqnjWY&list=RDh2P3VwqnjWY&t=41

Here’s How to Make Millions as an Art Forger

天才詐欺師はニールだけではない

去年の時代劇ドラマの話_アシガール~

今回はちょっと話題を変えて、昨年の日本のドラマについて。

昨日たまたま、日本人の親子に、「日本のドラマや映画で何かお勧めない?」と、聞かれたので、

さっそく、「アシガール」が面白かったよ!」・・・と、お勧めしてしまった。

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この親子は大のアニメファンで、お嬢さんは11歳。

お母さんが言うには、

「前に、進撃の巨人が人気だったんでさっそく娘と一緒に見たんだけど、最初のシーンで娘が、もう、ダメ~!って言いだしちゃったんんだよね~。
だから、もっと娘が見ても楽しくなるようなのがいいんだけど・・」
ってことだった。


そりゃあ、進撃の巨人は子供が見ちゃだめだよなあ~。

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いきなり、不気味な巨人に、人間が頭からバリバリ食べられちゃうようなシーンで始まるんだから・・・



そこで、やっぱり、アシガールだ(笑)



これは、大人が見ても子供が見てもじいちゃんばあちゃんが見ても・・面白いだろう。

実は、私、このドラマには、かなりはまってしまったのだ。


これは、NHKの土曜時代ドラマで放映されていたらしいんだけど、むろん、こっちに住んでる私は、パソコンかスマホで見たのだ。
   ↓
アシガール、無料動画
この、Pandraのサイトで、お得意のイッキ見をしたんだけど・・・実に面白かった。


いやあ、久々のヒットだね~♪

原作は少女漫画で、たぶん、10代20代の女子用がターゲットなんだろうけど・・いい年した私が見ても、充分楽しめたのだ。

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陸上部で走ることしか能がない(興味がない)っていうような女子高生が、たまたま弟の作ったタイムマシンで戦国時代に行っちゃう話。

なんと、そこで城主のご子息、つまり、若君に一目ぼれしてしまうのだが、歴史上の事実として、その若君一族が永禄二年(1559年)に滅亡するという事実を知ってしまい、自分は足軽となって必死に若君を助けようとするストーリー。


彼女は、走ることだけは誰にも負けない・・・そこで、足軽=足Girlというタイトルになってるらしい(笑)


現代からタイムマシーンで戦国に行っちゃうストーリーは過去にも、いくつもあったけど・・このドラマが他と違う点は、現代の平成と何度も往復できるって設定になってるとこ。


しかも、発明オタクの弟に、さまざまなツールを作ってもらって、それを持ってまた、戦国にぴゅーと戻ったり、(←おいおい、ドラえもんかい!)、重症を負った若君を平成に戻して、治療させちゃったりと・・・いやあ、これでもか!ってくらい、なんでもアリ!




こんなに非現実的でハチャメチャストーリーのくせに、不思議なことに、ちーーとも違和感を感じさせずに、ストーリーに自然に入っていってしまう・・・そこに、すごい!と感心させられてしまったのだ。



そもそも、私は遠い昔の少女時代から、恋愛系は、どっちかというと苦手なはずなのに~!


はい! これは・・戦国を舞台にしてるけど、れっきとした恋愛モノ、で、ラブコメ


平成の走ることしか能がない女子高生と戦国の若君との・・・。

女子高生が好きそうな、胸キュンモノとでもいいましょうか・・・(笑)

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しかし、なんでこれが面白かったんだろう?

見終わったとき、自分でも、それが、すっごく不思議だった。


そこで、自分なりに、それぞれのシーンを思い出しながら分析してみたのだ。



まず、私が最初に思ったことは、若君役の若い俳優さんはじめ、その他の人たちが美しくみえるということ。

しかも、とっても自然なのだ。・・・そもそも、自然に感じるからこそ、「美しい」とか、「カッコいい」とか思えるんだろうけどね。


もともと・・私jは、日本人や韓国人の、イケメン俳優には、まっ~たく興味ないのだ。

線が細過ぎて・・・どうも東洋系は苦手なはずなのだが・・・。


ちなみに、若君役の俳優さんは、この人
   ↓
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げ! 

そこらにいる、ただのガキやん。。。(←すいません。。。)

ところが、このガキが(←何度も失礼なこと言うな!)、ドラマの中では、超カッコいい若君、しかも、大人に見える。




凛々しくて颯爽としてる若君そのものなのだ(笑)(←日本人の若手イケメン嫌いの私でさえも・・)

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こりゃあ、胸キュンものだわな!・・と、私のようなものでも感じたくらいだ(笑)


それはなぜなのか?


単純に、着物が似合うとか髪型が似合うとかじゃない!
そーんな若手俳優は、いくらでも見てたはず。


歩き方、乗馬の仕方、立ち居振る舞いから殺陣に至るまでが自然で美しいのだ。


つまり・・・時代劇の演技が巧い!ってことに尽きると思う。



最近ではすっかり、若手俳優・女優さんたちの、「学芸会みたいな時代劇」を見るたびに、うーんざりさせられてた私としては、これは衝撃的だった。


写真だけ見たんでは、ただのガキ・・でも、動きひとつで、こんなに変わるんだなあ~と、

これが、動き、演技なんだ・・・と、つくづく思い知らされたのだ。


たぶん・・こうゆうのは、現実においても言えることかもしれない。


写真だけ見れば、不美人だったり不細工男子だったとしても・・・動き、表情ひとつで、人はいくらでも美しくなれるものなんだなあ、と。


もちろん、この俳優さんだけでなく、他の方々も違和感を感じるような人はいない。

どの人も、見事に、ぴたっと役にはまっていた。

だからこそ、最後まで面白く見られたんだと思う。



あまり面白かったから、原作の漫画まで読んでしまった。(←ハマると徹底的に、おタッキーになってしまう私の癖)


そこで、さらに気づいたことがある。

原作とドラマの違いは、もちろん、いくつもあったのだが・・

通常、原作がすごく面白い場合、ドラマや映画にするとコケるってパターンが多いんだけど、これに関しては、どっちも面白い!ってことに気がついた。


たとえば・・原作では、若殿のお城は天守閣まである立派なお城なんだけど、ドラマの中では、天守閣の無い平城になってる。


こっちじゃなくって・・
   ↓
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こっちの方 (イメージ写真)
  ↓
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うーーむ、見事なアレンジ!と、まず、ここで納得。


信長さんがまだ駆け出しの時代だったことを考えれば・・ましてや小国の領主ならば、立派な天守閣なんてあるはずもない。


しかし、「見る・読む」漫画であれば、そんなことは、たいして違和感は感じないんだけど、それが映像となった場合、天守閣のお城がどーんと出てくれば・・そこで、もう、リアル感が消えてしまうことになる。

(もっとも・・・そんなことは、その史実を知ってる人に限ってだけ、気になったり違和感になったりするんだろうけどね・・・
私は、恋愛モノが苦手だったせいか、10代の頃から、時代劇や推理モノばっかり見てたんで・・なぜか知ってる。
だから、きっと違和感になったことだろう。)


つまり、私のようなモノが見ても、それよりもっと詳しい時代劇ファンが見ても、違和感を感じない設定に作り替えたということだ。


お見事、さすが・・大河ドラマをやってるNHK。
ちゃーんと時代考証がされてるってことになる。




おっと!

大河ドラマ・・で、つい、思い出してしまった。。。


2017年の「おんな城主 直虎」は、残念ながら、途中から見る気が失せてしまったドラマだったなあ。

半分くらいまでは、それでも見続けたんだけど、もう、アカン~!!

となって・・あとは、本能寺の変のとこだけ、ちらっと見てやめてしまった。。。


正直言って大変申し訳ないんだけど、

韓流時代劇っぽい恋愛モノかい?ってカンジで・・・

それも、とってもベタなヤツ・・・。





もちろん韓流時代劇風であろうが、恋愛モノにしようが構わないんだけど、ただ、それを、わざわざ「大河ドラマ」として放映するのはな。。。と思ってしまうのだ。


せっかく、1年もかけて大河をやるなら、もっと歴史の重み、ドラマとしての重み、大スペクタクルシーンが無いとなあ・・というのが私の感想。(それこそ、黒澤映画並みの・・)


日本史上、重要イベント本能寺も、関ケ原も・・超高速でぶっ飛ばし、主役の当事者以外は、どんな重要イベントもすっ飛ばしてしまうというのが、現代の風潮なんだろうか?

どうも、そうらしい・・・。



これを、百歩譲ってただの恋愛モノとして見ても・・中年女の直虎が、なんだか、ティーンエイジャー並みの恋愛ゲームみたいなことをするし~セリフもお粗末だし・・・こりゃあ、いかんよなあ~!と。

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それも、まるで、「ひと昔前の少女漫画並みの臭さ」が漂うのだ。(←現代の少女漫画恋愛モノは、こんなベタなものじゃあ、通用しない・・笑)



もともと恋愛モノが苦手なとこに持ってきて、さらに違和感を通り越して、それがもう嫌悪感に近くなってしまい、すっかり見る気が失せてしまったのだ。(←ごめんなささい)



一方で、NHKさんは、アシガールみたいな面白いものが作れるのになあ~。

おそらく、大河ドラマの何分の一かの低予算だろうに~。

大河ドラマについては、さんざん文句を言ってしまったけど、まあ、これは・・私の単なる個人的な感想ということで聞き流してください。


それにしても、アシガールは、エンターテイメントとして、実に面白かったなあ~。(←まだ、言ってる・・・)


ハッピーエンディングの終わり方だったし、しかも続編もあるような終わり方。

平成の家族のもとにまた戻らざるを得ないような伏線をひいてるからなあ。


平成の家族は、バカで(ここはユニークというべきか・(笑)、だけど、いい人ばっかり・・・


ドラマの中で、平成のお母さんが言う言葉がある。

弟が、「お姉ちゃんて、なんであんなバカなの?」という問いに対して、

「あんたは、何にもわかってないね。
お父さんは家事が好き過ぎて会社を辞めたバカ。 お母さんは医者の仕事しかできないバカ。
あなたは、不登校で発明ばかりしてるバカ。 お姉ちゃんは走ることしかできないバカ。
バカは我が家の伝統芸能です!」


こうゆうの家族もアリだよなあ~、と、つい思わせてしまうシーンだ。


こういったセリフも面白かったし、やっぱり、脚本(原作の漫画)が優れているからなんだろうなあ。


見終わった後、とても爽やかな明るさだけが残るドラマだったと思う。



ドラマなんて、しょせんフィクションの世界でしかない、と言われることが多いけど、私にはそう、思えないのだ。

確実に「これを作り出した人」の心の中には、この世界が存在してるわけだし、

また、「それを見て面白い!と思った人」の心の中にも、この世界が存在するのだから。


現実化するには最初に感覚ありき!だと思ってる。


だから、私は、嬉しくなれるんだと思う。

たかが、こんなことにでも。(笑)

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/ashigirl/html_ashigirl_cast.html

メーヘレンの絵をめぐって

ある人に、「ゲッティーに行くんだけど、一緒にいかない?」と誘われた。

ゲッティーというのは、J・ポール・ゲティ美術館(J. Paul Getty Museum)のことで、ロサンゼルスでは唯一有名な美術館だ。
ロサンゼルス観光のガイドブックにも、必ずといっていいほど載ってる。



お誘いを受けた人によく聞いてみると、どうやら、私の車で私の運転で行きたいらしい!

冗談じゃない!

遠いし、平日でもメチャメチャ混むし、駐車場も混雑して探すのが大変だとか・・そんな思いまでして行く気にはなれない。
おまけに、私が好きな絵はあまり置いてない。


そういえば・・昔日本に住んでいた頃は、美術展だとか写真展だとかによく出かけていた時期もあったけど・・いずれも混雑はすさまじかったなあ。

そんなことを思い出した。

ゴッホ展だとか、ナショナルジオグラフィック写真展だとか、そういった知名度があるものは行列を作って並び、列を作って歩きながら鑑賞するだけだったし、作品はガラスケースに入れられてるし、写真撮影は出来ないし・・。

そんなんじゃ、アート鑑賞をする意味がない。
疲れに行くようなものだ(笑)


やっぱり、こうゆう環境で見ないと・・

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中には、絵をみながらスケッチしてる学生たちもいる。

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これは、私がニューヨークのバッファローに住んでいた頃、頻繁に行った、Albright Art Museumの風景だ。

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どこのミュージアムも、閑静な場所に作られているしし、建物も環境も、ゆったりとアートを味わうような演出がされている。
それに、どこのミュージアムでも、街中と比べて館内のレストランは食事が美味しい。


アート鑑賞をするためには、すべてが非日常の空間でなければならない。

もっともだと思う。

そこで、お断りすることにした。

渋滞を抜けて駐車場を探し回ってドタバタ絵を見て帰ってくる気にはなれない、と。


そもそも、美術、音楽なんてものは、どうやったって、東海岸にはかなわないのだ。
街を歩く人々の服装にしたって、ニューヨーカーの方がはるかにおしゃれだ。

ロサンゼルスは、ビール片手に、ドジャース観戦の方が似合う街だ。


すると、断った相手からこんなことを言われた。

「えーー! ゲッティーは入館料タダなのに。
じゃあ、あなたは、お金を払ってでも小さい美術館に行く方がいいんだね?
でも、小さいとこなんか、贋作が置かれてる可能性があるよ~。」


はあ?

ゲッティーさんの遺言で入館料がタダなのは知ってるけど、その代わりゲッティー財団は駐車場を15ドルにしてるぞ(笑)

そもそも、大きい小さいとかじゃないし・・・贋作?って、いったいどこから来る発想なんだ??

よくわからん人だ。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「贋作」という言葉を耳にして、ふと、思い出したことがある。


3人の贋作画家のことだ。

この話、ご存じだろうか?

その1:ハン・ファン・メーヘレン(Han van Meegeren)

メーヘレンは、1889年オランダ生まれ。

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彼は、オランダの美術アカデミーを首席で卒業したようで、将来をおおいに期待されていた新人だった。



とくに彼は、17世紀の絵が大好きで、フェルメールに心酔していたという。


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フェルメールの代表作『真珠の耳飾りの少女』

しかし、あるとき開いた個展で・・「君の絵はもう古い!」と言われてしまう。

1920年に入ると、17世紀の絵が大好きというメーヘレンの作風は、古臭いとしか映らなかったのだろう。


時代の目は、少しずつ新しい芸術表現キュビスムに移行してきた時代だ。
その代表的なのが、ピカソだった。


写実とかロマン主義的リアリズムとかは、もう、時代遅れになっていたのだ。

当然、彼の絵は売れない。
絵葉書やポスターを書いて食いつないでいたという。


そこで彼は、大好きなフェルメールの贋作を作ることを思いついたのだ。

フェルメールはオランダでは超有名で、17世紀に活躍したバロック時代を代表する画家

ただし、作品はわずか三十数点しか確認されていない。


まだ、作品はどこかに埋もれているのかもしれない。

フェルメールが絵筆を取らなかったという、空白期間があるが、それは、作品が発見されてないだけじゃないだろうか?




メーヘレンは、ここに目をつけたのだ!

そして、こんな作品を描き上げた。

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タイトルは、エマオの晩餐


これを、没落した貴族から極秘に仕入れた絵画を売却しているというふれこみで・・(笑)
もちろん、メーヘレンの見事なまでの贋作だ。


美術界はむろん、待ってましたとばかりに食いついた!


おお! これは、フェルメールが空白時代に書いた宗教画に違いない!
なんと、構図はカラヴァッジョ風・・・いかにもフェルメールがやりそうなことじゃないか!
と、美術界では話題になったそうだ。

むろん、厳しい鑑定も行われる・・が、ちゃーんと鑑定結果でも、真作(本物)とされたのだ。

当時の高名な美術評論家が真作と褒め称えたとなれば、ジャーナリズムは、それをセンセーショナルに煽り立てる。

あっという間に、「エマオの晩餐」はオランダの国宝級の作品に祭り上げられた。


瞬く間に入手バトルが始まり、最終的にはロッテルダムのボイマンス美術館が54万ギルダーで買い上げたという。(4500万円だとか・・・)


おかしなもんだなあ。

古臭いものは売れない時代なのに、フェルメールが描いたものならば、それほどの大金になってしまうんだから。


それからというもの、メーヘレンは、ときどき、「貴族の所有する古い絵画を売る画商」として、仕事を続けていったという。


時は、ナチスドイツの占領下だったオランダ。


そこに、ナチス傘下のヘルマン・ゲーリングがメーヘレンに絵の依頼をする。

この人だ。
  ↓
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絵画コレクションに、どうしても、フェルメールの絵を加えたいというのだ。


フェルメールの絵といったって、そりゃ、メーヘレンの作品なんだけど・・(笑)


ヘルマンは、絵に高額な値段をつけた上、オランダから没収した何点かの絵画を返却する条件を提示したという。
メーヘレンは、それに同意した。

金目当てだったか、それとも、失われたオランダの絵画を取り戻したい愛国心だったか、ナチスに一泡吹かせたかったのか・・そのすべてだったのか?

そこはわからない。

しかし、とにかく、彼は同意したのだ。



ナチスが、欧州各地で美術品を略奪しまくったことは有名な話だ。
なんでも60万点にも上るというし、未だに、未発見のナチスの財宝は10万点もあるんだとか・・。

ヒットラーは、若いころは画家志望だったというくらいで、自分でも絵を描くし、こよなく美術品を愛したという。
ウィーン美術アカデミー」への入学を希望していたのに、試験に落ちてしまったんだとか。

ちなみに、これは、ヒットラーが描いた絵の一つ
     ↓
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アドルフ・ヒトラーの描いた絵画

確かに、素人とは思えないほど見事だ!

だけど・・なんだか、絵葉書の絵みたい。。。


案の定、ヒトラーには、「独創性」が無いということで、落とされてしまったらしい。

技術的な問題よりも、彼の精神性に起因するものが多かったのかもしれない・・。
「絶対に自分の心を見せない」というような・・・


この絵をみてもわかるとおり、ヒットラーは、写実派なのだ。
前衛的作品を嫌って、破壊しまくったことでも知られている。


好きな絵は奪い、嫌いな絵は破壊する。

実にシンプルな人だ。


おそらく、ヒトラーにとっても、フェルマールは好きな絵だったはず。

それが、ヒットラーの意向だったのか、それともヘルマンさん個人の意向だったのかは、はっきりしないのだが・・



1945年ナチス・ドイツの国家元帥ヘルマン・ゲーリングの妻の居城からフェルメールの『キリストと悔恨の女』が押収された。

 
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キリストと悔恨の女

何度も言うけど・・これはメーヘレンの贋作(笑)


それが大問題に発展する。


ナチスなんかに、オランダの宝を売ったのは誰だ!

当然のごとく売却経路の追及され、メーヘレンが逮捕される。

オランダの宝を敵国に売り渡した売国奴としての罪だ。
それは、国家反逆罪


当時のオランダ人が、どれほどナチスを憎んでいたか?と思えば、その罪がどれほど重~いものだったかは想像できるというもの。

とんでもない!
ナチスに売った、売国奴にされたらたまらない!

ここで、はじめて・・メーヘレンは、この作品は自らが描いた贋作であると告白することになった。

メーヘレンの裁判時の写真
     ↓
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これは私が描いたものだ。
これだけじゃない! 
エマオの晩餐も私が描いた! あれも、あれも・みーんな私が描いた!



ところが・・誰も信じない。

そりゃそうだ・・。
国宝級とまでなってしまった絵を、僕が描いた!なんて言ったところで、誰が信じるもんか!

そこで、メーヘレン自身が法廷で贋作を描いてみせることになった。


まず、古い17世紀頃の絵を探し出してきて、絵の具を丁寧に削り取る。
絵の具は、17世紀の手法で自ら作り出したものを使う。
完全にフェルメールに成り切って描き上げる。
さらに、自然に古くみせる工夫もこらす。



そぞ、見事な作品だったことだろう。

実際に、法廷で描いた作品はこれだったそうだ。
     ↓
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寺院で教えを受ける幼いキリスト

なんと、この贋作の絵にも、3000ギルダーの値がついたという。

こうやって、メーヘレンの国家反逆罪の疑いは晴れたのだ。


それどころか、彼は一躍、売国奴から「ナチスを手玉にとった英雄」扱いされるようになった。


贋作の罪も異例の軽い罪となり、1年の禁固刑とされたそうだが、メーへレンは刑務所に入ることなく、亡くなるまで自宅で悠々と暮らしたという。
残念ながら、刑期が明ける前に病死したそうだが。

これは、今だに語り継がれる有名な話として残っている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

メーヘレンが贋作に手を染めた理由は、自分を認めなかった美術界への反抗とか憎しみとか言われているようだけど・・・

そんなことは、本人に聞いてみなけりゃわからない。
いや、本人だって、わからないのかもしれない。

到底皆さんの納得できるような理由を述べることなんてできないだろう。

そこには、さまざまな思いが織りなす糸のようになっているはずで・・

強いていえば、「ただ、好きな絵を描き続けたかったから」としか、言えないのかもしれない。



これをスピリチュアルっぽい見方から眺めると・・

フェルメールが乗り移っていたのかもしれない(笑)

メーヘレンが愛してやまなかったフェルメール。

フェルメールという人、バロック絵画を代表する画家の1人になっているものの、謎の部分が多いのだ。
生涯で30作品程度しかなく、しかも、生年月日も死んだ日さえも、実はよくわかってない。
ただ、不遇の人であったことは確かなようで、彼の死後も長い間、忘れられた画家だったそうだから。

フェルメールとメーヘレンが引き合い、
さらに、その絵を強く望んだ、ヘルマン・ゲーリングもまた、何かに引き寄せられたのかもしれない。

ヘルマンもまた、最後は自殺を遂げた不遇な人ともいえる。


3人とも不遇な人、しかしまた、「不遇」というのも、一般人の見方でしかない。

本人たちは、思い残すことなく、十分生を全うしたのかもしれないのだ。



こういった贋作事件をみると、いろいろなことを考えさせられる。

美術業界というもの
美術鑑定というもの
芸術作品というもの
法というもの
物の価値というもの



「メーヘレンは、どんなに美術界に認められなかったとしても、諦めず自分の思った絵を描き続け、もっと精進し続けるべきだった」
というのは、実に良識的意見だ。

しかし、それは・・

アートというものが、純粋に作品に感動した人のみが代価を支払って入手できる、というシンプルな世界でのみ言える正論じゃないだろうか。

こんなふうに。
   ↓
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そして、その純粋さだけで、アーティストが食べていかれる世界。


私は、メーヘレンが贋作を犯した犯罪者か英雄かなんてことには、興味はない。


見方が違うだけで、誰でも英雄にもなれば犯罪者にもなる。
革命家がいい例だ(笑)


ただ、一人の人間の生き方としてみた場合、私は興味をそそられたのだ。

しかも、かなりの優れた才能を持っていた彼が歩んだ道に。


実は、私には、フェルメールもフェルメールの贋作も、それほど良さがわからないのだが・・
このデッサンをみたとき、なんとも美しい!と心を捉えたものがあった。


もちろん、メーヘルンの作品
   ↓
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http://www.meegeren.net/



美術界に認められることなく、ポスター画家として食いつなぎ、それでも精進し続けながら一生を終えるのも人生。

途中で諦めて他の職業につくのも人生。

メーヘレンの生き方もひとつの人生。

画家志望だったヒトラーの生き方もひとつの人生。


自分で選択する人生だ。

そして、最後に自分が納得した人生だったかどうか?


たぶん、それだけだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*長くなったので、他の二人の贋作作家の話は次回にします。

地球の自転が遅くなることで起きる地震、そして予知について

2018年 巨大地震が増加する可能性 という記事が1月1日のNews Weekにあった。

2018 COULD BRING INCREASE IN SEVERE WORLDWIDE EARTHQUAKES

簡単に要約すると・・

昨年10月にシアトルで開催された米国地質学会(Geological Society of America)の年次総会で発表したチームの調査によれば、

地球の回転が遅くなってきているため、それによる地球規模の地震が発生する傾向がある。


過去100年間をみると、地球の回転の減速に伴う大規模地震の数が25〜30%増加している。

地球の回転は5年前に減速し始めた。
この理論が正しければ、2018年は通常よりも2倍から5倍のマグニチュード7の地震をもたらす可能性がある。





どういうことだろうか? 

地震活動の活発化は自転の減速との関係は?



ご存知のように地球は完全な球体ではない。 楕円形なのだ。

自転によりそれまで回転方向に引っ張られてるため楕円形をしている。

と、いうことは・・つまり自転が遅くなればなるほど回転方向に引っ張る力が弱まって、赤道半径が短くなっていく。
ところが、地球そのものの形が変化しても、地下に埋まっている構造プレートのサイズは変わらない。

ここが問題! 

このミスマッチが地震を誘発するというわけだ。

コロラド・ボールダー大学の地質学者、ロジャー・ビルハム(Roger Bilham)さんの発表
   ↓
「地球の自転と地震活動の相関関係は強いため、2018年は強い地震が多数発生することでしょう」



しかし、こうなってくると、地震だけではすまないはず。

ここに興味深い動画をみつけた。
     ↓
もしも地球の自転が止まったら



45億年前、回転するガスと塵の雲から生まれた地球、

地球は、その回転を受けついで、今でも自転している。

赤道では時速1700㎞ものスピード。

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こんなカンジか? コマ回し~

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回されたコマは永遠ではない。 だーんだん遅くなる。

地球は10万年で約2秒ずつ遅くなってきている。

「地球の自転が遅くなる理由は潮の満ち引きによる潮汐摩擦といわれていて、10万年で約2秒ならば、100年で0.002秒ってことだろうし・・どーってことない!

単純計算すると1時間自転が遅くなるのに・・えーーと、何億年かかるんだ?(←計算してみてくれ?)



ところが、ここで問題は、今、急激なスローダウンが始まってる。


これは、去年11月だったかのフォーブスの記事にも掲載されたことだった。

詳しくはこちらに解説されているんで、どーぞ。
    ↓
https://indeep.jp/earth-rotation-mysteriously-slowing-down-and-earthquakes-must-increase/
In Deepの記事より


現在、その回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けているという。

そして、
「地球の回転は周期的に遅くなっていて、1度遅くなると、5年間その状態が続く」

ということらしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここ数年の間に、地震や自然災害はもとより、動物の大量死、シンクホール、謎の怪音現象・・「いずれも原因不明」のものばかり、が増えてきていた。

おっと!

地軸のずれもあった・・・

これは、カナダに住むイヌイットが気づき、イヌイットの長老たちがNASAに本気で警告するというニュースもあったのだ。

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太陽があるべき場所にない。 空が変わった。
ポールシフトが起きているんではないか?
 と。


こういったこと、すべてが・・・「地球の自転が遅くなった影響」と考えると、なんとなく、自分なりには納得させられる気がする。

もちろん、それだけではなく、もっと複合的な要因が絡み合っている気もするが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、我々にとっての差し当たっての問題は、やっぱり地震ということになるだろう。

どうやって回避するか?
どうやって予知するか?


回避するためには、日頃から避難方法や避難場所を決めておくとか、避難グッズを用意しておく・・という心の準備しかない。


また、地震予知においては・・・こりゃもう、自分でするっきゃない!と、私は思っている。(←おいおい!)



以前から、多くの科学者たちによって地震予知研究はされてきた。

今では、かなりの精度で予知できるようになっているらしいのだ。

有名なところでは、FM電波で地震予知をしたり、VAN法(VAN method)・・地球電磁気学的手法などのよる予知方法があるらしい。

しかし、どの方法にも一長一短はあり、さらに研究を続けるには資金不足などの問題もあり、なかなかこれ以上は進まないというのが現状らしい。

なぜなら、

地震予知とは100パーセント予知しなければならないのだ。

それもピンポイントで!

xx月xx日(せめて当日指定、できれば時間も)
もちろん、命の危険性のある大きな地震に限る。


それが当たれば、英雄扱いだろう。

だけど、はずれれば・・とんでもないことになる。

人々をたった1日でも避難させることによって、いったい経済的損失がどれほどになるか?ということが問題になってなるのだ。
とくに都心部では、それは膨大な金額になるだろう。

もしも、はずれた場合、その責任を誰が、どこがとってくれるのか?

そりゃあ誰も取りたがらない。。。(笑)


いちおう、日本においては、政府機関である気象庁と学会機関である地震防災対策強化地域判定会が、予知に関して直接の決定を下す仕組みとなっているらしいけど・・・


地震予知なんて、本当にできるもんか?
100パーセントでなければならないわけだし・・
そんなあやふやなことにカネを渡せない。



まあ、これじゃあ、堂々巡りで、無理だろう。



しかも最近は、自然地震か人工地震かもわからない状況だ。

東日本大震災をはじめ、いくつかの大地震が人工地震だったという説もあるくらいだ。

以前にも、この記事をアップしたことがあったけど
   ↓
人工地震のビデオに思うこと


この説は、NSA(アメリカ国家安全保障局)の人の内部告発があったとかで・・ますます増えてきているらしい。


もちろん、そんな事を言うと強い反論にも合う。

そんなことって、あるわけないじゃない!
どうして、そんなデマを飛ばす人がいるんだ!

と、怒り心頭な人もいるだろう。

とくに、被災者の方々は、これが人工地震だったと思っただけでも、いたたまれない気持ちになるだろう。

その心情はわかる。


しかし、一方で、HAARPによる人工地震説、というのは、最近ではよく目にするし耳にもする。

あくまでも陰謀論だけど・・。


しかし、陰謀論であるならば、それが真実であればあるほど、絶対に明るみには出ない。
陰謀論のままで終わるものなのだ。


万が一、明るみでることがあったとしても国家機密解除の50年後か・・・または、やっぱり、重大なことであればあるほど、永久に蓋をしたままになる。

それは、9-11事件同様で、あれほど数々の不審点や証拠があがっていたところで、それは解明されることがないのだ。



なので、ここでは・・裏で何が起こってるか? なーんて陰謀論は、この際無視。



ただ、私としては・・「あり得ることだろうな~。」とは思っている。

何があっても、おかしくない時代なのだ。



そうなると・・・ますます、地震予知も難しくなるだろう。


自然地震の予知だけだって、前述したような、さまざまな障害があるわけだし、そこに人工地震がプラスされるとなると・・

どうなることやら。



結局のところ、地震が起こる直前、緊急アラートを流すだけ、というのが現状だ。

それも、かなり直前だから、困ったものなんだけど・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これはだいぶ昔の話なんだけど、地震予知の成功例が、中国にあるのをご存じだろうか?


1975年に中国で発生した「海城地震」(かいじょうじしん)

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http://tocana.jp/2015/07/post_6899_entry.html


これは、かなり有名な話で、地震の前に行政が警報を出して多くの住民を避難させたため、死傷者が少なかったそうだ。

見事な成功例。

もっとも、この時代で、こんな田舎だったから・・予想がはずれたところで経済的被害は少ない!と踏んで、警報を出せたのかも・・という邪推もできないこともないが・・まあ、それは置いといて~。(笑)



この地震予知は、面白い事に下記のようなことも加味して結論を出したそうだ。

●ペットの犬や猫が以上に落ち着きなく騒いだり、普段と違った行動を起こす。
●地震の前にはイワシが豊漁
●ネズミが逃げ出す。
●イルカやクジラの集団座礁
●冬眠中の蛇が穴から出てくる。
●深海魚が浅い海で発見される。
●カラスが異常に鳴く
●鶏が夜に鳴く




民間から、こういったデータ集めをし、それに科学者による科学的調査も重ねて、それを総合した結果、避難命令を出したという。



そのため、大当たりをしてるにもかかわらず、否定的意見も多いのだ。

地震予知とは、学術的には科学的方法により地震の時期・場所・規模の3要素を論理立てて「予測」することを指すのであり、

この事例は、一般的には珍しい顕著な前震を根拠に警報を出した特殊な事例で、全ての地震に適用できるものではないと分析されている。



こんなのは、理論としては成り立たないと(笑)


もちろん、その後の中国の地震予知が全部あたってるわけじゃない。

はずれも多いのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば、阪神淡路大震災のときも、当時の中国と似たような兆候をみていた人たちもいる。


1995年阪神大震災前の雲(明石大橋付近で観測された雲)
      ↓
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こちらも発光現象を帯びた雲だったそうだ。
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http://tsyamato.at.webry.info/200805/article_1.html

のちに調べると、これらはまさしく、震源地の方角に出た雲だったという。


揺れが発生する前に、地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて地殻に含まれる石英(水晶)などに、圧力が加わると電気が生じる。

これが圧電効果

電気エネルギーは電磁波となって地上へ伝わり、電磁波は雲を形成する。

それが、通常とは違った様々な形の地震雲となって上空に現れたり、発光現象を起こすそうだ。




また、赤い月を見たという証言も多かったらしい。


本来だったら、白く輝く月。

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だけど、青い光が散乱されちゃうと赤くなる。

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青色の光は波長の短いので大気中の小さなチリによって反射されやすく、大気に散乱し吸収されてしまう。
逆に波長が長い赤は散乱されにくいので、大気の中を通過する割合が高くなる。
なので、赤色の光だけが残るそうだ。




赤い月は、カリフォルニアに住んでる私は、わりと頻繁に見る。

山火事が多いから。

ああ、また、どこかが山火事で燃えてるんだなあ・・と気づくのだ。。。



山火事で塵が舞い上がるときも、電磁波が多いときも・・青は拡散されて赤い色が残るってことらしい。




さて、阪神大震災のときの、その他の現象は、

●動物の異常行動

*犬や猫がふだんと違った行動
*カラスが騒ぐ
*メダカが一定方向を向いてしまう。

などなど。



これもまた、電磁波を感じた行動なんだろうなあ、と予想がつく。


人間でも、動物並みに感覚の鋭い友人などは、

「あ、太陽フレアの影響かなあ? 電磁波の影響か、きょうはヘンな頭痛がする。」なーんて、言ってるときもあるくらいだ。


野生動物になればなるほど、敏感に感じることだろう。

そうなると、イルカやクジラが大量に打ち上げられるのも、電磁波と無関係ではなさそうに思えてくる。


ずーーと小型なメダカにしても、こんな証言があったのだ。

メダカを飼っていた人の証言 → いつも水槽に近寄ると餌が欲しくて、どっと全員が寄ってくるのに、
その日は、なぜか水槽の底の方で、みんな同じ方向を向き全く動かなかった。




実は、その後、メダカの実験をした人がいて、

一方方向から弱い電流をメダカの水槽に流すと、メダカはすべて同じ方向を向いて動かなくなったという。

つまり、
下の赤い矢印の方向から電流を流すと、こうなったらしいのだ。
   ↓
illust3354.png


たぶん、メダカさんたち、まっすぐに電流が突き抜けると気持ち悪いんで、みんながこんな向きになるんじゃないか?と言われている。。。(←メダカにインタビューは出来ないので、これは人間の想像)



もちろん、イルカが座礁したから、赤い月が出たから、飼ってる犬が騒いだから・・・といって、それが必ずしも地震に結びつくとは言えない。



しかし、こういったことを総合してみたとき、たしかに、「見えてくるもの」がある気がする。

それは科学的だろうがなかろうが、人が確信に近く、あ!これだ~!と突然思えるものかもしれない。



そういう意味では、1975年の中国で発生した「海城地震」の予知は見事だったと思う。


なんだか、こっちの方が不自然でナンセンスに聞こえてしまう。
   ↓
「地震予知は学術的には科学的方法により地震の時期・場所・規模の3要素を論理立てて「予測」することを指す」

おそらく、人命を救うことよりも目的は別の方かと(笑)

これでは、避難勧告が政府の正式発表として出されることはまず、ないだろう。


ただし、地震予測というものは、数多くある。
予知でも予測でも、言葉はどーでもいいんだけどね~。

当然、行政の正式発表ではないわけだから、サイキック・ヒーラーの予知と同じような扱いになっているものは多い。


もちろん、中にはサイエンティストであろうが、サイキック・ヒーラーであろうが、疑わしいものも多くあることだろう。


そこで、地震予知でも、何事においてもだけど・・まずは、

どの情報を信じるか?の前に、まず自分の直感(理論でもOK)を信じるしかない。と思うのだ。


他からの情報は、あくまでも自感(または持論)の補足でしかないように思う。


1975年の中国で発生した「海城地震」のときだって、一人ひとりが実感して、行政の避難勧告に従ったと思うのだ。
ましてや、自分たちが多くの情報を提供しているくらいだ。

現に、「信じない、納得できない」人たちは、勧告命令に従わずに、そこで命を失った人もいたという。


結局、自分自身なのだ!


ところが、鈍感になってしまっていたら、何も感じるものはない(笑)

長時間、電子レンジやパソコンの前にいても、なーんも感じなくなってしまってたり、暑さ寒さまで鈍感になってたり・・

ここまでくると、ある意味、立派だけど・・
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空の雲を見ることもなく、月の色さえ気づかない。

家のペットの様子さえ、気がつかないような人だとしたら・・・そりゃあ、無理だ~!


ところがこういった都会人が増えているという。


ただし、彼らが生まれついての鈍感ということではないらしい。
(人は生まれついて感性、本能を持ち合わせている)


こういった人は、他の事に感性を使い過ぎて過敏になるあまり、基本的なことが鈍感になってしまうらしいのだ。

たとえば・・

仕事のことばかりで頭がいっぱいとか・・
周囲の人々の顔色をみることとか・・
周囲の空気を読むとか・・


そんな空気は読まなくていいから、本来の空気の流れを感じろ~!
異変を感じろ~!

と、叫びたくなる(笑)


たぶん、そういった人は、アラートを受け取って、はじめて気がつくことになる。


また、自分で感じることもない人、納得することも無い人 = すべてを他に依存してしまった人に限って、

情報が間違っていた場合や地震予知が当たらなかった場合は、その責任を追及したり相手を攻撃することが多いそうだ。


それが現状になっているのかもしれない。



さて、私はどうしようか?

飼いネコが教えてくれたものに従おうと思う(笑)
または、空の雲、月、肌に感じる空気の流れを感じてみるか~。

なんか嫌~なカンジを受けたら、さっさとネコを連れて車で逃げ出すことにしよう@@@
もちろん、仕事も休んで~♪


意地悪な人に、

「それが、はずれてたらどーすんの?
ヒロシマの原爆から逃げ出して、わざわざナガサキに逃げたために被爆しちゃった人だっていたそうだよ!
それで、死んだら・・ただのアホだろーが!

と言われたけど・・

ま、それもあるだろうなあ(笑)

それでも、「何かを感じられる自分でいたい!」と思っている。

パラレルワールドの別次元に存在する日本という名の国

たまに、「外国人から見た日本のここがヘン!」という記事を目にすることがある。

そりゃ、国と文化が違えば常識が違うんだから、ヘンって感じるのは当たり前だろうよ(笑)


今度はたまたま・・江戸末期から明治時代のころの外国人たちから見た日本に焦点を当てて調べていくうちに、

あれ? こりゃあ、ヘンどころじゃないな~!って思ったのだ。



カルチャーショック!!

今まで自分が思っていた文明って、いったい何だったんだろう?


と、目からウロコ状態になって、それまでの西洋的価値観が崩れてしまった人も続出したという。


さて、どうゆうことなんだろう?


その前にまず、当時の日本に来た外国人というのは、宣教師、軍人、外交官、医者などといった知識階級がほとんどだっただろうし・・

きっと、当時の事情を考えると・・日本を開国させ、「我が国の植民地にするため」といった政治的思惑が絡んで、日本に送られた人も多かっただろう・・・

そのことも考慮しなければならない。



どうやって植民地化するか? まずは、よーーく日本人の気質と文化を探ってこい!ってことになったのかも。(←たぶん、これが一番の目的だったかな?)



ところが・・・やってきた彼らの多くは、


こんな国、今まで見たことがない!
と、びーーくりしてしまったのだ。


とくに、びーーくりだったのは・・江戸・明治の庶民たちの姿だったそうだ。


農民、職人、商人といった庶民たち
それも、ビンボーな庶民たち


●タウンゼント・ハリス(Townsend Harris)・・・初代駐日アメリカ公使
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彼は、日本についてこのように記している。
    ↓
これまで見たどの国よりも、簡素さと正直さがある。

柿崎は小さくて、貧寒な漁村であるが、住民の身なりはさっぱりとして、態度も丁寧である。

世界のあらゆる国で、貧乏にいつも付き物になっている”不潔さ”と言うものが見られない。




●ウオルター・ウエストン(Walter Weston)〈イギリス人宣教師、登山家。日本各地の山に登り『日本アルプスの登山と探検』な日本のアルプスを世界に知らしめた英国登山家〉
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彼の言葉
  ↓
教育の無い、日本の田舎人ほどの"真の意味の紳士”を日本の内外で私は見たことがない。



●ペリー提督(Matthew Calbraith Perry)  ・・・米海軍の軍人
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国民の勤勉さ、器用さは尋常ではない
武士はもとより、町人も農民も手紙で知らせる、識字率がある


と、彼は驚いたそうだ。



●ヘンリー・ヒュースケン(Hendrick Heusken)・・・オランダ人だけど、幕府に雇われてハリスの通訳をした人
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実際の画像が無いから、ドラマの中から拝借・・27歳だったかで殺害されちゃったし・・写真も絵もないみたい。。。


当時は鎖国中で英語の通訳が日本にはいなかったので、唯一国交のあったオランダ人の彼にお願いしたそうだ。
ヘンリーさんは、数か国語を話せる超優秀な人だったそうだ。


彼の日記から抜粋
   ↓
質朴な習慣、飾り気のなさ 子供たちの楽し気な笑い声
悲惨なものがない

この国の人々の質僕な習俗とともに、その飾り気のなさを私は賛美する。
この国土の豊かさを見、いたるところに満ちている子供たちの楽しい笑い声を聞き、どこにもひさんなものを見出すことができなかった。

おお、神よ、私には、この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、西洋人の人々が彼らの重大な悪徳を持ち込もうとしているように思われてならない




●ハインリヒ・シュリーマン(Heinrich Schliemann),・・ドイツの考古学者、実業家
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彼が記した日本見聞録の中で、このようなエピソードがある
    ↓

中国で最も不快に感じたのは、平気でうそをつき、お金をごまかす一般庶民の姿だった。

乗り物に乗っても、最初に提示した料金とは全然違う、高額の料金を後で吹っ掛けられたりして、閉口することがしばしばだった。

日本で渡し船に乗ったときのことである。

後で料金を支払う段になって、中国で味わった不快な先入観が頭をよぎった。

どうせ法外な料金を吹っ掛けられるに決まっているだろうから 、それならば、最初から高い金を渡しておこうと思い、規定の数倍の料金を渡した。

すると船頭が不思議な顔をして『これは規定の料金と違いますよ』と言って、余分の金を突き返してきたのである。




●エドワード・S・モース(Edward Sylvester Morse)・・動物学者、東京大学のお雇い教授を2年務め、大学の社会的・国際的姿勢の確立に尽力した人
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彼には、こんなエピソードがあったそうだ。
    ↓

瀬戸内海地方を旅していたとき、広島の旅館に、遠出するために、財布と懐中時計を預けたのだが、女中は、モースの泊った部屋の畳の上に置いただけだ。

もちろん部屋は襖で仕切られているに過ぎず、鍵や閂などはついていない。

しかし、モースはここで思い切って『日本社会の実験』をしてみようとのつもりになったようで、そのまま遠出した。

一週間後、旅館に戻ったモースは、部屋の襖を開けて心から驚き、感じ入った。

『帰ってみると、時計は言うに及ばず、小銭の一セントに至るまで、私がそれらを残していった時と全く同様に、蓋のない盆の上に載っていた』と語っている。

当時の欧米のホテルでは、盗難防止のため、水飲み場のひしゃくには鎖が付き、寒暖計は壁にネジで止められているのが常だったそうである。

モースはこの日記の文章に続けて『日本人は生得正直である』と書き留ている。

さらに、横浜の大火にも遭遇したモースは、このときのことも、このように記している。
    ↓
「老いも若きもまるで『祭礼でもあるかのように』微笑すら湛えて復興に歩みだしていた」と、すべてを受け入れる日本人の姿を著わしている。

モースは、日本には、『貧乏人はいるが、貧困なるものは存在しない』と断言したそうだ。







●カール・ペーテル・ツンベルク (Carl Peter Thunberg)
・・スウェーデンの植物学者、博物学者、医学者)
carl thunberg
   ↓
彼らは第一級民族。
勤勉で賢明で礼儀正しく勇敢」と評価し、「志那朝鮮では女は奴隷なのに、この国では女は男と同席し表も自由に歩く」ことや、「清潔好きで、週に一度どころか毎日お風呂に入る」



そういえば・・お風呂については、シュリーマンも述べてた箇所がある。
   ↓
どんなに貧しい人でも、日には一度は公衆浴場に通っている、と。
 
さらに、

男女混浴を見て、

「禁断の林檎をかじる前の我々の先祖と同じ姿になった老若男女が一緒に湯をつかっている。
そこでは淫らな意識が生まれようがない。すべてのものが男女混浴を容認しており、男女混浴が恥ずかしいことでも、いけないことでもないのである。
ある民族の道徳性を他の民族のそれに比べてうんぬんすることはきわめて難しい。』
と記した。

西洋人の常識から見れば、混浴なんて信じられん!ってことになるんだけど・・(あ、今の日本もそうだけどね~)

彼はアダムとイブの時代に思いを馳せたようだ(笑)

ひょっとしたら・・我々欧米人の方が淫らなんじゃないだろうか? だからこそ、混浴しないのかもしれない・・と(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、多くの欧米人がいろいろ観察して、さまざまな手記を残してるのだが、

ここで、ほぼすべてに共通しているのは、

貧しいけど、正直で礼儀正しく、親切、そして綺麗好き。識字率も高い。
そのうえ、笑顔で楽しそうに生活している



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「日本人はヨーロッパの先進国の人々ですら足元にも及ばぬほどの高い文化とモラルを持っている」

まずは、ここに驚いたようだ。


彼らの、それまでの常識から言えば、

また、日本以外のアジアの国々を見てきた経験から言っても
実際、日本にやってきた人たちは、日本以外の多くのアジアの国々だって実際に滞在したり見てきた人たちがほとんどで、初めての海外で、日本に来たという人は逆に少なかったという。


貧しいとは、惨めな生活と道徳的堕落を意味することであり、『絶望的な境遇』を意味する。= それが・・彼らの今までの常識

学問や芸術は恵まれた者だからこそ持つことがでくきるもの = それも・・彼らの今までの常識

貧しいものとは、

当然、見た目も汚い、不潔、
字なんか書けない、新しいものへ知的好奇心は無し、美的センスもゼロ

それどころか、カネをだまし取ることばかり、人のことなんか構っちゃレれない、嘘つき、怠け者が多い

貧しい人々は不幸、だから、そうなって当たり前、




ところが・・日本に来ると、見事にその常識が覆されてしまったそうだ!!

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さらに、
『人々は貧しい、しかし幸せそうだ』ってことにも、驚いたという。



貧乏人の美的センスについても、こんな記述がある。

旅をしていると、峠には茶店がある。
いずこも貧しい建物だけど、掃除が行き届き、旅人の目を楽しませるように、シンプルさの中にも上品な皿が飾られていたりする。

さらに、もっと貧しい茶店にいくと、今度は飾るものは何もない・・・しかし、峠の茶店はどこも絶景なのだ。

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もっとも美しい景色も見せるような位置に茶店は建てられ、旅人がそれを堪能するように、ちゃんと席も配慮されているのだ。
日本人とは、なんと素晴らしい美的センスを持つ人々だろう。
何も無くても、こうやって自然の中の美を取り入れてしまうのだから。





日本家屋は、実に簡素なもので、木と紙の文化だ。

しかし、木と紙、そこに取り込む、自然の光までを計算して作られているのだ。

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こういった美的センスに気がついた異国人たちは、これまたびっくり!

今までの、欧米の美学にはなかった感覚なのだ。



ドイツからやっていきた外交官、ルドルフ・リンダウ(Rudolph Lindau)は、紙と木の文明においては、日本人に優るものはないと言っている。

自然を取り入れ、日本人の生活はオープンでナチュラル、そして「大らか」なのだと述べている。



エンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kaempfer)(ドイツ)は長崎・出島オランダ東インド会社の主商館付き医師として1690年(元禄3)に来日した人だったけど、彼は、

日本庭園は、その綿密構築された小宇宙そのものだ。

と彼の「日本誌」の中で述べたとか。



メールデルフォート・ポンぺJohannes Lijdius Catharinus Pompe van Meerdervoort,(オランダ)・・彼は、医者として来日し、松本良順をはじめとする医者や医学生を教育した人だったけど、

日本人は貧乏人ですら、原始的な道具、原則的な手段で不便を切り抜ける独創的な手段に富んでいる。

西洋人は理論からはじまり道具を作りだした後は、すべて道具に頼るだけになる。
しかし、日本人は現実的な物づくりの道具を作った後も、職人芸を用いて作業するこだわりがある。
彼らは手仕事だけで、先進国の技術を上回る。



とまあ、当時の「貧しい」日本人の美的センスや芸術面もまた、高い評価がされ、驚きの対象とされた。



庶民のビンボー人がこれなら、

武士階級やトップの将軍についてはどう思ったんだろう?


ヒュースケンは、江戸城における将軍との謁見式の感想をこのように記している。
     ↓

「日本の宮廷は、たしかに人目を惹くほどの豪奢はない。廷臣は大勢いたが、ダイアモンドが光って見えるようなことは一度もなかった。…しかし江戸の宮廷の簡素なこと、気品と威厳をそなえた廷臣たちの態度、名だたる宮廷に栄光をそえる洗練された作法、そういったものはインド諸国のすべてのダイアモンドよりもはるかに眩(まばゆ)い光を放っていた。」




日本人は最高権力者といえども、諸外国に比べると質素だったようだ。


唯一、日本人の権力者が唯一お金をかけるところと言えば・・

女たちの着物・・日本の女は着物好き、それと、せいぜい、それに合う簪(かんざし)くらい。

男ならば、武士ならば刀、その他、せいぜい、茶道具や書画骨董ってとこだろうか?
(国がひとつ買えるほどの茶道具もあったようだけど・・そんなものに美的センスを感じるのだって日本くらいだろう。)


食事だって粗末だったようだ。

将軍ともなれば、毎日が山海珍味でグルメ三昧・・なーんてことは決してなく、いつも鱚(きす)の焼き物ばかりだったなんて話もある。 しかも、出来立てが食べられるわけでもなく、いつも冷めてた。

目黒のサンマって話もあるくらいだから・・殿様の食事も想像がつく
目黒のさんま


将軍家だってそんなもんだったなら、万年ビンボーを強いられていた天皇家の食事なんて・・想像つくだろう。


つまり、日本の生活全体像は、こうゆうことになる。

トップクラスの最高権力者も、さほどの豪華な暮らしはしていない。

一般庶民はビンボーだけど、男も女も生活を楽しんでいる。
娯楽、芸術、教養もある。

作物は見事に実り、管理されている

街も完備されている





実際、とくに・・イギリスから来た人たちは、清潔な江戸の街にも驚いたそうだ。

当時の文明国イギリス、首都のロンドンも、テムズ川は排泄物などで汚染されていて不潔なことで有名。

ペストなど伝染病などの原因となってしまったわけだし、もちろん、下層民はひどい有様だった。


一部の貴族たちはこんなだったけど・・
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テムズ川は、臭くて臭くて・・もう最悪だったそうだ。

こんな風刺画があったくらい
  ↓
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これに対し、江戸時代の日本の川は綺麗。

なぜなら、まず排泄物の処理がきちんと管理されていたからだ。

排泄物が優れた有機肥料ってことで、ちゃんと高い値段で取り引きされていたのだ。
しかも、その価格も、江戸幕府が管理していたという。

まさに、エコロジーといえるかもしれない(笑)
もちろん下水道も完備、街中には水を引き込んで(大川のこと)、交通にも使う工夫がなされていた。


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たしかに、日本は類を見ない国だったことだろう。





それは、徳川政権が200年も続いて平和だったことも多分にあるかもしれない。

でも、それだけではないだろう。

戦国時代に訪れた、ルイス・フロイトや、他の宣教師たちでさえ、日本に対して似たような感想を述べているから。



異国から来た知識人たちは、日本だけでなく多くの国を見てきた人たちばかりだ。

中には、多くの世界を見分し、数か国語も話せるような人たちもいた。

こういった人々の公正で冷静な観察と判断からみても、

やっぱり・・
日本はどの国とも違って、類を抜いていた。


それは間違いなさそうだ。


世界中を旅して歩いた、イザベラ・バード(Isabella Lucy Bird)さんという、英国人、女性旅行家、探検家、紀行作家、写真家、ナチュラリストという肩書を持つ人だが・・

Isabella Lucy Bird

彼女は日本奥地紀行で、このように述べている。


●私はそれから奥地や蝦夷を1200マイルに渡って旅をしたが、まったく安全でしかも心配もなかった。
世界中で日本ほど婦人が危険にも無作法な目にもあわず、まったく安全に旅行できる国はないと信じている。



●栃木県壬生町から鹿沼市の日光杉並木に至る例幣使街道では、よく手入れされた大麻畑や街道沿いの景色に日本の美しさを実感することができた。

湯元温泉にて、湯治客として滞在した際には、

●その宿屋(やしま屋)のたいへん清潔である様を、埃まみれの人間ではなく妖精が似合う宿であるとまで形容している。




一方で、彼女は、韓国併合以前の当時のソウルに関しては、こんな記述を残している。
   ↓

道は牛がすれ違えないほど細く迷路のようであり、家から出た汚物によって悪臭が酷く、北京を見るまで「ソウルこそこの世で一番不潔な町」だとし、「紹興へ行くまではソウルの悪臭こそこの世で一番ひどいにおいだ」「都会であり首都であるにしては、そのお粗末さは実に形容しがたい」と記している。

ソウルには芸術品や公園や劇場、旧跡や図書館も文献もなく、寺院すらない。

1897年(明治30年)、李采淵が、ジョン・マクレヴィ・ブラウンの提案のもとに、市内環境改善を行なってから、ようやく綺麗になった。




1897年(明治30年)まで、ソウルは、臭くて汚くて、ひどかった??

それは知らなかった・・・。


たぶん、「日本の文化はすべて韓国人が教えてあげた」と思い込んでる韓国人には大変申し訳ない話だけど・・

ようやく、ソウルは明治30年になって、外国人の力を借りて、やっと街を整備しクリーンにできたという事実を考えると、どうみたって、江戸時代の古~い日本の方が文化的にも目覚ましいものがあったのことだろう。


ついでに、もうひとつ、韓国における、イザベラの記事を紹介すると・


釜山に上陸したときの記録に、

「高台にある外国人居留地の周りの杉林が1592年からの文禄・慶長の役の際に豊臣秀吉日本軍による植林によるもの」と記されているそうだ。

また釜山の旧市街もまた、同じく文禄・慶長の役の占領の際に、

「砦はとても古いものの、中の市街は三世紀前の構想に沿って日本人の手によって近代化されている」という記述もあるようだ。


ということは・・あの、豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め入ったときの話じゃないか~!@@

まーったく知らなかった~!


彼らは、海外の戦地に来てまで、そーんなことまでしてたのか~!とびっくりさせられる。


そりゃ、敵である朝鮮人のためにしたわけじゃないだろう。
おそらく、自分たちのために砦を整備し、植林しただけ
なんだろうけど・・・

どんな苦境の中でも、「創意工夫をして暮らしやすくする」というのが日本人の特質・・

それは、こーんな昔からあったのかもしれない。




実は、似たような話を、私はアメリカに住むようになってからLAの日系人の老人会の人たちから聞いたことがある。


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太平洋戦争時、カリフォルニアの日本人は財産没収の上捕えられ、みんな捕虜収容所に送られた。

そこは、砂漠の中の不毛な土地で何もない、しかも、明日はどうなるかもわからないような絶望の状況の中で、

わずかしかない食料を増やすために、彼らは工夫を重ね土地を開墾し、ついに広大な畑を作り上げた。

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また、粗末な小屋を立派に改築し快適な暮らしに変え、子供たちのために学校も作ったという。

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日本人全員が働き、不可能と思われたことがどんどん可能になっていく。

はじめは、バカにして笑ってみていたアメリカ兵たちも、これには感嘆したという。

この絶望の捕虜生活で、日本人は、どうしてこんなことができたのだ? と・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういったことを思い出すと、彼ら外国人が見た、当時の日本は、やっぱり、そのとおりだったのだろう。

そう、思わざるを得ないのだ。


私は、子供の頃から、アメリカをはじめとする欧米諸国こそが進歩した国だと教わってきた世代だ。

考え方も技術も文化も、欧米諸国は先進国と呼ばれ、日本より勝っている国なんだと。


時代劇を見れば・・必ず、身分制度があって、男尊女卑で、常に農民は悪代官に虐げられ、武士だけが威張り腐って・・豪商とつるんだ悪大名がいて、女は子を産むための道具扱い・・・なーんてものばっかりだったし・・(笑)


文化も技術も遅れていて知識レベルも低いし、庶民はバカばっかり・・・と思い込まされてきたのかもしれない(笑)


それに比べて、
イギリス貴族は、騎士道精神があってレディーファーストだし、アメリカは人民による人民の国の平等な国だ!と、思っていたのだ。

あーあ~


ところが、大人になってだんだん知るようになると・・そういったものが、ボロボロと剥がれていく。

どーこが、レディーファーストだよ!人前でのカッコだけじゃんかよ!と。

どーこが、平等だよ!同じ白人だけが平等なだけだろーが!と。


そういった各国の真実が見えてくればくるほど・・・むしろ日本の方が、はるかに精神的に平等だった気さえしてくる。


階級制度があり、身分としてのトップの武士階級には、様々な制約に縛られ、場合によっては切腹しなきゃならないような命がけなことも多かったわけだし・・

逆に、最も階級が下だった商人はかなり・・自由だった。

百姓も職人も・・貧しくても、お天道様と米の飯がついてくるんだったら、それでいいんじゃね?

侍はオイラたちと比べれば、色々と大変だもんなあ
・・と、思ってたフシもある。


「分を知る」という言葉があったけど・・それは、そうゆう意味だったのかもしれない。

彼らは、身分の上の者や裕福な者を羨んだり妬んだりしない。

運命さえも、呪ったりしない。

自分の与えられた分の中で、せいいっぱい仕事し、せいいっぱい生き、せいいっぱい楽しもうとしたんじゃないだろうか?





そうでなければ、ビンボーなのに幸せってことに説明がつかない!

私にもわからないのだ。

現代に生きる私もまた、当時の外国人同様に、日本という国にカルチャーショックを感じるだけだ(笑)



サー・エドウィン・アーノルド(Sir Edwin Arnold)、この人は、イギリス出身の新聞記者(探訪記者)、紀行文作家、随筆家、東洋学者、日本研究家、仏教学者、詩人という肩書を持つ人だ。

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明治22年に東京で開かれた、ある講演でこう語っている。
     ↓

日本は、地上で天国あるいは極楽に最も近づいている国だ。

その景色は妖精のように優美で、その美術は絶妙であり、

その神のように優しい性質はさらに美しく、

その魅力的な態度、その礼儀正しさは、謙譲ではあるが卑屈に堕することなく、精巧であるが飾ることもない。




こkれは、決してお世辞ではないだろう。

彼は、本当に、そう思っていたことだろう。


彼のように、当時の日本にやってきて、親日家になってしまった人は多い。


前述したエドウィン・アーノルドも、アーネスト・サトウ(Ernest Mason Satow)も、親日家だ。

ちなみにアーネスト・サトウはイギリスの外交官で、イギリス公使館の通訳、薩長の大物たちとも会ってる人物。
   
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ほう、今見ても・・なかなかのイケメンかも。

「サトウ」といっても、日本人じゃないからね~。
当時スウェーデン領生まれドイツ系人だった父の姓だった」とか。


もう一人、ラフカディオ・ハーンという文学者もいた。

彼らは、親日家のあまりか(笑)、日本人を妻にし、もちろん・・帰国時にも連れ帰ったり、また日本に残した妻子にも生涯面倒を見ていたという。

ラフカディオ・ハーンさんは、日本に骨をうずめたそうだけど・・。



こういった日本の姿は、本当に私の祖国の日本のことなんだろうか?

なんだか今の私には、時空の違うところ、別次元に存在する日本という名の別の国に思えてならない。
(まさに、このタイトルのとおり)


最後に、ヒュースケンさんが言った言葉をもう一度引用しておこう。

おお、神よ!
この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、西洋人の人々が彼らの重大な悪徳を持ち込もうとしているように思われてならない


これはまた、

フィリップ・シーボルト(ドイツ)Philipp Franz Balthasar von Sieboldの残した言葉とも共通する。

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ご存じ医学者であり博物学者として、日本人青年に医学と自然科学の目を開かせた有名なシーボルト先生。

彼には、20冊もの『日本』という膨大な著書があり、

日本人はことに生国をこよなく愛し、祖先についても尊敬を払っている。

従って歴史と伝統に限りない崇敬をもっているし、日本人の生活法、風俗、習慣、宗教というのはヨーロッパのものと異なっているので、ヨーロッパのような様式を強制することは全く無意味であり不可能である。

日本に対して武力や威圧によって近づいてはならないし、開国を求めてはならない。



とまで、言い切っている。


彼らが予言したように、日本という国は西洋諸国に飲み込まれていってしまったのだろうか?


だから・・・私には、そんな日本がみつからないのか。

タイムスリップして、パラレルワールドに迷い込まない限り、そんな日本はどこにも存在しないのだ。


そういうと、日系アメリカ人の友人が言った。

「そんなことないよ!
今の日本人にだって、ちゃんと、そういったDNAが受け継がれているんだよ。

だって、地震や津波で大災害に見舞われても、暴動を起こすどころか規則正しく順番を待ったり、人助けをする人だって多かったでしょう?
それに、みんなが力を合わせて、あっという間に復興しちゃったでしょ?

これがアメリカだったら、すぐに暴動・略奪になっただろうね。
それでいて、ショックから立ち直れない人も多いから、復興なんて10年たってもできないだろうしね・・それがアメリカなんだよ。

それに比べると日本人のDNAはすごいなあ!

ただね・・きっと、いざっていうときにならないと、今の日本人には、出てこないのかもしれないけどね~(笑)


それでも、それでもだよ・・
私にもあなたにも、そのDNAは受け継がれているんだよ。 確実に!」


彼は笑顔でいっきに言い切った。

2018年の花火

明けましておめでとうございます。

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新年といえば、カウントダウンに花火

私のNew Yearは、ずっと家に籠ってましたが・・せめて動画で各国の花火でも見ようかと・・。

オーストラリア
   ↓


ドバイ
 ↓

なんだか・・ラスベガスのアトラクション花火みたいだけど・・

ついでに、日本の花火
  ↓

ただし・・これはNew Yearの花火じゃないです。
もう・・アートを意識して作ってますね~。



花火というのは・・火薬と金属の粉末を混ぜて包んで、火を付けて、燃焼・破裂時の音や火花の色、形状などを意図的に演出するもの。




最初に考えた人はエライ!と、つくづく感心してしまいます。。。


花火の歴史は、古代中国の狼煙にだったとかで、かなり古いようですね。


それが、ヨーロッパや日本にも伝わったそうで・・


1532年、ヘンリー8世は王室軍隊の花火師を徴用するための規則を定め、戴冠式や王室の結婚式、誕生日などでテムズ川で水上花火を楽しんだという記録がある。




日本では戦国時代に、新しもの好きの大名によって、花火デモンストレーションもあったようです。



ただし、現在のような花火大会の元祖となったのは・・

「徳川吉宗」さんの、享保18年(1733)「両国花火」だったとか。
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両国というえば、「水神祭」

川開き、灯篭流しなどでも有名ですね。


享保18年(1733)、この前年は全国的な凶作で百万人近い餓死者が出た上に、江戸の町でも打ち壊しが発生。
さらに、コロリ病と呼ばれる伝染病が流行り。

もう、さんざんな年だったそうです。

そこで、

多くの死者の霊を慰めるため、

「慰霊と悪病退散を祈願」し、花火が打ち上げられたということです。


花火の音とともに、悪霊退散!!

ど、どーーん!


そうゆうことだったんですね~(笑)

日本の花火には、

鎮魂の祈りがこめられている

悪を退散させて、生命力と希望を与えてくれるエネルギーをゲット



という目的があったようです。


たしかに・・花火って、ただ、見てるだけじゃあ、感動があんまりないんですよね~。

これは、私が身をもって体験してる(笑)


私は子供の頃から花火大会には何度も行ってるんだけど・・ああ、キレイ!と思っただけでした。

なんせ・・日本は人が多くって・・。 
人込みがすごかったんで、遠くから見てる方が多かったんですよね。



アメリカに来てからですが、

花火をあげている、ほぼ真下で見学する機会がありました。

どーーんという大地を揺らすような大迫力。


真上を見上げると、空一面の花と星、
それが、星屑となって散っていく・・

世界がそれだけになるんです。


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すっごく感動しました!

あとで・・首が痛くなったけど・・・。

みんなビニールシートを敷いて、まるでお花見みたいに、花火見学するんですよ。
地面に寝かされたまま、空を見てる赤ちゃんが羨ましかったもんです。。
あ、あの方法があったかと!(笑)



そのときはじめて、

「音」と「振動」が無ければ、花火の醍醐味は味わえないってことがわかったんですね~。

つまり、花火はライブに限ると!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


鎮魂の祈り、悪霊退散、そして、生命力と希望を与えてくれるエネルギー

水神の水、そして、花火は火


そう考えると、日本の花火って、実に、スピリチュアルなものかもしれません。



年末年始の花火は、海外のお祭り騒ぎの習慣に過ぎないけど・・・それもまた、良い事かもしれませんね~。

どうか、良い年となりますように~。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからは、全くの余談なんだけど・・

花火と言えば、私は、いつも・・・あたごおる物語の中に出てきた、「紅まぐろの骨の花火」を思い出す。

人間と言葉を話すネコ族が共存する、あたごおるの森が舞台になってる、ファンタジー漫画、「あたごおる物語」

物語の主役は、デブで細目、黄色い毛並みのお騒がせ猫、ヒデヨシ

ヒデヨシは、「カタツムリ程度の脳みそしかない」と言われるほど、、超おバカで記憶力もゼロに近いくせに、ワルなのだ。

同時に、常識を超えた最強の非常識ネコでもある。
    ↓
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その物語の中に出てきた、超特大級の花火。

骨になった、紅まぐろの花火が夜空に上がるシーン。

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なぜか、これが印象的で・・花火と聞くたびに、懐かしく思い出してしまうのだ。

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アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"